JP6637365B2 - 真空弁制御装置及び真空弁ユニット - Google Patents

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本発明は、真空弁制御装置及び真空弁ユニットに関する。
従来、平坦で広い地域等、汚水用の配管を連続的な下り勾配で配置できない場合に、真空式下水道収集システムが用いられている。この種の真空式下水道収集システムとして、特許文献1に記載された真空式下水道収集システムが知られている。
特許文献1の真空式下水道収集システムでは、真空タンクに連通するライン(真空系)が真空弁ユニットに接続されている。真空弁ユニットは、第一端部が汚水ます内に配置された吸込管及び圧力センサ管と、吸込管とラインとの間に配置された真空弁と、真空弁の開閉動作を制御する真空弁制御装置とを備えている。
真空弁制御装置内には、第一ダイヤフラムを挟んで第一室及び第二室が形成され、第二ダイヤフラムを挟んで第三室及び第四室が形成されている。真空弁制御装置内には、各ダイヤフラムの厚さ方向に延びるシャフト(軸状体)が配置されている。真空弁制御装置内には隔壁を介して隣り合う第五室及び第六室が形成されている。シャフトの端部には弁体が固定されている。第五室と第六室との間の隔壁、及び第六室におけるこの隔壁に対向する壁には、貫通孔が形成された弁座が設けられている。シャフトがシャフトの軸線方向に往復動することで、一対の弁座の一方を封止する。
吸込管、圧力センサ管、及び真空弁と、真空弁制御装置の第二室以外の各室とは、フレキシブルチューブ(連結管)で接続されている。第二室は、外部に開口している。
以上のように構成された真空弁ユニットは、以下のように動作する。予め、真空弁は閉じ、弁座は隔壁の弁座を封止している。
汚水ます内の汚水の水位が所定の高さ以上になると、圧力センサ管内の汚水の水位が高くなることにより、真空弁制御装置の第一室内の空気の圧力と第二室内の空気の圧力とに差が生じる。この圧力差により、真空弁制御装置のシャフトが移動する。弁座が壁の弁座を封止し、真空弁を開かせる。真空タンクの吸引力により、吸込管、真空弁、ラインを通して汚水が流れ、汚水が汚水処理施設等で処理される。このとき、吸込管内を流れる汚水により、第三室内の空気の圧力と第四室内の空気の圧力とに差が生じる。これにより、弁座が壁の弁座に押付けられる。
汚水の水位が下がり第一室内の空気の圧力が大気圧になっても、第三室内の空気の圧力と第四室内の空気の圧力とに差が生じている間は、真空弁は開いたままである。
汚水ます内の汚水の水位が吸込管の第一端部よりも下がると、吸込管内を汚水が流れなくなり、第三室内の空気の圧力と第四室内の空気の圧力との差が小さくなる。このため、バネの反力でシャフトが移動して、弁座が隔壁の弁座を封止する。真空弁が閉じ、吸込管内等を通して汚水が流れなくなる。
特開2011−196113号公報
このように構成された真空弁制御装置は、シャフトの軸線方向が上下方向に沿うように、言い換えれば真空弁制御装置を立てた状態に配置して使用されることがある。この場合、真空弁ユニットの第一室が上方に位置し、第六室(第四室)が下方に位置するように配置される。
しかしながら、汚水ます内に汚水や雨水等が流れ込み汚水等の水位が高くなると、外部に開口している第二室内に汚水等が浸入する恐れがある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、真空弁制御装置を立てた状態に配置したときに第二室内に汚水等が浸入するのを抑えた真空弁制御装置、及びこの真空弁制御装置を備える真空弁ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の真空弁制御装置は、第一端部が汚水ます内に配置された吸込管と汚水を真空吸引力によって移送させる真空系との間に配置され、真空及び大気圧を供給することで開閉動作する真空弁を制御する真空弁制御装置であって、前記真空弁の開閉動作のために供給する真空及び大気圧を切換える真空弁開閉機構と、前記真空弁開閉機構を作動させる往復動可能な軸状体と、前記軸状体を、前記真空弁を閉じる方向に付勢するバネと、前記軸状体の軸線方向に前記軸状体と一体に往復動可能な第一ダイヤフラム及び第二ダイヤフラムと、前記第一ダイヤフラムの両側に差圧を生じさせて、前記軸状体を前記真空弁を開く方向に移動させる第一室及び第二室と、前記第二ダイヤフラムの両側に差圧を生じさせて、前記軸状体を前記真空弁を開く方向に移動させる第三室及び第四室と、前記第一室、前記第二室、前記第三室、及び前記第四室が内部に形成された筐体と、第一端部が前記第二室に連通し、前記筐体から前記軸状体の径方向の外側に向かって延び、第二端部に、外部に連通する開口が形成された空気配管と、を備え、前記第一室、前記第二室、前記第三室、及び前記第四室は、前記軸線方向における前記筐体の第一端部から前記筐体の第二端部に順に並べて形成され、前記第二室は、円柱形に形成されて前記軸線に沿って配置され、前記開口は、前記空気配管の前記第一端部に対して、前記軸線方向に位置をずらして配置され、前記第二室において、前記軸線方向における前記筐体の前記第二端部側の端面よりも、前記開口が、前記軸線方向において前記筐体の前記第二端部に近い位置に配置され、前記軸線方向が上下方向に沿い、前記筐体の前記第一端部よりも前記筐体の前記第二端部が下方になるように配置され、前記第二室の前記端面よりも前記空気配管の前記開口が下方になるように配置されることを特徴としている。
この発明によれば、真空弁制御装置の軸線方向が上下方向に沿うとともに第一室よりも第四室が下方に位置するように、真空弁制御装置を立てた状態に配置する。汚水等の水位が高くなった場合には、開口から空気配管内に汚水等が浸入しようとする。しかし、第二室の内面よりも空気配管の開口が下方に配置されていることと、第二室内に空気があることにより、汚水等が第二室内にある空気との境界面を越えて上方に移動しにくい。
また、上記の真空弁制御装置において、前記空気配管は、前記第二室から前記径方向の外側に向かって延びる第一配管要素と、前記第一配管要素の前記径方向の外側の端部から前記軸線方向に前記筐体の前記第二端部に近づくように延び、端部に前記開口が形成された第二配管要素と、を有してもよい。
この発明によれば、真空弁制御装置を立てた状態に配置したときに、第二配管要素の下方の端部に汚水等と第二室内にある空気との境界面が形成される。第二配管要素は境界面から上方に延びるように配置されるため、第二室内に汚水等が浸入するのをより確実に抑えることができる。
また、本発明の真空弁ユニットは、上記のいずれかに記載の真空弁制御装置と、圧力センサ管と、前記吸込管と、前記真空弁と、前記圧力センサ管、前記吸込管、及び前記真空弁の少なくとも一つと前記第一室、前記第三室、及び前記第四室の少なくとも一つとを連通させる連結管と、を備え、前記連結管は、前記圧力センサ管、前記吸込管、及び前記真空弁の少なくとも一つと連通する第一連結管要素と、前記第一室、前記第三室、及び前記第四室の少なくとも一つと連通し前記第一連結管要素の端部に取付け可能な端部を有する第二連結管要素と、を有することを特徴としている。
この発明によれば、連通孔が形成された板状部材の両側に、分離した第一連結管要素と第二連結管要素とを配置する。板状部材の連通孔を通して第一連結管要素と第二連結管要素とを接続する。これにより、板状部材の連通孔に連結管を挿通させたように、板状部材の連通孔に連結管を取付けることができる。
本発明の真空弁制御装置及び真空弁ユニットによれば、真空弁制御装置を立てた状態に配置したときに第二室内に汚水等が浸入するのを抑えることができる。
本発明の一実施形態の真空弁ユニットの側面図である。 同真空弁ユニットを模式的に示す側面の断面図である。 同真空弁ユニットを模式的に示す平面図である。 同真空弁ユニットの連結管セットを分解して模式的に示した図である。 同連結管セットが取付けられる仕切り板を模式的に示す平面図である。 同真空弁ユニットの作用を説明するための模式的に示す側面の断面図である。 同真空弁ユニットの作用を説明するための模式的に示す側面の断面図である。 汚水等の水位が高くなったときの同真空弁ユニットの作用を説明するための模式的に示す側面の断面図である。
以下、本発明に係る真空弁ユニットの一実施形態を、図1から図8を参照しながら説明する。
図1は、後述する汚水ます101、真空弁12、真空弁制御装置21等の寸法及び形状を、図2以下に比べて比較的正確に示したものである。図2以下は、説明の便宜のために汚水ます101等の寸法及び形状を調節して模式的に示したものである。
図1及び図2に示すように、本真空弁ユニット1は、圧力センサ管(圧力検出管)10と、吸込管11と、真空弁12と、本実施形態の真空弁制御装置21と、連結管61、62、63、64、65と、を備えている。
地面G内に埋設された汚水ます101内には、圧力センサ管10の第一端部及び吸込管11の第一端部が配置されている。汚水ます101の上部の開口は、蓋101aで覆われている。
本真空弁制御装置21は、吸込管11と汚水Wを真空吸引力によって移送させるライン(真空系)103との間に配置されている前述の真空弁12を制御する。真空弁制御装置21は、ケーシング(筐体)22と、ケーシング22内に配置されたシャフト(軸状体)23、シャフト付勢バネ(バネ)24、第一ダイヤフラム25、第二ダイヤフラム26、第一室27、第二室28、第三室29、及び第四室30、とを備えている。
本実施形態では、図2及び図3に示すように、ケーシング22は、円柱形に形成された本体33と、本体33にボルト34で取付けられた蓋部35と、を有する。ボルト34は、本体33の軸線となるシャフト23の軸線C周りに間隔を空けて複数配置されている。
ケーシング22には、ケーシング22の軸線C方向における第一端部22aから第二端部22bに第一隔壁37、第二隔壁38、及び第三隔壁39が互いに間隔を空けて順に並べて形成されている。
ケーシング22は、第一端部22aよりも第二端部22bが下方Z1になるように配置されている。すなわち、ケーシング22は、本体33の軸線に沿う方向が上下方向になるように配置されている。
蓋部35と第一隔壁37との間に形成される内部空間の軸線C方向の中間部には、前述の第一ダイヤフラム25が配置されている。第一ダイヤフラム25は、この内部空間をケーシング22の第二端部22bから遠い内部空間である第一室27と、ケーシング22の第二端部22bに近い内部空間である第二室28と、に区画する。第二室28内の空気の圧力よりも第一室27内の空気の圧力が高くなることで、第一室27及び第二室28は第一ダイヤフラム25の両側に差圧を生じさせて、シャフト23を真空弁12を開く方向に移動させる。真空弁12を開く方向は、ケーシング22の第一端部22aから第二端部22bに向かう方向、すなわち下方Z1である。
第二室28には、第一端部が第二室28に連通し第二端部が外部に開口する空気配管41が連通している。空気配管41は、シャフト23の径方向の外側に向かって延びる第一配管要素42と、第一配管要素42の径方向の外側の端部から軸線C方向に延びる第二配管要素43と、を有する。第二配管要素43は、ケーシング22の第二端部22bに近づくように、すなわち下方Z1に延びる。第二配管要素43の下方Z1の端部、すなわち、第二配管要素43が延びる方向の先端部には、開口43aが形成されている。第一配管要素42及び第二配管要素43は、ポリエチレン等の樹脂や金属で形成されている。
第二室28は、空気配管41を介して外気に連通している。第二室28は、空気配管41以外に外気や他の部材に連通していない。
軸線C方向において、ケーシング22の第二端部22bに近い第二室28の内面28aよりも、空気配管41の開口43aがケーシング22の第二端部22bに近い。言い換えれば、第二室28の内面28aよりも、空気配管41の開口43aが下方Z1に配置されている。
第一ダイヤフラム25は、ゴム等の弾性を有する材料で円板形に形成されている。
蓋部35の第一室27に近い外面には、永久磁石45が取付けられている。永久磁石45は、軸線C上に取付けられている。永久磁石45は、第一ダイヤフラム25の上面に接触している。
第一ダイヤフラム25には、シャフト23を構成する第一シャフト23aが第一ダイヤフラム25から下方Z1に延びるように固定されている。すなわち、第一ダイヤフラム25は第一シャフト23aと一体になって軸線C方向に往復動する。第一シャフト23aは、第一隔壁37に固定されず、第一隔壁37に対して軸線C方向に移動可能に第一隔壁37を挿通している。第一隔壁37と第一シャフト23aとの間には、符号を省略したシール機構が設けられている。
第一シャフト23aは、シャフト付勢バネ24を構成する第一シャフト付勢バネ24a内に挿通されている。第一シャフト付勢バネ24aは、本体33に対して第一シャフト23a及び第一ダイヤフラム25を、後述する真空弁12を閉じる方向、すなわち上方Z2に付勢する。
第一シャフト23aの端部は、第二ダイヤフラム26の上面に接触している。
第一隔壁37と第二隔壁38との間に形成される内部空間の軸線C方向の中間部には、前述の第二ダイヤフラム26が配置されている。第二ダイヤフラム26は、この内部空間をケーシング22の第一端部22aに近い内部空間である第三室29と、ケーシング22の第二端部22bに近い内部空間である第四室30と、に区画する。第四室30内の空気の圧力よりも第三室29内の空気の圧力が高くなることで、第三室29及び第四室30は第二ダイヤフラム26の両側に差圧を生じさせて、シャフト23を下方Z1に移動させる。
第二ダイヤフラム26には、シャフト23を構成する第二シャフト23bが第二ダイヤフラム26から下方Z1に延びるように固定されている。すなわち、第二ダイヤフラム26は第二シャフト23bと一体になって軸線C方向に往復動する。第二シャフト23bは、第二隔壁38に固定されず、第二隔壁38に対して軸線C方向に移動可能に第二隔壁38を挿通している。第二隔壁38と第二シャフト23bとの間には、符号を省略したシール機構が設けられている。第二シャフト23b及び前述の第一シャフト23aは、例えば強磁性を有するステンレス鋼等で形成されている。
第二シャフト23bは、シャフト付勢バネ24を構成する第二シャフト付勢バネ24b内に挿通されている。第二シャフト付勢バネ24bは、第二シャフト23b及び第二ダイヤフラム26を上方Z2に付勢する。
本体33における第四室30よりも下方Z1には、第五室50及び第六室51が形成されている。すなわち、ケーシング22の内部には、第一室27、第二室28、第三室29、第四室30、第五室50、及び第六室51が軸線C方向におけるケーシング22の第一端部22aから第二端部22bに、第一室27から第六室51の順に並べて形成されている。本体33には、第二隔壁38を挟んで第四室30とは反対の位置に第五室50が形成されている。本体33には、第三隔壁39を挟んで第五室50とは反対の位置に第六室51が形成されている。真空弁制御装置21は、ケーシング22の第一室27よりも第六室51(第四室30)が下方Z1に位置するように立てた状態に配置されている。
第三隔壁39には、貫通孔が形成された弁座53が軸線C上に配置されている。
本体33における第三隔壁39に対向する壁部には、貫通孔54aが形成された弁座54が軸線C上に配置されている。弁座54は、弁座53よりも下方Z1に配置されている。弁座54の貫通孔54aにより、第六室51は外気に連通している。
第二シャフト23bの第六室51内に配置されている端部には、弁体56が固定されている。なお、第五室50、第六室51、弁体56、及び貫通孔54aは、真空弁12の開閉動作のために供給する真空及び大気圧を切換える真空弁開閉機構55を構成する。シャフト23a、23bを有するシャフト23は、後述するように軸線C方向に往復動することで真空弁開閉機構55を作動させる。
第二シャフト23bが上方Z2に移動して弁座53に弁体56が接触すると、弁座53の貫通孔が弁体56により封止される。このとき、弁座54の貫通孔54aが封止されていないことで、第六室51が外気に連通する。
一方で、第二シャフト23bが下方Z1に移動して弁座54に弁体56が接触すると、弁座54の貫通孔54aが弁体56により封止される。このとき、弁座53の貫通孔が封止されていないことで、第五室50と第六室51とが連通する。
図2に示すように、吸込管11は、下方Z1の第一吸込管要素11dと上方Z2の第二吸込管要素11eと、を有する。吸込管要素11d、11eの端部には、図示はしないが融着、接着、フランジ接続、ネジ込み、差し込み等のための要素間接続部が設けられている。これらの要素間接続部により、第一吸込管要素11dの端部に第二吸込管要素11eの端部を容易に取付けることができる。第一吸込管要素11dと第二吸込管要素11eとが取付けられたときには、第一吸込管要素11dと第二吸込管要素11eとの要素間接続部は気密に封止される。
第一吸込管要素11dには、第一吸込管要素11dの長手方向である上下方向に間隔を空けて連通孔11a、11bが形成されている。連通孔11aは、連通孔11bよりも上方Z2に形成されている。第二吸込管要素11eにおけるライン103との接続部と要素間接続部との間には、外気に連通する空気吸込管11cが設けられている。
前述の連結管61は、吸込管11の連通孔11aと連通する第一連結管要素61aと、第四室30と連通する第二連結管要素61bと、を有する。同様に、連結管62は、吸込管11の連通孔11bと連通する第一連結管要素62aと、第三室29と連通する第二連結管要素62bと、を有する。連結管63は、圧力センサ管10と連通する第一連結管要素63aと、第一室27と連通する第二連結管要素63bと、を有する。
図4に示すように、圧力センサ管10、第一吸込管要素11d、及び第一連結管要素61a、62a、63aは一体となって、第一連結管セット67aを構成する。第一連結管セット67aは、ポリエチレン等の樹脂で形成することができる。同様に、第二連結管要素61b、62b、63bは一体となって、第二連結管セット67bを構成する。第二連結管セット67bは、第一連結管セット67aと同様に形成することができる。
第一連結管セット67a及び第二連結管セット67bで、連結管セット67を構成する。
連結管要素61a、62a、63a、61b、62b、63bの端部には、前述の要素間接続部が設けられている。第一連結管セット67aの端部に第二連結管セット67bの端部を容易に取付けることができる。
図2及び図5に示すように、連結管セット67の第一連結管セット67aと第二連結管セット67bとの要素間接続部は、汚水ます101に取付けられた仕切り板(板状部材)105の連通孔105a内に配置されている。仕切り板105は、使用者の足場として用いられる。
図2に示すように、真空弁12は、ピストン室12a内に配置されたダイヤフラム12b、及び、ダイヤフラム12bを付勢する真空弁用バネ12cを有している。ダイヤフラム12bには、弁体12dが固定されている。
シャフト23が上方Z2に移動して後述するように真空弁12のピストン室12a内の空気の圧力が大気圧PMのときは、真空弁用バネ12cが伸びて弁体12dが吸込管11とライン103との接続部に接触する。これにより吸込管11とライン103とが弁体12dにより遮断された状態になり、真空弁12が閉じる。
一方で、シャフト23が下方Z1に移動して後述するようにピストン室12a内が負圧(真空)PLのときは、真空弁用バネ12cが縮んで弁体12dが吸込管11とライン103との接続部から離間する。これにより吸込管11とライン103とが連通された状態になり、真空弁12が開く。
このように、真空弁12は、ピストン室12a内に真空及び大気圧を供給することで開閉動作する。
連結管64は、ピストン室12a及び第六室51と連通している。連結管65は、ライン103及び第五室50と連通している。
なお、連結管64、65を連結管61のように、第一連結管要素と、第一連結管要素の端部に取付け可能な端部を有する第二連結管要素と、で構成してもよい。
次に、以上のように構成された真空弁ユニット1の連結管セット67を仕切り板105に取付ける手順について説明する。
仕切り板105の両側に、分離した第一連結管セット67aと第二連結管セット67bとを配置する。仕切り板105の連通孔105aを通して第一連結管セット67aと第二連結管セット67bとを接続する(取付ける)。具体的には、例えば第一連結管要素61aの端部の要素間接続部と第二連結管要素61bの端部の要素間接続部とを接続する。
これにより、仕切り板105の連通孔105aに連結管セット67を挿通させたように、仕切り板105の連通孔105aに連結管セット67が取付けられる。
連結管セット67を取付けた仕切り板105を、汚水ます101に取付ける。
次に、真空弁ユニット1の作用について説明する。
図2では、汚水ます101内の汚水Wの水位が比較的低い。圧力センサ管10内の空気の圧力、第一室27内の空気の圧力、及び第二室28内の空気の圧力は大気圧PMである。以下では、正圧PH(大気圧PMよりも高い圧力)の空気を、比較的濃い灰色のドットで示す。負圧PL(大気圧PMよりも低い圧力)の空気を、比較的薄い灰色のドットで示す。大気圧PMの空気を、比較的濃い灰色と比較的薄い灰色との中間の濃さの灰色のドットで示す。第二室28内は常に大気圧PMなので、ドットの記載を省略する。第三室29及び第四室30は、ドットの記載を省略する。
図2では吸込管11内に汚水Wが流れていないため、第三室29と第四室30との間で空気の圧力差は生じない。シャフト23a、23bは、シャフト付勢バネ24a、24bの付勢力、及び永久磁石45と第一シャフト23aとに作用する磁力により上方Z2に移動している。
このため、弁座53に弁体56が接触している。弁座54の貫通孔54aが封止されていないことで、第六室51内の空気の圧力は大気圧PMである。第六室51内に連結管64を介して連通するピストン室12a内の空気の圧力は、大気圧PMである。
ライン103内は図示しない真空タンクに連通しているため、ライン103内の空気の圧力は負圧PLである。真空弁12のダイヤフラム12bは、ピストン室12a内とライン103内との圧力差により吸込管11とライン103との接続部に近づいている。真空弁用バネ12cが伸び、真空弁12が閉じている。
ライン103に連結管65を介して連通する第五室50内の空気の圧力は負圧PLである。
図2の状態から、汚水ます101内の汚水Wの水位が上昇すると、真空弁制御装置21は以下に説明する真空弁開き工程を行う。図6に示すように、圧力センサ管10内の空気の圧力が高くなり、正圧PHになる。圧力センサ管10内に連結管63を介して連通する第一室27内の空気の圧力は、正圧PHになる。
第一室27と第二室28との圧力差により、ダイヤフラム25、26はシャフト付勢バネ24a、24bの付勢力及び永久磁石45と第一シャフト23aとに作用する磁力に抗して、シャフト23a、23bとともに下方Z1に移動する。このとき、第二室28の内容積が小さくなることで、第二室28内の空気が空気配管41を通して外部に流れ出る。
弁座53から弁体56が離間し、弁座54に弁体56が接触する。弁座53の貫通孔が封止されていないことで、第五室50と第六室51とが連通する。第六室51内の空気の圧力、及び第六室51に連結管64を介して連通するピストン室12a内の空気の圧力が、負圧PLになる。真空弁用バネ12cが縮んで真空弁12が開く。
吸込管11内の空気の圧力が負圧PLになることで、汚水Wが吸込管11及びライン103内を流れる。このとき、空気吸込管11cを通して吸込管11内に流れ込んだ空気と汚水Wとが混ざり合う。
吸込管11内に汚水Wが流れることで、連結管61及び第四室30内の空気の圧力よりも、連結管62及び第三室29内の空気の圧力が高くなる。第二ダイヤフラム26及び第二シャフト23bが、さらに下方Z1に押付けられる。
吸込管11内に汚水Wが流れて、汚水Wの水面が位置L1まで下がる。このとき、図7に示すように、圧力センサ管10内の空気の圧力及び第一室27内の空気の圧力は大気圧PMになり、第一ダイヤフラム25の両側の室27、28内の空気の圧力はほぼ等しくなる。第一シャフト付勢バネ24aの付勢力により、第一シャフト23a及び第一ダイヤフラム25が上方Z2に移動する。永久磁石45が、第一ダイヤフラム25の上面に接触する。このとき、第二室28の内容積が大きくなることで、外部の空気が空気配管41を通して第二室28内に流れ込む。
第三室29内と第四室30内との圧力差により、図6に示すように第二ダイヤフラム26及び第二シャフト23bが下方Z1に押付けられ、弁座54に弁体56が接触したままである。
図7に示すように、汚水Wの水面の位置L2が吸込管11の第一端部よりも下方Z1になり、吸込管11の第一端部が空気を吸うようになると、以下に説明する真空弁閉じ工程を行う。
第三室29内の空気の圧力と第四室30内の空気の圧力とが、ほぼ等しくなる。第二シャフト付勢バネ24bの付勢力により、第二シャフト23b及び第二ダイヤフラム26が上方Z2に移動する。弁座54から弁体56が離間し、弁座53に弁体56が接触する。弁座54の貫通孔54aが封止されていないことで、第六室51内の空気の圧力は大気圧PMになる。第六室51に連結管64を介して連通するピストン室12a内の空気の圧力が、大気圧PMになる。真空弁12が閉じる。
汚水ます101内の汚水Wの水位が再び上昇すると、前述の真空弁開き工程及び真空弁閉じ工程を行い、汚水ます101内の汚水Wを吸込管11内に流す。
このように、通常は、真空弁制御装置21の制御により真空弁12が自動的に閉じたり開いたりする。
ここで汚水ます101内に流れ込む汚水Wの量が非常に増えたり汚水ます101内に雨水が流れ込んだりして、汚水ます101内の汚水W等の水位が高くなった場合について説明する。
図8に示すように、汚水W等の水面の位置L3が空気配管41の開口43aよりも上方Z2になると、開口43aから空気配管41内に汚水W等が浸入しようとする。しかし、第二室28の内面28aよりも空気配管41の開口43aが下方Z1に配置されていることと、第二室28内に空気があるため、汚水W等が第二室28内にある空気との境界面Sを越えて上方Z2に移動しにくい。このため、空気配管41を通して第二室28内に汚水W等が浸入しにくい。
空気配管41が軸線C方向に延びる第二配管要素43を有するため、境界面Sの汚水W等が第二配管要素43の長さを越えて上方Z2に移動し、第一配管要素42内に浸入しにくい。
なお、本実施形態では、第二配管要素43の内容積を、第二室28の内容積の変化量以上にしてもよい。第二室28の内容積の変化量を、図2の状態における第二室28の内容積としてもよい。このように構成することで、汚水Wの水面の位置L3が空気配管41の開口43aよりも上方Z2になった後で第二室28の内容積が大きくなっても、空気配管41を通して第二室28内に汚水W等が浸入しにくくなる。
以上説明したように、本実施形態の真空弁制御装置21によれば、真空弁制御装置21を立てた状態に配置して汚水W等の水位が空気配管41の開口43aよりも上方Z2になった場合には、開口43aから空気配管41内に汚水W等が浸入しようとする。しかし、第二室28の内面28aよりも空気配管41の開口43aが下方Z1に配置されていることと、第二室28内に空気があるため、汚水W等が境界面Sを越えて上方Z2に移動しにくい。したがって、真空弁制御装置21を立てた状態に配置しても第二室28内に汚水W等が浸入するのを抑えることができる。
真空弁制御装置21と連結管61、62等との間にゴムブロック等の介在物を設けることなく、真空弁制御装置21と連結管61、62とを接続することができる。
空気配管41が有する第二配管要素43は境界面Sから上方Z2に延びるように配置されるため、第二室28内に汚水W等が浸入するのをより確実に抑えることができる。
特許文献1の真空弁ユニットでは、連結管が一体に構成されているために、仕切り板の連通孔に連結管を取付けるときに、以下のような手順を行っている。すなわち、仕切り板の縁部から連通孔に達する切欠きを形成する。仕切り板の切欠きを通して連通孔内に連結管を配置する。仕切り板に切欠きを形成した部分を塞ぐために、仕切り板に当て板を取付ける。
これに対して、本実施形態の真空弁ユニット1によれば、連結管61は第一連結管要素61aと第二連結管要素61bとを有する。このため、仕切り板105の連通孔105aに連結管61を取付ける際に、仕切り板105の縁部から連通孔105aに達する切欠きを形成することなく、容易に取付けることができる。
以上、本発明の一実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。
例えば、前記施形態では、空気配管は第二室28から径方向の外側に向かうにしたがって下方Z1に延びるように斜めの直管形に形成してもよい。
連結管セットを構成する連結管の数は3本であるとしたが、1本以上であれば何本でもよい。
1 真空弁ユニット
10 圧力センサ管
11 吸込管
12 真空弁
21 真空弁制御装置
22 ケーシング(筐体)
23 シャフト(軸状体)
24 シャフト付勢バネ(バネ)
25 第一ダイヤフラム
26 第二ダイヤフラム
27 第一室
28 第二室
29 第三室
30 第四室
41 空気配管
42 第一配管要素
43 第二配管要素
43a 開口
61、62、63 連結管
61a、62a、63a 第一連結管要素
61b、62b、63b 第二連結管要素
101 汚水ます
103 ライン(真空系)
C 軸線
W 汚水

Claims (3)

  1. 第一端部が汚水ます内に配置された吸込管と汚水を真空吸引力によって移送させる真空系との間に配置され、真空及び大気圧を供給することで開閉動作する真空弁を制御する真空弁制御装置であって、
    前記真空弁の開閉動作のために供給する真空及び大気圧を切換える真空弁開閉機構と、
    前記真空弁開閉機構を作動させる往復動可能な軸状体と、
    前記軸状体を、前記真空弁を閉じる方向に付勢するバネと、
    前記軸状体の軸線方向に前記軸状体と一体に往復動可能な第一ダイヤフラム及び第二ダイヤフラムと、
    前記第一ダイヤフラムの両側に差圧を生じさせて、前記軸状体を前記真空弁を開く方向に移動させる第一室及び第二室と、
    前記第二ダイヤフラムの両側に差圧を生じさせて、前記軸状体を前記真空弁を開く方向に移動させる第三室及び第四室と、
    前記第一室、前記第二室、前記第三室、及び前記第四室が内部に形成された筐体と、
    第一端部が前記第二室に連通し、前記筐体から前記軸状体の径方向の外側に向かって延び、第二端部に、外部に連通する開口が形成された空気配管と、
    を備え、
    前記第一室、前記第二室、前記第三室、及び前記第四室は、前記軸線方向における前記筐体の第一端部から前記筐体の第二端部に順に並べて形成され、
    前記第二室は、円柱形に形成されて前記軸線に沿って配置され、
    前記開口は、前記空気配管の前記第一端部に対して、前記軸線方向に位置をずらして配置され、
    前記第二室において、前記軸線方向における前記筐体の前記第二端部側の端面よりも、前記開口が、前記軸線方向において前記筐体の前記第二端部に近い位置に配置され、
    前記軸線方向が上下方向に沿い、前記筐体の前記第一端部よりも前記筐体の前記第二端部が下方になるように配置され、
    前記第二室の前記端面よりも前記空気配管の前記開口が下方になるように配置されることを特徴とする真空弁制御装置。
  2. 前記空気配管は、
    前記第二室から前記径方向の外側に向かって延びる第一配管要素と、
    前記第一配管要素の前記径方向の外側の端部から前記軸線方向に前記筐体の前記第二端部に近づくように延び、端部に前記開口が形成された第二配管要素と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の真空弁制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の真空弁制御装置と、
    圧力センサ管と、
    前記吸込管と、
    前記真空弁と、
    前記圧力センサ管、前記吸込管、及び前記真空弁の少なくとも一つと前記第一室、前記第三室、及び前記第四室の少なくとも一つとを連通させる連結管と、
    を備え、
    前記連結管は、
    前記圧力センサ管、前記吸込管、及び前記真空弁の少なくとも一つと連通する第一連結管要素と、
    前記第一室、前記第三室、及び前記第四室の少なくとも一つと連通し前記第一連結管要素の端部に取付け可能な端部を有する第二連結管要素と、
    を有することを特徴とする真空弁ユニット。
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