JP6632884B2 - Small turning shovel - Google Patents
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Description
本発明は、小さな旋回半径の旋回体を有する小旋回型ショベルにする。 The present invention provides a small swing type shovel having a swing body with a small swing radius.
狭い空間で作業するために、旋回体の旋回半径比が小さくなるよう構成された、いわゆる「小旋回型ショベル」が知られている。小旋回型ショベルの旋回体の前部には、ブームが回動可能に取り付けられ、且つブームの左側にキャビンが設置される。ブームの後方に、動力源としてのエンジンが配置される。また、エンジンの周囲に、ショベルを駆動するために必要な各種機器及び構成部品が配置される。構成部品には、燃料タンク、油圧ポンプ、作動油タンク、及びエンジンと油圧ポンプを駆動するのに必要な部品などが含まれる(例えば、特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art A so-called "small swing type shovel" configured to reduce a swing radius ratio of a swing body in order to work in a narrow space is known. A boom is rotatably attached to the front of the revolving superstructure of the small-rotation shovel, and a cabin is installed on the left side of the boom. An engine as a power source is arranged behind the boom. In addition, various devices and components necessary for driving the shovel are arranged around the engine. The components include a fuel tank, a hydraulic pump, a hydraulic oil tank, and components necessary for driving the engine and the hydraulic pump (for example, see Patent Document 1).
特許文献1に開示された旋回式建設機械では、燃料タンクをメイン燃料タンクとサブ燃料タンクとに分けることで、エンジンの周囲のスペースをなるべく無駄なく使用している。これにより、上部旋回体の高さを増大せずに、上部旋回体の旋回半径を所定の半径以内に維持している。
In the revolving construction machine disclosed in
小旋回型ショベルの旋回体には、エンジンの排ガスを処理して浄化する排ガス処理装置も搭載されることがある。排ガス処理装置は、エンジンの排気口に接続される。このため、排ガス処理装置はエンジンの排気口の近傍に配置されることが好ましい。 An exhaust gas treatment device that processes and purifies exhaust gas from an engine may be mounted on the revolving superstructure of the small-rotation shovel. The exhaust gas treatment device is connected to an exhaust port of the engine. For this reason, it is preferable that the exhaust gas treatment device is arranged near the exhaust port of the engine.
ところが、小旋回型ショベルの旋回体は旋回半径比を小さくするためにコンパクトな構造として設計されているので、旋回体上においてエンジン近傍のスペースは限られている。このため、排ガス処理装置を並べて設置するためのスペースを確保することが難しい。 However, the revolving superstructure of the small revolving shovel is designed to have a compact structure in order to reduce the revolving radius ratio, so that the space near the engine on the revolving superstructure is limited. For this reason, it is difficult to secure a space for arranging the exhaust gas treatment devices side by side.
そこで、例えば、排ガス処理装置をエンジンの上方に配置することが考えられる、しかし、この場合、排ガス処理装置の最上部が小旋回型ショベル全体において最も高い部分となり、小旋回型ショベル全体としての高さが所定の高さを超えてしまうおそれがある。所定の高さは、例えば、輸送の際に小旋回型ショベルをトラックの荷台に積んだ場合の地面から小旋回型ショベルの最上部までの高さで決まる。すなわち、一般の道路を通行する際に積荷である小旋回型ショベルの高さが規制の範囲内となるように、小旋回型ショベルの高さを所定の高さ以内に収める必要がある。 Therefore, for example, it is conceivable to dispose the exhaust gas treatment device above the engine. However, in this case, the uppermost portion of the exhaust gas treatment device is the highest portion in the entire small turning type shovel, and the height of the entire small turning type shovel is high. May exceed a predetermined height. The predetermined height is determined by, for example, the height from the ground to the top of the small turning shovel when the small turning shovel is loaded on a truck bed during transportation. That is, it is necessary to keep the height of the small-turning shovel within a predetermined height so that the height of the small-turning shovel, which is a load, when traveling on a general road is within the range of regulation.
そこで、排ガス処理装置がエンジンの近傍に配置され、且つ全体としての高さが低減された小旋回型ショベルを提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a small turning type shovel in which an exhaust gas treatment device is arranged near an engine and whose overall height is reduced.
上述の目的を達成するために、本発明の一実施形態によれば、エンジンが搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の後部に搭載された排ガス処理装置とを有する小旋回型ショベルであって、前記排ガス処理装置は、前記上部旋回体を上から見たときに前記上部旋回体の前後方向に対して斜めに配置された、小旋回型ショベルが提供される。 In order to achieve the above object, according to one embodiment of the present invention, there is provided a small swing type shovel including an upper swing body on which an engine is mounted, and an exhaust gas treatment device mounted on a rear portion of the upper swing body. In addition, a small swiveling shovel is provided in the exhaust gas treatment device, which is disposed obliquely with respect to a front-rear direction of the upper swing body when the upper swing body is viewed from above.
開示した実施形態によれば、排ガス処理装置が上部旋回体の前後方向に対して斜めになるように配置されている。このため、旋回体の旋回半径比を大きくしなくても(旋回体の平面視における大きさを大きくしなくても)、旋回体の高さを抑制しつつ、排ガス処理装置をエンジンの近傍に配置できる。 According to the disclosed embodiment, the exhaust gas treatment device is disposed so as to be oblique to the front-rear direction of the upper rotating body. For this reason, even if the turning radius ratio of the revolving unit is not increased (even if the size of the revolving unit in plan view is not increased), the exhaust gas treatment device can be placed near the engine while suppressing the height of the revolving unit. Can be placed.
図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。 An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は一実施形態による小旋回型ショベルの側面図である。以下、本明細書において、小旋回型ショベルを単に「ショベル」と称することもある。ショベルの下部走行体1には旋回機構2を介して上部旋回体3が搭載される。上部旋回体3にはブーム4が取り付けられる。ブーム4の先端にはアーム5が取り付けられ、アーム5の先端にはエンドアタッチメントとしてのバケット6が取り付けられる。エンドアタッチメントとして、法面用バケット、浚渫用バケット等が用いられてもよい。
FIG. 1 is a side view of a small turning shovel according to one embodiment. Hereinafter, in this specification, a small turning type shovel may be simply referred to as a “shovel”. An upper revolving unit 3 is mounted on a
ブーム4、アーム5、及びバケット6は、アタッチメントの一例として掘削アタッチメントを構成し、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9によりそれぞれ油圧駆動される。
The boom 4, the arm 5, and the bucket 6 constitute a digging attachment as an example of the attachment, and are hydraulically driven by a boom cylinder 7, an
上部旋回体3にはキャビン10が設けられ、且つエンジン11等の動力源が搭載される。キャビン10内には、運転席、ショベルの操作に必要な各種操作装置、及びショベルの駆動を制御するコントローラが設置される。
A
図1において、アーム5に搭載されたバケットシリンダ9のロッド9aが、クローラの設置面と同一の高さの面に位置付けられた場合に、燃料タンク24に搭載されたハンドレール70の最上部Th1が、ショベルの中で最も高い位置になる。すなわち、ハンドレール70の最上部Th1は、ハンドレール60の最上部Th2、キャビンの最上部Tc、ブーム4に搭載されたアームシリンダ8への配管Taよりも高い。
In FIG. 1, when the
また、後述のようにハンドレール70を回動させると、ハンドレール70の最上部Th1は、ハンドレール60の最上部Th2、キャビンの最上部Tc、ブーム4に搭載されたアームシリンダ8への配管Taのいずれかよりも低くなる。また、燃料タンク24の上面は、カバー90よりも高い。
When the
図2は、図1に示すショベルを上から見た図である。上部旋回体3の中央付近にブーム4が回動可能に支持される。キャビン10は、上部旋回体3の前側でブーム4の左側に設置される。上部旋回体3の前側でブーム4の右側には尿素水タンクをカバーする尿素水タンクカバー22が取り付けられる。尿素水タンクカバー22の後方には燃料タンク24と作動油タンク26が配置される。燃料タンク24が外側に配置され、作動油タンク26が燃料タンク24の内側に配置される。
FIG. 2 is a view of the shovel shown in FIG. 1 as viewed from above. A boom 4 is rotatably supported near the center of the upper swing body 3. The
尿素水タンクカバー22の上面及び作動油タンク26の上面は、メンテナンス時等に作業者が通る通路として使用される。一方、燃料タンク24の上面は作動油タンク26の上面より高い位置にあり、作業者が通る通路としては使用されない。
The upper surface of the urea
上部旋回体3の外周部分で、尿素水タンクカバー22から燃料タンク24にかけて、ハンドレール60が取り付けられている。ハンドレール60は作業者が上部旋回体3の上に登る際に転落しないように把持するためのレールである。ハンドレール60は燃料タンク24の端部まで延在する。ハンドレール60が終端した位置からは、ハンドレール60の延長線に沿ってハンドレール70が延在する。ハンドレール70は燃料タンク24の上面に取り付けられており、燃料タンク24の上面の角に沿って内側に向けて屈曲している。ハンドレール70は、作動油タンク26の上面に作業者が位置するときに、作業者が掴まることのできるような位置に設けられる。
A
燃料タンク24及び作動油タンク26の後方には排ガス処理装置を覆うカバー90が設けられる。カバー90の燃料タンク24に近い部分には、排ガス処理装置から排気筒(マフラー)92が突出している。
A
尿素水タンクカバー22、燃料タンク24、作動油タンク26、ハンドレール60、ハンドレール70、及びカバー90は、上部旋回体3の右側に配置されている。
The urea
上部旋回体3の中央には、上述のようにブーム4が回動可能に取り付けられる。上部旋回体3の後部の形状は円弧であり、円弧の半径はショベルの旋回半径で制限されている。上部旋回体3の後部の中央には、カウンタウェイト28が配置される。そして、カウンタウェイト28とブーム4との間のスペースに、エンジン11が配置され固定されている。図1及び図2では、エンジン11の上部を覆うエンジンフード30があるため、エンジン11は見えない。
The boom 4 is rotatably attached to the center of the upper swing body 3 as described above. The shape of the rear portion of the upper swing body 3 is an arc, and the radius of the arc is limited by the turning radius of the shovel. At the center of the rear part of the upper revolving unit 3, a
エンジンフード30の前側には、エンジンフード30を開けてエンジン11のメンテナンス作業を行う際に操作者が通る通路32が設けられる。また、通路32の前側には、通路32より低い位置に作業用足場34が設けられる。作業用足場34は作動油タンク26の横に配置された旋回モータを覆うように設けられており、旋回モータカバーとしても機能する。作業者は、上段の通路32に上がるときに、まず低い方の作業用足場34に乗ってから、高いほうの通路32に上がる。このとき、作業者はハンドレール70の端部の鉛直方向に延在する部分に手をかけることで、作業用足場34から通路32まで容易に上がることができる。
On the front side of the
次に、上部旋回体3における各構成部品の配置について、図3及び図4を参照しながらさらに詳しく説明する。図3は上部旋回体3の内部を示す平面図である。図4は上部旋回体3の内部を図3の矢印AR1で示す方向から見た図である。なお、図3は、尿素水タンクカバー22、カバー90、エンジンフード30等のカバー類が全て取り外された状態で、内部を簡略化して示している。また、図4は、上部旋回体の後部に配置されたカウンタウェイト28が取り外された状態で、構成部品を簡略化して示している。
Next, the arrangement of each component in the upper swing body 3 will be described in more detail with reference to FIGS. FIG. 3 is a plan view showing the inside of the upper swing body 3. FIG. 4 is a view of the inside of the upper swing body 3 as viewed from a direction indicated by an arrow AR1 in FIG. FIG. 3 shows the inside of the
図3に示すように、上部旋回体3の旋回フレーム3a上で前部の右側に、尿素水タンク36が配置され、その後方に燃料タンク24及び作動油タンク26が配置される。尿素水タンク36の後方で、且つ、作動油タンク26の前方に、尿素水を後述の排ガス処理装置に供給するための尿素水ポンプ38が配置される。
As shown in FIG. 3, a
エンジン11は、上部旋回体3の後部の中央に配置される。エンジン11のファンが設けられた側(エンジン11の左側)に、エンジン用冷却器40及びインタクーラ42が配置される。インタクーラ42のさらに外側に、エンジン11に供給する空気を濾過するためのエアフィルタ44が配置される。このように、エンジン11の左側にはエンジン11に付随する様々な機器が配置されており、排ガス処理装置のような大きな機器を配置するスペースを確保するのは難しい。
The
そこで、本実施形態では、排ガス処理装置50はエンジン11の右側のポンプ室150(図4参照)の上方に配置されている。ただし、排ガス処理装置50は比較的大きな装置であるため、その長手方向軸が上部旋回体3の前後方向に対して傾斜するように、斜めに配置されている。このように、排ガス処理装置50を斜めに配置することにより、排ガス処理装置50全体を、ポンプ室150の上方において、上部旋回体3の旋回半径内に収容できる。
Therefore, in the present embodiment, the exhaust
また、排ガス処理装置50をポンプ室150の上方に配置することで、排ガス処理装置50を比較的低い位置に配置できる。このため、排ガス処理装置50から上方に突出する排気筒92を、小旋回型ショベルに求められる所定の高さより低くできる。
Further, by disposing the exhaust
ここで、排ガス処理装置50について簡単に説明する。本実施形態では、エンジン11としてディーゼルエンジンが用いられており、排ガス規制をクリアするために排ガス処理装置50を設ける必要がある。排ガス処理装置50は、エンジン11の排気系に設置され、エンジンの排ガスを処理して排ガス規制をクリアした排ガスに変換する。
Here, the exhaust
排ガス処理装置50は、第1排気処理部(パーティクルフィルタ)50−1と第2排気処理部(触媒還元装置)50−2とを有しており、第1排気処理部50−1の上方に第2排気処理部50−2が配置されている。排気筒92は、第2排気処理部50−2の上部から突出している。第1排気処理部50−1は、酸化触媒を収納するチャンバであってもよく、パーティクルフィルタ及び酸化触媒を収容するチャンバであってもよい。第2排気処理部は、例えばSCR(選択触媒還元)装置である。
The exhaust
エンジン11から排出された排ガスは、まず、第1排気処理部50−1に供給される。第1排気処理部50−1において、排ガス中の微粒子がフィルタ装置で捕集される。そして、微粒子が取り除かれた排ガスは、NOx還元触媒が設けられた第2排気処理部50−2に供給される。第2排気処理部50−2において、排ガス中の窒素酸化物(NOx)は、NOx還元触媒により還元される。このようにして浄化された排ガスが、排ガス処理装置50の排気筒92から大気に放出される。
The exhaust gas discharged from the
第2排気処理部50−2は触媒還元装置であり、液体還元剤として尿素水(尿素水溶液)を用いてNOxを連続的に還元する。第2排気処理部50−2に供給される尿素水は、上述の尿素水タンク36に貯留されており、尿素水ポンプ38によって排ガス処理装置50の第2排気処理部50−2に圧送される。
The second exhaust processing unit 50-2 is a catalyst reduction device, and continuously reduces NOx using urea water (aqueous urea solution) as a liquid reducing agent. The urea water supplied to the second exhaust processing unit 50-2 is stored in the above-mentioned
上述のように、排ガス処理装置50はポンプ室150の上方に配置される。排ガス処理装置50をポンプ室150の上方に配置するために、排ガス処理装置50が搭載されるハウスフレーム100が上部旋回体3の旋回フレーム3a上に形成される。
As described above, the exhaust
図4に示すように、ハウスフレーム100はフレームの脚部材である3本の垂直フレーム100−1、100−2、100−3を有する。垂直フレーム100−1、100−2、100−3に支持された横フレーム100−4の上に排ガス処理装置50が搭載される。
As shown in FIG. 4, the
3本の垂直フレーム100−1、100−2、100−3のうち、2本の垂直フレーム100−1、100−2は、エンジン11を搭載するためのエンジンマウント102が固定されたエンジン支持部材104を介して上部旋回体3の旋回フレーム3aに固定される。具体的には、旋回フレーム3aに固定されたエンジン支持部材104の上端とエンジンマウント102との間に支持プレート106が固定され、支持プレート106に垂直フレーム100−1が固定される。したがって、垂直フレーム100−1は、支持プレート106から上方に延在している。垂直フレーム100−2も同様に支持プレート106(図には示されない)に固定され、支持プレート106から上方に延在している。一方、垂直フレーム100−3は、上部旋回体3の旋回フレーム3aに直接固定される。
Of the three vertical frames 100-1, 100-2, and 100-3, two vertical frames 100-1 and 100-2 are engine support members to which an
このように、エンジン11を搭載するためのエンジン支持部材104を、排ガス処理装置50を搭載するためのハウスフレーム100の垂直フレーム100−1、100−2の一部として使用することで、旋回フレーム3a上でフレームの固定部分が占める面積を低減できる。これにより、狭い旋回フレーム3a上により多くの機器を搭載できる。
Thus, by using the
また、排ガス処理装置50を搭載するためのハウスフレーム100には、ポンプ室150内に配置される機器が取り付けられる。例えば、燃料タンク24とエンジン11との間にあるポンプが吐出した燃料を濾過するメインフィルタは、ハウスフレーム100の横フレーム100−4に取り付けられる。ポンプが吸い込む前の燃料を濾過するプレフィルタ54は、2本の垂直フレーム100−2、100−3を連結する連結部材に取り付けられている。作動油を濾過するオイルフィルタ58は、ハウスフレーム100の垂直フレーム100−3に取り付けられる。また、エンジン11により駆動される作動油ポンプ56は、エンジン11の一端に固定される。このように、排ガス処理装置50を搭載するためのハウスフレーム100は、ポンプ室150内に配置される様々な機器を固定するためにも用いられる。
Further, a device arranged in the
また、横フレーム100−4は、排ガス処理装置50と同様に、その長手方向軸が上部旋回体3の前後方向に対して傾斜するように、斜めに配置されている。横フレーム100−4の側面は、カウンタウェイト28の両側に設けられているサイドカバーの一つである右サイドカバーSCに対し正対している。これにより、作業者が右サイドカバーSCを開けたとき、ハウスフレーム100に取り付けられたフィルタ等のメンテナンス作業が容易になる。
Similarly to the exhaust
次に、図5を参照しながら、上述の燃料タンク24及び作動油タンク26の配置及び構成について説明する。図5は燃料タンク24及び作動油タンク26が搭載された上部旋回体3の斜視図である。
Next, the arrangement and configuration of the above-described
図5に示ように、燃料タンク24及び作動油タンク26は、上部旋回体3の前後方向のほぼ中央の右側に並んで配置される。燃料タンク24は外側で、作動油タンク26は内側となっている。燃料タンク24及び作動油タンク26の後方には排ガス処理装置50が斜めに配置されているが、カバー90で覆われており、図5には示されていない。ただし、排ガス処理装置50から突出する排気筒92は、カバー90を貫通して上方に突出している。
As shown in FIG. 5, the
カバー90の横には、エンジンフード30が設けられている。エンジンフード30はエンジン11を覆うカバーである。エンジン11のメンテナンス作業を行うときには、作業者はエンジンフード30を開いてその中のエンジン11にアクセスできる。
An
ここで、本実施形態では、作動油タンク26の上面は、作業者が通ることのできる通路として使用できるように構成されている。一方、作動油タンク26の外側に配置された燃料タンク24の上面は、作動油タンク26の上面より高い位置にある。すなわち、燃料タンク24は、作動油タンク26より高くなるように形成されている。したがって、燃料タンク24は、高さを高くできる分だけ、多くの燃料を貯留できる。
Here, in the present embodiment, the upper surface of the
なお、燃料タンク24に燃料を補給するときは、作業者は作動油タンク26の上面に上がり、燃料タンク24の上面に設けられた給油口24aから燃料を注入する。給油口24aは約90度に屈曲したハンドレール70の内側に設けられる。したがって、給油中の作業者は、燃料タンク24の上面に取り付けられたハンドレール70に掴まって体を支えることができる。
When refueling the
通常、ハンドレール70のような手摺りは、通路から所定の高さとなるように設置されている。本実施形態の場合、通路は作動油タンク26の上面であるから、ハンドレール70の上部の高さは、作動油タンク26の上面から所定の高さであればよい。したがって、ハンドレール70自体の高さ(ハンドレール70の上端から下端まで高さ)は、所定の高さから、作動油タンク26の上面から燃料タンク24の上面までの高さを引いた高さであればよい。すなわち、本実施形態では、ハンドレール70自体の高さを、燃料タンク24を高くした分だけ低くできる。また、作業用足場34からハンドレール70までの高さも十分に確保できる。
Usually, a handrail such as the
ハンドレール70が低い構造でよいので、ハンドレール70の取り付け部に加わる力(モーメント)も小さくなり、ハンドレール70自体の強度を従来のハンドレールに求められる強度より弱くできる。これにより、ハンドレール70を従来のハンドレールほど頑丈な構造とする必要がない。また、ハンドレール70が低い構造であるため、ハンドレール70を受け入れる燃料タンク24の受け入れ部分に加わる力(モーメント)も小さくなる。このため、燃料タンク24の受け入れ部も、従来の構造ほど頑丈な構造とする必要が無い。
Since the
ハンドレール70は、燃料タンク24の後方においてカバー90から上方に突出した排気筒92と燃料タンク24との間にある。すなわち、排気筒92は、燃料タンク24の側から見ると、屈曲したハンドレール70の外側に配置されている。これにより、燃料タンク24の近傍で作業をする作業者が、エンジン排気で熱くなっている排気筒92に誤って触れないように作業者を保護できる。
The
また、ハンドレール70は燃料タンク24の上面の後側で且つ外側の角部に沿って約90度に屈曲しており、燃料タンク24の後側で且つ内側の角部付近において燃料タンク24の上面に対して垂直方向に延在する垂直部を有している。作業用足場34として機能する旋回モータカバーの上で作業する作業者は、ハンドレール70の垂直部を掴んで体を支えることができる。
In addition, the
以上のように、本実施形態では、作動油タンク26を燃料タンク24より内側に配置して、燃料タンク24の上面を作動油タンク26の上面より高くしたことで、作動油タンク26の上面を作業者用の通路としながら、燃料タンク24を大きくして燃料をより多く貯蔵できる。これに加え、ハンドレール70自体及びその取り付け部分を、従来のハンドレールに求められる剛性よりも小さな剛性の構造とすることができる。
As described above, in the present embodiment, the
次に、図6乃至図8を参照しながら、本実施形態によるハンドレール72についてさらに説明する。図6は本実施形態によるハンドレール72の斜視図である。図7は本実施形態によるハンドレール72の側面図である。図8は本実施形態によるハンドレール72が倒された状態を示す斜視図である。なお、図6乃至図8に示すハンドレール72は、図5に示すハンドレール70と形状が僅かに異なるが、ハンドレール72はハンドレール70と同等なものとして説明する。
Next, the
図6に示すように、ハンドレール72は、パイプ材を曲げて作成されたレールパイプ部材74と、2本の取り付け部76とを有している。レールパイプ部材74は水平部74aと二つの垂直部74b−1、74b−2とを有している。燃料タンク24の上面の角部に沿うように、水平部74aはほぼ直角に曲げられている。また、2本の取り付け部76の間に、水平部74aとほぼ同じ形状に曲げられた補強パイプ部材74cが設けられている。さらに、燃料タンク24の上面に対して垂直方向に延在する補強パイプ部材74dが、取り付け部76の一方の上端からレールパイプ部材74の水平部74aにかけて設けられている。補強パイプ部材74cは必要に応じて設けられる。
As shown in FIG. 6, the
レールパイプ部材74には、垂直部74b−1の下端部と垂直部74b−2の下端部との2箇所のそれぞれにおいて、回動板80が設けられる。燃料タンク24の上面に固定された2本の取り付け部76の各々は、支持パイプ部材77と、支持パイプ部材77に固定された支持板78とを有している。支持パイプ部材77の断面(外径)はレールパイプ部材74の断面(外径)より大きく、支持パイプ部材77は頑丈である。支持パイプ部材77は断面が円形のパイプ部材に限られず、十分な強度を有するものであれば、断面が多角形のパイプ部材や断面がH型の部材などであってもよい。
The
レールパイプ部材74に取り付けられた一対の回動板80は回動軸80aにより、一対の支持板78に対してそれぞれ回動可能に取り付けられる。これにより、レールパイプ部材74は取り付け部76に対して回動可能に支持される。したがって、レールパイプ部材74を図8に示すように燃料タンク24の上面に向けてほぼ90度倒すことができる。
The pair of
ショベルを運転する際には、図6及び図7に示すように、ハンドレール72は、垂直部74b−1、74b−2が燃料タンク24の上面に対して垂直になるような位置で固定される。ハンドレール72を固定するためには、まず、各回動板80に設けられたボルト固定用孔80bを、各支持板78に設けられた二つのボルト固定用孔78bの一方に整列させる。各支持板78に設けられた二つのボルト固定用孔78bは、回動板80を回動可能に支持する回動軸80aからそれぞれ等距離に配置されている。そして、ボルト固定用孔80bとその一方のボルト固定用孔78bとを貫通してボルトを挿入し、ボルトにナットをねじ込んで回動板80と支持板78とを締め付けて固定すればよい。
When operating the shovel, as shown in FIGS. 6 and 7, the
一方、ハンドレール72を図8に示すように倒した位置に固定するためには、まず、上述のボルトをボルト固定用孔80bとボルト固定用孔78bとから抜き、ハンドレール72の固定を解除する。そして、ハンドレール72を、燃料タンク24の上面に向けて内側に倒す。ハンドレール72が倒されると、各回動板80に設けられたボルト固定用孔80bが、各支持板78に設けられた二つのボルト固定用孔78bの他方に整列する。そこで、外したボルトをボルト固定用孔80bとその他方のボルト固定用孔78bとを貫通して挿入し、ボルトにナットをねじ込んで回動板80と支持板78とを締め付けて固定すればよい。
On the other hand, in order to fix the
なお、本実施形態では、各回動板80に一つのボルト固定用孔80bを設け、各支持板78に二つのボルト固定用孔78bを設けているが、各回動板80に二つのボルト固定用孔80bを設け、各支持板78に一つのボルト固定用孔78bを設けてもよい。
In the present embodiment, one
ハンドレール72が外側に倒れるような構成であると、ハンドレール72の上端が旋回フレームの外側に突出してしまう。この場合、旋回動作により、周辺物を損傷してしまうおそれがある。本実施形態によるハンドレール72は燃料タンク24の上面に向けて内側に倒すよう構成されているので、周辺物を損傷することを防止している。
If the
なお、図8に示すようにハンドレール72を倒すのは、ショベルをトラックで輸送するときに、高さ制限をクリアするためであり、ショベルの運転時にはハンドレール72は図6及び図7に示すように燃料タンク24の上面に対して垂直に起立した状態に固定される。すなわち、ハンドレール72(70)が垂直に起立した状態に固定された状態では、図1に示すようにハンドレール72(70)がショベルの最上部となって、高さ制限をクリアできないおそれがある。そこで、ショベルの輸送時に、ハンドレール72(70)を倒すことで、ハンドレール72(70)が高さ制限を超えないようにする。
The reason why the
なお、本実施形態ではハンドレール72は燃料タンク24の上面の2辺に沿った形状に屈曲されているが屈曲していなくてもよい。例えば、レールパイプ部材74の水平部74aが、レールパイプ部材74のショベルの前後方向における一端(図6の垂直部74b−1に相当する部分(燃料タンク24の外縁付近に配置されている))から、作業用足場34に近い方の他端(図6の垂直部74b−2に相当)に向けて直線的に延在するような形状としてもよい。
In the present embodiment, the
次に図9及び図10を参照し、カバー90の詳細について説明する。図9及び図10は排ガス処理装置50を覆うカバー90を図3の矢印AR2で示す方向から見た斜視図である。図10ではカバー90の内側の構成が見えるようにカバー90を透過させている。図9及び図10のカバー90は排気筒カバー90Aが取り付けられている点で図1、図2、図4、及び図5のカバー90と異なる。図9及び図10のそれぞれにおけるX軸、Y軸は図3のX軸、Y軸に対応する。
Next, the details of the
カバー90はブラケット95及びサブフレーム96を介してハウスフレーム100に取り付けられる。すなわち、カバー90は、排ガス処理装置50を支持するハウスフレーム100のみに固定され、燃料タンク24、カウンタウェイト28、エンジンフード30、右サイドカバーSC、及びそれらを支持する部材等には固定されてない。したがって、ブラケット95を介して伝わる振動以外の振動をもたらす振動系から分離されている。そのため、複数の異なる振動系の影響を同時に受けることがなく、振動による損傷を受けにくい。その結果、構造の簡素化、長寿命化等が実現される。また、締結部材等の部品の数が減るため、取り外し作業、メンテナンス作業、組み立て作業等の効率化、低コスト化が実現される。
The
本実施例では、ブラケット95は、主に、二つの支柱部材95aと二つの梁部材95bとステー部材95cで構成されている。ブラケット95は、カバー90をサブフレーム96に固定するための部材である。そして、ブラケット95は、排ガス処理装置50の長側面側で、且つ、排ガス処理装置50に関して連結管50−3の反対側に配置される。連結管50−3は、第1排気処理部50−1と第2排気処理部50−2とを連結する管である。
In this embodiment, the
二つの支柱部材95aは、排ガス処理装置50の長側面に沿い、排ガス処理装置50の長手方向長さを3等分するように配置される。また、第2排気処理部50−2の+X側及び+Z側を非接触で覆うべく2箇所で折れるように構成される。すなわち、二つの支柱部材95aのそれぞれは、鉛直に延びる部分と斜めに延びる部分と水平に延びる部分とを含む。但し、支柱部材の数は、排ガス処理装置50の長手方向長さがより長い場合には、3つ以上であってもよい。また、連結管50−3と同じ側に配置されてもよく、排ガス処理装置50の短側面側に配置されてもよい。また、第2排気処理部50−2の+X側、+Z側、及び−X側を非接触で覆うようにアーチ状に構成されてもよい。この場合、支柱部材95aのそれぞれの両端がサブフレーム96に固定されてもよい。
The two
サブフレーム96は、主に、上板96a、下板96b、側板96c、及び支柱部材96dで構成される。サブフレーム96は排ガス処理装置50を支持するための部材である。
The
上板96a、下板96b、及び側板96cは、排ガス処理装置50の第2排気処理部50−2を支える支持体を形成する。支持体は、ハウスフレーム100の上面で第1排気処理部50−1の+X側に配置され、第2排気処理部50−2の+X側半分を下から支える。
The
二つの支柱部材96dはブラケット95における二つの支柱部材95aを支持する。本実施例では、二つの支柱部材95aのそれぞれの下端部が二つの支柱部材96dのそれぞれの上端部にボルトで締結される。
The two
カバー90とブラケット95とは排ガス処理装置50の上で互いに締結される。本実施例では、二つの支柱部材95aのそれぞれの上端部が、排ガス処理装置50の真上で、カバー90の上面内側にボルトで締結される。二つの支柱部材95aのそれぞれの上端部は排ガス処理装置50の真上で水平となっている。また、二つの支柱部材95aの一つから+X方向に延びるステー部材95cの遠位端が、排ガス処理装置50の+X側で、カバー90の舌部90tの内側にボルトで締結される。舌部90tはカバー90の一部であり、図9に示すように排ガス処理装置50の前側でサブフレーム96の上板96aのレベルLVを横切って−Z方向に延びる。ステー部材95cは省略されてもよい。また、カバー90は第2排気処理部50−2の−X側を覆う部分に開口部90mを有する。
The
カバー90の被覆面積は排ガス処理装置50の設置面積に略等しい。すなわち、カバー90のサイズは排ガス処理装置50のサイズに適合する。そして、望ましくは、排ガス処理装置50を覆うことができ、且つ、排ガス処理装置50の周囲で排ガス処理装置50の冷却に適した空気の流れを形成できる限りにおいて、できるだけ小さくなるように構成される。
The area covered by the
上述のようなブラケット95を用いたカバー90の固定構造は、ハウスフレーム100とは異なる振動系を構成する部材にカバー90を固定することなく、ハウスフレーム100のみにカバー90を固定できるようにする。ハウスフレーム100とは異なる振動系を構成する部材は、例えば、燃料タンク24、カウンタウェイト28、エンジンフード30、右サイドカバーSC等である。そのため、ブラケット95を介して伝わる振動以外の振動をもたらす振動系からカバー90を分離できる。その結果、カバー90の構造の簡素化、長寿命化を実現できる。また、カバー90の取り付けに必要な締結部材等の部品の数を減らすことができ、取り外し作業、メンテナンス作業、組み立て作業等の効率化、低コスト化を実現できる。
The fixing structure of the
以上本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、本発明は上述した実施例に制限されることなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形および置換を加えることができる。 Although the preferred embodiments of the present invention have been described in detail, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications and substitutions may be made to the above-described embodiments without departing from the scope of the present invention. be able to.
例えば、上述の実施例では、ブラケット95とサブフレーム96が分離可能に形成されているが、ブラケット95とサブフレーム96が分離不能に一体的に形成されていてもよい。
For example, in the above-described embodiment, the
1・・・下部走行体 2・・・旋回機構 3・・・上部旋回体 3a・・・旋回フレーム 4・・・ブーム 5・・・アーム 6・・・バケット 7・・・ブームシリンダ 8・・・アームシリンダ 9・・・バケットシリンダ 9a・・・ロッド 10・・・キャビン 11・・・エンジン 22・・・尿素水タンクカバー 24・・・燃料タンク 24a・・・給油口 26・・・作動油タンク 28・・・カウンタウェイト 30・・・エンジンフード 32・・・通路 34・・・作業用足場 36・・・尿素水タンク 38・・・尿素水ポンプ 40・・・エンジン用冷却器 42・・・インタクーラ 44・・・エアフィルタ 50・・・排ガス処理装置 50−1・・・第1排気処理部 50−2・・・第2排気処理部 54・・・プレフィルタ 56・・・作動油ポンプ 58・・・オイルフィルタ 60・・・ハンドレール 70・・・ハンドレール 72・・・ハンドレール 74・・・レールパイプ部材 74a・・・水平部 74b−1、74b−2・・・垂直部 74c、74d・・・補強パイプ部材 76・・・取り付け部 77・・・支持パイプ部材 78・・・支持板 78b・・・ボルト固定用孔 80・・・回動板 80a・・・回動軸 80b・・・ボルト固定用孔 90・・・カバー 90t・・・舌部 90A・・・排気筒カバー 92・・・排気筒 95・・・ブラケット 95a・・・支柱部材 95b・・・梁部材 95c・・・ステー部材 96・・・サブフレーム 96a・・・上板 96b・・・下板 96c・・・側板 96d・・・支柱部材 100・・・ハウスフレーム 100−1、100−2、100−3・・・垂直フレーム 100−4・・・横フレーム 102・・・エンジンマウント 104・・・エンジン支持部材 106・・・支持プレート 150・・・ポンプ室 SC・・・右サイドカバー
DESCRIPTION OF
Claims (10)
該上部旋回体の後部に搭載された排ガス処理装置と、
前記エンジンを覆うエンジンフードと、
前記排ガス処理装置の上面と側面に沿って延び、前記排ガス処理装置の上面と側面を覆うカバーと、
前記カバーを支持するブラケットと、
を有する小旋回型ショベルであって、
前記排ガス処理装置は、前記上部旋回体を上から見たときに前記上部旋回体の前後方向に対して斜めに配置され、
前記ブラケットは前記排ガス処理装置を支持するハウスフレームに取り付けられ、
前記カバーは、前記エンジンフードとは異なる位置にあり、
前記カバーの上面は、前記エンジンフードの上面よりも高い、
小旋回型ショベル。 An upper revolving structure equipped with an engine,
An exhaust gas treatment device mounted at the rear of the upper revolving unit ;
An engine hood covering the engine;
A cover extending along the top and side surfaces of the exhaust gas treatment device and covering the top and side surfaces of the exhaust gas treatment device,
A bracket for supporting the cover,
A small turning type shovel having
The exhaust gas treatment device is disposed obliquely to the front-rear direction of the upper revolving unit when the upper revolving unit is viewed from above ,
The bracket is attached to a house frame that supports the exhaust gas treatment device,
The cover is at a position different from the engine hood,
An upper surface of the cover is higher than an upper surface of the engine hood;
Small turning type excavator.
前記排ガス処理装置を固定する前記ハウスフレームの脚部材の一部は、前記エンジンを固定するエンジン支持部材から上方に延在する、小旋回型ショベル。 The small turning type shovel according to claim 1,
The portion of the house frame leg member for fixing the exhaust gas treatment apparatus extends upwardly from the engine support member for fixing the engine, a small turning type excavator.
前記排ガス処理装置を固定する前記ハウスフレームに、燃料を濾過するフィルタ、若しくは、作動油を濾過するフィルタが取り付けられた、小旋回型ショベル。 The small turning type shovel according to claim 2,
A small swiveling shovel in which a filter for filtering fuel or a filter for filtering hydraulic oil is attached to the house frame to which the exhaust gas treatment device is fixed.
前記エンジンを固定するエンジン支持部材と、前記排ガス処理装置を固定する前記ハウスフレームの脚部材との間に支持プレートが設けられ、前記支持プレートと前記エンジンとの間にエンジンマウントが配置される、小旋回型ショベル。 The small turning shovel according to claim 2 or 3,
An engine support member for fixing the engine, a support plate is provided between a leg member of the house frame for fixing the exhaust gas treatment device, an engine mount is disposed between the support plate and the engine, Small turning type excavator.
前記排ガス処理装置は第1排気処理部と第2排気処理部とを有し、前記第1排気処理部の長手方向及び前記第2排気処理部の長手方向は、両方とも前記上部旋回体を上から見たときに前記上部旋回体の前後方向に対して傾斜している、小旋回型ショベル。 The small turning type shovel according to any one of claims 1 to 4,
The exhaust gas treatment device has a first exhaust treatment unit and a second exhaust treatment unit, and the longitudinal direction of the first exhaust treatment unit and the longitudinal direction of the second exhaust treatment unit both face the upper revolving unit upward. A small swing type shovel that is inclined with respect to the front-rear direction of the upper swing body when viewed from above.
前記エンジンフードは、前記ハウスフレームとは異なる部材で支持されている、小旋回型ショベル。 The small turning type shovel according to claim 1,
The small turning type shovel, wherein the engine hood is supported by a member different from the house frame .
前記ブラケットは、前記排ガス処理装置の長手方向に沿って配置される、小旋回型ショベル。 The small turning type shovel according to claim 6, wherein
The small swing type shovel, wherein the bracket is disposed along a longitudinal direction of the exhaust gas treatment device.
前記カバーと前記ブラケットとは前記排ガス処理装置の上で互いに締結される、小旋回型ショベル。 It is a small turning type shovel according to claim 6 or 7,
The small turning type shovel, wherein the cover and the bracket are fastened to each other on the exhaust gas treatment device.
前記ブラケットは少なくとも二つの支柱部材を含む、小旋回型ショベル。 It is a small turning type shovel according to any one of claims 6 to 8, wherein:
A small-turn shovel, wherein the bracket includes at least two strut members.
前記カバーの被覆面積は前記排ガス処理装置の設置面積に略等しい、小旋回型ショベル。 It is a small turning type shovel according to any one of claims 6 to 9, wherein:
A small swiveling shovel, wherein a cover area of the cover is substantially equal to an installation area of the exhaust gas treatment device.
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