JP6539803B2 - 腰臀部押圧伸展器 - Google Patents

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Description

本発明は、被験者が臀部収容空間部に位置して、被験者の体重と体の動きを利用して腰臀部周辺のツボや筋肉を押圧伸展が可能であって、長時間の使用によっておこる過剰な刺激による痛みを解消するために、必要な時と必要で無い時に切替て使い分け可能な仕組みを有する腰臀部押圧伸展器に関するものである。
腰痛といわれる日常によくある腰部の不快感や痛みは、筋肉の疲労により、腰を支える筋肉の力が低下して血液循環が悪くなり筋肉の緊張が強まって起こるという説がある。そして、腰部の不快感や痛みを防ぐため、あるいは腰部に不快感や痛みがあるとき、座骨周辺、臀部と大腿部の接続部分周辺のツボや筋肉に圧力を加えることなどが有効であるという説があり、被験者が座ったとき被験者の上半身の重みと被験者が無意識に体を動かす自然な動きを利用して、自動で被験者の座骨周辺、臀部と大腿部の接続部分周辺のツボや筋肉を揉み解す自働腰臀揉み器がある。(特許文献1参照)
長時間、椅子に座っていると腰を支える筋肉が疲れて腰痛が起こるという説がある。そして、腰部に不快感や痛みがあるときは、被験者の下半身の重さを利用して腰を引っ張って伸ばす、あるいは被験者の上半身の重力を取り除くなどの方法が有効であるという説があり、被験者の上半身を支持して腰を浮かせ腰部にかかる上半身の重力を取り除き、下半身の重さで腰部の筋肉を伸ばして解す健康器具がある。(特許文献2参照)
特開2008−104823号公報 特開2009−247378号公報
腰痛といわれる日常によくある腰部の不快感や痛みは、筋肉の疲労により、腰を支える筋肉の力が低下して血液循環が悪くなり筋肉の緊張が強まって起こるという説がある。被験者が臀部と大腿部の接続部分周辺の筋肉を被験者支持部材に当接して着座し、上半身を背凭れ部材で支持して、被験者の体重と体の動きで臀部と大腿部の接続部分周辺の筋肉を押圧伸展して揉み解す自働腰臀揉み器(特許文献1参照)は、長時間使用すると、刺激が過剰となって被験者支持部材に当接する部位が緊張して痛くなるという課題がある。
自働腰臀揉み器は被験者の体重を被験者支持部材に負荷して、臀部と大腿部の接続部分周辺の筋肉を揉み解す仕組みである。しかし、被験者支持部材に負荷される被験者の体重を調整する仕組みがなく、被験者の体調、体型、好みなどに合わせて使うことができない不便があるいう課題がある。
腰部の不快感や痛みを防ぎたいとき、あるいは腰部に不快感や痛みがあるときは、被験者の下半身の重さを利用して腰を引っ張って伸ばす、あるいは被験者の上半身の重力を取り除くなどの方法が有効であるという説があり、被験者の上半身を支持して腰を浮かせ腰部にかかる上半身の重力を取り除き、下半身の重さで腰部の筋肉を伸ばして解す健康器具(特許文献2参照)がある。被験者の胴部を支持する肘掛状の上体支持部と、背凭れ部側の後端部が下方に変位して前端部で被験者の膝裏を支持する座面部があって、上体支持部と座面部前端部を支点に被験者の腰部を空中に浮かせて保持し、腰部を重力から解放し、骨盤の自重で脊椎を伸展可能な椅子型の健康器具である。被験者の上半身を下方から支持する上体支持部で上半身を支持し、腰部を空中に浮かせる仕組みは、上半身が固定されて動きが拘束される。そのために、健康器具として使いたい時、仕事中や作業中であれば手を止めなければならない。してみると「ながら」時間を効果的に使うことができない。筋肉を揉み解す専用の時間が必要になるという課題がある。さらに、
被験者の上半身と膝裏で支持して腰部を空中に浮かせるには、被験者の上半身を下方から支持する上体支持部で上半身を支持し、腰部を空中に浮かせるには、上体支持部に人体胴部を巻き込んで支持可能な構造が必要で、それには構造が大掛かりになってしまうので、小さくコンパクトであることが求められる病院や公共施設で使用されるベンチや椅子などに、この構造の全部あるいは一部を用いて構成することは困難であるという課題がある。
被験者が椅子に腰掛けた時、座面に触れる骨盤の左右の骨の位置を座骨点という。座骨点が椅子の座面に接して体重が負荷され、座面に生じる反発力が腰に負荷されて腰が痛くなると言う説がある。この反発力を減少あるいは分散するために被験者の姿勢を制御するさまざまの腰痛対策が工夫された椅子や座布団があるが、反発力を解消することはできないので、長い時間座り続けると腰が痛くなるという課題がある。
腰痛といわれる日常によくある腰部の不快感や痛みは、筋肉の疲労により、腰を支える筋肉の力が低下して血液循環が悪くなり筋肉の緊張が強まって起こるという説がある。例えば、椅子に腰掛けているとき、姿勢がくずれ背中が丸まると体の重心が後ろにずれてしまう。体はバランスを安定させようとして無意識に腰椎を前へせり出す。この状態は、腰の筋肉が縮み腰の筋肉に過度な負担がかかり、疲労がたまりやすく腰痛をおこしやすくなる。このように椅子に腰掛けると、姿勢を維持するために腰を支える筋肉の一部分に負担がかかり、その部分の筋肉が疲労して不快感や痛みを生じてしまうという課題がある。
椅子に腰掛けた時、座骨点は座面の上を滑りやすく、これが椅子に腰掛けた時に姿勢がくずれる大きな原因になる。座骨点が座面の上を滑ると身体はバランスを安定させようとして踏ん張るので、筋肉の一部分に過度な負担がかかり、この筋肉が疲労して不快感や痛みが生じるという課題がある。
人間工学に基づいて開発された椅子で、骨盤が立って背骨が緩やかなS字の生理的湾曲を維持する正しい姿勢に被験者の姿勢を矯正する椅子は、被験者に正しい姿勢を押し付けて、さらにその姿勢を維持して座ることを強制する。しかし、人はいつも動いていたい動物であって、正しい姿勢であっても同じ姿勢を長い時間強制されるのは被験者には精神的ストレスになり、さらに姿勢を維持するために腰を支える筋肉に負担がかかり続けるので、この部分の筋肉が疲労する肉体的ストレスになる。つまり正しい姿勢でも、長い時間これを続けることは精神的にも肉体的にも苦痛になってしまうという課題がある。
主座と副座があって、副座が被験者方向前後に回転可能であることを特徴とする腰臀部押圧伸展器。
主座と副座があって、副座が被験者方向前後に回転して、被験者が位置して、腰臀部を吊り下げて支持可能な臀部収容空間部を形成することを特徴とする請求項1記載の腰臀部押圧伸展器。
主座と副座があって、副座が被験者方向前後に回転し、被験者が位置して、腰臀部周辺のツボや筋肉を押圧伸展可能な押圧頂面を形成することを特徴とする請求項1記載の腰臀部押圧伸展器。
主座と副座があって、副座が被験者方向前後に回転し、副座の回転する角度を調整して副座の傾倒する角度を調整し、押圧頂面のツボや筋肉を押圧する圧力を調整可能とすることを特徴とする請求項1記載の腰臀部押圧伸展器腰臀部押圧伸展器。
本発明の腰臀部押圧伸展器は、主座と副座で構成される座面で、副座を回転して押圧頂面と被験者支持部と臀部収容空間部を形成可能で、長時間使用して刺激が過剰になった時は、副座を再び回転して押圧頂面と被験者支持部と臀部収容空間部を解消して、刺激を消除することができるという効果がある。
本発明の腰臀部押圧伸展器は、主座と副座で構成される座面で、副座を回転して押圧頂面の高さや被験者支持部の傾斜角度を調整して、腰臀部周辺のツボや筋肉の押圧力を調整可能で、被験者は好ましい押圧力で使用できるという効果がある。
本発明の腰臀部押圧伸展器は、被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置して背凭れに上半身をあずけると、押圧頂面と被験者支持部と背凭れに支持されて骨盤が吊り下がって保持され、腰部を空中に浮かせることができる。しかも、背凭れに上半身を固定する特別の構造がなくても腰部を空中に浮かせることができるという効果がある。
被験者は体を拘束されず手足を自由に動かすことができる。してみると仕事や作業する時間を利用して「ながら」で使うことができるという効果がある。
本発明の腰臀部押圧伸展器は、上半身を固定する特別の構造や座面を電動機器や空圧機器を使用しない構造で、簡素な構造の病院や公共施設などで使用されるベンチや椅子などに、この構造の全部あるいは一部を用いて構成することができるという効果がある。
本発明の腰臀部押圧伸展器は、背凭れに上半身を固定する特別の構造を必要とせず、また簡単な操作で座面の制御が可能な構造である。この構造の全部あるいは一部を用いて、多くの人が頻繁に入れ替わり使用する病院や公共施設で使用される椅子やベンチ、人が忙しく入れ替わるバスや電車のシートなどに構成することができるという効果がある。
本発明の腰臀部押圧伸展器は、被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置して背凭れに上半身をあずけると、押圧頂面と被験者支持部と背凭れに支持されて骨盤が吊り下がって保持される。
(1)被験者の座骨点が椅子の座面に接すると体重が負荷されて座面に生じる反発力が腰に負荷されて腰が痛くなると言う説がある。骨盤が吊下がると座骨点が浮く。座骨点が座面に当接しないと反発力が生じないので腰が痛くならないという効果がある。
(2)被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置すると骨盤が吊り下がり、座骨に押圧頂面が当接する。骨盤は座骨が押圧頂面に被験者方向後に押されると立って、骨盤が立つと背筋が自然に伸びて生理的S字曲線が自然に形成されるという効果がある。
(3)被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置すると骨盤が吊り下がり、押圧頂面に座骨が当接する。被験者の体重が負荷されて座骨前部や臀部と大腿部の接続部分周辺のツボや筋肉が押圧される。さらに、被験者が体を動かすと、背凭れを支点に被験者の上半身が梃子になって梃子の作用で骨盤が被験者方向前に押されると座骨前部や臀部と大腿部の接続部分周辺のツボや筋肉は揉まれて伸展されるという効果がある。
(4)被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置して、背凭れに上半身をあずけると骨盤が吊り下がって保持される。骨盤が重石になって腰臀部周辺の筋肉が重みで被験者方向下方に引っ張られて伸展されるという効果がある。
(5)被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置して、背凭れに上半身をあずけると骨盤が吊り下がって保持される。骨盤が吊下がり浮くと腰臀部周辺の筋肉は体重が負荷されず重力から解放されるという効果がある。
(6)被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置すると骨盤が吊り下がり、座骨が押圧頂面に当接して骨盤が安定し、腰も安定する。腰が安定しているので姿勢が安定し、腰は姿勢を支えようとして踏ん張る必要が無いので疲れない。痛くならないという効果がある。
(7)所謂正しい姿勢に被験者の姿勢を固定して、さらに長い時間これを維持しようとすると一部の筋肉が緊張を強いられて疲れ、やがて痛くなる。こうして起こる筋肉の緊張を軽減するために体は無意識に動いたり姿勢を変えたりするという説がある。体重や体の動きを利用してツボや筋肉を押圧伸展する仕組みであって、姿勢を固定し、あるいは長い時間これを維持することがないので一部の筋肉が緊張を強いられて疲れ、痛くなるといったことが無くなるという効果がある。
以下本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は本発明の第1実施形態を示す概略図である。
図2は本発明の第1実施形態を示す概略図である。
図3は本発明の第1実施形態を示す分解概略図である。
図4は本発明の第1実施形態の操作と機能を示す概略図である。
図5は本発明の第1実施形態の操作と機能を示す概略図である。
図6は本発明の第1実施形態の操作と機能を示す概略図である。
図7は本発明の第1実施形態の操作と機能を示す概略図である。
図8は本発明の第1実施形態の懸吊機能を示す説明図である。
図9は本発明の第1実施形態の押圧伸展機能を示す説明図である。
図10は本発明の第1実施形態の姿勢制御機能を示す説明図である。
図11は本発明の第1実施形態の座骨滑動制御を示す説明図である。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器1は、主座3と副座4があって、副座4が被験者方向前後に回転して、臀部収容空間部6を形成し、被験者が臀部収容空間部6に位置して、腰臀部を吊り下げて支持し、骨盤など自重で腰部周辺の筋肉を伸展可能であって、また臀部収容空間部6を形成し、ツボや筋肉を押圧伸展可能な押圧頂面7と押圧頂面8と被験者支持部9を形成し、被験者Hが臀部収容空間部6に位置して、腰臀部周辺のツボや筋肉を、骨盤など自重で押圧し体の動きで伸展可能である。
図3に示されるように、本実施形態の腰臀部押圧伸展器1の部品は、
(1)横枠2は、スライド溝12と軸受部11Fと軸受部11Rを有し、
(2)主座3は、主座3が被験者方向前後に回転可能な回転軸部10Fを有し、
(3)補助座5は、補助座5が被験者方向前後に回転可能な回転軸部10Rを有し、
(4)副座4は、副座4が横枠2のスライド溝12を被験者方向前後に移動かつ回転可能な回転軸10Mを有し、さらに
(5)固定具13は、主座3と補助座5を横枠2に、被験者方向前後に回転可能に取り付けが可能な、例えばベアリングとリテーナーを一体で構成してなるなど公知の技術を用いたものである。
図1、図3に示されるように、本実施形態の腰臀部押圧伸展器1は、
(1)横枠2のスライド溝12に副座4の回転軸10Mを取り付けて、副座4を枠2に取り付けて、
(2)横枠2の軸受部11Fに主座3の回転軸10Fを取り付けて、固定具13で固定して、主座3を横枠2に取り付けて、
(3)横枠2の軸受部11Rに補助座5の回転軸10Rを取り付けて、固定具13で固定して、補助座5を横枠2に取り付けて、組み立てる。また、利便性が減殺されるが、補助座5を無くして、横枠2に主座3と副座4を取り付けて組立てても良い
図2を主座3、副座4、補助座5の原位置として、図4(A)に示されるように、副座4を被験者方向前に回転し、補助座5を被験者方向後に回転して位置する。
図4(B)に示されるように、副座4が傾倒して支持されて副座4の後下方位置に臀部収容空間部6が形成されて、押圧頂面7、押圧頂面8、被験者支持部9が形成される。
図2を主座3、副座4、補助座5の原位置として、図5(A)に示されるように、主座3を被験者方向前に回転し、副座4を被験者方向後に回転して位置する。
図5(B)に示されるように、副座4の前下方位置で主座3の間に臀部収容空間部6が形成されて、押圧頂面7、押圧頂面8が形成される。
図2を主座3、副座4、補助座5の原位置として、図6(A)に示されるように、主座3と副座4を被験者方向前に回転して位置する。
図6(B)に示されるように、副座4と補助座5間に臀部収容空間部6が形成されて、押圧頂面7、押圧頂面8が形成される。
図2を主座3、副座4、補助座5の原位置として、図7(A)に示されるように、主座3と副座4を被験者方向前に回転し、補助座5を被験者方向後に回転して位置する。
図7(B)に示されるように、副座4と補助座5間に臀部収容空間部6が形成されて、押圧頂面7、押圧頂面8が形成される。臀部収容空間部6は補助座5が被験者方向後に回転することで図6の臀部収容空間部6より広くなって形成される。
図4、図5、図6、図7に示されるように、主座3、副座4、補助座5を回転あるいは移動して臀部収容空間部6が形成され、押圧頂面7、押圧頂面8が形成される。
図4、図5、図6、図7は一例であって、主座3、副座4、補助座5を個々に回転あるいは移動するなど自由に操作して、臀部収容空間部6の位置や大きさを様々に変化させることが可能である。
ツボや筋肉を押圧し伸展する圧力は、臀部収容空間部6の位置や大きさを変え、押圧頂面7や押圧頂面8がツボや筋肉に当接する角度を変えることで可能で、被験者Hは臀部収容空間部6の位置や大きさを調整して、ツボや筋肉に負荷する押圧伸展力を変えることができる。特にツボや筋肉は長時間刺激が続くと、刺激が過剰になり痛くなるが、刺激を軽減あるいは解消して痛くなることを防ぐことができる。
本願の腰臀部押圧伸展器は副座を被験者方向前後に回転して、臀部収容空間部、押圧頂面、被験者支持部を形成し、ツボや筋肉を押圧伸展する仕組みであって、図8から図11で示すような効果を得る。
(1)図4、図8に示されるように、被験者Hが座骨点44を臀部収容空間部6に位置して、背凭れ29に上半身をあずけると押圧頂面7、押圧頂面8、被験者支持部9、背凭れ29で支持されて骨盤57は懸吊して保持される。骨盤57が重石になって伸展範囲Wの筋肉は矢印Y1に示すように被験者方向下方に引っ張られて伸展され、さらに体重が負荷されず重力から解放される。さらに、
(2)図4、図8に示されるように、被験者Hが座骨点44を臀部収容空間部6に位置して、背凭れ29に上半身をあずけると押圧頂面7、押圧頂面8、被験者支持部9、背凭れ29で支持される。押圧頂面7は被験者の大腿部周辺のツボや筋肉に当接し、押圧頂面8は被験者の臀部と大腿部の接続部分周辺のツボや筋肉に当接し、当接するツボや筋肉は被験者Hの体重と体の動きで押圧され伸展される。
(3)図5、図9(A)に示されるように、被験者Hが臀部収容空間部6に位置すると、座骨88が押圧頂面7、押圧頂面8に当接し挟まれて支持される。
押圧頂面7は臀部と大腿部の接続部分周辺や座骨88の前部周辺、押圧頂面8は座骨後面周辺のツボや筋肉に当接し、矢印Y1に示すように、骨盤57など自重が負荷される。当接するツボや筋肉は押圧され、さらに被験者Hの体の動きで伸展される。
(4)図6、図9(B)に示されるように、被験者Hが臀部収容空間部6に位置すると、座骨88が押圧頂面7、押圧頂面8に当接し挟まれて支持される。さらに、被験者Hが背凭れ29に上体を預けると、背凭れ29を支点に上半身が梃子になって、矢印Y2のように、骨盤57が被験者方向前に押し出されて、座骨88が押圧頂面8に押し付けられて、座骨88の後部周辺のツボや筋肉は、押圧頂面8と座骨88に挟まれ体重で押圧され体の動きで伸展される。また、臀部と大腿部の接続部分周辺あるいは座骨88の前部周辺のツボや筋肉は押圧頂面7に当接して体重で押圧され、体の動きで伸展される。
(5)被験者Hが座骨点を椅子の座面に位置して背凭れに上体を預けると、背凭れを支点に上半身が梃子になって、骨盤が被験者方向前に押し出される。座骨点が座面の上を滑り大腿部が前に押し出される。すると骨盤の角度が変わり、骨盤が曲がり、背骨が引っ張られて、生理的S字曲線が崩れて姿勢が悪くなるという説がある。図10に示されるように、骨盤57が懸吊されて、座骨点44が浮揚して座骨88の前部に押圧頂面8が当接すると、座骨点44が安定するので骨盤57が自然に立ちあがり、背筋が伸び生理的S字曲線90が形成される。
(6)被験者が椅子の座面に位置すると座骨点が座面に接し体重負荷されて座面に生じる反発力が腰に負荷されて腰が痛くなると言う説があって、被験者の姿勢を制御してこの反発力を減少あるいは分散するよう工夫した椅子や座布団がある。図10に示されるように、被験者Hが座骨点44を臀部収容空間部6に位置して、背凭れ29に上半身をあずけると、押圧頂面7、押圧頂面8、被験者支持部9、背凭れ29で支持されて骨盤57は懸吊して保持される。座骨点44が浮揚して座面に接することがないので反発力が生じることがなく、腰も痛くならない。
(7)被験者Hが座骨点44を椅子の座面に位置し背凭れに上体を傾けると、腰が被験者方向前に押し出される。座骨点が座面上を滑り腰は安定できない。腰が不安定であると姿勢が不安定になり、姿勢を安定させるために腰が踏ん張るので、やがて腰が疲れ痛くなるという説がある。しかし、図11に示されるように、被験者Hが臀部収容空間部6に位置、背凭れに上体を傾けると、座骨点44が座面80から離れて浮揚する。被験者の体形によっては座面80に触れることもあるが、どちらの場合でも座骨88の前部が押圧頂面8に当接する。座骨88の前部が押圧頂面8に押し付けられると座骨点44は動けない。してみると腰も安定し姿勢も安定する。腰は姿勢を安定させるために踏ん張る必要が無いので疲れたり痛くなったりしない。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器1は座布団型である。しかし構造の全部または一部を使用して椅子型に構成することも可能である。
[第2実施形態]
図12は本発明の第2実施形態を示す概略図である。
図13は本発明の第2実施形態を示す概略図である。
図14は本発明の第2実施形態で主座を示す概略部品図である。
図15は本発明の第2実施形態で副座を示す概略部品図である。
図16は本発明の第2実施形態の使用方法と機能を示す概略図である。
図17は本発明の第2実施形態の使用状態を示す概略図である。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器15は、図12に示されるように、主座17と副座18が回転軸20で連結される。構造をシンプルにして、小型軽量で持ち運び便利な構成である。時間が短く手早く取り扱えることが要求される電車やバスなど公共交通機関では、図16に示されるように大雑把な調整ですぐに使え、時間を気にしない家庭や職場でなら図17に示されるように木目細かに調整して使えるなどして、使用する環境に合わせて柔軟に使うことができる。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器15は、図12に示されるように、主座17後部と副座18前部を嵌合し、主座17の軸受部24と副座18の軸受部25に回転軸20を軸通して、主座17と副座18が回転自在に枢結されて軸を中心に回転が可能な座面22が形成される。さらに、主座17の軸受部23に支持枠19を軸通し、支持枠19が両端に有するスライド部材21を外枠16に取り付けて、座面22は外枠16に取り付けられる。
図13(A)は正面図、図13(B)は背面図、図13(C)は側面図、図13(D)は中心断面図で、図14(A)は主座17の上面図、図14(B)は主座17の側面図で、図15(A)は副座18の上面図、図15(B)は副座18の側面図である。
図16(A)は中心断面図である。図12の原位置から、主座の後部と副座の前部が嵌合している連結部で、副座18を被験者方向前に回転すると連結部で主座17の後部と回転後の副座18の後部が当接する。連結部で副座18は回転後に後部を主座17の後部で下から支持されて傾斜する。副座18が傾斜すると、主座17と副座18の連結部で主座17の後部と回転後の副座18の後部に押圧頂面27を形成し、回転後の副座18の前部に押圧頂面26を形成し、副座18の前後にある押圧頂面26と押圧頂面27の間に被験者支持部28を形成し、副座18の後下方位置に臀部収容空間部6を形成する。押圧頂面26は高さを固定される。
図16(B)に示されるように、被験者Hが臀部収容空間部6に位置すると、背凭れ29と副座18で上半身を支持されて腰臀部が懸吊して保持される。図16(A)に示された、
(1)押圧頂面26は被験者Hの大腿部周辺に当接する。
(2)押圧頂面27は被験者Hの臀部と大腿部の接続部分周辺に当接する。
(3)被験者支持部28は被験者Hの座骨前面部周辺に当接する。
ツボや筋肉は、被験者Hの体重と体の動きで押圧し伸展される。
図17(A)は中心断面図である。
(1)支持枠19を被験者方向後にスライドして、座面を表裏反転すると主座17と副座18の前後位置が入れ替わる。
(2)副座18前端を外枠16に当接して支持枠19を被験者方向前にスライドすると主座17と副座18の連結部が持ち上がり押圧頂面27、押圧頂面32、被験者支持部31が形成され、押圧頂面32の後位置に臀部収容空間部6が形成される。
(3)押圧頂面27の高さと被験者支持部31の傾斜は支持枠19を被験者方向前後に移動して調整可能であって、外枠16と支持枠19の間の距離が短くなるほど押圧頂面27の高さが高くなる。
図17(B)に示されるように、被験者Hが臀部収容空間部6に位置すると、背凭れ29と主座17で支持されて腰臀部が懸吊して保持される。図17(A)に示された、
(1)押圧頂面27は大腿部周辺のツボや筋肉に当接する。
(2)押圧頂面32は臀部と大腿部の接続部分周辺のツボや筋肉に当接する。
(3)被験者支持部31は座骨前面のツボや筋肉に当接する。
ツボや筋肉は、被験者Hの体重と体の動きで押圧し伸展される。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器15は被験者Hが臀部収容空間部6に位置して、背凭れ29と副座18で支持し腰臀部を懸吊して保持し、ツボや筋肉を、被験者Hの体重と体の動きで押圧し伸展する仕組みである。仕組みの詳細は、第1実施形態の第0038項の(1)、(2)、(5)、(6)、(7)に記載してあり、ここでは省略する。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器15は座布団型である。しかし構造の全部または一部を使用して椅子型に構成することも可能である。
[第3実施形態]
図18は本発明の第3実施形態を示す概略図である。
図19は本発明の第3実施形態の使用方法を示す概略図である。
図20は本発明の第3実施形態の機能を示す概略図である。
図18に示されるように、前部に軸受部48と後部に軸受部38を有する主座34と軸受部39を有する副座35と、左右の横枠36と前枠37、回転軸40、回転制御部41、背凭れ29で構成される腰臀部押圧伸展器33であって、椅子型である。
(1)図18(A)に示されるように、主座34の後部の軸受部38と副座35の軸受部39を回転軸40で軸通し、主座34と副座35が回転自在に枢結した座面43が構成される。さらに、
(2)前枠37を主座34の前部にある軸受部48に軸通して座面43に取り付ける。
(3)前枠37を取り付けた座面43を前枠37を被験者方向前にして座面支持部42に付置して前枠37を横枠36に取り付ける。座面43は主座34を座面支持部42で支持される。
(4)座面43は主座34と副座35が回転自在に枢結した座面である。主座34の前部の軸受部48で座面43が被験者方向前後に回転可能で、副座35の軸受部39で副座35が被験者方向前後に回転可能である。
図19(A)に示されるように、座面43は、主座34が座面支持部42で支持され、副座35が回転制御部41上段で支持されて略水平に支持される。図19(B)に示されるように、主座34と副座35が枢結している回転軸40を引きあげ、図19(C)に示されるように、副座35後端を回転制御部41上段から下段に移動すると副座35は傾倒して支持されて、押圧頂面45と被験者支持部47、臀部収容空間部6が形成される。
図20Aに示されるように、主座34を略水平に支持し、副座35を傾倒して支持すると、座面43は側面視への字形に形成されて、腰臀部押圧伸展器として使用することが可能になる。また、図20Bに示されるように、主座34と副座35を略水平に支持すると、座面43全体も略水平に形成されて普通の椅子として使用することが可能になる。
図20Aに示されるように、被験者Hが臀部収容空間部6に位置すると、座骨点44が押圧頂面46の後位置に位置される。臀部と大腿部の接続部分周辺のツボや筋肉に押圧頂面45が当接し、座骨前部周辺のツボや筋肉に押圧頂面46が当接し、さらに臀部が懸吊される。
ツボや筋肉を長時間刺激し続けると、刺激が過剰になり痛くなる。これには必要に応じて刺激を解消あるいは軽減することが有効である。本実施例の腰臀部押圧伸展器33は、図19、図20に示すように、主座34と副座35を枢結している回転軸40を操作して座面43を切り替え、腰臀部押圧伸展器と椅子に切り替えることができる。また、図示しないが回転制御部41の副座35の支持部を多段化することで刺激の強弱機能を加えることができる。
筋肉の緊張を軽減するために、例えばランバーサポート、可動式アームレスト、可動式ヘッドレストなど多種多様な部材で構成する腰痛改善椅子がある。部品の数が多く材料費や加工・組立費などの費用が嵩んでしまうが、本実施形態の腰臀部押圧伸展器33は、図18に示すように簡単な仕組みと構造で筋肉の緊張を軽減する椅子である。部品の数が少なく、材料費や加工・組立費などの費用を抑えることができるという効果がある。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器33は被験者Hが臀部収容空開部6に位置して、背凭れ29と副座35で支持し腰臀部を懸吊して保持し、ツボや筋肉を、被験者Hの体重と体の動きで押圧し伸展する仕組みである。仕組みの詳細は、第1実施形態の第0038項の(1)、(2)、(5)、(6)、(7)に記載してあり、ここでは省略する。
[第4実施形態]
図21は本発明の第4実施形態を示す概略図である。
図22は本発明の第4実施形態を示す側面概略図である。
図23は本発明の第4実施形態の使用方法を示す概略図である。
図24は本発明の第4実施形態の使用方法を示す概略図である。
図25は本発明の第4実施形態の操作方法と機能を示す概略図である。
図26は本発明の第4実施形態の操作方法と機能を示す概略図である。
図27は本発明の第4実施形態の操作方法と機能を示す概略図である。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器51は、図21に示されるように、外枠52と、軸受部55を有する主座53と、軸受部56F、56Rを有する副座54と、回転軸20と、左右両端にスライド部材21を有する支持枠19があって、
主座53を副座54で左右から挟んで布置して、主座53の軸受部55と副座54の軸受部56Fを回転軸20で軸通して主座53と副座54を回転自在に枢結し、支持枠19を副座54の軸受部56Rに軸通して枢結し、さらに、支持枠19を支持枠 19の左右両端のスライド部材21で外枠52に取り付けてなる腰臀部押圧伸展器であって、家庭や職場にある普通の椅子やベンチで使用可能な座布団型である。
図22(A)は側面図、図22(B)は中心断面図である。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器51は、副座54を被験者方向前後に回転して押圧頂面を形成するものであって、図23(A)側面図、図23(B)中心断面図、図25に示されるように、主座53と副座54を回転し、回転軸20を支持枠19の被験者方向前下方に位置し、あるいは、図24(A)側面図、図24(B)中心断面図、図26に示されるように、主座53と副座54を回転し、回転軸20を支持枠19の被験者方向後下方に位置して使用するものである。
(1)図25(A)に示されるように、回転軸20が支持枠19の被験者方向前下方に位置されると、押圧頂面58、押圧頂面59、被験者支持部60、臀部収容空間部6が形成される。図25(B)に示されるように、被験者Hが臀部を被験者支持部60に位置すると、被験者Hの体重は骨盤57に負荷されて、矢印Y6で示すように骨盤57が被験者支持部60の斜面を滑り落ちて臀部収容空間部6に位置される
(2)図26(A)に示されるように、回転軸20が支持枠19の被験者方向後下方に位置されると、押圧頂面58、押圧頂面59、臀部収容空間部6が形成される。被験者Hが臀部を臀部収容空間部6に位置すると、図26(B)に示されるように、被験者Hの体重が骨盤57に負荷されて、矢印Y8で示すように、骨盤57は押し下げられて臀部収容空間部6に位置される
図25で示されるように、骨盤57が臀部収容空間部6に位置すると被験者Hの体重が座骨88に負荷され、座骨前後のツボや筋肉が座骨88と押圧頂面58、押圧頂面59で押圧伸展される。
特に、押圧頂面59の後方上に位置する被験者支持部60には、矢印Y6で示すように被験者Hの体重で骨盤57を被験者方向前下方に誘導し、矢印Y5で示すように座骨88を押圧頂面58後下方に差し込む効果があって、座骨88前後のツボや筋肉の押圧伸展効果が増進する。
図26で示されるように、骨盤57が臀部収容空間部6に位置すると被験者Hの体重が座骨88に負荷され、座骨88前後のツボや筋肉が座骨88と押圧頂面58、押圧頂面59で押圧伸展される。矢印Y8で示すように被験者Hの体重で骨盤88を被験者方向下に誘導し、矢印Y7で示すように座骨88を押圧頂面58と押圧頂面59の間に強く差し込まれると、座骨88が楔になって楔の作用で前後のツボや筋肉の押圧伸展果が増進する。
被験者Hは体を動かしたり、姿勢を変えたりして、座骨前後のツボや筋肉を押圧伸展する圧力を変化させることができる。
腰臀部押圧伸展器51は、腰臀部押圧伸展器51を回転して前後を入れ替え、または支持枠19を被験者方向前後に移動して前後を入れ替え使用することができる。図27は図25の構成の腰臀部押圧伸展器51を前後に入れ替えたものである。図示しないが図26も同じように前後を入れ替えて使用することができる。
図27で示されるように、骨盤57が被験者Hの体重で矢印Y10のように押し出されて、座骨88がやや傾斜して臀部収容空間部6に押し込まれる。押圧伸展部58を支点に上半身が梃子のように作用して座骨88を押圧頂面59に強く押し当てる。
図25、図26、図27で示すように、支持枠19を被験者方向前後に移動し、また主座53と副座54を回転して反転し、押圧頂面58、押圧頂面59、被験者支持部60、臀部収容空間部6の位置を変え、押圧頂面58、押圧頂面59の高さを調整することができる。
図25から図27は、本実施形態の腰臀部押圧伸展器51の使用方法の一例であって、他にも被験者Hの姿勢、座り方に合わせて主座53、副座54を組み合わせる様々な方法で使用することが可能である。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器51は、被験者Hが臀部収容空間部6に位置して座骨88を挟んで支持し、押圧頂面58、押圧頂面59をツボや筋肉に当接し被験者Hの体重と体の動きで押圧し伸展する仕組みである。仕組みの詳細は、第1実施形態の第0038項の(3)、(4)、(7)に記載してあり、ここでは省略する。
[第5実施形態]
図28は本発明の第5実施形態を示す外観斜視概略図である。
図29は本発明の第5実施形態を示す上面概略図である。
図30は本発明の第5実施形態を示す側面と中心断面の概略図である。
図31は本発明の第5実施形態の機能を示す概略図である。
図28に示すように、本実施形態の腰臀部押圧伸展器61は、第2実施形態の腰臀部押圧伸展器15から押圧頂面の位置や高さを調整する機能を省いた最も簡素な構造の腰臀部押圧伸展器61である。
図29に示すように、主座62と副座18は主座62の軸受部63と副座18の軸受部25が回転軸20で軸通され回転自在に枢結されて構成される。
図30(A)は側面図、図30(B)は中心断面図である。
図31に示されるように、回転軸20を軸に、副座18を被験者方向前に回転して副座18が主座62後端に当接して押圧頂面26、押圧頂面27、被験者支持部28を形成可能であって、被験者Hが臀部収容空間部6に位置して背凭れに上半身を預けると押圧頂面26、押圧頂面27、被験者支持部28で支持され、臀部が懸吊され、ツボや筋肉に押圧頂面26、押圧頂面27に当接する。ツボや筋肉が押圧され伸展される。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器61は被験者Hが臀部収容空間部6に位置して、背凭れ29と副座18で支持し腰臀部を懸吊して保持し、ツボや筋肉を、被験者Hの体重と体の動きで押圧し伸展する仕組みである。仕組みの詳細は、第1実施形態の第0038項の(1)、(2)、(5)、(6)、(7)に記載してあり、ここでは省略する。
[第6実施形態]
図32は本発明の第6実施形態を示す概略図である。
図33は本発明の第6実施形態の使用方法を示す断面概略図である。
図34は本発明の第6実施形態の使用方法を示す概略図である。
図35は本発明の第6実施形態の使用方法を示す概略図である。
図32に示されるように、左右の横枠70と、前枠68と、支持枠69と、軸受部73F、軸受部73Rを有する主座66と、軸受部75F、軸受部75Rを有する副座67と、回転軸20と、前枠68を横枠70に固定可能な固定部材71と、横枠70を被験者方向前後に移動可能なスライド部材72と支持枠69で構成される、座布団型で組立・分解可能な腰臀部押圧伸展器65である。
図32に示されるように、前枠68に主座66を、支持枠69に副座67を、主座66で副座67を左右から挟んで布置して横枠70に取り付ける。
主座66と副座67は、図33、図34に示すように回転させることが可能である。
(1)主座66の軸受部73Rと副座67の軸受部75Fに回転軸20を軸通して主座66と副座67を枢結する。どちらも回転可能である。
(2)主座66の軸受部73Fに前枠68を軸通して主座66と前枠68を枢結する。主座66が回転可能である。
(3)副座67の軸受部75Rに支持枠を69軸通して副座67と支持枠69を枢結する。副座67が回転可能である。
図32に示されるように、横枠70に前枠68を固定し、支持枠69をスライド可能に取り付ける。前枠68は横枠70にスライド可能に取り付けて支持枠69を固定する。あるいは前枠68、支持枠69の両方をスライド可能に取り付けても良い。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器65は、図33(A)に示されるように、主座66と副座67は略水平であって座面全体が略水平である。横枠70に前枠68は固定され支持枠69はスライド可能に取り付けられる。図33(B)に示されるように、支持枠69を被験者方向前にスライドすると、主座66が前枠68を軸に回転し、副座67が支持枠69を軸に回転する。回転軸20が押し上げられて押圧頂面77、押圧頂面78、被験者支持部79が形成される。さらに、
図34(A)に示されるように、矢印Y12に示すように支持枠69をスライドして、押圧頂面77を矢印Y11に示すように高さが調整可能で、押圧頂面77が任意の高さになったところで支持枠69を固定して高さを固定することができる。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器65は、押圧頂面77は先端に向かってにだんだん細くなる楔型に形成される。押圧頂面77がツボや筋肉を押圧する押圧力は楔の開角度θに応じて変化する。つまり、図34(A)で示すように、楔の開角度θが大きいと弱くなり、図34(B)で示すように、小さくなると反対に強くなる。つまり、支持枠69をスライドして楔の開角度θを変えれば押圧力を制御することができる。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器65は、背凭れを有する椅子やベンチで使用する。図33(A)に示されるように、主座66と副座67を略水平に支持し略水平な座面を形成し、図35(A)に示されるように座布団として使用可能であって、また、図33(B)に示されるように、主座66と副座67を回転自在に枢結する回転軸20を押し上げて側面視への字形に座面を形成し、図35(B)に示されるように、腰臀部押圧伸展器として使用可能である。つまり、腰臀部押圧伸展器と座布団に切り替えて使用可能であって、座布団として使い、腰臀部押圧伸展器として使うことができる。してみると、本実施形態の腰臀部押圧伸展器65は使わない時は座布団として使えるので、片づける手間がからず、片づける場所も必要がない。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器65は、組立・分解が可能であって、自動車やバス、電車や航空機など公共交通機関で移動する時、携帯して使用することができる。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器65は被験者Hが臀部収容空間部6に位置して、背凭れ29と副座67で支持し腰臀部を懸吊して保持し、ツボや筋肉を、被験者Hの体重と体の動きで押圧し伸展する仕組みである。仕組みの詳細は、第1実施形態の第0038項の(1)、(2)、(5)、(6)、(7)に記載してあり、ここでは省略する。
[第7実施形態]
図36は本発明の第7実施形態を示す概略図である。
図36に示すように、本実施形態の腰臀部押圧伸展器81は、第2実施形態の腰臀部押圧伸展器15を組立・分解が可能な構造に構成したものである。
[第8実施形態]
図37は本発明の第8実施形態を示す概略図である。
図37に示すように、本実施形態の腰臀部押圧伸展器82は、第2実施形態の腰臀部押圧伸展器15を組立・分解が可能な構造に構成したものである。
[第9実施形態]
図38は本発明の第9実施形態を示す概略図である。
図39は本発明の第9実施形態を示す側面と中心断面概略図である。
図40は本発明の第9実施形態の使用・操作方法と機能を示す概略図である。
図41は本発明の第9実施形態の使用・操作方法と機能を示す概略図である。
図42は本発明の第9実施形態の使用・操作方法と機能を示す概略図である。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器85は、図38に示すように、座面の前後に押圧伸展部86と押圧伸展部87の二つの押圧伸展部を有する座布団型である。さらに、図40、図41に示すように椅子型に構成することも可能である。
図40〜図42に示すように、骨盤57、座骨88を前後から挟んで保持し、被験者Hの骨盤57の安定に作用し、特に背凭れのない椅子では姿勢の安定に効果がある。さらに、
支持枠69を被験者方向前後に移動して、位置を選んで押圧頂面を形成し、あるいは押圧頂面の高さや被験者支持部の斜面角度を調整することが可能で、ツボや筋肉に加える押圧力が調整される。また、
支持枠69を被験者方向前後に移動して、位置を選んで臀部収容空間部6を形成し、ツボや筋肉に合わせて大きさを調整可能で、ツボや筋肉に加える押圧力が調整される。
押圧頂面の形成・解除が自由で、必要に応じて腰臀部押圧伸展器と椅子に切り替えることが可能である。
例えば、図40(A)に示すように、押圧伸展部86に回転軸20と支持枠69があって、回転軸20を支持枠69の被験者方向前上に付置して、さらに、押圧伸展部87に回転軸20と支持枠69があって、回転軸20を支持枠69の被験者方向後上に付置すると、腰臀部押圧伸展器として使用することが可能となる。
図40(B)に示すように、図38を原位置として、支持枠69を矢印Y13に示すように移動し押圧伸展部86の回転軸20を支持枠69の被験者方向前上に位置し、押圧伸展部87の回転軸20を支持枠69の被験者方向後上に位置すると、臀部収容空間部6が形成されて、図40(C)に示すように、押圧頂面77、押圧頂面79、被験者支持部79が形成される。
図41(A)に示すように、押圧伸展部87の回転軸20を支持枠69の被験者方向後上に位置して使用される。
図41(B)に示すように、図38を原位置として、支持枠69を矢印Y14に示すように移動し押圧伸展部87の回転軸20を支持枠69の被験者方向後上に位置すると、臀部収容空間部6が形成されて、図41(C)に示すように、押圧頂面77、押圧頂面79、被験者支持部79が形成される。
図42(A)に示すように、押圧伸展部86の回転軸20を支持枠69の被験者方向前下に位置し、押圧伸展部87の回転軸20を支持枠69の被験者方向後上に位置して使用される。
図42(B)に示すように、図38を原位置として、支持枠69を矢印Y15に示すように移動し押圧伸展部86の回転軸20を支持枠69の被験者方向前下に位置し、押圧伸展部87の回転軸20を支持枠69の被験者方向後上に位置すると、臀部収容空間部6が形成されて、図42(C)に示すように、押圧頂面77、押圧頂面79、被験者支持部79が形成される。
本実施形態の腰臀部押圧伸展器85は、被験者Hが臀部収容空間部6に位置して座骨88を挟んで支持し、押圧頂面77、押圧頂面78をツボや筋肉に当接し被験者Hの体重と体の動きで押圧し伸展する仕組みである。
[第10実施形態]
図43は本発明の第10実施形態を示す概略図である。
図44は本発明の第10実施形態の操作方法を示す概略図である。
図43に示されるように、本実施形態の腰臀部押圧伸展器89は、第9実施形態の腰臀部押圧伸展器85を組立・分解が可能な構造で、携帯可能な座布団型に構成したものである。
図44(A)〜(C)に示すように、押圧伸展部86、押圧伸展部87は主座66と副座67の組み合わせを変えて、ツボや筋肉に加える押圧力や座り心地を極め細やかに調整することができる。
は本発明の第1実施形態を示す概略図である。 は本発明の第1実施形態を示す概略図である。 は本発明の第1実施形態を示す分解概略図である。 は本発明の第1実施形態の操作と機能を示す概略図である。 は本発明の第1実施形態の操作と機能を示す概略図である。 は本発明の第1実施形態の操作と機能を示す概略図である。 は本発明の第1実施形態の操作と機能を示す概略図である。 は本発明の第1実施形態の懸吊機能を示す説明図である。 は本発明の第1実施形態の押圧伸展機能を示す説明図である。 は本発明の第1実施形態の姿勢制御機能を示す説明図である。 は本発明の第1実施形態の座骨滑動制御を示す説明図である。 は本発明の第2実施形態を示す概略図である。 は本発明の第2実施形態を示す概略図である。 は本発明の第2実施形態で主座を示す概略部品図である。 は本発明の第2実施形態で副座を示す概略部品図である。 は本発明の第2実施形態の使用方法と機能を示す概略図である。 は本発明の第2実施形態の使用状態を示す概略図である。 は本発明の第3実施形態を示す概略図である。 は本発明の第3実施形態の使用方法を示す概略図である。 は本発明の第3実施形態の機能を示す概略図である。 は本発明の第4実施形態を示す概略図である。 は本発明の第4実施形態を示す側面概略図である。 は本発明の第4実施形態の使用方法を示す概略図である。 は本発明の第4実施形態の使用方法を示す概略図である。 は本発明の第4実施形態の操作方法と機能を示す概略図である。 は本発明の第4実施形態の操作方法と機能を示す概略図である。 は本発明の第4実施形態の操作方法と機能を示す概略図である。 は本発明の第5実施形態を示す外観斜視概略図である。 は本発明の第5実施形態を示す上面概略図である。 は本発明の第5実施形態を示す側面と中心断面の概略図である。 は本発明の第5実施形態の機能を示す概略図である。 は本発明の第6実施形態を示す概略図である。 は本発明の第6実施形態の使用方法を示す断面概略図である。 は本発明の第6実施形態の使用方法を示す概略図である。 は本発明の第6実施形態の使用方法を示す概略図である。 は本発明の第7実施形態を示す概略図である。 は本発明の第8実施形態を示す概略図である。 は本発明の第9実施形態を示す概略図である。 は本発明の第9実施形態を示す側面と中心断面概略図である。 は本発明の第9実施形態の使用・操作方法と機能を示す概略図である。 は本発明の第9実施形態の使用・操作方法と機能を示す概略図である。 は本発明の第9実施形態の使用・操作方法と機能を示す概略図である。 は本発明の第10実施形態を示す概略図である。 は本発明の第10実施形態の操作方法を示す概略図である。
1 腰臀部押圧伸展器
2 横枠
3 主座
4 副座
5 補助座
6 臀部収容空間部
7 押圧頂面
8 押圧頂面
9 被験者支持部
10F 回転軸
10M 回転軸
10R 回転軸
11F 軸受部
11R 軸受部
12 スライド溝
13 固定具
15 腰臀部押圧伸展器
16 外枠
17 主座
18 副座
19 支持枠
20 回転軸
21 スライド部材
22 座面
23 軸受部
24 軸受部
25 軸受部
26 押圧頂面
27 押圧頂面
28 被験者支持部
29 背凭れ
31 被験者支持部
32 押圧頂面
33 腰臀部押圧伸展器
34 主座
35 副座
36 横枠
37 前枠
38 軸受部
39 軸受部
40 回転軸
41 回転制御部
42 座面支持部
43 座面
44 座骨点
45 押圧頂面
46 押圧頂面
47 被験者支持部
48 軸受部
51 腰臀部押圧伸展器
52 外枠
53 主座
54 副座
55 軸受部
56F 軸受部
56R 軸受部
57 骨盤
58 押圧頂面
59 押圧頂面
60 被験者支持部
61 腰臀部押圧伸展器
62 主座
63 軸受部
65 腰臀部押圧伸展器
66 主座
67 副座
68 前枠
69 支持枠
70 横枠
71 固定部材
72 スライド部材
73F 軸受部
73R 軸受部
75F 軸受部
75R 軸受部
77 押圧頂面
78 押圧頂面
79 被験者支持部
80 座面
81 腰臀部押圧伸展器
82 腰臀部押圧伸展器
83 補助座
84 固定資材
85 腰臀部押圧伸展器
86 押圧伸展部
87 押圧伸展部
88 座骨
89 腰臀部押圧伸展器
90 生理的S字曲線

Claims (6)

  1. (イ)主座の回転軸を取り付ける軸受部と副座の回転軸を取り付けるスライド溝を有する横枠と、回転軸を有し被験者方向前後に回転可能な主座と、回転軸を有し被験者方向前後に回転可能な副座と、主座を被験者方向前後に回転可能に横枠に取り付け可能な固定具があり、
    (ロ)横枠の軸受部に固定具を取り付けて、固定具に主座の回転軸を取り付けて横枠に主座を取り付け、さらに、副座の回転軸を横枠のスライド溝に取り付けて、横枠に副座を主座の後位置に取り付けて、
    (ハ)原位置から、主座の後位置にある副座を被験者方向前に回転して、回転後の副座の後部を主座の後部に当接し、主座の後部で回転後の副座の後部を下から支持して副座を傾斜して、副座の後下方位置に臀部収容空間部を形成し、副座の前部と後部に押圧頂面を形成し、副座前部にある押圧頂面と副座後部にある押圧頂面の間に被験者支持部を形成し、
    (二)被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置して背凭れに上半身をあずけると、上半身を背凭れと副座に形成された押圧頂面と被験者支持部で支持して、腰臀部を吊り下げて支持し骨盤を懸吊し、腰部周辺の筋肉を骨盤など自重で被験者方向下方に引っ張って伸展可能であることを特徴とする腰臀部押圧伸展器。
  2. (イ)外枠と、前部と後部に軸受部を有する主座と、前部に軸受部を有する副座と、主座後部の軸受部と副座前部の軸受部を軸通する回転軸と、主座前部の軸受部を軸通する支持枠と、外枠を被験者方向前後にスライド可能なスライド部材があって、
    (ロ)主座後部の軸受部と副座前部の軸受部を嵌合して回転軸を軸通し、主座と副座が被験者方向前後に回転自在な座面を形成して、さらに、主座前部の軸受部に支持枠を軸通しさらに支持枠の両端にスライド部材を取り付けて座面を被験者方向前後に回転可能に外枠に取り付けて、
    (ハ)原位置から、主座の後部と副座の前部が嵌合している連結部で副座を被験者方向前に回転すると、連結部で主座の後端と回転後の副座の後端が当接し、回転後の副座の後部を主座の後部で下から支持して副座を傾斜して、副座の後下方位置に臀部収容空間部を形成し、副座の前部に押圧 頂面を形成し、嵌合している主座の後部と回転後の副座の後部に押圧頂面を形成し、副座前部にある押圧頂面と副座後部にある押圧頂面の間に被験者支持部を形成し、
    (ニ)被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置して背凭れに上半身をあずけると、上半身を背凭れと主座の後部と副座の前部と後部に形成された押圧頂面と被験者支持部で支持して、腰臀部を吊り下げて支持し骨盤を懸吊し、腰部周辺の筋肉を骨盤など自重で被験者方向下方に引っ張って伸展可能であることを特徴とする腰臀部押圧伸展器。
  3. (イ)外枠と、前部と後部に軸受部を有する主座と、前部に軸受部を有する副座と、主座後部の軸受部と副座前部の軸受部を軸通する回転軸と、主座前部の軸受部を軸通する支持枠と、外枠を被験者方向前後にスライド可能なスライド部材があって、
    (ロ)主座後部の軸受部と副座前部の軸受部を嵌合して回転軸を軸通し、主座と副座が被験者方向前後に回転自在な座面を形成して、さらに主座前部の軸受部に支持枠を軸通し、さらに支持枠の両端にスライド部材を取り付けて座面を被験者方向前後に回転可能に外枠に取り付けて、
    (ハ)原位置から、支持枠を被験者方向後にスライドして、座面を表裏反転して主座と副座の前後位置を入れ替えて、副座の前部を外枠に当接して、支持枠を被験者方向前にスライドして嵌合している副座の後部と主座の前部を持ち上げて主座と副座を傾斜して、主座の後下方位置に臀部収容空間部を形成し、主座の後部に押圧頂面を形成し、嵌合している副座の後部と主座の前部に押圧頂面を形成し、副座前部にある押圧頂面と副座後部にある押圧頂面の間に被験者支持部を形成し、
    (ニ)被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置して背凭れに上半身をあずけると、上半身を背凭れと副座の後部と主座の前部と後部に形成された押圧頂面と被験者支持部で支持して、腰臀部を吊り下げて支持し骨盤を懸吊し、腰部周辺の筋肉を骨盤など自重で被験者方向下方に引っ張って伸展可能であることを特徴とする請求項2記載の腰臀部押圧伸展器。
  4. (イ)前部と後部に軸受部を有する主座と、前部に軸受部を有する副座と、主座後部の軸受部と副座前部の軸受部を軸通する回転軸と、前枠と、背凭れと座面支持部と回転制御部を有する横枠があって、
    (ロ)主座後部の軸受部と副座前部の軸受部を嵌合して回転軸を軸通し副座が被験者方向前後に回転可能な座面を形成して、さらに、座面の主座の前部にある軸受部に前枠を軸通して、座面を前枠に被験者方向前後に回転可能に取り付けて、さらに、座面を前枠を被験者方向前にして座面支持部に付置して横枠に取り付けて、座面を座面支持部と回転制御部で支持して
    (ハ)原位置から主座の後部と副座の前部が嵌合する連結部を持ち上げて、副座の後端を回転制御部の上段から下段に移動して、主座を座面支持部で下から支持して、副座の後部を回転制御部で下から支持すると副座が傾倒して座面が側面視への字の形になり、副座の後下方位置に臀部収容空間部を形成し、副座の前部と後部に押圧頂面を形成し、副座前部にある押圧頂面と副座後部にある押圧頂面の間に被験者支持部を形成し、
    (ニ)被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置して背凭れに上半身をあずけると、上半身を背凭れと副座の前部と後部に形成された押圧頂面と被験者支持部で支持して、腰臀部を吊り下げて支持し骨盤を懸吊し、腰部周辺の筋肉を骨盤など自重で被験者方向下方に引っ張って伸展可能であることを特徴とする腰臀部押圧伸展器。
  5. (イ)後部に軸受部を有する主座と、前部に軸受部を有する副座と、主座の軸受部と副座の軸受部を軸通する回転軸があって、
    (ロ)主座の軸受部と副座の軸受部を嵌合して回転軸を軸通して枢結し、主座と副座が被験者方向前後に回転自在な座面を形成して、
    (ハ)原位置から、主座の後部と副座の前部が嵌合している連結部で副座を被験者方向前に回転すると、連結部で主座の後端と回転後の副座の後端が当接し、回転後の副座の後部を主座の後部で下から支持して副座を傾斜して、副座の後下方位置に臀部収容空間部を形成し、副座の前部に押圧頂面を形成し、嵌合している主座の後部と回転後の副座の後部に押圧頂面を形成し、副座前部にある押圧頂面と副座後部にある押圧頂面の間に被験者支持部を形成し、
    (ニ)被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置して背凭れに上半身をあずけると、上半身を背凭れと主座の後部と副座の前部と後部に形成された押圧頂面と被験者支持部で支持して、腰臀部を吊り下げて支持し骨盤を懸吊し、腰部周辺の筋肉を骨盤など自重で被験者方向下方に引っ張って伸展可能であることを特徴とする腰臀部押圧伸展器。
  6. 被験者が座骨点を臀部収容空間部に位置して背凭れに上半身をあずけて、上半身を背凭れと押圧頂面と被験者支持部で支持して、腰臀部を吊り下げ支持して骨盤を懸吊し、被験者の大腿部周辺、臀部と大腿部の接続部分周辺、座骨前面部周辺のツボや筋肉に押圧頂面を当接して、骨盤など自重で押圧し、さらに、被験者の体の動きで伸展可能であることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5記載の腰臀部押圧伸展器。
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