JP6534199B2 - 煙突内検査装置及び検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は、煙突の内部を検査する装置及び方法に関する。
煙突の内壁の検査は、旧来、煙突の頂部や点検口からの目視にて行っていた。しかし、目視では、煙突の内径や高さ等によって確認できない箇所が出来る。また、目視であるため、記録の信頼性が低い。その対策として、例えば特許文献1では、耐熱容器内に4台のテレビカメラを設置し、煙突の内壁を4方向から撮影して録画している。
特許第5306019号公報
特許文献1の装置は、大掛かりであり、重量も重い。そのため、人力で持ち上げるのは不可能であり、大型クレーンで煙突の頂部まで吊り上げて煙突の内部に吊り降ろす必要があった。したがって、近くに大型クレーンを設置できない場所では使用することができなかった。また大型であるため、小径の煙突には挿入不能であった。
前記問題点を解決するために、本発明装置は、煙突の内部を検査する煙突内検査装置であって、
前記煙突内に吊り降し可能なカメラヘッドと、
前記煙突の外部に配置されるとともに前記カメラヘッドと有線接続されたコントローラと、
を備え、
前記カメラヘッドが、吊り力受け部を有するヘッド本体と、前記ヘッド本体に支持されるとともに少なくとも側方及び下方を撮影可能かつ撮影方向可変のカメラと、前記カメラの撮影方向を変更するカメラ駆動部とを含み、
前記コントローラが、前記カメラからの撮影画像をモニタに表示させる表示処理部と、前記カメラ駆動部を遠隔操作する遠隔操作部とを含むことを特徴とする。
この煙突内検査装置によれば、特許文献1等の従来の煙突内検査装置と比べ、カメラの数を少なくでき、カメラヘッドをコンパクト化及び軽量化できる。したがって、小径の煙突にも確実に挿入できる。その一方で、カメラを撮影方向可変とすることによって、カメラの数が少なくても、煙突内の観察したい方向又は箇所を確実に観察することができ、検査の信頼性を確保できる。
また、カメラヘッドとコントローラとを有線接続することによって信号の伝送不良(通信不良)が起きるのを確実に防止でき、煙突内の観察やカメラヘッドの制御を支障なく確実に行うことができるだけでなく、カメラヘッドに無線送受信機を積み込む必要が無く、カメラヘッドを一層コンパクト化及び軽量化できる。
したがって、カメラヘッドを作業者が持って煙突に上がる等、取扱いを容易化でき、煙突内検査を簡易に行うことができる。この結果、施工期間を短縮でき、施工コストを低廉化できる。
前記カメラが、前記ヘッド本体に対して鉛直軸線及び水平軸線のうち少なくとも鉛直軸線のまわりに回転可能であることが好ましい。これによって、カメラヘッドを確実に撮影方向可変にできる。また、カメラヘッドの側方の煙突内壁を周方向にわたって撮影でき、検査の信頼性を高めることができる。
ここで、鉛直軸線は、吊り下げられたカメラヘッドが中立位置(揺れていないときの位置又は揺れの中心の位置)にあるときほぼ鉛直を向く軸線であり、厳密な鉛直に限られず、鉛直に対して多少(例えば20°程度以内)傾いていてもよい。また、水平軸線は、前記中立位置でほぼ水平を向く軸線であり、厳密な水平に限られず、水平に対して多少(例えば20°程度以内)傾いていてもよい。
前記煙突内における前記カメラヘッドの挿入深度を計測する深度計を備え、
前記表示処理部が、前記計測した挿入深度を前記撮影画像と共に前記モニタに表示することが好ましい。
これによって、モニタに表示された画像が、煙突内のどの高さのものであるかを簡単に判別でき、検査の効率を高めることができる。
また、本発明方法は、煙突の内部を検査する煙突内検査方法であって、
少なくとも側方及び下方を撮影可能かつ撮影方向可変のカメラを搭載したカメラヘッドを煙突の頂部から内部に吊り降ろし、
前記カメラによって煙突の内部を撮影し、
前記煙突の外部において前記カメラの撮影画像をモニタに表示するとともに、前記カメラヘッドと有線接続したコントローラによって前記カメラの撮影方向を遠隔制御することを特徴とする。
これによって、カメラヘッドをコンパクト化及び軽量化して、小径の煙突にも確実に挿入できる。また、カメラヘッドを作業者が持って煙突に上がることができる等、取扱いを容易化できる。これによって、煙突内検査を簡易に行うことができる。この結果、施工期間を短縮でき、施工コストを低廉化できる。しかも、煙突内の観察したい方向又は箇所を確実に観察することができ、検査の信頼性を確保できる。
煙突内において前記カメラにて下方を撮影しながら前記カメラヘッドを間欠的に下降させ、かつ、下降を停止する度に、前記カメラを前記カメラヘッドに対して鉛直な軸線まわりに回転させながら側方を撮影することが好ましい。
これによって、煙突内を隈なく観察できる。また、下降時には下方を撮影することによって、カメラヘッドより下側の煙突の内部の概要を把握できるとともに、煙突内に障害物が有った場合、カメラヘッドがその障害物に当たるのを回避できる。
本発明によれば、煙突内を撮影するカメラヘッドをコンパクト化及び軽量化して、煙突内検査を簡易に行うことができる。また、煙突内の観察したい方向又は箇所を確実に観察することができ、検査の信頼性を確保できる。
図1は、本発明の第1実施形態を示し、煙突内検査装置によって比較的低い煙突の内部を検査する様子を概略的に示す側面図である。 図2(a)は、前記煙突内検査装置のカメラヘッドの正面図である。図2(b)は、前記カメラヘッドの内部構造を解説的に示す側面図である。図2(c)は、前記カメラヘッドの底面図である。 図3は、本発明の第2実施形態を示し、煙突内検査装置によって比較的高い煙突の内部を検査する様子を概略的に示す側面図である。 図4は、本発明の第3実施形態を示し、煙突内検査装置によってビル用の煙突の内部を検査する様子を概略的に示す側面図である。 図5は、本発明の第4実施形態であり、同図(a)は、カメラの内部構造の変形例を示す側面図である。同図(b)は、カメラの内部構造の他の変形例を示す側面図である。 図6は、本発明の第5実施形態であり、同図(a)は、カメラヘッドの変形例を示す正面図である。同図(b)は、同図(a)のVIb−VIb線に沿う側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1〜図2は、本発明の第1実施形態を示したものである。図1に示すように、第1実施形態では、比較的低い煙突9Lを煙突内検査装置1によって検査している。煙突9Lの高さは、例えば数十m以下である。煙突内検査装置1は、カメラヘッド10と、コントローラ20とを備えている。カメラヘッド10は煙突9Lの内部に挿入される。コントローラ20は、煙突9Lの外部に配置される。
詳述すると、図2に示すように、カメラヘッド10は、ヘッド本体11と、カメラ12と、カメラ駆動部13を含み、軸線Lを鉛直に向けた筒状になっている。カメラヘッド10の直径は、例えば100mm〜200mm程度であり、好ましくは150mm程度である。したがって、カメラヘッド10は、内径200mm程度以上の煙突9Lであれば十分に挿入可能である。カメラヘッド10の軸長は、例えば300mm〜500mm程度であり、好ましくは350mm〜400mm程度である。カメラヘッド10の重量は、数kgであり、例えば3kg〜5kg程度である。
図2に示すように、ヘッド本体11は筒状になっている。ヘッド本体11の上面部には、アイボルト11b(吊り力受け部)及びケーブルコネクタ11cが設けられている。図1に示すように、アイボルト11bには、スイベルフック32(回転力縁切り手段)を介して吊りケーブル30の先端部が繋止されている。吊りケーブル30は、地上Fに設置したウィンチ31から繰り出されている。この吊りケーブル30によってカメラヘッド10が吊り下げられた状態で煙突9L内に差し入れられている。
ヘッド本体11の下側部にカメラ12が支持されている。カメラ12は、ヘッド本体11よりも少し小径の筒状になっており、ヘッド本体11から下方へ突出されている。カメラ12は、ヘッド本体11に対して軸線Lのまわりに360°回転可能になっている。
図2に示すように、カメラ12は、2つの対物レンズ12a,12bと、切り替え手段12cと、撮像素子12dを有している。図2(a)に示すように、側方視対物レンズ12aは、カメラ12の外周面の一箇所に設けられている。図2(c)に示すように、下方視対物レンズ12bは、カメラ12の下端面に設けられている。したがって、カメラ12は側方及び下方を撮影できる。しかも、軸線Lのまわりに回転されることによって、側方を全周にわたって撮影できる。要するに、カメラ12は、撮影方向可変になっている。
各対物レンズ12a,12bの周囲には、LEDからなる照明14が設けられている。
図2(b)に示す切り替え手段12cは、例えば反射鏡などの光学素子や、この光学素子や撮像素子12dを動かす移動機構や遮断器などの機械素子にて構成されている。この切り替え手段12cによって、側方視対物レンズ12a及び下方視対物レンズ12bのうち何れか一方からの入射光が選択され、他方からの入射光は遮断される。選択された入射光が撮像素子12dに結像される。撮像素子12dは、例えばCCDにて構成され、結像した光を電気信号に変換する。
図2(b)において簡略的に図示するが、カメラ駆動部13は、光学系駆動部13a、切り替え駆動部13c、回転駆動部13f等を含む。光学系駆動部13aの駆動によってカメラ12のフォーカス、ズーム、アイリス等の各種カメラ機能が調節される。また、切り替え駆動部13cの駆動によって切り替え手段12cが操作され、撮像素子12dに結像される入射光が切り替わり、ひいては側方視と下方視が切り替わる。回転駆動部13fは、モータ及び回転力伝達機構を含む。回転力伝達機構は、歯車、チェーン、ベルト・プーリ等にて構成され、モータの回転トルクをカメラ12に伝達する。これによってカメラ12を鉛直軸線Lまわりに回転駆動させることができる。
さらに、カメラ12には方位計15が格納されている。方位計15は、磁気センサにて構成され、地磁気を検知するとともにこの地磁気に対するカメラ12の向き(方位)に応じた電気信号を出力する。
図1に示すように、コントローラ20は、地上Fに設置されている。コントローラ20には、表示処理部22、遠隔操作部23、及び電源回路26等が格納されている。また、コントローラ20には、モニタ29が付設されている。表示処理部22がモニタ29に接続されている。遠隔操作部23は、マイコン等を含む処理回路のほか、コントローラ20の操作盤に設けられた各種操作ツマミ23a,23c,23f等を含む。光学系操作ツマミ23aは、光学系駆動部13aの遠隔操作に用いられる。切り替え操作ツマミ23cは、切り替え駆動部13cの遠隔操作に用いられる。回転操作ツマミ23fは、回転駆動部13fの遠隔操作に用いられる。電源回路26は、外部電源(図示せず)に接続され、外部電源から電力を受けるとともに、煙突内検査装置1の各電気要素へ電力を供給する。
カメラヘッド10とコントローラ20とは、信号ケーブル40を介して有線接続されている。信号ケーブル40の煙突9L側の端部には先端コネクタ41が設けられ、この先端コネクタ41がカメラヘッド10のケーブルコネクタ11cに着脱可能に接続されている。信号ケーブル40の地上F側の端部には基端コネクタ42が設けられ、この基端コネクタ42がコントローラ20に着脱可能に接続されている。詳細な図示は省略するが、信号ケーブル40には、撮像素子12dからの画像信号を表示処理部22へ伝送する画像信号線、遠隔操作部23からの操作信号をカメラ駆動部13等へ伝送する操作信号線、方位計15の方位計測信号をコントローラ20へ伝送する方位信号線、電源回路26からの電力をカメラ駆動部13や照明14等へ供給する電力線等が収容されている。
更に、図1に示すように、地上F(煙突9Lの外部)には、深度計50が設置されている。深度計50は、プーリ51と、回転量計測部52とを有している。プーリ51に信号ケーブル40の中途部が掛け回されている。信号ケーブル40の繰り出しに応じてプーリ51が回転される。回転量計測部52は、プーリ51の回転量を計測してその計測値をコントローラ20に入力する。プーリ51の回転量は、煙突9L内におけるカメラヘッド10の挿入深度(煙突9Lの頂部からカメラヘッド10までの距離)と相関する。
煙突内検査装置1によって煙突9Lの内壁の検査する方法を説明する。
<準備工程>
まず、煙突9Lの外側に足場(図示省略)を組む。この足場の上部に作業台93を設置する。この作業台93上に吊り架台91を組んで煙突9Lの頂部上に架け渡す。なお、作業台93は、昇降可能なゴンドラであってもよい。また、煙突9Lの頂部付近の外周部にデッキが一体に設けられている場合は、このデッキを作業台93として利用できる。
煙突9Lの内部には、4つ(複数)の目印ケーブル4を周方向に間隔をあけてほぼ鉛直に張り渡す。4つの目印ケーブル4は、互いに色が異なっており、煙突9L内の向き(方位)の目印となる。
次いで、カメラヘッド10を地上Fから煙突9Lの頂部まで上げる。カメラヘッド10は、軽量かつ小型であるから、ゴンドラ等で十分に運搬可能である。或いは、作業者がカメラヘッド10を持って足場を昇ることもできる。したがって、クレーンを用いる必要が無い。よって、煙突内検査装置1は、クレーンを設置するのが困難な場所にある煙突9Lに対しても適用することができる。
また、信号ケーブル40の先端部を煙突9Lの頂部まで上げて、先端コネクタ41をカメラヘッド10のケーブルコネクタ11cに接続する。地上Fにはコントローラ20を設置し、これに基端コネクタ42を接続する。さらに、ウィンチ31から吊りケーブル30を繰り出す。この吊りケーブル30の先端部を煙突9Lの頂部まで上げて、吊り架台91の滑車92に掛け回すとともに、スイベルフック32を介してカメラヘッド10のアイボルト11bに繋止する。これによって、カメラヘッド10を吊り下げる。
<検査工程>
煙突9L内の検査は、複数の作業者A1〜A5等によって行う。なお、図1において、作業者A1は、カメラヘッド10の降下に伴って信号ケーブル40を煙突9L内に挿し入れる係りであり、作業者A2は、連絡係りであり、作業者A3は、ウィンチ31の操作係りであり、作業者A4は、コントローラ20によってカメラ12を遠隔操作する係りであり、作業者A5は補助者である。
これら作業者A1〜A5等の連携によって、ウィンチ31を動かして吊りケーブル30を繰り出すことで、カメラヘッド10を下降させて煙突9Lの頂部から煙突9Lの内部に挿し入れる。カメラヘッド10は小径でコンパクトであるから、内径の小さい小型の煙突9Lにも確実に挿入することができる。
そして、カメラ12によって煙突9Lの内壁を撮影する。側方視対物レンズ12aによってカメラヘッド10の側方の煙突内壁を撮影できる。このとき、回転操作ツマミ23fによって回転駆動部13fを遠隔操作することにより、カメラ12を軸線Lまわりに回転させて撮影方向を周方向に変更できる。これによって、側方を周方向の広範囲にわたって撮影でき、更には全周にわたって撮影できる。
また、下方視対物レンズ12bによってカメラヘッド10よりも下方の煙突内部を撮影できる。カメラ12は側方視と下方視との間でも撮影方向可変である。側方視と下方視を切り替える際は、切り替え操作ツマミ23cによって、切り替え駆動部13cを介して、切り替え手段12cを遠隔操作する。これによって、側方視対物レンズ12a及び下方視対物レンズ12bのうち入射光を取り込むレンズが選択される。選択された入射光が撮像素子12dによって電気信号(撮像信号)に変換される。したがって、1つの撮像素子12dによって側方視と下方視の両方に対応できる。
前記撮像信号は、信号ケーブル40を伝ってコントローラ20の表示処理部22に入力される。表示処理部22は、この撮像信号をビデオ信号に変換してモニタ29に出力する。これによって、カメラ12による煙突9L内の撮影画像(映像)をモニタ29によってリアルタイムに観察できる。そして、モニタ29の画像を見ながら、光学系操作ツマミ23aによって光学系駆動部13aを遠隔操作することによって、カメラ12のフォーカス、ズーム、アイリス等を調節できる。したがって、煙突9L内の観察したい箇所の画像を確実に、かつ鮮明に撮ることができ、検査精度を向上できる。
煙突9L内が暗くても、照明14をつけることによって確実に撮影できる。なお、LEDからなる照明14は指向性が高いから、補助ランプや照射光散乱材を設けて照明範囲を広げてもよい。
好ましくは、下方視対物レンズ12bによって下方を撮影しながらカメラヘッド10を下降させ、かつ、ある高さだけ下降したら、そこで下降を止める。そして、カメラ12を回転させながら側方視対物レンズ12aによって側方を撮影する。この操作を繰り返す。これによって、煙突9L内を隈なく確実に観察できる。下降のピッチは、例えば1m〜10m程度であり、好ましくは5m程度である。下降時には下方を撮影することによって、煙突9L内に障害物が有った場合、カメラヘッド10がその障害物に当たるのを回避できる。また、下方視の画像にはカメラヘッド10より下側の煙突9Lの内壁の全周が入るから、煙突9Lの内部の概要を把握することができる。
カメラヘッド10の下降に伴って、信号ケーブル40が繰り出され、プーリ51が回転する。この回転量が回転量計測部52にて計測されてコントローラ20に入力される。コントローラ20は、この計測回転量に基づいて、カメラヘッド10の煙突9L内への挿入深度(煙突9Lの頂部からカメラヘッド10までの距離)を算出する。算出した挿入深度は、撮影画像と共にモニタ29に表示できる。これによって、その撮影画像が、煙突9L内のどの高さのものであるかを簡単に判別でき、検査の効率を高めることができる。
また、方位計15によってカメラ12の向きが検知される。この方位検知信号が信号ケーブル40を介してコントローラ20に入力される。コントローラ20は、検知した方位をも、撮影画像と共にモニタ29に表示する。これによって、撮影画像の向き(方位)を簡単に判別できる。側方視においては、煙突9L内のどの周方向位置を撮っているかを簡単に判別できる。これによって、検査効率を一層高めることができる。
好ましくは、撮影画像をDVD等の記憶媒体に記憶させる。これによって、検査の信頼性を確保できる。より好ましくは、前記挿入深度や方位をも撮影画像と一緒に記憶させておく。
煙突内検査装置1によれば、特許文献1等の従来の煙突内検査装置と比べ、カメラ12の数を少なくすることで、カメラヘッド10をコンパクト化及び軽量化できる。
その一方で、カメラ12を撮影方向可変とすることによって、カメラ12の数が少なくても、煙突9L内の観察したい方向又は箇所を確実に観察することができる。さらには、カメラ12の撮影方向を360°にわたって可変にすることによって、カメラ12の数が1つだけであっても、煙突9L内の任意の方向を観察することができる。これによって、検査の信頼性を高めることができる。
また、スイベルフック32によって、吊りケーブル30とヘッド本体11との間で回転力又は捩り力が伝達されるのを遮断できる。これによって、ヘッド本体11の向きを安定させることができる。したがって、カメラ12を所望の方向に容易に向けることができ、所望箇所の観察を確実に行うことができる。
また、煙突内検査装置1によれば、カメラヘッド10とコントローラ20とを信号ケーブル40によって有線接続することによって、撮影信号や操作信号をカメラヘッド10及びコントローラ20どうし間で確実に伝送でき、通信不良が起きるのを確実に防止できる。したがって、煙突9L内の観察やカメラヘッド10の制御を支障なく確実に行うことができる。しかも、有線接続とすることによって、カメラヘッド10に無線送受信機を積み込む必要が無く、カメラヘッド10を一層コンパクト化及び軽量化でき、かつ設備コストを低減できる。
さらには、信号ケーブル40を介して外部からカメラヘッド10に電力供給できるから、カメラヘッド10にバッテリーを積み込む必要がなく、より一層のコンパクト化及び軽量化を図ることができる。かつ照明14としてLEDを用いることで、一層確実にコンパクト化及び軽量化できる。
したがって、前述したように、カメラヘッド10を作業者が持ったりゴンドラに積んだりして煙突9Lの頂部まで簡単に運べる等、取扱いを容易化でき、煙突内検査を簡易に行うことができる。この結果、施工期間を短縮でき、施工コストを低廉化できる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において、既述の形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を省略する。
図3は、本発明の第2実施形態を示したものである。この実施形態では、比較的高い煙突9Hを煙突内検査装置1にて検査している。煙突9Hの高さは、例えば百m超〜数百mである。煙突9Hの外側には、複数のマスト状足場94が鉛直に組まれている。これらマスト状足場94には、昇降作業台95(ワークプラットホーム)が昇降可能に設置されている。この昇降作業台95にコントローラ20及びウィンチ31を搭載する。コントローラ20及びウィンチ31は、昇降作業台95に余裕をもって搭載可能な大きさ及び重量である。そして、昇降作業台95を上昇させることによって、昇降作業台95ひいてはコントローラ20及びウィンチ31を煙突9Hの頂部近くに配置する。これによって、高い煙突9Hであっても、吊りケーブル30及び信号ケーブル40の必要長さを、地上Fから吊りケーブル30及び信号ケーブル40を繰り出す場合よりも短くできる。
なお、深度計50は、煙突9Hの頂部の縁に設けられているが、作業台93又は95に設けてもよい。
第2実施形態においても、下方視対物レンズ12bによって下方を撮影しながらカメラヘッド10を間欠的に下降させ、かつ、下降を停止するたびに、カメラ12を回転させながら側方視対物レンズ12aによって側方を撮影することが好ましい。下降ピッチは、例えば1m〜10m程度、好ましくは5m程度である。また、煙突9H内の挿入深度などに応じて下降のピッチを変えてもよい。
図4は、本発明の第3実施形態を示したものである。この実施形態では、ビル96(建物)に付属した煙突9Bを煙突内検査装置1にて検査している。煙突9Bは、ビル96の内部から立ち上がり、又は外壁に沿って立設されるとともに、屋上96aから上へ突出されている。この場合、屋上96aに足場97を煙突9Bに沿うように構築する。この足場97を利用して、煙突9Bの頂部に水平ガイド98を設置する。
また、カメラヘッド10、コントローラ20及び深度計50等を屋上96aまで搬送する。搬送は、ビル96のエレベータを使って簡単に行なうことができる。さらに、カメラヘッド10については、足場97を使って煙突9Bの頂上近くまで上げる。カメラヘッド10は軽量かつ小型であるため、人手で簡単に持ち運ぶことができる。
そして、水平ガイド98から信号ケーブル40の先端部を煙突9B内に向けて垂らすとともに、先端コネクタ41にカメラヘッド10のケーブルコネクタ11cを連結する。この信号ケーブル40によってカメラヘッド10を吊った状態で支持する。したがって、第3実施形態においては、ケーブルコネクタ11cが吊り力受け部となる。信号ケーブル40には耐張力ワイヤが内蔵されており、カメラヘッド10の荷重(数kg)を十分に負担し得る引張強度を有している。したがって、吊りケーブル30は不要である。また、スイベルフック32に代えて、複数の回り止めロープ5をアイボルト11bに繋止するとともに、これら回り止めロープ5を煙突9Bの頂部の互いに異なる周方向位置へ向けて張り渡す。これによって、ヘッド本体11を回り止めできる。
その後、信号ケーブル40を繰り出すことによって、カメラヘッド10を下降させながら煙突9Bの内部を撮影する。通常、ビル用の煙突9Bの直径は200mm程度であるが、カメラヘッド10はこれよりも十分に小径にできる。したがって、カメラヘッド10を煙突9B内に支障なく挿入できる。
図5に示す第4実施形態は、カメラ12の内部構造の変形例に係る。図5(a)に示す変形例では、カメラ12の内部に、各対物レンズ12a,12bに対応する2つの撮像素子12d,12dと、信号切り替え手段12eとが設けられている。信号切り替え手段12eによって2つの撮像素子12d,12dからの撮像信号の何れか一方が選択される。選択された撮像信号が、図1等に示す信号ケーブル40によってコントローラ20へ伝送される。これによって、モニタ29において、側方視と下方視を切り替えて表示することができる。コントローラ20の切り替え操作ツマミ23cによって、切り替え駆動部13cを介して信号切り替え手段12eを遠隔操作することによって、前記側方視と下方視の切り替えを行うことができる。
図5(b)に示す変形例では、カメラ12の内部に、各対物レンズ12a,12bに対応する2つの撮像素子12d,12dが設けられる一方、切り替え手段12c,12e及び切り替え駆動部13cは省略されている。これによって、2つの撮像素子12d,12dからの画像信号が、同時併行して、信号ケーブル40によってコントローラ20へ伝送される。詳細な図示は省略するが、信号ケーブル40には、2つの撮像素子12d,12dに対応して、2つの画像信号線が収容されている。これによって、側方視の画像と下方視の画像の両方を同時にモニタ29に表示させることができる。なお、コントローラ20に画像切り替え手段を設けることによって、側方視の画像と下方視の画像の何れか一方を選択して、モニタ29に表示させるようにしてもよい。
図6に示す第5実施形態は、カメラヘッドの変形例に係る。このカメラヘッド60は、ヘッド本体61と、カメラ62とを備えている。ヘッド本体61の上端部には、アイボルト11b及びケーブルコネクタ11cが設けられている。ヘッド本体61の内部にはカメラ駆動部13が格納されている。ヘッド本体61の周側部には補助照明64Aが設けられている。補助照明64Aは、例えばハロゲンランプにて構成されている。
ヘッド本体61の下方に連結機構63を介してカメラ62が設けられている。カメラ62の先端面に対物レンズ62aが設けられている。対物レンズ62aのまわりには、複数の照明64が設けられている。照明64は、ハロゲンランプ又はLEDにて構成されている。第5実施形態における対物レンズ62aの数は1つである。したがって、カメラ62には切り替え手段12cが設けられていない。また、カメラ駆動部13には切り替え駆動部13cが設けられていない。さらに図示は省略するが、コントローラ20の切り替え操作ツマミ23cは不要である。
連結機構63は、回転盤63aと、一対の支持脚部63b,63bとを含む。回転盤63aは、ヘッド本体61の底部に配置されるとともに、鉛直な軸線Lまわりに360°回転可能になっている。この回転盤63aから一対の支持脚部63b,63bが垂下されている。支持脚部63b,63bは、軸線Lと直交する水平な軸線Lに沿って対向している。これら支持脚部63b,63bどうしの間にカメラ62が挟持されている。回転盤63aが軸線Lまわりに回転すると、これと一体になってカメラ62も軸線Lまわりに回転される。しかも、カメラ62は、先端面が真下を向く位置(図6(a)の二点鎖線)を中心にして軸線Lのまわりに180°回転可能になっている。したがって、カメラ62は、連結機構63を介して、ヘッド本体61に対して2つの直交する軸線L,Lのまわりに回転可能に連結されている。
詳細な図示は省略するが、カメラ駆動部13の回転駆動部13fは、内蔵モータの回転トルクを、回転盤63aの軸線Lまわりの回転トルクと、カメラ62の軸線Lまわりの回転トルクとの一方に選択的に変換する変換機構を含む。前記変換機構を含むカメラ駆動部13は、遠隔操作部23(図1等参照)によって遠隔操作される。これによって、回転盤63aひいてはカメラ62を軸線Lのまわりに回転させたり、カメラ62を軸線Lのまわりに回転させたりできる。したがって、第5実施形態のカメラヘッド60によれば、1つの対物レンズ62a及び1つの撮像素子12dによって撮影方向可変になっている。しかも、カメラヘッド60より下側の半球領域内の任意の方向を撮影することができる。つまり、側方及び下方だけでなく、斜め下方向をも観察できる。
なお、回転駆動部13fが、回転盤63aを軸線Lまわりに回転させるモータと、カメラ62を軸線Lまわりに回転させるモータとを別々に有していてもよい。
片側の支持脚部63bには方位計支持部66が設けられている。方位計支持部66は、支持脚部63bから下方へ延びるとともに、下端部がL字状に折れ曲がった板形状になっている。この方位計支持部66の下端部に方位計65が上向きに支持されている。これによって、図6(a)の二点鎖線にて示すように、カメラ62を下方へ向けると、カメラ62の撮影領域内に方位計65が入ることで、モニタ29に方位計65が映される。これによって、カメラヘッド60の向きを確認できる。ひいては、煙突9L,9H,9Bのどの方向(方位)の内壁を見ているかを判別できる。
本発明は、前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変をなすことができる。
例えば、カメラヘッドの構造は、適宜改変できる。
カメラの外周部に、複数の側方視対物レンズ12a,12a…を互いに周方向に間隔を置いて配置し、これら側方視対物レンズ12a,12a…への入射光の何れか1つを選択的に撮像素子12dに結像させることで、周方向に撮影方向可変にしてもよい。この場合、カメラは、カメラヘッドに対して回転可能でなくてもよい。
なお、回転可能とする場合は、カメラが、ヘッド本体に対して鉛直軸線及び水平軸線のうち少なくとも鉛直軸線のまわりに回転可能であることが好ましい(第1実施形態等参照)。
カメラが、当該カメラより上側方向をも撮影できるようにしてもよく、水平方向及び鉛直方向のほぼ全方位にわたって撮影できるようにしてもよい。
第1実施形態等のカメラヘッド10において、カメラ12のヘッド本体11に対する鉛直軸線Lのまわりの回転可能範囲は、360°未満であってもよく、360°超であってもよい。
煙突の内壁を遠隔操作によって触診する遠隔触診部をカメラヘッドに付加してもよい。あるいは、超音波等で非破壊検査する検査部をカメラヘッドに付加してもよい。
途中に折れ曲がり部を有する煙突に対応するために、カメラヘッドに自走機構を付加してもよい。
吊りケーブル30の捩じれ等によってカメラヘッド全体が回転するときは、カメラを、カメラヘッドの回転とは逆回りに回転させることで、周方向の定位置を観察するようにしてもよい。
複数の実施形態を互いに組み合わせてもよい。例えば、ビル用煙突9B以外の煙突9L,9Hにおいても、信号ケーブル40にてカメラヘッド10を吊り下げ支持することとし、吊りケーブル30を省略してもよい。また、ビル用煙突9Bにおいても、カメラヘッド10を吊りケーブル30によって吊り下げ支持することにしてもよい。
検査対象の煙突の種類は、実施形態の煙突9L,9H,9Bに限られない。
本発明は、例えば煙突の内部を検査する検査システムに適用できる。
1 煙突内検査装置
9L,9H,9B 煙突
10 カメラヘッド
11 ヘッド本体
12 カメラ
13 カメラ駆動部
20 コントローラ
22 表示処理部
23 遠隔操作部
29 モニタ
40 信号ケーブル
50 深度計
60 カメラヘッド
61 ヘッド本体
62 カメラ
鉛直軸線
水平軸線

Claims (5)

  1. 煙突の内部を検査する煙突内検査装置であって、
    前記煙突内に吊り降し可能なカメラヘッドと、
    前記煙突の外部に配置されるとともに前記カメラヘッドと有線接続されたコントローラと、
    を備え、
    前記カメラヘッドが、吊り力受け部を有するヘッド本体と、前記ヘッド本体に支持されるとともに少なくとも側方及び下方を撮影可能かつ撮影方向可変のカメラと、前記カメラの撮影方向を変更するカメラ駆動部とを含み、
    前記コントローラが、前記カメラからの撮影画像をモニタに表示させる表示処理部と、前記カメラ駆動部を遠隔操作する遠隔操作部とを含み、
    前記カメラの下端面には下方視対物レンズが設けられており、前記カメラヘッドには、該カメラヘッドの一側部から下方へ延びるとともに下端部がL字状に折れ曲がった板形状の方位計支持部が設けられ、前記方位計支持部の前記下端部の上面に方位計が上向きに支持されており、前記カメラの下方への撮影領域内に前記方位計が入ることを特徴とする煙突内検査装置。
  2. 煙突の内部を検査する煙突内検査装置であって、
    前記煙突内に吊り降し可能なカメラヘッドと、
    前記煙突の外部に配置されるとともに前記カメラヘッドと有線接続されたコントローラと、
    を備え、
    前記カメラヘッドが、吊り力受け部を有するヘッド本体と、前記ヘッド本体に支持されるとともに少なくとも側方及び下方を撮影可能かつ撮影方向可変のカメラと、前記カメラの撮影方向を変更するカメラ駆動部とを含み、
    前記コントローラが、前記カメラからの撮影画像をモニタに表示させる表示処理部と、前記カメラ駆動部を遠隔操作する遠隔操作部とを含み、
    前記カメラが、前記ヘッド本体に対して鉛直軸線まわりに回転可能かつ水平軸線まわりに回転可能であり、前記カメラヘッドには、該カメラヘッドの一側部から下方へ延びるとともに下端部がL字状に折れ曲がった板形状の方位計支持部が設けられ、前記方位計支持部の前記下端部の上面に方位計が上向きに支持されており、前記カメラの下方への撮影領域内に前記方位計が入ることを特徴とする煙突内検査装置。
  3. 前記煙突内における前記カメラヘッドの挿入深度を計測する深度計を備え、
    前記表示処理部が、前記計測した挿入深度を前記撮影画像と共に前記モニタに表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の煙突内検査装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の煙突内検査装置を用いて煙突の内部を検査する煙突内検査方法であって、
    前記煙突内検査装置のカメラヘッドを煙突の頂部から内部に吊り降ろし、
    前記カメラヘッドのカメラによって煙突の内部を撮影し、
    前記煙突の外部において前記カメラの撮影画像をモニタに表示するとともに、前記カメラヘッドと有線接続したコントローラによって前記カメラの撮影方向を遠隔制御し、
    前記カメラによって下方を撮影するとき、前記カメラヘッドから下方へ延びる板形状の方位計支持部のL字状に折れ曲がった下端部の上面に上向きに支持された方位計が撮影領域内に入ることを特徴とする煙突内検査方法。
  5. 煙突内において前記カメラにて下方を撮影しながら前記カメラヘッドを間欠的に下降させ、かつ、下降を停止する度に、前記カメラを前記カメラヘッドに対して鉛直な軸線まわりに回転させながら側方を撮影することを特徴とする請求項4に記載の煙突内検査方法。
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