JP6544811B2 - 5枚の光学素子構成の撮像レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、小型の撮像装置に使用されるCCDセンサやC-MOSセンサの固体撮像素子上に被写体の像を結像させる撮像レンズに係り、特に、小型化、低背化が進むスマートフォンや携帯電話機およびPDA(Personal Digital Assistant)やゲーム機、PC、ロボットなどの情報機器等、さらにはカメラ機能が付加された家電製品や自動車等に搭載される撮像装置に内蔵する撮像レンズに関するものである。
近年、多くの情報機器にカメラ機能が搭載されることが一般的となった。また、携帯電話、スマートフォン、PDA等の端末機器へカメラが搭載されることは、製品の付加価値としてもはや必須の条件になっている。携帯端末機器に限らず、ウェアラブル機器、ゲーム機、PC、家電製品、ドローン等々、カメラ機能を融合させた商品の需要は今後ますます高まり、それに伴う製品開発は急速に進むと予想される。
このような撮像素子の小型化、高画素化に対応し、撮像レンズについても解像度と画像品位の面でより高い性能が求められ、且つその普及とともに、低コスト化も要求されている。
高性能化への要求に応えるため、複数枚のレンズで構成された撮像レンズが一般化しており、3枚〜4枚のレンズ構成に比べ、より高性能化が可能な5枚のレンズ構成の撮像レンズも提案されている。
従来の高性能化を目指した撮像レンズとしては、例えば、以下の特許文献1、2のような撮像レンズが知られている。
特許文献1には、物体側より順に、正の屈折力を有する両凸レンズからなる第1レンズと、負の屈折力を有し、像側に凹面を向けた第2レンズと、正の屈折力を有し、像側に凸面を向けたメニスカスレンズからなる第3レンズと、負の屈折力を有し、両方のレンズ面が非球面形状で、像側に凹面を向けた第4レンズとを備える撮像レンズが開示されている。
特許文献2には、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズと、開口絞りと、負の屈折力を有する第2レンズと、物体側および像側に凸面を向けた第3レンズと、物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第4レンズと、像側に凹面を向けた第5レンズとを配置することで、高性能化をめざした撮像レンズが開示されている。
特開2010−271541号公報 米国特許第8,395,851号
上記特許文献1に記載の撮像レンズは、4枚という少ない構成で、高性能化をめざした撮像レンズであるが、4枚構成のため収差補正が十分ではない。よって近年要求される高画素化に対応することは困難である。
上記特許文献2に記載の撮像レンズは、5枚構成で、大口径、高性能かつコンパクトであり、製造コストを大幅に削減することを目的としたレンズ系である。確かにこのレンズ系の明るさはF2.6を実現している。しかし、特許文献2に記載のレンズ構成では、光学全長と焦点距離の比率が大きすぎるという問題がある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、上述した携帯端末機器や情報機器等へ適用可能な光学全長/焦点距離の比率が小さく望遠化されつつ、諸収差が良好に補正された高い解像力を備える撮像レンズを提供することを目的とする。
本発明において、光学素子の内でレンズか否かの分類は、近軸(光軸近傍)における屈折力の有無によって分類されるものである。近軸で屈折力を有する光学素子をレンズと呼ぶ。近軸で屈折力を有しない光学素子は、全体の焦点距離を変更することなく、非球面の効果によって周辺部の収差の改善に寄与させることができる。これを収差補正光学素子と呼ぶ。なお、レンズの面形状について、凸面、凹面、平面とは光軸近傍(近軸)における形状を指すものとし、屈折力が正か負かについても、光軸近傍(近軸)における屈折力を指すものとする。また、非球面に形成される極点とは、光軸上以外で接平面が光軸と垂直に交わる非球面上の点を意味するものとする。さらに、光学全長とは、最も像側に配置された光学素子と撮像素子との間にフィルタやカバーガラス等の挿入物がある場合、それらの厚みを空気換算したときの最も物体側に配置された光学素子から撮像面までの光軸上の距離として定義する。
本発明による撮像レンズは、固体撮像素子上に被写体の像を結像させる撮像レンズであって、第1の光学素子としての正の屈折力を有する第1レンズと、第2の光学素子としての光軸近傍で物体側に凸面を向けた負の屈折力を有する第2レンズと、第3の光学素子としての屈折力を有する第3レンズと、第4の光学素子としての光軸近傍で物体側に凸面を向けた屈折力を有する第4レンズとを、前記物体側から像側に向かって順に備え、かつ前記第3レンズと前記第4レンズとの間に、第5の光学素子としての光軸近傍で両面が平面であり、かつ両面が非球面の収差補正光学素子を1枚配置した、5枚の光学素子で構成されている。
上記構成における撮像レンズは、第1レンズの屈折力を強めることで低背化を図り、第2レンズによって、球面収差および色収差を良好に補正する。第3レンズは、低背化を維持しながら、コマ収差、像面湾曲の補正をする。第4レンズは、光軸近傍で物体側に凸面を向けることにより、像面湾曲を好適に補正する。第5の光学素子としての収差補正光学素子は、両面に形成した非球面形状によって、画面周辺部の収差を良好に補正する。
また、上記5枚の光学素子構成の撮像レンズは、以下の条件式(1)を満足することが望ましい。
(1)0.55<TTL/f<1.00
ただし、fは撮像レンズ全系の焦点距離、TTLは第1レンズの物体側の面から撮像面までの光軸上の距離である。
条件式(1)は、撮像レンズ全系の焦点距離に対する第1レンズの物体側の面から撮像面までの光軸上の距離を規定するものであり、光学全長の短縮化を図るための条件である。条件式(1)の上限値を下回ることで、全長を短くでき、小型化を実現することが容易になる。一方、条件式(1)の下限値を上回ることで、像面湾曲や軸上色収差の補正が容易になり、良好な光学性能を維持することができる。
また、上記5枚の光学素子構成の撮像レンズは、以下の条件式(2)を満足することが望ましい。
(2)2.00<(d3/TTL)*100<12.65
ただし、TTLは第1レンズの物体側の面から撮像面までの光軸上の距離、d3は第3レンズの光軸上の厚みである。
条件式(2)は、第3レンズの光軸上の厚みを適切に規定するものであり、第3レンズの成型性を良好に保ちつつ、低背化を維持するための条件である。条件式(2)の上限値を下回ることで、第3レンズの光軸上の厚さが厚くなり過ぎることを防ぎ、第3レンズの物体側、および像側の空気間隔の確保を容易にする。その結果、低背化を維持できる。一方、条件式(2)の下限値を上回ることで、第3レンズの光軸上の厚みが薄くなり過ぎる事を防ぎ、レンズの成型性を良好にする。
また、上記5枚の光学素子構成の撮像レンズは、以下の条件式(3)を満足することが望ましい。
(3)2.00<(d4/TTL)*100<7.10
ただし、TTLは第1レンズの物体側の面から撮像面までの光軸上の距離、d4は第4レンズの光軸上の厚みである。
条件式(3)は、第4レンズの光軸上の厚みを適切に規定するものであり、第4レンズの成型性を良好に保ちつつ、低背化を維持するための条件である。条件式(3)の上限値を下回ることで、第4レンズの光軸上の厚さが厚くなり過ぎる事を防ぎ、第4レンズの物体側、および像側の空気間隔の確保を容易にする。その結果、低背化を維持できる。一方、条件式(3)の下限値を上回ることで、第4レンズの光軸上の厚みが薄くなり過ぎる事を防ぎ、レンズの成型性を良好にする。
また、上記5枚の光学素子構成の撮像レンズにおいて、収差補正光学素子の両面に形成された非球面は、物体側、像側ともに、光軸から離れるに従って、物体側へ向かう方向に変化する形状であることが望ましい。このような非球面形状にすることで、収差補正光学素子から出射する光線の角度が抑制され、マージナル光線の収差を抑えることが可能になる。その結果、周辺部における収差の補正を容易にする。
また、上記5枚の光学素子構成の撮像レンズにおいて、第4レンズの像側の面には、光軸上以外の位置に少なくとも1つの極点を有する非球面を形成することが望ましい。
第4レンズの像側の面に極点を有する非球面を形成することで、像面湾曲、歪曲収差の補正と主光線が撮像素子に入射する角度をより好適に制御できる。
また、上記5枚の光学素子構成の撮像レンズは、以下の条件式(4)を満足することが望ましい。
(4)0.07<TN/f<0.30
ただし、fは撮像レンズ全系の焦点距離、TNは収差補正光学素子が配置される空気間隔の光軸上の距離である。
条件式(4)は、収差補正光学素子の適切な配置スペースを規定するものであり、低背化を維持しながら周辺部の収差補正を良好に行うための条件である。条件式(4)の上限値を下回ることで、低背化を維持しながら収差補正光学素子を配置するスペースを確保できる。一方、下限値を上回ることで、収差補正光学素子を配置するスペースが狭くなり過ぎる事を防ぐことができる。従って、両面に形成する非球面形状への自由度が高まり、当該光学素子による収差補正の効果を高めることができる。
また、上記5枚の光学素子構成の撮像レンズは、以下の条件式(5)を満足することが望ましい。
(5)2.4<(TNT/TTL)*100<10.8
ただし、TTLは第1レンズの物体側の面から撮像面までの光軸上の距離、TNTは収差補正光学素子の光軸上の厚みである。
条件式(5)は収差補正光学素子の光軸上の厚みを適切に規定するものであり、収差補正光学素子の成型性を良好に保ち、低背化を維持するための条件である。条件式(5)の上限値を下回ることで、収差補正光学素子の光軸上の厚さが厚くなり過ぎる事を防ぎ、収差補正光学素子の物体側、および像側の空気間隔の確保が容易になる。その結果、低背化を維持できる。一方、条件式(5)の下限値を上回ることで、収差補正光学素子の光軸上の厚みが薄くなり過ぎる事を防ぎ、レンズの成型性を良好にする。
また、上記5枚の光学素子構成の撮像レンズは、以下の条件式(6)を満足することが望ましい。
(6)2.00<(d2/TTL)*100<6.5
ただし、TTLは第1レンズの物体側の面から撮像面までの光軸上の距離、d2は第2レンズの光軸上の厚みである。
条件式(6)は第2レンズの光軸上の厚みを適切に規定するものであり、第2レンズの成型性を良好に保ちつつ、低背化を維持するための条件である。条件式(6)の上限値を下回ることで、第2レンズの光軸上の厚さが厚くなり過ぎる事を防ぎ、第2レンズの物体側、および像側の空気間隔の確保が容易になる。その結果、低背化を維持できる。一方、条件式(6)の下限値を上回ることで、第2レンズの光軸上の厚みが薄くなり過ぎる事を防ぎ、レンズの成型性を良好にする。
また、上記5枚の光学素子構成の撮像レンズは、以下の条件式(7)を満足することが望ましい。
(7)0.30<f1/f<1.1
ただし、fは全系の焦点距離、f1は第1レンズの焦点距離である。
条件式(7)は第1レンズの屈折力を規定するものであり、低背化と良好な収差補正を行う条件である。条件式(7)の上限値を下回ることで、第1レンズの正の屈折力が適切なものとなり、低背化が容易となる。一方、条件式(7)の下限値を上回ることで、高次の球面収差やコマ収差を小さく抑えられる。
また、上記5枚の光学素子構成の撮像レンズは、以下の条件式(8)を満足することが望ましい。
(8)−0.01<r1/r2<0.6
ただし、r1は第1レンズの物体側の面の曲率半径、r2は第1レンズの像側の面の曲率半径である。
条件式(8)は第1レンズの物体側、および像側の面の曲率半径の関係を規定するものであり、球面収差の発生を抑制するための条件である。上限値を下回ることで、第1レンズの正の屈折力を維持し、低背化が容易となる。一方、条件式(8)の下限値を上回ることで、第1レンズの物体側の面の正の屈折力が強くなり過ぎる事を防ぎ、球面収差の発生を抑制する。また、当該面の製造誤差感度を小さくする。
また、上記5枚の光学素子構成の撮像レンズは、以下の条件式(9)を満足することが望ましい。
(9)−1.6<f2/f<−0.6
ただし、fは全系の焦点距離、f2は第2レンズの焦点距離である。
条件式(9)は第2レンズの屈折力を規定するものであり、低背化と良好な収差補正を行うための条件である。条件式(9)の上限値を下回ることで、第2レンズの負の屈折力が適切なものとなり、低背化が容易となる。一方、条件式(9)の下限値を上回ることで、第1レンズで発生した球面収差、色収差の補正が容易になる。
また、上記5枚の光学素子構成の撮像レンズは、以下の条件式(10)を満足することが望ましい。
(10)1.5<r3/r4<5.0
ただし、r3は第2レンズの物体側の面の曲率半径、r4は第2レンズの像側の面の曲率半径である。
条件式(10)は第2レンズの物体側、および像側の面の曲率半径の関係を規定するものであり、非点収差の発生を抑制するための条件である。条件式(10)を満足することにより、第2レンズは光軸近傍においてメニスカス形状となるため、非点収差を好適に補正できる。
また、上記5枚の光学素子構成の撮像レンズは、以下の条件式(11)を満足することが望ましい。
(11)0.5<|f3|/f<3.4
ただし、fは全系の焦点距離、f3は第3レンズの焦点距離である。
条件式(11)は第3レンズの屈折力を規定するものであり、良好な収差補正を行う条件である。条件式(11)を満たすことで、第3レンズの正または負の屈折力が適切なものとなり、高次の球面収差やコマ収差を小さく抑えることが容易となる。
また、上記5枚の光学素子構成の撮像レンズにおいては、第2レンズと第3レンズの合成焦点距離は負であることが望ましく、さらには以下の条件式(12)を満足することがより望ましい。
(12)−9.6<f23/f<−0.25
ただし、fは全系の焦点距離、f23は第2レンズと第3レンズの合成焦点距離である。
条件式(12)は第2レンズと第3レンズの合成焦点距離を適切な範囲に規定することで、低背化と良好な収差補正を行うための条件である。条件式(12)の上限値を下回ることで、第2レンズと第3レンズの負の合成屈折力が適切なものとなり、撮像レンズ低背化が容易となる。一方、条件式(12)の下限値を上回ることで、像面湾曲や色収差の補正が容易となる。
また、上記5枚の光学素子構成の撮像レンズにおいては、第4レンズは、光軸近傍でメニスカス形状であることが望ましい。
第4レンズを光軸近傍でメニスカス形状にすることで、像面湾曲のより好適な補正が可能になる。
また、上記5枚の光学素子構成の撮像レンズは、以下の条件式(13)を満足することが望ましい。
(13)0.5<r7/r8<2.10
ただし、r7は第4レンズの物体側の面の曲率半径、r8は第4レンズの像側の面の曲率半径である。
条件式(13)は第4レンズの物体側、および像側の面の曲率半径の関係を規定するものであり、球面収差を良好に補正しつつ、低背化と製造誤差に対する感度を緩和させるための条件である。条件式(13)の上限値を下回ることで、第4レンズの像側の凹面の屈折力が適切なものとなり、この面で発生する球面収差が抑制され、、製造誤差に対する感度も低減する。一方、条件式(13)の下限値を上回ることで、第4レンズの正または負の屈折力が適切なものとなり、低背化が可能になる。
また、上記5枚の光学素子構成の撮像レンズにおいて、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズはそれぞれ少なくとも1面は非球面であることが望ましい。
非球面を使用することで、諸収差を良好に補正することが可能になる。
本発明により、光学全長/焦点距離の比率が小さく、望遠化された高解像力の撮像レンズを得ることができる。
本発明の実施例1の撮像レンズの概略構成を示す図である。 本発明の実施例1の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 本発明の実施例2の撮像レンズの概略構成を示す図である。 本発明の実施例2の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 本発明の実施例3の撮像レンズの概略構成を示す図である。 本発明の実施例3の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 本発明の実施例4の撮像レンズの概略構成を示す図である。 本発明の実施例4の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 本発明の実施例5の撮像レンズの概略構成を示す図である。 本発明の実施例5の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 本発明の実施例6の撮像レンズの概略構成を示す図である。 本発明の実施例6の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 本発明の実施例7の撮像レンズの概略構成を示す図である。 本発明の実施例7の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 本発明の実施例8の撮像レンズの概略構成を示す図である。 本発明の実施例8の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 本発明の実施例9の撮像レンズの概略構成を示す図である。 本発明の実施例9の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。 本発明の実施例10の撮像レンズの概略構成を示す図である。 本発明の実施例10の撮像レンズの球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1、図3、図5、図7、図9、図11、図13、図15、図17、および図19はそれぞれ、本発明の実施形態の実施例1から10に係る5枚の光学素子構成からなる撮像レンズの概略構成図を示している。なお、図1、図3、図5、図7、図9、図11、図13、図15、図17はいずれも基本的なレンズ構成は同様であるため、ここでは主に実施例1の概略構成図を参照しながら、本実施形態の撮像レンズの構成について説明する。
図1は、実施例1の撮像レンズの構成を示し、光軸(AX)は物体側から入射した光の進む経路(光路)の中心線である。図1に示すように、本実施形態の撮像レンズは、物体側から像側に向かって順に、第1の光学素子としての正の屈折力を有する第1レンズL1と、第2の光学素子としての光軸AX近傍で物体側に凸面を向けた負の屈折力を有する第2レンズL2と、第3の光学素子としての第3レンズL3と、第4の光学素子としての光軸AXの近傍で物体側に凸面を向けた第4レンズL4とを備え、第3レンズL3と第4レンズL4の間には、第5の光学素子としての光軸AXの近傍で両面が平面であり、両面が非球面の収差補正光学素子NEが配置されて構成されている。従って、本実施形態の撮像レンズは4枚の屈折力を有する光学素子と、1枚の実質的に屈折力を有しない収差補正光学素子との合計5枚で構成されている。
上記の実施形態で配置される、実質的に屈折力を有しない収差補正光学素子NEは、光軸AXの近傍では平行平板の形状になっているため、撮像レンズ全系の屈折力に影響を与えることは無く、また第1の光学素子としての第1レンズL1から第4の光学素子としての第4レンズL4の4枚のレンズの屈折力に影響を与えることは無い。従って、焦点距離やレンズの中心厚等のパラメータを変化させることなく、周辺部のみの収差を補正する。
また、第4レンズL4と撮像面IMG(すなわち、撮像素子の撮像面)との間には赤外線カットフィルタやカバーガラス等のフィルタIRが配置されている。なお、このフィルタIRは省略することが可能である。
それぞれの実施例において、第3レンズL3および第4レンズL4の屈折力を正にするか負にするか、また、第1レンズL1の像側の面および第3レンズL3の物体側および像側の面形状を光軸AXの近傍で凸面にするか、凹面にするかについては、様々な選択が可能であり、それぞれの実施例は所期の性能を実現するための最適な組み合わせが取られている。
より詳細には、実施例1から実施例3の屈折力の配列は、物体側から順に正負正負となっており、実施例4および実施例6および実施例7は物体側から順に正負負正となっており、実施例5および実施例8および実施例9は物体側から順に正負負負となっている。すなわち、第1レンズL1が正の屈折力であり、第2レンズL2が負の屈折力となる条件がすべての実施例に共通している。また、レンズ面の形状に関しては、第1レンズL1の物体側の面が光軸AXの近傍で凸面であり、第2レンズL2が、光軸AXの近傍で物体側の面が凸面のメニスカス形状であり、第4レンズL4が、光軸AXの近傍で物体側の面が凸面のメニスカス形状であることが、すべての実施例に共通した面構成になっている。もちろん、これら屈折力や面構成の組み合わせは一例であって、本発明の目的に反しない限り、撮像レンズが適用されるシステムなどに応じて、様々な組み合わせを選択することができる。
なお、図19に示す実施例10は、図15の実施例8の5枚の光学素子構成からなる撮像レンズの物体側にプリズムPRを加えた実施形態を示している。プリズムPRの傾斜面は、光路を略直角に折り曲げる反射面として機能する。本発明の5枚の光学素子構成の撮像レンズは、テレフォト比が1.0未満の望遠タイプの光学系のため、広角タイプの光学系と比較すると光学全長が長くなっている。そこで、図19のように、最も物体側にプリズムPRを付加して光路を略直角に折り曲げた屈曲光学系を採用すれば、撮像レンズの配置を90°回転させることで、薄型化された機器にも内蔵させることが可能である。なお、プリズムPRに屈折率の大きな材料を採用すればプリズムPR自体が小型化されるため、機器の薄型化へより適応しやすい。また、プリズムPRの反射面を平面とすることで、非対称な歪曲や像面湾曲の発生を抑制できる。プリズムPRに代えて反射鏡などにより屈曲光学系を構成してもよく、光路を略直角に屈曲させるものであれば、屈曲光学系の構成は任意である。
本実施の形態に係る5枚の光学素子構成の撮像レンズは、全てのレンズにプラスチック材料を採用することで製造を容易にし、低コストでの大量生産を可能にしている。また、全てのレンズの両面に適切な非球面を形成しており、諸収差をより好適に補正している。
なお、採用するレンズ材料はプラスチック材料に限定されるものではない。ガラス材料を採用することで、更なる高性能化を目指すことも可能である。また、すべてのレンズ面を非球面で形成することが望ましいが、要求される性能によっては、製造が容易な球面を採用しても良い。
本実施形態における撮像レンズは、以下の条件式(1)から(13)を満足することにより、好ましい効果を奏するものである。
(1)0.55<TTL/f<1.00
(2)2.00<(d3/TTL)*100<12.65
(3)2.00<(d4/TTL)*100<7.10
(4)0.07<TN/f<0.30
(5)2.4<(TNT/TTL)*100<10.8
(6)2.00<(d2/TTL)*100<6.5
(7)0.30<f1/f<1.1
(8)−0.01<r1/r2<0.6
(9)−1.6<f2/f<−0.6
(10)1.5<r3/r4<5.0
(11)0.5<|f3|/f<3.4
(12)−9.6<f23/f<−0.25
(13)0.5<r7/r8<2.10
ただし、
f :撮像レンズ全系の焦点距離
TTL:第1レンズL1の物体側の面から撮像面IMGまでの光軸AX上の距離
d2:第2レンズL2の光軸AX上の厚み
d3:第3レンズL3の光軸AX上の厚み
d4:第4レンズL4の光軸AX上の厚み
TNT:収差補正光学素子NEの光軸AX上の厚み
TN:収差補正光学素子NEが配置される空気間隔の光軸AX上の距離
f1:第1レンズL1の焦点距離
f2:第2レンズL2の焦点距離
f3:第3レンズL3の焦点距離
f23:第2レンズL2と第3レンズL3の合成焦点距離
r1:第1レンズL1の物体側の面の曲率半径
r2:第1レンズL1の像側の面の曲率半径
r3:第2レンズL2の物体側の面の曲率半径
r4:第2レンズL2の像側の面の曲率半径
r7:第4レンズL4の物体側の面の曲率半径
r8:第4レンズL4の像側の面の曲率半径
なお、上記の各条件式をすべて満足する必要はなく、それぞれの条件式を単独に満たすことで、各条件式に対応した作用効果を得ることができる。
また、本実施形態における撮像レンズは、以下の条件式(1a)から(13a)を満足することにより、より好ましい効果を奏するものである。
(1a)0.71<TTL/f<1.00
(2a)2.51<(d3/TTL)*100<11.16
(3a)2.41<(d4/TTL)*100<6.22
(4a)0.09<TN/f<0.26
(5a)2.97<(TNT/TTL)*100<9.51
(6a)2.53<(d2/TTL)*100<5.67
(7a)0.36<f1/f<0.91
(8a)−0.005<r1/r2<0.477
(9a)−1.36<f2/f<−0.74
(10a)1.87<r3/r4<4.40
(11a)0.61<|f3|/f<2.94
(12a)−8.45<f23/f<−0.36
(13a)0.70<r7/r8<1.81
ただし、各条件式の符号は前の段落での説明と同様である。
本実施形態において、レンズ面の非球面に採用する非球面形状は、光軸方向の軸をZ、光軸に直交する方向の高さをH、円錐係数をk、非球面係数をA4、A6、A8、A10、A12、A14、A16としたとき数式1により表わされる。
Figure 0006544811
次に、本実施形態に係る撮像レンズの実施例を示す。各実施例において、fは撮像レンズ全系の焦点距離を、FnoはFナンバーを、ωは半画角を、ihは最大像高をそれぞれ示す。また、iは物体側から数えた面番号、rは曲率半径、dは光軸上のレンズ面間の距離(面間隔)、Ndはd線(基準波長)の屈折率、νdはd線に対するアッベ数をそれぞれ示す。なお、非球面に関しては、面番号iの後に*(アスタリスク)の符号を付加して示す。
(実施例1)
基本的なレンズデータを以下の表1に示す。
Figure 0006544811
実施例1の撮像レンズは、表11に示すように条件式(1)から(13)を満たしている。
図2は実施例1の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。球面収差図は、F線(486nm)、d線(588nm)、C線(656nm)の各波長に対する収差量を示している。また、非点収差図にはサジタル像面Sにおけるd線の収差量(実線)、およびタンジェンシャル像面Tにおけるd線の収差量(破線)をそれぞれ示している(図4、図6、図8、図10、図12、図14、図16、図18、図20においても同じ)。図2に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
(実施例2)
基本的なレンズデータを以下の表2に示す。
Figure 0006544811
実施例2の撮像レンズは、表11に示すように条件式(1)から(13)を満たしている。
図4は実施例2の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図4に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
(実施例3)
基本的なレンズデータを以下の表3に示す。
Figure 0006544811
実施例3の撮像レンズは、表11に示すように条件式(1)から(13)を満たしている。
図6は実施例3の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図6に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
(実施例4)
基本的なレンズデータを以下の表4に示す。
Figure 0006544811
実施例4の撮像レンズは、表11に示すように条件式(1)から(13)を満たしている。
図8は実施例4の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図8に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
(実施例5)
基本的なレンズデータを以下の表5に示す。
Figure 0006544811
実施例5の撮像レンズは、表11に示すように条件式(1)から(13)を満たしている。
図10は実施例5の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図10に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
(実施例6)
基本的なレンズデータを以下の表6に示す。
Figure 0006544811
実施例6の撮像レンズは、表11に示すように条件式(1)から(13)を満たしている。
図12は実施例6の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図12に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
(実施例7)
基本的なレンズデータを以下の表7に示す。
Figure 0006544811
実施例7の撮像レンズは、表11に示すように条件式(1)から(13)を満たしている。
図14は実施例7の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図14に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
(実施例8)
基本的なレンズデータを以下の表8に示す。
Figure 0006544811
実施例8の撮像レンズは、表11に示すように条件式(1)から(13)を満たしている。
図16は実施例8の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図16に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
(実施例9)
基本的なレンズデータを以下の表9に示す。
Figure 0006544811
実施例9の撮像レンズは、表11に示すように条件式(1)から(13)を満たしている。
図18は実施例9の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図18に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
(実施例10)
基本的なレンズデータを以下の表10に示す。
Figure 0006544811
実施例10の撮像レンズは、表11に示すように条件式(1)から(13)を満たしている。
図20は実施例10の撮像レンズについて、球面収差(mm)、非点収差(mm)、歪曲収差(%)を示したものである。図20に示すように、各収差は良好に補正されていることが分かる。
表11に実施例1から実施例10に係る条件式(1)から(13)の値を示す。
Figure 0006544811
本発明に係る5枚の光学素子構成の撮像レンズを、高画素化が進むスマートフォンや携帯端末機器等、ゲーム機やPC、ロボットなどの情報機器等、さらにはカメラ機能が付加された家電製品や自動車等に搭載される撮像装置へ適用した場合、当該カメラの望遠化への寄与とともにカメラの高性能化を図ることができる。
ST 開口絞り
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
NE 収差補正光学素子
ih 最大像高
IR フィルタ
IMG 撮像面
PR プリズム

Claims (15)

  1. 第1の光学素子としての正の屈折力を有する第1レンズと、第2の光学素子としての光軸近傍で物体側に凸面を向けた負の屈折力を有する第2レンズと、第3の光学素子としての屈折力を有する第3レンズと、第4の光学素子としての光軸近傍で物体側に凸面を向けた屈折力を有する第4レンズとを、前記物体側から像側に向かって順に備え、かつ前記第3レンズと前記第4レンズとの間に、第5の光学素子としての収差補正光学素子を備えており、前記収差補正光学素子は、光軸近傍で両面が平面であり、かつ両面に非球面が形成されており、以下の条件式(3)を満足することを特徴とする5枚の光学素子構成の撮像レンズ。
    (3)2.00<(d4/TTL)*100<7.10
    ただし、
    TTL:第1レンズの物体側の面から撮像面までの光軸上の距離
    d4:第4レンズの光軸上の厚み
  2. 以下の条件式(1)を満足することを特徴とする請求項1に記載の5枚の光学素子構成の撮像レンズ。
    (1)0.55<TTL/f<1.00
    ただし、
    f:撮像レンズ全系の焦点距離
    TTL:第1レンズの物体側の面から撮像面までの光軸上の距離
  3. 以下の条件式(2)を満足することを特徴とする請求項1に記載の5枚の光学素子構成の撮像レンズ。
    (2)2.00<(d3/TTL)*100<12.65
    ただし、
    TTL:第1レンズの物体側の面から撮像面までの光軸上の距離
    d3:第3レンズの光軸上の厚み
  4. 以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1に記載の5枚の光学素子構成の撮像レンズ。
    (4)0.07<TN/f<0.30
    ただし、
    f:撮像レンズ全系の焦点距離
    TN:収差補正光学素子が配置される空気間隔の光軸上の距離
  5. 以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1に記載の5枚の光学素子構成の撮像レンズ。
    (5)2.4<(TNT/TTL)*100<10.8
    ただし、
    TTL:第1レンズの物体側の面から撮像面までの光軸上の距離
    TNT:収差補正光学素子の光軸上の厚み
  6. 以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1に記載の5枚の光学素子構成の撮像レンズ。
    (6)2.0<(d2/TTL)*100<6.5
    ただし、
    TTL:第1レンズの物体側の面から撮像面までの光軸上の距離
    d2:第2レンズの光軸上の厚み
  7. 以下の条件式(7)を満足することを特徴とする請求項1に記載の5枚の光学素子構成の撮像レンズ。
    (7)0.30<f1/f<1.1
    ただし、
    f:撮像レンズ全系の焦点距離
    f1:第1レンズの焦点距離
  8. 以下の条件式(8) を満足することを特徴とする請求項1に記載の5枚の光学素子構成の撮像レンズ。
    (8)−0.01<r1/r2<0.6
    ただし、
    r1:第1 レンズの物体側の面の曲率半径
    r2:第1 レンズの像側の面の曲率半径
  9. 以下の条件式(9)を満足することを特徴とする請求項1に記載の5枚の光学素子構成の撮像レンズ。
    (9)−1.6<f2/f<−0.6
    ただし、
    f:撮像レンズ全系の焦点距離
    f2:第2レンズの焦点距離
  10. 以下の条件式(10)を満足することを特徴とする請求項1に記載の5枚の光学素子構成の撮像レンズ。
    (10)1.5<r3/r4<5.0
    ただし、
    r3:第2レンズの物体側の面の曲率半径
    r4:第2レンズの像側の面の曲率半径
  11. 以下の条件式(11)を満足することを特徴とする請求項1に記載の5枚の光学素子構成の撮像レンズ。
    (11)0.5<|f3|/f<3.4
    ただし、
    f:撮像レンズ全系の焦点距離
    f3:第3レンズの焦点距離
  12. 前記第2レンズと第3レンズの合成焦点距離は負であり、以下の条件式(12)を満足することを特徴とする請求項1に記載の5枚の光学素子構成の撮像レンズ。
    (12)−9.6<f23/f<−0.25
    ただし、
    f:撮像レンズ全系の焦点距離
    f23:第2レンズと第3レンズの合成焦点距離
  13. 前記第4レンズは、光軸近傍でメニスカス形状であることを特徴とする請求項1に記載の5枚の光学素子構成の撮像レンズ。
  14. 以下の条件式(13)を満足することを特徴とする請求項1に記載の5枚の光学素子構成の撮像レンズ。
    (13)0.5<r7/r8<2.10
    ただし、
    r7:第4レンズの物体側の面の曲率半径
    r8:第4レンズの像側の面の曲率半径
  15. 前記第1レンズよりも物体側の位置に反射面を一面有するプリズムが配置され、前記反射面において被写体光の進行方向が略直角に屈曲される屈曲光学系を備えた請求項1に記載の5枚の光学素子構成の撮像レンズ。
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