JP6588835B2 - 情報管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡の使用履歴および洗浄履歴を管理する技術に関する。
内視鏡検査による患者から患者への感染を防止するために、洗浄担当者は、定められたガイドラインにしたがって使用済み内視鏡の洗浄、消毒を行っている。医療施設では、内視鏡がどの検査で使用され、また使用された内視鏡がどの洗浄機で洗浄されたかを、履歴として管理することが好ましい。内視鏡の使用情報および洗浄情報を履歴管理することで、万が一、感染症が発生した場合には、管理している履歴情報から原因を特定して対策を講じることができる。
特許文献1は、内視鏡装置から内視鏡画像を取得して、内視鏡画像と内視鏡識別情報を関連付ける画像管理装置と、洗浄装置から洗浄に関する履歴情報を取得して、履歴情報と内視鏡識別情報を関連付ける洗浄情報管理装置と、関連付けられた内視鏡画像及び履歴情報が格納されるサーバとを備えた内視鏡情報管理システムを開示する。
特開2009−95502号公報
内視鏡の使用情報および洗浄情報は正しく関連付けられる必要があり、間違いは許されない。たとえば内視鏡の使用情報と、時間的に後の洗浄情報とを関連付ける処理を考えた場合、多くのケースでは正しい関連付けが実施されるが、関連付けた使用情報と洗浄情報との間に、取得できなかった別の洗浄情報と使用情報とが存在していることも考えられる。たとえば通信不調により、別の洗浄情報と使用情報とが取得できなかった場合、本来であれば、取得した使用情報と取得できなかった洗浄情報とが関連付けられ、取得できなかった使用情報と取得した洗浄情報とが関連付けなければならず、取得した使用情報と洗浄情報とを関連付けたことは間違いとなる。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、内視鏡の使用情報と洗浄情報とを適切に関連付ける技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の情報管理装置は、内視鏡が接続される複数の処理装置と、内視鏡を洗浄する複数の洗浄機を管理する管理部と、処理装置における内視鏡の使用状況を示す使用情報と、洗浄機における内視鏡の洗浄状況を示す洗浄情報とを取得する情報取得部と、内視鏡の使用情報と、当該内視鏡の洗浄情報とを関連付けて記憶部に記憶する記憶処理部と、を備える。管理部は、情報取得部が使用情報および洗浄情報をそれぞれ最後に取得した最終時刻から、記憶処理部が関連付け処理を実施可能な上限時刻を特定し、記憶処理部は、上限時刻までに情報取得部で取得した使用情報と洗浄情報とを関連付けて記憶部に記憶する。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、内視鏡の使用情報と洗浄情報とを適切に関連付ける技術を提供することができる。
本発明の実施例にかかる情報管理システムの構成を示す図である。 処理装置の構成を示す図である。 洗浄機の構成を示す図である。 情報管理装置の構成を示す図である。 管理対象である各機器の稼働状況の時間表の一例を示す図である。 管理対象である各機器の稼働状況の時間表の一例を示す図である。 管理対象である各機器の稼働状況の時間表の一例を示す図である。 管理対象である各機器の稼働状況の時間表の一例を示す図である。
図1は、本発明の実施例にかかる情報管理システム1の構成を示す図である。情報管理システム1は、内視鏡12の使用状況を示す使用情報および洗浄状況を示す洗浄情報を管理するためのシステムであり、複数の内視鏡システム10、洗浄システム50および情報管理装置100を備える。内視鏡システム10および洗浄システム50は、LAN(ローカルエリアネットワーク)などのネットワーク2によって情報管理装置100と通信可能に接続される。
実施例では、医療施設が2つの第1内視鏡システム10a、第2内視鏡システム10bを備えているが、3つ以上の内視鏡システム10を備えてもよい。第1内視鏡システム10aは、第1処理装置14aおよび表示装置16aを有し、第2内視鏡システム10bは、第2処理装置14bおよび表示装置16bを有する。第1処理装置14aおよび第2処理装置14b(以下、特に区別しない場合は「処理装置14」とよぶ)は、それぞれ通信機能を有し、ネットワーク2に接続することで情報管理装置100と通信できる。なお処理装置14は、検査室に設置される据置式のものであってもよいが、可搬式のものであってもよい。可搬式の場合、処理装置14は、ネットワーク環境のない手術室などに運び込まれることがあり、その場合、処理装置14は、情報管理装置100との間で通信不能な状態となる。
第1内視鏡システム10aにおいて、内視鏡12aの接続部が第1処理装置14aに接続される。内視鏡12aは、入射光を電気信号に変換する固体撮像素子(たとえばCCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサ)、および光電変換された画像データに対してA/D変換、ノイズ除去などの信号処理を施す信号処理回路を備える。内視鏡12aの先端部が患者の体内に挿入され、医師が内視鏡12aのレリーズスイッチを押すと、内視鏡12aは体内の静止画像を撮影する。第1処理装置14aは、内視鏡12aにより取得されている映像を表示装置16aにリアルタイムで表示させ、また内視鏡12aにより撮影された検査画像を画像サーバ(図示せず)に送信して記憶させる。
同様に第2内視鏡システム10bにおいても、内視鏡12bの接続部が第2処理装置14bに接続される。内視鏡12bの先端部が患者の体内に挿入され、医師が内視鏡12bのレリーズスイッチを押したタイミングで体内の静止画像を撮影する。第2処理装置14bは、内視鏡12bにより取得されている映像を表示装置16bにリアルタイムで表示させ、また内視鏡12bにより撮影された検査画像を画像サーバに送信して記憶させる。
各処理装置14は、情報管理装置100に対して内視鏡12の使用状況を示す使用情報を送信する。ここで使用情報は、処理装置14の識別情報(以下、「処理装置ID」とよぶ)、内視鏡12の識別情報(以下、「スコープID」とよぶ)、内視鏡検査の識別情報(以下、「検査ID」とよぶ)、検査時刻情報を含んでよい。検査時刻情報は、少なくとも検査終了時刻情報を含み、さらに検査開始時刻情報を含んでよい。
図2は、処理装置14の構成を示す。処理装置14は、コネクタ20、スコープID取得部22、ボタン操作受付部24、使用情報生成部26、通信処理部28およびメモリ30を備える。図2は、処理装置14が使用情報を情報管理装置100に送信する構成を示しており、処理装置14による画像処理に関する構成の図示は省略している。
コネクタ20には、内視鏡12の接続部が挿入されて接続される。内視鏡12はコネクタ20に接続されると、スコープIDを処理装置14に送信し、スコープID取得部22は、送信されたスコープIDを取得する。なお内視鏡12にスコープIDを印刷したテープが貼り付けられ、スコープIDの読取手段が読み取ったスコープIDを、スコープID取得部22が取得してもよい。スコープID取得部22は、取得したスコープIDを、メモリ30に記憶する。
ボタン操作受付部24は、検査の開始ボタンおよび検査の終了ボタンの操作を受け付ける。これから実施する検査が指定された後、ボタン操作受付部24が、検査開始ボタンの操作を受け付けると、検査開始ボタンの操作を受け付けた時刻(検査開始時刻)の情報をメモリ30に記憶する。なおボタン操作受付部24が検査開始ボタンの操作を受け付けると、内視鏡12から供給される画像データを処理する画像処理部(図示せず)が起動され、画像処理部が表示装置16に検査画像を表示させて、内視鏡検査が開始される。なお、これから実施する検査が指定された際、検査IDがメモリ30に記憶される。
ボタン操作受付部24は、検査の終了ボタンの操作を受け付けると、画像処理部への電源供給をオフにするとともに、検査終了ボタンの操作を受け付けた時刻(検査終了時刻)の情報を、メモリ30に記憶する。なおメモリ30には、処理装置IDが最初から記憶されており、記憶された処理装置ID、スコープID、検査ID、検査開始時刻情報、検査終了時刻情報は、内視鏡12の使用情報の要素を構成する。
使用情報生成部26は、メモリ30に記憶された使用情報の要素を読み出して内視鏡12の使用情報を生成し、通信処理部28は、生成された使用情報を、情報管理装置100に送信する。なお使用情報生成部26は、通信処理部28が使用情報を送信するタイミングで通信処理部28から使用情報の生成を指示され、この指示にもとづいて使用情報を生成する。使用情報には少なくとも処理装置ID、スコープIDおよび検査IDが含まれてよい。
通信処理部28は、送信すべき要素が生じたとき、つまり送信すべき要素がメモリ30に記憶されたときを、使用情報の送信タイミングと定めてよい。たとえば検査開始ボタンが操作されて、検査開始時刻情報がメモリ30に記憶されると、使用情報生成部26は、処理装置ID、スコープIDおよび検査IDと、検査開始時刻情報とを組み合わせて使用情報を生成し、通信処理部28が、生成された使用情報を情報管理装置100に送信する。また検査終了ボタンが操作されて、検査終了時刻情報がメモリ30に記憶されると、使用情報生成部26は、処理装置ID、スコープIDおよび検査IDと、検査終了時刻情報とを組み合わせて使用情報を生成し、通信処理部28が、生成された使用情報を情報管理装置100に送信する。このように処理装置ID、スコープIDおよび検査ID以外の他の要素、つまり検査開始時刻情報または検査終了時刻情報がメモリ30に記憶されたタイミングで使用情報が生成されてよいが、検査開始時刻情報および検査終了時刻情報は、一度使用情報として送信されると、再度使用情報として送信されなくてよい。
なお検査開始後は、処理装置14の処理負荷が大きくなるため、通信処理部28が、使用情報を情報管理装置100に送信できないように制御されることがある。このとき通信処理部28は、検査開始ボタンが操作されてから検査終了ボタンが操作されるまでの間、使用情報を送信できないため、検査終了ボタンが操作されたタイミングを、使用情報の送信タイミングと定めることになる。そのため使用情報生成部26は、検査終了ボタンが操作されて検査終了時刻情報がメモリ30に記憶されたタイミングで、メモリ30から、まだ送信していない使用情報の要素を抽出し、処理装置ID、スコープID、検査ID、検査開始時刻情報と検査終了時刻情報とを組み合わせて使用情報を生成する。なお検査中以外の時間帯は、通信処理部28が周期的に、送信すべき情報要素がないことを示す使用情報を情報管理装置100に送信することが好ましい。
上記したように可搬式の処理装置14は、様々な場所に運び込まれて使用される可能性があるが、運び込まれた場所が、ネットワーク環境を有しているとは限らない。ネットワーク環境がなければ、処理装置14は、オフラインで使用されることになり、オフラインでの使用中、メモリ30には検査ごとに使用情報の要素が蓄積される。処理装置14があらためてネットワーク2に接続されると、通信処理部28は、使用情報を情報管理装置100に送信可能となったことを検出し、使用情報生成部26に、使用情報の生成を指示する。これにより使用情報生成部26は、メモリ30に蓄積された情報要素から、内視鏡12の使用情報を生成して、通信処理部28が使用情報を情報管理装置100に送信する。
なお処理装置14がネットワーク2に接続されている場合であっても、検査終了ボタンが操作された直後に、処理装置14のメイン電源がオフされると、通信処理部28が使用情報を送信できないことも考えられる。この場合も、処理装置14のメイン電源がオンされて、通信処理部28が情報管理装置100に使用情報を送信可能となったことを検出したときに、使用情報生成部26に使用情報の生成を指示して、通信処理部28が使用情報を情報管理装置100に送信する。
以上のケースでは、送信するべき使用情報の要素が発生したタイミングに、通信処理部28が使用情報を情報管理装置100に送信することができない。そのため情報管理装置100は、処理装置14における内視鏡12の使用情報をリアルタイムで管理できない状況になる。
図1に戻り、洗浄システム50は、複数の洗浄機52を有する。この例では洗浄システム50が、2つの第1洗浄機52a、第2洗浄機52bを有しているが、3つ以上の洗浄機52を有してもよい。第1洗浄機52aおよび第2洗浄機52bは、それぞれ通信機能を有し、情報管理装置100に対して内視鏡12の洗浄状況を示す洗浄情報を送信する。なお洗浄システム50は洗浄サーバを有し、洗浄サーバが、各洗浄機52における内視鏡12の洗浄情報を情報管理装置100に対して送信してもよい。
ここで洗浄情報は、洗浄機52の識別情報(以下、「洗浄機ID」とよぶ)、内視鏡12の識別情報(スコープID)、洗浄時刻情報を含み、さらに洗浄プログラムの種別や、洗浄担当者の情報を含んでよい。洗浄時刻情報は、洗浄開始時刻情報を含み、さらに洗浄終了時刻情報を含んでよい。
図3は、洗浄機52の構成を示す。洗浄機52は、ID読取部60、スコープID取得部62、ボタン操作受付部64、洗浄終了検知部66、洗浄情報生成部68、通信処理部70およびメモリ72を備える。図3は、洗浄機52が洗浄情報を情報管理装置100に送信する構成を示しており、洗浄機52による洗浄処理に関する構成の図示は省略している。
内視鏡12にはスコープIDを印刷したテープが貼り付けられ、洗浄開始前に洗浄担当者はID読取部60にスコープIDを読み取らせると、スコープID取得部62が、ID読取部60が読み取ったスコープIDを取得する。スコープID取得部62は、取得したスコープIDを、メモリ72に記憶する。なおスコープIDは洗浄担当者により操作パネルから手入力されてもよく、スコープID取得部62は、これから洗浄する内視鏡12のスコープIDを取得できればよい。たとえば洗浄槽に内視鏡12をセットした際に、内視鏡12のスコープIDが自動的に読み取られるような構成を有してもよい。
ボタン操作受付部64は、洗浄処理の開始ボタンの操作を受け付ける。洗浄担当者は、検査で使用された内視鏡12を洗浄槽にセットし、洗浄プログラムを選択してから開始ボタンを操作する。ボタン操作受付部64が、洗浄開始ボタンの操作を受け付けると、洗浄開始ボタンの操作を受け付けた時刻(洗浄開始時刻)の情報をメモリ72に記憶する。ボタン操作受付部64が洗浄開始ボタンの操作を受け付けると、洗浄プログラムにしたがった手順で洗浄処理が実行される。なお洗浄開始時刻を予約できる洗浄機52においては、ボタン操作受付部64が、予約された洗浄開始時刻の情報をメモリ72に記憶してもよい。
洗浄プログラムが洗浄処理を終了すると、洗浄終了検知部66が、洗浄処理の終了を検知し、洗浄終了時刻の情報をメモリ72に記憶する。なおメモリ72には、洗浄機IDが最初から記憶されており、記憶された洗浄機ID、スコープID、洗浄開始時刻情報、洗浄終了時刻情報は、内視鏡12の洗浄情報の要素を構成する。
洗浄情報生成部68は、メモリ72に記憶された洗浄情報の要素を読み出して内視鏡12の洗浄情報を生成し、通信処理部70は、生成された洗浄情報を、情報管理装置100に送信する。なお洗浄情報生成部68は、通信処理部70が洗浄情報を送信するタイミングで、通信処理部70から洗浄情報の生成を指示され、この指示にもとづいて洗浄情報を生成する。洗浄情報には少なくとも洗浄機IDおよびスコープIDが含まれてよい。
実施例において情報管理装置100は、洗浄機52に対して、送信すべき洗浄情報の有無の問い合わせを行うポーリング通知を送信する。たとえばポーリング通知は、1分周期で実施されてよい。通信処理部70がポーリング通知を受信すると、洗浄情報生成部68は、メモリ72に記憶している未送信の洗浄情報の要素を抽出して洗浄情報を生成し、通信処理部70がポーリング通知に対する応答として、洗浄情報を送信する。洗浄情報生成部68は、洗浄機IDおよびスコープIDを必ず含めるように洗浄情報を生成する。したがって洗浄情報生成部68は、他の要素、つまり洗浄開始時刻情報または検査終了時刻情報とがメモリ72に新たに記憶されていると、新たに記憶された情報を含めた洗浄情報を生成する。
具体的には、通信処理部70がポーリング通知を受信したときに、メモリ72に洗浄開始時刻情報が新たに記憶されていると、洗浄情報生成部68は、洗浄機ID、スコープIDおよび洗浄開始時刻情報をメモリ72から抽出して、これらを組み合わせた洗浄情報を生成する。また通信処理部70がポーリング通知を受信したときに、洗浄処理が終了されて、メモリ72に洗浄終了時刻情報が新たに記憶されていると、洗浄情報生成部68は、洗浄機ID、スコープIDおよび洗浄終了時刻情報をメモリ72から抽出して、これらを組み合わせた洗浄情報を生成する。なおメモリ72に新たな洗浄情報の要素が記憶されていなければ、新たに送信するべき洗浄情報の要素がないため、洗浄情報生成部68は、送信すべき情報要素がないことを示す洗浄情報を生成し、通信処理部70が、新たな情報要素がないことを示す洗浄情報を情報管理装置100に送信する。
なお、以上は通信処理部70が、情報管理装置100からのポーリング通知に応答する例であるが、処理装置14の通信処理部28としても説明したように、通信処理部70は、送信すべき洗浄情報の要素が生じたとき、つまり送信すべき洗浄情報の要素がメモリ72に記憶されたときに、洗浄情報生成部68に洗浄情報の生成を指示し、生成された洗浄情報を情報管理装置100に送信してもよい。
なお洗浄機52は排水設備が必要なため、通常は洗浄室に設置される据置タイプが利用される。そのため処理装置14のように、別の場所に移動されて情報管理装置100と通信不能になる可能性はないが、ネットワークの不調により、洗浄機52と情報管理装置100との間が通信不能になる可能性はある。この場合、通信処理部70は洗浄情報を情報管理装置100にリアルタイムで送信できず、メモリ72には、未送信の洗浄情報の要素が蓄積されていく。そのため通信処理部70は情報管理装置100に使用情報を送信可能となったことを検出したときに、洗浄情報生成部68に洗浄情報の生成を指示して、未送信の洗浄情報の要素を含む洗浄情報を情報管理装置100に送信する。
以上のケースでは、通信処理部70が、送信するべき洗浄情報の要素をリアルタイムで情報管理装置100に送信することができない。そのため情報管理装置100は、洗浄機52における内視鏡12の洗浄情報をリアルタイムで管理できない状況になる。
実施例では、処理装置14および洗浄機52の通信事情に問題がなければ、情報管理装置100は、リアルタイムで複数の処理装置14における内視鏡12の使用情報および複数の洗浄機52における内視鏡12の洗浄情報を取得するが、処理装置14または洗浄機52のいずれかの通信事情に問題があると、情報管理装置100は、問題がある機器から使用情報および/または洗浄情報をリアルタイムで取得できない。実施例では、そのようなケースにおける使用情報と洗浄情報との関連付け処理について説明する。
図4は、情報管理装置100の構成を示す。情報管理装置100は、情報取得部102、管理部104、記憶処理部110、メモリ112および履歴記憶部114を備える。これらの構成はハードウエア的には、任意のプロセッサ、メモリ、補助記憶装置、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
管理部104は、内視鏡12が接続される複数の処理装置14と、内視鏡12を洗浄する複数の洗浄機52を管理する。具体的に管理部104は、情報管理システム1において稼働する複数の処理装置14の処理装置IDと、複数の洗浄機52の洗浄機IDとを記録したデータベースを管理する。なお処理装置14や洗浄機52が新規に導入された場合、管理部104は、当該機器のIDをデータベースに追加し、既存の処理装置14や洗浄機52が故障して修理に出した場合、管理部104は、当該機器のIDをデータベースから削除する。このように管理部104は、情報管理システム1に存在する処理装置14および洗浄機52の機器IDを管理する。
情報取得部102は、管理対象である処理装置14における内視鏡12の使用状況を示す使用情報と、管理対象である洗浄機52における内視鏡12の洗浄状況を示す洗浄情報とを取得する。記憶処理部110は、内視鏡12の使用情報と、内視鏡12の洗浄情報とを関連付けて履歴記憶部114に記憶する。記憶処理部110は、使用情報に含まれるスコープIDと、洗浄情報に含まれるスコープIDが同一の場合に、使用情報と洗浄情報とを関連付けて履歴記憶部114に記憶する。たとえば記憶処理部110は、情報取得部102において使用情報が既に取得され、後に情報取得部102において洗浄情報が取得されたタイミングで、使用情報と洗浄情報とを関連付けて履歴記憶部114に記憶してよい。これにより履歴記憶部114は、内視鏡12が使用された検査の検査ID、処理装置14のID、検査開始時刻、検査終了時刻と、当該検査で使用された内視鏡12を洗浄した洗浄機52のID、洗浄開始時刻、洗浄終了時刻を、関連付けられる。さらに、この後、洗浄された内視鏡12が検査で使用されると、その使用情報も、履歴記憶部114において関連付けて記憶される。これにより1つの内視鏡12の使用履歴および洗浄履歴を管理できる。
記憶処理部110は、同一のスコープIDを含む使用情報および洗浄情報を関連付けるが、このとき使用情報に含まれる検査終了時刻情報と、洗浄情報に含まれる洗浄開始時刻情報を参照し、検査終了時刻情報が洗浄開始時刻情報よりも時間的に前であることを確認する。これにより内視鏡12が使用された検査と、当該検査で使用された内視鏡12を洗浄した洗浄処理とを、関連付けられる。
しかしながら使用情報に含まれる検査終了時刻情報が、洗浄情報に含まれる洗浄開始時刻情報よりも時間的に前であったとしても、上記したように処理装置14および/または洗浄機52の通信事情に問題があると、情報管理装置100は、問題がある機器から使用情報および/または洗浄情報をリアルタイムで取得できない。そのため使用情報に含まれる検査終了時刻と、洗浄情報に含まれる洗浄開始時刻との間で、別の洗浄情報と、別の使用情報とを情報管理装置100が取得できていない可能性もある。そのため、取得している使用情報と洗浄情報とを、時間的な関係を満たすからといって関連付けることは、場合によっては間違いとなる。
そこで実施例において、管理部104は、最終時刻特定部106および上限時刻特定部108を備えて構成される。最終時刻特定部106は、情報取得部102が使用情報および洗浄情報をそれぞれ最後に取得した最終時刻を特定する。この例では、管理部104が管理する機器が、第1処理装置14a、第2処理装置14b、第1洗浄機52a、第2洗浄機52bであり、最終時刻特定部106は、各機器から使用情報または洗浄情報をそれぞれ最後に取得した最終時刻を特定する。つまり最終時刻特定部106は、第1処理装置14aから使用情報を最後に取得した最終時刻、第2処理装置14bから使用情報を最後に取得した最終時刻、第1洗浄機52aから洗浄情報を最後に取得した最終時刻、第2洗浄機52bから洗浄情報を最後に取得した最終時刻を、それぞれ特定する。
最終時刻特定部106により特定された最終時刻をうけて、上限時刻特定部108は、記憶処理部110が関連付け処理を実施可能な上限時刻を特定する。ここで関連付け処理を実施可能な上限時刻とは、管理部104が管理している4台の機器がリアルタイムで情報を情報管理装置100に送信していることが保証される時刻であり、関連付け処理を行うことが許容される時刻である。
上限時刻特定部108は、第1処理装置14aにおける使用情報を最後に取得した最終時刻、第2処理装置14bにおける使用情報を最後に取得した最終時刻、第1洗浄機52aにおける洗浄情報を最後に取得した最終時刻、第2洗浄機52bにおける洗浄情報を最後に取得した最終時刻のうち、時間的に最も前の最終時刻を上限時刻として特定する。
たとえば、現時刻が12時であり、各機器について、最終時刻特定部106により、以下の最終時刻が特定されているとする。
・第1処理装置14a 12時
・第2処理装置14b 10時10分
・第1洗浄機52a 10時10分
・第2洗浄機52b 12時
つまり第1処理装置14a、第2洗浄機52bは、現時刻(12時)の時点で、情報管理装置100に対してリアルタイムに情報を送信できており、一方で第2処理装置14bは、10時10分を最後に、使用情報を情報管理装置100に送信できておらず、また第1洗浄機52aは、10時10分を最後に、洗浄情報を情報管理装置100に送信できていない。
この場合、上限時刻特定部108は、時間的に最も前の最終時刻、つまり10時10分を上限時刻として特定する。記憶処理部110は、上限時刻までに情報取得部102で取得した使用情報と洗浄情報とを関連付けて履歴記憶部114に記憶するが、上限時刻以降の使用情報および洗浄情報は、関連付け処理の対象としない。
以下、情報管理装置100の動作例について説明する。
<動作例1>
図5は、第1処理装置14a、第2処理装置14b、第1洗浄機52a、第2洗浄機52bの稼働状況の一例を示す時間表であり、内視鏡検査業務の開始時刻である9時から12時までの間の稼働状況を示す。ここではスコープIDが「A」である内視鏡12(以下、「スコープA」とよぶ)の使用状況および洗浄状況を示しており、別の内視鏡12の使用状況および洗浄状況については図示を省略している。
スコープAは、情報管理システム1において、以下のように使用および洗浄されている。
<使用A> 9:10〜9:30 第1処理装置14aで使用
<洗浄A> 9:40〜10:00 第1洗浄機52aで洗浄
<使用B>10:20〜10:40 第2処理装置14bで使用
<洗浄B>11:10〜11:30 第2洗浄機52bで洗浄
図5では、第2処理装置14bおよび第1洗浄機52aの時間欄に、10時10分以降にハッチングが示されているが、これは第2処理装置14bから使用情報が、第1洗浄機52aから洗浄情報が、情報管理装置100に送信されてこない時間帯を示す。つまり第2処理装置14bは10時10分を最後に使用情報を情報管理装置100に送信できておらず、また第1洗浄機52aは10時10分を最後に洗浄情報を情報管理装置100に送信できていない。
最終時刻特定部106は、各機器につき以下の最終時刻を特定する。
・第1処理装置14a 12時
・第2処理装置14b 10時10分
・第1洗浄機52a 10時10分
・第2洗浄機52b 12時
これにより上限時刻特定部108は、10時10分を上限時刻として特定する。記憶処理部110は、上限時刻までに情報取得部102で取得した使用情報と洗浄情報とを関連付けて履歴記憶部114に記憶し、したがって使用Aと洗浄Aとを関連付けて履歴記憶部114に記憶する。このように各機器が安定して動作していることが保証されている上限時刻までの使用情報および洗浄情報を関連付けることで、確実な関連付け処理を実行できる。
図5に示す例では、情報取得部102は、使用Aの使用情報、洗浄Aの洗浄情報、洗浄Bの洗浄情報を取得するが、使用Bの使用情報を取得できていない。記憶処理部110は、洗浄Bの洗浄情報をメモリ112に記憶しておき、後に、上限時刻が、洗浄Bの洗浄終了時刻(11時30分)以降に更新された場合に、記憶処理部110は、あらためて洗浄Bの洗浄情報を使用Bの使用情報に関連付けるようにする。
<動作例2>
図6は、第1処理装置14a、第2処理装置14b、第1洗浄機52a、第2洗浄機52bの稼働状況の一例を示す時間表である。ここではスコープAの使用状況および洗浄状況を示しており、使用A、洗浄A、使用B、洗浄Bの各状況は、図5と同じである。また現時刻は12時である。
図6では、第1洗浄機52aの時間欄に、10時10分以降にハッチングが示されているが、これは第1洗浄機52aから洗浄情報が、情報管理装置100に送信されてこない時間帯を示す。つまり第1洗浄機52aは10時10分を最後に洗浄情報を情報管理装置100に送信できていない。
最終時刻特定部106は、各機器につき以下の最終時刻を特定する。
・第1処理装置14a 12時
・第2処理装置14b 12時
・第1洗浄機52a 10時10分
・第2洗浄機52b 12時
これにより上限時刻特定部108は、10時10分を上限時刻として特定する。記憶処理部110は、上限時刻までに情報取得部102で取得した使用情報と洗浄情報とを関連付けて履歴記憶部114に記憶し、したがって使用Aと洗浄Aとを関連付けて履歴記憶部114に記憶する。このように各機器が安定して動作していることが保証されている上限時刻までの使用情報および洗浄情報を関連付けることで、確実な関連付け処理を実行できる。
図6に示す例では、情報取得部102は、使用Aの使用情報、洗浄Aの洗浄情報、使用Bの使用情報、洗浄Bの洗浄情報を取得している。つまり結果として、現時刻(12時)までのスコープAの使用情報および洗浄情報をすべて情報取得部102が取得している。しかしながら第1洗浄機52aの動作が10時10分から不定となっているため、記憶処理部110は、10時10分以降の使用Bの使用情報、および洗浄Bの洗浄情報をメモリ112に記憶し、関連づけ処理の対象としない。後に上限時刻が、洗浄Bの洗浄終了時刻(11時30分)以降に更新された場合に、記憶処理部110は、あらためて洗浄Bの洗浄情報を使用Bの使用情報に関連付けるようにする。
<動作例3>
動作例2では、第1洗浄機52aが10時10分から12時まで、洗浄情報を情報管理装置100に送信できていないケースを説明したが、動作例3では、12時1分に第1洗浄機52aが、洗浄情報を情報管理装置100に送信できたケースを説明する。上記したように、第1洗浄機52aは、情報管理装置100と通信していない間、メモリ72に洗浄情報の要素を蓄積している。通信可能となった12時1分の時点で、洗浄情報生成部68が、メモリ72に記憶している未送信の洗浄情報の全ての要素を抽出して洗浄情報を生成し、通信処理部70が洗浄情報を情報管理装置100に送信する。
図7は、第1処理装置14a、第2処理装置14b、第1洗浄機52a、第2洗浄機52bの稼働状況の一例を示す時間表である。ここではスコープAの使用状況および洗浄状況を示しており、使用A、洗浄A、使用B、洗浄Bの各状況は、図5と同じである。また現時刻は12時1分である。
図7では、12時1分の時点で、第1処理装置14a、第2処理装置14b、第1洗浄機52a、第2洗浄機52bの全ての機器が、リアルタイムで情報を情報管理装置100に送信している。
最終時刻特定部106は、各機器につき以下の最終時刻を特定する。
・第1処理装置14a 12時1分
・第2処理装置14b 12時1分
・第1洗浄機52a 12時1分
・第2洗浄機52b 12時1分
これにより上限時刻特定部108は、現時刻である12時1分を上限時刻として特定する。このように上限時刻特定部108は、使用情報を最後に取得した最終時刻と、洗浄情報を最後に取得した最終時刻のうち、最も早かった最終時刻が時間的に後の時刻に更新されると、上限時刻を更新して記憶処理部110に通知する。これにより記憶処理部110は、上限時刻までに情報取得部102で取得した使用情報と洗浄情報とを関連付けて履歴記憶部114に記憶し、したがって使用Aと洗浄Aと使用Bと洗浄Bとを関連付けて履歴記憶部114に記憶する。このように通信事情が改善された場合には、記憶処理部110が、前回の上限時刻以降に取得された使用情報および/または洗浄情報の関連付け処理をあらためて実施する。これにより使用情報と洗浄情報とを正しく関連付けできるようになる。
<動作例4>
図8は、第1処理装置14a、第2処理装置14b、第1洗浄機52a、第2洗浄機52bの稼働状況の一例を示す時間表である。ここではスコープAの使用状況および洗浄状況を示しており、使用A、洗浄A、使用B、洗浄Bの各状況は、図5と同じである。また現時刻は12時である。
図8では、第2処理装置14bおよび第1洗浄機52aの時間欄に、9時35分以降にハッチングが示されており、これは第2処理装置14bから使用情報が、第1洗浄機52aから洗浄情報が、情報管理装置100に送信されてこない時間帯を示す。つまり第2処理装置14bは9時35分を最後に使用情報を情報管理装置100に送信できておらず、また第1洗浄機52aは9時35分を最後に洗浄情報を情報管理装置100に送信できていない。
最終時刻特定部106は、各機器につき以下の最終時刻を特定する。
・第1処理装置14a 12時
・第2処理装置14b 9時35分
・第1洗浄機52a 9時35分
・第2洗浄機52b 12時
これにより上限時刻特定部108は、9時35分を上限時刻として特定する。記憶処理部110は、上限時刻までに情報取得部102で取得した使用情報と洗浄情報とを関連付けて履歴記憶部114に記憶する。この場合、使用Aの検査終了時刻である9時30分から、上限時刻である9時35分までの間に、スコープAの洗浄情報が存在しないため、記憶処理部110は、使用Aの使用情報をメモリ112に記憶しておく。
なお図8に示す例では、情報取得部102は、使用Aの使用情報、洗浄Bの洗浄情報を取得している。洗浄Bは、使用Aの後に実施されているため、時間的な関係だけで言えば、洗浄Bの洗浄情報は、使用Aの使用情報に関連付ける条件を満たしている。しかしながら9時35分以降に、第2処理装置14bと第1洗浄機52aから、情報が送信されていないために、使用Aと洗浄Bの間に別の洗浄と使用とが存在する可能性が存在し(実際、この例では洗浄Aと使用Bとが存在している)、記憶処理部110は、使用Aと洗浄Bとを関連付けない。このように記憶処理部110は、間違って使用Aと洗浄Bとを関連付けする状況を回避できる。
このように関連付け処理を実施可能な上限時刻を設定することで、上限時刻まではリアルタイムに使用情報と洗浄情報とを関連付けられる一方で、上限時刻以降における使用情報および洗浄情報を間違って関連付ける可能性を排除できる。
以上、本発明を複数の実施例をもとに説明した。これらの実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施例では、上限時刻特定部108が、第1処理装置14a、第2処理装置14bにおける使用情報を最後に取得した最終時刻と、第1洗浄機52a、第2洗浄機52bにおける洗浄情報を最後に取得した最終時刻のうち、時間的に最も前の最終時刻を上限時刻として特定した。変形例では、上限時刻特定部108が、第1洗浄機52a、第2洗浄機52bにおける洗浄情報を最後に取得した最終時刻のうち、時間的に最も前の最終時刻を上限時刻として特定してもよい。つまり上限時刻特定部108は、処理装置14の最終時刻に関係なく、洗浄機52の最終時刻にもとづいて上限時刻を特定してもよい。
実施例において可搬式の処理装置14が、ネットワーク環境のない場所に運び込まれるケースを説明したが、医療施設によっては、そのような可搬式の処理装置14を用意せず、検査室に常時配置されていることもある。そのような施設における処理装置14と洗浄機52の大きな相違点としては、洗浄機52はメイン電源をオフにされることはなく、常時電源オンであるのに対し、処理装置14はメイン電源をしばしばオフにされ、情報管理装置100と通信できなくなる状態が頻繁に発生しうる。処理装置14のメイン電源がオフにされている間は、その処理装置14で内視鏡12が使用されることがないため、電源オフの処理装置14を無視してよいものとすると、上記したように上限時刻特定部108は、処理装置14の最終時刻に関係なく、洗浄機52の最終時刻にもとづいて上限時刻を特定することも可能となる。
また実施例では、管理部104が複数の処理装置14と複数の洗浄機52とを管理することを説明したが、さらに別種類の機器、たとえば漏水検知装置を、管理対象に加えてもよい。
1・・・情報管理システム、10・・・内視鏡システム、14a・・・第1処理装置、14b・・・第2処理装置、20・・・コネクタ、22・・・スコープID取得部、24・・・ボタン操作受付部、26・・・使用情報生成部、28・・・通信処理部、30・・・メモリ、50・・・洗浄システム、52a・・・第1洗浄機、52b・・・第2洗浄機、60・・・ID読取部、62・・・スコープID取得部、64・・・ボタン操作受付部、66・・・洗浄終了検知部、68・・・洗浄情報生成部、70・・・通信処理部、72・・・メモリ、100・・・情報管理装置、102・・・情報取得部、104・・・管理部、106・・・最終時刻特定部、108・・・上限時刻特定部、110・・・記憶処理部、112・・・メモリ、114・・・履歴記憶部。

Claims (6)

  1. 内視鏡が接続される複数の処理装置と、内視鏡を洗浄する複数の洗浄機を管理する管理部と、
    前記処理装置における内視鏡の使用状況を示す使用情報と、前記洗浄機における内視鏡の洗浄状況を示す洗浄情報とを取得する情報取得部と、
    内視鏡の使用情報と、当該内視鏡の洗浄情報とを関連付けて記憶部に記憶する記憶処理部と、を備え、
    前記管理部は、前記情報取得部が使用情報および洗浄情報をそれぞれ最後に取得した最終時刻から、前記記憶処理部が関連付け処理を実施可能な上限時刻を特定し、
    前記記憶処理部は、上限時刻までに前記情報取得部で取得した使用情報と洗浄情報とを関連付けて記憶部に記憶する、
    ことを特徴とする情報管理装置。
  2. 前記記憶処理部は、前記情報取得部が洗浄情報を取得したタイミングで、使用情報と洗浄情報とを関連付けて記憶部に記憶する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
  3. 前記情報取得部は、内視鏡の識別情報と検査終了時刻情報を使用情報として取得し、内視鏡の識別情報と洗浄開始時刻情報を洗浄情報として取得する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報管理装置。
  4. 前記管理部は、前記処理装置における使用情報を最後に取得した最終時刻と、前記洗浄機における洗浄情報を最後に取得した最終時刻のうち、時間的に最も前の最終時刻を上限時刻として特定する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報管理装置。
  5. 前記管理部は、使用情報を最後に取得した最終時刻と、洗浄情報を最後に取得した最終時刻のうち、時間的に最も前の最終時刻が更新されると、上限時刻を更新して、前記記憶処理部に通知し、
    前記記憶処理部は、更新された上限時刻までに前記情報取得部で取得した使用情報と洗浄情報とを関連付けて記憶部に記憶する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の情報管理装置。
  6. 前記管理部は、前記洗浄機における洗浄情報を最後に取得した最終時刻のうち、時間的に最も前の最終時刻を上限時刻として特定する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報管理装置。
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