JP7189437B2 - 電気湯沸し器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、電気ケトルや電気ポット等の電気湯沸し器に関する。
過去に「容器本体と、注出口と、前記容器本体内の液体を加熱する加熱手段と、前記容器本体の上方に設けられる蓋体と、前記注出口の反対側に設けられる取手を有する液体加熱容器であって、前記蓋体は、前記容器本体内で発生する蒸気を回収する別体の蒸気回収ユニットを有し、前記蒸気回収ユニットは、蒸気を導入する蒸気導入口と、結露水を排水する排水孔と、迂回通路と、空気を導入する排気口とを有し、前記排気口は、前記排水孔より前記取手側で且つ上方に設けられること特徴とする液体加熱容器」が提案されている(例えば、特開2016-165494号公報等参照)。
特開2016-165494号公報
ところで、このような液体加熱容器の中には、筒状の取っ手に電源ボタンおよびスイッチ機構等が配したものがある。このような液体加熱容器では、電源ボタンは取っ手の上側の開口から突出するように設けられている。ここで、開口を形成する壁縁と電源ボタンとの間には、電源ボタンが動作することができるように隙間が空けられている。そして、この隙間に水等の液体が浸入すると、スイッチ機構から加熱手段側に向けて延びる電気線を伝う等して液体が加熱手段まで到達してしまうおそれがある。このように加熱手段まで液体が到達してしまうと、種々の不具合が生じ得る。
本発明の課題は、上述のような液体加熱容器(電気湯沸し器)において、スイッチ装置から加熱手段(加熱源)側に向けて延びる電気線を伝う等して液体が加熱手段まで到達するおそれを低減することにある。
本発明に係る電気湯沸し器は、
加熱源を有する容器本体と、
前記容器本体に取り付けられており、上側に開口部が形成される筒状の取っ手と、
前記取っ手に内設されるスイッチ機構と、
前記取っ手の開口部から突出するように前記スイッチ機構の上側に取り付けられるスイッチボタンと、
前記スイッチ機構から前記加熱源側に向けて延びる電気線と、を備え、
前記取っ手の内下面から上方に向かって延びると共に、前記取っ手の奥行方向に沿って延びる一対の対向壁をさらに備え、
前記対向壁は、前記スイッチ機構の下を通っており、
前記電気線は、前記対向壁の間を通されている。
上記構成によれば、スイッチボタンと、開口部を形成する壁縁との間の隙間から水等の液体が浸入してきた際、その液体は、スイッチボタンおよびスイッチ機構の側壁を、容器本体から遠ざかる側に伝い流れた後に、対向壁の外側に流れ落ちる。一方、電気線は、上述の通り、対向壁の間に位置する。このため、この電気湯沸し器では、上記隙間から浸入してきた液体が電気線に接触するおそれを低減することができる。このため、この電気湯沸し器では、上述の場合において液体が電気線を伝って加熱源まで到達するおそれを低減することができる。
本発明では、
前記取っ手の内側面から内側に向かって突起すると共に前記取っ手の容器本体側からその反対側に向かうに従って下方に傾斜する第1傾斜リブ、および、前記スイッチ機構の外側面から外側に向かって突起すると共に前記取っ手の容器本体側からその反対側に向かうに従って下方に傾斜する第2傾斜リブの少なくとも一方の傾斜リブをさらに備えていると好適である。
上記構成によれば、第1傾斜リブおよび第2傾斜リブの少なくとも一方の傾斜リブにより、上記隙間から浸入してきた液体を容器本体から遠ざける方向に誘導することができる。このため、この電気湯沸し器では、液体が加熱源まで到達するおそれをさらに低減することができる。
本発明では、
前記開口部の容器本体側の端よりも容器本体側に位置する前記第1傾斜リブの部位から上方に向かって延びる第1縦リブ、および、前記開口部の容器本体側の端よりも容器本体側に位置する前記第2傾斜リブの部位から上方に向かって延びる第2縦リブの少なくとも一方の縦リブをさらに備えていると好適である。
上記構成によれば、第1縦リブおよび第2縦リブの少なくとも一方の縦リブにより、上記隙間から浸入してきた液体が容器本体側に向かうおそれを低減することができる。このため、この電気湯沸し器では、液体が加熱源まで到達するおそれをさらに低減することができる。
本発明では、
前記対向壁の外側に形成される外側通路の容器本体側は閉塞されており、
前記外側通路の容器本体側の反対側は開放されていると好適である。
上記構成によれば、外側通路に流れてきた液体が容器本体側に流れ落ちることを防ぐことができる。
本発明では、
前記取っ手の前記内下面が、容器本体側からその反対側に向かうに従って下方に傾斜すると好適である。
上記構成によれば、外側通路に流れてきた液体を容器本体から遠ざかる方向に積極的に移動させることができる。
本発明の実施の形態に係る電気ケトルのケトル本体の外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る電気ケトルのケトル本体の正面図である。 図2のI-I断面図である。 図3のA部分の拡大図である。 本発明の実施の形態に係る電気ケトルのケトル本体を構成する取っ手の本体部材に電源ボタンおよび収容部材を装着した状態を示す前側斜視図である。 本発明の実施の形態に係る電気ケトルのケトル本体を構成する取っ手の本体部材を示す前側斜視図である。 本発明の実施の形態に係る電気ケトルのケトル本体を構成する取っ手の本体部材の正面図である。 本発明の実施の形態に係る電気ケトルのケトル本体を構成する取っ手の本体部材に電源ボタンおよび収容部材を装着した状態の正面図である。 図8のII-II断面図である。 変形例(A)に係る電気ケトルのケトル本体を構成する取っ手の本体部材に電源ボタンおよび収容部材を装着した状態の縦断面図である。 変形例(B)に係る電気ケトルのケトル本体を構成する取っ手の本体部材に電源ボタンおよび収容部材を装着した状態の縦断面図である。
<本発明の実施の形態に係る電気ケトルの構成>
本発明の実施の形態に係る電気ケトル100は、主に、ケトル本体200(図1および図2参照)および電源台(図示せず)から構成される。なお、ケトル本体200は、電源台に着脱自在に載置される。電気ケトル100の使用者は、お湯を沸かしたいときにケトル本体200を電源台に載置し、お湯を使用するときにケトル本体200を電源台から取り外すことができる。ケトル本体200は、図1~図3に示されるように、主に、本体ユニット300および蓋ユニット250から構成されている。なお、蓋ユニット250は、本体ユニット300に着脱自在に装着されている。電気ケトル100の使用者は、お湯を沸かすための水等を電気ケトル内の液体容器321(図3参照)に入れたいときにロックレバー機構255(後述)を解除状態にして本体ユニット300から蓋ユニット250を取り外し、お湯を沸かす前に蓋ユニット250を本体ユニット300に装着する。以下、本体ユニット300、蓋ユニット250および電源台について詳述する。
1.本体ユニット
本体ユニット300は、図1~図3に示されるように、主に、容器本体310および取っ手400から構成されている。以下、容器本体310および取っ手400について詳述する。
(1)容器本体
容器本体310は、図3に示されるように、主に、容器ユニット320、外装体330、電装ユニット340および温度過昇防止装置350から構成されている。以下、これらの構成要素について詳述する。
(1-1)容器ユニット
容器ユニット320は、図3に示されるように、主に、液体容器321、プリントヒータ322、支持金具(図示せず)から構成されている。
液体容器321は、図3に示されるように、側壁部321A、底壁部321Bおよびフランジ部321Cから形成されている。側壁部321Aは、ステンレス鋼製の円筒状部位である。底壁321Bは、ステンレス鋼の円盤部位である。フランジ321Cは、円環体であって、図3に示されるように側壁部321Aの上端から外側に向かって延びている。また、この液体容器321の内周面には、フッ素樹脂等の耐蝕性樹脂(図示せず)が塗装されている。
プリントヒータ322は、主に、加熱線(図示せず)および絶縁被覆層(図示せず)から構成されており、図3に示されるように液体容器321の底壁部321Bの下側面に接すようにその底壁部321Bに固定されている。加熱線は、液体容器321の底壁部321Bの下面側に設けられる絶縁体層上に、支持金具を避けるようにして印刷されている。そして、この加熱線は端子接続部分(図示せず)を除いて絶縁被覆層で覆われており、端子接続部分には電装ユニット340の接続端子(図示せず)が接触している。
支持金具は、液体容器321の底壁部321Bに電装ユニット340や温度過昇防止装置350を取り付けると共に、外装体330の底壁部材333(後述)に対して液体容器321を固定するためのものであって、液体容器321の底壁部321Bの複数箇所から下方に向かって延びている。
(1-2)外装体
外装体330は、図3に示されるように、側壁部材331、底壁部材333および肩部材335から構成されている。
側壁部材331は、円筒形状の金属部材であって、本体ユニット300の外装体の一部としての役目を担う。この側壁部材331の上端側には、取っ手400を受け入れるための切欠き(図示せず)が形成されている。
底壁部材333は、略円椀形状の樹脂部材であって、図1~図3に示されるように、容器本体310の底側を覆っている。
肩部材335は、図3および図4に示されるように液体容器321の上側に位置すると共に液体容器321のフランジ部321Cを介して連結される略円筒形状の樹脂部材であって、図1~図4に示されるように、主に、本体部335A、注液口部335B、フランジ部(図示せず)、フランジ受け部335D、軒部335E、第1上側ビス受け部335F、第1下側ビス受け部335Gおよびブロック部335Hから形成されている。本体部335Aは、円筒形状を呈する樹脂成形体である。そして、この本体部335Aには、後述するロックレバー機構255(図1参照)のロックレバー255Aの爪部(図示せず)を収容することができる爪収容空間が形成されている。そして、蓋ユニット250が本体ユニット300に装着されている状態において、この爪収容空間にはその爪部が収容される。注液口部335Bは、液体容器321から流れてくる液体を一方向に向かって流すための部位であって、肩部材335の正面側に配設されている。フランジ部は、本体部335Aの上端から外側に延びた後に下方に向かって延びている。フランジ受け部335Dは、図4に示されるように本体部335Aの下端から内側に延びる円環状の部位であって、図4に示されるように円環状パッキンPKを介して液体容器321のフランジ部321Cを受けている。軒部335Eは、図4に示されるように肩部材335の背面側すなわち注液口部335Bの反対側に形成される部位であって、主に、庇部および側壁部から形成されている。庇部は、上側に膨れる湾曲壁であって、フランジ部の上側に位置しており外側に向かって延びている。側壁部は、庇部の両端から下方に向かって延びると共にフランジ部の後端から外方に向かって延びている。第1上側ビス受け部335Fは、軒部335Eの内側に一対形成されている。そして、この第1上側ビス受け部335Fには第1ビス孔が形成されている。この第1ビス孔は、ビスBS(図4参照)を通すための孔であって、奥行方向(前後方向)に沿って延びている。第1下側ビス受け部335Gは、本体部335Aの背面下側に一対形成されている。そして、図4に示される通り、この第1下側ビス受け部335Gには第2ビス孔が形成されている。この第2ビス孔は、ビスBS(図4参照)を通すための貫通孔であって、幅方向(左右方向)に沿って延びている。ブロック部335Hは、略角板状の部位であって、前後方向に沿って左右一対の貫通孔が形成されている。また、このブロック部335Hの両側面にはスライドレール部が形成されている。
(1-3)電装ユニット
電装ユニット340は、図3に示されるように、主に、支持台(図示せず)、電気回路形成用金属板(図示せず)、電源台接続用接続端子部(図示せず)、一対のバイメタル型サーモスタット部(図示せず)および電源台接続ボスMEから構成されている。
電装ユニット340は、支持金具を介して支持台に固定されている。支持台には、電気回路形成用金属板により電気回路が形成されている。なお、この電気回路には、電源台接続用端子部やバイメタル型サーモスタット部が組み込まれている。すなわち、ケトル本体200が電源台から取り外されたり、バイメタル型サーモスタット部が開状態となったりすると、この電気回路は開状態となる。
バイメタル型サーモスタット部は、空焚きを防止するためのものであって、主に、接点(図示せず)、接点開放機構(図示せず)およびバイメタル(図示せず)から構成されている。なお、バイメタル型サーモスタット部は、2つ共に略中央部分の外周寄りに配置されている。バイメタルは、2つ共に略中央部分の外周寄りの加熱線上に絶縁被覆層を介して配置されている。また、このバイメタルは、常温においてプリントヒータ322に接するように配設されている。接点開放機構は、レバー機構である。この接点開放機構では、通常、レバー(図示せず)の先端部分が接点保持部材(図示せず)の直下に位置しており、バイメタルが規定温度以上の温度まで加熱されると、バイメタルの変形によってレバーの先端部分が下方に押し下げられ、その結果、レバーの先端部分により接点保持部材が下方に押し下げられて接点が開放される。
電源台接続ボスMEは、電源台のボス受け部に着脱自在に嵌め込まれる。なお、電源台接続ボスMEが電源台のボス受け部に嵌め込まれると、電源台接続ボスMEに配設される2つの電源台接続用接続端子部と、電源台のボス受け部に配設される2つの接続端子部とがそれぞれ接続され、その結果、電源供給回路が形成される。すなわち、かかる場合において電源台が外部電源に接続されていれば、ケトル本体200内部の電気回路に通電が可能な状態、すなわちプリントヒータ322が加熱され得る状態となる。
(1-4)温度過昇防止装置
温度過昇防止装置350は、主に、本体部材(図示せず)、ワンショット型サーモスタット(図示せず)およびコイルスプリング(図示せず)から構成されている。
本体部材は、樹脂成形品であって、ワンショット型サーモスタットがコイルスプリングにより上方に付勢された状態となるようにワンショット型サーモスタットおよびコイルスプリングを収容している。また、このワンショット型サーモスタットの上面の長手方向中央部分には、感熱部(図示せず)が上方に向かって突出するように固定されている。すなわち、この感熱部は、コイルスプリングの付勢力によってプリントヒータの加熱線に絶縁被覆層を介して押し付けられている。このため、プリントヒータの加熱により液体容器321の底壁321Bが変形したとしても感熱部は常にプリントヒータ322の加熱線上の絶縁被覆層に接触することができる。
(2)取っ手
取っ手400は、使用者がケトル本体200を持ち運ぶ際に使用者によって把持されるものであって、図1および図3に示されるように、本体ユニット300の後方に配設されている。そして、この取っ手400は、図3に示されるように、主に、外装体410、電源スイッチ機構420および中間蒸気通路PVMから構成されている。
外装体410は、図3に示されるように、側面視において略鉤型(逆L字型)の筒体である。そして、この外装体410の下垂部分の下端が自由端になっており、梁部分の下垂部分とは逆側の端部(すなわち、付根側の端部)が容器本体310の側壁部材331および肩部材335の背面側で結合されている。外装体410の梁部分は、図3に示されるように、蓋ユニット250が本体ユニット300に装着されている状態において蓋ユニット250と対向している。そして、この外装体410の梁部分の内部には、電源スイッチ機構420が配設されていると共に中間蒸気通路PVMが形成されている。また、図3に示されるように、この外装体410の梁部分の上側には、電源ボタン421を露出させるための開口AP(図4参照)が形成されている。
ところで、この外装体410は、図3に示されるように、主に、本体部材411およびカバー部材412から構成されている。本体部材411は、図6に示されるように、主に、本体部411A、第2上側ビス受け部411B、第2下側ビス受け部411C、スライド取付構造部411D、案内壁部411Eおよび門型壁部411Fから構成されている。本体部411Aは、図6に示されるように、主に、梁部411aおよび下垂部411bから形成されている。梁部411aは、図6に示されるように略水平方向に沿って延びる凹状の部位である。この梁部411aには、電源スイッチ機構420が収容される。ところで、この梁部411aの基端側の底部には切欠きRpが形成されている。この切欠きRpには、電源スイッチ機構420から電装ユニット340およびプリントヒータ322側に向けて延びる電気線(図示せず)が挿通される。下垂部411bは、図6に示されるように梁部411aの先端から遠ざかるに従って下方に向かって延びる凹状の部位である。図9に示されるように、下垂部411bの下端には抜き孔HLが形成されている。なお、この抜き孔HLは、「電源ボタン421」と「開口APを形成するカバー部材412の縁」との間の隙間から水等の液体が浸入してきた際、その液体を外部へ排出する役目を担っている。第2上側ビス受け部411Bは、図6に示されるように、板状の部位であって、本体部411Aの梁部411aの基端近傍の上端から上方に向かって延びている。そして、図6に示されるように、第2上側ビス受け部411Bには第3ビス孔Hcが形成されている。この第3ビス孔Hcは、ビスBS(図4参照)を通すための孔であって、奥行方向(前後方向)に沿って延びており、取っ手400が肩部材335に完全に嵌まり込んだ状態で肩部材335の第1上側ビス受け部335Fの第1ビス孔と一致する。すなわち、取っ手400が肩部材335に完全に嵌まり込んだ状態において、第1ビス孔および第3ビス孔Hcは、一対の連通孔を形成する。そして、この連通孔にビスが通されることによって肩部材335に対して取っ手400が強固に締結されることになる。第2下側ビス受け部411Cは、図6に示されるように梁部411aの基端部分の左右の下端から下方に向かって延びている。そして、図6に示される通り、この第2下側ビス受け部411Cには第4ビス孔Hdが形成されている。この第4ビス孔Hdは、ビスBS(図4参照)を通すための貫通孔であって、図6に示されるように幅方向(左右方向)に沿って延びており、取っ手400が肩部材335に完全に嵌まり込んだ状態で肩部材335の第1下側ビス受け部335Gの第2ビス孔の外側に位置すると共に第2ビス孔と一致する。すなわち、取っ手400が肩部材335に完全に嵌まり込んだ状態において、第2ビス孔および第4ビス孔Hdは、一対の連通孔を形成する。そして、この連通孔にビスBS(図4参照)が通されることによって肩部材335に対して取っ手400が強固に締結されることになる。スライド取付構造部411Dは、図6に示されるように梁部411aの基端部分に形成されている。図6に示されるように、このスライド取付構造部411Dの外側には半U字状の外側レール溝Goが左右に一対形成されており、内側には内側レール溝Giが左右に一対形成されている。なお、外側レール溝Goには、外装体330の側壁部材331の切欠きの外側に位置する側壁部材331の縁部がスライド嵌入される。言い換えれば、取っ手400の内側レール溝Giの上側を肩部材335のスライドレール部Psの下側に合わせた後に、肩部材335に対して取っ手400を下から上にスライド移動させて肩部材335に対して取っ手400をスライド嵌入させているとも言える。上述のスライド嵌入完了後、取っ手400の本体部材411の基端部分の上端面は、肩部材335の軒部335Eの側壁部EPの下端面に当接する。この状態で、第1ビス孔および第3ビス孔Hcから成る連通孔、および、第2ビス孔および第4ビス孔Hdから成る連通孔にビスBS(図4参照)が螺着されて、肩部材335に対する取っ手400の締結が完了する。また、内側レール溝Giには、肩部材335のスライドレール部が上から下に向かってスライド嵌入される。案内壁部411Eは、図6に示されるように梁部411aの両側壁近傍において梁部411aの奥行方向に沿って延びる左右一対の壁部であって、梁部411aの左右の内下面から上方に向かって延びている。そして、案内壁部411Eは、電気ケトル100の完成時において電源スイッチ機構420の収容部材425の下を通っている(図4、図5、図8および図9等参照。)。また、図6に示されるように、これらの案内壁部411Eの間は内側通路Aiとなっており、「案内壁部411E」と「梁部411aの側壁部Ws」との間は外側通路Aoとなっている。なお、内側通路Aiの基端側には、切欠きRpが位置している。そして、この内側通路Aiには、電源スイッチ機構420から延びる電気線が挿通される。そして、この電気線は、切欠きRpを通って容器本体310へと導かれる。また、図4に示されるように、外側通路Aoの基端側は肩部材335のブロック部335Hによって閉塞されている。また、図7に示されるように、外側通路Aoの先端側には開口Asが形成されており、外側通路Aoは、開口Asを介して下垂部411bまで連通している。すなわち、外側通路Aoに液体が流入した場合、液体は、外側通路Aoの先端側に向かって流れた後、開口Asを通って下垂部411bに落ちていくことになる。門型壁部411Fは、図6および図7に示されるように梁部411aの先端側に形成されている門型の壁部であって、案内壁部411Eに挟まれるように配設されている。そして、この門型壁部411Fの中央下には開口OPが形成されている。この開口OPは、仮に外側通路Aoに流入した液体が案内壁部411Eを超えて内側通路Aiに浸入した場合にその液体を下垂部411bに流す役割を担っている。また、門型壁部411Fは、電気ケトル100の完成時において電源スイッチ機構420の収容部材425の直下に位置している(図4、図5、図8および図9等参照。)。
電源スイッチ機構420は、図4に示されるように、主に、電源ボタン421、レバー型リフト機構422、板バネ部(図示せず)、可動接点(図示せず)、固定接点(図示せず)、押し棒(図示せず)、バイメタル424、収容部材425、区画パッキン427およびネオンランプ426から構成されている。なお、この電源スイッチ機構420は、電気線を介して本体ユニット300の電装ユニット340およびプリントヒータ322に接続されており、一つの電気回路を構成している。電源ボタン421は、透明の円柱体であって、前後方向に搖動に可能に収容部材425の上端部に軸支されていると共に、図4に示されるように外装体410の開口APから突出している。また、図4に示されるように、電源ボタン421は、その前端が収容部材425の直上に位置し、後端が収容部材425の後方に位置するように収容部材425の上端部に軸支されている。なお、この電源ボタン421は、レバー型リフト機構422がオン状態およびオフ状態のいずれの状態である場合においても取っ手400の先端側(容器本体側の反対側)に向かって傾いている。そして、この電源ボタン421は、図4に示されるようにレバー型リフト機構422のアーム部422aに係合されている。レバー型リフト機構422において、アーム部422aが前方に移動させられるとレバー体(図示せず)の先端部が支点(図示せず)を軸として下方に回動し、アーム部422aが後方に移動させられるとレバー体の先端部が支点を軸として上方に回動する。板バネ部は、レバー体の先端部に連結されている。可動接点は、板バネ部を介してレバー体に連結されている。固定接点は、可動接点に対向する位置に固定配置されている。押し棒は、レバー型リフト機構422の底板に形成される貫通孔に挿通されている。なお、この貫通孔は、レバー体の直下に形成されている。また、この貫通孔の長さは、押し棒よりも短い。バイメタル424は、レバー型リフト機構422の底板(図示せず)のレバー体配置側の反対側において押し棒と対向するように配置されている。そして、このバイメタル424は、規定の温度に達すると、上方に反るように変形する。なお、本発明の実施の形態において、このバイメタルの規定温度は、およそ100℃である。収容部材425には、レバー型リフト機構422、固定接点、可動接点、板バネ部、押し棒、バイメタルおよび区画パッキン427が収容されている。そして、この収容部材425は、区画パッキン427によって露出空間と機構収容空間に区画されている。露出空間は中間蒸気通路PVMと連通しており、機構収容空間は中間蒸気通路PVMから隔離されている。なお、本実施の形態において、露出空間にはバイメタル424が配置され、接点形成空間にはレバー型リフト機構422、固定接点、可動接点および板バネ部が配置されている。すなわち、水蒸気が中間蒸気通路PVMを通過する際、バイメタル424は水蒸気に曝されるが、レバー型リフト機構422、固定接点、可動接点および板バネ部が水蒸気に曝されることはない。
すなわち、使用者によって電源ボタン421が後方に押されると、それに連動してレバー型リフト機構422のアーム部422aが前方に押し出され、その結果、レバー体の先端部が下方に回動する。その結果、レバー体に連結される可動接点が下方に移動して固定接点に接触し、接点が閉じると共にレバー体によって押し棒がバイメタル側に押し出される。一方、押し棒がバイメタル側に押し出された状態でバイメタル424が水蒸気に曝されて規定の温度に達すると、バイメタル424が押し棒をレバー体側に押し出す。その結果、レバー体が上方に回動して固定接点から可動接点が離間すると共にアーム部422aが後方に移動させられ、さらに電源ボタン421が前方に押し戻される。
ネオンランプ426は、図3および図4に示されるように、電源ボタン421の近傍に配置されている。そして、このネオンランプ426は、電源スイッチ機構420およびバイメタル型サーモスタット部の接点が閉じられた状態で点灯し、電源スイッチ機構420やバイメタル型サーモスタット部の接点が開放されたり、温度過昇防止装置350が動作したりすると消灯する。なお、上述の通り、電源ボタン421が透明体であるため、ネオンランプ426の点灯・消灯は使用者によって視認される。
中間蒸気通路PVMは、図4に示されるように、取っ手400の上端部分基端側に形成されている。この中間蒸気通路PVMは、本体ユニット300に蓋ユニット250が装着されている状態で、蓋ユニット250の第1蒸気通路PV1および第2蒸気通路PV2(図4参照)に連通する。すなわち、本体ユニット300に蓋ユニット250が装着されている状態でプリントヒータ322によって液体容器321内の液体が加熱されると、その液体は、沸騰して蒸気になり、第1蒸気通路PV1、中間蒸気通路PVMおよび第2蒸気通路PV2を通って外部空間に排出される。また、上述の通り、この中間蒸気通路PVMにはバイメタル424が露出されている。すなわち、蒸気が中間蒸気通路PVMに至ると、その蒸気の熱によってバイメタル424が加熱され、バイメタル424の温度が規定温度に達すると、上述の通り、固定接点から可動接点が離間し、プリントヒータ322への通電が遮断される。なお、バイメタル424は、一定温度まで冷却されると、自己復帰する。
2.蓋ユニット
蓋ユニット250は、本体ユニット300の上方を覆う着脱自在の略円柱形の蓋体であって、図1~図3に示されるように、主に、外装体251、注液通路PL、注液通路開閉機構253、第1蒸気通路PV1、第2蒸気通路PV2およびロックレバー機構255から構成されている。
外装体251は、図3に示されるように、主に、上側パネル251Aおよび下側パネル251Bから構成されている。上側パネル251Aには、図1~図3に示されるように、ロックレバー255Aおよび開閉ボタン253Aを外部に露出させるための開口が形成されている。そして、下側パネル251Bには注液通路PLおよび第1蒸気通路PV1が形成されている。また、上側パネル251Aと下側パネル251Bとの間の空間には、第2蒸気通路PV2が形成されている。なお、注液通路PLは、注液通路開閉機構253によって開閉される。
注液通路開閉機構253は、注液通路PLを開閉するための機構であって、図3に示されるように、主に、開閉ボタン253A、コイルスプリング253B、開閉弁253Cおよび係止機構(図示せず)から構成されている。なお、注液通路PLは下側パネル251Bの注ぎ口側に形成されており、注液通路開閉機構253は、主に、上側パネル251Aと下側パネル251Bとの間の空間の注ぎ口側に配設されている。開閉ボタン253Aは、電気ケトル100の使用者によって操作される略円柱状の部材であって、上述の通り、外装体251の上側パネル251Aに露出している。また、この開閉ボタン253Aは、図3に示されるように、開閉弁253Cに連結されている。また、この開閉ボタン253Aは、コイルスプリング253Bによって上方に向かって付勢されている。そして、電気ケトル100の使用者によってコイルスプリング253Bの付勢力に抗して開閉ボタン253Aが下方に向かって押圧されると、その押圧動作に連動して開閉弁253Cが下に押し下げられ、注液通路PLが開放される。なお、このとき、係止機構によって開閉弁253Cの開状態が維持される。そして、使用者は、このように注液通路PLが開放された状態でケトル本体200を注ぎ口側に傾けることにより、液体容器321内部の液体を湯飲みや茶碗等の他の容器等にその液体を注ぐことができる。その後、その使用者によって開閉ボタン253Aがもう一度押圧されると、係止機構による開閉弁253Cの係止が解除され、コイルスプリング253Bの付勢力によって開閉弁253Cおよび開閉ボタン253Aが上方に押し戻され、開閉弁253Cにより注液通路PLが閉状態とされる。このとき、使用者がケトル本体200を注ぎ口側に傾けても、液体容器321内部の液体は、開閉弁253Cによって堰き止められる。
第1蒸気通路PV1は、液体容器321の内部空間と、取っ手400に設けられる中間蒸気通路PVMとを連通させる通路であって、下側パネル251Bの取っ手側に配設されている。なお、この第1蒸気通路PV1は、注液通路PLとは独立した通路である。一方、第2蒸気通路PV2は、上記中間蒸気通路PVMと外部空間とを連通される通路であって、上側パネル251Aと下側パネル251Bとの間の空間において取っ手側から注ぎ口側に向かって形成されている。なお、この第2蒸気通路PV2も、第1蒸気通路PV1と同様、注液通路PLとは独立した通路である。すなわち、液体容器321の内部の液体が加熱されることによって生じる蒸気は、第1蒸気通路PV1、中間蒸気通路PVMおよび第2蒸気通路PV2を順に通って注液口部335Bから外部空間に排出されることになる。
ロックレバー機構255は、蓋ユニット250を本体ユニット300に係止するための機構であって、図1および図2に示されるように、主に、一対のロックレバー255Aおよびコイルスプリング(図示せず)から構成されている。ロックレバー255Aは、図1および図2に示されるように、左右方向に出没可能に上側パネル251Aに収容されている。そして、このロックレバー255Aは、上側パネル251Aにおいて、コイルスプリングを挟んで互いに対向するように配設されている。すなわち、一対のロックレバー255Aは、コイルスプリングにより左右外方に向かって付勢されている。このため、蓋ユニット250が本体ユニット300に装着されている状態では、肩部材335の本体部335Aに形成されている空間にロックレバー255Aの係止爪(図示せず)が収容され、その結果、蓋ユニット250が本体ユニット300に係止されている。そして、使用者が本体ユニット300から蓋ユニット250を取り外したい場合、使用者はコイルスプリングの付勢力に抗して両側のロックレバー255Aを中央に寄せるように挟み込んで、肩部材335の本体部335Aに形成されている空間から係止爪を引き抜き、そのままの状態で蓋ユニット250を上方に引き上げる。この結果、本体ユニット300から蓋ユニット250が取り外される。
3.電源台
電源台は、主に、台座(図示せず)、ボス受け部(図示せず)、接続端子部(図示せず)、下側カバー(図示せず)、電源コード(図示せず)および電源プラグ(図示せず)から構成されている。
台座は、略円盤状の部材であって、電源台の上側に配置されている。
ボス受け部は、円筒体であって、台座の中央部から上方に向かって突出している。なお、このボス受け部には、上述の通り、本体ユニット300に配設されている電源台接続ボスMEを着脱自在に受け入れることができる。
接続端子部は、ボス受け部に配設されており、上述の通り、ケトル本体200が電源台に載置された状態において、電源台接続ボスMEに配設される2つの電源台接続用接続端子部と接続される。また、この接続端子部には、電源コードが接続されている。また、その電源コードの先端には、外部電源接続用の電源プラグが取り付けられている。
下側カバーは、略円盤状の部材であって、電源台の下側を覆っている。
<本発明の実施の形態に係る電気ケトルの特徴>
(1)
本発明の実施の形態に係る電気ケトル100では、「電源ボタン421」と「開口APを形成するカバー部材412の縁」との間の隙間から水等の液体が浸入してきた際、その液体は、電源ボタン421の壁面、および、電源スイッチ機構420の収容部材425の外壁面を、容器本体310から遠ざかる側に伝い流れた後に、外側通路Aoに流れ落ちる。一方、電気線は、上述の通り、内側通路Aiを通されている。このため、この電気ケトル100では、上述の隙間から浸入してきた液体が電気線に接触するおそれを低減することができる。このため、この電気ケトル100では、上述の場合において液体が電気線を伝ってプリントヒータ322まで到達するおそれを低減することができる。
(2)
本発明の実施の形態に係る電気ケトル100では、外側通路Aoの基端側が閉塞されており、先端側が開放されている。このため、この電気ケトル100では、外側通路Aoに流れてきた液体が容器本体側に流れ落ちることを防ぐことができる。
<変形例>
(A)
先の実施の形態では特に言及されなかったが、図10に示されるような傾斜リブR1が、取っ手400を構成する本体部材411の梁部411aの側壁Ws部の内側面に形成されてもよいし、電源スイッチ機構420の収容部材425の側壁の外側面に形成されてもよいし、上記2つの面に共に形成されてもよい。なお、図10に示される通り、傾斜リブR1は、取っ手400の基端側から先端側に向かうに従って下方に傾斜している。このように傾斜リブR1を設けることにより、「電源ボタン421」と「開口APを形成するカバー部材412の縁」との間の隙間から水等の液体が浸入してきた際にその液体を容器本体310から更に遠ざける側に誘導することができる。このため、この電気ケトル100では、液体がプリントヒータ322まで到達するおそれをさらに低減することができる。
(B)
先の実施の形態では特に言及されなかったが、図11に示されるような傾斜リブR1および縦リブR2が、取っ手400を構成する本体部材411の梁部411aの側壁Ws部の内側面に形成されてもよいし、電源スイッチ機構420の収容部材425の側壁の外側面に形成されてもよいし、上記2つの面に共に形成されてもよい。なお、図11に示される通り、傾斜リブR1は取っ手400の基端側から先端側に向かうに従って下方に傾斜しており、縦リブR2は、傾斜リブR1の基端側の端部から上下方向に向かって延びている。このように傾斜リブR1および縦リブR2を設けることにより、「電源ボタン421」と「開口APを形成するカバー部材412の縁」との間の隙間から水等の液体が浸入してきた際にその液体を容器本体310から更に遠ざける側に誘導することができると共に、その液体が容器本体側に流れるおそれを低減することができる。このため、この電気ケトル100では、液体がプリントヒータ322まで到達するおそれをさらに低減することができる。
(C)
先の実施の形態では特に言及しなかったが、取っ手400の外装体410の本体部材411の梁部411aの底壁の内側面が、取っ手400の基端側から先端側に向かうに従って下方に傾斜するように梁部411aの形状が設計されてもよい。
(D)
先の実施の形態に係る電気ケトル100では加熱源としてプリントヒータ322が採用されていたが、シーズヒータ等の他のヒータ等が加熱源として採用されてもかまわない。
(E)
先の実施の形態では本発明が電気ケトル100に適用されたが、本発明は電気ポット等の他の電気湯沸し器に適用されてもよい。
(備考)
上記変形例(A)~(E)は各例単独で適用されてもよいし、2例が組み合わされて適用されてもよいし、3例が組み合わされて適用されてもよいし、4例が組み合わされて適用されてもよいし、5例全てが組み合わされて適用されてもよい。
100 :電気ケトル(電気湯沸し器)
310 :容器本体
322 :プリントヒータ(加熱源)
400 :取っ手
411E :案内壁(対向壁)
420 :電源スイッチ機構(スイッチ機構)
421 :電源ボタン(スイッチボタン)
Ao :外側通路
R1 :傾斜リブ(第1傾斜リブ)
R2 :縦リブ(第1縦リブ)
AP :開口(開口部)

Claims (5)

  1. 加熱源を有する容器本体と、
    前記容器本体に取り付けられており、上側に開口部が形成される筒状の取っ手と、
    前記取っ手に内設されるスイッチ機構と、
    前記取っ手の開口部から突出するように前記スイッチ機構の上側に取り付けられるスイッチボタンと、
    前記スイッチ機構から前記加熱源側に向けて延びる電気線と、を備え、
    前記取っ手の内下面から上方に向かって延びると共に、前記取っ手の奥行方向に沿って延びる一対の対向壁をさらに備え、
    前記対向壁は、前記スイッチ機構の下を通っており、
    前記電気線は、前記対向壁の間を通されている、電気湯沸し器。
  2. 前記取っ手の内側面から内側に向かって突起すると共に前記取っ手の容器本体側からその反対側に向かうに従って下方に傾斜する第1傾斜リブ、および、前記スイッチ機構の外側面から外側に向かって突起すると共に前記取っ手の容器本体側からその反対側に向かうに従って下方に傾斜する第2傾斜リブの少なくとも一方の傾斜リブをさらに備える、請求項1に記載の電気湯沸し器。
  3. 前記開口部の容器本体側の端よりも容器本体側に位置する前記第1傾斜リブの部位から上方に向かって延びる第1縦リブ、および、前記開口部の容器本体側の端よりも容器本体側に位置する前記第2傾斜リブの部位から上方に向かって延びる第2縦リブの少なくとも一方の縦リブをさらに備える、請求項2に記載の電気湯沸し器。
  4. 前記対向壁の外側に形成される外側通路の容器本体側は閉塞されており、
    前記外側通路の容器本体側の反対側は開放されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の電気湯沸し器。
  5. 前記取っ手の前記内下面は、容器本体側からその反対側に向かうに従って下方に傾斜する、請求項1~4のいずれか1項に記載の電気湯沸し器。
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