JP6548554B2 - 受電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤレス電力伝送における受電装置に関する。
磁界または電界を用いた無線電力伝送により送電側と受電側との間で電力の授受を行うワイヤレス電力伝送の検討が進められている。
ワイヤレス電力伝送の応用例として、電気自動車(Electric Vehicle:EV)がある。ワイヤレス電力伝送をEVに用いる場合、路面下に送電側の装置(送電装置)を設け、EVに受電側の装置(受電装置)を設け、EVの走行中に給電を行うことで航続距離を向上させることが可能となる。ワイヤレス電力伝送を用いてEVなどの移動体に給電する場合、送電側および受電側のコイルの結合状態の変化、受電側の負荷の状況(消費電力など)の変化などに応じて、ワイヤレス電力伝送における電力の伝送効率および受電側の受電電力を制御することが好ましい。
そこで、非特許文献1には、送電側と受電側とが協働することで、伝送効率の制御(効率制御)および受電電力の制御(所望電力制御)の両立を図る技術が検討されている。
平松敏幸,黄孝亮,加藤昌樹,居村岳広,堀洋一,「ワイヤレス給電における送電側による最大効率と受電側による所望受電電力の独立制御」電気学会論文誌D,Vol.135 No.8(2015年)
非特許文献1に開示されている技術においては、送電側と受電側とが協働することで、効率制御および所望電力制御の両立を図っている。しかしながら、ワイヤレス電力伝送のEVへの応用などを考えると、受電側のみで効率制御および所望電力制御を両立できることが好ましい。
なお、非特許文献1の図3に示されるように、一般に、受電側のみの制御では、伝送効率および受電電力の一方が定まると、他方も一意的に定まるとされており、受電側のみで効率制御および所望電力制御を両立する手法は確立されていない。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、受電側のみで、ワイヤレス電力伝送における効率制御および所望電力制御を両立することができる受電装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る受電装置は、磁界または電界を用いた無線電力伝送により送電側から交流電力を受電するコイルと接続され、前記コイルが受電した交流電圧を直流電圧に整流する第1の電力変換器と、前記第1の電力変換器と接続され、前記第1の電力変換器により整流された直流電圧を、任意の直流電圧または交流電圧に変換する第2の電力変換器と、前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器のうち、一方を用いて前記送電側との間の電力の伝送効率を制御し、他方を用いて前記送電側からの受電電力を制御する制御器と、を備え、前記第1の電力変換器は、前記コイルの受電電力を遮断するように前記コイルを短絡する第1のモードと、前記コイルの受電電力を整流する第2のモードとを備え、前記第2の電力変換器は、入出力電圧比と入出力電流比とを制御可能であり、前記制御器は、前記第2の電力変換器の入出力電圧比と入出力電流比とを制御することで前記伝送効率を制御し、所望の受電電力が得られるように前記第1の電力変換器の動作モードを前記第1のモードと前記第2のモードとで切り換える。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る受電装置は、磁界または電界を用いた無線電力伝送により送電側から交流電力を受電するコイルと接続され、前記コイルが受電した交流電圧を直流電圧に整流する第1の電力変換器と、前記第1の電力変換器と接続され、前記第1の電力変換器により整流された直流電圧を、任意の直流電圧または交流電圧に変換する第2の電力変換器と、前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器のうち、一方を用いて前記送電側との間の電力の伝送効率を制御し、他方を用いて前記送電側からの受電電力を制御する制御器と、を備え、前記第1の電力変換器は、前記コイルの受電電力を遮断するように前記コイルを短絡する第1のモードと、前記コイルの受電電力を整流する第2のモードとを備え、前記第2の電力変換器は、入出力電圧比と入出力電流比とを制御可能であり、前記制御器は、前記第1の電力変換器の動作モードを前記第1のモードと前記第2のモードとで切り換えることで前記伝送効率を制御し、所望の受電電力が得られるように前記第2の電力変換器の入出力電圧比と入出力電流比とを制御する。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る受電装置は、磁界または電界を用いた無線電力伝送により送電側から交流電力を受電するコイルと接続され、前記コイルが受電した交流電圧を直流電圧に変換する電力変換器と、前記電力変換器を用いて、前記送電側との間の電力の伝送効率および前記送電側からの受電電力を制御する制御器と、を備え、前記電力変換器は、前記コイルの受電電力を遮断するように前記コイルを短絡する第1のモードと、前記コイルの受電電力を整流する第2のモードとを備え、前記制御器は、所望の受電電力が得られるように前記コイルを含む共振回路の共振周波数よりも遅い周波数で、前記電力変換器を前記第1のモードで動作させ、前記所望の受電電力を得るための制御に応じて前記電力変換器を前記第1のモードで動作させる期間以外の期間において、前記共振周波数に同期して、前記電力変換器の動作モードを前記第1のモードと前記第2のモードとで切り換えることで、前記送電側との間の伝送効率を制御する。
また、本発明に係る受電装置において、前記コイルに接続されたコンデンサをさらに備えることが好ましい。
本発明に係る受電装置によれば、受電側のみで、ワイヤレス電力伝送における効率制御および所望電力制御を両立することができる。
本発明の第1の実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムの概略構成を示す図である。 図1に示す受電装置の構成例を示す図である。 図2に示す受電装置の構成例を示す回路図である。 図2に示す受電装置の他の構成例を示す回路図である。 図3に示す電力変換器22における電流の流れを示す図である。 図3に示す電力変換器21の動作モードを説明するための図である。 図3に示す受電装置の動作例1を説明するための図である。 図3に示す受電装置の動作例2を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る受電装置の構成例を示す回路図である。 図9に示す電力変換器の出力電圧の波形を示す図である。 図9に示す受電装置の動作を説明するための図である 図9に示す制御器による制御信号の波形の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の概要について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るワイヤレス電力伝送システム1の概要を示す図である。
図1に示すワイヤレス電力伝送システム1は、交流電源11からの電力供給に応じて、磁界または電界を利用して電力を送電する送電装置10と、送電装置10から電力を受電し、負荷23に供給する受電装置20とを備える。
送電装置10は、等価的には、内部抵抗R1と、コンデンサC1と、コイルL1とが直列接続して構成された共振回路を備え、その共振回路に交流電源11が接続されている。なお、コンデンサC1は必須の構成ではなく、コイルL1のみであっても、磁界または電界を利用した無線電力伝送により電力を送電することができる。
受電装置20は、等価的には、内部抵抗R2と、コンデンサC2と、コイルL2とが直列接続して構成された共振回路を備え、その共振回路に負荷23が接続されている。なお、コンデンサC2は必須の構成ではなく、コイルL2のみであっても、磁界または電界を利用した無線電力伝送により電力を受電することができる。ただし、コンデンサC2を設けることで、共振によりさらに効率を改善することができる。
送電装置10側のコイルL1(一次側コイル)と受電装置20側のコイルL2(二次側コイル)とが相対し、コイルL1とコイルL2との間の電磁誘導作用を利用して、電力の授受が行われる。
ワイヤレス電力伝送における電力の伝送効率η、および、受電装置20の受電電力P2はそれぞれ、回路方程式を用いて、以下の式(1)、(2)のように求められる。なお、LmはコイルL1とコイルL2との相互インダクタンスを示し、RLは負荷23の抵抗値(負荷抵抗値)を示し、ω0は共振角周波数を示し、V10は交流電源11の出力電圧V1(交流電圧)の基本波成分を示す。
式(1)および式(2)から分かるように、見かけ上の負荷抵抗値RLが決まれば、伝送効率ηおよび受電電力P2が決まる。負荷抵抗値RLは、コイルL2の受電電圧(電圧V2)により制御することができる。
図2は、ワイヤレス電力伝送システム1の構成例を示す図である。図2においては、送電装置10および受電装置20の共振回路を等価回路で示している。
図2に示す受電装置20は、電力変換器21,22と、負荷23と、制御器24とを備える。電力変換器21は第1の電力変換器であり、電力変換器22は第2の電力変換器である。
送電装置10が備える交流電源11からコイルL1への電力供給に応じて、電磁誘導作用により、コイルL1とコイルL2との間で電力の授受が行われる(コイルL2が電力を受電する)。電力変換器21は、AC/DC変換器であり、交流電圧であるコイルL2の受電電圧(電圧V2)を直流電圧に整流(変換)する。電力変換器21としては、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)コンバータを用いることができる。
電力変換器22は、DC/DC変換器またはDC/AC変換器であり、電力変換器21により整流された直流電圧を任意の直流電圧または交流電圧に変換して、負荷23に出力する。なお、電力変換器22をDC/DC変換器とするか、DC/AC変換器とするかは負荷23の種類による。また、電力変換器22をDC/DC変換器とする場合、必要な電圧に応じて、昇圧コンバータ、降圧コンバータ、昇降圧コンバータなどを用いることができる。
負荷23は、電力変換器22から供給された直流電力または交流電力により動作するバッテリー、モータ、定電力負荷などがある。
制御器24は、電力変換器21,22の動作を制御し、伝送効率ηおよび受電電力P2の制御を行う。
図3は、ワイヤレス電力伝送システム1の構成例を示す回路図である。図3においては、電力変換器22がDC/DC変換器で構成されている例を示している。
まず、送電装置10の構成について説明する。
図3に示す送電装置10は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などのスイッチング素子とダイオードとが逆並列接続されて構成されたスイッチ111〜114と、直流電源115とを備える。スイッチ111〜114および直流電源115は、交流電源11を構成する。
スイッチ111とスイッチ112とは直列に接続され、スイッチ113とスイッチ114とは直列に接続されている。スイッチ111およびスイッチ112の直列体、および、スイッチ113およびスイッチ114の直列体は、直流電源115に並列に接続されている。また、スイッチ111とスイッチ112との接続点およびスイッチ113とスイッチ114との接続点がそれぞれ、送電装置10のワイヤレス電力伝送に係る共振回路の一端と他端とに接続されている。
スイッチ111〜114が構成するのは一般的なインバータであるため、その動作の詳細な説明は省略するが、スイッチ111〜114のオン、オフを制御することで、直流電源115から出力された直流電力が交流電力に変換され、送電装置10の共振回路に供給される。
送電装置10の共振回路への交流電力の供給に応じて、電磁誘導作用により、受電装置20側のコイルL2にて電力が受電され、電力変換器21に供給される。
次に、電力変換器21の構成について説明する。
図3に示す電力変換器21は、IGBTなどのスイッチング素子とダイオードとが逆並列接続されて構成されたスイッチ211〜214を備える。
スイッチ211と212とは直列に接続され、スイッチ213とスイッチ214とは直列に接続されている。スイッチ211とスイッチ212との接続点およびスイッチ213とスイッチ214との接続点はそれぞれ、受電装置20の共振回路の一端と他端とに接続されている。また、スイッチ211およびスイッチ212の直列体、および、スイッチ213およびスイッチ214の直列体は、平滑用のコンデンサCDCに並列に接続されている。
スイッチ211〜214が構成するのは一般的なコンバータ(AC/DC変換器)であるため、その動作の詳細な説明は省略するが、スイッチ211〜214それぞれのオン、オフの時間幅を制御することで、交流電圧である電圧V2を直流電圧に整流(変換)することができる。電力変換器21により得られた直流電圧は、コンデンサCDCを介して、電力変換器22に供給される。
次に、電力変換器22の構成について説明する。
図3に示す電力変換器22は、IGBTなどのスイッチング素子とダイオードとが逆並列接続されて構成されたスイッチ221,222と、インダクタLloadと、内部抵抗Rloadと、コンデンサCloadとを備える。
スイッチ221とスイッチ222とは直列に接続され、スイッチ221とスイッチ222との接続点には、インダクタLloadおよびインダクタLloadの内部抵抗Rloadが直列に接続された直列体の一端が接続されている。インダクタLloadおよび内部抵抗Rloadの直列体の他端には、コンデンサCloadと負荷23とが並列に接続されている。
スイッチ221,222、インダクタLload、内部抵抗RloadおよびコンデンサCloadが構成するのは一般的なコンバータ(DC/DC変換器)であるため、その動作の詳細な説明は省略するが、スイッチ221のオン、オフを制御することで、コンデンサCDCの両端の電圧VDCが任意のレベルの直流電圧に変換されて、負荷23に供給される。
なお、上述したように、負荷23としては、例えば、モータのような、交流電力により動作するものもある。この場合、電力変換器22としては、DC/AC変換器を用いられる。図4は、電力変換器22として、DC/AC変換器を用いた場合の受電装置20の構成例を示す図である。
図4に示す電力変換器22は、IGBTなどのスイッチング素子とダイオードとが逆並列接続されて構成されたスイッチ221〜224を備える。
スイッチ221とスイッチ222とは直列に接続され、スイッチ223とスイッチ224とは直列に接続されている。スイッチ221およびスイッチ222の直列体、および、スイッチ223およびスイッチ224の直列体は、コンデンサCDCに並列に接続されている。また、スイッチ221とスイッチ222との接続点およびスイッチ223とスイッチ224との接続点はそれぞれ、負荷23の一端と他端とに接続されている。
スイッチ221〜224が構成するのは一般的なインバータ(DC/AC変換器)であるため、その動作の詳細な説明は省略するが、スイッチ221〜224のオン、オフを制御することで、直流電圧である電圧VDCが交流電圧に変換されて、負荷23に供給される。
次に、本実施形態に係る受電装置20の動作について説明する。
上述したように、制御器24は、電力変換器21および電力変換器22を用いて、伝送効率ηの制御(効率制御)および受電電力P2の制御(所望電力制御)を行う。ここで、本実施形態においては、制御器24は、電力変換器22を用いて効率制御を行い(伝送効率ηが最大となるようにし)、電力変換器21を用いて所望電力制御を行う(所望の受電電圧を得る)という動作(動作例1)、あるいは、電力変換器21を用いて効率制御を行い、電力変換器22を用いて所望電力制御を行うという動作(動作例2)を行う。以下では、動作例1,2それぞれについて説明する。なお、以下では、電力変換器22がDC/DC変換器である場合(図3)を例として説明する。
まず、動作例1について説明する。
上述したように、伝送効率ηは式(1)により与えられる。式(1)より、負荷抵抗値RLが決まれば、伝送効率ηが決まることが分かる。したがって、負荷抵抗値RLを最適化すれば、伝送効率ηを最大化することができる。動作例1では、電圧VDCを電力変換器22により制御することで、負荷抵抗値RLを最適化する。
伝送効率ηが最大となる電圧VDCηmaxは、式(1)より以下の式(3)のように表わすことができる。
制御器24は、電力変換器22を制御し、電圧VDCが電圧VDCηmaxとなるようにする。具体的には、制御器24は、スイッチ221のオン、オフを制御することで、電圧VDCが電圧VDCηmaxとなるようにする。
スイッチ221をオンにし、スイッチ222をオフにした場合、図5(a)の実線矢印で示すように、コンデンサCDCからインダクタLloadと負荷23とに電流が流れる。その結果、電圧VDCは低下する。一方、スイッチ221をオフにし、スイッチ222をオンにした場合、図5(b)の実線矢印で示すように、インダクタLloadに蓄積されたエネルギーのみにより、負荷23に電流が流れる。その結果、電圧VDCは上昇する。
このように、スイッチ221をオンにし、スイッチ222をオフにした場合(図5(a))と、スイッチ221をオフにし、スイッチ222をオンにした場合(図5(b)とを繰り返すことで、電力変換器22の入力電流および入力電圧(電圧VDC)の平均値は変動する。したがって、電力変換器22の出力電流および出力電圧が一定であるとすると、スイッチ221,222のオン、オフを切り替えることにより、電力変換器22の入出力電流比および入出力電圧比、すなわち、電力変換器22のインピーダンスを制御することができる。
そして、スイッチ221のオン、オフを切り替え、電力変換器22の入出力電流比および入出力電圧比を制御することで、電圧VDCが電圧VDCηmaxとなるようにすることができる。
負荷抵抗値RLが定まると(伝送効率ηが最大となるように制御すると)、式(2)より、受電電力P2も一意に定まってしまう。しかしながら、本実施形態においては、電力変換器21の動作を制御することで、所望の受電電力P2が得られるようにする。
スイッチ211,213をオンにした場合、コイルL2が短絡し、図6(a)の実線矢印で示すように、コイルL2の受電電流(電流I2)の正半波は、スイッチ211,213を介してコイルL2側に流れる。また、図6(a)の一点鎖線矢印で示すように、電流I2の負半波は、スイッチ213,211を介してコイルL2側に流れる。すなわち、スイッチ211,213をオンにした場合、コイルL2が短絡して、電力変換器21内で電流I2が還流し、後段側(電力変換器22および負荷23)に電力が供給されない。
一方、スイッチ211,214をオフ、スイッチ212,213をオンにした場合、図6(b)の実線矢印で示すように、電流I2の正半波は、スイッチ212を介して後段側に流れ、後段側からスイッチ213を介して、コイルL2側に流れる。また、スイッチ211,214をオン、スイッチ212,213をオフにした場合、図6(c)の一点鎖線矢印で示すように、電流I2の負半波は、スイッチ214を介して後段側に流れ、後段側からスイッチ211を介して、コイルL2側に流れる。すなわち、図6(b)および図6(c)の場合には、電流I2が整流され、後段側に供給される。
以下では、図6(a)に示すような、電流I2が電力変換器21内で還流し、後段側に電力が供給されない(電力が遮断される)動作モードをショートモード(第1のモード)と称し、図6(b)および図6(c)に示すように、電流I2が整流され、後段側に供給される動作モードを整流モード(第2のモード)と称する。なお、本実施形態においては、スイッチ211,213をオンにすることで、コイルL2を短絡させ、後段側に電力が供給されないようにする(電力変換器21の動作モードをショートモードとする)が、これに限られるものではなく、スイッチ212,214をオンにすることによっても、コイルL2を短絡させ、後段側に電力が供給されないようにすることができる。
上述したように、ショートモードでは、後段への電力供給が遮断され、整流モードでは、後段に電力が供給される。したがって、電力変換器21の動作モードをショートモードと整流モードとで切り替え、所定期間におけるショートモードで動作する期間と、整流モードで動作する期間との比(Duty比)によって、その所定期間における平均的な受電電力P2を制御することができる。
ショートモードで動作する期間をTsとし、整流モードで動作する期間をTrとすると、Duty比Dは以下の式(4)で表される。
ショートモードにおける受電電力をP2sとし、整流モードにおける受電電力をP2rとすると、P2s=0であるため、平均受電電力は、以下の式(5)で表される。
ショートモード時の送信電力P1sは非常に絞られているが、損失となる(P1r>>P1s)。したがって、平均効率は、以下の式(6)で表される。
図7は、電圧V2、電流I2、負荷抵抗RL、受電電力P2、伝送効率η、所望電力PL’の時間変化を示す図である。
制御器24は、所望電力PL’に応じたDuty比Dで、電力変換器21の動作モードを、整流モードとショートモードとで切り替える。期間Trでは電力が受電され、期間Tsでは電力が受電されない。そのため、Duty比Dを制御することで、受電電力P2の平均値を所望電力PL’とすることができる。
なお、図7に示すように、時刻t1以降の所望電力PL’が、時刻t0から時刻t1までの所望電力PL’よりも大きい。そのため、制御器24は、時刻t1以降におけるDuty比Dを、時刻t0から時刻t1におけるDuty比Dよりも大きくする。こうすることで、時刻t1以降の受電電力P2の平均値を大きくすることができる。
また、伝送効率ηが最大となる(負荷抵抗値RLが最適値Roptとなる)ように電圧VDCを制御しておくことで、期間Trにおいては、伝送効率ηを最大値ηmaxとすることができる。したがって、効率制御および所望電力制御を両立することができる。
次に、動作例2について説明する。
上述したように、伝送効率ηが最大となる電圧VDCηmaxは、式(3)のように表わすことができる。
制御器24は、電力変換器21を制御し、電圧VDCが式(3)で求められる電圧VDCηmaxとなるようにする。具体的には、制御器24は、期間Trと期間Tsとの比(Duty比)を制御することで、電圧VDCが電圧VDCηmaxとなるようにする。
上述したように、ショートモードでは、電力変換器21の後段に電力が供給されない。したがって、図8に示すように、期間Tsでは、コンデンサCDCからの負荷23への電力供給により電圧VDCが減少する。一方、整流モードでは、電力変換器21の後段に電力が供給される。したがって、図8に示すように、期間Trでは、ワイヤレス電力伝送による伝送電力が負荷電力に対して十分な場合、コンデンサCDCに電力が蓄積され、電圧VDCが増加する。
そこで、制御器24は、電圧VDCの上限値Vhigh(=VDC *+ΔV)と下限値Vlow(=VDC *−ΔV)とを設定する。なお、VDC *は所望の電圧VDCであり、ΔVはヒステリシス幅である。
そして、制御器24は、電圧VDC>上限値Vhighの場合には、電力変換器21をショートモードで動作させ、電圧VDC<下限値Vlowの場合には、電力変換器21を整流モードで動作させる。こうすることで、図8に示すように、電圧VDCを、VDC *から上下にヒステリシス幅(ΔV)の範囲内に維持することができる。したがって、式(3)により算出された電圧VDCηmaxをVDC *とし、ΔVを適切な値(例えば、1V)に設定することで、電圧VDCを概ね電圧VDCηmaxに維持することができる。
制御器24は、電圧VDCを電圧VDCηmaxとし、伝送効率ηを最大とするとともに、電力変換器22を制御して、所望電力制御を行う。図5(a)および図5(b)に示したように、スイッチ221をオンにすると、コンデンサCDCから電流が流れ、スイッチ221をオフにした場合、インダクタLloadのみから電流が流れる。
スイッチ221がオンの状態(図5(a))およびスイッチ221がオフの状態(図5(b))における状態方程式はそれぞれ、回路方程式より以下の式(7)、式(8)で表される。なお、式(7)および式(8)において、iL(t)は負荷電流である。
状態空間平均化法により、式(7)および式(8)から、以下の式(9)が得られる。
ここで、d(t)はスイッチ221のオン状態の割合である。このモデルは非線形であるたため、iL(t)およびd(t)を以下のように定義する。なお、D1は、スイッチ221のオン、オフの比である。
この定義を用いて式(9)を平衡点周りで線形化すると、以下の式(10)が得られる。
したがって、Δd(s)からΔiL(s)までの伝達関数ΔPi(s)は、以下の式(11)で表される。
式(11)より、平衡点は、所望の受電電力に対応した負荷電流制御の指令値IL *とDC/DC変換器の制約とから、式(12)で求められる。
制御器24は、電圧VDCが電圧VDCηmaxとなるように、電力変換器21のDuty比Dを制御するとともに、式(12)により得られたDuty比D1でスイッチ221のオン、オフを制御する(電力変換器22の入出力電流比および入出力電圧比を制御する)。こうすることで、負荷電流ILを指令値IL *に合わせ、所望の受電電力P2を得ることができる。したがって、効率制御および所望電力制御を両立することができる。
なお、図4に示したように、電力変換器22として、DC/AC変換器を用いることもできる。この場合にも、指令値IL *に応じた負荷電流ILが流れるように、スイッチ221〜224のオン、オフを制御することで、所望の受電電力を得ることができる。
このように本実施形態によれば、受電装置20は、磁界または電界を用いた無線電力伝送により送電側から交流電力を受電するコイルL2と接続され、コイルL2が受電した交流電圧を直流電圧に整流する電力変換器21と、電力変換器21と接続され、電力変換器21により整流された直流電圧を、任意の直流電圧または交流電圧に変換して負荷23に供給する電力変換器22と、電力変換器21および電力変換器22のうち、一方を用いて伝送効率ηを制御し、他方を用いて受電電力P2を制御する制御器24とを備える。
そのため、受電側のみで、ワイヤレス電力伝送における効率制御および所望電力制御を両立することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、電力変換器21,22のうち、一方を用いて伝送効率ηを制御し、他方を用いて受電電力P2を制御する例を用いて説明したが、これに限られるものではなく、1つの電力変換器で効率制御および所望電力制御を両立することも可能である。本発明の第2の実施形態においては、1つの電力変換器で効率制御および所望電力制御を両立する場合の構成例について説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る受電装置20aの構成例を示す図である。なお、図9において、図3と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
図9に示す受電装置20aは、図3に示す受電装置20と比較して、電力変換器22を削除した点と、制御器24を制御器24aに変更した点とが異なる。
電力変換器21は、AC/DC変換器であり、電圧V2を整流して負荷23に供給する。
制御器24aは、電力変換器21を用いて、伝送効率ηおよび受電電力P2を制御する。
なお、本実施形態においても、コンデンサCDCと負荷23との間に電力変換器22(DC/DC変換器あるいはDC/AC変換器)を設けてもよい。この場合でも、制御器24aは、電力変換器21だけを用いて、伝送効率ηおよび受電電力P2を制御する。
次に、制御器24aによる電力変換器21の制御動作について説明する。
まず、伝送効率ηの制御(伝送効率ηを最大化する制御)について説明する。
コイルL2を含む共振回路の共振周波数と同期させて電力変換器21を動作させることで、電力の伝送に関与する電圧V2の基本波成分V20を制御し、伝送効率ηを最大化することができる。
図10は、電力変換器21を共振周波数と同期させて動作させた場合の、電力変換器21の出力電圧の波形を示す図である。
電力変換器21を共振周波数と同期させて動作させた場合、電力変換器21の出力電圧は、3つの状態(+VDCである状態、0Vである状態、または、−VDCである状態)をとる。より詳細には、1周期(共振周波数(Resonant frequency)の逆数)の始めからα経過までの期間および1周期の終わりよりもαだけ前から1周期の終わりまでの期間は、出力電圧は0Vとなり、その他の期間では、+VDCまたは−VDCとなる。以下では、αを位相角と称する。
図11は、図10に示す電力変換器21の出力波形に電圧V2および電流I2を重畳した図である。
上述したように、1周期の始めからα経過までの期間および1周期の終わりよりもαだけ前から1周期の終わりまでの期間は、出力電圧は0Vとなる。つまり、この期間では、電圧V2および電流I2が入力されても、電力変換器21の出力電圧は0Vとなり、その他の期間では、電力変換器21の出力電圧は、+VDCまたは−VDCとなる。したがって、位相角αの長さを制御することで、1周期における電力の伝送効率ηが変化することが分かる。
図10に示す波形をフーリエ級数展開し、電圧V2の基本波成分V20を計算すると、以下の式(13)で表される。
伝送効率ηが最大となる位相角αは、式(13)から以下に示す式(14)により求められる。
上述したように、電力変換器21は、ショートモードと整流モードとで動作可能である。したがって、制御器24aは、位相角αが式(14)で求められる伝送効率ηが最大となる値となるように、電力変換器21をショートモードで動作させる期間を制御する。こうすることで、伝送効率ηを最大化することができる。
また、制御器24aは、上述した第1の実施形態の動作例1と同様の制御により、所望電力制御を行う。すなわち、制御器24aは、ショートモードで動作する期間と、整流モードで動作する期間との比(Duty比)によって、受電電力P2を制御する。ここで、制御器24aは、受電電力P2の制御のためには、共振周波数よりも遅い周波数で電力変換器21を動作させる(ショートモードと整流モードとを切り替える)。
図12は、制御器24aによる電力変換器21の制御信号の波形を示す図である。
図12に示すように、制御器24aは、所望の受電電力P2が得られるように、所定の時間間隔で電力変換器21をショートモードで動作させる。さらに、制御器24aは、受電電力P2の制御のために電力変換器21をショートモードで動作させる期間Ts以外の期間において、電力変換器21の動作モードをショートモードと整流モードとで切り換えることで、伝送効率ηを制御する。ここで、制御器24aは、受電電力P2の制御のための電力変換器21の動作モードの切り替えは、共振周波数よりも遅い周波数で行う。また、制御器24aは、受電電力P2の制御のために電力変換器21をショートモードで動作させる期間Ts以外の期間においては、共振周波数に同期して電力変換器21を動作させ、位相角αを伝送効率ηが最大となるようにする。こうすることで、電力変換器21だけを用いて、効率制御および所望電力制御を両立することができる。
このように本実施形態によれば、受電装置20aは、磁界または電界を用いた無線電力伝送により送電側から交流電力を取得するコイルL2と接続され、コイルL2が取得した交流電力の電圧を直流電圧に整流して負荷23に供給する電力変換器21と、電力変換器21を用いて、伝送効率ηおよび受電電力P2を制御する制御器24aと、を備える。
そのため、受電側のみで、1つの電力変換器21だけを用いて、ワイヤレス電力伝送における効率制御および所望電力制御を両立することができる。
本発明を図面および実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形または修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形または修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各ブロックなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数のブロックを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
1 ワイヤレス電力伝送システム
10 送電装置
11 交流電源
20 受電装置
21,22 電力変換器
23 負荷
24,24a 制御器
111〜114,211−124,221〜224 スイッチ
115 直流電源

Claims (4)

  1. 磁界または電界を用いた無線電力伝送により送電側から交流電力を受電するコイルと接続され、前記コイルが受電した交流電圧を直流電圧に整流する第1の電力変換器と、
    前記第1の電力変換器と接続され、前記第1の電力変換器により整流された直流電圧を、任意の直流電圧または交流電圧に変換する第2の電力変換器と、
    前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器のうち、一方を用いて前記送電側との間の電力の伝送効率を制御し、他方を用いて前記送電側からの受電電力を制御する制御器と、
    を備え
    前記第1の電力変換器は、前記コイルの受電電力を遮断するように前記コイルを短絡する第1のモードと、前記コイルの受電電力を整流する第2のモードとを備え、
    前記第2の電力変換器は、入出力電圧比と入出力電流比とを制御可能であり、
    前記制御器は、前記第2の電力変換器の入出力電圧比と入出力電流比とを制御することで前記伝送効率を制御し、所望の受電電力が得られるように前記第1の電力変換器の動作モードを前記第1のモードと前記第2のモードとで切り換えることを特徴とする受電装置。
  2. 磁界または電界を用いた無線電力伝送により送電側から交流電力を受電するコイルと接続され、前記コイルが受電した交流電圧を直流電圧に整流する第1の電力変換器と、
    前記第1の電力変換器と接続され、前記第1の電力変換器により整流された直流電圧を、任意の直流電圧または交流電圧に変換する第2の電力変換器と、
    前記第1の電力変換器および前記第2の電力変換器のうち、一方を用いて前記送電側との間の電力の伝送効率を制御し、他方を用いて前記送電側からの受電電力を制御する制御器と、
    を備え
    前記第1の電力変換器は、前記コイルの受電電力を遮断するように前記コイルを短絡する第1のモードと、前記コイルの受電電力を整流する第2のモードとを備え、
    前記第2の電力変換器は、入出力電圧比と入出力電流比とを制御可能であり、
    前記制御器は、前記第1の電力変換器の動作モードを前記第1のモードと前記第2のモードとで切り換えることで前記伝送効率を制御し、所望の受電電力が得られるように前記第2の電力変換器の入出力電圧比と入出力電流比とを制御することを特徴とする受電装置。
  3. 磁界または電界を用いた無線電力伝送により送電側から交流電力を受電するコイルと接続され、前記コイルが受電した交流電圧を直流電圧に変換する電力変換器と、
    前記電力変換器を用いて、前記送電側との間の電力の伝送効率および前記送電側からの受電電力を制御する制御器と、
    を備え
    前記電力変換器は、前記コイルの受電電力を遮断するように前記コイルを短絡する第1のモードと、前記コイルの受電電力を整流する第2のモードとを備え、
    前記制御器は、所望の受電電力が得られるように前記コイルを含む共振回路の共振周波数よりも遅い周波数で、前記電力変換器を前記第1のモードで動作させ、前記所望の受電電力を得るための制御に応じて前記電力変換器を前記第1のモードで動作させる期間以外の期間において、前記共振周波数に同期して、前記電力変換器の動作モードを前記第1のモードと前記第2のモードとで切り換えることで、前記送電側との間の伝送効率を制御することを特徴とする受電装置。
  4. 請求項1からのいずれか一項に記載の受電装置において、
    前記コイルに接続されたコンデンサをさらに備えることを特徴とする受電装置。
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