JP6552548B2 - 地点提案装置及び地点提案方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の運転者とのコミュニケーションを実行する装置に関する。
従来、ユーザの感情に応じた地点を提案する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、ユーザの行動履歴に基づいて、ユーザのその時の気分を推定し、推定された気分を、提案する地点の選択条件として用いて、ユーザに提案する地点を決定する装置が開示されている。
国際公開公報 WO2014/076862A1
特許文献1記載の装置は、ユーザの気分が、長時間の残業が続いている場合には疲れた気分になるなど、ユーザのそれまでの行動に大きく影響を受けることを利用している。換言すれば、特許文献1記載の装置は、一人のユーザがある程度長期間にわたって装置を使用することを前提としている。
このため、ユーザが装置を購入するなどして、新たに装置の使用を開始した場合、または、装置を搭載した車両のレンタルするサービス等の複数のユーザによって装置が使用される場合には、特許文献1記載の装置によって地点を提案することは、特許文献1記載の装置の前提に反することとなるので、難しかった。
そこで、本発明は、新規のユーザにより装置が使用される場合 または複数のユーザによって装置が使用される場合でも、装置を使用しているユーザの感情を変化させうる地点を提案することができる地点提案装置及び地点提案方法を提供することを目的とする。
本発明の地点提案装置は、
情報を出力する出力部と、
対象の車両である対象車両の属性を認識する車両属性認識部と、
当該対象車両のユーザである対象ユーザの感情を推定する感情推定部と、
車両の属性、一または複数の地点 、及びユーザの感情を関連付けた地点情報を記憶する地点情報記憶部と、
前記地点情報記憶部に記憶された地点情報に基づいて、前記車両属性認識部により認識された前記対象車両の属性と前記感情推定部により推定された前記対象ユーザの感情とに対応する地点を認識する地点認識部と、
前記認識した地点を示す地点名情報を前記出力部に出力させる出力制御部と、を備える。
当該構成の地点提案装置によれば、地点情報に基づいて、対象車両の属性と対象ユーザの感情とに対応する地点が認識される。
例えば、見晴らしの良い地点に行った場合でも、訪問前の対象ユーザの感情によっては、訪問後の対象ユーザの感情も異なりうる。
また、同一の地点に向かう場合でも、対象車両の属性によって、訪問後の対象ユーザの感情は異なりうる。たとえば、高速で移動可能な普通乗用車で行く場合と、小回りの利く小型乗用車で行く場合とは、同一地点に立ち寄ったとしても、その地点における対象ユーザの感情は異なりうる。
当該構成の地点提案装置によれば、このように、対象ユーザの感情に影響を及ぼす因子が勘案されて地点が認識される。
また、出力制御部により、認識された地点を示す地点名情報が出力部に出力される。
これにより、新規のユーザにより装置が使用される場合または複数のユーザによって装置が使用される場合でも、装置を使用している対象ユーザの感情を変化させうる地点を提案することができる。
本発明の地点提案装置において、
対象ユーザの入力を検知する入力部と、
前記出力部を介して対象ユーザの希望に関する質問を出力し、前記入力部を介して検知された当該質問に対する対象ユーザの希望に関する回答を認識する質問部 とを備え、
前記地点情報は、前記地点の属性を含み、
前記地点認識部は、前記質問部により認識された回答に基づいて、対象ユーザの希望に合致する地点の属性を認識し、前記地点情報と前記対象車両の属性と前記対象ユーザの感情と当該対象ユーザの希望に合致する地点の属性に基づいて、地点を認識するように構成されていることが好ましい。
当該構成の地点提案装置によれば、質問に対する回答を加味して地点が認識される。これにより、より適した地点が認識されうる。
本発明の地点提案装置において、
前記地点情報は、車両の属性と、地点と、地点の到達前に推定されたユーザの感情と、到達後に推定された当該ユーザの感情とを複数のユーザについて蓄積した情報であることが好ましい。
当該構成の地点提案装置によれば、複数のユーザについて蓄積した情報が加味されて装置使用中の対象ユーザの感情が推定される。これにより、より精度よく対象ユーザの感情の推定しうる。
本発明の地点提案装置において、
前記対象車両の位置を認識する位置認識部を備え、
前記地点情報は、車両の属性と、地点の属性と、ユーザの感情とを関連付けた第1地点情報と、地点と当該地点の位置と地点の属性とを関連付けた第2地点情報とを含み、
前記地点認識部は、前記第1地点情報を参照して対象車両の属性と推定された前記対象のユーザとに基づいて地点の属性を認識し、第2地点情報を参照して前記対象車両の位置と前記地点の属性とに基づいて地点を認識することが好ましい。
同一地点でなくとも、同様の属性を有している地点であれば、訪問後のユーザの感情は比較的近いものになると推察される。この点に鑑みて構成された当該構成の地点提案装置によれば、対象車両の属性と対象ユーザの感情とが勘案されて地点の属性が認識され、さらに車両の位置が勘案されて地点が認識される。
これにより、ユーザの感情を変化させる地点のうち、車両の位置に応じた地点が認識されて提案されうる。
本発明の地点提案装置において、
前記対象ユーザの感情は、第1種の感情または当該第1種の感情と異なる第2種の感情の一方または両方で表され、
前記地点認識部は、到達後の感情が第1種の感情となる地点を認識するように構成されている。
当該構成の地点提案装置によれば、対象ユーザの感情を第1種の感情となるように維持または変化させる観点から適切に地点が認識されうる。
本発明の地点提案装置において、
前記対象ユーザの感情は、第1種の感情または第1種の感情と異なる第2種の感情という感情の種別と、感情の強弱を表す感情の強度とを含んで表現され、
前記地点認識部は、第1種の感情の強度が高くなり、または、前記第2種の感情の強度が低くなるように感情が変化した地点を認識するように構成されている。
当該構成の地点提案装置によれば、第1種の感情を強めまたは第2種の感情を弱める観点から適切に地点が認識されうる。
本発明の地点提案装置において、
対象ユーザの入力を検知する入力部を備え、
前記車両属性認識部は、前記入力部により検知された車両の属性を認識するよう構成されていることが好ましい。
当該構成の地点提案装置によれば、地点提案装置が携帯可能な装置であっても、入力部を介して車両の属性を示す情報が認識されうる。
本発明の地点提案装置において、
前記対象車両の動作を示す動作情報を認識するセンサ部を備え、
前記感情推定部は、前記センサ部により認識された前記動作情報に基づいて、前記対象ユーザの感情を推定するように構成されていることが好ましい。
当該構成の地点提案装置によれば、対象ユーザの感情を間接的に示すと推察される対象車両の動作を示す動作情報に基づいて対象ユーザの感情が推定される。これにより、対象ユーザの感情をより精度よく推定しうる。ひいては、対象ユーザの感情により適した地点を提案しうる。
基本システムの構成説明図。 エージェント装置の構成説明図。 携帯端末装置の構成説明図。 地点情報の説明図。 地点認識処理のフローチャート。 地点情報記憶処理のフローチャート。
(基本システムの構成)
図1に示されている基本システム基本システムは、対象車両X(移動体)に搭載されているエージェント装置1、乗員により対象車両Xの内部に持ち込み可能な携帯端末装置2(例えばスマートホン)およびサーバ3により構成されている。エージェント装置1、携帯端末装置2およびサーバ3は無線通信網(例えばインターネット)を通じて相互に無線通信する機能を備えている。エージェント装置1および携帯端末装置2は、同一の対象車両Xの空間内に共存するなど、物理的に近接している場合、近接無線方式(例えばBluetooth(「Bluetooth」は登録商標))により相互に無線通信する機能を備えている。
(エージェント装置の構成)
エージェント装置1は、例えば図2に示されているように、制御部100、センサ部11(GPSセンサ111、車速センサ112およびジャイロセンサ113を備えている。)、車両情報部12、記憶部13、無線部14(近接無線通信部141および無線通信網通信部142を備えている。)、表示部15、操作入力部16、オーディオ部17(音声出力部)、ナビゲーション部18、撮像部191(車内カメラ)および音声入力部192(マイク)を備えている。エージェント装置1が、本発明の「地点提案装置」の一例に相当する。表示部15及びオーディオ部17のそれぞれが、本発明の「出力部」の一例に相当する。操作入力部16及び音声入力部192のそれぞれが、本発明の「入力部」の一例に相当する。制御部100が、後述する演算を実行することにより、本発明の「車両属性認識部」「感情推定部」「地点認識部」「出力制御部」「質問部」として機能する。なお、地点提案装置1のすべての構成要素がエージェント装置1に含まれる必要はなく、エージェント装置1が通信を介して外部のサーバ等に必要な機能を実行させることにより、地点提案装置1の構成要素として機能させてもよい。
センサ部11のGPSセンサ111はGPS(Global Positioning System)衛星からの信号を基に現在位置を算出する。車速センサ112は回転軸からのパルス信号を基に対象車両の速度を算出する。ジャイロセンサ113は角速度を検出する。これらGPSセンサ、車速センサ、ジャイロセンサにより、対象車両の現在位置や向きを正確に算出することが可能となっている。また、GPSセンサ111は、GPS衛星から現在日時を示す情報を取得してもよい。
車両情報部12は、CAN−BUSなどの車内ネットワークを通じて車両情報を取得する。車両情報には、例えばイグニッションSWのON/OFF、安全装置系の動作状況(ADAS、ABSおよびエアバッグなど)の情報が含まれている。操作入力部16は、スイッチ押下等の操作のほか、乗員の感情推定に利用可能なステアリング、アクセルペダルまたはブレーキペダルの操作量、窓およびエアコンの操作(温度設定など)などの入力を検知する。
無線部14の近接無線通信部141は、例えばWi−Fi: Wireless Fidelity(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の通信部であり、無線通信網通信部142は、3Gやセルラー、LTE通信等のいわゆる携帯電話網に代表される無線通信網に接続される通信部である。
(携帯端末装置の構成)
携帯端末装置2は、例えば図3に示されているように、制御部200、センサ部21(GPSセンサ211およびジャイロセンサ213を備えている。)、記憶部23(データ記憶部231およびアプリケーション記憶部232を備えている。)、無線部24(近接無線通信部241および無線通信網通信部242を備えている。)、表示部25、操作入力部26、音声出力部27、撮像部291(カメラ)および音声入力部292(マイク)を備えている。携帯端末装置2が、本発明の「地点提案装置」として機能してもよい。この場合、表示部25及び音声出力部27のそれぞれが、本発明の「出力部」の一例に相当する。操作入力部26及び音声入力部292のそれぞれが、本発明の「入力部」の一例に相当する。制御部200が、本発明の「車両属性認識部」「感情推定部」「地点認識部」「出力制御部」「質問部」として機能しうる。
携帯端末装置2は、エージェント装置1と共通する構成要素を備えている。携帯端末装置2は、車両情報を取得する構成要素(図2/車両情報部12参照)を備えていないが、例えば近接無線通信部241を通じてエージェント装置1から車両情報を取得することが可能である。また、アプリケーション記憶部232に記憶されているアプリケーション(ソフトウェア)にしたがって、エージェント装置1のオーディオ部17およびナビゲーション部18のそれぞれと同様の機能を携帯端末装置2が備えていてもよい。
(サーバの構成)
サーバ3は、一又は複数のコンピュータにより構成されている。サーバ3は、それぞれのエージェント装置1または携帯端末装置2から、データ及びリクエストを受信し、データをデータベース等の記憶部に記憶し、リクエストに応じた処理を実行し、処理結果をエージェント装置1または携帯端末装置2に送信するように構成されている。
サーバ3を構成するコンピュータの一部又は全部が、移動局、例えば、一又は複数のエージェント装置1または携帯端末装置2の構成要素により構成されていてもよい。
本発明の構成要素が担当演算処理を実行するように「構成されている」とは、当該構成要素を構成するCPU等の演算処理装置が、ROM、RAM等のメモリ又は記録媒体から必要な情報に加えてソフトウェアを読み出し、当該情報に対して当該ソフトウェアにしたがって演算処理を実行するように「プログラムされている」又は「デザイン(設計)されている」ことを意味する。各構成要素が共通のプロセッサ(演算処理装置)により構成されてもよく、各構成要素が相互通信可能な複数のプロセッサにより構成されてもよい。
サーバ3には、図4に示されるように、車両の属性と、地点到達前の到達者の推定された感情を示す情報と、地点到達後の到達者の推定された感情を示す情報と、地点の属性と、地点名と、位置とが互いに関連付けたテーブルを記憶されている。このテーブルが、本発明の「地点情報」「第1地点情報」「第2地点情報」の一例に相当する。また、このテーブルを記憶したサーバ3が、本発明の「地点情報記憶部」の一例に相当する。また、地点の属性が、本発明の「地点の属性」の一例に相当する。このテーブルは、通信を介してエージェント装置1等に送信され、エージェント装置1の記憶部13に記憶されてもよい。
本明細書において「車両の属性」とは、車両の分類を意味する。本実施形態において「車両の属性」との用語を「普通乗用車」「小型乗用車」のような車両の構造、大きさによる分類で用いる。これに代えて又は加えて、車名による分類または車名及び車体の色による分類または仕様等を「車両の属性」として用いてもよい。
感情を示す情報は、好き、平穏、嫌い、耐えるのような感情の種別と、整数で表され、感情の強弱を示す強度とを含む。感情の種別は、好き、平穏のように肯定的な感情と、嫌い、耐えるのような否定的な感情とを少なくとも含む。また、感情の推定の処理については、後述する。肯定的な感情が、本発明の「第1種の感情」の一例に相当する。否定的な感情が、本発明の「第2種の感情」の一例に相当する。
地点の属性は、食事、スポーツ、鑑賞、温泉につかる、風景を見る等の地点において到達者ができることによる分類である。これに代えて又は加えて、地点にある施設の種別、地点を含む地域名、混雑しているかどうか、地形などにより地点を分類してもよい。
地点名は、地点の名称または地点にある施設の名称である。これに加えて又は代えて、地点の住所が付加されていてもよい。
位置は、地点の位置であり、例えば、図4に示されるように緯度及び経度で表される。
サーバ3には、さらに、到達者の感想、地点の説明などが記憶されていてもよい。
(地点認識処理)
次に、図5を参照して、地点認識処理を説明する。
本実施形態では、エージェント装置1が地点認識処理を実行する場合の形態を説明するが、これに代えて又は加えて、携帯端末装置2が地点認識処理を実行してもよい。
エージェント装置1の制御部100は、車両情報部12により取得された情報に基づいて、イグニッションスイッチがONか否かを判定する(図5/STEP002)。
当該判定結果が否定的である場合(図5/STEP002・・NO)、制御部100は、STEP002の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図5/STEP002・・YES)、制御部100は、センサ部11により取得された情報、操作入力部16により検知された操作、撮像部191により撮像された画像、音声入力部192により検知された音声及び対象ユーザが装着している不図示のウェアラブルセンサから取得されたユーザの生体情報のうちの少なくとも1つに基づいて、対象車両Xの走行状態及び対象車両Xのユーザである対象ユーザの状態の一方または両方を認識する(図5/STEP004)。また、制御部100は、認識した対象車両Xの走行状態及び対象ユーザの状態の一方または両方の時系列データを記憶部13に記憶する。
例えば、制御部100は、センサ部11により取得された情報に基づいて、対象車両Xの走行状態としての、時系列的な位置、対象車両Xの速度、対象車両Xの向きを認識する。
また、例えば、制御部100は、操作入力部16により検知された操作に基づいて、対象ユーザの状態としての、「今の気分は?」等のアンケートに対する回答を認識する。
また、例えば、制御部100は、撮像部191により撮像された画像に基づいて、対象ユーザの状態としての、対象ユーザの表情及び挙動を認識する。
また、例えば、制御部100は、音声入力部192により検知された音声に基づいて、対象ユーザの状態としての、対象ユーザの発言内容及び発言する際の声の高さを認識する。
また、例えば、制御部100は、対象ユーザが装着したウェアラブルデバイスから受信した生体情報(筋電、脈拍、血圧、血中酸素濃度、体温等)を認識する。
制御部100は、対象車両Xの走行状態及び対象ユーザの状態の一方または両方に基づいて、対象ユーザの感情を推定する(図5/STEP006)。
例えば、制御部100は、あらかじめ定められた規則に従って、対象車両Xの走行状態及び対象ユーザの状態の一方または両方に基づいて、対象ユーザの感情を推定してもよい。感情は、前述したように、感情の種別と、感情の強弱を示す強度とによりあらわされる。
たとえば、対象車両Xの速度が所定の速度以上である状態が所定の時間以上続いている場合、制御部100は、肯定的な感情、例えば好きを対象ユーザの感情の種別として推定してもよい。また、対象車両Xの速度が所定の時間未満である状態が所定の時間以上続いていたり、対象車両Xの速度が短期間で頻繁に増減しているような場合には、制御部100は、否定的な感情、肯定的な感情、例えば嫌いを対象ユーザの感情の種別として推定してもよい。
また、制御部100は、これらの状態が長く続いているほど、高い値を対象ユーザの感情の強度として推定してもよい。
また、制御部100は、例えば、アンケートに対する回答に基づいて、対象ユーザの感情を推定してもよい。たとえば、アンケートに対する回答が「とても落ち着いている」であった場合には、制御部100は、対象ユーザの感情の種別を肯定的な感情の「平穏」、対象ユーザの感情の強度を高い値(たとえば3)として推定してもよい。アンケートに対する回答が「少しイライラしている」であった場合には、制御部100は、対象ユーザの感情の種別を否定的な感情の「嫌い」、対象ユーザの感情の強度を低い値(たとえば1)として推定してもよい。
また、制御部100は、対象ユーザの表情に基づいて、対象ユーザの感情を推定してもよい。たとえば、制御部100は、画像解析を行って対象ユーザが笑っているような表情をしていると判断した場合、対象ユーザの感情の種別を肯定的な感情の「好き」、対象ユーザの感情の強度を高い値(たとえば5)として推定してもよい。また、たとえば、制御部100は、画像解析を行って対象ユーザがむっとした表情をしていると判断した場合、制御部100は、対象ユーザの感情の種別を否定的な感情の「嫌い」、対象ユーザの感情の強度を低い値(たとえば2)として推定してもよい。これに加えて又は代えて、制御部100は、対象ユーザの視線または顔の向きを加味して対象ユーザの感情を推定してもよい。
また、制御部100は、対象ユーザの挙動に基づいて、対象ユーザの感情を推定してもよい。たとえば、制御部100は、画像解析を行って対象ユーザの動きがほとんどないと判断した場合、制御部100は、対象ユーザの感情の種別を肯定的な感情の「平穏」、感情の強度を低い値(たとえば2)として推定してもよい。また、たとえば、制御部100は、画像解析をおこなって対象ユーザが落ち着きなく動いていると判断した場合、制御部100は、対象ユーザの感情の種別を否定的な感情の「嫌い」、感情の強度を高い値(たとえば4)として推定してもよい。
また、制御部100は、対象ユーザの発言内容に基づいて、対象ユーザの感情を推定してもよい。たとえば、制御部100は、音声解析を行って対象ユーザの発言内容が何かをほめたり、期待したりしている等肯定的な内容であると判断した場合には、対象ユーザの感情を肯定的な感情である「好き」、対象ユーザの感情の強度を低い値(たとえば1)として推定してもよい。たとえば、制御部100は、音声解析を行って対象ユーザの発言内容が何かを非難したりする等否定的な内容であると判断した場合には、対象ユーザの感情を否定的な感情である「嫌い」、対象ユーザの感情の強度を高い値(たとえば5)として推定してもよい。また、制御部100は、対象ユーザの発言内容に特定のキーワードが含まれる場合(「いいね」「超いいね」等)に、当該キーワードに関連付けられた感情の種別と、感情の強度とを対象ユーザの感情として推定してもよい。
また、制御部100は、対象ユーザの発言する際の声の高さに基づいて、対象ユーザの感情を推定してもよい。たとえば、制御部100は、対象ユーザの発言する際の声の高さが所定の高さ以上である場合、対象ユーザの感情を肯定的な感情である「好き」、対象ユーザの感情の強度を高い値(たとえば5)として推定してもよい。制御部100は、対象ユーザの発言する際の声の高さが所定の高さ未満である場合、対象ユーザの感情を否定的な感情である「耐える」、対象ユーザの感情の強度を中程度の値(たとえば3)として推定してもよい。
また、制御部100は、対象ユーザが装着したウェアラブルデバイスからの生体情報(筋電、脈拍、血圧、血中酸素濃度、体温等)を用いて対象ユーザの感情を推定してもよい。
また、例えば、制御部100は、機械学習によって生成された対象車両Xの走行状態及び対象ユーザの状態から対象ユーザの感情を出力する感情エンジンを用いて、対象車両Xの走行状態及び対象ユーザの状態に基づいて、対象ユーザの感情を推定してもよい。
また、例えば、制御部100は、あらかじめ定められたテーブルを参照して、対象車両Xの走行状態及び対象ユーザの状態に基づいて、対象ユーザの感情を推定してもよい。
制御部100は、これらを組み合わせて対象ユーザの感情を推定してもよい。
制御部100は、操作入力部16または音声入力部192を介して、対象ユーザの入力(対象ユーザの操作または対象ユーザの音声)を検知したか否かを判定する(図5/STEP008)。制御部100は、STEP008の前または一定時間対象ユーザの入力が検知できなかった場合に、表示部15またはオーディオ部17を介して、対象ユーザに対象車両Xの属性を入力することを促す情報を出力してもよい。
当該判定結果が否定的である場合(図5/STEP008・・NO)、制御部100は、再度STEP008の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図5/STEP008・・YES)、制御部100は、対象車両Xの属性を認識する(図5/STEP010)。これに代えて又は加えて、制御部100は、あらかじめ記憶された対象車両Xの属性を認識してもよいし、対象車両X等外部と通信することにより、対象車両Xの属性を認識してもよい。
制御部100は、対象車両Xの属性と、推定された対象ユーザの感情とから、前記対象車両Xの推薦候補の地点の属性を特定できるか否かを判定する(図5/STEP012)。
たとえば、制御部100は、不図示の対応表を参照して、対象車両Xの属性と推定された対象ユーザの感情とに関連付けられた地点の属性が存在するかを判定する。たとえば、制御部100は、対象車両Xの属性と対象ユーザまたは他のユーザの感情と対象ユーザまたは当該他のユーザの過去に訪れた地点の属性とを関連付けた情報を参照して、地点の属性を特定できるかどうかを判定する。
当該判定結果が否定的である場合(図5/STEP012・・NO)、制御部100は、対象ユーザの行動の希望に関する質問を生成する(図5/STEP014)。たとえば、制御部100は、GPSセンサ111から取得した現在日時が食事をするのに適した時間帯であれば、「おなかはすいていませんか」等の質問を生成してもよい。また、たとえば、制御部100は、ネットワークを介して新たな映画がリリースされているという情報を受信した場合には、「新しい映画がリリースされているようですよ。興味はございませんか」等の質問を生成してもよい。また、たとえば、制御部100は、ネットワークを介して、SNS(Social Networking Site)サイトから対象ユーザの友人の発言に場所(たとえば海)を示す情報を取得した場合には、「友人の○○さんが海について発言されましたよ。海に興味はございませんか」という質問を生成してもよい。
制御部100は、通信を介してサーバ3から質問を生成するための単語のリストを取得してもよいし、記憶部13に記憶された質問を生成するための単語のリストを参照してもよい。
制御部100は、生成した質問を表示部15またはオーディオ部17に出力する(図5/STEP016)。制御部100は、あらかじめ定められた質問のうち、現在日時にあった質問等、所定の規則に従って質問を選択して表示部15またはオーディオ部17に出力してもよい。
制御部100は、操作入力部16または音声入力部192を介して、対象ユーザの入力(対象ユーザの操作または対象ユーザの音声)を検知したか否かを判定する(図5/STEP018)。
当該判定結果が否定的である場合(図5/STEP018・・NO)、制御部100は、STEP018の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図5/STEP018・・YES)、制御部100は、質問に対する回答に基づいて地点の属性を認識する(図5/STEP020)。
図5/STEP020の後または図5/STEP012の判定結果が肯定的である場合(図5/STEP012・・YES)、制御部100は、対象ユーザの感情、対象車両Xの属性及び地点の属性に対応する地点を認識する(図5/STEP022)。
例えば、制御部100は、サーバ3から、ネットワークを介して図4に示されるテーブルを取得し、このテーブルを参照して、対象ユーザの感情、対象車両Xの属性及び地点の属性に対応する地点を認識する。
たとえば、制御部100は、到達前の感情が対象ユーザの感情が同一であり、車両の属性が対象車両Xの属性と同一であり、質問に対する回答に対応するジャンルの地点のうち、到達後の感情の強度が最も高い地点を認識する。たとえば、対象ユーザの感情の種別が「嫌い」、対象ユーザの感情の強度が2、対象車両Xの属性が「普通自動車」、質問「おなかすいていますか」に対する回答が「はい」であった場合、制御部100は、図4のテーブルから、Dレストランを認識する。
なお、制御部100は、機械学習により生成された、質問と質問に対する回答とに基づいて、地点の属性を認識するエンジンを用いてもよい。また、制御部100は、あらかじめ質問と質問に対する回答とに対する地点の属性とが関連付けられていてもよい。
また、制御部100は、、対象ユーザの感情、対象車両Xの属性及び地点の属性を示す情報をネットワークを介してサーバ3に送信し、サーバ3から、対象ユーザの感情、対象車両Xの属性及び地点の属性に対応した地点を受信してもよい。
制御部100は、複数の地点が認識された場合は、センサ部11から取得した対象車両Xの位置から最短距離の地点または最短時間で移動可能な地点を認識してもよい。
制御部100は、認識した地点を示す地点名情報を表示部15またはオーディオ部17に出力する(図5/STEP024)。認識した地点を示す地点名情報は、例えば、地名または地図上の1か所を示す情報である。
制御部100は、操作入力部16または音声入力部192を介して、対象ユーザの入力(対象ユーザの操作または対象ユーザの音声)を検知したか否かを判定する(図5/STEP026)。
当該判定結果が否定的である場合(図5/STEP026・・NO)、制御部100は、STEP026の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図5/STEP026・・YES)、制御部100は、対象ユーザの入力に基づいて、目的地を認識する(図5/STEP028)。制御部100は、目的地をナビゲーション部18に出力することにより、目的地までの案内を行う処理を開始してもよい。
制御部100は、対象車両Xの属性、対象ユーザの感情及び目的地を示す情報を記憶部13に記憶する(図5/STEP030)。
制御部100は、車両情報部12により取得された情報に基づいて、イグニッションスイッチがOFFか否かを判定する(図5/STEP032)。
当該判定結果が否定的である場合(図5/STEP032・・NO)、制御部100は、STEP032の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図5/STEP032・・YES)、制御部100は、地点認識処理を終了する。
(地点情報記憶処理)
図6を参照して、地点情報記憶処理を説明する。
この地点情報記憶処理は、図5の地点認識処理を実行した装置によって、地点認識処理の後に実行される。ただし、情報が十分に集まっていない段階においては、情報収集のため、地点認識処理とは独立に実行されてもよい。
制御部100は、車両情報部12により取得された情報に基づいて、イグニッションスイッチがONか否かを判定する(図6/STEP102)。
当該判定結果が否定的である場合(図6/STEP102・・NO)、制御部100は、STEP102の処理を実行する。
当該判定結果が肯定的である場合(図6/STEP102・・YES)、制御部100は、センサ部11により取得された情報、操作入力部16により検知された操作、撮像部191により撮像された画像及び音声入力部192により検知された音声のうちの少なくとも1つに基づいて、対象車両Xの走行状態及び対象ユーザの状態の一方または両方を認識する(図6/STEP104)。
制御部100は、対象車両Xの走行状態及び対象ユーザの状態の一方または両方に基づいて、対象ユーザの感情(以下、「到達後の感情」という)を推定する(図6/STEP106)。
制御部100は、記憶部13を参照して、地点認識処理の図5/STEP006で推定された感情(以下、「到達前の感情」という)を認識する(図6/STEP108)。
制御部100は、図6/STEP106で推定された対象ユーザの到達後の感情の種別が肯定的な感情の種別であるかどうかを判定する(図6/STEP110)。
当該判定結果が肯定的である場合(図6/STEP110・・YES)、制御部100は、図6/STEP108で認識された対象ユーザの到達前の感情の種別が否定的であるか否かを判定する(図6/STEP112A)。
補足すると、図6/STEP110の判定結果が肯定的である場合とは、対象ユーザの到達後の感情の種別が肯定的である場合である。図6/STEP112Aでは、換言すれば、制御部100が、対象ユーザの感情が否定的な感情から地点の到達後に肯定的な感情に変化したのか、それとも、もともと到達前から対象ユーザの感情が否定的な感情ではなかったのかを判定している。
当該判定結果が否定的である場合(図6/STEP112A・・NO)、対象ユーザの到達後の感情の強度が、対象ユーザの到達前の感情の強度以上であるかどうかを判定する(図6/STEP112B)。補足すると、図6/STEP112Aの判定結果が否定的である場合とは、対象ユーザの到達前後の感情の種別が両方とも肯定的な感情の種別である場合である。図6/STEP112Bでは、制御部100は、肯定的な感情の強度が維持または向上したか否かを判定している。
図6/STEP110の判定結果が否定的である場合(図6/STEP110・・NO)、制御部100は、対象ユーザの到達後の感情の強度が、対象ユーザの到達前の感情の強度未満であるか否かを判定する(図6/STEP112B)。補足すると、図6/STEP110の判定結果が否定的である場合とは、対象ユーザの到達後の感情の種別が肯定的な感情の種別でない場合、すなわち、対象ユーザの到達後の感情の種別が否定的な感情の種別である場合である。図6/STEP112Bでは、制御部100は、否定的な感情の強度が低下したか否かを判定している。
図6/STEP112A、図6/STEP112Bまたは図6/STEP112Cの判定結果が肯定的である場合(図6/STEP112A・・YES、図6/STEP112B・・YESまたは図6/STEP112C・・YES)、制御部100は、記憶部13を参照して、対象車両Xの属性及び目的地を認識する(図6/STEP114)。
補足すると、図6/STEP112Aの判定結果が肯定的である場合とは、対象ユーザの感情が、地点の到達前に否定的な感情と推定されたが、地点の到達後に肯定的な感情に変化した場合である。
また、図6/STEP112Bの判定結果が肯定的である場合とは、対象ユーザの感情が、地点の到達前後でいずれも肯定的な感情であったが、感情の強度が維持または向上した場合である。
また、図6/STEP112Cの判定結果が肯定的である場合とは、対象ユーザの感情が、地点の到達前後でいずれも否定的な感情であったが、感情の強度が低下した場合である。
概略的に言えば、図6/STEP112A、図6/STEP112Bまたは図6/STEP112Cの判定結果が肯定的である場合とは、地点の到達が、対象ユーザの感情に肯定的な変化を与えた場合である。
そして、制御部100は、ネットワークを介して、対象車両Xの属性、到達前の感情、到達後の感情及び地点をサーバ3に送信する(図6/STEP116)。サーバ3は、これらを受信すると、地点と地点のカテゴリとを関連付けた情報を参照して、受信した地点のカテゴリを認識する。そして、サーバ3は、受信した対象車両Xの属性、到達前の感情、到達後の感情、地点と認識した地点のカテゴリとを互いに関連付けて記憶し、図4に示されるテーブルを更新する。
図6/STEP116の処理の後、または、図6/STEP112Bもしくは図6/STEP112Cの判定結果が否定的である場合(図6/STEP112B・・NOもしくは図6/STEP112C・・NO)、制御部100は、地点情報記憶処理を終了する。
(本実施形態の効果)
当該構成のエージェント装置1によれば、地点情報に基づいて、対象車両Xの属性と対象ユーザの感情とに対応する地点が認識される(図5/STEP022)。
例えば、見晴らしの良い地点に行った場合でも、訪問前の対象ユーザの感情によっては、訪問後の対象ユーザの感情も異なりうる。
また、同一の地点に向かう場合でも、対象車両Xの属性によって、訪問後の対象ユーザの感情は異なりうる。たとえば、高速で移動可能な普通乗用車で行く場合と、小回りの利く小型乗用車で行く場合とは、同一地点に立ち寄ったとしても、その地点における対象ユーザの感情は異なりうる。
当該構成のエージェント装置1によれば、このように、対象ユーザの感情に影響を及ぼす因子が勘案されて地点が認識される。
また、制御部100により、認識された地点を示す地点名情報が表示部15及びオーディオ部17の一方または両方に出力される(図5/STEP024)。
これにより、新規のユーザによりエージェント装置1が使用される場合または複数のユーザによってエージェント装置1が使用される場合でも、エージェント装置1を使用している対象ユーザの感情を変化させうる地点を提案することができる。
また、当該構成のエージェント装置1によれば、質問に対する回答を加味して地点が認識される(図5/STEP016〜図5/STEP022)。これにより、より適した地点が認識されうる。
当該構成のエージェント装置1によれば、複数の対象ユーザについて蓄積した情報が加味されて装置使用中の対象ユーザの感情が推定される(図4及び図5/STEP022)。これにより、より精度よく対象ユーザの感情の推定することができる。
また、当該構成のエージェント装置1によれば、対象ユーザの感情が肯定的な感情となるように維持または変化した地点に関する情報がサーバ3に送信され、記憶され、この情報を基に次回以降の地点が認識される(図6/STEP110・・YES、図6/STEP112A・・YES,図6/STEP112B・・YES、図6/STEP116、図5/STEP022)。これにより、対象ユーザの感情を肯定的な感情(第1種の感情)となるように維持または変化させる観点から適切に地点が認識される。
当該構成のエージェント装置1によれば、第1種の感情を強めまたは第2種の感情を弱める観点から適切に地点が認識される(図6/STEP112B・・YESまたは図6/STEP112C・・YES)。
当該構成のエージェント装置1によれば、入力部を介して対象車両Xの属性を示す情報が認識されるから(図5/STEP010)、エージェント装置1が携帯可能な装置であっても、対象車両Xの属性を認識することができる。
当該構成のエージェント装置1によれば、対象ユーザの感情を間接的に示すと推察される対象車両Xの動作を示す動作情報に基づいて対象ユーザの感情が推定される(図5/STEP006、図6/STEP106)。これにより、対象ユーザの感情をより精度よく推定することができる。ひいては、対象ユーザの感情により適した地点を提案することができる。
(変形態様)
制御部100は、図5/STEP014〜図5/018を省略し、対象ユーザの感情、対象車両Xの属性に対応する地点を認識してもよい。
ユーザの感情と車両の属性と地点と地点のカテゴリとを関連付けた情報は、例えば、サーバ3の管理者によって定められた情報であってもよい。また、各ユーザの年齢、性別、その他のユーザの属性ごとに分類されていてもよい。
本実施形態では、感情を、感情の種別と感情の強度とによって表したが、感情の種別だけで表してもよいし、感情の強度(高いほど肯定的な感情であり、低いほど否定的な感情となるような強度)で表してもよい。
1‥エージェント装置、2‥携帯端末装置、3‥サーバ、11‥センサ部、111‥GPSセンサ、112‥車速センサ、113‥ジャイロセンサ、12‥車両情報部、13‥記憶部、14‥無線部、141‥近接無線通信部、142‥無線通信網通信部、15‥表示部、16‥操作入力部、17‥オーディオ部、18‥ナビゲーション部、191‥撮像部(車内カメラ)、192‥音声入力部(マイク)、21‥センサ部、211‥GPSセンサ、213‥ジャイロセンサ、23‥記憶部、231‥データ記憶部、232‥アプリケーション記憶部、24‥無線部、241‥近接無線通信部、242‥無線通信網通信部、25‥表示部、26‥操作入力部、27‥音声出力部、291‥撮像部(カメラ)、292‥音声入力部(マイク)、X‥車両(移動体)。

Claims (10)

  1. 情報を出力する出力部と、
    対象の車両である対象車両の属性を認識する車両属性認識部と、
    当該対象車両のユーザである対象ユーザの感情を推定する感情推定部と、
    車両の属性、一または複数の地点、及びユーザの感情を関連付けた地点情報を記憶する地点情報記憶部と、
    前記地点情報記憶部に記憶された地点情報に基づいて、前記車両属性認識部により認識された前記対象車両の属性と前記感情推定部により推定された前記対象ユーザの感情とに対応する地点を認識する地点認識部と、
    前記認識した地点を示す地点名情報を前記出力部に出力させる出力制御部とを備える地点提案装置。
  2. 情報を出力する出力部と、
    対象の車両である対象車両の属性を認識する車両属性認識部と、
    当該対象車両のユーザである対象ユーザの感情を推定する感情推定部と、
    車両の属性、一または複数の地点と、前記地点の到達前に推定されたユーザの感情と、前記地点の到達後に推定された当該ユーザの感情と、を関連付けた地点情報を記憶する地点情報記憶部と、
    前記地点情報記憶部に記憶された地点情報に基づいて、前記車両属性認識部により認識された前記対象車両の属性と前記感情推定部により推定された前記対象ユーザの感情とに対応する地点を認識する地点認識部と、
    前記認識した地点を示す情報を前記出力部に出力させる出力制御部とを備える地点提案装置。
  3. 請求項1または2に記載の地点提案装置において、
    対象ユーザの入力を検知する入力部と、
    前記出力部を介して対象ユーザの希望に関する質問を出力し、前記入力部を介して検知された当該質問に対する対象ユーザの希望に関する回答を認識する質問部とを備え、
    前記地点情報は、前記地点の属性を含み、
    前記地点認識部は、前記質問部により認識された回答に基づいて、対象ユーザの希望に合致する地点の属性を認識し、前記地点情報と前記対象車両の属性と前記対象ユーザの感情と当該対象ユーザの希望に合致する地点の属性に基づいて、地点を認識するように構成されている地点提案装置。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の地点提案装置において、
    前記地点情報は、車両の属性と、地点と、前記地点の到達前に推定されたユーザの感情と、前記地点の到達後に推定された当該ユーザの感情とを複数のユーザについて蓄積した情報であることを特徴とする地点提案装置。
  5. 請求項1〜のうちいずれか1項記載の地点提案装置において、
    前記対象車両の位置を認識する位置認識部を備え、
    前記地点情報は、車両の属性と、地点の属性と、ユーザの感情とを関連付けた第1地点情報と、地点と当該地点の位置と地点の属性とを関連付けた第2地点情報とを含み、
    前記地点認識部は、前記第1地点情報を参照して対象車両の属性と推定された前記対象のユーザとに基づいて地点の属性を認識し、第2地点情報を参照して前記対象車両の位置と前記地点の属性とに基づいて地点を認識することを特徴とする地点提案装置。
  6. 請求項1〜のうちいずれか1項記載の地点提案装置において、
    前記対象ユーザの感情は、第1種の感情または当該第1種の感情と異なる第2種の感情の一方または両方で表され、
    前記地点認識部は、到達後の感情が第1種の感情となる地点を認識するように構成されている地点提案装置。
  7. 請求項1〜のうちいずれか1項記載の地点提案装置において、
    前記対象ユーザの感情は、第1種の感情または第1種の感情と異なる第2種の感情という感情の種別と、感情の強弱を表す感情の強度とを含んで表現され、
    前記地点認識部は、第1種の感情の強度が高くなり、または、前記第2種の感情の強度が低くなるように感情が変化した地点を認識するように構成されている地点提案装置。
  8. 請求項1〜のうちいずれか1項記載の地点提案装置において、
    対象ユーザの入力を検知する入力部を備え、
    前記車両属性認識部は、前記入力部により検知された車両の属性を認識するよう構成されている地点提案装置。
  9. 請求項1〜のうちいずれか1項記載の地点提案装置において、
    前記対象車両の動作を示す動作情報を認識するセンサ部を備え、
    前記感情推定部は、前記センサ部により認識された前記動作情報に基づいて、前記対象ユーザの感情を推定するように構成されている地点提案装置。
  10. 情報を出力する出力部と、
    車両の属性、一または複数の地点、及びユーザの感情を関連付けた地点情報を記憶する地点情報記憶部と、を備えるコンピュータが実行する方法であって、
    対象の車両である対象車両の属性を認識するステップと、
    当該対象車両のユーザである対象ユーザの感情を推定するステップと、
    前記地点情報記憶部に記憶された地点情報に基づいて、前記認識された前記対象車両の属性と前記推定された前記対象ユーザの感情とに対応する地点を認識するステップと、
    前記認識した地点を示す地点名情報を前記出力部に出力させるステップと、を含む地点提案方法。
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