JP6612203B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、被調理物として複数枚のスライスされた食パンを調理室に入れて、加熱手段により加熱調理を行なう加熱調理器に関する。
従来、例えば特許文献1には、調理室の内部に収容した角皿の上にトースト用の食パンを並べ、回転アンテナから調理室に放出するマイクロ波によって、食パンを下から加熱すると共に、調理室の上部に設けたヒータを用いて、食パンを上から調理する加熱調理器が開示されている。
特開2013−120005号公報
特許文献1の加熱調理器は、食パンの表面のみならず裏面からも同時に加熱を行なうことで、食パンを途中で裏返すことなく、複数枚の食パンをトーストして焼き上げることができる利点がある。しかし、調理室内部の限られたスペースで、食パンは角皿の上で横置きの状態に並べて載置されるため、一度にトーストできる食パンの枚数は最大でも4枚程度に制限され、6枚切りや8枚切りの食パンを一度に焼き上げることはできない。また、食パンの表面と裏面は異なる加熱源で加熱されるため、パリッとした食感が得られない問題もあった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、一度にトーストできる食パンの枚数を増やすことができ、しかもパリッとした食感で食パンを焼き上げることが可能な加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明は、調理室に入れられた被調理物を加熱手段により加熱調理する加熱調理器であって、前記被調理物となるスライスされた複数枚の食パンを、縦置きの状態に保持して前記調理室に収容する保持具を備え、前記加熱手段は、前記調理室内に熱風を循環供給して前記食パンをトーストする熱風ユニットであり、前記保持具は、複数の線材を有し、前記線材は、縦置きにした前記食パンを出し入れするのに、所定の間隔を空けて並べて配置され、さらに前記食パンの幅の違いに合せて、前記所定の間隔が異なる寸法の第1間隔と第2間隔となり、前記第1間隔と前記第2間隔が交互に形成されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、保持具を利用すれば、調理室の内部で複数枚の食パンを縦置きの状態に保持して、加熱調理を行なうことができるので、従来よりも多くの枚数の食パンを、加熱の途中で裏返すことなく一度にトーストできる。また、熱風ユニットから調理室内に熱風を循環供給することで、複数枚の食パンをパリッとした食感で焼き上げることが可能になる。また、所定の間隔を有する複数の線材の間に食パンを差し入れるだけで、複数枚の食パンを露出した状態に並べて配置することができ、食パンのスライス面に適度な焼き色を付けることができる。さらに、複数並べた線材の間隔を適切な異なる寸法に調整することで、食パンの幅が異なっていても、それらの食パンを一つの保持具で縦置きの状態に保持して、一度に焼き上げることが可能になる。
請求項2の発明によれば、熱風ユニットに代わる熱風手段として、蒸気供給装置から調理室内に過熱蒸気を供給することで、複数枚の食パンをパリッとした食感で焼き上げることが可能になる。
請求項の発明によれば、吹出し口から調理室内に吹出される熱風は、食パン以外の別食材を通過した後に、縦置きに並べられた食パンに到達するので、吹出し口からの熱風が直接当たって、食パンが部分的に焦げ付くのを緩和することができ、食パンのみならず別な食材を一度に加熱調理することが可能となる。
本発明の一実施形態を示す加熱調理器の外観斜視図である。 同上、扉を開けた時の正面前方から見た図である。 同上、側面から見た縦断面図である。 同上、キャビネットを外した状態の後面後方から見た図である。 同上、本体の内部構造を示す概略図である。 同上、主な電気的構成を示すブロック図である。 同上、焼き網を角皿上に載せた付属品を正面から見た図である。 同上、図7に示す付属品を斜め前方から見た図である。 同上、図7に示す付属品の平面図である。 同上、別な例として、保持材の間隔が交互に異なる焼き網を、角皿上に載せた状態の平面図である。 同上、さらに別な例として、食パンと別な食材を一つの焼き網に収容して、角皿上に載せた状態の平面図である。 同上、縦置きの食パンを熱風ユニットで加熱調理した実験結果を示す図である。 同上、縦置きの食パンの他に、別な食材となるおかずを一緒に熱風ユニットで加熱調理した実験結果を示す図である。 同上、縦置きの食パンを蒸気供給装置で加熱調理した実験結果を示す図である。 同上、焼き網の手前側にバットを貼り付けた状態で、縦置きの食パンを熱風ユニットと蒸気供給装置でそれぞれ加熱調理した実験結果を示す図である。
以下、本発明における好ましい加熱調理器の実施形態について、添付図面を参照して説明する。なお、これらの全図面にわたり、共通する部分には共通する符号を付すものとする。
図1〜図15は、本発明の加熱調理器をオーブンレンジに適用した一実施形態を示している。先ず図1〜図5に基いて、オーブンレンジの全体構成を説明すると、1は略矩形箱状に構成される本体で、この本体1は、製品となるオーブンレンジの外郭を覆う部材として、金属製のキャビネット2を備えている。また3は、本体1の前面に設けられる開閉自在な扉である。
扉3の上部には、縦開きの扉3を開閉するときに手をかける開閉操作用のハンドル4を備えており、扉3の下部には、表示や報知や操作のための操作パネル部5を備えている。操作パネル部5は、調理の設定内容や進行状況などを表示する表示手段6の他に、加熱調理に関する各種の操作入力を可能にする操作手段7が配設される。扉3の内部で操作パネル部5の後側には、図示しないが、表示手段6や操作手段7などの制御を行なうために、操作パネルPC(印刷回路)板が配置される。
本体1の下部には、本体1の前面より着脱が可能な給水カセット8と水受け9が各々配設される。給水カセット8は、後述の蒸気供給装置33から発生する蒸気の供給源として、液体となる水を入れる有底状の容器である。また水受け9は、本体1からの食品カスや水滴、蒸気などを受ける別な有底状の容器である。
本体1の左右側面と上面を形成するキャビネット2は、本体1ひいては加熱調理器の底面を形成するオーブン底板11を覆うように、本体1の前面を形成するオーブン前板12と、本体1の後面を形成するオーブン後板13との間に設けられる。また本体1には、加熱調理すべき被調理物Sを内部に収容する調理室14と、調理室14の温度を検出する温度検出素子たるサーミスタ15が設けられる。調理室14の前面はオーブン前板12に達していて、被調理物Sを出し入れするのに開口しており、この開口を扉3で開閉する構成となっている。またサーミスタ15は、調理室14内部において、扉3の近傍に配置される。
調理室14を形成する周壁は、天井壁14aと、底壁14bと、左側壁14cと、右側壁14dと、奥壁14eとからなる。調理室14の奥壁14eは、その中央に吸込み口16を備えており、吸込み口16の周囲には複数の吹出し口17を備えている。また、調理室14の上壁面となるドーム状の天井壁14aに対向して、本体1の上部には、調理室14の上方から被調理物Sを輻射加熱するグリル用の上ヒータ18が設けられ、本体1の底部には、調理室14内に電波であるマイクロ波を供給するために、マグネトロンやアンテナを含むマイクロ波発生装置19が設けられる。これにより、上ヒータ18への通電に伴う熱放射によって、調理室14内に収容した被調理物Sを上方向からグリル加熱し、またマイクロ波発生装置19への通電動作により、調理室14内に収容した被調理物Sにマイクロ波を放射して、被調理物Sをレンジ加熱する構成となっている。
調理室14の左側壁14cと右側壁14dには、調理室14の内部に金属製の角皿21を吊設状態で収納保持するために、左右一対の棚支え22を上下二段に備えている。ここで使用する角皿21は、上面を開口した有底凹状で、その他は無孔に形成される収容部21Aと、収容部21Aの上端より外側水平方向に延設するフランジ部21Bとにより構成される。またフランジ部21Bには、角皿21を通して熱風の流通を可能にする通気孔21Cが開口形成される。図2では、調理室14の内部で下段の棚支え22に角皿21のフランジ部21Bを載せて、収容部21Aに被調理物Sを載せた状態を示しているが、調理に応じて角皿21を上段の棚支え22にだけ載せたり、2枚の角皿21を上段と下段の棚支え22に各々載せたりしてもよい。
24は、本体1の内部において、調理室14の室外後方から下方にかけて具備されるオーブン加熱用の熱風ユニットである。この熱風ユニット24は、奥壁14eに取付けられる凸状のケーシング26と、空気を加熱する熱風ヒータ27と、調理室14内に加熱した空気を送り込んで循環させる熱風ファン28と、熱風ファン28を所定方向に回転させる電動の熱風モータ29と、熱風モータ29からの駆動力を熱風ファン28に伝達する伝達機構30と、により概ね構成される。奥壁14eとケーシング26との間の内部空間として、調理室14の室外後方に形成された加熱室31には、熱風ヒータ27と熱風ファン28がそれぞれ配設される一方で、本体1の内部に形成された調理室14とオーブン底板11との間の下部空間32には、熱風モータ29が配設される。そして、熱風ユニット24全体を後側外方から覆うように、本体1の後部にオーブン後板13が配設される。
本実施形態の熱風ファン28は、軸方向に取り入れた空気を、回転時の遠心力によって、軸方向と直角な放射方向に吐き出すいわゆる遠心ファンとして設けられており、管状の熱風ヒータ27は熱風ファン28の放射方向を取り囲んで配置される。発熱部でもある熱風ヒータ27は、例えばシーズヒータ、マイカヒータ、石英管ヒータやハロゲンヒータなどを用いる。前述した吸込み口16や熱風吹出し口17は、調理室14と加熱室31との間を連通する通風部として機能するものである。
そして本実施形態では、熱風モータ29への通電に伴い熱風ファン28が回転駆動すると、調理室14の内部から吸込み口16を通して吸引された空気が、熱風ファン28の放射方向に吹出して、通電した熱風ヒータ27により加熱され、熱風吹出し口17を通過して、調理室14内に熱風が供給される。これにより、調理室14の内外で熱風を循環させる経路が形成され、調理室14内の被調理物Sを熱風コンベクション加熱する。また、角皿21の周囲にスリット状の通気孔21Cを設けることで、例えば上下2段の棚支え22に角皿21を各々載せて、熱風ユニット24を利用したオーブン加熱調理を行なった場合でも、各角皿21の通気孔21Cを通して調理室14内で熱風が上下に循環するため、被加熱物Sとなる食品を上下左右から包み込んで焼き上げることが可能になる。
調理室14の左側壁14cには、蒸気供給装置33に連通する蒸気噴出孔34が設けられる。本体1の内部に設けられる蒸気供給装置33は、金属製で中空の蒸発容器35や、給水カセット8と蒸発容器35との間に連結する給水管36や、蒸発容器35に装着されるシーズヒータなどの蒸発用ヒータ37や、給水カセット8からの水を蒸発容器35内に導く給水ポンプ38や、蒸発容器35内の温度を検出する容器温度検出手段39などを備え、蒸発容器35内に連通して複数の蒸気噴出孔34を有している。そして本実施形態では、給水カセット8に水を収容した状態で給水ポンプ38が駆動されると、給水カセット8から送られてきた水が、蒸発用ヒータ37の通電により所定の温度に加熱された蒸発容器35の内部に導かれて蒸気化され、蒸気噴出孔34から調理室14の内部に飽和蒸気や過熱蒸気が供給される。これにより、調理室14内に入れられた被調理物Sのスチーム調理を行なう構成となっている。
図6は、オーブンレンジの主な電気的構成を示している。同図において、41はマイクロコンピュータにより構成される制御手段であり、この制御手段41は周知のように、演算処理手段としてのCPUや、記憶手段としてのメモリや、計時手段としてのタイマや、入出力デバイスなどを備えている。
制御手段41の入力ポートには、前述したキーやタッチパネルによる操作手段7や、容器温度検出手段39の他に、赤外線センサにスイング機構を装備して構成され、調理室14内全体の温度分布を検出することで、そこに収容された被加熱物Sの温度を検出可能にする庫内温度分布検出手段43と、調理室14内の温度を検出するサーミスタ15などの庫内温度検出手段44と、熱風モータ29の回転を検出する熱風モータ回転検出手段45と、扉3の開閉状態を検出する扉開閉検出手段46と、マイクロ波発生装置19を構成するアンテナの原点位置を検出するアンテナ位置検出手段47が、それぞれ電気的に接続される。
制御手段41の出力ポートには、前述した表示手段6の他に、マイクロ波発生装置19のマグネトロンやその駆動手段を含むマイクロ波加熱手段51と、グリル加熱用の上ヒータ18や、オーブン加熱用の熱風ヒータ27や、スチーム加熱用の蒸発用ヒータ37をそれぞれ通断電させるリレーなどのヒータ駆動手段52と、調理室14内にマイクロ波を放射するアンテナを回転駆動させるためのアンテナ駆動手段53と、熱風モータ29を回転駆動させるための熱風モータ駆動手段54と、蒸気発生装置33の給水ポンプ38を動作させるためのポンプ駆動手段55が、それぞれ電気的に接続される。
制御手段41は、操作手段7からの操作信号と、容器温度検出手段42や、庫内温度分布検出手段43や、庫内温度検出手段44や、熱風モータ回転検出手段45や、扉開閉検出手段46や、アンテナ位置検出手段47からの各検出信号を受けて、計時手段からの計時に基づく所定のタイミングで、マイクロ波加熱手段51と、ヒータ駆動手段52と、アンテナ駆動手段53と、熱風モータ駆動手段54と、ポンプ駆動手段55に駆動用の制御信号を出力し、また表示手段6に表示用の制御信号を出力する機能を有する。こうした機能は、記憶媒体としての前記メモリに記録したプログラムを、制御手段41が読み取ることで実現するが、特に本実施形態では、制御手段41を加熱調理制御部58と、表示制御部59として機能させるプログラムを備えている。
加熱調理制御部58は、主に被調理物Sの加熱調理に係る各部の動作を制御するもので、操作手段7の操作に伴う操作信号を受け取ると、扉開閉検出手段46からの検出信号により、扉3が閉じていると判断した場合に、その操作信号に応じて、マイクロ波加熱手段51や、ヒータ駆動手段52や、アンテナ駆動手段53や、熱風モータ駆動手段54や、ポンプ駆動手段55に制御信号を送出して、調理室14内の被調理物Sに対する加熱調理を制御する。本実施形態では、加熱調理を実行するための被加熱物Sの材料および加熱条件を含む調理情報として、予め複数のメニューが前記メモリに記憶保持されており、加熱調理制御部58はその中から選択された一つのメニューについて、操作手段7から加熱調理を実行する操作が行われると、その選択されたメニューに従う所定の手順で、被調理物Sを自動的に加熱調理する構成となっている。
また、特に本実施形態では、操作手段7からの操作信号を受けて、複数のメニューの中から食パンをトーストするメニューを選択した場合に、加熱手段として熱風ユニット21若しくは蒸気供給装置33の何れかを動作させて、調理室14に入れられた被調理物Sとなる食パンをトーストして焼き上げるトースト調理制御部61を、加熱調理制御部58の中の一機能として備えている。
また表示制御部59は、加熱調理制御部58と連携して、表示手段6の表示に係る動作を制御するものである。表示制御部59の制御対象となる表示手段6は、液晶パネルや照明灯により構成されるが、それ以外の表示器を用いてもよい。
次に、調理室14内で食パンをトーストする際に用いられる付属品について、図7〜図11を参照して説明する。これらの各図において、71は調理室14の底壁14b若しくは角皿21の収容部21Aに載せられるトースト専用の焼き網である。ここでの焼き網71は、被調理物となるスライスされた複数枚の食パンSを、縦置きの状態に保持する保持具に相当するもので、保持材72と枠材73と脚材74とを連結して構成される。調理室14に収容される角皿21と焼き網71は、何れも耐熱性に優れた金属材料で形成される。
保持材72は、焼き網71の奥行方向(前後方向)に延在する複数本の直線状の線材を、幅方向(左右方向)に所定の間隔Lを空けて平行に並べて配置したものである。また、上面視矩形枠状の枠材73は、平行に並べた複数の保持材72の前端どうしと後端どうしを連結するために、これらの複数の保持材72を取り囲んで配置したものである。隣り合う左右の保持材72,72の間隔Lは、食パンSの厚さよりも若干広い寸法に設定される。例えば1斤(=120mm)の食パンをスライスした場合、4枚切りでは厚さが120/4=30mmとなり、6枚切りでは厚さが120/6=20mmとなり、8枚切りでは120/8=15mmとなるので、間隔Lの寸法を35mm程度にすれば、左右の保持材72,72の間に、4枚切りや6枚切りの食パンSを縦置きの状態で無理なく出し入れでき、間隔Lの寸法を25mm程度に設定すれば、左右の保持材72,72の間に、6枚切りや8枚切りの食パンSを縦置きの状態で無理なく出し入れできる。
図7〜図9に示す焼き網71は、1つの枠材73と、その枠材73に取り囲まれた同一平面の複数の保持材72とからなる上下二段のフレーム体75A,75Bが、4本の脚材74により所定の高さに支持される。脚材74は焼き網71の上下方向に延在して、各フレーム体75A,75Bを所望の高さに支持するのに、フレーム体75A,75Bの四隅に連結して配置される。脚体74の下端は、下段のフレーム体75Bよりも下方に突出して、調理室14の底壁14bや角皿21の収容部21Aに直接当接する。フレーム体75A,75Bの段数は特に制限されないが、本実施形態では縦置きにした食パンSが加熱調理中に倒れないように、上段のフレーム体75Aが食パンSの側面(スライス面)上部に当接し、下段のフレーム体75Bが食パンSの側面下部に当接する高さに配置される。
また、保持材72,72の間隔Lについて、図9に示す焼き網71は、全ての間隔Lが等しい寸法となるように、各保持材72が並べて配置されるが、図10に示す別な例の焼き網71は、異なる2種類の間隔L1,L2が交互に形成されるように、各保持材72が並べて配置される。そのため、図9に示す焼き網71では、例えば全ての間隔Lを25mm程度に設定して、6枚切りや8枚切りの食パンSを、一つの焼き網71に数多く縦置きに並べた状態で保持することができる。それに対して、図10に示す焼き網71では、例えば第1間隔L1を25mm程度とし、第2間隔L2を35mm程度とすることで、6枚切りや8枚切りの食パンS1だけでなく、それよりも厚い4枚切りの食パンS2を、一つの焼き網71に縦置きに並べた状態で保持することができる。
図11は、何れも被調理物となる食パンSと別な食材S’を、一つの焼き網71に収容した例を示している。ここでは平面視で、縦置きの状態で並べられた複数枚の食パンSの収容領域81が、焼き網71の前側に形成され、保持材72や枠材73の上に載せられた別な食材(例えば、ウィンナーやココットに入れられたベーコンエッグ)S’の収容領域82が、焼き網71の後側に形成される。したがって、この状態で角皿21に載せた焼き網71を調理室14に収容すると、食パンSの収容領域81よりも別な食材S’の収容領域82が、吹出し口17の近傍に配置されることになる。なお、上下二段のフレーム体75A,75Bを有する焼き網71では、そのどちらかまたは両方に食材S’を載せることも可能である。
次に、上記構成のオーブンレンジについてその作用を説明すると、予め調理室14内に被調理物Sを入れた状態で、ハンドル4を手で握りながら扉3を閉め、操作手段7により調理メニューを選択操作した後に調理開始を指示すると、制御手段41の記憶部に組み込まれた制御プログラムに従って、選択した調理メニューに対応して生成された制御信号が所定のタイミングで出力され、被調理物Sが加熱調理される。
ここで、例えばオーブン加熱のメニューを選択した場合、加熱調理制御部58は庫内温度検出手段44からの検出信号を受けて、調理室14内が設定した温度に加熱されるように、ヒータ駆動手段52と熱風モータ駆動手段54に各々制御信号を送出し、熱風ヒータ27と熱風モータ29の通断電を制御する。これにより、熱風モータ29に発生した回転力が熱風ファン28に伝達し、熱風ファン28が加熱室31の内部で回転して、その速度は熱風モータ回転検出手段45により加熱調理制御部58に取り込まれると共に、調理室14から吸込み口16を通して加熱室31に吸込んだ空気を、通電した熱風ヒータ27側に送り出し、ここで加熱された空気が吹出し口17を通して調理室14に熱風として供給することで、調理室14内の被調理物Sが熱風コンベクション加熱される。
また、スチームを使った蒸し調理(スチーム調理)のメニューを選択した場合、加熱調理制御部58は容器温度検出手段39からの検出信号を受けて、蒸発容器35内が所定の温度となるように、少なくともヒータ駆動手段52とポンプ駆動手段55に各々制御信号を送出して、蒸気供給装置33に組み込まれた給水ポンプ38の動作と、蒸発用ヒータ37の通断電を制御する。これにより、蒸気噴出孔34から調理室14内に飽和蒸気や過熱蒸気を噴出させ、調理室14内の被調理物Sを蒸し上げる。
また、レンジ調理のメニューを選択した場合、加熱調理制御部58は庫内温度分布検出手段43からの検出信号を受けて、被調理物Sが設定した温度に加熱されるように、アンテナ位置検出手段47からの検出信号で、アンテナの原点位置を確認しながら、マイクロ波加熱手段51とアンテナ駆動手段53に適切な制御信号をそれぞれ送出する。これにより、マイクロ波発生装置19のマグネトロンやアンテナが動作して、回転するアンテナの表面から発生したマイクロ波が調理室14内に供給され、調理室14内の被加熱物Sが高周波加熱される。
さらに、グリル調理のメニューを選択した場合、加熱調理制御部58は庫内温度検出手段44からの検出信号を受けて、調理室14内が設定した温度に加熱されるように、上ヒータ18の通断電が制御され、調理室14内の被調理物Sが上方向からグリル加熱される。
こうした各種の加熱調理の他に、本実施形態では焼き網71を利用して、加熱調理制御部58に組み込まれたトースト調理制御部61を起動させることにより、被調理物となる食パンSを縦置きの状態で一度に焼き上げることができる。その一連の手順を示すと、先ず角皿21の収容部21Aに焼き網71を載せ、その焼き網71の並べて配置される保持材72,72の間に、焼成前の食パンSを縦にして差し入れる。また、同時に加熱調理する別な食材S’があれば、焼き網71の前側に形成した収容領域81に食パンSを寄せて挿入し、焼き網71の後側に形成した空いている収容領域82のフレーム体75A,75B上に、それ以外の食材S’を載置する。ここでは、トーストすべき食パンSの厚さや枚数、別な食材S’の有無などを考慮して、図9〜図11の何れかに示す焼き網71が角皿21上に載置される。
例えば図9に示す焼き網71では、12本の保持材72が何れも等しい間隔Lに並んで配置されており、これにより一つ置きの間隔Lで、6枚切りや8枚切りの食パンSを縦置きの状態で6枚並べることができる。また、全ての間隔Lに食パンSを挿入すれば、6枚切りや8枚切りの食パンSを縦置きの状態で、最大11枚並べることも可能である。図10に示す焼き網71では、寸法の異なる第1間隔L1と第2間隔L2が交互に形成されるように、10本の保持材72が並んで配置されており、この場合は狭い寸法の第1間隔L1に、6枚切りや8枚切りの食パンS1を縦置きの状態で、最大4枚並べることができると共に、広い寸法の第2間隔L2にも、4枚切りの食パンS2を縦置きの状態で、最大4枚並べることができる。さらに、図11に示す焼き網71も、12本の保持材72が何れも等しい間隔Lに並んで配置されており、6枚切りや8枚切りの食パンSを縦置きの状態で、最大11枚並べることができると共に、食パンSの収容領域81よりも後側で、食パンSと干渉しないように、フレーム体75A,75B上に別な食材S’を載せることができる。
こうして、角皿21に載せた焼き網71を利用して、焼成前の食パンSを縦置きの状態に並べ、さらに必要に応じて調理前の別な食材S’を焼き網71に載置したら、扉3を開けてこれらを調理室14の内部に収容し、扉3を閉じた後に操作手段7を操作して、メモリに記憶保持された複数のメニューの中から、特に食パンをトーストするメニューを選択し、続いて調理開始を指示する。これを受けて、加熱調理制御部58の中のトースト調理制御部61が起動すると、トースト調理制御部61は庫内温度検出手段44からの検出信号を受けて、調理室14内が設定した温度(例えば350℃)に加熱されるように、ヒータ駆動手段52と熱風モータ駆動手段54に各々制御信号を送出し、熱風ユニット24を構成する熱風ヒータ27と熱風モータ29の通断電制御を、設定した時間(例えば15分)に達するまで継続させる。これにより、熱風モータ29からの回転力を受けて、加熱室31の内部で熱風ファン28が回転すると共に、調理室14から吸込み口16を通して加熱室31に吸込んだ空気が、通電した熱風ヒータ27側に送り出され、ここで加熱された空気が吹出し口17を通して調理室14に熱風として供給されることで、調理室14内の食パンSや別な食材S’を熱風で一度に焼き上げる。
また代替例として、トースト調理制御部61は容器温度検出手段39からの検出信号を受けて、蒸発容器35内で所定の温度(例えば300℃)の過熱水蒸気が生成されるように、ヒータ駆動手段52とポンプ駆動手段55に各々制御信号を送出して、給水ポンプ38の動作と蒸発用ヒータ37の通断電制御を、設定した時間(例えば15分)に達するまで継続させてもよい。これにより、蒸気噴出孔34から調理室14内に向けて過熱水蒸気を噴出させ、調理室14内食パンSや別な食材S’を過熱水蒸気で一度に焼き上げることができる。
こうした熱風ユニット24または蒸気供給装置33を利用した食パンSのトースト調理では、操作手段7からの手動操作に伴う操作信号を受けて、設定した温度や設定した時間が増減変更できるように、加熱調理制御部58に組み込まれたトースト調理制御部61を構成すれば、様々な食パンSや食材S’に合せて、最適な条件で加熱調理を行なうことができる。
また、熱風ユニット24を利用した食パンSのトースト調理では、吹出し口17から食パンSに熱風が直接当たる部分が、他の部分よりも先に加熱されて焦げ付いてしまう。こうした問題を緩和するには、調理室14の内部で食パンSが吹出し口17から極力離れた位置に収容されるように、焼き網71の手前側に形成した収容領域81に食パンSを縦置きに並べるのが好ましい。そのために、例えば食パンSの好ましい置き位置となる収容領域81を、焼き網71に目印で示してもよい。また、収容領域81に並べた食パンSの他に、焼き網71の後側に形成した別な収容領域82に別な食材S’を配置すると、吹出し口17から調理室14内に吹出される熱風は、最初に別な食材S’を通過した後に、縦置きに並べられた食パンS’に到達するので、食パンSが部分的に焦げ付く問題を効果的に緩和できる。この場合も、別な食材S’の好ましい置き位置となる収容領域82を、焼き網71に目印で示してよい。
図12は、縦置きされた複数枚の食パンSだけを調理室14内に収容して、熱風ユニット24からの熱風で食パンSを一度に加熱調理した実験結果を示している。図中、食パンSは、焼き網71の手前側に、6枚切りのものを6枚立てて並べている。また、前述の設定した温度に対応する焼成温度は350℃とし、設定した時間に対応する焼成時間は15分00秒とした。
食パンSの「焼成後」の状態は、周辺部の耳に焦げがなく、上部のスライス面(表面と裏面)に薄く焼き色がついた。また、パリッとした食感が得られた。ここで使用した焼き網71は、保持材72,72の間隔Lが食パンSの厚さよりも狭く、出し入れがしにくい上に、焼き上がった食パンSに跡が付いてしまった。したがって、保持材72,72の間隔Lは、食パンSの厚さよりも広い寸法にするのが好ましい。
図13は、縦置きされた複数枚の食パンSの他に、別な食材S’となるおかずを調理室14内に一緒に収容して、これらを熱風ユニット24からの熱風で一度に加熱調理した実験結果を示している。図中、食パンSは、焼き網71の手前側に、8枚切りのものを8枚立てて並べ、別な食材S’は、焼き網71の奥(後)側両端に、ココット2個に収容したベーコンエッグを並べ、さらに焼き網71の奥側中央に、ウィンナー5本を並べている。図12の実験結果と同じく、焼成温度は350℃とし、焼成時間は15分00秒とした。また、角皿21やそれに載せる焼き網71は、図12と同じものを使用した。
食パンSの「焼成後」の状態は、カリカリによく焼けていたが、焼き網71のフレーム体が一段であるため、加熱調理中に食パンSが倒れてしまった。したがって、図7〜図11に示す二段構造のフレーム体75A,75Bにすれば、こうした食パンSの倒れを防止できる。別な食材S’の「焼成後」の状態は、ベーコンエッグの黄身が半熟で良好な状態となり、ウィンナーも熱くおいしい状態に仕上がった。
図14は、縦置きされた複数枚の食パンSを、蒸気供給装置33からの過熱水蒸気で一度に加熱調理した実験結果を示している。ここでは、図8に示す焼き網71を使用して、焼き網71の略中央に8枚切りの食パンSを6枚立てて並べた。また、前述の設定した温度に対応する過熱水蒸気の温度は300℃とし、焼成時間は15分00秒とした。
食パンSの「焼成後」の状態は、後述するパッドを焼き網71の前部に貼り付けたものと、焼き色や食感がほぼ同等になった。また、食パンSはラスクのような食感となり、
焦げは発生しなかった。したがって、熱風ユニット24からの熱風に代わり、蒸気供給装置33からの過熱水蒸気によっても、焼き網71に縦置きの状態で並べた複数枚の食パンSを、一度に良好な状態で焼き上げることが可能になる。
図15は、縦置きされた複数枚の食パンSを、蒸気供給装置33からの過熱水蒸気で一度に加熱調理した実験結果と、熱風ユニット24からの熱風で一度に加熱料理した実験結果とを並べて示している。これらの実験では、何れも図8に示す焼き網71を使用して、その焼き網71の前部に皿状のパッドを貼り付けて、焼き網71の略中央に8枚切りの食パンSを6枚立てて並べた。また、蒸気供給装置33からの過熱水蒸気を利用した加熱調理では、過熱水蒸気の温度を300℃に設定し、焼成時間を15分00秒に設定する一方で、熱風ユニット24からの熱風を利用した加熱調理では、焼成温度を350℃に設定し、焼成時間を12分00秒に設定した。
蒸気供給装置33からの過熱水蒸気を利用した加熱調理では、「焼成後」の食パンS全体に、うっすらと焼き色が付いた。また、食パンSの状態は乾燥気味であるものの、焦げているところはなく、ラスクのような食感が得られた。これは、前記図14の実験結果とほぼ同等である。一方、熱風ユニット24からの熱風を利用した加熱調理では、過熱水蒸気程ではないものの、「焼成後」の食パンSはやはりラスクのような食感となった。また食パンSの内部は、過熱水蒸気よりも若干しっとりとしており、焼き色は殆どついていなかった。これは、図12や図13の実験と比べて、焼成時間が短いことが原因と考えられる。したがって、焼成温度や焼成時間を適切に設定すれば、一度に多くの食パンSに薄く焼き色を付け、且つパリッとした食感を得ることが可能になる。
以上のように、本実施形態のオーブンレンジは、調理室14に入れられた被調理物を加熱手段により加熱調理する加熱調理器であって、被調理物となるスライスされた複数枚の食パンSを、縦置きの状態に保持して調理室14に収容する保持具としての焼き網71を備えており、ここでの加熱手段は、調理室14内に熱風を循環供給して食パンSをトーストする熱風ユニット24を使用している。
この場合、食パンSの保持具となる焼き網71を利用することで、調理室14の内部で複数枚の食パンSを縦置きの状態に保持して、加熱調理を行なうことができる。そのため、従来よりも多くの枚数の食パンSを、加熱の途中で裏返すことなく一度にトーストできる。また、熱風ユニット24から調理室14の内部に熱風を循環供給することで、複数枚の食パンSをパリッとした食感で焼き上げることが可能になる。
また加熱手段は、熱風ユニット24に代えて、調理室14内に過熱蒸気としての過熱水蒸気を供給して、食パンSをトーストする蒸気供給装置33を使用することもできる。
この場合、熱風ユニット24に代わる熱風手段として、蒸気供給装置33から調理室14内に過熱水蒸気を供給することで、複数枚の食パンSをパリッとした食感で焼き上げることが可能になる。
図9で示したように、本実施形態の焼き網71は、複数の線材となる保持材72を有し、それぞれの保持材72は、縦置きにした食パンSを出し入れするのに、所定の間隔Lを空けて並べて配置される。
この場合、所定の間隔Lを有する複数の保持材72,72の間に食パンSを差し入れるだけで、複数枚の食パンSを露出した状態に並べて配置することができ、食パンSのスライス面となる表面と裏面に適度な焼き色を付けることができる。
図10で示したように、トーストすべき食パンSの幅となる厚さの違いに合せて、所定の間隔が異なる寸法の第1間隔L1と第2間隔L2となり、第1間隔L1と第2間隔L2が交互に形成されるように、それぞれの保持材72を配置するのが好ましい。
この場合、複数並べた保持材72,72の間隔L1,L2を適切な異なる寸法に調整することで、食パンSの幅が異なっていても、それらの食パンSを一つの焼き網71で縦置きの状態に保持して、一度に焼き上げることが可能になる。
図11で示したように、本実施形態の焼き網71は平面視で、食パンSを縦置きに並べる第1領域としての収容領域81と、食パンS以外の別な食材S’を載せる第2領域としての収容領域82と、に区画され、焼き網71を調理室14に収容したときに、熱風ユニット24から調理室14への熱風の吹出し口17の近傍に、別な食材S’の収容領域82が配置される。
この場合、熱風ユニット24を動作させたときに、吹出し口17から調理室14内に吹出される熱風は、食パンS以外の別な食材S’を通過した後に、縦置きに並べられた食パンSに到達する。そのため、吹出し口17からの熱風が直接当たって、食パンSが部分的に焦げ付くのを緩和することができ、食パンSのみならず別な食材S’を一度に加熱調理することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更可能である。本実施形態では、食パンSからの屑を受けるのに、角皿21上に焼き網71を載せていたが、同じ目的で角皿21以外の容器を用いても構わない。また、本実施形態のオーブンレンジは、熱風ユニット24と蒸気供給装置33を何れも備えていて、トースト調理制御部61により食パンSを加熱調理する際に、そのどちらか一方だけを動作させる構成を採用したが、熱風ユニット24または蒸気供給装置33の一方だけを備えた加熱調理器にも適用できる。
14 調理室
17 吹出し口
24 熱風ユニット(加熱手段)
33 蒸気供給装置(加熱手段)
71 焼き網(保持具)
L1 第1間隔
L2 第2間隔
S,S1,S2 食パン
S’ 別な食材
72 保持材(線材)
81 収容領域(第1領域)
82 収容領域(第2領域)

Claims (3)

  1. 調理室に入れられた被調理物を加熱手段により加熱調理する加熱調理器であって、
    前記被調理物となるスライスされた複数枚の食パンを、縦置きの状態に保持して前記調理室に収容する保持具を備え、
    前記加熱手段は、前記調理室内に熱風を循環供給して前記食パンをトーストする熱風ユニットであり、
    前記保持具は、複数の線材を有し、
    前記線材は、縦置きにした前記食パンを出し入れするのに、所定の間隔を空けて並べて配置され、さらに前記食パンの幅の違いに合せて、前記所定の間隔が異なる寸法の第1間隔と第2間隔となり、前記第1間隔と前記第2間隔が交互に形成されることを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記加熱手段は、前記熱風ユニットに代えて、前記調理室内に過熱蒸気を供給して前記食パンをトーストする蒸気供給装置であることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記保持具は、前記食パンを縦置きに並べる第1領域と、前記食パン以外の別食材を載せる第2領域と、に区画され、
    前記保持具を前記調理室に収容したときに、前記熱風ユニットから前記調理室への熱風の吹出し口の近傍に前記第2領域が配置されることを特徴とする請求項記載の加熱調理器。
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