JP6605636B2 - 車両用ドアのアウトハンドル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアのアウターパネルに内側から取り付けられるベースと、アウターパネルの外側に配置されて、アウターパネルの外側からアウターパネルの内側に進入する支持腕部に揺動軸線に沿って延びる支軸を有する操作ハンドルと、ベースに装着されて、操作ハンドルの支軸に後方から係り合って操作ハンドルの揺動中に当接受け部に支持腕部の前端を当接させるとともに、アウターパネルに向かって支軸の変位を拘束する支持部材とを備える車両用ドアのアウトハンドル装置に関する。
特許文献1は、アウターパネルから外方に遠ざかるように操作ハンドルが操作される際に、支持部材の嵌合部および当接受け部に支持腕部が当接することで車両の前後方向での操作ハンドルのがたつきを抑制する車両用ドアのアウトハンドル装置を開示する。
特許第5153742号
特許文献1に記載のアウトハンドル装置では、アウターパネルから外方に遠ざかるように操作ハンドルが操作される際に、操作ハンドルの支持腕部にアウターパネルの内方に向く力が作用すると、支持腕部がアウターパネルの内方に変位し、その結果、支持腕部の前端と支持部材との間に車両の前後方向で隙間が生じてしまい、操作ハンドルのがたつきが発生するおそれがあった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、操作ハンドルのがたつきをより一層確実に防止することができる車両用ドアのアウトハンドル装置を提供することを目的とする。
本発明の第1側面によれば、車両用ドアのアウターパネルに内側から取り付けられるベースと、前記アウターパネルの外側に配置されて、前記アウターパネルの外側から前記アウターパネルの内側に進入する支持腕部に揺動軸線に沿って延びる支軸を有する操作ハンドルと、前記ベースに装着されて、前記支持腕部に後方から係り合って、少なくとも車両前後方向での前記操作ハンドルの変位を拘束する支持部材とを備える車両用ドアのアウトハンドル装置において、前記ベースには、前記操作ハンドルの揺動時に前記支持腕部に接触して前記アウターパネルから内方に遠ざかる前記操作ハンドルの変位を規制する規制部が設けられ、前記規制部は、前記アウターパネルに向き合うように前記ベースに一体に形成されて、前記支軸に形成される規制面に接触、前記ベースは、前記支持部材の両側に配置されて、待機位置および組み付け位置の間で揺動自在に前記支持部材を支持する1対の支持側壁と、前後方向に間隔をおいて配置され、支持側壁同士を接続する前後1対の連結体と、前記連結体同士を接続し、前記規制部を支持する補強体とを備える。
第1側面によれば、アウターパネルから外方に遠ざかるように操作ハンドルが操作された際に操作ハンドルの支持腕部にアウターパネルの内方に向く力が作用しても、支持腕部の変位は規制部で支持されるので、操作ハンドルのがたつきは確実に防止されることができる。
また、規制部はベースに一体に形成されるので、規制部の設置にあたって別部材の追加は要求されず、部品点数の増加は回避されることができる。
また更に、規制部の支持は補強体で補強されるので、規制部の破損は防止されることができる。
本発明の一実施形態に係るアウトハンドル装置の外観を概略的に示す斜視図である。 アウトハンドル装置のベースの構造を概略的に示す拡大斜視図である。 操作ハンドルの支持腕部の構造を概略的に示す拡大斜視図である。 支持部材の構造を概略的に示す拡大斜視図である。 支持部材でベースに連結される支持腕部を概略的に示す拡大水平断面図である。 回転軸線回りで支持部材の動きを概略的に示す概念図である。 ベースの案内路の構造を概略的に示すベースの拡大部分側面図である。 図5に対応し、操作ハンドルが操作位置に操作された際にベースおよび支持部材に対して支持腕部の動きを概略的に示す拡大水平断面図である。 図5に対応し、待機位置の支持部材を概略的に示す拡大水平断面図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。なお、以下の説明中で前後方向は車両の前後方向に相当する。
図1は本発明の一実施形態に係るアウトハンドル装置の外観を概略的に示す。例えば乗用車のサイドドアである車両用ドア11のアウターパネル12にはアウトハンドル装置13が取り付けられ、該アウトハンドル装置13は、アウターパネル12にアウターパネル12の内側から取り付けられるベース14と、アウターパネル12の外側に配置されて車両の前後方向に延び、アウターパネル12の外面との間に上下方向から少なくとも操作者の4指を受け入れる空間15を形成して操作者の手で把持される操作ハンドル16と、ベース14に取り付けられて、ベース14に対して揺動軸線Sx回りで相対回転可能に操作ハンドル16の前端をベース14に連結する支持部材17とを備える。操作ハンドル16は、合成樹脂により形成されて、例えばアウターパネル12に一体化するようにアウターパネル12と同様に装飾されるハンドルカバー18と、図5に示されるように、合成樹脂により形成されて、ハンドルカバー18の内側に収容され車両の前後方向に延び、前端の支持腕部19でベース14に連結されるハンドル本体21とを有する。
図1に示されるように、ハンドル本体21の後端は、ベース14を貫通してアウターパネル12の内方に突入する。ハンドル本体21の後端には、ベース14に相対回転可能に支持されるレバー22が連結される。レバー22には、図示しないドアロック装置に連結されるロッド23が連結され、操作ハンドル16の揺動操作に応じてロッド23に牽引力が作用する。操作ハンドル16は、アウターパネル12の外面に接触する非操作位置と、アウターパネル12の外面から外方に遠ざかる操作位置との間で揺動軸線Sx回りに揺動する。操作ハンドル16が外側に向かって操作位置まで揺動すると、ドアロック装置が解除されて、車両用ドア11は開放される。
図2に示されるように、ベース14は、空間15の前方で、所定の間隔をあけて(支持腕部19の収容空間を挟んで)相互に並列に延びる1対の支持側壁25を備える。個々の支持側壁25には、揺動軸線Sxに平行にハンドルカバー18から等距離で広がる平面で形成されて、アウターパネル12の内面に押し当てられる基準面26が形成される。アウターパネル12は、基準面26でアウターパネル12の内面に押し当てられるベース14と、非操作位置でアウターパネル12の外面に接触するハンドルカバー18との間に挟まれる。
基準面26の前方でベース14の前端には、前後に間隔をおいて配置され、アウターパネル12から離れた位置で支持側壁25を相互に接続する前後1対の連結体27a、27bが設けられる。前側の連結体27aには、個々に支持側壁25の前端から連続して相互に間隔をあけてアウターパネル12と連結体27aとの間で延びる1対の前壁28と、2つの前壁28の間で連結体27aから連続して連結体27aからアウターパネル12に向かって延びる弾性壁29とが一体に結合される。個々の前壁28は支持側壁25に直交する姿勢で支持側壁25に結合されるので、支持側壁25の剛性は高められ支持側壁25の倒れは防止される。弾性壁29は、所定の力の作用に基づき前後に解放端(アウターパネル12に近い端)を変位させることができる。
支持側壁25には、操作ハンドル16の揺動軸線Sxに平行な回転軸線Rxを規定し、回転軸線Rx上に中心軸を有する円筒形空間の回動孔31と、回動孔31から後方に離れた位置でアウターパネル12側に開放された係合凹部32とが形成されている。回動孔31には、アウターパネル12側に開放されて、回動孔31の径よりも小さい幅を有する進入路33が接続される。係合凹部32の後壁は回転軸線Rx上に中心軸を有する円筒面で形成される。基準面26よりも前方で1対の支持側壁25に挟まれる空間に支持部材17が配置される。
操作ハンドル16の支持腕部19は、ハンドル本体21に一体に形成されて、アウターパネル12の外側からアウターパネル12の内側に進入し、アウターパネル12の内側で前方に屈曲する。支持腕部19は、1対の支持側壁25に挟まれた空間に配置される。図3に示されるように、支持腕部19は、アウターパネル12の内方に延びて前方に屈曲する1本のL字形状の腕本体34と、腕本体34の前端から、揺動軸線Sxに沿って間隔をおいて相互に平行に前方に延びる1対の壁体35と、腕本体34の前端から間隔をおいて配置され、壁体35同士の間で揺動軸線Sxに沿って延びて壁体35同士を連結する支軸36とを備える。壁体35には、アウターパネル12に向き合わせられて、揺動軸線Sxに平行に広がる平面で形成される接触面35aと、壁体35の前端に形成されて、揺動軸線Sx上に中心軸線を有する部分円筒面(特定の湾曲面)で形成される押圧面35bとが形成される。支軸36には接触面35aから連続して接触面35a同士を相互に連結する平面36aが形成される。
支持部材17は、図2に示されるように、支持側壁25の回動孔31に回転軸線Rx回りで回転自在に支持される回転突起41を両側に有する回動基部42と、1対の回転突起41の間でアウターパネル12から遠ざかるように回動基部42から延びて、図5に示されるように前面43aでベース14の前壁28に突き当たって位置決めされる1対の脚部43と、回転軸線Rx回りで脚部43に直交する方向に回動基部42から後方に延びる胴体部44と、アウターパネル12から遠ざかるように胴体部44の後端から延びて、軸受面45aで支軸36を支持する軸受部45と、胴体部44の後端で両側方に突出してベース14の係合凹部32に受け入れられる係合突起46とを有する。図4に示されるように、回転突起41は、回動孔31に接続される進入路33の幅で相互に離れて、回転軸線Rxに平行な1対の平面41aと、回転軸線Rx上に中心軸を有して回転軸線Rx回りで広がり、平面41a同士を接続する部分円筒面41bとで仕切られる。進入路33で規定される移動経路に平行に平面41aが位置決めされると、回転突起41は進入路33を通過して回動孔31の内外を行き来することができる。係合突起46は、係合凹部32の後壁に支持されるように、回転軸線Rx上に中心軸を有する仮想円筒面に沿って広がる後向きの当接面46aを有する。
支持部材17の脚部43は、相互に外向きの外面から外方に突出する位置決め突起47を有する。個々の位置決め突起47には、前方にいくにつれて脚部43の外面に近づく傾斜面47aが形成される。脚部43は、脚部43の解放端を相互に接近させるように変形可能な弾性を有する。したがって、位置決め突起47は、脚部43に作用する外力に応じて、回転軸線Rxに直交する仮想平面から回転軸線Rxの軸方向に離れたり近づいたりすることができる。その一方で、脚部43は、平面の前面43aに直交する前後方向に長い長方形の断面形状を有し、回転軸線Rx回りの周方向に高い剛性を有する。
脚部43の後面は、図5に示されるように、支持腕部19の押圧面35bを受け止める当接受け面48を有する。操作ハンドル16が揺動軸線Sx回りで揺動する際に支持腕部19の押圧面35bは脚部43の当接受け面48に接触し続ける。こうして支持部材17の当接受け面48に支持腕部19の前端が当接することで、支持腕部19は当接受け面48および軸受面45aに挟まれ、前後方向に操作ハンドル16のがたつきは防止されることができる。軸受部45は、支持腕部19の前端に形成される支軸36に後方から係り合って、前後方向に支軸36の変位を規制する。後方に向かって操作ハンドル16に外力が作用しても、回転突起41は部分円筒面41bで回動孔31の後壁に支持され、係合突起46は当接面46aで係合凹部32の後壁に支持されるので、後方に向かって支持部材17の変位は確実に規制されることができる。
支持部材17の胴体部44には、アウターパネル12に対して内方に向いて、支持腕部19の接触面35aを受け止める軸受面49が設けられる。軸受面49は、アウターパネル12側から支持腕部19の壁体35に被さって、アウターパネル12に向かう支持腕部19の変位を拘束する。支持部材17の軸受部45および胴体部44の軸受面49の働きで操作ハンドル16の揺動軸線Sxは規定される。
図4に示されるように、回動基部42には、回動基部42に一体に形成されて、回動基部42の外面から前方に突出する姿勢保持突起51が設けられる。姿勢保持突起51は、後述されるように、ベース14に対して回転軸線Rx回りで支持部材17が回動する際に、ベース14の弾性壁29に接触する。弾性壁29が原形を維持すると、弾性壁29の先端は姿勢保持突起51の軌道上に位置し、弾性壁29と姿勢保持突起51との接触に応じて支持部材17の回動は規制される。その一方で、弾性壁29の弾性変形を引き起こすほどの外力が支持部材17に作用すると、姿勢保持突起51はその軌道から弾性壁29を押しのけ、支持部材17は弾性壁29と姿勢保持突起51との接触に拘わらず回転軸線Rx回りで回動することができる。
図5に示されるように、ベース14は、アウターパネル12に向き合うようにベース14に一体に形成されて、支軸36に形成される規制面36bに接触する規制体52を有する。規制体52は、後述されるように、操作ハンドル16の揺動時に支持腕部19の規制面36bに接触してアウターパネル12から内方に遠ざかる操作ハンドル16の変位を規制する。規制体52は、前後の連結体27a、27bを接続する補強体53に一体に形成されて支持される。
図6に示されるように、ベース14には、支持部材17の回転軸線Rx回りで回転軸線Rxに同軸に規定される移動経路に沿って位置決め突起47の移動を案内する案内路54が形成される。位置決め突起47は、回動孔31に回転突起41が進入する際に確立される進入位置PFと、弾性壁29の弾性変形に基づき姿勢保持突起51が弾性壁29の先端をくぐり抜けた直後に確立される待機位置PSと、支持部材17が規定の位置に操作ハンドル16の支軸36を保持する際に確立される組み付け位置PLとに案内路54に沿って案内される。
図7に示されるように、案内路54は、回転軸線Rxの軸方向に立体形状を有する。すなわち、待機位置PSで、組み付け位置PLに向けて位置決め突起47の変位が規制されるように案内路54には傾斜55が設けられる。同様に、組み付け位置PLから待機位置PSや進入位置PFに向けて位置決め突起47の変位が拘束されるように案内路54には垂直壁56が設けられる。傾斜55および垂直壁56は、互いに向き合う支持側壁25の内壁面からそれぞれ盛り上がる突出片57に形成される。したがって、傾斜55は、前方に向かうにつれて支持側壁25の内壁面から離れる平面に形成される。垂直壁56は、前壁28の後面に向き合って、支持側壁25の内壁面から直立する平面に形成される。ベース14には、個々の支持側壁25と補強体53との間に、支持部材17の脚部43にアクセス可能な開口58が区画される。
次に本実施形態に係るアウトハンドル装置13の動作を説明する。図1に示されるように、操作ハンドル16が操作者の手で把持されてアウターパネル12から遠ざかるように操作されると、揺動軸Sx回りで操作ハンドル16は操作位置まで揺動し、ドアロック装置は解錠されて、車両用ドア11は開放される。
図8に示されるように、揺動軸Sx回りで操作ハンドル16が揺動しても、操作ハンドル16の押圧面35bは支持部材17の当接受け面48との接触を維持し、支持部材17の軸受部45は後方から支軸36への接触を維持し、操作ハンドル16の接触面35aおよび平面36aは支持部材17の軸受面49との接触を維持し、ベース14の規制体52は操作ハンドル16の規制面36bとの接触を維持する。したがって、操作ハンドル16の前後移動は支持部材17の当接受け面48と軸受部45とで拘束され、アウターパネル12に向かう支軸36の変位は支持部材17で拘束され、アウターパネル12から内方に遠ざかる支軸36の変位はベース14で拘束される。こうして、アウターパネル12から外方に遠ざかるように操作ハンドル16が操作された際に操作ハンドル16の支持腕部19にアウターパネル12の内方に向く力が作用しても、支持腕部19の変位は規制体52で支持されるので、操作ハンドル16のがたつきは確実に防止される。
このとき、規制体52は、アウターパネル12に向き合うようにベース14に一体に形成されて、支軸36に形成される規制面36bに接触する。こうして規制体52はベース14に一体に形成されるので、規制体52の設置にあたって別部材の追加は要求されず、部品点数の増加は回避されることができる。
アウトハンドル装置13では、ベース14は、支持部材17の両側に配置されて、待機位置および組み付け位置の間で揺動自在に支持部材17を支持する1対の支持側壁25と、前後方向に間隔をおいて配置され、支持側壁25同士を接続する前後1対の連結体27a、27bと、連結体27a、27b同士を接続し、規制体52を支持する補強体53とを備える。こうして規制体52の支持は補強体53で補強されるので、規制体52の破損は防止される。
次にアウトハンドル装置13の組み付け方法を説明する。アウトハンドル装置13は車両ドア11のアウターパネル12に組み付けられる。組み付けにあたって、アウターパネル12にはアウターパネル12の内側からベース14が取り付けられる。続いてアウターパネル12の外側からベース14に操作ハンドル16は連結される。連結にあたって操作ハンドル16の支持腕部19はアウターパネル12の開口を通過して支持側壁25に挟まれる空間に挿入される。このとき、ベース14には予め支持部材17が仮装着される。この仮装着では、図9に示されるように、支持部材17の位置決め突起47は回転軸線Rx回りで待機位置に位置する。位置決め突起47の傾斜面47aは案内路54の傾斜55に接触するので、組み付け位置PLに向かう位置決め突起47の変位は拘束される。その結果、回転軸線Rx回りで第1方向FDに支持部材17の回転は規制される。その一方で、姿勢保持突起51はアウターパネル12側から弾性壁29に接触するので、進入位置PFに向かう位置決め突起47の変位は拘束される。その結果、回転軸線Rx回りで第1方向FDに逆向きの第2方向SDに支持部材17の回転は規制される。こうして支持部材17はベース14上で回転軸線Rx回りに特定の姿勢に保持される。
操作ハンドル16の支持腕部19がベース14上で前進すると、支持腕部19の押圧面35bは支持部材17の当接受け面48に当接する。操作ハンドル16にさらに前進方向に外力が加わると、位置決め突起47は傾斜55を上って脚部43の弾性変形を引き起こし、回転軸線Rx回りで第1方向FDに支持部材17の揺動を許容する。脚部43の前面がベース14の前壁28に突き当たると、位置決め突起47は組み付け位置PLに到達する。支持部材17の軸受部45は後方から支持腕部19の支軸36に被さる。位置決め突起47の後端には突出片57の垂直壁56が接触することから、回転軸線Rx回りで第2方向SDに支持部材17の回転は阻止される。こうして支持部材17はベース14に装着される。
11…車両用ドア、12…アウターパネル、13…アウトハンドル装置、14…ベース、16…操作ハンドル、17…支持部材、19…支持腕部、25…支持側壁、36…支軸、36b…規制面、48…当接受け面、52…規制部(規制体)、53…補強体、Sx…(操作ハンドルの)揺動軸線。

Claims (1)

  1. 車両用ドア(11)のアウターパネル(12)に内側から取り付けられるベース(14)と、
    前記アウターパネル(12)の外側に配置されて、前記アウターパネル(12)の外側から前記アウターパネル(12)の内側に進入する支持腕部(19)に揺動軸線(Sx)に沿って延びる支軸(36)を有する操作ハンドル(16)と、
    前記ベース(14)に装着されて、前記支持腕部(19)に後方から係り合って、少なくとも車両前後方向での前記操作ハンドル(16)の変位を拘束する支持部材(17)とを備える車両用ドア(11)のアウトハンドル装置(13)において、
    前記ベース(14)には、前記操作ハンドル(16)の揺動時に前記支持腕部(19)に接触して前記アウターパネル(12)から内方に遠ざかる前記操作ハンドル(16)の変位を規制する規制部(52)が設けられ
    前記規制部(52)は、前記アウターパネル(12)に向き合うように前記ベース(14)に一体に形成されて、前記支軸(36)に形成される規制面(36b)に接触し、
    前記ベース(14)は、前記支持部材(17)の両側に配置されて、待機位置および組み付け位置の間で揺動自在に前記支持部材(17)を支持する1対の支持側壁(25)と、前後方向に間隔をおいて配置され、支持側壁(25)同士を接続する前後1対の連結体(27a、27b)と、前記連結体(27a、27b)同士を接続し、前記規制部(52)を支持する補強体(53)とを備えることを特徴とする車両用ドアのアウトハンドル装置。
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