JP6592268B2 - 導電性材料及びそれを用いた熱電変換素子、熱電変換装置 - Google Patents
導電性材料及びそれを用いた熱電変換素子、熱電変換装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6592268B2 JP6592268B2 JP2015075210A JP2015075210A JP6592268B2 JP 6592268 B2 JP6592268 B2 JP 6592268B2 JP 2015075210 A JP2015075210 A JP 2015075210A JP 2015075210 A JP2015075210 A JP 2015075210A JP 6592268 B2 JP6592268 B2 JP 6592268B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoelectric conversion
- conductive material
- type thermoelectric
- carbon
- conversion element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
そのような電子素子の一つに熱エネルギーと電力エネルギーとを相互に変換する熱電変換素子がある。近年、エコロジー運動や省エネルギー気運の高まりから、熱電変換素子を用いた地熱・温泉熱発電、太陽熱発電、工場や自動車等の廃熱発電等、エナジーハーベスト(環境発電)へのニーズが高まっており、熱電変換素子への注目が高くなってきている。
一方、炭素系材料は、絶縁材料としても用いられており、高分子樹脂と、高分子樹脂の硬化物内に分散される酸化グラフェンと、を含む多層配線基板用絶縁樹脂組成物が開示されている(特許文献2参照)。
従来より熱電変換素子の材料として用いられているビスマス・テルルは非常に脆く、衝撃に弱いため、強度を向上させることを目的として、炭素材料を複合した有機材料を熱電変換素子の材料として用いることが検討されている。上記特許文献1の熱電変換素子は、そのような材料を用いたものであるが、特許文献1で開示されている素子は、いずれもp型の素子である。上記非特許文献1に記載の材料は、n型の熱電変換素子の材料であるが、単層のカーボンナノチューブは非常に高価であることから、実用化にはコスト面で課題がある。
以下に本発明を詳述する。
なお、以下において記載する本発明の個々の好ましい形態を2つ以上組み合わせたものもまた、本発明の好ましい形態である。
本発明の導電性材料は、n型熱電変換素子の材料として用いることができるものである。
熱電性能は、熱電変換素子中の熱電変換層における性能指数Z(K−1)と絶対温度(K)との積である無次元性能指数ZTを用いて評価される。該無次元性能指数ZTは、下記式で表される。
ZT=(S2・σ/κ)・T
式中、Sは、ゼーベック係数(VK−1)を表し、Sが正の値であればp型の素子であり、負の値であれば、n型の素子である。σは、電気伝導率(Ω−1m−1)を表す。κは、熱伝導率(Wm−1K−1)を表す。Tは、絶対温度(K)を表す。
なお、S2・σをパワーファクター(PF)とも言う。パワーファクター(PF)が大きいほど、無次元性能指数ZTが大きくなり、熱電性能が優れる。
本発明の導電性材料は、炭素材料、エポキシ基含有有機化合物をそれぞれ1種含んでいてもよく、2種以上含んでいてもよい。また、炭素材料、エポキシ基含有有機化合物以外のその他の成分を含んでいてもよい。
本発明の導電性材料が含む炭素材料は、グラフェン骨格を有するものであることが好ましい。炭素材料としてグラフェン骨格を有するものを用いることで、本発明の導電性材料が熱電変換素子の材料としてより好適なものとなる。これは、グラフェン骨格を有する炭素材料はアスペクト比が大きく、炭素材料間のネットワーク構造を形成しやすいことによるものと考えられる。
上記グラフェン骨格を有する炭素材料は、sp2結合で結合した炭素(C)を有し、該炭素が平面的に並んだものである限り特に制限されないが、酸素(O)と結合した炭素を有するものであることが好ましい。より好ましくは、グラフェンの炭素に酸素が結合した酸化グラフェンである。
なお、一般的にグラフェンとは、sp2結合で結合した炭素原子が平面的に並んだ1層からなるシートをいい、グラフェンシートが多数積層されたものはグラファイトといわれるが、本発明におけるグラフェン骨格を有する炭素材料や、本発明における酸化グラフェンには、1層のみからなるシートのみではなく、数層〜100層程度積層した構造を有するものも含まれる。後述するグラフェン結晶も同様である。
このような積層した構造を有する酸化グラフェンは、例えば、グラファイトを公知の酸化剤で処理して得ることができる。
本発明に係る炭素材料は、更に、カルボキシル基、水酸基、硫黄含有基、脂環型エポキシ基等の官能基を有していてもよい。
グラフェン骨格を有する炭素材料の酸素原子数に対する炭素原子数の比は、XPS測定で得られるO1s領域の全ピーク面積とC1s領域の全ピーク面積との比率により確認することができる。
上記比表面積は、窒素吸着BET法で比表面積測定装置により測定することができる。
上記平均粒子径は、粒度分布測定装置により測定することができる。
本発明の導電性材料が含むエポキシ基含有有機化合物は、構造中に脂環型エポキシ基以外のエポキシ基を少なくとも1つ有する有機化合物であれば特に制限されないが、構造中にエポキシ基を2つ有する有機化合物を用いることが好ましい。より好ましくは、構造中に脂環型エポキシ基以外のエポキシ基を2つ有する有機化合物を用いることである。
導電性材料は、1種のエポキシ基含有有機化合物のみを含んでいてもよく、2種以上の有機化合物を含んでいてもよいが、2種以上の有機化合物を含む場合、エポキシ基を2つ以上有する有機化合物がエポキシ基含有有機化合物全体の50質量%以上であることが好ましい。より好ましくは、70質量%以上であり、更に好ましくは、90質量%以上である。
エポキシ基含有有機化合物が構造中に芳香環を有する場合、芳香環の数は特に制限されないが、1〜10個であることが好ましい。より好ましくは、1〜3個である。
なお、本発明において、芳香環の数とは、独立して存在する芳香環の数を意味し、ナフタレン環やアントラセン環のような複数の芳香環が縮環した構造のものは、縮環した環構造全体で1つの芳香環として数える。
芳香環としては、特に制限されず、例えば、ベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環、テトラセン環、ペンタセン環、フェナントレン環、クリセン環、トリフェニレン環、テトラフェン環、ピレン環、ピセン環、ペリレン環、ヘリセン環、コロネン環が挙げられるが、これら具体的に記載した芳香環のいずれかであることが好ましい。
Rは、炭素数1〜50の2価の炭化水素基であるが、好ましくは、炭素数1〜40の2価の炭化水素基であり、更に好ましくは、炭素数1〜30の2価の炭化水素基である。
上記式(1)におけるRの2価の炭化水素基としては、直鎖状、分岐状、環状のいずれのものであってよく、これらを組み合わせた構造であってもよい。
また、Rの部分が芳香環を有する炭化水素基である場合、Rが芳香環のみからなる構造、又は、2つ以上の芳香環が直鎖又は分岐状アルキル基を介して結合した構造が好ましい。
溶媒としては、例えば、N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシド、スルホラン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリル、ベンゾニトリル、ニトロベンゼン、ニトロメタン、アセトン、メチルエチルケトン、イソブチルケトン、メタノール、水等の極性溶媒;トルエンやキシレン等の非極性溶媒等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用いることができる。
本発明の導電性材料は、熱電変換素子の熱電変換層の材料として好適である。このような、本発明の導電性材料を用いてなる熱電変換層を含んで構成される熱電変換素子もまた、本発明の1つである。
本発明の熱電変換素子は、本発明の熱電変換材料を用いてなる熱電変換層を含んで構成されるものであればよく、公知の種々の形態をとることができる。
上述のように、熱電変換素子を用いて大きな電位差を得る場合、高温側の絶縁材料と低温側の絶縁材料とにn型熱電変換素子、p型熱電変換素子の両方が挟まれた熱電変換装置を構成することになる。この場合、n型、p型の熱電変換素子の材料が異なると、熱膨張係数の違いによって素子の熱膨張に違いが生じ、熱電変換装置に歪みが生じて不具合をおこすおそれがある。これに対し、本発明の導電性材料は、エポキシ基含有有機化合物の種類によって、n型熱電変換素子、p型熱電変換素子のいずれも作製することができるため、n型熱電変換素子、p型熱電変換素子の両方を本発明の導電性材料を用いて作製すると、熱電変換素子の材料の違いに起因する上記のような不具合の発生を効果的に抑制することができる。
このようにn型熱電変換素子、p型熱電変換素子のいずれも作製することができることは、本発明の導電性材料の利点の1つである。
このような、p型及びn型の熱電変換素子を含んで構成される熱電変換装置であって、該p型及びn型熱電変換素子は、ともに炭素材料とエポキシ基含有有機化合物とを含む導電性材料を用いてなる熱電変換層を含んで構成される熱電変換装置もまた、本発明の1つである。
<体積抵抗値>
実施例に記載の方法で作成した導電性材料の膜に対して比抵抗測定装置(ロレスタGP MCP−T600、三菱化学株式会社製)を用いて、室温(約25℃)で測定した。
<ゼーベック係数、及び、パワーファクター(PF)>
実施例に記載の方法で作成した導電性材料の膜の表面において、平均温度が約25℃になるように一部を温め、別の一部を冷やすことによって、導電性材料の膜の表面に所定の温度差を生じさせて起電力を測定した。縦軸を起電力とし、横軸を温度差とするグラフを作成し、このグラフの傾きから、導電性材料のゼーベック係数を算出した。本試験でゼーベック係数の値がプラスを示す導電性材料はp型熱電材料であり、マイナスを示す導電性材料はn型熱電材料である。なおパワーファクター(PF)は、上記のように測定した体積抵抗値の逆数(電気伝導率)とゼーベック係数の二乗との積により算出した。
水浴に設置した1Lビーカーに濃硫酸300mLと鱗片状黒鉛(伊藤黒鉛工業製:Z−5F)12gを投入し、撹拌翼で撹拌した。ビーカーの周りを氷で冷やしながら6gのKMnO4を徐々に加えた後、35℃まで昇温し、35℃で2時間撹拌した。その後、ビーカーの周りを氷で冷やしながら水300mLをゆっくりと加えた。続いて濃度30%(w/v)の過酸化水素水3mLを加えて、20℃で30分間撹拌した。撹拌終了後、ビーカー内の液を4本の遠心瓶(500mL)に分けて入れ、遠心分離精製を行ってから上澄みを除去して沈殿物を得た。沈殿物が残った遠心瓶に水を入れ、撹拌、振盪により沈殿物を分散させてから再度遠心分離を行う操作を、pHが6程度になるまで繰り返して、炭素材料(酸化グラフェン)が水に分散した酸化グラフェン水分散体を得た。
調製例1で得られた酸化グラフェン(GO)水分散液500gにN−メチルピロリドン(NMP)220gを入れ、撹拌しながら130℃、200Torrで減圧し、溶媒置換を行った。最終的に酸化グラフェンのN−メチルピロリドン溶液分散体(濃度2.5wt%)を得た。
70mLマヨネーズ瓶に2.5wt%の酸化グラフェンのN−メチルピロリドン溶液50gとナフタレン骨格含有エポキシ樹脂(日立化成工業製:HP−4032D)1.25gを加え、直径1mmジルコニアビーズを敷き詰め、ペイントシェーカー(東洋精機製:試験用分散機)で1時間撹拌した後、イミダゾール(四国化成工業製:2E4MZ−CN)を0.3g加え、さらに1分間ペイントシェーカーで撹拌した後、40メッシュの金網でジルコニアビーズを取り除き、導電性材料(1)を調製した。得られた導電性材料(1)をアルミ皿上に12g計量し、空気中150℃で3時間加熱して、熱電変換材料の膜(1)を得た。得られた膜(1)の体積抵抗値(Ω・cm)(電気伝導率の逆数)、ゼーベック係数(μV/K)を空気中で測定し、パワーファクター(PF)(μm/mK2)を算出した。結果を表1に示す。
エポキシ樹脂の種類を表1のように変更した以外は、実施例1と同様にして導電性材料(2)、(3)、(5)及び(6)を調製した。これらの導電性材料から実施例1と同様にして得た熱電変換材料の膜(2)、(3)、(5)及び(6)の体積抵抗値(Ω・cm)(電気伝導率の逆数)、ゼーベック係数(μV/K)を空気中で測定し、パワーファクター(PF)(μm/mK2)を算出した。結果を表1に示す。
70mLマヨネーズ瓶に2.5wt%の酸化グラフェンのN−メチルピロリドン溶液33gとナフタレン骨格含有エポキシ樹脂(日立化成工業製:HD−3032D)16.47gを加え、直径1mmジルコニアビーズを敷き詰め、ペイントシェーカー(東洋精機製:試験用分散機)で1時間撹拌した後、イミダゾール(四国化成工業製:2E4MZ−CN)を0.33g加え、さらに1分間ペイントシェーカーで撹拌した後、40メッシュの金網でジルコニアビーズを取り除き、導電性材料(4)を調製した。得られた導電性材料(4)をアルミ皿上に12g計量し、空気中150℃で3時間加熱し、熱電変換材料の膜(4)を得た。得られた膜(4)の体積抵抗値(Ω・cm)(電気伝導率の逆数)、ゼーベック係数(μV/K)を測定し、パワーファクター(PF)(μm/mK2)を算出した。結果を表1に示す。
エポキシ基含有有機化合物(1):ナフタレン骨格含有エポキシ樹脂(DIC社製、HP−4032D)
エポキシ基含有有機化合物(2):ビスフェノールF型骨格含有エポキシ樹脂(三菱化学社製、YL−983U)
エポキシ基含有有機化合物(3):ビスフェノールA型骨格含有エポキシ樹脂(三菱化学社製、YL−828EL)
エポキシ基含有有機化合物(4):水添ビスフェノールA型骨格含有エポキシ樹脂(三菱化学社製、YX−8034)
エポキシ基含有有機化合物(5):グリシジルエーテル骨格含有エポキシ樹脂(阪本薬品工業社製、SR−2EG)
また、芳香環を構造に有するエポキシ基含有有機化合物に酸化グラフェンを配合したもの(実施例1〜4)は、ゼーベック係数の値がマイナスの値をとっており、n型熱電変換材料の挙動を示した。一方芳香環を構造に有しないエポキシ基含有有機化合物に酸化グラフェンを配合したもの(参考例1、2)のゼーベック係数の値はプラスであり、p型熱電変換材料の挙動を示した。特に、エポキシ基含有有機化合物が芳香環を有しているか脂環を有しているかの違い以外は同じ条件である実施例3と参考例1とを比較すると、n型熱電変換材料の挙動を示す上でエポキシ基含有有機化合物の構造に芳香環が必要であるといえる。
またこの結果から、エポキシ基含有有機化合物の選択により、n型熱電変換材料の挙動を示すもの、p型熱電変換材料の挙動を示すものの両方を作製することができ、同じエポキシ系有機化合物を用いた素子によって、熱電変換装置を構成することが可能であることが確認された。
Claims (8)
- 炭素材料と、芳香族エポキシ樹脂とを含むことを特徴とするn型熱電変換材料。
- 前記炭素材料は、グラフェン骨格を有することを特徴とする請求項1に記載のn型熱電変換材料。
- 前記グラフェン骨格を有する炭素材料は、酸素原子数に対する炭素原子数の比が1〜100であることを特徴とする請求項2に記載のn型熱電変換材料。
- 炭素材料と、脂環式エポキシ樹脂とを含むことを特徴とするp型熱電変換材料。
- 前記炭素材料は、グラフェン骨格を有することを特徴とする請求項4に記載のp型熱電変換材料。
- 前記グラフェン骨格を有する炭素材料は、酸素原子数に対する炭素原子数の比が1〜100であることを特徴とする請求項5に記載のp型熱電変換材料。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のn型熱電変換材料、及び/又は、請求項4〜6のいずれかに記載のp型熱電変換材料を用いてなる熱電変換層を含んで構成されることを特徴とする熱電変換素子。
- p型及びn型の熱電変換素子を含んで構成される熱電変換装置であって、
該p型熱電変換素子は、炭素材料と脂環式エポキシ樹脂とを含むp型熱電変換材料を用いてなる熱電変換層を含んで構成され、
該n型熱電変換素子は、炭素材料と芳香族エポキシ樹脂とを含むn型熱電変換材料を用いてなる熱電変換層を含んで構成されることを特徴とする熱電変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015075210A JP6592268B2 (ja) | 2015-04-01 | 2015-04-01 | 導電性材料及びそれを用いた熱電変換素子、熱電変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015075210A JP6592268B2 (ja) | 2015-04-01 | 2015-04-01 | 導電性材料及びそれを用いた熱電変換素子、熱電変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016195213A JP2016195213A (ja) | 2016-11-17 |
JP6592268B2 true JP6592268B2 (ja) | 2019-10-16 |
Family
ID=57322985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015075210A Active JP6592268B2 (ja) | 2015-04-01 | 2015-04-01 | 導電性材料及びそれを用いた熱電変換素子、熱電変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6592268B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7175588B2 (ja) * | 2017-02-14 | 2022-11-21 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 炭素材料含有架橋性熱電変換複合体、および、それを用いた熱電変換素子 |
US10882972B2 (en) * | 2017-12-21 | 2021-01-05 | Palo Alto Research Center Incorporated | Functionalized graphene oxide curable formulations |
US11781027B2 (en) | 2021-06-07 | 2023-10-10 | Xerox Corporation | Printable mixed fillers epoxy composites |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101084260A (zh) * | 2004-08-31 | 2007-12-05 | 海珀里昂催化国际有限公司 | 通过挤出制备的导电热固性材料 |
JP2007039567A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Kri Inc | 高周波電子部品用複合成形体及び高周波電子部品用複合成形体製造用組成物 |
WO2010066730A1 (de) * | 2008-12-11 | 2010-06-17 | Futurecarbon Gmbh | Leitfähige zubereitung sowie verfahren zu deren herstellung |
CN102448879B (zh) * | 2009-06-16 | 2014-10-22 | 富士通株式会社 | 石墨结构体、电子部件及电子部件的制造方法 |
WO2012054504A2 (en) * | 2010-10-18 | 2012-04-26 | Wake Forest University | Thermoelectric apparatus and applications thereof |
JP2012136575A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Daicel Corp | 導電性放熱フィルム及びその製造方法 |
KR20230047202A (ko) * | 2011-09-30 | 2023-04-06 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 양극, 리튬 이차 전지, 전기 자동차, 하이브리드 자동차, 이동체, 시스템, 및 전기 기기 |
JP2013208881A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Nippon Zeon Co Ltd | グラフェン層含有多層フィルムとその製造方法、接着性グラフェン膜/金属箔積層体 |
JP6077347B2 (ja) * | 2012-04-10 | 2017-02-08 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 非水系二次電池用正極の製造方法 |
JP2013258129A (ja) * | 2012-05-14 | 2013-12-26 | Mitsubishi Chemicals Corp | 固体燃料電池用電解質およびそれを用いた固体燃料電池用セル |
JP5768299B2 (ja) * | 2013-02-28 | 2015-08-26 | 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学 | ドーパントの選択方法、ドーパント組成物、カーボンナノチューブ−ドーパント複合体の製造方法、シート状材料およびカーボンナノチューブ−ドーパント複合体 |
CN105210203A (zh) * | 2013-03-14 | 2015-12-30 | 韦克森林大学 | 热电装置和制品及其应用 |
JP5984748B2 (ja) * | 2013-07-01 | 2016-09-06 | 富士フイルム株式会社 | 熱電変換素子および熱電変換モジュール |
JP2015040211A (ja) * | 2013-08-20 | 2015-03-02 | 尾池工業株式会社 | グラフェン分散組成物およびカーボン含有樹脂積層体 |
-
2015
- 2015-04-01 JP JP2015075210A patent/JP6592268B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016195213A (ja) | 2016-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Oh et al. | Highly conductive ferroelectric cellulose composite papers for efficient triboelectric nanogenerators | |
Chen et al. | Construction of 3D boron nitride nanosheets/silver networks in epoxy-based composites with high thermal conductivity via in-situ sintering of silver nanoparticles | |
Yoo et al. | Effects of one-and two-dimensional carbon hybridization of PEDOT: PSS on the power factor of polymer thermoelectric energy conversion devices | |
CN106459718B (zh) | 导热性导电性粘接剂组合物 | |
Tien et al. | Novel conductive epoxy composites composed of 2-D chemically reduced graphene and 1-D silver nanowire hybrid fillers | |
Tsai et al. | Flexible polyimide films hybrid with functionalized boron nitride and graphene oxide simultaneously to improve thermal conduction and dimensional stability | |
Hu et al. | Preparation and properties of dopamine reduced graphene oxide and its composites of epoxy | |
Kim et al. | Thermoelectric properties of nanocomposite thin films prepared with poly (3, 4-ethylenedioxythiophene) poly (styrenesulfonate) and graphene | |
JP5848284B2 (ja) | 熱電変換素子及びこれを用いた熱電変換材料 | |
US9496475B2 (en) | High performance thermoelectric materials | |
Baek et al. | Preparation of conductive carbon films from polyacrylonitrile/graphene oxide composite films by thermal treatment | |
Zhang et al. | Effectively decoupling electrical and thermal conductivity of polymer composites | |
Su et al. | Enhanced thermal conductivity in epoxy nanocomposites with hybrid boron nitride nanotubes and nanosheets | |
JP6592268B2 (ja) | 導電性材料及びそれを用いた熱電変換素子、熱電変換装置 | |
Wang et al. | Through-thickness thermal conductivity enhancement of graphite film/epoxy composite via short duration acidizing modification | |
Ube et al. | Fabrication of well-isolated graphene and evaluation of thermoelectric performance of polyaniline–graphene composite film | |
CN104023505A (zh) | 一种高导热石墨膜的制备方法 | |
Liu et al. | Free‐Standing Single‐Walled Carbon Nanotube/SnSe Nanosheet/Poly (3, 4‐Ethylenedioxythiophene): Poly (4‐Styrenesulfonate) Nanocomposite Films for Flexible Thermoelectric Power Generators | |
Ye et al. | Alumina-coated Cu@ reduced graphene oxide microspheres as enhanced antioxidative and electrically insulating fillers for thermal interface materials with high thermal conductivity | |
Liao et al. | A novel approach to prepare graphene oxide/soluble polyimide composite films with a low dielectric constant and high mechanical properties | |
JP2017132662A (ja) | 窒化ホウ素ナノチューブ材料及び熱硬化性材料 | |
JP6499450B2 (ja) | 酸化グラフェン複合組成物 | |
US20140048748A1 (en) | Graphene nanoribbon composites and methods of making the same | |
JPWO2017122808A1 (ja) | 熱電変換素子用フィルムの製造方法 | |
WO2015099049A1 (ja) | 導電性ペーストおよび導電性フィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180911 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190416 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190423 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190910 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190920 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6592268 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |