JP6540485B2 - 経路変更装置及び経路変更システム - Google Patents

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Description

本発明は経路変更装置及び経路変更システムに関する。
特許文献1に、自車両の走行を自動で制御しつつ、ドライバの意思により、走行予定経路を変更できる車両制御プログラムが記載されている。同文献記載の発明では、ドライバがジョイスティックを傾斜操作したとき、その傾斜方向に新たな走行予定経路を設定する。
特開2012−216069号公報
特許文献1記載の発明では、走行予定経路を変更する位置に自車両が到達してからでないと、走行予定経路を変更する処理を行うことができない。そのため、ドライバは、走行予定経路を変更する位置に自車両が到達するまで、常に注意を払わなければならない。
本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、早期に走行予定経路を変更することができる経路変更装置及び経路変更システムを提供することを目的とする。
本発明の経路変更装置(1、101)は、自車両の走行予定経路を取得する経路取得ユニット(7)と、ユーザの入力に応じて走行予定経路上の位置Pを特定する特定ユニット(9)と、映像と位置とを関連付けて記憶している記憶装置から、特定ユニットが特定した位置Pに対応する映像を取得する映像取得ユニット(11)と、映像取得ユニットにより取得した映像を表示する表示ユニット(13)と、表示ユニットにより表示された映像においてユーザが指定した変更内容を取得する変更内容取得ユニット(15)と、変更内容取得ユニットが取得した変更内容に応じて走行予定経路を変更する経路変更ユニット(17)とを備える。
本発明の経路変更装置は、自車両の現在位置よりも前方の位置Pに対応する映像を表示する。ユーザは、その映像において、走行予定経路の変更を行うことができる。よって、ユーザは、走行予定経路の変更点に自車両が到達する前に、走行予定経路の変更を行うことができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
経路変更装置1の構成を表すブロック図である。 経路変更装置1の機能的構成を表すブロック図である。 経路変更装置1が実行する映像表示処理を表すフローチャートである。 表示装置39に表示する位置P映像53及び時間指定欄47を表す説明図である。 表示装置39に表示された地図を表す説明図である。 経路変更装置1が実行する経路変更処理を表すフローチャートである。 表示装置39に表示する位置P映像53及び時間指定欄47を表す説明図である。 変更後の走行予定経路を表す説明図である。 経路変更装置1が実行する変更後の経路演算処理を表すフローチャートである。 経路変更システム63の構成を表すブロック図である。 経路変更装置101の機能的構成を表すブロック図である。 経路変更装置1が実行する映像表示処理を表すフローチャートである。 記憶装置65が実行する映像送信処理を表すフローチャートである。
本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
<第1実施形態>
1.経路変更装置1の構成
経路変更装置1の構成を図1、図2に基づき説明する。経路変更装置1は車両に搭載される。以下では、経路変更装置1を搭載する車両を自車両とする。
経路変更装置1は、CPU3と、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ5とする)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。経路変更装置1の各種機能は、CPU3が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ5が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。なお、経路変更装置1を構成するマイクロコンピュータの数は1つでも複数でもよい。
経路変更装置1は、CPU3がプログラムを実行することで実現される機能の構成として、図2に示すように、経路取得ユニット7と、特定ユニット9と、映像取得ユニット11と、表示ユニット13と、変更内容取得ユニット15と、経路変更ユニット17と、地図表示ユニット19と、時間Ti算出ユニット21と、時間Tc算出ユニット23と、報知ユニット25と、経路出力ユニット27と、を備える。経路変更装置1を構成するこれらの要素を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の要素を、論理回路やアナログ回路等を組み合わせたハードウェアを用いて実現してもよい。
自車両は、経路変更装置1に加えて、カメラ29、GPS31、車速センサ33、ヨーレートセンサ35、入力装置37、表示装置39、ナビゲーションシステム41、記憶装置43、及び自動運転ユニット45を備える。
カメラ29は自車両の前方を撮影し、映像データを作成する。GPS31は高精度測位システムであって、自車両の位置を高精度に取得する。GPS31が取得する位置における精度は10cm程度である。車速センサ33は自車両の車速を検出する。ヨーレートセンサ35は自車両のヨーレートを検出する。入力装置37は自車両の車室内に設けられ、ユーザの入力を受け付ける。ユーザは自車両のドライバであってもよいし、それ以外の搭乗者であってもよい。表示装置39は自車両の車室内に設けられた、タッチパネル方式のディスプレイである。ユーザは、表示装置39の画面に触れることで入力を行うことができる。
ナビゲーションシステム41は、ユーザによる目的地の入力を受け付ける。ナビゲーションシステム41は、自車両の現在位置から、目的地までの走行予定経路を作成し、表示装置39に表示する。走行予定経路とは、自車両が将来において走行する予定の経路である。ナビゲーションシステム41は、走行予定経路に応じて、音声や画像による周知の案内処理を行う。
記憶装置43は、映像、その映像を撮影した位置、及び映像を撮影したときの撮影方向等を関連付けて記憶している。映像は、道路上を走行中の車両に乗車したドライバの視点から見える、車両の前方を表す映像である。また、記憶装置43は、地図データを記憶している。自動運転ユニット45は、自車両を走行予定経路に沿って自動的に走行させる機能を有する。
2.経路変更装置1が実行する映像表示処理
経路変更装置1が実行する映像表示処理を図3〜図5に基づき説明する。映像表示処理は、入力装置37に対し、映像表示処理の開始を指示する入力が行われたとき、開始される。
図3のステップ1では、経路取得ユニット7が、最新の走行予定経路をナビゲーションシステム41から取得する。
ステップ2では、位置Pを指定する入力があったか否かを特定ユニット9が判断する。位置Pとは、前記ステップ1で取得した走行予定経路上の位置であって、自車両の現在位置よりも前方の位置である。
位置Pを指定する入力方法として、図4に示すように、表示装置39の画面上に表示された時間指定欄47において時間Xを入力する方法がある。図4に示す例では、時間Xとして5分間が入力されている。この入力方法の場合、現時点から時間Xの分だけ後の時点における自車両の予測位置が位置Pとなる。時間Xを入力する方法は特に限定されない。図4に示すように、バーを用いて入力してもよいし、ダイアルを用いて入力してもよい。
また、位置Pを指定する他の入力方法として、図5に示すように、表示装置39の画面に表示された地図において、位置Pに対応する位置を指で押す方法がある。なお、表示装置39には、地図に加えて、走行予定経路49と、自車両の現在位置51も表示される。上記の地図は、地図表示ユニット19が記憶装置43から読み出し、表示装置39に表示したものである。位置Pを指定する入力があった場合はステップ3に進み、入力がなかった場合はステップ7に進む。
図3に戻り、ステップ3では、特定ユニット9が、前記ステップ2で入力された内容に基づき、位置Pを特定する。図4に示すように、時間指定欄47において時間Xが入力された場合、現時点から時間Xの分だけ後の時点における自車両の予測位置を位置Pとする。
位置Pの特定方法は、更に詳しくは、以下のとおりである。特定ユニット9は、GPS31を用いて自車両の現在位置を取得する。また、特定ユニット9は、自車両が現在の車速を維持すると仮定して、時間Xの間に自車両が走行する距離Lを算出する。あるいは、走行予定経路の各位置における標準車速が予め設定されている場合は、その標準車速に基づき、距離Lを算出してもよい。さらに、特定ユニット9は、自車両の現在位置から、走行予定経路上を、距離Lだけ前方に走行した位置を位置Pとする。
また、図5に示すように、表示装置39の画面に表示された地図において、位置Pに対応する位置を指で押す入力方法が用いられた場合、特定ユニット9は、自車両の現在位置と、指で押された位置との距離Lを算出する。さらに、特定ユニット9は、自車両の現在位置から、走行予定経路上を、距離Lだけ前方に走行した位置を位置Pとする。
ステップ4では、撮影位置が前記ステップ3で特定した位置Pに対応する映像であって、自車両の走行方向と映像の撮影方向とが一致する映像を、映像取得ユニット11が記憶装置43から取得する。この映像を以下では位置P映像とする。
ステップ5では、表示ユニット13が、前記ステップ4で取得した位置P映像を表示装置39に表示する。図4に、位置P映像53の例を示す。表示ユニット13は、表示装置39に、前記ステップ1で取得した走行予定経路49も重畳して表示する。
ステップ6では、入力装置37に対し、現在の映像を表示することを指示する入力があったか否かを表示ユニット13が判断する。現在の映像を表示することを指示する入力としては、例えば、時間Xとして0分を入力するものがある。現在の映像を表示することを指示する入力があった場合はステップ7に進み、現在の映像を表示することを指示する入力がなかった場合はステップ3に戻る。
よって、現在の映像を表示することを指示する入力が行われるまで、ステップ3〜6から成るサイクルが繰り返される。1サイクルごとに、自車両の走行に応じて位置Pは更新され、走行予定経路上を先に進んでゆく。また、表示される位置P映像も、位置Pの更新に応じて更新される。そのため、ステップ3〜6から成るサイクルが繰り返されるとき、表示装置39には、走行予定経路上を、自車両の現在位置よりも先の位置Pを走行中の車両からリアルタイムに撮影されている動画と同様の映像が擬似的に表示される。
前記ステップ2で否定判断した場合、又は前記ステップ6で肯定判断した場合、ステップ7に進む。ステップ7では、表示ユニット13が、カメラ29により取得した映像を表示装置39に表示する。この映像は、自車両の現在位置から走行予定経路における前方を見た映像である。
ステップ8では、入力装置37に対し、映像表示処理の終了を指示する入力があったか否かを表示ユニット13が判断する。終了を指示する入力があった場合は本処理を終了し、終了を指示する入力がなかった場合はステップ7に戻る。
よって、映像表示処理の終了を指示する入力が行われるまで、ステップ7、8から成るサイクルが繰り返される。1サイクルごとに、自車両は走行予定経路上を先に進んでゆく。また、表示される映像も、自車両の位置に応じて更新される。そのため、ステップ7、8から成るサイクルが繰り返されるとき、表示装置39には、自車両の現在位置からリアルタイムに撮影されている動画の映像が表示される。
3.経路変更装置1が実行する経路変更処理
経路変更装置1が実行する経路変更処理を図6〜図9に基づき説明する。この経路変更処理は、位置P映像が表示されている期間中に、所定時間ごとに繰り返し実行される。
図6のステップ11では、ユーザによる、映像を停止する入力があったか否かを表示ユニット13が判断する。映像を停止する入力とは、表示装置39の画面のいずれかに触れる入力である。映像を停止する入力があった場合はステップ12に進み、映像を停止する入力がなかった場合は本処理を終了する。
ステップ12では、表示ユニット13が位置P映像を停止する。すなわち、その時点で表示装置39に表示されていた位置P映像を表示し続け、それ以降、位置P映像が更新されないようにする。
ステップ13では、時間Ti算出ユニットが予測時間Tiを算出する。予測時間Tiとは、自車両が、現在位置から、表示装置39に表示されている位置P映像の撮影位置に達するまでの予測時間である。
予測時間Tiの具体的な算出方法は以下のとおりである。時間Ti算出ユニットは、GPS31を用いて自車両の現在位置を取得する。また、映像と撮影位置とは関連付けられているから、時間Ti算出ユニットは、表示装置39に表示されている位置P映像の撮影位置を取得する。そして、時間Ti算出ユニットは、自車両が現在の車速を維持すると仮定して、自車両が、現在位置から、表示装置39に表示されている位置P映像の撮影位置に達するまでの時間を算出し、それを予測時間Tiとする。あるいは、走行予定経路の各位置における標準車速が設定されている場合、時間Ti算出ユニットは、その標準車速に基づき、予測時間Tiを算出してもよい。
ステップ14では、表示ユニット13が、前記ステップ13で算出した予測時間Tiを表示装置39に表示する。図4に、予測時間Tiの表示例を示す。
ステップ15では、ユーザによる停車場所を指定する入力があったか否かを変更内容取得ユニット15が判断する。停車場所は、一時停止する場所であってもよいし、降車する場所であってもよい。停車場所を指定する入力とは、例えば、図4に示す例のように、表示装置39の画面における一部55を長時間押す入力である。また、停車場所を指定する入力は、例えば、図5に示す例のように、表示装置39に表示された地図における一部55を長時間押す入力であってもよい。停車場所を指定する入力があった場合はステップ16に進み、停車場所の入力がなかった場合はステップ22に進む。
ステップ16では、変更内容取得ユニット15が、停車場所の緯度経度を算出する。停車場所とは、表示装置39に表示された位置P映像のうち、前記ステップ15において長時間押された場所である。
停車場所の緯度経度の具体的な算出方法は以下のとおりである。映像と撮影位置とは関連付けられているから、変更内容取得ユニット15は、位置P映像の撮影位置を取得できる。また、変更内容取得ユニット15は、位置P映像内における停車場所の位置に基づき、位置P映像の撮影位置に対する停車場所の相対位置を特定する。変更内容取得ユニット15は、それらを総合して、停車場所の緯度経度を算出する。
ステップ17では、前記ステップ16で緯度経度を算出した停車場所に自車両が停車可能であるか否かを経路変更ユニット17が判断する。具体的には、自車両の現在位置と停車場所との距離が所定の閾値以上である場合は停車可能と判断する。一方、自車両が停車場所を既に通過しているか、自車両の現在位置と停車場所との距離が前記閾値未満である場合は、停車不可能と判断する。停車可能と判断した場合はステップ18に進み、停車不可能と判断した場合はステップ19に進む。
ステップ18では、経路変更ユニット17が停車場所を登録する。停車場所の登録は走行予定経路の変更に対応する。
ステップ19では、報知ユニット25が表示装置39にエラーメッセージを表示する。
ステップ20では、表示ユニット13が位置P映像の更新を再開する。
ステップ21では、経路出力ユニット27が、走行予定経路をナビゲーションシステム41及び自動運転ユニット45に出力する。ナビゲーションシステム41及び自動運転ユニット45は出力された走行予定経路を使用する。なお、前記ステップ18で停車場所が登録された場合、ナビゲーションシステム41は、自車両が停車場所に接近したとき、停車場所で停車することを案内する。また、前記ステップ18で停車場所が登録された場合、自動運転ユニット45は、停車場所で自車両を自動的に停車させる。
前記ステップ15で否定判断された場合はステップ22に進む。ステップ22では、ユーザによる経路変更の入力があったか否かを変更内容取得ユニット15が判断する。経路変更の入力とは、図7に示すように、位置P映像53及び走行予定経路49が表示された表示装置39の画面において、走行予定経路49上の変更点57から、変更後の走行予定経路の走行方向(以下では変更方向59とする)にフリックする入力である。フリックとは、画面に触れた指をスライドさせることを意味する。経路変更の入力があった場合はステップ23に進み、経路変更の入力がなかった場合はステップ13に進む。
ステップ23では、変更点57及び変更方向59を変更内容取得ユニット15が取得する。
ステップ24では、時間Tc算出ユニットが、予測時間Tcを算出する。予測時間Tcとは、変更点57に自車両が到達するまでの予測時間である。
予測時間Tcの算出方法は以下のとおりである。時間Tc算出ユニットは、GPS31を用いて自車両の現在位置を取得する。また、映像と撮影位置とは関連付けられているから、時間Tc算出ユニットは、表示装置39に表示されている位置P映像の撮影位置を取得することができる。また、時間Tc算出ユニットは、位置P映像内における変更点57の位置に基づき、位置P映像の撮影位置に対する変更点57の相対位置を特定する。時間Tc算出ユニットは、それらを総合して、変更点57の位置を算出する。
そして、時間Tc算出ユニットは、自車両が現在の車速を維持すると仮定して、自車両が、現在位置から変更点57に達するまでの時間を算出し、それを予測時間Tcとする。あるいは、走行予定経路の各位置における標準車速が設定されている場合、時間Tc算出ユニットは、その標準車速に基づき、予測時間Tcを算出してもよい。
ステップ25では、表示ユニット13が、前記ステップ24で算出した予測時間Tcを表示装置39に表示する。図7に、予測時間Tcの表示例を示す。
ステップ26では、表示ユニット13が位置P映像の更新を再開する。
ステップ27では、経路変更ユニット17が、変更後の走行予定経路を演算する。変更後の走行予定経路とは、変更点57までは変更前の走行予定経路と同一であり、変更点57において変更方向59に向かい、目的地に至る走行予定経路である。変更後の走行予定経路の演算方法は後述する。
ステップ28では、前記ステップ27における変更後の走行予定経路の演算中に、新たな経路変更の入力があったか否かを変更内容取得ユニット15が判断する。新たな経路変更の入力がなかった場合はステップ29に進み、新たな経路変更の入力があった場合はステップ23に進む。
ステップ29では、経路出力ユニット27が、走行予定経路をナビゲーションシステム41及び自動運転ユニット45に出力する。ナビゲーションシステム41及び自動運転ユニット45は出力された走行予定経路を使用する。なお、走行予定経路の変更が行われた場合、ナビゲーションシステム41は、変更後の走行予定経路に基づき、案内処理を行う。また、走行予定経路の変更が行われた場合、自動運転ユニット45は、変更後の走行予定経路に基づき、自動運転を行う。
次に、前記ステップ27における変更後の経路演算処理を、図9に基づき説明する。ステップ31では、その時点において表示されている位置P映像に、変更前の走行予定経路の一部が表示されているか否かを判断する。変更前の走行予定経路の一部が表示されている場合はステップ32に進み、表示されていない場合はステップ35に進む。
ステップ32では、走行予定経路の変更に対する確認の入力(以下では確認入力とする)を要求する表示内容を表示装置39に表示する。その表示内容は、「変更前の走行予定経路に戻りますか?変更前の走行予定経路に戻る場合は確認入力をして下さい。」という文字である。
ステップ33では、入力装置37に対し、確認入力が行われたか否かを判断する。確認入力が行われた場合はステップ34に進み、確認入力が行われなかった場合はステップ35に進む。
ステップ34では、変更後の走行予定経路として、途中から変更前の走行予定経路に戻る走行予定経路が設定される。その変更後の走行予定経路は、図8に示すように、変更点57までは、変更前の走行予定経路49と同一であり、変更点57において変更方向59に分岐し、合流点61において変更前の走行予定経路49に復帰し、それ以降は、変更前の走行予定経路49と同一である走行予定経路である。合流点61は、前記ステップ31において位置P映像に表示されていた、変更前の走行予定経路の一部である。
前記ステップ31又は前記ステップ33で否定判断された場合はステップ35に進む。ステップ35では、確認入力を要求する表示内容を表示装置39に表示する。その表示内容は、「自動計算により走行予定経路を再計算しますか?自動計算により走行予定経路を再計算する場合は確認入力をして下さい。」という文字である。
ステップ36では、入力装置37に対し、確認入力が行われたか否かを判断する。確認入力が行われた場合はステップ37に進み、確認入力が行われなかった場合はステップ38に進む。
ステップ37では、自動計算により、変更後の走行予定経路を設定する。その変更後の走行予定経路は、変更点57までは、変更前の走行予定経路49と同一であり、変更点57において変更方向59に分岐し、それ以降は、自動計算された経路により目的地に至る走行予定経路である。
ステップ38では、時間超過の状態であるか否かを判断する。時間超過の状態とは、予測時間Tcが予め設定された閾値より小さい状態を意味する。時間超過の状態である場合はステップ39に進み、時間超過の状態ではない場合はステップ41に進む。
ステップ39では表示装置39にエラーメッセージを表示する。
ステップ40では、前記ステップ23で取得した変更点及び変更方向を取り消す。すなわち、走行予定経路の変更を行わないようにする。
ステップ41では、変更後の走行予定経路の演算中に、新たな経路変更の入力があったか否かを判断する。新たな経路変更の入力があった場合は本処理を終了し、新たな経路変更の入力がなかった場合はステップ31に進む。
4.経路変更装置1が奏する効果
(1A)経路変更装置1は、自車両の現在位置よりも前方において撮影した位置P映像を表示装置39に表示する。ユーザは、位置P映像において、停車場所を設定したり、走行予定経路の変更を行ったりすることができる。よって、ユーザは、停車したい場所や、走行予定経路の変更点に自車両が到達する前に、停車場所を設定したり、走行予定経路の変更を行ったりすることができる。
(1B)ユーザは、位置P映像を見て、自車両の前方における、直接目視できない状況を確認し、その状況に応じて、停車場所を設定したり、走行予定経路の変更を行ったりすることができる。
(1C)ユーザは、位置P映像を用いて、直感的に停車場所を設定したり、走行予定経路の変更を行ったりすることができる。よって、地図を読むことが得意でないユーザも、容易に停車場所を設定したり、走行予定経路の変更を行ったりすることができる。
(1D)経路変更装置1は、時間Xを入力可能な時間指定欄47を備え、時間指定欄47に入力された時間Xに応じた位置Pを算出する。そのため、ユーザは所望の位置Pを容易に指定することができる。
(1E)経路変更装置1は、表示装置39の画面に地図を表示する。ユーザは、その地図において位置Pを指定できる。そのため、ユーザは所望の位置Pを容易に指定することができる。
(1F)経路変更装置1は、予測時間Tiを算出し、表示する。そのため、ユーザは、予測時間Tiの表示を見て、位置Pに自車両が到達するまでの時間を容易に知ることができる。
(1G)経路変更装置1は、予測時間Tcを算出し、表示する。そのため、ユーザは、予測時間Tcの表示を見て、変更点57に自車両が到達するまでの時間を容易に知ることができる。また、ユーザは、予測時間Tcの表示を見て、前記ステップ33、前記ステップ36の確認入力を行うことができる期間の期限までどれくらい時間的余裕があるかを容易に知ることができる。
(1H)経路変更装置1は、変更点57及び変更方向59を取得した後、ユーザによる確認入力があることを条件として、走行予定経路を変更する。そのことにより、ユーザの意思によらずに誤って走行予定経路を変更してしまうようなことを抑制できる。
(1I)経路変更装置1は、前記ステップ38において時間超過と判断した場合、エラーメッセージを表示し、変更前の走行予定経路をそのまま出力する。そのため、ユーザは、走行予定経路の変更が行われなかったことを知ることができる。また、ナビゲーションシステム41や自動運転ユニット45は変更前の走行予定経路を引き続き使用することができる。
(1J)経路変更装置1は、変更点57から、変更前の走行予定経路49上のいずれかの位置に至るように、走行予定経路を変更することができる。そのことにより、変更後の走行予定経路を演算する処理が容易になる。
(1K)経路変更装置1は、表示されている位置P映像に、変更前の走行予定経路の一部が表示されている場合、変更前の走行予定経路49のうち、その一部より先の部分を、変更後の走行予定経路に含むようにする。そのことにより、変更後の走行予定経路を演算する処理が容易になる。
<第2実施形態>
1.第1実施形態との相違点
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
経路変更システム63は、図10に示すように、経路変更装置101と、記憶装置65と、を備える。経路変更装置101は、図11に示すように、CPU3がプログラムを実行することで実現される機能の構成として、第1実施形態の経路変更装置1が備える構成に加えて、要求送信ユニット67を備える。
自車両は、図10に示すように、第1実施形態の自車両が備える構成に加えて、通信装置69を備える。通信装置69は、記憶装置65との間で無線通信を行うことができる。記憶装置65は、自車両に搭載されておらず、自車両の外部に設置されている。記憶装置65は、固定設置されていてもよいし、移動体に搭載されていてもよい。記憶装置65は、制御ユニット71と、通信装置73と、データベース75とを備える。
制御ユニット71は、CPU77と、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ79とする)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。制御ユニット71の各種機能は、CPU77が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ79が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムの実行により、プログラムに対応する方法が実行される。なお、制御ユニット71を構成するマイクロコンピュータの数は1つでも複数でもよい。制御ユニット71は、要求受信ユニット及び映像送信ユニットに対応する。
データベース75には、車両81から無線通信により送信された車両データが蓄積されている。車両データは、車両81の車載カメラで撮影した映像と、映像を撮影したときの車両81の位置と、映像を撮影したときの車両81の走行方向と、車両81の走行予定経路と、映像を撮影したときの車両81の車速及びヨーレートと、車両81の識別番号とを含み、それらが関連付けられたデータである。車両81は定期的に車両データを記憶装置65に送信する。車両データを送信する車両81は複数存在する。自車両は車両81の一部であってもよいし、車両81に含まれなくてもよい。
2.経路変更装置101が実行する映像表示処理
経路変更装置101が実行する映像表示処理を図12に基づき説明する。映像表示処理は、入力装置37に対し、映像表示処理の開始を指示する入力が行われたとき、開始される。
図3のステップ51〜53の処理は、第1実施形態における前記ステップ1〜3の処理と同様である。
ステップ54では、要求送信ユニット67が、通信装置69を用いて、要求信号を記憶装置65に送信する。要求信号には、前記ステップ53で特定した位置Pと、前記ステップ51で取得した走行予定経路とが含まれる。
ステップ55では、通信装置69により映像を受信したか否かを映像取得ユニット11が判断する。映像とは、記憶装置65が後述する映像送信処理を行うことで送信した映像である。映像を受信した場合はステップ56に進み、映像を受信しなかった場合はステップ55の前に戻る。
ステップ56では、受信した映像が、後述する対象車両によって撮影された映像であるか否かを映像取得ユニット11が判断する。対象車両によって撮影された映像である場合はステップ57に進み、対象車両によって撮影された映像ではない場合はステップ59に進む。
ステップ57では、表示ユニット13が、映像を表示する際の再生速度を調整する。この調整について以下で説明する。前記ステップ55で受信した映像は、後述するように、対象車両が車速vで走行中に撮影した映像である。後述するように、記憶装置65は映像とともに対象車両の車速vを送信するので、表示ユニット13は対象車両の車速vを取得することができる。また、表示ユニット13は、車速センサ33を用いて自車両の車速vsを取得することができる。表示ユニット13は、車速vと車速vsとに基づき、表示する映像が、車速vsで走行中の車両により撮影された映像に見えるように映像の再生速度を調整する。
ステップ58では、表示ユニット13が、前記ステップ55で受信した映像を撮影したときの対象車両のヨーレートと、自車両のヨーレートとの差が予め設定された閾値未満であるか否かを判断する。
この判断について以下で説明する。後述するように、記憶装置65は映像とともに対象車両のヨーレートを送信するので、表示ユニット13は対象車両のヨーレートを取得することができる。また、表示ユニット13は、ヨーレートセンサ35を用いて自車両のヨーレートを取得することができる。表示ユニット13は、対象車両のヨーレートと自車両のヨーレートとの差が予め設定された閾値未満であるか否かを判断する。
対象車両のヨーレートと、自車両のヨーレートとの差が前記閾値未満である場合はステップ59に進み、閾値以上である場合はステップ60に進む。なお、対象車両のヨーレートと自車両のヨーレートとの差が前記閾値以上であることは、対象車両と自車両との挙動の相違が閾値以上であることに対応する。なお、挙動とは、車両の動き、又は動きの変化の態様を意味する。挙動として、例えば、速度、加速度、ローリング、ピッチング、車両の傾き等が挙げられる。
ステップ60〜62の処理は、第1実施形態における前記ステップ6〜8の処理と同様である。
3.記憶装置65が実行する映像送信処理
記憶装置65が所定時間ごとに繰り返し実行する映像送信処理を図13に基づき説明する。図13のステップ71では、通信装置73により要求信号を受信したか否かを判断する。要求信号は前記ステップ54において経路変更装置101が送信したものである。要求信号を受信した場合はステップ72に進み、要求信号を受信しなかった場合は本処理を終了する。
ステップ72では、既に対象車両を発見済みであるか否かを判断する。対象車両とは、後述するステップ78において所定の対象車両条件1、2を満たすと判断された車両81である。詳しくは後述する。対象車両を発見済みである場合はステップ73に進み、未だ対象車両を発見していない場合はステップ76に進む。
ステップ73では、対象車両が、その時点で対象車両条件1、2を充足しなくなっているか否かを判断する。その時点でも対象車両条件1、2を充足している場合はステップ74に進み、対象車両条件1、2を充足しなくなっている場合はステップ76に進む。
ステップ74では、対象車両をそのまま維持することを決定する。
ステップ75では、対象車両に関連付けられた映像、車速、ヨーレートを、通信装置73を用いて経路変更装置101に送信する。
前記ステップ72又は前記ステップ73で否定判断された場合はステップ76に進む。ステップ76では、データベース75に記憶されている全ての車両81の位置及び走行予定経路を読み出す。
ステップ77では、前記ステップ76で読み出した車両81の位置及び走行予定経路と、前記ステップ71で受信した要求信号に含まれる位置P及び自車両の走行予定経路とを用いて、車両81の中から、以下の対象車両条件1、2を充足する対象車両を検索する。
対象車両条件1:最新の位置が自車両の走行予定経路上にあって、位置PよりもY秒分前方を走行している。なお、Yは正の数である。
対象車両条件2:車両のその時点以降の走行予定経路が、自車両の走行予定経路と一致する。
ステップ78では、対象車両条件1、2を充足する対象車両を車両81の中から発見できたか否かを判断する。対象車両を発見できた場合はステップ79に進み、発見できなかった場合はステップ80に進む。
ステップ79では、前記ステップ78で、対象車両条件1、2を充足すると判断した車両81を、対象車両とする。その後、ステップ75に進む。
ステップ80では、対象車両以外の車両81により過去に撮影された映像であって、撮影位置が位置Pまたはその近傍である映像をデータベース75から取り出し、通信装置73を用いて経路変更装置101に送信する。
4.経路変更システム63が奏する効果
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果に加え、以下の効果が得られる。
(2A)経路変更装置101は、自車両の前方を走行中の対象車両が撮影した映像を取得することができる。そのため、経路変更装置101は、より新しい映像を取得することができる。
(2B)映像を撮影する対象車両は、位置PよりもY秒分前方を走行している車両である。そのため、通信遅延等が生じたとしても、経路変更装置101が取得する映像が、位置Pよりも後方で撮影された映像になってしまうことが生じ難い。
(2C)経路変更装置101は、表示する映像が、車速vsで走行中の車両により撮影された映像に見えるように、映像の再生速度を調整する。そのことにより、映像を見たユーザの酔いを抑制することができる。
(2D)経路変更装置101は、対象車両のヨーレートと自車両のヨーレートとの差が大きい場合は映像を表示しない。そのことにより、映像を見たユーザの酔いを抑制することができる。
<他の実施形態>
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)変更点、変更方向の入力方法は、他の方法であってもよい。例えば、キーボード、マウス、音声入力等の方法で入力してもよい。
(2)位置Pの特定方法は他の方法であってもよい。例えば、住所、建物の名所、地名等により、位置Pを特定してもよい。
(3)経路変更装置1、101は、経路変更入力があったとき、ただちに、変更後の走行予定経路を演算してもよい。
(4)記憶装置65は車両に搭載されていてもよい。
(5)走行予定経路の変更は、例えば、Uターン等であってもよい。
(6)対象車両の挙動と、自車両の挙動との違いは、例えば、速度、加速度、ローリング、ピッチング、車両の傾き等の違いであってもよい。
(7)経路変更装置1、101が表示する映像は、カメラで撮影した映像ではなく、人工的に作成した3D、2D画像でもよい。
(8)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(9)上述した経路変更装置の他、当該経路変更装置を構成要素とするシステム、当該経路変更装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、経路変更方法等、種々の形態で本発明を実現することもできる。
1、101…経路変更装置、7…経路取得ユニット、9…特定ユニット、11…映像取得ユニット、13…表示ユニット、15…変更内容取得ユニット、17…経路変更ユニット、43、65…記憶装置

Claims (13)

  1. 自車両の走行予定経路を取得する経路取得ユニット(7)と、
    ユーザの入力に応じて前記走行予定経路上の位置Pを特定する特定ユニット(9)と、
    映像と位置とを関連付けて記憶している記憶装置(43、65)から、前記特定ユニットが特定した前記位置Pから前記走行予定経路に沿った方向に向かって見た前記映像を取得する映像取得ユニット(11)と、
    前記映像取得ユニットにより取得した前記映像を表示する表示ユニット(13)と、
    前記表示ユニットにより表示された前記映像においてユーザが指定した、前記映像に含まれる変更点における変更内容を取得する変更内容取得ユニット(15)と、
    前記変更内容取得ユニットが取得した前記変更内容に応じて、前記走行予定経路を変更する経路変更ユニット(17)と、
    を備える経路変更装置(1、101)。
  2. 請求項1に記載の経路変更装置であって、
    前記変更内容は、変更点における変更方向への経路変更、一時停止位置の指定、及び降車位置の指定のうちのいずれかを含む経路変更装置。
  3. 請求項1又は2に記載の経路変更装置であって、
    前記特定ユニットは、ユーザが入力した時間の分だけ現時点から後の時点における自車両の予測位置を前記位置Pとして特定する経路変更装置。
  4. 請求項1又は2に記載の経路変更装置であって、
    地図を表示する地図表示ユニット(19)をさらに備え、
    前記特定ユニットは、前記地図表示ユニットが表示した前記地図上でユーザが指定した位置を前記位置Pとして特定する経路変更装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の経路変更装置であって、
    前記表示ユニットが表示する前記映像に関連付けられた位置に自車両が到達するまでの予測時間Tiを算出する時間Ti算出ユニット(21)をさらに備え、
    前記表示ユニットは、前記時間Ti算出ユニットが算出した前記予測時間Tiをさらに表示する経路変更装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の経路変更装置であって、
    前記変更点に自車両が到達するまでの予測時間Tcを算出する時間Tc算出ユニット(23)をさらに備え、
    前記表示ユニットは、前記時間Tc算出ユニットが算出した前記予測時間Tcをさらに表示する経路変更装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の経路変更装置であって、
    前記経路変更ユニットは、前記変更内容取得ユニットが前記変更内容を取得した後、走行予定経路の変更を確認するユーザの入力があることを条件として、前記走行予定経路を変更する経路変更装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の経路変更装置であって、
    前記経路変更ユニットは、前記変更点から、変更前の前記走行予定経路上のいずれかの位置に至るように、前記走行予定経路を変更する経路変更装置。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の経路変更装置であって、
    前記経路変更ユニットにより前記走行予定経路を変更した後、前記表示ユニットにより、変更前の前記走行予定経路の一部が表示された場合、前記経路変更ユニットは、変更前の前記走行予定経路のうち、前記一部より先の部分を、変更後の前記走行予定経路に含む経路変更装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の経路変更装置であって、
    前記記憶装置は自車両の外部に存在する経路変更装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の経路変更装置(101)と、
    前記記憶装置(65)と、
    を備える経路変更システムであって、
    前記記憶装置は、車両により撮影された前記映像と、その映像を撮影したときの車両の位置とを関連付けて記憶しており、
    前記経路変更装置は、前記位置Pを含む要求信号を前記記憶装置に送信する要求送信ユニット(67)をさらに備え、
    前記記憶装置は、
    前記経路変更装置から前記要求信号を受信する要求受信ユニット(71)と、
    前記要求受信ユニットが前記要求信号を受信したとき、前記位置P、又はその前方にいた車両により撮影された前記映像を前記経路変更装置に送信する映像送信ユニット(71)と、
    を備える経路変更システム(63)。
  12. 請求項11に記載の経路変更システムであって、
    前記記憶装置は、前記映像、及び前記車両の位置に加えて、前記映像を撮影したときの車両の車速を関連付けて記憶しており、
    前記映像送信ユニットは、前記映像に加えて前記車両の車速を前記経路変更装置に送信し、
    前記表示ユニットは、前記映像送信ユニットにより送信された前記車速と、自車両の車速とに基づき、前記映像が自車両の車速で走行中の車両により撮影された映像に見えるように前記映像の再生速度を調整する経路変更システム。
  13. 請求項11又は12に記載の経路変更システムであって、
    前記記憶装置は、前記映像、及び前記車両の位置に加えて、前記映像を撮影したときの車両の挙動を関連付けて記憶しており、
    前記映像送信ユニットは、前記映像に加えて前記挙動を前記経路変更装置に送信し、
    前記表示ユニットは、前記映像送信ユニットにより送信された前記挙動と、自車両の挙動との相違が予め設定された閾値より大きいときは、前記映像の表示を制限する経路変更システム。
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