JP6530041B1 - ドラム状物品搬送装置およびドラム状物品搬送方法 - Google Patents

ドラム状物品搬送装置およびドラム状物品搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】装置規模は小型化しつつ、低コストで且つドラム状物品を傷つけず簡易に搬送することが可能なドラム状物品搬送装置およびドラム状物品搬送方法を提供する。【解決手段】ドラム状物品搬送装置は、ドラム状物品の側面に接触する受け面を有してドラム状物品の側面に対して近接することで当該ドラム状物品を保持する移動台と、移動台のうちの受け面とは反対側に配置された第1接触面と所定の間隙を隔てて配置された第2接触面を有する固定台と、第1接触面と接触する第1側面及び第2接触面と接触する第2側面を有して固定台と移動台との間に挿入されることで移動台をドラム状物品側に対して近接させるクサビ部材と、移動台と固定台との間にクサビ部材を挿入または離脱させる伸縮機構と、少なくとも移動台を浮上させるエアベアリングと、を具備している。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばドラム状(コイル状とも称される)の物品を搬送する技術に関し、より詳細には複数のドラム状物品が並置された狭スペースでも容易に取扱いが可能なドラム状物品搬送装置およびドラム状物品搬送方法に関する。
工業上において様々な用途に用いられる金属製の線材や圧延鋼帯、チューブ、電線材は、コイル状に巻かれてドラム状となった状態で輸送されることが多い。そして、例えばコイル状に巻かれた状態で取り扱われる線材は、数t程度の重さに達することも通常である。
以下、「コイル状」および「ドラム状」を統一して「ドラム状」と総称して説明する。
特許文献1に例示されるように、従来から、搬送物100として説明されたドラム状物品の搬送手段として搬送用パレットなどが好適に用いられていた。
この特許文献1における搬送用パレットでは、四角形状のパレット基体と、前記パレット基体の下面側に突出する脚部と、前記パレット基体の上面側に突出する少なくとも一対の受け部と、前記一対の受け部に形成された係止孔と、前記係止孔に抜き差し自在に差し込まれて前記パレット基体の上面側に立ち上がる複数のストッパー爪と、を備え、前記一対の受け部は所定の間隔をおいて並設されており、前記係止孔は、前記受け部の長手方向に沿って所定間隔ごとに複数形成されていることが開示されている。
そして、このパレット基体1の下面側においては、それぞれの脚部2,2と脚部3の間に、フォークリフトなどのフォーク爪を挿入させるためのフォーク爪挿入空間7が確保されている。これにより、フォークリフトを用いてパレット基体1を持ち上げて搬送物100を搬送することが可能となっている。
特開2013−63792号公報
しかしながら、上述した各特許文献に限らず現在の技術では市場のニーズを適切に満たしているとは言えず、上記各手法では以下に述べるごとき課題が存在する。
すなわち、上記したドラム状物品を船内や倉庫に搬送するに際しては、パレットを用いるにしても1つ1つのドラム状物品を移動させる必要はある。
このとき、例えば特許文献1で開示されるようにフォークリフトを用いることが一般的であるが、次に示す種々の問題が発生してしまう。
まず第1の問題点としては、ドラム状物品が損傷してしまう懸念があることが挙げられる。例えばフォークリフトでドラム状物品を搬送する場合には、熟練者が操作したとしてもその爪部でドラム状物品を傷つけてしまう恐れがあることは否めない。一般的にフォークリフトの動作は人間の動作に比べて大雑把で非精密であることから、特に複数のドラム状物品が並置された環境下では他のドラム状物品まで傷つけてしまう恐れすら出てしまう。
そして第2の問題点としては、搬送装置のコストやメンテナンスが大きな負担となってくることが挙げられる。一般的にフォークリフトはエンジンやモータを搭載する車両であり、その安全性を常時確保するために定期的なメンテナンスが必要である。また、二次電池などを用いた最新の動力機構を持つ車両は、それだけ導入コストもかさばってしまう。
このように既存の技術においては、比較的大規模で高コストな搬送装置を用いてドラム状物品を搬送しており、さらにドラム状物品を傷つけず慎重に搬送するため膨大な搬送時間を要してしまうといった課題を有している。
本発明は、上記した課題を一例に鑑みて為されたものであり、装置規模は小型化しつつも細かい操作が比較的容易に行うことができ、それでいて低コストで且つドラム状物品を傷つけずに搬送することが可能なドラム状物品搬送装置およびドラム状物品搬送方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態にかかるドラム状物品搬送装置は、(1)ドラム状物品を浮上させて搬送するドラム状物品搬送装置であって、前記ドラム状物品の側面に接触する受け面を有し、前記ドラム状物品の側面に対して近接することで当該ドラム状物品を保持する移動台と、前記移動台のうちの受け面とは反対側に配置された第1接触面と所定の間隙を隔てて配置された第2接触面を有する固定台と、前記第1接触面と接触する第1側面及び前記第2接触面と接触する第2側面を有し、前記固定台と前記移動台との間に挿入されることで、前記固定台の第2接触面によって前記ドラム状物品側とは反対方向への移動が規制されつつ前記第1接触面によって前記移動台を前記ドラム状物品側に対して近接させるクサビ部材と、前記移動台と前記固定台との間に前記クサビ部材を挿入または離脱させる伸縮機構と、少なくとも前記移動台を浮上させるエアベアリングと、を具備し、前記移動台、前記固定台、前記クサビ部材及び前記伸縮機構からなる挿入機構ユニットは、前記ドラム状物品の両側側面にそれぞれ2組ずつ配置され、各々の前記伸縮機構による前記クサビ部材の挿入動作で生じる反力のうち当該2組の挿入機構ユニット内で前記伸縮機構が並ぶ方向における力が互いに相殺されるように、2つの前記伸縮機構は固定された基端部を起点として回転可能に当該基端部で連結され、対向配置される複数の前記移動台が前記ドラム状物品の側面に対して互いにそれぞれ近接することで当該ドラム状物品の両側の側面にそれぞれ接触されることを特徴とする。
なお、上記した(1)に記載のドラム状物品搬送装置においては、(2)前記移動台の第1接触面、及びこの第1接触面と接触するクサビ部材の第1側面は、前記移動台の近接方向に対して直交する方向と並行であることが好ましい。
また、上記した(1)又は)に記載のドラム状物品搬送装置においては、(
前記クサビ部材の第1側面と前記移動台の第1接触面の間、及び、前記クサビ部材の第2側
面と前記固定台の第2接触面の間には、それぞれガイドロールが配設されてなることが好
ましい。
また、上記課題を解決するため、本発明の一実施形態にかかるドラム状物品搬送方法は、互いの側面の少なくとも1部同士が接触するように並んで複数配置されたドラム状物品の搬送方法であって、前記並んで配置されたドラム状物品の隙間に対して上記(1)〜()のいずれかに記載のドラム状物品搬送装置を挿入する工程と、前記ドラム状物品搬送装置の伸縮機構を介して前記クサビ部材を前記移動台と前記固定台との間に挿入させることで、前記移動台の受け面をドラム状物品の側面と接触させる工程と、前記受け面が前記ドラム状物品の側面と接触した後に、前記エアベアリングを介して前記ドラム状物品を浮上させる工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、装置規模は小型化しつつも細かい操作が比較的容易に行うことができ、それでいて低コストで且つドラム状物品を傷つけず簡易迅速に搬送することが可能となる。
また、大規模な機構は採用する必要がないため、メンテナンスも簡便に行えるとともにその頻度も従来に比して抑制することができ装置寿命も高めることができる。
第1実施形態におけるドラム状物品搬送装置100の外観を示す斜視図である。 第1実施形態におけるドラム状物品搬送装置100の外観を、一部透明化して模式的に示す斜視図である。 第1実施形態におけるドラム状物品搬送装置100内に収容される各構成要素を視覚化した模式図である。 第1実施形態における挿入機構ユニット(移動台10、固定台20、クサビ部材30及び伸縮機構40を含む)を説明するための上面模式図である。 ドラム状物品搬送装置100を用いてドラム状物品1を持ち上げる前後の状態を示す模式図である。 ドラム状物品を搬送する方法を示すフローチャートである。 挿入機構ユニットによって移動台10が移動する仕組みを説明する状態遷移図である。 図7中の点線で囲われた部分Pに関する拡大図である。
本発明を実施するための実施形態について説明する。なお、以下の説明では、便宜的に、後述する移動台10が移動する方向をX方向、このX方向と直交する平面方向であってウイングフレーム62が延びる方向をY方向とし、これらX方向およびY方向と直交する高さ方向をZ方向と定義して説明する。しかしながら本発明は上述した方向の定義付けに左右されるものではなく、特許請求の範囲を不当に減縮するものでないことは言うまでもない。
≪第1実施形態≫
<ドラム状物品搬送装置100>
まず本発明の第1実施形態にかかるドラム状物品搬送装置100について、図1〜図5を適宜参照しながら説明する。
主として図1〜図4に示すとおり、第1実施形態にかかるドラム状物品搬送装置100は、後述するドラム状物品1を浮上させて搬送する機能を備えている。より具体的にドラム状物品搬送装置100は、移動台10、固定台20、クサビ部材30、伸縮機構40、及びエアベアリング50を少なくとも含んで構成されている。
なお、本実施形態におけるドラム状物品搬送装置100は、フレーム60、制御装置70およびガイドローラー80をさらに有して構成されている。
移動台10は、ドラム状物品1の側面に接触する受け面11を有し、このドラム状物品1の側面に対して近接することで当該ドラム状物品1を保持する機能を有している。また、移動台10のうち受け面11とX方向に関して反対側には、後述する固定台20やクサビ部材30と対向する第1接触面12が設けられている。
この移動台10の材質としては、特に制限はなく、例えば機械構造用炭素鋼など公知の鋼材を適用してもよい。なお、移動台10、固定台20およびクサビ部材30の強度(例えば引っ張り強さ)は、フレーム60の強度(例えば引っ張り強さ)よりも高いことが好ましい。
なお、移動台10の受け面11は、図5を用いて後述するとおり、水平面に対してαxの角度を有した傾斜面となっている。
また、移動台10の第1接触面12は、YZ平面に平行な面であり、水平面(XY平面)に対して立ってY方向に延びる垂直な面とも言える。
ここで、本実施形態に好適なドラム状物品1としては、線材や帯状物、電線材を芯体に対してコイル状に巻き回してなる円筒状あるいは円柱状の物品であれば、その材質、大きさ等は特に問わない。また、ドラム状物品を構成する線材や帯状物の材質としては、例えばステンレス鋼材やアルミニウムなどの各種の金属、工業用プラスチックなど各種の合成樹脂、あるいはパルプなど各種の紙材等を挙げることができる。
固定台20は、特に図4に示すとおり、移動台10のうちの受け面11とは反対側に配置された第1接触面12と所定の間隙を隔てて配置された第2接触面21を有する。この固定台20の材質としても、特に制限はなく、移動台10と同様に例えば機械構造用炭素鋼など公知の鋼材を適用してもよい。
そして本実施形態の固定台20は、後述するフレーム60のうちウイングフレーム62に固定されている。したがって、後述するとおりクサビ部材30の第2側面32が固定台20の第2接触面21をスライドするときにも、固定台20はウイングフレーム62内で位置が固定されて移動台10の移動を支持することが可能となっている。
なお、図4などに示すとおり、固定台20のうちの第2接触面21は、Y軸に対してαyだけ傾き、且つ水平面(XY平面)に対して立った垂直な面となっている。換言すれば、この第2接触面21は、並置された複数のドラム状物品1間にドラム状物品搬送装置1を挿入する挿入方向(Y方向)に対してαyだけ傾いた面であるとも言える。また、第2接触面21は、移動台10の第1接触面12に対してZ軸周りにαyだけ傾いた面であるとも言える。
クサビ部材30は、移動台10と固定台20との間に挿入されることで移動台10をドラム状物品1側に対して近接させる機能を有している。より具体的に本実施形態のクサビ部材30は、上記した第1接触面12と接触する第1側面31及び第2接触面21と接触する第2側面32を有している。
また、図4に示すとおり、第1側面31と第2側面32とが成す角度はαyとなっており、第1側面31と第1接触面12とがほぼ平行となり、さらに、第2側面32と第2接触面21とがほぼ平行となるようにそれぞれ配置されている。また、後述するとおり、クサビ部材30は、接続リンク43を介して後述する伸縮機構40に対して回転可能なように接続されている。
さらに本実施形態においては、同じく非限定的(必須ではない)であるが、クサビ部材30の第1側面31と移動台10の第1接触面12の間、及び、クサビ部材30の第2側面32と固定台20の第2接触面21の間には、それぞれガイドロールが配設されている点にも特徴がある。
より具体的には、第1側面31と第1接触面12との間には2対のガイドローラー80が介在しており、第2側面32と第2接触面21との間にも2対のガイドローラー80が介在している。
これにより、特にクサビ部材30を移動台10と固定台20の間に挿入した後で引き抜く際に、過度な力を用いずとも容易に移動台10と固定台20の間からクサビ部材30を引き抜くことが可能となる。そしてクサビ部材30の上記した挿脱動作に過大な負荷は不必要となることから、伸縮機構40の出力も比較的小さくて済むことから小型化してコストダウンすることも可能となる。
なお、本実施形態では、第1側面31と第1接触面12との間、及び第2側面32と第2接触面21との間に、それぞれ2対のガイドローラー80を介在させたが、2対以外の複数個であってもよく、さらには単数であってもよい。また、第1側面31と第1接触面12との間と、第2側面32と第2接触面21との間で、同じ数のガイドローラー80を設置したが、互いに異なる数のガイドローラー80をそれぞれ設置してもよい。
伸縮機構40は、上述したとおり、移動台10と固定台20との間にクサビ部材30を挿入または離脱させる機能を備えている。より具体的に本実施形態における伸縮機構40は、例えば図4などに明示されるとおり、基端部41、シリンダ機構42及び接続リンク43を含んで構成されている。
基端部41は、後述するウイングフレーム62に伸縮機構40を固定する部位である。また、本実施形態の基端部41は、当該基端部41を起点として伸縮機構40をZ軸周りに回転可能なようにウイングフレーム62に固定されている。かような基端部41の構造としては、公知の種々の回転機構が適用できるが、例えばウイングフレーム62から立設されるリベットなどの支柱に対して接続された軸受部材などが例示できる。
シリンダ機構42は、一端が上記した基端部41と接続され、他端が接続リンク43と接続されている。このシリンダ機構42は、図7を用いて後述するとおり、接続リンク43を介してクサビ部材30を移動させる機能を有している。本実施形態におけるシリンダ機構42の具体的な動力は特に制限はなく、例えば空圧や油圧など公知のシリンダ構造を適用することができる。
接続リンク43は、上述のとおり接続リンク43を起点にクサビ部材30をZ軸周りに回転可能なように、シリンダ機構42とクサビ部材30とを接続する部材である。上記した機能を発揮できる限りにおいて、かような接続リンク43の機構に特に制限はなく、公知の回転可能なジョイント機構を適用してもよい。
ここで、本実施形態においては、上記した移動台10、固定台20、クサビ部材30及び伸縮機構40の組を、挿入機構ユニットと定義する。
すると、図4から明らかなとおり、本実施形態では1つのウイングフレーム62内に2つの挿入機構ユニットが配置されており、互いの基端部41が重なるよう(同じ基点となるよう)にウイングフレーム62に固定されていることが分かる。
換言すれば、本実施形態では、移動台10、固定台20、クサビ部材30及び伸縮機構40からなる挿入機構ユニットは、ドラム状物品1の片側に2組配置され、各々の伸縮機構40によるクサビ部材30の挿入動作で生じる反力が相殺されるように、2つの伸縮機構40は基端部41を起点として(軸にして)回転可能に当該基端部41で連結されているとも言える。
このとき、図3(a)及び図4に示すとおり、2つの挿入機構ユニットにおける互いの伸縮機構40はY方向に対して平行となるように直列配置されておらず、伸縮機構40の主軸(伸縮方向)がY方向に対してαyだけそれぞれ傾いて配置されている。換言すれば、互いの伸縮機構40が成す角度は、(180−2αy)°となっている。
さらに、図3(a)に示すとおり、本実施形態においては、ドラム状物品搬送装置100を用いてドラム状物品1を浮上搬送する際には、浮上させるドラム状物品1の両側側面に、それぞれ2組の上記した挿入機構ユニットが配置されるように構成されている。
そして対向配置された複数の移動台10(ドラム状物品1の片側側面に2つずつ、両側で合計4つ)がドラム状物品1の側面に対して互いに近接することで当該ドラム状物品1の側面に受け面11がそれぞれ接触することになる。
再び図1に戻り、ドラム状物品搬送装置100の構成要素について説明を継続する。
エアベアリング50は、少なくとも移動台10を浮上させる機能を有しており、本実施形態ではフレーム60の底面側に配置されることからドラム状物品搬送装置100全体を浮上させている。このエアベアリング50の構造については特に制限はなく、公知の圧縮空気を利用した種々のエアベアリングを適用してもよい。
また、本実施形態においては、ドラム状物品搬送装置100は、複数のエアベアリング50を有している。それぞれのエアベアリング50は、上記した移動台10に対応するように設置されている。換言すれば、本実施形態においては移動台10の直下にエアベアリング50が配置されるように、エアベアリング50の数と移動台10の数とが等しくなるように構成されている。
フレーム60は、上記した移動台10、固定台20、クサビ部材30、伸縮機構40及びエアベアリング50などを搭載する支持体である。このフレーム60の材質に特に制限はないが、本実施形態では例えば機械構造用炭素鋼など公知の鋼材を適用してもよい。
本実施形態では、フレーム60は、メインフレーム61、このメインフレーム61の両端から挿入方向(Y方向)に延在するウイングフレーム62、このメインフレーム61から立設されて後述する制御装置70を支持する操作用フレーム63を少なくとも含んで構成されている。
制御装置70は、例えば公知のCPUなどを備えたコンピューターが例示できる。この制御装置70は、操作用フレーム63に固定設置されている。本実施形態では、作業者がこの制御装置70を制御することで、後述する伸縮機構40を介してクサビ部材30を移動台10と固定台20の間に挿入したり、エアベアリング50を稼働させたりすることが可能となっている。
なお、本実施形態においては、上記した伸縮機構40及びエアベアリング50などの駆動部分をすべて圧縮空気で制御する態様が好ましい。換言すれば本実施形態では、オールエアー制御で動力が担保されていることが好ましい。
なお制御装置70は、不図示のタッチパネル式のディスプレイを備えていてもよく、これにより作業者は簡易にドラム状物品搬送装置100を操作することが可能となる。
また、本実施形態では、制御装置70を作業者が直接触るなどして操作する例を説明したが、これに限られずスマートフォンなどの携帯端末を用いて遠隔操作するようにしてもよい。
次に図5を参照しつつ、エアベアリング50がドラム状物品搬送装置100(ひいてはドラム状物品1)を浮上させる形態について詳述する。
まず同図では、中心線の左側にてエアベアリング50がドラム状物品1と共にドラム状物品搬送装置100を浮上させる状態を示し、中心線の左側にてエアベアリング50が着地した状態を示している。
図5に示すように、倉庫や船内では直径がDである複数のドラム状物品1が互いの側面を近接又は接触させるように並置されることが多い。
なお、ドラム状物品1の直径Dとしては、特に制限はなく、例えば1000mm〜2000mm程度が例示される。また、ドラム状物品1の軸方向(Y方向)長さとしては、例えば1000mm〜1500mm程度が例示できる。
そしてエアベアリング50が着地している際には、ドラム状物品1の側面に対して受け面11は間隙t1だけ隔てて位置付けられている。この間隙t1としては、移動台10の移動ストロークが充分に確保できてドラム状物品1の側面に接触可能な限りにおいて制限はないが、一例として例えば十数mm〜二十数mm程度が例示できる。
また、上述したとおり、移動台10の受け面11は、水平方向(XY平面)に対してαxだけ傾斜した傾斜面となってドラム状物品1の側面と対向している。
そして本実施形態においては、αx>αyの関係を有していてもよい。換言すれば、重力方向(Z方向)に対して直交する水平方向(XY平面)に対して受け面11が成す傾斜角度αxは、上述したクサビ部材30における第1側面31と第2側面32が成す内角度αyよりも大きくなるように構成されていてもよい。
一方で、エアベアリング50が稼働してドラム状物品1が浮上する浮上時においては、ドラム状物品1の最下部が床面からt2だけ浮上する。この浮上量t2としては、ドラム状物品1が床面の凹凸などに干渉しない限りにおいて特に制限はないが、例えば数mm〜十数mm程度が例示できる。
このとき、図5の左側(浮上時)に示すとおり、エアベアリング50は、クサビ部材30の第1側面31と移動台10の第1接触面12とが合わさる位置Pの直下であって、且つ、ドラム状物品1の中心Oと受け面11の中心Oとを結ぶ線Lの延長上に配置されることが好ましい。
これにより、ドラム状物品搬送装置100を用いてドラム状物品1を安定して浮上支持することが可能となる。
加えて、図3(a)及び(b)に示すように、本実施形態のドラム状物品搬送装置100は、安定輪81と安定輪昇降装置82とを備えている。この安定輪81及び安定輪昇降装置82は、ウイングフレーム62内に設置されて、ドラム状物品1がエアベアリング50によって浮上したときに走行の安定化をもたらす機能を有している。
すなわち図3(b)に示すとおり、エアベアリング50が稼働しておらず浮上していないときは、安定輪昇降装置82によって安定輪81は床面と接地せずに浮いた状態となっている。一方でエアベアリング50が稼働して浮上したときは、安定輪昇降装置82によって安定輪81は床面と接触することになる。
<ドラム状物品の搬送方法>
次に図5〜図7を用いて本実施形態に係るドラム状物品の搬送方法について説明する。以下で詳述するように、本実施形態のドラム状物品の搬送方法は、互いの側面の少なくとも1部同士が近接又は接触するように並んで複数配置されたドラム状物品1を搬送する際に有効な手法である。
まずステップ10では、倉庫などに載置されたドラム状物品の隙間に対して本実施形態のドラム状物品搬送装置100を挿入する。
このとき例えば図5に示すように、互いの側面同士が近接/接触するように並置される複数のドラム状物品1の側面間スペースに両ウイングフレーム62を挿入する。
通常、並置されるドラム状物品1の側面間スペースは狭小であるが、本実施形態のドラム状物品搬送装置100におけるウイングフレーム62は問題なく挿入することが可能となっている。
なお、このとき、フレーム60の底面側(メインフレーム61やウイングフレーム62の底面など)に不図示のローラーなど簡易的な走行手段を配置してもよい。これにより、複数のドラム状物品1の側面間スペースに、ドラム状物品搬送装置100(ウイングフレーム62)を円滑に挿入することが可能となる。
ステップS10の後、次いでステップS20では、ドラム状物品搬送装置100の伸縮機構40を介してクサビ部材30を移動台10と固定台20との間に挿入させる。これにより、移動台10の受け面11をドラム状物品1の側面と接触させる。
より具体的には図7に示すとおり、制御装置70の制御の下で、伸縮機構40のシリンダ機構42を駆動させてクサビ部材30を移動台10と固定台20との間に挿入させる。このとき、クサビ部材30はZθ周りの回転が自由な接続リンク43を介してシリンダ機構42と接続されているため、より円滑にクサビ部材30が移動台10と固定台20との間に挿入されることになる。
また、図3(a)及び図4に示すとおり、本実施形態では、ドラム状物品1の側面に対して4つの移動台10がドラム状物品1の側面に近接する。すなわち、本実施形態では制御装置70の制御の下で、複数のクサビ部材30を移動台10と固定台20との間にそれぞれ挿入させる。
このとき、図4に示すとおり、1つウイングフレーム62内では、挿入方向(Y方向)に並んだ2つの伸縮機構40は基端部41を起点として互いに回転可能に当該基端部41で連結されていることから、各々の伸縮機構40によるクサビ部材30の挿入動作で生じる反力が相殺されることになる。
また、上述したとおり、クサビ部材30と移動台10の間、およびクサビ部材30と固定台20の間には、それぞれガイドローラー80が配置されている。したがって、特にクサビ部材30を移動台10と固定台20の間から引き抜き際に、過大な負荷を必要とせずに装置構成を小型化することが可能となっている。
次いでステップS30では、移動台10の受け面11がドラム状物品1の側面と接触した後に、エアベアリング50を介してドラム状物品1を浮上させる。より具体的には、制御装置70の制御の下で、フレーム60の底面側に配置された4つのエアベアリング50(移動台10の数と同じ数)に圧縮空気を供給することでエア浮上させる。このときのドラム状物品1の浮上量t2としては、上述のとおり例えば数mm〜十数mm程度が例示できる。
そして最後のステップS40において、作業者は、浮上したドラム状物品1を倉庫や船内など目的とする搬送場所まで搬送する。より具体的には、まず安定輪昇降装置82を介して安定輪81を接地させ、次いで操作用フレーム63などを手で把持してドラム状物品搬送装置100を運転する。
以上説明した本実施形態によれば、クサビ部材30を用いて受け面11をドラム状物品1の側面へ接触させる構造のため装置規模は小型化しつつも細かい操作が比較的容易に行うことができる。また、エアベアリング50を用いてドラム状物品1を浮上搬送するので低コストで且つドラム状物品1を傷つけず簡易迅速に搬送することが可能となっている。
上記した実施形態は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば上記実施形態では、移動台10の数と同じ数のエアベアリング50を用いてドラム状物品搬送装置を構成したが、移動台10の数とエアベアリング50の数は異なっていてもよい。
また、1つのウイングフレーム62内に2つの挿入機構ユニットを配置したが、4つなど他の複数でもよいし、剛性が確保される限りにおいて単数の挿入機構ユニットを配置してもよい。
また、安定輪81及び安定輪昇降装置82は、必ずしも必要ではなく走行安定性が必要充分に確保できる限りにおいて適宜省略してもよい。
さらには、図7及び図8に示すように、クサビ部材30が移動台10を引き戻すための引き戻し機構を有していてもよい。なお図8は、図7中の点線で囲った部分Pの部分拡大図である。より具体的には同図に示すとおり、クサビ部材30の第1側面31及び第2側面32には、断面がT字状のT字形ガイド33a、33bがそれぞれ形成されている。
一方で移動台10の第1接触面12には、上記T字形ガイド33aに対応するように当該T字形ガイド33aを収容可能なT字形ガイド溝13が形成されている。さらに、固定台20の第2接触面21にも上記T字形ガイド33bに対応するように当該T字形ガイド33bを収容可能なT字形ガイド溝22が形成されている。
これにより、クサビ部材30がX方向における位置を変化させると、T字状のガイドがガイド溝でフックして移動台10もその動きに連動することが可能となる。
したがって、クサビ部材30が伸縮機構40を介して引き戻される(移動台10と固定台20の間から引き抜かれる)際は、当該クサビ部材30の動きに追従してドラム状物品1側に移動した移動台10を元の位置へと復帰させることが可能となっている。
なお、本変形例では断面がT字形のガイド及びガイド溝としたが、クサビ部材30のX方向への移動にフックして連動可能であれば、例えば断面がL字や三角形状など他の引っ掛け可能な形状であってもよい。
また、本変形例では、クサビ部材30にガイドを形成して移動台10や固定台20にガイド溝を形成したが、クサビ部材30にガイド溝を形成して移動台10や固定台20にガイドを形成してもよい。また、クサビ部材30の第1側面31及び第2側面32の少なくとも一方はガイドで他方はガイド溝という形態であってもよい。
上記した実施形態や変形例は一例であって、本願の趣旨を逸脱しない限りにおいて、実施形態および変形例の要素を適宜組み合わせて新たなドラム状物品搬送装置を構成してもよい。
以上説明したように、本発明のドラム状物品搬送装置及びドラム状物品搬送方法は、装置の小型化・省電力化を図りつつ、簡易で迅速にドラム状物品を搬送するのに適している。
100 ドラム状物品搬送装置
1 ドラム状物品
10 移動台
11 受け面
12 第1接触面
13 T字形ガイド溝
20 固定台
21 第2接触面
22 T字形ガイド溝
30 クサビ部材
31 第1側面
32 第2側面
33a、33b T字形ガイド
40 伸縮機構
41 基端部
42 シリンダ機構
43 接続リンク
50 エアベアリング
60 フレーム
61 メインフレーム
62 ウイングフレーム
63 操作用フレーム
64 第1補強フレーム
65 第2補強フレーム
70 制御装置
80 ガイドローラー

Claims (4)

  1. ドラム状物品を浮上させて搬送するドラム状物品搬送装置であって、
    前記ドラム状物品の側面に接触する受け面を有し、前記ドラム状物品の側面に対して近接することで当該ドラム状物品を保持する移動台と、
    前記移動台のうちの受け面とは反対側に配置された第1接触面と所定の間隙を隔てて配置された第2接触面を有する固定台と、
    前記第1接触面と接触する第1側面及び前記第2接触面と接触する第2側面を有し、前記固定台と前記移動台との間に挿入されることで、前記固定台の第2接触面によって前記ドラム状物品側とは反対方向への移動が規制されつつ前記第1接触面によって前記移動台を前記ドラム状物品側に対して近接させるクサビ部材と、
    前記移動台と前記固定台との間に前記クサビ部材を挿入または離脱させる伸縮機構と、
    少なくとも前記移動台を浮上させるエアベアリングと、
    を具備し、
    前記移動台、前記固定台、前記クサビ部材及び前記伸縮機構からなる挿入機構ユニットは、前記ドラム状物品の両側側面にそれぞれ2組ずつ配置され、
    各々の前記伸縮機構による前記クサビ部材の挿入動作で生じる反力のうち当該2組の挿入機構ユニット内で前記伸縮機構が並ぶ方向における力が互いに相殺されるように、2つの前記伸縮機構は固定された基端部を起点として回転可能に当該基端部で連結され、
    対向配置される複数の前記移動台が前記ドラム状物品の側面に対して互いにそれぞれ近接することで当該ドラム状物品の両側の側面にそれぞれ接触される
    ことを特徴とするドラム状物品搬送装置。
  2. 前記移動台の第1接触面、及びこの第1接触面と接触するクサビ部材の第1側面は、前記移動台の近接方向に対して直交する方向と並行である請求項1に記載のドラム状物品搬送装置。
  3. 前記クサビ部材の第1側面と前記移動台の第1接触面の間、及び、前記クサビ部材の第2側面と前記固定台の第2接触面の間には、それぞれガイドロールが配設されてなる請求項1又は2に記載のドラム状物品搬送装置。
  4. 互いの側面の少なくとも1部同士が接触するように並んで複数配置されたドラム状物品
    の搬送方法であって、
    前記並んで配置されたドラム状物品の隙間に対して請求項1〜のいずれか一項に記載のドラム状物品搬送装置を挿入する工程と、
    前記ドラム状物品搬送装置の伸縮機構を介して前記クサビ部材を前記移動台と前記固定台との間に挿入させることで、前記移動台の受け面をドラム状物品の側面と接触させる工程と、
    前記受け面が前記ドラム状物品の側面と接触した後に、前記エアベアリングを介して前記ドラム状物品を浮上させる工程と、
    を含むことを特徴とするドラム状物品の搬送方法。
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