JP6636865B2 - 表示装置の製造方法及び表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置の製造方法及び表示装置に関する。
近年、有機EL(Electro-luminescent)素子を用いた有機EL表示装置や、液晶表示装置等の表示装置が実用化されている。しかしながら、有機EL素子は水分に対して脆弱であることから、有機EL素子が水分によって劣化し、ダークスポット等の点灯不良が生じるおそれがあった。また、液晶表示装置においても、侵入した水分の影響を受けて薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor)の特性が変動し、表示品位の劣化が発生する問題が生じる。そのため、表示装置に対する水分等の侵入を防止するために、表示装置を封止する必要がある。
しかし、封止膜を形成する際に異物が混入すると、封止膜に欠陥が生じ、欠陥から侵入した水分等によって表示品位が劣化するおそれがある。そこで、例えば、特許文献1は、分子を1層ずつ積み上げ、非常に薄い封止膜を等方的に形成するALD(Atomic Layer Deposition)法を用いて、封止膜を形成することによって、異物に対して高い被覆率で封止膜を形成する点を開示している。
また、例えば、特許文献2は、封止膜を積層する際に、予め封止膜を形成する面に存在する異物や平坦面と傾斜面の境界部などの屈曲部に異物被覆部や屈曲部緩和部を設け、凹凸や屈曲部をなだらかにすることにより、その上に形成される封止膜に欠陥を生じにくくする点を開示している。
特開2015−176717 号公報 特開2007−250370 号公報
特許文献1のように、ALD法を用いて封止膜を形成した場合、大きい異物を被覆することは困難である。
また、特許文献2のように、屈曲部緩和部を設ける構成とした場合であっても、大きさの異なる異物が存在する場合、各異物によって生じる大きさが異なるため、屈曲部を緩和することは困難である。
すなわち、大きい異物に合わせた厚さの屈曲部緩和部を形成した場合、平坦部に形成された屈曲部緩和部を除去する際に、小さい異物の周囲に形成された屈曲部緩和部が全て除去されてしまう。一方、小さい異物に合わせた厚さの屈曲部緩和部を形成した場合、大きい異物の屈曲部を緩和することが困難である。そのため、屈曲部が緩和されない箇所において、封止膜の欠陥が生じる。
従って、単一の封止膜によって異物を封止する構成では、異なる大きさの異物によって生じる、大きさが異なる屈曲部を緩和することができない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、大きさの異なる異物が混入した場合であっても、外部からの不純物の侵入を防止する表示装置を提供することにある。
本発明の一態様は、複数の画素を有する表示装置の製造方法であって、第1無機膜を形成する工程と、前記第1無機膜を覆うように、第1有機膜を形成する工程と、前記第1有機膜の一部を除去する工程と、前記第1無機膜と前記第1有機膜のうち前記第1有機膜の一部を除去する工程で除去されなかった領域とを覆うように第2無機膜を形成する工程と、前記第2無機膜を覆うように第2有機膜を形成する工程と、前記第2有機膜の一部を除去する工程と、前記第2無機膜と前記第2有機膜のうち前記第2有機膜の一部を除去する工程で除去されなかった領域とを覆うように第3無機膜を形成する工程と、を含み、前記第1有機膜の厚さは、前記第2有機膜の厚さと異なることを特徴としたものである。
また、本発明の他の一態様は、複数の画素を有する表示装置であって、前記画素の周縁部に形成されたリブと、前記リブの上層側に形成された第1無機膜と、前記リブの平坦面と傾斜面の境界付近の上層の領域に、前記第1無機膜と接して形成された第1有機膜と、前記第1無機膜と前記第1有機膜を覆うように形成された第2無機膜と、前記リブの凸形状部の頂面部上の前記第2無機膜の上面よりも低い位置に上面が来るように、かつ、前記第2無機膜の平坦面と傾斜面で構成される凹部を埋めて上面を平坦に形成された第2有機膜と、前記第2無機膜と前記第2有機膜を覆うように形成された第3無機膜と、を有し、前記第2有機膜は、前記第1有機膜よりも厚く形成されることを特徴としたものである。
さらに、本発明の他の一態様は、複数の画素を有する表示装置であって、前記画素の周縁部に形成されたリブと、前記リブの上層側に形成された第1無機膜と、前記リブの凸形状部の頂面部上の前記第1無機膜の上面よりも低い位置に上面が来るように、かつ、前記第1無機膜の平坦面と傾斜面で構成される凹部を埋めて上面を平坦に形成された第1有機膜と、前記第1無機膜と前記第1有機膜を覆うように形成された第2無機膜と、前記リブの平坦面と傾斜面の境界付近の上層の領域に、前記第2無機膜と接して形成された第2有機膜と、前記第2無機膜と前記第2有機膜を覆うように形成された第3無機膜と、を有し、前記第1有機膜は、前記第2有機膜よりも厚く形成されることを特徴としたものである。
本発明の実施形態に係る表示装置を概略的に示す図である。 表示パネルを概略的に示す図である。 第1の実施形態における表示パネルの積層構造について概略的に示す一例である。 第1の実施形態における表示パネルを形成する工程について説明するための図である。 第1の実施形態における表示パネルを形成する工程について説明するための図である。 第1の実施形態において異物が混入した場合について説明するための図である。 第2の実施形態における表示パネルの積層構造について概略的に示す一例である。 第2の実施形態における表示パネルを形成する工程について説明するための図である。 第2の実施形態における表示パネルを形成する工程について説明するための図である。 第2の実施形態において異物が混入した場合について説明するための図である。
以下に、本発明の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略することがある。
図1は、本発明の実施形態に係る表示装置100の概略を示す図である。図に示すように、表示装置100は、上フレーム110及び下フレーム120に挟まれるように固定された表示パネル200から構成されている。
図2は、図1の表示パネル200の構成を示す概略図である。図2に示すように、表示パネル200は、アレイ基板202と、保護フィルム204と、駆動IC(Integrated Circuit)206と、を有する。アレイ基板202は、後述する発光層308、発光層308に対する不純物の侵入を防止する封止膜320等が形成される。
駆動IC206は、例えば、各画素208に配置された画素208トランジスタの走査信号線に対してソース・ドレイン間を導通させるための電位を印加すると共に、各画素トランジスタデータ信号線に対して画素208の階調値に対応する電流を流す。当該駆動IC206によって、表示パネル200は、複数色からなる複数の画素208によって構成されるカラー画像を、表示領域210に表示する。
保護フィルム204は、表示パネル200を外傷から保護するアクリル製のフィルムであって、接着剤によって、アレイ基板202に接着される。
[第1の実施形態]
図3は、第1の実施形態における表示領域210の断面について概略的に示す図の一例である。図3に示すように、表示パネル200は、基板300と、アレイ層302と、アノード電極304と、リブ306と、発光層308と、第1無機膜310と、第1有機膜312と、第2無機膜314と、第2有機膜316と、第3無機膜318と、を含む。
なお、外部からの不純物の侵入を防止する封止膜320は、第1無機膜310と、第1有機膜312と、第2無機膜314と、第2有機膜316と、第3無機膜318と、を積層して構成される。
基板300は、例えば、ガラス基板であるが、樹脂で形成された可撓性を有する基板であってもよい。アレイ層302は、ソース電極、ドレイン電極、ゲート電極や半導体層等を含んで構成される画素トランジスタを有する。画素トランジスタは、各画素208に形成され、画素208が発する光の輝度を制御する。アレイ層302の詳細な構造については、従来技術と同様である為説明を省略する。
アノード電極304は、画素トランジスタと電気的に接続するように形成される。具体的には、例えば、アノード電極304は、表示領域210において、アレイ層302に含まれる画素トランジスタのソース又はドレイン電極と電気的に接続されるように、ソース又はドレイン電極の上層側に形成される。
リブ306は、画素208の周縁部に形成される。具体的には、例えば、図3のように、アレイ層302及びアノード電極304の端部の上層側に樹脂材料で形成される。当該リブ306によって、アノード電極304とカソード電極のショートを防止することができる。
発光層308は、アノード電極304の上層に形成され、光を発する。具体的には、例えば、発光層308は、アノード電極304及びリブ306の上層に、ホール注入層、ホール輸送層、EL層、電子注入層、電子輸送層、及び、カソード電極が積層されることによって形成される。EL層は、アノード電極304から注入されたホールと、カソード電極から注入された電子とが再結合することにより発光する。ホール注入層、ホール輸送層、電子注入層、及び、電子輸送層については従来技術と同様である為説明を省略する。
第1無機膜310は、リブ306の上層側に形成される。具体的には、例えば、第1無機膜310は、リブ306の上層側において、発光層308を覆うように形成される。なお、第1無機膜310は、例えばSiN等の、発光層308に対する不純物の侵入を防止する無機材料によって形成される。
第1有機膜312は、リブ306の平坦面と傾斜面の境界付近の上層の領域に、第1無機膜310と接して形成される。具体的には、例えば、第1有機膜312は、リブ306の裾の上層側の領域であって、第1無機膜310に形成された傾斜面の端部に形成される。なお、第1有機膜312は、例えば、アクリル等の有機材料を用いて、70乃至500ナノメートルの厚さ、特に90ナノメートルの厚さで形成されることが望ましい。
第2無機膜314は、第1無機膜310と第1有機膜312を覆うように形成される。具体的には、例えば、第2無機膜314は、第1無機膜310及び第1無機膜310の傾斜面の端部に形成された第1有機膜312を覆うように形成される。ここで、第2無機膜314は、第1無機膜310と同様に、例えばSiN等の、発光層308に対する不純物の侵入を防止する無機材料によって形成される。
第2有機膜316は、リブ306の凸形状部の頂面部上の第2無機膜314の上面よりも低い位置に上面が来るように、かつ、第2無機膜314の平坦面と傾斜面で構成される凹部を埋めて上面を平坦に形成される。具体的には、例えば、第2有機膜316は、アノード電極304が形成された領域を挟んで隣接する第2無機膜314の2つの傾斜面の間に形成される。但しこのとき、第2無機膜314はリブ306の形状に沿って形成されるため、リブ層306の凹形状部の底部上においては、第2有機膜316は第2無機膜314の上面よりも高い位置に上面が形成される。
なお、第2有機膜316は、第1有機膜312よりも厚くなるように形成される。具体的には、例えば、第2有機膜316は、0.8〜3マイクロメートルの厚さで形成される。
第3無機膜318は、第2無機膜314と第2有機膜316を覆うように形成される。具体的には、例えば、第3無機膜318は、第2無機膜314及び第2有機膜316を覆うように形成される。
続いて、第1の実施形態における表示装置100の製造方法について説明する。まず、図4(a)に示すように、基板300上にアレイ層302及びアノード電極304を形成する。アレイ層302及びアノード電極304を形成する工程は従来と同様であるため説明を省略する。
次に、画素208の周縁部にリブ306を形成する。具体的には、アレイ層302及びアノード電極304の端部の上層側にリブ306を形成する。そして、アノード電極304及びリブ306の上層側に、順に、発光層308及び第1無機膜310を形成する。
さらに、第1無機膜310を覆うように、第1有機膜312を形成する。具体的には、第1無機膜310を覆うように、かつ、リブ306によって生じた第1無機膜310の傾斜面が残るように、リブ306の高さよりも低い厚さの第1有機膜312を形成する。
次に、図4(b)に示すように、第1有機膜312の一部を除去する。具体的には、プラズマアッシング等の方法により、リブ306の凸形状部の頂面の領域に形成された第1有機膜312を除去する。すなわち、70乃至500ナノメートルの第1有機膜312を形成したい場合には、第1有機膜312が70乃至500ナノメートルの厚みを残して削られるようにプラズマアッシングを行う。
その結果、第1有機膜312は、リブ306の裾の上層側の領域であって、第1無機膜310に形成された傾斜面の端部にのみ残される。残された第1有機膜312は、70乃至500ナノメートルの厚さとなる。
次に、図4(c)に示すように、第1有機膜312と第1有機膜312のうち第1有機膜312の一部を除去する工程で除去されなかった領域とを覆うように第2無機膜314を形成する。具体的には、第1無機膜310に形成された傾斜面の端部にのみ残された第1有機膜312、及び、第1無機膜310を覆うように、第2無機膜314を形成する。
そして、第2無機膜314を覆うように第2有機膜316を形成する。具体的には、第2有機膜316は、第2無機膜314の平坦面と傾斜面で構成される凹部を埋めて平坦化するよう形成される。すなわち、第2有機膜316は、第1有機膜312よりも厚くなるように形成される。
次に、図5(a)に示すように、第2有機膜316の一部を除去する。具体的には、第2有機膜316は、リブ306の凸形状部の頂面部上の第2無機膜314の上面よりも低い位置に第2有機膜316の上面が来るように、アッシングされる。ここで、リブ306の凸形状部の頂面の領域に形成された第2有機膜316は、第1有機膜312の場合と同様のアッシングの方法により、除去される。すなわち、リブ306の凸形状部の頂面の領域に1マイクロメートルの第2有機膜316を形成した場合には、第2有機膜316が1.0から1.1マイクロメートル程度削られるようにアッシングを行う。
その結果、第2有機膜316は、アノード電極304を挟んだリブ306の裾の上層側に形成された、第2無機膜314の2つの傾斜面の間にのみ残される。
次に、図5(b)に示すように、第2有機膜316を覆うように第3無機膜318を形成する。具体的には、第2無機膜314及び第2有機膜316を覆うように、第3無機膜318を形成する。
以上のように、下層側に薄い第1有機膜312を含み、上層側に厚い第2有機膜316を含んで構成される封止膜320を形成することにより、大きさの異なる異物600が存在する場合であっても、いずれの大きさの異物600も封止膜320によって被覆することができる。従って、外部からの不純物の侵入を防止することができる。
以下、本実施形態において、大きさの異なる異物600が混入した場合における封止膜320の構造について説明する。図6(a)は、大きな異物600が混入した場合における、封止膜320の構造を説明する為の図である。なお、説明を簡略化するため、図6においては、アレイ層302、アノード電極304、リブ306、及び、発光層308の記載を省略している。
図6(a)に示すように、カソード電極の表面に10マイクロメートル以上の大きさの異物600が付着している。そして、第1無機膜310は、異物600の側面と頂部、及び、異物600が付着していない平坦部に形成される。なお、図においては、第1無機膜310は、異物600を覆っているが、第1無機膜310の厚さよりも異物600の大きさが大きいため、異物600を十分に被覆することが出来ず、欠陥が生じるおそれがある。
第1有機膜312は、第1無機膜310に形成された傾斜面の端部に形成される。具体的には、第1有機膜312は、異物600によって第1無機膜310に形成された傾斜面の端部に、90ナノメートル程度の厚さで形成される。なお、第1無機膜310に欠陥が生じていた場合、異物600の大きさに対して第1有機膜312の厚さは小さいことから、第1有機膜312が当該欠陥を被覆することはできない。
第2無機膜314は、第1有機膜312の上層側に形成される。具体的には、第2無機膜314は、第1無機膜310の傾斜面の端部にのみ残された第1有機膜312、及び、第1無機膜310の上層側に形成される。なお、第1無機膜310と同様に、第2無機膜314も異物600よりも十分に小さいことから、第2無機膜314にも欠陥が生じるおそれがある。
第2有機膜316は、第2無機膜314の傾斜面が形成された領域に形成される。具体的には、第2有機膜316は、第2無機膜314の段差を平坦化するように形成される。そして、平坦部に形成された第2有機膜316は、アッシングによって除去されることによって、第2無機膜314の傾斜面が形成された領域に残される。
ここで、第2有機膜316は、1ナノメートル程度の厚さを有することから、第2有機膜316の上層に形成される第3無機膜318に欠陥が生じない程度に、緩やかな傾斜面を形成する。
第3無機膜318は、第2有機膜316を覆うように形成される。具体的には、第3無機膜318は、第2無機膜314、及び、第2無機膜314の傾斜面に形成された第2有機膜316を覆うように形成される。ここで、第3無機膜318は、第2有機膜316によって、第3無機膜318の下地がなだらかに形成されていることから、異物600による欠陥を生じることなく形成することが出来る。
続いて、図6(b)を用いて、小さな異物600が混入した場合における、封止膜320の構造を説明する。図6(b)に示すように、カソード電極の表面に4マイクロメートル以下の大きさの異物600が付着している。
そして、第1無機膜310は、異物600の側面と頂部、及び、異物600が付着していない平坦部に形成される。なお、図においては、第1無機膜310は、異物600を覆っているが、第1無機膜310の厚さよりも異物600の大きさが大きいため、異物600を十分に被覆することが出来ず、欠陥が生じるおそれがある。
第1有機膜312は、第1無機膜310に形成された傾斜面の端部に形成される。具体的には、第1有機膜312は、異物600によって第1無機膜310に形成された傾斜面の端部に、90ナノメートル程度の厚さで形成される。
なお、第1有機膜312をアッシングする工程では、薄く形成された第1有機膜312を削るように、短時間のアッシングが行われることから、第1無機膜310の傾斜面端部に形成された第1有機膜312は残される。また、第1有機膜312の厚さは、小さい異物600によって生じる第1無機膜310の欠陥を被覆するには十分な厚さであることから、異物600は、第1無機膜310または第1有機膜312によって被覆される。
第2無機膜314は、第1無機膜310及び第1有機膜312を覆うように形成される。具体的には、第1有機膜312によって、第2無機膜314の下地はなだらかに形成されていることから、第2無機膜314は略平坦に形成される。
第2有機膜316は、第2無機膜314の上層に形成された後、アッシングによって除去される。具体的には、第2有機膜316は、第2無機膜314の上層に形成されるが、第2無機膜314が略平坦に形成されていることから、アッシングによって除去される。第3無機膜318は、第2無機膜314を覆うように形成される。
以上のように、大きさの異なる異物600が存在する場合であっても、大きな異物600は第2有機膜316によって、小さな異物600は第1有機膜312によって、異物600による段差をなだらかにすることにより、第2無機膜314または第3無機膜318に欠陥が生じる事態を防止することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態においては、下層側に形成される第1有機膜312が、上層側に形成される第2有機膜316よりも薄く形成される場合について説明したが、第1有機膜312が、第2有機膜316よりも厚く形成される構成としてもよい。以下、第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図7は、第2の実施形態における表示領域210の断面について概略的に示す図の一例である。図7に示すように、表示パネル200は、基板300と、アレイ層302と、アノード電極304と、リブ306と、発光層308と、第1無機膜310と、第1有機膜312と、第2無機膜314と、第2有機膜316と、第3無機膜318と、を含む。基板300、アレイ層302、アノード電極304、リブ306、発光層308、及び、第1無機膜310は、第1の実施形態と同様である。
第1有機膜312は、リブ306の凸形状部の頂面部上の第1無機膜310の上面よりも低い位置に上面が来るように、かつ、第1無機膜310の平坦面と傾斜面で構成される凹部を埋めて上面を平坦に形成される。具体的には、例えば、第1有機膜312は、アノード電極304が形成された領域を挟んで隣接する第1無機膜310の2つの傾斜面の間に形成される。なお、第1有機膜312は、0.8〜3マイクロメートル程度の厚さで形成されることが望ましい。
第2無機膜314は、第1無機膜310と第1有機膜312を覆うように形成される。具体的には、例えば、第2無機膜314は、第1無機膜310及びアノード電極304の上層側に形成された第1有機膜312を覆うように形成される。
第2有機膜316は、リブ306の平坦面と傾斜面の境界付近の上層の領域に、第2無機膜314と接して形成される。具体的には、例えば、第2有機膜316は、リブ306の裾の上層側の領域であって、第2無機膜314に形成された傾斜面の端部に形成される。
なお、第2有機膜316は、第1有機膜312よりも薄くなるように形成される。具体的には、例えば、第2有機膜316は、70乃至500ナノメートルの厚さ、特に90ナノメートルの厚さで形成されることが望ましい。
第3無機膜318は、第2無機膜314と第2有機膜316を覆うように形成される。具体的には、例えば、第3無機膜318は、第2無機膜314及び第2有機膜316を覆うように形成される。
続いて、第2の実施形態における表示装置100の製造方法について説明する。まず、図8(a)に示すように、ガラス基板上にアレイ層302乃至第1無機膜310を形成する。当該工程については、第1の実施形態と同様である。
第1無機膜310を形成した後、第1有機膜312は、第1無機膜310を覆うように形成される。具体的には、第1有機膜312は、第1無機膜310の平坦面と傾斜面で構成される凹部を埋めて平坦化するように形成される。
次に、図8(b)に示すように、第1有機膜312の一部を除去する。具体的には、第1有機膜312は、リブ306の凸形状部の頂面部上の第1無機膜310の上面よりも低い位置に第1有機膜312の上面が来るように、アッシングされる。例えば、第1有機膜312が0.8から3.0マイクロメートル程度の厚みを残すようにアッシングを行う。
次に、図8(c)に示すように、第2無機膜314は、第1無機膜310及び第1有機膜312を覆うように形成される。そして、第2無機膜314を覆うように、第2有機膜316を形成する。具体的には、第2無機膜314を覆うように、かつ、リブ306によって生じた第2無機膜314の段差が残るように、リブ306の高さよりも低い厚さの第2有機膜316を形成する。
次に、図9(a)に示すように、第2有機膜316の一部を除去する。具体的には、リブ306の凸形状部の頂面の領域に形成された第1有機膜312が残らないようにアッシングを行う。
その結果、第2有機膜316は、リブ306の裾の上層側の領域であって、第2無機膜314に形成された傾斜面の端部にのみ残される。残された第2有機膜316は、70乃至500ナノメートルの厚さとなる。
次に、図9(b)に示すように、第2有機膜316を覆うように第3無機膜318を形成する。具体的には、第2無機膜314及び第2有機膜316を覆うように、第3無機膜318を形成する。
以上のように、下層側に厚い第1有機膜312を含み、上層側に薄い第2有機膜316を含んで構成される封止膜320を形成することにより、大きさの異なる異物600が存在する場合であっても、いずれの大きさの異物600も封止膜320によって被覆することができる。
以下、本実施形態において、大きさの異なる異物600が混入した場合における封止膜320の構造について説明する。図10(a)は、大きな異物600が混入した場合における、封止膜320の構造を説明する為の図である。なお、説明を簡略化するため、図10においては、アレイ層302、アノード電極304、リブ306、及び、発光層308の記載を省略している。
図10(a)に示すように、カソード電極の表面に10マイクロメートル程度の大きさの異物600が付着している。第1無機膜310は、異物600の側面と頂部、及び、異物600が付着していない平坦部に形成される。また、第1の実施形態と同様に、図においては、第1無機膜310は、異物600を覆っているが、第1無機膜310の厚さよりも異物600の大きさが大きいため、異物600を十分に被覆することが出来ず、欠陥が生じるおそれがある。
第1有機膜312は、第1無機膜310の傾斜面が形成された領域に形成される。具体的には、第1有機膜312は、第1無機膜310の段差を平坦化するように形成された後、平坦部に形成された第1有機膜312が、アッシングによって除去されることによって、第1無機膜310の傾斜面が形成された領域に残される。
ここで、第1有機膜312は、1ナノメートル程度の厚さを有することから、第1有機膜312の上層に形成される第2無機膜314に欠陥が生じない程度に、緩やかな傾斜面を形成する。
第2無機膜314は、第1無機膜310及び第1有機膜312を覆うように形成される。ここで、第2無機膜314は、第1有機膜312によって、第2無機膜314の下地がなだらかに形成されていることから、異物600による欠陥を生じることなく形成することが出来る。
第2有機膜316は、第2無機膜314の上層に形成された後、アッシングによって除去される。具体的には、第2有機膜316は、第2無機膜314の上層に形成されるが、第2無機膜314が略平坦に形成されていることから、アッシングによって除去される。第3無機膜318は、第2無機膜314を覆うように形成される。
続いて、図10(b)を用いて、小さな異物600が混入した場合における、封止膜320の構造を説明する。図10(b)に示すように、カソード電極の表面に4マイクロメートル以下の大きさの異物600が付着している。
第1無機膜310は、異物600の側面と頂部、及び、異物600が付着していない平坦部に形成される。また、第1の実施形態と同様に、第1無機膜310には、欠陥が生じるおそれがある。
第1有機膜312は、第1無機膜310の上層に形成された後、アッシングによって除去される。具体的には、第1有機膜312は、第1無機膜310の上層に形成されるが、異物600が小さいことから、第1無機膜310の傾斜面に付着する第1無機膜310が少なく、アッシングによって除去される。
第2無機膜314は、第1無機膜310を覆うように形成される。第2有機膜316は、第2無機膜314に形成された傾斜面の端部に形成される。具体的には、第2有機膜316は、異物600によって第2無機膜314に形成された傾斜面の端部に、90ナノメートル程度の厚さで形成される。
なお、第2有機膜316をアッシングする工程では、厚く形成された第2有機膜316を削るようにアッシングが行われる。ここで、平坦部に形成された第2有機膜316はアッシングによって除去されるが、第2無機膜314の傾斜面端部に形成された第2有機膜316は残されることによって、第3無機膜318の下地は略平坦化される。
第3無機膜318は、第2無機膜314及び第2有機膜316を覆うように形成される。具体的には、第2有機膜316によって、第3無機膜318の下地はなだらかに形成されていることから、第3無機膜318は略平坦に形成される。
以上のように、大きさの異なる異物600が存在する場合であっても、大きな異物600は第1有機膜312によって、小さな異物600は第2有機膜316によって、異物600による段差をなだらかにすることにより、第2無機膜314または第3無機膜318に欠陥が生じる事態を防止することができる。
本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。例えば、前述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
100 表示装置、110 上フレーム、120 下フレーム、200 表示パネル、202 アレイ基板、204 保護フィルム、206 駆動IC、208 画素、210 表示領域、300 基板、302 アレイ層、304 アノード電極、306 リブ、308 発光層、310 第1無機膜、312 第1有機膜、314 第2無機膜、316 第2有機膜、318 第3無機膜、320 封止膜、600 異物。

Claims (6)

  1. 複数の画素の周辺部にリブを形成する工程と
    第1無機膜を前記リブの上層側に形成する工程と、
    前記第1無機膜を覆うように、第1有機膜を形成する工程と、
    前記第1有機膜の一部を除去する工程と、
    前記第1無機膜と前記第1有機膜のうち前記第1有機膜の一部を除去する工程で除去されなかった領域とを覆うように第2無機膜を形成する工程と、
    前記第2無機膜を覆うように第2有機膜を形成する工程と、
    前記第2有機膜の一部を除去し、前記第2有機膜の一部を前記第2無機膜の平坦面と傾斜面で構成される凹部を埋めて平坦化する工程と、
    前記第2無機膜と前記第2有機膜のうち前記第2有機膜の一部を除去する工程で除去されなかった領域とを覆うように第3無機膜を形成する工程と、を含み、
    前記第1有機膜の一部を除去する工程は、前記第1有機膜を、前記リブの高さよりも低い厚さで形成するものであり、
    前記第2有機膜を形成する工程は、前記第2有機膜の厚さを前記第1有機膜の厚さはとは異なるように形成するものであり、
    前記第2有機膜の一部を除去する工程は、前記第2有機膜の上面が、前記リブの凸形状部の頂面部上の前記第2無機膜の上面よりも低い位置となるようにされるものである、
    ことを特徴とする表示装置の製造方法。
  2. 複数の画素の周辺部にリブを形成する工程と
    第1無機膜を前記リブの上層側に形成する工程と、
    前記第1無機膜を覆うように、第1有機膜を形成する工程と、
    前記第1有機膜の一部を除去し、前記第1有機膜の一部を前記第1無機膜の平坦面と傾斜面で構成される凹部を埋めて平坦化する工程と、
    前記第1無機膜と前記第1有機膜のうち前記第1有機膜の一部を除去する工程で除去されなかった領域とを覆うように第2無機膜を形成する工程と、
    前記第2無機膜を覆うように第2有機膜を形成する工程と、
    前記第2有機膜の一部を除去する工程と、
    前記第2無機膜と前記第2有機膜のうち前記第2有機膜の一部を除去する工程で除去されなかった領域とを覆うように第3無機膜を形成する工程と、を含み、
    前記第2有機膜を形成する工程は、前記第2有機膜の厚さを前記第1有機膜の厚さとは異なり、前記リブよりも低い高さで形成するものであり、
    前記第1有機膜の一部を除去する工程は、前記第1有機膜の上面が、前記リブの凸形状部の頂面部上の前記第1無機膜の上面よりも低い位置となるようにされるものである、
    ことを特徴とする表示装置の製造方法。
  3. 前記第1有機膜及び前記第2有機膜の一方は、70乃至500ナノメートルの厚さで形成され、他方は、0.8乃至3.0マイクロメートルの厚さで形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置の製造方法。
  4. 前記第1有機膜または前記第2有機膜の一部を除去する工程はアッシングを含んで行われることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の表示装置の製造方法。
  5. 複数の画素を有する表示装置であって、
    前記画素の周縁部に形成されたリブと、
    前記リブの上層側に形成された第1無機膜と、
    前記リブの平坦面と傾斜面の境界付近の上層の領域に、前記第1無機膜と接して形成された第1有機膜と、
    前記第1無機膜と前記第1有機膜を覆うように形成された第2無機膜と、
    前記リブの凸形状部の頂面部上の前記第2無機膜の上面よりも低い位置に上面が来るように、かつ、前記第2無機膜の平坦面と傾斜面で構成される凹部を埋めて上面を平坦に形成された第2有機膜と、
    前記第2無機膜と前記第2有機膜を覆うように形成された第3無機膜と、を有し、
    前記第2有機膜は、前記第1有機膜よりも厚く形成され
    隣接する画素に配置される前記第2有機膜は、前記リブにより分離される、
    ことを特徴とする表示装置。
  6. 複数の画素を有する表示装置であって、
    前記画素の周縁部に形成されたリブと、
    前記リブの上層側に形成された第1無機膜と、
    前記リブの凸形状部の頂面部上の前記第1無機膜の上面よりも低い位置に上面が来るように、かつ、前記第1無機膜の平坦面と傾斜面で構成される凹部を埋めて上面を平坦に形成された第1有機膜と、
    前記第1無機膜と前記第1有機膜を覆うように形成された第2無機膜と、
    前記リブの平坦面と傾斜面の境界付近の上層の領域に、前記第2無機膜と接して形成された第2有機膜と、
    前記第2無機膜と前記第2有機膜を覆うように形成された第3無機膜と、を有し、
    前記第1有機膜は、前記第2有機膜よりも厚く形成され
    隣接する画素に配置される前記第1有機膜は、前記リブにより分離される、
    ことを特徴とする表示装置。
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