JP6648864B1 - エレベーター装置 - Google Patents

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Abstract

エレベーター装置は、かご(9)、加速度計(15)、運転制御部(22)、及び変位計(16)を備える。かご(9)は、昇降路(6)及び昇降路(7)を移動する。加速度計(15)は、基礎構造体(2)又は上部構造体(4)に設けられる。変位計(16)は、基礎構造体(2)及び上部構造体(4)の水平方向における相対変位を検出する。運転制御部(22)は、加速度計(15)が検出した加速度と変位計(16)が検出した相対変位とに基づいて診断運転を開始する。

Description

この発明は、エレベーター装置に関する。
特許文献1にエレベーター装置が記載されている。特許文献1に記載されたエレベーター装置では、地震が発生すると、建物に免震装置が備えられているか否かが判定される。建物に免震装置が備えられている場合と備えられていない場合とに応じて、適切な復旧方式が採用される。
日本特開2009−12931号公報
特許文献1に記載されたエレベーター装置では、免震装置に支えられた構造物に昇降路が形成されている。
一方、免震装置を備える建物には、基礎構造体と免震装置を介して基礎構造体に設けられた上部構造体との双方にエレベーターの昇降路が形成されているものがある。このような建物に備えられたエレベーター装置では、地震感知器からの信号のみに基づいて地震後の自動復旧の可否を判断することが難しいという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、基礎構造体と上部構造体との双方に昇降路が形成されている場合でも、地震後の自動復旧の可否を適切に判断することができるエレベーター装置を提供することである。
この発明に係るエレベーター装置は、基礎構造体と、基礎構造体に設けられた免震装置と、免震装置を介して基礎構造体に設けられた上部構造体と、を有する建物に備えられたエレベーター装置である。当該エレベーター装置は、基礎構造体に形成された第1昇降路及び上部構造体に形成された第2昇降路を移動するかごと、基礎構造体又は上部構造体に設けられた加速度計と、加速度計が検出した加速度に応じて、かご内の乗客を避難させるための管制運転を行う運転制御手段と、基礎構造体及び上部構造体の水平方向における相対変位を検出する変位計と、を備える。運転制御手段は、管制運転が終了すると、加速度計が検出した加速度と変位計が検出した相対変位とに基づいて、異常の有無を判定するための診断運転を開始する。
この発明によれば、基礎構造体と上部構造体との双方に昇降路が形成されているエレベーター装置において、地震後の自動復旧の可否を適切に判断することができる。
実施の形態1におけるエレベーター装置の例を示す図である。 制御装置の機能を示すブロック図である。 実施の形態1におけるエレベーター装置の動作例を示すフローチャートである。 制御装置の機能を説明するための図である。 第2制御の例を示すフローチャートである。 第3制御の例を示すフローチャートである。 第1制御の例を示すフローチャートである。 制御装置のハードウェア資源の例を示す図である。 制御装置のハードウェア資源の他の例を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるエレベーター装置の例を示す図である。図1は、エレベーター装置が建物1に備えられた例を示す。建物1は、例えば基礎構造体2、免震装置3、及び上部構造体4を備える。
基礎構造体2は、地面5に設けられる。免震装置3は、基礎構造体2の上部に設けられる。上部構造体4は、免震装置3を介して基礎構造体2に設けられる。免震装置3は、基礎構造体2の揺れを吸収し、基礎構造体2の揺れを上部構造体4に伝わり難くする。このため、地震が発生した場合、上部構造体4の揺れは基礎構造体2の揺れより小さくなる。
図1に示す例では、基礎構造体2に昇降路6が形成される。上部構造体4に昇降路7が形成される。昇降路6及び昇降路7は、上下に一直線状に延びるように建物1に形成される。即ち、昇降路7は、昇降路6の直上に配置される。図1は、上部構造体4に、エレベーター用の機械室8が形成される例を示す。機械室8は、昇降路7の上方に配置される。
エレベーター装置は、かご9及びつり合いおもり10を備える。かご9は、昇降路6及び昇降路7を上下に移動する。例えば、かご9は、免震装置3が配置された高さを通過する。つり合いおもり10は、昇降路6及び昇降路7を上下に移動する。かご9及びつり合いおもり10は、主ロープ11によって昇降路6及び昇降路7に吊り下げられる。
主ロープ11は、巻上機12の駆動綱車13に巻き掛けられる。かご9は、駆動綱車13の回転に応じて移動する。制御装置14は、駆動綱車13の回転及び停止を制御する。即ち、かご9の移動は、制御装置14によって制御される。
建物1に、加速度計15及び変位計16が設けられる。加速度計15は、地震感知器の一例である。図1は、加速度計15が基礎構造体2に設けられる例を示す。加速度計15は、上部構造体4に設けられても良い。図1に示す例では、加速度計15は、基礎構造体2の加速度を検出する。加速度計15は、検出した加速度に応じた信号を出力する。加速度計15からの信号は、制御装置14に入力される。
本実施の形態では、加速度計15が、検出した加速度に応じて3段階の信号を出力する例について説明する。例えば、加速度計15は、特定の第1レベルの加速度を検出すると、第1信号を出力する。加速度計15は、特定の第2レベルの加速度を検出すると、第2信号を出力する。第2レベルの加速度は、第1レベルの加速度より大きい。加速度計15は、特定の第3レベルの加速度を検出すると、第3信号を出力する。第3レベルの加速度は、第2レベルの加速度より大きい。
変位計16は、基礎構造体2と上部構造体4との水平方向における相対変位を検出する。例えば、変位計16は、上部構造体4が基礎構造体2に対して水平方向に変位した量を検出する。変位計16が相対変位を検出する方式は、如何なる方式であっても良い。変位計16は、検出した相対変位に応じた信号を出力する。変位計16からの信号は、制御装置14に入力される。本実施の形態では、変位計16が特定の閾値より大きい相対変位を検出すると、検出信号を出力する例について説明する。変位計16は、検出した相対変位のレベルに応じて複数種類の信号を出力しても良い。
図2は、制御装置14の機能を示すブロック図である。制御装置14は、例えば記憶部20、条件判定部21、及び運転制御部22を備える。記憶部20に、制御に必要な情報が記憶される。
運転制御部22は、例えば自動運転、地震管制運転、及び診断運転を制御する。自動運転は、登録された呼びにかご9を順次応答させる運転である。地震管制運転は、地震が発生した直後に、かご9内の乗客を避難させるための運転である。運転制御部22は、加速度計15が検出した加速度に応じて、地震管制運転を行う。例えば、運転制御部22は、加速度計15から第1信号、第2信号、又は第3信号の少なくとも何れか1つの信号が出力されると、地震管制運転を行う。診断運転は、異常の有無を判定するための運転である。診断運転は、地震管制運転が終了した後にかご9を移動させることによって行われる。
本実施の形態に示す例では、かご9が昇降路6と昇降路7との双方を移動するため、加速度計15が検出した加速度のみに基づいて診断運転の開始を判断しない。運転制御部22は、加速度計15が検出した加速度と変位計16が検出した相対変位との双方に基づいて、診断運転を開始する。以下に、図3から図7も参照し、本エレベーター装置が有する機能について詳しく説明する。図3は、実施の形態1におけるエレベーター装置の動作例を示すフローチャートである。図4は、制御装置14の機能を説明するための図である。
制御装置14では、加速度計15から第3信号が入力されたか否かが判定される(S101)。例えば、第3レベルの加速度より大きい加速度が加速度計15に作用すると、加速度計15から第3信号が出力される。制御装置14は、加速度計15から第3信号が入力されると(S101のYes)、第3制御を行う(S102)。
制御装置14では、加速度計15から第3信号が入力されていなければ(S101のNo)、加速度計15から第2信号が入力されたか否かが判定される(S103)。例えば、第3レベルの加速度より小さく第2レベルの加速度より大きい加速度が加速度計15に作用すると、加速度計15から第2信号が出力される。制御装置14は、加速度計15から第3信号が入力されることなく第2信号が入力されると(S103のYes)、第2制御を行う(S104)。
制御装置14では、加速度計15から第2信号が入力されていなければ(S103のNo)、加速度計15から第1信号が入力されたか否かが判定される(S105)。例えば、第2レベルの加速度より小さく第1レベルの加速度より大きい加速度が加速度計15に作用すると、加速度計15から第1信号が出力される。制御装置14は、加速度計15から第2信号が入力されることなく第1信号が入力されると(S105のYes)、第1制御を行う(S106)。
運転制御部22は、加速度計15から第1信号、第2信号、及び第3信号の何れの信号も入力されていなければ、自動運転を行う(S107)。
図5は、第2制御の例を示すフローチャートである。上述したように、第2制御は、加速度計15から第3信号が出力されることなく第2信号が出力された場合に行われる。
加速度計15から制御装置14に第2信号が入力されると、運転制御部22は、地震管制運転を開始する(S201)。地震管制運転では、運転制御部22は、例えばかご9を最寄り階に停止させる。運転制御部22は、かご9を停止させると、ドアを開放させる。この時、かご9内で、降車を促すアナウンスを実施しても良い。運転制御部22は、停止した階でドアを開放させた後、一定時間が経過するとドアを閉める。
地震管制運転が終了すると、条件判定部21は、特定の開始条件が成立したか否かを判定する(S202)。開始条件は、診断運転を開始するための条件である。例えば、開始条件は、下記要件1及び要件2の双方を満たす場合に成立する。
要件1:加速度計15から第3信号が出力されることなく第2信号が出力される。
要件2:変位計16が検出した相対変位が特定の閾値THより小さい。
第2制御が行われている場合は、上記要件1を満たす。このため、第2制御が行われている場合、変位計16が検出した相対変位が閾値THより小さければ開始条件は成立する。一方、変位計16が検出した相対変位が閾値THより小さくなければ、開始条件は成立しない。
開始条件が成立すると条件判定部21が判定すると(S202のYes)、運転制御部22は診断運転を開始する(S203)。診断運転では、取得したデータに基づいて異常が検出されたか否かが判定される(S204)。診断運転において異常が検出されると(S204のYes)、運転制御部22は、エレベーターを休止させる(S208)。異常が検出されることなく診断運転が終了すると(S205のYes)、運転制御部22は、エレベーターを自動運転に復帰させる(S206)。
一方、開始条件が成立しないと条件判定部21が判定すると(S202のNo)、図4にも示されているように、運転制御部22は、エレベーターを休止させる(S207)。例えば、要件1を満たしている場合であっても、変位計16が検出した相対変位が閾値THより大きければ開始条件は成立せず、エレベーターは休止される。
S207でエレベーターが休止されると、S202の処理に戻る。即ち、条件判定部21は、開始条件が成立したか否かを再び判定する。例えば、地震管制運転が終了した直後に変位計16が図4の点Bに示す相対変位を検出した場合を考える。変位計16が検出する値は、時間の経過とともに小さくなる。このため、地震管制運転が終了した直後に開始条件が成立しなくても、その後に変位計16が検出した相対変位が閾値THより小さくなると、その時点で開始条件が成立する。開始条件が成立すると条件判定部21が判定すると(S202のYes)、運転制御部22は診断運転を開始する(S203)。なお、図4の範囲Aは、開始条件が成立する範囲を示す。
図6は、第3制御の例を示すフローチャートである。第3制御は、加速度計15から第3信号が出力された場合に行われる。
加速度計15から制御装置14に第3信号が入力されると、運転制御部22は、地震管制運転を開始する(S301)。S301では、S201で行われる処理と同様の処理が行われる。
加速度計15から制御装置14に第3信号が入力される場合、上記要件1を満たさない。このため、第3制御では、変位計16が検出した相対変位に関わらず、開始条件は成立しない(S302)。第3制御では、地震管制運転が終了すると、運転制御部22は、エレベーターを休止させる(S303)。
図7は、第1制御の例を示すフローチャートである。第1制御は、加速度計15から第2信号が出力されることなく第1信号が出力された場合に行われる。
加速度計15から制御装置14に第1信号が入力されると、運転制御部22は、地震管制運転を開始する(S401)。S401では、S201で行われる処理と同様の処理が行われる。
加速度計15から制御装置14に第2信号が入力されない場合、上記要件1を満たさない。このため、第1制御では、変位計16が検出した相対変位に関わらず、開始条件は成立しない(S402)。第1制御では、地震管制運転が終了すると、変位計16が検出した相対変位が閾値THより小さいか否かが判定される(S403)。
変位計16が検出した相対変位が閾値THより小さければ(S403のYes)、地震管制運転が終了してから一定時間が経過したか否かが判定される(S404)。S404でYesと判定されると、運転制御部22は、エレベーターを自動運転に復帰させる(S405)。
一方、変位計16が検出した相対変位が閾値THより小さくなければ(S403のNo)、運転制御部22は、エレベーターを休止させる(S406)。S406でエレベーターが休止されると、S403の処理に戻る。即ち、変位計16が検出した相対変位が閾値THより小さいか否かが再び判定される。例えば、地震管制運転が終了した直後にS403でNoと判定されても、その後に変位計16が検出した相対変位が閾値THより小さくなると、S403でYesと判定される。かかる場合、S404では、S403でYesと判定されてから一定時間が経過したか否かが判定される。
本実施の形態に示す例では、第2制御において、加速度計15が検出した加速度と変位計16が検出した相対変位との双方に基づいて、診断運転を開始しても良いか否かが判断される。このため、基礎構造体2と上部構造体4との双方に昇降路が形成されているエレベーター装置において、地震後の自動復旧の可否を適切に判断することができる。
本実施の形態では、第2制御において、S207でエレベーターが休止された後にS202の判定が再び行われる例について説明した。これは一例である。第2制御では、S207でエレベーターが休止されることによって処理が終了しても良い。他の例として、S207でエレベーターが休止された後、一定時間が経過してもS202でYesと判定されない場合に処理が終了しても良い。
同様に、本実施の形態では、第1制御において、S406でエレベーターが休止された後にS403の判定が再び行われる例について説明した。これは一例である。第1制御では、S406でエレベーターが休止されることによって処理が終了しても良い。他の例として、S406でエレベーターが休止された後、一定時間が経過してもS403でYesと判定されない場合に処理が終了しても良い。
本実施の形態において、符号20〜22に示す各部は、制御装置14が有する機能を示す。図8は、制御装置14のハードウェア資源の例を示す図である。制御装置14は、ハードウェア資源として、例えばプロセッサ31とメモリ32とを含む処理回路30を備える。記憶部20が有する機能はメモリ32によって実現される。制御装置14は、メモリ32に記憶されたプログラムをプロセッサ31によって実行することにより、符号21〜22に示す各部の機能を実現する。
図9は、制御装置14のハードウェア資源の他の例を示す図である。図9に示す例では、制御装置14は、例えばプロセッサ31、メモリ32、及び専用ハードウェア33を含む処理回路30を備える。図9は、制御装置14が有する機能の一部を専用ハードウェア33によって実現する例を示す。制御装置14が有する機能の全部を専用ハードウェア33によって実現しても良い。
この発明に係るエレベーター装置は、上部構造体が免震装置を介して基礎構造体に設けられた建物に適用できる。
1 建物、 2 基礎構造体、 3 免震装置、 4 上部構造体、 5 地面、 6 昇降路、 7 昇降路、 8 機械室、 9 かご、 10 つり合いおもり、 11 主ロープ、 12 巻上機、 13 駆動綱車、 14 制御装置、 15 加速度計、 16 変位計、 20 記憶部、 21 条件判定部、 22 運転制御部、 30 処理回路、 31 プロセッサ、 32 メモリ、 33 専用ハードウェア

Claims (7)

  1. 基礎構造体と、
    前記基礎構造体に設けられた免震装置と、
    前記免震装置を介して前記基礎構造体に設けられた上部構造体と、
    を有する建物に備えられたエレベーター装置であって、
    前記基礎構造体に形成された第1昇降路及び前記上部構造体に形成された第2昇降路を移動するかごと、
    前記基礎構造体又は前記上部構造体に設けられた加速度計と、
    前記加速度計が検出した加速度に応じて、前記かご内の乗客を避難させるための管制運転を行う運転制御手段と、
    前記基礎構造体及び前記上部構造体の水平方向における相対変位を検出する変位計と、
    を備え、
    前記運転制御手段は、前記管制運転が終了すると、前記加速度計が検出した加速度と前記変位計が検出した相対変位とに基づいて、異常の有無を判定するための診断運転を開始するエレベーター装置。
  2. 特定の開始条件が成立したか否かを判定する判定手段を更に備え、
    前記運転制御手段は、前記開始条件が成立すると前記判定手段が判定すると、前記診断運転を開始する請求項1に記載のエレベーター装置。
  3. 前記加速度計は、特定の第1レベルの加速度を検出すると第1信号を出力し、前記第1レベルより大きい特定の第2レベルの加速度を検出すると第2信号を出力し、前記第2レベルより大きい特定の第3レベルの加速度を検出すると第3信号を出力し、
    前記運転制御手段は、前記第1信号、前記第2信号、又は前記第3信号の少なくとも何れか1つの信号が前記加速度計から出力されると前記管制運転を行い、
    前記開始条件は、前記加速度計から前記第3信号が出力されることなく前記第2信号が出力され、且つ前記変位計が検出した相対変位が特定の閾値より小さい場合に成立する請求項2に記載のエレベーター装置。
  4. 前記開始条件は、前記加速度計から前記第3信号が出力されることなく前記第2信号が出力された場合であっても、前記変位計が検出した相対変位が前記閾値より大きい場合は成立しない請求項3に記載のエレベーター装置。
  5. 前記加速度計から前記第3信号が出力されることなく前記第2信号が出力された場合に、前記変位計が検出した相対変位が前記閾値より大きいことによって前記開始条件が成立しない場合であっても、その後に前記変位計が検出した相対変位が前記閾値より小さくなると前記開始条件が成立する請求項4に記載のエレベーター装置。
  6. 前記開始条件は、前記加速度計から前記第3信号が出力されると、前記変位計が検出した相対変位に関わらず成立しない請求項3から請求項5の何れか一項に記載のエレベーター装置。
  7. 前記運転制御手段は、前記加速度計から前記第2信号が出力されることなく前記第1信号が出力された場合に、前記変位計が検出した相対変位が前記閾値より小さければ、一定時間が経過した後に自動運転に復帰させる請求項3から請求項6の何れか一項に記載のエレベーター装置。
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