JP6617472B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、データ処理装置においてジョブ実行のエラーが発生した際に、ジョブの再実行を容易に行うことを可能とすることを課題とし、所定の処理をデータに施す際に、そのデータに対する処理でエラーが発生した場合に、指定によりWebページにアクセスすることによってデータ処理におけるデータに対する所定の処理を再実行させるURLを含む情報を、データに対する処理を指示したユーザーに対して送信することによって上記課題を解決できることが開示されている。
特許文献2には、文書データに関して所定の処理を行うサービスをネットワーク上で連携するにあたって、エラーが発生したとしてもジョブフローをできる限り完遂することを課題とし、連携制御部は、3つの判定結果を組み合わせ条件テーブルに照らし合わせて、文書データ管理部、エラーレベル判定部、サービスタイプ判別部の各々の判別結果の組み合わせに対応する再実行処理を行うことが開示されている。
特許文献3には、文書データに関して所定の処理を行うサービスをネットワーク上で連携して処理をする際の処理の確実性を向上させることを課題とし、入力系プラグインから1ページでも正常に取り込むことができなかったドキュメントが有り、エラーとなった場合、当該エラーがデコードエラーの場合は再デコードを依頼し、取得エラーの場合は再取得を依頼した後、入力プラグインからドキュメントを再度取り込み、一方、入力系プラグインから取り込んだドキュメントの各ページに対して、処理系プラグインの処理及び出力系プラグインへの配信を行っている途中でエラーが発生した場合は、当該エラーが発生したページに対する処理系プラグインの処理及び出力系プラグインへの配信を再実行することが開示されている。
特開2008−048154号公報 特開2005−063160号公報 特開2004−274150号公報
複数の機器を連携させた処理がジョブとして定義されており、これら複数のジョブからユーザーが選択したジョブを実行することが行われている。このジョブの処理の途中でエラーが発生することがある。従来技術文献には、このエラーの対策として、ジョブの再実行、スキップ等を行うことが開示されている。
このエラーの対策は、エラーに対して一律に定められており、ジョブの実行指示を行ったユーザーの意図に沿った対策にはなっていない場合がある。
本発明は、エラーの種別に対応する複数のエラー対策処理を、ジョブを指示したユーザーに通知し、ユーザーによって選択されたエラー対策処理をジョブとして処理するようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、複数の機器を連携させて処理を行うジョブにおけるエラーの種別と該エラーの対策処理と該対策処理は必須であるか選択であるかを示す情報を対応させて記憶する記憶手段と、ユーザーが指示したジョブの処理を制御する制御手段と、前記ジョブの処理において、エラーが発生したことを検出する検出手段と、前記記憶手段から、前記エラーの種別に対応するエラー対策処理を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出されたエラー対策処理をジョブとして、前記制御手段に該ジョブの処理を制御させるエラー処理手段と、情報処理装置の周囲にユーザーがいることを検出するユーザー検出手段と、前記エラー処理手段は、前記ユーザー検出手段がユーザーを検出した場合は、前記情報処理装置に備え付けられた提示装置に、複数のエラー対策処理を提示する提示手段を有し、前記抽出手段は、前記エラーの種別に対応するエラー対策処理と、該エラーが発生したジョブの実行指示を行ったユーザーを抽出し、前記エラー処理手段は、前記ユーザーに複数のエラー対策処理を通知し、該ユーザーによって選択されたエラー対策処理をジョブとして、前記制御手段に該ジョブの処理を制御させ、前記エラー処理手段は、前記検出手段によって検出されたエラーのエラー種別に対応するエラー対策処理に対応する情報に選択が含まれている場合は、前記ユーザー検出手段によって検出されたユーザー及び前記エラーに合わせた画面を表示し、前記ユーザー検出手段によってユーザーが検出されなかったときは、前記ジョブを指示したユーザーに対して、該ユーザー及び前記エラーに合わせたメールを通知し、選択させる処理が含まれていない場合は、前記エラー種別に対応するエラー対策処理を実行し、さらに、前記エラー処理手段は、前記検出手段によって検出されたエラーのエラー種別に対応するエラー対策処理に対応する情報に選択が含まれている場合であって、前記ユーザーによって対策処理の実行が指示されなかったときは、該対策処理の作成者に対して通知する、情報処理装置である。
請求項2の発明は、情報処理装置であるコンピュータを、複数の機器を連携させて処理を行うジョブにおけるエラーの種別と該エラーの対策処理と該対策処理は必須であるか選択であるかを示す情報を対応させて記憶する記憶手段と、ユーザーが指示したジョブの処理を制御する制御手段と、前記ジョブの処理において、エラーが発生したことを検出する検出手段と、前記記憶手段から、前記エラーの種別に対応するエラー対策処理を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出されたエラー対策処理をジョブとして、前記制御手段に該ジョブの処理を制御させるエラー処理手段と、情報処理装置の周囲にユーザーがいることを検出するユーザー検出手段と、前記エラー処理手段は、前記ユーザー検出手段がユーザーを検出した場合は、前記情報処理装置に備え付けられた提示装置に、複数のエラー対策処理を提示する提示手段として機能させ、前記抽出手段は、前記エラーの種別に対応するエラー対策処理と、該エラーが発生したジョブの実行指示を行ったユーザーを抽出し、前記エラー処理手段は、前記ユーザーに複数のエラー対策処理を通知し、該ユーザーによって選択されたエラー対策処理をジョブとして、前記制御手段に該ジョブの処理を制御させ、前記エラー処理手段は、前記検出手段によって検出されたエラーのエラー種別に対応するエラー対策処理に対応する情報に選択が含まれている場合は、前記ユーザー検出手段によって検出されたユーザー及び前記エラーに合わせた画面を表示し、前記ユーザー検出手段によってユーザーが検出されなかったときは、前記ジョブを指示したユーザーに対して、該ユーザー及び前記エラーに合わせたメールを通知し、選択させる処理が含まれていない場合は、前記エラー種別に対応するエラー対策処理を実行し、さらに、前記エラー処理手段は、前記検出手段によって検出されたエラーのエラー種別に対応するエラー対策処理に対応する情報に選択が含まれている場合であって、前記ユーザーによって対策処理の実行が指示されなかったときは、該対策処理の作成者に対して通知する、情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、エラーの種別に対応する複数のエラー対策処理を、ジョブを指示したユーザーに通知し、ユーザーによって選択されたエラー対策処理をジョブとして処理することができる。
請求項の情報処理プログラムによれば、エラーの種別に対応する複数のエラー対策処理を、ジョブを指示したユーザーに通知し、ユーザーによって選択されたエラー対策処理をジョブとして処理することができる。
第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 ジョブ実行管理情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ユーザー管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ジョブ管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ジョブの処理例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による処理例を示す説明図である。 エラー対策テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ジョブのエラーが発生した場合の処理例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による処理例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例を示す説明図である。 メール文面の例を示す説明図である。 第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な各種の実施の形態の例を説明する。
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100は、複数の機器を連携させて処理を行うジョブ処理を制御するものであって、図1の例に示すように、ジョブ実行制御モジュール110、エラー対応モジュール120、ジョブ記憶モジュール150を有している。
一般に、ジョブ(プログラム)を作成(定義)する者と、そのジョブを利用する者は異なっている。複数のジョブが予め定義されており、これら複数のジョブの中からユーザー(利用者)が選択したジョブを実行することが行われている。例えば、画像処理装置210で原稿をスキャンして画像を生成し、ジョブ連携処理装置220でその画像に対して文字認識処理を行い、文字認識結果を画像に添付したファイルを生成して、ファイル格納装置230にそのファイルを格納するという処理を行うジョブが定義されている。
このジョブを実行した場合に、処理の途中でエラーが発生することがある。このエラーに対応する者は、そのジョブの実行を指示したユーザーである。しかし、このユーザーは、ジョブ内の処理に精通していない場合が多い。一方、ジョブの作成者は、そのジョブ内の処理に精通しており、エラーの対応処理についても作成可能である。例えば、ジョブ内で発生したエラーに対処するために、ジョブ内の特定の処理からの再開(特定の一連の処理のスキップを含む)を指示したい場合があるが、ジョブの作成者とジョブの利用者が異なる場合、ジョブの利用者は発生したエラーに対する適切な再開ポイントを判断できない場合がある。
ジョブ作成者は、ジョブ作成の過程において、ジョブ内で発生するエラーの種別に応じて、エラー対策処理をジョブとして作成しておく。そして、情報処理装置100は、そのエラーの種別とエラー対策処理を対応させて記憶しておき、エラーの種別に対応するエラー対策処理を、ジョブとして処理するようにしている。また、ジョブの利用者にエラー対策処理を提示するようにしてもよい。
ジョブ実行制御モジュール110は、ユーザーが指示したジョブの処理を制御する。具体的には、ユーザーが実行を指示したジョブにしたがって、図2で後述する画像処理装置210、ジョブ連携処理装置220、ファイル格納装置230、メール処理装置240等の複数の機器を利用して、一連の処理を制御するものである。
エラー対応モジュール120は、エラー検出モジュール130、エラー制御モジュール140を有している。エラー対応モジュール120は、ジョブ実行制御モジュール110によって制御されるジョブの処理で、エラーが発生した場合の処理を行う。
エラー検出モジュール130は、ジョブの処理において、エラーが発生したことを検出する。この検出には、エラーが発生したことの他に、エラーの種別も含む。なお、ここでのエラーの種別として、エラーが発生した処理(ジョブ内の処理)の箇所を含めてもよい。
エラー制御モジュール140は、ジョブ記憶モジュール150から、エラー検出モジュール130によって検出されたエラーの種別に対応するエラー対策処理を抽出する。そして、その抽出したエラー対策処理をジョブとして、ジョブ実行制御モジュール110にそのジョブの処理を制御させる。
また、エラー制御モジュール140は、エラーの種別に対応するエラー対策処理と、そのエラーが発生したジョブの実行指示を行ったユーザーを抽出するようにしてもよい。
そして、エラー制御モジュール140は、ユーザーに複数のエラー対策処理を通知し、そのユーザーによって選択されたエラー対策処理をジョブとして、ジョブ実行制御モジュール110にそのジョブの処理を制御させるようにしてもよい。ここでの通知としては、電子メール、チャット、電子掲示板、ソーシャルメディアを用いた通知、プッシュ通知等であってもよい。
ジョブ記憶モジュール150は、複数の機器を連携させて処理を行うジョブにおけるエラーの種別と該エラーの対策処理を対応させて記憶する。ここで、ジョブ記憶モジュール150が記憶する「エラーの対策処理」は、そのエラーが発生したジョブの作成者によって作成されている。具体的には、ジョブを作成した場合にあって、そのジョブの作成者が、ジョブの処理の途中で発生するエラーを想定して、エラー対策処理をジョブとして設計する。
エラー対策処理として、例えば、ユーザーに、エラーの原因を提示すること、再実行の処理位置を指定させること、ジョブの停止を行わせること等を含む。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
画像処理装置210は、情報処理装置100を有している。画像処理装置210として、例えば、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)等が該当する。前述したように、情報処理装置100内には、画像処理装置210で原稿をスキャンして画像を生成し、その画像に対して処理を行うジョブが記憶されており、そのジョブがジョブ利用者によって指定されて、実行される。そのジョブにしたがって、ジョブ連携処理装置220、ファイル格納装置230、メール処理装置240等を制御する。
画像処理装置210、ジョブ連携処理装置220、ファイル格納装置230、メール処理装置240、ユーザー端末250A、ユーザー端末250Bは、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。ジョブ連携処理装置220、ファイル格納装置230、メール処理装置240は、ジョブの連携処理で用いられるものである。例えば、ジョブ連携処理装置220は、文字認識処理等の画像処理を行い、ファイル格納装置230は、ファイルを格納し、メール処理装置240は、電子メールの送信処理を行う。また、ジョブ連携処理装置220、ファイル格納装置230、メール処理装置240による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。画像処理装置210、ユーザー端末250Aは、ジョブ利用者850Aによって利用され、ユーザー端末250Bは、ジョブ作成者850Bによって利用される。
なお、情報処理装置100は、画像処理装置210の他に、ジョブ連携処理装置220、ファイル格納装置230、メール処理装置240の機器が有していてもよい。その場合は、エラーが発生した場合に、そのエラーが発生した機器で、情報処理装置100による処理を行うこととなる。また、いずれかの機器が情報処理装置100を有している場合は、エラーが発生した機器は、情報処理装置100を有している機器にエラーの種別を報告し、報告を受けた機器の情報処理装置100が処理を行うこととなる。
図3は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
まず、ジョブ実行制御モジュール110は、例えば、ジョブ実行管理情報テーブル400を用いて、実行しているジョブを管理する。図4は、ジョブ実行管理情報テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。ジョブ実行管理情報テーブル400は、ジョブ実行ID欄410、ジョブID欄420、ジョブ指示機器ID欄430、ジョブ実行日時欄440、ジョブ利用ユーザーID欄450を有している。ジョブ実行ID欄410は、ジョブ実行(プロセス)を、本実施の形態において一意に識別するための情報(ジョブ実行ID:IDentification)を記憶している。ジョブID欄420は、実行対象となったジョブ(プログラム)を、本実施の形態において一意に識別するための情報(ジョブID)を記憶している。ジョブ指示機器ID欄430は、ジョブ指示機器を、本実施の形態において一意に識別するための情報(ジョブ指示機器ID)を記憶している。図2の例では、画像処理装置210の機器IDである。ジョブ実行日時欄440は、ジョブの実行を指示した日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)を記憶している。ジョブ利用ユーザーID欄450は、ジョブの実行指示を行ったユーザーを、本実施の形態において一意に識別するための情報(ユーザーID)を記憶している。
ステップS302では、エラー検出モジュール130は、発生したエラーの種別を抽出する。
ステップS304では、エラー制御モジュール140は、そのエラー種別に対応する対策に「選択」が含まれているか否かを判断し、「選択」が含まれている場合はステップS306へ進み、それ以外の場合はステップS316へ進む。エラー種別、対策、選択等については、図9の例に示すエラー対策テーブル900を用いて後述する。
ステップS306では、エラー制御モジュール140は、エラーが発生したジョブの実行を指示したユーザーを抽出する。例えば、ジョブ実行管理情報テーブル400のジョブ利用ユーザーID欄450から、ユーザーを抽出する。
ステップS308では、エラー制御モジュール140は、そのユーザーのメールアドレスを抽出する。例えば、ユーザー管理テーブル500から、メールアドレスを抽出する。図5は、ユーザー管理テーブル500のデータ構造例を示す説明図である。ユーザー管理テーブル500は、ユーザーID欄510、名前欄520、メールアドレス欄530を有している。ユーザーID欄510は、ユーザーIDを記憶している。名前欄520は、そのユーザーの名前を記憶している。メールアドレス欄530は、そのユーザーのメールアドレスを記憶している。
ステップS310では、エラー制御モジュール140は、エラー、ユーザーに合わせたメール文面を作成する。例えば、対策として挙げられるジョブを実行させるURL(Uniform Resource Locator)を、ジョブ管理テーブル600から抽出し、そのURLを記載したメール文面を作成する。そのメールを受信したユーザーは、そのURLを押下することによって、対策として挙げられるジョブを実行させることになる。図6は、ジョブ管理テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。ジョブ管理テーブル600は、ジョブID欄610、ジョブ作成者ID欄620、ジョブURL欄630を有している。ジョブID欄610は、ジョブIDを記憶している。ジョブ作成者ID欄620は、ジョブ作成者のIDを記憶している。ジョブURL欄630は、そのジョブを実行させるためのURLを記憶している。
ステップS312では、エラー制御モジュール140は、そのユーザーにメールを送信する。ステップS308で抽出したメールアドレス宛てに、ステップS310で作成したメール文面のメールを送信する。
ステップS314では、エラー制御モジュール140は、そのユーザーによって対策ジョブの実行が指示されたか否かを判断し、指示された場合はステップS316へ進み、それ以外の場合はステップS318へ進む。具体的には、前述のメール文面内に記載されたURLにアクセスがあったか否かを判断することになる。
ステップS316では、ジョブ実行制御モジュール110は、その対策ジョブを実行する。
ステップS318では、エラー制御モジュール140は、その対策ジョブの作成者を抽出する。対策ジョブが実行されなかった(前述のメール文面内に記載されたURLへの押下がなかった)のであり、ジョブの利用者がどのようにしてよいかが分からなかった可能性があるので、そのジョブの作成者に、その旨のメッセージを含むメールを送信するための処理である。例えば、その対策ジョブの作成者のユーザーIDを、ジョブ管理テーブル600のジョブ作成者ID欄620から抽出する。そして、対策ジョブの作成者(ジョブ作成者ID欄620から抽出したユーザーID)のメールアドレスを、ユーザー管理テーブル500のメールアドレス欄530から抽出すればよい。
ステップS320では、エラー制御モジュール140は、そのジョブの作成者にメール(利用者の指示によって実行されたジョブにエラーが発生したこと、そのエラーの対策ジョブが選択されなかったことの旨のメッセージ)を送信する。
図7は、ジョブの処理例を示すフローチャートである。ジョブ利用者が画像処理装置210で選択したジョブの一例である。
ステップS702では、画像処理装置210は、画像をスキャンする。
ステップS704では、画像処理装置210は、ファイル格納装置230のフォルダAからファイルを取得する。
ステップS706(処理B)では、画像処理装置210は、スキャン画像とフォルダAから取得したファイルをジョブ連携処理装置220に転送してメール送信処理を委譲する。
ステップS708(処理C)では、画像処理装置210は、ファイル格納装置230のフォルダBからファイルを取得する。
ステップS710(処理D)では、画像処理装置210は、スキャン画像とフォルダBから取得したファイルをジョブ連携処理装置220に転送してメール送信処理を委譲する。
図8は、第1の実施の形態による処理例を示す説明図である。前述の図7の例に示したジョブを含む処理例を示している。
ここで、ユーザー端末250Bは、ジョブ作成者850Bの操作にしたがって、ジョブ利用者850Aが利用するジョブを画像処理装置210に登録する。ジョブ作成者850Bは、そのジョブの詳細を把握している。エラー発生時の対策もジョブとして実装している。
ジョブ利用者850Aは、ジョブ作成者850Bが作成したジョブの実行を指示するユーザーである。一般的に、ジョブの処理内容の詳細については、完全には把握していない。
画像処理装置210は、ジョブの利用者850Aの操作にしたがって、ジョブの実行を開始する。
ファイル格納装置230は、外部ドキュメントを取得するジョブ処理での連携先である。ジョブ利用者850Aはジョブ実行に必要なドキュメントをこのファイル格納装置230に格納している。
ジョブ連携処理装置220は、ジョブ処理の一端を担う装置である。
ユーザー端末250は、ジョブ利用者850Aが普段、業務で利用しているパーソナルコンピュータである。メールの確認等もこのユーザー端末250で行われている。
メール処理装置240は、ユーザー端末250に対してメールを配送する装置である。ジョブ失敗の通知はこのメール処理装置240を介して、メールによってジョブ利用者850Aに配送される。
なお、図8の例では、ジョブ連携処理装置220が情報処理装置100を有している場合を示しているが、前述したように、他の機器が情報処理装置100を有して、情報処理装置100の処理を行うようにしてもよい。
ステップS802では、ジョブ作成者850Bは、ユーザー端末250Bを用いて、画像処理装置210にジョブを登録する。
ステップS804では、ジョブ利用者850Aは、ユーザー端末250Aを用いて、ファイル格納装置230にジョブ実行に必要なドキュメントを格納する。
ステップS806では、ジョブ利用者850Aは、画像処理装置210を用いて、ジョブ(図7の例に示したジョブ)の実行を指示する。
ステップS808では、ジョブ利用者850Aは、画像処理装置210を用いて、画像をスキャンする。
ステップS810では、画像処理装置210は、ファイル格納装置230よりジョブ実行の過程でドキュメントを取得する。ステップS704に相当する。
ステップS812では、画像処理装置210は、ジョブ連携処理装置220に対し、ジョブ実行で連携(メール送信処理を委譲)する。ステップS706に相当する。
ステップS814では、ジョブ連携処理装置220は、メール処理装置240に対し、メールを配送する。
ステップS816では、メール処理装置240は、ユーザー端末250Aに対し、メールを配送する。
ステップS818では、画像処理装置210は、ファイル格納装置230よりジョブ実行の過程でドキュメントを取得する。ステップS708に相当する。
ステップS820では、画像処理装置210は、ジョブ連携処理装置220に対し、ジョブ実行で連携(メール送信処理を委譲)する。ステップS710に相当する。
ステップS822では、ジョブ連携処理装置220は、メール処理装置240に対し、メールを配送する。
ステップS824では、メール処理装置240は、ユーザー端末250Aに対し、メールを配送する。
ステップS826では、ジョブ利用者850Aは、ユーザー端末250Aを用いて、メールを確認する。スキャン画像とフォルダAから取得したファイル、スキャン画像とフォルダBから取得したファイルを受信することになる。
図9は、エラー対策テーブル900のデータ構造例を示す説明図である。エラー対策テーブル900は、エラーの種別から対策を決定する際に用いられるものであって、また、その対策が「必須」の対策であるか、ユーザーによって「選択」される対策であるかを示す情報を管理している。
エラー対策テーブル900は、エラー種別欄910、対策欄920、必須/選択欄930、ジョブID欄940を有している。エラー種別欄910は、エラー種別を記憶している。例えば、エラーコードに該当する。対策欄920は、そのエラーに対する対策を記憶している。必須/選択欄930は、その対策は「必須」であるか「選択」であるかを記憶している。ジョブID欄940は、その対策を実行するジョブIDを記憶している。
エラー種別欄910には、例えば、未サポートのファイル種別932、ファイルサイズの超過934、不明なエラー936がある。
「未サポートのファイル種別932」のエラー種別であった場合は、対策として、「(1)サポートされるファイル種別をユーザーに提示する」があり、これは、「必須」のジョブである。また、「(2)ファイルを再アップロードさせて処理Bからの再実行」があり、これは、ユーザーによって「選択」されるジョブである。また、「(3)処理Dからの再開(=スキップ)」があり、これは、ユーザーによって「選択」されるジョブである。また、「(4)ジョブ全体の停止」があり、これは、ユーザーによって「選択」されるジョブである。
「ファイルサイズの超過934」のエラー種別であった場合は、対策として、「(1)許容されるファイルサイズをユーザーに提示する」があり、これは、「必須」のジョブである。また、「(2)ファイルを再アップロードさせて処理Bからの再実行」があり、これは、ユーザーによって「選択」されるジョブである。また、「(3)処理Dからの再開(=スキップ)」があり、これは、ユーザーによって「選択」されるジョブである。また、「(4)ジョブ全体の停止」があり、これは、ユーザーによって「選択」されるジョブである。
「不明なエラー936」のエラー種別であった場合は、対策として、「(1)エラーが発生したことをユーザーに提示する」があり、これは、「必須」のジョブである。また、「(2)処理Dからの再開(=スキップ)」があり、これは、ユーザーによって「選択」されるジョブである。また、「(3)ジョブ全体の停止」があり、これは、ユーザーによって「選択」されるジョブである。また、「(4)ジョブ作成者にメール通知」があり、これは、「必須」のジョブである。不明なエラー936のエラーが発生した場合、エラーの詳細をジョブ作成者であるジョブ作成者850Bにフィードバックする。これによって、エラー対応の精度向上を加速させる効果が期待できる。
「必須」のジョブとは、エラー種別欄910のエラーが発生した場合に、まず行うジョブである。そして、「選択」のジョブとは、エラー種別欄910のエラーが発生した場合に、利用者に選択させるジョブである。
また、エラー対策のジョブの作成時に、エラーが発生した処理の再実行処理のジョブ、エラーが発生した処理をスキップするジョブを、ジョブ作成者850Bに提示するようにしてもよい。さらに、それらのジョブを自動生成して、ジョブとして登録するようにしてもよい。
図10は、ジョブのエラーが発生した場合の処理例を示すフローチャートである。図7に示した処理例で、ステップS706でエラー発生1090したことを示している。
図11は、第1の実施の形態による処理例(図10に示した処理例を含む)を示す説明図である。
ステップS1102では、ジョブ作成者850Bは、ユーザー端末250Bを用いて、画像処理装置210にジョブを登録する。
ステップS1104では、ジョブ利用者850Aは、ジョブを実行する。
ステップS1106では、ジョブ利用者850Aは、画像処理装置210を用いて、画像をスキャンする。
ステップS1108では、画像処理装置210は、ファイル格納装置230よりジョブ実行の過程でドキュメントを取得する。
ステップS1110では、画像処理装置210は、ジョブ連携処理装置220に対し、ジョブ実行を委譲する。
ステップS1112では、ジョブ連携処理装置220において、エラーが発生する。ここでのエラー種別としては、「ファイルサイズの超過」であるとする。したがって、エラー対策テーブル900のファイルサイズの超過934の対策がジョブとして実行されることになる。
図12は、第1の実施の形態による処理例を示す説明図である。図11の例に示した処理例において、エラーが発生した後の処理例を示している。
ステップS1202では、ジョブ連携処理装置220は、エラー内容、対処方法、ジョブ再実行URLを示したメールをジョブ利用者850Aに送信する。具体的には、エラー対策テーブル900を用いて、エラーの種別に対応するジョブを抽出し、そのうちのジョブの中で、「必須」であるジョブがあるならば、そのジョブを実行する。そして、「選択」のジョブがあるならば、そのジョブを利用者が選択できるように提示を行う。例えば、「必須」であるジョブが提示処理を含む場合は、「必須」であるジョブの提示内に含めるようにしてもよい。
図11の例に示すエラー発生があった場合は、図13の例に示すようなメール文面1300を作成し、メールを送信する。
図13は、メール文面1300の例を示す説明図である。メール文面1300として、以下を記載する。これは、エラー対策テーブル900のファイルサイズの超過934の対策にしたがって、作成されたものである。
−−−−− −−−−− −−−−− −−−−− −−−−−
ドキュメントの処理に失敗しました。
ドキュメントのデータサイズが大きすぎます。

ドキュメントサーバーのフォルダAに格納するファイルのサイズを100MB以下にした後、下記のURLからジョブの再実行を指示してください。

http://hogehoge.fugafuga.co.jp/resume?resumeId=123456789

又は、フォルダAに対する処理をスキップして、フォルダBの処理から再開することができます。
その場合は、下記のURLからジョブの再実行を指示してください。

http://hogehoge.fugafuga.co.jp/resume?resumeId=1234567890

ジョブ全体を停止する場合は、以下のURLからジョブの停止を指示してください。

http://hogehoge.fugafuga.co.jp/abort?abortId=1234567891
−−−−− −−−−− −−−−− −−−−− −−−−−
なお、メール文面1300のテンプレートは、ジョブ作成者850Bによって予め作成されており、対策ジョブのURL等を埋め込むことによって作成する。対策ジョブのURLは、エラー対策テーブル900のジョブID欄940からジョブIDを抽出し、そのジョブIDに対応するジョブ管理テーブル600のジョブURL欄630内のURLを抽出すればよい。
ステップS1204では、メール処理装置240は、ユーザー端末250Aに対し、メールを配送する。
ステップS1206では、ジョブ利用者850Aは、ユーザー端末250Aを用いて、メールを確認する。
ステップS1208では、ジョブ利用者850Aは、ユーザー端末250Aを用いて、ファイル格納装置230に、対処方法の指示にしたがい、ドキュメントを格納し直す。
ステップS1210では、ジョブ利用者850Aは、ユーザー端末250Aを用いて、ジョブ連携処理装置220に対し、ジョブ再実行URLで再実行を指示する。
ステップS1212では、ジョブ作成者850Bが意図した処理再開ポイントからのジョブ実行を指示する。
ステップS1214では、画像処理装置210は、ジョブの再実行を開始する。
<<第2の実施の形態>>
図14は、第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
情報処理装置1400は、ジョブ実行制御モジュール110、エラー対応モジュール120、ジョブ記憶モジュール150を有している。エラー対応モジュール120は、エラー検出モジュール130、エラー制御モジュール140、ユーザー検出モジュール1460を有している。情報処理装置1400は、第1の実施の形態である情報処理装置100にユーザー検出モジュール1460を付加したものである。なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
ユーザー検出モジュール1460は、情報処理装置1400の周囲にユーザーがいることを検出する。例えば、カメラ、人感センサー等によって、情報処理装置1400の周囲にユーザーがいるか否かを検出する。
エラー制御モジュール140は、ユーザー検出モジュール1460がユーザーを検出した場合は、情報処理装置1400に備え付けられた提示装置に、複数のエラー対策処理を提示する。提示装置としては、液晶ディスプレイ等の表示装置の他に、音声を出力するスピーカー、振動装置等であってもよい。前述の第1の実施の形態では、メールを送信したが、エラー発生がジョブの実行開始からすぐに発生した等の場合では、ユーザーは、ユーザー端末250Aに戻っていないで、情報処理装置1400の周囲にいることがあるためである。具体的には、エラー対策がスキャン設定の変更等の画像処理装置210の操作に関係するものであれば、その場で対策が実施できて、エラーからの復帰時間をさらに短縮できる。
図15は、第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1502では、エラー検出モジュール130は、発生したエラーの種別を抽出する。
ステップS1504では、エラー制御モジュール140は、そのエラー種別に対応する対策に「選択」が含まれているか否かを判断し、「選択」が含まれている場合はステップS1506へ進み、それ以外の場合はステップS1522へ進む。
ステップS1506では、エラー制御モジュール140は、エラーが発生したジョブの実行を指示したユーザーを抽出する。
ステップS1508では、ユーザー検出モジュール1460は、ユーザーは画像処理装置210の近辺にいるか否かを判断し、画像処理装置210の近辺にいる場合はステップS1510へ進み、それ以外の場合はステップS1514へ進む。なお、ステップS1508では、ユーザー検出モジュール1460は、画像処理装置210の近辺に人がいることだけでなく、そのユーザーを認識し、そのユーザーは、ステップS1506で抽出したユーザーであるか否かを判断するようにしてもよい。
ステップS1510では、エラー制御モジュール140は、エラー、ユーザーに合わせた画面を作成する。
ステップS1512では、エラー制御モジュール140は、画像処理装置210の表示装置にその画面を表示する。
ステップS1514では、エラー制御モジュール140は、そのユーザーのメールアドレスを抽出する。
ステップS1516では、エラー制御モジュール140は、エラー、ユーザーに合わせたメール文面を作成する。
ステップS1518では、エラー制御モジュール140は、そのユーザーにメールを送信する。
ステップS1520では、エラー制御モジュール140は、そのユーザーによって対策ジョブの実行が指示されたか否かを判断し、指示された場合はステップS1522へ進み、それ以外の場合はステップS1524へ進む。
ステップS1522では、ジョブ実行制御モジュール110は、その対策ジョブを実行する。
ステップS1524では、エラー制御モジュール140は、その対策ジョブの作成者を抽出する。
ステップS1526では、エラー制御モジュール140は、その作成者にメールを送信する。
図16を参照して、本実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成例について説明する。図16に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1617と、プリンタ等のデータ出力部1618を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1601は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、ジョブ実行制御モジュール110、エラー対応モジュール120、エラー検出モジュール130、エラー制御モジュール140、ユーザー検出モジュール1460等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1602は、CPU1601が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1603は、CPU1601の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1604により相互に接続されている。
ホストバス1604は、ブリッジ1605を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1606に接続されている。
キーボード1608、マウス等のポインティングデバイス1609は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ1610は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)1611は、ハードディスク(フラッシュメモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1601によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、ジョブの処理対象、処理結果等が格納され、また、ジョブ記憶モジュール150等としての機能を実現させる。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ1612は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1613に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1607、外部バス1606、ブリッジ1605、及びホストバス1604を介して接続されているRAM1603に供給する。リムーバブル記録媒体1613も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート1614は、外部接続機器1615を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1614は、インタフェース1607、及び外部バス1606、ブリッジ1605、ホストバス1604等を介してCPU1601等に接続されている。通信部1616は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1617は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1618は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図16に示す情報処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図16に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図16に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機などに組み込まれていてもよい。
前述の実施の形態においては、エラー種別として、未サポートのファイル種別、ファイルサイズの超過等を例示したが、これに限る必要はなく、その他のエラーを含めてもよい。例えば、ジョブ処理そのものは終了したが、処理結果が求めている品質に達していない場合もエラーに含めてもよい。例えば、ジョブ処理結果の検証モジュールを付加して、検証の結果、求めている品質に達していない場合は、同様のエラー対処を実施するようにしてもよい。例えば、文字認識処理で、文字認識の確からしさを示す値が予め定められた閾値未満又は以下である場合は、求めている品質に達していないと判断して、文字認識処理を他のアルゴリズム、他の認識用辞書等を用いる等の処理をエラー対策として提示するようにしてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
110…ジョブ実行制御モジュール
120…エラー対応モジュール
130…エラー検出モジュール
140…エラー制御モジュール
150…ジョブ記憶モジュール
210…画像処理装置
220…ジョブ連携処理装置
230…ファイル格納装置
240…メール処理装置
250…ユーザー端末
290…通信回線
1400…情報処理装置
1460…ユーザー検出モジュール

Claims (2)

  1. 複数の機器を連携させて処理を行うジョブにおけるエラーの種別と該エラーの対策処理と該対策処理は必須であるか選択であるかを示す情報を対応させて記憶する記憶手段と、
    ユーザーが指示したジョブの処理を制御する制御手段と、
    前記ジョブの処理において、エラーが発生したことを検出する検出手段と、
    前記記憶手段から、前記エラーの種別に対応するエラー対策処理を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出されたエラー対策処理をジョブとして、前記制御手段に該ジョブの処理を制御させるエラー処理手段と、
    情報処理装置の周囲にユーザーがいることを検出するユーザー検出手段と、
    前記エラー処理手段は、前記ユーザー検出手段がユーザーを検出した場合は、前記情報処理装置に備え付けられた提示装置に、複数のエラー対策処理を提示する提示手段
    を有し、
    前記抽出手段は、前記エラーの種別に対応するエラー対策処理と、該エラーが発生したジョブの実行指示を行ったユーザーを抽出し、
    前記エラー処理手段は、前記ユーザーに複数のエラー対策処理を通知し、該ユーザーによって選択されたエラー対策処理をジョブとして、前記制御手段に該ジョブの処理を制御させ、
    前記エラー処理手段は、前記検出手段によって検出されたエラーのエラー種別に対応するエラー対策処理に対応する情報に選択が含まれている場合は、前記ユーザー検出手段によって検出されたユーザー及び前記エラーに合わせた画面を表示し、前記ユーザー検出手段によってユーザーが検出されなかったときは、前記ジョブを指示したユーザーに対して、該ユーザー及び前記エラーに合わせたメールを通知し、選択させる処理が含まれていない場合は、前記エラー種別に対応するエラー対策処理を実行し、
    さらに、前記エラー処理手段は、前記検出手段によって検出されたエラーのエラー種別に対応するエラー対策処理に対応する情報に選択が含まれている場合であって、前記ユーザーによって対策処理の実行が指示されなかったときは、該対策処理の作成者に対して通知する、
    情報処理装置。
  2. 情報処理装置であるコンピュータを、
    複数の機器を連携させて処理を行うジョブにおけるエラーの種別と該エラーの対策処理と該対策処理は必須であるか選択であるかを示す情報を対応させて記憶する記憶手段と、
    ユーザーが指示したジョブの処理を制御する制御手段と、
    前記ジョブの処理において、エラーが発生したことを検出する検出手段と、
    前記記憶手段から、前記エラーの種別に対応するエラー対策処理を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出されたエラー対策処理をジョブとして、前記制御手段に該ジョブの処理を制御させるエラー処理手段と、
    情報処理装置の周囲にユーザーがいることを検出するユーザー検出手段と、
    前記エラー処理手段は、前記ユーザー検出手段がユーザーを検出した場合は、前記情報処理装置に備え付けられた提示装置に、複数のエラー対策処理を提示する提示手段
    として機能させ、
    前記抽出手段は、前記エラーの種別に対応するエラー対策処理と、該エラーが発生したジョブの実行指示を行ったユーザーを抽出し、
    前記エラー処理手段は、前記ユーザーに複数のエラー対策処理を通知し、該ユーザーによって選択されたエラー対策処理をジョブとして、前記制御手段に該ジョブの処理を制御させ、
    前記エラー処理手段は、前記検出手段によって検出されたエラーのエラー種別に対応するエラー対策処理に対応する情報に選択が含まれている場合は、前記ユーザー検出手段によって検出されたユーザー及び前記エラーに合わせた画面を表示し、前記ユーザー検出手段によってユーザーが検出されなかったときは、前記ジョブを指示したユーザーに対して、該ユーザー及び前記エラーに合わせたメールを通知し、選択させる処理が含まれていない場合は、前記エラー種別に対応するエラー対策処理を実行し、
    さらに、前記エラー処理手段は、前記検出手段によって検出されたエラーのエラー種別に対応するエラー対策処理に対応する情報に選択が含まれている場合であって、前記ユーザーによって対策処理の実行が指示されなかったときは、該対策処理の作成者に対して通知する、
    情報処理プログラム。
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