JP7087053B2 - 放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及びプログラム - Google Patents

放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及びプログラムに関する。
近年病院では、回診車が可搬型のデジタル放射線撮影装置(センサーパネル)を搭載して患者の病室に移動し、病室で患者の放射線撮影を行う運用が行われている。
従来、このような回診撮影は、センサーパネルを制御するためにコンソールPCを回診車とともに持ち運びながら行われていた。一般的に、コンソールPCは、いわゆるクラムシェル型のノートPCや回診車に組み込まれたPCであった。一方、タブレット型の携帯情報端末が普及し、その携帯性や起動スピードや価格面などの優位性から医療現場においてもタブレット型の携帯情報端末が導入されつつあり、回診撮影においても携帯情報端末を用いたシステムが提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
特開2016-34470号公報 特開2016-101210号公報
携帯情報端末を利用して撮影制御を行うためには、携帯情報端末と放射線撮影装置が通信する必要がある。今日普及している携帯情報端末には、通信インターフェイスとしてBluetooth(登録商標)が備えられているものが多く、この通信インターフェイスを利用して携帯情報端末と放射線撮影装置との間で通信を行う。
Bluetoothを利用する場合、デバイスを通信可能にするためにはペアリングと呼ばれる接続確立手順が必要となる。
従来のペアリングでは、通信が未だ確立していない2つのデバイスを相互に認識する必要があるため、2つのデバイスを操作する必要があった。具体的には、一方のデバイスを操作することによりペアリング待機状態としておき、他方のデバイスを操作することによりペアリング待機状態のデバイスに通信を確立する通信確立信号を送信することによって接続を確立するが必要であった。
このように、通信を確立しようとする2つのデバイスでの操作が必要となるため、操作が煩雑となるという課題があった。
この課題を解決するため、本発明の無線通信装置は、
第1の通信方式により通信機器と通信可能な第1の通信手段と、
ペアリングを要する第2の通信方式により前記通信機器と通信可能な第2の通信手段と、を備え、
前記第1の通信手段は、前記第2の通信方式による前記通信機器とのペアリングを受け付ける待機状態に遷移するための通信要求信号を受信し、
前記第2の通信手段は、前記通信要求信号により無線通信装置が前記待機状態に遷移したことを検知した前記通信機器から送信される通信確立信号を受信し、前記第2の通信方式による前記通信機器との通信を確立する。
本発明の放射線撮影装置は、通信が確立している第1の通信手段から通信要求信号を受信することで、待機状態になることができるため、放射線撮影装置を操作する必要がなくなり、簡易な操作で第2の通信方式による通信機器との通信を確立することができる。
本発明の第1の実施形態に係るネットワーク構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るハードウェア構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る機能構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るGUIの一例である。 本発明の第2の実施形態に係るフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る遠隔電源投入のGUIの一例である。 本発明の第2の実施形態に係る手動電源投入のGUIの一例である。 (a)本発明の第3の実施形態に係るセンサーサイズと撮影プロトコルの対応テーブルの一例である。(b)本発明の第3の実施形態に係るセンサーサイズとペアリング状態の対応テーブルの一例である。 (a)本発明の第4の実施形態に係る第1のアクセスポイントを介して通信を行うハードウェア構成の簡略図である。(b)本発明の第4の実施形態に係る第2のアクセスポイントを介して通信を行うハードウェア構成の簡略図である。 本発明の第4の実施形態に係るフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本実施形態に係る放射線撮影システム構成例を示す図である。図1に示すように、放射線撮影システムは、放射線撮影装置200、携帯情報端末210、管理サーバー220を備え、それぞれがアクセスポイント103及びローカルエリアネットワーク(LAN)104を介して、第1の通信方式で相互に接続される。放射線撮影装置200は、放射線を検出して放射線画像を撮影する装置である。
また、放射線撮影装置200及び携帯情報端末210は、アクセスポイント103及びLAN104を介さずに、第2の通信方式で通信するためのインターフェイスを備え、相互に通信可能である。放射線撮影装置200と携帯情報端末210との間で通信するための第2の通信方式としては、代表的な規格としては、Bluetoothなどが挙げられる。ただし、放射線撮影装置200と携帯情報端末210が直接又は間接に通信可能であれば、公知の通信方式が適用可能である。
次に、放射線撮影システムのハードウェア構成例について図2を用いて説明する。本実施形態の放射線撮影装置200は、センサー部2001、読出制御部2002、CPU2003、画像処理部2004、不揮発性記憶装置2005、RAM2006、ROM2007、IF(第1の通信部)2008、及びIF(第2の通信部)2009を備え、これらはシステムバス2010を介して相互に接続されている。
センサー部2001は、被検体(不図示)を透過した放射線を検出し、電気信号に変換する。読出制御部2002は、変換された電気信号を読み出し画像データとしてRAM2006又はハードディスクなどの不揮発性記憶装置2005に保存する。CPU2003は、これら一連の撮影処理及び画像転送処理などの放射線撮影装置200の処理全般を制御する機能を有する。画像処理部2004は、撮影して得られた画像データの補正処理などを含む画像データを加工する機能を有する。ROM2007は読み取り専用のプログラムなどが記録される。
IF(第1の通信部)2008は、携帯情報端末210及び管理サーバー220と通信するためのインターフェイスであり、一般的にはイーサネット(登録商標)や無線LANなどの通信インターフェイスにより実現される。IF(第1の通信部)2008は、第1の通信方式(イーサネットや無線LANなど)により携帯情報端末(通信機器)210と通信可能である。
また、IF2008は、複数の通信機器と通信可能な状態で携帯情報端末210と通信する。また、IF2008は、アクセスポイント103を介して、携帯情報端末210と通信する。放射線撮影装置200で撮影された画像データは、IF2008を介して管理サーバー220に転送される。
IF(第2の通信部)2009は、携帯情報端末210と直接通信するためのインターフェイスであり、Bluetoothなどの通信インターフェイスにより実現され、主に携帯情報端末210から放射線撮影装置200の撮影制御を行うために利用される。IF(第2の通信部)2009は、第2の通信方式(Bluetoothや赤外線通信など)により携帯情報端末(通信機器)210と通信可能である。
IF2009は、携帯情報端末210と排他的に通信を確立する。また、IF2009は、第1の通信方式より通信距離が短い第2の通信方式により携帯情報端末210と通信を確立する。また、IF2009は、携帯情報端末210とアクセスポイントなしで直接通信を確立する。
携帯情報端末210は、一般的にはタブレットやスマートフォンと呼ばれる装置である。携帯情報端末210は、表示部2101、操作部2102、DISK/IF2103、ROM2104、不揮発性記憶装置2105、RAM2106、CPU2107、IF(第1の通信部)2108、及びIF(第2の通信部)2109を備える。これらの構成要素は、システムバス2110を介して相互に接続されており、一般的なコンピュータの構成を有する。
本実施形態では、表示部2101及び操作部2102は、データ表示や入力操作の受付機能を備えた液晶タッチパネルにより実現されるが、データ表示や入力操作の受付機能を備えていれば、他の技術が適用可能である。IF(第1の通信部)2108は、放射線撮影装置200のIF2008と通信するためのインターフェイスであり、イーサネットや無線LANなどの通信インターフェイスにより実現される。IF(第2の通信部)2109は、放射線撮影装置200のIF2009と通信するためのインターフェイスであり、Bluetoothなどの通信規格で実現されることが望ましい。
管理サーバー220は、ワークステーションやノートPCなどの情報処理機器であり、表示部2201、操作部2202、DISK/IF2203、ROM2204、不揮発性記憶装置2205、RAM2206、CPU2207、及びIF(第1の通信部)2208を備る。これらの構成要素は、システムバス2209を介して相互に電気的に接続されており、一般的なコンピュータの構成を有する。管理サーバー(管理装置)220は、第1の通信方式により放射線撮影装置200及び携帯情報端末210と通信可能である。
IF(第1の通信部)2208は、放射線撮影装置200及び携帯情報端末210と相互に通信できる通信インターフェイスであり、一般的にイーサネットや無線LANといった通信規格で実現されることが望ましい。
表示部2201は、必ずしも装置として一体でなくてもよく、外付けの液晶モニタなどにより構成されてもよい。操作部2202は、タッチパネルのように、表示部と入力部が一体となったものであってもよい。また、操作部2202は、マウスやキーボードのように、独立したデバイスとなっているものであってもよく、管理サーバー220に対して入力操作を行えるものであれば、他の技術が適用可能である。
次に、本実施形態の放射線撮影システムの機能構成について図3を用いて説明する。なお、機能構成は説明を簡略化するため、放射線撮影装置200と携帯情報端末210をペアリングする際の機能構成について記載し、放射線画像の撮影、画像データの取得、及び表示などの一般的な放射線撮影に関する機能構成については省略する。
図3は、本実施形態に係る機能構成例を示すブロック図である。図3に示す通り、放射線撮影装置200は、ペアリング確立要求受信部300、ペアリング要求受信部301、及び撮影装置状態通知部302を備える。また、携帯情報端末210は、撮影装置情報取得部303、撮影装置情報表示部304、撮影装置選択部305、ペアリング要求部306、及びペアリング確立要求部307を有する。管理サーバー220はペアリング要求転送部、及び撮影装置情報管理部308を備える。
撮影装置情報管理部308は、放射線撮影装置200の撮影装置情報を管理する機能ブロックである。撮影装置情報管理部308は、放射線撮影装置200の識別情報、センサーサイズ、通信状態、ペアリング状態、バッテリー状態、電源状態、利用者情報、稼働状態、予約情報、及び機能情報などの撮影装置情報を不揮発性記憶装置2205にて保存して管理する。
識別情報は、放射線撮影装置200を識別する情報である。センサーサイズ情報は、放射線撮影装置200のセンサーサイズに関する情報である。通信状態(第1の通信情報)は、放射線撮影装置200の第1の通信方式による通信状態に関する情報である。ペアリング状態(第2の通信情報)は、放射線撮影装置200の第2の通信方式による通信状態に関する情報である。バッテリー状態(バッテリー情報)は、放射線撮影装置200のバッテリーに関する情報である。電源状態(電源情報)は、放射線撮影装置200の電源状態に関する情報である。
利用者情報は、放射線撮影装置200の利用者に関する情報である。稼働状態(稼働情報)は、放射線撮影装置200の稼働状態に関する情報である。予約情報は、放射線撮影装置200の利用予約に関する情報である。機能情報は、放射線撮影装置200が備えている機能に関する情報である。また、撮影装置情報管理部308は、放射線撮影装置200が撮影する部位に関する検査部位情報を不揮発性記憶装置2205にて保存して管理する。
管理サーバー220は、識別情報、センサーサイズ情報、第1の通信情報、第2の通信情報、バッテリー情報、電源情報、利用者情報、稼働情報、予約情報、機能情報、及び検査部位情報の少なくとも1つを、放射線撮影装置200の撮影装置情報として携帯情報端末210に送信する。
これらの撮影装置情報は、放射線撮影システムの使用前に入力されるものもあれば、放射線撮影システムの使用中に、放射線撮影システムの駆動状態によって動的に変更されるものもある。
撮影装置情報取得部303は、撮影装置情報管理部308によって管理されている撮影装置情報を取得する機能ブロックである。管理サーバー(管理装置)220は、第1の通信方式により携帯情報端末210と通信可能な放射線撮影装置に関する情報(撮影装置情報)を、携帯情報端末210に送信する。撮影装置情報取得部303は、携帯情報端末210のIF2108及び管理サーバー220のIF2208の間の通信を介して、管理サーバー220から撮影装置情報を取得する。
撮影装置情報表示部304は、撮影装置情報取得部303によって取得された撮影装置情報を表示部2101に表示する。
撮影装置選択部305は、撮影装置情報表示部304によって表示された撮影装置情報のうち、撮影で利用される放射線撮影装置200を選択する機能ブロックである。放射線撮影装置200の選択は、タッチパネル上に表示された放射線撮影装置(センサー)のアイコンをタッチするなどの操作により実現される。このように、携帯情報端末210は、無線LAN(第1の通信方式)により携帯情報端末210と通信可能な放射線撮影装置200を選択する。携帯情報端末210は、撮影装置情報に基づいて、放射線撮影装置200を選択する。
ペアリング要求部306は、撮影装置選択部305で選択された放射線撮影装置200に対して、ペアリング要求信号(通信要求信号)を送信する機能を有する。ここで送信されたペアリング要求信号は、IF2108及びIF2008のインターフェイスを経由し、ペアリング要求受信部301へ送信される。
携帯情報端末210は、選択された放射線撮影装置200のIF(第1の通信部)2008にペアリング要求信号(通信要求信号)を送信する。IF(第1の通信部)2008は、Bluetoothなどの第2の通信方式による携帯情報端末(通信機器)210との通信を要求するペアリング要求信号(通信要求信号)を受信する。
なお、ペアリング要求部306は、ペアリング要求信号を放射線撮影装置200に対して送信する前に、ペアリング要求部306がペアリング要求中であることを撮影装置情報管理部308に通知する。これにより、撮影装置情報管理部308は、対象の放射線撮影装置200がペアリング待機状態であることを把握できる。この結果、利用可能な放射線撮影装置の情報(例えば、利用可能撮影装置一覧)を別の携帯情報端末から要求された場合に、ペアリング待機状態の放射線撮影装置200の情報を返却しないことで、ペアリング要求が重複することを防止することができる。
ペアリング要求信号を受信した放射線撮影装置200は、放射線撮影装置200をペアリング待機状態に遷移させ、ペアリング要求部306に対してペアリング要求を受け付けたことを通知する。放射線撮影装置200がペアリング待機状態(待機状態)となったことを携帯情報端末210が検知すると、ペアリング確立要求部307によって放射線撮影装置200に対してペアリング確立要求信号(通信確立信号)を送信する。
携帯情報端末210は、選択された放射線撮影装置200のIF(第2の通信部)2009に、第2の通信方式による通信を確立するペアリング確立要求信号(通信確立信号)を送信する。IF(第2の通信部)2009は、待機状態信号を受信した携帯情報端末(通信機器)210から、第2の通信方式による通信を確立するペアリング確立要求信号(通信確立信号)を受信する。
ペアリング確立要求受信部300は、ペアリング確立要求部307から送信されたペアリング確立要求信号を受信する機能ブロックである。ペアリング確立要求受信部300及びペアリング確立要求部307の通信は、放射線撮影装置200のIF2109及び携帯情報端末210のIF2009の間の通信を介して行われる。
IF(第2の通信部)2009は、ペアリング要求信号(通信要求信号)に従って、Bluetoothなどの第2の通信方式による携帯情報端末(通信機器)210との通信を確立する。携帯情報端末210は、放射線撮影装置200にペアリング確立要求信号(通信確立信号)を送信することにより、第2の通信方式による放射線撮影装置200との通信を確立する。最終的にこの通信が確立されるとペアリングが完了することとなる。
ペアリングが完了すると、放射線撮影装置は撮影装置状態通知部302により、放射線撮影装置200及び携帯情報端末210がペアリング状態となったことを撮影装置情報管理部308に送信する。撮影装置情報管理部308は、ペアリング状態の情報を基に、撮影装置情報管理部308が管理する放射線撮影装置200の状態をペアリング状態へ更新する。
次に、図4を用いて、放射線撮影装置と携帯情報端末をペアリングする際の動作フローについて説明する。図4は、本実施形態にかかる放射線撮影システムにおいて放射線撮影装置と携帯情報端末をペアリングする際の実行処理手順を示すフローチャートである。
ステップS401は、撮影装置情報の取得ステップであり、撮影装置情報取得部303が、撮影装置情報を管理サーバー220から取得する。撮影装置情報表示部304は、携帯情報端末210上のタッチパネルなどに撮影装置情報を表示する。例えば、回診撮影の撮影オーダーを受信した後、回診撮影で利用される放射線撮影装置の候補が携帯情報端末210の画面上に表示される。
なお、放射線撮影システムの利用において、この時点で、操作者は、撮影で利用する放射線撮影装置を回診車に搭載するために、放射線撮影装置の格納場所の周辺に携帯情報端末210を持って移動していることを想定している。
ステップS402は、携帯情報端末210上に表示された放射線撮影装置の中から撮影で利用する放射線撮影装置200を操作者に選択させるステップであり、撮影装置選択部305により実施される。
ここで、操作者が携帯情報端末210のモニタ上に表示された放射線撮影装置200のアイコンをクリックするなどして、撮影装置選択部305が放射線撮影装置200を選択すると、次のステップS403へ移行する。ステップS403は、選択された放射線撮影装置に対してペアリングを要求するステップである。このステップでは、携帯情報端末210のペアリング要求部306から、選択された放射線撮影装置200に対するペアリング要求が送信される。
ステップS404は、携帯情報端末210からのペアリング要求信号をペアリング要求受信部301が受信し、ペアリング待機状態となるステップである。また、放射線撮影装置200がペアリング待機状態となったことは、逆の経路をたどり携帯情報端末210側に通知される。IF(第1の通信部)2008は、ペアリング要求信号(通信要求信号)を受信した後、Bluetoothなどの第2の通信方式による携帯情報端末(通信機器)210との通信の待機状態であることを示す待機状態信号を、携帯情報端末210に送信する。
ステップS405は、携帯情報端末210から放射線撮影装置200に対してペアリングを確立するよう要求するステップである。携帯情報端末210は、ステップS404において、放射線撮影装置200がペアリング待機状態となったことを検知すると、ペアリング確立要求部307が放射線撮影装置200に対してペアリング確立要求信号(通信確立信号)を送信する。IF(第2の通信部)2009は、待機状態信号を受信した携帯情報端末(通信機器)210から、第2の通信方式による通信を確立する通信確立信号を受信することにより、第2の通信方式による携帯情報端末210との通信を確立する。
ステップS406は、放射線撮影装置200がペアリング確立要求受信部300にて携帯情報端末210からペアリング確立要求信号を受信し、ペアリングを確立するステップである。
以上の操作により、携帯情報端末210と放射線撮影装置200の通信接続が確立し、両者の間で撮影に関する様々な制御を行うことが可能となる。なお、複数の放射線撮影装置が同じ場所に格納されている施設においては、どの放射線撮影装置がペアリングされたかを認識するために、ペアリングが確立した放射線撮影装置を容易に識別できるようになっていることが望ましい。
例えば、放射線撮影装置のインジケータが点滅したり、インジケータが特定の色に点灯したりすることにより、ペアリングが確立していることを示してもよいし、ペアリングが確立された放射線撮影装置が効果音を発するなどしてもよい。また、携帯情報端末210側のGUI操作により、ペアリング対象の放射線撮影装置200のインジケータを点灯指示できるような構成でもよく、携帯情報端末210とペアリングされていることを容易に認識できればよい。
次に、図5を用いて、放射線撮影システムの携帯情報端末210と放射線撮影装置200とをペアリングする際の携帯情報端末210のGUIの例を示す。図5(a)の画面500は、携帯情報端末210に表示されるGUIの一例を示しており、回診撮影に先だって、実施する撮影の検査オーダーを決定した直後の画面を表している。
表示部501は、RISから受信した検査オーダー(検査情報)を表示する検査情報表示部であり、検査オーダーの受付番号、患者ID、患者名、及び撮影内容(検査部位)などが表示される。例えば、受付番号:99999、患者ID:12345、患者名:John Doe、及び検査部位:胸部立位正側の検査を行うことを示している。
本実施形態においては、これら4項目の表示例を示しているが、患者情報である生年月日や性別及び撮影手技の詳細などが表示されてもよい。表示部502は、放射線撮影装置一覧表示部であり、撮影装置情報表示部304によって撮影装置情報が一覧で表示される。この一覧情報は管理サーバー220の撮影装置情報管理部308から取得されたものであり、図5においては、3つの撮影装置が一覧情報として表示されている。
表示部503は、撮影装置アイコン表示部であり、放射線撮影装置(センサー)の外形や状態などをアイコンで表示する部分である。また、表示部503は、撮影装置選択を受け付けるための入力用のGUIとしての機能も有する。
表示部504は、撮影装置情報表示部であり、放射線撮影装置(センサー)の名称がC01として表示され、放射線撮影装置のセンサーサイズが14インチ×17インチとして表示され、放射線撮影装置が利用可能な状態であることが表示される。ここで、放射線撮影装置のアイコンをタップするなどし、放射線撮影装置とのペアリング要求を指示すると、ステップS403の処理が行われ、放射線撮影装置に対してペアリング要求が送信される。
図5(b)は、ペアリング要求中の画面500の状態を示している。放射線撮影装置200がペアリング要求受付状態(待機状態)になると、携帯情報端末210は、ペアリング確立要求部307によりペアリングを確立するための処理を行う。IF(第1の通信部)2008は、ペアリング要求信号(通信要求信号)を受信した後、待機状態信号を携帯情報端末210に送信する。
表示部503は、携帯情報端末210と放射線撮影装置200がペアリング確立中であることを示すアイコンを表示する。表示部504は、携帯情報端末210と放射線撮影装置200がペアリング確立中であることを示すメッセージを表示する。
なお、ペアリングを確立する段階で、携帯情報端末210と放射線撮影装置200が相互の通信要求を受信可能な状態になければ、ペアリングすることができない。この場合、表示部503及び表示部504は、携帯情報端末210と放射線撮影装置200がペアリングできないことを示すアイコンやメッセージを表示する。
図5(c)は、携帯情報端末210と放射線撮影装置200のペアリングが確立し、携帯情報端末210と放射線撮影装置200が直接通信できるようになった状態を示している。表示部503は、携帯情報端末210と放射線撮影装置200のペアリングが確立したことを示すアイコンを表示する。表示部504は、携帯情報端末210と放射線撮影装置200のペアリングが確立したことを示すメッセージを表示する。
従来のペアリングでは、放射線撮影装置側でペアリングするための操作が必要となっていたが、本放射線撮影システムでは、携帯情報端末に表示された放射線撮影装置を選択すれば、容易に携帯情報端末と放射線撮影装置をペアリングすることが可能となる。この結果、放射線撮影装置の操作性が向上する。また、複数の放射線撮影装置が格納されている場合、携帯情報端末に利用可能な放射線撮影装置の候補を表示することにより、適切な放射線撮影装置を短時間で決めることができ、より効率的に撮影業務を運用することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、放射線撮影装置200と携帯情報端末210との間でペアリングする際に、放射線撮影装置200がペアリング要求を受信できる状態であった。ただし、可搬型の放射線撮影装置200の電源がオフになっているため、ペアリング要求を受信できない場合がある。そこで、本実施形態では、放射線撮影装置200の電源が投入されていない場合を想定して説明する。
なお、上記の実施形態と同様の構成、機能、及び動作についての説明は省略し、主に本実施形態との差異について説明する。本実施形態では、管理サーバー220が、放射線撮影装置200が遠隔電源投入機能を備えているか否か又は放射線撮影装置200の電源が投入されているか否かを管理しているものとする。
図6は、本実施形態にかかる放射線撮影システムにおいて放射線撮影装置と携帯情報端末をペアリングする際の実行処理手順を示すフローチャートである。
ステップS601は、撮影装置情報の取得ステップであり、撮影装置情報取得部303が、撮影装置情報を管理サーバー220から取得する。撮影装置情報表示部304は、携帯情報端末210上のタッチパネルなどに撮影装置情報を表示する。例えば、回診撮影の撮影オーダーを受信した後、回診撮影で利用される放射線撮影装置の候補が携帯情報端末210の画面上に表示される。
ステップS602は、携帯情報端末210上に表示された放射線撮影装置の中から撮影で利用する放射線撮影装置200を操作者に選択させるステップであり、撮影装置選択部305により実施される。
ここで、操作者が携帯情報端末210のモニタ上に表示された放射線撮影装置200のアイコンをクリックするなどして、放射線撮影装置200を選択すると、次のステップS603へ移行する。ステップS603は、ステップS602で選択された放射線撮影装置200の電源が投入されているか否か又はネットワーク接続可能であるか否かにより、放射線撮影装置200がオンラインであるか否か(オンライン情報)を判別するステップである。
この放射線撮影装置200のオンライン情報は、管理サーバー220上で管理されているため、ステップS601の撮影装置情報の取得ステップにおいて取得した撮影装置情報に含まれてもよい。また、携帯情報端末210が管理サーバー220へ問い合わせることにより、携帯情報端末210はオンライン情報を確認することが可能である。
放射線撮影装置200の電源が投入されていないためオフラインであると判断された場合は、ステップS604へ移行し、放射線撮影装置200の電源が投入され通信可能であるためオンラインと判断された場合は、ステップS607移行する。ステップS604は、対象の放射線撮影装置200が遠隔電源投入機能を備えているか否か(遠隔操作情報)を確認するステップである。
この遠隔操作情報も管理サーバー220にて管理されている撮影装置情報であるため、ステップS601の撮影装置情報の取得ステップにおいて取得した撮影装置情報に含まれてもよい。また、携帯情報端末210が管理サーバー220へ問い合わせることにより、携帯情報端末210は遠隔操作情報を確認することが可能である。
ステップS604において、対象の放射線撮影装置200が遠隔電源投入機能を備えていると判断された場合は、ステップS605へ移行し、放射線撮影装置200が遠隔電源投入機能を備えていないと判断された場合は、ステップS606へ遷移する。
ステップS605は、ステップS602において選択された放射線撮影装置200に対して電源投入を要求するステップである。携帯情報端末210は、電源情報に基づいて、電源が投入されていない放射線撮影装置200に、電源を投入するための電源投入信号(電源投入要求)を送信する。
この処理は、携帯情報端末210から放射線撮影装置200に電源投入信号を直接送信してもよいし、携帯情報端末210から管理サーバー220を経由して放射線撮影装置200に電源投入信号を送信してもよい。電源投入要求が放射線撮影装置200に対して行われれば、携帯情報端末210及び管理サーバー220の何れが電源投入信号を送信してもよい。
遠隔電源投入の仕組みとしては、例えば、Wake On Wireless LAN(WoWLAN)などのように、無線LAN経由で遠隔電源投入を実現するような仕組みを活用することが考えられる。
ステップS604において放射線撮影装置200が遠隔電源投入機能を備えていないと判断された場合は、ステップS606において手動で放射線撮影装置200の電源を投入するように促すメッセージを携帯情報端末210に表示する。ステップS607~ステップS610は、上記のステップS403~ステップS406に相当する処理であるため、説明を省略する。
図7は、放射線撮影装置200の電源が入っていない場合に、放射線撮影装置200を遠隔で電源投入する際の携帯情報端末210のGUIの例を示す。図7(a)の表示部701は、撮影装置アイコン表示部であり、放射線撮影装置の外形や状態などをアイコンで表示する部分である。また、表示部701は、撮影装置選択を受け付けるための入力用のGUIとしての機能も有する。
表示部702は、撮影装置情報表示部であり、放射線撮影装置(センサー)の名称がC02として表示され、放射線撮影装置のセンサーサイズが14インチ×17インチとして表示され、放射線撮影装置がオフラインであることが表示される。
ここで、放射線撮影装置のアイコンをタップするなどし、放射線撮影装置とのペアリング要求を指示すると、ステップS603~ステップS605の一連の処理が行われ、放射線撮影装置に対して電源投入が要求される。図7(b)は、ステップS605において携帯情報端末210から放射線撮影装置200に対して電源投入を要求している状態を表している。表示部701は、放射線撮影装置200が電源投入中であることを示すアイコンを表示する。表示部702は、放射線撮影装置200が電源投入中であることを示すメッセージを表示する。
電源投入要求を受信した放射線撮影装置200が電源投入されると、ステップS607~ステップS610の処理が行われ、携帯情報端末210と放射線撮影装置200がペアリングされ、図7(c)の画面となる。表示部701は、携帯情報端末210と放射線撮影装置200のペアリングが確立したことを示すアイコンを表示する。表示部702は、携帯情報端末210と放射線撮影装置200のペアリングが確立したことを示すメッセージを表示する。
図8は、ステップS604において選択された放射線撮影装置200が遠隔電源投入機能を備えていない場合に、ステップS606で表示される画面の一例を示したものである。図8(a)の表示部801は、撮影装置アイコン表示部であり、放射線撮影装置の外形や状態などをアイコンで表示する部分である。また、表示部801は、撮影装置選択を受け付けるための入力用のGUIとしての機能も有する。
表示部802は、撮影装置情報表示部であり、放射線撮影装置(センサー)の名称がC03として表示され、放射線撮影装置のセンサーサイズが14インチ×17インチとして表示され、放射線撮影装置がオフラインであることが表示される。
ここで、放射線撮影装置のアイコンをタップするなどし、放射線撮影装置とのペアリング要求を指示すると、ステップS603、ステップS604、及びステップS606の順に処理が行われ、図8(b)のような画面が携帯情報端末210に表示される。携帯情報端末210は、機能情報に基づいて、遠隔電源投入機能を備えていない放射線撮影装置200を選択する場合に、電源の投入を指示する通知を表示する。
表示部803は、メッセージ表示部である。この場合、放射線撮影装置200が遠隔電源投入機能を備えていないため、手動で電源を投入するように促すメッセージが表示される。操作者は、このメッセージを見て、対象の放射線撮影装置200の電源ボタンを手動で押すことで電源を投入する。
表示部804は、OKボタンであり、このボタンがタップされることにより、ステップS607のペアリング要求送信ステップへ遷移する。ステップS607~ステップS610の処理が順次行われ、ペアリングが完了すると、図8(c)のような画面が表示される。表示部801は、携帯情報端末210と放射線撮影装置200のペアリングが確立したことを示すアイコンを表示する。表示部802は、携帯情報端末210と放射線撮影装置200のペアリングが確立したことを示すメッセージを表示する。
表示部805は、キャンセルボタンであり、このボタンがタップされることにより、ステップS607のペアリング要求送信ステップへ遷移せずに、表示部803が閉じられて図8(a)の状態に戻る。
以上のように、放射線撮影装置200の電源が入っておらずオフライン状態であっても、遠隔電源投入機能を備えている放射線撮影装置であれば、携帯情報端末210から遠隔電源投入することが可能である。
また、遠隔電源投入機能を備えていない放射線撮影装置と備えている放射線撮影装置が混在して格納されている場合も、遠隔操作情報を管理サーバー220が管理することで、電源投入のガイドを携帯情報端末210に表示可能である。この結果、所望の放射線撮影装置とペアリングする際の放射線撮影装置の電源投入を用意に確認及び実行することができるため、特に、複数の放射線撮影装置を用いて回診撮影を行う施設において、より効率的に撮影業務を行うことが可能となる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、携帯情報端末210が、管理サーバー220から撮影装置情報を取得し、撮影装置情報表示部304が、実施する検査内容に適した放射線撮影装置の候補を表示する方法について説明する。
携帯情報端末210は、放射線撮影装置による検査オーダーを識別する検査オーダー情報、被検者を識別する被検者情報、撮影手技を識別する撮影手技情報、撮影部位を識別する撮影部位情報、撮影方向を識別する撮影方向情報、及び被検者の姿勢を識別する姿勢情報の少なくとも1つを、検査情報として選択する。そして、携帯情報端末210は、検査情報に関連付けられた特定情報に基づいて、特定情報と一致する放射線撮影装置の撮影装置情報を管理サーバー220から受信する。
図5(a)は、検査内容として胸部立位正側の撮影が依頼されていることを示している。胸部撮影の場合、肺野領域が収まるように、半切サイズ(14インチx17インチ)のセンサーサイズの放射線撮影装置が通常利用される。したがって、管理サーバー220には、他のセンサーサイズの放射線撮影装置が登録されていても、本実施形態では検査内容に適したセンサーサイズの放射線撮影装置が選択されて表示される。
本実施形態の処理を実現するために、放射線撮影システムの管理サーバー220は、図9(a)に示すように、撮影プロトコルとセンサーサイズとを対応付けた対応テーブルを管理する。携帯情報端末210が、撮影される検査部位情報(撮影部位情報)をRISなどから取得する。携帯情報端末210は、検査部位情報(撮影部位情報)である「胸部正側」を検査情報として選択し、管理サーバー220に送信する。
管理サーバー220は、内部で保持している対応テーブルから「胸部正側」に適したセンサーサイズを特定する。図9(a)の例では、検査情報である「胸部正側」に関連付けられたセンサーサイズ「14X17」が特定情報として特定される。
センサーサイズが特定されると、管理サーバー220は、管理サーバー220が管理する撮影装置情報(図9(b))のうち、該当するセンサーサイズ「14X17」の放射線撮影装置を検索する。図9(b)では、この条件に合致する放射線撮影装置(名称C01,C02,C03,C06が、利用可能な放射線撮影装置(表示候補)として抽出され、抽出された放射線撮影装置の撮影装置情報が携帯情報端末210に送信される。
また、図9(b)に示すように、放射線撮影装置がどの携帯情報端末とペアリングされているかを示すペアリング情報が管理されることにより、既にペアリング済みの放射線撮影装置を特定し、撮影装置情報表示部304の表示候補から除外することが可能となる。
図9(b)では、名称C06の放射線撮影装置が既にTablet2とペアリング済みであるため、利用可能な放射線撮影装置の候補として、名称C01,C02,C03の放射線撮影装置の撮影装置情報が携帯情報端末210に送信される。このように、管理サーバー220は、撮影装置情報を特定する特定情報と一致する放射線撮影装置の撮影装置情報を携帯情報端末210に送信する。そして、図5(a)のように、携帯情報端末210が、検査に適した放射線撮影装置の候補を表示する。
本実施形態では、管理サーバー220が、放射線撮影装置の名称、検査部位、センサーサイズ、及びペアリング状態などの撮影装置情報を管理し、撮影装置情報を特定する特定情報に基づいて、携帯情報端末210が放射線撮影装置の候補を表示する例を示した。
ただし、管理サーバー220が、この他の撮影装置情報を管理し、これらの撮影装置情報を特定する特定情報に基づいて、携帯情報端末210が放射線撮影装置の候補を表示してもよい。他の撮影装置情報としては、放射線撮影装置の遠隔操作情報(機能情報)、識別情報、通信状態、バッテリー状態、電源状態、利用者情報、稼働状態、及び予約情報などがある。
このように、管理サーバー220が、放射線撮影装置に関する撮影装置情報を管理し、撮影装置情報に基づいて、携帯情報端末210が放射線撮影装置の候補を表示してもよい。例えば、管理サーバー220が、放射線撮影装置のバッテリー状態を管理しておくことによって、携帯情報端末210が、所定のバッテリー残量以上の放射線撮影装置を表示してもよい。
(第4の実施形態)
第1の実施形態においては、放射線撮影装置が無線LAN及びBluetoothのように2つの通信方式を利用する例について述べたが、本発明は、1つの通信方式(例えば、無線LAN)を利用する場合にも適用可能である。例えば、放射線撮影装置が無線LANのインターフェイスのみを使って携帯情報端末と通信する場合、院内ネットワークを利用して無線LAN通信を行うため、ネットワーク構成によっては十分なスループットが期待できない可能性がある。したがって、放射線撮影装置と携帯情報端末が直接通信できる方が望ましい。
しかしながら、携帯情報端末は一般的に無線LAN(第1の通信方式)のインターフェイスを複数備えていないため、携帯情報端末が放射線撮影装置200と直接通信しながら、管理サーバーと院内ネットワーク経由で通信するということは困難である。
本実施形態では、1つの通信インターフェイスを備える放射線撮影装置であっても、撮影スループットを落とさずに携帯情報端末とペアリング(直接通信)する方法について説明する。
図10は、本実施形態のハードウェア構成の簡略図である。図10は、図2で示したハードウェア構成図のうち、差異のある通信インターフェイス部分を強調して図式化したものであり、通信インターフェイス部分以外の構成は図2と同一である。図10(a)は、携帯情報端末と放射線撮影装置がペアリングする前の通信状態を模式的に示しており、図10(b)は、携帯情報端末と放射線撮影値がペアリングされた通信状態を模式的に示している。
図10(a)の放射線撮影装置1000は上記の放射線撮影装置200に相当し、携帯情報端末1010は上記の携帯情報端末210に相当し、管理サーバー1020は上記の管理サーバー220に相当する。放射線撮影装置1000は、IF10001及びアクセスポイント(AP)10002を備える。
IF10001は、携帯情報端末1010及び管理サーバー1020と通信するためのインターフェイスであり、一般的にはイーサネットや無線LANなどに利用される通信インターフェイスで実現される。IF(通信部)10001は、第1の通信方式の第1のアクセスポイント1030を介して携帯情報端末(通信機器)1010と通信可能である。
放射線撮影装置1000は、アクセスポイント(AP)10002を内部に備え、放射線撮影装置1000がアクセスポイントとして動作可能である。放射線撮影装置1000は、第1の通信方式の第2のアクセスポイント10002を備える点が、図2の放射線撮影装置200と異なる点である。
また、携帯情報端末1010は、IF10101を備え、管理サーバー1020は、IF10201を備える。
図10(a)に示すように、放射線撮影装置1000と携帯情報端末1010のペアリング前は、それぞれのIF10001,10101がAP1030を経由して通信可能に接続されている。このとき、放射線撮影装置1000は、AP1030に電気的に接続される子機として動作する。
次に、放射線撮影装置1000と携帯情報端末1010のペアリング後の構成について説明する。図10(b)に示すように、放射線撮影装置1000と携帯情報端末1010のペアリング後は、放射線撮影装置1000が放射線撮影装置1000のAP10002を有効にし、放射線撮影装置1000がアクセスポイントとして動作する。
そして、携帯情報端末1010は、通信先をAP1030からAP10002へと切り替えることにより、携帯情報端末1010のIF10101を放射線撮影装置1000との通信インターフェイスとして利用し、放射線撮影装置1000と直接通信する。このとき、携帯情報端末1010と管理サーバー1020は、実質的に接続が切断されている状態であり、携帯情報端末1010と管理サーバー1020の間での通信は行われない。
次に、図11を用いて、放射線撮影装置1000のAP10002を利用して放射線撮影装置1000と携帯情報端末1010が通信する手順を説明する。図11は、図10に示すように、1つの通信IFを備える放射線撮影装置1000と携帯情報端末1010とがペアリングする際のフローを示したものである。
ステップS1101及びステップS1102は、第1の実施形態のステップS401及びステップS402と同様の処理のため説明を省略する。ステップS1103は、ステップS1102で選択された放射線撮影装置1000に対してアクセスポイント(AP)10002を有効にして、AP10002の親機モードで放射線撮影装置1000を駆動するように要求するステップである。
携帯情報端末210は、第1のアクセスポイント1030から第2のアクセスポイント10002に切り替える通信モード変更要求(切替信号)を放射線撮影装置200に送信する。IF(通信部)10001は、第1のアクセスポイント1030から第2のアクセスポイント10002に切り替える通信モード変更要求(切替信号)を受信する。放射線撮影装置1000は、通信モード変更要求(切替信号)を受信すると、放射線撮影装置1000のAP10002を親機として駆動する。
ステップS1104は、携帯情報端末1010が院内のアクセスポイント(AP1030)から放射線撮影装置1000の第2のアクセスポイント(AP10002)に通信を切り替えるステップである。ステップS1105は、携帯情報端末1010から放射線撮影装置1000に対して接続確立を要求する処理であり、例えば、無線LAN通信におけるアソシエーション要求が相当する。ステップS1106は、携帯情報端末1010からのアソシエーション要求に対してアソシエーションを許可して通信を確立するステップである。
このように、IF(通信部)10001は、第1のアクセスポイント1030から第2のアクセスポイント10002に切り替える通信モード変更要求(切替信号)を受信する。その後、IF(通信部)10001は、第2のアクセスポイント10002を介して携帯情報端末(通信機器)1010との通信を確立する。
放射線撮影装置1000は、第1のアクセスポイント1030から第2のアクセスポイント10002に切り替えたことを示す切替完了信号を携帯情報端末1010に送信し、携帯情報端末1010は、切替完了信号を放射線撮影装置1000から受信してもよい。
携帯情報端末1010と放射線撮影装置1000が直接通信できるように構成された後は、携帯情報端末1010から放射線撮影装置1000に対する撮影制御を実施することが可能となる。
本実施形態の場合、AP1030からAP10002に通信が切り替えられることで、放射線撮影装置1000で撮影された画像データは、放射線撮影装置1000から管理サーバー1020へ転送することができなくなる。そこで、放射線撮影装置1000は、記憶媒体などに画像データを蓄積し、放射線撮影装置1000が管理サーバー1020と通信可能になった段階で、放射線撮影装置1000が画像データを管理サーバー1020へ送信するように制御される。
次に、放射線画像の撮影後に、放射線撮影装置1000と携帯情報端末1010のペアリングを解除し、図10(a)の状態に戻す処理について説明する。放射線撮影システムにおいて、放射線画像(画像データ)の一連の撮影を行った後、図10(b)の通信状態であると、ペアリングされた放射線撮影装置1000に対して他の携帯情報端末がペアリングすることができない。
そこで、所定のタイミングで放射線撮影装置1000のAP10002の親機モードを解除し、放射線撮影装置1000が再び院内のアクセスポイントAP1030の子機として接続するように切り替える。携帯情報端末1010は、第1のアクセスポイント1030の接続情報を保持し、第2のアクセスポイント10002から第1のアクセスポイント1030に切り替える切替信号を放射線撮影装置1000に送信する。その後、携帯情報端末1010は、接続情報に基づいて、第1のアクセスポイント1030を介して放射線撮影装置1000との通信を確立する。
そして、IF(通信部)10001は、第2のアクセスポイント10002から切り替えられた第1のアクセスポイント1030を介して、画像データを送信する。
親機モードを解除するために、携帯情報端末1010が放射線撮影装置1000に通信モードの変更を要求する(切替信号を送信する)タイミングとしては、例えば、放射線画像の検査終了時などが考えられる。また、携帯情報端末1010の画面上に通信モードを切り替えるためのボタン(不図示)を設け、任意のタイミングでアクセスポイントを切り替えられるようにしても構わない。
また、放射線撮影装置1000と携帯情報端末1010が通信していない時間が所定の時間を経過すると、放射線撮影装置1000が自動的に親機モードを解除して、アクセスポイントを切り替えてもよい。
以上のように、放射線撮影装置1000が複数の通信IFを備えていない場合であっても、放射線撮影装置1000と携帯情報端末1010のペアリングが可能である。放射線撮影装置1000が備えるアクセスポイント(AP)10002を有効にし、AP10002を利用して放射線撮影装置1000と携帯情報端末1010を通信可能に接続することによって、両者をペアリングすることが可能となる。
また、複数の通信インターフェイスを備える放射線撮影装置と1つの通信インターフェイスを備える放射線撮影装置が混在している状態で、携帯情報端末と直接通信可能に接続される場合であっても、本発明は適用可能である。複数の放射線撮影装置の情報は管理サーバーで管理されているため、通信インターフェイスの数に応じて、それぞれの放射線撮影装置に適した処理手順を実行することによって適切にペアリングすることが可能となる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において変更・変形することが可能である。
本発明は、上記の実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、システム又は装置のコンピュータ(CPUやMPUなど)がプログラムを読み出すことにより実行されてもよい。また、本発明は、システム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能であり、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
200,1000 放射線撮影装置
210,1010 携帯情報端末
220,1020 管理サーバー
300 ペアリング確立要求受信部
301 ペアリング要求受信部
302 撮影装置状態通知部
303 撮影装置情報取得部
304 撮影装置情報表示部
305 撮影装置選択部
306 ペアリング要求部
307 ペアリング確立要求部
308 撮影装置情報管理部
1030 第1のアクセスポイント
2008 第1の通信部
2009 第2の通信部
10001 通信部
10002 第2のアクセスポイント

Claims (8)

  1. 第1の通信方式により通信機器と通信可能な第1の通信手段と、
    ペアリングを要する第2の通信方式により前記通信機器と通信可能な第2の通信手段と、を備え、
    前記第1の通信手段は、前記第2の通信方式による前記通信機器とのペアリングを受け付ける待機状態に遷移するための通信要求信号を受信し、
    前記第2の通信手段は、前記通信要求信号により無線通信装置が前記待機状態に遷移したことを検知した前記通信機器から送信される通信確立信号を受信し、前記第2の通信方式による前記通信機器との通信を確立し、
    前記第1の通信手段は前記第2の通信方式による通信が確立したことを前記通信機器と前記第1の通信方式で通信可能な外部装置に前記第1の通信方式で送信することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記第1の通信手段は、複数の通信機器と通信可能な状態で前記通信機器と通信し、
    前記第2の通信手段は、前記通信機器と排他的に通信を確立することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 無線通信を行う無線通信装置と、前記無線通信装置と通信可能な携帯情報端末と、を備える無線通信システムであって、
    前記無線通信装置は、
    第1の通信方式により前記携帯情報端末と通信可能な第1の通信手段と、
    ペアリングを要する第2の通信方式により前記携帯情報端末と通信可能な第2の通信手段と、を備え、
    前記第1の通信手段は、前記第2の通信方式による前記携帯情報端末とのペアリングを受け付ける待機状態に遷移するための通信要求信号を受信し、
    前記第2の通信手段は、前記通信要求信号により前記無線通信装置が前記待機状態に遷移したことを検知した前記携帯情報端末から送信される通信確立信号を受信し、前記第2の通信方式による前記携帯情報端末との通信を確立し、
    前記第1の通信手段は前記第2の通信方式による通信が確立したことを前記携帯情報端末と前記第1の通信方式で通信可能な管理装置に前記第1の通信方式で送信することを特徴とする無線通信システム。
  4. 記管理装置は、前記第1の通信方式により前記携帯情報端末と通信可能な前記無線通信装置に関する情報を、前記携帯情報端末に送信することを特徴とする請求項3に記載の無線通信システム。
  5. 前記携帯情報端末は、前記無線通信装置の電源状態に関する電源情報に基づいて、電源が投入されていない前記無線通信装置に、電源を投入するための電源投入信号を送信することを特徴とする請求項3又は4に記載の無線通信システム。
  6. 前記携帯情報端末は、前記無線通信装置が備えている機能に関する機能情報に基づいて、遠隔電源投入機能を備えていない前記無線通信装置を選択する場合に、電源の投入を指示する通知を表示することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  7. 第1の通信方式により通信機器と通信可能な第1の通信工程と、
    ペアリングを要する第2の通信方式により前記通信機器と通信可能な第2の通信工程と、
    前記第2の通信方式による通信が確立したことを前記通信機器と前記第1の通信方式で通信可能な外部装置に前記第1の通信方式で送信可能な第3の通信工程とを備え、
    前記第1の通信工程は、前記第2の通信方式による前記通信機器とのペアリングを受け付ける待機状態に遷移するための通信要求信号を受信し、
    前記第2の通信工程は、前記通信要求信号により無線通信装置が前記待機状態に遷移したことを検知した前記通信機器から送信される通信確立信号を受信し、前記第2の通信方式による前記通信機器との通信を確立することを特徴とする無線通信方法。
  8. コンピュータを請求項1または2に記載の無線通信装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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