JP7189437B2 - 電気湯沸し器 - Google Patents
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Description
加熱源を有する容器本体と、
前記容器本体に取り付けられており、上側に開口部が形成される筒状の取っ手と、
前記取っ手に内設されるスイッチ機構と、
前記取っ手の開口部から突出するように前記スイッチ機構の上側に取り付けられるスイッチボタンと、
前記スイッチ機構から前記加熱源側に向けて延びる電気線と、を備え、
前記取っ手の内下面から上方に向かって延びると共に、前記取っ手の奥行方向に沿って延びる一対の対向壁をさらに備え、
前記対向壁は、前記スイッチ機構の下を通っており、
前記電気線は、前記対向壁の間を通されている。
前記取っ手の内側面から内側に向かって突起すると共に前記取っ手の容器本体側からその反対側に向かうに従って下方に傾斜する第1傾斜リブ、および、前記スイッチ機構の外側面から外側に向かって突起すると共に前記取っ手の容器本体側からその反対側に向かうに従って下方に傾斜する第2傾斜リブの少なくとも一方の傾斜リブをさらに備えていると好適である。
前記開口部の容器本体側の端よりも容器本体側に位置する前記第1傾斜リブの部位から上方に向かって延びる第1縦リブ、および、前記開口部の容器本体側の端よりも容器本体側に位置する前記第2傾斜リブの部位から上方に向かって延びる第2縦リブの少なくとも一方の縦リブをさらに備えていると好適である。
前記対向壁の外側に形成される外側通路の容器本体側は閉塞されており、
前記外側通路の容器本体側の反対側は開放されていると好適である。
前記取っ手の前記内下面が、容器本体側からその反対側に向かうに従って下方に傾斜すると好適である。
本発明の実施の形態に係る電気ケトル100は、主に、ケトル本体200(図1および図2参照)および電源台(図示せず)から構成される。なお、ケトル本体200は、電源台に着脱自在に載置される。電気ケトル100の使用者は、お湯を沸かしたいときにケトル本体200を電源台に載置し、お湯を使用するときにケトル本体200を電源台から取り外すことができる。ケトル本体200は、図1~図3に示されるように、主に、本体ユニット300および蓋ユニット250から構成されている。なお、蓋ユニット250は、本体ユニット300に着脱自在に装着されている。電気ケトル100の使用者は、お湯を沸かすための水等を電気ケトル内の液体容器321(図3参照)に入れたいときにロックレバー機構255(後述)を解除状態にして本体ユニット300から蓋ユニット250を取り外し、お湯を沸かす前に蓋ユニット250を本体ユニット300に装着する。以下、本体ユニット300、蓋ユニット250および電源台について詳述する。
本体ユニット300は、図1~図3に示されるように、主に、容器本体310および取っ手400から構成されている。以下、容器本体310および取っ手400について詳述する。
容器本体310は、図3に示されるように、主に、容器ユニット320、外装体330、電装ユニット340および温度過昇防止装置350から構成されている。以下、これらの構成要素について詳述する。
容器ユニット320は、図3に示されるように、主に、液体容器321、プリントヒータ322、支持金具(図示せず)から構成されている。
外装体330は、図3に示されるように、側壁部材331、底壁部材333および肩部材335から構成されている。
電装ユニット340は、図3に示されるように、主に、支持台(図示せず)、電気回路形成用金属板(図示せず)、電源台接続用接続端子部(図示せず)、一対のバイメタル型サーモスタット部(図示せず)および電源台接続ボスMEから構成されている。
温度過昇防止装置350は、主に、本体部材(図示せず)、ワンショット型サーモスタット(図示せず)およびコイルスプリング(図示せず)から構成されている。
取っ手400は、使用者がケトル本体200を持ち運ぶ際に使用者によって把持されるものであって、図1および図3に示されるように、本体ユニット300の後方に配設されている。そして、この取っ手400は、図3に示されるように、主に、外装体410、電源スイッチ機構420および中間蒸気通路PVMから構成されている。
蓋ユニット250は、本体ユニット300の上方を覆う着脱自在の略円柱形の蓋体であって、図1~図3に示されるように、主に、外装体251、注液通路PL、注液通路開閉機構253、第1蒸気通路PV1、第2蒸気通路PV2およびロックレバー機構255から構成されている。
電源台は、主に、台座(図示せず)、ボス受け部(図示せず)、接続端子部(図示せず)、下側カバー(図示せず)、電源コード(図示せず)および電源プラグ(図示せず)から構成されている。
(1)
本発明の実施の形態に係る電気ケトル100では、「電源ボタン421」と「開口APを形成するカバー部材412の縁」との間の隙間から水等の液体が浸入してきた際、その液体は、電源ボタン421の壁面、および、電源スイッチ機構420の収容部材425の外壁面を、容器本体310から遠ざかる側に伝い流れた後に、外側通路Aoに流れ落ちる。一方、電気線は、上述の通り、内側通路Aiを通されている。このため、この電気ケトル100では、上述の隙間から浸入してきた液体が電気線に接触するおそれを低減することができる。このため、この電気ケトル100では、上述の場合において液体が電気線を伝ってプリントヒータ322まで到達するおそれを低減することができる。
本発明の実施の形態に係る電気ケトル100では、外側通路Aoの基端側が閉塞されており、先端側が開放されている。このため、この電気ケトル100では、外側通路Aoに流れてきた液体が容器本体側に流れ落ちることを防ぐことができる。
(A)
先の実施の形態では特に言及されなかったが、図10に示されるような傾斜リブR1が、取っ手400を構成する本体部材411の梁部411aの側壁Ws部の内側面に形成されてもよいし、電源スイッチ機構420の収容部材425の側壁の外側面に形成されてもよいし、上記2つの面に共に形成されてもよい。なお、図10に示される通り、傾斜リブR1は、取っ手400の基端側から先端側に向かうに従って下方に傾斜している。このように傾斜リブR1を設けることにより、「電源ボタン421」と「開口APを形成するカバー部材412の縁」との間の隙間から水等の液体が浸入してきた際にその液体を容器本体310から更に遠ざける側に誘導することができる。このため、この電気ケトル100では、液体がプリントヒータ322まで到達するおそれをさらに低減することができる。
先の実施の形態では特に言及されなかったが、図11に示されるような傾斜リブR1および縦リブR2が、取っ手400を構成する本体部材411の梁部411aの側壁Ws部の内側面に形成されてもよいし、電源スイッチ機構420の収容部材425の側壁の外側面に形成されてもよいし、上記2つの面に共に形成されてもよい。なお、図11に示される通り、傾斜リブR1は取っ手400の基端側から先端側に向かうに従って下方に傾斜しており、縦リブR2は、傾斜リブR1の基端側の端部から上下方向に向かって延びている。このように傾斜リブR1および縦リブR2を設けることにより、「電源ボタン421」と「開口APを形成するカバー部材412の縁」との間の隙間から水等の液体が浸入してきた際にその液体を容器本体310から更に遠ざける側に誘導することができると共に、その液体が容器本体側に流れるおそれを低減することができる。このため、この電気ケトル100では、液体がプリントヒータ322まで到達するおそれをさらに低減することができる。
先の実施の形態では特に言及しなかったが、取っ手400の外装体410の本体部材411の梁部411aの底壁の内側面が、取っ手400の基端側から先端側に向かうに従って下方に傾斜するように梁部411aの形状が設計されてもよい。
先の実施の形態に係る電気ケトル100では加熱源としてプリントヒータ322が採用されていたが、シーズヒータ等の他のヒータ等が加熱源として採用されてもかまわない。
先の実施の形態では本発明が電気ケトル100に適用されたが、本発明は電気ポット等の他の電気湯沸し器に適用されてもよい。
上記変形例(A)~(E)は各例単独で適用されてもよいし、2例が組み合わされて適用されてもよいし、3例が組み合わされて適用されてもよいし、4例が組み合わされて適用されてもよいし、5例全てが組み合わされて適用されてもよい。
310 :容器本体
322 :プリントヒータ(加熱源)
400 :取っ手
411E :案内壁(対向壁)
420 :電源スイッチ機構(スイッチ機構)
421 :電源ボタン(スイッチボタン)
Ao :外側通路
R1 :傾斜リブ(第1傾斜リブ)
R2 :縦リブ(第1縦リブ)
AP :開口(開口部)
Claims (5)
- 加熱源を有する容器本体と、
前記容器本体に取り付けられており、上側に開口部が形成される筒状の取っ手と、
前記取っ手に内設されるスイッチ機構と、
前記取っ手の開口部から突出するように前記スイッチ機構の上側に取り付けられるスイッチボタンと、
前記スイッチ機構から前記加熱源側に向けて延びる電気線と、を備え、
前記取っ手の内下面から上方に向かって延びると共に、前記取っ手の奥行方向に沿って延びる一対の対向壁をさらに備え、
前記対向壁は、前記スイッチ機構の下を通っており、
前記電気線は、前記対向壁の間を通されている、電気湯沸し器。 - 前記取っ手の内側面から内側に向かって突起すると共に前記取っ手の容器本体側からその反対側に向かうに従って下方に傾斜する第1傾斜リブ、および、前記スイッチ機構の外側面から外側に向かって突起すると共に前記取っ手の容器本体側からその反対側に向かうに従って下方に傾斜する第2傾斜リブの少なくとも一方の傾斜リブをさらに備える、請求項1に記載の電気湯沸し器。
- 前記開口部の容器本体側の端よりも容器本体側に位置する前記第1傾斜リブの部位から上方に向かって延びる第1縦リブ、および、前記開口部の容器本体側の端よりも容器本体側に位置する前記第2傾斜リブの部位から上方に向かって延びる第2縦リブの少なくとも一方の縦リブをさらに備える、請求項2に記載の電気湯沸し器。
- 前記対向壁の外側に形成される外側通路の容器本体側は閉塞されており、
前記外側通路の容器本体側の反対側は開放されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の電気湯沸し器。 - 前記取っ手の前記内下面は、容器本体側からその反対側に向かうに従って下方に傾斜する、請求項1~4のいずれか1項に記載の電気湯沸し器。
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