JP6583568B2 - 収納容器及び収納モジュール - Google Patents

収納容器及び収納モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP6583568B2
JP6583568B2 JP2018551662A JP2018551662A JP6583568B2 JP 6583568 B2 JP6583568 B2 JP 6583568B2 JP 2018551662 A JP2018551662 A JP 2018551662A JP 2018551662 A JP2018551662 A JP 2018551662A JP 6583568 B2 JP6583568 B2 JP 6583568B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
container body
water
water absorbing
sheet material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018551662A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018092802A1 (ja
Inventor
高橋 智紀
智紀 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Publication of JPWO2018092802A1 publication Critical patent/JPWO2018092802A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6583568B2 publication Critical patent/JP6583568B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)

Description

本発明は、収納容器及び収納モジュールに関する。
従来、生体排液の収納容器が各種提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような収納容器は、尿など人の力が駆動源となり排出される生体排液の収納や、導尿カテーテル等によって自然排出される生体排液の収納、等の用途に用いられる。
特開2013−169414
ところで、例えば咽頭部に挿入したカフにより貯留する液体等のように、人の力による排出や自然排出することが出来ない場合、吸引ポンプ等の吸引源を用いて排出される。吸引源を上記のような収納容器に接続した場合、吸引源の吸引力によって収納容器が萎んでしまい、液体の吸引を継続することが困難となる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、吸引源を用いた生体排液の吸引の継続を可能とした収納容器及び収納モジュールを提供することにある。
上記課題を解決する収納容器は、可撓性を有し、内部に液体及び気体が流入する流入口と気体を排気する排気口とが配設された容器本体と、前記容器本体に収容され、前記流入口から前記容器本体内に流入する液体を吸収する吸水構造体と、を有し、前記吸水構造体は、透水性を有するシート材と前記シート材に内包された吸水部材を有し、前記容器本体の内面に沿って複数並設され、前記容器本体と前記吸水構造体との間、または前記複数の吸水構造体の間の少なくとも一方に、複数の溝部を形成し、前記複数の溝部は、前記流入口と前記排気口とを連通し気体が通過可能な3以上の複数の流路を形成する。
この構成によれば、例えば収納容器の排気口に吸引源が接続され、その吸引源により、流入口から液体を容器本体内に吸引する。容器本体に収容された、透水性を有するシート材とこのシート材に内包された吸水部材を有する吸水構造体は、容器本体の内面に沿って複数並設され、容器本体内の液体を吸水する。容器本体と吸水構造体との間、または複数の吸水構造体の間の少なくとも一方に形成される複数の溝部が、流入口と前記排気口とを連通し気体が通過可能な3以上の複数の流路を形成することにより、当該複数の流路を介して容器本体内の気体が吸引源に吸引されるため、容器本体内が陰圧となり吸引源の吸引を継続して行うことで容器本体の外部から流入口を介して液体を容器本体内に吸引することができる。また、可撓性を有する容器本体が吸引源の吸引により撓んでも、複数の溝部の大きさ(幅、深さ)を適宜設定することにより、流路を確保することができる。また、容器本体の内面に沿って並設された複数の吸水構造体がそれらの間に一つ以上の溝部を形成し、この溝部が気体の流路を形成し得る。容器本体の内部における吸水構造体の配置の自由度が高くなり、吸水構造体を収納容器の使用形態に応じて複数領域に配置できる。例えば、複数の吸水構造体を同一面内における異なる領域に、例えば、規則的なまたは不規則的な平面パターン(タイル状、モザイク状等)で、隙間をおかずに隣接して、または隙間をおいて分離して、配置できる。吸水構造体の第1組と吸水構造体の第2の組とを重ねて配置でき、容器本体の内部に吸水構造体の2層または多層積層体を配置することができる。複数の吸水構造体の大きさおよび/または形状を、例えば収納容器の使用形態および/または容器本体の形状に応じて適宜設定できる。例えば、複数の吸水構造体は、同じ形状でもよく、異なる形状でもよく、同じ大きさでもよく、異なる大きさでもよい。また、前記吸水部材が透水性を有するシート材に内包されていることにより、シート材による吸水部材の内包によって吸水構造体を容器本体内に効率良く配置することができる。透水性を有するシート材は、例えば毛管現象によって容器本体内の液体を吸水部材に導くことができ、流路を気体の流通可能状態に維持するのに貢献し得る。また、吸水部材がシート材によって内包されるので、吸水部材として利用可能な吸水部材の形態が増加する。例えば粉末吸水部材及び粒状吸水部材などの非ブロック状吸水部材が利用可能となる。なお、少なくとも1つ以上の流路が吸水構造体に挟まれて構成される場合には、容器本体の外部から流入口を介して流入した液体と吸水部材との接触面積を増加させることができ、より多くの液体を吸引することができる。また、吸水部材が流入口より流入した液体を吸水し膨張することで1つの流路が閉塞された場合であっても、他の流路が流入口と排気口とを連通状態に保つことが可能となり、容器本体の外部から流入口を介して液体を容器本体内に吸引することを継続することができる。
上記課題を解決する収納容器は、可撓性を有し、内部に液体及び気体が流入する流入口と気体を排出する排気口とが配設された容器本体と、前記容器本体に収容され、前記流入口から前記容器本体内に流入する液体を吸収する吸水構造体と、を有し、前記吸水構造体は、透水性を有するシート材と前記シート材に内包された複数の吸水部材を有し、当該複数の吸水部材は前記容器本体の内面に沿って並設され、前記容器本体と前記吸水構造体の間に複数の溝部を形成し、前記複数の溝部は、前記流入口と前記排気口とを連通し気体が通過可能な3以上の複数の流路を形成する。
この構成によれば、例えば収納容器の排気口に吸引源が接続され、その吸引源により、流入口から液体を容器本体内に吸引する。吸水構造体は、透水性を有するシート材と前記シート材に内包された複数の吸水部材を有し、容器本体の内面に沿って並設されており、容器本体内の液体を吸水する。容器本体と吸水構造体の間に形成される複数の溝部が、流入口と前記排気口とを連通し気体が通過可能な3以上の複数の流路を形成することにより、当該複数の流路を介して容器本体内の気体が吸引源に吸引されるため、容器本体内が陰圧となり吸引源の吸引を継続して行うことで容器本体の外部から流入口を介して液体を容器本体内に吸引することができる。例えば、複数の吸水部材を含む1つの吸水構造体と容器本体とにより複数の溝部を形成することができる。そして、可撓性を有する容器本体が吸引源の吸引により撓んでも、複数の溝部の大きさ(幅、深さ)を適宜設定することにより、流路を確保することができる。また、前記吸水部材が透水性を有するシート材に内包されていることにより、シート材による吸水部材の内包によって吸水構造体を容器本体内に効率良く配置することができる。透水性を有するシート材は、例えば毛管現象によって容器本体内の液体を吸水部材に導くことができ、流路を気体の流通可能状態に維持するのに貢献し得る。また、吸水部材がシート材によって内包されるので、吸水部材として利用可能な吸水部材の形態が増加する。例えば粉末吸水部材及び粒状吸水部材などの非ブロック状吸水部材が利用可能となる。なお、少なくとも1つ以上の流路が吸水構造体に挟まれて構成される場合には、容器本体の外部から流入口を介して流入した液体と吸水部材との接触面積を増加させることができ、より多くの液体を吸引することができる。また、吸水部材が流入口より流入した液体を吸水し膨張することで1つの流路が閉塞された場合であっても、他の流路が流入口と排気口とを連通状態に保つことが可能となり、容器本体の外部から流入口を介して液体を容器本体内に吸引することを継続することができる。
また、容器本体の内面に沿って並設された複数の吸水構造体がそれらの間に一つ以上の溝部を形成し、この溝部が気体の流路を形成し得る。容器本体の内面に沿って並設された、1つのまたは各吸水構造体に含まれる複数の吸水部材がそれらの間に一つ以上の溝部を形成し、この溝部が気体の流路を形成し得る。
上記の収納容器において、複数の前記吸水構造体は、前記容器本体の内面又は前記容器本体に収容された支持板に取着されることが好ましい。
この構成によれば、複数の吸水構造体の位置を固定することで、隣り合う吸水構造体の間隔を設定することで、吸引源によって可撓性を有する容器本体が撓んでも、容器本体と2つの吸水構造体とにより囲まれる流路を確保することができる。
上記の収納容器において、前記流入口は前記容器本体の下部に配設され、前記排気口は前記容器本体の上部に配設されることが好ましい。
この構成によれば、容器本体の下部に配設された流入口から液体が流入し、容器本体の上部に配設された排気口から容器本体内の気体が流出する。このため、排気口に液体が到達し難く、液体が排気口から流出し難い。
上記の収納容器において、前記容器本体は対向する一対の辺を有するように形成され、前記流入口は前記一対の辺のうちの一方の辺の側に配設され、前記排気口は前記一対の辺の内の他方の辺の側に配設されることが好ましい。
この構成によれば、流入口と排気口との間の距離を確保することができる。一方の辺の側に配設された流入口から流入する液体は、吸水構造体の吸水部材に吸収される。このため、排気口に液体が到達し難く、液体が排気口から流出し難い。
上記の収納容器において、前記流路は前記容器本体の一対の辺の伸長方向に設けられていることが好ましい。この構成によれば、効率良く吸水構造体を配置することができる
上記の収納容器において、前記シート材は不織布であることが好ましい。
この構成によれば、不織布は透水性が良く、容器本体に流入する液体が不織布のシート材を介して吸水部材によく吸収される。
上記課題を解決する吸引モジュールは、上記の収納容器と、前記収納容器に接続され、前記収納容器内の気体を吸引する吸引源と、を有する。
この構成によれば、収納容器に接続された吸引源により、収納容器内が陰圧となり、流入口から液体を容器本体内に吸引する。容器本体に収容された吸水構造体は、シート材に内包された吸水部材を含む。隣り合う2つの吸水部材は、容器本体と吸水構造体との間に流入口と排気口とを連通する流路を形成する。この流路を介して容器本体内の気体が吸引源に吸引されるため、吸引源の吸引を継続して容器本体の外部から流入口を介して液体を容器本体内に吸引することを可能とすることができる。
本発明の収納容器及び収納モジュールによれば、吸引源を用いた生体排液の吸引の継続を可能とすることができる。
(a)は第一実施形態の収納容器を示す概略正面図、(b)は吸水構造体を示す概略正面図、(c)収納容器を示す概略平断面図。 (a)(b)(c)は収納容器の作用を示す概略断面図。 (a)は収納容器とカフ付き気管チューブを示す模式図、(b)は気管チューブの使用状態を示す模式図。 (a)は第二実施形態の収納モジュールを示す概略平面図、(b)は第二実施形態の収納モジュールを示す概略縦断面図。 (a)〜(c)は、変形例の吸水構造体を示す概略図。 (a)(b)は、変形例の収納容器を示す概略断面図。
以下、各形態を説明する。
なお、添付図面は、理解を容易にするために構成要素を拡大して示している場合がある。構成要素の寸法比率は実際のものと、または別の図面中のものと異なる場合がある。また、断面図では、理解を容易にするために、一部の部材のハッチングを梨地模様に代えて示し、一部の部材のハッチングを省略している場合がある。
(第一実施形態)
先ず、本実施形態の収納容器の適用例を説明する。
図3(a)に示すように、収納容器10は、容器本体11と、容器本体11に接続された吸入管12及び排出管13を有している。吸入管12は、カフ付き気管チューブ50に接続され、排出管13は吸引源40に接続される。
カフ付き気管チューブ50は、気管チューブ51、カフ52を有している。カフ52は、気管チューブ51の先端部において、その気管チューブ51の外周の所定位置に設けられている。気管チューブ51の壁部内には、カフ52の内部と連通する流路(図示略)が形成されている。カフ52は、その流路を介して供給される空気により膨張する。気管チューブ51の壁部内には、吸引路53が形成されている。吸引路53は、気管チューブ51の外側面に形成された開口部54により気管チューブ51の外部と連通している。開口部54は、カフ52より上部の所定部位に形成されている。また、吸引路53は、接続管55と接続されている。収納容器10の吸入管12は、この接続管55に接続される。
図3(b)に示すように、気管チューブ51は、被検体の口腔90から気管92へ挿入される。これにより、人工呼吸器の使用時に、気管挿管で気道が確保される。このとき、喉頭蓋93は常に開かれた状態となるため、挿入された気管チューブ51と気管92の内壁92aとの間の隙間から、気管92内に唾液等の分泌物が流入するおそれがある。なお、図に示す符号94は食道である。
このような分泌物の流入を防止するため、気管チューブ51に設けられたカフ52を供給する空気によって膨張させる。膨張したカフ52は、気管92の内壁92aに接触し、気管チューブ51と気管92の内壁92aとの間の隙間を閉塞する。このようなカフ付き気管チューブ50を用いることで、気管チューブ51により気道を確保しつつ、カフ52により気管92から肺への分泌物等の流入を防止することができる。
そして、図3(a)に示す吸引源40を駆動させる。すると、カフ52の上部に貯留した分泌物等が開口部54から吸引路53に吸引される。そして、吸引路53に吸引された分泌物等は、接続管55及び吸入管12を介して収納容器10の容器本体11に流れ込み、この容器本体11に生体排液として収納される。
次に、本実施形態の収納容器を説明する。
図1(a)に示すように、収納容器10は、容器本体11を有している。容器本体11は、例えば上下方向(重力方向ともいう)に長い長方形状に形成されている。なお、本明細書において、「長方形状」には、角部が面取りされた長方形や、角部が丸められた長方形が含まれるものとする。
容器本体11の上端部には、吊り下げ部としての吊り下げ穴14が形成されている。吊り下げ穴14は、収納容器10を例えばベッドの側部、点滴ラック、人工呼吸器ラックに吊り下げるために用いられる。なお、図1(a)には2つの吊り下げ穴14を示しているが、1つ又は3つ以上の吊り下げ穴をもうけてもよい。また、複数の吊り下げ穴のうちの1つを収納容器10の吊り下げに用いるようにしてもよい。
容器本体11は、可撓性を有している。この可撓性を有する容器本体11の材料としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル重合体等を用いることができる。
図1(c)に示すように、容器本体11は、一対の可撓性シート材15a,15bを有している。図1(a)に示すように、可撓性シート材15a,15bは、周縁部の全周を互いに接合されている。可撓性シート材15a,15bの接合方法としては、熱融着、接着剤、等を用いることができる。なお、図1(a)において、紙面表側を可撓性シート材15a、紙面裏側を可撓性シート材15bとする。
図1(a)に示すように、容器本体11には、吸入管12と排出管13とが取着されている。吸入管12及び排出管13は、例えば円筒状に形成されている。
可撓性シート材15aには、挿入口16が形成されている。吸入管12の先端は、その挿入口16から容器本体11の内部へと挿入されている。吸入管12は、その先端の流入口12aが容器本体11の下部11aに位置するように、容器本体11に固定されている。挿入口16において、可撓性シート材15aは吸入管12の外周面に、例えば熱圧着や接着剤により密着している。
図1(a)に示すように、可撓性シート材15aには、挿入口17が形成されている。排出管13の先端は、その挿入口17から容器本体11の内部へと挿入されている。そして、排出管13は、その先端の排気口13aが容器本体11の上部11bに位置するように容器本体11に固定されている。挿入口17において、可撓性シート材15aは排出管13の外周面に、例えば熱圧着や接着剤により密着している。
容器本体11の内部にはフィルタ18が取着されている。フィルタ18は例えば疎水性フィルタである。このフィルタ18は、容器本体11の内部において、排出管13の排気口13aを覆うように配設されている。このフィルタ18により、液体(生体排液)が排出管13を通って吸引源40まで到達しないので、液体による吸引源40の故障を抑制することができる。
図1(a)に示すように、容器本体11は、吸水構造体20を収容している。吸水構造体20は、容器本体11に流入する生体排液を吸収する。
図1(c)に示すように、吸水構造体20は、シート材21と複数の吸水部材27とを有している。複数の吸水部材27は、シート材21に内包されている。図1(b)に示すように、シート材21は、長方形状に形成されている。複数の吸水部材27は、シート材21により、吸水構造体20の全体に対して分散して配置されている。
シート材21としては、例えば不織布や低密度パルプなどの繊維素材のものを用いることができる。吸水部材27としては、吸水性高分子材料(吸水ポリマー)等を用いることができる。
本実施形態において、シート材21は、一対のシート22a,22bを接合して形成されている。シート材21は、一対のシート22a,22bの周縁部を互いに接合した第1の接合部23を有している。そして、シート材21は、第1の接合部23の内側を複数の領域25に区画するようにシート22a,22bを互いに接合した第2の接合部24を有している。なお、図1(b)では、領域25を実線にて示すと共に梨地のハッチングを付して判り易くしている。図1(c)に示すように、吸水部材27は、第1の接合部23と第2の接合部24とにより区画された複数の領域25に収納されている。図1(b)及び図1(c)に示す例では、複数の吸水部材27は、容器本体201の内面に沿って並設される。
本実施形態において、第1の接合部23は、例えば熱圧着(ヒートシール)、接着剤、縫合、等により、シート22a,22bを互いに接合して形成される。第2の接合部24は、例えば熱圧着(ヒートシール)、接着剤、等により、シート22a,22bが互いに剥離可能に接合されている。なお、第2の接合部24は、シート材21に内包した吸水部材27の膨張により剥離するように接合される。図1(c)において、第2の接合部24に付した模様(梨地)は、第1の接合部23に比べて弱い接合で剥離可能であることを示している。
図1(c)に示すように、吸水構造体20は、シート材21と、シート材21に分散して内包した吸水部材27により、表面に凹凸を有している。詳しくは、シート材21は、シート22a,22bを互いに接合した第1の接合部23と第2の接合部24とを有している。吸水部材27は、第1の接合部23と第2の接合部24とにより区画された領域25に収容されている。従って、吸水構造体20において、吸水部材27を収容した部分の厚みに比べ、第1の接合部23と第2の接合部24の部分の厚みは薄い。このため、吸水部材27を収容した部分が凸部31となり、第2の接合部24の部分が凹部32となる。図1(c)に示すように、容器本体11と吸水構造体20(凸部31と凹部32との段差)とによって複数の溝部が形成される。当該複数の溝部は、収納容器10の使用時に気体の流路33として機能する。
次に、上記の収納容器10の作用を説明する。
図3(a)に示すように、収納容器10の吸入管12は、カフ付き気管チューブ50の接続管55に接続される。また、収納容器10の排出管13は、吸引源40に接続される。吸引源40を作動させると、この吸引源40により容器本体11の内部の気体が吸引される。そして、収納容器10を介してカフ付き気管チューブ50の開口部54から、図3(b)に示す気管92に貯留した液体(生体排液)を吸引する。
図2(a)に示すように、容器本体11は可撓性を有しているため、内部の気体の吸引によって萎む。このとき、容器本体11に収容された吸水構造体20は、表面に凹部32と凸部31とを有している。具体的には、吸水構造体20は、シート材21と、シート材21に内包した吸水部材27とを有している。吸水部材27を収容した部分が凸部31となり、第2の接合部24を形成した部分が凹部32となる。なお、図2(a)では、容器本体11と吸水構造体20とを判り易くするため、吸水構造体20の凸部31から容器本体11を離間させて示している。以下の説明に用いる図2(b)及び図2(c)でも同様である。
容器本体11と吸水構造体20(凸部31、凹部32)とにより複数の溝(空間)が形成される。この溝は、凹部32の形状(凸部31の形状)に応じた大きさ(幅、深さ)を有する。この溝は、吸引源40が吸引する気体の流路33となる。この流路33は、凹部32の大きさ(凹部32の幅、深さ)に応じて設定される。図3(a)に示す吸引源40により、容器本体11の内部の気体が吸引源40に吸引され、可撓性を有する容器本体11は撓む。このように撓む容器本体11が、吸水構造体20の第2の接合部24から離間した状態を保つ、つまり容器本体11が第2の接合部24に接しないように、凹部32の大きさが設定される。
つまり、吸引源40を接続した収納容器10において、吸引源により吸引される気体のための流路33を確保する。このように確保した流路33により、吸引源40による吸引を継続することができる。
カフ付き気管チューブ50により吸引された液体(生体排液)は、図1(a)に示す吸入管12の流入口12aから容器本体11の内部へ流入する。
吸水構造体20は、シート材21と、シート材21に内包された吸水部材27とを有している。シート材21は、透水性を有している。容器本体11に流入した液体は、シート材21を通過して吸水構造体20により吸収される。従って、流路33が液体により満たされ難い。このため、気体のための流路33を継続して確保することができる。
また、シート材21としては、例えば不織布が用いられる。このようなシート材21は、液体の浸透性を有している。このため、容器本体11の内部の液体を、シート材21により上方へと吸い上げ、吸水構造体20の全体に液体を行き渡らせることができる。これにより、吸水構造体20に含まれる複数の吸水部材27に液体を吸収させることができる。
図2(b)に示すように、吸水構造体20の吸水部材27は、容器本体11の内部へ流入する液体を吸収し、膨張する。そして、吸水部材27の膨張により、図2(c)に示すように、第2の接合部24(図2(b)参照)が剥離、つまりシート22a,22bが互いに剥離する。この第2の接合部24の剥離により、吸水部材27が更に膨張することで、多くの液体を吸水部材27に吸水させることができる。
なお、吸水部材27が初期状態から膨張開始し、第2の接合部24が剥離する直前までの吸水部材27の吸水状態であるときの流路33の流路面積(図2(b)参照)は、吸水部材27が初期状態であるときの流路33の流路面積(図2(a)参照)よりも増加し得る。図2(c)は、吸水部材27が充分に吸水した状態において、容器本体11と吸水構造体20(例えば第1の接合部23)により、重力方向に延在する少なくとも2つの流路33が気体の流通可能状態に維持されることを示す。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1−1)収納容器10は、可撓性を有し、内部に流入口12aと排気口13aとが配設された容器本体11と、容器本体11に収容され、流入口12aから容器本体11内に流入する液体を吸収する吸水構造体20と、を有している。吸水構造体20は、透水性を有するシート材21と、シート材21に内包された吸水部材27と、を含む。容器本体11の内に複数の吸水部材27が配設されて、容器本体11と吸水構造体20(隣り合う2つの吸水部材27)とにより複数の溝部が形成され、当該複数の溝部は、流入口12aと排気口13aとを連通し気体が通過可能な複数の流路33を形成する。
収納容器10は吸引源40に接続され、その吸引源40により、流入口12aから液体を容器本体11内に吸引する。容器本体11に収容された吸水構造体20は、シート材21に内包された吸水部材27を含む。隣り合う2つの吸水部材27は、容器本体11と吸水構造体20との間に流路33を形成する。この流路33を介して容器本体11内の気体が吸引源40に吸引されるため、吸引源40の吸引を継続して容器本体11の外部から流入口12aを介して液体を容器本体11内に吸引することを可能とすることができる。
(1−2)吸水構造体20は、シート材21に内包された複数の吸水部材27を有し、隣り合う2つの吸水部材27は吸水構造体20の表面に凹部を形成し、凹部と容器本体11とにより流路33を形成する。1つの吸水構造体20に含まれる2つの吸水部材27により凹部が形成され、その凹部と容器本体11との間に流路33が容易に形成される。そして、可撓性を有する容器本体11が吸引源40の吸引により撓んでも、凹部の大きさ(幅、深さ)を適宜設定することにより、流路33を確保することができる。
(1−3)収納容器10において、流入口12aは容器本体11の下部11aに配設され、排気口13aは容器本体11の上部に配設される。容器本体11の下部11aに配設された流入口12aから液体が流入し、容器本体11の上部に配設された排気口13aから容器本体11内の気体が流出する。このため、排気口13aに液体が到達し難く、吸水部材27が充分な量の液体を吸収する前に、液体がフィルタ18に到達して、フィルタ18の通気性が失われてしまうことがないので、収納容器10を効率的に使用することができる。
(1−4)シート材21は不織布である。不織布は透水性が良く、容器本体11に流入する液体が不織布のシート材21を介して吸水部材27によく吸収させることができる。また、不織布は、液体の浸透性を有している。このため、容器本体11の内部の液体を、シート材21により上方へと吸い上げ、吸水構造体20の全体に液体を行き渡らせることができる。これにより、吸水構造体20に含まれる複数の吸水部材27に液体を吸収させることができる。
(第二実施形態)
次に、第二実施形態を説明する。
なお、この実施形態において、上記実施形態と同じ構成部材については同じ符号を付してその説明の全て又は一部を省略する場合がある。また、説明に現れない部材については図面において符号を省略している場合がある。
図4(a)に示すように、この収納モジュール100は、収納容器110と、収納容器110に接続された吸引源140とを有している。吸引源140は、収納容器110の上面に取着されている。
収納容器110は、容器本体111と、容器本体111に接続された吸入管112とを有している。吸入管112は、図3(a)に示すカフ付き気管チューブ50の接続管55に接続される。容器本体111は、吸水構造体20を収容している。なお、図4(a)では、容器本体111に収容された吸水構造体20を実線にて示し、判り易くしている。
図4(b)に示すように、容器本体111は、排出管113を介して吸引源140に接続されている。吸引源140は、例えば圧電体ポンプであり、扁平状に形成されている。圧電体ポンプは、吸引量の微調整が容易である。なお、図4(b)は、図4(a)において上下方向の断面を示している。
排出管113は、その排出管113の排気口113aが、吸水構造体20の第2の接合部24と対向する位置に配設されている。このように配設すると、排気口113aが吸水構造体20の凹凸により形成される流路33に位置するため、流路33から気体を吸引することが容易となる。
図4(b)に示すように、容器本体111には、支持板150が収容されている。支持板150は、吸水構造体20の下側に配設されている。支持板150は、例えばプラスチックやアクリル樹脂などよりなり、平板状に形成されている。
支持板150は、吸水構造体20による流路33の確保を容易にする。例えば、支持板を有していない収納容器110を柔らかい物(例えば布団など)の上に載置すると、その物によって容器本体111が撓み、吸水構造体20の第2の接合部24に近づく。これにより、流路が狭くなる。支持板150は、柔らかい物による容器本体111の撓みを防止する。これにより流路が狭くなることを防止する、つまり流路を確保する。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(2−1)この収納モジュール100は、収納容器110と、収納容器110に接続された吸引源140とを有している。従って、吸引源を別途用意することなく、生体排液の吸引を可能とすることができる。
(2−2)吸引源140は、収納容器110の上部に配設されている。この収納モジュール100は、吊り下げる必要がないため、任意の箇所に配置して生体排液を収容させることができる。
(2−3)収納容器110には支持板150が収納されている。この支持板150により、例えば布団などのように柔らかい物の上に載置することを可能とすることができる。
<変形例>
上記各実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
なお、上記実施形態と同じ構成部材については同じ符号を付してその説明の全て又は一部を省略する。
・上記実施形態に対し、吸水構造体20の形状を適宜変更してもよい。
図5(a)に示すように、吸水構造体20aにおいて、複数の領域25を互いに同じ形状とし、各領域25に吸水部材27(図1(c)参照)を収容するようにしてもよい。この場合、複数(例えば3以上)の流路、具体的には、第2の接合部24が、上下方向に沿って吸水構造体20aの上端と下端との間に連続する流路と、水平方向(図において左右方向)に沿って吸水構造体20aの両端の間に連続する流路とを形成する。容器本体の流入口は例えば左下に破線の丸で示す位置に配設され、排気口は右上に破線の丸で示す位置に配設される。なお、流入口と排気口とがそれぞれ左右逆に配設されてもよい。
この吸水構造体20aを用いることにより、吸水部材が流入口より流入した液体を吸水し膨張することで1つの流路が閉塞された場合であっても、他の流路が流入口と排気口とを連通状態に保つことが可能となり、容器本体の外部から流入口を介して液体を容器本体内に吸引することを継続することができる。更に、少なくとも1つ以上の流路が吸水構造体に挟まれて構成される。このため、容器本体の外部から流入口を介して流入した液体と吸水部材との接触面積を増加させることができ、より多くの液体を吸引することができる。
図5(b)に示すように、吸水構造体20bにおいて、第2の接合部24を湾曲して形成してもよい。この吸水構造体20bを用いた場合、上記の吸水構造体20aと同様に、容器本体の流入口は例えば左下に破線の丸で示す位置に配設され、排気口は右上に破線の丸で示す位置に配設される。
図5(c)に示すように、吸水構造体20cにおいて、水平方向(図において左右方向)に沿って両端の間に連続する第2の接合部24を形成してもよい。この吸水構造体20cを用いた場合、上記の吸水構造体20aと同様に、容器本体の流入口は例えば左下に破線の丸で示す位置に配設され、排気口は右上に破線の丸で示す位置に配設される。そして、この吸水構造体20cを用いた場合でも、3つ以上の流路を形成することができる。この吸水構造体20cでは、図5(c)に示すルートA〜Fが気体の流路となる。
・上記実施形態に対し、複数の吸水構造体を容器本体に収容するようにしてもよい。
図6(a)に示すように、収納容器200は、容器本体201と、容器本体201の内面に沿って並設された2つの吸水構造体211,212を有している。この例では、2つの吸水構造体211,212の間の空間を気体の流路221として利用することができる。なお、3つ以上の吸水構造体を有する収納容器としてもよい。なお、図6(a)では、2つの吸水構造体211,212が互いに異なる形状にて示しているが、同じ形状の複数の吸水構造体を有する収納容器としてもよい。このように複数の吸水構造体を並設する場合、各吸水構造体211,212を容器本体201の内面に取着する方法や、上記第二実施形態のように支持板150を用い、その支持板に各吸水構造体211,212を取着する方法、等を用いることで、各吸水構造体211,212を所望の位置に配設することができる。例えば、吸水構造体211と吸水構造体212の間の間隔を適宜設定することにより、流路221の大きさを容易に設定することが可能となる。
図6(b)に示すように、収納容器300は、容器本体301と、容器本体301に収容された2つの吸水構造体311,312を有している。吸水構造体311,312は、それらの厚さ方向に重ねられている。図6(b)では、同じ形状の吸水構造体311,312を収容しているが、少なくとも1つの形状が異なる複数の吸水構造体を収容した収納容器としてもよい。また、図6(b)では、同じ形状の吸水構造体311,312を同じ向きに示しているが、収容方向を変えるようにしてもよい。
・上記各形態では、シート材を接合して複数の領域を形成し、各領域に吸水部材を収容した吸水構造体とした。これに対し、シート材に1つの領域を形成し、その領域に吸水部材を収納した吸水構造体を形成する。この吸水構造体を容器本体内に複数並設してもよい。この場合、図6(a)に示す収納容器200において説明した方法により、各吸水構造体を配設することができる。
・上記実施形態において、図1(a)では、収納容器10の容器本体11を上下方向に長い縦長の形状としたが、水平方向に長い横長の形状としてもよい。
・上記第二実施形態では、収納容器110の上方に吸引源140を配設した収納モジュール100としたが、吸引源140を収納容器110の側方に配置した収納モジュールとしてもよい。また、長い排出管により収納容器110と吸引源140とを接続した収納モジュールとしてもよい。
・上記第一実施形態において、収納容器10と吸引源40とを含む収納モジュールとしてもよい。
・上記各形態において、第2の接合部24を、シート22a,22bを剥離不能に接合して形成してもよい。
・上記各形態において、吸水構造体は例えばスポンジのように吸水部材自体が構造体となり得るものとしてもよい。
・実施形態の収納容器(10、110、200、300)は吊り下げ式に構成され得る。この場合、収納容器(10、110、200、300)の使用時に、複数の気体の流路33(少なくとも2つの流路33)が重力方向と実質的に平行に延びるように収納容器(10、110、200、300)を構成することが好ましい。この構成によれば、気体と生体排液との分離効率が向上し、流路33を気体の流通可能状態に維持でき、生体排液の吸引を継続することができる。
・任意の数のまたは全ての流路33は容器本体(11、111、201、301)の一対の辺の伸長方向に設けられてよい。収納容器(10、110、200、300)は、図示した例のように、一対の長辺及び一対の短辺を有する長方形に限定されず、一つの長軸及び一つの短軸を有する長円または楕円等の細長い形状に構成され得る。少なくとも2つの流路33は、収納容器(10、110、200、300)の長辺または長軸または短辺または短軸と実質的に平行に延在するように構成されてよい。少なくとも2つの流路33が収納容器(10、110、200、300)の一辺と実質的に平行に延在するように収納容器(10、110、200、300)を構成することにより、医療従事者であり得る使用者は、少なくとも2つの流路33が重力方向と実質的に平行に延びた状態で収納容器(10、110、200、300)を使用しているかどうかを、流路33を視認できない場合であっても、収納容器(10、110、200、300)の使用形態(例えば配向)を目視によって確認することができる。収納容器(10、110、200、300)が吊り下げ式である場合、少なくとも2つの流路33は、収納容器(10、110、200、300)の長辺または長軸と実質的に平行に延在するように構成されることが好ましい。この場合、収納容器(10、110、200、300)を吊り下げ状態で安定に使用できる。
10…収納容器、40…吸引源、11…容器本体、20…吸水構造体、21…シート材、27…吸水部材、33…流路。

Claims (8)

  1. 可撓性を有し、内部に液体及び気体が流入する流入口と気体を排出する排気口とが配設された容器本体と、
    前記容器本体に収容され、前記流入口から前記容器本体内に流入する液体を吸収する吸水構造体と、を有し、
    前記吸水構造体は、透水性を有するシート材と前記シート材に内包された吸水部材を有し、前記容器本体の内面に沿って複数並設され、
    前記容器本体と前記吸水構造体との間、または前記複数の吸水構造体の間の少なくとも一方に、複数の溝部を形成し、
    前記複数の溝部は、前記流入口と前記排気口とを連通し気体が通過可能な3以上の複数の流路を形成する、収納容器。
  2. 可撓性を有し、内部に液体及び気体が流入する流入口と気体を排出する排気口とが配設された容器本体と、
    前記容器本体に収容され、前記流入口から前記容器本体内に流入する液体を吸収する吸水構造体と、を有し、
    前記吸水構造体は、透水性を有するシート材と前記シート材に内包された複数の吸水部材を有し、当該複数の吸水部材は前記容器本体の内面に沿って並設され、
    前記容器本体と前記吸水構造体の間に複数の溝部を形成し、
    前記複数の溝部は、前記流入口と前記排気口とを連通し気体が通過可能な3以上の複数の流路を形成する、収納容器。
  3. 記吸水構造体は、前記容器本体の内面又は前記容器本体に収容された支持板に取着される、請求項1または2に記載の収納容器。
  4. 前記流入口は前記容器本体の下部に配設され、前記排気口は前記容器本体の上部に配設される、請求項1〜の何れか1項に記載の収納容器。
  5. 前記容器本体は対向する一対の辺を有するように形成され、
    前記流入口は前記一対の辺のうちの一方の辺の側に配設され、前記排気口は前記一対の辺の内の他方の辺の側に配設される、請求項1〜の何れか1項に記載の収納容器。
  6. 前記流路は前記容器本体の一対の辺の伸長方向に設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の収納容器。
  7. 前記シート材は不織布である、請求項1〜6の何れか1項に記載の収納容器。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の収納容器と、
    前記収納容器の排気口に接続され、前記収納容器内の気体を吸引する吸引源と、
    を有する収納モジュール。
JP2018551662A 2016-11-18 2017-11-15 収納容器及び収納モジュール Active JP6583568B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016225541 2016-11-18
JP2016225541 2016-11-18
PCT/JP2017/041079 WO2018092802A1 (ja) 2016-11-18 2017-11-15 収納容器及び収納モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018092802A1 JPWO2018092802A1 (ja) 2018-12-27
JP6583568B2 true JP6583568B2 (ja) 2019-10-02

Family

ID=62146417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018551662A Active JP6583568B2 (ja) 2016-11-18 2017-11-15 収納容器及び収納モジュール

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6583568B2 (ja)
WO (1) WO2018092802A1 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE500395C2 (sv) * 1992-10-16 1994-06-20 Humanteknik Ab Fuktupptagande anordning
EP1642603B1 (en) * 2003-06-10 2013-09-18 Daiken Iki Kabushiki Kaisha Receptacle and medical suction device equipped therewith
US7790945B1 (en) * 2004-04-05 2010-09-07 Kci Licensing, Inc. Wound dressing with absorption and suction capabilities
JP2013169414A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Terumo Corp 生体排液の収納容器
JP6448243B2 (ja) * 2014-07-28 2019-01-09 新鋭工業販売株式会社 吸引器用液体収納容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2018092802A1 (ja) 2018-12-27
WO2018092802A1 (ja) 2018-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220047800A1 (en) Canister for a mobile negative pressure wound therapy device
ES2912187T3 (es) Recipiente de líquido y accesorio absorbente para sistema de terapia de presión negativa bucal
FI63907B (fi) Avluftningsventil foer saeckning av pulverartade produkter
JP2011505889A (ja) 創傷充填装置
JP5311031B2 (ja) 人工肺装置
TW201023927A (en) Processing system and collecting device thereof
JP5046063B2 (ja) 貯血槽
JP6583568B2 (ja) 収納容器及び収納モジュール
JP4998555B2 (ja) 貯血槽
JP5999401B2 (ja) カーディオトミー部及び貯血槽
JP5245849B2 (ja) 貯血槽
US10045688B1 (en) Accessory for laryngoscopes, combination laryngoscope and accessory, and/or method of using the same
KR102340969B1 (ko) 구인두 기도유지기
CN209108357U (zh) 一种非气泡式氧气湿化装置
JP5046062B2 (ja) 貯血槽
CN208371914U (zh) 一种呼吸内镜诊疗用托盘
CN203208513U (zh) 一种医用负压引流吸盘
CN211326995U (zh) 一种一次性安慰奶嘴
JP2010125227A (ja) カテーテル
JP2003169848A (ja) 排液処理バッグ
JP2009273514A (ja) 液体リザーバ
JP2010125226A (ja) カテーテル
JPS6253637A (ja) ガス及び液体混合物をつくる装置
JP2010183977A (ja) 気体放出機構、圧力調整機構及び排液回収容器
JP2010162208A (ja) 消泡材とその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180828

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190819

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6583568

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150