JP6645046B2 - スタータモータ交換判定装置 - Google Patents

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本発明は、エンジンの始動に用いるスタータモータの交換を判断するスタータモータ交換判定装置に関する。
従来、エンジンの始動に用いるスタータモータの寿命を推定するために、キースイッチのONないしOFFの累積回数を用いた技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平06−255428号公報
或る特定の1つのスタータモータについては、キースイッチのON及びOFFの累積回数が多くなるほど劣化する傾向にはあるといえる。しかしながら、スタータモータが異なると、累積回数が同じであっても、スタータモータの使用状況によって劣化の状態が大きく異なるので、累積回数をスタータモータの交換を推定する指標として用いると、交換の必要性の推定精度が低くなる虞がある。
本発明は、スタータモータの交換の必要性を適切に判定することのできる技術を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の一観点に係るスタータモータ交換判定装置は、エンジンを始動させるためにクランクシャフトを回転させるスタータモータの交換を判定するスタータモータ交換判定装置であって、スタータモータの動作時のエンジンの回転数に基づいて、スタータモータの動作時毎におけるスタータモータの回転数を特定する動作時毎回転数特定手段と、スタータモータの回転数に基づいて、所定の時点からのスタータモータの累積回転数を求める累積回転数算出手段と、累積回転数に基づいて、スタータモータの交換が必要であるか否かを判定する交換判定手段と、を有する。
上記スタータモータ交換判定装置において、エンジンと、スタータモータとは、エンジンのクランクシャフトの回転速度が所定の基準回転速度を超える場合には、スタータモータの動力がエンジンのクランクシャフトへ伝達されないように接続されており、動作時毎回転数特定手段は、エンジンの回転速度が基準回転速度以下の場合にはスタータモータの動作時のエンジンの回転数に基づいて、スタータモータの回転数を特定し、エンジンの回転速度が基準回転速度を超える場合には、スタータモータの無負荷時の回転速度に基づいて、スタータモータの回転数を特定するようにしてもよい。
また、上記スタータモータ交換判定装置において、動作時毎回転数特定手段は、無負荷時の回転速度をスタータモータに供給される電圧値に基づいて特定するようにしてもよい。
また、上記スタータモータ交換判定装置において、交換判定手段により、スタータモータの交換が必要であると判定された場合に、スタータモータの交換が必要である旨を報知する報知手段をさらに有するようにしてもよい。
また、上記スタータモータ交換判定装置において、交換判定手段により、スタータモータの交換が必要であると判定された場合に、所定の条件を満たす場合にエンジンを停止させるアイドルストップ制御を実行させないようにする実行制限手段をさらに有するようにしてもよい。
本発明によれば、スタータモータの交換の必要性を適切に判定することができる。
本発明の一実施形態に係る車両を示す模式的な全体構成図である。 本発明の一実施形態に係る電子制御ユニット及び関連する構成を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るスタータモータ交換判定処理のフローチャートである。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係るスタータモータ交換判定装置を備えた車両を説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両を示す模式的な全体構成図である。エンジン10のクランクシャフト10aには、変速機12のインプットシャフト12aがクラッチ11を介して断接可能に接続されている。変速機12の図示しないアプトプットシャフトには、プロペラシャフト13、差動装置14、ドライブシャフト15を介して駆動輪(左右後輪)16L,16Rが接続されている。
オルタネータ20は、クランクシャフト10aにベルト、プーリ等を介して接続されており、エンジン10の回転力で発電駆動する。オルタネータ20で発電された電力は、電気的に接続された車載バッテリ28に蓄電される。
スタータモータ21のシャフトは、ワンウェイクラッチ24を介して、ピニオンギヤ22のシャフトに接続されている。ワンウェイクラッチ24は、スタータモータ21のシャフトからピニオンギヤ22のシャフトへの方向へのみ動力を伝達可能となっている。ピニオンギヤ22は、シャフト方向に移動可能となっており、クランクシャフト10aに取り付けられたリングギヤ16と噛合する位置と、リングギヤ16と噛合しない位置とに位置することができる。ピニオンギヤ22は、ソレノイド23によってシャフト方向に移動される。
車両1は、エンジン回転数センサ30、電圧センサ31、エンジン始動スイッチ32、スタータモータ交換判定装置の一例としての電子制御ユニット(以下、ECUと称する)40、表示装置50を備える。
エンジン回転数センサ30は、エンジン10のクランクシャフト10aの回転数及び回転速度を検出する。電圧センサ31は、車載バッテリ28の電圧を検出する。エンジン始動スイッチ32は、エンジンを始動させる運転者の指示を受け付ける。これら各種センサ30,31のセンサ値は、電気的に接続されたECU40に送信される。また、エンジン始動スイッチ32は、ECU40と電気的に接続されており、エンジン始動スイッチ32のオン/オフの状態をECU40が検出可能となっている。表示装置50は、例えば、運転者の視認可能な位置に配置され、各種情報を表示する。
ECU40は、エンジン10、スタータモータ21、ソレノイド23、クラッチ11、変速機12等の各種制御を行うもので、公知のCPUやROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備える。
図2は、本発明の一実施形態に係る電子制御ユニット及び関連する構成を示す機能ブロック図である。
ECU40は、エンジン始動制御部41と、動作時毎回転数特定手段の一例としての動作時毎回転数特定部42と、累積回転数算出手段の一例としての累積回転数算出部43と、交換判定手段、報知手段、及び実行制限手段の一例としての交換判定部44と、記憶部45とを一部の機能要素として有する。これら各機能要素は、本実施形態では一体のハードウェアであるECU40に含まれるものとして説明するが、これらのいずれか一部を別体のハードウェアに設けることもできる。
記憶部45は、車両1における制御や処理に用いる設定等の情報を記憶する。
エンジン始動制御部41は、エンジン10を始動させる所定の条件が整った場合に、エンジン10を始動する制御(エンジン始動制御)を行い、エンジン10の始動が完了した後に、スタータモータ21をオフにする制御(スタータモータオフ制御)を行う。
エンジン10を始動させる条件としては、例えば、エンジン始動ボタン32が運転者によりオンされたことを検出したことや、エンジン10を停止させるアイドルストップ制御が実行されている場合に、アイドルストップ制御を停止させる条件(例えば、アクセル操作が行われたこと等)が整ったこと等がある。
エンジン始動制御では、エンジン始動制御部41は、ソレノイド23を作動させてピニオンギヤ22をリングギヤ16と噛合う位置に移動させ、スタータモータ21に電力を供給させてオンにし、エンジン10への燃料供給を開始させ、スタータモータ21をオンにしたことを動作時毎回転数特定部42に通知する。
スタータモータオフ制御では、エンジン始動制御部41は、ソレノイド23を作動させてピニオンギヤ22をリングギヤ16と噛合わない位置に移動させ、スタータモータ21への電力の供給を停止してオフにし、スタータモータ21をオフにしたことを動作時毎回転数特定部42に通知する。
動作時毎回転数特定部42は、スタータモータ21の動作時において、基本的には、エンジン回転数センサ30からのエンジン回転数に基づいて、1回の動作時におけるスタータモータ21の回転数を特定する。
ここで、スタータモータ21のシャフトと、ピニオンギヤ22のシャフトとは、上述のように、ワンウェイクラッチ24を介して接続されている。このため、スタータモータ21からピニオンギヤ22を介してクランクシャフト10aには動力が伝達されるが、クランクシャフト10aからピニオンギヤ24を介してスタータモータ21には動力が伝達されない。したがって、スタータモータ21がピニオンギヤ22を回転させることにより実現できるクランクシャフト10aの回転速度よりもクランクシャフト10aの実際の回転速度が速い場合には、ピニオンギヤ22の回転速度がスタータモータ21の回転速度を上回ってしまい、ワンウェイクラッチ24による動力の伝達が行われずに、スタータモータ21は、無負荷の状態で回転することとなる。なお、スタータモータ21の動力の伝達が行われる場合における上限のエンジンの回転速度を基準回転速度ということとする。このようにスタータモータ21が無負荷の状態で回転する場合には、エンジン回転数センサ30により検出されたエンジン回転数から、スタータモータ21の回転数を特定できない。
そこで、本実施形態においては、スタータモータ21の動力がクランクシャフト10aを回転させている場合(負荷時)と、スタータモータ21が無負荷の状態で回転している場合(無負荷時)とでスタータモータ21の回転数の特定方法を変えている。
具体的には、エンジン回転速度が、基準回転速度(例えば、200rpm)以下の場合、すなわち、負荷時には、動作時毎回転数特定部42は、スタータモータ21の今回の動作中の負荷時における総エンジン回転数に対して、ピニオンギヤ22に対するリングギヤ16のギヤ比を乗算することにより、今回の動作中の負荷時におけるスタータモータ21の総回転数(今回負荷時総モータ回転数)を特定する。
一方、エンジン回転速度が基準回転速度を超える場合、すなわち、無負荷時には、動作時毎回転数特定部42は、スタータモータ21の無負荷時の回転速度(無負荷時回転速度)と、スタータモータ21の今回の動作中の無負荷での動作時間とを乗算することにより、スタータモータ21の今回の動作中の無負荷時におけるスタータモータ21の総回転数(今回無負荷時総モータ回転数)を特定する。無負荷時回転速度は、スタータモータ21の性能や供給される電圧等により特定することができる。
ここで、無負荷時回転速度を一定の値として用いてもよいが、スタータモータ21に供給される車載バッテリ28の電圧値が変化して無負荷時回転速度が変化する場合もあるので、これに対処するために、車載バッテリ28の電圧値と、無負荷時回転速度との対応関係を予め把握しておき、動作時毎回転数特定部42は、車載バッテリ28の電圧値に基づいて、用いる無負荷時回転速度を決定するようにしてもよい。このようにすると、より高精度にスタータモータ21の回転数を特定することができる。
累積回転数算出部43は、動作時毎回数特定部42によって特定された、今回の動作時におけるスタータモータ21の総回転数(今回無負荷時総モータ回転数及び今回負荷時総モータ回転数)を、記憶部45に記憶された所定の時点(例えば、車両1の製造直後)からのスタータモータ21の累積の回転数(累積回転数)に加算し、加算後の値を新たな累積回転数として記憶部45に格納する。
交換判定部44は、累積回転数算出部43に算出された累積回転数が、スタータモータ21の交換が必要であると想定される基準の回転数(寿命回転数)以上であるか否かを判定し、寿命回転数以上である場合には、スタータモータ21の交換が必要であると考えられるので、スタータモータ21の交換が必要であるとの設定を記憶部45に記憶し、表示装置50にスタータモータ21の交換が必要であることを示す情報を表示させる。ここで、記憶部45にスタータモータ21の交換が必要であるとの設定をしておくと、ECU40は、記憶部45の設定を参照し、アイドルストップ制御を行わないように制御する。これにより、車両1による移動の途中において、アイドルストップ制御が行われてしまって、その後にスタータモータ21が動作せずにエンジン10の起動ができないといった事態の発生を適切に防止することができる。
次に、本発明の一実施形態に係るスタータモータ交換判定装置によるスタータモータ交換判定処理について説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係るスタータモータ交換判定処理のフローチャートである。
このスタータモータ交換判定処理は、例えば、車両1の電源ON(イグニッションスイッチのキースイッチON)と同時に開始される。
動作時毎回転数特定部42は、エンジン始動制御部41からスタータモータ21をオン(ON)したとの通知を受け取ったか否かを判定する(S11)。この結果、スタータモータ21をオンしたとの通知を受け取っていない場合(S11:NO)には、動作時毎回転数特定部42は、処理をステップS11に進める。
一方、スタータモータ21をオンしたとの通知を受け取った場合(S11:YES)には、動作時毎回転数特定部42は、エンジン回転数センサ30により検出されるエンジン回転速度が基準回転速度を超えるか否かを判定する(S12)。
エンジン回転速度が基準回転速度を超えていない場合(S12:NO)には、スタータモータ21がクランクシャフト10aを回転する駆動力を伝達している負荷時であることを意味しているので、動作時毎回転数特定部42は、今回の動作中の負荷時の総エンジン回転数(今回負荷時総エンジン回転数)に、エンジン回転数センサ30により検出されているエンジン回転数(負荷時エンジン回転数)を加算し(S13)、処理をステップS15に進める。
一方、エンジン回転速度が基準回転速度を超える場合(S12:YES)には、スタータモータ21が無負荷で動作している無負荷時であることを意味しているので、動作時毎回転数特定部42は、今回の動作中の無負荷時の総動作時間(今回無負荷時総動作時間)に、経過している時間(無負荷時動作時間)を加算し(S14)、処理をステップS15に進める。
ステップS15では、動作時毎回転数特定部42は、エンジン始動制御部41からスタータモータ21をオフ(OFF)したとの通知を受け取ったか否かを判定する。この結果、スタータモータ21をオフしたとの通知を受け取っていない場合(S15:NO)には、動作時毎回転数特定部42は、処理をステップS12に進める。これにより、スタータモータ21がオフにされるまでの間、ステップS13又はステップS14の処理が繰り返されて、スタータモータ21の今回の動作時における今回負荷時総エンジン回転数と、今回無負荷時総動作時間とが特定されることとなる。
一方、スタータモータ21をオフしたとの通知を受け取った場合(S15:YES)には、動作時毎回転数特定部42は、今回負荷時総エンジン回転数に対して、ピニオンギヤ22に対するリングギヤ16のギヤ比を乗算することにより、今回の動作中の負荷時におけるスタータモータ21の総回転数(今回負荷時総モータ回転数)を算出する(S16)。次いで、動作時毎回転数特定部42は、今回無負荷時総動作時間に対して、無負荷時回転速度を乗算することにより、今回の動作中の無負荷時におけるスタータモータ21の総回転数(今回無負荷時総モータ回転数)を算出する(S17)。
次いで、累積回転数算出部43は、動作時毎回転数特定部42によって特定された今回無負荷時総モータ回転数及び今回負荷時総モータ回転数を、記憶部45に記憶された累積回転数に加算し、加算後の値を新たな累積回転数として記憶部45に格納する(S18)。
次いで、交換判定部44は、累積回転数算出部43に算出された累積回転数が、スタータモータ21の交換が必要であると想定される寿命回転数以上であるか否かを判定する(S19)。この結果、累積回転数が寿命回転数以上でない場合(S19:NO)には、スタータモータ21の交換が必要ないことを意味しているので、交換判定部44は、処理をステップS11に進める。
一方、累積回転数が寿命回転数以上である場合(S19:YES)には、スタータモータ21の交換が必要であることを意味しているので、交換判定部44は、記憶部45にスタータモータ21の交換が必要であるとの設定を記憶する(S20)。これにより、ECU40は、記憶部45に記憶されたスタータモータ21の交換が必要であるとの設定を参照することにより、車両1における各種制御を変えることができる。例えば、記憶部45にスタータモータ21の交換が必要であるとの設定が記憶されている場合においては、ECU40は、アイドルストップ制御を実行しないようにすることができる。
次いで、交換判定部44は、表示装置50にスタータモータ21の交換が必要であることを示す情報を表示させ(S21)、処理をステップS11に進める。
以上説明したように、本実施形態に係るスタータモータ交換判定装置によると、適切にスタータモータ21の累積回転数を特定することができ、このスタータモータ21の累積回転数により交換が必要であるかを適切に判定できる。スタータモータ21の累積回転数は、スタータモータ21の使用状態を適切に表しているので、交換が必要であるか否かを高精度に判定することができる。
また、スタータモータ21が無負荷で回転する場合には、スタータモータ21の無負荷時回転速度に基づいて、スタータモータ21の回転数を特定するようにしたので、スタータモータ21の回転数をより高精度に特定することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施形態では、累積回転数のみでスタータモータ21の交換の必要性を判定するようにしていたが、本発明はこれに限られず、例えば、スタータモータ21の始動回数と、累積回転数とに基づいて、スタータモータ21の交換の必要性を判定するようにしてもよい。具体的には、始動回数Xと、累積回転数Yとのスタータモータ21の交換に与える影響を実験等により把握して、関係式aX+bY>c(a、bは、始動回数X、累積回数Yのそれぞれが交換に与える影響の重みを示す定数であり、cは、スタータモータ21の交換の基準となる閾値を示す定数である。)を用意しておき、この関係式を満たす場合には、スタータモータ21の交換が必要であると判定し、この関係式を満たさない場合には、スタータモータ21の交換が必要でないと判定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、車載バッテリ28の電圧を電圧センサ31により直接測定していたが、本発明はこれに限られず、例えば、車載バッテリ28によって電圧が印加される部位(例えば、ECU40)等において電圧を測定してもよく、要は、車載バッテリ28の電圧に相当する電圧値が測定できれば、いずれの部位で測定してもよい。
1 車両
10 エンジン
10a クランクシャフト
11 クラッチ
12 変速機
13 プロペラシャフト
14 差動装置
15 ドライブシャフト
16L,R 駆動輪
20 オルタネータ
21 スタータモータ
22 ピニオンギヤ
23 ソレノイド
24 ワンウェイクラッチ
28 車載バッテリ
30 エンジン回転数センサ
31 電圧センサ
32 エンジン始動スイッチ
40 ECU
41 エンジン始動制御部
42 動作時毎回転数特定部
43 累積回転数算出部
44 交換判定部

Claims (3)

  1. エンジンを始動させるためにクランクシャフトを回転させるスタータモータの交換を判定するスタータモータ交換判定装置であって、
    前記エンジンと前記スタータモータとは、前記エンジンのクランクシャフトの回転速度が所定の基準回転速度を超える場合には、前記スタータモータの動力が前記エンジンの前記クランクシャフトへ伝達されずに、前記スタータモータが無負荷の状態で回転するように接続されており、
    前記スタータモータに供給される電圧値を測定するセンサと、
    前記電圧値と前記無負荷時の前記スタータモータの回転速度との対応関係を予め記憶した記憶手段と、
    前記エンジンの回転速度が前記基準回転速度を超える場合には、前記センサにより測定された前記電圧値と前記記憶手段とに基づいて前記無負荷時の前記スタータモータの回転速度を決定し、前記無負荷の状態での動作時間を乗算することにより前記無負荷時における前記スタータモータの回転数を特定する回転数特定手段と、
    前記スタータモータの回転数に基づいて、所定の時点からの前記スタータモータの累積回転数を求める累積回転数算出手段と、
    前記累積回転数に基づいて、前記スタータモータの交換が必要であるか否かを判定する交換判定手段と、
    を有するスタータモータ交換判定装置。
  2. 前記交換判定手段により、前記スタータモータの交換が必要であると判定された場合に、前記スタータモータの交換が必要である旨を報知する報知手段を
    さらに有する
    請求項1に記載のスタータモータ交換判定装置。
  3. 前記交換判定手段により、前記スタータモータの交換が必要であると判定された場合に、所定の条件を満たす場合にエンジンを停止させるアイドルストップ制御を実行させないようにする実行制限手段をさらに有する
    請求項1又は2に記載のスタータモータ交換判定装置。
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