JP6628826B2 - 表示装置および表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置および表示方法に関する。
近年、広いダイナミックレンジを有する撮像画像データを生成可能な撮像装置が増している。広いダイナミックレンジは「High Dynamic Range(HDR)」などと呼ばれており、HDRを有する画像データは「HDR画像データ」などと呼ばれている。そして、画像制作、装置(画像処理装置、表示装置、等)の開発、等の現場において、HDR画像データが想定される機会が増している。
HDR画像データに忠実な表示画像を実現するためには、高精度な表示装置が必要となる。例えば、表示輝度の上限が高く、且つ、コントラストが高い表示画像を実現可能であり、且つ、ダイナミックレンジが広い表示画像を実現可能な表示装置が必要となる。HDR画像データに忠実な表示画像を実現可能な表示装置を、以後、「HDR表示装置」と記載する。例えば、表示輝度の上限が1000nits(=1000cd/m)以上であり、且つ、表示輝度の下限が0.03nits以下であるという条件を満たす表示装置が、HDR表示装置として定義される。表示輝度の上限が1000nits以上であり、且つ、表示輝度の下限が0.05nits以下であるという条件を満たす液晶表示装置が、HDR表示装置として定義されてもよい。表示輝度の上限が540nits以上であり、且つ、表示輝度の下限が0.0005nits以下であるという条件を満たす自発光型表示装置(有機EL表示装置など)が、HDR表示装置として定義されてもよい。
しかしながら、種々の現場において、HDR表示装置が使用できるとは限らない。例えば、撮影現場では、電源の制約、携行品の制約、等により、非HDR表示装置が使用される。非HDR表示装置は、HDR表示装置でないSDR(Standard Dynamic Range)表示装置、表示能力が制限されたHDR表示装置、等である。非HDR表示装置は、例えば、表示輝度のダイナミックレンジが狭く、且つ、表示輝度の上限が低い表示装置である。
非HDR表示装置は、HDR画像データに忠実な表示画像を実現することができない。非HDR表示装置では、HDR画像データの表示として、HDR画像データのダイナミックレンジを圧縮した表示が行われる。即ち、非HDR表示装置では、HDR画像データの表示として、HDR画像データの階調性の一部(高輝度範囲の階調性、低輝度範囲の階調性、等)を少なくとも低減した表示が行われる。
表示画像の階調性の変更に関する技術は、例えば、特許文献1,2に開示されている。特許文献1に開示の技術では、表示される画像データの輝度分布を示す輝度分布図が表示され、ユーザが、輝度分布図を用いて、当該画像データの階調性を容易に変更することができる。特許文献2に開示の技術では、画像データの平均輝度が検出され、平均輝度が低い場合にバックライトユニットの発光輝度が低減され、平均輝度が高い場合にバックライトユニットの発光輝度が高められる。
特開2007−228048号公報 特開2008−58443号公報
しかしながら、従来技術では、画像データの階調範囲の一部に注目する場合に、当該一部を好適な表示輝度で視認させることができないことがある。
そこで、本発明は、画像データの階調範囲の一部に注目する場合に、当該一部を好適な表示輝度で視認させることができる技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、
入力画像データから生成された表示画像データに基づく画像を表示する表示手段と、
前記表示手段の光源の発光輝度を制御する制御手段と、
前記画像内の位置を指定するためのユーザ操作を検出する検出手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記ユーザ操作により指定された位置に対応する前記入力画像データの階調値が第1閾値以上である場合に、前記表示手段の光源の発光輝度を、設定された発光輝度よりも低い発光輝度に制御する第1制御と
前記ユーザ操作により指定された位置に対応する前記入力画像データの階調値が第2閾値未満である場合に、前記光源の発光輝度を、設定された発光輝度よりも高い発光輝度に制御する第2制御と、
の少なくとも一方を行い、
前記第2閾値は、前記第1閾値未満であり、
前記制御手段は、前記ユーザ操作により指定された位置に対応する前記入力画像データの階調値が前記第2閾値以上かつ前記第1閾値未満である場合に、前記光源の発光輝度を、設定された発光輝度に制御する
ことを特徴とする表示装置である。
本発明の第2の態様は、
入力画像データから生成された表示画像データに基づく画像を表示手段に表示する表示ステップと、
前記表示手段の光源の発光輝度を制御する制御ステップと、
前記画像内の位置を指定するためのユーザ操作を検出する検出ステップと、
を有し、
前記制御ステップでは、
前記ユーザ操作により指定された位置に対応する前記入力画像データの階調値が第1閾値以上である場合に、前記表示手段の光源の発光輝度を、設定された発光輝度よりも低い発光輝度に制御する第1制御と
前記ユーザ操作により指定された位置に対応する前記入力画像データの階調値が第2閾値未満である場合に、前記光源の発光輝度を、設定された発光輝度よりも高い発光輝度に制御する第2制御と、
の少なくとも一方を行い、
前記第2閾値は、前記第1閾値未満であり、
前記制御ステップでは、前記ユーザ操作により指定された位置に対応する前記入力画像データの階調値が前記第2閾値以上かつ前記第1閾値未満である場合に、前記光源の発光輝度を、設定された発光輝度に制御する
ことを特徴とする表示方法である。
本発明の第3の態様は、上述した表示方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、画像データの階調範囲の一部に注目する場合に、当該一部を好適な表示輝度で視認させることができる。
実施例1に係る撮像装置の構成例を示すブロック図 実施例1に係る表示処理部の構成例を示すブロック図 実施例1に係る画像の一例を示す図 実施例1に係る変換特性の一例を示す図 実施例1に係る処理フローの一例を示すフローチャート 実施例1に係る画像の一例を示す図 実施例2に係る階調特性と変換特性の一例を示す図 実施例2に係る階調特性と変換特性の一例を示す図 実施例3に係る撮像装置の構成例を示すブロック図 実施例3に係る処理フローの一例を示すフローチャート 実施例2に係る階調特性と変換特性の一例を示す他の図
<実施例1>
以下、本発明の実施例1について説明する。本実施例に係る表示装置は、画像を表示可能な装置であり、特に限定されない。例えば、表示装置は、発光部と、発光部から発せられた光を透過することにより画像を表示する表示パネルと、を備える透過型表示装置である。透過型表示装置は、液晶表示装置、MEMS(Micro Electro Mechanical System)シャッター方式表示装置、等である。表示装置は、有機EL(Electro−Luminescence)表示装置、プラズマ表示装置、等の自発光型表示装置でもよい。表示装置は、投影装置(プロジェクタ)、パーソナルコンピュータ、PDA、タブレット端末、携帯電話端末(スマートフォンを含む)、テレビジョン装置、撮像装置(デジタルカメラ)、デジタルフォトフレーム、ゲーム機、家電装置、車載装置、等でもよい。
本実施例に係る液晶表示装置である撮像装置(デジタルビデオカメラ)の構成例について、図1を用いて説明する。図1は、本実施例に係る撮像装置の構成例を示すブロック図である。
制御部101は、撮像装置の様々な処理を行う。制御部101には、信号処理部103、記録・再生部104、液晶表示部105、バックライト駆動部109、電源操作部112、操作部113、及び、メモリ114が接続されている。制御部101は、データ処理部110と表示処理部111を備え、液晶表示部105は、タッチパネル106、液晶パネル107、及び、バックライトユニット108を備える。
画像・音声入力部102は、画像を表すアナログ信号である画像信号と、音声を表すアナログ信号である音声信号とを取得し、画像信号と音声信号を信号処理部103へ出力する。画像・音声入力部102は、撮像部(撮像センサ;撮像素子)と音声入力部(マイクロフォン)とを備える。被写体からの光は、レンズを介して、撮像部に入射する。それにより、被写体を表す光学像が撮像部に形成(結像)される。撮像部は、形成された光学像を、所定の信号フォーマットを有する画像信号に変換し、画像信号を出力する。音声入力部は、入力された音声を音声信号に変換し、音声信号を出力する。
信号処理部103は、画像・音声入力部102から出力されたアナログ信号に所定の信号処理を施す。所定の信号処理は、画像信号に対する信号処理、音声信号に対する信号処理、または、それらの両方を含む。所定の信号処理は、例えば、ノイズ成分を低減するノイズリダクション処理、信号レベルを一定に保つAGC(Automatic Gain
Control)処理、等を含む。信号処理部103は、所定の信号処理後のアナログ信号をデジタル信号(デジタルデータ)に変換するA/D変換部を備える。信号処理部103は、A/D変換部によって得られたデジタルデータ(画像を表すデジタルデータである画像データ、及び、音声を表すデジタルデータである音声データ)を制御部101へ出力する。
記録・再生部104は、記録処理、再生処理、等を行う。記録処理は、制御部101から記録・再生部104へ出力されたデジタルデータ(画像データと音声データ)を記憶部に記録する処理である。再生処理は、記憶部からデジタルデータ(画像データと音声データ)を読み出し、読み出したデジタルデータを制御部101へ出力する処理である。記録処理と再生処理は、制御部101からの指示に応じて切り替えられて実行される。
タッチパネル106は、撮像装置に対する様々なユーザ操作(ユーザが行う操作)を受け付け可能な操作部である。例えば、タッチパネル106は、表示モードの設定を指示するモード設定操作、表示モードの設定の解除を指示するモード解除操作、記録処理の実行
を指示する記録操作、再生処理の実行を指示する再生操作、等を受け付けることができる。具体的には、タッチパネル106は、タッチパネル106に対するユーザの接触を検出し、接触の検出結果(接触位置、接触時間、接触位置の変化、等)を制御部101へ出力する。制御部101は、接触の検出結果から、行われたユーザ操作を判断する。モード設定操作が行われると、制御部101は、モード設定操作に対応する表示モードを設定する。制御部101は、複数の表示モードのうちの1つ以上の表示モードを設定することができる。モード解除操作が行われると、制御部101は、モード解除操作に対応する表示モードの設定を解除する。タッチパネル106の配置は特に限定されないが、本実施例では、タッチパネル106は、液晶パネル107の表示面(画面)上に設けられている。
液晶パネル107とバックライトユニット108により、処理画像データに基づく画像が画面に表示される。バックライトユニット108は、液晶パネル107の背面に光を照射する。液晶パネル107は、バックライトユニット108から発せられた光を処理画像データに基づいて透過することにより、処理画像データに基づく画像を表示する。具体的には、制御部101から液晶パネル107へ表示画像データが出力されると、液晶パネル107が備える複数の液晶素子のそれぞれに、表示画像データの階調値に応じた液晶駆動信号(電流、電圧、等)が供給される。その結果、液晶パネル107の透過率(透過率分布)が、表示画像データに応じた透過率に制御される。そのため、液晶パネル107は、バックライトユニット108から発せられた光を表示画像データに応じて透過することにより、表示画像データに基づく画像を表示する。表示画像データは、処理画像データ、または、処理画像データにデータ処理(画像処理)を施すことによって得られた画像データである。そのため、表示画像データに応じた透過率は、処理画像データに基づく透過率でもあり、表示画像データに基づく画像は、処理画像データに基づく画像でもある。
バックライト駆動部109は、バックライトユニット108へバックライト駆動信号(電流、電圧、等)を供給する。例えば、バックライト駆動部109は、バックライトユニット108へ電流を供給する電源回路である。バックライトユニット108は、供給されたバックライト駆動信号に応じた発光輝度(発光量)で発光する。制御部101は、バックライトユニット108の発光輝度を制御することができる。具体的には、制御部101は、バックライト駆動部109から出力されるバックライト駆動信号を制御することができる。バックライト駆動信号が制御されることにより、バックライトユニット108の発光輝度が制御される。そして、バックライトユニット108の発光輝度が制御されることにより、表示輝度(画面の輝度)が制御される。
データ処理部110は、入力画像データと入力音声データを取得する。例えば、再生処理が行われている期間において、データ処理部110は、記録・再生部104から出力された画像データを入力画像データとして取得し、記録・再生部104から出力された音声データを入力音声データとして取得する。再生処理が行われていない期間において、データ処理部110は、信号処理部103から出力された画像データを入力画像データとして取得し、信号処理部103から出力された音声データを入力音声データとして取得する。本実施例では、再生操作が行われると、制御部101は、記録・再生部104に対して、再生処理の実行を指示する。その結果、記録・再生部104において、再生処理が行われる。
データ処理部110は、取得したデジタルデータに所定のデータ処理を施す。所定のデータ処理は、入力画像データに対するデータ処理、入力音声データに対するデータ処理、または、それらの両方を含む。所定のデータ処理は、例えば、デジタルデータのデータフォーマットを変換するフォーマット変換処理、入力画像データの画像サイズを変換するリサイズ処理、グラフィック画像データを入力画像データに合成する合成処理、等を含む。グラフィック画像データは、例えば、メニュー画像などを表すOSD(On Scree
n Display)画像データである。データ処理部110は、所定のデータ処理後の画像データを表示処理部111へ出力し、所定のデータ処理後の音声データをスピーカーへ出力する。スピーカーは、スピーカーへ出力された音声データに応じた音声を発する。
また、データ処理部110は、信号処理部103から出力されたデジタルデータ(画像データと音声データ)を、記録・再生部104へ出力することができる。本実施例では、記録操作が行われると、制御部101は、記録・再生部104に対して、記録処理の実行を指示する。そして、データ処理部110は、信号処理部103から出力されたデジタルデータを、記録・再生部104へ出力する。その結果、記録・再生部104において、記録処理が行われる。
本実施例では、撮像画像データ(被写体を表す画像データ)が、入力画像データとして使用される。しかしながら、入力画像データは撮像画像データに限られない。例えば、入力画像データは、コンピューターグラフィック画像データ、イラスト画像データ、等であってもよい。また、入力画像データは、静止画像データであってもよいし、動画像データであってもよい。
表示処理部111は、データ処理部110から出力された画像データに対して、設定されている表示モードに基づくデータ処理を施す。それにより、表示画像データが生成される。そして、表示処理部111は、表示画像データを液晶パネル107へ出力する。このように、本実施例では、制御部101(データ処理部110と表示処理部111)により、入力画像データが表示画像データに変換される。
電源操作部112は、撮像装置の起動を指示する起動操作と、撮像装置の停止を指示する停止操作とを受け付け可能な操作部(スイッチなど)である。起動操作は「オフ状態からオン状態への切り替え(撮像装置の電源状態の切り替え)を指示する操作」とも言えるし、停止操作は「オン状態からオフ状態への電源状態の切り替えを指示する操作」とも言える。撮像装置に対してユーザが起動操作を行うと、制御部101は、撮像装置を起動するための起動処理を行う。撮像装置に対してユーザが停止操作を行うと、制御部101は、撮像装置を停止するための停止処理を行う。
操作部113は、撮像装置に対する様々なユーザ操作を受け付け可能な操作部(スイッチなど)である。例えば、操作部113は、モード設定操作、モード解除操作、記録操作、再生操作、等を受け付けることができる。操作部113が受け付け可能な操作は、タッチパネル106が受け付け可能なユーザ操作と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
メモリ114は、制御部101の処理で使用されるデータなどを一時的に記憶する。
表示処理部111の構成例について、図2を用いて説明する。図2は、表示処理部111の構成例を示すブロック図である。本実施例では、データ処理部110から表示処理部111へ、YCbCrデータが出力される。YCbCrデータは、各画素値がYCbCr値(Y値、Cr値、及び、Cb値の組み合わせ)の画像データである。
Gain/シャープネス補正部201は、YCbCrデータに含まれる輝度データ(各画素のY値)に所定のデータ処理を施すことにより、処理輝度データを生成する。所定のデータ処理は、例えば、階調値(Y値)を調整するゲイン調整処理、エッジを強調するシャープネス補正処理、等を含む。そして、Gain/シャープネス補正部201は、処理輝度データをRGB変換部203へ出力する。
Gain/色補正部202は、YCbCrデータに含まれる色差データ(各画素のCb値とCr値)に所定のデータ処理を施すことにより、処理色差データを生成する。所定のデータ処理は、例えば、階調値(Cb値とCr値の少なくとも一方)を調整するゲイン調整処理、色(彩度、色相、等)を調整する色補正処理、等を含む。そして、Gain/色補正部202は、処理色差データをRGB変換部203へ出力する。
RGB変換部203は、処理輝度データと処理色差データの組み合わせ(各画素値が、処理輝度データのY値、処理色差データのCb値、及び、処理色差データのCr値の組み合わせであるYCbCrデータ)を、RGBデータに変換する。RGBデータは、各画素値がRGB値(R値、G値、及び、B値の組み合わせ)の画像データである。例えば、RGB変換部203は、一次元マトリクス演算処理により、YCbCrデータをRGBデータに変換する。そして、RGB変換部203は、RGBデータを階調変換部204へ出力する。
階調変換部204は、RGB変換部203から出力されたRGBデータに階調変換処理を施すことにより、処理画像データを生成する。階調変換処理は、処理対象の画像データの階調値と表示輝度の対応関係を変換するデータ処理であり、例えばガンマ補正処理である。階調変換処理の方法は特に限定されない。例えば、階調変換処理では、変換前の階調値と変換後の階調値との対応関係を示す情報(ルックアップテーブル、関数、等)を用いて、画像データの階調値が変換される。階調変換部204は、R値、G値、及び、B値のそれぞれについて、階調変換処理を行う。それにより、処理画像データとしてRGBデータが生成される。階調変換部204は、処理画像データを輝度/コントラスト補正部205へ出力する。
輝度/コントラスト補正部205は、階調変換部204から出力された処理画像データに、輝度補正処理、コントラスト補正処理、等を施すことにより、表示画像データを生成する。輝度補正処理は、画像データの輝度を補正するデータ処理であり、コントラスト補正処理は、画像データのコントラストを補正するデータ処理である。輝度補正処理が制御されることにより、表示輝度が制御され、コントラスト補正処理が制御されることにより、表示コントラスト(画面のコントラスト)が制御される。輝度/コントラスト補正部205は、R値、G値、及び、B値のそれぞれについて、輝度補正処理、コントラスト補正処理、等を行う。それにより、表示画像データとしてRGBデータが生成される。輝度/コントラスト補正部205は、表示画像データを液晶パネル107へ出力する。処理画像データから表示画像データを生成するために、他のデータを処理が処理画像データに施されてもよい。
簡単のために、本実施例では、入力画像データもRGBデータであるとする。入力画像データの階調値、処理画像データの階調値、表示画像データの階調値、等が、8ビットの値(256段階の値)であるとする。処理画像データの階調値、表示画像データの階調値、等の増加に対して、表示輝度、液晶素子の透過率、液晶駆動信号の値(電流値、電圧値、等)、等が線形に増加するとする。そして、表示画像データが処理画像データと等しいとする。なお、各画像データの階調値のビット数、各画像データのデータフォーマット、等は特に限定されない。処理画像データの階調値、表示画像データの階調値、表示輝度、液晶素子の透過率、液晶駆動信号の値、等の対応関係も特に限定されない。例えば、処理画像データの階調値、表示画像データの階調値、等の増加に対して、表示輝度、液晶素子の透過率、液晶駆動信号の値(電流値、電圧値、等)、等が非線形に増加してもよい。
ダイナミックレンジアシストモードの設定方法の一例について説明する。ダイナミックレンジアシストモードは、入力画像データの階調範囲(階調値の範囲;ダイナミックレンジ)の一部である注目範囲の階調性を高めた表示(アシスト表示)を行う表示モードであ
る。
まず、電源操作部112を用いた起動操作が行われ、撮像装置の各機能部に電力が供給される。次に、カメラ記録モードの設定を指示するモード設定操作が操作部113を用いて行われ、制御部101がカメラ記録モードを設定する。
このときは、所定の変換特性(入力レベルと出力レベルの対応関係)で入力レベルが出力レベルに変換する階調変換処理が行われ、図3(A)の画像が画面(液晶パネル107)に表示される。入力レベルは、変換前の階調値であり、入力画像データの階調値に対応する。出力レベルは、変換後の階調値であり、処理画像データの階調値、表示画像データの階調値、等に対応する。図3(A)の画像は、信号処理部103から出力された入力画像データ(撮像画像データ)に基づく画像であり、現在の被写体の状態を表す撮像画像である。
所定の変換特性は特に限定されないが、本実施例では、所定の変換特性は、標準的なガンマ値2.2に対応する変換特性であり、図4(A)の変換特性GLUT1である。図4(A)の横軸は入力レベルを示し、図4(A)の縦軸は出力レベルを示す。図3(A)の画像は、図4(A)の変換特性GLUT1を用いた階調変換処理後の画像である。出力レベルは「表示輝度」とも言える。変換特性GLUT1は、入力画像データ(撮像画像データ)の階調特性の逆特性であってもよい。
そして、ダイナミックレンジアシストモードの設定を指示するモード設定操作がタッチパネル106を用いて行われ、制御部101がダイナミックレンジアシストモードを設定する。例えば、操作部113、タッチパネル106、等に対するユーザ操作に応じてメニュー画像が表示され、ダイナミックレンジアシストモードの設定を指示するモード設定操作として、表示されたメニュー画像の所定箇所をタッチするユーザ操作が行われる。それにより、画面に表示された画像が、図3(A)の画像から、図3(B),3(D)の画像へ遷移する。図3(B),3(D)の画像では、図3(A)の画像上に「拡大したい階調部分をタッチして下さい。」というメッセージが記述されている。メニュー画像、メッセージ、等は、データ処理部110のデータ処理によって表示される。
本実施例では、画面に表示された画像内の位置を選択(指定)するためのユーザ操作として、画面をタッチするユーザ操作が行われる。そして、制御部101は、画面をタッチするユーザ操作に応じて注目範囲を設定する。上記メッセージが表示されることにより、注目範囲を設定するためのユーザ操作が促される。なお、注目範囲を設定するためのユーザ操作を促す表示は、上記メッセージの表示に限られない。例えば、注目範囲を設定するためのユーザ操作を促す表示として、所定のアイコンが表示されてもよい。
注目範囲の設定方法の一例について説明する。上述したように、本実施例では、画面に表示された画像の位置を選択するユーザ操作として、画面をタッチするユーザ操作が行われる。タッチパネル106は、画面をタッチするユーザ操作を検出し、制御部101は、当該ユーザ操作によって選択された位置(タッチ位置)を検出し、検出した位置に対応する入力レベルMを検出する。タッチ位置に対応する入力レベルMは、タッチ位置に表示された画素の入力レベルである。そして、制御部101は、入力レベルMを中心とする所定幅の階調範囲を、注目範囲(注目階調範囲)として決定して設定する。注目範囲の幅は特に限定されないが、本実施例では、注目範囲の幅が60であるとする。
なお、タッチ位置に対応する入力レベルMは、タッチ位置に表示された画素の入力レベルを中心とする所定幅の階調範囲の階調値の平均値であってもよい。また、タッチ位置に対応する入力レベルMは、タッチ位置に表示された画素を含む所定サイズの領域の画素値の平均値であってもよい。
図3(B)では、明るい雲がタッチされている。この場合には、図4(B)に示すように、高階調側の入力レベルが入力レベルMとして検出され、高階調側の階調範囲が注目範囲として設定される。図3(D)では、暗い家がタッチされている。この場合には、図4(D)に示すように、低階調側の入力レベルが入力レベルMとして検出され、低階調側の階調範囲が注目範囲として設定される。図4(B),4(D)において、入力レベルN1は、注目範囲における入力レベルの最小値であり、入力レベルN2は注目範囲における入力レベルの最大値である。入力レベルMから30を減算することにより、入力レベルN1が得られ、入力レベルMに30を加算することにより、入力レベルN2が得られる。
なお、注目範囲の設定方法は特に限定されない。例えば、注目範囲を設定するためのユーザ操作に応じた入力レベルは、注目範囲の中心とは異なる位置に対応してもよい。具体的には、ユーザ操作に応じた入力レベルが最小値である注目範囲が設定されてもよいし、ユーザ操作に応じた入力レベルが最大値である注目範囲が設定されてもよい。注目範囲の幅は固定幅でなくもてよい。注目範囲を設定するためのユーザ操作は、画面をタッチするユーザ操作に限られない。例えば、不図示の上下左右ボタンなどを用いて、画面に表示された画像の位置を選択するユーザ操作が、注目範囲を設定するために行われてもよい。注目範囲を設定するためのユーザ操作は、画面に表示された画像の位置を選択するユーザ操作でなくてもよい。例えば、入力レベルを指定(入力)するユーザ操作が行われ、当該ユーザ操作によって指定された入力レベルを含む階調範囲が、注目範囲として設定されてもよい。注目範囲における入力レベルの最小値と最大値の両方を指定するユーザ操作が行われてもよい。即ち、注目範囲を指定するユーザ操作が行われてもよい。
注目範囲の階調性の向上方法の一例について説明する。制御部101は、注目範囲に基づいて、階調変換処理の変換特性を設定(変更)する。それにより、注目範囲についての階調性が所定の階調性よりも高い表示画像データ(処理画像データ)へ、入力画像データが変換される。所定の階調性は、所定の変換特性(図4(A)のGLUT1)を用いた場合の表示画像データの階調性である。本実施例では、制御部101は、表示画像データの階調範囲全体に対する表示画像データの注目対応範囲(注目範囲に対応する階調範囲)の割合が所定値となるように、変換特性を設定する。上記所定値は特に限定されないが、本実施例では、上記所定値が70%であるとする。
図4(B)の注目範囲が設定された場合には、図4(C)の変換特性GLUT2が設定される。図4(D)の注目範囲が設定された場合には、図4(E)の変換特性GLUT3が設定される。図4(A)〜4(E)において、出力レベルの下限値は0%であり、出力レベルの上限値は100%である。図4(B),4(D)に示すように、変換特性GLUT1では、入力レベルN1に出力レベルL1が対応付けられており、入力レベルN2に出力レベルL2が対応付けらている。一方で、図4(C),4(E)に示すように、変換特性GLUT2,3では、入力レベルN1に出力レベルS1が対応付けられており、入力レベルN2に出力レベルS2が対応付けられている。出力レベルS2から出力レベルS1を減算した値は、70%である。
図4(B)〜4(E)に示すように、変換特性GLUT2,GLUT3の対応注目範囲(出力レベルS1から出力レベルS2までの階調範囲)は、変換特性GLUT1の対応注目範囲(出力レベルL1から出力レベルL2までの階調範囲)よりも広い。そのため、変換特性GLUT2,GLUT3を用いることにより、注目範囲についての階調性が所定の階調性(変換特性GLUT1を用いた場合の階調性)よりも高い表示画像データが得られる。
また、図4(B)〜4(E)に示すように、変換特性GLUT2,GLUT3の残りの
階調範囲(対応注目範囲以外の階調範囲)は、変換特性GLUT1の残りの階調範囲よりも狭い。そのため、変換特性GLUT2,GLUT3を用いることにより、注目範囲以外の階調範囲についての階調性が所定の階調性よりも低い表示画像データが得られる。
階調変換処理の変換特性が変換特性GLUT1から変換特性GLUT2,GLUT3に切り替えられることにより、画面に表示された画像が切り替えられる。ここで、設定された表示輝度で画像が表示される場合を考える。この場合には、階調変換処理の変換特性が変換特性GLUT1から変換特性GLUT2に切り替えられることにより、ユーザは、画面に表示された画像として、図3(C)の画像を知覚する。図3(C)の画像では、雲の階調性が図3(A)の階調性よりも高い。そして、ユーザは、図3(C)の画像を知覚することにより、2つの雲の存在を把握することができる。2つの雲の存在は、図3(A)の画像からは把握できない。また、階調変換処理の変換特性が変換特性GLUT1から変換特性GLUT3に切り替えられることにより、ユーザは、画面に表示された画像として、図3(E)の画像を知覚する。図3(E)の画像では、家の階調性が図3(A)の階調性よりも高い。そして、ユーザは、図3(E)の画像を知覚することにより、窓の存在を把握することができる。窓の存在は、図3(A)の画像からは把握できない。
なお、表示輝度の設定方法は特に限定されない。例えば、表示画像データの所定の画素値(白色の画素値など)が所望の表示輝度で表示されるように、表示輝度が設定される。設定された表示輝度は、予め定められた表示輝度(固定輝度)であってもよいし、ユーザ操作などに応じて変更可能な表示輝度であってもよい。本実施例では、白色が400cd/mで表示されるように、表示輝度が予め設定されているとする。
なお、注目範囲の階調性の向上方法は特に限定されない。例えば、表示画像データの階調範囲全体に対する表示画像データの注目対応範囲の割合は、注目範囲に依存して変化してもよい。注目範囲を設定するためのユーザ操作として、変換特性を指定するユーザ操作が行われてもよい。
ダイナミックレンジアシストモードの解除方法の一例について説明する。図3(C),3(E)の画像には、アシスト解除ボタンが配置されている。アシスト解除ボタンをタッチするユーザ操作が行われると、制御部101が、ダイナミックレンジアシストを解除し、変換特性を変換特性GLUT1に戻す。それにより、画面に表示された画像が図3(A)の画像へ戻される。
人間の視覚特性では、高階調側の階調性に対する視認性は、表示輝度の増加によって低下する。そのため、設定された表示輝度を維持すると、画面に表示された画像に3つの雲が存在するにもかかわらず、ユーザは、図3(C)に示すように、2つの雲しか知覚できない。また、人間の視覚特性では、低階調側の階調性に対する視認性は、表示輝度の低下によって低下する。そのため、設定された表示輝度を維持すると、ユーザは、図3(E)に示すように、家の屋根と家の壁の境目を知覚できない。このように、設定された表示輝度を維持すると、入力画像データの階調範囲の一部を高い階調性で表示する場合に、当該一部を十分に高い階調性で視認させることができない。
そこで、制御部101は、画面に表示された画像の表示輝度を、注目範囲に基づいて制御する。表示輝度の制御方法の一例について説明する。図5は、表示輝度の制御方法の一例を示すフローチャートである。図5のフローチャートは、ダイナミックレンジアシストモードの設定に応じて開始される。
まず、S501にて、制御部101は、注目範囲を設定する。次に、S502にて、制御部101は、S501で設定した注目範囲を代表する入力レベルを、閾値α,βと比較
する。注目範囲を代表する入力レベルは、ユーザ操作に応じた入力レベルMである。閾値αは、閾値β未満である。例えば、閾値αは60であり、閾値βは195である。入力レベルMが閾値β以上である場合にはS503へ処理が進められ、入力レベルMが閾値α未満である場合にはS504へ処理が進められる。そして、入力レベルMが閾値α以上かつ閾値β未満である場合には、S505へ処理が進められる。
なお、注目範囲を代表する入力レベルは、入力レベルMとは異なる入力レベルであってもよい。閾値α,βは、予め定められた値(固定値)であってもよいし、ユーザ操作などに応じて変更可能な値であってもよい。閾値αは閾値βと等しくてもよい。
S503にて、制御部101は、画面に表示された画像の表示輝度を、設定された表示輝度よりも低い表示輝度に制御する(発光輝度低減制御)。本実施例では、発光輝度低減制御において、白色の表示輝度が400cd/mから200cd/mに低減されるように、バックライトユニット108の発光輝度が低減される。例えば、バックライト駆動信号の値(電流値、電圧値、等)を低減することにより、バックライトユニット108の発光輝度が低減される。バックライト駆動信号がパルス信号である場合には、バックライト駆動信号のパルス幅とパルス振幅の少なくとも一方を低減することにより、バックライトユニット108の発光輝度が低減される。その後、S505へ処理が進められる。なお、発光輝度低減制御後の表示輝度は、予め定められた表示輝度(固定輝度)であってもよいし、ユーザ操作などに応じて変更可能な表示輝度であってもよい。パルス信号は、PWM(Pulse Width Modulation)信号とも呼ばれる。
S504にて、制御部101は、画面に表示された画像の表示輝度を、設定された表示輝度よりも高い表示輝度に制御する(発光輝度増加制御)。本実施例では、発光輝度増加制御において、白色の表示輝度が400cd/mから800cd/mに高められるように、バックライトユニット108の発光輝度が高められる。例えば、バックライト駆動信号の値(電流値、電圧値、等)を高めることにより、バックライトユニット108の発光輝度が高められる。バックライト駆動信号がパルス信号である場合には、バックライト駆動信号のパルス幅とパルス振幅の少なくとも一方を高めることにより、バックライトユニット108の発光輝度が高められる。その後、S505へ処理が進められる。なお、発光輝度増加制御後の表示輝度は、予め定められた表示輝度(固定輝度)であってもよいし、ユーザ操作などに応じて変更可能な表示輝度であってもよい。
S505にて、制御部101は、S501で設定した注目範囲に基づいて、階調変換処理の変換特性を設定する(変換特性の切り替え)。
図4(B)の注目範囲が設定された場合には、入力レベルMが閾値βよりも大きいため、S502からS503へ処理が進められ、発光輝度低減制御が行われる。そして、S505において、階調変換処理の変換特性が図4(C)の変換特性GLUT2に切り替えられ、画面に表示された画像が切り替えられる。その結果、ユーザは、画面に表示された画像として、図6(A)の画像を知覚する。発光輝度低減制御により、低階調側の階調性に対する視認性が高められる。そのため、図6(A)の画像では、雲の階調性が図3(C)の階調性よりも高い。そして、ユーザは、図6(A)の画像を知覚することにより、3つの雲の存在を把握することができる。2つの雲の存在は図3(C)の画像から把握できるが、3つの雲の存在は図3(C)の画像からは把握できない。このように、注目範囲が高階調側の階調範囲である場合には、注目範囲の階調性が高められるとともに、表示輝度が低減される。その結果、注目範囲を十分に高い階調性で視認させることができる。
図4(D)の注目範囲が設定された場合には、入力レベルMが閾値αよりも小さいため、S502からS504へ処理が進められ、発光輝度増加制御が行われる。そして、S5
05において、階調変換処理の変換特性が図4(E)の変換特性GLUT3に切り替えられ、画面に表示された画像が切り替えられる。その結果、ユーザは、画面に表示された画像として、図6(B)の画像を知覚する。発光輝度増加制御により、高階調側の階調性に対する視認性が高められる。そのため、図6(B)の画像では、家の階調性が図3(E)の階調性よりも高い。そして、ユーザは、図6(B)の画像を知覚することにより、家の屋根と家の壁の境目を把握することができる。家の屋根と家の壁の境目は図3(E)の画像からは把握できない。このように、注目範囲が低階調側の階調範囲である場合には、注目範囲の階調性が高められるとともに、表示輝度が高められる。その結果、注目範囲を十分に高い階調性で視認させることができる。
なお、発光輝度低減制御と発光輝度増加制御のそれぞれは、バックライトユニット108の発光輝度の制御に限られない。例えば、発光輝度低減制御と発光輝度増加制御のそれぞれは、処理画像データに対する画像処理(輝度/コントラスト補正部205の輝度補正処理など)の制御であってもよい。発光輝度低減制御と発光輝度増加制御のそれぞれは、バックライトユニット108の発光輝度と、処理画像データに対する画像処理との一方の制御であってもよいし、それら両方の制御であってもよい。バックライトユニット108の発光輝度と、処理画像データに対する画像処理との一方の制御が発光輝度低減制御として行われ、それらの他方が発光輝度増加制御として行われてもよい。
入力レベルMが閾値α以上かつ閾値β未満である場合には、発光輝度低減制御や発光輝度増加制御が行われなくても、注目範囲を十分に高い階調性で視認させることができる。そのため、上述したように、S503の発光輝度低減制御とS504の発光輝度増加制御とが行われずに、S502からS505へ処理が進められる。そして、制御部101は、画面に表示された画像の表示輝度を、設定された表示輝度に制御する。具体的には、制御部101は、白色の表示輝度が400cd/mに維持されるように、バックライトユニット108の発光輝度を維持する。
以上述べたように、本実施例によれば、注目範囲を代表する入力レベルが第1閾値以上である場合に発光輝度低減制御が行われ、注目範囲を代表する入力レベルが第2閾値未満である場合に発光輝度増加制御が行われる。第2閾値は第1閾値以下である。それにより、注目範囲が高階調側の階調範囲である場合、注目範囲が低階調側の階調範囲である場合、等においても、注目範囲を十分に高い階調性で視認させることができる。なお、発光輝度低減制御と発光輝度増加制御の一方のみが行われてもよい。
なお、有機EL表示装置などの自発光型表示装置で本発明を実現する場合は、上述したバックライトユニット108の発光輝度の制御に代わって、有機EL表示パネルの有機EL光源(発光素子)の発光輝度の制御を行うようにすればよい。例えば、有機EL光源の駆動電流値又は駆動電圧値を変更することにより、有機EL光源の発光輝度の制御を行うようにすればよい。
また、S505にて、タッチ位置に対応する入力レベルMに応じて、階調変換処理の変換特性が変換特性GLUT1からGLUT2またはGLUT3に切り替えられる場合について説明したが、これに限定されない。例えば、タッチ位置に対応する入力レベルMに係わらず、常に階調変換処理の変換特性GLUT1を用いるようにして、S503,S504の輝度低減処理と輝度増加処理を行うようにしてもよい。この場合、入力画像データ(撮像画像データ)の階調特性を忠実に再現しつつ、注目範囲の画像を好適な表示輝度で確認することができる。
<実施例2>
以下、本発明の実施例2について説明する。実施例1では、入力画像データの階調値、
処理画像データの階調値、表示画像データの階調値、等が、8ビットの値である例を説明した。本実施例では、入力画像データの階調値のビット数が、処理画像データの階調値、表示画像データの階調値、等のビット数よりも多い例を説明する。具体的には、入力画像データの階調値のビット数が12ビットであるとする。そして、処理画像データの階調値、表示画像データの階調値、等として、階調値のビット数が8ビットである画像データが生成されるとする。なお、以下では、実施例1と異なる点(構成、処理、等)について詳しく説明し、実施例1と同じ点についての説明は省略する。入力画像データの階調値のビット数が、表示画像データの階調値のビット数よりも多いとは、入力画像データの輝度(階調)のダイナミックレンジが、表示画像データの輝度(階調)のダイナミックレンジよりも広いとも言い換えられる。
本実施例のデータ処理部110は、階調値のビット数が12ビットである入力画像データを、階調値のビット数が8ビットである圧縮画像データに変換する。具体的には、データ処理部110は、注目範囲の外側の入力画像データの階調値が注目範囲の内側の階調値に制限されるように、入力画像データを圧縮画像データに変換する。そして、データ処理部110は、圧縮画像データ(具体的には、圧縮画像データに対応するYCbCrデータ)を表示処理部111へ出力する。
図7(A),8(A)は、入力画像データの階調特性の一例を示す。図7(A),8(A)の横軸は入力輝度(入力画像データの輝度)を示し、図7(A),8(A)の縦軸は入力画像データの階調値(入力レベル)を示す。入力輝度は、「入力画像データで想定されている輝度」、「被写体の輝度」、等とも言える。図7(A),8(A)には、注目範囲の中心の入力レベルM、注目範囲における入力レベルの最小値N1、及び、注目範囲における入力レベルの最大値N2が示されている。図7(A),8(A)には、注目範囲に対応する入力輝度範囲(入力輝度の範囲)も示されている。図7(A),8(A)の例では、所定幅の入力輝度範囲が注目範囲に対応付けられるように、注目範囲が設定されている。図7(A),8(A)の注目範囲は、例えば、入力レベルMと入力画像データの階調特性とに基づいて設定することができる。データ処理部110では、入力レベルN1未満の入力レベルが入力レベルN1に変換され、入力レベルN2よりも大きい入力レベルが入力レベルN2に変換される。
本実施例の表示処理部111は、圧縮画像データを処理画像データに変換し、表示画像データを生成する。表示処理部111は、階調変換処理の変換特性として、注目範囲における入力画像データの階調特性に基づく変換特性を使用する。具体的には、表示処理部111は、注目範囲における、入力輝度の変化に対する入力レベルの変化を示す特性の逆特性に対応する変換特性を、階調変換処理の変換特性として使用する。それにより、注目範囲についての階調性が所定の階調性よりも高い表示画像データ(処理画像データ)へ、入力画像データが変換される。本実施例では、階調変換処理の変換特性は、圧縮画像データの階調値を処理画像データの階調値に変換する変換特性である。
図7(A)の注目範囲が設定された場合には、図7(B)の変換特性GLUT4が設定される。図8(A)の注目範囲が設定された場合には、図8(B)の変換特性GLUT5が設定される。変換特性GLUT4,5は、注目範囲における、入力輝度の変化に対する入力レンジの変化を示す特性の逆特性に対応している。具体的には、図7(B),8(B)の横軸(入力レベル)が図7(A),8(A)の縦軸(入力レベル)に対応しており、図7(B),8(B)の縦軸(出力レベル)が図7(A),8(A)の横軸(入力輝度)に対応している。図7(B),8(B)に示すように、変換特性GLUT4,5では、入力レベルN1に対応する出力レベルS1として、出力レベル0%が使用されている。そして、入力レベルN2に対応する出力レベルS2として、出力レベル100%が使用されている。
本実施例でも、入力レベルMが閾値β以上である場合に発光輝度低減制御が行われ、入力レベルMが閾値α未満である場合に発光輝度増加制御が行われる。図7(A)の注目範囲が設定された場合には、入力レベルMが閾値αよりも小さいため、発光輝度増加制御が行われる。図8(A)の注目範囲が設定された場合には、入力レベルMが閾値βよりも大きいため、発光輝度低減制御が行われる。
以上述べたように、本実施例では、実施例1と同様に、発光輝度低減制御と発光輝度増加制御が必要に応じて実行される。それにより、注目範囲を十分に高い階調性で視認させることができる。
なお、図7(B),8(B)に示した変換特性の代わりに、図11に示すような変換特性GLUT6をもちいて、階調変換処理を行ってもよい。図7(B),8(B)の変換特性を用いる場合は、入力画像データの階調特性の全体範囲のうちの一部の注目範囲の逆特性が用いられるが、図11の変換特性GLUT6をもちいる場合は、入力画像データの階調特性の全体範囲の逆特性が用いられる。
<実施例3>
以下、本発明の実施例3について説明する。本実施例では、表示装置に対する外光(環境光;自然光、照明光、等)をさらに考慮する例を説明する。なお、以下では、実施例1と異なる点(構成、処理、等)について詳しく説明し、実施例1と同じ点についての説明は省略する。
図9は、本実施例に係る撮像装置の構成例を示すブロック図である。本実施例に係る撮像装置は、実施例1(図1)の複数の機能部と、輝度センサ901とを備える。輝度センサ901は、撮像装置に対する外光の輝度を検出し、検出値を制御部101へ出力する。
本実施例では、表示輝度の制御方法が実施例1と異なる。図10は、本実施例に係る表示輝度の制御方法の一例を示すフローチャートである。まず、S1001とS1002の処理が行われる。S1001とS1002の処理は、実施例1(図5)のS501とS302の処理と同じである。入力レベルMが閾値β以上である場合にはS1003へ処理が進められ、入力レベルMが閾値α未満である場合にはS1004へ処理が進められる。そして、入力レベルMが閾値α以上かつ閾値β未満である場合には、S1007へ処理が進められる。S1007の処理は、実施例1のS505の処理と同じである。
S1003にて、制御部101は、輝度センサ901の検出値(検出された輝度)が閾値B未満であるか否かを判断する。検出値が閾値B未満である場合には、S1005の処理が行われ、S1007へ処理が進められる。S1005の処理は、実施例1のS503の処理(発光輝度低減制御)と同じである。検出値が閾値B以上である場合には、S1005の発光輝度低減制御が行われずに、S1007へ処理が進められる。閾値Bは、撮像装置の使用環境が屋外などの明るい環境であるか否かを判断するための値であり、例えば1万ルクスである。なお、閾値Bは、予め定められた値(固定値)であってもよいし、ユーザ操作などに応じて変更可能な値であってもよい。
検出値が閾値B以上である場合、つまり撮像装置の使用環境が明るい環境である場合に発光輝度低減制御を行うと、画面に表示された画像の視認性(見易さ)が低下してしまう。具体的には、画面に表示された画像が暗すぎるため、ユーザは、画面に表示された画像を見ても、画角(撮像範囲)、構図、等すら把握することができない。そこで、本実施例では、そのような場合に発光輝度低減制御を省略する。それにより、発光輝度低減制御による視認性低下(画面に表示された画像の視認性の低下)を抑制することができる。
S1004にて、制御部101は、輝度センサ901の検出値が閾値A以上であるか否かを判断する。検出値が閾値A以上である場合には、S1006の処理が行われ、S1007へ処理が進められる。S1006の処理は、実施例1のS504の処理(発光輝度増加制御)と同じである。検出値が閾値A未満である場合には、S1006の発光輝度増加制御が行われずに、S1007へ処理が進められる。閾値Aは、撮像装置の使用環境が夜間などの暗い環境であるか否かを判断するための値であり、例えば100ルクスである。なお、閾値Aは、予め定められた値(固定値)であってもよいし、ユーザ操作などに応じて変更可能な値であってもよい。閾値Aは閾値Bと等しくてもよい。
検出値が閾値A未満である場合、つまり撮像装置の使用環境が暗い環境である場合に発光輝度増加制御を行うと、画面に表示された画像の視認性(見易さ)が低下してしまう。具体的には、画面に表示された画像が明るすぎるため、ユーザは、眩しさを感じ、画面に表示された画像を高い視認性で見ることができない。そこで、本実施例では、そのような場合に発光輝度増加制御を省略する。それにより、発光輝度増加制御による視認性低下を抑制することができる。また、撮像装置の使用環境が暗い環境である場合には、低階調側の階調性に対する視認性は高い。そのため、発光輝度増加制御を省略しても、低階調側の注目範囲を十分に高い階調性で視認させることができる。
以上述べたように、本実施例によれば、実施例1と同様に、発光輝度低減制御と発光輝度増加制御が必要に応じて実行される。それにより、様々な場合において、注目範囲を十分に高い階調性で視認させることができる。さらに、外光の輝度に応じて発光輝度低減制御と発光輝度増加制御が適宜省略されるため、発光輝度低減制御や発光輝度増加制御による視認性低下を抑制することができる。
実施例1〜3の各機能部は、個別のハードウェアであってもよいし、そうでなくてもよい。2つ以上の機能部の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。1つの機能部の複数の機能のそれぞれが、個別のハードウェアによって実現されてもよい。1つの機能部の2つ以上の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。また、各機能部は、ハードウェアによって実現されてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、装置が、プロセッサと、制御プログラムが格納されたメモリとを有していてもよい。そして、装置が有する少なくとも一部の機能部の機能が、プロセッサがメモリから制御プログラムを読み出して実行することにより実現されてもよい。
実施例1〜3はあくまで一例であり、本発明の要旨の範囲内で実施例1〜3の構成を適宜変形したり変更したりすることにより得られる構成も、本発明に含まれる。実施例1〜3の構成を適宜組み合わせて得られる構成も、本発明に含まれる。
<その他の実施例>
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:制御部 105:液晶表示部 204:階調変換部

Claims (15)

  1. 入力画像データから生成された表示画像データに基づく画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段の光源の発光輝度を制御する制御手段と、
    前記画像内の位置を指定するためのユーザ操作を検出する検出手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記ユーザ操作により指定された位置に対応する前記入力画像データの階調値が第1閾値以上である場合に、前記表示手段の光源の発光輝度を、設定された発光輝度よりも低い発光輝度に制御する第1制御と
    前記ユーザ操作により指定された位置に対応する前記入力画像データの階調値が第2閾値未満である場合に、前記光源の発光輝度を、設定された発光輝度よりも高い発光輝度に制御する第2制御と、
    の少なくとも一方を行い、
    前記第2閾値は、前記第1閾値未満であり、
    前記制御手段は、前記ユーザ操作により指定された位置に対応する前記入力画像データの階調値が前記第2閾値以上かつ前記第1閾値未満である場合に、前記光源の発光輝度を、設定された発光輝度に制御する
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記設定された発光輝度は、予め定められた固定輝度である
    ことを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  3. 前記画像内の前記指定された位置に対応する前記階調値は、前記画像内の前記指定された位置における前記入力画像データの階調値を含む注目階調範囲を代表する階調値であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記注目階調範囲を代表する階調値は、前記注目階調範囲の中心の階調値である
    ことを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  5. 前記入力画像データに階調変換処理を施して前記表示画像データを生成する変換手段、
    を備え、
    前記階調変換処理は、前記画像内の前記指定された位置に対応する前記階調値を含む注目階調範囲の階調性を高める処理である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記階調変換処理は、前記表示画像データの階調範囲全体に対する、前記注目階調範囲に対応する階調範囲の割合が所定値となるように、前記注目階調範囲の階調性を高める処理である
    ことを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  7. 前記階調変換処理は、前記入力画像データの前記注目階調範囲の外側の階調値を前記注目階調範囲の内側の階調値に制限し、前記注目階調範囲における前記入力画像データの階調特性に基づく変換特性を用いる処理である
    ことを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  8. 前記変換特性は、前記注目階調範囲における、前記入力画像データの輝度の変化に対する前記入力画像データの階調値の変化を示す特性の逆特性に対応する
    ことを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  9. 前記入力画像データのビット数は、前記表示画像データのビット数よりも多い
    ことを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 前記表示手段は、
    光源を有する発光手段と、
    前記発光手段から発せられた光を前記表示画像データに基づいて透過することにより、前記画像を表示する表示パネルと、
    を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の表示装置。
  11. 外光の輝度を検出する検出手段、を備え、
    前記制御手段は、
    前記画像内の前記指定された位置に対応する前記階調値が前記第1閾値以上であり、且つ、前記検出手段によって検出された前記輝度が第3閾値未満である場合に、前記光源の発光輝度を、前記設定された発光輝度よりも低い発光輝度に制御し、
    前記画像内の前記指定された位置に対応する前記階調値が前記第1閾値以上であり、且つ、前記検出手段によって検出された前記輝度が前記第3閾値以上である場合に、前記光源の発光輝度を、前記設定された発光輝度に制御する
    ことを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  12. 記制御手段は、
    前記画像内の前記指定された位置に対応する前記階調値が前記第2閾値未満であり、且つ、前記検出手段によって検出された前記輝度が第4閾値以上である場合に、前記光源の発光輝度を、前記設定された発光輝度よりも高い発光輝度に制御し、
    前記画像内の前記指定された位置に対応する前記階調値が前記第2閾値未満であり、且つ、前記検出手段によって検出された前記輝度が前記第4閾値未満である場合に、前記光源の発光輝度を、前記設定された発光輝度に制御し、
    前記第4閾値は、前記第3閾値以下である
    ことを特徴とする請求項11に記載の表示装置。
  13. 外光の輝度を検出する検出手段、を備え、
    前記制御手段は、
    前記画像内の前記指定された位置に対応する前記階調値が前記第2閾値未満であり、且つ、前記検出手段によって検出された前記輝度が第4閾値以上である場合に、前記光源の発光輝度を、前記設定された発光輝度よりも高い発光輝度に制御し、
    前記画像内の前記指定された位置に対応する前記階調値が前記第2閾値未満であり、且つ、前記検出手段によって検出された前記輝度が前記第4閾値未満である場合に、前記光源の発光輝度を、前記設定された発光輝度に制御する
    ことを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  14. 入力画像データから生成された表示画像データに基づく画像を表示手段に表示する表示ステップと、
    前記表示手段の光源の発光輝度を制御する制御ステップと、
    前記画像内の位置を指定するためのユーザ操作を検出する検出ステップと、
    を有し、
    前記制御ステップでは、
    前記ユーザ操作により指定された位置に対応する前記入力画像データの階調値が第1閾値以上である場合に、前記表示手段の光源の発光輝度を、設定された発光輝度よりも低い発光輝度に制御する第1制御と
    前記ユーザ操作により指定された位置に対応する前記入力画像データの階調値が第2閾値未満である場合に、前記光源の発光輝度を、設定された発光輝度よりも高い発光輝度に制御する第2制御と、
    の少なくとも一方を行い、
    前記第2閾値は、前記第1閾値未満であり、
    前記制御ステップでは、前記ユーザ操作により指定された位置に対応する前記入力画像データの階調値が前記第2閾値以上かつ前記第1閾値未満である場合に、前記光源の発光輝度を、設定された発光輝度に制御する
    ことを特徴とする表示方法。
  15. 請求項14に記載の表示方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2018029449A 2017-05-19 2018-02-22 表示装置および表示方法 Active JP6628826B2 (ja)

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