JP6628095B2 - シール部材及び防水コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、シール部材及び防水コネクタに関するものである。
特許文献1には、ハウジングと、後方からハウジング内に挿入された複数の端子金具と、ハウジングの後端部に取り付けられたシール部材とを備えたコネクタが開示されている。シール部材には、前後方向に貫通した形態の複数のシール孔が形成され、各シール孔には、端子金具の後端部に固着した電線が液密状に挿通されている。
特開2015−035404号公報
上記コネクタでは、シール部材の外周の動きが、ほぼ全長に亘って拘束される形態である。そのため、電線のうちシール部材の後方へ引き出された部分が径方向へ引っ張られたときに、シール部材が電線の変形に追従できず、シール孔の内周と電線の外周との間の密着度が低下することが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シール機能の信頼性向上を図ることを目的とする。
第1の発明は、
後方から複数の端子金具が挿入されるハウジングの後端部に取り付けられ、前記端子金具の後端部に接続した電線を液密状に貫通させる複数のシール孔が形成されたシール部材であって、
前記シール孔の後端側領域を構成し、外周にシール機能部が形成され、前記シール孔の内周と前記シール機能部との間の領域が中実の弾性部となっている本体部と、
前記本体部の前面から前記シール機能部よりも前方へ突出した形態であって、前記シール孔の前端側領域を構成し、前記ハウジングに取り付けた状態で前記シール孔の貫通方向と交差する方向への弾性変形が可能な追従部とを備えているところに特徴を有する。
第2の発明は、
後方から複数の端子金具が挿入されるハウジングと、
前記ハウジングの後端部に取り付けられたシール部材と、
前記シール部材に形成され、前記端子金具の後端部に接続した電線を液密状に貫通させる複数のシール孔とを備えた防水コネクタであって、
前記シール部材は、
前記シール孔の後端側領域を構成し、外周にシール機能部が形成され、前記シール孔の内周と前記シール機能部との間の領域が中実の弾性部となっている本体部と、
前記本体部の前面から前記シール機能部よりも前方へ突出した形態であって、前記シール孔の前端側領域を構成し、前記ハウジングに取り付けた状態で前記シール孔の貫通方向と交差する方向への弾性変形が可能な追従部とを備えて構成されているところに特徴を有する。
電線のうちシール部材の後方へ引き出された部分が径方向へ引っ張られると、追従部が電線の姿勢の傾きに追従して弾性変形するので、シール孔のうち追従部によって構成されている前端側領域の内周は、電線の外周に対し液密状に密着する状態を保つ。また、本体部のうちシール機能部の形成されている領域では、シール機能部と、シール孔の後端側領域の内周との間が中実の弾性部となっているので、シール機能部は所期のシール機能を発揮する。
実施例1の側断面図 電線が上方へ引っ張られた状態をあらわす側断面図 シール部材の正面図 図3のX−X線断面図 シール部材の平面図 実施例2の側断面図 電線が上方へ引っ張られた状態をあらわす側断面図 シール部材の側断面図
第1及び第2の発明は、前記追従部が1つの前記シール孔のみを構成し、複数の前記追従部が前記本体部から個別に突出していてもよい。この構成によれば、各電線が個別に引っ張られた場合でも、その電線の動きに対しシール孔を追従させることができる。
第1及び第2の発明は、前記本体部の前面の外周縁から前方へ突出し、外周に補助シール部が形成された周壁部を備えていてもよい。この構成によれば、シール機能部に加えて補助シール部を設けたことにより、シール部材の外周のシール機能が向上する。
第1及び第2の発明は、前記追従部と前記周壁部との間に、前記追従部が弾性変形したときに前記周壁部との干渉を回避する溝部が形成されていてもよい。この構成によれば、追従部が周壁部と干渉せずに弾性変形することができるので、追従部の追従性が向上する。
第1及び第2の発明は、前記周壁部の内周と前記追従部の外周とを繋ぐ繋ぎ部を備えていてもよい。この構成によれば、周壁部が外周側へ不正に変形することを規制できる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図5を参照して説明する。尚、以下の説明において、前後の方向については、図1,2,4,5における左方を前方と定義する。上下の方向については、図1〜4にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。本実施例1の防水コネクタAは、合成樹脂製のフレーム10と、合成樹脂製のハウジング20と、複数の端子金具24と、ゴム製のシール部材30と、合成樹脂製のリヤホルダ45とを備えて構成されている。
フレーム10は、後方に開口した収容区間11を有している。フレーム10の内周面のうち後端に近い領域は、全周に亘って滑らかに連続したシール面12となっている。収容区間11内には、後方からハウジング20の全体と、シール部材30の全体と、リヤホルダ45の前端側部分が収容されるようになっている。収容区間11に収容されたシール部材30は、前後方向においてシール面12とほぼ同じ位置となるように配される。
ハウジング20は、全体として左右方向に長い扁平なブロック状をなす。ハウジング20の内部には、ハウジング20を前後方向に貫通した形態の複数の端子収容室21が形成されている。複数の端子収容室21は、上下2段に分かれて配されている。上段の端子収容室21と下段の端子収容室21は、夫々、左右方向に一定ピッチで並ぶように配されている。各端子収容室21内には、後方から端子金具24が挿入されている。挿入された端子金具24は、端子収容室21に形成されたランス22の係止作用によって抜止めされている。また、ハウジング20の後端部には、全ての端子収容室21の後端部に連通する1つの収容凹部23が形成されている。
シール部材30は、全体として左右方向に長い形状をなし、正面形状は長円形をなす。シール部材30は、1つの本体部31と、複数(端子収容室21と同数)の追従部40と、1つの周壁部41とを有する単一部品である。シール部材30には、シール部材30を前後方向に貫通した形態の複数(端子収容室21と同数)のシール孔32が形成されている。複数のシール孔32は、各端子金具24の後端部の圧着部25に接続した電線26を、液密状に貫通させるための空間であり、複数の端子収容室21と対応する位置に配されている。シール孔32の軸線と直角に切断した断面形状は、円形である。
シール孔32の内周の前端部には、周方向に延びるリブ状に突出し、全周に亘って連続した形態の第1内周リップ部33が形成されている。シール孔32の内周における第1内周リップ部33の後方近傍の位置には、周方向に延びるリブ状に突出し、全周に亘って連続した形態の第2内周リップ部34が形成されている。シール孔32の内周における第2内周リップ部34の後方近傍の位置には、周方向に延びるリブ状に突出し、全周に亘って連続した形態の第3内周リップ部35が形成されている。
第1内周リップ部33の最小内径、第2内周リップ部34の最小内径及び第3内周リップ部35の最小内径は、同一寸法である。また、シール孔32の内周の後端部には、後方に向かって内径が次第に大きくなるテーパ状の誘導面36が形成されている。誘導面36の最小内径は、第1内周リップ部33、第2内周リップ部34及び第3内周リップ部35の最小内径よりも大きい寸法である。
本体部31は、シール部材30のうち前後方向における略後半部分(後端側部分)を構成する。本体部31の正面形状は、左右方向に長い長円形である。本体部31の外周における前端側の位置には、周方向に延びるリブ状に突出し、全周に亘って連続した形態の外周リップ部37(請求項に記載のシール機能部)が形成されている。本体部31の外周における後端側の位置には、周方向に延びるリブ状に突出し、全周に亘って連続した形態の後側外周補助リップ部38Rが形成されている。本体部31の外周に形成されているリップ部は、外周リップ部37と後側外周補助リップ部38Rの2つだけである。本体部31の外周面を基準とする外周リップ部37と後側外周補助リップ部38Rの突出寸法は、互いに同じ寸法である。
本体部31は、シール孔32の後端側領域32Rを構成する。シール孔32の後端側領域32Rには、第3内周リップ部35と、誘導面36とが形成されている。第1内周リップ部33と第2内周リップ部34は、本体部31よりも前方に配されている。外周リップ部37と第3内周リップ部35は、前後方向において、ほぼ同じ位置に配されている。詳しくは、外周リップ部37の前端側部分と、第3内周リップ部35の後端側部分とが、前後方向において同じ領域に配されている。また、後側外周補助リップ部38Rと誘導面36は、前後方向において概ね同じ位置となるように配されている。
本体部31は、その全体が中実の弾性部39となっている。したがって、シール孔32の後端側領域32Rの内周面と本体部31の外周面との間には、溝や凹み等の中空部分は存在しない。また、上下に隣り合うシール孔32の後端側領域32Rの内周面同士の間にも、溝や凹み等の中空部分は存在しない。同様に、左右に隣り合うシール孔32の後端側領域32Rの内周面同士の間にも、溝や凹み等の中空部分は存在しない。
追従部40は、複数の端子収容室21と個別に対応するように上下2段に分かれて配されている。各追従部40は、本体部31の前面から前方(端子金具24側)へ突出した形態である。追従部40の前端(突出端)は、外周リップ部37の前端よりも前方に位置する。1つの追従部40は、1つのシール孔32の前端側領域32F(シール孔32のうち本体部31よりも前方の領域)を構成する。シール孔32の前端側領域32Fには、第1内周リップ部33と第2内周リップ部34が形成されている。
各追従部40は、本体部31に対し個別に且つ弾性的に相対変位し得るようになっている。追従部40の相対変位は、シール孔32及びシール孔32内の電線26の軸線方向(前後方向)に対して交差する方向(上下方向及び左右方向)へ傾くような弾性変形である。上下左右に隣り合う追従部40同士は、弾性変形したときに互いに非接触(非干渉)となるような間隔を空けている。追従部40が弾性変形すると、第1内周リップ部33と第2内周リップ部34が、追従部40と一体的に変位する。
周壁部41は、本体部31の前面の外周縁部に沿って全周に亘って配され、本体部31から前方へ突出した形態である。周壁部41の前端は、追従部40の前端よりも後方(本体部31側)に位置している。周壁部41は、全ての追従部40を一括して包囲する形態である。追従部40と周壁部41との間には、追従部40が上下方向又は左右方向へ弾性変形したときに周壁部41と非接触(非干渉)となるような溝部47が形成されている。
図3に示すように、周壁部41の左右両端部は、略直線状の上下両壁部に比べると、外周と内周との間の寸法の大きい拡幅部42となっている。この左右一対の拡幅部42には、周壁部41の前面から本体部31の後面に貫通した左右一対の位置決め孔43が形成されている。位置決め孔43は、ハウジング20に対し、リヤホルダ45を上下方向及び左右方向に位置決めするための手段である。一対の位置決め孔43は、本体部31の左右両端部、即ち全てのシール孔32を左右両側から挟むような位置に配されている。また、両拡幅部42の内側面(内周面)と、左右方向におれる両端に位置する4つの追従部40とは、繋ぎ部44によって連結されている。
周壁部41の外周には、周方向に延びるリブ状に突出し、全周に亘って連続した形態の前側外周補助リップ部38Fが形成されている。周壁部41は本体部31の前方に位置するので、前側外周補助リップ部38Fは、外周リップ部37よりも前方に位置する。また、周壁部41の外周面は本体部31の外周面と面一状に連続しており、周壁部41の外周面を基準とする前側外周補助リップ部38Fの突出寸法は、本体部31の外周面を基準とする外周リップ部37及び後側外周補助リップ部38Rの突出寸法と同じ寸法である。
上記構成のシール部材30は、ハウジング20の後面に周壁部41の前端面を当接させた状態で、ハウジング20に取り付けられている。取り付け状態では、全ての追従部40がハウジング20の収容凹部23内に収容される。また、周壁部41の内周面は収容凹部23の内周面とほぼ面一状に連なっている。したがって、追従部40と収容凹部23の内周面は、追従部40が上下方向又は左右方向へ弾性変形したときに非接触(非干渉)となるような間隔を空けている。
リヤホルダ45は、シール部材30と同じく左右方向に長い略長円形をなしている。リヤホルダ45には、各シール孔32と個別に対応する複数の貫通孔46が形成されている。また、リヤホルダ45の左右両端部には、一対の位置決め突起(図示省略)が形成されている。リヤホルダ45は、シール部材30に対し、本体部31の後面に密着するとともに、位置決め突起を位置決め孔43に貫通した状態で取り付けられている。位置決め突起の突出端部(前端部)はハウジング20の係止部(図示省略)に係止されている。この係止作用により、リヤホルダ45がハウジング20に固定され、シール部材30が、ハウジング20の後面とリヤホルダ45の前面との間で挟み付けられた状態でハウジング20の後端部に取り付けられている。
上記のようにハウジング20とシール部材30とリヤホルダ45を組み付けた後、端子金具24が、リヤホルダ45の後方から貫通孔46に挿通され、シール孔32を貫通して端子収容室21内に挿入される。これに伴い、端子金具24の後端部に接続されている電線26の前端部が、貫通孔46とシール孔32内に挿通される。挿通状態では、シール孔32の内周の3つの内周リップ部33,34,35が、弾性変形した状態で電線26の外周に対し液密状に密着する。これにより、シール孔32を通過して端子収容室21に至る経路での浸水が防止される。
全ての端子金具24をハウジング20内に挿入した後、ハウジング20、シール部材30及びリヤホルダ45は、フレーム10の収容区間11内に収容される。正規に収容された状態では、フレーム10のシール面12に対し、外周リップ部37、前側外周補助リップ部38F及び後側外周補助リップ部38Rが、弾性変形した状態で密着する。これにより、フレーム10の内周面とシール部材30の外周面との隙間を通過してハウジング20の前端部に至る経路での浸水が防止される。
次に、本実施例1の作用を説明する。端子金具24の前端部の上下寸法及び左右寸法は、端子金具24の後端部の圧着部25の上下寸法及び左右寸法よりも大きい。そのため、端子収容室21の後端部では、端子金具24の圧着部25と端子収容室21の内面との間にクリアランスが存在している。
圧着部25から後方へ延出した電線26は、シール部材30とリヤホルダ45を貫通して、リヤホルダ45の外部後方へ導出されており、この導出部分は、シール孔32の軸線(前後方向)と交差する方向(上下方向又は左右方向)の引張力を受けることがある。例えば、図2に示すように、電線26の導出部分が上方へ引っ張られると、電線26のうちシール部材30を貫通している領域が前傾するように姿勢を傾ける。このとき、圧着部25の位置が少し低くなる。
すると、追従部40が、電線26の姿勢の傾きに追従し、前端側を下に向けるように斜めに弾性変形する。このとき、追従部40の内周に形成されている第1内周リップ部33と第2内周リップ部34は、追従部40と一体となって斜めになるので、電線26の外周に対し全周に亘って一定の押圧力で密着する。これにより、シール孔32の内周と電線26の外周との間は確実に液密状態に保たれる。
また、本体部31の外周リップ部37はフレーム10のシール面12に対し弾性的に密着し、本体部31の第3内周リップ部35は電線26の外周に対し弾性的に密着している。電線26の径方向に対応する外周リップ部37と第3内周リップ部35との間には、中実の弾性部39が存在しているので、追従部40が弾性変形しても弾性部39(本体部31)自体は大きく弾性変形することはない。これにより、外周リップ部37とシール面12との間が確実に液密状態に保たれるとともに、第3内周リップ部35と電線26との間も確実に液密状態に保たれる。
本実施例1の防水コネクタAは、後方から複数の端子金具24が挿入されるハウジング20と、ハウジング20の後端部に取り付けられたシール部材30とを備えており、シール部材30は、端子金具24の後端部に接続した電線26を液密状に貫通させる複数のシール孔32を備えたものである。シール部材30は、本体部31と複数の追従部40とを備えて構成されている。本体部31は、シール孔32の後端側領域32Rを構成するものであり、本体部31の外周には外周リップ部37が形成されている。そして、シール孔32の内周と外周リップ部37との間の領域は中実の弾性部39となっている。また、追従部40は、本体部31の前面から外周リップ部37よりも前方へ突出した形態であり、シール孔32の前端側領域32Fを構成するものである。ハウジング20に取り付けた状態では、追従部40は、シール孔32の貫通方向と交差する方向への弾性変形が可能となっている。
電線26のうちシール部材30の後方へ引き出された部分が径方向(上下方向又は左右方向)へ引っ張られると、追従部40が電線26の姿勢の傾きに追従して弾性変形するので、シール孔32のうち追従部40によって構成されている前端側領域32Fの内周は、電線26の外周に対し液密状に密着する状態を保つ。また、本体部31のうち外周リップ部37の形成されている領域では、外周リップ部37と、シール孔32の後端側領域32Rの内周との間が中実の弾性部39となっているので、外周リップ部37は所期のシール機能を発揮する。
また、1つの追従部40が1つのシール孔32のみを構成し、複数の追従部40が本体部31から個別に突出している。この構成によれば、各電線26が個別に引っ張られた場合でも、その電線26の動きに対し追従部40が個別に弾性変形するので、電線26の姿勢の動きや姿勢の傾きにシール孔32を柔軟に追従させることができる。
また、本体部31の前面の外周縁からは周壁部41が前方へ突出し、周壁部41の外周には前側外周補助リップ部38Fが形成されているので、外周リップ部37に加えて前側外周補助リップ部38Fを設けたことにより、シール部材30の外周のシール機能が向上する。また、追従部40と周壁部41との間に、追従部40が弾性変形したときに周壁部41との干渉を回避するための溝部47が形成されている。これにより、追従部40が周壁部41と干渉せずに十分に大きな角度で弾性変形することができるので、追従部40の追従性が高い。また、周壁部41の内周と追従部40の外周とが繋ぎ部44によって繋がった形態となっているので、周壁部41が外周側へ不正に変形する虞がない。
<実施例2>
次に、本発明を具体化した実施例2を図6〜図8を参照して説明する。本実施例2の防水コネクタBは、シール部材50を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成(ハウジング20、端子金具24、電線26及びリヤホルダ45)については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
シール部材50は、全体として左右方向に長い形状をなし、正面形状は長円形をなす。シール部材50は、1つの本体部51と、複数(端子収容室21と同数)の追従部61とを有する単一部品である。シール部材50には、シール部材50を前後方向に貫通した形態の複数(端子収容室21と同数)のシール孔52が形成されている。複数のシール孔52は、各端子金具24の後端部の圧着部25に接続した電線26を、液密状に貫通させるための空間であり、複数の端子収容室21と対応する位置に配されている。シール孔52の軸線と直角に切断した断面形状は、円形である。
シール孔52の内周の前端部には、周方向に延びるリブ状に突出し、全周に亘って連続した形態の第1内周リップ部53が形成されている。シール孔52の内周における第1内周リップ部53の後方近傍の位置には、周方向に延びるリブ状に突出し、全周に亘って連続した形態の第2内周リップ部54が形成されている。シール孔52の内周における第2内周リップ部54の後方近傍の位置には、周方向に延びるリブ状に突出し、全周に亘って連続した形態の第3内周リップ部55が形成されている。
第1内周リップ部53の最小内径、第2内周リップ部54の最小内径及び第3内周リップ部55の最小内径は、同一寸法である。また、シール孔52の内周の後端部には、後方に向かって内径が次第に大きくなるテーパ状の誘導面56が形成されている。誘導面56の最小内径は、第1内周リップ部53、第2内周リップ部54及び第3内周リップ部55の最小内径よりも大きい寸法である。
本体部51は、シール部材50のうち前後方向における後端側の概ね3/4の領域を構成する。本体部51の正面形状は、左右方向に長い長円形である。本体部51の外周における前端側の位置には、周方向に延びるリブ状に突出し、全周に亘って連続した形態の第1外周リップ部57(請求項に記載のシール機能部)が形成されている。本体部51の外周における前後方向略中央部には、周方向に延びるリブ状に突出し、全周に亘って連続した形態の第2外周リップ部58(請求項に記載のシール機能部)が形成されている。
本体部51の外周における後端部の位置には、周方向に延びるリブ状に突出し、全周に亘って連続した形態の外周補助リップ部59が形成されている。本体部51の外周には3つのリップ部57,58,59が前後に並んで形成されている。本体部51の外周面を基準とする第1外周リップ部57と第2外周リップ部58と外周補助リップ部59の突出寸法は、全て同じ寸法である。
本体部51は、シール孔52の後端側領域52R(後端側の概ね3/4の領域)を構成する。シール孔52の後端側領域52Rには、第2内周リップ部54と、第3内周リップ部55と、誘導面56とが形成されている。第1内周リップ部53は、本体部51よりも前方に配されている。第1外周リップ部57と第2内周リップ部54は、前後方向において概ね同じ位置に配されている。また、第2外周リップ部58と第3内周リップ部55は、前後方向において概ね同じ位置に配されている。詳しくは、第2外周リップ部58の前端側部分と、第3内周リップ部55の後端側部分とが、前後方向において同じ領域に配されている。また、外周補助リップ部59と誘導面56は、前後方向において概ね同じ位置となるように配されている。
本体部51は、その全体が中実の弾性部60となっている。したがって、シール孔52の後端側領域52Rの内周面と本体部51の外周面との間には、溝や凹み等の中空部分は存在しない。また、上下に隣り合うシール孔52の後端側領域52Rの内周面同士の間にも、溝や凹み等の中空部分は存在しない。同様に、左右に隣り合うシール孔52の後端側領域52Rの内周面同士の間にも、溝や凹み等の中空部分は存在しない。
追従部61は、複数の端子収容室21と個別に対応するように上下2段に分かれて配されている。各追従部61は、本体部51の前面から前方(端子金具24側)へ突出した形態である。追従部61の前端(突出端)は、第1外周リップ部57の前端よりも前方に位置する。1つの追従部61は、1つのシール孔52の前端側領域52F(シール孔52のうち本体部51よりも前方の領域であって、前端側の概ね1/4の領域)を構成する。シール孔52の前端側領域52Fには、第1内周リップ部53が形成されている。つまり、本体部51には2つのリップ部(第2内周リップ部54と第3内周リップ部55)が形成されているのに対し、追従部61に形成されているリップ部(第1内周リップ部53)は1つだけである。
各追従部61は、本体部51に対し個別に且つ弾性的に相対変位し得るようになっている。追従部61の相対変位は、シール孔52及びシール孔52内の電線26の軸線方向(前後方向)に対して交差する方向(上下方向及び左右方向)へ傾くような弾性変形である。上下左右に隣り合う追従部61同士は、弾性変形したときに互いに非接触(非干渉)となるような間隔を空けている。追従部61が弾性変形すると、第1内周リップ部53が、追従部61と一体的に変位する。
上記構成のシール部材50は、ハウジング20の後面に本体部51の前端面を当接させた状態で、ハウジング20に取り付けられている。取り付け状態では、全ての追従部61がハウジング20の収容凹部23内に収容される。追従部61と収容凹部23の内周面は、追従部61が上下方向又は左右方向へ弾性変形したときに非接触(非干渉)となるような間隔を空けている。
端子金具24の圧着部25から後方へ延出した電線26は、シール部材50とリヤホルダ45を貫通して、リヤホルダ45の外部後方へ導出されている。例えば、図7に示すように、電線26の導出部分が上方へ引っ張られると、電線26のうちシール部材50を貫通している領域が前傾するように姿勢を傾ける。このとき、圧着部25の位置が少し低くなる。
すると、追従部61が、電線26の姿勢の傾きに追従し、前端側を下に向けるように斜めに弾性変形する。このとき、追従部61の内周に形成されている第1内周リップ部53は、追従部61と一体となって斜めになるので、電線26の外周に対し全周に亘って一定の押圧力で密着する。これにより、シール孔52の内周と電線26の外周との間は確実に液密状態に保たれる。
また、本体部51の第1外周リップ部57と第2外周リップ部58はフレームのシール面に対し弾性的に密着し、本体部51の第2内周リップ部54と第3内周リップ部55は電線26の外周に対し弾性的に密着している。電線26の径方向に対応する第1外周リップ部57と第2内周リップ部54との間には、中実の弾性部60が存在し、電線26の径方向に対応する第2外周リップ部58と第3内周リップ部55との間にも、中実の弾性部60が存在している。したがって、追従部61が弾性変形しても、弾性部60(本体部51)自体は大きく弾性変形することはない。これにより、第1外周リップ部57とシール面との間及び第2外周リップ部58とシール面との間が確実に液密状態に保たれるとともに、第2内周リップ部54と電線26との間及び第3内周リップ部55と電線26との間も確実に液密状態に保たれる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1,2では、追従部が1つのシール孔のみを構成し、複数の追従部が本体部から個別に突出しているが、1つの追従部が複数のシール孔を構成してもよい。この場合、本体部から突出する追従部の数を1つだけとし、この追従部が全てのシール孔を構成するようにしてもよく、あるいは、複数の追従部を本体部から突出させた場合において、1つの追従部が複数のシール孔を構成するようにしてもよい。
(2)上記実施例1,2では、本体部の前端から後端に至る全領域が中実の弾性部となっているが、本体部のうちシール機能部(外周リップ部)よりも前方の領域や後方の領域が、溝等の中空部を有する非中実の形態でもよい。
(3)上記実施例1では、シール機能部が1つだけであるが、前後方向に間隔を空けた複数のシール機能部を設けてもよい。
(4)上記実施例2では、シール機能部が2つであるが、シール機能部の数は、1つだけでもよく、3つ以上でもよい。
(5)上記実施例1では、本体部に形成した内周リップ部の数を1つとしたが、本体部に形成する内周リップ部の数は複数でもよい。
(6)上記実施例2では、本体部に2つの内周リップ部を形成したが、本体部に形成する内周リップ部の数は、1つでもよく、3つ以上でもよい。
(7)上記実施例1,2では、本体部に形成した内周リップ部の数を、シール機能部と同数としたが、本体部に形成する内周リップ部の数は、シール機能部と異なる数であってもよい。
(8)上記実施例1では、追従部に形成する内周リップ部の数を、2つとしたが、追従部に形成する内周リップ部の数は、1つだけでとしてもよく、3つ以上としてもよい。
(9)上記実施例2では、追従部に形成する内周リップ部の数を、1つとしたが、追従部に形成する内周リップ部の数は、複数でもよい。
(10)上記実施例1では、追従部に形成する内周リップ部の数を、本体部の内周リップ部より多い数としたが、追従部に形成する内周リップ部の数は、本体部の内周リップ部と同数としてもよく、本体部の内周リップ部より少ない数としてもよい。
(11)上記実施例2では、追従部に形成する内周リップ部の数を、本体部の内周リップ部より少ない数としたが、追従部に形成する内周リップ部の数は、本体部の内周リップ部と同数としてもよく、本体部の内周リップ部より多い数としてもよい。
(12)上記実施例1では、周壁部の内周と追従部の外周とを繋ぎ部で繋いだが、シール部材は、周壁部の内周と追従部の外周とを繋ぐ繋ぎ部を有しない形態であってもよい。
(13)上記実施例1では、追従部の前端が周壁部の前端より前方へ突出しているが、追従部の前端は、前後方向において、周壁部の前端と同じ位置、又は周壁部の前端より後方の位置にあってもよい。
(14)上記実施例1,2では、シール部材の外周が、ハウジングを収容するためのフレームの内周に密着するが、本発明は、シール部材の外周がハウジングに一体形成した周壁部に密着する場合にも適用できる。
A,B…防水コネクタ
20…ハウジング
24…端子金具
26…電線
30,50…シール部材
31,51…本体部
32,52…シール孔
32F,52F…シール孔の後端側領域
32R,52R…シール孔の前端側領域
37…外周リップ部(シール機能部)
38F…前側外周補助リップ部(補助シール部)
39,60…弾性部
40,61…追従部
41…周壁部
44…繋ぎ部
47…溝部
57…第1外周リップ部(シール機能部)
58…第2外周リップ部(シール機能部)

Claims (5)

  1. 後方から複数の端子金具が挿入されるハウジングの後端部に取り付けられ、前記端子金具の後端部に接続した電線を液密状に貫通させる複数のシール孔が形成されたシール部材であって、
    前記シール孔の後端側領域を構成する本体部と、
    前記シール孔の前端側領域を構成する追従部と、
    前記本体部の前面の外周縁から前方へ突出した周壁部とを備えており、
    前記本体部の外周にはシール機能部が形成され、
    前記本体部のうち前記シール孔の内周と前記シール機能部との間の領域が、中実の弾性部となっており、
    前記追従部は、前記本体部の前面から前記シール機能部よりも前方へ突出した形態であって、前記ハウジングに取り付けた状態で前記シール孔の貫通方向と交差する方向への弾性変形が可能であり、
    前記周壁部の外周面が前記本体部の外周面と面一状に連続し、
    前記周壁部の外周に、リブ状に突出した補助シール部が形成されているシール部材。
  2. 前記追従部が1つの前記シール孔のみを構成し、複数の前記追従部が前記本体部から個別に突出していることを特徴とする請求項1記載のシール部材。
  3. 前記追従部と前記周壁部との間に、前記追従部が弾性変形したときに前記周壁部との干渉を回避する溝部が形成されている請求項1又は請求項2に記載のシール部材。
  4. 前記周壁部の内周と前記追従部の外周とを繋ぐ繋ぎ部を備えている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のシール部材。
  5. 後方から複数の端子金具が挿入されるハウジングと、
    前記ハウジングの後端部に取り付けられたシール部材と、
    前記シール部材に形成され、前記端子金具の後端部に接続した電線を液密状に貫通させる複数のシール孔とを備えた防水コネクタであって、
    前記シール部材は、
    前記シール孔の後端側領域を構成する本体部と、
    前記シール孔の前端側領域を構成する追従部と、
    前記本体部の前面の外周縁から前方へ突出した周壁部とを備えており、
    前記本体部の外周にはシール機能部が形成され、
    前記本体部のうち前記シール孔の内周と前記シール機能部との間の領域が、中実の弾性部となっており、
    前記追従部は、前記本体部の前面から前記シール機能部よりも前方へ突出した形態であって、前記ハウジングに取り付けた状態で前記シール孔の貫通方向と交差する方向への弾性変形が可能であり、
    前記周壁部の外周面が前記本体部の外周面と面一状に連続し、
    前記周壁部の外周に、リブ状に突出した補助シール部が形成されている防水コネクタ。
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