JP6643569B2 - 除湿装置 - Google Patents

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本発明は、居住空間などに用いられる除湿装置に関するものである。
居住空間の湿度を低下させ、快適性を増すものとして除湿装置が実用化されている。
その構成としては、空気吸込口と空気吹出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた除湿手段と、前記空気吸込口から吸い込んだ本体ケース外の空気を、前記除湿手段を通過させた後に、前記空気吹出口から本体ケース外に吹き出す送風機とを備えたものとなっている。
また、前記除湿手段は、圧縮機と放熱器と膨張器と吸熱器とを順次環状に連結した冷凍サイクルにより構成し、前記送風機によって空気吸込口から本体ケース内に吸い込んだ空気の一部分は、前記吸熱器、熱交換器の第1通路、放熱器を介して空気吹出口から本体ケース外に吹き出す構成とし、前記送風機によって空気吸込口から吸い込んだ空気の他の部分は、前記熱交換器の第2通路、放熱器を介して空気吹出口から本体ケース外に吹き出す構成となっている(例えば下記特許文献1)。
実開昭56−20628号公報
上記従来例では、送風機によって空気吸込口から本体ケース内に吸い込んだ空気の一部分は、前記吸熱器で冷却させて結露させ、その後、熱交換器の第1通路、放熱器を介して空気吹出口から本体ケース外に吹き出す構成となっている。
また、前記送風機によって空気吸込口から吸い込んだ空気の他の部分は、前記熱交換器の第2通路を通過させ、放熱器を介して空気吹出口から本体ケース外に吹き出す構成となっている。
つまり、前記熱交換器の第2通路を通過する室内空気を、前記吸熱器から前記熱交換器の第1通路に流れる空気によって冷却し、ここでも結露させようとしている。
しかしながら、前記熱交換器内部での第1通路、第2通路の気密性が低く空気漏れが生じる場合には、各通路での必要風量が確保できず、除湿効率が低くなるという課題があった。
そこで、本発明は、熱交換器内部の第1通路と第2通路の気密性を高め、結果として除湿効率を高めた除湿装置を提供することを目的とするものである。
そして、本発明に係る除湿装置は、空気吸込口と空気吹出口を有する本体ケースと、圧縮機と放熱器と膨張器と吸熱器とを順に連結した冷凍サイクルにより前記本体ケース内の空気を除湿する除湿手段と、前記空気吸込口から吸い込んだ本体ケース外の空気を前記除湿手段を通過させた後に前記空気吹出口から本体ケース外に吹き出す送風機とを備え、前記除湿手段は、前記送風機によって空気吸込口から本体ケース内に吸い込んだ空気の一部分Aを、前記吸熱器、第1通路、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第1除湿経路と、前記送風機によって前記空気吸込口から吸い込んだ空気の他の部分Bを、第2通路、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第2除湿経路と、前記第1通路を流れる空気と前記第2通路を流れる空気との間で熱交換する熱交換器とを備え、前記熱交換器は、薄板状の伝熱板を所定の間隔で複数枚積層し、前記伝熱板の積層間隙に室内空気と前記吸熱器出口空気を交互に流して前記第1通路と前記第2通路を形成し、前記伝熱板の各々を積層方向へ押し当てる収納部を備え、前記収納部は、ケースとカバーとを備え、前記ケースは、前記伝熱板の積層方向である第1の方向に対して対向した2つの側板部と、前記第1の方向に直交する第2の方向の一方側に設けた2つの前記側板部を連結するケース連結部とを備え、前記伝熱板を前記第1の方向に複数枚積層し、2つの前記側板部の間に複数の前記伝熱板が挟まれ、前記カバーによって、2つの前記側板部における第2の方向の他方側が連結されることを特徴とするものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
以上により、熱交換器内部の第1通路と第2通路の気密性を高め、結果として除湿効率を高めた除湿装置を提供することができるものである。
本発明の実施の形態にかかる除湿装置の斜視図 本発明の実施の形態にかかる除湿装置のA−A断面図 本発明の実施の形態にかかる除湿装置の吸熱器周辺の構成および風路の斜視図 本発明の実施の形態にかかる除湿装置の熱交換器の分解斜視図 本発明の実施の形態にかかる除湿装置の空気吸込口周辺の気流を示す上方図 本発明の実施の形態にかかる除湿装置の熱交換器周辺の分解斜視図 本発明の実施の形態にかかる除湿装置の吸熱器、熱交換器、放熱器周辺の構成図 本発明の実施の形態にかかる除湿装置のB−B断面図
本発明の実施の形態に係る除湿装置は、空気吸込口と空気吹出口を有する本体ケースと、圧縮機と放熱器と膨張器と吸熱器とを順に連結した冷凍サイクルにより前記本体ケース内の空気を除湿する除湿手段と、前記空気吸込口から吸い込んだ本体ケース外の空気を前記除湿手段を通過させた後に前記空気吹出口から本体ケース外に吹き出す送風機とを備え、前記除湿手段は、前記送風機によって空気吸込口から本体ケース内に吸い込んだ空気の一部分Aを、前記吸熱器、第1通路、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第1除湿経路と、前記送風機によって前記空気吸込口から吸い込んだ空気の他の部分Bを、第2通路、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第2除湿経路と、前記第1通路を流れる空気と前記第2通路を流れる空気との間で熱交換する熱交換器とを備え、前記熱交換器は、薄板状の伝熱板を所定の間隔で複数枚積層し、前記伝熱板の積層間隙に室内空気と前記吸熱器出口空気を交互に流して前記第1通路と前記第2通路を形成し、前記伝熱板の各々を積層方向へ押し当てる収納部を備え、前記収納部は、ケースとカバーとを備え、前記ケースは、前記伝熱板の積層方向である第1の方向に対して対向した2つの側板部と、前記第1の方向に直交する第2の方向の一方側に設けた2つの前記側板部を連結するケース連結部とを備え、前記伝熱板を前記第1の方向に複数枚積層し、2つの前記側板部の間に複数の前記伝熱板が挟まれ、前記カバーによって、2つの前記側板部における第2の方向の他方側が連結されることを特徴とするものである。
これにより、伝熱板は積層方向に押し当てられながら前記収納部に入ることになり、押し当てられることで、前記第1通路と前記第2通路の気密性が向上し、風漏れが生じるのを抑制するので各通路での必要風量を確保することができ、除湿効率を向上することができる。また、2つの前記側板部が前記伝熱板を積層方向から挟み込む形となり、各々の伝熱板の押し当てを確実にすると共に、前記ケース連結部により、前記側板部同士を連結することにより、押し当ての反力による変形などを抑制し、確実に各々の伝熱板を押し当て続けることができるので、前記熱交換器の前記第1通路と前記第2通路の気密性が向上し、風漏れが生じるのを抑制するので各通路での必要風量を確保することができ、除湿効率を向上することができる。
また、本発明の実施の形態に係る除湿装置は、前記側板部の間の寸法は、前記伝熱板を上方向に積層した積層完了寸法よりも小さい寸法である。
これにより、前記側板部に積層した前記伝熱板を嵌め込むことにより、前記伝熱板はそれぞれ積層方向に押し当てられることになり、前記第1通路と前記第2通路の気密性が向上し、風漏れが生じるのを抑制するので各通路での必要風量を確保することができ、除湿効率を向上することができる。
また、本発明の実施の形態に係る除湿装置は、前記収納部は、前記吸熱器を保持する吸熱保持部を備えたことを特徴とするものである。
これにより、前期収納部に備える前記吸熱保持部で前記吸熱器をも保持することで、前記吸熱器と前記熱交換器の位置関係を確実に規定し気密性を高めることができ、前記吸熱器と前記熱交換器の間での風の侵入、流出などの漏れを抑制することにより、各要素への必要風量を確保することができ、除湿効率を向上することができる。
また、本発明の実施の形態に係る除湿装置は、前記吸熱器は、上下方向に複数段設けられかつ前記第1の方向に複数回蛇行曲げされてなる吸熱冷媒管と、前記冷媒管の直管部に固定されかつ前記第1の方向に対して対向した板状の数の吸熱フィンとを備え、前記吸熱保持部は、前記カバーの上部から前記第2の方向の他方側へ延びたカバー上板部分と、前記カバー上板部分における前記第1の方向の両端部から下方に延びたカバー保持板部分と、前記カバー保持板部分の下端にカバー切欠部分とを備え、前記カバー切欠部分に前記吸熱冷媒管が嵌る構成である。
これにより、前記カバー切欠部分が前記吸熱器の前記吸熱冷媒管に嵌まり込み、前記吸熱器を前記収納部が固定することにより、前記吸熱器と前記熱交換器の位置関係を確実に規定し気密性を高めることができ、前記吸熱器と前記熱交換器の間での風の侵入、流出などの漏れを抑制することにより、各要素への必要風量を確保することができ、除湿効率を向上することができる。
また、本発明の実施の形態に係る除湿装置は、前記収納部は、前記放熱器を保持する放熱保持部を備えたことを特徴とするものである。
これにより、前記収納部に備える前記放熱保持部で前記放熱器をも保持することで、前記放熱器と前記熱交換器の位置関係を確実に規定し気密性を高めることができ、前記放熱器と前記熱交換器の間での風の侵入、流出などの漏れを抑制することにより、各要素への必要風量を確保することができ、除湿効率を向上することができる。
また、本発明の実施の形態に係る除湿装置は、前記放熱器は、上下方向に複数段設けられかつ前記第1の方向に複数回蛇行曲げされてなる放熱冷媒管と、前記冷媒管の直管部に固定されかつ前記第1の方向に対して対向した板状の数の放熱フィンとを備え、前記放熱保持部は、前記ケースの上部から前記第2の方向の一方側へ延びたケース上板部分と、前記ケース上板部における前記第1の方向の両端部から下方に延びたケース保持板部分と、前記ケース保持板部分の下端にケース切欠部分とを備え、前記ケース切欠部分に前記放熱冷媒管が嵌る構成である。
これにより、前記ケース切欠部分が前記放熱器の前記放熱冷媒管に嵌まり込み、前記放熱器を前記収納部が固定することにより、前記放熱器と前記熱交換器の位置関係を確実に規定し気密性を高めることができ、前記放熱器と前記熱交換器の間での風の侵入、流出などの漏れを抑制することにより、各要素への必要風量を確保することができ、除湿効率を向上することができる。
また、本発明の実施の形態に係る除湿装置は、前記熱交換器は、前記伝熱板と一体形成した間隔リブによって前記伝熱板の積層間隔を保持し、前記カバーは、カバー連結部を前記カバーの第1通路を形成する開口に複数備え、前記間隔リブと前記カバー連結部および前記ケース連結部を通風方向において投影された位置に配置するものである。
これにより、通風抵抗となる前記間隔リブおよび、前記カバー連結部、前記ケース連結部を通風方向において投影された位置に配置することにより通風抵抗の増加を抑制することができ、風量の低下を抑制することができるので、除湿効率の低下を抑えることができる。
また、本発明の実施の形態に係る除湿装置は、前記カバー連結部および前記ケース連結部は、前記熱交換器、前記吸熱器および前記放熱器に接触しないものである。
これにより、前記圧縮機は、運転する際、振動を伴って駆動するが、その振動は冷媒配管を伝わり、前記吸熱器や前記放熱器にも伝播していくが、前記カバー連結部および前記ケース連結部が前記熱交換器、前記吸熱器、前記放熱器に接触しないので、振動の伝達を抑制し不快なビビリ音が発生するのを抑制することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して同一の部位については同一の符号を付して説明を省略している。さらに、各図面において、本発明に直接には関係しない各部の詳細については説明を省略している。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態にかかる除湿装置3の斜視図である。
除湿装置3は、箱型の本体ケース1を備えており、該本体ケース1によって除湿装置3の内外を区別される。この本体ケース1の背面側には、当該背面に対して垂直方向から空気を吸い込む空気吸込口2が配置されている。また前記背面の逆側である前方側の上部には、空気吹出口4が配置されている。
空気吸込口2は、略矩形の吸込面を有する吸込口2aと、この吸込口2aの上部及び左右部の三辺を周回し下方に開部を向けた略コの字形状の吸込面を有する吸込口2bとを備えている。 図2は、本実施の形態にかかる除湿装置3の図1のA−Aにおける断面図である。
本体ケース1内には、本体ケース1内に取り込まれた空気を除湿するための除湿手段5と、空気吸込口2から吸い込んだ本体ケース1外の空気を、除湿手段5を通過させた後に空気吹出口4から本体ケース1外に吹き出す送風機6とを設けている。
除湿手段5は、圧縮機7と放熱器8と膨張器9と吸熱器10とを順に連結した冷凍サイクルを備えている。
本体ケース1内の空気吸込口2から空気吹出口4への空気通路における空気吸込口2側(空気の流れ方向上流側)に吸熱器10を設け、空気吹出口4側(空気の流れ方向下流側)に放熱器8を設けている。
また、吸熱器10と放熱器8の間には空間を設け、この空間に顕熱交換タイプの熱交換器11を配している。
つまり、除湿手段5は、空気吸込口2から吸い込んだ空気の一部分A、つまり吸込口2aから吸い込んだ空気を、吸熱器10、熱交換器11における第1通路、放熱器8を介して空気吹出口4から本体ケース1外に吹出す第1除湿経路41を備えている。
また、本体ケース1内に、空気吸込口2から吸熱器10の周囲を通過することで吸熱器10からの冷却効果を受け、熱交換器11に至る予冷風路を設けている。
つまり、除湿手段5は、第1除湿経路41に加えて、前記空気吸込口2から吸い込んだ空気の他の部分B、即ち吸込口2bから吸い込んだ空気を、予冷風路、熱交換器11における第2通路、放熱器8を介して空気吹出口4から本体ケース1外へ吹出す第2除湿経路51を備えている。なお、予冷風路の詳細については後述する。
熱交換器11は、第1除湿経路内開口部17と第2除湿経路内開口部18とを備えている。
第1除湿経路内開口部17は、吸熱器10側の上流側開口部17aと、放熱器8側の下流側開口部17bとより成る。つまり第1除湿経路内開口部17は、第1除湿経路41内に設けられ、上流側にて熱交換器11と吸熱器10とを、下流側にて熱交換器11と放熱器8とを連結する。
第2除湿経路内開口部18は、予冷風路側の上流側開口部18aと、集水手段12a側(鉛直下向き方向)の下流側開口部30とより成る。つまり第2除湿経路内開口部18は、第2除湿経路51内に設けられ、上流側にて予冷風路と熱交換器11とを、下流側にて熱交換器11と放熱器8の下部とを連結する。集水手段12aは漏斗状であり、吸熱器10及び熱交換器11の下方に設けている。さらに、集水手段12aの下方には集水タンク12bを、本体ケース1に対して着脱自在に配置している。
つまり、吸熱器10、熱交換器11部分で結露をさせ、その結露水を漏斗状の集水手段12aで集めて集水タンク12bに流入させるようにしている。
続いて、図3を参照しながら予冷風路の詳細構造について説明する。なお図3は、吸熱器周辺の構成および風路の斜視図である。
図3に示すように、予冷風路60は、吸込口2bの側部を起点として吸熱器10の側面及び熱交換器11の側面を経由して上流側開口部18aに至る風路60aと、吸込口2bの上部を起点として吸熱器10の上面を経由して上流側開口部18aに至る風路60bとから成る。
吸熱器10の周囲、即ち上面及び両側面には風路壁81が設けられている。
風路壁81は、さらに両側面については隣接する熱交換器11の同両側面にまで延長されている。つまり風路壁81は、吸熱器10から熱交換器11までの間において、第1除湿経路41と予冷風路60との間の通風を遮断し、即ち予冷風路60の内周壁面(第1除湿経路側の側面)を形成している。また、予冷風路60の外周壁面は、本体ケース1の内面により形成される。風路壁81は、少なくとも吸熱器10の周囲の部分については第1除湿経路41と予冷風路60との間の熱授受が可能な材質、例えば、1〜3ミリ程度の薄い樹脂板または金属板としている。
吸熱器10は、直管部101aと屈曲部101bとで構成された冷媒配管101を有している。直管部101aは、冷媒配管101を流れる冷媒の熱を吸熱器10を通過する空気に伝えるための、平板状の複数枚の金属で形成されたフィンを有している。
吸熱器10の直管部101aおよびフィンは、風路壁81で囲まれた内部空間に配されている。つまり、第1除湿経路41を通過する前記空気の一部分Aが直管部101aおよびフィンの部分を通過するように設けられている。
一方、吸熱器10の屈曲部101bは、吸熱器10を囲む風路壁81から予冷風路60に突出して配されている。つまり、第2除湿経路51の予冷風路60を通過する空気の他の部分Bが吸熱器10の周囲の風路壁81と屈曲部101bの配管外壁を通過するように設けられている。
続いて、図4を参照しながら熱交換器11の詳細構造について説明する。なお図4は、熱交換器の分解斜視図である。
熱交換器11は、図4に示すように縦向き風路を作る合成樹脂製の板体13と、横向き風路を作る合成樹脂製の板体14を交互に複数枚重合させた構成となっている。
また、縦向き風路を作る合成樹脂製の板体13表面には、縦方向に延びたリブ15が所定間隔で複数本、板体13と一体に形成されている。リブ15の一面が隣接する板体14の背面と密着することで、板体13の表面とリブ15と板体14の背面とで縦向き風路を形成している。
同様に、横向き風路を作る合成樹脂製の板体14表面には、横方向に延びたリブ16が所定間隔で複数本、板体14と一体に形成されている。リブ16の一面が隣接する板体13の背面と密着することで、板体14の表面とリブ16と板体13の背面とで横向き風路を形成している。
縦向き風路と横向き風路は、互いの風路空間が独立しており、即ち空気の往来が無い。
そして、このようにして構成された熱交換器11は、略直方体形状となっており、対向する長辺側(図3における左右の辺)に示すように、第1除湿経路内開口部17が形成され、また、対向する短辺側(図3における上下の辺)に第2除湿経路内開口部18が形成されている。さらに短辺側の下流側開口部30は、第1除湿経路41、即ち水平面に対して傾斜しており、その傾斜方向は下流側開口部30の開口面が放熱器8側に向かう方向である。
次に、主に図2を参照しながら除湿装置の動作について説明する。
前記送風機6を駆動することによって空気吸込口2から本体ケース1内に吸い込まれた空気(吸込口2aから吸い込んだ空気の一部分A)は、前記吸熱器10、熱交換器11の上流側開口部17a及び横向きの第1通路を通過し、下流側開口部17bから放熱器8に取り込まれる。その後放熱器8、送風機6を介して空気吹出口4から本体ケース1外に吹き出される。つまり吸込口2aから吸い込んだ空気の一部分Aは第1除湿経路41を経由して本体ケース1外に吹き出される。
そして、このような経路で流れる空気の一部分Aは、先ずは、吸熱器10で冷却されるので、ここで結露が発生し、当該結露水は下方に滴下し、漏斗状の集水手段12aで集められ、集水タンク12bに流入させられる。
また、結露水を落とした後の乾燥した空気Aは、次に、熱交換器11の上流側開口部17aから横向きの第1通路を通過し、下流側開口部17bを経て、放熱器8、送風機6を介して空気吹出口4から本体ケース1外に吹き出される。このようにして、室内の湿度低下を果たすことができる。
一方、前記送風機6を駆動することによって空気吸込口2から本体ケース1内に吸い込まれた空気(吸込口2bから吸い込んだ空気の他の部分B)は、熱交換器11の上流側開口部18aから縦向きの第2通路を通過し、下流側開口部30、放熱器8、送風機6を介して空気吹出口4から本体ケース1外に吹き出される。つまり吸込口2bから吸い込んだ空気の他の部分Bは第2除湿経路51を経由して本体ケース1外に吹き出される。なお下流側開口部30は上述のように放熱器8側に向かって傾斜しているため、下流側開口部30からでた空気Bはスムーズに放熱器8に流れる。
熱交換器11の横向きの第1通路(空気の一部分Aが通過する通路)と、縦向きの第2通路(空気の他の部分Bが通過する通路)が交差する構成となっているので、前記第1通路を流れる空気(空気の一部分A)と、第2通路を流れる空気(空気の他の部分B)とは、熱交換を行うことが可能となっている。
ここで熱交換器11の横向きの第1通路を流れる空気の一部分Aは、吸熱器10を通過することにより冷却されている。したがって、空気の一部分Aは、熱交換器11による熱交換作用により、吸熱器10を通過していない第2通路を流れる空気の他の部分Bの温度を低下させることができる。
また、予冷風路60を通過する空気の他の部分Bは、風路壁81を介して吸熱器10の冷却効果を受ける。さらに、屈曲部101bによる冷却効果も受ける。これは、屈曲部101bには室温よりも温度の低い冷媒が通過しているので、予冷風路60に突出している吸熱器10の屈曲部101bの外部の空気温度が低下するからである。これにより、予冷風路60を通過する空気の他の部分Bの温度は、結露が生じる露点温度付近まで冷却される。
露点温度付近まで冷却された空気の他の部分Bは、熱交換器11の第2通路に流入する。熱交換器11に流入した空気の他の部分Bは、熱交換器11の熱交換作用による冷却効果を受け、露点温度以下まで温度が下がる。露点温度以下まで下がった空気の他の部分Bは、熱交換器11の第2通路にて結露を生じる。
ここで従来の構成では、熱交換器11に流入する空気は室温であって露点温度まで空気を冷却しないと結露を生じないため、熱交換器11による冷却が始まる熱交換器11の空気入口(上流側開口部18a)付近には結露を生じないものであった。しかし本実施の形態にかかる構成では、熱交換器11の第2通路に流入する空気の他の部分Bは、予冷風路60を通過することにより露点温度付近まで冷却されているので、熱交換器11の第2通路の空気入口(上流側開口部18a)においても結露を生じることができる。
それにより、熱交換器11を通過する際に空気の他の部分Bが受ける冷熱の大部分を、前記空気の他の部分Bの顕熱除去ではなくて潜熱除去、すなわち結露に有効活用できるようになる。結果として、熱交換器11における結露量を増加させることができるので、本実施の形態にかかる構成の除湿装置は、除湿効果をより高めることができるものである。
また、前記空気の他の部分Bが吸い込まれる吸込口2bを空気の一部分Aが吸い込まれる吸込口2aに隣接する外周側に設けている。したがって吸込口2aに吸い込まれる空気の誘引効果により吸込口2bから吸い込まれる空気の流入量を増加させることができる。すなわち、図5に示すように、吸込口2aに吸い込まれる空気流により本体ケース1の外部から吸込口2aに向かう空気流90が形成され、この空気流90の周囲には空気の粘性により誘引される誘引流91が形成される。この誘引流91を吸込口2aの外周側に設けた吸込口2bから吸込むことで第2除湿経路はより多くの空気を吸い込むことができる。したがって、第2除湿経路を通過する風量が増加し、熱交換器11における結露量が増加するので、除湿効果をより高めることができる。また言い換えると、同一の除湿効果であれば除湿装置の小型化を図ることができる。
以上の説明により、基本的な構成及び動作が理解されたところで、具体的な構成について説明する。
図6は、本実施の形態にかかる除湿装置3の熱交換器11周辺の分解斜視図である。図4、図6に示すように、熱交換器11は、伝熱板である薄板状の板体13、14を所定の間隔で複数枚積層し、伝熱板の積層間隙に室内空気と吸熱器出口空気を交互に流して第1通路と第2通路を形成している。熱交換器11は、伝熱板の各々を積層方向へ押し当てる収納部70によって固定されている。
収納部70は、具体的には、ケース71とカバー72とを備えている。
ケース71は、2つの側板部73と、ケース連結部74とを備えている。2つの側板部73は、伝熱板の積層方向(水平方向)である第1の方向に対して対向した縦長四角形の平板状であり、複数のケース連結部74によって連結されている。ケース連結部74は、第1の方向に延びる棒形状で、第1の方向に直交する第2の方向の一方側に設け、2つの側板部73を連結する。複数のケース連結部74の間が風路となる。ケース71は、上から見ると第2の方向の他方側が開口したU字形状である。
カバー72は、2つの枠部75と、カバー連結部76とを備えている。2つの枠部75は、2つの側板部73に対して対向した縦長四角形の平板状であり、複数のカバー連結部76によって連結されている。カバー連結部76は、第1の方向に延びる棒形状で、2つの枠部75を連結する。複数のカバー連結部76の間が風路となる。カバーは、ケースの2つの側板部73における第2の方向の他方側にねじによって固定される。
熱交換器11は、2つの側板部73の間に伝熱板が第1の方向に複数枚積層した状態で挟まれ、カバー72によって、2つの側板部73における第2の方向の他方側が連結される。これにより、熱交換器11が収納部70内に固定される。
これにより、2つの側板部73が伝熱板を積層方向から挟み込む形となり、各々の伝熱板の押し当てを確実にすると共に、ケース連結部74により、側板部73同士を連結することにより、押し当ての反力による変形などを抑制し、確実に各々の伝熱板を押し当て続けることができるので、熱交換器11の第1風路と第2風路の気密性が向上し、風漏れが生じるのを抑制するので各通路での必要風量を確保することができ、除湿効率を向上することができる。
また、伝熱板は、一方面には凸部、他方面には凹部を備えている。伝熱板を積層すると、隣り合った伝熱板の凹部に凸部が入り込む構成である。積層完了寸法とは、伝熱板を上方向に積層し、重力によって隣り合った伝熱板の凹部に凸部が入り込んだ状態の寸法である。伝熱板は、薄板状の樹脂部品で軽量なので、伝熱板を上方向に積層しただけでは、凹部に凸部が完全に入り込まず、凹部と凸部との間に僅かではあるが隙間を有する。伝熱板の各々を積層方向へ押し当て、この隙間を低減するのが、収納部70である。収納部70の側板部73の間の寸法は、伝熱板を上方向に積層した積層完了寸法よりも小さい寸法である。
これにより、側板部73に積層した伝熱板を嵌め込むことにより、伝熱板はそれぞれ積層方向に押し当てられることになり、若干の変形を伴いながら、凹部に凸部が密着することができ、第1通路と第2通路の気密性が向上し、風漏れが生じるのを抑制するので各通路での必要風量を確保することができ、除湿効率を向上することができる。
図7は、本実施の形態にかかる除湿装置3の吸熱器、熱交換器、放熱器周辺の構成図である。図7に示すように、収納部70は、吸熱器10を保持する吸熱保持部77を備えたものである。
吸熱器10は、吸熱冷媒管78と、吸熱フィン79とを備えている。吸熱冷媒管78は、上下方向に複数段設けられ、かつ第1の方向に複数回蛇行曲げされてなる冷媒配管であり、吸熱冷媒管78における軸方向に対する垂直面での断面形状は、円筒形状である。吸熱冷媒管78は、上下方向に複数段設けられ、本体ケース1における左右方向に延びた直管部101aと、上下方向に隣り合った直管部101aの端部を連通する屈曲部101bとを備えている。吸熱フィン79は、縦長四角形状のアルミニウム製の薄板である。多数の吸熱フィン79は、第1の方向に対して対向した状態で、吸熱冷媒管78の直管部101aに固定されている。
吸熱保持部77は、カバー上板部分80と、カバー保持板部分89と、カバー切欠部分82とを備えている。
カバー上板部分80は、カバー72の上部から第2の方向の他方側へ水平に延びた板形状である。カバー上板部分80は、吸熱器10における吸熱フィン79の上端を覆うものである。上から見ると、カバー上板部分80の前後、左右方向の寸法は、吸熱フィン79の上端外周の前後、左右方向の寸法とほぼ同じである。
カバー保持板部分89は、カバー上板部分80における第1の方向の両端部から下方に延びた横長四角形の板形状である。カバー保持板部分89は、吸熱器10の吸熱フィン79の本体ケース1における左右方向の上部を覆うものである。
カバー切欠部分82は、カバー保持板部分89の下端に設けた半円形状の切り欠きである。
吸熱保持部77は、カバー切欠部分82に吸熱冷媒管78が嵌る構成である。
これにより、カバー切欠部分82が吸熱器10の吸熱冷媒管78に嵌まり込み、吸熱器10を収納部70が固定することにより、吸熱器10と熱交換器11の位置関係を確実に規定し気密性を高めることができ、吸熱器10と熱交換器11の間での風の侵入、流出などの漏れを抑制することにより、各要素への必要風量を確保することができ、除湿効率を向上することができる。
また、収納部70は、放熱器8を保持する放熱保持部83を備えたものである。
放熱器8は、放熱冷媒管84と、放熱フィン85とを備えている。放熱冷媒管84は、上下方向に複数段設けられ、かつ第1の方向に複数回蛇行曲げされてなる冷媒配管であり、放熱冷媒管84における軸方向に対する垂直面での断面形状は、円筒形状である。放熱冷媒管84は、上下方向に複数段設けられ、本体ケース1における左右方向に延びた直管部101aと、上下方向に隣り合った直管部101aの端部を連通する屈曲部101bとを備えている。放熱フィン85は、縦長四角形状のアルミニウム製の薄板である。多数の放熱フィン85は、第1の方向に対して対向した状態で、放熱冷媒管84の直管部101aに固定されている。
放熱保持部83は、ケース上板部分86と、ケース保持板部分87と、ケース切欠部分88とを備えている。
ケース上板部分86は、ケース71の上部から第2の方向の一方側へ水平に延びた板形状である。ケース上板部分86は、放熱器8における放熱フィン85の上端を覆うものである。
ケース保持板部分87は、ケース上板部分86における第1の方向の両端部から下方に延びた横長四角形の板形状である。ケース保持板部分87は、放熱器8の放熱フィン85の本体ケース1における左右方向の上部を覆うものである。
ケース切欠部分88は、ケース保持板部分87の下端に設けた半円形状の切り欠きである。
放熱保持部83は、ケース切欠部分88に放熱冷媒管84が嵌る構成である。
これにより、ケース切欠部分88が放熱器8の放熱冷媒管84に嵌まり込み、放熱器8を収納部70が固定することにより、放熱器8と熱交換器11の位置関係を確実に規定し気密性を高めることができ、放熱器8と熱交換器11の間での風の侵入、流出などの漏れを抑制することにより、各要素への必要風量を確保することができ、除湿効率を向上することができる。
図8は、本発明の実施の形態にかかる除湿装置3の図7のB−Bにおける断面図である。図4および図8に示すように、熱交換器11は、伝熱板と一体形成した間隔リブであるリブ15、16によって伝熱板の積層間隔を保持している。特にリブ16は、本体ケース1における前後方向で、送風方向に延びている。リブ16とケース連結部74およびカバー連結部76を通風方向において投影された位置に配置している。
これにより、通風抵抗となる間隔リブおよび、カバー連結部76、ケース連結部74を通風方向において投影された位置に配置することにより通風抵抗の増加を抑制することができ、風量の低下を抑制することができるので、除湿効率の低下を抑えることができる。
また、ケース連結部74およびカバー連結部76は、熱交換器11、吸熱器10および放熱器8に接触しないものである。
これにより、圧縮機7は、運転する際、振動を伴って駆動するが、その振動は冷媒配管を伝わり、吸熱器10や放熱器8にも伝播していくが、カバー連結部76およびケース連結部74が熱交換器11、吸熱器10、放熱器8に接触しないので、振動の伝達を抑制し不快なビビリ音が発生するのを抑制することができる。
本発明にかかる除湿装置は、より高い除湿効果をもたらすものであるため、室内空気の除湿や衣類の乾燥用途として極めて有用なものである。
1 本体ケース
2 空気吸込口
3 除湿装置
4 空気吹出口
5 除湿手段
6 送風機
7 圧縮機
8 放熱器
9 膨張器
10 吸熱器
11 熱交換器
12a 集水手段
12b 集水タンク
13 板体(伝熱板)
14 板体(伝熱板)
15 リブ
16 リブ
17 第1除湿経路内開口部
17a 上流側開口部
17b 下流側開口部
18 第2除湿経路内開口部
18a 上流側開口部
30 下流側開口部
41 第1除湿経路
51 第2除湿経路
60 予冷風路
70 収納部
71 ケース
72 カバー
73 側板部
74 ケース連結部
75 枠部
76 カバー連結部
77 吸熱保持部
78 吸熱冷媒管
79 吸熱フィン
80 カバー上板部分
82 カバー切欠部分
83 放熱保持部
84 放熱冷媒管
85 放熱フィン
86 ケース上板部分
87 ケース保持板部分
88 ケース切欠部分
89 カバー保持板部分
90 空気流
91 誘引流
101 冷媒配管
101a 直管部
101b 屈曲部

Claims (8)

  1. 空気吸込口と空気吹出口を有する本体ケースと、圧縮機と放熱器と膨張器と吸熱器とを順に連結した冷凍サイクルにより前記本体ケース内の空気を除湿する除湿手段と、前記空気吸込口から吸い込んだ本体ケース外の空気を前記除湿手段を通過させた後に前記空気吹出口から本体ケース外に吹き出す送風機とを備え、前記除湿手段は、前記送風機によって空気吸込口から本体ケース内に吸い込んだ空気の一部分Aを、前記吸熱器、第1通路、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第1除湿経路と、前記送風機によって前記空気吸込口から吸い込んだ空気の他の部分Bを、第2通路、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第2除湿経路と、前記第1通路を流れる空気と前記第2通路を流れる空気との間で熱交換する熱交換器とを備え、前記熱交換器は、薄板状の伝熱板を所定の間隔で複数枚積層し、前記伝熱板の積層間隙に室内空気と前記吸熱器出口空気を交互に流して前記第1通路と前記第2通路を形成し、前記伝熱板の各々を積層方向へ押し当てる収納部を備え、前記収納部は、ケースとカバーとを備え、前記ケースは、前記伝熱板の積層方向である第1の方向に対して対向した2つの側板部と、前記第1の方向に直交する第2の方向の一方側に設けた2つの前記側板部を連結するケース連結部とを備え、前記伝熱板を前記第1の方向に複数枚積層し、2つの前記側板部の間に複数の前記伝熱板が挟まれ、前記カバーによって、2つの前記側板部における第2の方向の他方側が連結されることを特徴とする除湿装置。
  2. 前記側板部の間の寸法は、前記伝熱板を上方向に積層した積層完了寸法よりも小さい寸法であることを特徴とする請求項記載の除湿装置。
  3. 前記収納部は、前記吸熱器を保持する吸熱保持部を備えたことを特徴とする請求項またはに記載の除湿装置。
  4. 前記吸熱器は、上下方向に複数段設けられかつ前記第1の方向に複数回蛇行曲げされてなる吸熱冷媒管と、前記冷媒管の直管部に固定されかつ前記第1の方向に対して対向した板状の数の吸熱フィンとを備え、前記吸熱保持部は、前記カバーの上部から前記第2の方向の他方側へ延びたカバー上板部分と、前記カバー上板部分における前記第1の方向の両端部から下方に延びたカバー保持板部分と、前記カバー保持板部分の下端にカバー切欠部分とを備え、前記カバー切欠部分に前記吸熱冷媒管が嵌る構成であることを特徴とする請求項に記載の除湿装置。
  5. 前記収納部は、前記放熱器を保持する放熱保持部を備えたことを特徴とする請求項からのいずれかに記載の除湿装置。
  6. 前記放熱器は、上下方向に複数段設けられかつ前記第1の方向に複数回蛇行曲げされてなる放熱冷媒管と、前記冷媒管の直管部に固定されかつ前記第1の方向に対して対向した板状の数の放熱フィンとを備え、前記放熱保持部は、前記ケースの上部から前記第2の方向の一方側へ延びたケース上板部分と、前記ケース板部分における前記第1の方向の両端部から下方に延びたケース保持板部分と、前記ケース保持板部分の下端にケース切欠部分とを備え、前記ケース切欠部分に前記放熱冷媒管が嵌る構成であることを特徴とする請求項に記載の除湿装置。
  7. 前記熱交換器は、前記伝熱板と一体形成した間隔リブによって前記伝熱板の積層間隔を保持し、前記カバーは、カバー連結部を前記カバーの第1通路を形成する開口に複数備え、前記間隔リブと前記カバー連結部および前記ケース連結部を通風方向において投影された位置に配置することを特徴とする請求項からのいずれかに記載の除湿装置。
  8. 前記ケース連結部および前記カバー連結部は、前記熱交換器、前記吸熱器および前記放熱器に接触しないことを特徴とする請求項記載の除湿装置。
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