JP6548407B2 - 搬送装置、クリーニング装置、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、および搬送装置の製造方法 - Google Patents

搬送装置、クリーニング装置、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、および搬送装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、搬送装置、クリーニング装置、現像装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置に関するものである。
ここで、プロセスカートリッジとは、電子写真感光体ドラムなどの像担持体を少なくとも備える、更には像担持体と、像担持体に作用するプロセス手段とを一体的に備えるカートリッジである。このようなプロセスカートリッジは、画像形成装置の装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。
例えば、電子写真感光体ドラムと、前記プロセス手段としての、現像手段、帯電手段、クリーニング手段の少なくとも一つを一体的にカートリッジ化したものが挙げられる。また、電子写真画像形成装置とは電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。
電子写真画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ、及び、これらの複合機(マルチファンクションプリンタ)等が含まれる。
電子写真プロセスを用いた電子写真プリンタ等の画像形成装置は、像担持体である感光体ドラムを一様に帯電させ、感光体ドラムへの選択的な露光によって潜像を形成し、潜像を現像剤であるトナーで顕在化し、現像剤像(トナー像)を記録媒体に転写する。さらに転写された現像剤像に熱や圧力を加えることで、現像剤像を記録媒体に定着させることで画像記録を行なう。
このような画像形成装置には、一般に、各種のプロセス手段のメンテナンスを必要とする。この各種のプロセス手段のメンテナンスを容易にするために、上述のような感光体ドラム、帯電手段、現像手段、クリーニング手段等を枠体内にまとめてカートリッジ化し、画像形成装置(装置本体)に着脱可能なプロセスカートリッジとすることが実用化されている。プロセスカートリッジ方式によれば、ユーザビリティーに優れた画像形成装置を提供することができる。
このようなプロセスカートリッジには、感光体ドラムを有するクリーニングユニット、現像手段を有する現像ユニット、現像剤を供給するトナーユニットなどのユニットを持つ構成が知られている。
クリーニングユニットの構成、及び現像剤の搬送方法について述べる。クリーニングユニットは、感光体ドラム、感光体ドラムを帯電させるための帯電ローラ、感光体ドラム上に残った現像剤を感光体ドラムから掻き取るクリーニング部材、感光体ドラム・帯電ローラ・クリーニング部材を支持するクリーニング枠体から成っている。
クリーニング部材によって掻き取られた現像剤(廃トナー)は、クリーニング枠体に設けられた現像剤収容部へ一時的に収容される。現像剤収容部内の廃トナーは、現像剤収容部内に設けられたスクリュー形状を有する搬送部材によって、搬送部材の長手方向に搬送され、装置本体の現像剤受け入れ部へ送られ、装置本体に設置された回収容器へと搬送される(特許文献1)。
長手方向に現像剤を搬送する搬送部材の枠体への組立方法として、枠体の長手方向の一端部に設けられた孔部から搬送部材を軸線方向に挿入後、孔部を封止するとともに、搬送部材を支持する支持部を有する軸受部材を枠体に固定する構成がある(特許文献2)。
また、クリーニングユニットなどのユニットの組立方式の一つに、多軸ロボットなどを用いた自動機ラインによるものも知られる。
特開2001-228771号公報 特開平8-314250号公報
しかしながら、特許文献2においても更なる組立てに関する改善が求められていた。また、自動機ラインにおいては、前述の搬送部材の組立は、搬送部材を枠体に挿入する工程と、その後、軸受部材を取り付ける工程との間を移動する工程を挟むライン構成を用いる場合がある。そのようなライン構成の場合、枠体に搬送部材を挿入した後、軸受を組み付けるまでの移動工程の間、搬送部材が、所定の位置から脱落しないよう押え機構などを設けた装置構成を用いる必要があった。
本発明の目的は、現像剤の搬送部材を枠体に設けられる搬送路の所定範囲内で簡易に規制して脱落を防ぐことができる搬送装置、クリーニング装置、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、および搬送装置の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る搬送装置は、現像剤を搬送するための搬送部材であって、回転軸と、前記回転軸から径方向で外側に突出した搬送部と、前記回転軸から径方向で外側に突出した第1突出部と、を有する搬送部材と、前記搬送部材が配置された搬送路と、前記搬送部材が挿入可能な第1の孔部とを備える枠体と、を有する搬送装置であって、前記枠体は、前記搬送部材が前記現像剤を搬送する搬送方向の一方の端部側に設けられ、前記第1突出部が前記一方の端部側へ変位することを規制するための規制部と、前記搬送方向に関して、前記第1突出部よりも他方の端部側に設けられ、前記第1突出部が前記他方の端部側へ変位することを規制するための第2突出部であって、前記搬送路の内側に突出した第2突出部と、を有し、前記第1突出部における前記一方の端部側、前記第2突出部における前記他方の端部側の少なくとも一方に、傾斜面が形成され、前記規制部に、前記第1突出部の外形よりも径が小さく、前記回転軸が挿入可能な第2の孔部が備えられることを特徴とする。
また、本発明に係る別の搬送装置は、現像剤を搬送するための搬送部材であって、回転軸と、前記回転軸の軸線方向に直交する直交方向に関して、前記回転軸の外側に向けて突出した搬送部と、前記直交方向に関して、前記回転軸の外側に向けて突出した第1突出部と、を有する搬送部材と、前記搬送部材が配置される搬送路が備えられた枠体であって、前記搬送路に連通する第1の孔部と、前記搬送路に設けられ、前記直交方向に関して前記搬送路の内側に向けて突出した第2突出部と、を備え、前記搬送部材が前記軸線方向に沿って前記搬送路から前記第1の孔部に向けて移動した場合に、前記第2突出部と前記第1突出部が当接して、前記搬送部材の移動を規制するように構成された枠体と、を有し、前記直交方向に関して、前記第1の孔部の径は、前記搬送部および前記第1突出部の径よりも大きく、前記搬送部材を前記第1の孔部から前記搬送路に向けて挿入した場合に前記第1突出部が前記第2突出部に当接し、かつ前記第2突出部に乗り上げるように、前記搬送部材をガイドするための傾斜面が、前記第1突出部と前記第2突出部の少なくもいずれか一方に形成され、前記枠体は、前記軸線方向に関して前記第1の孔部の反対側に、前記搬送路に連通し、かつ前記回転軸が挿入される第2の孔部を備え、前記直交方向に関して、前記第2の孔部の径は前記第1突出部の径よりも小さいことを特徴とする。
また、本発明に係るクリーニング装置、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置は、上記搬送装置を有することを特徴とする。
また、本発明に係る搬送装置の製造方法は、搬送装置の製造方法であって、前記搬送装置は、現像剤を搬送するための搬送部材であって、回転軸と、前記回転軸から径方向で外側に突出した搬送部と、前記回転軸から径方向で外側に突出した第1突出部と、を有する搬送部材と、前記搬送部材が配置される搬送路と、前記搬送部材が挿入可能な第1の孔部とを備える枠体と、を有し、前記枠体は、前記搬送部材が前記現像剤を搬送する搬送方向の一方の端部側に設けられ、前記第1突出部前記一方の端部側へ変位することを規制するための規制部と、前記搬送方向に関して、前記第1突出部よりも他方の端部側に設けられ、前記第1突出部前記他方の端部側へ変位することを規制するための第2突出部であって、前記搬送路の内側に突出した第2突出部と、を有し、前記第1突出部における前記一方の端部側、前記第2突出部における前記他方の端部側の少なくとも一方、傾斜面が形成され、前記規制部に、前記第1突出部の外形よりも径が小さく、前記回転軸が挿入可能な第2の孔部が備えられ、前記製造方法は、前記第2突出部の前記他方の端部側から前記第1突出部を前記第2突出部に当接させる第1の工程と、前記回転軸を撓ませて前記第1突出部に対し前記第2突出部を乗り越えさせる第2の工程と、を有し、前記回転軸と前記第2の孔部とを係合させた状態で、前記第1の工程を行うことを特徴とする。
本発明によれば、現像剤の搬送部材を枠体に設けられる搬送路の所定範囲内で簡易に規制して脱落を防ぐことができる。
本発明の実施形態に係る搬送装置を備えるプロセスカートリッジの概略断面斜視図である。 本発明の実施形態に係る搬送装置を搭載した画像形成装置の概略断面図である。 本発明の実施形態に係る搬送装置を備えるプロセスカートリッジの概略断面図である。 本発明の実施形態に係る搬送装置を備えるプロセスカートリッジの概略斜視図である。 本発明の実施形態に係る搬送装置を備えるプロセスカートリッジ、及び画像形成装置本体の部分概略斜視図である。 本発明の実施形態に係る搬送装置を備えるプロセスカートリッジの概略断面斜視図である。 本発明の実施形態に係る搬送装置を備えるプロセスカートリッジの概略部分断面図である。 本発明の実施形態に係る搬送装置を備えるプロセスカートリッジの概略部分断面図である。 本発明の実施形態に係る搬送装置を備えるプロセスカートリッジの一方の端部側の概略部分断面図である。 本発明の実施形態に係る搬送装置を備えるプロセスカートリッジの他方の端部側の概略部分断面図である。 規制部に関する変形例を示す図である。
《第1の実施形態》
以下、本発明に係る画像形成装置、及びプロセスカートリッジを図面に則して説明する。
(画像形成装置)
先ず、本発明の実施形態に係る搬送装置を搭載した画像形成装置として、電子写真方式のカラー電子写真画像形成装置の全体構成について、図2を用いて説明する。概略断面図である図2に示すように、画像形成装置100は、複数の画像形成部としてそれぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための第1、第2、第3、第4の画像形成部SY、SM、SC、SKを有する。本実施形態では、第1乃至第4の画像形成部SY、SM、SC、SKは、鉛直方向(Y1、Y2)と交差する方向に一列に配置されている。
尚、本実施形態では、プロセスカートリッジ7(7Y、7M、7C、7K)の構成及び動作は、形成する画像の色が異なることを除いて実質的に同じである。従って、以下、特に区別を要しない場合は、Y、M、C、Kは省略して、総括的に説明する。即ち、本実施形態では、画像形成装置100は、複数の像担持体として、鉛直方向と交差する方向に並設された4個の感光体ドラム1を有する。現像剤像を担持する像担持体としての感光体ドラム1の周囲には帯電ローラ2及びスキャナユニット(露光装置)3が配置されている。
ここで、帯電ローラ2は、感光体ドラム1の表面を均一に帯電する帯電手段である。そして、スキャナユニット(露光装置)3は、画像情報に基づきレーザーを照射して感光体ドラム1上に静電像(静電潜像)を形成する露光手段である。又、感光体ドラム1の周囲には、現像装置(以下、現像ユニット)4及びクリーニング部材(クリーニング手段)としてのクリーニングブレード6が配置されている。
更に、4個の感光体ドラム1に対向して、感光体ドラム1上のトナー像を記録材12に転写するための中間転写体としての中間転写ベルト5が配置されている。
尚、本実施形態では、現像ユニット4は、現像剤として非磁性一成分現像剤、即ち、トナーを用いる。又、本実施形態では、現像ユニット4は、現像剤担持体としての現像ローラ17を感光体ドラム1に対して接触させて接触現像を行うものである。
本実施形態では、感光体ドラム1と、プロセス手段としての帯電ローラ2と、クリーニング枠体14を一体化し、図4に示す感光体ユニット13を形成している。なお、図2で、86は後述する廃トナーボックスである。
更に、本実施形態では、図3に示すように現像ユニット4および感光体ユニット13を、一体的にカートリッジ化して、プロセスカートリッジ7を形成している。このプロセスカートリッジ7は、画像形成装置本体に設けられた不図示の装着ガイド、位置決め部材などの装着手段を介して、画像形成装置100に着脱可能となっている。
本実施形態では、各色用のプロセスカートリッジ7は全て同一形状を有しており、各色用のプロセスカートリッジ7内には、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーが収容されている。
中間転写ベルト5は、全ての感光体ドラム1に当接し、図示矢印B方向に回転する。中間転写ベルト5は、複数の支持部材(駆動ローラ51、二次転写対向ローラ52、従動ローラ53)に掛け渡されている。中間転写ベルト5の内周面側には、各感光体ドラム1に対向するように、一次転写手段としての、4個の一次転写ローラ8が並設されている。又、中間転写ベルト5の外周面側において、二次転写対向ローラ52に対向する位置には、二次転写手段としての二次転写ローラ9が配置されている。
画像形成時には、先ず、感光体ドラム1の表面が帯電ローラ2によって一様に帯電される。次いで、スキャナユニット3から発された画像情報に応じたレーザー光によって、帯電した感光体ドラム1の表面が走査露光され、感光体ドラム1上に画像情報に従った静電潜像が形成される。次いで、感光体ドラム1上に形成された静電潜像は、現像ユニット4によってトナー像として現像される。感光体ドラム1上に形成されたトナー像は、転写部SY、SM、SC、SKで、一次転写ローラ8の作用によって中間転写ベルト5上に転写(一次転写)される。
例えば、フルカラー画像の形成時には、上述のプロセスが、4個のプロセスカートリッジ7において順次に行われ、中間転写ベルト5上に各色のトナー像が順次に重ね合わせて一次転写される。その後、中間転写ベルト5の移動と同期して記録材12が二次転写部へと搬送される。そして、記録材12を介して中間転写ベルト5に当接している二次転写ローラ9の作用によって、中間転写ベルト5上の4色トナー像は、一括して記録材12上に二次転写される。
トナー像が転写された記録材12は、定着手段としての定着装置10に搬送される。定着装置10において、記録材12に熱及び圧力を加えられることで、記録材12にトナー像が定着される。又、一次転写工程後に感光体ドラム1上に残留した一次転写残トナーは、クリーニングブレード6によって除去され、廃トナーとして回収される。
また、二次転写工程後に中間転写ベルト5上に残留した二次転写残トナーは、中間転写ベルトクリーニング装置11によって除去される。
尚、画像形成装置100は、所望の単独又はいくつか(全てではない)の画像形成部のみを用いて、単色又はマルチカラーの画像を形成することもできるようになっている。
(プロセスカートリッジ)
次に、本実施形態の画像形成装置100に装着可能(装置本体に挿入可能)なプロセスカートリッジ7の全体構成について、図3、及び図4を用いて説明する。図3は、プロセスカートリッジ7の概略断面図である。また、図4は、プロセスカートリッジ7の概略斜視図である。
1)現像ユニット
図3で、現像ユニット4は、現像ユニット4内の各種要素を支持する現像枠体18を有する。現像ユニット4には、感光体ドラム1と接触して図示矢印D方向(反時計方向)に回転する現像剤担持体としての現像ローラ17が設けられている。現像ローラ17は、その長手方向(回転軸線方向)の両端部において、軸受を介して、回転可能に現像枠体18に支持されている。
また、現像ユニット4は、現像剤収納室(トナー収納室)18aと、現像ローラ17が配設された現像室18bと、を有する。現像室18bには、現像ローラ17に接触して矢印E方向に回転する現像剤供給部材としてのトナー供給ローラ20と現像ローラ17のトナー層を規制するための現像剤規制部材としての現像ブレード21が配置されている。
また、現像枠体18のトナー収納室18aには、収容されたトナーを撹拌するとともにトナー供給ローラ20へトナーを搬送するための撹拌部材23が設けられている。そして、現像ユニット4は、クリーニング枠体14に固定支持された嵌合軸24を中心にして感光体ユニット13に対して回動自在に結合されている。また、現像ユニット4は、加圧バネ(引っ張りバネ)25により付勢されている。そのため、プロセスカートリッジ7の画像形成時においては、現像ユニット4は嵌合軸25を中心に回転し、感光体ドラム1と現像ローラ17は当接する。
2)感光体ユニット
感光体ユニット13は、感光体ユニット13内の各種要素を支持する枠体としてのクリーニング枠体14を有する。クリーニング枠体14は、クリーニングブレード6と、回収した転写残トナーを収容する廃トナー収容部14a、廃トナー搬送部材27を有する。そして、クリーニング枠体14には、軸受部材70、71(図4)を介して感光体ドラム1が図3に示す矢印A方向に、回転可能に取り付けられている。また、クリーニング枠体14には、帯電ローラ軸受15が、帯電ローラ2の回転中心と感光体ドラム1の回転中心とを通る線に沿って、取り付けられている。
ここで、帯電ローラ軸受15は、図3に示す矢印C方向に移動可能に取り付けられている。帯電ローラ2は、帯電ローラ軸受15に回転可能に取り付けられている。そして、帯電ローラ軸受15は、付勢手段としての帯電ローラ加圧バネ16により感光体ドラム1に向かって付勢される。
クリーニング枠体14には、感光体ドラム1の表面(像担持体上)に残ったトナーを除去するクリーニング手段としてのクリーニングブレード6が設けられる。クリーニングブレード6は、感光体ドラム1と当接して感光体ドラム1上のトナーを取り除く弾性部材6aと、それを支持する支持板金6bからなり、それぞれが一体に形成されている。
クリーニングブレード6によって感光体ドラム1の表面から除去された廃トナーは、クリーニングブレード6とクリーニング枠体14により形成される空間を重力方向に落下し、廃トナー収容部14a内に収容される。
廃トナー収容部14aには、内部に収容された廃トナーを搬送するための搬送路14bが設けられ、搬送路14b内には搬送部材としての搬送スクリュー27が配置される。搬送スクリュー27は、軸線方向が、感光体ドラム1の軸線方向と平行に配設されており、クリーニング枠体14の両端に設けられた軸受部材70、71(図4)により回転可能に取り付けられている。
(廃トナー搬送の搬送装置)
次に、本実施形態におけるクリーニング枠体14の内部における廃トナー搬送を行う搬送装置の構成について、図1、図3、及び図5を用いて説明する。この搬送装置は、画像形成装置の装置本体に挿入可能な交換ユニットである。図1はプロセスカートリッジ7の概略断面斜視図、図5はプロセスカートリッジ7及び本体搬送部80の部分断面斜視図である。
印字中、感光体ドラム1が図3に示す矢印A方向に回転すると、転写後も感光体ドラム表面に残留しているトナー(廃トナー)は、回転方向に対してカウンター方向に当接しているクリーニングブレード6によって感光体ドラム1表面から掻き取られる。
印字動作を繰り返すことで更に感光体ドラム1がクリーニングされると、新たに掻き取られた廃トナーによる粉圧によって、蓄積された廃トナーは廃トナー収容部14a内の壁面に当ることで、搬送スクリュー27に案内される。そして、廃トナー収容部14a内に収容された廃トナーは、搬送スクリュー27によって搬送路14b内を、図1、図5に示す矢印Fの方向へ向けて、プロセスカートリッジの長手方向(感光体ドラム1の回転軸方向)における一端側に搬送される。
廃トナー搬送部材27によって長手方向(矢印F方向)に搬送された廃トナーは、図5に示すように、プロセスカートリッジの長手方向における一端側に設けられた廃トナー搬送機構45を通じて装置本体の搬送路61に送られる。そして、搬送路61に送られた廃トナーは、搬送路61内部に設けられた本体側廃トナー搬送部材62によって矢印61Y方向に搬送され、最終的に装置本体の廃トナーボックス86(図2)に排出される。
(廃トナー搬送部材の組立工程)
本実施形態における搬送装置の製造方法は、以下に説明する廃トナー搬送部材の組立工程を有する。本実施形態における主要部である廃トナー搬送部材を構成する搬送スクリュー27のクリーニング枠体14への組立工程に関して、搬送スクリュー27とクリーニング枠体14との全体構成と共に、図1、及び、図6乃至図9を用いて説明する。図6乃至図9は、搬送スクリュー27のクリーニング枠体14への組立手順を示す概略部分断面図である。図1で、廃トナーの搬送方向がF方向として示される(軸受部材70が上流側、軸受部材71が下流側)。
図1で、現像剤を搬送する搬送路を備える枠体としてのクリーニング枠体14には、搬送路14bの両端部に第1孔部14c、第2孔部14d、及び両者の間に搬送路14bの内壁から鉛直方向で上方に突出した突起部14eが設けられている。突起部14eの搬送路に交差する断面形状として、本実施形態においては部分的なリング状や長方形状を用いるが、これに限られるものではない。
また、現像剤を搬送する搬送部材としての搬送スクリュー27には、回転軸27aと、回転軸27aから径方向で外側に突出した搬送部としてのスクリュー部27bと、回転軸から外側に突出した第1突起部としてのフランジ部27eとが設けられている。搬送スクリュー27は、可撓性材料により構成されており、本実施形態においてはABS樹脂により形成されている。
フランジ部27eの外径(断面が円形状に限られないが、径方向の最大値である直径)は、回転軸27aの外径(直径)より大きいことで、回転軸27aとは異なる。なお、本実施形態では、フランジ部27eの外径(直径)は、スクリュー部27bの外径(直径)より大きいが、必ずしもこれに限られず、例えば同じ外径(直径)であっても良い。
図6に示すように、クリーニング枠体14における第1孔部14cは、搬送部材としての搬送路14b内に位置する搬送スクリュー27bの最大外径より大きい孔部である。また、突起部14eは、フランジ部27eの外径よりも搬送路14bの内側(回転軸27aの中心方向)に突出した大きさで構成されている。そして、突起部14e、及びフランジ部27eには、各々傾斜面としてのテーパ部14e1、27e1が設けられている。
具体的には、図9に示すように、フランジ部27eにおける一方の端部側(図の左側)、突起部14eにおける他方の端部側(図の右側)にテーパ部が設けられる。なお、この二つのテーパ部は共に設けられる場合がより好ましいが、一方のみであっても良く、少なくとも一方に設けられれば良い。
次に、搬送スクリュー27のクリーニング枠体14への組立に関して説明する。先ず、図6に示すように、クリーニング枠体14の第1孔部14cから搬送スクリュー27の軸先端部27cを先端にして軸長手方向(P方向)に挿入する。以下に、挿入の下流位置であるクリーニング枠体14の第2孔部14d近傍位置にて、搬送スクリュー27とクリーニング枠体14との組立動作を順を追って説明する。
搬送スクリュー27をクリーニング枠体14に挿入していくと、搬送スクリュー27は、スクリュー部27bの外径部が搬送路14bにガイドされながら搬送路14b内を挿入方向(P方向)に挿入されていく。そして、搬送スクリュー27の軸先端部27cが、図1における拡大部に示されるクリーニング枠体14の第2孔部14dを通過する。その状態から、更に挿入していくと、搬送スクリュー27のフランジ部27eが、図7に示すように、クリーニング枠体14の突起部14eと当接する(第1の工程)。
このとき、フランジ部27e、及び、突起部14eの当接部には前述のように、各々テーパ面27e1、14e1が設けられている。そして、更に、挿入方向(P方向)に搬送スクリュー27を挿入していくと、搬送スクリュー27のフランジ部27eのテーパ部27e1が、突起部14eに設けられたテーパ部14e1を乗上げ、矢印G方向(図7)の負荷が発生する。
この負荷により、搬送スクリュー27は、図8に示すように、第2孔部14dを支点として、回転軸27aが撓み始める。そして、その状態から、更に挿入していくと、搬送スクリュー27の撓みが次第に増加していくと共に、フランジ部27eが突起部14eを乗り越える(第2の工程)。そして、突起部14eを十分に乗り越えた後、搬送スクリュー27は、回転軸27aの撓みが開放されて元の状態となると共に、クリーニング枠体14への組立てが完了する(図9)。このとき、搬送スクリュー27は、フランジ部27eが、クリーニング枠体14の第2孔部14dと突起部14eの間の領域kの範囲内に位置している(図9)。
ここで、第2孔部14dは、現像剤を搬送する搬送方向の一方の端部側に設けられ、フランジ部27eの前記一方の端部側への変位を規制する規制部として機能する。また、突起部14eは、フランジ部27eよりも前記一方の端部側とは反対の端部側(他方の端部側)に設けられ、フランジ部27eの前記他方の端部側への変位を規制する規制部として機能する。
そして、図9に示すように、軸先端部27cと第2孔部14dのクリアランスをS1、突起部14e先端とフランジ部27e外径との距離をS2としたとき、S1<S2となっている。即ち、回転軸27aの一方の端部側の径と第1の孔部(第2孔部14d)の径とのクリアランスをS1とし、径方向で突起部14eの搬送路の内側に突出した先端部の位置とフランジ部27eの外形の位置との距離をS2とするとき、上記大小関係を満たす。
このような関係にすることで、フランジ部27eは、搬送路14b内の第2孔部14dと突起部14eにより、現像剤の搬送方向(軸方向)の変位(移動)を規制された状態となる。よって、クリーニング枠体14を次の工程へと移動する場合の振動や、傾きなどが発生しても、フランジ部27eが突起部14eを乗り越えることを防止することができる。すなわち、搬送スクリュー27がクリーニング枠体14の搬送路14bから脱落してしまうことを防止することができる。
このようにして、長手方向一端から他端に向けて挿入する搬送部材の組立構成において、搬送部材を枠体に挿入した後、以下に述べる搬送部材を支持する軸受部材の組立を行うまでの間に、搬送部材の所定範囲外への変位(移動)の防止が簡易に行える。
そして、その後、搬送スクリュー27が取り付けられたクリーニング枠体14は、両側面から軸受部材70、71の組立を行う(図9、図10)。このとき、搬送スクリュー27は、回転軸27aの両端部27c、27dが軸受部材70、71に設けられた支持部70a、71aと係合し、回転可能に支持されると共に、搬送スクリュー27の長手方向の位置決めがなされる。また、このとき第一孔部14c、第二孔部14dからの現像剤の洩れを防止するためクリーニング枠体14と軸受部材70、71との間に弾性を有するシール部材(不図示)を設けても良い。
本実施形態で、フランジ部27eは、搬送スクリュー27の回転中に突起部14eとの干渉を避けるため、スクリュー部27bのような螺旋面を有していない。よって、フランジ部27eにおいて、回収した廃トナーの搬送性の低下という問題が生じないように、本実施形態では、フランジ部27eを、スクリュー部27bに対して、廃トナーの搬送方向(F方向)の最上流側に配置している。このようにすることで、フランジ部27e近傍に搬送される廃トナー量を少なくするとともに、廃トナーの搬送性の低下の影響を抑えることとができる。
以上、本実施形態における搬送装置の製造方法は、以下のように表わされる。即ち、上述した搬送装置を結果物として得るように、第2突起部の他方の端部側から第1突出部を第2突出部に当接させる第1の工程と、回転軸を撓ませて第1突出部に対し第2突出部を乗り越えさせる第2の工程と、を有する。
ここで、本実施形態では、枠体は、他方の端部側に搬送部材が挿入可能な第1の孔部(14c)を有し、搬送部材を第1の孔部から挿入して前記第1の工程を行う。
また、本実施形態では、規制部は、第1突出部の外形よりも径の小さく、回転軸が挿入可能な第2の孔部(14d)を備え、回転軸と第2の孔部とを係合させた状態で、第1の工程を行う。
また、本実施形態では、規制部よりも一方の端部側に位置する回転軸の一方の端部(27c)に係合する第1の軸受部材(70)と、第2突出部よりも他方の端部側に位置する回転軸の他方の端部に係合する第2の軸受部材(71)と、を有する。そして、回転軸の一方の端部を第1の軸受部材に軸支し、回転軸の他方の端部を第2の軸受部材に軸支し、第2の軸受部材が第1の孔部(14c)に当接して第1の孔部の入り口を塞ぐ第3の工程を有する。
なお、この第3工程において、第1の孔部の入り口が塞がれるが、第1の孔部は第2の軸受部材が外されれば穴が露出されるという意味で、残存しているものである。
(変形例)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。因みに、本実施形態に記載されている構成部品の機能、材質、形状その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(変形例1)
上述した実施形態では、廃トナーの搬送部材の構成に関して説明したが、現像剤収納室に設けられた現像剤の搬送部材においても、同様の構成を用いることができる。即ち、像担持体(感光体ドラム1)に供給する現像剤を担持する現像剤担持体(現像ローラ17)と、上記搬送装置と、を有する現像装置に適用できる。
(変形例2)
上述した実施形態では、規制部として14dを用いたが、これに限られるものではない。例えば、図11に示すように突起部27eと同様の突起部14’dを鉛直方向(重力方向)で反対側(上方)に設け、突起部27eと突起部14’dの間で回転軸27を撓ませることで、フランジ部27eを図9の領域kの範囲内に位置させることができる。
(変形例3)
上述した実施形態では、現像剤を搬送する廃トナー搬送部材27を含む搬送装置が、画像形成装置の装置本体に挿入可能なプロセスカートリッジ内に設けられたが、プロセスカートリッジを用いない画像形成装置の装置本体内に設けられるものでも良い。
14・・クリーニング枠体、14b・・搬送路、14d・・第2孔部(規制部)、14e・・突起部(第2突出部)、27・・搬送スクリュー、27a・・回転軸、27b・・スクリュー部(搬送部)、27e・・フランジ部(第1突出部)

Claims (21)

  1. 現像剤を搬送するための搬送部材であって、回転軸と、前記回転軸から径方向で外側に突出した搬送部と、前記回転軸から径方向で外側に突出した第1突出部と、を有する搬送部材と、
    前記搬送部材が配置された搬送路と、前記搬送部材が挿入可能な第1の孔部とを備える枠体と、
    を有する搬送装置であって、
    前記枠体は、
    前記搬送部材が前記現像剤を搬送する搬送方向の一方の端部側に設けられ、前記第1突出部が前記一方の端部側へ変位することを規制するための規制部と、
    前記搬送方向に関して、前記第1突出部よりも他方の端部側に設けられ、前記第1突出部が前記他方の端部側へ変位することを規制するための第2突出部であって、前記搬送路の内側に突出した第2突出部と、
    を有し、
    前記第1突出部における前記一方の端部側、前記第2突出部における前記他方の端部側の少なくとも一方に、傾斜面が形成され、
    前記規制部に、前記第1突出部の外形よりも径が小さく、前記回転軸が挿入可能な第2の孔部が備えられることを特徴とする搬送装置。
  2. 前記規制部よりも前記一方の端部側に位置する前記回転軸の一方の端部に係合する第1の軸受部材と、
    前記第2突出部よりも前記他方の端部側に位置する前記回転軸の他方の端部に係合する第2の軸受部材と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記枠体は、前記他方の端部側に前記第1の孔部を有し、
    前記第2の軸受部材が前記第1の孔部に当接することを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記回転軸と前記規制部との、前記径方向におけるクリアランスをS1とし、前記第2突出部の前記搬送路の内側に突出した先端部の位置と前記第1突出部の外形の位置との、前記径方向における距離をS2とするとき、
    S1<S2
    なる関係を満たすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の搬送装置。
  5. 前記搬送部は、前記第1突出部よりも前記他方の端部側に設けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の搬送装置。
  6. 前記搬送部は、螺旋面を備えることを特徴とする請求項乃至5のいずれか一項に記載の搬送装置。
  7. 前記一方の端部は前記搬送方向で上流側にあり、前記他方の端部は前記搬送方向で下流側にあることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の搬送装置。
  8. 現像剤を搬送するための搬送部材であって、回転軸と、前記回転軸の軸線方向に直交する直交方向に関して、前記回転軸の外側に向けて突出した搬送部と、前記直交方向に関して、前記回転軸の外側に向けて突出した第1突出部と、を有する搬送部材と、
    前記搬送部材が配置される搬送路が備えられた枠体であって、前記搬送路に連通する第1の孔部と、前記搬送路に設けられ、前記直交方向に関して前記搬送路の内側に向けて突出した第2突出部と、を備え、前記搬送部材が前記軸線方向に沿って前記搬送路から前記第1の孔部に向けて移動した場合に、前記第2突出部と前記第1突出部が当接して、前記搬送部材の移動を規制するように構成された枠体と、
    を有し、
    前記直交方向に関して、前記第1の孔部の径は、前記搬送部および前記第1突出部の径よりも大きく、
    前記搬送部材を前記第1の孔部から前記搬送路に向けて挿入した場合に前記第1突出部が前記第2突出部に当接し、かつ前記第2突出部に乗り上げるように、前記搬送部材をガイドするための傾斜面が、前記第1突出部と前記第2突出部の少なくもいずれか一方に形成され
    前記枠体は、前記軸線方向に関して前記第1の孔部の反対側に、前記搬送路に連通し、かつ前記回転軸が挿入される第2の孔部を備え、
    前記直交方向に関して、前記第2の孔部の径は前記第1突出部の径よりも小さいことを特徴とする搬送装置。
  9. 前記直交方向において、前記回転軸と前記第2の孔部とのクリアランスをS1とし、前記第2突出部の先端部と前記第1突出部の先端部との距離をS2とするとき、
    S1<S2
    なる関係を満たすことを特徴とする請求項に記載の搬送装置。
  10. 前記軸線方向における前記回転軸の一方の端部を支持する第1の軸受部材と、
    前記軸線方向における前記回転軸の他方の端部を支持する第2の軸受部材と、を有することを特徴とする請求項8または9に記載の搬送装置。
  11. 前記第2の軸受部材は、前記第1の孔部を覆うように前記枠体に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  12. 前記搬送部材が現像剤を搬送する搬送方向において、前記第1突出部は前記搬送部の上流側に配置されることを特徴とする請求項8乃至1のいずれか一項に記載の搬送装置。
  13. 前記傾斜面は、前記第1突出部および前記第2突出部の両方に形成されることを特徴とする請求項1乃至1のいずれか一項に記載の搬送装置。
  14. 画像形成装置の装置本体に挿入可能な交換ユニットであることを特徴とする請求項1乃至1のいずれか1項に記載の搬送装置。
  15. 現像剤像を担持する像担持体と、
    請求項1乃至1のいずれか1項に記載の搬送装置と、
    を有することを特徴とするクリーニング装置。
  16. 像担持体に供給する現像剤を担持する現像剤担持体と、
    請求項1乃至1のいずれか1項に記載の搬送装置と、
    を有することを特徴とする現像装置。
  17. 現像剤像を担持する像担持体と、
    前記像担持体に供給する現像剤を担持する現像剤担持体と、
    請求項1乃至1のいずれか1項に記載の搬送装置と、
    を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  18. 現像剤像を担持する像担持体と、前記像担持体に供給する現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記像担持体に静電潜像を形成する露光装置と、
    請求項1乃至1のいずれか1項に記載の搬送装置と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  19. 搬送装置の製造方法であって、
    前記搬送装置は、
    現像剤を搬送するための搬送部材であって、回転軸と、前記回転軸から径方向で外側に突出した搬送部と、前記回転軸から径方向で外側に突出した第1突出部と、を有する搬送部材と、
    前記搬送部材が配置される搬送路と、前記搬送部材が挿入可能な第1の孔部とを備える枠体と、を有し、
    前記枠体は、
    前記搬送部材が前記現像剤を搬送する搬送方向の一方の端部側に設けられ、前記第1突出部が前記一方の端部側へ変位することを規制するための規制部と、
    前記搬送方向に関して、前記第1突出部よりも他方の端部側に設けられ、前記第1突出部が前記他方の端部側へ変位することを規制するための第2突出部であって、前記搬送路の内側に突出した第2突出部と、
    を有し、
    前記第1突出部における前記一方の端部側、前記第2突出部における前記他方の端部側の少なくとも一方に、傾斜面が形成され、
    前記規制部に、前記第1突出部の外形よりも径が小さく、前記回転軸が挿入可能な第2の孔部が備えられ、
    前記製造方法は、
    前記第2突出部の前記他方の端部側から前記第1突出部を前記第2突出部に当接させる第1の工程と、
    前記回転軸を撓ませて前記第1突出部に対し前記第2突出部を乗り越えさせる第2の工程と、
    を有し、
    前記回転軸と前記第2の孔部とを係合させた状態で、前記第1の工程を行うことを特徴とする搬送装置の製造方法。
  20. 前記枠体は、前記他方の端部側に前記第1の孔部を有し、
    前記搬送部材を前記第1の孔部から挿入して前記第1の工程を行うことを特徴とする請求項19に記載の搬送装置の製造方法。
  21. 前記規制部よりも前記一方の端部側に位置する前記回転軸の一方の端部に係合する第1の軸受部材と、
    前記第2突出部よりも前記他方の端部側に位置する前記回転軸の他方の端部に係合する第2の軸受部材と、
    を有し、
    前記回転軸の一方の端部を前記第1の軸受部材に軸支し、前記回転軸の他方の端部を前記第2の軸受部材に軸支し、前記第2の軸受部材が前記第1の孔部に当接して前記第1の孔部の入り口を塞ぐ第3の工程を有することを特徴とする請求項19または20に記載の搬送装置の製造方法。
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