JP6636690B2 - アクチュエータ - Google Patents

アクチュエータ Download PDF

Info

Publication number
JP6636690B2
JP6636690B2 JP2014181223A JP2014181223A JP6636690B2 JP 6636690 B2 JP6636690 B2 JP 6636690B2 JP 2014181223 A JP2014181223 A JP 2014181223A JP 2014181223 A JP2014181223 A JP 2014181223A JP 6636690 B2 JP6636690 B2 JP 6636690B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target member
support
actuator
output shaft
inner ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014181223A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015072065A (ja
Inventor
正樹 永塚
正樹 永塚
靖人 椎木
靖人 椎木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THK Co Ltd
Original Assignee
THK Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THK Co Ltd filed Critical THK Co Ltd
Priority to JP2014181223A priority Critical patent/JP6636690B2/ja
Priority to PCT/JP2014/073563 priority patent/WO2015034066A1/ja
Priority to US14/914,376 priority patent/US10465776B2/en
Priority to DE112014004089.4T priority patent/DE112014004089T5/de
Publication of JP2015072065A publication Critical patent/JP2015072065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6636690B2 publication Critical patent/JP6636690B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • F16H25/2204Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/2025Screw mechanisms with means to disengage the nut or screw from their counterpart; Means for connecting screw and nut for stopping reciprocating movement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/24Elements essential to such mechanisms, e.g. screws, nuts
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/06Means for converting reciprocating motion into rotary motion or vice versa
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H2025/2062Arrangements for driving the actuator
    • F16H2025/2075Coaxial drive motors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

本発明は、アクチュエータに関し、特に、モータの回転を駆動力とするアクチュエータに関する。
従来より、モータを用いて該モータの回転によって対象部材を回転駆動させるアクチュエータが知られている。また、このようなアクチュエータには、対象部材としてボールねじ装置のボールねじナットを採用し、ボールねじナットに螺合したねじ軸を軸方向に移動させることで、直動アクチュエータを構成したロッドタイプのアクチュエータも知られている。
特開2007−32596号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような直動アクチュエータにおいては、出力軸は、回転方向及び軸方向からの荷重を負荷する必要があるため、二つの軸受を背面合わせに配置した所謂アンギュラコンタクトベアリングを採用してこれらの荷重を負荷するように構成していた。また、特許文献1に記載された直動アクチュエータは、二つの軸受を背面合わせに配置しているため、軸方向の長さを短く構成することが難しいことに加え、ねじナットの外周を軸受の内周で支承しているので、軸受の直径が大径化してしまい直動アクチュエータの小型化を図ることが難しいという問題があった。
また、特許文献1に記載された直動アクチュエータは、ねじ軸を覆うカバー部材がモータとボールねじナットが収納されたケースの端部に取付けられているが、この形態によればねじ軸が縮んだ場合にカバー部材の密着長によってアクチュエータの軸方向の寸法が大型化してしまうという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであって、モータの軸方向にも径方向にもアクチュエータの小型化を図ることが可能なアクチュエータを提供することを目的とする。
本発明に係るアクチュエータは、出力軸を有するモータと、前記モータが収納されるモータ筺体と、外輪と、前記外輪に対して回転可能に組み付けられる内輪を有すると共に、対象部材を回転可能に支持するクロスローラベアリングと、を有して前記対象部材を回転せしめるアクチュエータであって、前記出力軸の回転に伴って回転すると共に、前記対象部材と固定される支持体を備え、前記対象部材及び前記支持体は、径方向に延設される面部をそれぞれ有し、前記外輪は、前記モータ筺体に取付けられ、前記内輪は、前記支持体と、前記対象部材とのそれぞれの前記面部の間に挟み込まれ、前記対象部材と前記支持体とは、前記対象部材から前記支持体に向かってボルトによって互いに締結固定され、前記対象部材は、前記出力軸の回転に伴って回転するナット部材であって、前記ナット部材は、径方向に広がる鍔部を備え、前記支持体は、前記出力軸に嵌合する軸取付部と、該軸取付部から径方向に延設される拡径部を備え、前記内輪は、前記鍔部と前記拡径部の間に挟み込まれることを特徴とする。
本発明によれば、クロスローラベアリングを採用しているので、単一の軸受で軸方向及び回転方向の荷重を受けることができると共に、クロスローラベアリングの内輪を対象部材と出力軸の回転に伴って回転する支持体とで挟持しているので、構成部品を削減してアクチュエータの小型化を図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係るアクチュエータの正面図。 図1におけるA−A断面図。 本発明の第1の実施形態に係るアクチュエータの分解図。 ねじ軸が縮んだ状態を説明するための断面図。 本発明の第2の実施形態に係るアクチュエータの正面図。 本発明の第2の実施形態に係るアクチュエータの側面図。 図5におけるB−B断面図。 本発明の第3の実施形態に係るアクチュエータの断面図。 図8におけるC部拡大図。
以下、本発明に係るアクチュエータの実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るアクチュエータの正面図であり、図2は、図1におけるA−A断面図であり、図3は、本発明の第1の実施形態に係るアクチュエータの分解図であり、図4は、ねじ軸が縮んだ状態を説明するための断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係るアクチュエータ1は、内部にモータが収納されるモータ筺体11と、後述するボールねじ40を覆う伸縮部材50とを備える。
図2に示すように、モータ筺体11に収納されるモータ10は、軸方向に沿って貫通孔が形成された中空の出力軸13aと、該出力軸13aの外周に配置された永久磁石13bとからなるロータ13と、該ロータ13と周方向に沿って所定のギャップを介して配置されるステータコイル12とを有している。なお、ステータコイル12はモータ筺体11の内周壁に取付けられ、出力軸13aの基端側はモータ筺体11の底部に取付けられた軸受70によって回転可能に支承されている。なお、本明細書において、出力軸13aの先端側とは図2における出力軸13aの左端側を、基端側とは出力軸13aの右端側をそれぞれ定義して以下の説明を行う。
また、出力軸13aの先端側は、内周側に断面V字状の転走面が形成された外輪21と、外周面に該転走面と対向するように断面V字状の転走面が形成されると共に該外輪21に対して回転可能に組付けられた内輪22と、円筒状のローラ23が隣り合うローラ23の回転軸が互いに交差するように外輪21および内輪22の転走面の間に配列された複数のローラ23とを備えたクロスローラベアリング20によって回転可能に支承されている。
さらに、出力軸13aの先端側には、支持体30を介して対象部材としてのボールねじ40が取り付けられており、モータ10の回転によってナット部材としてのボールねじナット42が回転することで、ボールねじナット42に螺合したねじ軸41が軸方向に沿って移動可能となっている。
支持体30は、出力軸13aの先端側に嵌合する軸取付部31と、軸取付部31の端部から径方向に延設される拡径部32とを有しており、拡径部32の先端には拡径部の外周に沿って凹部32aが形成されている。
ボールねじ40は、外周面に所定のリード角で形成された螺旋状の転動体転走面41a
が形成されたねじ軸41と、軸方向にねじ軸41が挿通する貫通孔が形成され、該貫通孔の内周面に転動体転走面41aと対向する負荷転動体転走面42aが形成されたボールねじナット42と、転動体転走面41a及び負荷転動体転走面42aの間を転走する複数の転動体43とを備えている。なお、転動体転走面41a及び負荷転動体転走面42aの断面形状は、転動体43の直径よりも若干大きな曲率を有する単一の円弧、所謂サーキュラアーク形状に形成されている。
また、転動体43は、転動体転走面41a及び負荷転動体転走面42aとからなる転動体転走路を荷重を負荷しながら転走しており、転動体転走路の始点から終点まで転走した転動体43は、ボールねじナット42に取付けられた戻し部材42cに形成された転動体戻し路によって転動体転走路の始点まで戻されて無限循環している。
さらに、ボールねじナット42は、ボールねじナット42を出力軸13aに取付けるための鍔部42bが径方向に広がるように形成されており、クロスローラベアリング20によって回転可能に支承されている。
クロスローラベアリング20の外輪21は、モータ筺体11の端部に形成された受け座11aに組み付けられ、蓋体14とモータ筺体11とで挟持するように固定されている。モータ筺体11と蓋体14とは、図3に示すように締結ボルト11bによって締結固定されており、締結ボルト11bは、モータ筺体11の角部にそれぞれ形成されることで、円環状の外輪21と締結ボルト11bとが干渉することがないように配置されている。
また、内輪22は、支持体30の凹部32aと、ボールねじナット42の鍔部42bによって挟持されて外輪21に対して回転可能に組み付けられている。支持体30とボールねじナット42の鍔部42bとは、ボルト33によって支持体30と鍔部42bとの間に所定の隙間を介して締結固定されている。
このように、出力軸13a及びボールねじナット42をクロスローラベアリング20で回転可能に支承しているので、単一のクロスローラベアリング20で出力軸13a及びボールねじナット42の軸方向、径方向及び周方向の各荷重を負荷することができ、構成部品を削減してアクチュエータ1の小型化を図ることができる。
また、内輪22を支持体30の凹部32aと、ボールねじナット42の鍔部42bによって挟持しているので、ボールねじナット42の径を考慮することなく、より小径のクロスローラベアリング20を採用することでアクチュエータ1の径方向の寸法を小型に設計することが可能となる。
なお、ボールねじナット42は、図3に示すように、蓋体14に形成された孔部14aを介してモータ筺体11の外部に突出して組み付けられており、図2に示すようにボールねじ40を伸縮部材50によって覆っている。このように構成することで、モータ筺体11の軸方向の寸法を小型に設計することが可能となる。また、ボールねじナット42及び内輪22は、モータ筺体11の軸方向の一方(図3の紙面上側)から軸方向に沿ってボルト33によって互いに組み付けられている。このように構成することで、例えば減速比率を調整するためにボールねじ40のリードを変更したい場合は、ボルト33着脱の際に他の部材を外す必要なくボルト33の着脱を行うことができるので、ボルト33の着脱が容易となり、ボールねじ40の交換が容易に行うことが可能となる。
図2に示すように伸縮部材50は、蛇腹状に形成された筒部材であり、一方端がモータ筺体11に取付けられ、他方端がねじ軸41の先端に取り付けられている。このように取り付けることで、ねじ軸41の移動に伴って伸縮部材50が伸縮するので、アクチュエータ1の内部に塵埃が浸入したり、ボールねじナット42が外部に露出することを防止している。
なお、図4に示すように、ねじ軸41が基端側に移動した、所謂最も縮んだ状態においては、伸縮部材50は、ボールねじナット42の軸方向に沿って折り畳まれるため、伸縮
部材50の密着長がアクチュエータ1の全長に影響を与えることがない。
また、ねじ軸41の基端側には、出力軸13aの内周面と、ねじ軸41の外周面に形成した転動体転走面41aとが接触することを防止する振止手段60が取り付けられている。振止手段60は、ねじ軸41よりも若干大径に形成された樹脂製のカラーであり、ねじ軸41の基端が軸方向の移動の際に径方向及び周方向に振れた場合であっても出力軸13aの内周面と振止手段60とが接触することで転動体転走面41aの損傷や転動体転走面41aへの塵埃の付着などを防止すると共に、ねじ軸41の径を大きく設計することができるのでボールねじ40の剛性確保を図ることができる。
[第2の実施形態]
以上説明した第1の実施形態に係るアクチュエータ1では、対象部材がボールねじナット42であった場合について説明を行った。次に説明する第2の実施形態のアクチュエータは、第1の実施形態とは異なる形態を有する実施例について説明を行うものである。なお、上述した第1の実施形態の場合と同一又は類似する部材については、同一符号を付して説明を省略する。
図5は、本発明の第2の実施形態に係るアクチュエータの正面図であり、図6は、本発明の第2の実施形態に係るアクチュエータの側面図であり、図7は、図5におけるB−B断面図である。
図5に示すように、本実施形態に係るアクチュエータ2は、対象部材として回転台80が取り付けられている。図6に示すように、回転台80は、円盤状の回転台本体80と、図7に示すように回転台本体81から軸方向に延びる回転台軸82とから構成されている。
回転台80は、上述した第1の実施形態に係るアクチュエータ1と同様の取付け方法が採用されており、クロスローラベアリング20の外輪21は、モータ筺体11の端部に形成された受け座11aに組み付けられ、蓋体14とモータ筺体11とで挟持するように固定されている。モータ筺体11と蓋体14とは、図6に示すように締結ボルト11bによって締結固定されており、締結ボルト11bは、モータ筺体11の角部にそれぞれ形成されることで、円環状の外輪21と締結ボルト11bとが干渉することがないように配置されている。
また、内輪22は、支持体30の凹部32aと、回転台本体81によって挟持されて外輪21に対して回転可能に組み付けられている。支持体30と回転台80とは、ボルト33によって支持体30と回転台本体81との間に所定の隙間を介して締結固定されている。
なお、回転台80は、蓋体14に形成された孔部14aを介してモータ筺体11の外部に突出して組み付けられている。また、回転台80及び内輪22は、モータ筺体11の軸方向の一方(図7の紙面左側)から軸方向に沿ってボルト33によって互いに組み付けられている。このように構成することで、例えばテーブル径を変更するために回転台80を変更したい場合は、ボルト33着脱の際に他の部材を外す必要なくボルト33の着脱を行うことができるので、ボルト33の着脱が容易となり、回転台80の交換が容易に行うことが可能となる。
[第3の実施形態]
以上説明した第1及び第2の実施形態に係るアクチュエータ1,2では、出力軸13aと支持体30とが同軸に配置された場合について説明を行った。次に説明する第3の実施形態のアクチュエータは、第1及び第2の実施形態とは異なる形態を有する実施例について説明を行うものである。なお、上述した第1及び第2の実施形態の場合と同一又は類似する部材については、同一符号を付して説明を省略する。
図8は、本発明の第3の実施形態に係るアクチュエータの断面図であり、図9は、図8におけるC部拡大図である。
図8に示すように、本実施形態に係るアクチュエータ3は、出力軸13aが中実のモータ10が用いられており、出力軸13aと、ねじ軸41とが略平行となるように配置されている。このように、本実施形態に係るアクチュエータ3は、出力軸13aが中実のモータ10を用いているので、安価なモータを用いることができ、コストを抑制することが可能となる。
また、ねじ軸41は、ボールねじナット42の回転に伴って軸方向に進退自在に組み付けられており、ねじ軸41が基端側に移動した、所謂最も縮んだ状態においては、ねじ軸41は、モータ10側に突出するように配置されている。
図9に示すように、出力軸13aには、歯車35が取り付けられており、該歯車35は、ねじ軸41と同心に配置された支持体としての回転歯車36に歯合している。回転歯車36は、クロスローラベアリングの内輪22をボールねじナット42と回転歯車36とで挟持するように配置されており、モータ10の回転を、ボールねじナット42に伝達している。
なお、回転歯車36は、ねじ軸41が挿通可能な貫通孔36aが形成されており、ねじ軸41が基端側に移動する際に、回転歯車36とねじ軸41とが干渉することを防止している。
さらに、歯車35と回転歯車36は、回転軸に対して歯面が傾斜した所謂はす歯歯車で構成されており、この構成によって、クロスローラベアリング20の採用による相乗効果によりモータ10の異音の低減や歯車35と回転歯車36との噛み合いの滑らかさを実現している。
また、ボールねじナット42,内輪22及び回転歯車36は、モータ筺体11の軸方向の一方(図9の紙面左側)から軸方向に沿ってボルト33によって互いに組み付けられている。このように構成することで、例えば減速比率を調整するためにボールねじ40のリードを変更したい場合は、ボルト33着脱の際に他の部材を外す必要なくボルト33の着脱を行うことができるので、ボルト33の着脱が容易となり、ボールねじ40の交換が容易に行うことが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲において、種々の変更が可能である。例えば、第1の実施形態に係るアクチュエータ1では、転動体転走面及び負荷転動体転走面をサーキュラアーク形状に形成した場合について説明を行ったが、例えば二つの円弧を組み合わせた所謂ゴシックアーチ形状に形成しても構わない。また、上記実施形態においては、ナット部材としてねじ軸41とを複数の転動体43を介して螺合したボールねじ40に用いられるボールねじナット42を適用した場合について説明を行ったが、複数の転動体43を介さない所謂すべりねじに用いられるナット部材を適用しても構わない。
また、第1の実施形態に係るアクチュエータ1は、伸縮部材として蛇腹状に形成された筒部材を適用した場合について説明を行ったが、伸縮部材は、軸方向に伸縮可能であれば如何なる形態を採用することができ、例えば、互いに径の異なる複数の筒部材を伸縮可能に挿通した所謂テレスコピック部材を適用することも可能であるし、ゴムなどの弾性材を用いて伸縮部材を構成することも可能である。
また、第3の実施形態に係るアクチュエータ3は、ねじ軸41の基端側を露出した構造について説明を行ったが、防塵性を考慮してねじ軸41の基端側を別途カバー部材などで覆うように構成しても構わない。このとき、第1の実施形態に係るアクチュエータ1のように、ねじ軸41の基端側に振止手段60を取り付けても構わない。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれうることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1,2 アクチュエータ, 10 モータ, 11 モータ筺体, 13a 出力軸, 20 クロスローラベアリング, 21 外輪, 22 内輪, 30
支持体, 40 ボールねじ, 41 ねじ軸, 41a 転動体転走面, 42 ボールねじナット, 42a 負荷転動体転走面, 43 転動体, 50
伸縮部材, 60 振止手段。

Claims (6)

  1. 出力軸を有するモータと、
    前記モータが収納されるモータ筺体と、
    外輪と、前記外輪に対して回転可能に組み付けられる内輪を有すると共に、対象部材を回転可能に支持するクロスローラベアリングと、を有して前記対象部材を回転せしめるアクチュエータであって、
    前記出力軸の回転に伴って回転すると共に、前記対象部材と固定される支持体を備え、
    前記対象部材及び前記支持体は、径方向に延設される面部をそれぞれ有し、
    前記外輪は、前記モータ筺体に取付けられ、
    前記内輪は、前記支持体と、前記対象部材とのそれぞれの前記面部の間に挟み込まれ、
    前記対象部材と前記支持体とは、前記対象部材から前記支持体に向かってボルトによって互いに締結固定され
    前記対象部材は、前記出力軸の回転に伴って回転するナット部材であって、
    前記ナット部材は、径方向に広がる鍔部を備え、
    前記支持体は、前記出力軸に嵌合する軸取付部と、該軸取付部から径方向に延設される拡径部を備え、
    前記内輪は、前記鍔部と前記拡径部の間に挟み込まれることを特徴とするアクチュエータ。
  2. 請求項に記載のアクチュエータにおいて、
    前記鍔部及び前記拡径部の外周に沿って凹部が形成され、該凹部に前記内輪が挟み込まれることを特徴とするアクチュエータ。
  3. 出力軸を有するモータと、
    前記モータが収納されるモータ筺体と、
    外輪と、前記外輪に対して回転可能に組み付けられる内輪を有すると共に、対象部材を回転可能に支持するクロスローラベアリングと、を有して前記対象部材を回転せしめるアクチュエータであって、
    前記出力軸の回転に伴って回転すると共に、前記対象部材と固定される支持体を備え、
    前記対象部材及び前記支持体は、径方向に延設される面部をそれぞれ有し、
    前記外輪は、前記モータ筺体に取付けられ、
    前記内輪は、前記支持体と、前記対象部材とのそれぞれの前記面部の間に挟み込まれ、
    前記対象部材と前記支持体とは、前記対象部材から前記支持体に向かってボルトによって互いに締結固定され、
    前記対象部材は、前記出力軸の回転に伴って回転する円盤状の回転台本体であって、
    前記支持体は、前記出力軸に嵌合する軸取付部と、該軸取付部から径方向に延設される拡径部を備え、
    前記内輪は、前記回転台本体と前記拡径部の間に挟み込まれることを特徴とするアクチュエータ。
  4. 請求項に記載のアクチュエータにおいて、
    前記回転台本体及び前記拡径部の外周に沿って凹部が形成され、該凹部に前記内輪が挟み込まれることを特徴とするアクチュエータ。
  5. 出力軸を有するモータと、
    前記モータが収納されるモータ筺体と、
    外輪と、前記外輪に対して回転可能に組み付けられる内輪を有すると共に、対象部材を回転可能に支持するクロスローラベアリングと、を有して前記対象部材を回転せしめるアクチュエータであって、
    前記出力軸の回転に伴って回転すると共に、前記対象部材と固定される支持体を備え、
    前記対象部材及び前記支持体は、径方向に延設される面部をそれぞれ有し、
    前記外輪は、前記モータ筺体に取付けられ、
    前記内輪は、前記支持体と、前記対象部材とのそれぞれの前記面部の間に挟み込まれ、
    前記対象部材と前記支持体とは、前記対象部材から前記支持体に向かってボルトによって互いに締結固定され、
    前記対象部材は、前記出力軸の回転に伴って回転するナット部材であって、
    前記ナット部材は、径方向に広がる鍔部を備え、
    前記支持体は、前記出力軸に歯合する回転歯車を備え、
    前記内輪は、前記鍔部と前記回転歯車の間に挟み込まれることを特徴とするアクチュエータ。
  6. 請求項に記載のアクチュエータにおいて、
    前記鍔部及び前記回転歯車の外周に沿って凹部が形成され、該凹部に前記内輪が挟み込まれることを特徴とするアクチュエータ。
JP2014181223A 2013-09-05 2014-09-05 アクチュエータ Active JP6636690B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014181223A JP6636690B2 (ja) 2013-09-05 2014-09-05 アクチュエータ
PCT/JP2014/073563 WO2015034066A1 (ja) 2013-09-05 2014-09-05 アクチュエータ
US14/914,376 US10465776B2 (en) 2013-09-05 2014-09-05 Actuator with cross-roller bearing
DE112014004089.4T DE112014004089T5 (de) 2013-09-05 2014-09-05 Stellglied

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013184378 2013-09-05
JP2013184378 2013-09-05
JP2014181223A JP6636690B2 (ja) 2013-09-05 2014-09-05 アクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015072065A JP2015072065A (ja) 2015-04-16
JP6636690B2 true JP6636690B2 (ja) 2020-01-29

Family

ID=52628527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014181223A Active JP6636690B2 (ja) 2013-09-05 2014-09-05 アクチュエータ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10465776B2 (ja)
JP (1) JP6636690B2 (ja)
DE (1) DE112014004089T5 (ja)
WO (1) WO2015034066A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015086931A (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 オリエンタルモーター株式会社 リニアアクチュエータ
KR20190005161A (ko) * 2016-04-13 2019-01-15 제네시스 로보틱스 앤드 모션 테크놀로지스 캐나다, 유엘씨 축방향 스러스트 베어링을 포함하는 전기 기계
CN111900826B (zh) * 2020-08-06 2022-07-15 珠海格力电器股份有限公司 一种轴伸可伸缩的电机
US11359756B1 (en) * 2020-12-04 2022-06-14 Safe Isolations Llc Activation system for pipeline plug

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0287860A3 (en) * 1987-03-31 1989-06-07 Asmo Co., Ltd. Mechanism converting rotary motion into reciprocating motion
JPS63182658U (ja) * 1987-05-18 1988-11-24
JP3841461B2 (ja) * 1995-07-14 2006-11-01 日本トムソン株式会社 シール付きベアリング
WO2001040046A1 (de) * 1999-12-01 2001-06-07 Krupp Presta Ag Rohrförmige, elektrisch unterstützte linkhilfe mit hohem wirkungsgrad
JP3762274B2 (ja) * 2001-09-13 2006-04-05 住友重機械工業株式会社 成形機用ボールねじ潤滑装置及び潤滑方法
JP2005073320A (ja) * 2003-08-28 2005-03-17 Nsk Ltd モータ内蔵形ボールねじ装置
WO2006106817A1 (ja) * 2005-03-31 2006-10-12 Thk Co., Ltd. 電動アクチュエータ
JP4918234B2 (ja) 2005-07-22 2012-04-18 オリエンタルモーター株式会社 リニアアクチュエータおよびリニアアクチュエータ装置
JP2008185043A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Toyota Motor Corp 直動アクチュエータ
JP5340640B2 (ja) * 2008-05-26 2013-11-13 Thk株式会社 電動リニアアクチュエータ
JP5217825B2 (ja) * 2008-09-17 2013-06-19 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置
JP5918519B2 (ja) 2011-07-13 2016-05-18 株式会社アイエイアイ アクチュエータ
JP3174891U (ja) * 2012-01-31 2012-04-12 ケーエスエス株式会社 電動リニアアクチュエータ

Also Published As

Publication number Publication date
US10465776B2 (en) 2019-11-05
WO2015034066A1 (ja) 2015-03-12
US20160208894A1 (en) 2016-07-21
JP2015072065A (ja) 2015-04-16
DE112014004089T5 (de) 2016-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6067112B2 (ja) 中空型波動歯車装置
JP6636690B2 (ja) アクチュエータ
JP3187367U (ja) カップ型波動歯車装置ユニット
JP5064300B2 (ja) 波動歯車式直動機構
JP6099751B2 (ja) 回転アクチュエーターおよび波動歯車減速機ユニット
JP2015156801A5 (ja)
JP2018155313A (ja) 撓み噛み合い式歯車装置
JP2013103696A (ja) 電動パワーステアリング装置
KR101957887B1 (ko) 입력축받이가 부착된 파동기어 유닛
JP2015037377A (ja) 電動リニアアクチュエータ及びその電動モータ
US10465767B2 (en) Actuator
CA2620232A1 (en) Rotation/linear motion converting mechanism
JP4967036B2 (ja) 回転直動変換機構及びリフト装置
JP5943802B2 (ja) 中空波動歯車ユニット
JP2019027519A (ja) 波動歯車装置
JP6651267B2 (ja) 回転電機の固定子およびその製造方法
WO2017222012A1 (ja) 波動歯車減速機ユニット
JP2011141027A (ja) リニアアクチュエータ
JP2016168879A (ja) ステアリング装置
CN105518344A (zh) 致动器
JP2017169331A (ja) 扁平アクチュエータ
JP6570464B2 (ja) ユニットタイプの波動歯車装置
TWI683067B (zh) 減速機
JP7037619B2 (ja) 波動歯車減速機ユニット
JP2012166718A (ja) 電動パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180927

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20181003

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20181207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191021

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6636690

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250