JP6562118B2 - 通信システム及び通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、通信端末が所定の通信方式によって通信するための設定に利用される設定情報を管理する通信管理システム、通信制御システム、中継装置、通信システム、通信方法、及びプログラムに関する。
近年、出張経費及び出張時間を削減する要請に伴い、インターネット等の通信ネットワークを介してテレビ会議などを行うテレビ会議システムが普及している。このようなテレビ会議システムでは、複数のテレビ会議端末の間で画像データ及び音声データの送受信が行われることにより、テレビ会議を実現することができる。また近年、テレビ会議端末は徐々に小型化されており、ユーザはノート型PCのようにテレビ会議端末を持ち運び易くなった(特許文献1参照)。そのため、ユーザは建物内にわざわざテレビ会議室を構築する必要がなくなり、ユーザは建物内の色々な部屋にテレビ会議端末を持ち込んで使用したり、ある建物から別の建物にテレビ会議端末を移動させて使うことができるようになった。
更に、テレビ会議端末は、ノート型PCのように、無線LANに接続して通話することもできる。
しかしながら、上述のように、ユーザが建物内の色々な部屋にテレビ会議端末を持ち込んで使用したり、ある建物から別の建物にテレビ会議端末を移動させて使う場合には、その部屋又は建物における無線LANのアクセスポイントと通信するための設定を行わなければならない。そのため、折角、テレビ会議端末が持ち運び易いように小型化されても、ユーザはアクセスポイントと通信するための設定情報をテレビ会議端末に入力する必要があるため、設定に手間が掛かるという課題が生じる。
請求項1に係る発明は、第1の無線通信装置及び第2の無線通信装置と通信する通信管理システムと、第1の通信方式により前記第1の無線通信装置と通信可能な通信端末と、を有する通信システムであって、前記通信端末は、前記第1の無線通信装置を介して所定の情報を前記通信管理システムへ送信し、前記通信管理システムは、前記第1の無線通信装置から前記所定の情報と、該第1の無線通信装置が記憶部に記憶している情報とを、該第1の無線通信装置から受け取り、受け取った情報に基づいて特定される情報であって、前記通信端末が第2の通信方式により前記第2の無線通信装置と通信を行うために使用する設定情報を、前記第1の通信方式により前記第1の無線通信装置を介して前記通信端末へ送信することを特徴とする通信システムである。
以上説明したように本発明によれば、ユーザは通信を行うための情報を通信端末に入力する必要がなくなり、設定の手間を軽減することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る通信システム全体の概略図である。 通信管理システムのハードウェア構成図である。 中継装置及び通信端末のハードウェア構成図である。 中継装置、通信端末、ゲートウェイ、及び通信管理システムの各機能構成図である。 認証管理テーブルを示す概念図である。 設定情報管理テーブルを示す概念図である。 通信端末がアクセスポイントと通信するために、通信端末の初期設定を行う処理を示したシーケンス図である。
以下、図1乃至図7を用いて、本発明の実施形態について説明する。
まずは、図1を用いて、本実施形態の概略を説明する。なお、図1は、本発明の実施形態に係る通信システム全体の概略図である。
図1に示されているように、本実施形態の通信システム1は、中継装置(2a,2b,2c)、通信端末(4a,4b,4c)、LAN(Local Area Network)8eのアクセスポイント(6a,6b,6c)、ゲートウェイ7、及びサーバコンピュータとしての通信管理システム9によって構築されている。更に、中継装置(2a,2c)、アクセスポイント(6a,6b,6c)、及びゲートウェイ7は、LAN8eを介してインターネット8dに接続されている。中継装置2bは、ゲートウェイ7と後述の無線通信を行うことができる。また、通信管理システム9は、インターネット8dに接続されている。なお、インターネット8d及びLAN8eは、本実施形態において、通信ネットワーク8を構築している。
また、中継装置2a、及びアクセスポイント6aは、例えば、所定の建物の居室(仕事部屋)Xに構築されている。このうち、中継装置2aは通信端末4aと第1の通信方式によって無線通信を行い、アクセスポイント6aは通信端末4aと第2の通信方式によって無線通信を行う。この場合の第1の通信方式は、例えば、ZigBee(登録商標)の規格によって通信される通信方式である。また、この場合の第2の通信方式は、例えば、WiFi(Wireless Fidelity)の規格によって通信される通信方式である。
更に、中継装置2aは、1台でプリンタ、スキャナー、コピー機、及びFAX等の機能を兼ねるMFP(Multifunction Peripheral)であり、居室Xのレイアウト変更や引越し等の場合に移動される程度であって、滅多に移動されない。このMFPとしての中継装置2aは、もともと、印刷数のカウント情報等を外部のサーバ(不図示)に送信するために、通信ネットワーク8に接続されている。また、通信端末4aは、例えば、ノート型PC(Personal Computer)であり、通常、ユーザによって持ち運ばれる。
また、中継装置2b、アクセスポイント6b、及びゲートウェイ7は、例えば、所定の建物の休憩室Yに構築されている。このうち、中継装置2bは通信端末4bと上述の第1の通信方式によって無線通信を行い、アクセスポイント6bは通信端末4bと上述の第2の通信方式によって無線通信を行う。
更に、中継装置2bは、蛍光灯型LED(Light Emitting Diode)照明器具であり、LEDの寿命により交換する以外は滅多に移動されない。このLED管内には、第1の通信方式を実現するための送受信機が内臓されている。また、通信端末4bは、例えば、スマートフォンであり、通常、ユーザによって持ち運ばれる。
また、中継装置2c、及びアクセスポイント6cは、例えば、所定の建物の会議室Zに構築されている。このうち、中継装置2cは通信端末4cと第1の通信方式によって無線通信を行い、アクセスポイント6cは通信端末4cと第2の通信方式によって無線通信を行う。但し、この場合の第1の通信方式は、例えば、インテルWiDi(Wireless Display)(登録商標)の規格によって通信される通信方式であってもよい。
更に、中継装置2cは、液晶テレビであり、会議室Zのレイアウト変更や引越し等の場合に移動される程度であって、滅多に移動されない。この液晶テレビは、もともと、ユーザ側の要求等を外部のサーバ(不図示)に送信したり、外部のサーバから映像をダウンロードするために、通信ネットワーク8に接続されている。また、通信端末4cは、例えば、テレビ会議端末である。このテレビ会議端末は、第1の通信方式としてのインテルWiDiを利用して、液晶テレビにテレビ会議の相手側及び自分側の映像を表示させることができる。なお、中継装置2cは、液晶テレビだけでなく、有機EL(Organic Electroluminescence)テレビや、プラズマテレビであってもよい。
なお、以下では、複数の中継装置(2a,2b,2c)のうち任意の中継装置を「中継装置2」と示す。また、複数の通信端末(4a,4b,4c)のうち任意の通信端末を「通信端末4」と示す。更に、複数のアクセスポイント(6a,6b,6c)のうち任意のアクセスポイントを「アクセスポイント6」と示す。このアクセスポイント6は、建物内の工事をする等により移動されることができるが、滅多に移動されることがない。
次に、図2を用い、通信管理システム9のハードウェア構成について説明する。なお、図2は、通信管理システムのハードウェア構成図である。
通信管理システム9は、コンピュータによって構成されている。そして、通信管理システム9は、通信管理システム9全体の動作を制御するCPU901、IPL(Initial Program Loader)等のCPU901の駆動に用いられるプログラムを記憶したROM902、CPU901のワークエリアとして使用されるRAM903、通信管理システム9用のプログラム等の各種データを記憶するHD904、CPU901の制御にしたがってHD904に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)905、フラッシュメモリ等の記録メディア906に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ907、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ908、通信ネットワーク8を利用してデータ通信するためのネットワークI/F909、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード911、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス912、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)913に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ914、外部機器を接続するための外部機器I/F916、並びに、上記各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン910を備えている。
次に、図3を用い、中継装置2及び通信端末4のハードウェア構成について説明する。図3は、中継装置及び通信端末のハードウェア構成図である。
中継装置2及び通信端末4は、図3に示されているように、CPU201、ROM202、RAM203、HD204、HDD205、記録メディア206用のメディアドライブ207、ネットワークI/F209、外部機器I/F216、及びバスライン210を備えている。これら各構成は、それぞれ図2に示されているCPU901、ROM902、RAM903、HD904、HDD905、メディアドライブ907、ネットワークI/F909、外部機器I/F916、及びバスライン910に相当するため、その説明を省略する。
更に、中継装置2及び通信端末4は、図3に示されているように、専用デバイス220を備えている。この専用デバイス220は、バスライン210と電気的に接続されている。
中継装置2がMFPとしての中継装置2aの場合、中継装置2aの専用デバイス220は、プリンタ、スキャナー、コピー機、及びFAXの機能を実行ためのデバイス等である。また、中継装置2が蛍光灯型LED照明器具としての中継装置2bの場合、中継装置2bの専用デバイス220は、LEDにより照明するためのデバイス等である。更に、中継装置2が液晶テレビとしての中継装置2cの場合、中継装置2cの専用デバイス220は、画像及び音声を出力するためのデバイス等である。
また、通信端末4がノート型PCとしての通信端末4aの場合、及び通信端末4がスマートフォンとしての通信端末4bの場合、通信端末4a,4bの専用デバイス220は、画像及び音声を出力するためのデバイス等である。更に、通信端末4aの専用デバイス220には、キーボードが含まれる。
通信端末4がテレビ会議端末としての通信端末4cの場合、通信端末4cの専用デバイス220は、カメラ、マイク、スピーカ等のデバイスである。
なお、アクセスポイント6のハードウェア構成に関しては、公知であるため、これらの説明を省略する。また、ZigBeeとしての第1の通信方式は、近距離無線通信規格の一つであり、また、WiFiとしての第2の通信方式は、無線LANの通信規格の一つであるため、これらの通信方式を実現するハードウェア構成に関しても説明を省略する。
続いて、図4を用いて、図1における休憩室Yに構築されている通信システム1の機能構成について説明する。図4は、中継装置2b、通信端末4b、ゲートウェイ7、及び通信管理システム9の各機能構成図である。中継装置2及び通信管理システム9によって、通信制御システム3が構築されており、ここでは、中継装置2b及び通信管理システム9の場合が一例として表されている。
なお、居室Xにおける通信端末4a及び会議室Zにおける通信端末4cは、それぞれ休憩室Yにおける通信端末4bと共通の機能を有している。また、居室Xにおける中継装置2a及び会議室Zにおける中継装置2cは、それぞれ休憩室Yにおける中継装置2b及びゲートウェイ7が組み合わされた機能と共通の機能を有している。よって、以下では休憩室Yに構築されている装置(端末)の機能について説明し、居室X及び会議室Zに構築されている装置(端末)関しては、説明を省略する。
図4に示されているように、中継装置2bは、HD等によって構築される記憶部2000を有している。この記憶部2000には、中継装置2bを識別するための装置IDが記憶されている。
また、中継装置2bは、機能又は手段として、送受信部21、及び記憶部・読出部29を有している。このうち、送受信部21は、主にCPU及び通信回路の処理によって実現され、第1の通信方式による無線通信によって、通信端末4b及びゲートウェイ7と各種データの送受信を行う。また、記憶・読出部29は、記憶部2000に各種データ(情報)を記憶したり、記憶部2000から各種データ(情報)を読み出す。
次に、通信端末4bは、HD及びRAM等によって構築される記憶部4000を有している。この記憶部4000には、通信端末4bを識別するための端末ID、及び通信端末4bの認証に利用されるパスワードが記憶されている。
また、通信端末4bは、機能又は手段として、送受信部41、設定部42、及び記憶部・読出部49を有している。
このうち、送受信部41は、主にCPU及び通信回路の処理によって実現され、第1の通信方式による無線通信によって、中継装置2bと各種データの送受信を行う。
また、設定部42は、主にCPUの処理によって実現され、通信管理システム9から中継装置2を介して送られて来た後述の設定情報を利用して、後述の第2の通信方式による通信を行うための設定を自動的に行う。
更に、記憶・読出部49は、主にCPUの処理によって実現され、記憶部4000に各種データ(情報)を記憶したり、記憶部4000から各種データ(情報)を読み出す。
次に、ゲートウェイ7は、機能又は手段として、無線送受信部71、有線送受信部72、及び変換部73を有している。このうち、無線送受信部71は、主にCPU及び通信回路の処理によって実現され、第1の通信方式による無線通信によって、中継装置2bと各種データの送受信を行う。有線送受信部72は、主にCPU及び通信回路の処理によって実現され、有線通信によって、通信管理システム9と各種データの送受信を行う。
また、変換部73は、主にCPU及びイーサネットコントローラの処理によって実現され、ZigBeeの通信プロトコルにより無線送受信部71で受信された各種データ(情報)を、有線送受信部72からTCP/IPによる通信プロトコルによってイーサネット(登録商標)のパケット通信ができるように変換する。更に、変換部73は、有線送受信部72で受信された各種データ(情報)を、無線送受信部71から第1の通信方式による無線通信ができるように変換する。
次に、通信管理システム9は、HD等によって構築される記憶部9000を有している。この記憶部9000には、後述の認証管理テーブルによって構成されている認証管理DB9001、及び後述の設定情報管理テーブルによって構成されている設定情報管理DB9002が構築されている。
(認証管理テーブル)
図5は、認証管理テーブルを示す概念図である。この認証管理テーブルでは、通信端末4の認証に利用される認証情報が管理されている。この認証情報には、通信端末4を識別するための端末IDと、各通信端末4のパスワードとの組が含まれている。
(設定情報管理テーブル)
図6は、設定情報管理テーブルを示す概念図である。この設定情報管理テーブルでは、中継装置2を識別するための装置ID毎に、中継装置2が設置されている部屋に持ち込まれた通信端末4が、この部屋のアクセスポイント6と第2の通信方式によって通信するための設定に利用される設定情報が管理されている。この設定情報には、アクセスポイント6を識別するための識別情報であるSSID(Service Set Identifier)と、通信されるデータを暗号化する際に利用される暗号鍵であるPSK(Pre-Shared Key)との組が含まれている。即ち、滅多に移動されない中継装置2の装置IDが、この中継装置2が設置されている部屋に設けられたアクセスポイント6に係る設定情報に関連付けられている。
(通信管理システムの各機能構成)
次に、図4を用いて、通信管理システム9の各機能構成について説明する。図4に示されているように、通信管理システム9は、機能又は手段として、送受信部91、認証部92、及び記憶部・読出部99を有している。このうち、送受信部21は、主にCPU901及びネットワークI/F909の処理によって実現され、ゲートウェイ7と各種データの送受信を行う。
また、認証部92は、CPU901の処理によって実現され、認証管理DB9001によって管理されている認証情報を利用して、通信端末4の認証を行う。更に、記憶・読出部99は、記憶部9000に各種データを記憶したり、記憶部9000から各種データ(情報)を読み出す。
続いて、図7を用い、本実施形態の動作について説明する。図7は、通信端末がアクセスポイントと通信するために、通信端末の初期設定を行う処理を示したシーケンス図である。なお、ここでは、休憩室Yにおける通信端末4bの初期設定の処理を説明する。
まず、通信端末4bは、周知の方法によって、ZigBeeとしての第1の通信方式による通信を行うために、中継装置2bと通信セッションを確立する処理を行う(ステップS1)。
次に、通信端末4bの記憶・読出部49は、記憶部4000から自己の端末ID及びパスワードを読み出す(ステップS2)。そして、送受信部41は、第1の通信方式によって中継装置2bへ設定情報を要求する(ステップS3)。このステップS3の設定情報の要求には、上記ステップS2によって読み出された端末ID及びパスワードが含まれている。これにより、中継装置2bの送受信部21は、設定情報の要求を受け付ける。
次に、中継装置2bの記憶・読出部29は、記憶部2000から自己の装置IDを読み出す(ステップS4)。そして、送受信部21は、予め通信セッションが確立されている
ゲートウェイ7に対し、ZigBee等の規格の通信により、設定情報を要求する(ステップS5)。このステップS5の設定情報の要求には、上記ステップS3によって送られてきた端末ID及びパスワードに加えて、上記ステップS4によって読み出された装置IDが含まれている。これにより、ゲートウェイ7の無線送受信部71は、設定情報の要求を受け付ける。
次に、変換部73は、ZigBeeの通信プロトコルによって受け付けられた設定情報の要求に係るデータを、TCP/IPによる通信プロトコルによってイーサネットのパケット通信ができるように変換する(ステップS6)。そして、有線送受信部72は、変換部73によって変換された設定情報の要求に係るデータを、通信ネットワーク8を介して通信管理システム9へ送信する(ステップS7)。これにより、通信管理システム9の送受信部91は、設定情報の要求を受け付けることになる。
次に、通信管理システム9の認証部92は、設定情報の要求に含まれている端末ID及びパスワードの組が、認証管理テーブル(図5参照)で管理されているか否かの判断により、端末認証を行う(ステップS8)。なお、ここでは、設定情報の要求に含まれている端末ID及びパスワードの組が、認証管理テーブルで管理されていることで、認証部92が通信端末4bが正当な端末であると判断した場合について、続けて説明する。
次に、記憶・読出部99は、上記ステップS7によって送られてきた装置IDを検索キーとして設定情報管理テーブル(図6参照)を検索することにより、この検索キーに対応する設定情報を読み出す(ステップS9)。
次に、送受信部91は、通信ネットワーク8を介してゲートウェイ7へ、設定情報、並びに、上記ステップS7によって送信されてきた端末ID及び装置IDを送信する(ステップS10)。これにより、ゲートウェイ7の有線送受信部72は、設定情報、端末ID、及び装置IDを受信する。また、有線送受信部72は、設定情報だけでなく、端末ID及び装置IDも受信することで、ステップS10によって受信されたデータが、上記ステップS7に対する応答によるものであることが分かる。
次に、変換部73は、上記ステップS6とは逆の変換を行う(ステップS11)。そして、無線送受信部71は、ZigBee等の規格の通信により、設定情報、端末ID、及び装置IDを中継装置2bへ送信する(ステップS12)。これにより、中継装置2bの送受信部21は、設定情報、端末ID、及び装置IDを受信する。また、送受信部21は、設定情報だけでなく、端末ID及び装置IDも受信することで、ステップS12によって受信されたデータが、上記ステップS5に対する応答によるものであることが分かる。
次に、中継装置2bの送受信部21は、第1の通信方式によって、上記ステップS3によって設定情報を要求した通信端末4bに対して、設定情報及び端末IDを送信する(ステップS13)。これにより、通信端末4bの送受信部41は、設定情報及び端末IDを受信する。また、送受信部41は、設定情報だけでなく、端末IDも受信することで、ステップS13によって受信されたデータが、上記ステップS3に対する応答によるものであることが分かる。
次に、通信端末4bの記憶・読出部49は、上記ステップS13によって受信された設定情報を、記憶部4000に記憶して管理する(ステップS14)。更に、設定部42は、設定情報を利用して第2の通信方式によってアクセスポイント6bと無線通信するための設定を自動的に行う(ステップS15)。これにより。送受信部41は、周知の方法によって、WiFiとしての第2の通信方式による通信を行うために、アクセスポイント6bと通信セッションを確立する処理を行う(ステップS16)。
<<本実施形態の主な効果>>
以上説明したように本実施形態によれば、通信管理システム9が、第1の通信方式によって通信端末4から設定情報の要求を受け付ける中継装置2を識別するための装置IDと、通信端末4が第2の通信方式によってアクセスポイント6と通信するための設定に利用される設定情報とを関連付けて管理しておく。そして、通信端末4から通信管理システム9に、この通信端末4と同じ部屋内の中継装置2を介して設定情報の要求があった場合には、通信管理システム9は、通信端末4に対してこの中継装置2の装置IDに対応する設定情報を送信する。これにより、通信端末4は、この部屋内のアクセスポイント6と通信するための設定に利用される設定情報を取得することができるため、ユーザは設定情報を通信端末4に入力する必要がなくなり、設定の手間を軽減することができるという効果を奏する。
また、本実施形態では、アクセスポイント6は天井に設置されることで滅多に移動されず、更に、このアクセスポイント6と同じ部屋に設置されている中継装置2も滅多に移動されない装置である。よって、通信管理システム9は、アクセスポイント6とは独立して移動(設置)される中継装置2から設定情報が要求されても、通信管理システム9は、中継装置2と同じ部屋に持ち込まれた通信端末4に対し、中継装置2を経由して設定情報を届けることができる。
更に、アクセスポイント6又は中継装置2の設置位置が変更されれば、通信管理システム9の管理者が、設定情報管理DB9002を変更することになるが、アクセスポイント6と中継装置2は共に滅多に移動されないため、通信管理システム9の管理者が設定情報管理DB9002を変更する手間は軽減される。
<<実施形態の補足>>
通信管理システム9は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能、手段、又は記憶部)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。
また、通信管理システム9で実行されるプログラムが記憶されたCD−ROM等の記録媒体、並びに、このプログラムが記憶されたハードディスクは、いずれもプログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ提供されることができる。なお、中継装置2及び通信端末4の各プログラムに関しても同様である。
更に、端末IDは、通信端末4を識別するための端末識別情報の一例である。この端末識別情報としては、端末IDの他に、通信端末4の製造番号であってもよい。また、装置IDは、中継装置2を識別するための装置識別情報の一例である。この装置識別情報としては、装置IDの他に、中継装置2の製造番号であってもよい。
また、上記実施形態では、通信端末4の例として、ノート型PC、スマートフォン、テレビ会議端末を示したが、これに限るものではない。通信端末4の他の例として、タブレット型PC、プロジェクタ、腕時計、カメラ、ゲーム機、車椅子、及び内視鏡等の医療機器が挙げられる。
更に、上記実施形態では、中継装置2の例として、MFP、蛍光灯型LED照明器具、液晶等のテレビを示したが、通信ネットワーク8を介して通信管理システム9と通信可能であれば、これらに限るものではない。中継装置2の他の例として、天井に設置され滅多に移動されない機器(換気扇、スピーカ、非常灯、火災報知機、煙報知器、監視カメラ、エアコン等)が含まれる。
また、上記実施形態では、第1の通信方式として、ZigBeeの規格、又はインテルWiDiの規格によって通信される通信方式を説明したが、これに限るものではない。例えば、第1の通信方式として、Bluetooth(登録商標)の規格、やNFC(Near Field Communication)の規格によって通信される通信方式を利用してもよい。なお、ZigBeeは、IEEE802.15.4規格のアーキテクチャモデルのうち物理層とMAC層が採用された規格であるが、IEEE802.15.4規格のアーキテクチャモデルのうち少なくとも物理層(レイヤ)が採用された独自の規格であってもよい。
更に、上記実施形態では、第2の通信方式として、WiFiの規格によって通信される通信方式を説明したが、これに限るものではない。例えば、第2の通信方式として、3G(3rd Generation)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、LTE(Long Term Evolution)、NFCの各規格によって通信される通信方式を利用してもよい。なお、これらの場合、通信端末4は、アクセスポイント6の代わりに、無線通信網の基地局との通信を行う。
なお、図1では、居室にMFPとしての中継装置2a、休憩室Yに蛍光灯型LED照明器具としての中継装置2b及びゲートウェイ7、会議室Zに液晶テレビとしての中継装置2cがそれぞれ設置されているが、これに限るものではなく、どの部屋にどの中継装置2が設置されてもよい。また、図1では、居室にノート型PCとしての通信端末4a、休憩室Yにスマートフォンとしての通信端末4b、会議室Zにテレビ会議端末としての通信端末4cがそれぞれ持ち込まれているが、これに限るものではなく、どの部屋にどの通信端末4が持ち込まれてもよい。
また、上記実施形態では、第2の通信方式は、WiFiによる無線通信が用いられるが、これに限らず、有線通信であってもよい。また、無線通信と有線通信の両方が利用できてもよい。両方が利用できる場合、例えば、有線通信が無線通信に対して優先して利用できるようにしてもよい。
1 通信システム
2a 中継装置(MFP)
2b 中継装置(蛍光灯型LED照明器具)
2c 中継装置(液晶テレビ)
4a 通信端末(ノート型PC)
4b 通信端末(スマートフォン)
4c 通信端末(テレビ会議端末)
6a アクセスポイント
6b アクセスポイント
6c アクセスポイント
7 ゲートウェイ
8 通信ネットワーク
8d インターネット
8e LAN
9 通信管理システム
91 送受信部(送信手段の一例、受信手段の一例)
92 認証部(認証手段の一例)
99 記憶・読出部(読出手段の一例)
9000 記憶部
9001 認証管理DB(認証管理手段の一例)
9002 設定情報管理DB(設定情報管理手段の一例)
特開2012−085269号公報

Claims (8)

  1. 第1の無線通信装置及び第2の無線通信装置と通信する通信管理システムと、
    第1の通信方式により前記第1の無線通信装置と通信可能な通信端末と、を有する通信システムであって、
    前記通信端末は、前記第1の無線通信装置を介して所定の情報を前記通信管理システムへ送信し、
    前記通信管理システムは、前記第1の無線通信装置から前記所定の情報と、該第1の無線通信装置が記憶部に記憶している情報とを、該第1の無線通信装置から受け取り、受け取った情報に基づいて特定される情報であって、前記通信端末が第2の通信方式により前記第2の無線通信装置と通信を行うために使用する設定情報を、前記第1の通信方式により前記第1の無線通信装置を介して前記通信端末へ送信することを特徴とする通信システム。
  2. 前記第1の無線通信装置が前記記憶部に記憶している情報は、該第1の無線通信装置を識別する装置識別情報であることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第1の無線通信装置及び前記第2の無線通信装置は、同じ部屋に設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記所定の情報は、前記通信管理システムにて前記通信端末を認証するための前記通信端末の識別情報及びパスワードを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信システム。
  5. 前記第1の通信方式は、ZigBeeの規格、Bluetoothの規格、NFCの規格はインテルWiDiの規格によって通信される通信方式であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信システム。
  6. 前記第2の通信方式は、WiFiの規格、3Gの規格、WiMAXの規格、LTEの規格はNFCの規格によって通信される通信方式であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の通信システム。
  7. 第1の無線通信装置及び第2の無線通信装置と通信する通信管理システムであって、
    第1の通信方式により前記第1の無線通信装置と通信可能な通信端末の所定の情報と、前記第1の無線通信装置が記憶部に記憶している情報とを、前記第1の無線通信装置を介して受け取る受信手段と、
    前記受け取った情報に基づいて特定される情報であって、前記通信端末が第2の通信方式により前記第2の無線通信装置と通信を行うために使用する設定情報を、前記第1の通信方式により前記第1の無線通信装置を介して前記通信端末へ送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする通信管理システム。
  8. 第1の無線通信装置及び第2の無線通信装置と通信する通信管理システムによって実行されるプログラムであって、
    第1の通信方式により前記第1の無線通信装置と通信可能な通信端末の所定の情報と、前記第1の無線通信装置が記憶部に記憶している情報とを、前記第1の無線通信装置を介して受け取る受信ステップと、
    前記受け取った情報に基づいて特定される情報であって、前記通信端末が第2の通信方式により前記第2の無線通信装置と通信を行うために使用する設定情報を、前記第1の通信方式により前記第1の無線通信装置を介して前記通信端末へ送信する送信ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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