JP6552324B2 - マルチ画面表示装置 - Google Patents

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本発明は、複数の映像信号入力を選択または切り替えて、複数の映像表示装置の表示面に表示するマルチ画面表示装置に関するものである。
複数の映像表示装置の画面を配列して1つの大画面が構成されるマルチ画面表示装置は、監視ルームまたは空港等の公共施設などに設置されている。映像表示装置は、単一の映像信号を分配器またはスイッチャ等を用いて分配したり、マトリクススイッチャにて映像信号を選択的に切り替えて拡大または合成したりして表示する機能を有している。映像表示装置は、入力される映像信号が欠落したり変化したりする際に発生する画面ノイズを消去するための映像ミュート機能を備えている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平6−165032号公報 特開2009−77192号公報
しかしながら、従来のマルチ画面表示装置では、映像ミュート動作は、表示面を構成する複数の映像表示装置において各々実行されている。それぞれの映像表示装置への入力信号の条件、HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)認証動作状況、および実装されたFW(Firmware)のバージョン等の条件が異なるため、ミュート動作解除タイミングが揃わず、映像ミュート動作におけるマルチ画面表示装置の表示品位が悪化するという問題があった。
そこで、本発明は、映像ミュート動作におけるマルチ画面表示装置の表示品位を改善することが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係るマルチ画面表示装置は、複数の映像表示装置から構成されるマルチ画面表示装置であって、各前記映像表示装置は、他の前記映像表示装置とデイジーチェイン接続可能な、映像信号用入力端子、映像信号用出力端子、制御信号用入力端子、および制御信号用出力端子と、前記映像信号用入力端子を介して各前記映像表示装置へ入力される映像信号の状態を前記映像信号のHDCP認証動作状態、同期信号周波数、画素周波数および同期信号極性により検出する状態検出部と、検出された前記映像信号が変化しているまたは不安定である場合、各前記映像表示装置が表示する映像をミュートする映像ミュート動作を行う映像ミュート部と、検出された前記映像信号が変化せずかつ安定している場合に映像ミュート解除条件が成立したことを判定する判定部と、自身をマスター装置として動作させるマスターモードと、スレーブ装置として動作させるスレーブモードとに設定を切り替える切替部とを備え、前記マスターモードに設定された映像表示装置は、自身の前記映像ミュート解除条件が成立した場合、前記スレーブモードに設定された映像表示装置に対し、映像ミュート解除コマンドを送信し、各前記映像表示装置は、自身の前記映像ミュート解除条件が成立した場合、前記映像ミュート解除コマンドに同期して映像ミュート動作を解除するものである。

本発明によれば、マスターモードに設定された映像表示装置は、自身の映像ミュート解除条件が成立した場合、スレーブモードに設定された映像表示装置に対し、映像ミュート解除コマンドを送信し、各映像表示装置は、自身の映像ミュート解除条件が成立した場合、映像ミュート解除コマンドに同期して映像ミュート動作を解除する。
したがって、マルチ画面表示装置を構成する各映像表示装置の映像ミュート動作の解除を同じタイミングで行うことができるため、映像ミュート動作におけるマルチ画面表示装置の表示品位を改善することができる。
実施の形態1に係るマルチ画面表示装置の構成図である。 実施の形態1に係るマルチ画面表示装置を構成する映像表示装置のブロック図である。 実施の形態1におけるOSD操作画面(マスターモード)の模式図である。 実施の形態1におけるOSD操作画面(スレーブモード)の模式図である。 実施の形態1におけるOSD操作画面(オフモード)の模式図である。 実施の形態1に係るマルチ画面表示装置の全体動作のフローチャートである。 実施の形態1に係るマルチ画面表示装置の映像ミュート処理のフローチャートの一部である。 実施の形態1に係るマルチ画面表示装置の映像ミュート処理のフローチャートの残部である。 実施の形態2に係るマルチ画面表示装置の映像ミュート処理のフローチャートの一部である。 実施の形態2に係るマルチ画面表示装置の映像ミュート処理のフローチャートの残部である。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1について、図面を用いて以下に説明する。図1は、実施の形態1に係るマルチ画面表示装置の構成図である。
図1に示すように、マルチ画面表示装置は、複数(例えば9台)の映像表示装置100〜108により構成されている。各映像表示装置は、単一の表示デバイス(例えば液晶パネル)と、例えばRS232C等の双方向通信制御線の入力端子および出力端子を備えているが、各映像表示装置の構成の詳細な説明については後述する。映像表示装置100〜108は、信号ケーブル10で数珠つなぎ(デイジーチェイン接続)により接続されている。図1において、映像表示装置100は、通信および制御機能におけるマスター装置として設定され、映像表示装置101〜108は、スレーブ装置として設定されている。
図2は、マルチ画面表示装置を構成する映像表示装置100のブロック図である。なお、映像表示装置101〜108に関しても、映像表示装置100と同等の回路構成となるため説明を省略する。
図2に示すように、映像表示装置100は、入力端子2、出力端子3、映像信号リピータ4、スケーラIC5、マイクロコントローラ6、LCD(液晶)パネル7、および赤外線リモコン受光部8を備えている。入力端子2および出力端子3は双方向制御信号用の端子であり、例えばRS232Cの場合はTXD(送信データ)/RXD(受信データ)信号がそれぞれ入力端子2および出力端子3の両方に備えられる。映像信号リピータ4は、映像信号入力端子(図示省略)および複数の映像信号出力端子(図示省略)を備え、他の映像表示装置とのデイジーチェイン接続を可能としている。また、映像信号リピータ4の出力はスケーラIC5にも接続されている。
スケーラIC5は、映像信号リピータ4から入力された映像信号の同期信号周波数、画素周波数および同期信号極性の検出と安定度判別を行い、かつ、外部ソースとの間のHDCP認証動作も実行している。
マイクロコントローラ6は、スケーラIC5の通信制御端子と、映像信号リピータ4に接続され、スケーラIC5および映像信号リピータ4を制御する。さらに、マイクロコントローラ6は、赤外線リモコン受光部8と接続され、外部の赤外線リモコン(図示省略)から送信される操作コマンドを受信する。LCDパネル7は、入力された映像信号に基づいて映像を表示するとともに、OSD操作画面を表示する。
次に、LCDパネル7に表示されるOSD操作画面について説明する。図3は、OSD操作画面(マスターモード)の模式図、図4は、OSD操作画面(スレーブモード)の模式図、図5は、OSD操作画面(オフモード)の模式図である。
図3、図4および図5に示すように、映像表示装置100の制御モードの選択メニュー50は、映像表示装置100をマスター装置として動作させるマスターモードと、スレーブ装置として動作させるスレーブモードと、全ての動作を停止させるオフモードとに設定を切り替えるための画面である。これらのモードは赤外線リモコンを用いて選択され、マイクロコントローラ6によってモードが設定される。なお、マイクロコントローラ6が、自身を備える映像表示装置をマスター装置として動作させるマスターモードと、スレーブ装置として動作させるスレーブモードとに設定を切り替える切替部とに相当する。
次に、マルチ画面表示装置の全体動作について説明する。図6は、マルチ画面表示装置の全体動作のフローチャートである。マルチ画面表示装置の全体動作は、マルチ画面表示装置を構成する映像表示装置100〜108のマイクロコントローラ6により実行される。なお、図6の説明においてマイクロコントローラ6とは、マルチ画面表示装置を構成する各映像表示装置のマイクロコントローラ6を示すものとする。
各映像表示装置は起動されると、図6のフローチャートの処理が開始される。図6に示すように、マイクロコントローラ6は、内蔵メモリ、IOポート、スケーラIC5、および映像信号リピータ4等の周辺ICの初期設定を行う初期化処理を実行する(ステップS1)。次に、マイクロコントローラ6は、入力された映像信号のHDCP認証動作状態、同期信号周波数、画素周波数および同期信号極性等の状態を検出する入力信号検出処理をスケーラIC5に実行させる(ステップS2)。なお、スケーラIC5が、各映像表示装置へ入力される映像信号の状態を検出する状態検出部に相当する。次に、マイクロコントローラ6は、他の映像表示装置および外部の制御装置との通信コマンドの送受信を行う通信処理を実行する(ステップS3)。
次に、マイクロコントローラ6は、ステップS2の入力信号検出処理の検出結果に従って映像ミュート(映像消去)処理を実行する(ステップS4)。映像ミュート処理の詳細については後述する。なお、マイクロコントローラ6が、検出された映像信号が変化しているまたは不安定である場合、各映像表示装置が表示する映像をミュートする映像ミュート動作を行う映像ミュート部に相当する。
次に、マイクロコントローラ6は、OSDおよびリモコン操作処理(ステップS5)、スケーラIC5によるスケーリング表示の設定を行うスケーリング表示処理(ステップS6)、およびスケーラIC5とLCDパネル7のバックライト制御による輝度・色制御処理(ステップS7)を実行する。ステップS2からステップS7はメインループを構成し、繰り返し実行される。
次に、映像ミュート処理の詳細について説明する。図7は、マルチ画面表示装置の映像ミュート処理のフローチャートの一部であり、図8は、マルチ画面表示装置の映像ミュート処理のフローチャートの残部である。図7と図8は、図6のステップS4の処理の詳細を示すものである。
図7と図8に示すように、マルチ画面表示装置を構成する各映像表示装置のマイクロコントローラ6は、図6のステップS2の入力信号検出処理の検出結果を参照し、入力された映像信号が変化しているか否かを判定する(ステップS401)。なお、図7と図8の説明において、単にマイクロコントローラ6という場合は、マルチ画面表示装置を構成する各映像表示装置のマイクロコントローラ6を示すものとする。
ここで、映像信号の変化とは、マイクロコントローラ6が認識している映像信号の周波数または同期信号の極性の変化を意味する。映像信号の周波数の変化とは、例えば、入力信号検出処理における前後の時間で比較して、周波数の帯域が所定の割合を超えて変化したことをいう。映像信号の変化は、PCまたはブルーレイにおける映像ソースの解像度切替動作またはマトリクススイッチャによる信号ソース切替動作等に伴うものであり、映像信号の変化は、有信号状態から無信号状態への変化も含むものである。また、映像信号の周波数は、水平周波数および垂直周波数を含み、同期信号は、水平同期信号および垂直同期信号を含むものである。
ステップS401において、マイクロコントローラ6はさらに、入力された映像信号が不安定であるか否かも判定している。マイクロコントローラ6は、入力された映像信号が変化しているまたは不安定であると判定した場合(ステップS401においてYes)、映像ミュート動作を開始し(ステップS402)、映像ミュート処理を終了する。ここで、映像ミュート処理とは、図6のステップS4で実行される処理全体をいい、映像ミュート動作とは、各映像表示装置が表示する映像をミュートする動作のことをいう。
他方、マイクロコントローラ6は、入力された映像信号が変化していないと判定した場合(ステップS401においてNo)、この映像信号が安定しているか否かを判定する(ステップS403)。ここで、映像信号が安定しているか否かの判定方法について説明する。ドットクロック、水平同期信号の周波数または垂直同期信号の周波数のいずれかが許容範囲を超えた場合、映像信号が不安定状態であると判定される。この不安定状態は、映像信号伝送系の外来ノイズによるもの、または上記のような入力された映像信号の変化に伴い発生する場合がある。また、これらについて許容範囲を超えない場合は安定状態であると判定される。
マイクロコントローラ6は、ステップS401においてNo、かつ、ステップS403においてYesの場合(すなわち、映像信号が変化せずかつ安定している場合)、映像ミュート解除条件が成立したことを判定する。なお、マイクロコントローラ6が、検出された映像信号が変化せずかつ安定している場合に映像ミュート解除条件が成立したことを判定する判定部に相当する。
マイクロコントローラ6は、映像信号が安定していないと判定した場合(ステップS403においてNo)、映像ミュート処理を終了する。他方、マイクロコントローラ6は、映像信号が安定していると判定した場合(ステップS403においてYes)、当該マイクロコントローラ6を備える映像表示装置に対してどの制御モードが設定されているかを判定する(ステップS404)。
マイクロコントローラ6は、オフモードが設定されていると判定した場合、映像ミュート動作を解除し、スケーラIC5を介して自身を備える映像表示装置のLCDパネル7に映像を表示させた後(ステップ411)、映像ミュート処理を終了する。マイクロコントローラ6は、スレーブモードが設定されていると判定した場合、この処理が安定した映像信号を受信後初回の実行か否か(つまり、既に10秒タイマをスタートさせたか否か)を判定し、初回の場合は(ステップS412においてYes)、10秒タイマのカウントをスタートさせた後(ステップS413)、処理をステップS414へ移行させる。なお、タイマの時間は、10秒に限定されることなく、1秒から9秒または11秒以上の時間を設定可能である。初回でない場合も(ステップS412においてNo)、処理をステップS414へ移行させる。
ステップS414において、マイクロコントローラ6は、マスターモードに設定された映像表示装置100から送信された映像ミュート解除コマンドを受信済みであるか否かを判定する。マイクロコントローラ6は、受信済みであると判定した場合(ステップS414においてYes)、映像ミュート動作を解除し、スケーラIC5を介して自身を備える映像表示装置のLCDパネル7に映像を表示させた後(ステップ411)、映像ミュート処理を終了する。
マイクロコントローラ6は、映像ミュート解除コマンドを受信していないと判定した場合(ステップS414においてNo)、10秒タイマにおいて10秒経過したか(映像ミュート動作開始から10秒経過したか)否かを判定する(ステップS415)。マイクロコントローラ6は、10秒経過したと判定した場合(ステップS415においてYes)、10秒タイマをストップさせるとともに映像ミュート動作を解除し、スケーラIC5を介して自身を備える映像表示装置のLCDパネル7に映像を表示させた後(ステップS411)、映像ミュート処理を終了する。マイクロコントローラ6は、10秒経過していないと判定した場合(ステップS415においてNo)、映像ミュート処理を終了する。
ステップS404において、マイクロコントローラ6は、マスターモードが設定されていると判定した場合、この処理が安定した映像信号を受信後初回の実行か否か(つまり、既に2秒タイマをスタートさせたか否か)を判定し、初回の場合は(ステップS405においてNo)、2秒タイマのカウントをスタートさせた後(ステップS406)、映像ミュート処理を終了する。なお、タイマの時間は、2秒に限定されることなく、1秒または3秒以上の時間を設定可能である。
マイクロコントローラ6は、2秒タイマのカウントをスタートさせていた場合(ステップS405においてYes)、2秒タイマにおいて2秒経過したか否かを判定する(ステップS407)。マイクロコントローラ6は、2秒経過していないと判定した場合(ステップS407においてNo)、映像ミュート処理を終了する。他方、マイクロコントローラ6は、2秒経過したと判定した場合(ステップS407においてYes)、処理をステップS408へ移行させる。ここで、2秒タイマでカウントされる2秒は、スレーブモードに設定された全ての映像表示装置101〜108の動作(映像ミュート動作の解除)と同期させるための待ち時間である。
ステップS408において、マイクロコントローラ6は、2秒タイマをストップさせるとともに、スレーブモードに設定された全ての映像表示装置101〜108に対する映像ミュート解除コマンドの送信指示を行ったか否かを判定する。ここでは、マスターモードに設定された映像表示装置100が、スレーブモードに設定された全ての映像表示装置101〜108へ映像ミュート解除コマンドの送信指示を図6のステップS3で行ったか否かの判定を行っている。つまり、ステップS408は、自身を備える映像表示装置100に対して通信手段で接続された他の全ての映像表示装置101〜108の映像ミュート解除を行うためのステップである。
マイクロコントローラ6は、映像ミュート解除コマンドの送信指示を行っていないと判定した場合(ステップS408においてNo)、スレーブモードに設定された全ての映像表示装置(全てのスレーブ装置)101〜108に対して映像ミュート解除コマンドの送信指示を行った後(ステップS409)、映像ミュート処理を終了する。図6のステップS3においては、同報コマンドを用いて1つの通信コマンドにより、スレーブモードに設定された全ての映像表示装置101〜108へ映像ミュート解除コマンドが送信される。
他方、マイクロコントローラ6は、映像ミュート解除コマンドを送信指示済みであると判定した場合(ステップS408においてYes)、映像ミュート解除コマンドが図6のステップS3において送信されたか否かを判定する(ステップS410)。これは、マスターモードに設定された映像表示装置自身が、映像ミュート解除を行うためのステップである。マイクロコントローラ6は、ステップS409で行われた映像ミュート解除コマンドの送信指示に従って、図6のステップS3で映像ミュート動作の解除が実行(すなわち、映像ミュート解除コマンドの送信指示が実行)されたことを確認後、自身を備える映像表示装置のミュート解除を行っている。
マイクロコントローラ6は、映像ミュート解除コマンドの送信を行っていないと判定した場合(ステップS410においてNo)、映像ミュート処理を終了する。
マイクロコントローラ6は、映像ミュート解除コマンドを送信済みであると判定した場合(ステップS410においてYes)、映像ミュート動作を解除し、スケーラIC5を介して自身を備える映像表示装置のLCDパネル7に映像を表示させた後(ステップS411)、映像ミュート処理を終了する。
以上のように、実施の形態1に係るマルチ画面表示装置では、マスターモードに設定された映像表示装置100は、自身の映像ミュート解除条件が成立した場合、スレーブモードに設定された映像表示装置101〜108に対し、映像ミュート解除コマンドを送信し、各映像表示装置は、自身の映像ミュート解除条件が成立した場合、映像ミュート解除コマンドに同期して映像ミュート動作を解除する。
したがって、マルチ画面表示装置を構成する各映像表示装置の映像ミュート動作の解除を同じタイミングで行うことができるため、映像ミュート動作におけるマルチ画面表示装置の表示品位を改善することができる。
スレーブモードに設定された映像表示装置101〜108は、映像ミュート解除コマンドを受信しない場合、自身の判定部により映像ミュート解除条件が成立したことを判定した後、一定期間経過後に映像ミュートを解除する。したがって、映像ミュート解除コマンドの送信または受信エラーが発生した場合でも映像ミュート動作が解除されて映像表示が行われるため、映像ミュート動作の誤動作を防止することができる。
また、各映像表示装置は、マスターモードとスレーブモードとに設定を切り替えることができるため、同じ構成の映像表示装置に対し、マスター装置とスレーブ装置の両方の使い方を可能としている。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2に係るマルチ画面表示装置について説明する。図9は、実施の形態2に係るマルチ画面表示装置の映像ミュート処理のフローチャートの一部であり、図10は、マルチ画面表示装置の映像ミュート処理のフローチャートの残部である。なお、実施の形態2において、実施の形態1で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
実施の形態2においては、実施の形態1に対して、図6に示したマルチ画面表示装置の全体動作のフローチャートは同じであるが、マルチ画面表示装置の映像ミュート処理のフローチャートが一部異なっている。以下、マルチ画面表示装置の映像ミュート処理のフローチャートについて説明する。
図9と図10に示すように、各映像表示装置のマイクロコントローラ6は、図6のステップS2の入力信号検出処理の検出結果を参照し、入力された映像信号が変化しているか否かを判定する(ステップS401)。なお、図9と図10の説明において、単にマイクロコントローラ6という場合は、マルチ画面表示装置を構成する各映像表示装置のマイクロコントローラ6を示すものとする。
マイクロコントローラ6は、入力された映像信号が変化していると判定した場合(ステップS401においてYes)、映像ミュート動作を開始し(ステップS402)、映像ミュート処理を終了する。
他方、マイクロコントローラ6は、入力された映像信号が変化していないと判定した場合(ステップS401においてNo)、この映像信号が安定しているか否かを判定する(ステップS403)。
マイクロコントローラ6は、映像信号が安定していないと判定した場合(ステップS403においてNo)、映像ミュート処理を終了する。他方、マイクロコントローラ6は、映像信号が安定していると判定した場合(ステップS403においてYes)、当該マイクロコントローラ6を備える映像表示装置に対してどの制御モードが設定されているかを判定する(ステップS404)。
マイクロコントローラ6は、オフモードが設定されていると判定した場合、映像ミュート動作を解除し、スケーラIC5を介して自身を備える映像表示装置のLCDパネル7に映像を表示させた後(ステップ411)、映像ミュート処理を終了する。マイクロコントローラ6は、スレーブモードが設定されていると判定した場合、この処理が安定した映像信号を受信後初回の実行か否か(つまり、既に10秒タイマをスタートさせたか否か)を判定し、初回の場合は(ステップS412においてYes)、10秒タイマのカウントをスタートさせた後(ステップS413)、処理をステップS413Aへ移行させる。
ステップS413Aにおいて、マイクロコントローラ6は、マスターモードに設定された映像表示装置(マスター装置)100に対し、自身を備える映像表示装置の映像ミュート解除条件が成立した旨(ミュート解除レディ)を通知する要求を出す。このミュート解除レディの通知は、図6のステップS3にてマスターモードに設定された映像表示装置100に対し送信される。次に、マイクロコントローラ6は処理をステップS414へ移行させる。初回でない場合も(ステップS412においてNo)、処理をステップS414へ移行させる。
ステップS414において、マイクロコントローラ6は、マスターモードに設定された映像表示装置100から送信された映像ミュート解除コマンドを受信済みであるか否かを判定する。マイクロコントローラ6は、受信済みであると判定した場合(ステップS414においてYes)、映像ミュート動作を解除し、スケーラIC5を介して自身を備える映像表示装置のLCDパネル7に映像を表示させた後(ステップ411)、映像ミュート処理を終了する。
マイクロコントローラ6は、映像ミュート解除コマンドを受信していないと判定した場合(ステップS414においてNo)、10秒タイマにおいて10秒経過したか(映像ミュート動作開始から10秒経過したか)否かを判定する(ステップS415)。マイクロコントローラ6は、10秒経過したと判定した場合(ステップS415においてYes)、10秒タイマをストップさせるとともに映像ミュート動作を解除し、スケーラIC5を介して自身を備える映像表示装置のLCDパネル7に映像を表示させた後(ステップS411)、映像ミュート処理を終了する。マイクロコントローラ6は、10秒経過していないと判定した場合(ステップS415においてNo)、映像ミュート処理を終了する。
マイクロコントローラ6は、マスターモードが設定されていると判定した場合、スレーブモードに設定された全ての映像表示装置101〜108がミュート解除レディ状態になっているか否かを判定する(ステップS405A)。この判定は、スレーブモードに設定された全ての映像表示装置101〜108からミュート解除レディの通知を受信したか否かでなされる。マイクロコントローラ6は、スレーブモードに設定された全ての映像表示装置101〜108がミュート解除レディ状態になっていないと判定した場合(ステップS405AにおいてNo)、映像ミュート処理を終了する。マイクロコントローラ6は、スレーブモードに設定された全ての映像表示装置101〜108がミュート解除レディ状態になっていると判定した場合(ステップS405AにおいてYes)、処理をステップS408へ移行させる。このミュート解除レディ状態の判定は、スレーブモードに設定された全ての映像表示装置101〜108の動作(映像ミュート動作の解除)と同期させるための処理である。
ステップS408において、マイクロコントローラ6は、スレーブモードに設定された全ての映像表示装置101〜108に対する映像ミュート解除コマンドの送信指示を行ったか否かを判定する。
マイクロコントローラ6は、映像ミュート解除コマンドの送信指示を行っていないと判定した場合(ステップS408においてNo)、スレーブモードに設定された全ての映像表示装置101〜108に対して映像ミュート解除コマンドの送信指示を行った後(ステップS409)、映像ミュート処理を終了する。図6のステップS3においては、同報コマンドを用いて1つの通信コマンドにより、スレーブモードに設定された全ての映像表示装置101〜108へ映像ミュート解除コマンドが送信される。
他方、マイクロコントローラ6は、映像ミュート解除コマンドを送信指示済みであると判定した場合(ステップS408においてYes)、映像ミュート解除コマンドが図6のステップS3において送信されたか否かを判定する(ステップS410)。
マイクロコントローラ6は、映像ミュート解除コマンドの送信を行っていないと判定した場合(ステップS410においてNo)、映像ミュート処理を終了する。
マイクロコントローラ6は、映像ミュート解除コマンドを送信済みであると判定した場合(ステップS410においてYes)、映像ミュート動作を解除し、スケーラIC5を介して自身を備える映像表示装置のLCDパネル7に映像を表示させた後(ステップS411)、映像ミュート処理を終了する。
以上のように、実施の形態2に係るマルチ画面表示装置では、スレーブモードに設定された映像表示装置101〜108は、自身の映像ミュート解除条件が成立した場合にその旨をマスターモードに設定された映像表示装置100に通知し、マスターモードに設定された映像表示装置100は、スレーブモードに設定された全ての映像表示装置101〜108から映像ミュート解除条件が成立したことの通知を受けた場合、映像ミュート解除コマンドを送信する。
したがって、適切なタイミングで映像ミュート動作を解除することができるため、映像がミュートされている時間(映像ミュート時間)を最適化して最短とすることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
5 スケーラIC、6 マイクロコントローラ、100,101,102,103,104,105,106,107,108 映像表示装置。

Claims (3)

  1. 複数の映像表示装置から構成されるマルチ画面表示装置であって、
    各前記映像表示装置は、
    他の前記映像表示装置とデイジーチェイン接続可能な、映像信号用入力端子、映像信号用出力端子、制御信号用入力端子、および制御信号用出力端子と、
    前記映像信号用入力端子を介して各前記映像表示装置へ入力される映像信号の状態を前記映像信号のHDCP認証動作状態、同期信号周波数、画素周波数および同期信号極性により検出する状態検出部と、
    検出された前記映像信号が変化しているまたは不安定である場合、各前記映像表示装置が表示する映像をミュートする映像ミュート動作を行う映像ミュート部と、
    検出された前記映像信号が変化せずかつ安定している場合に映像ミュート解除条件が成立したことを判定する判定部と、
    自身をマスター装置として動作させるマスターモードと、スレーブ装置として動作させるスレーブモードとに設定を切り替える切替部と、
    を備え、
    前記マスターモードに設定された映像表示装置は、自身の前記映像ミュート解除条件が成立した場合、前記スレーブモードに設定された映像表示装置に対し、映像ミュート解除コマンドを送信し、
    各前記映像表示装置は、自身の前記映像ミュート解除条件が成立した場合、前記映像ミュート解除コマンドに同期して映像ミュート動作を解除する、マルチ画面表示装置。
  2. 前記スレーブモードに設定された前記映像表示装置は、前記映像ミュート解除コマンドを受信しない場合、自身の前記判定部により前記映像ミュート解除条件が成立したことを判定した後、一定期間経過後に前記映像ミュート動作を解除する、請求項1記載のマルチ画面表示装置。
  3. 前記スレーブモードに設定された前記映像表示装置は、自身の前記映像ミュート解除条件が成立した場合にその旨を前記マスターモードに設定された前記映像表示装置に通知し、
    前記マスターモードに設定された前記映像表示装置は、前記スレーブモードに設定された全ての映像表示装置から前記映像ミュート解除条件が成立したことの通知を受けた場合、前記映像ミュート解除コマンドを送信する、請求項1記載のマルチ画面表示装置。
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