JP6609179B2 - 自動車用シート - Google Patents

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Description

本発明は、ウォークイン機能を有する自動車用シートに関するものである。
従来から、セカンドシートやサードシートを備えた自動車では、後席への乗降性を向上させるべく、前席に、ウォークイン機能を備えた自動車用シート(以下、シートと略す)が適用される。ウォークイン機能とは、レバー操作一つで、シートバックを前傾させ、さらに前方へのシート移動を可能にするものであり、これによって、前席と後席との間に広い乗降空間を速やかに確保することが可能となる。
ところが、上記シートにチャイルドシートが装着されると、シートバックが前傾しなくなるため、その分、ウォークイン機能のメリットが損なわれるという課題がある。そこで、近年では、例えば特許文献1に開示されるように、シート全体を前傾させるようにしたシートが提案されている。このシートによれば、チャイルドシートが装着された状態でも、チャイルドシートと共にシート全体が前傾するため、乗降空間を確保し易くなる。
なお、特許文献1に開示されているシートについてより正確に説明すると、シートは、シート本体とスライド機構とを有しており、シート本体とスライド機構とが、スライド機構側を固定端支点として長さの異なる前後2つのリンクで連結され、シート本体が下から支えられた構造を有している。そして、乗員が着座する通常姿勢からシート本体を前方に押圧すると、シート本体が前方に移動して前傾姿勢となる。
WO 2008/012364 A1
特許文献1に記載の従来のシートによれば、上記の通り、チャイルドシートを装着した状態でも、シート本体全体が前傾することにより乗降空間を確保し易くなるという利点がある。しかし、シート本体を前傾姿勢にするには、通常姿勢からシート本体を山なりに変位させる必要がある。つまり、シート本体を前方かつ上方に押し上げる操作が必要となる。シート本体を元に戻すときも同様に、シート本体を後方かつ上方に押し上げる操作が必要となる。そのため、ある程度力が必要となり、必ずしも操作性が良いとは言えない。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、乗降空間を良好に確保しつつより操作性の良い、ウォークイン機能を有する自動車用シートを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、車両のフロアパネルに設置される自動車用シートであって、シートクッションフレームを有するシート本体と、フロアパネルに取り付けられたシート支持部材と、シートクッションフレームおよびシート支持部材に回転自在に軸支されることにより、前後方向の互いに異なる位置でそれぞれ前記シートクッションフレームとシート支持部材とを連結するフロントリンクおよびリアリンクを含み、乗員が着座する際の姿勢となる第1シート位置とこの第1シート位置よりも前方であってかつ前傾姿勢となる第2シート位置とに亘ってシート本体が変位することを許容するリンク機構と、シート本体を第1シート位置に拘束するシートロック状態と当該拘束を解除するロック解除状態とに切り替え可能なシートロック機構と、を備え、前記シートクッションフレームは、フロントリンクが連結される位置よりも後方の位置が前記リアリンクを介してシート支持部材に吊り下げ状態で支持されており、前記シート本体が第1シート位置に配置されている状態で、前記リアリンクの自由端支点が、当該リアリンクの固定端支点を通る第1鉛直線よりも後方の所定位置に位置し、前記シート本体が第2シート位置に配置されている状態で、前記自由端支点が前記所定位置よりも前方に位置するものである。
この自動車シートによれば、シートクッションフレームのうち、フロントリンクが連結される位置よりも後方の位置がリアリンクを介してシート支持部材に吊り下げ状態で支持されたうえで、リアリンクの自由端支点が、当該リアリンクの固定端支点を通る第1鉛直線よりも後方の所定位置に存在する位置が第1シート位置となっているので、シートロック機構をシートロック状態からロック解除状態に切り替えると(シートロックを解除すると)、シートクッションフレームが、自重で降下しつつリアリンクの固定端支点を中心として前方に揺動する。そのため、外部から大きな力を与えてシート本体を前方に押さなくても、シート本体を第1シート位置から第2シート位置に難なく変位させることが可能となる。また、シートクッションフレームのうち、フロントリンクが連結される位置よりも後方の位置がリアリンクを介してシート支持部材に吊り下げ状態で支持されているので、シート本体を第2シート位置から第1シート位置にリセットする際も、比較的小さな力でシート本体をリセットすることが可能となる。
この自動車用シートにおいては、前記シート本体が第1シート位置に配置されている状態で、前記フロントリンクの自由端支点が、当該フロントリンクの固定端支点の位置よりも上方であってかつ当該固定端支点を通る第2鉛直線上又は当該第2鉛直線よりも前方に位置するものであるのが好適である。
この構成によれば、シートロックを解除すると、シートクッションフレームの後部が、自重で降下しつつリアリンクの固定端支点を中心として前方に揺動する一方で、シートクッションフレームの前部がフロントリンクの固定端支点を中心として前方かつ下方に向かって揺動し、このようなシートクッションフレームの変位によりシート本体が前傾姿勢となる。そのため、シートロックを解除すれば、自動的にシート本体を第1シート位置から第2シート位置に変位させることが可能となる。
なお、上記自動車用シートにおいて、前記第2シート位置は、リアリンクの自由端支点の位置が前記所定位置よりも前方であってかつ前記第1鉛直線よりも前方に存在する位置であるのが好適である。
この構成によれば、シート本体が第2シート位置に配置されている状態では、リアリンクの自由端支点がその揺動軌跡の最下点よりも上方に位置するため、シートクッションフレームの後部に下向きの力が働く。そのため、シート本体を第1シート位置にリセットする際には、シート本体を後方に向かって押せば、比較的小さな力でシート本体を第1シート位置にリセットすることが可能となる。
また、上記自動車用シートにおいて、前記シートクッションフレームは、前記リアリンクの自由端支点である連結軸を有し、当該自動車用シートは、さらに前記リアリンクの固定端支点を中心とする前記連結軸の揺動変位を許容しつつシート幅方向への当該連結軸の変位を規制するガイド機構を備えているのが好適である。
この構成によれば、シートクッションフレームのシート幅方向のガタツキを抑制して、シート本体を安定的に支持することが可能となる。
また、上記の自動車用シートにおいて、前記シートロック機構は、リアリンクに係合して当該リアリンクの回転を規制する係合位置とこの係合位置から退避した退避位置とに亘って変位可能なカム部材と、このカム部材を前記係合位置から前記退避位置へ変位させる操作レバーと、前記カム部材を前記係合位置に向かって付勢する付勢部材とを含むのが好適である。
この構成によれば、カム部材をリアリンクに係合させることで、当該リアリンクの変位をカム部材で直接規制するので、シート本体のガタツキを抑えて安定的にシート本体を第1シート位置に拘束することが可能となる。
また、上記自動車用シートにおいて、前記シート支持部材は、前記フロアパネルに固定されて前後方向に延在するロアレールと、このロアレールにスライド自在に支持され、かつ前記フロントリンクおよび前記リアリンクの各固定端支点が連結されたブラケットを備えたアッパレールと、当該アッパレールの移動を規制するスライドロック状態と当該規制を解除するロック解除状態とに切り替え可能なスライドロック機構と、を備え、前記スライドロック機構は、前記シートロック機構がシートロック状態からロック解除状態へ切り替えられるのに連動してスライドロック状態からロック解除状態に切り替わるものであるのが好適である。
この構成によれば、第1シート位置から第2シート位置にシート本体を変位させる際に、シート本体をさらに前方にスライドさせることが可能となる。そのため、シート後方に、より広い乗降空間を確保することが可能となる。
なお、上記自動車用シートにおいて、前記シート本体は、前記シートクッションフレームを有するシートクッションと、前記シートクッションフレームに回動可能に連結されたシートバックフレームを有するシートバックと、前記シートバックの角度調整を行うリクライニング機構とを含み、前記リクライニング機構は、前記シートロック機構がシートロック状態からロック解除状態へ切り替えられるのに連動して前記シートバックを所定のウォークイン用前傾位置に変位させるものであってもよい。
この構成によれば、第1シート位置から第2シート位置にシート本体を変位させる際にシートバックを前傾させることが可能となる。そのため、シート後方に、より広い乗降空間を確保することが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、ウォークイン機能を有する自動車用シートに関して、乗降空間を良好に確保しつつより操作性の良い自動車用シートを提供することが可能となる。
本発明に係る自動車用シート(クッションパッド等を省略した状態)を示す斜視図である。 前記自動車用シートの要部側面図である。 前記自動車用シートのシートクッションフレームおよびスライド装置の要部側面図であり、(a)はシートクッションフレームが第1シート位置に配置された状態、(b)はシートクッションフレームが第2シート位置に配置された状態をそれぞれ示す。 前記自動車用シートの左側のスライド装置のスライドロック機構を示す要部側面図であり、(a)はスライドロックの状態、(b)はスライドロックが解除された状態をそれぞれ示す。 前記自動車用シートの右側のスライド装置のスライドロック機構を示す要部側面図であり、(a)はスライドロックの状態、(b)はスライドロックが解除された状態をそれぞれ示す。 ウォークイン機能を説明するための前記自動車用シート(チャイルドシート未装着状態)の側面模式図であり、(a)は、シートロック状態、(b)は、シートロックが解除された状態をそれぞれ示す。 ウォークイン機能を説明するための前記自動車用シート(チャイルドシート装着状態)の側面模式図であり、(a)は、シートロック状態、(b)は、シートロックが解除された状態をそれぞれ示す。 自動車用シートに搭載されるリンク機構の模式図であり、(a)は、従来の自動車シートのリンク機構、(b)は、図1に示す自動車用シートのリンク機構をそれぞれ示す。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。
[自動車用シートの全体構成]
図1は、本発明に係る自動車用シート1を示す斜視図である。図1に示す自動車用シート1は、例えば、左ハンドルを備えたワゴン車両の助手席シートとして適用されるもので、同図では、クッションパッドやトリムを省略した状態で自動車用シート1を示している。
図1に示すように、自動車用シート1(以下、シート1と略す)は、乗員が着座するシート本体2と、車両のフロアパネル上に固定されて、前記シート本体2を支持する左右一対のスライド装置6(本発明のシート支持部材の一例)とを備えている。なお、当例では、左右のスライド装置6の高さは同一ではなく、上下にオフセットされている(図2参照)。これは、当該シート1が搭載される車両のフロアパネル形状に対応するためである。
シート本体2は、シートクッション3、シートバック4およびヘッドレスト5を含む。シートクッション3は、シートクッションフレーム10と、これに固定される図外のクッションパッドと、これらを外側から覆う図外のトリム(表皮)とを備える。シートバック4も同様に、シートバックフレーム20と、これにより固定される図外のクッションパッドと、これらを外側から覆う図外のトリムとを備えている。シートクッションフレーム10およびシートバックフレーム20が協働してシート本体2のシートフレームを構成する。
シートクッションフレーム10は、左右一対のサイドプレート11と、これらの間に介在して、前後方向の互いに異なる位置で両サイドプレート11を連結するクロスパイプ13、14と、クロスパイプ13、14に亘って架け渡された複数本のサポートスプリング16とを備えている。
サイドプレート11は、前後方向に延びるストレート部11aと、その後端から上方に延びる立ち上がり部11bとを有した側面視L型の形状であり、ストレート部11aの前端部同士が一方のクロスパイプ13により連結され、ストレート部11aの後端部同士が他方のクロスパイプ14により連結されている。これにより左右のサイドプレート11がクロスパイプ13、14を介して一体化されている。そして、これら前後のクロスパイプ13、14に亘って、波型に形成された上記複数本(図示の例では4本)のサポートスプリング16が互いに並列に架設されている。
サポートスプリング16は、図外のクッションパットを介して着座者の荷重を弾性的に支持するものである。なお、シートクッションフレーム10は、サポートスプリング16の代わりに、前後のクロスパイプ13、14に亘って弾性シートやクッションパンが架設された構成であってもよい。弾性シートは、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリエステル樹脂類や、ナイロン6やナイロン66などのポリアミド樹脂類からなる合成繊維により形成された、ネット状のシートであり、適度の弾性と着座者の荷重を支える十分な強度を有したものである。また、クッションパンは、金属製(例えば鋼板)のプレート上にクッションパッドが固定されたものである。
シートバックフレーム20は、上下方向に延びる左右一対のサイドプレート21と、これらの間に介在して、上下方向の互いに異なる位置で両サイドプレート21を連結する三本のクロスパイプ22〜24と、両サイドプレート21に亘って架け渡された、図外の複数本のサポートスプリングとを備えている。
三本のクロスパイプ22〜24は、両サイドプレート21の上端部、中間部および下端部の位置でそれぞれ当該サイドプレート21同士を連結している。
最上位のクロスパイプ22には、左右方向に所定間隔を隔てて一対のヘッドレスト支持部26が設けられている。これらヘッドレスト支持部26は、上下方向に貫通する筒型の形状を有しており、ヘッドレスト5に設けられた2本の支持軸5aがそれぞれヘッドレスト支持部26に挿入されることで、当該ヘッドレスト5がシートバック4(シートバックフレーム20)の上端部に支持されている。なお、各ヘッドレスト支持部26には、それぞれPP(ポリプロピレン)等の樹脂製のポールガイド(図示省略)が装着されており、上記各支持軸5aは、これらポールガイドに挿入されている。
シートバックフレーム20の前記複数本のサポートスプリングは、上下方向に並列に並べられた状態で、それぞれ両サイドプレート21に亘って架設されている。なお、シートバックフレーム20もシートクッションフレーム10と同様、サポートスプリングの代わりに前記弾性シートを備えた構成であってもよい。
シートバックフレーム20の各サイドプレート21は、それぞれシートクッションフレーム10の各サイドプレート11にリクライニング機構18を介して回動可能に連結されている。
リクライニング機構18は、シートクッション3に対してシートバック4の角度調整を行うものである。リクライニング機構18は、各サイドプレート11、21を回転自在に連結する図外の軸部と、シートバックフレーム20を前方に向かって回動付勢する渦巻きばね27と、シートバックフレーム20を所望の角度位置にロック(係止)するラチェット機構28と、このラチェット機構28によるロック状態を解除する図外のリクライニングレバーとを備えている。
リクライニングレバーは、シートクッションフレーム10の右側のサイドプレート11に回転可能に支持されており、右側のリクライニング機構18に連結されている。左右のラチェット機構28は、連結軸29を介して互いに連結されており、リクライニングレバーの操作により同時にロック解除操作が可能となっている。
前記左右一対のスライド装置6は、上記の通りシート本体2を支持するものである。これらスライド装置6の基本的な構造は共通している。
スライド装置6は、図1〜図3(a)に示すように、車両のフロアパネルに固定されて前後方向に延在するロアレール30と、このロアレール30に移動自在に支持されるアッパレール32と、当該アッパレール32のスライドを規制するためのスライドロック機構9とを備えている。
各スライド装置6のアッパレール32には、それぞれシート取付用のブラケット34が設けられており、上記シート本体2が、左右のアッパレール32のブラケット34の間に配置されて、リンク機構7を介して当該ブラケット34に支持されている。詳しくは、リンク機構7は、サイドプレート11およびブラケット34に回転自在に軸支されることにより前後方向の互いに異なる位置でそれぞれシートクッションフレーム10とブラケット34とを連結するフロントリンク41およびリアリンク43を含む。これにより、シート本体2は、図3(a)に示す第1シート位置P1、すなわち、乗員が着座する際の姿勢(適宜、通常姿勢という)となる位置と、図3(b)に示すように、第1シート位置P1よりも前方であってかつ前傾姿勢となる第2シート位置P2とに亘って変位可能となるように、左右のブラケット34に支持されている。
ここで、フロントリンク41は、サイドプレート11のストレート部11aとブラケット34との間に配設されている。フロントリンク41の一端は、連結軸42aを介してブラケット34の前端部分に回転自在に連結され、フロントリンク41の他端は、連結軸42bを介してストレート部11aの前端からやや後方の位置に回転自在に連結されている。
シート本体2が第1シート位置P1に配置されている状態で、フロントリンク41の自由端支点、すなわち連結軸42bの位置は、固定端支点、すなわち連結軸42aの位置よりも上方であってかつ連結軸42aを通る鉛直線L2(図3(a)参照/本発明の第2鉛直線に相当する)の線上、又は当該鉛直線L2よりも前方に位置する。当例では、自由端支点(連結軸42b)は、鉛直線L2よりも前方に位置する。
一方、リアリンク43は、サイドプレート11の立ち上がり部11bとブラケット34との間に介設されている。リアリンク43の一端は、連結軸44aを介してブラケット34の後端部分に回転自在に連結され、リアリンク43の他端は、連結軸44bを介してストレート部11aの後端からやや前方の位置に回転自在に連結されている。なお、ブラケット34の後端部分には、上方に向かって延びる延設部34aが設けられており、リアリンク43の固定端支点、すなわち前記連結軸44aは、この延設部34aの上端部分に固定され、リアリンク43の自由端支点、すなわち前記連結軸44bは、前記連結軸44aよりも下方でサイドプレート11に固定されている。つまり、シートクッションフレーム10の後部は、リアリンク43を介してブラケット34に吊り下げ状態で支持されている。
シート本体2が第1シート位置P1に配置されている状態で、リアリンク43の自由端支点(連結軸44b)の位置は、固定端支点(連結軸44a)を通る鉛直線L1(図3(a)参照/本発明の第1鉛直線に相当する)よりも後方の所定位置(図3(a)の位置)に位置する。
このようなリンク機構7を介してシートクッションフレーム10がブラケット34に支持されていることにより、シート本体2が第1シート位置P1に配置された状態において後述するシートロックが解除されると、シート本体2が、その自重により第1シート位置P1から第2シート位置P2に変位するようになっている。詳しくは、シート本体2の自重で、シートクッションフレーム10の後部が降下しつつ連結軸44aを中心として前方に揺動するとともに、シートクッションフレーム10の前部が連結軸42aを中心として前方に揺動しながら降下することとなる。
なお、前記ブラケット34のうち、フロントリンク41の連結軸42aの下方には、左右方向に延びる軸状のストッパ45が固定されており、前記サイドプレート11が当該ストッパ45に当接することでシート本体2の下方への変位が規制されて、当該シート本体2が第2シート位置P2に保持される。このように第2シート位置P2にシート本体2が配置された状態では、リアリンク43の自由端支点(連結軸44b)は前記鉛直線L1よりも前方に位置する。つまり、当該自由端支点(連結軸44b)は、その揺動軌跡の最下点よりも上方に位置するようになっている。
前記ブラケット34には、リアリンク43の連結軸44bを案内する円弧状のガイド孔36が形成されている。詳しく図示していないが、連結軸44bには、ブラケット34の外側からカム部材46の縁部に係合する鍔部が設けられている。これにより、リアリンク43の固定端支点(連結軸44a)を中心とする自由端支点(連結軸44b)の揺動変位を許容しつつ左右方向(シート幅方向)への連結軸44bの変位が規制される。つまり、ブラケット34に対するシートクッションフレーム10の左右方向の変位が規制されるようになっている。当例では、連結軸44bの上記鍔部やガイド孔36が、本発明のガイド機構に相当する。
シート1には、第1シート位置P1にシート本体2を拘束するシートロックの状態と、当該拘束を解除した(すなわち、シートロックを解除した)ロック解除状態とに切り替え可能なシートロック機構8が設けられている。
このシートロック機構8は、シート本体2を第1シート位置P1に拘束するためのロック機構8Aと、シートロックを解除するためのロック解除機構8Bとを含む。
ロック機構8Aは、左右のブラケット34にそれぞれに設けられている。ロック機構8Aは、図3(a)に示すように、サイドプレート11とブラケット34との間に配置されて、支持軸47を介してブラケット34に回動可能に支持されたカム部材46と、このカム部材46を付勢する引張りコイルばね48(本発明の付勢部材に相当する)とを含む。
カム部材46は、シート本体2が第1シート位置P1に配置された状態で、図3(a)に示すように、前方からリアリンク43に係合(当接)して当該リアリンク43の回動を規制する係合位置と、図3(b)に示すように、リアリンク43の揺動経路から下方に退避する退避位置とに亘って回動可能に設けられている。ブラケット34には、前記係合位置から前記退避位置までの距離に対応した円弧状のガイド孔38が形成されており、前記カム部材46に設けられた突起部46aがこのガイド孔38に挿入されている。そして、カム部材46の突起部46aと、ブラケット34の外側面(反シート本体2側の側面)に固定されたピン34bとに亘って前記コイルばね48が掛け渡されている。これにより、カム部材46がコイルばね48の弾発力によって前記係合位置に向かって付勢されている。
ロック解除機構8Bは、図1に示すように、ロック機構8Aによるシートロックを解除するための操作レバー50と、この操作レバー50の操作力をカム部材46に伝達するための第1操作ワイヤ52とを含む。操作レバー50は、引き上げ式のレバー装置であり、シートバック4の上端部右端に設けられている。第1操作ワイヤ52は、その一端部が操作レバー50に固定されており、シートバックフレーム20およびシートクッションフレーム10に亘って所定の経路で配索されている。第1操作ワイヤ52の他端は、シートクッション3の前端部分で2つの分岐ワイヤ52a、52bに分岐しており、それぞれシートクッションフレーム10の左右のサイドプレート11の外側面に沿って配索され、図2に示すように、カム部材46の前記突起部46aにそれぞれ係止されている。
すなわち、図3(a)に示すように、シート本体2が第1シート位置P1に配置され、カム部材46がリアリンク43に係合したシートロックの状態において、操作レバー50を図1中の矢印D1で示す方向に引き起こすと、第1操作ワイヤ52(分岐ワイヤ52a、52b)を介して突起部46aが引っ張られ、これによりカム部材46がコイルばね48の弾発力に抗して係合位置から退避位置に変位する。その結果、図3(b)に示すように、リアリンク43に対するカム部材46の係合状態が解除され、第1シート位置P1から第2シート位置P2へのシート本体2の変位が許容される。つまり、シートロックが解除される。一方、図3(b)に示すように、第2シート位置P2に配置されているシート本体2を第1シート位置P1に変位させると、これに伴いカム部材46がコイルばね48の弾発力によって退避位置から係合位置に変位する。そして、シート本体2が完全に第1シート位置P1にリセットされると、カム部材46がリアリンク43に係合し、これによりシート本体2が第1シート位置P1に拘束されたシートロック状態にリセットされる。
なお、操作レバー50には、上記第1操作ワイヤ52とは別に第2操作ワイヤ54の一端が固定されている。第2操作ワイヤ54は、シートバックフレーム20に所定の経路で配索されており、その他端は、左側のリクライニング機構18のラチェット機構28に連結されている。これにより、操作レバー50が操作されると、第2操作ワイヤ54を介して左側のラチェット機構28によるシートバック4のロックが解除されるとともに、連結軸29を介して右側のラチェット機構28によるシートバック4のロックが解除され、渦巻きばね27の弾発力によってシートバック4が所定のウォークイン用前傾位置まで回動変位する。ウォークイン用前傾位置とは、シートバック4が乗降の邪魔になるのを防止するために、当該シートバック4を前傾させるために予め設定された位置であり、シートバック4がシートクッション3上に重なるように完全に倒れた位置とシートバック4がほぼ真っすぐに立つ位置(起立姿勢の位置)との間の位置に設定されている。当例では、例えば起立姿勢から10°〜20°程度前傾した位置である(図6(a)の二点鎖線に示す)。
このように、リクライニング機構18は、上記操作レバー50の操作により、シートロック機構8がシートロック状態からロック解除状態へ切り替えられるのに連動してシートバック4を前記ウォークイン用前傾位置に変位させる。
図4および図5は、それぞれ上記スライドロック機構9を示す側面図であり、図4は、左側のスライド装置6のスライドロック機構9を、図5は、右側のスライド装置6のスライドロック機構9を、それぞれシート1の右側から視た状態を示している。
スライドロック機構9は、上記の通り、アッパレール32のスライドを規制するためのものである。図4(a)に示すように、左側のスライドロック機構9は、アッパレール32の移動を規制することにより当該アッパレール32をロアレール30の所望の位置に拘束するロック機構9Aと、当該規制を解除する(すなわち、スライドロックを解除する)ためのロック解除機構9Bとを含む。
ロック機構9Aは、詳細には図示していないが、ロアレール30に形成された複数のロック孔と、アッパレール32に固定されたロック部材60とを含む。
ロアレール30には、それぞれ上下方向に貫通する(又は凹む)複数の前記ロック穴が長手方向(前後方向)に一定間隔で形成されている。一方、ロック部材60は、上下方向に変位可能で、かつ圧縮コイルばね等のばね部材により下向きに付勢された図外のロック爪が設けられている。つまり、ロック部材60のロック爪が、ロアレール30に形成された上記複数のロック穴の何れかに挿入される(係合する)ことで、アッパレール32の移動が規制されて、当該ロック穴の位置にアッパレール32が拘束されるようになっている。
一方、ロック解除機構9Bは、図外の支持軸を介してアッパレール32に揺動自在に支持された前後方向に延びる第1アーム62と、この第1アーム62とは別に支持軸63を介してアッパレール32に揺動自在に支持された略V字型の第2アーム64と、左側のサイドプレート11の下面に形成された突起部11cとを含む。
第1アーム62は、前記ロック爪と係合可能に設けられており、当該第1アーム62の前端部が上方に変位することで前記ロック爪に係合し、当該ロック爪を前記ばね部材の付勢力に抗して持ち上げるように構成されている。一方、第2アーム64は、その略中間部で支持軸63を介してアッパレール32に支持されている。第2アーム64の先端部は、第1アーム62の前端部に下側から係合しており、これにより、第2アーム64の後端部が押し下げられると、これに伴い第1アーム62の前端部を押し上げるようになっている。そして、前記突起部11cは、シート本体2が第1シート位置P1から第2シート位置P2に変位する際に、第2アーム64の後端部に上側から当接して当該後端部を押し下げ得る位置に設けられている。
シート本体2が第1シート位置P1に配置された状態では、図外のコイルばね等のばね部材の弾発力により第1アーム62が付勢されており、これにより、図4(a)に示すように、第1アーム62の先端部が第2アーム64の先端部を押し下げた位置に配置される。この状態では、第1アーム62はロック爪に対して非係合状態であり、ロック爪がロック穴に挿入された状態が維持される。すなわち、スライド装置6は、アッパレール32の移動が規制されたスライドロック状態に保たれる。一方、シート本体2が第2シート位置P2に配置されると、図4(b)に示すように、前記突起部11cが第2アーム64の後端部に当接して当該後端部を下方に押し下げ、これに伴い、第1アーム62の前端部が第2アーム64により押し上げられる。このように第1アーム62の前端部が上方に変位すると、当該第1アーム62がロック爪に係合し、前記ばね部材の付勢力に抗して当該ロック爪を持ち上げる。これにより、ロック穴からロック爪が引き抜かれたスライドロックの解除状態となり、ロアレール30に対してアッパレール32の移動が可能となる。
なお、以上は、左側のスライドロック機構9の構成であるが、右側のスライドロック機構9も左側のスライドロック機構9と同様に、ロック機構9Aとロック解除機構9Bとを備えている。しかし、右側のスライドロック機構9は、図5(a)に示すように、左側のロック解除機構9Bと若干構成が相違する。具体的には、第2アーム64は、シートクッションフレーム10が支持される上記ブラケット34とは別にアッパレール32に固定されたブラケット35に支持軸63を介して揺動自在に支持されており、第1アーム62の後端部に対して第2アーム64の先端部が上側から係合している。そして、サイドプレート11には、上記突起部11cの代わりにワイヤ部材11dが設けられている。このワイヤ部材11dは、シート本体2が第1シート位置P1から第2シート位置P2に変位するときに、第2アーム64の後端部に係合するように設けられている。
つまり、右側のスライドロック機構9は、シート本体2が第1シート位置P1から第2シート位置P2に変位すると、図5(b)に示すように、サイドプレート11のワイヤ部材11dが第2アーム64の後端部に当接して当該第2アーム64を揺動させる。これに伴い、第1アーム62の後端部が押し下げられて(第1アーム62の前端部が上昇して)、スライドロックが解除される。
左右のスライドロック機構9は、上記の通り、ロック解除機構9Bの構成が多少異なるが、何れも、シート本体2が第1シート位置P1に配置されているときにスライドロック状態となり、シート本体2が第1シート位置P1から第2シート位置P2に変位するのに連動してスライドロックが解除されるように構成されている。
なお、シートクッション3の下方には、平面視コ字型のスライドロック解除レバー66が設けられている。このスライドロック解除レバー66は、左右のブラケット34に亘って上下方向に揺動可能に支持されている。スライドロック解除レバー66の両端部は、詳しく図示していないが、左右のロック解除機構9Bの第1アーム62に連結されており、引き上げ操作に伴い第1アーム62の後端部を押し下げる、つまり、当該第1アーム62の前端部を上昇させることにより、スライドロックを解除するようになっている。
さらに、シート本体2の下方には、右側のスライド装置6に沿って、ロアレール30の前端部とシートクッションフレーム10の後端部とに亘って引張りコイルばね67が掛け渡されている。これにより、スライドロック機構9のスライドロックが解除されると、前記コイルばね67の弾発力によりシート本体2が前方に向かって付勢される。
[自動車用シート1のウォークイン機能とその作用効果]
図6(a)の実線は、乗員が着座するための通常姿勢、すなわち、シート本体2が第1シート位置P1に配置された状態を示している。この状態から、乗員が上記操作レバー50を操作すると、リクライニング機構18によるシートバック4のロックが解除されて、シートバック4がウォークイン用前傾位置(図6の二点鎖線に示す位置)に変位するとともに、シートロック機構8によるシートロックが解除されて、シート本体2が第1シート位置P1から第2シート位置P2に変位する。これにより、図6(b)の実線に示すように、シート本体2の全体が前傾姿勢となる。そして、このようにシート本体2が前傾すると、これに伴い、各スライドロック機構9によるスライドロックが解除され、図6(b)の二点鎖線に示すように、シート本体2が前記コイルばね67の弾発力によって前方のスライドエンドまで移動する。その結果、シート1の後方に広い乗降空間が形成される。
図7(a)は、シート本体2にチャイルドシートCsが装着された状態であって、当該シート本体2が第1シート位置P1に配置された状態を示している。この場合も、乗員が上記操作レバー50を操作すると、リクライニング機構18によるシートバック4のロックおよびシートロック機構8によるシートロックが解除される。但し、この場合には、シート本体2にチャイルドシートCsが装着されているため、シートバック4のロックが解除されても、シートバック4はウォークイン用前傾位置に変位できない。そのため、シート本体2は、図7(b)に示すように、シートバック4の位置を保ったままで、図7(b)の実線に示すように、シート本体2全体が前傾姿勢となる。そして、このシート本体2の前傾に伴い、各スライドロック機構9によるスライドロックが解除され、図7(b)の二点鎖線に示すように、前記コイルばね67の弾発力によって、シート本体2が、前方のスライドエンドまで移動する。
以上のように、このシート1によれば、チャイルドシートCsが装着されている状態でも、シート本体2の全体を前傾姿勢に変位させることができる。そのため、従来のこの種のシート(背景技術の特許文献1に記載されたシート)と同様に、チャイルドシートCsが装着されている状態でも、シート1の後席に乗降空間を良好に確保することができる。
しかも、このシート1によれば、シートロック機構8によるシートロックが解除されると、上記の通り、シート本体2がその自重で自ずと第1シート位置P1から第2シート位置P2に変位して前傾姿勢となる。そのため、従来のシートのように、シート本体を押し上げる必要がなく、シート本体2を通常姿勢から難なく前傾姿勢にすることができる。その上、このシート1によれば、シート本体2の前傾姿勢への変位に伴い、スライドロック機構9によるスライドロックが自ずと解除されて、シート本体2がコイルばね67の弾発力により前方のスライドエンドに変位する。そのため、操作レバー50を引き上げるだけのワンタッチ操作で難なくシート本体2の後方に広い乗降空間を確保することができる。
また、シートクッションフレーム10の後部がリアリンク43を介して吊り下げられた状態でブラケット34に支持されているので、第2シート位置P2から第1シート位置P1にシート本体2をリセットする際にも、シート本体2を後方に押圧すれば、比較的小さな力でシート本体2をリセットすることができる。
ここで、従来のシートと上記実施形態のシート1との相違を、図8を用いて詳細に説明する。図8(a)は、従来のシートのリンク機構を模式的に示しており、図8(b)は、上記実施形態のシート1のリンク機構7を模式的に示している。新旧構造の対応関係を明確にするために、従来シートのうち、実施形態のシート1に対応する部分には、当該シート1と同一名称、同一符号を付したうえで、符号にダッシュを付して実施形態のシート1と区別している。
従来シート1′は、図8(a)に示すように、シートクッションフレーム10′の前後がフロントリンク41′およびリアリンク43′により下側から支えられた構造であり、通常姿勢から前傾姿勢に変位する際には、各リンク41′、43′の自由端支点(連結軸42b′、44b′)が、固定端支点各(連結軸42a′、44a′)の中心を通る鉛直線を跨いで後方から前方に山なりに変位するように構成されている。つまり、シート本体2′を通常姿勢から前傾姿勢に変位させるには、同図中の実線矢印に示すように、シート本体2′を押し上げるように操作する必要がある。シート本体2′を通常姿勢にリセットする場合も同様に、シート本体2′を押し上げる必要がある。
これに対して、実施形態のシート1は、シートクッションフレーム10の後部がリアリンク43を介して吊り下げ状態で支持されており、シート本体2が通常姿勢となる第1シート位置P1では、リアリンク43の自由端支点(連結軸44b)が、固定端支点(連結軸44a)を通る鉛直線L1(図3(a)参照)よりも後方に位置する、つまり自由端支点(連結軸44b)がその揺動軌跡の最下点よりも上方に位置している。また、フロントリンク41の自由端支点(連結軸42b)が固定端支点(連結軸44a)よりも上方であってかつ当該固定端支点を通る鉛直線L2(図3(a)参照)よりも前方に位置している。そのため、シート本体2を通常姿勢から前傾姿勢に変位させる際には、シートロックを解除すると、従来シート1′のようにシート本体2を押し上げなくても、シート本体2が自重で自ずと通常姿勢から前傾姿勢に変位することとなる。しかも、シート本体2が前傾姿勢となる第2シート位置P2では、リアリンク43の自由端支点(連結軸44b)が前記鉛直線L1よりも前方に位置する、つまり、自由端支点(連結軸44b)がその揺動軌跡の最下点よりも上方に位置しており、これによってシートクッションフレーム10の後部に下向きの力が働いている。そのため、シート本体2を前傾姿勢から通常姿勢にリセットする際にも、シート本体2を後方に向かって押せば、従来のシート1′ほど大きな力を与えなくても、比較的小さな力でシート本体2を第1シート位置P1にリセットすることが可能となる。
従って、上記シート1によれば、乗降空間を良好に確保する一方で、従来のシート1′よりも操作性の良いものとなる。
また、上記シート1のシートロック機構8は、左右のリアリンク43にそれぞれカム部材46を係合させ、各リアリンク43の変位を直接カム部材46で規制することによりシート本体2をロックするように構成されている。そのため、シート本体2のガタツキを抑制して、シート本体2を安定的に第1シート位置P1に拘束できるという利点がある。すなわち、シートクッションフレーム10のクロスパイプ14の中央部をキャッチで掴むような構成のシートロック機構を適用してもよいが、この場合には、左右のリアリンク43がフリーになることで、シートクッションフレーム10にガタツキが発生し易くなる。しかし、上記シート1のシートロック機構8によれば、カム部材46によって直接リアリンク43の変位が規制されるので、そのようなガタツキが効果的に抑制される。
また、上記シート1によれば、左右のリアリンク43の連結軸44bがブラケット34に形成されたガイド孔36に挿入され、連結軸44bに設けられた鍔部が外側からブラケット34に係合しているので、シートクッションフレーム10の後部が左右方向にガタツクことが抑制される。そのため、この点でもシート本体2を第1シート位置P1や第2シート位置P2に安定的に拘束できるとともに、これら第1、第2の位置P1、P2の間でシート本体2を安定的に変位させることができるという利点もある。
また、上記シート1によれば、シートロック機構8によるシートロックが解除されるのに連動してリクライニング機構18のロックが解除されてシートバック4が所定のウォークイン用前傾位置に変位するとともに、スライドロック機構9によるスライドロックが解除されてシート本体2が前方のスライドエンドまで変位するので、操作レバー50によるワンタッチ操作で、シート1の後方に非常に広い乗降空間を自動的に確保することができるという利点もある。特に、上記シート1によれば、シートクッションフレーム10に突起部11c及びワイヤ部材11dが設けられ、シートクッションフレーム10の変位に伴いこれら突起部11cおよびワイヤ部材11dが第2アーム64に係合することでスライドロックが解除される構成なので、シート本体2の変位を利用した合理的な構成で、スライドロック機構9のスライドロック解除とシートロック機構8のシートロック解除とを連動させることができるという利点もある。
以上、本発明にかかるシート1について説明したが、当該シート1は、本発明にかかる自動車用シートの好ましい実施形態の例示であって、その具体的な構成は本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記シート1のリンク機構7は、第2シート位置P2にシート本体2が配置された状態において、リアリンク43の自由端支点(連結軸44b)が、固定端支点(連結軸44a)を通る鉛直線L1よりも僅かに前方に位置する、つまり、当該自由端支点(連結軸44b)が、その揺動軌跡の最下点よりも僅かに上方に位置するように構成されているが、自由端支点(連結軸44b)が鉛直線L1上、又はそれよりも後方に位置するように構成されていてもよい。但し、第2シート位置P2のシート本体2を第1シート位置P1にリセットする際の操作力を軽減する上では、上記実施形態のように、自由端支点(連結軸44b)が鉛直線L1よりも前方に位置するのが好適である。この場合、図8(b)に示すように、第1、第2のシート位置P1、P2におけるリアリンク43の自由端支点(連結軸44b)の高さ位置がほぼ同一になるようにリンク機構7を構成すれば、シート本体2を第1シート位置P1にリセットする際には、後方に向かってシート本体2を水平方向に押圧することでより容易に第1シート位置P1にシート本体2をリセットすることが可能となる。
1 自動車用シート
2 シート本体
3 シートクッション
4 シートバック
5 ヘッドレスト
6 スライド装置
7 リンク機構
8 シートロック機構
9 スライドロック機構
10 シートクッションフレーム
11 サイドプレート
20 シートバックフレーム
21 サイドプレート
41 フロントリンク
43 リアリンク
42a 連結軸(固定端支点)
42b 連結軸(自由端支点)
44a 連結軸(固定端支点)
44b 連結軸(自由端支点)
P1 第1シート位置
P2 第2シート位置
L1 鉛直線(第1鉛直線)
L2 鉛直線(第2鉛直線)

Claims (7)

  1. 車両のフロアパネルに設置される自動車用シートであって、
    シートクッションフレームを有するシート本体と、
    フロアパネルに取り付けられたシート支持部材と、
    シートクッションフレームおよびシート支持部材に回転自在に軸支されることにより、前後方向の互いに異なる位置でそれぞれ前記シートクッションフレームとシート支持部材とを連結するフロントリンクおよびリアリンクを含み、乗員が着座する際の姿勢となる第1シート位置とこの第1シート位置よりも前方であってかつ前傾姿勢となる第2シート位置とに亘ってシート本体が変位することを許容するリンク機構と、
    シート本体を第1シート位置に拘束するシートロック状態と当該拘束を解除するロック解除状態とに切り替え可能なシートロック機構と、を備え、
    前記シートクッションフレームは、フロントリンクが連結される位置よりも後方の位置が前記リアリンクを介してシート支持部材に吊り下げ状態で支持されており、
    前記シート本体が第1シート位置に配置されている状態で、前記リアリンクの自由端支点が、当該リアリンクの固定端支点を通る第1鉛直線よりも後方の所定位置に位置し、前記シート本体が第2シート位置に配置されている状態で、前記自由端支点が前記所定位置よりも前方に位置する、ことを特徴とする自動車用シート。
  2. 請求項1に記載の自動車用シートにおいて、
    前記シート本体が第1シート位置に配置されている状態で、前記フロントリンクの自由端支点が、当該フロントリンクの固定端支点の位置よりも上方であってかつ当該固定端支点を通る第2鉛直線上又は当該第2鉛直線よりも前方に位置する、ことを特徴とする自動車用シート。
  3. 請求項1又は2に記載の自動車用シートにおいて、
    前記第2シート位置は、リアリンクの自由端支点の位置が前記所定位置よりも前方であってかつ前記第1鉛直線よりも前方に存在する位置である、ことを特徴とする自動車用シート。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の自動車用シートにおいて、
    前記シートクッションフレームは、前記リアリンクの自由端支点である連結軸を有し、
    当該自動車用シートはさらに、前記リアリンクの固定端支点を中心とする前記連結軸の揺動変位を許容しつつシート幅方向への当該連結軸の変位を規制するガイド機構を備えている、ことを特徴とする自動車用シート。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の自動車用シートにおいて、
    前記シートロック機構は、リアリンクに係合して当該リアリンクの回転を規制する係合位置とこの係合位置から退避した退避位置とに亘って変位可能なカム部材と、このカム部材を前記係合位置から前記退避位置へ変位させる操作レバーと、前記カム部材を前記係合位置に向かって付勢する付勢部材とを含む、ことを特徴とする自動車用シート。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の自動車用シートにおいて、
    前記シート支持部材は、前記フロアパネルに固定されて前後方向に延在するロアレールと、このロアレールにスライド自在に支持され、かつ前記フロントリンクおよび前記リアリンクの各固定端支点が連結されたブラケットを備えたアッパレールと、当該アッパレールの移動を規制するスライドロック状態と当該規制を解除するロック解除状態とに切り替え可能なスライドロック機構と、を備え、
    前記スライドロック機構は、前記シートロック機構がシートロック状態からロック解除状態へ切り替えられるのに連動してスライドロック状態からロック解除状態に切り替わる、ことを特徴とする自動車用シート。
  7. 請求項5又は6に記載の自動車用シートにおいて、
    前記シート本体は、前記シートクッションフレームを有するシートクッションと、前記シートクッションフレームに回動可能に連結されたシートバックフレームを有するシートバックと、前記シートバックの角度調整を行うリクライニング機構とを含み、
    前記リクライニング機構は、前記シートロック機構がシートロック状態からロック解除状態へ切り替えられるのに連動して前記シートバックを所定のウォークイン用前傾位置に変位させる、ことを特徴とする自動車用シート。
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