JP6613914B2 - 課金方法および印刷システム - Google Patents

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Description

この発明は、プリンターにおけるインクの使用に対して課金を行う技術に関するものである。
インク容器内に貯留されるインクを吐出して用紙に画像を印刷するプリンターが一般に用いられている。また、特許文献1では、プリンターでのインクの使用に応じて課金する課金方法が記載されている。この課金方法によれば、予め決められた価格情報に従ってインクの使用量から算出された金額が課金される。
特開2006−35856号公報
ところで、インクの使用に対する課金態様(単位使用量あたりの金額等)をサプライヤーとユーザーとの間で予め決めておき、サプライヤーはユーザーに納入したインクカートリッジのインクの使用に対してこの課金態様で課金することができる。具体的には、ユーザーが使用するプリンターに対してサプライヤーが供給するインクカートリッジを課金態様とともに対応付けておき、対応するインクカートリッジがプリンターに装着された場合には、この課金態様で課金を行うといったことが考えられる。
ただし、ユーザーにおいては、プリンターに対応付けられたインクカートリッジとは異なるインクカートリッジをプリンターに装着して印刷を行う場合も想定される。このような場合に、プリンターに対応付けられたインクカートリッジと同じ課金態様を用いると、ユーザーの意図しない課金態様で課金を行ってしまうおそれがあった。
この発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、プリンターでのインクの使用に応じて課金を行うにあたり、ユーザーの意図に応じた課金態様での課金を実現可能とする技術の提供を目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様として実現することが可能である。
本発明の第1態様は、上記目的を達成するために、着脱可能に装着されたインク容器内のインクを使用して印刷を実行するプリンターに対応付けられて、課金態様が設定された対応インク容器を識別する識別情報を取得する工程と、識別情報に基づき、プリンターに装着されるインク容器が対応インク容器であるかを判断する工程と、プリンターに装着されるインク容器が対応インク容器であると識別情報に基づき判断すると、対応インク容器に対して設定された課金態様でプリンターでのインクの使用に対して課金を行う一方、プリンターに装着されるインク容器が対応インク容器でないと判断するとプリンターでのインクの使用に対する課金態様を変更可能とする工程とを備える。
本発明の第2態様は、上記目的を達成するために、着脱可能に装着されたインク容器内のインクを使用して印刷を実行するプリンターと、プリンターでのインクの使用に対して課金を行う制御装置とを備え、プリンターに対応付けられて課金態様が設定された対応インク容器を識別する識別情報に基づき、プリンターに装着されるインク容器が対応インク容器であると判断すると対応インク容器に対して設定された課金態様で課金を行う一方、プリンターに装着されるインク容器が対応インク容器でないと判断すると課金態様を変更可能とする。
このように本発明では、プリンターに対応付けられて課金態様が設定された対応インク容器を識別する識別情報に基づき、プリンターでのインクの使用に対する課金が行われる。つまり、プリンターに装着されるインク容器が対応インク容器であるかが識別情報に基づき判断される。そして、プリンターに装着されるインク容器が対応インク容器であると判断されると、対応インク容器に対して設定された課金態様でプリンターでのインクの使用に対して課金が行われる。一方、プリンターに装着されるインク容器が対応インク容器でないと判断されると、プリンターでのインクの使用に対する課金態様が変更可能となる。これによって、ユーザーがプリンターに対応付けられたインクカートリッジとは異なるインクカートリッジをプリンターに装着して印刷を行う場合には、課金態様を適宜変更することが可能となる。その結果、プリンターでのインクの使用に応じて課金を行うにあたり、ユーザーの意図に応じた課金態様での課金が実現可能となる。
また、プリンターに装着されるインク容器が対応インク容器でないと判断すると、プリンターに装着されるインク容器が対応インク容器でないことをユーザーに報知するようにしても良い。これによって、プリンターに装着されるインク容器が対応インク容器でないことをユーザーが把握することができる。
また、プリンターに装着されるインク容器が対応インク容器でないと判断すると、課金態様を変更する選択肢を選択可能に表示しても良い。これによって、ユーザーの意図により的確に応じた課金態様で課金を行うことができる。
具体的には、プリンターに装着されるインク容器が対応インク容器でないと判断すると、プリンターに装着されるインク容器に取り付けられた記録媒体に記録された課金態様と、通信回線を介してサーバーに確認した課金態様とのいずれかを選択させることで、課金態様を変更するようにしても良い。これによって、ユーザーはこれらの課金態様のうちから意図に応じたものを選択することができ、ユーザーの意図により的確に応じた課金態様で課金を行うことができる。
なお、上述した本発明の各態様の有する複数の構成要素はすべてが必須のものではなく、上述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、適宜、前記複数の構成要素の一部の構成要素について、その変更、削除、新たな他の構成要素との差し替え、限定内容の一部削除を行うことが可能である。また、上述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、上述した本発明の一形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部を上述した本発明の他の形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部と組み合わせて、本発明の独立した一形態とすることも可能である。
本発明を適用可能な印刷システムの一例を示すブロック図。 課金管理情報を構成するプリンター属性テーブルを示す図。 課金管理情報を構成するカートリッジ属性テーブルを示す図。 課金管理情報を構成する課金態様属性テーブルを示す図。 印刷システムで実行される制御の一例を示すフローチャート。 インクカートリッジ45の使用不可を示す画面の一例を示す図。 プリンターのコントローラーが実行する制御の他の例を示すフローチャート。 課金態様選択画面の一例を示す図。 認証要求画面の一例を示す図。
図1は本発明を適用可能な印刷システムの一例を示すブロック図である。印刷システム1は、公衆通信回線たるインターネット通信網2を介して相互に通信可能に接続された、少なくとも1台の課金サーバー3と、少なくとも1台のプリンター4とを含む。なお、図では、課金サーバー3とプリンター4とがインターネット通信網2を介して直接的に接続されているが、プリンター4が例えばローカルエリアネットワーク(Local Area Network;LAN)内に設けられ、該LANおよびインターネット通信網2を介して課金サーバー3と接続された構成であってもよい。また、課金サーバー3とプリンター4との接続はインターネット通信網によるものに限定されず、両者を相互に通信可能に接続する任意の通信回線を適用することができる。
課金サーバー3(制御装置)は、プリンター4が印刷動作において消費する消耗品であるインクに対し従量課金を行うものであり、例えばインクカートリッジのメーカーや、プリンター4のユーザーに対してインクを販売する販売業者などのインク供給元に設置される。プリンター4におけるインクの使用状況に関する情報はインターネット通信網2を介して課金サーバー3に伝達され、課金サーバー3は受信した情報に基づき、使用状況に応じた課金額を決定する。
課金サーバー3のハードウェア構成は、一般的なコンピューター装置やサーバー装置と同様のものとすることができる。すなわち、課金サーバー3は、演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)、演算に用いられるデータを記憶保存するメモリー、制御プログラムや各種データを記憶保存するストレージ、外部装置との通信を担うインターフェース等を備えている。
プリンター4は、いわゆるネットワークプリンターと呼ばれるものであり、ネットワークプリンターとしての一般的な構成と同様の構成を有している。すなわち、プリンター4は、当該プリンター各部の制御およびデータ処理を担うコントローラー41、メディア(印刷媒体)への印刷動作を実行するプリンターエンジン42、外部との通信を担うインターフェース(IF)43、操作入力を受け付ける入力部および各種報知を行う表示部を含むユーザーインターフェース(UI)部44などを有している。
プリンターエンジン42は、印刷すべき画像の内容を表す画像データに応じて微小なインク液滴をノズルから吐出させメディアに着弾させることで印刷を行うインクジェット方式の印刷機能を有する。印刷に使用されるインクはインクカートリッジ45から供給される。インクカートリッジ45はプリンター4本体に対し着脱可能に構成されており、プリンター4本体に対して1個または複数個のインクカートリッジ45が装着されて印刷が実行される。
プリンター4には、インクカートリッジ45内のインク残量もしくはインクカートリッジ45から消費されたインクの量を計測する手段として、インクカウンター46およびインクエンドセンサー47がさらに設けられる。インクカウンター46は、画像データを解析してプリンターエンジン43のノズルから吐出されるインク液滴のサイズや個数をカウントすることで、インクカートリッジ45からのインク使用量を算出する。
一方、インクエンドセンサー47は、インクカートリッジ45内のインク残量が印刷に必要な最小限の量を下回り実質的に印刷が不可能になった場合(以下、この状態を「エンド状態」という)にそれを検知する手段として設けられるものであり、例えばインクカートリッジ45内のインク液面位置を物理的に、例えば光学的にあるいは超音波を用いて検出することにより、エンド状態を検知する。エンド状態は、当該インクカートリッジ45内の使用可能なインクがほぼ全て使い切られた状態に相当する。インクエンドセンサー47は、プリンター4およびインクカートリッジ45のいずれに設けられてもよい。
かかる印刷システム1は、プリンター4に装着されたインクカートリッジ45のインクの使用に対して所定の課金態様(単位使用量あたりの金額)で課金を行う。特に、インクカートリッジ45とプリンター4とが互いに対応付けられており、各インクカートリッジ45は対応するプリンター4で使用されるとの前提で課金管理が行われる。具体的には、インクカートリッジ45、プリンター4および課金態様を互いに対応付ける課金管理情報に基づき課金管理が実行される。
図2A、図2Bおよび図2Cはインクの使用に対する課金に用いられる課金管理情報の一例を示す図である。特に、図2Aは課金管理情報を構成するプリンター属性テーブルを示し、図2Bは課金管理情報を構成するカートリッジ属性テーブルを示し、図2Cは課金管理情報を構成する課金態様属性テーブルを示す。なお、図2Aでは3台のプリンター4を区別するために異なる符合4a〜4cが用いられ、図2Bでは5個のインクカートリッジ45を区別するために異なる符合45a〜45eが用いられている。
図2Aのプリンター属性テーブルT4では、3台のプリンター4a〜4cのうち、プリンター4a、4bが属性A1に属し、プリンター4cが属性A2に属する。図2Bのカートリッジ属性テーブルT45では、5個のインクカートリッジ45a〜45eのうち、インクカートリッジ45a〜45cが属性A1に属し、インクカートリッジ45d、45eが属性A2に属する。また、図2Cの課金態様属性テーブルTCに示すように課金態様Cとして、互いに異なる2通りの課金態様C1、C2が設けられており、課金態様C1、C2のうち、課金態様C1が属性A1に属し、課金態様C2が属性A2に属する。
各プリンター4a〜4cと各インクカートリッジ45a〜45eとは属性Aを介して対応付けられている。つまり、互いに同一の属性Aに属するプリンター4とインクカートリッジ45とが対応付けられており、印刷システム1は、各インクカートリッジ45が同一の属性Aに属するプリンター4で使用されるとの前提で課金を行う。また、この際の課金態様も属性Aを介して、各プリンター4a〜4cと各インクカートリッジ45a〜45eとに対応付けられている。つまり、属性A1のインクカートリッジ45a〜45cが属性A1のプリンター4a、4bで使用される場合には属性A1の課金態様C1で課金が実行され、属性A2のインクカートリッジ45d、45eが属性A2のプリンター4cで使用される場合には属性A2の課金態様C2で課金が実行される。
これらテーブルT4、T45、TCは課金管理情報として課金サーバー3に保存されている。また、プリンター4のコントローラー41は、インターネット通信網2を介して課金サーバー3に問い合わせた当該プリンター4の属性Aおよび当該属性Aに属する課金態様Cをメモリーに保存する。さらに、インクカートリッジ45に取り付けられたメモリーには、当該インクカートリッジ45の属性Aおよび当該属性Aに対応する課金態様Cが記録されている。そして、プリンター4での印刷は、これらテーブルT4、T45、TCで構成される課金管理情報に基づき制御される。
図3は印刷システムで実行される制御の一例を示すフローチャートである。具体的には、プリンター4のコントローラー41が課金サーバー3からダウンロードしたプログラムを実行することでこのフローチャートを実行する。ステップS101では、コントローラー41は印刷システム1にインクカートリッジ45が装着されたかを確認する。そして、インクカートリッジ45が装着されると(ステップS101で「YES」)、コントローラー41は当該インクカートリッジ45のメモリーを確認し(ステップS102)、当該インクカートリッジ45の課金態様Cをメモリーから読み出すとともに(ステップS103)、当該インクカートリッジ45の属性Aをメモリーから読み出す(ステップS104)。ちなみに、インクカートリッジ45の課金態様Cおよび属性Aの取得は、メモリーからの読み出しに代えて、課金サーバー3へ問い合わせることで実行しても構わない。
そして、コントローラー41は、印刷システム1の属性Aとインクカートリッジ45の属性Aとが一致するかを確認する(ステップS105)。印刷システム1の属性Aとインクカートリッジ45の属性Aとが一致する場合(ステップS105で「YES」の場合)は、コントローラー41は、装着されたインクカートリッジ45の使用を許可し(ステップS106)、インクカートリッジ45を印刷に使用するための初期動作(例えばインクカウンター46のリセット等)を実行する(ステップS107)。そして、以後のインクカートリッジ45を用いた印刷に対する課金は、ステップS103で取得された課金態様Cに基づき行われる。
一方、印刷システム1の属性Aとインクカートリッジ45の属性Aとが異なる場合(ステップS105で「NO」の場合)は、コントローラー41は、装着されたインクカートリッジ45の使用を禁止し(ステップS108)、その旨を示す図4の画面をユーザーインターフェース部44に表示する(ステップS109)。ここで、図4はインクカートリッジ45の使用不可を示す画面の一例を示す図である。
図3のフローチャートによれば、プリンター4と属性が異なるインクカートリッジ45が装着された場合には図4の画面が表示される。そのため、属性の異なるインクカートリッジ45を間違って装着したような場合に、ユーザーはインクカートリッジ45の誤装着に気付くことができる。ただし、ユーザーによっては、プリンター4と属性が異なるインクカートリッジ45を意図的にプリンター4に装着する場合も想定される。そこで、コントローラー41は、図5に示す制御を実行することもできる。
図5はプリンターのコントローラーが実行する制御の他の例を示すフローチャートである。具体的には、プリンター4のコントローラー41が課金サーバー3からダウンロードしたプログラムを実行することでこのフローチャートを実行する。なお、図5の制御と図3の制御との主な違いは、ステップS105でプリンター4とインクカートリッジ45との属性が異なると判断された場合(「NO」と判断された場合)のフローにある。そこで、以下では図3に示す制御との違いを中心に説明を行い、図3に示す制御との共通部分は相当符号を付して説明を適宜省略する。
図5に示す制御では、ステップS105で「NO」と判断されると、コントローラー41は図6に示す課金態様選択画面をユーザーインターフェース部44に表示する(ステップS110)。ここで、図6は課金態様選択画面の一例を示す図である。この課金態様選択画面は、装着されたインクカートリッジ45がプリンター4に対応していないことを示すとともに、プリンター4でインクカートリッジ45を使用する場合の課金対象者をインクカートリッジ45の所有者とプリンター4の所有者とから選択させるボタンを表示する。
そして、コントローラー41は、ユーザーによる課金態様選択画面への入力操作に基づき、課金態様Cを変更するか否かを判断する(ステップS111)。具体的には、ユーザーが図6の課金態様選択画面から「プリンター所有者」を選択した場合には、コントローラー41は、プリンター4と同一の属性Aに属する課金態様Cを継続使用する、すなわちプリンター4に対して現在設定されている課金態様Cを変更しないと判断する(ステップS111で「NO」)。そして、ステップS106、S107が実行される。以後のインクカートリッジ45を用いた印刷に対する課金は、ステップS111で変更しないと判断された課金態様C、すなわちプリンター4と同一の属性Aに属する課金態様Cに基づき実行される。
一方、ユーザーが図6の課金態様選択画面から「カートリッジ所有者」を選択した場合には、コントローラー41は、装着されたインクカートリッジ45と同一の属性Aに属する課金態様Cを使用する、すなわちプリンター4に対して現在設定されている課金態様Cを変更すると判断する(ステップS111で「YES」)。続いて、コントローラー41は、インクカートリッジ45の所有者が自身を課金対象とする操作に認証を要求する設定をしているかを、例えば課金サーバー3に問い合わせることで確認する(ステップS112)。認証の要求が無い場合(ステップS112で「NO」の場合)は、ステップS106、S107が実行され、以後のインクカートリッジ45を用いた印刷に対する課金は、ステップS111で変更すると判断された課金態様C、すなわちインクカートリッジ45と同一の属性Aに属する課金態様Cに基づき実行される。
一方、認証の要求が有る場合(ステップS112で「YES」の場合)は、コントローラー41は図7に示す認証要求画面をユーザーインターフェース部44に表示する(ステップS113)。ここで、図7は認証要求画面の一例を示す図である。この認証要求画面は、装着されたインクカートリッジ45がプリンター4に対応していないことを示すとともに、インクカートリッジ45の所有者に課金するためのパスワードの入力を要求する。
そして、コントローラー41は、ユーザーが入力操作により入力したパスワードが適合するかを、例えば課金サーバー3に問い合わせることで確認する。パスワードが適当する場合(ステップS114で「YES」の場合)には、ステップS106、S107が実行され、以後のインクカートリッジ45を用いた印刷に対する課金は、ステップS111で変更すると判断された課金態様C、すなわちインクカートリッジ45と同一の属性Aに属する課金態様Cに基づき実行される。一方、パスワードが適合しない場合(ステップS114で「NO」の場合)には、上述と同様にステップS108、S109が実行される。
以上に説明したように本実施形態では、属性Aを介してプリンター4に対応付けられて課金態様Cが設定されたインクカートリッジ45(インク容器)を識別する課金管理情報(識別情報)に基づき、プリンター4でのインクの使用に対する課金が行われる。具体的には、プリンター4に装着されたインクカートリッジ45がプリンター4と同一の属性Aに属するインクカートリッジ45(対応インク容器)かが課金管理情報に基づき判断される(ステップS105)。そして、プリンター4に装着されるインクカートリッジ45がプリンター4と同一の属性Aに属すると判断すると、当該インクカートリッジ45に対して設定された課金態様C、すなわち当該インクカートリッジ45と同一の属性Aに属する課金態様Cでプリンター4でのインクの使用に対して課金が行われる。一方、プリンター4に装着されたインクカートリッジ45がプリンター4と同一の属性Aに属するインクカートリッジ45(対応インク容器)でないと判断すると、プリンター4でのインクの使用に対する課金態様Cが変更可能となる(ステップS110、S111)。これによって、ユーザーがプリンター4とは異なる属性Aに属するインクカートリッジ45をプリンター4に装着して印刷を行う場合には、課金態様Cを適宜変更することが可能となる。その結果、プリンター4でのインクの使用に応じて課金を行うにあたり、ユーザーの意図に応じた課金態様Cでの課金が実現可能となる。
また、プリンター4に装着されるインクカートリッジ45がプリンター4と同一の属性Aに属するインクカートリッジ45(対応インク容器)でないと判断すると、その旨がユーザーに報知される(ステップSS110)。これによって、プリンター4に装着されるインクカートリッジ45がプリンター4と同一の属性Aに属するインクカートリッジ45でないことをユーザーが把握することができる。
また、プリンター4に装着されるインクカートリッジ45がプリンター4と同一の属性Aに属するインクカートリッジ45(対応インク容器)でないと判断すると、ユーザーの入力操作に応じて課金態様Cが変更される(ステップS111)。これによって、ユーザーの意図により的確に応じた課金態様Cで課金を行うことができる。
特に、プリンター4のコントローラー41には、インターネット通信網2を介して課金サーバー3に問い合わせた当該プリンター4の属性Aと当該属性Aに属する課金態様Cが保存されている。そして、ステップS105で印刷システム1の属性Aとインクカートリッジ45の属性Aとが異なると判断すると、コントローラー41は、サーバーに確認したプリンター4の課金態様Cと、インクカートリッジ45のメモリーから読み出した課金態様Cとのいずれかをユーザーに選択させる。これによって、ユーザーはこれらの課金態様Cのうちから意図に応じたものを選択することができ、ユーザーの意図により的確に応じた課金態様Cで課金を行うことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したものに対して種々の変更を加えることが可能である。例えば上記実施形態ではプリンター4のコントローラー41が図5のフローチャートを実行していたが、課金サーバー3が同フローチャートを実行するように構成することもできる。
また、属性Aの個数は上記の2個に限られず、3個以上であっても良い。同様に、課金態様Cのバリエーションは上記の2通りに限られず、3通り以上であっても良い。さらに、図5のステップS110でユーザーに選択させる課金態様Cのバリエーションについても種々の変更が可能である。
1…印刷システム、2…インターネット通信網(通信回線)、3…課金サーバー(サーバー、制御装置)、4…プリンター、41…コントローラー、42…プリンターエンジン、43…インターフェース、44…ユーザーインターフェース部(UI部)、45…インクカートリッジ(インク容器)、46…インクカウンター、47…インクエンドセンサー、S101〜S114…制御の各ステップ

Claims (4)

  1. 着脱可能に装着されたインク容器内のインクを使用して印刷を実行するプリンターに対応付けられて、課金態様が設定された対応インク容器を識別する識別情報を取得する工程と、
    前記識別情報に基づき、前記プリンターに装着される前記インク容器が前記対応インク容器であるかを判断する工程と、
    前記プリンターに装着される前記インク容器が前記対応インク容器であると前記識別情報に基づき判断すると、前記対応インク容器に対して設定された課金態様で前記プリンターでのインクの使用に対して課金を行う一方、前記プリンターに装着される前記インク容器が前記対応インク容器でないと判断すると、前記プリンターに装着される前記インク容器に取り付けられた記録媒体に記録された課金態様と、通信回線を介してサーバーに確認した課金態様とを選択可能に表示させることにより前記プリンターでのインクの使用に対する課金態様を変更可能とする工程と
    を備える課金方法。
  2. 前記プリンターに装着される前記インク容器が前記対応インク容器でないと判断すると、前記プリンターに装着される前記インク容器が前記対応インク容器でないことを報知する工程を備える請求項1に記載の課金方法。
  3. 前記プリンターに装着される前記インク容器が前記対応インク容器でないと判断すると、課金態様を変更する選択肢を選択可能に表示する請求項1または2に記載の課金方法。
  4. 着脱可能に装着されたインク容器内のインクを使用して印刷を実行するプリンターと、
    前記プリンターでのインクの使用に対して課金を行う制御装置と
    を備え、
    前記プリンターに対応付けられて課金態様が設定された対応インク容器を識別する識別情報に基づき、前記プリンターに装着される前記インク容器が前記対応インク容器であると判断すると前記対応インク容器に対して設定された課金態様で課金を行う一方、前記プリンターに装着される前記インク容器が前記対応インク容器でないと判断すると、前記プリンターに装着される前記インク容器が前記対応インク容器でないと判断すると、前記プリンターに装着される前記インク容器に取り付けられた記録媒体に記録された課金態様と、通信回線を介してサーバーに確認した課金態様とを選択可能に表示させることにより課金態様を変更可能とする印刷システム。
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