JP6609805B2 - キッチンタオル - Google Patents

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Description

本発明は、キッチンタオル、特に、収納箱に収納されたキッチンタオルに関する。
従来、ロールタイプのキッチンタオルが知られている(例えば、特許文献1)。その中で、厚手の商品は、使用感(強度、吸水性、ボリューム感)が良い。しかし、ロールタイプは、手が濡れている時など、シートを採取する(切り取る)時に、不便である。そこで、ティシュペーパーのような収納箱に収納されたボックスタイプにしたところ、シートが厚くて折り曲げにくくなるという問題があった。さらに、シートが取り出しにくくなったり、シートが重なって出てきたり、シートが伸びるという問題があった。
特開2006−247311号公報
そこで、本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的はボックスタイプであっても、シートが取り出しやすいキッチンタオルを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明のキッチンタオルは、収納箱に収納されたキッチンタオルであって、複数のシートを備え、前記シートが、50g/m以上130g/m以下の坪量と、3.0mm/10枚以上9.0mm/10枚以下の紙厚と、を有することを特徴とする。
(2)本発明のキッチンタオルは、(1)の構成において、前記シートがポリプロピレン及びパルプ繊維を含んでもよい。
(3)本発明のキッチンタオルは、(1)または(2)の構成において、前記シートが、エンボス加工により、凸部が形成された第1の面と、凹部が形成された第2の面とを有しており、前記第2の面を前記第1の面に当接させてISO 15359に準拠して測定したとき、0.62以上1.14以下の動摩擦係数を有してもよい。
(4)本発明のキッチンタオルは、(3)の構成において、前記シートが、各シートの前記第1の面と前記第2の面とが当接するように、交互に重ねられてポップアップ式に前記収納箱の中で折り畳まれていてもよい。
(5)本発明のキッチンタオルは、(3)又は(4)の構成において、前記エンボス加工が多角形状に施されていてもよい。
(6)本発明のキッチンタオルは、(5)の構成において、前記エンボス加工が六角形状に施されていてもよい。
(7)本発明のキッチンタオルは、(1)から(6)のいずれかの構成において、前記収納箱が上部に前記シートの取出し口を有し、前記シートが、前記取出し口から取り出されるとき、6枚目から25枚目までの計20枚の各シートにおいて200gf以上650gf以下の取出し抵抗値を有してもよい。
(8)本発明のキッチンタオルは、(1)から(7)のいずれかの構成において、前記複数のシートが1以上のつなぎ部によって破断容易につながれており、0.04%以上3.5%以下の次式1によって表される前記つなぎ部の全長の前記シートの幅に対する比R(%)を有してもよい。
R={(A×B)/C}×100 ……式1
ここで、R:つなぎ部の全長のシートの幅に対する比、A:1つのつなぎ部の長さ(mm)、B:つなぎ部の個数(個)、C:シートの幅(mm)
(9)本発明のキッチンタオルは、(1)から(7)のいずれかの構成において、前記複数のシートが各別に分離されていてもよい。
(10)本発明のキッチンタオルは、(7)から(9)のいずれかの構成において、前記シートが前記収納箱の前記取出し口からMD方向に取り出されるように収納されていてもよい。
本発明のキッチンタオルによれば、ボックスタイプであっても、シートが取り出しやすいキッチンタオルを提供することができる。
本発明の実施形態に係るキッチンタオルを収納した収納箱の外観を示す斜視図。 (a)及び(b)は、ロータリーシリンダー式インターホルダーを備える折機の説明図。 (a)ないし(e)は、フォールディング部の拡大図。 本発明の実施形態に係るキッチンタオルを収納した収納箱の内部を模式的に示す断面図。 本発明の実施形態に係るキッチンタオルのつなぎ部を示す説明図。 本発明の実施形態に係るキッチンタオルの拡大図であって、(a)はエンボス加工の表面を、(b)は(a)のA−A線の断面図である。 動摩擦係数測定の説明図。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
本実施形態の一例として、キッチンタオルを収納するについて説明する。図1は、本発明に係る収納箱の外観を示す斜視図である。キッチンタオル包装体1は、キッチンタオル3が積層されたキッチンタオル積層体(図示せず)と、キッチンタオル包装体1表面のほぼ中央部の長手方向に、取出し口21を有する略直方体形状の収納箱20で構成されている。1を使用する際は、取出し口21から収納箱20内に指を挿入して、最上部にあるキッチンタオル3を摘み、外部に引き出すこととなる。なお、ロータリーシリンダー式インターホルダーによる折り畳みの場合には、キッチンタオルの取出し方向は、引張強度の高いキッチンタオルの縦方向(MD方向)にあたる。
キッチンタオルの基材である不織布については、例えば、ポリプロピレンとパルプ繊維を含むものが好適である。
さらに、必要に応じて、本発明の目的を損なわない範囲で、キッチンタオルに耐熱安定剤、滑剤等を配合することができる。耐熱安定剤としては、例えば、BHT(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール)等のフェノール系安定剤等があげられる。
キッチンタオルの坪量は、JIS P8124に準拠した方法で測定し、50g/m以上130g/m以下が好ましく、60g/m以上110g/m以下がより好ましく、70g/m以上90g/m以下がさらに好ましい。50g/m未満であると使用感(強度、吸水性、ボリューム感)が悪く、逆に、130g/mを超えると折り曲げやすさが困難になる。
キッチンタオルの紙厚は、シックネスゲージ(尾崎製作所製のダイヤルシックネスゲージ「PEACOCK」)を用いて測定した。測定条件は、測定荷重250gf、測定子直径30mmで、測定子と測定台の間に試料を置き、測定子を1秒間に1mm以下の速度で下ろしたときのゲージを読み取った。なお、1回の測定は試料を10枚重ねて行い、測定を10回繰り返して測定結果を平均した。紙厚は、3.0mm/10枚以上9.0mm/10枚以下が好ましく、3.7mm/10枚以上7.5mm/10枚以下がより好ましく、4.5mm/10枚以上6.2mm/10枚以下がさらに好ましい。3.0mm/10枚未満であると、使用感が悪く、逆に、9.0mm/10枚を超えると、折り曲げやすさが低下する。
キッチンタオルは、交互に重ねられロータリーシリンダー式インターホルダーにより折り畳まれて積層され、上面部に取出し口を有する収納箱に収納されている。折り畳み方法は、使用時に開口部から一枚を取り出すと、次の一枚の一部が開口部の外に露出する、いわゆるポップアップタイプや、シングルホールドタイプ等、特に限定はないが、片手で取り出しやすいポップアップ形式が好ましい。
収納箱の基材は特に限定されないが、紙箱、樹脂フィルム、プラスチック箱、ハンドタオルディスペンサーをあげることができる。また、包装材の高さ、幅、長さ等の大きさは特に限定されない。収納箱の一部に粘着用の治具、例えば、磁石や両面テープ、接着剤を取り付け、壁掛けタイプとしてもよい。
紙箱は、例えば、木材パルプ、古紙、段ボール紙、コートボール紙等の平面紙を用いて形成することができ、強度の観点から、コートボール紙が好ましい。
平面紙の坪量は、JIS P8124に準じて測定され、250g/m以上550g/m以下が好ましく、300g/m以上500g/m以下がより好ましく、350g/m以上450g/m以下がさらに好ましい。坪量が、250g/m未満であると、強度が不十分となり、一方、550g/mを超えると、平面紙を折り曲げ、立体形状に形成する際に、加工性が低下する。
取出し口21の樹脂フィルムは、例えば、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、ポリスチレンフィルム、エチレン−ビニルアルコール共重合体フィルムをあげることができる。なかでも、透明性が高く、ミシン目での裂開性にも優れることから、直鎖状低密度ポリエチレンフィルムが好ましい。樹脂フィルムの厚さは、40μm以上120μm以下が好ましく、50μm以上110μm以下がより好ましく、60μm以上100μm以下がさらに好ましい。ことが好ましい。40μm未満であると、折り畳んで積層したキッチンタオルの形状維持力が低く、自身の強度も不足する。逆に、120μmを超えると、剛性が高すぎるため、取り扱い性及びシール性が悪化する。フィルムの厚さは、シックネスゲージ(尾崎製作所製のダイヤルシックネスゲージ「PEACOCK G」)を用いて測定したものであり、測定条件は、測定力1.8N以下、測定子直径10mmで、測定子の間に試料をセットし、測定子を1秒間に1mm以下の速度で下ろしたときのゲージを読み取った。なお、測定は、10カ所測定し、平均した。取出し口21のフィルムの切込線の長さ(mm)の、シート幅の長さ(mm)に対する比は、0.40〜0.80が好ましく、0.50〜0.70がより好ましく、0.55〜0.65がさらに好ましい。0.40未満であると、シート幅に対する切込線が短く、シートが取り出しにくくなる場合がある。一方、0.80を超えると、シートがドロップバックする場合がある。
ここで、インターホルダーの一例として、ロータリーシリンダー式インターホルダーによるキッチンタオル積層体及びの製造方法について、説明する。
図2(a)及び(b)は、ロータリーシリンダー式インターホルダーを備える折り機100の説明図である。折機100は、原反ロールR及びLと、原反ロールR及びLから繰り出された原反ウエブ5にナーリング加工やエンボス加工を施すフェルトロール31と、シート7を通過させるフィードロール32と、シート7を折り畳みながら積層するフォールディング部60と、を備えている。
フォールディング部60は、対向配置された1対のフォールディング(折り)ロール61と、フォールディングロール61の上方にシート7を進行方向に一定間隔でカットするためのナイフ受け62と、左右1対のフォールディングバー61eと、フォールディングロール61の下方に落下しつつ折り畳み積層されるキッチンタオル積層体9を取り出す積層体取出し装置91と、を備える。
図2(b)は(a)で示す状態からフォールディングロール61が矢印の方向に120度回転した状態を示す図である。
図2(a)及び(b)に示すように、フォールディングロール61は、周方向に3等分した位置にバキュームゾーン61aを有し、シート7を吸引保持できるようになっている。また、フォールディングロール61の周方向に沿って3等分した位置に溝61cが形成され、溝61c内にはシート7の折り部を掴む鉤爪状のジョー61bが配置され、ジョー61bと相対する位置にナイフ61dが配置されている。ジョー61bは溝61c内で周方向に回動し、溝61cの側壁に接した際に側壁との間に製品シート7a、7bの折り部を挟持するようになっている。さらに、各フォールディングロール61の下方には、ジョー61bによって折り畳まれた積層体を各フォールディングロール61から剥離する左右一対のフォールディングバー61eが配置されている。
そして、フォールディング部60に導入されたシート7は、ナイフ61dとナイフ受け62の接触によりシートの進行方向に一定間隔でカットされたのち、バキュームゾーン61aで吸引保持されつつ左右のフォールディングロール61の間に移動する。そして、例えば左側のフォールディングロール61のジョー61bにより保持された製品シート7bが、右側のフォールディングロール61のナイフ61dに対向したとき、右側のフォールディングロール61に保持された製品シート7aの端部と、製品シート7bの折り返し部とを同時に挟持する。さらに各フォールディングロール61が回転してフォールディングバー61eに差し掛かると、フォールディングバー61eが上下運動により溝61cに入ってジョー61bを開放しつつ、製品シート7a、7bの折り部を下方に押出し、折り畳まれたキッチンタオル積層体9を順次形成する。折り畳まれたキッチンタオル積層体9が所定の組数になると、積層体取出し装置91によって取り出される。
図3(a)ないし(e)は、フォールディング部60の拡大図である。ロータリーシリンダー式インターホルダーによるキッチンタオル積層体9の折り畳み方法について、さらに説明する。まず、左側のフォールディングロール61には、製品シート7aの折り部が鉤爪状のジョー61bによって掴まれており、右側のフォールディングロール61には、バキュームゾーン61aで吸引保持された製品シート7bが保持されている(図3(a))。左側のフォールディングバー61e(図示せず)がジョー61bを開放し、製品シート7aは、製品シート7bを巻き込みながら製品シート7aの折り部を下方に押出し、折れ71が入る(図3(b))。右側のフォールディングバー61e(図示せず)がジョー61bを開放し、製品シート7bは、製品シート7cを巻き込みながら製品シート7bの折り部を下方に押出し、折れ71が入る(図3(c))。同様に、製品シート7cは製品シート7dを巻き込みながら折れ71が入り(図3(d))、製品シート7dは製品シート7eを巻き込みながら折れ71が入る(図3(e))。この繰り返しにより、キッチンタオル積層体9は形成されていく。
ロータリーシリンダー式インターホルダーで折り畳む場合、その折り畳み方向は、原反ウエブ5の繊維方向(MD方向)51に対して直角方向であるため、硬いシートは折り畳みにくく、良好な折り畳み性能を得るにはシートに適当な柔らかさが要求される。
なお、フォールディング部60により製造されるキッチンタオル積層体9は、原反ロールR及びLの進行方向に対してナイフ61dとナイフ受け62でキッチンタオルの製品長にカットされた後、最終的な組数(例えば100組)の積層体になり、このキッチンタオル積層体9を、図示しないカッターでキッチンタオルの製品幅(折り畳み線と垂直な方向)にカットした後、収納箱に箱詰めしてとなる。
上述のように折り畳んだ結果、キッチンタオル3は、図4に示すような態様で収納箱20に収納されている。ここで、キッチンタオル3は、その通常の使用状態から、各シートがつなぎ部3aによって破断容易につながっている。図4において、折り畳まれているキッチンタオル積層体9の端部がつなぎ部3aとなっている。そして、キッチンタオル3はエンボス加工が施されており、各シートが、凸部が形成された面と、凹部が形成された面とが当接するように折り畳まれている。凸部と凸部、又は凹部と凹部とが当接するように折り畳んだ場合には、互いのシートが滑りやすくなって1枚のシートを取り出した後に後続するシートの端部が収納箱20の取出し口21から飛び出さなくなるようになったり、滑らなくなってシートが取り出しにくくなったり、取り出し性が劣る場合がある。エンボス加工の形状については、例えば、図5に示すように、六角形状などの多角形状にすることが好ましい。この形状とエンボスの深さを操作することで、動摩擦係数を変動させることが可能となる。
図5では、先行するシートと後続するシートとが、3箇所のつなぎ部3aによってつながっている状態を示している。このつなぎ部3aの全長のシートの幅に対する比R(%)は、1つのつなぎ部3aの長さA(mm)、つなぎ部の個数B(個)、シートの幅C(mm)を用い、次式で求めることができる。
R={(A×B)/C}×100 ……式1
このつなぎ部3aの全長のシートの幅に対する比Rは、好ましくは0.0〜3.5%、より好ましくは0.04〜3.5%、さらに好ましくは0.1〜2.0%、最も好ましくは0.2〜1.4%において、取出し性の評価が得られる。3.5%を上回るとシートが繋がったまま切れにくくなる場合があり、取出し性が低下する。また、つなぎ部3aの長さAは、0.0〜2.2mmが好ましく、0.3〜1.6mmがより好ましく、0.5〜1.2mmがより好ましい。つなぎ部3aの長さAが2.2mmを超えると、シートが繋がったまま切れにくくなる場合がある。なお、つなぎ部3aの長さAは、各つなぎ部の長さの平均値とする。さらにまた、つなぎ部3aの個数Bは、好ましくは0〜8個、より好ましくは1〜8個、さらに好ましくは1〜4個、最も好ましくは1〜2個である。つなぎ部3aの長さが上記の範囲において、つなぎ部の個数が8個を上回るとシートが繋がったまま切れにくくなる場合があり、取出し性が低下する。ここで、比Rが0.0%である、つなぎ部3aの長さAが0.0mm、つなぎ部の個数が0個であるとは、つなぎ部を設けないで、複数のシートが各別に分離されている状態を示している。
図6(a)は、図5のエンボス加工を拡大して示した図であり、図6(b)は、図6(a)のA−A線の断面を示した図である。このように、エンボス加工の凸部の上面は比較的平坦に形成されており、折り曲げやすさ、使用感、取出し性の向上にも貢献している。
次に、上記のようにして得られたキッチンタオル3の特性について、説明する。
まず、比容積については、好ましくは4.5〜10.0cm/g、より好ましくは5.0〜8.5cm/g、さらに好ましくは5.5〜7.5cm/gにおいて、折り曲げやすさ、使用感、取出し性の評価が得られる。4.5cm/gを下回ると、折り曲げやすさ、使用感が低下し、逆に10.0cm/gを上回ると、使用感、取出し性が低下する。
次に、エンボス加工により、凸部が形成された第1の面と、凹部が形成された第2の面とを当接させて以下にしめす条件下で測定したときの動摩擦係数については、好ましくは0.62〜1.14、より好ましくは0.70〜1.06、さらに好ましくは0.78〜0.98において、取出し性の評価が得られる。0.62を下回ると、シートが滑りやすくなって取出し性が低下したり、逆に1.14を上回ると、シートが滑りにくくなって取出し性が低下する。動摩擦係数は、ISO 15359に準拠して、野村商事株式会社製「自動摩擦試験機 NSF−100」を用いて測定した。動摩擦係数の値としては、一度の測定(1つのサンプル)で3回測定して3回目の値を採用することとし、サンプルをMD方向同士で10回測定して平均値を求めた。ここで、図7を用い、ISO 15359による動摩擦係数の測定の原理を簡単に説明する。まず、自動摩擦試験装置200のテーブル201の上面にキッチンタオル3の一方のサンプルを、スレッド202の下面に他方のサンプルをそれぞれ取付け、テーブル201を移動させると、テーブル201の移動量に対し、サンプル接触面の摩擦力が限界に達した際、サンプルの滑りが発生する。テーブル201の移動中、ロードセル203はスレッド202からの圧力の変化を計測し続け、このデータをもとに動摩擦係数を導き出す。なお、サンプルをテーブルに取り付けた際、シートの折れ目を含んでしまうこととなるが、折れ目を含んだ状態で測定しても、測定値に差し支えない。
次に、キッチンタオルの6枚目〜25枚目までのシートを収納箱の取出し口から取り出すときの取出し抵抗については、好ましくは200〜650gf、より好ましくは250〜550gf、さらに好ましくは300〜500gfにおいて、取出し性の評価が得られる。200gfを下回ると、シートがドロップバックする場合があって、取り出し性が低下する場合がある。逆に650gfを上回ると、シートを取り出すのに抵抗が大きくなり、取出し性が低下する。取出し抵抗の測定としては、フォースゲージのゲージ先端にキッチンタオルの中央先端部を固定し、下面を固定した収納箱よりキッチンタオルを、0.4〜0.6秒の時間をかけ一定速度で垂直に取り出して、その最大抵抗値を測定した。取り出すキッチンタオルは6枚目から25枚目までの計20枚とし、上記フォースゲージにおける測定値を平均して、取出し抵抗とした。
キッチンタオルの乾燥引張り強度は、JIS P8113の引張試験方法に基づいて製品プライ数のまま測定される。縦方向の乾燥引張り強度DMDT(Dry Machine Direction Tensile strength)は、12N/25mm以上35N/25mm以下が好ましく、15N/25mm以上30N/25mm以下がより好ましく、18N/25mm以上25N/25mm以下がさらに好ましい。また、横方向の乾燥引張り強度をDCDT(Dry Cross Direction Tensile strength)は、5.0N/25mm以上15.0N/25mm以下が好ましく、6.5N/25mm以上13.0N/25mm以下がより好ましく、8.0N/25mm以上10.5N/25mm以下がさらに好ましい。乾燥引張り強度が上記範囲未満の場合、強度が弱くなって破れやすくなり、使用感が劣る場合がある。一方、上記範囲を超える場合、強度が高くなって、折り曲げにくくなる場合がある。
次に、伸びについては、上記乾燥引張り強度測定時において、シートが破断するまでに伸びた長さを、測定前のシートの長さの割合で示す。MD方向において、好ましくは15〜45%、より好ましくは20〜35%において、取出し性の評価が得られる。15%を下回ると、シートを取り出した際にシートが伸び難すぎて取出し性が劣り、逆に45%を上回ると、シートを取り出した際にシートが伸びすぎて取出し性が劣る場合がある。なお、CD方向とすると収納箱からの取出し時にシートが破断する可能性がある。また、本技術のようにポリプロピレン及びパルプ繊維を含む素材の場合、CD方向の伸びがMD方向より大きいため、取り出し方向がCD方向であると、シートが伸びすぎて取り出し性が劣る場合がある。
以下に、実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
(坪量)
JIS P8124に準拠した方法で測定した。詳しくは、前述のとおりである。
(紙厚)
シックネスゲージを用いて測定した。詳しくは、前述のとおりである。
(プライ数)
市販品1を除き、各実施例及び比較例ともに1枚である。
(比容積)
キッチンタオル1枚の厚さを1枚当たりの坪量で割り、単位gあたりの容積cm3で表した。
(動摩擦係数)
ISO 15359に準拠した方法で測定した。詳しくは、前述のとおりである。
(取出し抵抗)
フォースゲージのゲージ先端にキッチンタオルの中央先端部を固定し、下面を固定した収納箱よりキッチンタオルを、0.4〜0.6秒の時間をかけ一定速度で垂直に取り出して、その最大抵抗値を測定した。詳しくは、前述のとおりである。
(伸び)
乾燥引張り強度測定時において、シートが破断するまでに伸びた長さを、測定前のシートの長さの割合で示した。詳しくは、前述のとおりである。
(つなぎ部の全長のシートの幅に対する比)
つなぎ部の全長のシートの幅に対する比R(%)を、1つのつなぎ部の長さA(mm)、つなぎ部の個数B(個)、シートの幅C(mm)を用い、次式で求めた。
R={(A×B)/C}×100 ……式1
評価については、折り曲げやすさ、使用感(強度、吸水性、ボリューム感)、取出し性の3項目について、5段階評価を行った。その評価は、「5:優れる」、「4:良好である」、「3:実用的である」、「2:低い」及び「1:著しく低い」とした。ここで、実施例1〜5は坪量と紙厚を変化させた場合の検証、実施例6〜9は坪量をほぼ一定にして比容積(エンボスの強弱)を変化させた場合の検証、実施例10〜17はつなぎ部の設定を変化させた場合の検証を、それぞれ行っている。比較例1〜2は坪量と紙厚を変化させた場合の検証、比較例3〜4は坪量をほぼ一定にして比容積(エンボスの強弱)を変化させた場合の検証、比較例5〜6はつなぎ部の設定を変化させた場合の検証、市販品1は市販品の検証を、それぞれ行っている。
(実施例1)
ポリプロピレンとパルプ繊維を配合した不織布をキッチンタオルの基材として用い、坪量51.9g/m、紙厚3.48mm/10枚のキッチンタオルを作製し、各項目を測定した。なお、つなぎ部の個数は、1個とした。実施例1は折り曲げやすさにおいて優れ、取出し性において良好であり、使用感において実用的であった。これらの結果を表1に示す。
(実施例2〜5)
実施例2〜5については、坪量及び紙厚を変化させて実施例1とまったく同様にしてキッチンタオルを作製し、各項目を測定した。なお、つなぎ部の個数は、実施例2及び4では2個、実施例3及び5では1個とした。実施例2〜5は坪量及び紙厚を実施例1よりも順次大き目に設定した例である。実施例2は折り曲げやすさ、取出し性において優れ、使用感において良好であった。実施例3は折り曲げやすさ、使用感、取出し性のいずれにおいても優れていた。実施例4は使用感、取出し性において優れ、折り曲げやすさにおいて良好であった。実施例5は使用感において優れ、取出し性において良好であり、折り曲げやすさにおいて実用的であった。これらの結果を表1に示す。
(実施例6〜9)
実施例6〜9については、実施例3とほぼ同等のものをベースとして、坪量をほぼ一定とし、比容積を変化させてキッチンタオルを作製し、各項目を測定した。なお、つなぎ部の個数は、いずれも1個とした。実施例6及び7はエンボスを弱くして比容積を実施例1〜5よりも小さ目に設定した例、実施例8及び9はエンボスを強くして比容積を実施例1〜5よりも大き目に設定した例、である。折り曲げやすさ、使用感、取出し性の優れるベースとした実施例3と比較すると、実施例6は折り曲げやすさ、使用感、取出し性のいずれにおいても実用的であった。実施例7は折り曲げやすさ、使用感、取出し性のいずれにおいても良好であった。実施例8は使用感において優れ、折り曲げやすさ、取出し性において良好であった。実施例9は使用感において優れ、折り曲げやすさにおいて良好であり、取出し性において実用的であった。これらの結果を表1に示す。
(実施例10〜16)
実施例10〜16については、実施例3とほぼ同等のものをベースとして、つなぎ部について長さや個数を変化させてキッチンタオルを作製し、各項目を測定した。実施例10はつなぎ部を設けないで各シートが各別に分離されている例、実施例11はつなぎ部1つの長さ0.8mm、同個数4個、つなぎ部全長のシート幅に対する比1.5%とした例、実施例12はつなぎ部1つの長さ0.8mm、同個数8個、つなぎ部全長のシート幅に対する比3.0%とした例、実施例13はつなぎ部1つの長さ0.1mm、同個数1個、つなぎ部全長のシート幅に対する比0.05%とした例、実施例14はつなぎ部1つの長さ0.3mm、同個数1個、つなぎ部全長のシート幅に対する比0.1%とした例、実施例15はつなぎ部1つの長さ1.6mm、同個数2個、つなぎ部全長のシート幅に対する比1.5%とした例、実施例16はつなぎ部1つの長さ2.2mm、同個数2個、つなぎ部全長のシート幅に対する比2.1%とした例、である。取出し性の優れるベースとした実施例3と比較すると、実施例11、14及び15がこれに次ぎ良好であり、実施例10、12、13及び16がその後に次いで実用的な結果が得られた。これらの結果を表2に示す。
(比較例1)
ポリプロピレンとパルプ繊維を配合した不織布をキッチンタオルの基材として用い、坪量40.8g/m、紙厚2.69mm/10枚のキッチンタオルを作製し、各項目を測定した。なお、つなぎ部の個数は、1個とした。比較例1は実施例1よりも坪量及び紙厚を小さ目に設定したものであり、折り曲げやすさにおいては優れ、取出し性においては良好であるものの、使用感において著しく低下した。これらの結果を表3に示す。
(比較例2)
ポリプロピレンとパルプ繊維を配合した不織布をキッチンタオルの基材として用い、坪量145g/m、紙厚9.75mm/10枚のキッチンタオルを作製し、各項目を測定した。なお、つなぎ部の個数は、1個とした。比較例2は実施例5よりも坪量及び紙厚を大き目に設定したものであり、使用感においては優れ、取出し性においては良好であるものの、折り曲げやすさにおいて著しく低下した。これらの結果を表3に示す。
(比較例3〜4)
比較例3及び4については、それぞれ比較例2及び1とほぼ同等のものをそれぞれベースとして、比容積を変化させてキッチンタオルを作製し、各項目を測定した。なお、つなぎ部の個数は、いずれも1個とした。比較例3はエンボスを弱くして比容積を比較例2よりも小さ目に設定した例、実施例4はエンボスを強くして比容積を比較例1よりも大き目に設定した例、である。比較例3は使用感において低下し、折り曲げやすさ、取出し性において著しく低下した。比較例4は折り曲げやすさにおいて優れていたものの、使用感において低下し、取出し性において著しく低下した。これらの結果を表3に示す。
(比較例5〜6)
比較例5〜6については、比較例1とほぼ同等のものをベースとして、つなぎ部について長さや個数を変化させてキッチンタオルを作製し、各項目を測定した。比較例5はつなぎ部1つの長さ0.8mm、同個数11個、つなぎ部全長のシート幅に対する比4.2%とした例、比較例6はつなぎ部1つの長さ3.0mm、同個数4個、つなぎ部全長のシート幅に対する比5.7%とした例、である。比較例5については、折り曲げやすさにおいて優れていたものの、取出し性において低下し、使用感において著しく低下した。比較例6については、折り曲げやすさにおいて優れていたものの、使用感、取出し性において著しく低下した。これらの結果を表3に示す。
Figure 0006609805
Figure 0006609805
Figure 0006609805
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 キッチンタオル包装体
3 キッチンタオル
3a つなぎ部
9 キッチンタオル積層体
91 積層体取出し装置
20 収納箱
21 取出し口
100 折機
R、L 原反ロール
31 フェルトロール
32 フィードロール
5 原反ウエブ
51 原反ウエブのMD方向
60 フォールディング部
61 フォールディングロール
61a バキュームゾーン
61b ジョー
61c 溝
61d ナイフ
61e フォールディングバー
62 ナイフ受け
7 シート
71 折れ
7a、7b、7c、7d、7e 製品シート
200 自動摩擦試験装置
201 テーブル
202 スレッド
203 ロードセル

Claims (6)

  1. 上部に取出し口を有した収納箱に収納されたキッチンタオルであって、
    複数のシートを備え、
    前記シートが、ポリプロピレン及びパルプ繊維を含む不織布であり、
    50g/m以上130g/m以下の坪量と、
    3.0mm/10枚以上9.0mm/10枚以下の紙厚と、
    前記シートが、前記取出し口から取り出されるとき、6枚目から25枚目までの計20枚の各シートにおいて200gf以上650gf以下の取出し抵抗値を有し、
    前記シートのMD方向の破断時の伸びが、15%以上45%以下であり、
    前記シートが、交互に重ねられてポップアップ式に前記収納箱の中で折り畳まれ、前記シートが前記収納箱の前記取出し口からMD方向に取り出されるように収納されていることを特徴とするキッチンタオル。
  2. 前記シートが、エンボス加工により、凸部が形成された第1の面と、凹部が形成された第2の面とを有しており、前記第2の面を前記第1の面に当接させてISO 15359に準拠して測定したとき、0.62以上1.14以下の動摩擦係数を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のキッチンタオル。
  3. 前記エンボス加工が多角形状に施されていることを特徴とする請求項に記載のキッチンタオル。
  4. 前記エンボス加工が六角形状に施されていることを特徴とする請求項3に記載のキッチンタオル。
  5. 前記複数のシートが1以上のつなぎ部によって破断容易につながれており、0.04%
    以上3.5%以下の次式1によって表される前記つなぎ部の全長の前記シートの幅に対す
    る比R(%)を有することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のキッチンタオ
    ル。
    R={(A×B)/C}×100 ……式1
    ここで、R:つなぎ部の全長のシートの幅に対する比、A:1つのつなぎ部の長さ
    (mm)、B:つなぎ部の個数(個)、C:シートの幅(mm)
  6. 前記複数のシートが各別に分離されていることを特徴とする請求項1からのいずれか
    に記載のキッチンタオル。
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