JP5013166B2 - 容器ホルダ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の車室内などに配設され、飲料などの容器を収容保持する容器ホルダ装置に関する。
自動車の車室内などに配設される容器ホルダ装置の一種として、引出し式のものが知られている。引出し式の容器ホルダ装置は、箱状のケース体と、ケース体に対してスライドするホルダ本体と、を持つ。ホルダ本体は、ケース体の内部に収納される収納位置と、ケース体の外部に露出する展開位置と、の間をスライドする。ホルダ本体は、容器を保持する容器保持部を持つベース体をもつ。
この種の容器ホルダ装置には、ホルダ本体を展開位置に向けて自動的にスライドさせる開閉駆動機構を設けるのが一般的である。開閉駆動機構としては、ラックと、ピニオンと、つるまきばね状の付勢手段と、を持つものが一般に用いられている。詳しくは、ケース体にラックを設け、ホルダ本体のベース体にはこのラックと噛み合うピニオンを軸支させる。そして付勢手段の一端をピニオンに固定し、付勢手段の他端をベース体に固定する。ホルダ本体を展開位置から収納位置にスライドさせると、ピニオンがラックと噛み合って回転する(以下、収納方向の回転と呼ぶ)。付勢手段は、ピニオンの収納方向の回転に伴って巻き上げられ、付勢力を蓄積する。したがって、付勢手段に蓄積された付勢力によって、ピニオンを収納方向とは逆方向に回転(以下、展開方向の回転と呼ぶ)させることができる。そして、ピニオンの回転によって、ホルダ本体を収納位置から展開位置に自動的にスライドさせ得る。
ところで、ホルダ本体が展開位置に配されているときにも、付勢手段にはある程度の付勢力が蓄積されているのがよい。ホルダ本体を展開位置に確実にスライドさせるためである。このような事情に鑑みて、付勢手段にある程度の付勢力を蓄積しつつ、ホルダ本体をケース体に組み付ける技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、ピニオンとベース体とに一対のストッパ突起を設ける技術が紹介されている。詳しくは、ピニオンの側面には、外周方向に突起する第1のストッパ突起を設ける。ベース体には、ピニオンの側面に対面する位置に、第2のストッパ突起を設ける。第2のストッパ突起は、第1のストッパ突起の移動領域に出っ張る。このため、ピニオンが所定角度回転して、所定の向きに配されると、第1のストッパ突起と第2のストッパ突起とが係止する。したがって、ピニオンを収納方向に所定量回転させて付勢手段にある程度の付勢力を蓄積した状態で、ピニオンをベース体に組み付け、第1ストッパ突起と第2ストッパ突起とを係止させれば、付勢手段にある程度の付勢力を蓄積した状態でピニオンと付勢手段とを固定できる。したがって、特許文献1に紹介されている容器ホルダ装置によると、付勢手段にある程度の付勢力を蓄積しつつ、ホルダ本体をケース体に組み付けることができる。
ところで、特許文献1に紹介されている容器ホルダ装置では、ピニオンを展開方向に一回転以上回転させると、第1のストッパ突起と第2のストッパ突起とが再度係止し、ピニオンの回転が再度干渉される。したがって、ホルダ本体を大きくスライドさせるためには、ピニオンを大型化する必要があった。大型のピニオンを用いると、容器ホルダ装置が大型化したり、容器ホルダ装置の製造コストが高くなる問題があった。
実用新案登録第2561658号公報
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、付勢手段にある程度の付勢力を蓄積しつつ、ホルダ本体をケース体に組み付けることができ、装置全体の大型化や製造コストの増大を防止しつつ、ホルダ本体のスライド量を大きくできる容器ホルダ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の容器ホルダ装置は、箱状のケース体と、ケース体の内部に収納される収納位置とケース体の外部に露出する展開位置との間をスライドするホルダ本体と、を持つ容器ホルダ装置であって、ケース体は、ホルダ本体のスライド方向に延びるラックを持ち、ホルダ本体は、容器を保持する容器保持部を持つベース体と、ベース体に軸支され、ラックと噛み合い、外周方向に延びる第1ストッパ部を持つピニオンと、つるまきばね状をなし一端がピニオンに固定され他端がベース体に固定され、ホルダ本体が展開位置に向けてスライドする方向にピニオンを付勢する付勢手段と、ベース体に取り付けられ、少なくとも一部が第1ストッパ部の移動領域に出っ張る係止位置と、全体が移動領域の外部に引っ込む解除位置と、の間を移動する第2ストッパ部と、を持ち、第2ストッパ部は、ホルダ本体をケース体に組み付ける際には係止位置に配されて第1ストッパ部と係止し、少なくともホルダ本体が展開位置と収納位置との間をスライドする際には解除位置に配されることを特徴とする。
(1)上記ホルダ本体は、上記ベース体に枢支され、上記ベース体に近接する非支持位置と、上記ベース体に対して垂下し少なくとも一部が上記容器保持部の下方に配される支持位置と、の間を揺動する底支持部材を持ち、底支持部材は、上記ホルダ本体が上記展開位置に配されると支持位置に配され、上記ホルダ本体が上記収納位置に配されると非支持位置に配され、上記ホルダ本体は、上記展開位置側から上記収納位置側に向けて上記ケース体に組み付けられ、上記第2ストッパ部は、底支持部材に一体化され、底支持部材が支持位置に配されると上記係止位置に配され、底支持部材が非支持位置に配されると上記解除位置に配される。
本発明の容器ホルダ装置は、ベース体に取り付けられている第2ストッパ部を持つ。また、ピニオンには外周方向に延びる第1ストッパ部が形成されている。第2ストッパ部は、係止位置と解除位置との間を移動する。係止位置において、第2ストッパ部の少なくとも一部は、第1ストッパ部の移動領域に出っ張る。したがって、ピニオンが所定角度回転する(所定の向きに配される)と、第1ストッパ部と第2ストッパ部とが係止する。解除位置において、第2ストッパ部は、全体が第1ストッパ部の移動領域の外部に引っ込む。したがって、このとき第2ストッパ部は、ピニオンの回転角度(ピニオンの向き)を問わず、第1ストッパ部と係止しない。すなわち第2ストッパ部は、係止位置においてピニオンの回転に干渉し、解除位置においてピニオンの回転に干渉しない。さらに、第2ストッパ部は、ホルダ本体をケース体に組み付ける際には係止位置に配される。言い換えれば、ホルダ本体は、第2ストッパ部が係止位置に配されている状態で、ケース体に組み付けられる。
このため、付勢部材に付勢力を蓄積した状態で、第2ストッパ部を係止位置に配し、第2ストッパ部によりピニオンの回転を干渉すれば、付勢手段にある程度の付勢力を蓄積しつつホルダ本体をケース体に組み付けることができる。
また、第2ストッパ部は、少なくともホルダ本体が展開位置と収納位置との間をスライドする際には解除位置に配され、ピニオンの回転に干渉しない。したがって、ピニオンは一回転を超えて回転できる。このため本発明の容器ホルダ装置は大型のピニオンを必要としない。
よって、本発明の容器ホルダ装置は、付勢手段にある程度の付勢力を蓄積しつつホルダ本体をケース体に組み付けることができ、装置全体の大型化や製造コストの増大を防止しつつ、ホルダ本体のスライド量を大きくできる。
上記(1)を備える本発明の容器ホルダ装置では、ホルダ本体が底支持部材を持つ。底支持部材は、ベース体に枢支され非支持位置と支持位置との間を揺動する部材であるため、支持位置において容器保持部の底面を支持する。第2ストッパ部は、この底支持部材に一体化される。そして、ホルダ本体が展開位置に配され、底支持部材が支持位置に配されると、第2ストッパ部は係止位置に配される。また、第2ストッパ部は、ホルダ本体が収納位置に配され、底支持部材が非支持位置に配されると、解除位置に配される。
上記(1)を備える本発明の容器ホルダ装置では、第2ストッパ部を底支持部材に一体化したことで、第2ストッパ部を持つ容器ホルダ装置を、部品点数を増大させることなく製造できる。よって容器ホルダ装置の製造コストを低減できる。さらに、第2ストッパ部を、支持位置と非支持位置との間を揺動する底支持部材に一体化したことで、第2ストッパ部が係止位置と解除位置との間で可逆的に移動可能である。よって、上記(1)を備える本発明の容器ホルダ装置によると、容器ホルダ装置を修理する際など、ホルダ本体をケース体から取り外して再度ケース体に組み付ける場合に、第2ストッパ部を再利用できる利点がある。
本発明の容器ホルダ装置において、ホルダ本体は、ベース体と、ピニオンと、付勢手段と、第2ストッパ部と、を持つ。ベース体は、容器を保持する容器保持部を持つ。容器保持部は、凹状や貫通孔状などの既知の形状に形成できる。容器保持部には、容器の底面を支持する底支持部材や、容器の側面を支持する側支持部材等の部材を取り付けても良い。ベース体には、第2ストッパ部が取り付けられている。第2ストッパ部は、上述した底支持部材や側支持部材等と一体化しても良いし、これらとは別に設けても良い。
第2ストッパ部は、少なくともホルダ本体が展開位置と収納位置との間をスライドする際に解除位置に配され、ホルダ本体をケース体に組み付ける際に係止位置に配されればよい。すなわち、第2ストッパ部は、係止位置と解除位置との間で可逆的に移動しても良いし、一旦ホルダ本体をケース体に組み付けた後には、解除位置に固定されても良い。
本発明の容器ホルダ装置が底支持部材に一体化されている第2ストッパ部を持つ場合、第2ストッパ部は、底支持部材に一体成形しても良い。あるいは、第2ストッパ部は、底支持部材とは別体で形成した上で、底支持部材に組み付けて一体化しても良い。
以下、本発明の容器ホルダ装置を図面を基に説明する。
(実施例1)
実施例1の容器ホルダ装置は、上記(1)を備える。実施例1の容器ホルダ装置を模式的に表す説明図を図1および図3〜図5に示す。図1は実施例1の容器ホルダ装置を上側から見た様子を表す。図3〜図5は実施例1の容器ホルダ装置を左側から見た様子を表す。実施例1の容器ホルダ装置におけるピニオンおよび第2ストッパ部を模式的に表す要部拡大図を図2に示す。以下、実施例において上、下、左、右、前、後とは、図1に示す上、下、左、右、前、後を指す。
実施例1の容器ホルダ装置は、図1に示すように、ケース体1とホルダ本体2とを持つ。ケース体1は後方に開口した略箱状をなす。ケース体1の上面には、前後に延びる窓状のピニオン収容部10が形成されている。ピニオン収容部10の右側周縁部には、前後に延びるラック11が形成されている。
ホルダ本体2は、ケース体1に対して前後方向にスライドする。図3に示す収納位置において、ホルダ本体2はケース体1の内部に収納される。図1、図4および図5に示す展開位置において、ホルダ本体2はケース体1の外部(後方)に露出する。ホルダ本体2は、ベース体20と、ピニオン21と、付勢手段22と、底支持部材23と、第2ストッパ部24とを持つ。ベース体20は、下方に開口する扁平な略箱状をなす。ベース体20の略中央部には上下に延びる貫通孔状の容器保持部201が形成されている。また、ベース体20のなかで容器保持部201よりも前側の位置には、上方に突起する軸体202が形成されている。
図2に示すように、ピニオン21は、下方に開口した有底の円筒状をなすピニオン基部210と、ピニオン基部210の外周側に形成されている第1のピニオン部211と、ピニオン基部210の外周側に形成され第1のピニオン部211よりも下方に配されている第2のピニオン部212と、第1のピニオン部211と第2のピニオン部212との間に配され、ピニオン基部210の外周側に延びる第1ストッパ部213と、を持つ。ピニオン基部210には、ベース体20の軸体202が挿入される。したがって、ピニオン21はベース体20に軸支される。第1のピニオン部211は、ケース体1のラック11と噛み合う。ホルダ本体2を展開位置から収納位置にスライドさせると、ラック11と噛み合ったピニオン21は、図1中時計回りに回転する。実施例1の容器ホルダ装置において、図1中時計回りの回転がピニオン21の収納方向の回転である。ホルダ本体2を収納位置から展開位置にスライドさせると、ラック11と噛み合ったピニオン21は図1中反時計回りに回転する。実施例1の容器ホルダ装置において、図1中反時計回りの回転がピニオン21の展開方向の回転である。第2のピニオン部212は、ベース体20に軸支されているダンパ30と噛み合う。
付勢手段22は、つるまきばね状をなし、ピニオン基部210の内部に挿入されている。付勢手段22の一端はピニオン基部210の内面に固定されている。付勢手段22の他端はベース体20に固定されている。ホルダ本体2が展開位置から収納位置にスライドして、ピニオン21が収納方向に回転すると、付勢手段22が巻き上げられる。このとき付勢手段22には付勢力が蓄積される。また、付勢手段22に蓄積された付勢力によって、ピニオン21が展開方向に回転すると、ホルダ本体2が収納位置から展開位置にスライドする。
底支持部材23は、左右に延びる基部230と、基部230の両端部から延びる一対の脚部231と、脚部231の先端同士を連結する支持部232と、を持つ略枠状をなす。基部230の左側面と右側面とには、左右方向に延びる一対の揺動軸部233が形成されている。揺動軸部233は、ベース体20の左右内側面に形成されている孔状の枢支部203に枢支されている。底支持部材23は、揺動軸部233を中心として、図3に示す非支持位置と、図4および図5に示す支持位置との間を揺動する。非支持位置において、底支持部材23はベース体20に近接しベース体20の下方内部に収容される。支持位置において、底支持部材23はベース体20に対して垂下する。詳しくは、脚部231がベース体20の後下方に向けて延び、支持部232がベース体20に形成されている容器保持部201の下方に配される。
基部230の左側面と右側面とには、揺動軸部233よりも前側の位置に、左右方向に延びる一対のガイド軸部234が形成されている。ガイド軸部234は、ベース体20の左右側面に形成されているガイド部204に挿入されている。ガイド部204は、枢支部203を中心とした円弧に沿って延びる。ガイド軸部234とガイド部204とで案内されて、底支持部材23の揺動角度が規制される。さらに、底支持部材23の揺動軸部233には、つるまきばね状の第2の付勢手段235が取り付けられている。第2の付勢手段235の一端は揺動軸部233に固定され、他端はベース体20に固定されている。第2の付勢手段235は、底支持部材23を図4および図5に示す支持位置に付勢する。
図2に示すように、底支持部材23には、第2ストッパ部24が一体化されている。詳しくは、第2ストッパ部24は前方に向けて延びる短冊状をなし、基部230のなかでピニオン21に対応する位置に固着されている。したがって、第2ストッパ部24は、底支持部材23を介してベース体20に取り付けられている。
第2ストッパ部24は、底支持部材23の揺動に伴って移動する。詳しくは、底支持部材23が図3に示す非支持位置に配されているときには、第2ストッパ部24は解除位置に配されている。解除位置において、第2ストッパ部24は第1ストッパ部213よりも下方に配されている。したがって、このとき第2ストッパ部24は第1ストッパ部213の移動領域の外部に引っ込む。よって、このとき第2ストッパ部24は第1ストッパ部213と係止せず、ピニオン21の回転に干渉しない。底支持部材23が非支持位置から図4および図5に示す支持位置に揺動すると、第2ストッパ部24は係止位置に配される。係止位置において、第2ストッパ部24は第1ストッパ部213と同じ高さに配される。したがって、このとき第2ストッパ部24の先端は第1ストッパ部213の移動領域に出っ張る。したがって、このとき第2ストッパ部24は第1ストッパ部213と係止可能になる。ピニオン21が図2に示す位置にまで回転すると、第2ストッパ部24は第1ストッパ部213の回転方向の先側に配される。このため、第2ストッパ部24と第1ストッパ部213とが係止し、第2ストッパ部24はピニオン21の回転に干渉する。
ベース体20には、側支持部材31が取り付けられている。側支持部材31は略舌状をなし、容器保持部201の前方に枢支されている。側支持部材31にはつるまきばね状の第3の付勢手段310が取り付けられている。第3の付勢手段310は、側支持部材31を図4中反時計回り(容器保持部201に張り出す方向)に付勢している。図5に示すように、側支持部材31は、第3の付勢手段310の付勢力によって、容器保持部201に挿入された容器32の側面に弾接し、容器32の側面を支持する。
さらに、ケース体1とベース体20とには、図略のロック手段が取り付けられている。ロック手段はハートカムからなり、ホルダ本体2を収納位置にロックする。
実施例1の容器ホルダ装置において、ホルダ本体2をケース体1に組み付ける際には、先ず、底支持部材23を手で押さえて非支持位置に配する。そして、ピニオン21を手動で図1中時計回りに(収納方向に)所定角度回転させる。ピニオン21を図1中時計回りに所定角度回転させると、付勢手段22に所定量の付勢力が蓄積される。ピニオン21を回転させた後に底支持部材23から手を離すと、底支持部材23は第2の付勢手段235の付勢力によって揺動し、図4および図5に示す支持位置に配される。底支持部材23が支持位置に配されると、図2に示すように、第2ストッパ部24が第1ストッパ部213と係止する。このため、ピニオン21の回転が第2ストッパ部24によって干渉され、付勢手段22には所定量の付勢力が蓄積されたままになる。この状態で、ホルダ本体2をケース体1に組み付けると、ホルダ本体2は付勢手段22にある程度の付勢力を蓄積しつつケース体1に組み付けられる。
実施例1の容器ホルダ装置の動作を以下に説明する。
図3に示す収納位置において、ホルダ本体2はケース体1の内部に収納される。このとき、付勢手段22には付勢力が蓄積されている。さらにこのとき、底支持部材23は非支持位置に配され、ベース体20とともにケース体1の内部に収納されている。ホルダ本体2が収納位置に配されているときには、底支持部材23はケース体1の下壁に当接している。換言すると、底支持部材23はケース体1の下壁に当接し、第2の付勢手段235の付勢力に抗してケース体1の内部に収納されている。第2ストッパ部24は解除位置に配されているため、ピニオン21は回転可能である。収納位置に配されているホルダ本体2を、ケース体1に向けて押圧すると、ロック手段によるホルダ本体2のロックが解除される。すると、付勢手段22の付勢力によってピニオン21が展開方向に回転し、ホルダ本体2が展開位置に向けてスライドする。
ホルダ本体2が展開位置にスライドすると、ベース体20がケース体1の外部に露出し、ベース体20の容器保持部201に容器32を保持できるようになる。このとき底支持部材23は、ベース体20と共にケース体1の外部に露出するため、ケース体1の下壁に当接しなくなる。したがって底支持部材23は、第2の付勢手段235の付勢力によって、支持位置に揺動する(図4)。よって、このとき容器保持部201に容器32を差し込むと、底支持部材23が容器32の底面を支持する(図5)。なおこのとき、底支持部材23に一体化されている第2ストッパ部24は、底支持部材23の揺動に伴って移動し、第1ストッパ部213と係止する係止位置に配される。したがって、第2ストッパ部24がピニオン21の回転を干渉し、ホルダ本体2が展開位置にロックされる。
ホルダ本体2を展開位置から収納位置にスライドさせるときには、先ず、底支持部材23を支持位置から非支持位置に揺動させる。すると、底支持部材23に一体化されている第2ストッパ部24が、解除位置に移動する。第2ストッパ部24が解除位置に移動すると、第2ストッパ部24と第1ストッパ部213との係止が解除されて、ピニオン21が回転可能になる。このため、ホルダ本体2が収容位置に向けてスライドできるようになる。ホルダ本体2を収容位置に向けてスライドさせると、ピニオン21がラック11と噛み合って収納方向に回転する。したがって、付勢手段22には付勢力が蓄積される。ホルダ本体2を収納位置にまでスライドさせると、ホルダ本体2がロック手段によってケース体1にロックされる。
実施例1の容器ホルダ装置では、ホルダ本体2をベース体20に組み付ける際に、第2ストッパ部24が係止位置に配される。したがって、ホルダ本体2をベース体20に組み付ける際には、第2ストッパ部24によってピニオン21の回転が干渉され、付勢手段22の付勢力が放出されない。よって、実施例1の容器ホルダ装置によると、付勢手段22に付勢力を蓄えた状態で、ホルダ本体2をケース体1に組み付けることができる。
さらに、第2ストッパ部24は、底支持部材23が非支持位置に配されている際、すなわち、ホルダ本体2が展開位置と収納位置との間をスライドする際には解除位置に配される。このため、ホルダ本体2が展開位置と収納位置との間をスライドする際には、第2ストッパ部24が第1ストッパ部213に係止することはない。よって、ピニオン21は一回転を超えて回転可能であるため、大型のピニオン21を用いることなく、ホルダ本体2を大きくスライドさせ得る。
実施例1の容器ホルダ装置では、第2ストッパ部24が底支持部材23に一体化されている。したがって、第2ストッパ部24を底支持部材23とは別に設ける場合に比べて、容器ホルダ装置の製造コストが低減する。さらに、第2ストッパ部24を底支持部材23に一体化したことで、第2ストッパ部24が係止位置と解除位置との間で可逆的に移動可能になる。このため、ホルダ本体2をケース体1から取り外して再度ケース体1に組み付ける際に、第2ストッパ部24を新たにベース体20に取り付ける必要がなくなる。すなわち、実施例1の容器ホルダ装置は耐久性に優れる。
(実施例2)
実施例2の容器ホルダ装置は、第2ストッパ部が、底支持部材とは別体の連結部材に形成されている点で実施例1の容器ホルダ装置とは異なる。実施例2の容器ホルダ装置は、上記(1)を備える。実施例2の容器ホルダ装置を模式的に表す説明図を図6〜図7に示す。図6および図7は、実施例2の容器ホルダ装置を図3と同位置から見た様子を表す。
実施例2の容器ホルダ装置において、ケース体1には、実施例1の容器ホルダ装置と同様のラック11が形成されている。ベース体20には、ピニオン21が軸支されている。実施例2の容器ホルダ装置におけるピニオン21は、第1ストッパ部213が第1のピニオン部211および第2のピニオン部212よりも下方に配されていること以外は実施例1の容器ホルダ装置と同様の形状をもつ。ピニオン21には、実施例1の容器ホルダ装置と同様の付勢手段22の一端が固定されている。この付勢手段22の他端はベース体20に固定されている。すなわち、実施例2の容器ホルダ装置は、実施例1の容器ホルダ装置とほぼ同様のラック11、ピニオン21、および付勢手段22を持つ。
実施例2の容器ホルダ装置において、ベース体20の左右内側面には、一対の連結部材枢支部205と、一対の底支持部材枢支部206と、一対の連結ガイド枢支部207とが形成されている。連結部材枢支部205は孔状をなす。底支持部材枢支部206は、前上方から後下方に向けて弧状に延びる長孔状をなす。連結ガイド枢支部207は前下方から後上方に向けて弧状に延びる長孔状をなす。
実施例2の容器ホルダ装置において、底支持部材23は揺動軸部233のみを持ち、ガイド軸部を持たない。底支持部材23の揺動軸部233は、ベース体20の底支持部材枢支部206にスライド可能に枢支されている。このため、底支持部材23はベース体20に対してスライドしつつ揺動する。さらに、底支持部材23には、脚部231の左右内側面に、一対の連結部236が形成されている。連結部236は孔状をなす。
実施例2の容器ホルダ装置は、連結部材25を持つ。連結部材25は、略板状をなし、底支持部材23とベース体20とに枢支されている。詳しくは、連結部材25に左右の側面には、左右方向に延びる一対の連結揺動軸部250と、左右方向に延びる一対の連結軸部251と、左右方向に延びる一対の連結ガイド軸部252とが形成されている。連結揺動軸部250は、ベース体20の連結部材枢支部205に枢支されている。連結軸部251は、底支持部材23の連結部236に枢支されている。連結ガイド軸部252は、ベース体20の連結ガイド枢支部207に枢支されている。連結部材25の連結揺動軸部250には、実施例1の容器ホルダ装置と同様の第2の付勢手段235が取り付けられている。連結部材25は連結揺動軸部250を中心としてベース体20に対して揺動する。また、連結部材25の連結軸部251は底支持部材23に枢支されているため、連結部材25は連結軸部251を中心として底支持部材23に対して相対的に揺動する。詳しくは、底支持部材23が図6に示す非支持位置に配されているときには、連結部材25の連結軸部251は底支持部材23によって後下方に引っ張られる。したがって連結部材25は、連結揺動軸部250を中心に揺動して、連結ガイド軸部252を前上方に向け、連結軸部251を後下方に向ける。底支持部材23が図7に示す支持位置に配されているときには、連結部材25の連結軸部251は底支持部材23によって後上方に引っ張られる。したがって連結部材25は、連結揺動軸部250を中心に揺動して、連結ガイド軸部252を前下方に向け、連結軸部251を後上方に向ける。連結部材25の揺動角度は、連結ガイド軸部252と連結ガイド枢支部207とによって規制されている。
実施例2の容器ホルダ装置において、第2ストッパ部24は、連結部材25に一体化されている。詳しくは、第2ストッパ部24は前方に向けて延びる短冊状をなし、連結部材25の前側端面に固着されている。第2ストッパ部24は、ピニオン21に対応する位置に配されている。したがって、第2ストッパ部24は、連結部材25を介してベース体20に取り付けられている。第2ストッパ部24は、底支持部材23および連結部材25の揺動に伴って移動する。そして、第2ストッパ部24は、底支持部材23が図7に示す支持位置に配されると係止位置に配される。すなわち、第2ストッパ部24は第1ストッパ部213と同じ高さに配され、第2ストッパ部24の先端は第1ストッパ部213の移動領域に出っ張る。よってこのとき、第2ストッパ部24は第1ストッパ部213と係止する。底支持部材23が図6に示す非支持位置に配されると、第2ストッパ部24は解除位置に配される。すなわち、第2ストッパ部24は第1ストッパ部213の上方に配され、第1ストッパ部213の移動領域の外部に引っ込む。よって、このとき第2ストッパ部24と第1ストッパ部213との係止が解除され、第2ストッパ部24はピニオン21の回転に干渉しない。
実施例2の容器ホルダ装置において、ホルダ本体2をケース体1に組み付ける際には、実施例1の容器ホルダ装置と同様に、先ず底支持部材23を非支持位置に配し、次いでピニオン21を収納方向に所定角度回転させ、付勢手段22に所定量の付勢力を蓄積する。その後に、底支持部材23から手を離して底支持部材23を支持位置に配し、第2ストッパ部24を第1ストッパ部213に係止させる。第2ストッパ部24を第1ストッパ部213に係止させると、ピニオン21の回転が第2ストッパ部24によって干渉され、付勢手段22には所定量の付勢力が蓄積されたままになる。したがって、この状態で、ホルダ本体2をケース体1に組み付けると、付勢手段22にある程度の付勢力を蓄積しつつホルダ本体2をケース体1に組み付けることができる。
また、底支持部材23を非支持位置に揺動させると、第2ストッパ部24は解除位置に配されるため、ホルダ本体2を展開位置と収納位置との間でスライドさせ得るようになる。したがって、実施例2の容器ホルダ装置においても、ピニオン21は、一回転を超えて回転可能である。したがって、実施例2の容器ホルダ装置もまた、大型のピニオン21を用いることなく、ホルダ本体2を大きくスライドさせ得る。
実施例2の容器ホルダ装置では、第2ストッパ部24が底支持部材23とは別体の連結部材25に一体化されている。しかし、実施例1の容器ホルダ装置と同様に、付勢手段22にある程度の付勢力を蓄積しつつホルダ本体2をケース体1に組み付けることができ、かつ、大型のピニオン21を用いることなく、ホルダ本体2を大きくスライドさせ得る。さらに、実施例2の容器ホルダ装置において第2ストッパ部24が一体化されている連結部材25は、底支持部材23と同様に、可逆的に移動可能な部材である。このため、実施例2の容器ホルダ装置においても、第2ストッパ部24は係止位置と解除位置との間で可逆的に移動可能である。よって、ホルダ本体2をケース体1から取り外して再度ケース体1に組み付ける際に、第2ストッパ部24を新たにベース体20に取り付ける必要がなくなる。すなわち、実施例2の容器ホルダ装置もまた耐久性に優れる。
実施例1の容器ホルダ装置を模式的に表す説明図である。 実施例1の容器ホルダ装置におけるピニオンおよび第2ストッパ部を模式的に表す要部拡大図である。 実施例1の容器ホルダ装置を模式的に表す説明図である。 実施例1の容器ホルダ装置を模式的に表す説明図である。 実施例1の容器ホルダ装置を模式的に表す説明図である。 実施例2の容器ホルダ装置を模式的に表す説明図である。 実施例2の容器ホルダ装置を模式的に表す説明図である。
符号の説明
1:ケース体 2:ホルダ本体
11:ラック 20:ベース体
21:ピニオン 22:付勢手段
23:底支持部材 24:第2ストッパ部
201:容器保持部 213:第1ストッパ部

Claims (2)

  1. 箱状のケース体と、該ケース体の内部に収納される収納位置と該ケース体の外部に露出する展開位置との間をスライドするホルダ本体と、を持つ容器ホルダ装置であって、
    該ケース体は、該ホルダ本体のスライド方向に延びるラックを持ち、
    該ホルダ本体は、
    容器を保持する容器保持部を持つベース体と、
    該ベース体に軸支され、該ラックと噛み合い、外周方向に延びる第1ストッパ部を持つピニオンと、
    つるまきばね状をなし一端が該ピニオンに固定され他端が該ベース体に固定され、該ホルダ本体が該展開位置に向けてスライドする方向に該ピニオンを付勢する付勢手段と、
    該ベース体に取り付けられ、少なくとも一部が該第1ストッパ部の移動領域に出っ張る係止位置と、全体が該移動領域の外部に引っ込む解除位置と、の間を移動する第2ストッパ部と、を持ち、
    該第2ストッパ部は、該ホルダ本体を該ケース体に組み付ける際には該係止位置に配されて該第1ストッパ部と係止し、少なくとも該ホルダ本体が該展開位置と該収納位置との間をスライドする際には該解除位置に配されることを特徴とする容器ホルダ装置。
  2. 前記ホルダ本体は、前記ベース体に枢支され、前記ベース体に近接する非支持位置と、前記ベース体に対して垂下し少なくとも一部が前記容器保持部の下方に配される支持位置と、の間を揺動する底支持部材を持ち、
    該底支持部材は、前記ホルダ本体が前記展開位置に配されると該支持位置に配され、前記ホルダ本体が前記収納位置に配されると該非支持位置に配され、
    前記第2ストッパ部は、該底支持部材に一体化され、該底支持部材が該支持位置に配されると前記係止位置に配され、該底支持部材が該非支持位置に配されると前記解除位置に配される請求項1に記載の容器ホルダ装置。
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