JP6556566B2 - 車両用冷却装置 - Google Patents
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Description
上記構成によれば、ラジエータコア部において、インタークーラコア部を通過することで昇温した外気が流入する領域である高温領域をインタークーラコア部が対向する領域に限定することができる。そのため、ラジエータの冷却効率の低下を抑えることができる。
上記構成によれば、ガイド部材によって囲まれる領域の面積がインタークーラコア部よりもラジエータコア部の方が大きくなることから、インタークーラに対してより多くの外気が流入しやすくなる。その結果、インタークーラにおける冷却効率の低下をさらに抑えることができる。
上記構成によれば、インタークーラを通過してラジエータコア部に流入する外気が第2方向において分散されやすくなるから、ガイド部材によって囲まれる領域におけるラジエータコア部の温度分布を均一化することができる。その結果、第1方向における冷却管の熱膨張差によってラジエータに生じる機械的な負荷をさらに抑えることができる。
図1〜図4を参照して、車両用冷却装置の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、エンジン10の前方には、エンジン10を循環するエンジン冷却液やエンジン10が吸入する吸入空気を冷却する車両用冷却装置20が搭載されている。車両用冷却装置20は、クランクシャフト11に対してファンクラッチ等の動力伝達部材を介して連結されて回転により外気を吸入するファン21を備えている。車両用冷却装置20は、ファン21の前方にエンジン冷却液を冷却するラジエータ25を備えているとともに、これらファン21とラジエータ25との間の空間を囲むシュラウド23を備えている。車両用冷却装置20は、ラジエータ25の前方であってラジエータ25に対するファン21の反対側に、エンジン10が吸入する吸入空気を冷却するインタークーラ35を備えている。また、これらラジエータ25とインタークーラ35との間の空間を囲むガイド部材45を備えている。
近年では、エンジンの高出力化や排気ガスの性状向上を目的としてインタークーラ35に流入する吸入空気が多くなる傾向、すなわちインタークーラ35に流入する吸入空気の温度が高まる傾向にある。
(1)インタークーラ35がラジエータ25から離れた位置に位置することで、過給された吸入空気によって入口タンク37が昇温したとしてもラジエータ25に対する熱影響を抑えることができる。また、インタークーラコア部36とラジエータコア部26との間の空間50がガイド部材45によって囲まれていることによって、インタークーラ35における冷却効率の低下を抑えることができる。
図5〜図7を参照して、車両用冷却装置の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の車両用冷却装置は、第1実施形態における車両用冷却装置と主要な構成が同じである。そのため、第2実施形態においては、第1実施形態と異なる部分について詳細に説明し、第1実施形態と同様の部分については同様の符号を付すことによりその詳細な説明は省略する。
図6に示すように、ガイド部材60の本体部61は、第2方向D2におけるラジエータコア部26の両縁まで延びている。そのため、ラジエータコア部26は、第1方向D1に並ぶ3つの領域、外気が直接流入する第1低温領域65、インタークーラ35を通過した外気が流入する高温領域66、および、外気が直接流入する第2低温領域67に区画される。これにより、第1冷却管31a,31bを含めたすべての第1冷却管31が高温領域66を通るため、高温領域66における熱膨張がすべての第1冷却管31に生じる。これにより、第1冷却管31の長さが均一化されることでラジエータコア部26に生じる機械的な負荷を抑えることができる。
(5)ガイド部材60の本体部61は、側壁61a,61bによって第1方向D1における幅がインタークーラコア部36の周縁部における幅に保持され、また、側壁61c,61dによって第2方向D2における幅がラジエータコア部26側に位置する部位ほど拡幅する形状を有する。そのため、ガイド部材60で囲まれる領域がインタークーラコア部36よりもラジエータコア部26の方が大きくなる。これにより、インタークーラ35に対してより多くの外気が流入しやすくなる。その結果、インタークーラ35における冷却効率の低下を効果的に抑えることができる。
・インタークーラコア部36とラジエータコア部26とは、第2方向D2における中心部分が互いに対向することなく、例えばラジエータコア部26の中心部分とインタークーラコア部36の中心部分とが第2方向D2でずれた状態で対向していてもよい。
Claims (2)
- エンジン冷却液を冷却するラジエータコア部を有するラジエータと、
前記ラジエータから離れた位置で前記ラジエータコア部に対向するインタークーラであって、吸入空気を冷却するインタークーラコア部の全体が前記ラジエータコア部の一部に対向する前記インタークーラと、
前記インタークーラコア部の周縁部から前記ラジエータコア部に向かって延びて、前記インタークーラコア部と前記ラジエータコア部との間の空間を取り囲むガイド部材と
を備え、
前記ラジエータコア部において冷却管が延在する方向が第1方向であり、
前記第1方向に直交する第2方向であって、前記ラジエータコア部において前記冷却管の並ぶ方向が前記第2方向であり、
前記ガイド部材は、前記第1方向に一定幅を有するとともに前記第2方向に拡幅する形状を有し、前記第2方向における前記ラジエータコア部の両縁まで延びている
車両用冷却装置。 - 前記インタークーラコア部と前記ラジエータコア部とは、前記第2方向における中心部分が互いに対向している
請求項1に記載の車両用冷却装置。
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