JP6528547B2 - 電気ケトル - Google Patents

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Description

本発明は電気ケトルに関し、特に転倒時止水構造を有し、且つ細い水流を吐出口の真下に落とすことができる電気ケトルに関するものである。
電気ケトルは、加熱用のヒータが内蔵された「やかん」である。必要な量の水をお湯にし、利用することができるため、経済的であると言われている。電気ケトルは、コンロなどといった加熱源のない部屋であっても、お湯を沸かすことができる。しかし、そのような使用環境であるゆえに、安定した平面に載置されるとは限らない。したがって、沸騰したお湯を貯留した状態で、転倒するおそれがある。
特許文献1には、転倒時止水構造を有する電気ケトルが開示されている。特許文献1の電気ケトル101は、図12に示すように、器体104の上部開口に液密に器体104内の内容器103をシールすることのできる蓋体105を取り付け、蓋体105内部に転倒時止水弁114を設けた構造となっている。
この電気ケトルは、内容器103中のお湯を吐出させるために、弁184を開閉する開閉機構107が設けられている。お湯を吐出させる際には、開閉機構107を操作し、弁184を開き、電気ケトルを傾斜させる。すると、内容器103内のお湯は弁184が開いた流出口115から注出路106を経て、注出口117から注口113と通過して吐出される。
特開2013−126591号公報
特許文献1の電気ケトルは、内容器103内のお湯が吐出される際に、開閉機構107の弁184が開いた部分にできる流出口115から流れ出る。したがって、比較的幅のある隙間からお湯は注出路106に流れ出る。注出路106と、注出口117はほぼ90°屈曲しているので、この部分に吐出時にお湯が乗り越える乗り越え点が存在する。
そして、お湯はこの乗り越え点を乗り越えると、注出口117、注口113と一気に落下する。したがて、利用者から見ると、電気ケトルを傾斜させていくと、突然お湯がかなりの勢いで吐出するように感じる。また、お湯は注出口117から注口113にかけて、落下するため、勢いよく吐出する。したがって、注口113の真下より斜め前方に向かってお湯が飛び出る。
このような注口113からの流水は、例えば挽いた珈琲を蒸らす際などには極めて利用しにくい。挽いた珈琲を蒸らす際には、細い流水若しくは微量のお湯の滴下が必要だからである。このような細い流水を得るには、利用者が電気ケトルを傾斜させる程度によって、注口113の際までお湯を進出させ、注口113から真下に落下する流水の径を細く調整できることが必要である。しかし、特許文献1のような構造では、このような調整ができなかった。
本発明に係る電気ケトルは上記の課題に鑑みて想到されたもので、電気ケトルに所謂ドリップケトルのように、細い水流と、滴下位置を制御しやすい吐出状態を実現する機能を盛り込んだものである。また、転倒時止水機構を注ぎ口の近くに配置した際には、ハンドルよりも注ぎ口が重くなるため、注ぎ口が下になる。その際に電気ケトルの中のお湯が漏れ出てこない機能も盛り込んだものである。
より具体的に本発明に係る電気ケトルは、
水を貯留する内容器と、
前記内容器を加熱するヒータと、
前記内容器から前記水を排出させる通水管と、
前記通水管の水を注ぎだす注ぎ口を有し、
前記通水管は、前記内容器の側面下端に発端が設けられ、
前記内容器を液密に密閉する蓋ユニットを有し、
前記蓋ユニットには、前記内容器で発生した蒸気をハンドル中に設けられた温度センサに向かって排出する蒸気出口と、
温度センサに触れた蒸気が外部に排出される前記蓋ユニット前方に設けられた蒸気口を有し、
前記ハンドルから前記蒸気口まで蒸気が流れる蒸気通路を有することを特徴とする。
本発明に係る電気ケトルは、内容器からお湯を取り出す通水管の発端を内容器の側面下端に設け、通水管と注ぎ口の間に転倒時止水構造を設けた。その結果通水管中の水面と内容器内の水面が一致するので、電気ケトルの傾きに応じた吐出が可能になった。
また、注ぎ口の垂線からの角度を小さくしたので、電気ケトルを傾けた際に、注ぎ口の角度が水平に近づく。したがって、吐出されるお湯は落下方向の加速を受けにくいので、注ぎ口の真下にお湯を精度よく落下させることができる。
電気ケトルの外観図である。 電気ケトルの断面図である。 転倒時止水構造の詳細を示す図である。 注ぎ口蓋の開閉と転倒時止水構造の動作を示す図である。 電気ケトルを90°傾斜させたときの状態を示す図である。 電気ケトルを90°傾斜させたときの、注ぎ口近傍の断面図である。 電気ケトルを傾斜させたときの水の流れを示す図である。 蓋ユニットの構造を示す図である。 蒸気の流れを示す図である。 蓋ユニットを上部から見た図である。 ハンドルの斜視図である。 従来の電気ケトルを示す図である。
以下に本発明に係る電気ケトルについて図面および実施例を示し説明を行う。なお、以下の説明は、本発明の一実施形態および一実施例を例示するものであり、本発明は以下の説明に限定されるものではない。以下の説明は本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変することができる。
<全体の外観>
図1に本発明に係る電気ケトル1の外観を示す。電気ケトル1は、ハンドル3が設けられた外装ケース2と、外装ケース2の上面を密閉する蓋ユニット10を含む。また、外部給電器18が付随してもよい。本明細書を通じて、蓋ユニット10のある方を「上方」といい、外部給電器18がある側を「下方」と呼ぶ。
外装ケース2は略円錐台形状をしており、底側面の直径が上側面(蓋ユニット10)の直径より長い。ただし、底面側と上面側の直径が等しい円筒形状、また中ほどの径が最も大きな樽型形状等であってもよい。外装ケース2は、円錐台形の側面にハンドル3と、ハンドル3の反体側の側面に注ぎ口8(図1では隠れている。)が設けられている。外装ケース2内には、水を貯留し、沸騰させ、保存する内容器4(図1では隠れている。)が内蔵されている。なお、以後水を沸騰させたお湯も含めて「水」と呼ぶ。
内容器4の上端は蓋ユニット10を取り除くと、開口している(図8(c)参照)。注ぎ口8には注ぎ口蓋7が備えられている。注ぎ口8の吐出口8b(図3(c)参照)は、外装ケース2の上端縁より上に設けられている。このように注ぎ口8を内容器4より高い位置に設定することで、内容器4が満水の時でも、お湯を吐出させるのに、ある程度電気ケトル1自体を傾斜させることができる。傾斜をある程度大きくできると、水の落下点と電気ケトル1の外装ケース2の下端との距離が広がるので、水が吐出口8bの縁から注ぎ口8の外面を伝わって流れ落ちることがなくなり、細い流水を得るための調整が行いやすくなる。
注ぎ口8の下方には、転倒時止水構造6(図1では隠れている。)が設けられ、続いて通水管5が内容器4の側面側に側面下端まで設けられている。外装ケース2はそのような内容器4と通水管5を覆うように形成されている。
なお、本明細書を通じて、注ぎ口8が設けられている側を「前方」といい、ハンドル3が設けられている側を「後方」という。また、「外装ケース2の横方向」若しくは「電気ケトル1の横方向」とは、前方と後方に対して直角方向をいう。したがって、横面は左右にある。左右の横方向を区別する場合は、電気ケトル1を上面視し、ハンドル3側から注ぎ口8を見たときの左右で区別する。図1には左右の横方向を区別して記載してある。
通水管5は、内容器4の側面に沿って設けられているので、外装ケース2は通水管5が配置されている部分については、円錐台形状から外側に向かって凸形に出っ張り部分2aが設けられている。また、この出っ張り部分2aは、一部が透明部材で形成されている。これを外装ケース2の透明部2bと呼ぶ。また、通水管5自体も透明部材で形成されている。その結果、通水管5中の水を外部から視認することができる。つまり、通水管5は水量管として利用することもできる。
ハンドル3は、外装ケース2の後方の面(「後方面」といってよい。)に設けられている。ハンドル3は、外装ケース2の上端に近い位置と、外装ケース2の下端に近い位置に接合部分を有している。それぞれ上接合部3aと下接合部3bと呼ぶ。ハンドル3は、上接合部3aから外装ケース2から離れる方向に延び出し、その後下方に向かって外装ケース2の側面とほぼ平行に延設され、下接合部3bに向かって、屈曲し、下接合部3bで外装ケース2と接続する。したがって、ハンドル3全体としては、外装ケース2に対して横向きU字形状をしている。U字の底部分がハンドル3の握り3cとなる。
なお、ハンドル3の形状はデザインでもあるので、この形状に限定されない。例えば、上接合部3aから外装ケース2から離れる方向に延び出した後、下接合部3bに向かって直線的に延設される所謂V字形状であってもよい。握り3cの上端部には、スイッチ20が設けられている。
蓋ユニット10は、外装ケース2の上端の開口を密閉する。蓋ユニット10の上面には、外装ケース2の上端縁部2c(図1では隠れている。図8(c)参照)と嵌合する着脱機構12が設けられている。着脱機構12は、蓋ユニット10の上面に設けられた2箇所の凹み12a内のそれぞれに設けられた着脱つまみ12bと、着脱つまみ12bに連動して蓋ユニット10内部に移動したり、蓋ユニット10の側面から突出するロック爪12c(図1には示されていない。図8(a)参照。)で構成される。
蓋ユニット10を着脱する際には、これらの着脱つまみ12bを蓋ユニット10の中心側に押し込む。着脱つまみ12bと連動するロック爪12cが蓋ユニット10の中心側に移動し(蓋ユニット10内部に移動し)、外装ケース2の上端縁部2cの内面に設けられた嵌合凹み2e(図8(c)参照)から外れ、蓋ユニット10は、外装ケース2から取り外すことが出来る。
蓋ユニット10には、着脱つまみ12bより前方に蒸気口14dが設けられている。内容器4内で水が沸騰した際に蒸気はこの蒸気口14dから外部に放出される。
外部給電器18は、先端にプラグ18d(図1には示されていない。図2(a)参照)が接続された電線18c(図1には示されていない。図2(a)参照)が巻き出し自在に収納されている。電線18cは、外部電極18a(図1には示されていない。図2(a)参照)に接続されている。一方、電気ケトル1の底面には、内部電極16a(図1には示されていない。図2(a)参照)を有する内部受電器16(図1には示されていない。図2(a)参照)が備えられている。内部電極16aは、外部給電器18に設けられた外部電極18aと通電状態になり、プラグ18dが差し込まれたコンセントからの電気を受電する。
<全体の断面>
図2に電気ケトル1の断面と外部給電器18の断面を示し、より詳細に電気ケトル1の構成を説明する。図2(a)では、外装ケース2と蓋ユニット10と外部給電器18は分離した状態を示している。また、図2(a)に、電気ケトル1を水平に載置した時に、蓋ユニット10の中心を通る垂直線を示す。この垂線を電気ケトル1の中心線LCと呼ぶ。また、以後垂線は垂線LVと呼ぶ。電気ケトル1を水平面に載置すると、中心線LCは垂線LVと一致する。
外装ケース2の中には、内容器4が備えられている。内容器4は略円錐台形状の容器である。すなわち、底面の直径が上部の開口の直径より大きい。言い換えると、内容器4の前方の内壁面4cは、垂線LVに対して、中心線LC側に傾斜している。この内容器4の内壁の垂線LVに対する傾きを内壁面傾斜角θ1とする。図2(b)では、中心線LCが垂線LVと一致する時の、垂線LVと前方の内壁面4cに平行な直線L4cとの関係を示した。
内容器4の上部には開口を有している。開口より上側には、蓋ユニット10と嵌合する蓋ユニット受け部2dが設けられている。蓋ユニット受け部2dには、蓋ユニット10に設けられたロック爪12c(図2では表されていない。図8(a)参照)と嵌合する嵌合凹み2eが備えられている。
内容器4の前側面下端には、通水管5に水を送り出す発端4hが設けられている。ここで、内容器4の前側面下端に設けられた通水管5の発端4hは、内容器4の内側から見ると、内容器4の側面に設けられた貫通孔である。その位置は、貫通孔が内容器4の底面に接していれば最も望ましい。しかし、内容器4の発端4hの外側には、内容器4の側面と一体に形成された短いパイプ状の発端口4eを設ける必要がある。通水管5と液密に接続する必要があるからである。したがって、発端4hは、発端口4eを設けることができる分だけ内容器4の底面からわずか上方に設けられていても良い。
発端口4eには、先端が略L字状に形成された通水管5が接続される。通水管5は、透明部材で形成される。また、通水管5は、上方にいくに従い、中心線LCから離れる方向に傾斜する。つまり、内容器4の内壁面4cとは逆方向に傾斜が設けられている。この傾斜の垂線LVからの角度を通水管傾斜角θ2とする。図2(b)では、垂線LVと通水管5と平行な直線L5との関係を示した。
内壁面傾斜角θ1と、通水管傾斜角θ2によって、電気ケトル1は全体を90°傾斜すれば、内容器4の水のほとんど全てを通水管5から注ぎ口8に向かって送り出すことができる。すなわち、本発明に係る電気ケトル1では、内容器4の水を全て吐出させるのに、電気ケトル1を90°以上傾ける必要はない。
通水管5は外装ケース2の透明部2bの上端箇所で、さらに内容器4と連通する連通管9が設けられる。つまり、発端口4eよりも上方の連通管9によって内容器4と連通する。連通管9が設けられる位置は、内容器4を満水にした際の水位である満水レベルMLに設定される。通水管5は、外部から視認することができ、また通水管5自体も透明なので、内容器4内の水の水位を表す水量管として利用することができる。
通水管5と連通管9の接続部より上方に、転倒時止水構造6が設けられる。図3に転倒時止水構造6の組み立て図(図3(a))と断面図(図3(b))と、注ぎ口8(図3(c))を示す。転倒時止水構造6は、主として通水管5と接続された弁室6aと、弁室6a上面に設けられた出口6dと、出口6dの弁室6a側周辺に設けられた弁座6eと、弁体6fと、弁体6fを弁座6eと密着若しくは隔離させるロッド6gから構成される。なお、このロッド6gは、下端に弁体6fが接続され、上端は、注ぎ口蓋7と回動可能に枢支されている。図3では、ロッド6gを常に上方に付勢するバネ6hとワッシャ6iおよび液密用のOリング6jも示されている。なお、弁室6aはシリコン等の液密可能な素材で形成されており、通水管5との接続部材を兼ねている。
弁室6aの上面の出口6dには、出口室6bが設けられている。出口室6bは、垂線LVから電気ケトル1前方向に向かって、一定の角度だけ傾斜した出口室排水口6cが設けられている。また、出口室6bには、注ぎ口蓋7を枢支するための一対のブラケット6kも一体的に形成されている。この角度を出口室排水口傾斜角θ3と呼ぶ。
出口室排水口6cには、注ぎ口8が接続される。図3(c)を参照して、注ぎ口8は、出口室排水口6cと接続する元口8aから水が流れ出る吐出口8bまでの間に1回以上角度を変えても良い。この角度が変わる点を屈曲点8cと呼ぶ。屈曲点8cは複数あってもよい。ここでは屈曲点8cが1つある場合について説明を行う。吐出口8bと垂線LVとのなす角度を吐出口傾斜角θ4と呼ぶ。なお、吐出口8bの最前方には、電気ケトル1から流出する水の水流径を細くし、注ぎ終わった後の「タレ」を防止することもできるようにカエシ8dが設けられている。出口室排水口傾斜角θ3は、吐出口傾斜角θ4より大きい。したがって、注ぎ口8は、電気ケトル1を水平面に載置した時に、元口8aから吐出口8bに至るまでより角度が垂直に近づく。屈曲点8cを持つことで、注ぎ口8は、出口室6bから一度離れた後、吐出口傾斜角θ4を小さく形成することができる。したがって、出口室6bの出口室排水口6cがもつ出口室排出口傾斜角θ3を十分に小さくすることができる場合は、屈曲点8cはなくてもよい。
図4に注ぎ口8部分の断面の拡大図を示す。図4(a)は、注ぎ口蓋7が閉じている状態を示し、図4(b)は注ぎ口蓋7が開いている状態を示している。注ぎ口蓋7は、出口室6bに形成された一対のブラケット6kに揺動可能に枢支されている。また、注ぎ口蓋7の後部には、ロッド6gを押し下げるためのカム形状7aが形成されている。このカム形状7aには、一部を平面若しくは凹ました鞍部7cが形成されている。注ぎ口蓋7の下方には、ロッド6gが配置されている。ロッド6gは、バネ6hにより上方に付勢されている。ロッド6gの下方には、弁体6fが結合されている。したがって、弁体6fは、常に弁座6eに密着している(つまり閉じている)。その結果、弁室6aと出口室6bは、弁体6fによって隔離される。つまり、弁室6aから出口室6bに水は流れない。電気ケトル1が転倒しても注ぎ口8から中の水がこぼれることはない。
一方、注ぎ口蓋7が開かれると、カム形状7aはロッド6gを下方へ押し下げる。結果弁体6fは弁座6eから離れ、弁室6aと出口室6bが連通する(図4(b)参照)。この状態で通水管5と注ぎ口8は連通状態となり、水を注ぎ出すことが可能になる。なお、この時、カム形状7aの鞍部7cは、ロッド6gの頭頂部に当接し、注ぎ口蓋7が安定して保持される。以上のように本発明に係る電気ケトル1の転倒時止水構造6は、注ぎ口蓋7が閉じている際に機能する。
また、注ぎ口蓋7には、注ぎ口8をカバーする部分の後方に略垂直に延設された注ぎ口蓋レバー7bが設けられている。注ぎ口蓋7を開いたときに、注ぎ口蓋レバー7bは、蓋ユニット10の上面に重なる程度の長さを有する(図4(b)のA丸参照)。
このような構造にすることで、蓋ユニット10を外装ケース2から取り去る際には、蓋ユニット10が注ぎ口蓋レバー7bに当接し、注ぎ口蓋レバー7bを持上げる。その結果、注ぎ口蓋7は閉じる(図4(a))。つまり、蓋ユニット10を開ける際には、常に注ぎ口蓋7は閉じられることになる。これは、水を給水した後、注ぎ口蓋7を閉め忘れて、転倒時止水構造6が働かない状態のまま電気ケトル1が転倒し、水がこぼれるという誤操作を防止する。
図5には、電気ケトル1が前方に90°傾けられた場合の断面状態を示す。すなわち、中心線LCは、垂線LVに対して90°傾いている。直線L4cは、図5中において内容器4の前方内壁面4cと平行な線であり、直線L5は通水管5と平行な直線である。前方内壁面4cは、中心線LCに対して内壁面傾斜角θ1が設けられているので、内容器4内の水は、内容器4の通水管5の発端4hに集まる。また、通水管5中の水は、中心線LCに対して通水管傾斜角θ2が設けられているので、必ず注ぎ口8(上方)に向かって流れる。つまり、本発明に係る電気ケトル1は前方に90°傾けると、内容器4内のほぼ全ての水を排出することができる。言い換えると、内容器4の水を全て排出するのに、電気ケルト1は、90°以上傾ける必要がない。
図6には、図5における転倒時止水構造6周辺の拡大図を示す。弁室6aの上部内壁と弁座6eの幅の長さ分6Lが最後の乗り越え高さとなる。ここを吐出時の乗り越えポイント6pと呼ぶ。通水管5中の水は、弁室6aに入り、乗り越えポイント6pを乗り越えて注ぎ口8に向かう。
出口室6bを出た水は、出口室排水口傾斜角θ3の角度によって流れる。ここで、出口室排水口傾斜角θ3を小さい角度にしているため、図5のように電気ケトル1を傾けた場合には、緩やかな傾斜となる。
また、吐出口8bに向かっては、出口室排水口傾斜角θ3よりも小さい角度に設定されている吐出口傾斜角θ4によってさらに角度が緩やかになる。結果、出口室6bを出た水は、非常に緩やかな加速区間を通過した後、吐出口8bから排出される。ここで加速区間とは、注ぎ口8に設けられた出口室排水口傾斜角θ3の区間と吐出口傾斜角θ4の区間である。これは言い換えると、注ぎ口8の元口8aから屈曲点8cまでの区間と屈曲点8cから吐出口8bまでの区間である。
図7には、電気ケトル1を傾斜させた際の、様子を示す。図7(a)を参照して、本発明に係る電気ケトル1は、内容器4内の水を排出するために、内容器4の前側面下端から通水管5を引き出し、満水レベルMLより上方で転倒時止水構造6および注ぎ口8を設けたので、内容器4内の水面Wsと注ぎ口8のカエシ8dの点での水面が一致する。したがって、電気ケトル1の傾斜に応じて水が流れ出し、電気ケトル1の傾斜を調整することで、細い水流や微量な水の滴下が可能となる。また、連通管9は、内容器4内の水が多い場合は、第2の通水管としても利用することができ、大量の水を注ぎ口8に送ることもできる。
図7(b)には、内容器4内の水量がさらに減った場合を示す。水量が減っているので、内容器4内の水面Wsは、注ぎ口8のカエシ8dの点で同じ水位を保てない。内容器4内の水面Wsは、吐出時の乗り越えポイント6pでの水位と一致する。このような場合、弁室6aの出口室6b(図6参照)を出た水は、上方に向かって形成された注ぎ口8を通過する。この注ぎ口8は電気ケトル1を傾斜させるに従い、水平(水面Ws)との角度は小さくなるので、水はほとんど加速することなく吐出口8bのカエシ8dに誘導される。
その結果、水はカエシ8dの真下に極めて細い流水形状で排出することができる。また、微量を滴下することも出来る。つまり、従来の電気ケトル101にあったように、電気ケトル101を傾斜させてもなかなか水が吐出されず、吐出される際は、勢いよく吐出されるため、吐出口8bの真下ではなく、吐出口8bより斜め前に角度を持って水が吐出されるということが回避される。
<蓋ユニット10の構造>
図8には、蓋ユニット10の上面(図8(a))および下面(図8(b))を除いた状態の斜視図を示す。また、図8(c)には、蓋ユニット10が取り除かれた外装ケース2の上端縁部2cを示す。蓋ユニット10には、着脱機構12と、蒸気通路14cおよび蒸気口14dが設けられている。
着脱機構12は、蓋ユニット10の上面の凹み12a内に、着脱つまみ12bと付勢バネ12dとロック爪12cによって構成される。蓋ユニット10の側面には、蓋ユニット10内に出し入れ可能なロック爪12cが左右の側面にそれぞれ設けられている。ロック爪12cは、付勢バネ12dによって、常に蓋ユニット10から突出するように付勢されている。ロック爪12cは着脱つまみ12bに連結されている。
着脱つまみ12bが付勢バネ12dに逆らって移動させられると、ロック爪12cは蓋ユニット10内部に移動する。着脱つまみ12bはすでに説明したように、蓋ユニット10の上面に設けられた2箇所の凹み12a内のそれぞれに設けられている。なお、図8(c)を参照して、外装ケース2の上端縁部2cの内面には、このロック爪12cと嵌合する嵌合凹み2eが設けられている。
したがって、使用者は、この一対の着脱つまみ12bを握るように移動させることで蓋ユニット10自体を把持しながら、ロック爪12cと外装ケース2の嵌合凹み2eの嵌合をはずし、蓋ユニット10のロックを解除することができる。
図9には、蓋ユニット10内の蒸気の流れを示す。図9を参照して、蓋ユニット10の前方上面には、蒸気口14dが設けられている。また蓋ユニット10の後方から前方に向かって蒸気通路14cが設けられている。内容器4内の水が沸騰した場合、蒸気はこの蒸気通路14cを通って、蓋ユニット10後方から前方に流れ、蒸気口14dから排出される。蒸気口14dが蓋ユニット10の前方にあるのは、内部の水が沸騰した状態の電気ケトル1のハンドル3を握った際に、蒸気が手に触れないように、ハンドル3から遠く離しておくのが望ましいからである。
本発明に係る電気ケトル1における蒸気の流れでは、内容器4内で発生した蒸気は、蓋ユニット10の下面後方の蒸気出口14aから蒸気出口通路14b(図8(a))も参照)に入り、ハンドル3内に設けられた温度センサ室22内を通過し、その後蒸気通路14cを通って、蒸気口14dから排出される。
なお、蒸気口14dの直下には、結露室14eが設けられていてもよい。蒸気口14dから出た蒸気のうち、蒸気口14dで結露して残った水分が内容器4に逆流しないためである。また、外部から蒸気口14dを介して液体が入り込むような状況になっても、直接内容器4に液体が流れないようにするためである。ただし、結露室14eはなくてもよい。
再度図8を参照し、蓋ユニット10の後方側面には、2つの穴がある。1つは、内容器4からの蒸気が温度センサ室22に向かう蒸気出口通路14bの出口の穴14baであり、1つは、温度センサ室22から出た蒸気が蒸気口14dに向かって流れる蒸気通路14cの入口の穴14caである。
これらの穴は蓋ユニット10が外装ケース2に取付けられると、ハンドル3と外装ケース2との上接合部3aの外装ケース2内側に設けられた温度センサ室入口22a(図8(c)参照)に気密に密着する。
図10には、電気ケトル1の上部を一部取り除き、上方から見た図を示す。すでに説明したように、蓋ユニット10内には、着脱機構12と蒸気通路14cと蒸気口14dが備えられている。蒸気出口通路14bは、内容器4内側に設けられた蒸気出口14aからの蒸気が通過する。
蒸気出口通路14bの出口の穴14baは温度センサ室入口22aと気密に接続されている。また温度センサ室入口22aと、蒸気通路14cの入口の穴14caも気密に接続されている。このように本発明に係る電気ケトル1では、温度センサ室22は、温度センサ室入口22aだけで蒸気の入口と出口を兼ねている。
図10を参照して、再度蒸気の流れを説明する。内容器4内からの蒸気は、蒸気出口14aから蒸気出口通路14bを通り、蒸気出口通路14bの出口の穴14baから温度センサ室入口22aを通過し温度センサ室22に入る。温度センサ室22は、ハンドル3内に、蓋ユニット10を向いて、温度センサ感熱部22bが備えられている。
蒸気出口通路14bから温度センサ室22に入った蒸気は、温度センサ感熱部22bに突き当たり、反射する。そして再び温度センサ室入口22aを通過して、蒸気通路14cの入口の穴14caを通過し、蒸気通路14cに入る。そして、結露室14eを通過し、蒸気口14dから外部に放出される。
本発明の電気ケトル1は前方に転倒時止水構造6が備えられている。したがって、ハンドル3が設けられている後方より注ぎ口8がある前方の方が重い。よって、電気ケトル1が転倒した際には、注ぎ口8がある方が下側になる。蓋ユニット10の蒸気通路14cは、後方から前方に向かって設けられているので、内容器4の水が蒸気出口通路14bから温度センサ室22を回って、蒸気口14dから漏れることはほとんどない。
また、転倒時止水構造6は、弁体6fによって内容器4と通水管5内を液密にシールする。そして、蒸気出口通路14bは、内径が大きなものではなく、また、内容器4から蒸気口14dまでの通路は、蓋ユニット10の内径程度の長さがある。したがって、電気ケトル1の蓋ユニット10を重力方向下向き(所謂電気ケトル1が逆向きにされた姿勢)にしても、蒸気口14dから内部に空気が入り、内容器4内の水が蒸気出口通路14bを通って漏れる量は非常に少ない。
<ハンドル3>
図11には、ハンドル3の側面板を外した状態のハンドル3の斜視図を示す。ハンドル3には、スイッチ20と温度センサ室22が備えられている。温度センサ室22は、内容器4の蒸気が入ってくる入口と、温度センサに触れた蒸気が出て行く出口を兼用する温度センサ室入口22aが設けられている。温度センサ室22内には、温度センサ室入口22a側を向いて、温度センサ感熱部22bが備えられている(図10参照)。温度センサ感熱部22bには例えばバイメタルといった温度センサが利用される。温度センサ室入口22aには、蒸気出口通路14bと蒸気通路14cが連結される。
また、温度センサ室22からは、電極22tが突設されている。図11からわかるように、ハンドル3内には、空間が設けられており、この空間内を配線が配置され、スイッチ20と、電気ケトル1の下方に備えられたヒータ30(図2参照)および内部受電器16(図2参照)と接続される。
スイッチ20は、押し込まれると電気回路接点が接続する。しかし、温度センサが沸騰状態を検知したら、スイッチ20のロックが外れるように構成されている。例えば、バイメタルの変形によって、スイッチ20のロックが解除されるように構成する。
電気回路とは、内部受電器16とヒータ30を接続する電気回路である。つまり、スイッチ20が入れられると、内部受電器16とヒータ30が接続状態になり、電気ケトル1が外部給電器18と接続状態にあれば、ヒータ30が加熱される。
そして、内容器4で十分高い温度の蒸気が発生すると、その蒸気に晒された温度センサによってスイッチ20は解除され、通電による加熱は停止される。
<ヒータ>
図2を再度参照して、電気ケトル1の底部には、内部受電器16が設けられている。内部受電器16は、外部給電器18と嵌合するコネクタ16bと、内部電極16aで構成されている。内部電極16aの一方はヒータ30に接続されている。また他方は、ハンドル3のスイッチ20に接続される。またヒータ30の他方の端子もハンドル3のスイッチ20に接続されている。ヒータ30は特に限定されないがパネル状のヒータが好適に利用できる。ヒータ30は内容器4の底面に接続して配置されている。なお、水が入ってない場合の電気ケトル1の過加熱を防止する過加熱防止回路がヒータ30に設けられていても良い。
また、外装ケース2の底面2fはコネクタ16bの口が直接載置面に当たらないように、コネクタ16bの露出面より下方に突出して形成されている。また、コネクタ16bをヒータ30の下に設けることで、底面2fとヒータ30の間には、空間2gが形成されている。この空間2gがあることで、ヒータ30の熱が底面2fに直接伝わらない。いわば、この空間2gは遮熱機構を構成しているといってもよい。
なお、ここで載置面とは、外部給電器18以外で電気ケトル1が載置される面をいう。たとえば、テーブルや机の面で、電気ケトル1が載置されることを予定している面をいう。また、コネクタ16bとは、後述する外部給電器18のコネクタ18bと嵌合するための雄型雌型の形状部材である。
外部給電器18には、端にプラグ18dが設けられた電線18c(コード)が巻き込まれた電線巻き取り構造18eと、内部受電器16と嵌合するコネクタ18bが設けられている。コネクタ18bには外部電極18aが備えられている。外部給電器18のコネクタ18bと内部受電器16のコネクタ16bは雄型雌型の関係にある。どちらが雄型でどちらが雌型であってもよい。
外部給電器18のコネクタ18bと内部受電器16のコネクタ16bが嵌合することで、外部電極18aと内部電極16aが通電状態となる。そこでスイッチ20を押して通電状態にすることで、電気ケトル1は内容器4内の水を加熱する。
加熱は、内容器4内の水からの蒸気が一定以上の温度になった時点で完了する。この蒸気の温度を計測しているは温度センサ室22内の温度センサである。温度センサは蒸気が予め設定された温度以上になったら、スイッチ20を遮断する。すると、内部電極16aとヒータ30との接続が遮断され、加熱は終了する。
以上のように本発明に係る電気ケトル1は、水を貯留する内容器4の前側面下端から通水管5を配したので、電気ケトル1の傾きに応じて微量な水の吐出が可能になる。
本発明は電気ケトルに対して好適に利用することができる。
1 電気ケトル
2 外装ケース
2a 出っ張り部分
2b 外装ケースの透明部
2c 外装ケースの上端縁部
2d 蓋ユニット受け部
2e 嵌合凹み
2f 外装ケースの底面
2g 外装ケースの底面とヒータとの空間
3 ハンドル
3a 上接合部
3b 下接合部
3c 握り
6k ブラケット
7c 鞍部
20 スイッチ
22 温度センサ室
22a 温度センサ室入口
22b 温度センサ感熱部
22t 電極
30 ヒータ
4 内容器
4a (内容器の)開口
4b (内容器の)底面
4c 内容器の内壁面
4d 内容器の側面下端
4e 発端口
4h 発端
5 通水管
6 転倒時止水構造
6a 弁室
6b 出口室
6c 出口室排水口
6d 出口
6e 弁座
6f 弁体
6g ロッド
6p 吐出時の乗り越えポイント
6h バネ
6i ワッシャ
6j Oリング
7 注ぎ口蓋
7a カム形状
7b 注ぎ口蓋レバー
8 注ぎ口
8a 元口
8b 吐出口
8c 屈曲点
8d カエシ
9 連通管
10 蓋ユニット
12 着脱機構
12a 凹み
12b 着脱つまみ
12c ロック爪
12d 付勢バネ
14d 蒸気口
14c 蒸気通路
14b 蒸気出口通路 (内容器4から温度センサ室に向かう通路)
14a 蒸気出口
14ba 蒸気出口通路の出口の穴
14ca 蒸気通路の入口の穴
14e 結露室
16 内部受電器
16a 内部電極
16b コネクタ (嵌合形状のことをいう)
18 外部給電器
18b コネクタ
18d プラグ
18c 電線
18a 外部電極
18e 電線巻き取り構造
LC 電気ケトル1の中心線
θ1 内壁面傾斜角
θ2 通水管傾斜角
θ3 出口室排水口傾斜角
θ4 吐出口傾斜角
LV 垂線
L4c、L5 直線
ML 満水レベル
Ws 水面
101 電気ケトル
103 内容器
104 器体
105 蓋体
106 注出路
107 開閉機構
113 注口
114 転倒時止水弁
115 流出口
117 注出口
184 弁

Claims (3)

  1. 水を貯留する内容器と、
    前記内容器を加熱するヒータと、
    前記内容器から前記水を排出させる通水管と、
    前記通水管の水を注ぎだす注ぎ口を有し、
    前記通水管は、前記内容器の側面下端に発端が設けられ、
    前記内容器を液密に密閉する蓋ユニットを有し、
    前記蓋ユニットには、前記内容器で発生した蒸気をハンドル中に設けられた温度センサに向かって排出する蒸気出口と、
    温度センサに触れた蒸気が外部に排出される前記蓋ユニット前方に設けられた蒸気口を有し、
    前記ハンドルから前記蒸気口まで蒸気が流れる蒸気通路を有することを特徴とする電気ケトル。
  2. 前記蒸気口は、前記蓋ユニットの半分より前方側に形成されていることを特徴とする請求項に記載された電気ケトル。
  3. 水を貯留する内容器と、
    前記内容器を加熱するヒータと、
    前記内容器から前記水を排出させる通水管と、
    前方に設けられた前記通水管の水を注ぎだす注ぎ口と、
    後方に設けられたハンドルと、
    前記内容器を液密に密閉する蓋ユニットを有し、
    前記蓋ユニットには、後方端の前記内容器側に設けられた、前記内容器で発生した蒸気を前記ハンドル中に設けられた温度センサに向かって排出する蒸気出口と、
    温度センサに触れた蒸気が外部に排出される前記蓋ユニット前方に設けられた蒸気口と、
    前記ハンドルから前記蒸気口まで蒸気が流れる蒸気通路が設けられ、
    前記通水管は、前記内容器の側面下端に発端が設けられ、
    前記注ぎ口は、前記内容器の満水レベルより上方に設けられ、
    前記注ぎ口がある前方の方が、ハンドルが設けられている後方より重いことを特徴とする電気ケトル。
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