JP6535583B2 - 車両用電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、第1蓄電体と第2蓄電体とを備える車両用電源装置に関する。
外部電源による充電が可能な電気自動車として、モータジェネレータのみを動力源として備える電気自動車だけでなく、モータジェネレータおよびエンジンを動力源として備えるハイブリッド型の電気自動車がある。これらの電気自動車は、モータジェネレータに電力を供給する高電圧バッテリを備えた高電圧系と、コントローラや補機類に電力を供給する低電圧バッテリを備えた低電圧系と、を有している(特許文献1参照)。また、外部電源によって高電圧バッテリを充電する際には、充電制御用のコントローラを起動する必要があることから、コンバータ等の電力変換器を介して高電圧系から低電圧系に電力が供給されている。
特開2011−87408号公報
ところで、高電圧系から低電圧系に電力を供給する際に、電力変換器の温度が過度に上昇した場合には、電力変換器を保護する観点から電力変換器を停止させる必要がある。このように、電力変換器を停止させて低電圧系に対する電力供給を遮断することは、コントローラの電源電圧を低下させる要因であり、コントローラを停止させる要因である。また、充電制御用のコントローラを止めることは、外部電源による充電を停止させる要因であり、高電圧バッテリの充電時間を延ばす要因であった。
本発明の目的は、充電時間の延長を抑制することにある。
本発明の車両用電源装置は、第1蓄電体とこれよりも低電圧の第2蓄電体とを備える車両用電源装置であって、外部電源を用いて前記第1蓄電体を充電する際に、前記外部電源が接続される電源接続部と、前記第1蓄電体と前記第2蓄電体との間に設けられ、前記第1蓄電体から前記第2蓄電体に電力を供給する第1電力変換器と、前記電源接続部と前記第2蓄電体との間に設けられ、前記電源接続部から前記第2蓄電体に電力を供給する第2電力変換器と、前記電源接続部に前記外部電源が接続される外部充電時に、前記第1電力変換器を介して前記第2蓄電体に電力を供給する第1供給モードと、前記第2電力変換器を介して前記第2蓄電体に電力を供給する第2供給モードと、を切り替えるモード制御部と、を有し、前記モード制御部は、温度に基づいて前記第1供給モードと前記第2供給モードとを切り替える。
本発明によれば、モード制御部は、第1電力変換器を介して第2蓄電体に電力を供給する第1供給モードと、第2電力変換器を介して第2蓄電体に電力を供給する第2供給モードと、を温度に基づいて切り替える。これにより、外部電源が電源接続部に接続される外部充電時に、外部電源による第1蓄電体の充電を継続させることができ、第1蓄電体の充電時間の延長を抑制することができる。
本発明の一実施の形態である車両用電源装置を示す概略図である。 モード切替制御の実行手順の一例を示すフローチャートである。 外部充電中に第1供給モードを実行したときの電力供給状況を示す説明図である。 外部充電中に第2供給モードを実行したときの電力供給状況を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態である車両用電源装置の構成を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態である車両用電源装置10を示す概略図である。図示する車両用電源装置10は、外部電源による充電が可能な電気自動車に適用される。このような電気自動車として、例えば、モータジェネレータのみを動力源として備える電気自動車があり、モータジェネレータおよびエンジンを動力源として備えるハイブリッド型の電気自動車がある。
図1に示すように、車両用電源装置10は、高電圧バッテリ(第1蓄電体)11を有している。高電圧バッテリ11には、モータジェネレータ12に電力を供給する高電圧系13が接続されている。高電圧系13は、高電圧バッテリ11に通電ライン14を介して接続されるインバータ15と、インバータ15に通電ライン16を介して接続されるモータジェネレータ12と、を有している。このモータジェネレータ12には、図示しない駆動系を介して駆動輪17が連結されている。モータジェネレータ12を力行させる車両加速時には、インバータ15によって直流電力が交流電力に変換され、高電圧バッテリ11からモータジェネレータ12に電力が供給される。一方、モータジェネレータ12を回生させる車両減速時には、インバータ15によって交流電力が直流電力に変換され、モータジェネレータ12から高電圧バッテリ11に電力が供給される。
また、高電圧バッテリ11には、外部電源20から電力が供給される外部充電系21が接続されている。外部充電系21は、高電圧バッテリ11に通電ライン22を介して接続される充電器23と、充電器23に通電ライン24を介して接続されるインレット(電源接続部)25と、を有している。外部電源20を用いて高電圧バッテリ11を充電する際には、充電ケーブル26のコネクタ27がインレット25に接続され、充電ケーブル26のプラグ28が外部電源20のコンセント29に接続される。このように、インレット25に外部電源20が接続されると、充電器23によって交流電力が直流電力に変換され、外部電源20から充電器23を介して高電圧バッテリ11に電力が供給される。なお、充電器23は、複数のスイッチング素子等によって構成される所謂AC−DCコンバータであり、交流電力を直流電力に変換する機能を有している。
車両用電源装置10は、低電圧バッテリ(第2蓄電体)30および車体負荷31からなる低電圧系32を有している。なお、低電圧バッテリ30は、高電圧バッテリ11よりも低電圧に設計されている。低電圧系32は、メインコンバータ33を介して高電圧系13に接続されるとともに、サブコンバータ34を介して外部充電系21に接続される。すなわち、メインコンバータ33の入力端子には通電ライン35を介して高電圧系13が接続されており、メインコンバータ33の出力端子には通電ライン36を介して低電圧系32が接続されている。また、サブコンバータ34の入力端子には通電ライン37を介して外部充電系21が接続されており、サブコンバータ34の出力端子には通電ライン38を介して低電圧系32が接続されている。
このように、高電圧系13を構成する高電圧バッテリ11と低電圧系32を構成する低電圧バッテリ30との間には、第1電力変換器であるメインコンバータ33が設けられている。このメインコンバータ33を作動させることにより、高電圧バッテリ11から低電圧バッテリ30に電力が供給される。また、外部充電系21を構成するインレット25と低電圧系32を構成する低電圧バッテリ30との間には、第2電力変換器であるサブコンバータ34が設けられている。このサブコンバータ34を作動させることにより、インレット25から低電圧バッテリ30に電力が供給される。
スイッチ操作等によって制御システムが起動されると、メインコンバータ33を介して高電圧系13から低電圧系32に電力が供給される(第1供給モード)。また、外部電源20がインレット25に接続される外部充電時には、サブコンバータ34を介して外部充電系21から低電圧系32に電力が供給される(第2供給モード)。すなわち、外部電源20がインレット25に接続されていない場合には、メインコンバータ33を作動させる第1供給モードが実行される一方、外部電源20がインレット25に接続されている場合には、サブコンバータ34を作動させる第2供給モードが実行される。このように、外部充電時にはサブコンバータ34から低電圧系32に電力を供給することにより、高電圧バッテリ11を介さずに低電圧系32に電力を供給することができ、外部充電時のエネルギー効率を向上させることができる。
なお、メインコンバータ33およびサブコンバータ34は、スイッチング素子やリアクトル等によって構成される所謂DC−DCコンバータであり、直流電力を降圧して低電圧系32に供給する機能を有している。また、充電器23とサブコンバータ34とは1つのケース40に収容されており、充電器23およびサブコンバータ34によって1つの車載充電ユニット41が構成されている。このように、充電器23およびサブコンバータ34を1つのケース40に組み込むことにより、冷却システム等の共用化を達成することができ、部品点数を削減してコストを下げることができる。
車両用電源装置10は、充電器23、メインコンバータ33およびサブコンバータ34等を制御するコントローラ42を有している。前述したように、外部電源20がインレット25に接続される外部充電時には、サブコンバータ34を作動させて低電圧系32に電力を供給する第2供給モードが実行される。すなわち、コントローラ42は、高電圧バッテリ11を充電するために充電器23を制御するだけでなく、コントローラ42等の車体負荷31に印加される電源電圧を安定させるためにサブコンバータ34を制御する。ところで、外部充電は長時間に渡って継続されることも多く、長時間に渡ってサブコンバータ34を作動させることは、サブコンバータ34の過度な温度上昇を招く要因となっていた。
前述したように、サブコンバータ34の温度が過度に上昇した場合には、内部素子を保護する観点からサブコンバータ34を停止させることが必要である。この場合には、低電圧系32に対する電力供給が遮断されることから、低電圧バッテリ30の放電に伴ってコントローラ42等の電源電圧が低下する虞があり、コントローラ42の停止によって外部充電が止められてしまう虞がある。さらに、図示する車両用電源装置10においては、車載充電ユニット41に対して充電器23とサブコンバータ34との双方が組み込まれるため、サブコンバータ34の発熱によって充電器23の温度を上昇させてしまう虞がある。このような充電器23の温度上昇は、充電器23の機能を制限する要因であり、外部充電を制限もしくは停止させる要因であった。
そこで、コントローラ42は、外部充電時における低電圧系32への電力供給を維持するため、外気温度等に基づいて低電圧系32の電力供給経路を切り替えるモード切替制御を実行する。すなわち、コントローラ42は、外気温度等に基づいて、メインコンバータ33を作動させて低電圧系32に電力を供給する第1供給モードと、サブコンバータ34を作動させて低電圧系32に電力を供給する第2供給モードと、を切り替えるモード切替制御を実行する。このように、モード制御部として機能するコントローラ42には、外気温度を検出する外気温センサ43、充電器23の温度を検出する充電器温度センサ44、メインコンバータ33の温度を検出するメイン温度センサ45、およびサブコンバータ34の温度を検出するサブ温度センサ46等が接続されている。また、コントローラ42は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータや、制御電流を生成する駆動回路部等によって構成されている。
[モード切替制御]
以下、コントローラ42によって実行されるモード切替制御について説明する。なお、モード切替制御は、インレット25に対する外部電源20の接続に伴って実行される。図2はモード切替制御の実行手順の一例を示すフローチャートである。なお、図2において、メインコンバータ33の温度を「メイン温度」と記載し、サブコンバータ34の温度を「サブ温度」と記載し、充電器23の温度を「充電器温度」と記載する。また、図2において、「メイン」とはメインコンバータ33を意味し、「サブ」とはサブコンバータ34を意味している。
図2に示すように、ステップS10では、外気温度が所定温度(第1閾値)T1以上であるか否かが判定される。ステップS10において、外気温度が所定温度T1(例えば40℃)を上回ると判定された場合、つまり車両用電源装置10の雰囲気温度が高温であると推定される場合には、ステップS11に進み、メインコンバータ33を作動させる第1供給モードが実行される。このように、第1供給モードが実行されると、ステップS12に進み、メインコンバータ33の温度が所定温度(第2閾値)T2以下であるか否かが判定される。ステップS12において、メインコンバータ33の温度が所定温度T2を下回ると判定された場合には、メインコンバータ33の温度が正常範囲内であることから、ステップS13に進み、メインコンバータ33を作動させる第1供給モードの継続が決定される。一方、ステップS12において、メインコンバータ33の温度が所定温度T2を上回ると判定された場合には、メインコンバータ33の温度が正常範囲を超えることから、ステップS14に進み、第1供給モードから第2供給モードへの切り替えが決定される。
一方、ステップS10において、外気温度が所定温度T1を下回ると判定された場合、つまり車両用電源装置10の雰囲気温度が常温であると推定される場合には、ステップS15に進み、サブコンバータ34を作動させる第2供給モードが実行される。このように、第2供給モードが実行されると、ステップS16に進み、サブコンバータ34の温度が所定温度(第3閾値)T3以下であるか否かが判定される。ステップS16において、サブコンバータ34の温度が所定温度T3を下回ると判定された場合には、ステップS17に進み、充電器23の温度が所定温度(第4閾値)T4以下であるか否かが判定される。そして、ステップS17において、充電器23の温度が所定温度T4を下回ると判定された場合には、サブコンバータ34および充電器23の温度が正常範囲内であることから、ステップS18に進み、サブコンバータ34を用いた第2供給モードの継続が決定される。一方、ステップS16において、サブコンバータ34の温度が所定温度T3を上回ると判定された場合や、ステップS17において、充電器23の温度が所定温度T4を上回ると判定された場合には、サブコンバータ34または充電器23の温度が正常範囲を超えることから、ステップS19に進み、第2供給モードから第1供給モードへの切り替えが決定される。
なお、ステップS13,S14,S18,S19を経て、第1供給モードや第2供給モードが実行された場合であっても、再びステップS10に進み、外気温度が所定温度T1以上であるか否かが判定される。つまり、ステップS13,S19を経て、第1供給モードが実行された場合であっても、続くステップS10において、外気温度が所定温度T1を下回ると判定された場合には、ステップS15に進み、第1供給モードから第2供給モードに切り替えられる。同様に、ステップS14,S18を経て、第2供給モードが実行された場合であっても、続くステップS10において、外気温度が所定温度T1以上であると判定された場合には、ステップS11に進み、第2供給モードから第1供給モードに切り替えられる。
これまで説明したように、外気温度が所定温度T1を上回る場合、つまり車載充電ユニット41の雰囲気温度が高い場合には、メインコンバータ33を作動させる第1供給モードが実行される。ここで、図3は外部充電中に第1供給モードを実行したときの電力供給状況を示す説明図である。図3に示した黒塗りの矢印は、電力の供給状況を示す矢印である。図3に示すように、車載充電ユニット41の雰囲気温度が高い場合には、第1供給モードを実行することにより、メインコンバータ33から低電圧系32に電力が供給される。これにより、低電圧系32に対する電力供給を維持したまま、サブコンバータ34を停止させて発熱を止めることができ、車載充電ユニット41つまり充電器23の温度上昇を抑制することができる。このように、充電器23の温度上昇を抑制することにより、充電器23の出力制限を回避することができるため、高電圧バッテリ11の充電を継続させることができ、高電圧バッテリ11の充電時間を短縮することができる。これにより、ユーザの利便性を向上させることができ、電気自動車の商品性を向上させることができる。
一方、外気温度が所定温度T1を下回る場合、つまり車載充電ユニット41の雰囲気温度が低い場合には、サブコンバータ34を作動させる第2供給モードが実行される。ここで、図4は外部充電中に第2供給モードを実行したときの電力供給状況を示す説明図である。図4に示した黒塗りの矢印は、電力の供給状況を示す矢印である。図4に示すように、車載充電ユニット41の雰囲気温度が低い場合には、第2供給モードを実行することにより、サブコンバータ34から低電圧系32に電力が供給される。このように、車載充電ユニット41の雰囲気温度が低い場合、つまり充電器23の過度な温度上昇が発生し難い場合には、第2供給モードを実行することによって、サブコンバータ34を積極的に作動させている。これにより、高電圧バッテリ11を介さずに外部充電系21から低電圧系32に電力を供給することができ、外部充電時のエネルギー効率を向上させることができる。
また、第1供給モードが実行されている状態のもとで、メインコンバータ33の温度が正常範囲を超える場合には、第1供給モードから第2供給モードに切り替えられる。これにより、メインコンバータ33を停止させることができるため、低電圧系32への電力供給を維持して外部充電を継続させながら、メインコンバータ33を保護することができる。また、第2供給モードが実行されている状態のもとで、サブコンバータ34の温度が正常範囲を超えた場合には、第2供給モードから第1供給モードに切り替えられる。これにより、サブコンバータ34を停止させることができるため、低電圧系32への電力供給を維持して外部充電を継続させながら、サブコンバータ34を保護することができる。また、第2供給モードが実行されている状態のもとで、充電器23の温度が正常範囲を超えた場合には、第2供給モードから第1供給モードに切り替えられる。これにより、サブコンバータ34の発熱を止めることができ、車載充電ユニット41つまり充電器23の温度上昇を抑制することができる。すなわち、温度上昇による充電器23の出力制限を抑制することができるため、高電圧バッテリ11の充電を継続させることができ、充電時間の大幅な延長を回避することができる。
[他の実施の形態]
図1に示した例では、車両用電源装置10が充電器23を備えているが、これに限られることはなく、車外の充電設備を利用することで車両用電源装置10から充電器23を省略しても良い。ここで、図5は本発明の他の実施の形態である車両用電源装置50の構成を示す概略図である。なお、図5において、図1に示す部品と同様の部品については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図5に示すように、車両用電源装置50には、外部電源20から高電圧バッテリ11に電力を供給する外部充電系51が設けられている、外部充電系51は、高電圧バッテリ11に通電ライン52を介して接続されるインレット25を有している。外部電源20を用いて高電圧バッテリ11を充電する際には、車外の充電設備53から延びる充電ケーブル26のコネクタ27が、インレット25に対して接続される。このように、充電ケーブル26をインレット25に接続することにより、インレット25には充電設備53を介して外部電源20が接続される。
このように、充電器23を持たない車両用電源装置50であっても、図2のフローチャートに示すように、外気温度等に基づいてモード切替制御を実行することにより、前述した効果と同様の効果を得ることができる。すなわち、外気温度やサブコンバータ34の温度が低い場合には、サブコンバータ34を作動させる第2供給モードが実行される。これにより、高電圧バッテリ11を介さずに外部充電系51から低電圧系32に電力を供給することができ、外部充電時のエネルギー効率を向上させることができる。一方、外気温度やサブコンバータ34の温度が高い場合には、メインコンバータ33を作動させる第1供給モードが実行される。これにより、外部充電中にサブコンバータ34の温度が過度に上昇した場合であっても、メインコンバータ33を用いて低電圧系32への電力供給を継続することができるため、外部充電中にコントローラ42等の電源電圧を安定させることができる。これにより、外部充電を適切に継続することができるため、高電圧バッテリ11の充電を継続させることができ、充電時間の延長を抑制することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。図示する電気自動車は、モータジェネレータ12のみを動力源として備える電気自動車であるが、これに限られることはなく、モータジェネレータおよびエンジンを動力源として備えるハイブリッド型の電気自動車であっても良い。
前述の説明では、外気温度、メインコンバータ33の温度、サブコンバータ34の温度、および充電器23の温度に基づいて、モード切替制御を実行しているが、これに限られることはない。例えば、外気温度、メインコンバータ33の温度、サブコンバータ34の温度、および充電器23の温度のうち、少なくともいずれか1つの温度に基づいてモード切替制御を実行しても良い。また、前述の各温度に限られることはなく、車室温度やバッテリ温度等の温度に基づいて、モード切替制御を実行しても良い。
また、外気温度と比較される所定温度T1、メインコンバータ33の温度と比較される所定温度T2、サブコンバータ34の温度と比較される所定温度T3、および充電器23の温度と比較される所定温度T4の各温度は、各機器に対して保護制御が介入する温度等に基づき適宜設定される温度である。なお、所定温度T1〜T4については、各機器の仕様等に応じて適宜設定される温度であるが、互いに同じ温度であっても良く、互いに異なる温度であっても良い。
前述の説明では、第1蓄電体および第2蓄電体としてバッテリ11,30を用いているが、これに限られることはなく、第1蓄電体や第2蓄電体としてキャパシタを用いても良い。また、図示する例では、電気自動車にインレット25を設けているが、これに限られることはなく、電気自動車に充電ケーブルを設けても良い。この場合には、電気自動車側の充電ケーブルが、電源接続部として機能することになる。また、図1に示した例では、1つのケース40に充電器23およびサブコンバータ34を組み込んでいるが、これに限られることはなく、充電器23とサブコンバータ34とを別個に設けても良い。
10 車両用電源装置
11 高電圧バッテリ(第1蓄電体)
20 外部電源
23 充電器
25 インレット(電源接続部)
30 低電圧バッテリ(第2蓄電体)
33 メインコンバータ(第1電力変換器)
34 サブコンバータ(第2電力変換器)
40 ケース
42 コントローラ(モード制御部)
50 車両用電源装置
T1 所定温度(第1閾値)
T2 所定温度(第2閾値)
T3 所定温度(第3閾値)
T4 所定温度(第4閾値)

Claims (6)

  1. 第1蓄電体とこれよりも低電圧の第2蓄電体とを備える車両用電源装置であって、
    外部電源を用いて前記第1蓄電体を充電する際に、前記外部電源が接続される電源接続部と、
    前記第1蓄電体と前記第2蓄電体との間に設けられ、前記第1蓄電体から前記第2蓄電体に電力を供給する第1電力変換器と、
    前記電源接続部と前記第2蓄電体との間に設けられ、前記電源接続部から前記第2蓄電体に電力を供給する第2電力変換器と、
    前記電源接続部に前記外部電源が接続される外部充電時に、前記第1電力変換器を介して前記第2蓄電体に電力を供給する第1供給モードと、前記第2電力変換器を介して前記第2蓄電体に電力を供給する第2供給モードと、を切り替えるモード制御部と、
    を有し、
    前記モード制御部は、温度に基づいて前記第1供給モードと前記第2供給モードとを切り替える、車両用電源装置。
  2. 請求項1記載の車両用電源装置において、
    前記モード制御部は、外気温度が第1閾値を上回る場合に、前記第1供給モードを実行する一方、外気温度が前記第1閾値を下回る場合に、前記第2供給モードを実行する、車両用電源装置。
  3. 請求項1または2記載の車両用電源装置において、
    前記モード制御部は、前記第1供給モードが実行されている状態のもとで、前記第1電力変換器の温度が第2閾値を上回る場合に、前記第1供給モードから前記第2供給モードに切り替える、車両用電源装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用電源装置において、
    前記モード制御部は、前記第2供給モードが実行されている状態のもとで、前記第2電力変換器の温度が第3閾値を上回る場合に、前記第2供給モードから前記第1供給モードに切り替える、車両用電源装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用電源装置において、
    前記電源接続部と前記第1蓄電体との間に設けられ、前記電源接続部から前記第1蓄電体に電力を供給する充電器、を有し、
    前記充電器と前記第2電力変換器との双方は、1つのケースに収容される、車両用電源装置。
  6. 請求項5記載の車両用電源装置において、
    前記モード制御部は、前記第2供給モードが実行されている状態のもとで、前記充電器の温度が第4閾値を上回る場合に、前記第2供給モードから前記第1供給モードに切り替える、車両用電源装置。
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