JP6576775B2 - 支援システム - Google Patents

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本発明は、消火器の位置を監視する支援システムに関する。
特許文献1には、消火器ケースで消火器の有無を監視し、別所に設けられた集中管理装置に消火器の有無を表示させることが記載されている。
特開平9−167291号公報
従来、火災発生時に火災発生場所の近くの消火器を探して初期消火を行うが、消火器を探すのに時間がかかってしまうと消火が遅れて火災が拡大するおそれがあった。特許文献1では、消火器の有無がわかるが、消火器の位置を知るためには集中監視装置まで行く必要があった。
本発明は、上記課題に鑑み、消火手段の現在位置を、自衛消防隊員が携帯する携帯端末に通知することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る支援システムは、建物の各所に設置され、設置された場所を示す位置情報を送信する位置情報送信手段から、前記位置情報を受信して、消火手段位置情報として送信する消火手段と、前記消火手段位置情報を受信し、自衛消防隊の隊員が携帯する携帯端末に前記消火手段の位置を表示させる消火手段情報を送信する消火手段情報送信手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る支援システムによれば、消火手段の現在位置を、自衛消防隊員が携帯する携帯端末に通知することができる。
自火報設備100及び支援システム200の構成の一例を示す図である。 火災感知器1、消火器7、携帯端末8及び情報サーバ9の機能的構成の一例を示すブロック図である。 消火器位置情報取得動作の一例を示すシーケンス図である。 自衛消防活動支援動作の一例を示すシーケンス図である。
1.実施形態
図1は、本発明の一実施形態に係る自動火災報知設備100(以下、「自火報設備100」という。)及び支援システム200の構成の一例を示す図である。自火報設備100と支援システム200とは、信号線C1を介して接続される。
<自火報設備100の構成>
自動警報設備である自火報設備100は、火災感知器1と、ガス漏れ検知器2と、火災受信機3とを備える。自火報設備100は、P型システムであってもR型システムであってもよい。火災感知器1とガス漏れ検知器2は、防火対象物である建物の各所に設置される。本実施形態において、建物とは、例えば、ホテル、マンション等の集合住宅、オフィスビル、商業施設などである。各所とは、部屋、廊下、通路、階段、エスカレータ、エレベータの昇降路等の各区画である。火災感知器1とガス漏れ検知器2は、信号線C2を介して、又は信号線C2と中継器4とを介して、火災受信機3と接続される。
火災感知器1とガス漏れ検知器2は、各々識別情報(以下、「アドレス」という。)を有し、火災やガス漏れ等の異状を感知すると、自己のアドレスを含む異状感知信号を火災受信機3に送信する。火災受信機3は、火災感知器1又はガス漏れ検知器2から異状感知信号を受信すると、当該信号に基づいて異状内容を判定し、判定した異状内容を示す異状信号を支援システム200に送信する。この異状信号には、異状を感知した火災感知器1又はガス漏れ検知器2のアドレスが含まれる。
また、自火報設備100は、建物内に配置される音声警報装置5を備える。音声警報装置5は、信号線C2と中継器6とを介して火災受信機3に接続される。音声警報装置5は、火災受信機3からの信号に応じて異状感知放送を出力する。
<火災感知器1の構成>
火災感知器1は、例えば、煙感知器、熱感知器、炎感知器等の感知器である。本実施形態では、光電式の煙感知器である場合を想定する。
図2は、火災感知器1、消火器7、携帯端末8及び情報サーバ9の機能的構成の一例を示すブロック図である。図2(a)は、情報サーバ9が、消火器7の位置情報を取得する動作(以下、「消火器位置情報取得動作」という。)に関する機能を示す。図2(b)は、情報サーバ9が、異状発生時に自衛消防隊を編成して、その活動を支援する動作(以下、「自衛消防活動支援動作」という。)に関する機能を示す。
火災感知器1は、図2に示すように、位置情報送信部11と、火災検出部12と、異状感知信号送信部13とを備える。
位置情報送信部11は、「位置情報送信手段」の一例であり、火災感知器1が設置された場所を示す位置情報として、当該感知器のアドレスを送信する発信機である。具体的には、火災感知器1のアドレスが重畳されたビーコン信号を定期的に発信する。本実施形態では、省電力の近距離無線通信規格であるBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)に従ってビーコン信号を発信する。
火災検出部12は、火災時に発生する煙を検知して火災を検出する。火災検出部12は、図示せぬ発光部及び受光部を備える。火災検出部12は、発光部により放射されて、煙により散乱された光が受光部により所定の光量以上受光された場合に火災を検出する。
異状感知信号送信部13は、火災検出部12が火災を検出すると、異状感知信号として火災信号を火災受信機3に送信する。
<支援システム200の構成>
支援システム200は、消火手段である消火器7と、自衛消防隊の隊員が携帯する携帯端末8と、情報サーバ9とを備える。消火器7と携帯端末8と情報サーバ9とは、無線LAN等の通信回線C3を介して接続される。情報サーバ9は、信号線C1を介して火災受信機3と接続される。
<消火器7の構成>
消火器7は、図1に示すように、建物の各所に設置される。消火器7は、図2に示すように、位置情報受信部71と、消火器位置情報送信部72とを備える。
位置情報受信部71は、火災感知器1の位置情報送信部11から定期的に送信されるビーコン信号を受信する受信機である。位置情報受信部71は、BLEに準拠した受信機である。位置情報受信部71により受信されたビーコン信号は図示せぬ復調部により復調され、当該信号に重畳された火災感知器1のアドレスが抽出される。
消火器位置情報送信部72は、位置情報受信部71に受信されたビーコン信号から抽出された火災感知器1のアドレスを消火器位置情報として情報サーバ9に送信する。この消火器位置情報には、消火器7の識別情報(例えば、個体識別番号)が含まれる。消火器位置情報は「消火手段位置情報」の一例に該当する。
<携帯端末8の構成>
携帯端末8は、スマートフォンやタブレット端末や携帯電話機等の携帯型のコンピュータ装置である。すなわち、携帯端末8は、CPU等の演算部や、フラッシュメモリ等の記憶部や、タッチパネル等のユーザインタフェース部や、データ通信カード等の通信部等を備える。この携帯端末8は、図2に示すように、参加要請受信部81と、参加要請表示部82と、消火応援要求送信部83と、消火応援要請受信部84と、消火応援要請表示部85という機能を備える。これらの機能は、演算部が、記憶部に記憶されるプログラムを実行することにより実現される。
参加要請受信部81は、情報サーバ9から自衛消防隊の活動への参加要請を受信する。
参加要請表示部82は、参加要請受信部81により受信された参加要請をユーザインタフェース部に表示させる。具体的には、異状発生位置が示された平面図と、隊員に割り当てられた役割を示す情報とをユーザインタフェース部に表示させる。
消火応援要求送信部83は、携帯端末8を携帯する自衛消防隊員による操作に応じて消火応援要求を情報サーバ9に対して送信する。ここで、消火応援要求とは、初期消火活動にさらなる消火器7が必要である場合に、他の隊員による追加の消火器7の持参を要求するものである。
消火応援要請受信部84は、情報サーバ9から消火応援要請を受信する。ここで、消火応援要請とは、未使用の消火器7を持参して火災発生場所に駆けつけることを要請するものである。
消火応援要請表示部85は、消火応援要請受信部84により受信された消火応援要請をユーザインタフェース部に表示させる。具体的には、未使用の消火器7の位置が示された平面図をユーザインタフェース部に表示させる。
<情報サーバ9の構成>
情報サーバ9は、自衛消防隊の活動を支援するための装置である。情報サーバ9は、CPU等の演算部や、HDD等の記憶部や、データ通信カード等の通信部等を備える。なお、記憶部は、通信回線C3を介して接続される外部サーバに設置されてもよい。情報サーバ9は、図2に示すように、消火器位置情報受信部901と、防災設備情報記憶部902と、消火器位置記憶部903と、設置位置特定部904と、異状信号受信部905と、異状発生位置特定部906と、隊員候補情報記憶部907と、隊員選択部908と、参加要請送信部909と、消火応援要求受信部910と、未使用判定部911と、未使用消火器選定部912と、消火応援要請送信部913という機能を備える。これらの機能は、演算部が、記憶部に記憶されるプログラムを実行することにより実現される。
消火器位置情報受信部901は、消火器7から消火器位置情報を受信する。
防災設備情報記憶部902は、防火対象物である建物内に設置される各火災感知器1のアドレスと設置位置情報とを対応付けてなる防災設備情報を記憶する。
消火器位置記憶部903は、防火対象物である建物内に設置される各消火器7の識別情報と設置位置情報と現在位置情報とを対応付けてなる「消火手段情報」の一例である消火器情報を記憶する。ここで、設置位置情報とは、消火器7が通常設置されている位置を示す情報である。この設置位置は、消防法の設置基準に基づいて設定される。現在位置情報とは、消火器7の現在位置を示す情報である。この現在位置情報は、後述するように、消火器位置情報受信部901により受信される消火器位置情報に基づいて最新の現在位置情報に更新される。
設置位置特定部904は、消火器位置情報受信部901により受信された消火器位置情報に含まれる火災感知器1のアドレスに対応する設置位置を、防災設備情報記憶部902を参照して特定する。設置位置を特定すると、設置位置特定部904は、消火器位置記憶部903において、消火器位置情報に含まれる消火器7の識別情報に対応する現在位置情報を、特定した設置位置を示す情報に更新する。
異状信号受信部905は、火災受信機3から異状信号を受信する。
異状発生位置特定部906は、異状信号受信部905により受信された異状信号に含まれる火災感知器1のアドレスに対応する設置位置を、異状発生位置として、防災設備情報記憶部902を参照して特定する。
隊員候補情報記憶部907は、自衛消防隊の各役割について複数の隊員候補者の識別情報と通信アドレスとを格納する。ここで、自衛消防隊の役割とは、例えば、初期消火班、避難誘導班、安全防護班、通報連絡班、応急救護班、非常持出班である。通信アドレスとは、例えば、携帯端末8の電子メールアドレスや電話番号である。防火対象物である建物が複数のフロアにより構成される場合には、フロアごとに各役割について複数の隊員候補者の識別情報と通信アドレスとが格納される。
隊員選択部908は、自衛消防隊の各役割について、隊員候補情報記憶部907に記憶される複数の隊員候補者の中から少なくとも1人の候補者を選択する。
参加要請送信部909は、隊員選択部908により選択された隊員候補者が携帯する携帯端末8に対して、自衛消防隊の活動への参加要請を送信する。この参加要請には、異状発生位置特定部906により特定された異状発生位置が平面図上に示された地図情報と、隊員候補者が担う役割を示す情報とが含まれる。参加要請送信部909は、「消火手段情報送信手段」の一例であり、役割が初期消火班の隊員候補者には、消火器位置記憶部903の消火器情報に基づき、消火器の現在位置情報を含めて送信する。
消火応援要求受信部910は、携帯端末8から消火応援要求を受信する。
未使用判定部911は、「未使用判定手段」の一例であり、消火器位置記憶部903に記憶される各消火器7が使用されたものであるか否かを判定する。その際、未使用判定部911は、消火器7の現在位置情報が示す現在位置が所定の位置から所定の距離以上変化している場合に、当該消火器7が使用されたと判定する。ここで、所定の位置とは、消火器7の設置位置情報が示す設置位置である。
未使用消火器選定部912は、「未使用消火手段選定手段」の一例であり、未使用判定部911による判定の結果に基づいて、火災発生場所に近い順に所定数の未使用の消火器7を選定する。具体的には、未使用消火器選定部912は、未使用判定部911に未使用と判定された消火器7のうち、異状発生位置特定部906により特定された異状発生位置に近い順に所定数の消火器7を選定する。その際、消火器7の位置については、消火器位置記憶部903に記憶される現在位置情報を参照する。ここで、異状発生位置に近い消火器7とは、消火器7の位置から異状発生位置までの距離が、他の消火器7と比較して小さい消火器7である。ここで、距離とは、異状発生位置までの直線距離であってもよいし、障害物を避けて異状発生位置まで実際に辿り着くまでの移動距離(すなわち、道のり)であってもよい。
消火応援要請送信部913は、消火応援要求受信部910により受信された消火応援要求を送信した携帯端末8以外の他の携帯端末8に対して消火応援要請を送信する。この消火応援要請には、未使用消火器選定部912により選定された消火器7の位置が平面図上に示された地図情報が含まれる。すなわち、消火応援要請送信部913は、携帯端末8に未使用の消火器7の位置を表示させる未使用消火器情報を送信する未使用消火手段情報送信手段である。なお、消火器7の位置は地図表示せずに、フロア名や部屋名で特定してもよい。
<支援システム200の動作>
次に、支援システム200の動作について説明する。具体的には、消火器位置情報取得動作と、自衛消防活動支援動作について説明する。
<消火器位置情報取得動作>
図3は、消火器位置情報取得動作の一例を示すシーケンス図である。図2(a)および図3に基づき、消火器位置情報取得動作の一例を説明する。火災感知器1の位置情報送信部11から定期的に送信されるビーコン信号が消火器7の位置情報受信部71により受信されると(Sa1)、消火器7の消火器位置情報送信部72は、受信されたビーコン信号に重畳された火災感知器1のアドレスと自己の識別情報とを含む消火器位置情報を情報サーバ9に対して送信する(Sa2)。
情報サーバ9において、消火器位置情報受信部901により消火器位置情報が受信されると、設置位置特定部904は、受信された消火器位置情報に含まれる火災感知器1のアドレスに対応する設置位置を、防災設備情報記憶部902を参照して特定する(Sa3)。設置位置を特定すると、設置位置特定部904は、消火器位置記憶部903において、消火器情報に含まれる消火器7の識別情報に対応する現在位置情報を、特定した設置位置を示す情報に更新する(Sa4)。
以上が、消火器位置情報取得動作についての説明である。この消火器位置情報取得動作によれば、各消火器7の現在位置が情報サーバ9により管理される。
<自衛消防活動支援動作>
図4は、自衛消防活動支援動作の一例を示すシーケンス図である。図2(b)および図4に基づき、自衛消防隊活動支援動作の一例を説明する。火災受信機3は、火災感知器1の火災検出部12が火災を検出して異状感知信号送信部13が送信した異状信号を受信し、図示しない感知器状態情報送信部が異常信号を情報サーバ9に送信する。火災受信機3から送信された異状信号が情報サーバ9の異状信号受信部905により受信されると(Sb1)、情報サーバ9の異状発生位置特定部906は、受信された異状信号に含まれる火災感知器1のアドレスに対応する設置位置(異状発生位置)を、防災設備情報記憶部902を参照して特定する(Sb2)。設置位置が特定されると、隊員選択部908は、自衛消防隊の各役割について、隊員候補情報記憶部907に記憶される複数の隊員候補者の中から少なくとも1人の候補者を選択する(Sb3)。隊員候補が選択されると、参加要請送信部909は、ステップSb3で選択された隊員候補者が携帯する携帯端末8に対して、自衛消防隊の活動への参加要請を送信する(Sb4)。図4に示す例では、携帯端末8Aに参加要請が送信されている。
参加要請を受けた各自衛消防隊員は、参加要請表示部82によってユーザインタフェース部に表示された各自に割り当てられた役割に応じた活動を開始する。例えば、初期消火班に割り当てられた隊員は、ユーザインタフェース部に表示された近傍の消火器7を持って異状発生位置に駆けつけ消火活動を行う。消火活動の際、さらなる消火器7が必要と隊員が判断した場合には、当該隊員は携帯端末8を操作して、消火応援要求送信部83に消火応援要求を送信させる。図4に示す例では、携帯端末8Aが消火応援要求を送信している(Sb5)。
情報サーバ9において、消火応援要求受信部910により消火応援要求が受信されると(Sb5)、未使用判定部911は、消火器位置記憶部903に記憶される各消火器7が使用されたものであるか否かを判定する(Sb6)。未使用の消火器7が判定されると、未使用消火器選定部912は、ステップSb6の判定の結果に基づいて、異状発生場所に近い順に所定数の未使用の消火器7を選定する(Sb7)。異状発生場所に近い未使用の消火器7が選定されると、消火応援要請送信部913は、ステップSb5で受信された消火応援要求を送信した携帯端末8以外の他の携帯端末8に対して消火応援要請を送信する(Sb8)。図4に示す例では、携帯端末8Bに消火応援要請が送信されている。
携帯端末8Bにおいて、消火応援要請受信部84により消火応援要請が受信されると、消火応援要請表示部85は、受信された消火応援要請をユーザインタフェース部に表示させる(Sb9)。具体的には、未使用の消火器7の位置が示された平面図をユーザインタフェース部に表示させる。その際には、着信音又は振動により隊員に対する注意喚起がなされる。消火応援要請を受けた自衛消防隊員は、表示された平面図を参考にして未使用の消火器7を取得して、異状発生位置に駆けつけることができる。
以上が、自衛消防活動支援動作についての説明である。
以上説明した自衛消防活動支援動作によれば、未使用の消火器7の現在位置を、自衛消防隊員が携帯する携帯端末8に通知することができる。特に、異状発生位置に近い消火器7の現在位置を携帯端末8に通知することができる。
2.変形例
上記の実施形態は下記のように変形してもよい。また、下記の変形例は他の1以上の変形例と組み合わせてもよい。
<変形例1>
上記の実施形態に係る火災感知器1は、BLEに従ってビーコン信号を発信しているが、他の近距離無線通信規格に従ってビーコン信号を発信してもよい。例えば、ZigBeeに従ってビーコン信号を発信してもよい。
<変形例2>
上記の実施形態に係る火災感知器1の位置情報送信部11は、自己の設置場所を示す位置情報として自己のアドレスを送信しているが、火災感知器1の設置場所を示す位置情報は当該感知器のアドレスに限られない。例えば、位置情報送信部11は、建物内における火災感知器1の位置を示す座標データを代わりに送信するようにしてもよい。
<変形例3>
上記の実施形態に係る位置情報送信部11は火災感知器1に内蔵されているが、必ずしも火災感知器1に内蔵される必要はない。位置情報送信部11は、建物の各所に設置される他の機器に内蔵されてもよいし、単独で建物の各所に設置されてもよい。
<変形例4>
上記の実施形態に係る自火報設備100において感知される異状は火災とガス漏れであったが、他の異状が感知されてもよい。例えば、漏電や水漏れや地震等の他の異状が感知されてもよい。
<変形例5>
上記の実施形態に係る消火器7は、本発明に係る消火手段の一例である。消火手段は、屋内消火栓のノズルであってもよい。消火栓からホースが引き出され、ホースの先端のノズルが所定の位置から移動したこと、あるいは消火栓の扉が開かれたことにより、未使用を判断することができる。
<変形例6>
上記の実施形態に係る支援システム200では、消火器7が火災感知器1からビーコン信号を受信し、消火器7が、当該信号に重畳された火災感知器1のアドレスと自己の識別情報とを消火器位置情報として情報サーバ9に送信している。しかし、消火器7が自己の識別情報を重畳したビーコン信号を送信して、これを受信した火災感知器1が、当該信号に含まれる識別情報と、自己のアドレスとを消火器位置情報として情報サーバ9に送信するようにしてもよい。その際に、火災受信機3を介して送信するようにしてもよい。このような場合は、火災感知器1が「位置情報送信手段」の一例に該当する。なお、消火器7からビーコン信号を受信して消火器位置情報を情報サーバ9に送信する機器は火災感知器1に限られず、建物の各所に設置される他の機器であってもよい。
<変形例7>
上記の実施形態に係る情報サーバ9の未使用判定部911は、消火器7の変位に基づいて未使用か否かを判定しているが、これに代えて消火器7が起動されたか否かに基づいて未使用か否かを判定するようにしてもよい。この場合、未使用判定部911は、消火器7が起動された場合に当該消火器7が使用されたと判定する。ここで、消火器7が起動されたとは、消火器7に対して放射操作がなされたことをいう。放射操作は、例えば、操作レバーと操作グリップの間に設置されたスイッチにより検出され、検出信号は当該消火器7の識別情報とともに、消火器7に設置された無線送信機を介して情報サーバ9に対して通知される。
<変形例8>
上記の実施形態に係る情報サーバ9の消火応援要請送信部913は、未使用消火器選定部912により選定された未使用の消火器7の位置に限らず、他の未使用の消火器7の位置も示された平面図を携帯端末8に表示させるようにしてもよい。その際、未使用消火手段情報として選定された未使用の消火器7と他の未使用の消火器7とを判別できる情報を含み、選定された未使用の消火器7の位置と、選定されなかった未使用の消火器7の位置とを異なる態様で表示させるようにしてもよい。ここで、異なる態様とは、選定されたものと選定されなかったものとを区別可能な表示態様のことである。例えば、選定されたものと選定されなかったものとで、色、サイズ、形状又は付与されるマークを変えるようにしてもよい。
<変形例9>
上記の実施形態に係る情報サーバ9の消火応援要請送信部913は、未使用の消火器7の位置に限らず、使用済みの消火器7の位置も示された平面図を携帯端末8に表示させるようにしてもよい。その際、未使用の消火器7の位置と使用済みの消火器7の位置とを異なる態様で表示させるようにしてもよい。ここで、異なる態様とは、未使用と使用済みとを区別可能な表示態様のことである。例えば、未使用と使用済みとで、色、サイズ、形状又は付与されるマークを変えるようにしてもよい。
<変形例10>
上記の実施形態に係る情報サーバ9の消火応援要請送信部913は、未使用消火器選定部912により選定された未使用の消火器7の位置を、当該位置に最も近い携帯端末8にのみ通知するようにしてもよい。ここで、未使用の消火器7の位置に最も近い携帯端末8とは、携帯端末8の位置から未使用の消火器7の位置までの距離が、他の携帯端末8と比較して最小である携帯端末8である。ここで、距離とは、未使用の消火器7の位置までの直線距離であってもよいし、障害物を避けて当該位置まで実際に辿り着くまでの移動距離(すなわち、道のり)であってもよい。各携帯端末8の現在位置は、例えば、各端末の測位部により定期的に測位されて情報サーバ9に通知されることで情報サーバ9により管理される。なお、未使用消火器選定部912により未使用の消火器7が複数選定された場合には、各消火器7について、最も近い携帯端末8が特定されて、その端末に位置の通知が行われる。
<変形例11>
上記の実施形態に係る情報サーバ9が備える機能の全部又は一部は、火災受信機3又は総合操作盤により提供されてもよい。その場合、火災受信機3又は総合操作盤は、支援システム200を構成する。
1…火災感知器、2…ガス漏れ検知器、3…火災受信機、4…中継器、5…音声警報装置、6…中継器、7…消火器、8…携帯端末、9…情報サーバ、11…位置情報送信部、12…火災検出部、13…異状感知信号送信部、71…位置情報受信部、72…消火器位置情報送信部、81…参加要請受信部、82…参加要請表示部、83…消火応援要求送信部、84…消火応援要請受信部、85…消火応援要請表示部、100…自動火災報知設備、200…支援システム、901…消火器位置情報受信部、902…防災設備情報記憶部、903…消火器位置記憶部、904…設置位置特定部、905…異状信号受信部、906…異状発生位置特定部、907…隊員候補情報記憶部、908…隊員選択部、909…参加要請送信部、910…消火応援要求受信部、911…未使用判定部、912…未使用消火器選定部、913…消火応援要請送信部

Claims (4)

  1. 建物の各所に設置され、設置された場所を示す位置情報を無線送信する位置情報送信手段から、前記位置情報を受信して、消火手段位置情報として無線送信する消火手段と、
    前記消火手段位置情報を受信し、自衛消防隊の隊員が携帯する携帯端末に前記消火手段の位置を表示させる消火手段情報を送信する消火手段情報送信手段と
    を備えたことを特徴とする支援システム。
  2. 自己の識別情報を無線送信する消火手段と、
    建物の各所に設置され、前記識別情報を受信すると、設置された場所を示す位置情報を、消火手段位置情報として送信する位置情報送信手段と、
    前記消火手段位置情報を受信し、自衛消防隊の隊員が携帯する携帯端末に前記消火手段の位置を表示させる消火手段情報を送信する消火手段情報送信手段と
    を備えたことを特徴とする支援システム。
  3. 前記消火手段が使用されたか否かを判定する未使用判定手段と、
    前記未使用判定手段による判定の結果に基づいて、未使用の消火手段の位置を前記携帯端末に表示させる、又は、未使用の消火手段の位置を、使用済みの消火手段の位置とは異なる態様で前記携帯端末に表示させる未使用消火手段情報を送信する未使用消火手段情報送信手段と
    をさらに備え、
    前記未使用判定手段は、前記消火手段が起動された場合に前記消火手段が使用されたと判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の支援システム。
  4. 前記消火手段が使用されたか否かを判定する未使用判定手段と、
    前記未使用判定手段による判定の結果に基づいて、未使用の消火手段の位置を前記携帯端末に表示させる、又は、未使用の消火手段の位置を、使用済みの消火手段の位置とは異なる態様で前記携帯端末に表示させる未使用消火手段情報を送信する未使用消火手段情報送信手段と、
    前記未使用判定手段による判定の結果に基づいて、火災発生場所に近い順に所定数の未使用の消火手段を選定する未使用消火手段選定手段
    をさらに備え、
    前記未使用消火手段情報送信手段は、前記携帯端末から消火応援要求が受信されると、前記選定された未使用の消火手段の位置を前記消火応援要求を送信した携帯端末以外の他の携帯端末に表示させる、又は、前記選定された未使用の消火手段の位置を他の未使用の消火手段の位置とは異なる態様で前記他の携帯端末に表示させる未使用消火手段情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の支援システム。
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