JP6537624B2 - フェイズドアレイアンテナ - Google Patents

フェイズドアレイアンテナ Download PDF

Info

Publication number
JP6537624B2
JP6537624B2 JP2017548671A JP2017548671A JP6537624B2 JP 6537624 B2 JP6537624 B2 JP 6537624B2 JP 2017548671 A JP2017548671 A JP 2017548671A JP 2017548671 A JP2017548671 A JP 2017548671A JP 6537624 B2 JP6537624 B2 JP 6537624B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
δti
signal
delayed
frequency signal
intermediate frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017548671A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017077787A1 (ja
Inventor
長谷川 雄大
雄大 長谷川
官 寧
寧 官
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Publication of JPWO2017077787A1 publication Critical patent/JPWO2017077787A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6537624B2 publication Critical patent/JP6537624B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q3/00Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
    • H01Q3/26Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
    • H01Q3/2682Time delay steered arrays
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q3/00Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
    • H01Q3/26Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
    • H01Q3/30Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture varying the relative phase between the radiating elements of an array
    • H01Q3/34Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture varying the relative phase between the radiating elements of an array by electrical means
    • H01Q3/42Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture varying the relative phase between the radiating elements of an array by electrical means using frequency-mixing

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

本発明は、フェイズドアレイアンテナに関する。また、フェイズドアレイアンテナにおいて放射素子に無線周波数信号を供給する給電回路に関する。
無線通信の大容量化を図るために、使用する周波数帯域の広帯域化及び高周波化が進んでいる。近年では、マイクロ波帯(0.3GHz以上30GHz以下)のみならず、ミリ波帯(30GHz以上300GHz以下)が無線通信に使用されるようになっている。なかでも、大気中での減衰が大きい60GHz帯は、データの漏洩が生じ難い帯域として注目されている。
60GHz帯の無線通信に使用されるアンテナには、広帯域性の他に高利得性が求められる。60GHz帯は、上述したように、大気中での減衰が大きいからである。60GHz帯での使用に耐える高利特性を有するアンテナとしては、例えば、アレイアンテナが挙げられる。ここで、アレイアンテナとは、複数の放射素子をアレイ状又はマトリクス状に並べたアンテナのことを指す。
アレイアンテナでは、各放射素子に供給する無線周波数信号の位相を制御することによって、放射する電磁波(各放射素子から放射される電磁波を重ね合わせたもの)の主ビーム方向を変化させることが可能である。このような走査機能を有するアレイアンテナは、フェイズドアレイアンテナと呼ばれ、盛んに研究開発が進められている。
従来のフェイズドアレイアンテナの典型的な構成を、図8の(a)に示す。このフェイズドアレイアンテナは、図8の(a)に示すように、(1)無線周波数信号(RF信号)に時間遅延素子を用いて時間遅延を与え、(2)遅延された無線周波数信号を各放射素子に供給するものであり、RF制御のフェイズドアレイアンテナと呼ばれる。
しかしながら、図8の(a)に示すフェイズドアレイアンテナは、ミリ波帯での使用に適さない。なぜなら、時間遅延素子などの電気的な手段で、ミリ波帯の無線周波数信号に対して高精度の時間遅延を与えることは困難だからである。
ミリ波帯での使用に適したフェイズドアレイアンテナを実現するうえで参考にすべき技術としては、例えば、波長分散を有する光学ファイバを遅延手段として用いた特許文献1〜2に記載のアレイアンテナが挙げられる。特許文献1〜2に記載のアレイアンテナのように、波長分散を有する光学ファイバを遅延手段として用いれば、ミリ波帯の無線周波数信号に対しても高精度の時間遅延を与えることができる。
日本国公開特許公報「特開2007−165956号公報(2007年6月28日公開)」 日本国公開特許公報「特開2004−23400号公報(2004年1月22日公開)」
しかしながら、特許文献1〜2に記載のアレイアンテナのように、光学的な手段を用いて無線周波数信号を遅延する場合、電子部品と比べて高価な光学部品を使用する必要があるため、コストの上昇が避けられない。特に、ミリ波帯での使用を想定すると、極めて高価な変調器や光電変換素子などを使用する必要があり、コストの大幅な上昇が見込まれる。
そこで、光学的な手段を用いることなくミリ波帯において使用可能なフェイズドアレイアンテナを実現しようとした場合、無線周波数信号を時間遅延する構成に代えて、無線周波数信号よりも周波数の低い中間周波数信号又は局所信号を遅延する構成を採用することが考えられる。図8の(b)は、中間周波数信号を遅延する構成を採用したIF制御のフェイズドアレイアンテナのブロック図であり、図8の(c)は、局所信号を遅延する構成を採用したLO制御のフェイズドアレイアンテナのブロック図である。
IF制御のフェイズドアレイアンテナでは、図8の(b)に示すように、中間周波数信号(IF信号)に時間遅延素子を用いて時間遅延を与えると共に、遅延された中間周波数信号と局所信号とを混合器を用いて乗算する。これにより、遅延された無線周波数信号が得られる。また、LO制御のフェイズドアレイアンテナでは、図8の(c)に示すように、(1)局所信号に時間遅延素子を用いて時間遅延を与えると共に、遅延された局所信号と中間周波数信号とを混合器を用いて乗算する。これにより、遅延された無線周波数信号が得られる。
しかしながら、IF制御又はLO制御のフェイズドアレイアンテナでは、各放射素子に入力される無線周波数信号における遅延時間が周波数に依存してしまう。このため、放射される電磁波の主ビーム方向が周波数に応じて変動してしまうという新たな問題を生じる。
LO制御のフェイズドアレイアンテナにおいて、各放射素子に入力される無線周波数信号における遅延時間が周波数に依存してしまう理由は、以下のとおりである。すなわち、遅延された局所信号VLO(t−Δt)及び中間周波数信号VIF(t)は、(A)式及び(B)式のように表されるので、これらを乗算することにより得られる無線周波数信号VRF(t−Δt)は、(C)式のように表される。(C)式は、無線周波数信号VRF(t−Δt)における遅延時間fLO×Δt/(fLO+fIF)が周波数fLO,fIFに依存することを示している。IF制御のフェイズドアレイアンテナにおいて、各放射素子に入力される無線周波数信号における遅延時間が周波数に依存してしまう理由も同様である。
〔数A〕
Figure 0006537624
〔数B〕
Figure 0006537624
〔数C〕
Figure 0006537624
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、各放射素子に入力される無線周波数信号における遅延時間が使用帯域内で周波数に依存することのないフェイズドアレイアンテナを実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係るフェイズドアレイアンテナは、n個(nは2以上の整数)の放射素子A1,A2,…,Anと、n個の給電回路F1,F2,…,Fnと、中間周波数信号VIF(t)と局所信号VLO(t)と加算することによって和信号VIF+LO(t)を生成する合波器と、を備えており、各給電回路Fi(i=1,2,…,n)は、和信号VIF+LO(t)に時間遅延Δtiを与えることによって遅延和信号VIF+LO(t−Δti)を生成する時間遅延素子と、遅延和信号VIF+LO(t−Δti)を分波することによって遅延中間周波数信号VIF(t−Δti)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを生成する分波器と、遅延中間周波数信号VIF(t−Δti)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを乗算することによって遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を生成する送信用混合器と、を有しており、遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を対応する放射素子Aiに供給する、ことを特徴とする。
本発明によれば、各放射素子に入力される無線周波数信号における遅延時間が周波数に依存することのないフェイズドアレイアンテナを実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係るフェイズドアレイアンテナの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るフェイズドアレイアンテナの構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係るフェイズドアレイアンテナの構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係るフェイズドアレイアンテナの構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施形態に係るフェイズドアレイアンテナの構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施形態に係るフェイズドアレイアンテナの構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施形態に係るフェイズドアレイアンテナの構成を示すブロック図である。 従来のフェイズドアレイアンテナの構成を示すブロック図である。(a)は、RF制御のフェイズドアレイアンテナの構成を示し、(b)は、IF制御のフェイズドアレイアンテナの構成を示す。
〔第1の実施形態〕
本発明の第1の実施形態に係るフェイズドアレイアンテナ1について、図1を参照して説明する。図1は、フェイズドアレイアンテナ1の構成を示すブロック図である。
フェイズドアレイアンテナ1は、図1に示すように、n個の放射素子A1,A2,…,Anと、n個の給電回路F1,F2,…,Fnと、1個の合波器MPと、を備えた送信用アンテナである。ここで、nは、2以上の任意の整数であるが、図1においては、n=4の場合の構成を例示している。
合波器MPは、中間周波数信号VIF(t)と局所信号VLO(t)と加算することによって、和信号VIF+LO(t)=VIF(t)+VLO(t)を生成する。中間周波数信号VIF(t)、局所信号VLO(t)、及び和信号VIF+LO(t)は、例えば、以下のように与えられる。
Figure 0006537624
Figure 0006537624
Figure 0006537624
各給電回路Fi(i=1,2,…,n)は、図1に示すように、時間遅延素子TDiと、分波器DPiと、送信用混合器TMXiと、を有している。なお、各給電回路Fiの構成は共通なので、図1においては、給電回路F1を構成する時間遅延素子TD1、分波器DP1、及び送信用混合器TMX1にのみ参照符号を付している。
時間遅延素子TDiは、和信号VIF+LO(t)に時間遅延Δtiを与えることによって、遅延された和信号(以下、「遅延和信号」と記載)VIF+LO(t−Δti)を生成する。和信号VIF+LO(t)が(3)式のように与えられている場合、遅延和信号VIF+LO(t−Δti)は、以下のように与えられる。なお、時間遅延素子TDiとしては、例えば、異なる長さを持つ給電線路を所望の時間遅延に応じて切り替えるスイッチドラインを用いることができる。また、時間遅延素子TDiにおける時間遅延Δtiの大きさは、後述するように、放射する電磁波の主ビーム方向に応じて設定される。
Figure 0006537624
分波器DPiは、遅延和信号VIF+LO(t−Δti)を分波することによって、遅延された中間周波数信号(以下、「遅延中間周波数信号」と記載)VIF(t−Δti)と遅延された局所信号(以下、「遅延局所信号」と記載)VLO(t−Δti)とを生成する。遅延和信号VIF+LO(t−Δti)が(4)式のように与えられている場合、遅延中間周波数信号VIF(t−Δti)及び遅延局所信号VLO(t−Δti)は、以下のように与えられる。
Figure 0006537624
Figure 0006537624
送信用混合器TMXiは、遅延中間周波数信号VIF(t−Δti)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを乗算することによって、遅延された無線周波数信号(以下、「遅延無線周波数信号」と記載)VRF(t−Δti)を生成する。遅延中間周波数信号VIF(t−Δti)及び遅延局所信号VLO(t−Δti)が(5)式及び(6)式のように与えられている場合、遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)は、以下の(7)式のように与えられる。
Figure 0006537624
給電回路Fiは、送信用混合器TMXiにて生成された遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を対応する放射素子Aiに供給する。
各給電回路Fiにおける時間遅延Δtiは、従来のフェイズドアレイアンテナと同様に設定すればよい。例えば、放射素子A1,A2,…,Anが同一直線上にこの順で並んでいる場合、各給電回路Fiにおける時間遅延Δtiは、放射する電磁波の主ビーム方向に応じて、(8)式に従って設定すればよい。(8)式において、cは、光速を表し、diは、放射素子A1と放射素子Aiとの間隔を表す。また、θは、放射素子A1,A2,…,Anが並んでいる直線と放射する電磁波の等位相面との成す角である。
Figure 0006537624
例えば、60GHz帯(57GHz以上66GHz以下)の電磁波を放射する場合、隣接する放射素子間の距離は、例えば、中心周波数61.5GHzに対応する自由空間波長の1/2、すなわち、2.44mmに設定すればよい。すなわち、放射素子A1と放射素子Aiとの間隔diは、2.44×(i−1)mmに設定すればよい。このとき、放射素子A1,A2,…,Anが並んでいる直線と放射される電磁波の等位相面との成す角θが45°になるように放射方向を傾けるためには、各給電回路Fiにおける時間遅延Δtiを5.7×(i−1)psに設定すればよい。
なお、60GHz帯において±60°のビーム走査が可能なフェイズドアレイアンテナ1を実現するためには、例えば、放射素子A1,A2,…,Anを2.4mm間隔で同一直線上に並べ、9GHzの帯域幅を有する中間周波数信号VIF(t)及び局所信号VLO(t)を用いればよい。また、60GHz帯において±45°のビーム走査が可能なフェイズドアレイアンテナ1を実現するためには、例えば、放射素子A1,A2,…,Anを2.6mm間隔で同一直線上に並べ、9GHzの帯域幅を有する中間周波数信号VIF(t)及び局所信号VLO(t)を用いればよい。
一方、70GHz帯(71GHz以上76GHz以下)の電磁波を放射する場合、隣接する放射素子間の距離は、例えば、中心周波数73.5GHzに対応する自由空間波長の1/2、すなわち、2.04mmに設定すればよい。すなわち、放射素子A1と放射素子Aiとの間隔diは、2.04×(i−1)mmに設定すればよい。このとき、放射素子A1,A2,…,Anが並んでいる直線と放射される電磁波の等位相面との成す角θが45°になるように放射方向を傾けるためには、各給電回路Fiにおける時間遅延Δtiを4.8×(i−1)psに設定すればよい。
なお、70GHz帯において±60°のビーム走査が可能なフェイズドアレイアンテナを実現するためには、例えば、放射素子A1,A2,…,Anを2.1mm間隔で同一直線上に並べ、5GHzの帯域幅を有する中間周波数信号VIF(t)及び局所信号VLO(t)を用いればよい。また、70GHz帯において±45°のビーム走査が可能なフェイズドアレイアンテナを実現するためには、例えば、放射素子A1,A2,…,Anを2.3mm間隔で同一直線上に並べ、5GHzの帯域幅を有する中間周波数信号VIF(t)及び局所信号VLO(t)を用いればよい。
フェイズドアレイアンテナ1において注目すべきは、各放射素子Aiに入力される遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)における時間遅延量が周波数に依存しない点である。したがって、フェイズドアレイアンテナ1においては、放射する電磁波の周波数が変更されても、各給電回路Fiにおける時間遅延量Δtiを変更することなく、一定の方向に電磁波を放射することができる。
例えば、各給電回路Fiにおける時間遅延Δtiを5.7×(i−1)psに設定すれば、放射する電磁波の周波数に依らず、放射素子A1,A2,…,Anが並んでいる直線と放射される電磁波の等位相面との成す角θを45°とすることができる。また、各給電回路Fiにおける時間遅延Δtiを4.8×(i−1)psに設定すれば、放射する電磁波の周波数に依らず、放射素子A1,A2,…,Anが並んでいる直線と放射される電磁波の等位相面との成す角θを45°とすることができる。
なお、中間周波数信号VIF(t)の信号源IF、及び、局所信号VLO(t)の信号源LOは、フェイズドアレイアンテナ1の構成要素でなくてもよいし、フェイズドアレイアンテナ1の構成要素であってもよい。また、各給電回路Fiにおける時間遅延Δtiを制御する制御部(不図示)は、フェイズドアレイアンテナ1の構成要素でなくてもよいし、フェイズドアレイアンテナ1の構成要素であってもよい。また、フェイズドアレイアンテナ1から放射素子A1,A2,…,Anを取り除いた装置、すなわち、n個の給電回路F1,F2,…,Fnと1個の合波器MPとを備えた装置を、フェイズドアレイアンテナ用の給電装置として実施しても構わない。
また、各給電回路Fiにおいて分波器DPiと送信用混合器TMXiとの間に、遅延局所信号VLO(t−Δti)を逓倍する逓倍器を挿入してもよい。この場合、送信用混合器TMXiに入力される遅延局所信号VLOM(t−Δti)は、(9)式のようになり、送信用混合器TMXiにより生成される遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)は、(10)式のようになる。ここで、kは、2以上の任意の整数であり、例えば、2又は3である。この場合であっても、遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)の時間遅延量は、周波数に依存しない。
Figure 0006537624
Figure 0006537624
〔第2の実施形態〕
本発明の第2の実施形態に係るフェイズドアレイアンテナ2について、図2を参照して説明する。図2は、フェイズドアレイアンテナ2の構成を示すブロック図である。
フェイズドアレイアンテナ2は、送信用アンテナであるフェイズドアレイアンテナ1に受信用の構成を付加した送受信兼用アンテナである。図2に示すように、フェイズドアレイアンテナ2の各給電回路Fiは、受信用の構成として、第1受信用混合器RMX1iと、第2受信用混合器RMX2iと、を有しており、送受信兼用化のための構成として、サーキュレータC1i〜C3iを有している。なお、各給電回路Fiの構成は共通なので、図2においては、給電回路F1の構成要素にのみ参照符号を付している。
第1受信用混合器RMX1iは、無線周波数信号VRF’(t+Δti)と二逓倍局所信号VLO×2(t)とを乗算することによって、差周波信号V’(t+Δti’)を生成する。ここで、無線周波数信号VRF’(t+Δti)は、対応する放射素子Aiを用いて受信した無線周波数信号であり、二逓倍局所信号VLO×2(t)は、局所信号VLO(t)の2倍の周波数を有する局所信号である。無線周波数信号VRF’(t)は、(11)式のように表されるので、差周波信号V’(t+Δti’)は、(12)式のように表される。ここで、Δti’=Δti×(fLO+fIF)/(fLO−fIF)である。
Figure 0006537624
Figure 0006537624
第2受信用混合器RMX2iは、差周波信号V’(t+Δti’)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを乗算することによって、中間周波数信号VIF’(t+Δti)を生成する。差周波信号V(t)が(12)式のように表されるので、中間周波数信号VIF’(t+Δti)は、(13)式のように表される。
Figure 0006537624
時間遅延素子TDiは、中間周波数信号VIF’(t+Δti)に時間遅延Δtiを与えることによって、遅延された中間周波数信号(以下、「遅延中間周波数信号」と記載)VIF’(t)を生成する。中間周波数信号VIF’(t+Δti)が(13)式のように表されるので、遅延中間周波数信号VIF’(t)は、(14)式のように表される。遅延中間周波数信号VIF’(t)は、受信回路Rに供給される。
Figure 0006537624
サーキュレータC1iは、送信用混合器TMXiと放射素子Aiとの間に挿入され、第1受信用混合器RMX1iに接続されている。このサーキュレータC1iは、送信用混合器TMXiから出力された遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を放射素子Aiに入力する(送信時動作)と共に、放射素子Aiから出力された無線周波数信号VRF’(t+Δti)を第1受信用混合器RMX1iに入力する(受信時動作)。
サーキュレータC2iは、時間遅延素子TDiと分波器DPiとの間に挿入され、第2受信用混合器RMX2iに接続されている。このサーキュレータC2iは、時間遅延素子TDiから出力された、遅延和信号VIF+LO(t−Δti)を分波器DPiに入力する(送信時動作)と共に、第2受信用混合器RMX2iから出力された中間周波数信号VIF’(t+Δti)を時間遅延素子TDiに入力する(受信時動作)。
サーキュレータC3iは、合波器MPと時間遅延素子TDiとの間に挿入され、受信回路Rに接続されている。このサーキュレータC3iは、合波器MPから出力された和信号VIF+LO(t)を時間遅延素子TDiに入力する(送信時動作)と共に、時間遅延素子TDiから出力された、遅延中間周波数信号VIF’(t)を受信回路Rに入力する(受信時動作)。
フェイズドアレイアンテナ2において注目すべきは、各給電回路Fiにて得られる遅延中間周波数信号VIF’(t)が、Δtiを含まず、何れも(14)式に示す共通の信号になる点である。これにより、フェイズドアレイアンテナ2を高感度の受信用アンテナとしても利用することが可能になる。
なお、中間周波数信号VIF(t)の信号源IF、局所信号VLO(t)の信号源LO、及び二逓倍局所信号VLO×2(t)の信号源LO×2は、フェイズドアレイアンテナ2の構成要素でなくてもよいし、フェイズドアレイアンテナ2の構成要素であってもよい。また、フェイズドアレイアンテナ2から放射素子A1,A2,…,Anを取り除いた装置、すなわち、n個の給電回路F1,F2,…,Fnと1個の合波器MPとを備えた装置を、フェイズドアレイアンテナ用の給電装置として実施しても構わない。
〔第3の実施形態〕
本発明の第3の実施形態に係るフェイズドアレイアンテナ3について、図3を参照して説明する。図3は、フェイズドアレイアンテナ3の構成を示すブロック図である。
フェイズドアレイアンテナ3は、送信用アンテナであるフェイズドアレイアンテナ1に受信用の構成を付加した送受信兼用アンテナである。図3に示すように、フェイズドアレイアンテナ3の各給電回路Fiは、受信用の構成として、第1受信用混合器RMX1iと、受信用合波器RMPiと、受信用分波器RDPiと、第2受信用混合器RMX2iと、を有しており、送受信兼用化のための構成として、サーキュレータC1i〜C3iを有している。なお、各給電回路Fiの構成は共通なので、図3においては、給電回路F1の構成要素にのみ参照符号を付している。
第1受信用混合器RMX1iは、無線周波数信号VRF’(t+Δti)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを乗算することによって、中間周波数信号VIF’(t+Δti’)を生成する。ここで、無線周波数信号VRF’(t+Δti)は、対応する放射素子Aiを用いて受信した無線周波数信号である。無線周波数信号VRF’(t+Δti)は、(15)式のように表されるので、中間周波数信号VIF’(t+Δti’)は、(16)式のように表される。ここで、Δti’=Δti×(2×fLO+fIF)/fIFである。
Figure 0006537624
Figure 0006537624
受信用合波器RMPiは、中間周波数信号VIF’(t+Δti’)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを加算することによって、和信号VIF+LO’(t)を生成する。中間周波数信号VIF’(t+Δti’)が(16)式のように表されるので、和信号VIF+LO’(t)は、(17)式のように表される。
Figure 0006537624
時間遅延素子TDiは、和信号VIF+LO’(t)に時間遅延Δtiを与えることによって、遅延された和信号(以下、「遅延和信号」と記載)VIF+LO’(t−Δti)を生成する。和信号VIF+LO’(t)が(17)式のように表されるので、遅延和信号VIF+LO’(t−Δti)は、(18)式のように表される。
Figure 0006537624
受信用分波器RDPiは、遅延和信号VIF+LO’(t−Δti)を分波することによって、遅延中間周波数信号VIF’(t+Δti’−Δti)と二重遅延局所信号VLO’(t−2×Δti)とを生成する。遅延和信号VIF+LO’(t−Δti)が(18)式のように表されるので、遅延中間周波数信号VIF’(t+Δti’−Δti)及び二重遅延局所信号VLO’(t−2×Δti)は、(19)式及び(20)式のように表される。
Figure 0006537624
Figure 0006537624
第2受信用混合器RMX2iは、遅延中間周波数信号VIF’(t+Δti’−Δti)と二重遅延局所信号VLO’(t−2×Δti)とを乗算することによって、遅延された無線周波数信号(以下、「遅延無線周波数信号」と記載)VRF’(t)を生成する。遅延中間周波数信号VIF’(t+Δti’−Δti)及び二重遅延局所信号VLO’(t−2×Δti)が(19)式及び(20)式のように表されるので、遅延無線周波数信号VRF’(t)は、(21)式のように表される。
Figure 0006537624
サーキュレータC1iは、送信用混合器TMXiと放射素子Aiとの間に挿入され、第1受信用混合器RMX1iに接続されている。このサーキュレータC1iは、送信用混合器TMXiから出力された遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を放射素子Aiに入力する(送信時動作)と共に、放射素子Aiから出力された無線周波数信号VRF’(t+Δti)を第1受信用混合器RMX1iに入力する(受信時動作)。
サーキュレータC2iは、時間遅延素子TDiと分波器DPiとの間に挿入され、受信用合波器RMPiに接続されている。このサーキュレータC2iは、時間遅延素子TDiから出力された、遅延和信号VIF+LO(t−Δti)を分波器DPiに入力する(送信時動作)と共に、受信用合波器RMPiから出力された和信号VIF+LO’(t)を時間遅延素子TDiに入力する(受信時動作)。
サーキュレータC3iは、合波器MPと時間遅延素子TDiとの間に挿入され、受信用分波器RDPiに接続されている。このサーキュレータC3iは、合波器MPから出力された和信号VIF+LO(t)を時間遅延素子TDiに入力する(送信時動作)と共に、時間遅延素子TDiから出力された、遅延和信号VIF+LO’(t−Δti)を受信用分波器RDPiに入力する(受信時動作)。
フェイズドアレイアンテナ3において注目すべきは、各給電回路Fiにて得られる遅延無線周波数信号VRF’(t)が、Δtiを含まず、何れも(21)式に示す共通の信号になる点である。これにより、フェイズドアレイアンテナ3を高感度の受信用アンテナとしても利用することが可能になる。
なお、中間周波数信号VIF(t)の信号源IF、及び、局所信号VLO(t)の信号源LOは、フェイズドアレイアンテナ3の構成要素でなくてもよいし、フェイズドアレイアンテナ3の構成要素であってもよい。また、フェイズドアレイアンテナ3から放射素子A1,A2,…,Anを取り除いた装置、すなわち、n個の給電回路F1,F2,…,Fnと1個の合波器MPとを備えた装置を、フェイズドアレイアンテナ用の給電装置として実施しても構わない。
〔第4の実施形態〕
本発明の第4の実施形態に係るフェイズドアレイアンテナ4について、図4を参照して説明する。図4は、フェイズドアレイアンテナ4の構成を示すブロック図である。
フェイズドアレイアンテナ4は、送信用アンテナであるフェイズドアレイアンテナ1に受信用の構成を付加した送受信兼用アンテナである。図4に示すように、フェイズドアレイアンテナ4の各給電回路Fiは、受信用の構成として、第1受信用混合器RMX1iと、受信用合波器RMPiと、受信用分波器RDPiと、第2受信用混合器RMX2iと、を有しており、送受信兼用化のための構成として、サーキュレータC1i〜C3iを有している。なお、各給電回路Fiの構成は共通なので、図4においては、給電回路F1の構成要素にのみ参照符号を付している。
第1受信用混合器RMX1iは、無線周波数信号VRF’(t+Δti)と局所信号VLO(t)とを乗算することによって、中間周波数信号VIF’(t+Δti’)を生成する。ここで、無線周波数信号VRF’(t+Δti)は、対応する放射素子Aiを用いて受信した無線周波数信号である。無線周波数信号VRF’(t)は、(22)式のように表されるので、中間周波数信号VIF’(t)は、(23)式のように表される。ここで、Δti’=Δti×(fLO+fIF)/fIFである。
Figure 0006537624
Figure 0006537624
受信用合波器RMPiは、中間周波数信号VIF’(t+Δti)と局所信号VLO(t)とを加算することによって、和信号VIF+LO’(t)を生成する。中間周波数信号VIF’(t+Δti’)が(23)式のように表されるので、和信号VIF+LO’(t)は、(24)式のように表される。
Figure 0006537624
時間遅延素子TDiは、和信号Vk+LO’(t)に時間遅延Δtiを与えることによって、遅延された和信号(以下、「遅延和信号」と記載)VIF+LO’(t−Δti)を生成する。和信号VIF+LO’(t)が(24)式のように表されるので、遅延和信号VIF+LO’(t−Δti)は、(25)式のように表される。
Figure 0006537624
受信用分波器RDPiは、遅延和信号VIF+LO’(t−Δti)を分波することによって、遅延された中間周波数信号(以下、「遅延中間周波数信号」と記載)VIF’(t+Δt’−Δti)と遅延された局所信号(以下、「遅延局所信号」と記載)VLO’(t−Δti)とを生成する。遅延和信号Vk+LO’(t−Δti)が(25)式のように表されるので、遅延中間周波数信号VIF’(t+Δt’−Δti)及び遅延局所信号VLO’(t−Δti)は、(26)式及び(27)式のように表される。
Figure 0006537624
Figure 0006537624
第2受信用混合器RMX2iは、遅延中間周波数信号VIF’(t+Δt’−Δti)と遅延局所信号VLO’(t−Δti)とを乗算することによって遅延無線周波数信号VRF’(t)を生成する。遅延中間周波数信号VIF’(t+Δt’−Δti)及び遅延局所信号VLO’(t−Δti)が(26)式及び(27)式のように表されるので、遅延無線周波数信号VRF’(t)は、(28)式のように表される。
Figure 0006537624
サーキュレータC1iは、送信用混合器TMXiと放射素子Aiとの間に挿入され、第1受信用混合器RMX1iに接続されている。このサーキュレータC1iは、送信用混合器TMXiから出力された遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を放射素子Aiに入力する(送信時動作)と共に、放射素子Aiから出力された無線周波数信号VRF’(t+Δti)を第1受信用混合器RMX1iに入力する(受信時動作)。
サーキュレータC2iは、時間遅延素子TDiと分波器DPiとの間に挿入され、受信用合波器RMPiに接続されている。このサーキュレータC2iは、時間遅延素子TDiから出力された、遅延和信号VIF+LO(t−Δti)を分波器DPiに入力する(送信時動作)と共に、受信用合波器RMPiから出力された和信号VIF+LO’(t)を時間遅延素子TDiに入力する(受信時動作)。
サーキュレータC3iは、合波器MPと時間遅延素子TDiとの間に挿入され、受信用分波器RDPiに接続されている。このサーキュレータC3iは、合波器MPから出力された和信号VIF+LO(t)を時間遅延素子TDiに入力する(送信時動作)と共に、時間遅延素子TDiから出力された、遅延和信号VIF+LO’(t−Δti)を受信用分波器RDPiに入力する(受信時動作)。
フェイズドアレイアンテナ4において注目すべきは、各給電回路Fiにて得られる遅延無線周波数信号VRF’(t)が、Δtiを含まず、何れも(28)式に示す共通の信号になる点である。これにより、フェイズドアレイアンテナ4を高感度の受信用アンテナとしても利用することが可能になる。
なお、中間周波数信号VIF(t)の信号源IF、及び、局所信号VLO(t)の2つの信号源LOは、フェイズドアレイアンテナ4の構成要素でなくてもよいし、フェイズドアレイアンテナ4の構成要素であってもよい。また、フェイズドアレイアンテナ3から放射素子A1,A2,…,Anを取り除いた装置、すなわち、n個の給電回路F1,F2,…,Fnと1個の合波器MPとを備えた装置を、フェイズドアレイアンテナ用の給電装置として実施しても構わない。
〔第5の実施形態〕
本発明の第5の実施形態に係るフェイズドアレイアンテナ5について、図5を参照して説明する。図5は、フェイズドアレイアンテナ5の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、フェイズドアレイアンテナ5は、第2の実施形態に係るフェイズドアレイアンテナ2において、サーキュレータC1iをスイッチSiに置き換えたものである。
送信時には、送信用混合器TMXiと放射素子Aiとが接続されるようにスイッチSiを制御して、送信用混合器TMXiから出力された遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を放射素子Aiに入力する。また、受信時には、放射素子Aiと第1受信用混合器RMX1iとが接続されるようにスイッチSiを制御して、放射素子Aiから出力された無線周波数信号VRF’(t+Δti)を第1受信用混合器RMX1iに入力する。
〔第6の実施形態〕
本発明の第6の実施形態に係るフェイズドアレイアンテナについて、図6を参照して説明する。図6は、フェイズドアレイアンテナ6の構成を示すブロック図である。

図6に示すように、フェイズドアレイアンテナ6は、第3の実施形態に係るフェイズドアレイアンテナ3において、サーキュレータC1iをスイッチSiに置き換えたものである。
送信時には、送信用混合器TMXiと放射素子Aiとが接続されるようにスイッチSiを制御して、送信用混合器TMXiから出力された遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を放射素子Aiに入力する。また、受信時には、放射素子Aiと第1受信用混合器RMX1iとが接続されるようにスイッチSiを制御して、放射素子Aiから出力された無線周波数信号VRF’(t+Δti)を第1受信用混合器RMX1iに入力する。
〔第7の実施形態〕
本発明の第7の実施形態に係るフェイズドアレイアンテナ7について、図7を参照して説明する。図7は、フェイズドアレイアンテナ7の構成を示すブロック図である。
図7に示すように、フェイズドアレイアンテナ7は、第4の実施形態に係るフェイズドアレイアンテナ4において、サーキュレータC1iをスイッチSiに置き換えたものである。
送信時には、送信用混合器TMXiと放射素子Aiとが接続されるようにスイッチSiを制御して、送信用混合器TMXiから出力された遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を放射素子Aiに入力する。また、受信時には、放射素子Aiと第1受信用混合器RMX1iとが接続されるようにスイッチSiを制御して、放射素子Aiから出力された無線周波数信号VRF’(t+Δti)を第1受信用混合器RMX1iに入力する。
〔まとめ〕
上記実施形態に係るフェイズドアレイアンテナは、n個(nは2以上の整数)の放射素子A1,A2,…,Anと、n個の給電回路F1,F2,…,Fnと、中間周波数信号VIF(t)と局所信号VLO(t)と加算することによって和信号VIF+LO(t)を生成する合波器と、を備えており、各給電回路Fi(i=1,2,…,n)は、和信号VIF+LO(t)に時間遅延Δtiを与えることによって遅延和信号VIF+LO(t−Δti)を生成する時間遅延素子と、遅延和信号VIF+LO(t−Δti)を分波することによって遅延中間周波数信号VIF(t−Δti)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを生成する分波器と、遅延中間周波数信号VIF(t−Δti)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを乗算することによって遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を生成する送信用混合器と、を有しており、遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を対応する放射素子Aiに供給する、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、各放射素子Aiに供給される遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)の時間遅延が使用帯域内で周波数に依存しないフェイズドアレイアンテナを実現することができる。
上記実施形態に係るフェイズドアレイアンテナにおいて、各給電回路Fiは、前記送信用混合器に代えて、遅延局所信号VLO(t−Δti)を逓倍することによって遅延局所信号VLOM(t−Δti)を生成する逓倍器と、遅延中間周波数信号VIF(t−Δti)と遅延局所信号VLOM(t−Δti)とを乗算することによって遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を生成する送信用混合器と、を有していてもよい。
上記の構成によっても、各放射素子Aiに供給される遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)の時間遅延が使用帯域内で周波数に依存しないフェイズドアレイアンテナを実現することができる。
上記実施形態に係るフェイズドアレイアンテナにおいて、各給電回路Fiは、対応する放射素子Aiを用いて受信した無線周波数信号VRF’(t+Δti)と局所信号VLO(t)の2倍の周波数を有する二逓倍局所信号VLO×2(t)とを乗算することによって差周波信号V’(t+Δti)を生成する第1受信用混合器と、差周波信号V’(t+Δti)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを乗算することによって中間周波数信号VIF’(t+Δti)を生成する第2受信用混合器と、を更に有しており、前記時間遅延素子を用いて中間周波数信号VIF’(t+Δti)に時間遅延Δtiを与えることにより得られた遅延中間周波数信号VIF’(t)を受信回路に供給する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、各放射素子Aiに供給される遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)の時間遅延が使用帯域内で周波数に依存しない送受信兼用のフェイズドアレイアンテナを実現することができる。
上記実施形態に係るフェイズドアレイアンテナにおいて、各給電回路Fiは、対応する放射素子Aiを用いて受信した無線周波数信号VRF’(t+Δti)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを乗算することによって中間周波数信号VIF’(t+Δti’)を生成する第1受信用混合器と、中間周波数信号VIF’(t+Δti’)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを加算することによって和信号VIF+LO’(t)を生成する受信用合波器と、前記時間遅延素子を用いて和信号VIF+LO’(t)に時間遅延Δtiを与えることにより得られた和信号VIF+LO’(t−Δti)を分波することによって遅延中間周波数信号VIF’(t+Δti’−Δti)と二重遅延局所信号VLO’(t−2×Δti)とを生成する受信用分波器と、遅延中間周波数信号VIF’(t+Δti’−Δti)と二重遅延局所信号VLO’(t−2×Δti)とを乗算することによって遅延無線周波数信号VRF’(t)を生成する第2受信用混合器と、を更に有しており、遅延無線周波数信号VRF’(t)を受信回路に供給する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、各放射素子Aiに供給される遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)の時間遅延が使用帯域内で周波数に依存しない送受信兼用のフェイズドアレイアンテナを実現することができる。
上記実施形態に係るフェイズドアレイアンテナにおいて、各給電回路Fiは、対応する放射素子Aiを用いて受信した無線周波数信号VRF’(t+Δti)と局所信号VLO(t)とを乗算することによって中間周波数信号VIF’(t+Δti’)を生成する第1受信用混合器と、中間周波数信号VIF’(t+Δti’)と局所信号VLO(t)とを加算することによって和信号VIF+LO’(t)を生成する受信用合波器と、前記時間遅延素子を用いて和信号VIF+LO’(t)に時間遅延Δtiを与えることにより得られた遅延和信号VIF+LO’(t−Δti)を分波することによって遅延中間周波数信号VIF’(t+Δti’−Δti)と遅延局所信号VLO’(t−Δti)とを生成する受信用分波器と、遅延中間周波数信号VIF’(t+Δti’−Δti)と遅延局所信号VLO’(t−Δti)とを乗算することによって遅延無線周波数波信号VRF’(t)を生成する第2受信用混合器と、を更に有しており、遅延無線周波数信号VRF’(t)を受信回路に供給する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、各放射素子Aiに供給される遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)の時間遅延が使用帯域内で周波数に依存しない送受信兼用のフェイズドアレイアンテナを実現することができる。
また、上記実施形態に係る給電装置は、フェイズドアレイアンテナを構成するn個(nは2以上の整数)の放射素子A1,A2,…,Anに無線周波数信号を供給する給電装置であって、n個の給電回路F1,F2,…,Fnと、中間周波数信号VIF(t)と局所信号VLO(t)と加算することによって和信号VIF+LO(t)を生成する合波器と、を備えており、各給電回路Fi(i=1,2,…,n)は、和信号VIF+LO(t)に時間遅延Δtiを与えることによって遅延和信号VIF+LO(t−Δti)を生成する時間遅延素子と、和信号VIF+LO(t−Δti)を分波することによって遅延中間周波数信号VIF(t−Δti)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを生成する分波器と、遅延中間周波数信号VIF(t−Δti)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを乗算することによって遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を生成する送信用混合器と、を有しており、遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を対応する放射素子Aiに供給する、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、各放射素子Aiに供給される遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)の時間遅延が使用帯域内で周波数に依存しないフェイズドアレイアンテナを実現することができる。
〔付記事項〕
本発明は上述した実施形態や各変形例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施形態または各変形例に開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1,2,3,4 フェイズドアレイアンテナ
Ai 放射素子
Fi 給電回路
MP 合波器
TDi 時間遅延素子
DPi 分波器
TMXi 送信用混合器

Claims (6)

  1. n個(nは2以上の整数)の放射素子A1,A2,…,Anと、
    n個の給電回路F1,F2,…,Fnと、
    中間周波数信号VIF(t)と局所信号VLO(t)と加算することによって和信号VIF+LO(t)を生成する合波器と、を備えており、
    各給電回路Fi(i=1,2,…,n)は、
    和信号VIF+LO(t)に時間遅延Δtiを与えることによって遅延和信号VIF+LO(t−Δti)を生成する時間遅延素子と、
    遅延和信号VIF+LO(t−Δti)を分波することによって遅延中間周波数信号VIF(t−Δti)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを生成する分波器と、
    遅延中間周波数信号VIF(t−Δti)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを乗算することによって遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を生成する送信用混合器と、を有しており、
    遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を対応する放射素子Aiに供給する、
    ことを特徴とするフェイズドアレイアンテナ。
  2. 各給電回路Fiは、前記送信用混合器に代えて、
    遅延局所信号VLO(t−Δti)を逓倍することによって遅延局所信号VLOM(t−Δti)を生成する逓倍器と、
    遅延中間周波数信号VIF(t−Δti)と遅延局所信号VLOM(t−Δti)とを乗算することによって遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を生成する送信用混合器と、を有している、
    ことを特徴とする請求項1に記載のフェイズドアレイアンテナ。
  3. 各給電回路Fiは、
    対応する放射素子Aiを用いて受信した無線周波数信号VRF’(t+Δti)と局所信号VLO(t)の2倍の周波数を有する二逓倍局所信号VLO×2(t)とを乗算することによって差周波信号V’(t+Δti)を生成する第1受信用混合器と、
    差周波信号V’(t+Δti)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを乗算することによって中間周波数信号VIF’(t+Δti)を生成する第2受信用混合器と、を更に有しており、
    前記時間遅延素子を用いて中間周波数信号VIF’(t+Δti)に時間遅延Δtiを与えることにより得られた遅延中間周波数信号VIF’(t)を受信回路に供給する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフェイズドアレイアンテナ。
  4. 各給電回路Fiは、
    対応する放射素子Aiを用いて受信した無線周波数信号VRF’(t+Δti)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを乗算することによって中間周波数信号VIF’(t+Δti’)を生成する第1受信用混合器と、
    中間周波数信号VIF’(t+Δti’)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを加算することによって和信号VIF+LO’(t)を生成する受信用合波器と、
    前記時間遅延素子を用いて和信号VIF+LO’(t)に時間遅延Δtiを与えることにより得られた和信号VF+LO’(t−Δti)を分波することによって遅延中間周波数信号VIF’(t+Δti’−Δti)と二重遅延局所信号VLO’(t−2×Δti)とを生成する受信用分波器と、
    遅延中間周波数信号VIF’(t+Δti’−Δti)と二重遅延局所信号VLO’(t−2×Δti)とを乗算することによって遅延無線周波数信号VRF’(t)を生成する第2受信用混合器と、を更に有しており、
    遅延無線周波数信号VRF’(t)を受信回路に供給する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフェイズドアレイアンテナ。
  5. 各給電回路Fiは、
    対応する放射素子Aiを用いて受信した無線周波数信号VRF’(t+Δti)と局所信号VLO(t)とを乗算することによって中間周波数信号VIF’(t+Δti’)を生成する第1受信用混合器と、
    中間周波数信号VIF’(t+Δti’)と局所信号VLO(t)とを加算することによって和信号VIF+LO’(t)を生成する受信用合波器と、
    前記時間遅延素子を用いて和信号VIF+LO’(t)に時間遅延Δtiを与えることにより得られた遅延和信号VIF+LO’(t−Δti)を分波することによって遅延中間周波数信号VIF’(t+Δti’−Δti)と遅延局所信号VLO’(t−Δti)とを生成する受信用分波器と、
    遅延中間周波数信号VIF’(t+Δti’−Δti)と遅延局所信号VLO’(t−Δti)とを乗算することによって遅延無線周波数波信号VRF’(t)を生成する第2受信用混合器と、を更に有しており、
    遅延無線周波数信号VRF’(t)を受信回路に供給する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフェイズドアレイアンテナ。
  6. フェイズドアレイアンテナを構成するn個(nは2以上の整数)の放射素子A1,A2,…,Anに無線周波数信号を供給する給電装置であって、
    n個の給電回路F1,F2,…,Fnと、
    中間周波数信号VIF(t)と局所信号VLO(t)と加算することによって和信号VIF+LO(t)を生成する合波器と、を備えており、
    各給電回路Fi(i=1,2,…,n)は、
    和信号VIF+LO(t)に時間遅延Δtiを与えることによって遅延和信号VIF+LO(t−Δti)を生成する時間遅延素子と、
    遅延和信号VIF+LO(t−Δti)を分波することによって遅延中間周波数信号VIF(t−Δti)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを生成する分波器と、
    遅延中間周波数信号VIF(t−Δti)と遅延局所信号VLO(t−Δti)とを乗算することによって遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を生成する送信用混合器と、を有しており、
    遅延無線周波数信号VRF(t−Δti)を対応する放射素子Aiに供給する、
    ことを特徴とする給電装置。
JP2017548671A 2015-11-04 2016-09-23 フェイズドアレイアンテナ Active JP6537624B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015216938 2015-11-04
JP2015216938 2015-11-04
PCT/JP2016/078033 WO2017077787A1 (ja) 2015-11-04 2016-09-23 フェイズドアレイアンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017077787A1 JPWO2017077787A1 (ja) 2018-08-16
JP6537624B2 true JP6537624B2 (ja) 2019-07-03

Family

ID=58661862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017548671A Active JP6537624B2 (ja) 2015-11-04 2016-09-23 フェイズドアレイアンテナ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10862208B2 (ja)
EP (1) EP3373391B1 (ja)
JP (1) JP6537624B2 (ja)
CN (1) CN108352607B (ja)
WO (1) WO2017077787A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6312732B2 (ja) * 2016-03-24 2018-04-18 株式会社フジクラ フェイズドアレイアンテナ
JP6317382B2 (ja) * 2016-03-24 2018-04-25 株式会社フジクラ 時間遅延器及びフェイズドアレイアンテナ
JP6317383B2 (ja) * 2016-03-24 2018-04-25 株式会社フジクラ フェイズドアレイアンテナ
JP6317384B2 (ja) * 2016-03-24 2018-04-25 株式会社フジクラ フェイズドアレイアンテナ
DE102018203934A1 (de) * 2018-03-15 2019-09-19 Robert Bosch Gmbh Radarsensorsystem und Verfahren zum Betreiben eines Radarsensorsystems
US11223128B2 (en) * 2018-06-15 2022-01-11 Lockheed Martin Corporation Multi-frequency multiplexed signal distribution for phased antenna array
CN113366767B (zh) * 2018-11-29 2023-03-10 芬兰国家技术研究中心股份公司 无线通信设备的天线组件
JP7111971B2 (ja) * 2019-01-23 2022-08-03 日本電信電話株式会社 無線通信システム、収容局装置及び無線通信方法
US20220303106A1 (en) * 2021-03-18 2022-09-22 National Taiwan University Scalable phased-array system for wireless systems

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4331882A1 (de) 1993-09-20 1995-03-23 Siemens Ag Verfahren zum Betrieb optischer Überlagerungsempfänger mit einer einen Fangbereich aufweisenden Regeleinrichtung zum Regeln einer Zwischenfrequenz des Empfängers auf einen Sollwert und Empfänger zur Durchführung eines solchen Verfahrens
FR2773661B1 (fr) * 1998-01-12 2000-02-25 Alsthom Cge Alcatel Procede d'emission d'un signal de controle par une station de base d'un systeme de radiocommunication numerique cellulaire et station de base correspondante
US6504636B1 (en) * 1998-06-11 2003-01-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Optical communication system
KR100376298B1 (ko) 1999-09-13 2003-03-17 가부시끼가이샤 도시바 무선통신시스템
JP4151931B2 (ja) 1999-09-13 2008-09-17 株式会社東芝 無線通信システム、無線基地局および制御局
US20020012495A1 (en) 2000-06-29 2002-01-31 Hiroyuki Sasai Optical transmission system for radio access and high frequency optical transmitter
US6788268B2 (en) 2001-06-12 2004-09-07 Ipr Licensing, Inc. Method and apparatus for frequency selective beam forming
US6448938B1 (en) 2001-06-12 2002-09-10 Tantivy Communications, Inc. Method and apparatus for frequency selective beam forming
JP2004023400A (ja) 2002-06-14 2004-01-22 Mitsubishi Electric Corp 光制御アレーアンテナ装置
JP4246724B2 (ja) 2005-08-31 2009-04-02 日本電信電話株式会社 ビームフォーミング型rofシステム
RU2298267C1 (ru) * 2005-10-19 2007-04-27 Открытое акционерное общество "Корпорация "Фазотрон - научно-исследовательский институт радиостроения" Многолучевая активная фазированная антенная решетка
JP4632444B2 (ja) 2005-12-09 2011-02-16 独立行政法人情報通信研究機構 光制御アレイアンテナ装置
CN101609931B (zh) * 2008-06-20 2012-12-05 电子科技大学 基于时间调制的天线阵列相位控制技术及其***实现
GB2461921B (en) * 2008-07-18 2010-11-24 Phasor Solutions Ltd A phased array antenna and a method of operating a phased array antenna
JP5188402B2 (ja) 2009-01-15 2013-04-24 三菱電機株式会社 光制御型フェーズドアレーアンテナ
WO2011078029A1 (ja) 2009-12-21 2011-06-30 日本電気株式会社 アンテナ素子への配線距離を最短にするアレイアンテナ装置
US8914068B2 (en) 2010-03-04 2014-12-16 Mitsubishi Electric Corporation Array antenna apparatus
EP2832012A1 (en) 2012-03-30 2015-02-04 Corning Optical Communications LLC Reducing location-dependent interference in distributed antenna systems operating in multiple-input, multiple-output (mimo) configuration, and related components, systems, and methods
CN102664684B (zh) 2012-04-23 2015-04-08 电子科技大学 一种60GHz RoF接入***的无线终端收发机
CN102856665A (zh) * 2012-09-06 2013-01-02 中国铁路通信信号股份有限公司 一种频率和波束方向可重构的时间调制阵列天线***
EP2717382B1 (en) * 2012-10-05 2019-01-02 Nxp B.V. A phased array antenna and associated methods
JP5983325B2 (ja) 2012-11-07 2016-08-31 Kddi株式会社 Rf信号光伝送システム
CN103401072B (zh) * 2013-07-25 2015-07-08 上海交通大学 基于周期性幅度控制的相控阵天线***及波束控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3373391A4 (en) 2018-09-12
JPWO2017077787A1 (ja) 2018-08-16
CN108352607A (zh) 2018-07-31
WO2017077787A1 (ja) 2017-05-11
EP3373391B1 (en) 2019-05-29
CN108352607B (zh) 2020-07-21
US20180342804A1 (en) 2018-11-29
EP3373391A1 (en) 2018-09-12
US10862208B2 (en) 2020-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6537624B2 (ja) フェイズドアレイアンテナ
JP5377750B2 (ja) アレイアンテナ装置
CA3186897A1 (en) System and method for a multi-beam beamforming front-end architecture for wireless transceivers
JPH11127021A (ja) マルチビームフェーズドアレイアンテナシステム
CN107850663B (zh) 发送模块、具备该发送模块的阵列天线装置以及发送装置
JP5371841B2 (ja) アンテナ装置
JP2010273283A (ja) 送受信装置
JP6487064B2 (ja) フェイズドアレイアンテナ
EP3764459B1 (en) Circuit and wireless device
JP6502218B2 (ja) 送受信モジュールおよびアクティブフェーズドアレーアンテナ
JP6317383B2 (ja) フェイズドアレイアンテナ
US10411875B2 (en) Hybrid type transceiver for broadband large area beamforming
JP6206011B2 (ja) フェーズドアレイ無線装置
JP2009152657A (ja) アレイアンテナ装置及びその送受信モジュール
US20210067217A1 (en) Beam forming antenna
WO2018163682A1 (ja) 移相器、通信機、移相方法
CN107230838B (zh) 延时器和相控阵列天线
JP6312732B2 (ja) フェイズドアレイアンテナ
JP5077657B2 (ja) レーダ装置及びレーダ装置における電力切換方法
JP2014176068A (ja) 路長差調整機能を有するシステム
JP2008125000A (ja) アクティブフェーズドアレイアンテナ装置
KR100868000B1 (ko) 안테나 급전회로 및 스위칭 빔 형성 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180424

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190604

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6537624

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250