JP6525047B2 - 速度演算装置 - Google Patents

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Description

本発明は、速度演算装置に関する。
車両用ナビゲーション装置では、一般的に、自立航法から算出された位置と、GPS(Global Positioning System)から算出された位置とが合成されることによって、最適な位置が推定される。自立航法では、車両の速度を示す車速パルスと、ジャイロセンサによって計測された車両の旋回角速度とをもとに、前回の測位位置を更新することによって、現在の位置が算出される。また、加速度センサを備え、車速パルスと加速度センサ出力に基づいて車両の傾斜角を算出し、その傾斜角に基づいてジャイロセンサの感応軸の傾斜角を算出することで旋回角速度を補正し、自立航法による自車位置推定精度を向上させているものもある。
このような傾斜角に基づいたジャイロセンサ感度の補正を精度よく行うためには、旋回角速度を算出するタイミングにおける速度を精度よく車速パルスから算出することが必要である。そのタイミングの速度を算出するために、特許文献1に記載の速度演算装置では、車速パルスの間隔時間に基づいて算出した速度を加速度によって補正している。
特開平11−326356号公報
しかしながら、特許文献1では、以下に示す課題がある。車両が走行−停止−走行をした場合、走行開始直後に入力した車速パルスに対して前回入力した車速パルスタイミングは、停止直前に入力した車速パルスのタイミングとなる可能性がある。従って、走行開始直後の車速パルスと停止直前の車速パルスのタイミングに基づいて算出した加速度および速度の精度が低く、停止時間が長くなると速度の誤差が増大する可能性がある。
傾斜角は、所定時間における加速度センサの積算値として算出される第1の加速度と車速パルスから算出される第2の加速度に基づいて算出することができる。走行開始時における車速パルスから算出される第2の加速度の精度が悪いと、走行開始時において傾斜角を精度よく算出することができない。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、より正確に速度を演算することができる速度演算装置、速度演算方法、及び速度演算プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様にかかる速度演算装置は、移動体が移動距離に応じて発生する車速パルスに基づいて、前記移動体の速度を演算する速度演算装置であって、連続する2つの前記車速パルスの間隔時間に基づいて、前記速度を演算する速度演算部と、前記移動体の停止状態から最初に入力された前記車速パルスの入力タイミングに基づいて設定される走行開始タイミングにおける前記速度と、前記車速パルスが入力される毎に速度演算部で演算された、所定の回数以上の前記速度に対して、回帰分析を行うことで速度を演算する加速度演算部と、前記加速度演算部で演算した前記加速度に基づいて、前記速度演算部で演算した速度を補正する速度補正部と、を備えたものである。
本発明によれば、速度を精度よく演算することが可能な速度演算装置、速度演算方法、及び速度演算プログラムを提供できる。
実施形態1にかかる速度演算装置の全体構成を示すブロック図である。 走行開始タイミング推定を行っていない場合の速度タイミングと速度の一例を示す表である。 走行開始タイミング推定を行った場合の速度タイミングと速度の一例を示す表である 実施形態1にかかる速度演算方法の処理を示すフローチャートである。 実施形態1にかかる速度演算方法により算出した速度を示すグラフである。 実施形態2にかかる速度演算方法の処理を示すフローチャートである。 実施形態2にかかる速度演算方法により算出した速度を示すグラフである。 実施形態3にかかる速度演算装置の全体構成を示すブロック図である。 実施形態4にかかる速度演算装置の全体構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係る速度演算装置は、自動車等の車両から出力される車速パルスに基づいて、車両の速度を演算するものである。なお、速度の演算対象は、自動車等の車両に限られるものはない。すなわち、車速パルスを発生するものであれば、どのような移動体であっても、速度を演算することができる。
本実施形態にかかる速度演算装置は、移動体が移動距離に応じて発生する車速パルスに基づいて、移動体の速度を演算する速度演算装置であって、車速パルスが停止判断時間以上の期間において入力されない場合に移動体が停止していると判断する停止判断部と、停止判断部によって移動体が停止していると判断された後、最初に入力された車速パルスの入力タイミングに基づいて走行開始タイミングを推定する走行開始タイミング推定部と、走行開始タイミング推定部において推定された走行開始タイミングに基づいて速度を補正する速度補正部と、を備えている。
本実施の形態では、停止判断後に最初に入力された車速パルスに基づいて、走行開始タイミングを推定している。このため、車両の状態が停止から走行へ変化した直後の速度を精度よく演算することができる。すなわち、停止直前の車速パルス入力タイミングを使用しないので、停止時間が長い場合であっても、速度を正確に演算することができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る速度演算装置について説明する。図1は、速度演算装置1の構成を示すブロック図である。図2は、走行開始タイミングを推定しない場合の、タイミングの一例を示す表である。図3は、走行開始タイミングを推定した場合の、タイミングの一例を示す表である。
図1に示すように、速度演算装置1は、計時部100、停止判断部101、車速パルスタイミング記憶部102、走行開始タイミング推定部103、速度演算部104、スイッチ部105、速度補正部106、加速度演算部107、及び速度記憶部108を備えている。
速度演算の対象となる車両は、図示しない車速センサを備えており、車速センサは、ドライブシャフトの回転に対応して回転するスピードメータケーブルの中間に設置され、ドライブシャフトの回転に伴ったパルス信号を出力する。すなわち、車速パルス発生の仕組みは車両側に備わり、車両の移動に伴って一定の移動距離ごとに車速パルスを出力する。
計時部100は、車速パルスが入力されたパルスタイミングを計時する。具体的には、車速パルスが入力された際に、マイクロコンピュータ等に備わっている計時機能から出力される時刻を取得することによってパルスタイミングを得ることができる。例えば、図2、図3のパルスタイミングの欄に示すように、ミリ秒単位でパルスタイミングを得る。
車速パルスタイミング記憶部102は、計時部100からのパルスタイミングを入力する。車速パルスタイミング記憶部102は、入力した車速パルスのパルスタイミングを記憶する。例えば、図2に示すように、車速パルスが入力したパルスタイミングを逐次記憶する。図2では、車速パルスのパルスタイミングを時系列に沿って、τn1、τn、τn+1、τn+2、τn+3、τn+4と示している。図3でも同様に、パルスタイミングを時系列に沿って、τn1、τn、τn+1、τn+2、τn+3、τn+4と示している。
なお、図3におけるパルスタイミングは、速度演算に用いられる。パルスタイミングは、車速パルスの入力タイミングと、後述する走行開始タイミングとを含む。図3では、τn1は走行開始タイミングを示しており、τn、τn+1、τn+2、τn+3、τn+4は車速パルスの入力タイミングを示している。換言すると、図2と図3とで、τn、τn+1、τn+2、τn+3、τn+4は同じ値であり、τn1は異なる。車速パルスタイミング記憶部102は、記憶したパルスタイミングτn1を停止判断部101、及び、スイッチ部105へ出力する。
停止判断部101は、車速パルスタイミング記憶部102からパルスタイミングτn1を入力する。停止判断部101は、入力したパルスタイミングからの経過時間を計測する。停止判断部101は、経過時間が閾値以上となった場合に、車両が「停止」状態であると判断する。具体的には、停止判断部101は、図示しないマイクロコンピュータ等に備わっている計時機能から時刻を取得し、経過時間が例えば、3秒以上となった場合に、車両が「停止」状態であると判断する。また停止判断部101は、経過時間が閾値未満であれば、車両は「非停止」状態であると判断する。停止判断部101は、車両の走行状態を、例えば「停止」状態と判断されれば「1」、「非停止」状態と判断されれば「0」のように信号で表し、スイッチ部105へ出力する。
走行開始タイミング推定部103は、計時部100からのパルスタイミングを入力する。走行開始タイミング推定部103は、入力されたパルスタイミングτnに基づいて、走行開始タイミングを推定する。本実施形態では、パルスタイミングの一定時間前の時刻を走行開始タイミングとする。具体的には、一定時間前とは、停止判断部101において車両が「停止」状態と判断するための経過時間閾値3秒の1/2である、1.5秒(=1500[ms])前等である。上記のように、図3では、推定した走行開始タイミングをパルスタイミングτn1としている。走行開始タイミング推定部103は、推定したパルスタイミングτn1をスイッチ部105へ出力する。
速度演算部104は、計時部100からのパルスタイミングと、スイッチ部105からのパルスタイミングを入力する。後述するが、スイッチ部105からのパルスタイミングには、情報として停止判断部101からの信号が付加されている。速度演算部104は、入力したパルスタイミングに基づいて、速度Vnを演算する。また、速度演算部104は、計時部100からパルスタイミングが入力される毎に、逐次速度を演算する。具体的には、速度演算部104は、計時部100から入力されたパルスタイミングとスイッチ部105から入力されたパルスタイミングの差分である間隔時間tnを算出する。例えば、間隔時間tn=(τn−τn-1)となる。速度Vnの演算式は、例えば、式(1)のようになる。
Figure 0006525047
ここで、Kdppは1車速パルスあたりの移動距離であり、車両に応じて予め設定されている。例えば、Kdpp=0.4[m]である。
このように、速度演算部104は、間隔時間tnと移動距離Kdppに基づいて、速度Vnを演算する。具体的には、速度演算部104は、1車速パルスあたりの移動距離Kdppを間隔時間tnで除することで、速度Vnを算出する。
式(1)で演算した速度Vnは、連続する2つのパルスタイミングの中間(平均)タイミングτvnにおける速度となっている(以下、このタイミングを速度タイミングと略す)。なお、速度タイミングτvnは、式(2)で示される。
Figure 0006525047
このように、速度タイミングτvnは、τnとτn-1との平均値であり、速度演算部104は速度タイミングにおける速度を算出する。速度演算部104は速度Vnと速度タイミングτvnを、速度補正部106、加速度演算部107、及び速度記憶部108へ出力する。また、後述のスイッチ部105からのパルスタイミングに付加された信号が「停止」の場合、上記の出力に加えて、速度Vn-1を0[m/s]、速度タイミングτvn-1をτn-1として出力する。ここで、出力する速度及び速度タイミングには、「停止」或いは「非停止」を表す信号を付加している。つまり、速度Vn及び速度タイミングτvnには「非停止」を表す信号が付加し、速度Vn-1及び速度タイミングτvn-1には「停止」を表す信号が付加し(以下、信号が付加された速度及び速度タイミングをそれぞれ「速度情報」及び「速度タイミング」という)、速度演算部104へ出力する。
スイッチ部105は、停止判断部101からの信号と、車速パルスタイミング記憶部102からのパルスタイミングと、走行開始タイミング推定部103からのパルスタイミングを入力する。スイッチ部105は、式(1)におけるτn-1について、停止判断部101から入力した信号によって、車速パルスタイミング記憶部102から入力したパルスタイミングと、走行開始タイミング推定部103から入力したパルスタイミングとで、切り替える。スイッチ部105は、停止判断部101から入力した信号が「非停止」であれば、パルスタイミングτn-1を車速パルスタイミング記憶部102から入力したパルスタイミングとする。一方、信号が「停止」であれば、パルスタイミングτn-1を走行開始タイミング推定部103から入力した走行開始タイミングとする。走行開始タイミング推定部103は、パルスタイミングτn1に停止判断部101から入力した信号を付加し(以下、信号が付加されたパルスタイミングもまた「パルスタイミング」という)、速度演算部104へ出力する。
加速度演算部107は、速度演算部104からの速度情報及び速度タイミングを入力する。加速度演算部107は、入力した速度の差分とその速度タイミングの差分とから加速度を計算する。具体的には、上記のように、速度演算部104は、車速パルスが入力される毎に速度を演算し、加速度演算部107に出力している。加速度演算部107は、速度演算部104からの速度情報及び速度タイミングを逐次入力し、連続する2つの速度情報及び速度タイミングから、それぞれ速度差分及び速度タイミングの差分を算出する。加速度演算部107は、式(3)に示すように、速度差を速度タイミングの差で除することで、加速度を算出する。
Figure 0006525047
速度記憶部108は、速度演算部104からの速度情報及び速度タイミングを入力する。速度記憶部108は、入力した速度情報に、その速度タイミングを対応付けて記憶する。また、速度記憶部108は、速度と速度タイミングの履歴を所定期間、例えば3秒間、記憶する。
速度補正部106は、速度演算部104からの速度情報及び速度タイミングと、加速度演算部107からの加速度を入力する。さらに、速度補正部106は、図示しない車両が速度を必要とするタイミングである補正タイミングを入力する。速度補正部106は、入力した加速度αnに基づいて補正タイミングにおける速度Vnを算出する。速度が必要なタイミングtにおける速度を補正速度Vn'(t)とすると、補正速度Vn'(t)は式(4)で計算することができる。ここで、τvn≦tとする。
Figure 0006525047
速度が必要な補正タイミングtは、例えば、車両等から入力される。具体的には、車両、または車両に搭載されたカーナビゲーション装置には、加速度センサが設けられており、傾斜角を算出する。車両または車両に搭載されたカーナビゲーション装置が傾斜角を精度よく算出するためには、傾斜角算出タイミングにおける速度を取得する必要がある。速度補正部106は、傾斜角算出タイミングにおける速度を補正速度として算出する。これにより、車速パルスから速度を精度よく算出することができる。したがって、傾斜角を精度よく算出することができる。傾斜角は、加速度センサの積算値として計算される第1の速度差と車速パルスから計算される第2の速度差に基づいて計算される。さらに、算出された傾斜角は、ジャイロセンサの感度補正に使用され、精度よく旋回角速度を算出できるので自車位置精度が向上する。
図2、図3は、車両が走行−停止−走行した直後のパルスタイミングの一例を示している。図2、図3において、τnは停止後最初に入力した車速パルスのタイミング、τn+1〜τn+4はτn以後入力した車速パルスのタイミングである。また、図2において、τn-1は停止直前に入力した車速パルスのタイミングを表す。すなわち、図2に示すτnとτn-1の間において、車両が停止している。
図2では、停止後の速度を算出する際に、τn-1として、車両の停止直前に入力した車速パルスのタイミングを使用している。このため、間隔時間tn=(τn−τn-1))に停止時間が含まれ、速度誤差が大きい。
一方、図3では、τn-1として、τnから推定した走行開始タイミングを使用している。このとき、スイッチ部105は、τn-1を走行開始タイミング推定部103が推定した走行開始タイミングに切り替えている。
図2と図3を比較すると、τnの行において、図3に示す間隔時間tn(=55874[ms])は図2に示す間隔時間tn(=1500[ms])よりも短い。図3では、停止後の速度を算出する際に、間隔時間tnから車両の停止時間を除いているため、速度の誤差を小さくすることができる。走行開始タイミングを推定することで、停止時間が長くなった場合でもあっても、精度よく速度を算出することができる。
さらに、図3では、τn1の行における速度が0[m/s]となっている。すなわち、走行開始タイミングにおける停止速度を0[m/s]としている。
次に、図4に示すフローチャートに従って、速度演算装置1の処理の詳細を説明する。最初に、計時部100は、車速パルスの入力タイミングを計時する(ステップS110)。次に、車速パルスタイミング記憶部102は計時部100から入力したパルスタイミングを記憶し(ステップS111)、走行開始タイミング推定部は計時部100から入力したパルスタイミングに基づいて走行開始タイミングを推定する(ステップS112)。例えば、図3のτnの行のパルスタイミング4428537[ms]から一定時間を減算する。本実施の形態では、一定時間は、停止判断の閾値に基づいて設定されている。具体的
には、停止判断の閾値を3秒とすると、1/2の1.5秒(=1500[ms])とすることができる。走行開始タイミング推定部103は、4428537[ms]−1500[ms]=4327037[ms]を走行開始タイミングとする(図3におけるパルスタイミングτn-1)。
停止判断部101は、車速パルスタイミング記憶部102から入力したパルスタイミングに基づいて、車両の状態を判断する(ステップS113)。例えば、パルスタイミングから経過した時間の閾値を、3秒とした場合、図3のτn-1からτnまでの間隔(経過)時間は55874[ms]=55.874秒であり、閾値を超える。従って、停止判断部101は車両の状態を「停止」と判断し、スイッチ部105へ出力する(ステップS113のYES)。経過時間が閾値未満の場合は、車両の状態を「非停止」と判断し、スイッチ部105へ出力する(ステップS113のNO)。
スイッチ部105は、停止判断部101から入力した信号が「停止」であれば、走行開始タイミング推定部103から入力されるパルスタイミングτn-1を速度演算部104へ出力する(ステップS114)。また、停止判断部101から入力した信号が「非停止」であれば、車速パルスタイミング記憶部102から入力されるパルスタイミングτn-1を速度演算部104へ出力する(ステップS115)。
速度演算部104は、計時部100から入力したパルスタイミングτnと、スイッチ部105から入力したパルスタイミングτn-1から速度を演算する(ステップS116)。例えば、図3に示すτn、τn1の場合、Vn=Kdpp/(τn−τn-1)=0.4/((4428537−4427037)/1000)=0.4/1.5=0.27[m/s]となる。なお、式(1)において、Kdpp=0.4[m]としている。また、パルスタイミングτn-1に付加された信号が「停止」の場合、速度Vn-1を0[m/s]、速度タイミングτvn-1をτn-1として加速度演算部107及び速度記憶部108へ出力する。
速度記憶部108は、速度演算部104から入力した速度を記憶する(ステップS117)。加速度演算部107は速度記憶部108から入力した速度を用いて、加速度を演算する(ステップS118)。例えば、図3の場合、τn-1=τvn-1=4427037としている。また、τn=4428537である。従って、τvn=(4428537+4427037)/2=4427787である。ここでは、τvn-1での停止速度Vn-1を0[m/s]としている。従って、式(2)と式(3)から加速度を計算すると、αn=(Vn−Vn-1)/(τvn−τvn-1)=(0.27−0)/(4427787−4427037)=0.36[m/s2]となる。
速度補正部106は加速度演算部107から入力した加速度に基づいて、速度を補正する(ステップS119)。例えば、t=4428000[ms]での速度を求める場合、補正速度Vn´は Vn´=0.27+0.36×(4428000−4427787)/1000=0.483[m/s]となる。このように、式(4)を用いて、任意のタイミングでの補正速度を求めることができる。
図5に、推定した走行開始タイミングを用いて導出した速度直線を示す。導出した速度直線から、例えば、t=4428000[ms]における補正速度が求まることが分かる。
以上の処理によって、走行開始直後の速度を精度よく算出することが可能になる。
車両の状態が走行−停止−走行の場合、停止時間が長期間になると、停止判断閾値以上の期間に渡って車速パルスが入力されなくなる。このとき、スイッチ部105は、停止判断部101からの「停止」を表す信号を受けて、走行開始タイミング推定部103が推定した走行開始タイミングを速度演算部104へ出力する。速度演算部104は、その走行開始タイミングに基づいて速度を補正する。
このように、走行開始タイミングに基づいて速度演算処理が実行されるため、精度よく加速度αnおよび速度Vn´を算出することができ、傾斜角の算出精度が向上する。算出された傾斜角は、ジャイロセンサの感度補正に使用され、車両の旋回角速度を精度よく算出できるので、自立航法による自車位置推定精度が向上する。
また、加速度αnを算出するので、任意のタイミングにおいて速度を精度よく算出することができる。
本実施の形態において、走行開始タイミング推定部103は、車速パルスのパルスタイミングから減算する一定時間を停止判断閾値の1/2に設定した。このようにすることで、容易に走行開始タイミングを推定することができる。しかしながらこれに限らず例えば、一定時間は、停止判断閾値Tsに基づいて設定されていればよい。停止判断閾値Tsよりも短い時間であれば、一定時間として用いることができる。
実施の形態2.
実施の形態2は、実施の形態1と同様に速度演算装置1に関する。実施の形態1では、加速度の算出において、速度差を速度タイミングの差で除算していたが、実施の形態2では、車両は走行開始後の短い期間、例えば、数秒間程度において等加速度運動を行うと想定して、速度と速度タイミングを一次関数で近似し加速度を算出する。近似においては、最小二乗法等の回帰分析を使用する。実施の形態2に係る速度演算装置1は、図1と同様のタイプである。そのため、ここでは、差異を中心に説明する。
速度記憶部108は、速度演算部104から入力した速度及び速度タイミングを記憶し、さらに、記憶した速度と速度タイミングの組の数を速度情報記憶カウンタとして保持する。速度記憶部108は、速度演算部104から入力した速度情報に付加された信号が「停止」の場合、つまり、速度Vn-1及び速度タイミングτvn-1を入力すると、速度情報記憶カウンタを1に設定し、以前に記憶した速度及び速度タイミングを消去する。このとき、速度演算部104からは、速度情報に付加された信号が「非停止」である速度Vn及び速度タイミングτvnも入力されるので、同時に速度情報記憶カウンタをインクリメントして2に設定し、速度Vn-1とVn、及び速度タイミングτvn-1とτvnを記憶する。その後、速度及び速度タイミングを入力する毎に速度情報記憶カウンタをインクリメントする。
加速度演算部107は、速度記憶部108に記憶された速度とその速度タイミングに対し、最小二乗法を用いてその変化率とY切片を算出する。最小二乗法は、測定で得られた数値の組を1次関数等で近似する際に残差の二乗和が最小になるよう関数の係数を決定する方法であり、公知の技術である。変化率は加速度であり、Y切片はある時刻における速度である。
本実施例では、速度タイミング(時間)をX軸(横軸)、速度をY軸(縦軸)として一次関数で近似する。最小二乗法を適用した加速度αとY切片βの算出式を、それぞれ式(5)、式(6)に示す。ここで、mは速度記憶部108が記憶する速度情報記憶カウンタに相当し、加速度演算部107は、mが閾値「3」以上の場合に一次関数への近似を行う。また、図3において、速度タイミング記号n−1が走行開始タイミングであるので、総和記号Σの加算範囲をk=−1からk=m−2とした。
Figure 0006525047
Figure 0006525047
速度補正部106は、速度演算部104で演算した速度を補正する。速度が必要なタイミングtの補正速度をVn´(t)としたとき、補正速度は式(7)を用いて計算する。
ここで、τvn≦tとする。
Figure 0006525047
次に、図6のフローチャートに従って処理の詳細を説明する。なお、図6のステップS210〜S217は、図4に示したステップS110〜S117と同様であるので説明を省略し、ステップS218以降を説明する。
速度記憶部108は、速度演算部104から速度及び速度タイミングを入力すると、速度情報記憶カウンタをインクリメントする(ステップS218)。
加速度演算部107は、速度情報記憶カウンタが閾値以上の場合(ステップS243のYES)、式(5)及び式(6)に基づいて加速度αとY切片βを演算する。図3を参照して、具体例を説明する。図3には、τvn-1からτvn+4まで、速度情報記憶カウンタが6の場合が示されている。式(5)及び式(6)に、図3に示す数値を代入すると以下のようになる。
加速度αn=0.001535538[(m/s)/ms]=1.535538[m/s2
Y切片βn=−6798.24
速度補正部106は、式(7)を用いて速度を補正する(ステップS221)。例えば実施の形態1と同様に、t=4428000[ms]の速度を求める場合、以下のようになる。
n'(4428000)=0.001535538×4428000−6798.24=1.12[m/s]
図7に、推定した走行開始タイミングとt=4428000[ms]での補正速度を示す。図示のごとく、最小二乗法により算出した近似直線の傾きが加速度αnである。
加速度演算部107は、速度情報記憶カウンタが閾値未満の場合(ステップS243のNO)、補正速度を「0」に設定する(ステップS222)。
実施の形態2では、実施の形態1と比較して、走行開始後において、速度情報記憶カウンタが閾値以上となり補正速度算出可能となるまで時間を要するが、複数の速度から加速度を推定できるので精度は向上する。本実施の形態において、最小二乗法によって近似直線を算出したが、これに限らず最小二乗法以外の回帰分析によって近似直線を算出してもよい。また、近似直線以外の関数モデルを使用してもよい。実施の形態2では、走行開始タイミングの推定誤差による影響を低減することができる。
実施の形態3.
本実施の形態にかかる速度演算装置について、図8を用いて説明する。図8は、速度演算装置3の構成を示すブロック図である。実施の形態3では、加速度推定部109が設けられている点が実施の形態1、実施の形態2と異なる。加速度推定部109は、加速度演算部107が演算した加速度を基に走行開始タイミング直後の加速度を推定する。
加速度演算部107は、例えば、実施の形態2で示したように最小二乗法等の回帰分析を用いて加速度を算出する。また、加速度算出に使用した複数の速度及び速度タイミングのうち、付加された信号が「停止」のものが含まれる場合、算出した加速度に「停止」を表す信号を付加する(以下、信号が付加された加速度を「加速度情報」という)。加速度演算部107は、算出した加速度を、加速度情報として、速度補正部106及び加速度推定部109へ出力する。
加速度推定部109は、加速度演算部107からの加速度情報を入力する。加速度推定部109は、入力した加速度情報に付加された信号が「停止」の場合、その入力タイミングから所定期間に渡って入力した加速度に対して平均化処理を行い、仮の加速度平均値として記憶する。ここで、所定期間とは、例えば、3秒等である。仮の加速度平均値の算出は、入力した加速度情報に付加された信号が「停止」の度になされる。加速度推定部109は、記憶した仮の加速度平均値に対してさらに平均化処理を行い、走行開始タイミング加速度として速度補正部106へ出力する。加速度記憶部109は、加速度の履歴を記憶
する。
速度補正部106は、速度演算部104からの速度情報及び速度タイミングと、加速度演算107からの加速度情報と、加速度推定部からの走行開始タイミング加速度とを入力する。速度補正部106は、入力した速度情報及び速度タイミングに付加された信号が「停止」の場合、その入力タイミングから所定期間に渡って、式(4)のαnを走行開始タイミング加速度で置換して使用し、速度を補正する。ここで、所定期間とは、例えば、2秒等である。
本実施の形態では、加速度推定部109は、走行開始後の加速度の履歴に基づいて、走行開始タイミング加速度を導出し、速度補正部106は走行開始タイミング後の所定期間において、走行開始タイミング加速度を使用して車両の速度を推定している。従って、実施の形態1と同様に、速やかに補正速度を算出することができる。
さらに、運転者に応じた速度補正が可能になる。例えば、急加速発進を好む運転者の場合、走行開始時の加速度は大きい。一方、低加速発進を好む運転者の場合、加速度は小さい。加速度推定部109が算出する走行開始タイミング加速度は、車両発進時の加速度を平均化しているので、運転者の運転特性を反映させることができる。このように、運転者の運転特性に応じた補正が可能になので、精度よく速度を補正することができる。
実施の形態4.
本実施の形態にかかる速度演算装置について、図9を用いて説明する。図9は、速度演算装置4の構成を示すブロック図である。実施形態4では、走行開始タイミングの導出に加速度センサ110の出力を用いる点が実施の形態1と異なる。なお、加速度センサ110としては、車両に搭載されている加速度センサを用いることができる。実施の形態1と同様の構成については、適宜説明を省略する。
加速度センサ110は、車両の加速度を検出する。加速度センサ110は加速度を走行開始タイミング推定部103へ出力する。走行開始タイミング推定部103は、加速度センサ110から入力された加速度の変化に基づいて、走行開始タイミングを推定する。例えば、加速度の変化が一定値以上になった場合、車両が走行開始したと判断する。
詳しくは、走行開始タイミング推定部103は、加速度センサ100から入力した加速度の所定期間における最大値と最小値の差分絶対値が閾値以上であれば車両の状態が「非停止」であると判断し、閾値未満であれば車両の状態が「停止」と判断する。ここで、所定期間とは、例えば、0.2秒等である。走行開始タイミング推定部103は、所定期間毎に判断した車両の状態を履歴として数秒間記憶する。
また、停止判断部101は、車両の走行状態を走行開始タイミング推定部103へ出力する。走行開始タイミング推定部103は、停止判断部101から入力された信号が停止の場合、記憶した車両の状態の履歴において「停止」から「非停止」へと変化したタイミング(以下、加速度変化タイミング)を検出する。走行開始タイミング推定部103は、検出した加速度変化タイミングの中から、計時部100から入力したパルスタイミング直前の加速度変化タイミングを走行開始タイミングとする。このようにすることで、加速度の変化に基づいて走行開始タイミングを導出するので、精度よく速度を推定することができる。
なお、実施の形態1〜4は適宜組み合わせることが可能である。例えば、実施の形態4を実施の形態2、及び実施の形態3の少なくとも一方と組み合わせることが可能である。
上記処理のうちの一部又は全部は、コンピュータプログラムによって実行されてもよい。上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディス
ク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
1,3,4 速度演算装置
100 計時部
101 停止判断部
102 車速パルスタイミング記憶部
103 走行開始タイミング推定部
104 速度演算部
105 スイッチ部
106 速度補正部
107 加速度演算部
108 速度記憶部
109 加速度推定部
110 加速度センサ

Claims (2)

  1. 移動体が移動距離に応じて発生する車速パルスに基づいて、前記移動体の速度を演算する速度演算装置であって、
    連続する2つの前記車速パルスの間隔時間に基づいて、前記速度を演算する速度演算部と、
    前記移動体の停止状態から最初に入力された前記車速パルスの入力タイミングに基づいて設定される走行開始タイミングにおける前記速度と、前記車速パルスが入力される毎に速度演算部で演算された、所定の回数以上の前記速度に対して、回帰分析を行うことで速度を演算する加速度演算部と、
    前記加速度演算部で演算した前記加速度に基づいて、前記速度演算部で演算した速度を補正する速度補正部と、
    を備える速度演算装置。
  2. 前記車速パルスが停止判断時間以上入力されない場合に、前記移動体が停止していると判断する停止判断部と、
    前記停止判断部が停止していると判断した後、最初に入力された車速パルスの入力タイミングに基づいて、走行開始タイミングを推定する走行開始タイミング推定部と、をさらに備え、
    前記加速度演算部は、前記推定した走行開始タイミングにおける前記速度を0[m/s]に設定し、前記車速パルスが入力される毎に演算された所定回数以上の前記速度と、を用いて回帰分析を行うことで、加速度を演算することを特徴とする、請求項1に記載の速度演算装置。

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