JP6636391B2 - 注液型電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、注液型電池に注液する注液型電池システムに関する。
空気電池には、金属極と空気極と充電用補助極と電解液とを有し、充電開始時と放電開始時に電解液の比重が所定範囲であるよう電解液をサイフォン式給排液機構で入れ替え調整し、充放電を行うものが提案されている(例えば、特許文献1)。この入れ替え調整は、充放電ごとにサイフォン式給排液機構を用いて電解液を容器に引き出し、電解液の比重を調整後に電池内に供給することが記載されている。
特公昭57−43982号公報
ところで、停電時のバックアップ電源として、電解液の注液により放電する空気電池を使用することが考えられる。しかし、従来のサイフォン式給排液機構は、二次電池の充放電ごとに電解液の比重を調整するものであるため、停電時に迅速に注液したり、停電復帰時に迅速に排液したりすることに向かない。また、停電時にサイフォン式給排液機構を作動させる具体的構成も開示されない。
そこで、本発明の目的は、停電時などのバックアップ電源に好適な注液型電池システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の注液型電池システムは、上下に移動自在に設けられ、正極と負極とを有する注液型電池と、前記注液型電池の放電反応を開始させる液体を貯留するタンクと、前記注液型電池と前記タンクとを、前記注液型電池と前記タンクとの間で前記液体を移動自在につなぐ可撓性を有する配管と、所定の電力の供給時に、前記注液型電池を前記タンクよりも上方に移動させる移動制御部と、上方に移動した前記注液型電池を保持し、前記所定の電力の供給停止時に、前記注液型電池の保持を解き、前記注液型電池を、重力を利用して前記タンクよりも下方へ降下させる保持装置と、を備えることを特徴とする。
上記構成において、前記保持装置は、前記所定の電力に基づく電力で作動しても良い。
また、上記構成において、前記移動制御部は、前記電力の供給開始後、前記注液型電池を前記タンクよりも上方に移動させて、前記注液型電池内の前記液体を、前記タンクに排液させても良い。
また、上記構成において、前記配管は、前記タンクの下部と前記注液型電池の下部とをつなぐと共に可撓性を有する第1配管と、前記タンクの上部と前記注液型電池の上部とをつなぐと共に可撓性を有する第2配管とを有しても良い。
また、上記構成において、前記第1配管の一端は、前記注液型電池の底面との間に、放電時に生成される反応生成物の残留スペースを空けた位置に設けられるようにしても良い。
また、上記構成において、前記注液型電池は、前記正極及び前記負極として空気極及び金属極を有する空気電池であっても良い。
また、上記構成において、前記注液型電池は、放電時に生成される反応ガスを水に戻す触媒栓を有しても良い。
また、上記構成において、前記注液型電池に前記液体を注液後、排液させる洗浄サイクルを選択的に実施する洗浄制御部を有しても良い。
本発明は、上下に移動自在に設けられ、正極と負極とを有する注液型電池と、前記注液型電池の放電反応を開始させる液体を貯留するタンクと、前記注液型電池と前記タンクとを、前記注液型電池と前記タンクとの間で前記液体を移動自在につなぐ可撓性を有する配管と、所定の電力の供給時に、前記注液型電池を前記タンクよりも上方に移動させる移動制御部と、上方に移動した前記注液型電池を保持し、前記所定の電力の供給停止時に、前記注液型電池の保持を解き、前記注液型電池を、重力を利用して前記タンクよりも下方へ降下させる保持装置と、を備える。これにより、所定の電力の供給停止時に、自然エネルギーである重力を利用して注液でき、簡易な構成で停電時のバックアップ電源を実現できる。
本発明の実施形態に係る注液型電池システムを示した図である。 電池ユニットが降下した場合の注液型電池システムを示した図である。 電池ユニットを模式的に示した図である。 停電時の動作を示したフローチャートである。 復電時の動作を示したフローチャートである。 変形例に係る復電時の動作を示したフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係る注液型電池システムを示した図である。
この注液型電池システム1は、電池ユニット10と、予め規定量の電解液を貯留したタンク30と、電池ユニット10とタンク30とをつなぐ流路を形成する配管50と、コントローラー70とを備える。この注液型電池システム1は、タンク30に貯留された電解液を電池ユニット10に供給することにより、電池ユニット10を放電させ、停電時のバックアップ電源として利用可能にするシステムである。なお、電解液は、タンク30の上部に設けられた不図示の注液口を介してタンク30内に注液される。
電池ユニット10は、昇降機構100によって上下に移動自在に支持される。昇降機構100は、吊材105を介して電池ユニット10を吊り下げ支持する構成であり、吊材105の繰り出しを規制する保持装置110を備えたモーター111(ブレーキ付きモーター)を備える。
モーター111は、モーター111の回転軸に連結されたプーリー112を回転させることにより、電池ユニット10を上下に移動させる。このモーター111は、コントローラー70の制御の下、電池ユニット10を、図1に示す位置、つまり、タンク30よりも上方位置に移動させることができる。すなわち、モーター111及びコントローラー70は、電池ユニット10をタンク30よりも上方に移動させる移動制御部として機能する。
モーター111がフリー回転する場合、重力の作用により電池ユニット10は下方へ移動(降下)する。
保持装置110は、励磁作動形の電磁ブレーキである。これにより、モーター111を介して保持装置110に通電している場合、通電によって発生する電磁力で保持装置110が作動し、吊材105の送りが規制される。吊材105の送りが規制されることによって、電池ユニット10の下方への移動(重力作用による降下)が規制される。すなわち、保持装置110は、非通電時に電池ユニット10の下方への移動を規制する制動部として機能する。なお、吊材105は、ケーブル又はチェーンなどの公知の吊材を広く適用可能である。
図1に示すように、モーター111によって電池ユニット10をタンク30よりも上方に移動し、且つ、モーター111に通電しておくことで保持装置110が作動し、電池ユニット10をタンク30よりも上方位置に保持することができる。
本構成では、保持装置110が一体のモーター111(いわゆるブレーキ付きモーター)を使用するので、保持装置110とモーター111とを別々に備える構成と比べて、省スペース化及び部品点数の削減が可能である。
図2は、電池ユニット10が降下した場合の注液型電池システム1を示した図である。図2に示すように、電池ユニット10は、タンク30よりも下方まで移動(降下)する。本実施形態では、モーター111への通電が停止することで保持装置110の作動が停止し、重力の作用により電池ユニット10がタンク30よりも下方に移動する。以下、図1に示す電池ユニット10の位置を「上位置H1」と表記し、図2に示す電池ユニット10の位置を「下位置H2」と表記する。
本実施形態では、吊材105の長さ(繰り出し量に相当する長さ)を調整することによって電池ユニット10の下位置H2を規制している。しかし、この構成に限定されず、電池ユニット10の下方に、電池ユニット10が下位置H2で当接する当接部材を設けたり、電池ユニット10の下部にスプリング又はゴムなどの弾性体を設けるようにしても良い。
また、昇降機構100の各部についても、上記構成に限定されない。例えば、電池ユニット10を、吊材105を用いて吊り下げ支持する構成に限らず、電池ユニット10を上下にスライド自在に支持するスライド機構を採用しても良い。この昇降機構100には、電池ユニット10を上下に移動可能に支持し、且つ、重力を利用して電池ユニット10が下方へ移動可能な構成を広く適用可能である。
また、保持装置110に電磁ブレーキを採用したが、通電時にブレーキ力が発生する保持装置を広く適用可能である。また、保持装置110とモーター111とが別体でも良い。
さらに、電池ユニット10を上昇させる原動機にモーター111を用いる場合を説明したが、モーター111に限定されず、例えば、エアーシリンダー又は油圧シリンダーでも良い。
この注液型電池システム1は、電池ユニット10がタンク30よりも上方位置であることを検出するための複数(2個)のセンサー115を備えている。前記センサー115は、電池ユニット10が接触することによって電池ユニット10が上位置H1に移動したことを検出する接触センサーである。
このセンサー115は、コントローラー70に接続される。そして、コントローラー70が、センサー35の出力結果に基づき電池ユニット10が上位置H1であることを検出する。なお、接触型のセンサーに限らず、非接触型のセンターでも良い。また、センサー115の数も1個、或いは3個以上でも良い。また、モーター111にパルスモーターを用い、モーター111に供給するパルス数を制御することによって、上位置H1などに制御するようにしても良い。
コントローラー70は、注液型電池システム1を制御する制御部として機能する。具体的には、このコントローラー70には、商用電源80からの電力(以下、商用電力)が供給され、商用電力が供給される間、モーター111へ通電することによって保持装置110を作動させ、電池ユニット10を上位置H1に保持させる。
商用電力の供給が停止した場合には、つまり、停電した場合には、モーター111へ通電されなくなるので、電池ユニット10が重力の作用によって自動的に下位置H2(図2)へと移動する。
その後、商用電力の供給が開始すると、つまり、復電すると、コントローラー70は、復電を検出し、モーター111を制御することによって電池ユニット10を上昇させる。この場合、コントローラー70は、センサー115により電池ユニット10の当接を検出することによってモーター111を停止する。これによって、電池ユニット10が上位置H1(図1)に移動し、保持装置110が作動することによって電池ユニット10が上位置H1に保持される。
図3は電池ユニット10を模式的に示した図である。
電池ユニット10は、複数(5個)の電槽11(外装体とも称する)を有し、各電槽11に電解液が注液されることによって発電する空気一次電池である。なお、図3には電池ユニット10の電槽11の一部を示している。
空気一次電池は電解液が注液されると放電する注液型電池の一つであり、電池ユニット10は、複数の注液型電池を収容するユニット(組電池とも称する)である。各電槽11で構成される空気電池は、直列接続、或いは並列接続され、バックアップ対象の機器に十分な電力を供給可能である。なお、電池ユニット10の電力を電力変換器で所定の電力に変換して出力しても良い。電力変換器は、DC−DCコンバーター、又はDC−ACコンバーターである。
電池ユニット10内の全ての電槽11は同じ構造である。各電槽11は、所定の支持部材7Aに支持されることによって同じ高さに配置される。これら電槽11は、側面の一部に開口部22Kを有する中空箱形状に形成され、開口部22Kは空気極13で覆われる。電槽11内には、空気極13と間隔を空けて金属極15が対向配置される。
図3中、符号21は電槽11の底面を構成する底板部であり、符号22は前面を構成する前壁部であり、この前壁部22に開口部22Kが設けられる。符号23は電槽11の後面を構成する後壁部であり、符号24は電槽11の左右側面を構成する側壁部である。また、符号25は電槽11の上面を構成する上板部である。
空気極13は、集電体として機能する銅メッシュ(金属メッシュ)に、触媒シートを両面から圧迫(プレス)し狭持した構成であり、通気性と非透液性とを備えている。触媒シートは、カーボンとテフロン(登録商標)を混合した素材を、ローラープレス機などを用い所定厚さのシート状とした後、所定時間、所定温度で乾燥、焼成させ、銅メッシュと略同等の大きさに裁断したシートである。空気極13は正極として機能し、金属極15が負極として機能する。なお、空気極13は上記の構成に限らず、公知の様々な構成を広く適用可能である。
金属極15にはマグネシウム合金が適用される。金属極15は、空気極13と平行であり、これら金属極15と空気極13とからなる一対の極板は鉛直方向に沿って配置される。金属極15は、電槽11の上板部25に取り付けられ、電槽11の底板部21との間にスペース10Sを空けて配置される。このスペース10Sは、放電反応によって生成される反応生成物(例えば、水酸化マグネシウム)が留まる残留スペースである。このスペース10Sを設けることによって、反応生成物が金属極15の一部を覆って電池反応を阻害してしまう事態を回避することができる。また、放電反応によって生じたガス(例えば水素ガス)発生時の電解液の撹拌作用による電解液濃度のばらつきを低減することもできる。
金属極15の支持は、電槽11内に配置される支持部材で行う方法、又は電槽11の上板部25を用いて直接支持する方法など、反応生成物が留まる残留スペースを確保できる構造であれば特に限定されるものではない。
電解液には、水系の電解液、例えば、塩化ナトリウム水溶液が使用される。また、電槽11の内部に、電解質である塩化ナトリウムを収容した袋体を予め配置し、水道水などの水を入れるだけで発電するように構成しても良い。
また、金属極15に、亜鉛、鉄、アルミニウムなどの金属、又はその合金を用いることが可能である。金属極15に亜鉛を用いた場合は、電解液に水酸化カリウム水溶液を用いるようにすれば良く、金属極15に鉄を用いた場合は、電解液にアルカリ系水溶液を用いるようにすれば良い。また、金属極15にアルミニウムを用いた場合は、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを含む電解液を用いるようにすれば良い。なお、図3中、符号ULは、電解液を電槽11内に入れたときの電解液の液面、つまり、注液時の液面である。この液面ULを、空気極13よりも上方にすることにより、空気極13の利用面積を効率良く確保できる。
各電槽11には、金属極15及び空気極13の下端よりも所定の距離L1(以下、「離間距離L1」と言う)だけ下方に離間した位置に、開口部を有する配管接続部5Aが設けられる。この配管接続部5Aに、電池ユニット10とタンク30とをつなぐ配管50が接続される。
この配管接続部5Aの下端は、電槽11の底面から離間距離L2だけ高い位置に設けられる。これにより、電槽11内の電解液を排液した場合に、電解液が離間距離L2の高さまで残留し、電槽11内の反応生成物を内部に留め易くなる。また、電解液の液面は、金属極15及び空気極13より低くなるので、放電反応が停止すると共に自己放電が回避される。
なお、上記離間距離L1、L2は上記目的を達する範囲で適宜に変更可能である。
図1及び図2に示すように、タンク30は、各電槽11の放電反応を開始させる電解液を貯留可能な中空の箱形状に形成される。タンク30の内部は、水平方向に並ぶ仕切り壁33によって複数の室に仕切られ、各室に、各電槽11に供給する適正量の電解液を独立して貯留可能である。タンク30の各室には、タンク30の底面を構成する底板部30Bから離間距離L3だけ高い位置に、開口部を有する配管接続部5Bが設けられる。これにより、タンク30から電解液を排液した場合に、電解液が離間距離L3の高さまで残留し、電解液内の不純物を内部に留め易くなる。なお、本構成では上記距離L3は、上記L2と同じである。但し、上記距離L3は、上記目的を達する範囲で適宜に調整可能であり、距離L2と異なっても良い。
なお、電槽11の内部に電解質を収容する袋体を配置した場合には、タンク30に水が貯留される。
電池ユニット10とタンク30とをつなぐ配管50は、電槽11とタンク30との間で電解液を移動自在につなぐ可撓性を有する配管であり、本実施形態では第1配管51と第2配管52からなる2つの配管部材で構成される。
第1配管51は、各電槽11の下部とタンク30の下部とをそれぞれつなぐ可撓性を有する複数(5本)の配管であり、本構成ではゴム製のホース(いわゆるゴムホース)である。各第1配管51の一端は、電槽11の配管接続部5Aにそれぞれ接続され、他端は、タンク30の配管接続部5Bにそれぞれ接続される。
第1配管51が可撓性を有するので、第1配管51は電池ユニット10の上下の移動を妨げずに、各電槽11の下部空間とタンク30の下部空間とをつないだ状態に維持する。従って、電池ユニット10が図1に示す上位置H1から図2に示す下位置H2に移動すると、タンク30の下部空間に貯留された電解液が、重力の作用(自重)によって第1配管51を下方に流れ、電池ユニット10内の各電槽11に移動する。これによって、第1配管51は、重力を利用してタンク30の電解液を各電槽11に供給(注液)する注液用流路として機能する。
電池ユニット10が図2に示す下位置H2から図1に示す上位置H1に移動すると、各電槽11の下部空間に貯留された電解液が、重力の作用(自重)によって第1配管51を下方に流れ、タンク30に移動する。これによって、第1配管51は、重力を利用して各電槽11の電解液をタンク30に供給(排液)する排液用流路としても機能する。このように、第1配管51は注液用流路と排液用流路とを兼用している。
第2配管52は、各電槽11の上部とタンク30の上部とをそれぞれつなぐ可撓性を有する複数の配管であり、本構成ではゴム製のホース(ゴムホース)である。第2配管52の一端は、各電槽11の上端に位置する上板部25に接続され、他端は、タンク30の上面を構成する上板部30Aに接続される。これによって、第2配管52は、各電槽11の上部空間とタンク30の上部空間とをつなぐ。
各上部空間は電解液が存在しない空間であるので、第2配管52は、電池ユニット10の上下の移動を妨げずに、各電槽11における電解液が存在しない空間と、タンク30における電解液が存在しない空間とをつなぐことができる。
この第2配管52を設けたことにより、各電槽11とタンク30との間で電解液が移動する際に、電解液が流入する各電槽11又はタンク30の空気をスムーズに排出させることができる。また、各電槽11又はタンク30から排出された空気を、電解液が排出されるタンク30又は各電槽11に流入させることができる。これらにより、電解液の流入と排出(換言すると、電解液と空気の置換(気液置換))をスムーズ化できる。なお、各電槽11及びタンク30内には、空気の他に、放電反応によって生じたガスが含まれる場合もある。
例えば、タンク30から各電槽11に電解液が移動する際に、各電槽11内の空気(ガスを含む)が第2配管52を通ってタンク30に流入するので、タンク30に流入した空気によってタンク30内の電解液を押し出す効果を期待することができる。
また、各電槽11からタンク30に電解液が移動する際に、タンク30内の空気が第2配管52を通って各電槽11に流入するので、各電槽11に流入した空気によって各電槽11内の電解液を押し出す効果を期待することができる。これらにより、タンク30と各電槽11との間の電解液の移動がスムーズとなり、電解液を迅速に移動させ易くなる。
また、本構成では、タンク30内を電槽11と同数の室に分け、各電槽11と各室とを独立した第1配管51及び第2配管52で接続するので、各電槽11に注液する電解液が混合されることがない。従って、電解液の量を適正に揃え易くなる。
なお、各電槽11には、内部の空気やガスを外部に排出させるための空気孔が設けられ、ガスによる各電槽11等の内圧の高まりを抑制している。また、タンク30にも、内部の空気や電槽11から流入したガスを外部に排出させるための空気孔が適宜に設けられる。
続いて、注液型電池システム1の動作を説明する。
図4は、停電時の動作を示したフローチャートである。停電前は、コントローラー70の制御の下、モーター111により電池ユニット10が上位置H1に移動する。この場合、コントローラー70は、商用電力に基づき保持装置110に通電することによって、保持装置110を作動(ブレーキオン)させ、電池ユニット10を上位置H1に保持させる。このようにして、停電前は、通電により電池ユニット10が上位置に保持される(ステップS11)。
電池ユニット10が上位置H1に保持されるので、各電槽11に供給する適正量の電解液(図1に符号W1で示す)は、タンク30に貯留されている。
停電が発生すると(ステップS12)、コントローラー70は、保持装置110への通電を停止するので、保持装置110が非作動(ブレーキオフ)に切り替わり、重力の作用により電池ユニット10が下位置H2まで降下する(ステップS13)。
これにより、電池ユニット10がタンク30より低い位置になった時点から、タンク30に貯留された電解液W1が電池ユニット10の各電槽11に注液され、各電槽11で放電反応が開始する(ステップS14)。この場合の放電電力が所定のバックアップ対象の機器に供給されることによって、停電時でも該機器を利用可能である。
この構成によれば、停電した場合に、自然エネルギーを利用して電池ユニット10を移動させ、放電反応を自動的に開始させることができる。従って、特別なエネルギー源や、電解液を送るポンプが不要であり、構成の簡易化を図り易くなる。しかも、停電時に特別な制御を行う必要がないので、制御不良といった不具合が生じることもない。
図5は復電時の動作を示したフローチャートである。
復電すると(ステップS21)、コントローラー70は、モーター111により電池ユニット10を上位置H1に移動させる制御を行い、その後、商用電力に基づき保持装置110への通電を開始する。これにより、電池ユニット10が上位置H1に移動した後、保持装置110が作動状態(ブレーキオン)に切り替わり、電池ユニット10が上位置H1に保持される(ステップS22)。
ここで、本構成のコントローラー70は、商用電力に基づく電力を動作電力とするので、停電時は動作しない。このコントローラー70は、動作電力が供給開始されると、電池ユニット10を上位置H1に移動させる制御を実行するように予めプログラミングされている。このため、復電時に、上記ステップS22の制御を確実に実行可能である。この構成によれば、コントローラー70用の電源を、商用電力とは別に確保する必要がなく、構成の簡易化を図ることができる。
なお、コントローラー70を、商用電源とは別の電源(例えば、一次電池、又は二次電池等)で動作させるようにしても良い。なお、二次電池を用いる場合は、商用電力で充電すれば良い。
別の電源を設けた場合、コントローラー70を停電時でも動作させることができる。この場合、コントローラー70が復電を検出する機能を具備し、復電を検出した場合に上記ステップS22の制御を実行するように構成すれば良い。
図5に示すように、電池ユニット10が上位置H1に保持されると、電池ユニット10がタンク30より高い位置になった時点から、各電槽11から電解液W1が排液され、放電反応が停止する(ステップS23)。この場合、図2に示すように、電解液(図2に符号W2で示す)がタンク30に貯留される。
これにより、復電した電力を利用して電池ユニット10を移動させ、放電反応を自動的に停止させることができる。従って、電解液を送るポンプが不要であり、放電停止の構成の簡易化を図りやすくなる。
しかも、電池ユニット10が上位置H1に保持されるので、再度、停電した場合に、上記ステップS11〜S13のステップにより放電反応を再開させることができる。従って、停電が発生する毎に放電することができ、頻繁な停電に対してもバックアップ対象の機器に電力を供給可能である。
以上説明したように、本実施形態の注液型電池システム1は、上下に移動自在に設けられた注液型電池である電槽11と、電槽11に供給して放電させる電解液を貯留するタンク30と、電槽11とタンク30とを、電槽11とタンク30との間で電解液を移動自在につなぐ可撓性を有する配管50(第1配管51、第2配管52)とを備える。さらに、電力供給時に、電槽11をタンク30よりも上方に移動させる移動制御部として機能するモーター111およびコントローラー70と、上方に移動した電槽11を保持し、停電時に、電槽11の保持を解き、電槽11を、重力を利用してタンク30よりも下方へ降下させて電解液を電槽11に注液させる保持装置110とを備える。これらの構成によれば、停電時に、自然エネルギーである重力を利用して電槽11に注液でき、電解液を送るポンプなどが不要である。従って、注液用のポンプや電源が不要であり、簡易な構成で停電時のバックアップ電源を実現できる。
また、保持装置110は、商用電力に基づく電力で作動するので、停電により非通電になれば、自動的にタンク30を降下させて電槽11に注液させることができる。従って、停電時に複雑な制御を行うことなく、注液ができる。
また、モーター111およびコントローラー70(移動制御部)は、復電後、電槽11をタンク30よりも上方に移動させて、電槽11内の電解液をタンク30に排液させる。これにより、再び停電した場合に電槽11に注液でき、停電が発生する毎に放電することができる。
また、配管50は、タンク30の下部と電槽11の下部とをつなぐと共に可撓性を有する第1配管51を有するので、電槽11の上下の移動を妨げずに、第1配管51によって電槽11とタンク30との間で電解液を容易に移動させることができる。
しかも、配管50が、タンク30の上部と電槽11の上部とをつなぐと共に可撓性を有する第2配管52を有するので、電槽11の上下の移動を妨げずに、電槽11における電解液が存在しない空間と、タンク30における電解液が存在しない空間とが連通する。これにより、電槽11とタンク30との間で電解液が移動する際に、電槽11及びタンク30内の空気によって電解液を押し出す効果を期待することができる。これにより、電解液を迅速に移動させ易くなる。
また、第1配管51の一端は、電槽11の底面との間に、放電時に生成される反応生成物の残留スペース(底面から離間距離L2のスペース)を空けた位置に設けられるので、反応生成物を電槽11内に留め易くなる。
さらに、第1配管51の他端は、タンク30の底面との間に、放電時に生成される反応生成物の残留スペース(底面から離間距離L3のスペース)を空けた位置に設けられるので、反応生成物をタンク30内にも留め易くなる。
また、電槽11は、正極及び負極として空気極13及び金属極15を有する空気電池であるので、電槽11に供給する液体に、海水や水道水を使用することができ、調達、補充及び交換などが容易である。また、空気極13及び金属極15の耐久性、耐食性を確保することで、メンテナンスが殆ど不要であり、長期の使用に好適である。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種の変形、及び変更が可能である。例えば、上述の実施形態において、電槽11に、放電時に生成される反応ガスを水に戻す触媒栓を設けても良い。触媒栓は、例えば電槽11の上板部25に装着される。この構成によれば、反応ガスを水に戻すことができるので、放電反応を開始させる液体(電解液、又は水)の減少を抑制することができる。従って、液体の量を長期に渡って適切量に保ち易くなる。
上述の実施形態において、電槽11の数は適宜に変更可能であり、例えば、電槽11は1個でも良いし、6個以上でも良い。
また、注液型電池システム1をより簡易な構成にする場合は、第2配管52を省略しても良い。第2配管52を省略しても各電槽11とタンク30との間で電解液を移動させることが可能である。また、電池ユニット10を上昇させる原動機(モーター111)、及びコントローラー70を省略することも可能である。この場合、復電後は人手により電槽11をタンク30よりも上方に移動させれば良い。但し、タンク30よりも上方に移動させた電槽11を保持し、停電時にブレーキを解除して電槽11をタンク30よりも下方に降下させる保持装置110は必要である。
さらに、上述の実施形態において、コントローラー70が、復電時に、電槽11に電解液を注液後、排液させる洗浄サイクルを選択的に実施する洗浄制御部として機能するようにしても良い。
図6は、復電時の動作を示した図である。復電時、上記ステップS22及びS23が実施された後のタイミングで、コントローラー70は、洗浄サイクルを開始する(ステップS24)。
この場合、コントローラー70は、予め定めた洗浄開始条件を満たした場合に、洗浄サイクルを開始する。この洗浄開始条件は、ユーザーなどが任意に設定可能な条件であり、少なくとも上記ステップS22及びS23が実施された後であることを条件(例えば、復電後、所定の待ち時間が経過したことを条件)に含む。なお、洗浄サイクル開始までの待ち時間を長めに設定することにより、頻繁に停電が生じた場合に、その都度、洗浄サイクルを実施する事態を避けることができる。
洗浄開始条件として、他の条件を設定しても良い。例えば、停電回数を設定した場合、コントローラー70は、停電回数(復電回数でも良い)をカウントし、カウント値が設定した停電回数に達するまでは、洗浄サイクルを開始しない。そして、カウント値が設定した停電回数に達した際に、洗浄サイクルを開始するとともに、カウント値をリセットする。これによって、停電毎に洗浄サイクルを実施しないようすることが可能になる。
洗浄サイクルを開始する場合、コントローラー70は、保持装置110への通電を強制停止する。これにより、保持装置110が非作動(ブレーキオフ)に切り替わり、電池ユニット10が重力により下位置H2まで降下し、電池ユニット10の各電槽11に注液する。
注液が終了するまでの待ち時間が経過した後、コントローラー70は、直ちに、モーター111により電池ユニット10を上位置H1に移動させ、各電槽11の電解液をタンク30に排液させる。これにより、各電槽11への注液と排液との循環サイクルが速やかに実施される。各電槽11には、放電反応によって生成された反応生成物が存在するので、電槽11の各部(空気極13、金属極15など)に付着した反応生成物を除去することができる。
洗浄サイクルにより、放電反応に関わる箇所(空気極13、金属極15など)に付着した反応生成物を除去できるので、反応面積の減少を抑える等、放電反応への影響を抑えることができる。洗浄サイクルの制御は、上記の目的を達成できれば良く、上記の制御に限定されない。例えば、注液と排液とを一セットとした場合、複数セットを実施しても良い。
次いで、コントローラー70は、予め定めた洗浄終了条件を満たすと、洗浄サイクルを終了する(ステップS25)。この洗浄終了条件は、注液と排液のサイクル数(セット数)などの洗浄時間に関する条件である。洗浄終了条件を満たすと、コントローラー70は、電池ユニット10を上位置H1に保持させる状態に制御する。
この構成によれば、電槽11の各部(例えば、空気極13や金属極15)に付着した反応生成物を洗い流すことができ、各部の状態を良好に維持し易くなる。このため、次回の注液の際に、良好に放電反応を再開することができる。
また、上述の実施形態では、注液型電池として空気電池を使用する場合を説明したが、空気電池に限定されず、注液により放電反応を開始する公知の様々な電池を使用しても良い。
また、上述の実施形態では、本発明の注液型電池システム1を、商用電力の供給停止時のバックアップ電源に使用する場合を説明したが、商用電力に限定されず、所定の電力の供給停止時のバックアップ電源に広く適用可能である。
1 注液型電池システム
10 電池ユニット
11 電槽(注液型電池、空気電池)
13 空気極(正極)
15 金属極(負極)
30 タンク
50 配管
51 第1配管
52 第2配管
70 コントローラー(移動制御部、洗浄制御部)
110 保持装置
111 モーター(原動機、移動制御部)

Claims (8)

  1. 上下に移動自在に設けられ、正極と負極とを有する注液型電池と、
    前記注液型電池の放電反応を開始させる液体を貯留するタンクと、
    前記注液型電池と前記タンクとを、前記注液型電池と前記タンクとの間で前記液体を移動自在につなぐ可撓性を有する配管と、
    所定の電力の供給時に、前記注液型電池を前記タンクよりも上方に移動させる移動制御部と、
    上方に移動した前記注液型電池を保持し、前記所定の電力の供給停止時に、前記注液型電池の保持を解き、前記注液型電池を、重力を利用して前記タンクよりも下方へ降下させる保持装置と、
    を備えることを特徴とする注液型電池システム。
  2. 前記保持装置は、前記所定の電力に基づく電力で作動することを特徴とする請求項1に記載の注液型電池システム。
  3. 前記移動制御部は、前記電力の供給開始後、前記注液型電池を前記タンクよりも上方に移動させて、前記注液型電池内の前記液体を、前記タンクに排液させることを特徴とする請求項1又は2に記載の注液型電池システム。
  4. 前記配管は、前記タンクの下部と前記注液型電池の下部とをつなぐと共に可撓性を有する第1配管と、前記タンクの上部と前記注液型電池の上部とをつなぐと共に可撓性を有する第2配管とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の注液型電池システム。
  5. 前記第1配管の一端は、前記注液型電池の底面との間に、放電時に生成される反応生成物の残留スペースを空けた位置に設けられることを特徴とする請求項4に記載の注液型電池システム。
  6. 前記注液型電池は、前記正極及び前記負極として空気極及び金属極を有する空気電池であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の注液型電池システム。
  7. 前記注液型電池は、放電時に生成される反応ガスを水に戻す触媒栓を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の注液型電池システム。
  8. 前記注液型電池に前記液体を注液後、排液させる洗浄サイクルを選択的に実施する洗浄制御部を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の注液型電池システム。
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