JP6558846B2 - 配管支持具および配管支持部材 - Google Patents
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Description
また、本発明は当該配管支持具に用いて好適な配管支持部材に関する。
好ましくは、バンド案内部18は、可撓性バンド30が2枚重なった状態を収容する間隔を有するとよい。
本発明の配管支持具において、好ましくは、例えば図1、図5乃至図7に示すように、バンド案内部18は、可撓性バンド30の挿通側の両端に位置するように取付本体部12に設けられるとよい。
本発明の配管支持具において、好ましくは、突状部材22は可撓性バンド30の挿通側に傾斜しており、突状部材22の先端は可撓性バンド30の挿通用開口部32に貫入することができる位置にあるとよい。
本発明の配管支持具において、好ましくは、突状部材22は、先端222が細くなっていると共に、先端222の基部224は突状部材22の軸部226よりも幅広に形成されており、先端222の基部の幅広形状は挿通用開口部32よりも僅かに大きくなっているとよい。
本発明の配管支持具において、好ましくは、可撓性バンド30は、結露のしにくい材料よりなるとよい。結露のしにくい材料としては、塩化ビニル樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のプラスチック材料や、これらのプラスチック材料とガラス繊維や金属繊維等の繊維強化プラスチック材料、これらのプラスチック材料を表面にコートした金属製複合材料などがある。
また、可撓性バンドによって、空調用配管を吊り下げ支持しているので、可撓性バンドとして結露のしにくい材料よりなるものを用いることで、結露をする可能性の少ない配管支持具が得られる。
図1は、本発明の一実施例を示す配管支持具にて、空調用配管を天井吊りボルトに対して固定する状態を示す構成斜視図で、部品を展開した状態で示してある。図2は、本発明の一実施例を示す配管支持具にて、空調用配管を天井吊りボルトに対して固定する状態を示す構成側面図である。図3は、本発明の一実施例を示す配管支持部材の詳細構成図である。図4は、本発明の一実施例を示す可撓性バンドの平面図である。尚、各図において同一部材については、同一符号を付して重複する説明は省略する。
配管支持部材10は、取付本体部12、ヘッド部14、ボルト取付用開口部16、バンド案内部18、バンド固定部20としての突状部材22を有している。
窓部24は、矩形の板金材料から突状部材22を打ち抜き加工するために設けられたもので、取付本体部12を窓状に除去したものである。窓部24を設けることで、取付本体部12に突状部材22を打ち抜き加工する際に生じる、矩形の板金材料の塑性変形が取付本体部12や突状部材22の加工形状に影響を及ぼさなくなる。例えば板金の厚さが1mm程度のときは、窓部24と基部224とのクリアランスは、板金の厚さの2倍から5倍程度の隙間を確保するような形状に定める。
第2の実施例によれば、オフセット部材124、126を設けることで、空調用配管40を吊り下げた状態での空調用配管40の重心位置が、ヘッド部14のボルト取付用開口部16に対して大略鉛直線上に位置するため、ヘッド部14に偏心荷重が作用しなくなり、配管支持具が安定した状態で空調用配管40を天井に吊り支持できる。
ファスナー取付穴26に、例えば樹脂製のファスナー(図示せず)を装着することで、取付本体部12に装着された可撓性バンド30を、バンド案内部18や取付本体部12と一体的に固定する。ファスナー取付穴26が、例えば間隙部186を挟んだ両側のバンド案内部に設けられることで、可撓性バンド30が、バンド固定部20の突状部材22に加えて、ファスナーでも固定される。なお、樹脂製のファスナーは、例えば軸部とファスナー取付穴係合用の係合突起部を有するとよい。樹脂製のファスナーによれば、取付作業性は高まるが、通常のボルトとナットでも同等の機能を有する。
12 取付本体部
124、126 オフセット部材
14 ヘッド部
16、172 ボルト取付用開口部
17 連通開口部
18 バンド案内部
20 バンド固定部
22 突状部材
24 窓部
30 可撓性バンド
32 挿通用開口部
40 空調用配管
50 天井吊りボルト
52 止めネジ
Claims (11)
- 断熱材で周面が被覆された空調用配管を天井に吊り支持する配管支持具であって、
前記空調用配管を吊り下げ支持する可撓性バンドと、
前記可撓性バンドの幅と大略同じ幅を有する取付本体部と、
当該取付本体部の前記可撓性バンドの装着側と反対の側に屈曲した形状のヘッド部と、
当該ヘッド部に設けられた開口部であって、天井吊りボルトが挿通される前記開口部と、
当該取付本体部の前記可撓性バンドの挿通側に位置し、前記可撓性バンドを収容する間隔を有するバンド案内部と、
前記バンド案内部に挿通された前記可撓性バンド部を、前記取付本体部に固定するバンド固定部と、
を備えると共に、
前記可撓性バンドは、プラスチック材料、当該プラスチック材料とガラス繊維又は金属繊維からなる繊維強化プラスチック材料、当該プラスチック材料を表面にコートした金属製複合材料の何れか一種類よりなると共に、
前記可撓性バンドは前記断熱材が圧縮変形して断熱性能に影響がでないような幅を有する構成とすることを特徴とする配管支持具。 - 前記取付本体部は、前記空調用配管を吊り下げた状態での前記配管支持具の重心位置が、前記ヘッド部の開口部に対して大略鉛直線上に位置するように保持する、オフセット部材を有することを特徴とする請求項1に記載の配管支持具。
- 前記オフセット部材は、前記ヘッド部の曲げ剛性を高める第1折り曲げ部と、前記第1折り曲げ部と前記取付本体部とを傾斜した状態で連結する第2折り曲げ部とを有し、
前記第2折り曲げ部の傾斜態様は、前記空調用配管を吊り下げた状態での前記配管支持具の重心位置が、前記ヘッド部の開口部に対して大略鉛直線上に位置するように保持するオフセット値を確保する姿勢であることを特徴とする請求項2に記載の配管支持具。 - 前記取付本体部は、当該ヘッド部に設けられた開口部と連通する連通開口部を有し、
前記連通開口部は、前記天井吊りボルトに止めネジが羅着された状態で通過できる形状の拡大開口部を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の配管支持具。 - 前記バンド案内部は、前記可撓性バンドの挿通側の両端に位置するように前記取付本体部に設けられることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の配管支持具。
- 前記可撓性バンドは、一定間隔で設けられた挿通用開口部を有し、
前記バンド固定部は、前記ヘッド部と前記バンド案内部との間に位置する折り曲げ可能な突状部材を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の配管支持具。 - 前記突状部材は前記可撓性バンドの挿通側に傾斜していると共に、当該突状部材の先端は前記可撓性バンド部の前記挿通用開口部に貫入する形状であることを特徴とする請求項6に記載の配管支持具。
- 前記突状部材は、先端が細くなっていると共に、当該先端の基部は前記突状部材の軸部よりも幅広に形成されており、当該先端の基部の幅広形状は前記挿通用開口部よりも僅かに大きくなっていることを特徴とする請求項6又は7に記載の配管支持具。
- 前記バンド案内部は、前記可撓性バンドの挿通側の両端に位置する折り曲げ部を有すると共に、当該折り曲げ部の間には前記突状部材の幅よりも大きな間隙部を有し、
前記バンド固定部は、前記突状部材を前記可撓性バンド部の前記挿通用開口部と係合させて、前記突状部材を前記バンド案内部の間隙部の位置する方向に折り曲げて、前記可撓性バンド部を前記取付本体部に固定することを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載の配管支持具。 - 前記可撓性バンド部は、結露のしにくい材料よりなることを特徴とする請求項1に記載
の配管支持具。 - 断熱材で周面が被覆された空調用配管を天井に吊り支持する配管支持具に用いられると共に、空調用配管を吊り下げ支持する可撓性バンドを保持する配管支持部材であって、
前記可撓性バンドの幅と大略同じ幅を有する取付本体部と、
当該取付本体部の前記可撓性バンドの装着側と反対の側に屈曲した形状のヘッド部と、
当該ヘッド部に設けられた開口部であって、天井吊りボルトが挿通される前記開口部と、
当該取付本体部の前記可撓性バンドの挿通側に位置し、前記可撓性バンドを収容する間隔を有するバンド案内部と、
前記バンド案内部に挿通された前記可撓性バンド部を、前記取付本体部に固定するバンド固定部と、
を備えると共に、
前記可撓性バンドは、プラスチック材料、当該プラスチック材料とガラス繊維又は金属繊維からなる繊維強化プラスチック材料、当該プラスチック材料を表面にコートした金属製複合材料の何れか一種類よりなると共に、
前記可撓性バンドは前記断熱材が圧縮変形して断熱性能に影響がでないような幅を有する構成とすることを特徴とする配管支持部材。
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JP2015077272A JP6558846B2 (ja) | 2015-04-04 | 2015-04-04 | 配管支持具および配管支持部材 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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