JP2010081704A - 充電制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部電源から充電器を介してバッテリの充電を行うことができる自動車に搭載された充電制御装置において、外部電源からバッテリの充電を行なっているときに、充電器が収容された空間の扉が開放状態にされた場合でも、安全を考慮しつつ、バッテリの充電を行なうことができるようにする。
【解決手段】充電制御装置38は、充電器36の温度Tが所定温度T1以上の場合、冷却ファン46の運転を停止させるとともに充電器36によるバッテリ30の充電を中止して待機させ(S102)、充電器36の温度Tが所定温度T1未満の場合、冷却ファン46の運転を停止させたまま充電器36によるバッテリ30の充電を継続させる(S107)。これにより、扉が開放状態にされたときであっても、安全を考慮しつつ、バッテリ30の充電を行なうことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば家庭用電力源から充電器を介してバッテリの充電を行うことができる自動車であるプラグインハイブリッド自動車およびプラグイン電気自動車において、充電器によるバッテリの充電を制御するための充電制御装置の改良に関する。
車両を駆動するモータに電力を供給する電力源として、充放電可能なバッテリが用いられる。このバッテリに家庭用電力源などの外部電源から充電器を介して充電を行えるように構成されたプラグインハイブリッド自動車およびプラグイン電気自動車が実用化に向け開発されている。
このような自動車に用いられる充電器は、一般的に、ボンネットルームなどのような、車体と開閉可能な扉とにより形成された空間に収容される場合がある。この場合、同じ空間に、充電器の冷却を図るための冷却ファンが収容される。
下記特許文献1には、ハイブリッド車両において、バッテリの充電を行っているときにエンジンルームのボンネットが開放状態にされた場合、安全を考慮して、バッテリの充電を中止する充電制御技術が記載されている。
特開2007−189760号公報
しかしながら、上記特許文献1の充電制御技術によれば、バッテリの充電中にボンネットが開放状態にされた場合、必要以上にバッテリの充電が中止されてしまい、バッテリに十分に蓄電することができないという問題があった。
本発明の目的は、充電器を介して外部電源からバッテリに充電を行なっているときに、充電器とこれを冷却する冷却ファンとが収容された空間の扉が開放状態にされた場合でも、安全を考慮しつつ、バッテリの充電を行なうことができる充電制御装置を提供することにある。
本発明は、車体と開閉可能な扉とにより形成された空間に収容された充電器を備え、この充電器を介して外部電源からバッテリに充電を行うように構成された車両における充電制御装置において、扉の開閉を検知する扉開閉検知手段と、充電器の温度を検出する温度検出手段と、温度検出部により検出された充電器の温度が所定温度以上の場合、運転して充電器を冷却する冷却ファンと、充電器によるバッテリの充電を行っているときに、扉開閉検知手段により検知される扉の開閉状態と温度検出手段により検出される充電器の温度とに基づいて充電器と冷却ファンとの動作を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
また、制御手段は、扉が開状態のときに、充電器の温度が所定温度以上の場合、冷却ファンの運転を停止させるとともに充電器によるバッテリの充電を中止して待機させ、扉が開状態のときに、充電器の温度が所定温度未満の場合、冷却ファンの運転を停止させたまま充電器によるバッテリの充電を継続させることができる。
また、制御手段は、充電器の充電を中止して待機させた後に、充電器の温度が所定温度未満に下がった場合、充電器によるバッテリの充電を再開させることができる。
また、制御手段は、充電器によるバッテリの充電を中止して待機させてから、充電器の温度が所定温度未満に下がらずに所定時間経過した場合、充電制御装置の機能を遮断させることができる。
さらに、車両は、エンジンとモータとを搭載し、これらの原動機の出力により走行するハイブリッド車両であり、制御手段は、エンジンが停止している場合のみ、充電器と冷却ファンとの動作を制御することができる。
本発明の充電制御装置によれば、充電器を介して外部電源からバッテリに充電を行なっているときに、充電器とこれを冷却する冷却ファンが収容された空間の扉が開放状態にされた場合でも、安全を考慮しつつ、バッテリの充電を行なうことができる。
以下、本発明に係る充電制御装置の実施形態について、図に従って説明する。なお、本発明に係る実施形態では、モータの出力により走行する車両の一例としてハイブリッド車両を挙げ、これに搭載される充電制御装置について説明する。
まず、本実施形態に係る充電制御装置を搭載するハイブリッド車両(以下、単に、車両と記す)10の構成について、図1を用いて説明する。車両10は、原動機として内燃機関(以下、エンジンと記す)12と、第一のモータ(以下、第一MGと記す)14と、第二のモータ(以下、第二MGと記す)16とを有する。原動機12,14,16には、これらの動力を分配、統合する動力分配統合機構18が接続されている。動力分配統合機構18には、減速機構20を介して駆動輪22が接続されている。各原動機12,14,16の動力は、動力分配統合機構18により統合された後、減速機構20を介して駆動輪22に伝達され、車両10が走行する。
車両10は、エンジン12と第一及び第二MG14,16の出力を制御することにより、様々な態様の走行を行うことができる。例えば、エンジン12または第二MG16のどちらか一方で走行する、エンジン12と第二MG16とを協調して走行する、またエンジン12の出力の一部により第一MG14で発電を行うなど様々な態様の走行を行うことができる。さらに、減速時において、駆動輪22から入力される車両10の運動エネルギにより第二MG16で回生発電を行うこともできる。
第一及び第二MG14,16は、発電機として機能するとともに、電動機として機能する同期モータである。第一及び第二MG14,16は、第一及び第二インバータ24,26とコンバータ28を介してバッテリ30に電気的に接続される。
バッテリ30は、充放電可能な二次電池、例えばニッケル水素二次電池またはリチウムイオン二次電池などで構成される。バッテリ30は、複数のセルを直列に接続して構成されるモジュールを複数有し、これらのモジュールをさらに直列接続している。すなわち、バッテリ30は、直列接続されたモジュールに含まれるセルをすべて直列接続している。これにより、バッテリ30は、車両10を駆動するのに必要な高電圧を確保する。なお、バッテリ30は、大容量コンデンサとすることもできる。
コンバータ28は、リアクトルとスイッチング素子とを有し、スイッチング素子のスイッチング動作によりリアクトルにおけるエネルギの蓄積と放出とを繰り返し、入力電圧を変換して出力電圧を得る装置である。本実施形態のコンバータ28は、直流電力を昇圧および降圧する双方向DC/DCコンバータである。
第一及び第二インバータ24,26は、第一及び第二MG14,16にそれぞれ対応して設けられている。第一及び第二インバータ24,26は、6個のスイッチング素子を含む三相ブリッジ回路を有し、これらのスイッチング素子のスイッチング動作により直流電力を三相交流電力に変換したり、三相交流電力を直流電力に変換したりする装置である。
バッテリ30に蓄えられた電力は、コンバータ28に供給されると、コンバータ28により昇圧され、第一及び第二インバータ24,26に供給される。そして、昇圧された電力は、第一及び第二インバータ24,26により直流電力から三相交流電力に変換された後に、第一及び第二MG14,16に供給されて、これらのMG14,16を駆動する。また、回生時に第一及び第二MG14,16で発電された電力は、第一及び第二インバータ24,26により三相交流電力から直流電力に変換された後に、コンバータ28に供給される。そして、直流電力は、コンバータ28により降圧された後に、バッテリ30に送られて蓄えられる。
本実施形態の車両10は、家庭用電力源などの外部電源32からバッテリ30の充電を行なうことができるプラグインハイブリッド自動車である。このため、車両10は、外部電源32に電気的に接続可能なプラグ34と、プラグ34から入力された外部電源32の電力をバッテリ30に供給する充電器36と、充電器36の動作を制御する充電制御装置38とを有する。充電器36は、外部電源32の交流電力を直流電力に変換し、外部電源32の電圧を所望の電圧まで昇圧してバッテリ30に供給する。
充電制御装置38は、充電器36と、後述する充電器36の周辺機器とを制御するものである。充電制御装置38は、一つの態様では、ハードウェア資源とソフトウェアとの協働により実現され、例えば電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)である。具体的には、充電制御装置38の機能は、記録媒体に記録された制御プログラムがメインメモリに読み出されてCPU(Central Processing Unit)により実行されることによって実現される。制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されることも可能であり、また、データ信号として通信により提供されることも可能である。ただし、充電制御装置38は、ハードウェアのみにより実現されてもよい。また、充電制御装置38は、物理的に1つの装置により実現されてもよいし、複数の装置により実現されてもよい。充電制御装置38の具体的な動作については後述する。
本実施形態の車両10においては、エンジン12を収容するエンジンコンパートメント(図示せず)に充電器36も収容される。エンジンコンパートメントにはユーザにより開閉可能な扉(図示せず)が取り付けられている。この扉には、これの開閉を検知する扉開閉検知センサ39が設けられている。扉開閉検知センサ39は、充電制御装置38に接続されており、扉開閉検知センサ39により検知された扉の状態、すなわち開状態または閉状態が充電制御装置38に出力される。なお、本実施形態においては、充電器36がエンジンコンパートメントに収容される場合について説明したが、これに限定されず、車体と開閉可能な扉とにより形成された空間、例えばトランクルームに充電器36が収容されてもよい。
車両10は、充電器36を、冷却水を介して冷却する冷却システム40を有する。冷却システム40は、充電器36と同様、エンジンコンパートメントに収容される。冷却システム40の構成について図2を用いて説明する。冷却システム40には、充電器36と、これに対応して設けられたラジエータ42とを接続し、冷却水が循環する循環路44が形成されている。
ラジエータ42には、これに空気を送る冷却ファン46が取り付けられている。冷却ファン46は、電動ファンであり、駆動用モータ(図示せず)が冷却ファン46を調節可能に駆動する。冷却ファン46の駆動により、ラジエータ42に空気が送られ、ラジエータ42を流れる冷却水が効果的に放熱される。冷却ファン46からラジエータ42に空気が送られる状態とは、冷却ファン46からラジエータ42に向けて空気が送り出される状態と、ラジエータ42から冷却ファン46に空気が吸い込まれる状態のことである。
循環路44には、図に示す矢印の方向に冷却水を循環させるポンプ48が設けられている。このポンプ48は、電動ポンプであり、駆動用モータ(図示せず)がポンプ48を調節可能に駆動する。ポンプ48の駆動により、ラジエータ42で放熱された冷却水が充電器36を流れ、充電器36と冷却水の間で熱交換が行われるので、充電器36が冷却される。
また、循環路44であって、充電器36の出口側に接続された循環路44には、冷却水の温度Tを検出する温度センサ50が設けられている。これにより、温度センサ50は、冷却水を介して充電器36の温度を検出することができる。温度センサ50は、充電制御装置38に接続されており、温度センサ50により検出された温度Tは充電制御装置38に出力される。なお、温度センサ50は、冷却水を介して充電器36の温度を検出しているが、充電器36に温度センサ50を設けることで、充電器36の温度を直接に検出することもできる。
充電制御装置38は、冷却水の温度Tと冷却ファン46の回転速度とを対応づけたマップを記憶している。このマップから、冷却水の温度Tに対応する冷却ファン46の回転速度が設定される。充電制御装置38は、冷却水の温度Tに基づいて設定された冷却ファン46の回転速度が現状の回転速度と異なる場合、充電制御装置38は、設定された回転速度を示す制御信号を冷却ファン46に出力する。その制御信号により、冷却ファン46の回転速度が変更され、冷却ファン46の風量が変更される。具体的には、充電器36の負荷が大きくなり、冷却水の温度Tが所定温度T1以上になった場合、冷却ファン46の回転速度が設定され、冷却ファン46が運転する。この制御により、冷却ファン46からラジエータ46に空気が送られてラジエータ46の放熱量が向上するので、効果的に充電器36の負荷を処理することができる。一方、充電器36の負荷が小さくなり、冷却水の温度Tが所定温度T1未満になった場合、冷却ファン46の駆動用モータの電力消費量を考慮して、冷却ファン46はその運転を停止するように制御される。なお、本実施形態においては、充電制御装置38が冷却ファン46の回転速度を「停止」−「運転」の1段階に制御する場合について説明したが、冷却ファン46の回転速度を複数段階、例えば「停止」−「小」−「中」−「大」の3段階に制御することもできる。
また、充電制御装置38は、冷却水の温度Tとポンプ48の回転速度とを対応づけたマップを記憶している。このマップから、冷却水の温度Tに対応するポンプ48の回転速度が設定される。充電制御装置38は、冷却水の温度Tに基づいて設定されたポンプ48の回転速度が現状の回転速度と異なる場合、充電制御装置38は、設定された回転速度を示す制御信号をポンプ48に出力する。その制御信号により、ポンプ48の回転速度が変更され、ポンプ48の流量が変更される。具体的には、充電器36の負荷が大きくなり、冷却水の温度Tが所定温度T1以上になった場合、ポンプ48の回転速度が設定され、ポンプ48が運転する。この制御により、循環路36に冷却水が流れて充電器36の吸熱量と、ラジエータ46の放熱量とが向上するので、効果的に充電器36の負荷を処理することができる。一方、充電器36の負荷が小さくなり、冷却水の温度Tが所定温度T1未満になった場合、ポンプ48の駆動用モータの電力消費量を考慮して、ポンプ48はその運転を停止するように制御される。なお、本実施形態においては、充電制御装置38がポンプ48の回転速度を「停止」−「運転」の1段階に制御する場合について説明したが、ポンプ48の回転速度を複数段階、例えば「停止」−「小」−「中」−「大」の3段階に制御することもできる。
従来技術で述べたように、外部電源からバッテリに充電を行っているときに、充電器が収容された空間の扉が開放状態にされた場合、通常、バッテリの充電が中止される。このような充電制御を行うと、必要以上にバッテリの充電が中止されてしまい、バッテリに十分に蓄電することができないという問題があった。
そこで、この問題を解決するために、本発明に係る充電制御装置38は、充電器36によるバッテリ30の充電を行っているときに、扉開閉検知センサ39により検知される扉の開閉状態と温度センサ50により検出される温度Tとに基づいて充電器36と冷却ファン46との動作を制御することを特徴とする。
外部電源32からバッテリ30に充電を行なっているときの充電制御装置38の具体的な制御動作について図を用いて説明する。図3は、充電制御装置38の制御動作例を示すフローチャートである。
まず、ステップS100において、扉開閉検知センサ39から扉の開閉状態が検知され、扉が開状態であるか否かが判定される。扉が開状態である場合には、ステップS101に移行する、一方、扉が開状態でない、すなわち閉状態である場合には、ステップS106に移行し、安全性に問題がないとして、充電器36によるバッテリ30の充電がそのまま継続され、制御動作が終了する。
ステップS101において、温度センサ50から冷却水の温度T、すなわち充電器36の温度が検出され、この温度Tが所定温度T1以上であるか否かが判定される。温度Tが所定温度T1以上である場合には、ステップS102に移行する。一方、温度Tが所定温度T1未満である場合には、ステップS107に移行し、充電器36の負荷が小さいため、冷却ファン46が停止したまま充電器36のよるバッテリ30の充電が継続される。その後、再びステップS101に戻る。
ステップS102において、冷却ファン46の運転を停止させるとともに充電器36によるバッテリ30の充電を中止して待機させ、ステップS103に移行する。扉が開放状態のときに冷却ファン46が運転している場合、安全性に問題がある。そのため、冷却ファン46の運転を停止させる。また、冷却ファン46の停止により、充電器36の負荷が処理されなくなり充電器36が故障してしまう可能性がある。これを防止するため、充電器36の動作も停止させる。
ステップS103において、温度センサ50から冷却水の温度Tが検出され、この温度Tが所定温度T1以上であるか否かが判定される。温度Tが所定温度T1以上である場合には、ステップS104に移行する。一方、温度Tが所定温度T1未満である場合には、ステップS108に移行し、充電器36の負荷が小さくなったため、冷却ファン46が停止したまま充電器36のよるバッテリ30の充電が再開される。その後、再びステップS101に戻る。
ステップS104において、ステップS102の動作から所定時間が経過したか否かが判定される。所定時間が経過した場合には、ステップS105に移行する。所定時間が経過していない場合には、ステップS103に戻る。
ステップS105において、充電制御装置38の機能が遮断される。すなわち、充電制御装置38に内蔵されるCPUの動作が遮断され、制御動作が終了する。これにより、冷却ファン46と充電器36によるバッテリ30の充電とが完全に停止するため、安全性が確保されるとともに充電器36の故障も防止することができる。
本実施形態の充電制御装置38によれば、充電器36を介して外部電源32からバッテリ30に充電を行なっているときに、充電器36と冷却ファン46とが収容されたエンジンコンパートメントの扉が開放状態にされたときであっても、温度Tが所定温度T1未満であるという条件を満たせば、安全を考慮しつつ、バッテリ30の充電を行なうことができる。
本実施形態においては、冷却システム40が、冷却水を介して冷却ファン46により充電器36を冷却する、いわゆる水冷式である場合について説明したが、この構成に限定されない。冷却ファン46が送り出す空気により充電器36を直接冷却する、いわゆる空冷式とすることもできる。空冷式の場合、温度センサ50は充電器36に設けられ、充電器36の温度を直接検出する。
また、本実施形態において、冷却システム40が充電器36のみを冷却する場合について説明したが、この構成に限定されない。充電器36のほかに、例えば、第一及び第二MG14,16、第一及び第二インバータ24,26、コンバータ28、またはバッテリ30などの複数の電気機器を冷却することもできる。
本実施形態に係るハイブリッド車両の構成を示す図である。 充電器を冷却する冷却システムの構成を示す図である。 充電制御装置の制御動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ハイブリッド車両、30 バッテリ、32 外部電源、36 充電器、38 充電制御装置、39 扉開閉検知センサ、46 冷却ファン、50 温度センサ。

Claims (5)

  1. 車体と開閉可能な扉とにより形成された空間に収容された充電器を備え、この充電器を介して外部電源からバッテリに充電を行うように構成された車両における充電制御装置において、
    扉の開閉を検知する扉開閉検知手段と、
    充電器の温度を検出する温度検出手段と、
    温度検出部により検出された充電器の温度が所定温度以上の場合、運転して充電器を冷却する冷却ファンと、
    充電器によるバッテリの充電を行っているときに、扉開閉検知手段により検知される扉の開閉状態と温度検出手段により検出される充電器の温度とに基づいて充電器と冷却ファンとの動作を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする充電制御装置。
  2. 請求項1に記載の充電制御装置において、
    制御手段は、
    扉が開状態のときに、充電器の温度が所定温度以上の場合、冷却ファンの運転を停止させるとともに充電器によるバッテリの充電を中止して待機させ、
    扉が開状態のときに、充電器の温度が所定温度未満の場合、冷却ファンの運転を停止させたまま充電器によるバッテリの充電を継続させる、
    ことを特徴とする充電制御装置。
  3. 請求項2に記載の充電制御装置において、
    制御手段は、充電器の充電を中止して待機させた後に、充電器の温度が所定温度未満に下がった場合、充電器によるバッテリの充電を再開させる、
    ことを特徴とする充電制御装置。
  4. 請求項2または3に記載の充電制御装置において、
    制御手段は、充電器によるバッテリの充電を中止して待機させてから、充電器の温度が所定温度未満に下がらずに所定時間経過した場合、充電制御装置の機能を遮断させる、
    ことを特徴とする充電制御装置。
  5. 請求項2に記載の充電制御装置において、
    車両は、エンジンとモータとを搭載し、これらの原動機の出力により走行するハイブリッド車両であり、
    制御手段は、エンジンが停止している場合のみ、充電器と冷却ファンとの動作を制御する、
    ことを特徴とする充電制御装置。
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