JP6566551B2 - エアジェット紡糸機およびその動作方法 - Google Patents

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Description

本発明は、糸を生成するための紡糸ノズルを含む少なくとも1つの紡糸ユニットを有するエアジェット紡糸機の動作方法に関する。紡糸ユニットの動作中に、繊維束が導入路を通じて紡糸ノズルへ供給され、繊維束が紡糸ノズルの渦室内で渦気流により撚りをかけられ、これにより繊維束から糸が形成され、最終的に導出口から紡糸ノズルを出る。また、添加剤が、エアジェット紡糸機の動作中に、添加剤供給部によって少なくとも一時的に紡糸ユニットへ供給され、繊維束および/若しくは糸、又は紡糸ノズルの一部へ供給される。
さらに、エアジェット紡糸機として、紡糸ノズルを含む少なくとも1つの紡糸ユニットを有し、紡糸ノズルへ供給される繊維束から糸を生成するものが提案されている。紡糸ノズルは、繊維束のための導入口と、内部に配置された渦室と、渦室内に突出する糸形成部と、渦室内で渦気流によって生成された糸を排出するための導出口と、を有する。紡糸ユニットには添加剤供給部が割り当てられる。添加剤供給部は、動作中の紡糸ユニットへ、少なくとも一時的に添加剤を供給する。添加剤は、繊維束および/若しくは糸、又は紡糸ノズルの一部へ供給される。
エアジェット紡糸機は、紡糸ユニットを有し、引き伸ばされた繊維束から糸を生成する、ことが知られている。空気ノズルにより渦室内で生成された渦気流により、繊維束の外側の繊維は、糸形成部の繊維入口付近において、内側の芯の繊維の周りに巻きつき、最終的に巻き付き繊維となり、糸に所望の強度を与える。その結果、実際に撚りをかけられた糸が形成され、該糸は、最終的に引出路を通じて渦室から引き出され、例えば管の周りに巻かれてよい。
通常、本発明において、「糸」という用語は、繊維の少なくとも一部が中心コアの周りに巻き付いた状態の繊維複合体を意味する。すなわち、「糸」は一般的な意味に解され、たとえば織機により布に加工され得る糸を含む。しかしながら、本発明は、いわゆる「粗糸」を用いるエアジェット紡糸機にも関する。この種の糸は、後工程の織機に搬送されるとともにそこでさらに延伸可能となるために十分とされている、ある程度の強度を持つという特徴を有する。したがって、粗糸は、最終的に糸として生成される前に、織機の延伸システムにおいて織り加工のためにたとえばリング精紡機といった延伸装置により延伸されてよい。
ポリエステルなどの合成繊維を製造する場合、または天然繊維と合成繊維との混紡を製造する場合、糸形成部の表面に堆積物が生じる。合成繊維の生成には、製造工程の中に「連続繊維の調製」と呼ばれる工程が含まれる。通常、油にさまざまな添加剤を混ぜた調製剤が連続繊維に供給されることにより、例えば連続繊維を高速で延伸するような処理が可能になる。このような調製剤は、その後の処理の段階においても合成繊維に付着していることがあり、エアジェット紡糸機内にも混入する。繊維複合体としてエアジェット紡糸機内に供給された繊維は、通常、紡糸ノズルの一対の搬送ローラによって搬送される。一対の搬送ローラは、延伸システムの一対の出力ローラと対応してよい。
一般的に、紡糸ノズルの入口付近には繊維ガイド部が配置され、この繊維ガイド部を通じて繊維複合体は紡糸ノズルへ導かれ、最終的に糸形成部の付近へ導かれる。多くの場合、内部に引出路を有するスピンドルが糸形成部として用いられる。糸形成部の先端には、紡糸ノズルのハウジング壁部を通じて圧縮空気が導入される。これにより、特定の回転を有する渦気流が生じる。その結果、繊維複合体において外側の個々の繊維は、繊維複合体から分離されるようにして繊維ガイド部から排出され、糸形成部の先端部分の上に反転される。さらに、分離されたこれらの繊維は、糸形成部の表面の上で回転する。続いて、繊維複合体の中心部分の繊維が前進すると、回転している繊維が該中心部分の繊維の周りに巻き付く。これにより、糸が形成される。しかしながら、このような糸形成部の表面上での個々の繊維の動きによって、製造過程における繊維の付着物が糸形成部の上に堆積する。また、損傷した糸も糸形成部上の堆積物の原因となる。同じ理由から、紡糸ノズルの内面や繊維ガイド部の内面にも堆積物が生じる。これらの付着物によって糸形成部の表面状態が劣化する。これにより、生成される糸の品質も劣化する。したがって、紡績糸の品質を一定に保つには、使用された表面を定期的にクリーニングする必要がある。
紡糸ノズルの内側の糸形成部の表面は、糸形成部を定期的に分解することによって手動でクリーニングすることができるが、実質的な手間がかかると共に、そのために作業を中断しなければならない。これに対し、特許文献1は、機械を止めることなく自動的にクリーニングする装置を開示している。クリーニングのために、紡糸ノズル内で渦気流を生成するための圧縮空気に添加剤を混合する。添加剤が圧縮空気によって糸形成部へと導かれ、その結果、糸形成部の表面をクリーニングする。
また、繊維束へ添加剤を供給することにより、または紡糸ノズル若しくは糸形成部の部分へ添加剤を供給することにより、生成される糸の特性、例えば毛羽立ちといった特性を改善できる。さらに、相当量の添加剤を加えることにより、高い生成速度が達成できる。機械の生産性が高まり、エネルギーを節約できる。
欧州特許公開公報第2450478号
したがって、本発明の課題は、公知の添加物の供給を改善して、さらなる改善のためのエアジェット紡糸機を提供することにある。
この課題は、特許請求の範囲の独立項に記載された特徴を有する方法およびエアジェット紡糸機によって解決される。
本発明におけるエアジェット紡糸機を動作させる方法では、導出口を通じて紡糸ノズルから出た糸がセンサシステムによって監視され、少なくとも1つの物理的パラメータが決定される。センサシステムは、上記パラメータと関連付けられた少なくとも1つの測定値に基づき、通過する繊維束または該繊維束から生成される糸に対して、添加剤が供給されたか否か、および/または、添加剤がどれくらいの量で供給されたかを決定する。
一般的に、本発明による監視は、紡糸ノズルが糸を生成している通常動作の間に実施される。添加剤が供給されることにより、糸の特性が向上する。さらにまたはあるいは、添加剤の供給の監視は、紡糸ユニットのクリーニング動作中にも行われてよく、その際の添加剤は、上記のクリーニング用途に使用される。
添加剤の供給は、従来の技術では定量的に行われていた。一方、本発明では、添加剤の供給についての品質および/または量は監視され、その体積流量または質量流量が添加剤の供給中でも調整される。ちなみに、添加剤の供給は、紡糸ノズルの導入路のあたり、または、導入路の内側においてなされてよい。
ここで、上記のような監視は、添加剤を紡糸ノズルに供給している添加剤管内における添加剤の体積流量または質量流量を測定することによって行うものではない。むしろ、本発明は、間接的に監視することを示唆し、供給される添加剤の量は、選択された1つまたは複数の糸パラメータの変化により確認され、特定される。基本的に、それらのパラメータとしては、すべての測定可能な糸の物理的な特性でよく、添加剤の供給により品質的または量的に変化する特性でよい。例えば、糸本体からはみ出した繊維端または繊維のループを測定する、いわゆる糸の毛羽立ちを監視することも可能である。この場合、添加剤を供給することにより、飛び出した繊維の部分が糸本体にくっついて毛羽立ちを抑制する。同様に、添加剤が供給されると、単位長あたりの質量(繊維材料によって形成された糸本体の質量+供給された添加剤の質量)は、変化し、それに伴い糸の太さも変化するので、これらのパラメータを、対応するセンサシステムにより監視してもよい。もちろん他のパラメータ、例えば、質量および/または太さの変動、光反射能力、光吸収能力、糸の構造均一性などを監視してもよく、添加剤を供給することによって影響を受けるすべての物理的パラメータを想定してよい。
いずれにせよ、それらのパラメータを監視することにより、通常動作および/またはクリーニング動作中に添加剤が供給されたか否かを特定でき、しかも、供給された場合にはその量を特定することができる。ところで、使用される添加剤は、液体または固体成分(あるいはその混合物)から生成されてよく、水または水溶液がより好ましい。
センサシステムにより検出された添加剤の供給が、定められた品質および/または量の目標値から逸脱している場合に、制御ユニットにより糸の生成を中断すること、は特に有利である。これにより、添加剤を実際に供給する必要がある通常動作の間に、添加剤が不足して、繊維への添加剤の供給が少なすぎる状態または全く供給されない状態で糸が生成される事態を防ぐことができる。同様なことがクリーニング動作にもあてはまる。ここで、センサシステムから送信される測定値が、規定された限界値外にある場合にも、糸の生成を中断したり、クリーニング動作を繰り返したりしてよい。
センサシステムが光センサを有して糸を監視すること、は特に有利である。この場合、添加剤の供給品質を、光センサによって測定される値に基づき、監視することができる。例えば、上記したような糸の毛羽立ちを、光センサにより監視することが考えられる。この場合、糸の単位長さ当たりで飛び出している繊維の自由端の数、個々の飛び出し長さ、平均的な飛び出し長さ、飛び出しの程度(次元)について監視される。光センサは、光吸収、光反射、あるいは、照明による糸の影のサイズについて監視することもできる。これらは、添加剤が供給された場合に変化する。さらに、これにより、(光学的に検出でき、添加剤の供給量に応じて変化する)糸の太さ、あるいは、糸の他の幾何学的特性について記録することも可能にする。
センサシステムが容量センサを有して糸の質量を監視すること、はさらに有利である。供給される添加剤の量を監視することは、容量センサによって提供される測定値に基づいて行われてよい。センサを通過する糸の質量は、繊維束の繊維材料と供給される添加剤とからなる糸全体の質量である。容量センサは、他の同等な紡糸条件下において、供給された添加剤の品質、特に量について監視することができる。このように、容量センサによる監視は、添加剤が供給されたか否かだけでなく、どのくらいの量で供給されたかについても知ることを可能にする。原則として、センサシステムは、追加のまたは代替のセンサを有して、糸のさまざまな物理的特性を監視してよいことを述べておく。例えば、いくつかのセンサを、糸の異なる光学品質を記録するために備えてよい。さらに、いくつかの容量センサを設けて、複数の糸の特性を容量的に監視してもよい。さらに、1つのセンサからいくつかの伝送路を引き出し、制御ユニットによってそれらを別々に評価してもよい。容量センサの1つの伝送路を、ディスプレイに図式表示するための記録測定値に用い、容量センサの他の伝送路を、制御ユニットに直接接続して、対応する紡糸ユニットの個々の機能を監視または制御するために用いること、が考えられる。最終的に、個々のセンサまたはセンサに対応する個々の伝送路は、添加剤の供給監視に用いられ、その他のセンサまたは伝送路は、好ましくない糸の不具合(短い、長い、厚い、薄いなどの)糸の監視に用いられてよい。一般的に、複数のセンサは、異なる場所に配置してよい。一方、本発明では、センサシステムのすべてのセンサを1つにまとめて、紡糸ノズルの導出路から、それよりも糸の搬送方向の下流側に設置された巻き取り装置までの間の糸搬送経路内に配置することが望ましい。したがって、これまでは糸の不具合を検出する機能だけだと思われていた従来の糸クリーナがセンサシステムとしての機能を担うことももちろん可能である。
さらに、添加剤がパルス状に送られること、はきわめて有利である。その場合、添加剤の量は、容量センサによって検出された糸の短時間の質量の変動を評価することによって監視できる。例えば、繊維束へ添加剤を供給するために、または、糸への添加剤供給部に、または、添加剤供給部に接続された添加剤貯蔵部を有する添加剤供給ラインに、毎秒数回で開閉する添加剤注入ユニットを設けることも考えられる。その場合、添加剤は、繊維束または糸に均一に供給されるのではなく、個別の供給量で供給されうる。その結果、糸には多くのごくわずかな質量変化がおき、それが容量センサで検出されうる。最終的に、測定値を評価し、特にそれらの平均値をとることにより、添加剤の供給、または、供給された添加剤の量についての信頼すべき提示がなされうる。
供給される添加剤の体積流量の値が0.001mL/分〜7.0mL/分、好ましくは0.02mL/分〜5.0mL/分、さらに好ましくは0.05mL/分〜3.0mL/分であること、および/または、供給される添加剤の質量流量の値が、少なくとも一時的に0.001g/分〜7.0g/分、好ましくは0.02g/分〜5.0g/分、さらに好ましくは0.05g/分〜3.0g/分であること、は有利である。大きい値は、紡糸ユニットの個々の部分や添加剤が供給される部分をクリーニングするのに適しており、小さい値は、通常動作に適している。なぜなら、通常動作では、添加剤は単に糸の特性(毛羽立ち、強度、柔軟性および均一性)を高めるために用いられるだけだからである。したがって、添加剤注入ユニットは、上述の範囲で体積流量または質量流量を調整可能である。これにより、紡糸ユニットのそれぞれは、通常動作およびクリーニング動作のどちらをも実行できる。
紡糸ユニットの通常動作中に供給される添加剤の体積流量(または質量流量)の値が、0.001mL/分(またはg/分)〜1.5mL/分(またはg/分)、好ましくは0.01mL/分(またはg/分)〜1.0mL/分(またはg/分)であること、および/または、紡糸ユニットのクリーニング動作中に供給される添加剤の体積流量(または質量流量)の値が、2.0mL/分(またはg/分)〜7.0mL/分(またはg/分)、好ましくは3.0mL/分(またはg/分)〜7.0mL/分(またはg/分)であること、は特に有利である。
厳密な値は、繊維束の特性、および/または、紡糸ユニットに送り込まれる糸の供給速度、および/または、紡糸ユニットから引き出される糸の引出し速度に基づいて、選択される。したがって、値は、特定の用途に応じて、変動しうる。同様に、クリーニング動作のための値も、クリーニング動作期間、または、2つのクリーニング動作の間の通常動作の期間に基づいて、選択されうる。
さらに、センサシステムを用いて糸への効果を監視し、糸の太さおよび/または質量値が規定限界値を上回るか下回るかを確認すること、は有利である。この場合、センサシステムは、エアジェット紡糸機の制御ユニットに接続され、制御ユニットは、値の少なくとも1つが限界値を上回るかまたは下回る場合に直ちに糸の生成を中断する。この場合、センサシステムは、添加剤の供給を監視するだけでなく、糸の生成が基本的に仕様に適合しているかどうかを監視するためにも用いられる。例えば、添加剤の不足以外の理由で糸が長すぎたり、繰り返しに細い部分が生じたりした場合、紡糸ノズルでの糸の生成工程がスムースに実施されていないことを意味する。また、複数のセンサまたはそれらの転送路の信号は総合的に評価され、供給された添加剤を確認するだけでなく、品質管理に用いられてよい。例えば、添加剤が均一に供給されていることを光センサが示しているにもかかわらず、添加剤の質量についての異常な増加または変動を容量センサが検出した場合には、糸の品質が悪いことを示していると評価すべきである。
供給される添加剤の質量流量および/または体積流量は、上述した限界値の中の少なくとも1つの範囲内において、通常動作中よりもクリーニング動作中のほうが高いこと、は有利である。上記限界値を上回るか下回るかした場合、糸の生成は中断される。クリーニング動作中の値は、通常動作中の値とは異なる大きな値でよい。限界値が一定値に固定されている場合、クリーニング動作中に供給される添加剤の量が増加するということは、糸に太い部分があるか、または、糸の他の物理的なパラメータに許容できない変化があったことを示唆することになる。そして、クリーニング動作中の添加物の供給および糸の生成が実際には仕様通り行われているとしても、糸の生成は中断される。したがって、例えば、長さに関しての質量の限界値は、増大させることが理に適っている。この場合、クリーニング動作中にはより多くの添加剤が供給されて糸の質量も必然的に増加することから、通常動作ではなくクリーニング動作中に糸の生成が中断される。同様に、下限値を上昇させることによって添加剤の供給不足を検出できる。調整した値に達しない場合には、糸の生成を中断してよい。原則的には、通常動作とクリーニング動作とのそれぞれに対して異なる限界値を選択することが好ましい。これに関連して、添加剤の供給を特に量的な面で監視することがふさわしいことを述べておく。他方、(添加剤が通常動作中およびクリーニング動作中にも供給され、かつ、センサにより測定される値が、添加剤が供給されているか否かを評価するためだけに用いられる場合であっても、)添加剤の供給を定性的に監視するセンサによって提供される測定値の各限界値も、同様に高くてよい。本発明によるエアジェット紡糸機の紡糸ユニットは、センサシステムを有し、センサシステムが、紡糸ノズルの導出路から出た糸についての少なくとも1つのパラメータを監視する。ここで、制御ユニットが紡糸ユニットと対応して設けられ、センサシステムから提供されて上記パラメータと関連する少なくとも1つの測定値に基づき、センサシステムを通過する繊維束または該繊維束から生成された糸に対して添加剤が供給されたか否か、および/または、どのくらいの量の添加剤が供給されたか、を決定してよい。監視についての設計、センサシステムに想定される特徴、あるいは、センサシステムから送信される測定値の評価についての、想定される利点については、以上または以下の説明を参照されたい。一般的に、制御ユニットは、個別に記載された方法の特徴にしたがってエアジェット紡糸機を動作させるよう設計されればよく、各動作を個別に実施しても、いかなる組み合わせで実施してもよい。
本発明のさらなる利点は、以下の実施形態で説明される。
本発明によるエアジェット紡糸機の紡糸ユニットを示す側面図である。 本発明によるエアジェット紡糸機の紡糸ユニットを示す部分断面図である。 さまざまな糸の断面図である。
図1は、本発明によるエアジェット紡糸機を示す断面図である。(言うまでもなく、エアジェット紡糸機は複数の紡糸ユニットを有してよく、好ましくは複数の紡糸ユニットが互いに隣接して配置されてよい)。エアジェット紡糸機は、必要に応じて、複数の延伸システムローラ13を含む延伸システムを有してよい。延伸システムローラ13には、例えば、二重の伸縮テープのような繊維束3が供給される。(より明確にするため、延伸システムローラ13の1つのみに参照符号を付与している)。さらに、紡糸ユニットは、内部に渦室5が配置された紡糸ノズル2を有する(図2を参照)。渦室5内において、紡糸ノズル1の導入路4を通過した繊維束3または繊維束3の少なくとも一部に撚りがかけられる。(紡糸ユニットの詳細な機能については後ほど詳しく説明する。)
さらに、エアジェット紡糸機は、紡糸ノズル2の下流に配置された対の排出ローラ24と、この対の排出ローラ24の下流の巻き取り装置1と、を有してよい。巻き取り装置1は、紡糸ノズル2から出た糸6を管に巻き取る。また、(例えば空気圧で駆動される)糸除去ユニット12が設けられてよい。これにより、糸6から不良部分を切断する切断除去工程において、糸を部分的に運び去ることができる。紡糸ユニットは、必ずしも延伸システムを必要としない。対の排出ローラ24または糸除去ユニット12も、絶対的に必要ではない。
図に示された紡糸ユニットは、通常、エアジェット紡糸方法にしたがって動作する。この方法では、糸6を形成すべく、繊維束3は、規定された搬送方向Tに誘導され、図2に示す繊維ガイド部23まで誘導される。繊維束3は、上記導入路4によって形成される開口から、紡糸ノズル2の渦室5へ導かれる。渦室5内で、繊維束3には撚りがかけられる。すなわち、繊維束3の自由端の少なくとも一部は、(図2参照)渦室5を囲む渦室壁に配置された空気ノズル19によって生成される渦気流に捕えられる。(好ましくは、空気ノズル19には、空気ノズル19に接続された給気チャンバ17で終端する給気管18を通じて圧縮空気が供給されてよい)。ここで、繊維の一部が繊維束3から引き出され、渦室5内に突出している糸形成部21の先端に巻き付く。繊維束3は、糸形成部21の導入路の開口を通じて渦室5から引き出され、糸形成部21内に配置された引出路20を通り、最終的に導出口7から紡糸ノズル2を出て行く。繊維の自由端10は、導入路の開口の方向に引っ張られる。この工程により、いわゆる「巻き付け繊維」は中心部のコア繊維の回りに巻き付き、結果的に、所望の撚りがかけられた糸6となる。空気ノズル19を通じて導入された圧縮空気は、引出路20を通じて、および、必要に応じて負圧源に接続された導出路25を通じて、最終的に紡糸ノズル2から出る。
一般的に言って、生成された糸6は、基本的に繊維束(いわゆる「巻き付け繊維」)の外側部分が内側部分の周りに巻きつけられているという特徴の繊維束3であるということ、を明らかにしておく。内側部分は撚りをかけられていなくとも、必要であれば撚りをかけられていてもよい。これにより、糸2に所望の強度を与えることができる。
さらに、紡糸ユニットに割り当てられる添加剤供給部8は、1つまたは複数の添加剤貯蔵部15と、1つまたは複数の添加剤供給ライン14と、を有する。添加剤供給ラインは、好ましくは少なくとも一部が可撓性でよい。対応する添加剤供給部15は、添加剤供給ライン14を通じて、糸ガイド部23の付近または紡糸ノズル2内に設けられた添加剤供給部22と流体連通する。(想定される添加剤9に関しては、これまでの説明を参照されたい。)
基本的に、添加剤9は、異なる場所で供給されてよい。図2の実施形態では、添加剤供給部22は、紡糸ノズル2の導入口4付近に配置されている。(その結果、添加剤9は、繊維束3へ供給される。)添加剤9は、空気ノズル19を通じて導入される圧縮空気に対して供給されてもよい。その場合、添加剤9の供給は、例えば給気管18を通じてまたは上述の環状の給気チャンバ17を通じて実施される。給気チャンバ17は、例えば渦室5を画定する壁の周りに形成され、ノズル19へ圧縮空気を供給する。添加剤9は最終的に引出路20を通じて導入されると考えられる。したがって、添加剤9は、添加剤供給部22を通じて正確かつ高い再現性をもって搬送される。また、供給された添加剤9の体積流量または質量流量は、各種の条件に適合できる。また、添加剤供給部8は、少なくとも1つの添加剤注入ユニット16を有し、好ましくは対応する添加剤ライン14と一体化され、添加剤9を分散することができる。
図3は、3種類の糸の部分を概略的に示す。図3のa)に示すように、通常動作において添加剤を供給せずに生成された糸6は、たいていの場合、ある程度の毛羽立ちを有する、すなわち、繊維の自由端10の一部と繊維のループが飛び出している。その一方で、繊維束3または糸6が添加剤9によって湿らされた場合、繊維端10の少なくとも一部が残りの糸本体に張り付く(図3のb)参照)。添加剤が供給されない場合よりより供給された場合の毛羽立ちが少ないことから、光センサ(図1)によって添加剤の供給を検出することができる。したがって、光センサにより、通常動作および/またはクリーニング動作中に添加剤9の供給を量的に監視できる。(すなわち、添加剤9が供給されたかどうか確認することができる。)この場合、センサから糸6に発せられた光の吸収量または反射量の変動を計測すればよい。同様に、糸6に照射した光により生成される糸6の影を監視してもよい。
また、糸6の質量は、添加剤の供給によって増大するので、センサシステム11の容量センサにより検出可能であり、量的に監視することができる。ここで、質量センサは、糸の質量の本質的な変化をも検出できる。(すなわち、糸6の繊維材料の質量および供給された添加剤9の質量からなる全体の質量の変化をも検出できる。)また、容量センサは、添加剤9(例えば水)の質量のみを検出するよう設計されてもよい。絶対値の代わりに、監視されたパラメータの変化量だけを検出してもよいことはもちろんである。
図3のc)は、添加剤9がパルス状に供給されて、添加剤9がビーズ状に供給された場合の概略的である。この場合も、(上記のように)添加剤の供給を品質および/または量に関して監視することが可能である。また、この場合も、通常動作中だけでなく、クリーニング動作中にも監視することができる。
本発明は、図示および記載の実施形態に限定されるものではない。明細書、特許請求の範囲の異なる部分、あるいは、異なる実施形態に例示され記載されているそれらの特徴のいかなる組み合わせも本発明の範囲内である。
1 ボビン装置
2 紡糸ノズル
3 繊維束
4 導入口
5 渦室
6 糸
7 導出路
8 添加剤供給部
9 添加剤
10 繊維の自由端
11 センサシステム
12 糸排出ユニット
13 延伸システムローラ
14 添加剤供給ライン
15 添加剤貯蔵部
16 添加剤注入ユニット
17 給気チャンバ
18 給気管
19 空気ノズル
20 引出路
21 糸形成部
22 添加剤供給部
23 繊維ガイド部
24 対の排出ローラ
25 排気口
T 搬送方向

Claims (10)

  1. エアジェット紡糸機の動作方法であって、
    前記エアジェット紡糸機は、糸(6)を生成するための紡糸ノズル(2)を含む少なくとも1つの紡糸ユニットを有し、
    前記紡糸ユニットの動作中、繊維束(3)が、導入路(4)を通じて前記紡糸ノズル(2)へ供給され、
    前記繊維束(3)は、前記紡糸ノズル(2)の渦室(5)内で渦気流により撚りをかけられて糸(6)となり、最終的に導出路(7)を通じて前記紡糸ノズル(2)から出て行き、
    添加剤(9)が、添加剤注入ユニット(8)により、少なくとも一時的に、前記エアジェット紡糸機の動作中に、前記紡糸ユニットへ供給され、前記繊維束(3)および/若しくは糸(6)、又は前記紡糸ノズル(2)の一部へ供給され、
    前記糸(6)は、前記導出路(7)を出た後にセンサシステム(11)によって少なくとも1つの物理的パラメータに関して監視され、
    前記パラメータに関連する、前記センサシステム(11)により提供された少なくとも1つの測定値に基づき、前記センサシステム(11)を通過した前記繊維束(3)または繊維束(3)から形成される糸(6)に対して前記添加剤(9)が供給されたか否かを、および/または、前記添加剤(9)がどれくらいの量が供給されたかを決定し、
    前記糸(6)は、前記センサシステム(11)によってさらに監視され、前記糸(6)の太さおよび/または質量が、規定された限界値を下回るかまたは上回るかが決定され、
    前記センサシステム(11)は、前記エアジェット紡糸機の制御ユニットに接続され、
    前記制御ユニットは、少なくとも1つの前記限界値が超過された場合または規定された状態に達しなかった場合、前記糸(6)の生成を中断し、
    供給される前記添加剤(9)の質量流量および/または体積流量は、クリーニング動作中において通常動作中より多くなり、
    限界値の少なくとも1つは、前記通常動作中とは異なって大きい前記クリーニング動作中の値である、
    方法。
  2. 前記糸(6)の生成は、前記添加剤(9)の供給が前記センサシステム(11)により定められた品質および/または量の目標値から逸脱していると検出された場合に、制御ユニットによって中断される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記センサシステム(11)は、前記糸(6)についてのたとえば毛羽立ちといった品質を監視する光センサを含み、前記添加剤(9)の供給品質の監視は、前記光センサによって測定された値に基づき行われる、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記センサシステム(11)は、前記糸(6)についての質量を監視する容量センサを含み、前記添加剤(9)の供給量の監視は、前記容量センサによって測定された値に基づき行われる、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記添加剤(9)は、パルス状に供給され、前記添加剤(9)の供給量の監視は、前記容量センサによって検出された前記糸(6)のわずかな質量の変動を評価することにより行われる、
    請求項4に記載の方法。
  6. 供給される前記添加剤(9)の体積流量の値は、少なくとも一時的に0.001mL/分〜7.01mL/分、好ましくは0.02mL/分〜5.0mL/分、特に好ましくは0.05mL/分〜3.0mL/分に達し、および/または、供給される前記添加剤(9)の質量流量の値は、少なくとも一時的に0.001g/分〜7.0g/分、好ましくは0.02g/分〜5.0g/分、さらに好ましくは0.05g/分〜3.0g/分に達する、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 供給される前記添加剤(9)の体積流量の値は、前記紡糸ユニットの通常動作中に、0.001mL/分〜1.5mL/分、好ましくは0.01mL/分〜1.0mL/分に達し、前記紡糸ユニットのクリーニング動作中には、2.0mL/分〜7.0mL/分、好ましくは3.0mL/分〜7.0mL/分に達する、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 供給される前記添加剤(9)の質量流量の値は、前記紡糸ユニット通常動作中には、0.001g/分〜1.5g/分、好ましくは0.01g/分〜1.0g/分に達し、前記紡糸ユニットのクリーニング動作中には、2.0g/分〜7.0g/分、好ましくは3.0g/分〜7.0g/分に達する、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 紡糸ノズル(2)を含む少なくとも1つの紡糸ユニットを有し、前記紡糸ノズル(2)へ供給された繊維束(3)から糸(6)を生成するエアジェット紡糸機であって、
    前記紡糸ノズル(2)は、
    前記繊維束(3)の導入路(4)と、
    内部の渦室(5)と、
    前記渦室(5)内に突出する糸形成部(21)と、
    前記渦室(5)内で渦気流を用いて生成された糸(6)の導出路(7)と、を備え、
    前記紡糸ユニットに対して添加剤供給部(8)が割り当てられ、前記添加剤供給部が、前記紡糸ユニットの動作中に、添加剤(9)を少なくとも一時的に前記紡糸ユニットへ供給し、前記添加剤が前記繊維束(3)および/または前記糸(6)へ供給され、
    前記紡糸ユニットは、センサシステム(11)を含み、前記導出路(7)から出た前記糸(6)の少なくとも1つの物理的パラメータが前記センサシステムにより監視され、
    前記紡糸ユニットには制御ユニットが割り当てられ、
    前記制御ユニットは、前記パラメータに関連して測定され、前記センサシステム(11)により提供された少なくとも1つの測定値に基づいて、前記センサシステム(11)を通過した前記繊維束(3)または該繊維束(3)から形成される糸(6)に対して前記添加剤(9)が供給されたか否かを、および/または、前記添加剤(9)がどれくらいの量で供給されたかを決定し、
    前記糸(6)は、前記センサシステム(11)によってさらに監視され、前記糸(6)の太さおよび/または質量が、規定された限界値を下回るかまたは上回るかが決定され、
    前記センサシステム(11)は、前記エアジェット紡糸機の制御ユニットに接続され、
    前記制御ユニットは、少なくとも1つの前記限界値が超過された場合または規定された状態に達しなかった場合、前記糸(6)の生成を中断し、
    供給される前記添加剤(9)の質量流量および/または体積流量は、クリーニング動作中において通常動作中より多くなり、
    限界値の少なくとも1つは、前記通常動作中とは異なって大きい前記クリーニング動作中の値である、
    エアジェット紡糸機。
  10. 前記制御ユニットは、前記センサシステム(11)に接続され、前記センサシステム(11)から送信された測定値に基づいて、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法で、前記エアジェット紡糸機を制御する、
    請求項に記載のエアジェット紡糸機。
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