JP6596033B2 - 電流センサ - Google Patents

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Description

本発明は、電流センサに関する。
従来、導電部材(バスバ等)に流れる電流を測定する電流センサが知られている。電流センサは、導電部材を内方で囲い、この導電部材に流れる電流に応じた磁束を発生させる磁気コア部材と、この磁気コア部材の磁束に応じた信号を出力する磁気検出素子(ホール素子等)と、を備える。この種の電流センサは、例えば、下記の特許文献1に開示されている。
特開2014−109518号公報
ところで、磁気検出素子の周囲の磁束密度は、導電部材に流れる電流以外の外的要因で変化してしまう可能性がある。よって、電流センサにおいては、そのような外的要因による磁束密度の変化が生じた場合、導電部材に流れる電流の検出精度を低下させてしまう可能性があるので、この点で改善の余地がある。
そこで、本発明は、電流の検出精度を向上させることが可能な電流センサを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明は、通電対象物である導電部材を内方で間隔を空けて囲う筒体に対して筒軸方向に沿うスリット状のギャップ部が形成されたコア主体を有し、前記導電部材に流れる電流に応じた磁束を発生させる磁気コア部材と、前記ギャップ部における磁束密度に応じた信号を出力する磁気センサと、前記コア主体を外方側から隙間を空けて囲うシールド主体を有し、前記シールド主体で前記シールド主体の内方と外方との間における磁気を遮蔽する磁気シールド部材と、前記磁気コア部材と前記磁気センサと前記磁気シールド部材とを内包させるセンサ収容部材と、を備える。
そして、上記目的を達成する為、本発明において、前記センサ収容部材は、前記磁気コア部材と前記磁気センサと前記磁気シールド部材とを収容する収容室と、前記磁気コア部材と前記磁気シールド部材とを互いに隙間を空けて保持する位置決め保持機構と、を有し、前記位置決め保持機構は、前記収容室における前記磁気コア部材の相対的な位置を前記磁気コア部材の内方側から規制するコア位置規制部と、前記収容室における前記磁気シールド部材の相対的な位置を定めるべく、前記磁気シールド部材を前記磁気シールド部材の外方側から挟持するシールド保持部と、を備えることを特徴としている。
ここで、前記位置決め保持機構は、前記収容室における前記磁気シールド部材の相対的な位置を前記シールド保持部の挟持方向に対する交差方向で規制するシールド位置規制部を備えることが望ましい。
また、前記磁気コア部材と前記磁気センサと前記磁気シールド部材の組み合わせは、複数の前記導電部材を有する交流回路にて前記導電部材毎に設けることが望ましい。
また、前記磁気センサは、磁気検出素子としてのホール素子を有するホールICであることが望ましい。
本発明に係る電流センサは、磁気コア部材と磁気シールド部材とを互いに隙間を空けた状態で配置しているので、磁気飽和の発生を抑えることができる。従って、この電流センサは、磁気シールド部材の磁束密度が減少し、外的要因による磁気検出素子の周辺の磁束密度の変化を抑えることができるので、導電部材に流れる電流の検出精度を向上させることができる。
図1は、実施形態の電流センサを示す斜視図である。 図2は、実施形態の電流センサを筒軸方向に見た平面図である。 図3は、実施形態の電流センサの分解斜視図である。 図4は、隙間無しでの磁束の位相遅れと磁束密度の減衰について説明する図である。 図5は、隙間の有無による磁束密度の減衰特性を比較した説明図である。 図6は、実施形態の電流センサの適用例の1つを説明する図であり、PCU用の電流センサ装置を示す斜視図である。 図7は、電流センサ装置の分解斜視図である。 図8は、図6のX−X線断面図である。
以下に、本発明に係る電流センサの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係る電流センサの実施形態の1つを図1から図8に基づいて説明する。
図1及び図2の符号1は、本実施形態の電流センサを示す。この電流センサ1は、通電対象物である導電部材101(図1及び図2)に流れる電流を測定するセンサである。ここでは、その導電部材101として、金属等の導電性材料で板状に成形されたバスバを例示している。この電流センサ1は、磁気コア部材10と磁気センサ20と磁気シールド部材30とを備える。
磁気コア部材10は、導電部材101に流れる電流に応じた磁束を発生させる部材であり、フェライト等の磁性材料で成形される。この磁気コア部材10は、コア主体11を有する。コア主体11とは、導電部材101を内方で間隔を空けて囲う筒体が主たる形状となり、その筒体に対して筒軸方向に沿うスリット状のギャップ部12が形成されたものである。
この例示のコア主体11は、角筒状の筒体における4つの壁(第1から第4の壁11a−11d)の内の1つにギャップ部12を設けている(図2及び図3)。このコア主体11は、平面同士が互いに間隔を空けて対向配置された矩形状の第1壁11a及び第2壁11bと、その対向配置方向に対する直交方向で平面同士が互いに間隔を空けて対向配置された矩形状の第3壁11c及び第4壁11dと、を有する。このコア主体11においては、第2壁11bの中央に矩形状のギャップ部12を設けている。故に、第2壁11bは、そのギャップ部12を境にして、第3壁11c側の第1片部11bと、第4壁11d側の第2片部11bと、に分けられている。
磁気コア部材10においては、コア主体11の内方に導電部材101を筒軸方向に沿って挿通させ、かつ、そのコア主体11の内方で導電部材101をギャップ部12に対して対向配置させる。ここでは、導電部材101における一方の平面をギャップ部12に対向配置させている。導電部材101においては、ギャップ部12に対して対向配置されている部分が電流の測定対象の部位(以下、「電流測定対象部」という。)101aとなる(図1)。
磁気センサ20は、ギャップ部12における磁束密度に応じた信号を出力させるものである。この磁気センサ20は、磁気検出素子を有するセンサ本体21と、信号の出力を担う導電性のリード線22と、を備える(図1から図3)。
この例示では、磁気センサ20としてホールIC(Integrated Circuit)を用いる。ホールICは、図示しないが、磁気検出素子としてのホール素子と、このホール素子の出力信号を増幅させるアンプ回路と、を備える。センサ本体21は、そのホール素子とアンプ回路を内包している。ホール素子は、磁束密度に応じたホール電圧の信号(出力信号)を出力する。例えば、このホール素子は、導電部材101の電流測定対象部101aの幅方向における略中央から導電部材101の平面に対する直交方向へと所定の間隔を空けた位置に設ける。ここでは、そのようなホール素子の配置が為されるように、ギャップ部12に磁気センサ20のセンサ本体21を配置している。この磁気センサ20においては、ギャップ部12の磁束密度に応じたホール電圧の信号をホール素子が出力し、その出力信号をアンプ回路で増幅する。この磁気センサ20においては、その増幅された出力信号をリード線22から出力する。
磁気シールド部材30は、磁気コア部材10のコア主体11を外方側から隙間Dを空けて囲うシールド主体31を有するものであり、そのシールド主体31でシールド主体31の内方と外方との間における磁気を遮蔽する。この磁気シールド部材30は、フェライト等の磁性材料で成形される。
シールド主体31は、コア主体11の第1壁11aに対して外方側で対向配置された矩形状の第1壁31aと、コア主体11の第3壁11cに対して外方側で対向配置された矩形状の第2壁31bと、コア主体11の第4壁11dに対して外方側で対向配置された矩形状の第3壁31cと、を少なくとも有する(図2及び図3)。第1壁11aと第1壁31aは、平面同士が互いに隙間D1を空けた状態となるように対向配置されている。この例示の第1壁31aは、外方側から第1壁11aを覆い隠すことが可能なものとして形成及び配置されている。第3壁11cと第2壁31bは、平面同士が互いに隙間D2を空けた状態となるように対向配置されている。この例示の第2壁31bは、外方側から第3壁11cを覆い隠すことが可能なものとして形成及び配置されている。第4壁11dと第3壁31cは、平面同士が互いに隙間D3を空けた状態となるように対向配置されている。この例示の第3壁31cは、外方側から第4壁11dを覆い隠すことが可能なものとして形成及び配置されている。このシールド主体31においては、第1壁31aの対向配置された2つの辺部から第2壁31bと第3壁31cとが各々垂設されている。そして、この3つの壁で形成されたシールド主体31においては、第2壁31bと第3壁31cのそれぞれの自由端の辺部同士が成す矩形の開口部に磁気センサ20が配置される。その開口部は、磁気コア部材10のギャップ部12に対して、コア主体11の外方側で間隔を空けて対向配置されている。
この例示のシールド主体31は、更に、コア主体11における第1片部11bに対して外方側で対向配置された矩形状の第1片部31dと、コア主体11における第2片部11bに対して外方側で対向配置された矩形状の第2片部31eと、を有している(図2及び図3)。第1片部11bと第1片部31dは、平面同士が互いに隙間D4を空けた状態となるように対向配置されている。第2片部11bと第2片部31eは、平面同士が互いに隙間D4を空けた状態となるように対向配置されている。その第1片部31dと第2片部31eは、上記の第2壁31bと第3壁31cとが成す開口部を縮小させるものであり、その開口部を介したシールド主体31の内方への外部磁場の侵入を低減させるものである。つまり、シールド主体31の内方では、ギャップ部12に対向配置された開口部が大きいほど、外部磁場の影響を受け易い。しかしながら、この例示の第1片部31dと第2片部31eは、上記の第2壁31bと第3壁31cとが成す開口部と比較して、開口部を狭めることができるので、シールド主体31の内方での外部磁場の影響を軽減させることができる。この例示のシールド主体31は、その外部磁場の影響を鑑みた上で、第2壁31bの端部から第3壁31c(第2片部31e)に向けて第1片部31dを垂設させると共に、第3壁31cの端部から第2壁31b(第1片部31d)に向けて第2片部31eを垂設させる。
ところで、この電流センサ1においては、仮に磁気コア部材10と磁気シールド部材30とが接触していた場合、その接触部で磁気飽和が発生し、その外的要因によって、センサ本体21(ホール素子)の周辺の磁束密度を変化させてしまう可能性がある。特に、その接触部では、高周波数の交流回路で導電部材101に大電流が流れているときに、磁気飽和が発生しやすい。図4には、磁気飽和が如何様な影響を与えるのかについて示している。本図の実線は、交流回路で導電部材101に流れる電流によって発生する磁束を表している。また、本図の破線は、磁気飽和が発生しているときのセンサ本体21(ホール素子)の周辺の磁束を表している。本図より、磁気飽和が発生しているときには、磁束の位相遅れが発生したり、磁束密度が減衰したりする。よって、磁気飽和が発生しているときには、センサ本体21(ホール素子)の周辺の磁束密度と電流の線形性が保たれなくなる可能性がある。この例示の磁気センサ20は、その線形性を利用することで、導電部材101に流れる電流を検出するものである。故に、電流センサ1は、磁気コア部材10と磁気シールド部材30とを接触させていた場合、接触部での磁気飽和によって、電流の検出精度を低下させてしまう可能性がある。
しかしながら、本実施形態の電流センサ1は、先に示したように磁気コア部材10と磁気シールド部材30とを互いに隙間Dを空けた状態で配置しているので、磁気飽和の発生を抑えることができる。従って、この電流センサ1は、磁気シールド部材30の磁束密度が減少し、外的要因によるセンサ本体21(ホール素子)の周辺の磁束密度の変化を抑えることができるので、導電部材101に流れる電流の検出精度を向上させることができる。図5には、センサ本体21(ホール素子)の周辺の磁束密度の減衰特性を示している。本図の実線は、隙間Dを空けた状態で磁気コア部材10と磁気シールド部材30とが配置された電流センサ1を表している。本図の破線は、隙間Dの無い状態で磁気コア部材10と磁気シールド部材30とが配置された電流センサ1を表している。本図より、隙間Dが有る前者の場合には、隙間Dの無い後者の場合と比較して、減衰特性が向上している。また、この前者の場合には、後者の場合と比較して、導電部材101に流れる電流が高周波数であるほど、減衰特性の向上代が大きくなっている。
ここで、かかる効果を得るべく、隙間D(特に隙間D1−D3)は、可能な限り狭めることが望ましい。この隙間Dを決めるに際しては、電流センサ1の生産性を考慮に入れる。例えば、後述する具体例に当て嵌めるのであれば、位置決め保持機構60に関わる成形型からの型抜き等を鑑みた上で、この位置決め保持機構60の生産が可能になる範囲内で隙間Dを狭くする。
この電流センサ1は、電流測定対象の導電部材101毎に設ける。例えば、複数の導電部材101を有する交流回路においては、その導電部材101毎に、磁気コア部材10と磁気センサ20と磁気シールド部材30の組み合わせを設けてもよい。
以下に、この電流センサ1の適用例の1つを示す。ここでは、図示しないが、回転機(電動機)を駆動源として備えた車両(ハイブリッド車両や電磁自動車等)のパワーコントロールユニット(PCU)に適用されるものとして説明する。そのPCUは、回転機を駆動するインバータ(図示略)と、このインバータにおける3相交流回路の相毎(導電部材101毎)の電流を測定する電流センサ(以下、説明の便宜上、「電流センサ装置」という。)5(図6及び図7)と、を備えている。尚、図7では、後述する保持体64を省略している。
電流センサ装置5においては、それぞれの相毎に電流センサ1が設けられている。この電流センサ装置5は、電流センサ1として、例えば、第1回転機(電動機)側のU相とV相とW相とに各々設けられた3つの電流センサ1Um,1Vm,1Wmと、第2回転機(発電機)側のU相とV相とW相とに各々設けられた3つの電流センサ1Uj,1Vj,1Wjと、を備える。
第1回転機側の電流センサ1Um,1Vm,1Wmは、各々、第1回転機側の導電部材101としての導電部材101Um,101Vm,101Wmに流れる電流を測定する。その導電部材101Um,101Vm,101Wmは、各々、第1回転機側のU相とV相とW相とに電気的に接続されると共に、インバータ側のU相とV相とW相とに電気的に接続される。例えば、導電部材101Um,101Vm,101Wmは、各々、第1回転機側のU相の導電部材(図示略)とV相の導電部材(図示略)とW相の導電部材(図示略)とに螺子止め等で固定される。一方、導電部材101Um,101Vm,101Wmは、各々、インバータ側のU相の導電部材(図示略)とV相の導電部材(図示略)とW相の導電部材(図示略)とに溶接等で固定される。
第2回転機側の電流センサ1Uj,1Vj,1Wjは、各々、第2回転機側の導電部材101としての導電部材101Uj,101Vj,101Wjに流れる電流を測定する。その導電部材101Uj,101Vj,101Wjは、各々、第2回転機側のU相とV相とW相とに電気的に接続されると共に、インバータ側のU相とV相とW相とに電気的に接続される。例えば、導電部材101Uj,101Vj,101Wjは、各々、第2回転機側のU相の導電部材(図示略)とV相の導電部材(図示略)とW相の導電部材(図示略)とに螺子止め等で固定される。一方、導電部材101Uj,101Vj,101Wjは、各々、インバータ側のU相の導電部材(図示略)とV相の導電部材(図示略)とW相の導電部材(図示略)とに溶接等で固定される。
尚、この電流センサ装置5は、電流センサ1として、コントローラ用電源(図示略)の正極側に設けられた電流センサ1Pを備えている。その電流センサ1Pは、コントローラ用電源の正極に電気的に接続された導電部材101(導電部材101P)に関わるものであり、その導電部材101Pに流れる電流を測定する。
電流センサ装置5は、それぞれの電流センサ1Um,1Vm,1Wm,1Uj,1Vj,1Wj,1Pと共に、そのそれぞれの導電部材101Um,101Vm,101Wm,101Uj,101Vj,101Wj,101Pを備えている。また、この電流センサ装置5においては、コントローラ用電源の負極に電気的に接続される導電部材102も備えている。それぞれの導電部材101Um,101Vm,101Wm,101Uj,101Vj,101Wj,101P,102は、各々、板状のバスバとして成形されている。この電流センサ装置5では、それぞれの導電部材101Um,101Vm,101Wm,101Uj,101Vj,101Wj,101P,102に同一品を用いている。
ここで、電流センサ1は、磁気センサ20のリード線22からの出力信号が入力される回路基板40を備える(図7)。その回路基板40は、磁気センサ20の出力信号に基づく出力信号を出力するものであり、例えば、磁気センサ20の出力信号(ホール電圧の信号)に基づいて電流値を演算し、その電流値に係る出力信号を出力する。例えば、回路基板40は、電気回路が形成された矩形状且つ板状の主体41と、その電気回路に対して電気的に接続された出力端子42と、を備えており、生成した出力信号を出力端子42から出力する。その出力端子42には、相手方コネクタ110(図6)の相手方端子が嵌合されて電気的に接続される。回路基板40からの出力信号は、その相手方コネクタを介して、例えば、電子制御装置(図示略)等の信号送信対象に送られる。
その回路基板40は、電流センサ1毎に設けてもよい。但し、この例示の電流センサ装置5においては、回路基板40が1枚だけ用意されており、その1枚の回路基板40をそれぞれの電流センサ1Um,1Vm,1Wm,1Uj,1Vj,1Wj,1Pに対して電気的に接続している。その1枚の回路基板40には、長手方向に沿って、それぞれの電流センサ1Um,1Vm,1Wm,1Uj,1Vj,1Wj,1Pがリード線22を介して1つずつ電気的に接続されている。回路基板40は、それぞれの電流センサ1Um,1Vm,1Wm,1Uj,1Vj,1Wj,1Pに対して、磁気シールド部材30のシールド主体31の外方側で、第1片部31dと第2片部31eに対して対向配置されている。回路基板40と第1及び第2の片部31d,31eは、その平面同士を互いに間隔を空けた状態で対向配置されている。
また、電流センサ1は、磁気コア部材10と磁気センサ20と磁気シールド部材30とを内包させるセンサ収容部材50を備える(図6及び図7)。そのセンサ収容部材50は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形する。このセンサ収容部材50には、磁気コア部材10と磁気センサ20と磁気シールド部材30とを収容する収容室51が設けられている。更に、センサ収容部材50には、磁気コア部材10と磁気シールド部材30とを互いに隙間Dを空けて保持する位置決め保持機構60が設けられている(図6から図8)。このセンサ収容部材50は、インバータに対して螺子止め等で固定される。尚、図8では、後述する保持体64を省略している。
そのセンサ収容部材50は、電流センサ1毎に設けてもよい。但し、この例示の電流センサ装置5においては、センサ収容部材50が1つだけ用意されている。そのセンサ収容部材50の収容室51には、それぞれの電流センサ1Um,1Vm,1Wm,1Uj,1Vj,1Wj,1Pの磁気コア部材10と磁気センサ20と磁気シールド部材30とが収容される。更に、この収容室51には、それぞれの導電部材101Um,101Vm,101Wm,101Uj,101Vj,101Wj,101Pについても収容される。この例示のセンサ収容部材50には、それぞれの電流センサ1Um,1Vm,1Wm,1Uj,1Vj,1Wj,1Pの磁気コア部材10と磁気センサ20と磁気シールド部材30とを一纏めに収容する収容室51が1つ形成されている。その1つの収容室51には、それぞれの電流センサ1Um,1Vm,1Wm,1Uj,1Vj,1Wj,1Pと共に、それぞれの導電部材101Um,101Vm,101Wm,101Uj,101Vj,101Wj,101Pも一纏めに収容される。また、この例示のセンサ収容部材50には、負極用の導電部材102を収容する収容室52も形成されている。例えば、このセンサ収容部材50は、角筒状の主体50Aの内方にそれぞれの収容室51,52が並べて配置されている。
一方、位置決め保持機構60については、それぞれの電流センサ1Um,1Vm,1Wm,1Uj,1Vj,1Wj,1Pに対して1つずつ用意する。それぞれの位置決め保持機構60は、収容室51において、センサ収容部材50と一体になって成形されている。
ここで、この電流センサ装置5は、それぞれの電流センサ1Um,1Vm,1Wm,1Uj,1Vj,1Wj,1Pにおいて、磁気コア部材10と磁気センサ20と磁気シールド部材30の形状及び配置、並びに、位置決め保持機構60の構造、形状及び配置を略共通させている。従って、ここでは、1箇所の位置決め保持機構60をそれぞれの電流センサ1Um,1Vm,1Wm,1Uj,1Vj,1Wj,1Pに適用されるものの代表として例に挙げる。
位置決め保持機構60は、収容室51における磁気コア部材10の相対的な位置を定めると共に、その相対的な位置を磁気コア部材10の内方側から規制する位置規制部(以下、「コア位置規制部」という。)61を備える(図8)。そのコア位置規制部61は、磁気コア部材10の内方の形状(方体状の形状)に合わせた外形形状を有するものであり、収容室51の壁面から磁気コア部材10の筒軸方向に沿って突出させている。
この例示のコア位置規制部61は、磁気コア部材10の筒軸と同軸で角筒状に形成されている。このコア位置規制部61は、コア主体11の第1壁11aに対して内方側で対向配置された矩形状の第1壁61aを有する。その第1壁11aと第1壁61aは、設計値(設計公差を考慮しない中央値等)にて、互いに隙間Dc1を空けた状態となるように対向配置される。この例示では、第1壁11aと第1壁61aのそれぞれの平面同士が隙間Dc1を空けて配置されている。また、コア位置規制部61は、コア主体11における第1片部11bと第2片部11bとに対して内方側で対向配置された矩形状の第2壁61bを有する。その第1及び第2の片部11b,11bと第2壁61bは、設計値にて、互いに隙間Dc2を空けた状態となるように対向配置される。この例示では、第1及び第2の片部11b,11bと第2壁61bのそれぞれの平面同士が隙間Dc2を空けて配置されている。また、コア位置規制部61は、コア主体11の第3壁11cに対して内方側で対向配置された矩形状の第3壁61cを有する。その第3壁11cと第3壁61cは、設計値にて、互いに隙間Dc3を空けた状態となるように対向配置される。この例示では、第3壁11cと第3壁61cのそれぞれの平面同士が隙間Dc3を空けて配置されている。また、コア位置規制部61は、コア主体11の第4壁11dに対して内方側で対向配置された矩形状の第4壁61dを有する。その第4壁11dと第4壁61dは、設計値にて、互いに隙間Dc4を空けた状態となるように対向配置される。この例示では、第4壁11dと第4壁61dのそれぞれの平面同士が隙間Dc4を空けて配置されている。
この例示のコア位置規制部61は、その内方が方体状の空間になっている。このコア位置規制部61の内方の空間には、筒軸方向に沿って導電部材101を挿通させ、かつ、その導電部材101の電流測定対象部101aを保持させる。このコア位置規制部61の内方の空間には、電流測定対象部101aを保持する保持部61eが設けられている。
コア位置規制部61においては、電流測定対象部101aのそれぞれの平面毎に複数の保持部61eが設けられている。それぞれの保持部61eは、コア位置規制部61の筒軸方向に対する直交断面が三角形を成すリブ状のものであり、その頂点同士が電流測定対象部101aのそれぞれの平面に対する挟持方向で向かい合わせとなるように配置されている。ここでは、電流測定対象部101aのそれぞれの平面毎に2つの保持部61eを設けている。
更に、コア位置規制部61においては、電流測定対象部101aのそれぞれの端面(コア位置規制部61の筒軸方向に対して直交方向に位置している端面)にも保持部61eを設けている。それぞれの保持部61eは、コア位置規制部61の筒軸方向に対する直交断面が三角形を成すリブ状のものであり、その頂点同士が電流測定対象部101aのそれぞれの端面に対する挟持方向で向かい合わせとなるように配置されている。
導電部材101は、それぞれの保持部61eの頂点を押し潰しながら、コア位置規制部61に圧入される。コア位置規制部61のそれぞれの保持部61eは、電流測定対象部101aにおけるそれぞれの平面とそれぞれの端面の四方向から導電部材101を保持する。このように、この例示のコア位置規制部61は、収容室51における導電部材101の相対的な位置を定める位置規制部としての機能も兼ねている。
更に、位置決め保持機構60は、収容室51における磁気シールド部材30の相対的な位置を定めるべく、磁気シールド部材30を磁気シールド部材30の外方側から挟持する保持部(以下、「シールド保持部」という。)62を備える(図8)。そのシールド保持部62は、磁気シールド部材30の被保持位置の間隔に合わせた2つが対向配置されたものであり、リブ状に形成されている。それぞれのシールド保持部62は、収容室51の壁面から磁気コア部材10の筒軸方向に沿って延在させている。それぞれのシールド保持部62は、その筒軸方向に対する直交断面が三角形を成しており、その頂点同士が磁気シールド部材30の挟持方向で向かい合わせとなるように配置されている。磁気シールド部材30は、それぞれのシールド保持部62の頂点を押し潰しながら、収容室51に圧入される。この例示のシールド保持部62は、それぞれの電流センサ1の配列方向で磁気シールド部材30を挟持する。故に、ここでは、一方のシールド保持部62を磁気シールド部材30の第2壁31bに当接させ、かつ、他方のシールド保持部62を磁気シールド部材30の第3壁31cに当接させている。
更に、位置決め保持機構60は、収容室51における磁気シールド部材30の相対的な位置をシールド保持部62の挟持方向に対する交差方向で規制する位置規制部(以下、「シールド位置規制部」という。)63を備える(図8)。この例示のシールド位置規制部63は、その挟持方向に対する直交方向で磁気シールド部材30の相対的な位置を規制する。
この例示のシールド位置規制部63は、磁気シールド部材30の第1壁31a側と第1及び第2の片部31d,31e側とを磁気シールド部材30の外方側から規制する。
第1壁31a側においては、第1壁31aに対して磁気シールド部材30の外方側で対向配置されている収容室51の壁面51aをシールド位置規制部63として利用する。収容室51では、設計値にて、第1壁31aの平面が壁面51aに対して隙間Ds1を空けた状態となるように対向配置される。
第1及び第2の片部31d,31e側においては、第1片部31dに対して磁気シールド部材30の外方側で対向配置された第1位置規制体63Aと、第2片部31eに対して磁気シールド部材30の外方側で対向配置された第2位置規制体63Bと、がシールド位置規制部63として設けられている。第1片部31dと第1位置規制体63Aは、設計値にて、互いに隙間Ds2を空けた状態となるように対向配置される。この例示の第1位置規制体63Aは、片体状に形成され、かつ、収容室51の壁面から磁気コア部材10の筒軸方向に沿って突出させている。この例示では、第1片部31dと第1位置規制体63Aのそれぞれの平面同士が隙間Ds2を空けて配置されている。第2片部31eと第2位置規制体63Bは、設計値にて、互いに隙間Ds3を空けた状態となるように対向配置される。この例示の第2位置規制体63Bは、片体状に形成され、かつ、収容室51の壁面から磁気コア部材10の筒軸方向に沿って突出させている。この例示では、第2片部31eと第2位置規制体63Bのそれぞれの平面同士が隙間Ds3を空けて配置されている。
位置決め保持機構60において、コア位置規制部61とシールド位置規制部63は、シールド保持部62の挟持方向に対する交差方向(ここでは、直交方向)で磁気コア部材10と磁気シールド部材30とが設計公差の範囲内で最大限近づいたとしても、その挟持方向に対する交差方向(ここでは、直交方向)で磁気コア部材10と磁気シールド部材30とを当接させぬよう、この第1要件を満たすように形成する。更に、コア位置規制部61は、シールド保持部62の挟持方向で磁気コア部材10が磁気シールド部材30に最大限近づいたとしても、その挟持方向で磁気コア部材10を磁気シールド部材30に当接させぬよう、この第2要件を満たすように形成する。先に示した様々な隙間Dc1−Dc4,Ds1−Ds3は、これら第1及び第2の要件を満たす大きさに設定する。
電流センサ1においては、以上示した位置関係で磁気コア部材10と磁気シールド部材30とを収容室51に配置すると共に、磁気センサ20と回路基板40についても互いに電気的に接続させた状態で収容室51に配置する。位置決め保持機構60は、その収容室51での磁気コア部材10と磁気センサ20と磁気シールド部材30と回路基板40の配置を保たせるための保持体64を備えている(図6)。この例示の保持体64は、収容室51の様々な隙間を埋め尽くした埋設体であり、収容室51に充填した液状のポッティング剤(エポキシ樹脂等)の硬化体である。収容室51においては、磁気コア部材10等が配置された後でポッティング剤が充填され、そのポッティング剤が硬化することで保持体64が形成される。
この位置決め保持機構60は、コア位置規制部61とシールド保持部62とシールド位置規制部63によって、収容室51へと組み付ける際に磁気コア部材10と磁気シールド部材30とに組付けばらつきが生じたとしても、磁気コア部材10と磁気シールド部材30とを互いに隙間Dを空けた状態で配置することができる。また、この位置決め保持機構60は、保持体64によって、その隙間Dを保持させることができる。更に、この位置決め保持機構60は、電流センサ1に車両側から外部入力が加わったとしても、保持体64によって耐振性や対衝撃性が向上されているので、磁気コア部材10と磁気シールド部材30とを互いに隙間Dを空けた状態のまま保つことができる。
電流センサ1においては、そのような位置決め保持機構60によって、磁気コア部材10と磁気シールド部材30とが互いに隙間Dを空けた状態で配置され、磁気飽和の発生が抑制されるので、導電部材101に流れる電流の検出精度を向上させることができる。そして、電流センサ装置5においては、そのような電流センサ1が第1回転機用と第2回転機用とコントローラ用電源の正極用として形成される(電流センサ1Um,1Vm,1Wm,1Uj,1Vj,1Wj,1P)。従って、この電流センサ装置5は、それぞれの電流センサ1Um,1Vm,1Wm,1Uj,1Vj,1Wj,1Pにおいて、各々の導電部材101Um,101Vm,101Wm,101Uj,101Vj,101Wj,101Pに流れる電流の検出精度を向上させることができる。
1,1Um,1Vm,1Wm,1Uj,1Vj,1Wj,1P 電流センサ
5 電流センサ装置
10 磁気コア部材
11 コア主体
12 ギャップ部
20 磁気センサ
30 磁気シールド部材
31 シールド主体
50 センサ収容部材
51 収容室
51a 壁面
60 位置決め保持機構
61 コア位置規制部
62 シールド保持部
63 シールド位置規制部
101,101Um,101Vm,101Wm,101Uj,101Vj,101Wj,101P 導電部材
D,D1,D2,D3,D4 隙間

Claims (4)

  1. 通電対象物である導電部材を内方で間隔を空けて囲う筒体に対して筒軸方向に沿うスリット状のギャップ部が形成されたコア主体を有し、前記導電部材に流れる電流に応じた磁束を発生させる磁気コア部材と、
    前記ギャップ部における磁束密度に応じた信号を出力する磁気センサと、
    前記コア主体を外方側から隙間を空けて囲うシールド主体を有し、前記シールド主体で前記シールド主体の内方と外方との間における磁気を遮蔽する磁気シールド部材と、
    前記磁気コア部材と前記磁気センサと前記磁気シールド部材とを内包させるセンサ収容部材と、
    を備え
    前記センサ収容部材は、前記磁気コア部材と前記磁気センサと前記磁気シールド部材とを収容する収容室と、前記磁気コア部材と前記磁気シールド部材とを互いに隙間を空けて保持する位置決め保持機構と、を有し、
    前記位置決め保持機構は、前記収容室における前記磁気コア部材の相対的な位置を前記磁気コア部材の内方側から規制するコア位置規制部と、前記収容室における前記磁気シールド部材の相対的な位置を定めるべく、前記磁気シールド部材を前記磁気シールド部材の外方側から挟持するシールド保持部と、を備えることを特徴とした電流センサ。
  2. 前記位置決め保持機構は、前記収容室における前記磁気シールド部材の相対的な位置を前記シールド保持部の挟持方向に対する交差方向で規制するシールド位置規制部を備えることを特徴とした請求項1に記載の電流センサ。
  3. 前記磁気コア部材と前記磁気センサと前記磁気シールド部材の組み合わせは、複数の前記導電部材を有する交流回路にて前記導電部材毎に設けることを特徴とした請求項1又は2に記載の電流センサ。
  4. 前記磁気センサは、磁気検出素子としてのホール素子を有するホールICであることを特徴とした請求項1,2又は3に記載の電流センサ。
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