JP6537771B2 - 低誘引性照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、虫が誘引されることを抑えることができる低誘引性照明装置に関する。
従来から、虫が誘引されることや虫が活発に活動することを抑制することを目的とした照明装置が提案されている。例えば、下記特許文献1には、白色の光を発光する複数の第1の発光素子間に500nm以上の波長領域で発光ピークを有する複数の第2の発光素子を分散配置した照明装置(低誘引性照明装置)が開示されている。
特開2009−224148号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された照明装置においては、複数の第1の発光素子に対して複数の第2の発光素子を用意しなければならないとともにこれら複数の第2の発光素子を第1の発光素子に対して均等に分散配置しなければならず、照明装置における消費電力やランニングコストの増大、製作コストの増大、および製作の煩雑化を招来するという問題があった。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、消費電力、ランニングコストおよび製作コストを低減させるとともに製作負担を軽減することができる低誘引性照明装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、500nm以上かつ620nm以下の波長領域で発光ピークを有する低活性光を照射する低活性光照射手段と、低活性光とは異なる色の光または視認することができない光からなる利用光を照射する利用光照射手段とを有し、低活性光照射手段は、低活性光の照射領域が利用光の照射領域の周囲の少なくとも半分以上を囲むように利用光照射手段の周囲に配置されていることにある。この場合、低誘引性照明装置は、低活性光照射手段および利用光照射手段を蛍光灯やLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)などの発光体で構成した照明器具で構成できるとともに、低活性光照射手段と利用光照射手段とをそれぞれ別個の照明器具を組み合わせて構成することもできる。また、本発明者の実験によれば、低活性光の発光ピークは、好ましくは570nm以上かつ590nm以下の波長領域(黄色の光)、より好ましくは590nm以上かつ620nm以下(オレンジ色の光)の波長領域に設定するとよい。また、利用光は、低活性光の発光ピークとは異なる波長を発光ピークとする光の他に、低活性光の発光ピークを構成する波長を含みつつ他の波長を含むことによって低活性光とは異なる色に見える可視光や視認できない光(例えば、紫外線や赤外線)を含むものである。そして、この利用光は、低誘引性照明装置の利用者が必要とする光であり、例えば、利用者の手元を明るくする光であったり、作業をし易くする光であったり、植物の育成に適した光である。
このように構成した本発明の特徴によれば、低誘引性照明装置は、虫が明適応となる低活性光の照射領域が低活性光の発光ピークとは異なる色または無色の利用光の照射領域の少なくとも半分以上を囲むように構成されているため、低活性光によって囲まれた外側において虫の走光性や活動が抑えられる。この場合、低誘引性照明装置は、必ずしも低活性光を照射する低活性光照射手段および利用光を照射する利用光照射手段をそれぞれ複数ずつ用意する必要がないとともに、利用光照射手段を低活性光照射手段に対して分散配置する必要もない。この結果、低誘引性照明装置は、消費電力、ランニングコストおよび製作コストを低減させるとともに製作負担を軽減することができる。なお、虫とは、光によって直接誘引される虫(例えば、ユスリカ、ガ、ハエ、カメムシ、カナブン、カブトムシなど)のほか、光によって直接誘引されるこれらの虫を捕食する所謂捕虫害虫(例えば、クモやカマキリなど)を含むものである。また、低活性光照射手段の配置は、利用光照射手段の周囲の全周に配置するほかに利用光照射手段の周囲の一部にのみ配置することを含むものである。
また、本発明の他の特徴は、前記低誘引性照明装置において、低活性光照射手段は、低活性光の照射領域が利用光の照射領域の全周を囲むように利用光照射手段の周囲に配置されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、低誘引性照明装置は、低活性光の照射領域が利用光の照射領域の全周を囲むように構成されているため、低誘引性照明装置の周囲の全方向からの虫の誘引や活動の活発化を防止することができる。低活性光照射手段の配置は、利用光照射手段の周囲の全周に完全に配置することのみを意味するものではなく、低活性光の照射領域が利用光の照射領域の全周を囲むように配置すれば、利用光照射手段の周囲の一部に低活性光照射手段が配置されていない隙間があることを許容するものである。
また、本発明の他の特徴は、前記低誘引性照明装置において、さらに、利用光照明手段における利用光の照射および照射停止を制御する利用光制御手段を備えることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、低誘引性照明装置は、利用光照明手段における利用光の照射および照射停止を制御する利用光制御手段を備えているため、利用光を選択的に照射することができ、より効果的に虫の誘引および活性化を抑制することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記低誘引性照明装置において、利用光制御手段は、利用光照明手段における利用光の照射領域内への物体の進入を検出する進入検出センサであることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、低誘引性照明装置は、利用光制御手段が利用光の照射領域内への物体の進入を検出する進入検出センサで構成されているため、人や物の存在を検知して利用光が必要なときのみ照射することができ、より効果的に虫の誘引および活性化を抑制することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記低誘引性照明装置において、さらに、少なくとも低活性光を拡散反射させるための拡散反射体を備えることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、低誘引性照明装置は、少なくとも低活性光を拡散反射させる拡散反射体を備えているため、低活性光の指向性を緩和して広範な領域に低活性光を照射することができる。なお、この場合、拡散反射体は、照射され低活性光の全てを拡散反射させる構成(例えば、金属板)の他に、照射された光の一部を透過させるとともに他の一部を拡散反射させる構成(乳白色の樹脂板)を採用することができる。また、拡散反射体は、低活性光に加えて利用光も拡散反射するように構成してもよい。
また、本発明の他の特徴は、前記低誘引性照明装置において、さらに、低活性光照射手段および利用光操作手段を支持するベース体を備えており、ベース体は、低活性光照射手段から照射される低活性光を低誘引性照明装置が取り付けられる取付面に向かう方向から同取付面に対して平行な方向までの角度範囲内のいずれかの向きで照射するように低活性光照射手段を支持するとともに、利用光照射手段から照射される利用光を取付面に対して対向する方向から同取付面に対して平行な方向までの角度範囲内のいずれかの向きで照射するように利用光照射手段を支持することにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、低誘引性照明装置は、低活性光照射手段が取付面に向かう方向から同取付面に対して平行な方向までの角度範囲内のいずれかの向きで低活性光を照射するようにベース体に支持されているため、低活性光を散乱光で照射することができる。また、低誘引性照明装置は、利用光照射手段が取付面に対して対向する方向から同取付面に対して平行な方向までの角度範囲内のいずれかの向きで利用光を照射するようにベース体に支持されているため、利用光が必要な箇所に利用光を直接または光の散乱を抑制した状態で照射することができる。これらにより、低誘引性照明装置は、低誘引性照明の周囲に対して効果的に虫の誘引および活性化を抑制しつつ利用光の必要な領域に対してスポット的に必要な光量の利用光を照射することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記低誘引性照明装置において、利用光照射手段は、白色光を照射することにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、低誘引性照明装置は、利用光照射手段が白色光を照射するため、利用光の必要な領域に対して汎用性の高い白色光を虫の誘引および活性化を抑制しつつ照射することができる。
本発明の一実施形態に係る低誘引性照明装置の外観構成の概略を模式的に示す正面断面図である。 図1に示す低誘引性照明装置のベース体の外観構成の概略を模式的に示す底面図である。 図1に示す低誘引性照明装置の作動を制御するための制御システムのブロック図である。 図1に示す低誘引性照明装置における低活性光および利用光の照射状態のイメージを模式的に示す正面断面図である。 本発明の変形例に係る低誘引性照明装置のベース体の外観構成の概略を模式的に示す底面図である。 本発明の他の変形例に係る低誘引性照明装置のベース体の外観構成の概略を模式的に示す底面図である。 (A),(B)は本発明の他の変形例に係る低誘引性照明装置のベース体の外観構成の概略を模式的に示しており、(A)はベース体の低面図であり、(B)は低誘引性照明装置における低活性光および利用光の照射状態のイメージを模式的に示す正面図である 本発明の他の変形例に係る低誘引性照明装置における低活性光および利用光の照射状態のイメージを模式的に示す正面断面図である。 本発明の他の変形例に係る低誘引性照明装置における利用光照射器具および低活性光照射器具の取付面への配置状態を模式的に示した低面図である。 本発明の他の変形例に係る低誘引性照明装置のベース体の外観構成の概略を模式的に示す底面図である。
以下、本発明に係る低誘引性照明装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る低誘引性照明装置100の構成の概略を模式的に示す正面断面図である。また、図2は、図1に示す低誘引性照明装置100のベース体101の外観構成の概略を模式的に示す底面図である。また、図3は、図1に示す低誘引性照明装置100の作動を制御するための制御システムのブロック図である。なお、本明細書において参照する各図は、本発明の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表していることがあるため、各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。この低誘引性照明装置100は、アパートやマンションなどの集合住宅において、屋外に対して開放された階段や通路などの共用スペースに設置される照明器具である。
(低誘引性照明装置100の構成)
低誘引性照明装置100は、ベース体101を備えている。ベース体101は、後述する低活性光照射光源110および利用光照射光源130をそれぞれ支持する金属製の部品であり、金属板をプレス加工することによって成形されている。より具体的には、ベース体101は、円板状に形成された本体部102の中央部に貫通孔が形成されて制御部ハウジング120を備えるとともに同本体部102の外縁部が図示下方に向かって屈曲して下垂した光源支持壁部103が形成されて構成されている。
本体部102は、光源支持壁部103や後述するカバー160をそれぞれ支持する部分であり、低誘引性照明装置100が取り付けられる天井や壁などの取付面10に対して平行に延びる平板状に形成されている。この本体部102は、低活性光照射光源110から照射される低活性光L1が拡散反射するように金属色で構成されている。
光源支持壁部103は、低活性光照射光源110およびカバー160をそれぞれ保持する部分であり、低活性光照射光源110から照射される低活性光L1の照射方向が取付面10に対して主に平行となる角度の板状体で環状に形成されている。本実施形態においては、光源支持壁部103は、本体部102(換言すれば、取付面10)に対して直交する方向に延びて形成されている。
この光源支持壁部103は、先端部の一部がベース体101の径方向外側に向かって張り出してカバー保持部104が形成されている。カバー保持部104は、カバー160を着脱自在に引っ掛けて保持する板状の部分である。そして、この光源支持壁部103の内周面には、低活性光照射光源110が設けられている。
低活性光照射光源110は、500nm以上かつ620nmの波長領域で発光ピークを有する低活性光L1を照射することができる光学素子である。この場合、低活性光L1とは、虫が活動を停止して休止状態となる光である。より具体的には、虫が休止状態となる低活性光L1は、主として夜行性の虫が昼間などの明るい環境下において移動、吸汁、捕食、交尾、産卵などの活動を控えまたは休止する所謂明適応状態となる光であり、概ね500nm以上(緑色)かつ620nm(オレンジ色)以下の波長領域の光である。なお、低活性光L1は、各図において破線で示す。
この低活性光照射光源110は、光源支持壁部103の内周面に沿って等間隔に3つ設けられている。すなわち、これら3つの各低活性光照射光源110は、環状の光源支持壁部103の中心部(ベース体101の中心部でもある)、換言すれば、制御部ハウジング120に向かって低活性光L1を照射するように光源支持壁部103の内周面に取り付けられている。また、これら3つの各低活性光照射光源110は、後述する制御部140によって作動が制御される。本実施形態においては、低活性光照射光源110は、590nmの波長が発光ピークとなるLED発光素子(Light Emitting Diode:発光ダイオード)によって構成されている。
制御部ハウジング120は、後述する利用光照射光源130を支持するとともに制御部140を収容する部品であり、樹脂製の円筒体の両端部を塞いだ中空の円柱状に形成されている。この制御部ハウジング120は、カバー160側の端面に利用光照射手段130が取り付けられているとともに、円筒体の内部に制御部140が収容されている。
利用光照射光源130は、低活性光L1の発光ピークとは異なる色、すなわち、低活性光L1の発光ピークとは異なる波長の発光ピークを有する利用光L2を照射することができる光学素子である。この場合、利用光L2とは、この低誘引性照明装置100の利用者が照明として必要とする波長の光であり、例えば、白色光である。本実施形態においては、利用光照射光源130は、白色光を照射するLED発光素子(Light Emitting Diode:発光ダイオード)によって構成されている。
この場合、白色光は、可視光線の全域に渡って連続したスペクトルによって実現される光であり、光の三原色の混合や補色関係にある2色の混合などによって人間の目で白色に見える光である。本実施形態においては、利用光照射光源130は、青色(約420〜470nmの波長領域の光)を発光するLED発光素子の外側に黄色の蛍光物質を塗布した樹脂製の透光性カバーで覆って構成されている。
この利用光照射光源130は、低誘引性照明装置100の利用者が利用光L2を必要とする領域に向かって利用光L2を照射する向きで制御部ハウジング120に取り付けられている。本実施形態においては、利用光照射光源130は、取付面10に対向する側(図示下方)の通路上に利用光L2を照射する。また、この利用光照射光源130は、制御部140によって作動が制御される。なお、利用光L2は、各図において破線で示す。また、低活性光L1と利用光L2との境界は便宜上破線で示しているが、実際の両者の境界は徐々に変化して不明確である。
制御部140は、マイクロコンピュータによって構成されており、低活性光照射光源110および利用光照射光源130の作動をそれぞれ制御する機器であり、制御部ハウジング120内に収容されている。より具体的には、制御部140は、マイクロコンピュータにおける記憶装置(例えば、ROM)内に予め記憶された図示しない制御プログラムに従って照度検出センサ141および進入検出センサ142からの検出信号を用いて低活性光照射光源110および利用光照射光源130の作動をそれぞれ制御する。
本実施形態においては、制御部140は、低活性光照射光源110を低誘引性照明装置100の周囲の明るさ(照度)が所定の明るさ以下になった場合にのみ点灯させる。また、制御部140は、利用光照射光源130を低誘引性照明装置100の周囲の明るさ(照度)が所定の明るさ以下の場合において低誘引性照明装置100に対して所定の領域に物体が進入した場合にのみ点灯させる。
照度検出センサ141は、低誘引性照明装置100の周囲の照度を検出して同照度に対応する電気信号を照度検出信号として制御部140に出力する検出器であり、例えば、光を感知するフォトダイオードと電気信号を増幅する電流増幅回路とを備えて構成されている。この照度検出センサ141は、ベース体101に支持された支持アーム150上に支持されている。
支持アーム150は、照度検出センサ141および進入検出センサ142をそれぞれ支持するための金属製の部品であり、ベース体101の外表面(図示上面)から径方向外側に向かって延びた後、先端部が低誘引性照明装置100の照明側(図示下方)に向かって屈曲した長尺の板状に形成されている。そして、照度検出センサ141は、支持アーム150の先端部におけるカバー160とは反対側、すなわち、低誘引性照明装置100から照射される低活性光L1および利用光L2の照射方向とは反対側に向けて取り付けられている。
進入検出センサ142は、低誘引性照明装置100によって照らされる領域、より具体的には、利用光照射光源130によって利用光L2が照射される領域に人や物などの物体が進入した際に物体の進入変化に対応する電気信号を進入検出信号として制御部140に出力する検出器である。本実施形態においては、進入検出センサ142は、物体が発する熱(赤外線)を感知して進入検出信号として出力する所謂人感センサで構成されている。この進入検出センサ142は、利用光照射光源130によって利用光L2が照射される領域を進入検出領域となるように支持アーム150の先端部に取り付けられている。
また、この制御部140は、低活性光照射光源110、利用光照射光源130、照度検出センサ141および進入検出センサ142をそれぞれ駆動するための電力を外部電源(例えば、100Vコンセント)に繋がった給電部11から受けるための電気回路からなる電源部143および制御部140への指示を入力するための入力装置144をそれぞれ備えている。
この場合、電源部143は、前記給電部11に対して電気的に着脱自在に接続するための図示しない接続端子が制御部ハウジング120の取付面10側に対向する端面(図示上側の端面)から露出した状態で設けられている。また、入力装置144は、照度検出センサ141および進入検出センサ142の各検出感度を所定の感度範囲内で調節して設定することができる。
カバー160は、低活性光照射光源110および利用光照射光源130からそれぞれ照射される低活性光L1および利用光L2を透過させつつベース体101の内側を着脱自在に覆う部品であり、乳白色の半透明な樹脂材を断面が水滴状の曲面で構成されている。すなわち、カバー160は、低活性光照射光源110および利用光照射光源130からそれぞれ照射される低活性光L1および利用光L2の指向性を低減、換言すれば、低活性光L1および利用光L2の一部を拡散反射するとともに他の一部を透過させるように構成されている。
この場合、カバー160は、例えば、低活性光L1および利用光L2がそれぞれ透過する面に複数の凹凸を形成した所謂梨地で構成することができる。また、カバー160は、例えば、低活性光L1および利用光L2がそれぞれ透過する面に光散乱剤(例えば、炭酸マグネシウムや酸化チタンなどを含む顔料)を塗布して構成することもできる。
(低誘引性照明装置100の作動)
次に、このように構成された低誘引性照明装置100の作動について説明する。まず、低誘引性照明装置100を設置する設置者は、低誘引性照明装置100を取付面10に取り付ける。この場合、低誘引性照明装置100は、例えば、建物内における屋外に対して開放された階段や通路などの壁や天井部などの取付面10に取り付けられる。本実施形態においては、設置者は、アパートやマンションなどの集合住宅における共用通路の各戸の玄関扉近傍の天井面に低誘引性照明装置100を設置する。具体的には、設置者は、低誘引性照明装置100の電源部143を取付面10に設けられた給電部11に接続する。
これにより、低誘引性照明装置100は、取付面10に取り付けられるとともに、制御部140が給電部11からの給電を受けて作動を開始する。具体的には、制御部140は、記憶装置内に予め記憶された制御プログラムを実行することによって照度検出センサ141および進入検出センサ142からの各検出信号を入力するとともにこれらの入力した各検出信号に応じて低活性光照射光源110および利用光照射光源130の作動制御を開始する。
次に、設置者は、制御部140に対して低活性光照射光源110および利用光照射光源130の作動仕様を設定する。具体的には、設置者は、低活性光照射光源110を点灯させる低誘引性照明装置100の周囲の照度、および利用光照射光源130を点灯させる条件(進入検出センサ142の検出エリア内に物体が存在する時間や同物体が存在しなくなってからの点灯時間)を入力装置144を介して制御部140に設定する。これにより、制御部140は、設定された低活性光照射光源110および利用光照射光源130の作動仕様に従って低活性光照射光源110および利用光照射光源130の作動を制御する。
具体的には、制御部140は、低誘引性照明装置100の周囲の照度が設定値以上、例えば、明け方から日没までの昼間の場合には低活性光照射光源110および利用光照射光源130を点灯させないように制御する。一方、制御部140は、低誘引性照明装置100の周囲の照度が設定値以下、例えば、日没から明け方までの夜間において低活性光照射光源110を常時点灯させるとともに利用光照射光源130の照射領域に物体が進入した場合にのみ所定の時間だけ利用光照射光源130を点灯させる。
すなわち、低誘引性照明装置100は、夜間において低活性光照射光源110を常時点灯させることによって低誘引性照明装置100の設置場所における必要最小限の照度を常に確保する。この場合、低活性光照射光源110から照射された低活性光L1は、ベース体101およびカバー160の各内壁面を拡散反射しながらカバー160を介して外部に向かって出射する。これにより、カバー160は、低活性光L1によって面発光する。これにより、低誘引性照明装置100は、カバー160から出射される低活性光L1が虫の活動を停止させて休止状態(明適応)とさせる光であるため、低誘引性照明装置100への虫の誘引および活動が防止できる。
そして、低誘引性照明装置100の直下、すなわち、利用光照射光源130の照射領域に人などの物体が一定時間の進入した場合には、制御部140は利用光照射光源130を点灯させる。この場合、低誘引性照明装置100は、カバー160が低活性光照射光源110の点灯によって面発光している状態においてこのカバー160に直接対向配置された利用光照射光源130が利用光L2を照射する。このため、低誘引性照明装置100は、図4に示すように、低活性光L1が面発光しているカバー160の中央部から利用光L2が照射されて、低誘引性照明装置100の前方の領域に対して利用光L2の照射領域の周囲を囲むように低活性光L1が照射される。
これにより、低誘引性照明装置100は、低誘引性照明装置100の直下に位置した人に対して低活性光L1に比べて明るく手元などが見易い光(利用光L2)を照射しながら、その周囲を低活性光L1で覆うことによって害虫(例えば、不快害虫、農業害虫または衛生害虫や、これらの虫を捕食する捕虫害虫)などの虫の誘引や活発な活動を抑制することができる。そして、低誘引性照明装置100は、利用光照射光源130の照射領域に人などの物体が存在しなくなった場合には、制御部140によって利用光照射光源130を消灯させる。これにより、低誘引性照明装置100は、利用光照射装置130を点灯させる前の低活性光照明光源110のみを点灯させた状態に戻る。また、低誘引性照明装置100は、低誘引性照明装置100の周囲の照度が設定値以上、すなわち、明け方になった場合には、制御部140によって低活性光照射光源110が消灯される。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、低誘引性照明装置100は、虫が明適応となる低活性光L1の照射領域が低活性光L1の発光ピークとは異なる波長の発光ピークを有する利用光L2の照射領域の全周を囲むように構成されているため、低活性光L1によって囲まれた外側において虫の走光性や活動が抑えられる。この場合、低誘引性照明装置100は、必ずしも低活性光L1を照射する低活性光照射光源110および利用光L2を照射する利用光照射光源130をそれぞれ複数ずつ用意する必要がないとともに、利用光照射光源130を低活性光照射光源110に対して分散配置する必要もない。この結果、低誘引性照明装置100は、消費電力、ランニングコストおよび製作コストを低減させるとともに製作負担を軽減することができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、各変形例の説明においては、上記実施形態と同様の部分については同じ符号を付して重複する説明は省略する。
例えば、上記実施形態においては、低活性光照射光源110は、590nmの波長が発光ピークとなるLED発光素子によって構成した。しかし、低活性光照射光源110は、500nm以上かつ620nmの波長領域で発光ピークを有する低活性光L1を照射することができる光学機器であれば上記実施形態に限定されるものではない。したがって、低活性光照射光源110は、虫が明適応状態となる概ね500nm以上(緑色)かつ620nm(オレンジ色)以下の波長領域で発光ピークを有する低活性光L1を照射する各種光学機器、例えば、LED発光素子のほか、蛍光灯、水銀灯、ハロゲンランプまたは電球などで構成することができる。この場合、本発明者の実験によれば、低活性光L1の発光ピークは、好ましくは570nm以上かつ590nm以下の波長領域、より好ましくは590nm以上かつ620nm以下の波長領域に設定するとよい。
また、上記実施形態においては、3つの低活性光照射光源110は、ベース体101の中心部に向かってそれぞれ低活性光L1を照射するように構成した。これにより、低誘引性照明装置100は、ベース体101の内部で光を拡散反射させてムラのない光を照射することができる。しかし、低誘引性照明装置100は、低活性光照射光源110から照射される低活性光L1を取付面10に向かう方向から同取付面10に対して平行な方向までの角度範囲内のいずれかの向きで照射するように低活性光照射光源110を支持、換言すれば、低活性光照射光源110がカバー160に対して直接低活性光L1を照射しないように支持すれば低活性光L1の照射ムラを抑えることができる。なお、低誘引性照明装置100は、低活性光照射光源110をカバー160に向けて(図示下方に向けて)低活性光L1を照射するように構成を排除するものではない。これによれば、低誘引性照明装置100は、低活性光L1の光量減少を抑えることができる。
また、低活性光照射光源110の数についても、低活性光L1の照射領域が利用光L2の照射領域の周囲の少なくとも半分以上を囲むことができればよいため、2つ以下でもよいし4つ以上であってもよい。例えば、低誘引性照明装置100は、図5に示すように、利用光照明光源130を囲むように1つ(または複数)の環状の蛍光灯で構成された低活性光照射光源110を本体部102に固定配置して構成することができる。また、例えば、低誘引性照明装置100は、図6に示すように、低活性光照射光源110を利用光照明光源130の周囲のベース体101における本体部102上に複数配置して構成することもできる。
また、上記実施形態においては、低活性光照射光源110は、低活性光L1の照射領域が利用光L2の照射領域の全周を囲むように利用光照射光源130の周囲に配置した。しかし、低活性光照射光源110は、低活性光L1の照射領域が利用光L2の照射領域の周囲を少なくとも半分以上を囲むことができるように利用光照射光源130の周囲の少なくとも一部に配置されていればよい。したがって、例えば、低誘引性照明装置100の設置場所が廊下や階段のように周囲の一部に壁などの光の照射が不要なものが存在している場合には、光の照射が不要な部分に低活性光L1を照射する低活性光照射光源110を省略することができる。例えば、図7(A),(B)にそれぞれ示すように、低活性光照射光源110は、利用光照明光源130の周囲のベース体101の本体部102上の半分の領域にだけ低活性光照射光源110を配置して構成することができる。
また、上記実施形態においては、利用光照明光源130は、白色光を照射するLED発光素子で構成した。しかし、利用光照明光源130は、低活性光L1とは異なる色の光または視認することができない光であって低誘引性照明装置100の利用者が所望する波長構成の利用光L2を照射することができる光学機器であれば上記実施形態に限定されるものではない。したがって、利用光照明光源130は、白色以外の可視光を照射する光源で構成することができる。
この場合、利用光照明光源130は、例えば、赤色光(波長が640〜690nm)を発する赤色LED発光素子および青色光(波長が420〜470nm)を発する青色LED発光素子で構成することができる。この場合、赤色光は植物の葉の成長および光合成を活発化させる光であるとともに、青色光は植物の茎の成長を活発化させ、さらには形態を整える光であることが知られている。したがって、低誘引性照明装置100は、利用光照明光源130が青色および赤色の利用光L2を照射するように構成することによって、植物への虫の誘引や活動を抑えながら効率的に植物を栽培することができる。この場合、利用光照明光源130は、植物の効果的な育成を図るには青色光の割合に対して赤色光の割合を大きくするとよい。また、低誘引性照明装置100は、利用光照明光源130を夜間において植物の育成に必要な最低時間の間だけ点灯、または常時点灯するように構成するとよい。
また、利用光照射光源130は、LED発光素子のほかに、蛍光灯、水銀灯、ハロゲンランプまたは電球などで構成することができる。この場合、利用光照射光源130を指向性の高い光源、例えば、スポットライトで構成することによって利用光L2の集中させることができるとともに利用光L2の拡散を防止することができる。また、利用光照射光源130の周囲を円筒体で囲むことによっても利用光L2の低活性光L1側への拡散を抑制することができる。また、利用光照射光源130の数についても、利用光L2について必要な照度を確保できればよいため、2つ以下でもよいし4つ以上であってもよい。
また、上記実施形態においては、利用光照射光源130は、ベース体101の中央部の位置に取付面10に対して直交する方向(鉛直下向き)に利用光L2を出射する向きに設けられている。しかし、利用光照射光源130は、照射する利用光L2が低活性光L1によって囲まれる位置および向きで設けられていればよく、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。したがって、低誘引性照明装置100は、例えば、利用光照射光源130から照射される利用光L2を取付面10に対して対向する方向から同取付面10に対して平行な方向までの角度範囲内のいずれかの向きで照射するように利用光照射光源130を保持するように構成することができる。また、低誘引性照明装置100は、利用光照射光源130を利用光L2の必要な位置に応じてベース体101の中央部以外の位置に設けるようにしてもよいし、例えば、図8に示すように、利用光L2が必要な位置に向けて利用光L2を照射可能な向きに利用光照射光源130を傾けて設けることもできる。
また、上記実施形態においては、低誘引性照明装置100は、低活性光照射光源110および利用光照明光源130をそれぞれLED発光素子で構成した。しかし、低誘引性照明装置100は、低活性光照射光源110および利用光照明光源130をそれぞれ別個の照明器具で構成することができる。例えば、低誘引性照明装置100は、図9に示すように、白色光の利用光L2を照射する電球からなる利用光照射光源130を備えた利用光照射器具170の四方に500nm以上かつ620nmの波長領域で発光ピークを有する低活性光L1を照射する蛍光灯からなる低活性光照射光源110を備えた低活性光照射器具180を配置して構成することができる。これによれば、低誘引性照明装置100は、低活性光照射光源110および利用光照射光源130によって構成した場合に比べて、より広範囲に低活性光L1および利用光L2を照射することができる。そして、これらの低活性光照射光源110および/または低活性光照射器具180が本発明に係る低活性光照射手段に相当し、利用光照射光源130および/または利用光照射器具170が本発明に係る利用光照射手段に相当する。なお、図9においては、天井や壁などの取付面10の一部を二点鎖線で示している。
また、上記実施形態においては、低誘引性照明装置100は、進入検出センサ142を用いて利用光照射光源130の利用光L2の照射領域に人などの物体が進入した際に利用光L2を照射するように構成した。しかし、低誘引性照明装置100は、進入検出センサ142を省略して構成することができる。この場合、低誘引性照明装置100は、利用光照射光源130を低誘引性照明装置100の利用者の手動操作によって点灯または消灯させるための手動スイッチを設けて構成してもよいし、低活性光照射光源110の点灯または消灯の各動作に利用光照射光源130の点灯または消灯の各動作が連動するように構成することもできる。
また、低誘引性照明装置100は、進入検出センサ142として赤外線以外の方式で人や物の存在を検出する検出手段やその他の制御機器を用いて利用光照射光源130の作動を制御することができる。例えば、低誘引性照明装置100は、マイクロ波や超音波を用いた進入検出センサ142によって利用光照射光源130の利用光L2の照射領域への人などの物体の進入を検出して利用光L2を照射するように構成することができる。また、低誘引性照明装置100は、タイマーを用いて所定の時間に利用光照射光源130の点灯または消灯の各動作を制御するように構成することもできる。すなわち、これらの手動スイッチ、進入検出センサ142およびタイマーが、本発明に係る利用光制御手段に相当する。
また、上記実施形態においては、低誘引性照明装置100は、照度検出センサ141を用いて低活性光照射光源110の作動を制御するように構成した。しかし、低誘引性照明装置100は、照度検出センサ141以外の機器を用いて低活性光照射光源110の作動を制御するように構成することができる。例えば、低誘引性照明装置100は、タイマーを用いて所定の時間に低活性光照射光源110の点灯または消灯の各動作を制御することができる。また、低誘引性照明装置100は、照度検出センサ141を省略して構成することができる。この場合、低誘引性照明装置100は、低活性光照射光源110を低誘引性照明装置100の利用者の手動操作によって点灯または消灯させるための手動スイッチを設けて構成してもよいし、利用光照射光源130の点灯または消灯の各動作に低活性光照射光源110の点灯または消灯の各動作が連動するように構成することもできる。
また、上記実施形態においては、ベース体101は、底面視で円形に形成した。しかし、ベース体101の形状は、必ずしも上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、図10に示すように、底面視で方形に形成することもできる。この場合、低活性光照射光源110は、方形に形成されたベース体101における四隅に配置することができる。また、図1に示すように、ベース体101における本体部102上にシート状(例えば、金属箔や金属板)の反射板105を設けることによって低誘引性照明装置100から照射される主として低活性光L1の光量を増加させることができる。すなわち、反射体105が、本発明に係る拡散反射体に相当する。なお、図1においては、反射板105を二点鎖線で示している。
また、上記実施形態においては、低誘引性照明装置100は、半透明のカバー160を備えて構成した。すなわち、カバー160が、本発明に係る拡散反射体に相当する。しかし、低誘引性照明装置100は、透明のカバー160を備えて構成することができるとともに、カバー160を省略して構成することもできる。また、カバー160は、利用光照射光源130が対向する部分のみ透明に構成するとともに、この透明部分以外の部分を半透明で構成することもできる。これによれば、低誘引性照明装置100は、カバー160を介して低活性光L1を面発光させながら利用光L2の光量減少を抑えて照射することができる。また、カバー160は、樹脂材のほか、ガラス材を用いて構成することもできる。
また、上記実施形態においては、低誘引性照明装置100は、アパートやマンションなどの集合住宅において、屋外に対して開放された階段や通路などの共用スペースに設置した。しかし、低誘引性照明装置100は、集合住宅以外の場所、例えば、屋根付き駐車場、屋根付き駐輪場、駅の構内、食堂、病院、学校、各種店舗、農場または植物栽培ハウスなどの照明器具として用いることができる。
L1…低活性光、L2…利用光、
10…取付面、11…給電部、
100…低誘引性照明装置、
101…ベース体、102…本体部、103…光源支持壁部、104…カバー保持部、105…反射板、
110…低活性光照射光源、
120…制御部ハウジング、
130…利用光照射光源、
140…制御部、141…照度検出センサ、142…進入検出センサ、143…電源部、144…入力装置、
150…支持アーム、
160…カバー、
170…利用光照射器具、
180…低活性光照射器具。

Claims (6)

  1. 500nm以上かつ620nm以下の波長領域で発光ピークを有する低活性光を照射する低活性光照射手段と、
    前記低活性光とは異なる色の光または視認することができない光からなる利用光を照射する利用光照射手段とを有し、
    前記利用光の照射領域は、前記低活性光の照射領域内に位置し、
    前記低活性光の照射領域は、前記利用光の照射領域の周囲の全周を囲んでいることを特徴とする低誘引性照明装置。
  2. 請求項1に記載した低誘引性照明装置において、さらに、
    前記利用光照射手段における前記利用光の照射および照射停止を制御する利用光制御手段を備えることを特徴とする低誘引性照明装置。
  3. 請求項2に記載した低誘引性照明装置において、
    前記利用光制御手段は、
    前記利用光照射手段における前記利用光の照射領域内への物体の進入を検出する進入検出センサであることを特徴とする低誘引性照明装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載した低誘引性照明装置において、さらに、
    少なくとも前記低活性光を拡散反射させるための拡散反射体を備えることを特徴とする低誘引性照明装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載した低誘引性照明装置において、さらに、
    前記低活性光照射手段および前記利用光照射手段を支持するベース体を備えており、
    前記ベース体は、
    前記低活性光照射手段から照射される前記低活性光を前記低誘引性照明装置が取り付けられる取付面に向かう方向から同取付面に対して平行な方向までの角度範囲内のいずれかの向きで照射するように前記低活性光照射手段を支持するとともに、前記利用光照射手段から照射される前記利用光を前記取付面に対して対向する方向から同取付面に対して平行な方向までの角度範囲内のいずれかの向きで照射するように前記利用光照射手段を支持することを特徴とする低誘引性照明装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載した低誘引性照明装置において、
    前記利用光照射手段は、
    白色光を照射することを特徴とする低誘引性照明装置。
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