JP6531075B2 - 圧着紙 - Google Patents

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Description

本発明は、圧着はがきや配送伝票等に好適に用いられ、特に、基材シートの少なくとも片面に感圧接着剤層を設けてなる疑似接着可能なインクジェット記録等の記録に好適に用いられる圧着紙に関する
圧着はがきや配送伝票等には、いわゆる先糊方式のインクジェット用圧着紙が用いられている。このインクジェット用圧着紙は、基材シートの少なくとも片面に感圧接着剤層を設けてなり、感圧接着剤層面にインクジェットプリンターにより画像を記録することが可能である。そして、例えば親展面(感圧接着剤層)を片面に有する2枚の用紙の親展面同士をプレス機等により圧着した後、必要時に剥離することができ、剥離することによって親展面に印字されている情報を確認できる。又、片面の感圧接着剤層を内側にして2つ折りとした見開きタイプの圧着紙、または、感圧接着剤層を両面に有し、Z型に3つ折りとした両開きタイプ等の圧着紙の形態も存在する。
上記のインクジェット用圧着紙には、圧着紙として要求される機能に加え、水溶性インクを使用対象とする一般的なインクジェット用紙と同じく、印字品質、インクの耐水性及び耐候性、インクの乾燥性、インクの裏抜け防止性能等が要求される。これらの品質の中でも、圧着はがきの郵送中の雨濡れ等による事故防止の点から、インクの耐水性が特に要求される。
この耐水性は、直接染料又は酸性染料を着色剤とした水溶性インクを用いてインクジェット記録を行った際の耐水性である。この種の水溶性インクは、染料分子中のスルホン基及び/又はカルボキシル基の塩によって染料の水溶化がなされており、染料分子中の水溶性を付与する部分は強い負の電荷を帯びている。従来、水溶性インクによるインクジェット記録画像の耐水化方法として、インク受理層にカチオン性ポリマーを含有させて電荷的に染料分子を捕捉し、インク中の水の蒸発に伴って近接した両者間にファンデルワールス力を働かせて染料分子をインクジェット受理層に固定することが行われている。カチオン性ポリマーとして、具体的には、例えば4級化ポリビニルピリジン、ポリエチレンイミン、4級化ポリエチレンイミン、ポリアリルスルフォン、ジシアンジアミド縮合物、ポリエチレンポリアミン系ポリマー、ポリアリルアミン、ポリジアリルアミン等、多くのカチオン性ポリマーが用いられている。
このような水溶性インクによるインクジェット記録画像の耐水化方法として、インク受理層中に多価金属塩類を含有させ、インクの染料を不溶化する方法が開示されている(特許文献1、2)。又、カチオン性ポリマー層上にアニオン性塗工層を形成して2層構造の塗被層を支持体上に設け、その塗被層によってインクの耐水性を改善したインクジェット用紙が開示されている(特許文献3、4)。
又、沈降法合成シリカ、ポリビニルアルコールが分散されたアクリル酸エステル系エマルジョン、カチオン性樹脂及び天然ゴム系エマルジョンを含有する感圧接着層を支持体上に設けたインクジェット用インク受理可能な再剥離性圧着記録用紙が開示されている(特許文献5)。
又、感圧接着層として、天然ゴム系エマルジョンと滑剤(ワックス)とを含有する記録用紙や、天然ゴム系エマルジョンと界面活性剤とを含有する記録用紙が開示されている(特許文献6、7)。
特開昭55−53591号公報 特開昭60−49990号公報 特開平5−124329号公報 特開平7−149038号公報 特開2004−90593号公報 特許第4815099号公報 特許第4839003号公報
しかしながら、圧着紙の感圧接着剤層に用いる接着剤組成物はアニオン分散系であり、カチオン性ポリマーや多価金属塩類と反応して凝集が起こるため、これらを同時に混合することができず、感圧接着剤層にインクジェット記録適性(インク耐水性)を付与することが困難である。
天然ゴム系エマルジョンを用いた特許文献6、7記載の記録用紙の場合、滑剤(ワックス)の含有量が多過ぎると、感圧接着剤層面にインクジェットプリンターにより画像を記録、プレス機等により圧着した後に、インクジェット記録画像が対向する感圧接着剤層に転移する、いわゆるセットオフの問題が発生する。セットオフが発生すると、対向する感圧接着剤層における記録画像の視認性が低下してしまう。又、界面活性剤の含有量が多過ぎると、インクジェット記録画像に印字ムラが生じて品位が低下してしまう。
すなわち、本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、印字ムラや、圧着後のセットオフを防止して、インクジェット記録等の記録が可能な感圧接着剤層を設けた圧着紙の提供を目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の圧着紙は、基材シートの少なくとも片面に感圧接着剤層を設けてなる疑似接着可能なインクジェット用圧着紙において、前記感圧接着剤層は、天然ゴム系エマルジョンを含有し、さらに該天然ゴム系エマルジョン100質量部に対し、滑剤:0.1〜0.6質量部と界面活性剤:0.1〜3.0質量部未満と、体積50%平均粒径(D50)が1〜20μmのゲル法シリカ:50〜150質量部と、を含有する。
ゲル法シリカの体積50%平均粒径(D50)が6.0〜14μmであることが好ましい。
前記ゲル法シリカの体積50%平均粒径(D50)が8.0〜11μmであることが好ましい。
前記界面活性剤は非イオン性界面活性剤であることが好ましい。


本発明によれば、印字ムラや、圧着後のセットオフを防止して、インクジェット記録等の記録が可能な感圧接着剤層を有する圧着紙が得られる。
本発明の実施の形態に係る圧着紙の構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る圧着紙の例としてインクジェット用圧着紙について説明するがインクジェット用圧着紙に限られないことはいうまでもない。圧着紙は、基材シートの少なくとも片面に感圧接着剤層を設けてなる。
図1は、本発明の実施の形態に係る圧着紙(インクジェット用圧着紙)10の構成を示す。インクジェット用圧着紙10は、基材シート2の少なくとも片面に疑似接着可能な感圧接着剤層4を設けている。そして、感圧接着剤層4に適宜インクジェット記録を行った後、感圧接着剤層4を内側にして2つ折りとし、感圧接着剤層4の記録が見られないようにする。
<感圧接着剤層>
感圧接着剤層は、天然ゴム系エマルジョンを含有し、さらに該天然ゴム系エマルジョン100質量部(固形分)に対し、滑剤:0.1〜0.6質量部(固形分)と界面活性剤:0.1〜3.0質量部未満(固形分)と、を含有する。
<天然ゴム系エマルジョン>
天然ゴム系エマルジョンとしては、天然ゴムに例えばスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリル、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、アルキル(メタ)アクリレートなどをグラフト重合したものの中から一種または二種以上を適宜選択して使用することができる。
<滑剤(ワックス)>
感圧接着剤層中の天然ゴム系エマルジョン100質量部に対し、滑剤の含有割合が0.1質量部未満であると、インクジェット用圧着紙の圧着工程でメールシーラー等のプレス機を使用して圧着を行った際に、プレス機の圧着ロールで感圧接着剤層が擦過されて圧着ロールに堆積してゆき、「ロール汚れ」が発生する。ロール汚れは、ロールの洗浄が必要になって作業性が低下したり、圧着ロールに堆積した感圧接着剤層が圧着紙に転移して圧着紙が汚れるなどの問題を引き起こす。
一方、上述の滑剤の含有割合が0.6質量部を超えると、セットオフが発生する。
ここで、2枚重ね(見開きタイプ)の片面塗工の圧着紙の場合、プレス機の圧着ロールが接触する面は、基材シートのうち感圧接着剤層と反対側の面であるのでロール汚れの問題は発生しない。一方、Z折りの両開きタイプの圧着紙は、基材シートの両面に感圧接着剤層が設けられているため、プレス機の圧着ロールが接触する面は塗工面(感圧接着剤層側の面)となる。このため、圧着ロールに感圧接着剤層が取られて堆積していき、ロール汚れの問題が発生する。
感圧接着剤層中の天然ゴム系エマルジョン100質量部に対し、滑剤を0.2〜0.5質量部含有すると好ましい。
滑剤としては、ステアリン酸、ラウリン酸、オクチル酸等の高級脂肪酸の誘導体を好適に使用できる。誘導体としては、カルシウム、マグネシウム、亜鉛等の金属塩、あるいはアミド誘導体等を例示することが可能である。本発明では、高級脂肪酸がステアリン酸であり、誘導体がカルシウム塩、亜鉛塩、アミド誘導体である滑剤、即ち、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アミドを使用すると、ロール汚れとセットオフの発生を効果的に抑制することが可能となるため好ましい。
<界面活性剤>
感圧接着剤層中の天然ゴム系エマルジョン100質量部に対し、界面活性剤の含有割合が0.1質量部未満であると、上述のセットオフが生じたり、感圧接着剤層にインクジェット記録を行った後のインクの乾燥性が低下する。上述の界面活性剤の含有割合が3.0質量部以上になると、感圧接着剤層にインクジェット記録を行った際に印字ムラが発生する。
感圧接着剤層中の天然ゴム系エマルジョン100質量部に対し、界面活性剤を0.3〜2.5質量部含有すると好ましく、0.5〜2.3質量部含有するとより好ましい。
界面活性剤としては、非イオン性界面活性剤を好適に使用でき、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等のエステル型、脂肪アルコールエトキシレート、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル等のエーテル型、アルキルグリコシド等を例示することが可能である。本発明では、エーテル型の非イオン性界面活性剤を使用すると、セットオフと印字ムラの発生を効果的に抑制することが可能となるため好ましく、より好ましくはポリオキシアルキレンアルキルエーテルである。
<微粒子充填剤>
感圧接着剤層は、感圧接着剤層中の天然ゴム系エマルジョン100質量部に対し、体積50%平均粒径(D50)が1〜20μmの微粒子充填剤を50〜150質量部含有してもよい。微粒子充填剤を含有することにより、インクジェット記録画像の発色性(濃度)が向上すると共に、インクの乾燥性が向上し、セットオフが発生しにくくなるため好ましい。
微粒子充填剤としてはシリカが挙げられ、特に合成非晶質シリカを使用することが好ましい。また、合成非晶質シリカとしてはゲル法シリカが望ましい。
「ゲル法シリカ」とは、ケイ酸ナトリウムと鉱酸(通常は硫酸)の中和反応を酸性のpH2〜6領域で進行させることにより、一次粒子の成長を抑えた状態で凝集させて得られる湿式法合成非晶質シリカ微粒子を言う。ゲル法シリカは沈降法シリカ(ケイ酸ナトリウムと鉱酸の中和反応をアルカリ性のpH領域で進行させて製造)に比較して、凝集後の反応時間が長く、一次粒子間結合が強く、また、細孔容積が大きくなる傾向にある。このためインク吸収性や印字部の耐擦過性能に優れる。
合成非晶質シリカのD50は、目標とする接着強度を得るために、1〜20μmであることが好ましい。合成非晶質シリカのD50が1μm未満の場合には接着強度が低下することがある。合成非晶質シリカのD50が20μmを超えると表面強度が低下することがある。
合成非晶質シリカのD50が6.0〜14μmであることがより好ましく、8.0〜11μmであることがさらに好ましい。
上述の合成非晶質シリカのD50は、レーザー回折法を使用したMALVERN社製 MASTER SIZER Sにて測定することができる。
合成非晶質シリカの吸油量については特に制限を設けないが、200ml/100g以上500ml/100g以下であることが好ましく、250ml/100g以上400ml/100g以下であることがより好ましい。吸油量が200ml/100g未満であると、インク受容層のインクを保持する能力が十分でなく、印字部の耐擦過性やインク吸収性が劣る場合がある。吸油量が500ml/100gを超えると、顔料を分散する際、塗料粘度が増大して塗料の分散性が悪化する場合がある。なお、吸油量の測定はJIS−K5101に定められた方法で行うことができる。
<カチオン性ポリマー又は多価金属塩類>
感圧接着剤層は、感圧接着剤層中の天然ゴム系エマルジョン100質量部に対し、カチオン性ポリマー又は多価金属塩類を0.5〜20質量部含有してもよい。カチオン性ポリマーや多価金属塩類は、水溶性インクに含有される直接染料又は酸性染料等のアニオン性の染料と結合して強固に不動化(インク定着)するために添加される。
このようなカチオン性ポリマーとしては、例えば、ポリアミン類、ポリアリルアミン類、ジシアンジアミド系縮合物、ポリジメチルジアリルアンモニウム、ポリエチレンイミン類、エピクロルヒドリン誘導体などを用いることができる。また、多価金属塩類としては、例えば、カルシウム及びマグネシウムの塩酸塩、硝酸塩、硫酸塩、乳酸塩などを用いることができる。
<バインダー>
感圧接着剤層は、感圧接着剤層中の天然ゴム系エマルジョン100質量部に対し、バインダーを10〜70質量部含有することが好ましい。
本発明において、バインダーとしては、一般的に使用されている水溶性高分子又は疎水性高分子のエマルジョン等が適宜使用可能である。
バインダーの具体例としては、完全ケン化ポリビニルアルコール、部分ケン化ポリビニルアルコール、アセトアセチル化ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、アマイド変性ポリビニルアルコール、スルホン酸変性ポリビニルアルコール、ブチラール変性ポリビニルアルコール、オレフィン変性ポリビニルアルコール、ニトリル変性ポリビニルアルコール、ピロリドン変性ポリビニルアルコール、シリコーン変性ポリビニルアルコール、シラノール変性ポリビニルアルコール、カチオン変性ポリビニルアルコール、末端アルキル変性ポリビニルアルコールなどのポリビニルアルコール類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースなどのセルロースエーテル及びその誘導体、澱粉、酵素変性澱粉、熱化学変性澱粉、酸化澱粉、エステル化澱粉、エーテル化澱粉(例えば、ヒドロキシエチル化澱粉など)、カチオン化澱粉などの澱粉類、ポリビニルアセタール、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル/メタクリル酸共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、イソブチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、ポリアクリルアミド、アルギン酸ソーダ、ゼラチン、カゼイン等の水溶性高分子、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、スチレン/ブタジエン共重合体、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリブチルメタクリレート、エチレン/酢酸ビニル共重合体、スチレン/ブタジエン/アクリル系共重合体等の疎水性高分子のエマルジョンを用いることができる。
<スチルト剤>
感圧接着剤層は、感圧接着剤層中の天然ゴム系エマルジョン100質量部に対し、スチルト剤を0〜50質量部含有してもよい。スチルト剤は、被接着物に接着可能な状態にする以外の加圧(不用意な加圧)による接着を防ぐ効果を有する。
スチルト剤としては、パルプ粉末、生でんぷん粉末、プラスチックピグメント等を用いることができる。
感圧接着剤層には、その他必要に応じて、顔料分散剤、増粘剤、保水剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、防腐剤、耐水化剤、pH調整剤等の各種助剤を、感圧接着剤層中の天然ゴム系エマルジョン100質量部に対して、0〜50質量部程度添加することができる。
感圧接着剤層を形成する方法としては、感圧接着剤層用塗料をバーブレードコーター、ベントブレードコーター、カーテンコーター及びエアナイフコーター等の通常の塗工方法により、基材シートに塗工すればよい。
感圧接着剤層の乾燥後の塗工量は、所望の接着力や製品の形態に応じて適宜設定すればよく、制限されるものではないが、例えば片面あたり2〜20g/m、好ましくは3〜15g/m、より好ましくは4〜7g/m程度である。塗工後、紙面温度40℃〜120℃程度の条件で乾燥してもよい。
<圧着紙>
本発明の圧着紙は、上記感圧接着剤層を基材シートの少なくとも片面に設けてなる。
基材シートは、上質紙、塗工紙、再生紙、合成紙など、シート状のものであれば特に制限されない。
基材シートを紙とする場合、紙の主成分はパルプと内添填料である。パルプとしては通常公知のパルプであればいずれのものを使用することができる。例えば、化学パルプとして広葉樹晒クラフトパルプ、広葉樹未晒クラフトパルプ、針葉樹晒クラフトパルプ、針葉樹未晒クラフトパルプ、広葉樹晒亜硫酸パルプ、広葉樹未晒亜硫酸パルプ、針葉樹晒亜硫酸パルプ、針葉樹未晒亜硫酸パルプ、木材、綿、麻、じん皮等の繊維原料を化学的に処理して作製されたパルプなどを使用できる。また、木材やチップを機械的にパルプ化したグランドウッドパルプ、木材やチップに薬液を染み込ませた後に機械的にパルプ化したケミメカニカルパルプ、及び、チップをやや軟らかくなるまで蒸解した後にリファイナーでパルプ化したサーモメカニカルパルプ等も使用できる。本発明の圧着紙には、高白色度で地合に優れる広葉樹晒クラフトパルプを使用することが好ましい。
また、古紙を原料とするパルプ、すなわち、製本、印刷工場、断裁所等において発生する裁落、損紙、幅落しした上白、特白、中白、白損等の未印刷古紙;印刷やコピーが施された上質紙、上質コート紙等の上質印刷古紙;水性インク、油性インク、鉛筆などで筆記された古紙;印刷された上質紙、上質コート紙、中質紙、中質コート紙等のチラシを含む新聞古紙;中質紙、中質コート紙、更紙等の古紙等を離解して得られるパルプを使用することもできる。
感圧接着剤層となる塗料を基材シートに塗工して乾燥させた際、塗料乾燥後の感圧接着剤層と基材シートとの間の接着は強固となる。一方、塗料乾燥後の感圧接着剤層の表面は、感圧接着剤層の表面同士を重ねて加圧して疑似接着することが可能である。そして、本発明の感圧接着剤層を用いることにより、この疑似接着力が経時で上昇して必要時の剥離が困難となることがなく、亢進性の問題が発生せず、疑似接着力が長期にわたって安定する。このため、本発明の圧着紙は、インクジェット用圧着紙として親展はがきや配送伝票用等に好適に使用することができる。また、このインクジェット用圧着紙を用いて製造した親展はがきは、感圧接着剤層の代わりに高価な樹脂フィルムをラミネートして疑似接着した親展はがきに比べ安価である。
以下、本発明を実施例によって詳しく説明するが本発明はこれによって限定されるものではない。なお、実施例中の「部」及び「%」は、特に明示しない限り、それぞれ「質量部」及び「質量%」を表す。
[実施例1]
坪量113g/mの上質紙の両面に、乾燥後の塗工量が片面あたり6.0g/mとなるように下記組成の感圧接着剤層用塗料をエアナイフコーターで塗工後乾燥し、インクジェット用圧着紙を作製した。
<感圧接着剤層用塗料>
天然ゴム・アクリル共重合体エマルジョン
(商品名:N−900、サイデン化学社製): 100.0部
合成非晶質シリカ(ゲル法シリカ、商品名:サイロジェットP−409、
体積50%平均粒径(D50)=9.0μm、グレース社製):
100.0部
多価金属塩類(硫酸マグネシウム): 1.0部
バインダー(ポリビニルアルコール、商品名:PVA−117、
クラレ社製): 43.0部
滑剤(ステアリン酸カルシウム、商品名:SNコート246、
サンノプコ社製): 0.2部
非イオン性界面活性剤(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、
商品名:LS106、花王社製): 2.0部
消泡剤(商品名:DF480、サンノプコ社製): 0.5部
[実施例2]
滑剤の配合量を0.5部に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット用圧着紙を作製した。
[実施例3]
滑剤の配合量を0.1部に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット用圧着紙を作製した。
[実施例4]
界面活性剤の配合量を2.4部に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット用圧着紙を作製した。
[実施例5]
界面活性剤の配合量を1.0部に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット用圧着紙を作製した。
[実施例6]
界面活性剤の配合量を0.2部に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット用圧着紙を作製した。
[実施例7]
感圧接着剤層用塗料の乾燥後の塗工量を片面あたり8.0g/mに変更したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット用圧着紙を作製した。
[実施例8]
感圧接着剤層用塗料の乾燥後の塗工量を片面あたり3.0g/mに変更したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット用圧着紙を作製した。
[実施例9]
合成非晶質シリカ(ゲル法シリカ、商品名:サイロジェットP−409、体積50%平均粒径(D50)=9.0μm、グレース社製)100.0部を、合成非晶質シリカ(ゲル法シリカ、商品名:カープレックスBS510BJ、体積50%平均粒径(D50)=7.5μm、エボニック社製)100.0部に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット用圧着紙を作製した。
[実施例10]
合成非晶質シリカ(ゲル法シリカ、商品名:サイロジェットP−409、体積50%平均粒径(D50)=9.0μm、グレース社製)100.0部を、合成非晶質シリカ(ゲル法シリカ、商品名:ミズカシルP−78D、体積50%平均粒径(D50)=12μm、水澤化学工業社製)100.0部に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット用圧着紙を作製した。
[実施例11]
滑剤の配合量を0.6部に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット用圧着紙を作製した。
[実施例12]
界面活性剤の配合量を2.6部に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット用圧着紙を作製した。
[実施例13]
界面活性剤の配合量を0.4部に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット用圧着紙を作製した。
[比較例1]
滑剤の配合量を1.0部に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット用圧着紙を作製した。
[比較例2]
滑剤の配合量を3.0部に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット用圧着紙を作製した。
[比較例3]
滑剤の配合量を0部に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット用圧着紙を作製した。
[比較例4]
界面活性剤の配合量を3.0部に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット用圧着紙を作製した。
[比較例5]
界面活性剤の配合量を0部に変更したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット用圧着紙を作製した。
上記実施例及び比較例で得られたインクジェット用圧着紙について、以下の方法で評価を行い、評価結果を表1に示した。
<接着強度>
得られたインクジェット用圧着紙を、23℃、50%RHの環境下に24時間以上放置した後、プレス機(デュプロ社製、メールシーラーMS6100、ギャップ設定33、圧着ロール間隔280μm(推定値))を用いて、インクジェット用圧着紙(幅10cm、長さ15cm)を3枚重ねて、加圧接着させた。なお、上記プレス機にて、ギャップ設定目盛をそれぞれ20、25に設定すると、メーカー公証値として圧着ロール間隔がそれぞれ150μm、200μmとなる。これより、上記ギャップ設定33における圧着ロール間隔を280μmと推定した。
加圧接着直後、3枚接着したインクジェット用圧着紙のうちの最上層の1枚を手で剥離し、残った2枚のインクジェット用圧着紙から、流れ方向と垂直(即ち、支持体である上質紙の抄紙方向と垂直)に長手方向が向くよう、幅25mm、長さ100mmの短冊状の試験片を切り出し、引張り速度300mm/分の条件でT型剥離試験を行った。接着強度が0.5〜1.5N/25mmであれば、必要時以外には剥離せず、克つ、剥離時に紙表面の破壊が発生しにくいという良好な疑似接着状態が得られる。特に、上記接着強度が0.8〜1.3N/25mmであると、剥離時に紙表面の破壊が発生せず、剥離性が良好であり好ましい。
なお、圧着紙を3枚圧着したのは、Z折りの両開きで開封することを想定しており、又、剥離試験を2枚で測定する理由は、T型剥離試験でT字形(Y字形)に左右に引っ張って剥離させるため、重ね枚数を偶数とし、左右の枚数を揃えることで、試験時に左右で剛度の差が生じないようにするためである。
又、両開きで開封する場合、葉書等の短辺方向にめくって開くことを想定し、剥離試験は流れ方向と垂直の方向で行った。
<ロール汚れ>
得られたインクジェット用圧着紙を、23℃、50%RHの環境下に24時間以上放置した後、プレス機(デュプロ社製、メールシーラーMS6100、ギャップ設定33、圧着ロール間隔280μm(推定値))を用いて、インクジェット用圧着紙(幅10cm、長さ15cm)を3枚重ねて1セットとし、加圧接着させた。これを50セット分繰り返した後、圧着ロールの汚れを目視で確認した。評価は○、△であれば実用上問題はない。
○:汚れが全くない。
△:圧着ロールが部分的に白く汚れる。
×:圧着ロールが全面的に白く汚れる、あるいは粕が付着する。
<セットオフ>
得られたインクジェット用圧着紙を、23℃、50%RHの環境下に24時間以上放置した後、市販の顔料インクジェットプリンター(EPSON社製PX−V630、4色インク)にて、インクジェット用圧着紙(幅10cm、長さ15cm)の感圧接着剤層にブラックで2cm四方のベタ画像を印字した。1時間後、プレス機(デュプロ社製、メールシーラーMS6100、ギャップ設定33、圧着ロール間隔280μm(上記推定値))を用いて、印字を行ったインクジェット用圧着紙の印字面の上に、未印字のインクジェット用圧着紙(幅10cm、長さ15cm)を2枚重ねて、加圧接着させた。剥離した際のセットオフ(未印字の感圧接着剤層側へのインク転移)の発生状況を目視で確認した。評価は○であれば実用上問題はない。
○:セットオフが発生しない。
△:セットオフが発生する。
×:セットオフが顕著に発生する。
<印字乾燥性(ブラック)>
得られたインクジェット用圧着紙を、23℃、50%RHの環境下に24時間以上放置した後、市販の顔料インクジェットプリンター(EPSON社製PX−V630、4色インク)にて感圧接着剤層にブラック単色で2cm四方のベタ画像を印字した。ベタ印字部のインクが紙に吸収されるまでの時間を測定した。評価は○、△であれば実用上問題はない。
○:0秒である(即ち、印字直後にインクは乾燥している)。
△:1秒以上5秒未満である。
×:5秒以上である。
<印字乾燥性(グリーン)>
得られたインクジェット用圧着紙を、23℃、50%RHの環境下に24時間以上放置した後、市販の顔料インクジェットプリンター(EPSON社製PX−V630、4色インク)にて感圧接着剤層に混色のグリーンで2cm四方のベタ画像を印字した。ベタ印字部のインクが紙に吸収されるまでの時間を測定した。評価は◎、○、△であれば実用上問題はない。
◎:0秒である(即ち、印字直後にインクは乾燥している)。
○:1秒以上3秒未満である。
△:3秒以上5秒未満である。
×:5秒以上である。
なお、単色のブラックよりも混色のグリーンの方がインクの打ち込み量が多いため、界面活性剤の含有量が少ない領域で、印字乾燥性の評価が厳しくなる。
<印字ムラ>
得られたインクジェット用圧着紙を、23℃、50%RHの環境下に24時間以上放置した後、市販の顔料インクジェットプリンター(EPSON社製PX−V630、4色インク)にて感圧接着剤層にブラック、シアン、マゼンタ、イエローで各々4cm四方のベタ画像を印字した。ベタ印字部のムラの発生状況を目視で確認した。評価は◎、○、△であれば実用上問題はない。
◎:4色全てでムラが見られない。
○:シアン及び/またはマゼンタではムラが若干見られるが、ブラック及び/またはイエローではムラが見られない。
△:4色全てでムラが若干見られる。
×:ムラが顕著に見られる。
<表面強度>
得られたインクジェット圧着紙を、23℃、50%RHの環境下に24時間以上放置した後、感圧接着剤層の表面にセロハンテープ(18mm幅、ニチバン社製)を流れ方向(即ち、支持体である上質紙の抄紙方向)に沿って貼り、直径10cm、幅13cm、重量2.7kgのゴムローラーで1回加圧した。セロハンテープを180度反対方向に剥離した際の剥離強度をフォースゲージで測定し、以下の評価基準に従って評価した。評価は○、△であれば実用上問題はない。
○:600gf/18mm以上である。
△:500gf/18mm以上、600gf/18mm未満である。
×:500gf/18mm未満である。
Figure 0006531075
表1から、各実施例の場合、感圧接着剤層が十分な接着強度を有し、疑似接着が可能となった。さらに、セットオフや印字ムラを防止してインクジェット適性にも優れたものとなった。
なお、合成非晶質シリカのD50が8.0〜11μmの範囲外となった実施例9,10の場合、他の実施例に比べてそれぞれ接着強度、表面強度が若干低下したが実用上問題はない。
感圧接着剤層中の界面活性剤の含有量が0.3〜2.5質量部の範囲より多くなった実施例12の場合、この範囲内の実施例4に比べ、印字ムラが若干劣ったが実用上問題はない。
感圧接着剤層中の界面活性剤の含有量が0.3〜2.5質量部の範囲より少なくなった実施例6の場合、この範囲内の実施例5に比べ、印字乾燥性が若干劣ったが実用上問題はない。
感圧接着剤層中の界面活性剤の含有量が0.5〜2.3質量部の範囲より少なくなった実施例13の場合、この範囲内の実施例5に比べ、グリーン印字時の印字乾燥性が若干劣ったが実用上問題はない。なお、実施例13は実施例6よりも界面活性剤の含有量が多いため、ブラック印字時の印字乾燥性が実施例6よりも向上した。
感圧接着剤層中の滑剤の割合が0.6質量部を超えた比較例1、2の場合、セットオフが生じ、滑剤の割合が特に多い比較例2の場合は表面強度がさらに低下した。
感圧接着剤層中に滑剤を含有しなかった比較例3の場合、ロール汚れが生じた。
感圧接着剤層中の界面活性剤の割合が3.0質量部以上である比較例4の場合、印字ムラが生じた。
感圧接着剤層中に界面活性剤を含有しなかった比較例5の場合、セットオフが生じ、さらに印字乾燥性が劣った。
2 基材シート
4 感圧接着剤層
10 圧着紙(インクジェット用圧着紙)

Claims (4)

  1. 基材シートの少なくとも片面に感圧接着剤層を設けてなる疑似接着可能な圧着紙において、
    前記感圧接着剤層は、天然ゴム系エマルジョンを含有し、さらに該天然ゴム系エマルジョン100質量部に対し、滑剤:0.1〜0.6質量部と界面活性剤:0.1〜3.0質量部未満と、体積50%平均粒径(D50)が1〜20μmのゲル法シリカ:50〜150質量部と、を含有する圧着紙。
  2. 前記ゲル法シリカの体積50%平均粒径(D50)が6.0〜14μmである請求項1に記載の圧着紙。
  3. 前記ゲル法シリカの体積50%平均粒径(D50)が8.0〜11μmである請求項1に記載の圧着紙。
  4. 前記界面活性剤は非イオン性界面活性剤である請求項1〜3のいずれか一項に記載の圧着紙。
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