JP6523364B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、複数種類の図柄を可変表示するリールを複数有する表示手段と、前記リールそれぞれに対して個別に設けられたステッピングモータと、前記ステッピングモータの励磁相を制御することによって前記リールそれぞれの回転を個別に制御可能なリール回転制御手段とを備える遊技機に関する。
遊技機の一例であるスロットマシンでは、リールの回転が停止する停止態様として複数パターン有する場合がある。例えば、特許文献1に記載のスロットマシンでは、停止態様として、通常停止用の励磁パターンに従って励磁相の制御が行われてリールが停止する停止態様と、通常停止用の励磁パターンとは異なる励磁パターンに従って励磁相の制御が行われてリールが揺れを伴って停止する停止態様とを備えている。
特開2014−217591号公報(段落0116〜0121等参照)
ところで、スロットマシンの遊技性を向上させるために、スロットマシンの停止態様にリールがより揺れ幅の大きい揺れを伴って停止する停止態様(以下、「大きい揺れを伴う停止態様」と記載する。)をさらに設けることも考えられる。
しかしながら、大きい揺れを伴う停止態様では、リールに大きい慣性力が働き、リールが予定している停止位置からずれて停止してしまい、遊技者に停止図柄を誤認させてしまう虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、リールが大きい揺れを伴って予定している停止位置からずれて停止しても遊技上の不都合が小さく、リールが大きい揺れを伴って停止することによる遊技性の向上を図ることができる遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかる一の遊技機は、複数種類の図柄を可変表示するリールを複数有する表示手段と、前記リールそれぞれに対して個別に設けられたステッピングモータと、前記ステッピングモータの励磁相を制御することによって前記リールそれぞれの回転を個別に制御可能なリール回転制御手段とを備えた遊技機において、前記リールの回転が停止する停止態様として、通常停止励磁パターンに従って前記リール回転制御手段により励磁相の制御が行われて前記リールが停止する通常停止態様と、前記通常停止励磁パターンとは異なる特定停止励磁パターンに従って前記リール回転制御手段により励磁相の制御が行われて前記リールが揺れを伴って停止する特定停止態様とを備え、前記遊技機は、前記リールの変動態様を変化させるリール演出を実行する機能を備え、前記リール演出として、一時停止リール演出励磁パターンに従って前記リール回転制御手段により励磁相の制御が行われて、定常回転中の前記リールが停止したかのように制御され、その後に定常回転に復帰するように制御される一時停止リール演出を含み、前記一時停止リール演出励磁パターンとして、前記一時停止リール演出中に前記特定停止態様よりも揺れ幅の大きい揺れを伴って停止する特殊停止態様を現出するための励磁相を表す特殊停止態様現出部分を含むように構成された特殊一時停止リール演出励磁パターンを備え、前記特定停止励磁パターンに従った励磁相の制御および前記特殊一時停止リール演出励磁パターンの特殊停止態様現出部分に従った励磁相の制御は、それぞれ、特定の励磁相を用いた第1励磁制御と、前記第1励磁制御より後に行われる前記第1励磁制御よりも少ない数の励磁相を用いた第2励磁制御とを含むように構成され、少なくとも、前記特殊一時停止リール演出励磁パターンの特殊停止態様現出部分における前記第1励磁制御の実行時間は、前記特定停止励磁パターンにおける前記第1励磁制御の実行時間より短いことを特徴としている
この構成によれば、定常回転中のリールが停止したかのように制御され、その後に定常回転に復帰するように制御される一時停止リール演出中に、特定停止態様よりも揺れ幅の大きい揺れを伴って停止する特殊停止態様が現出するようになっている。このため、リールが大きい揺れを伴って停止することによる遊技性の向上を図ることができる。また、リール演出としての一時停止リール演出では、特殊停止態様における大きい揺れによりリールが予定している停止位置からたとえずれて停止したとしても、その後にリールは定常回転に復帰するので、遊技者は演出として見るだけで、大まかに図柄が一時停止したという状況を把握するだけで演出を理解できるため、停止図柄を厳密に気にすることはない。このため、一時停止リール演出では、リールが大きい揺れを伴って予定している停止位置からたとえずれて停止したとしても遊技者による停止図柄の誤認による問題が発生しない。したがって、リールが大きい揺れを伴って予定している停止位置からずれて停止しても遊技上の不都合が小さく、リールが大きい揺れを伴って停止することによる遊技性の向上を図ることができる遊技機を提供することができる。また、特定停止励磁パターンと特殊一時停止リール演出励磁パターンの特殊停止態様現出部分とでは励磁相の共通化が図られているため、揺れを伴う停止態様として、特定停止態様に一時停止リール演出中の特殊停止態様を加えたとしても、使用するメモリ容量の増大を抑えることができる。
また、本発明にかかる他の遊技機は、複数種類の図柄を可変表示するリールを複数有する表示手段と、前記リールそれぞれに対して個別に設けられたステッピングモータと、前記ステッピングモータの励磁相を制御することによって前記リールそれぞれの回転を個別に制御可能なリール回転制御手段とを備えた遊技機において、前記リールの回転が停止する停止態様として、通常停止励磁パターンに従って前記リール回転制御手段により励磁相の制御が行われて前記リールが停止する通常停止態様と、前記通常停止励磁パターンとは異なる特定停止励磁パターンに従って前記リール回転制御手段により励磁相の制御が行われて前記リールが揺れを伴って停止する特定停止態様とを備え、前記遊技機は、前記リールの変動態様を変化させるリール演出を実行する機能を備え、前記リール演出として、一時停止リール演出励磁パターンに従って前記リール回転制御手段により励磁相の制御が行われて、定常回転中の前記リールが停止したかのように制御され、その後に定常回転に復帰するように制御される一時停止リール演出を含み、前記一時停止リール演出励磁パターンとして、前記一時停止リール演出中に前記特定停止態様よりも揺れ幅の大きい揺れを伴って停止する特殊停止態様を現出するための励磁相を表す特殊停止態様現出部分を含むように構成された特殊一時停止リール演出励磁パターンを備え、前記特定停止励磁パターンに従った励磁相の制御および前記特殊一時停止リール演出励磁パターンの特殊停止態様現出部分に従った励磁相の制御は、第1励磁制御と第1励磁制御とは異なる数の励磁相を用いた第2励磁制御を含む複数の励磁制御から構成される共通の励磁シークエンスで行われ、
前記特定停止励磁パターンか前記特殊一時停止リール演出励磁パターンの特殊停止態様現出部分かによって前記第1励磁制御の実行時間と前記第2励磁制御の実行時間との実行割合は異なるが、前記特定停止励磁パターンか前記特殊一時停止リール演出励磁パターンの特殊停止態様現出部分かに関わらず前記共通の励磁シークエンスの実行時間は同一であることを特徴としている
この構成によれば、定常回転中のリールが停止したかのように制御され、その後に定常回転に復帰するように制御される一時停止リール演出中に、特定停止態様よりも揺れ幅の大きい揺れを伴って停止する特殊停止態様が現出するようになっている。このため、リールが大きい揺れを伴って停止することによる遊技性の向上を図ることができる。また、リール演出としての一時停止リール演出では、特殊停止態様における大きい揺れによりリールが予定している停止位置からたとえずれて停止したとしても、その後にリールは定常回転に復帰するので、遊技者は演出として見るだけで、大まかに図柄が一時停止したという状況を把握するだけで演出を理解できるため、停止図柄を厳密に気にすることはない。このため、一時停止リール演出では、リールが大きい揺れを伴って予定している停止位置からたとえずれて停止したとしても遊技者による停止図柄の誤認による問題が発生しない。したがって、リールが大きい揺れを伴って予定している停止位置からずれて停止しても遊技上の不都合が小さく、リールが大きい揺れを伴って停止することによる遊技性の向上を図ることができる遊技機を提供することができる。また、特定停止励磁パターンに従った励磁相の制御と特殊一時停止リール演出励磁パターンの特殊停止態様現出部分に従った励磁相の制御とは同一時間で行われるため、例えば特殊停止態様の実行タイミングを特定停止態様の実行タイミングに変更する等、開発時に演出の変更を行っても書き換え対象となるプログラムが少なくなる。また、両者の実行時間が同じであるため、その後の処理や演出等がこのプログラムの書き換えに起因する影響を受けにくい。また、開発時に演出を変更してプログラムの書き換えを行っても、例えば変更後の演出がサブ制御基板で制御される演出とずれが生じたり、予定していた時間にリールが止まらなかったり、リールが上手く揺れを伴わなかったり、制御シークエンスに空白時間ができて励磁が外れて予想外の動きをしてしまったりする等の不具合を防止できる。
また、前記第2励磁制御は、特定の励磁相を用いた前記第1励磁制御より後に行われる前記第1励磁制御よりも少ない数の励磁相を用いるものであり、少なくとも、前記特殊一時停止リール演出励磁パターンの特殊停止態様現出部分における前記第1励磁制御の実行時間は、前記特定停止励磁パターンにおける前記第1励磁制御の実行時間より短く、前記特殊一時停止リール演出励磁パターンの特殊停止態様現出部分における前記第2励磁制御の実行時間は、前記特定停止励磁パターンにおける前記第2励磁制御の実行時間より長いとしてもよい。
この構成によれば、特定停止励磁パターンと特殊一時停止リール演出励磁パターンの特殊停止態様現出部分とでは励磁相の共通化が図られているため、揺れを伴う停止態様として、特定停止態様に一時停止リール演出中の特殊停止態様を加えたとしても、使用するメモリ容量の増大を抑えることができる。
本発明の第1実施形態にかかるスロットマシンの斜視図である。 リールの図柄配列を示す図である。 スロットマシンの電気的構成を示すブロック図である。 メイン制御基板およびサブ制御基板の機能を示す機能ブロック図である。 遊技を説明するための図である。 役の入賞図柄態様と配当を示す図である。 当選役グループと構成役との関係および当選役グループの抽選値を示す図である。 停止演出内容と当選役グループとの関係を示す図である。 リール演出内容と当選役グループとの関係を示す図である。 リールモータ(ステッピングモータ)の一例を示す図である。 励磁パターンの一例を示す図である。 励磁パターンの他の例を示す図である。 励磁パターンのさらに他の例を示す図である。 励磁パターンのさらに他の例を示す図である。 励磁パターンのさらに他の例を示す図である。 リール演出に伴うリール制御の一例を示す図である。 リール演出に伴うリール制御の他の例を示す図である。 停止演出に伴うリール制御の一例を示す図である。 リール回転処理を示すフローチャートである。 リール回転処理を示すフローチャートである。 励磁相の制御に用いるデータ構造を示す図である。 第2実施形態での停止演出内容と当選役グループとの関係を示す図である。 第2実施形態での励磁パターンの一例を示す図である。 第2実施形態での停止演出に伴うリール制御の一例を示す図である。 第2実施形態でのリール回転処理を示すフローチャートである。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る遊技機の一例であるスロットマシン1について、図1〜図21を参照して説明する。
(構成)
スロットマシン1の構成の概略について図1および図2を参照して説明する。
この実施形態におけるスロットマシン1は、予め設定された複数の遊技状態のうちのいずれかの遊技状態において、メダルなどの遊技媒体が規定数投入されることを条件とする遊技者の操作に基づいて一回の遊技が実行されるものであって、例えば図1に示すように構成されている。すなわち、このスロットマシン1では、筐体3の前面が前面扉5により開閉自在に閉塞され、この前面扉5のほぼ中央高さの位置に操作板7が配設されると共に、この操作板7の上方に正面板9が配設されている。
そして、この正面板9には横長矩形の表示窓11が設けられている。また、表示窓11の内側には、図1に示すように、複数種類の図柄を予め定められた順序で可変表示する表示手段を構成する左・中・右リール13L,13M,13Rが配置されている。これら左・中・右リール13L,13M,13Rには、複数種類の図柄(例えば、「ベル」、「『チャ』」、「『ン』」、「『ス』」、「リプレイ」、「スイカ」、「チェリー」、「バー」、「7」)が合計21個、所定の配列でそれぞれ設けられている(図2(a)参照)。また、各図柄には、0番から20番までのコマ番号が順に付されている。そして、例えば、コマ番号0番から20番までの図柄が印刷されたリールテープがリールの周面に貼り付けられて各リール13L,13M,13Rがそれぞれ形成される。また、各リール13L,13M,13Rが回転すると、コマ番号20番、19番、…、0番、20番、…の予め定められた順に複数の図柄がそれぞれ表示窓11に変動表示される。表示窓11からは、各リール13L,13M,13Rの回転が停止すると、図柄が上段、中段および下段にそれぞれ1個の合計3個ずつ覗くように設定されている。すなわち、3個すべてのリール13L,13M,13Rが停止すると、縦3列横3行に配列された合計9個の図柄が表示窓11に停止表示されるようになっている。なお、この実施形態では、図2(b)に示すように、上段ライン、中段ライン、下段ライン、右上がりライン、右下がりラインの5ラインが入賞ラインとして設定されている。
また、各リール13L,13M,13Rをそれぞれ独立して回転駆動できるように、各リール13L,13M,13Rには、それぞれステッピングモータにより構成される図3に示すリールモータ14L,14M,14Rが連結されている。
更に、操作板7には、内部に貯留されているクレジットメダルから1枚ずつのメダル投入を指示するためのベットスイッチ15、クレジットメダルから1ゲーム(遊技)あたりの最大投入枚数(3枚に設定されている)のメダル投入を指示するための最大ベットスイッチ17、各リール13L,13M,13Rを回転させる操作を行うためのレバー状のスタートスイッチ19(リール回転開始操作手段)、左・中・右リール13L,13M,13Rの回転をそれぞれ停止させる操作を行うための左・中・右ストップスイッチ21L,21M,21R(リール回転停止操作手段)、クレジットメダルを払い出すための精算スイッチ23、およびメダル投入口25が設けられている。なお、この実施形態では、1ゲームに必要なメダル投入数(規定数)は、ボーナス遊技状態RBB以外は3枚、ボーナス遊技状態RBBでは2枚の2種類が設定されている。また、各リール13L,13M,13Rにより複数種類の図柄を可変表示する複数の可変表示列が形成されており、各ストップスイッチ21L,21M,21Rは、各リール13L,13M,13Rそれぞれに対応して設けられている。
また、正面板9の上方のほぼ中央には、動画などを表示して遊技者に当選や入賞などを告知したり、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作態様を報知したりする演出を行うための液晶表示器27が設けられ、液晶表示器27のすぐ上方には、各種の入賞図柄が表示された説明パネル29が設けられ、液晶表示器27および説明パネル29の左右には、音楽や音声などによる演出を行うためのスピーカ31L,31Rがそれぞれ設けられている。また、説明パネル29およびスピーカ31L,31Rの上辺には中央ランプ部33Mが配設され、その左右には左・右ランプ部33L,33Rがそれぞれ配設されている。各ランプ部33M,33L,33Rには、それぞれ発光ダイオードなどの光源が配設されている。これらのランプ部33M,33L,33Rは一体的に形成され、遊技者に当選や入賞を告知するなどの演出を行うための上部ランプ部33を構成している。
また、操作板7の下方には、装飾画などが表示された下部パネル35が設けられ、この下部パネル35の左右には、それぞれ複数の光源が例えば2列に並んで配置された下部ランプ部37L,37Rが設けられている。また、下部パネル35の下方には、メダル払出口39や、このメダル払出口39から払い出されるメダルを受けるメダル受け41が設けられている。また、正面板9の右下隅には、3つのリールに対する入賞ラインの位置を示す図形(図示省略)が描かれ、正面板9の左下隅にはクレジットメダルの貯留枚数を表示するクレジット表示器45が配設されている。このクレジット表示器45は、例えば2個の7セグメントLEDで構成され、2桁の貯留枚数(最大で50枚)が表示可能になっている。
また、各リール13L,13M,13Rを支持する支持枠体(図示省略)が、筐体3内の後壁に固定されている。筐体3内の支持枠体の下方には、メダルをメダル払出口39に排出するためのホッパーユニット43(図3参照)が配設されている。また、メダル投入口25付近の裏面側には、メダル投入口25に投入されたメダルが正規のものか否かを選別して正規のメダルのみをホッパーユニット43に導くメダルセレクタ48(図3参照)が配設されている。また、ホッパーユニット43の左側には、操作ボックス49(図3参照)が筐体3内の左側壁に固定されている。この操作ボックス49には、電源のオンオフを切り換える電源スイッチ50(図3参照)が設けられるとともに、後述する設定変更処理のためのキーシリンダおよび押しボタン式のリセットスイッチ52(図3参照)が設けられている。
続いて、スロットマシン1の電気的な構成について図3を参照して説明する。図3はスロットマシン1の電気的構成を示すブロック図である。
図3において、投入センサ53は、筐体3内部のメダル投入口25近傍であってメダルセレクタ48部分に設けられ、メダル投入口25に投入されたメダルを1枚ずつ検出するものである。払出センサ54は、ホッパーユニット43の出口に設けられ、メダル払出口39に払い出されるメダルを1枚ずつ検出するものである。
左・中・右位置センサ55L,55M,55Rは、左・中・右リール13L,13M,13Rの回転位置をそれぞれ検出するためのもので、例えば左・中・右リール13L,13M,13Rにそれぞれ設けられた突起部を検出するフォトインタラプタからなり、左・中・右リール13L,13M,13Rが回転すると、一周ごとに突起部を検出してその検出信号をメイン制御基板63に出力する。この実施形態では、例えば左・中・右位置センサ55L,55M,55Rが上記突起部を検出したときに、それぞれコマ番号20番の図柄が表示窓11の中段に位置するように構成されている。
変更処理開始スイッチ56は、操作ボックス49のキーシリンダの内部に設けられており、設定変更キー(図示省略)をキーシリンダに挿入して回転することによりオンオフが切り換えられる。リセットスイッチ52は、操作ボックス49内に設けられ、設定変更中は1回押す度に1つ上位の設定値に仮設定される。
ホッパーモータ57はホッパーユニット43に配設され、その駆動によりメダルをメダル払出口39に向けて払い出すものである。
また、このスロットマシン1では、遊技の進行に関する制御を行うメインCPU61が実装されたメイン制御基板63と、メイン制御基板63から送信された情報に基づき遊技の進行に合わせた演出の制御を行うサブCPU71が実装されたサブ制御基板73とが別々に設けられており、メイン制御基板63からサブ制御基板73に対して各種の遊技情報が一方向で送信される。
メイン制御基板63のRAM65はスロットマシン1の遊技状態などの遊技に関するデータを一時的に記憶するものであり、各種のデータを格納するための各種の記憶領域が形成されている。
また、メイン制御基板63のROM67は予め設定されたデータ(図4の役抽選テーブル671、停止演出決定テーブル672、リール演出決定テーブル673など)を含む遊技機用プログラム(スロットマシン1用のプログラム)を記憶する。
また、メイン制御基板63のメインCPU61は、タイマ割込などの割込機能を有し、ROM67に記憶された遊技機用プログラムを実行することにより、遊技の進行に関する処理を行う。また、メインCPU61は、役抽選手段105(図4参照)による役抽選結果(後述する役の入賞に必要な情報も含む)に関する情報、各ストップスイッチ21L,21M,21R、スタートスイッチ19等の遊技者により操作される操作器具の操作に関する情報などの種々の遊技情報をコマンド形式でサブ制御基板73(サブCPU71)に送信する。
また、サブ制御基板73のメモリ75は、各種データを一時的に記憶するRAM部と、演出用の各種プログラムなどを記憶するROM部とを備えている。また、サブ制御基板73のサブCPU71は、タイマ割込などの割込機能を有し、サブCPU71は、メインCPU61から送信されるスロットマシン1に関する各種の遊技情報に基づいてメモリ75に格納されたプログラムを実行することで、遊技者に対する遊技に関連する演出の内容を決定する。また、サブ制御基板73のサブCPU71は、決定された演出の内容に基づいて、サブ制御基板73が有するI/Oポートを介して、液晶表示器27やスピーカ31L,31Rなどの演出機器の制御を行う。
(メイン制御基板)
次に、メイン制御基板63について、図4〜図9を参照して詳細に説明する。
図4に示すように、メイン制御基板63は、ROM67に格納されたプログラムを実行することにより実現される種々の機能や、ハードウェアが制御されることにより実現される種々の機能を備えている。
(1)遊技制御手段100
図4の遊技制御手段100は、スロットマシン1の遊技を制御するためのものであり、一般的な遊技状態である初期RT(RT0)、有利RT(RT1)での遊技と、これらの遊技状態よりも有利な遊技状態であるボーナス遊技状態(RBB)での遊技(BB遊技)と、ボーナス役の内部当選が持ち越された遊技状態であるボーナス内部当選中(RT2)での遊技とを実行する。
図5に示すように、一般遊技でボーナス役「BN1」または「BN2」に入賞すると、ボーナス遊技に移行する。ボーナス遊技で、所定枚数のメダルが払い出されるなどのボーナス遊技終了条件が成立すると、ボーナス遊技が終了して一般遊技に戻る。なお、この実施形態では、ボーナス役「BN1」の入賞により移行するボーナス遊技状態(RBB)では、メダルの払い出しが345枚となったときに終了し、ボーナス役「BN2」の入賞により移行するボーナス遊技状態(RBB)では、メダルの払い出しが105枚となったときに終了する。
一般常遊技でボーナス役「BN1」を構成する当選役グループに当選したにも関わらずボーナス役「BN1」に入賞しなかった場合またはボーナス役「BN2」を構成する当選役グループに当選したにも関わらずボーナス役「BN2」に入賞しなかった場合は、ボーナス遊技の内部当選の持越し状態であるボーナス内部当選中(RT2)に移行する。ボーナス内部当選中(RT2)において持越し状態中のボーナス役(「BN1」または「BN2」)に入賞するとボーナス遊技状態(RBB)に移行し、上述のボーナス遊技終了条件の成立により初期RT(RT0)に戻る。なお、ボーナス遊技終了条件は、適宜設定することができる。
ここで、一般遊技の流れの一例について説明する。この実施形態では、スロットマシン1は、3枚のメダルで1遊技(1ゲーム)が行われるように構成されており、ベット枚数カウンタ651は、投入メダルの数を3枚まで記憶する。投入センサ53、ベットスイッチ15または最大ベットスイッチ17により3枚のメダルが投入されると、表示窓11の入賞ライン(5ライン)が有効となる。そして、規定数である3枚のメダルの投入を条件にスタートスイッチ19が操作されると、役抽選手段105により予め設定された複数の当選役グループのいずれかに当選したか否かの役抽選が行われる。ここで、メイン制御基板63は、左・中・右リール13L,13M,13Rの全ての回転を開始させ、リール窓11に表示される各リール13L,13M,13Rの図柄を各リール13L,13M,13Rの回転角に合わせて判別することを開始する。
その後、左・中・右リール13L,13M,13Rが加速され、左・中・右位置センサ55L,55M,55Rにより、左・中・右リール13L,13M,13Rの回転位置が所定の基準位置であることが検出されると、すべてのストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効となる。各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効となった後、左ストップスイッチ21Lが操作されると左リール13Lが停止し、中ストップスイッチ21Mが操作されると中リール13Mが停止し、右ストップスイッチ21Rが操作されると右リール13Rが停止する。このように、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作により、各ストップスイッチ21L,21M,21Rに対応する左・中・右リール13L,13M,13Rの回転が停止する。
そして、3個すべての左・中・右ストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されると、各左・中・右リール13L,13M,13Rの回転が停止する。このとき、所定の図柄が、有効となった表示窓11の入賞ライン上の所定の位置に停止すると、入賞となる。そして、入賞態様に応じた枚数のメダルが、クレジットされるか、またはメダル払出口39から払い出される。また、メダルの払い出しに代えて、あるいはメダルの払い出しとともに、遊技者に対して所定の利益が付与されることもある。
具体的には、図6に示すように、この実施形態では、ボーナス役として「BN1」および「BN2」、再遊技役として「RP1」〜「RP3」、小役として「BE1」、「BE2」、「WM」、「CH1」、「CH2」、「SP1」、「SP2」)が予め設定されている。ここで、ボーナス役は、ボーナス遊技状態(RBB)への移行にかかる役である。また、再遊技役は、入賞すると次のゲームにおいて新たなメダルを投入することなく当選ゲームと同じ条件で遊技を行うことができる役である。小役は、メダルの払い出しにかかる役であり、入賞すると、規定数のメダルが払い出される。
「BN1」の入賞態様は、各リール13L,13M,13Rの図柄「『ン』」が入賞ラインに揃う図柄組合せであり、「BN2」の入賞態様は、入賞ラインに図柄「7」が入賞ラインに揃う図柄組合せである。これらの役は、いずれも各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては、入賞させることができない「取りこぼし」が発生し得る役であり、「取りこぼし」が発生した場合は、次の遊技から入賞するまでの間、ボーナス内部当選中(RT2)に移行する。
「RP1」の入賞態様は、図柄「リプレイ」が入賞ラインに揃う図柄組合せであり、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては、当該図柄組合せが入賞ラインに揃わない場合がある。なお、本実施形態では、「RP1」に当選した場合、基本的に右上がりライン(左リール13L:下段、中リール13M:中段、右リール13R:上段)に入賞図柄が揃うように、リール13L,13M,13Rの停止制御が行われる。
「RP2」の入賞態様は、図柄「『チャ』」(左リール13L)、図柄「リプレイ」(中リール13M)、図柄「リプレイ」(右リール13R)が入賞ラインに揃う図柄組合せであり、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては、当該図柄組合せが入賞ラインに揃わない場合がある。なお、「RP2」は、左リール13Lの図柄番号4と図柄番号19の図柄「リプレイ」が4コマ以上離れていることから再遊技役(リプレイ)の取りこぼしを防ぐために設けられている。すなわち「RP1」と「RP2」とは互いに補完関係にあり、一方を取りこぼすタイミングでストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されると、他方に入賞するように互いの入賞図柄が配置されている。
「RP3」の入賞態様は、図柄「リプレイ」(左リール13L)、図柄「リプレイ」(中リール13M)、図柄「『チャ』」(右リール13R)が入賞ラインに揃う図柄組合せであり、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては、「取りこぼし」が発生し得る。また、当該役は、有利RT(RT1)への移行にかかる当選役グループ「特殊リプレイ」の構成役であり、順押し(左→中→右)で左リール13Lの下段に図柄「リプレイ」、中リール13Mの中段に図柄「リプレイ」が停止した後、右リール13Rの上段に図柄「『チャ』」を引き込み可能な範囲でストップスイッチ21Rが操作されると入賞する役である。したがって、当該役に入賞した場合は、右リール13Rの表示窓11に3連図柄(上段:『チャ』、中段:『ン』、下段『ス』)が停止表示される。なお、初期RT(RT0)で当該役に入賞すると、遊技状態が有利RT(RT1)に移行する。
「BE1」の入賞態様は、入賞ラインに、図柄「ベル」が揃う図柄組合せであり、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては、当該図柄組合せが入賞ラインに揃わない場合がある。当該役に入賞すると、ボーナス遊技状態(RBB)以外の遊技状態(1ゲーム3枚のメダル投入)では「8枚」、ボーナス遊技状態(RBB)(1ゲーム2枚のメダル投入)では「15枚」の配当が得られる。なお、本実施形態では、当該役に当選した場合は、基本的に入賞図柄が右下がりラインに揃うようにリール制御が行われる。
「BE2」の入賞態様は、図柄「『ス』」(左リール13L)、図柄「ベル」(中リール13M)、図柄「ベル」(右リール13R)が入賞ラインに揃う図柄組合せであり、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては、当該図柄組合せが入賞ラインに揃わない場合がある。当該役に入賞すると、ボーナス遊技状態(RBB)以外の遊技状態(1ゲーム3枚のメダル投入)では「8枚」、ボーナス遊技状態(RBB)(1ゲーム2枚のメダル投入)では「15枚」の配当が得られる。なお、「BE2」は、左リール13Lの図柄番号0と図柄番号6の図柄「ベル」が4コマ以上離れていることからベル(小役)の取りこぼしを防ぐために設けられている。すなわち「BE1」と「BE2」とは互いに補完関係にあり、一方を取りこぼすタイミングでストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されると、他方に入賞するように互いの入賞図柄が配置されている。また、この実施形態では、基本的に左リール13Lの入賞図柄『ス』が上段に停止表示されるようにリール制御が行われ、左リール13Lに3連図柄(上段:『チャ』、中段:『ン』、下段『ス』)が停止表示されないように構成されている。
「WM」の入賞態様は、図柄「スイカ」が入賞ラインに揃う図柄組合せであり、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては、「取りこぼし」が発生し得る。当該役に入賞すると、ボーナス遊技状態(RBB)以外の遊技状態(1ゲーム3枚のメダル投入)では「8枚」、ボーナス遊技状態(RBB)(1ゲーム2枚のメダル投入)では「15枚」の配当が得られる。なお、この実施形態では、基本的に入賞図柄が上段ラインに揃うようにリール13L,13M,13Rの停止制御が行われる。
「CH1」の入賞態様は、図柄「チェリー」(左リール13L)、図柄「ANY」(中リール13M)、図柄「ベル」(右リール13R)が入賞ラインに揃う図柄組合せであり、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては、「取りこぼし」が発生し得る。当該役に入賞すると、ボーナス遊技状態(RBB)以外の遊技状態(1ゲーム3枚のメダル投入)では「2枚」、ボーナス遊技状態(RBB)(1ゲーム2枚のメダル投入)では「15枚」の配当が得られる。なお、中リール13Mの「ANY」とは、図柄の種類を問わないことを意味している。また、この実施形態では、当該役に当選した場合、基本的に入賞図柄が右上がりラインまたは右下がりラインに揃うようにリール制御が行われ、中リール13Mに3連図柄(上段:『チャ』、中段:『ン』、下段『ス』)が停止表示されないように構成される。
「CH2」の入賞態様は、図柄「チェリー」(左リール13L)、図柄「『ン』」(中リール13M)、図柄「チェリー」(右リール13R)が入賞ラインに揃う図柄組合せであり、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては、「取りこぼし」が発生し得る。当該役に入賞すると、ボーナス遊技状態(RBB)以外の遊技状態(1ゲーム3枚のメダル投入)では「2枚」、ボーナス遊技状態(RBB)(1ゲーム2枚のメダル投入)では「15枚」の配当が得られる。また、この実施形態では、当該役に当選した場合、基本的に入賞図柄が右上がりラインまたは右下がりラインに揃うようにリール制御が行われる。そのため、中リール13Mに3連図柄(上段:『チャ』、中段:『ン』、下段『ス』)が停止表示されると、当該役に入賞可能であることを遊技者が分かる。
「SP1」の入賞態様は、図柄「スイカ」(左リール13L)、図柄「スイカ」(中リール13M)、図柄「『チャ』」(右リール13R)が入賞ラインに揃う図柄組合せであり、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては、「取りこぼし」が発生し得る。当該役に入賞すると、ボーナス遊技状態(RBB)以外の遊技状態(1ゲーム3枚のメダル投入)では「1枚」、ボーナス遊技状態(RBB)(1ゲーム2枚のメダル投入)では「15枚」の配当が得られる。なお、この実施形態では、当該役に当選した場合、基本的に入賞図柄が上段ラインに揃うようにリール制御が行われる。上段ラインで入賞すると、右リール13Rに3連図柄(上段:『チャ』、中段:『ン』、下段『ス』)が停止表示される。また、このようなリール制御の場合、左リール13Lおよび中リール13Mでは「WM」の当選時と同じように、上段に図柄「スイカ」が停止表示されるため、遊技者が順押しで第2停止まで行った時点では「WM」に入賞可能なのか「SP1」に入賞可能なのか判別しにくい。しかしながら、後述のリール演出「右」が発生した場合には「SP1」を狙えばよいことが判明するため、遊技者の停止操作を補助することができる。なお、リール演出「右」が発生しなかった場合には、「WM」と「SP1」とのいずれを狙うかを遊技者の勘などに基づいて行うことができ、遊技性が多様になる。
「SP2」の入賞態様は、図柄「『ン』」(左リール13L)、図柄「スイカ」(中リール13M)、図柄「スイカ」(右リール13R)が入賞ラインに揃う図柄組合せであり、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによっては、「取りこぼし」が発生し得る。当該役に入賞すると、ボーナス遊技状態(RBB)以外の遊技状態(1ゲーム3枚のメダル投入)では「1枚」、ボーナス遊技状態(RBB)(1ゲーム2枚のメダル投入)では「15枚」の配当が得られる。なお、この実施形態では、当該役に当選した場合、基本的に左リール13Lに3連図柄(上段:『チャ』、中段:『ン』、下段『ス』)が停止表示され、中リール13Mと右リール13Rそれぞれの中段に図柄「スイカ」が停止表示されるようにリール制御が行われる。なお、上述の各役の基本的な停止ラインは一例であり、他の例は割愛するが、停止操作順序や停止操作タイミングによってはこの限りではない。
(2)設定変更手段101
図4の設定変更手段101は、所定の設定変更操作に基づいて、出玉率(獲得メダル数÷投入メダル数×100[%])の調整をするための設定(設定1〜設定6)を変更するものである。各設定の出玉率は、例えば、設定値毎にボーナス役(「BN1」、「BN2」)の当選確率を変えることで調整できる。
ここで、設定値を変更するための設定変更操作の一例について説明する。例えば、スロットマシン1の電源が投入される前に変更処理開始スイッチ56(設定キー)をON状態にし、電源を投入すると、設定変更処理が開始される。このとき、リセットスイッチ52を1回押すと、電源投入前に設定された設定値から1つ上位の設定値に仮設定される(例えば、設定3から設定4に仮設定)。その後は、リセットスイッチ52を押す度に1つ上位の設定値に仮設定される。但し、仮設定値が6の場合にリセットスイッチ52を押すと、設定値が1に戻って仮設定される。そして、最後に、スタートスイッチ19のON操作により設定値が確定し、その時の仮設定値がスロットマシン1の設定値になる。
(3)テーブル選択手段102
図4のテーブル選択手段102は、遊技制御手段100により制御される遊技の種類(一般遊技や内部当選中遊技、BB遊技など)、および、設定変更手段101により設定された設定値(設定1から設定6)に基づき、複数の役抽選テーブル671から1つの役抽選テーブルを選択するものである。すなわち、例えば初期RT(RT0)では、テーブル選択手段102は、役抽選テーブルとして、入賞確率の設定値(設定1〜設定6)に応じて役抽選テーブル671(初期RT用役抽選テーブル)を選択する。
(4)乱数発生手段103
図4の乱数発生手段103は、抽選用の乱数を所定の範囲内で発生させるものである。また、乱数発生手段103は、例えば、発振回路と、この発振回路が発生させたクロック信号をカウントするカウンタ回路とによって構成することができる(いわゆるハード乱数)。なお、乱数発生手段103は、例えば、平均採中法で乱数を発生させる手段や、あるいは素数の加算によって乱数を発生させる手段によって構成することもできる。これらの手段は、例えば、メインCPU61に所定のプログラムを実行させることによって構成することができる(いわゆるソフト乱数)。また、ハード乱数とソフト乱数の双方を備え、それらの結果に基づき乱数をソフト的に生成するようにしてもよい。また、この実施形態では、後述する役抽選手段105に用いられる乱数を発生させる。
(5)乱数抽出手段104
図4の乱数抽出手段104は、乱数発生手段103が発生する乱数値を抽出するもので、当該乱数値を所定の条件で抽出する。この実施形態では、乱数抽出手段104は、スタートスイッチ19が操作されたタイミングで乱数値を抽出する。なお、乱数発生手段103は、カウンタ回路などによって構成されるため、乱数発生手段103が発生させる数値は、厳密には乱数ではない。しかしながら、スタートスイッチ19が操作されるタイミングはランダムであると考えられるため、乱数抽出手段104が抽出する数値は、実質的には乱数として取り扱うことができる。
(6)役抽選手段105
図4の役抽選手段105は、予め設定された複数の役に当選したか否かを抽選により決定するもので、図4に示すように、役抽選判定手段105aを備えている。
この実施形態では、1または複数の役で構成された当選役グループが設定され、役抽選手段105による役抽選の当否判断が、当選役グループ単位で行われる。役抽選で複数の役で構成された当選役グループに当選した場合は、全ての構成役に同時に当選したことを意味し、全ての構成役に入賞することが許容された状態となる。例えば、当選役グループ「リプレイ」に当選した場合は、「RP1」および「RP2」の両方に同時に当選したことを意味し、「RP1」および「RP2」の両方に入賞することが許容された状態になる。複数の役で構成された他の当選役グループも同様である。
また、各当選役グループには、それぞれ固有の上位役番号または下位役番号が16進数で対応付けされている。そして、役抽選手段105の役抽選結果に基づいて、当選した当選役グループに上位役番号が対応付けされていれば、当選した当選役グループに対応付けされている上位役番号が役抽選結果記憶領域652の上位記憶領域に格納される。また、当選した当選役グループに下位役番号が対応付けされていれば、当選した当選役グループに対応付けされている下位役番号が役抽選結果記憶領域652の下位記憶領域に格納される。
この実施形態では、役抽選結果記憶領域652は、RAM65に2バイトのデータ領域として割当てられており、役抽選結果記憶領域652は、それぞれ1バイトのデータ領域が割当てられた、ボーナス役に関する役抽選結果を記憶する上位記憶領域と、小役および再遊技役に関する役抽選結果を記憶する下位記憶領域とを備えている。
例えば、当選役グループ「BB+チェリーB」に当選した場合、「BB」に対応付けされた上位役番号が役抽選結果記憶領域652の上位記憶領域に記憶されるとともに、「チェリーB」に対応付けされた下位役番号が下位記憶領域に記憶される。なお、下位記憶領域のデータは、当選役の入賞の有無に関わらず役抽選の度に書き換えられるのに対して、上位記憶領域のデータは、入賞するまで維持される。すなわち、ボーナス役(「BN1(BB)」、「BN2(RB)」)は、入賞するまでその当選状態が持ち越される。
また、図7に示すように、各当選役グループは、遊技状態に応じて役抽選の抽選値が設定されている。例えば、当選役グループ「リプレイ」は、初期RT(RT0)、有利RT(RT1)、ボーナス内部当選中(RT2)で当選の可能性がある。初期RT(RT0)およびボーナス内部当選中(RT2)では、同じ確率で当選するように設定されるが、有利RT(RT1)では、これらの遊技状態よりも当選確率が高くなるように抽選値が設定されている。
当選役グループ「特殊リプレイ」は、初期RT(RT0)でのみ当選の可能性がある。当該グループの当選時に「RP3」で入賞すると、遊技状態が有利RT(RT1)に移行する。
当選役グループ「ベル」、「スイカ」、「チェリーA」、「チェリーB」、「チャンス目A」は、いずれも初期RT(RT0)、有利RT(RT1)、ボーナス内部当選中(RT2)で当選の可能性がある。これらのグループはいずれも、各遊技状態(RT0、RT1、RT2)で同じ確率で当選するように抽選値が設定されている。
当選役グループ「BB」、「RB」、「BB+チェリーB」、「BB+チャンス目A」、「BB+チャンス目B」、「RB+チェリーB」、「RB+チャンス目A」「RB+チャンス目B」は、いずれも初期RT(RT0)、有利RT(RT1)で当選の可能性がある。これらのグループはいずれも、各遊技状態(RT0、RT1)で同じ確率で当選するように抽選値が設定されている。
当選役グループ「全小役」は、ボーナス遊技状態(RBB)で当選の可能性がある。この実施形態では、ボーナス遊技状態中の役抽選において100%の確率で当該グループに当選するように抽選値が設定されている。
例えば、乱数発生手段103が発生する乱数の全範囲中において、図7に示すように、各当選役グループの当選領域が割り振られている場合、役抽選手段105は、初期RT(RT0)では、当選役グループ「リプレイ」、「特殊リプレイ」、「ベル」…の順に当選したか否かを判断し、当選役グループ「リプレイ」〜「RB+チャンス目B」のいずれにも当選しなかった場合は、ハズレ(「HZ」)と判断する。
なお、詳細な説明は省略するが、役抽選テーブル671には、役抽選におけるメダル数増加の期待値が異なる複数種類の抽選データが設けられており、この実施形態では、期待値が最も低い設定1から期待値が最も高い設定6までの6種類の抽選データが当選役グループごとに設けられている。
a)役抽選判定手段105a
役抽選判定手段105aは、乱数抽出手段104が抽出した乱数値と、複数の役抽選テーブル671からテーブル選択手段102が選択した役抽選テーブル671に含まれる抽選データとを照合して、当選役グループのいずれに当選したか、いずれにも当選していない(ハズレ)かの役抽選の判定を行うものである。そして、役抽選判定手段105aによる判定結果が、RAM65に形成された役抽選結果記憶領域652に記憶される。
(7)リール検出手段106
図4のリール検出手段106は、左・中・右位置センサ55L,55M,55Rの検出信号と、左・中・右リール13L,13M,13Rを駆動する各リールモータ14L,14M,14Rへの供給パルス数とに基づき、左・中・右リール13L,13M,13Rの回転位置をそれぞれ検出するものである。この場合、リール検出手段106は、左・中・右リール13L,13M,13Rの回転中および停止時に、所定の基準位置(この実施形態では例えば、表示窓11の中段)に位置する図柄に対応するコマ番号をそれぞれ検出する。
(8)リール回転制御手段107
図4のリール回転制御手段107は、各リールモータ14L,14M,14Rの励磁相の制御を行って各リール13L,13M,13Rの回転を個別に制御することができるように構成されている。この第1実施形態では、例えば、リール回転制御手段107は、遊技者によるスタートスイッチ19の操作が行われると、加速制御用の励磁パターン(図11の「加速時の励磁制御」に示す励磁パターン)に従って励磁相の制御を行って各リール13L,13M,13Rを所定の回転速度(定常回転時における回転速度)にまで加速させる。その後、リール回転制御手段107は、定常回転維持用の励磁パターン(図12の「定常回転時の励磁制御」に示す励磁パターン)に従って励磁相の制御を行って各リール13L,13M,13Rの定常回転を維持する。そして、リール回転制御手段107は、遊技者による各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が行われると、遊技者による各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作態様(押し順や操作タイミングなど)と役抽選手段105の役抽選結果とに基づき、通常停止制御用の励磁パターン(図13の「通常停止時の励磁制御」に示す励磁パターン:以下、「通常停止励磁パターン」と記載する。)に従って励磁相の制御を行って各リール13L,13M,13Rを停止させる。この通常停止励磁パターンに従ってリール回転制御手段107により励磁相の制御が行われてリールが停止する停止態様を以下「通常停止態様」と記載する。
後述する停止演出内容決定手段108により左・中・右リール13L,13M,13Rのうち揺れを伴って停止させる(通常バウンドを伴って停止させる)と決定されたリールに関しては、リール回転制御手段107は、通常バウンド停止制御用の励磁パターン(図14の「通常バウンド停止時の励磁制御」に示す励磁パターン:以下、「通常バウンド停止励磁パターン」と記載する。)に従って励磁相の制御を行って当該リールを揺れを伴って停止させる。この通常バウンド停止励磁パターンに従ってリール回転制御手段107により励磁相の制御が行われてリールが揺れを伴って停止する(通常バウンドを伴って停止する)停止態様を以下「通常バウンド停止態様」と記載する。なお、通常バウンド停止励磁パターンは本発明の「特定停止励磁パターン」に相当し、通常バウンド停止態様は本発明の「特定停止態様」に対応する。
また、後述するリール演出内容決定手段109により左・中・右リール13L,13M,13Rのうち一時停止リール演出の対象リールに決定されたリールに関しては、リール回転制御手段107は、0ms〜750.94msの間でランダム遅延させる時間(ランダム遅延時間)を決定し、大バウンドを伴う一時停止演出用の励磁パターン(図15の「大バウンドを伴うリール演出時の励磁制御」に示す励磁パターン:以下、「大バウンドリール演出励磁パターン」と記載する。)に従って励磁相の制御を行って通常バウンドより揺れ幅の大きい揺れを伴って一時停止させ(大バウンドを伴って一時停止させ)、ランダム遅延時間経過後に定常回転に復帰させる。この大バウンドリール演出励磁パターンの一部(図15中の3相励磁と1相励磁とからなる部分:以下、「大バウンド停止態様現出部分」と記載する。)に従ってリール回転制御手段107により励磁相の制御が行われてリールが揺れを伴って一時停止する(大バウンドを伴って一時停止する)停止態様を以下「大バウンド一時停止態様」と記載する。なお、大バウンドリール演出励磁パターンは本発明の「特殊一時停止リール演出励磁パターン」に相当し、大バウンド一時停止態様は本発明の「特殊停止態様」に対応する。
なお、リール回転制御手段107による左・中・右リール13L,13M,13Rの回転制御の詳細については後述する。
リール回転制御手段107は、役抽選手段105が決定した当選役グループの構成役に入賞させるために、基本的にリール13L,13M,13Rの全てで、引き込み可能範囲内において構成図柄を入賞ラインに停止させる停止制御を行う。なお、各リール13L,13M,13Rには、許容されるすべりコマ数(引き込み可能範囲:通常、最大4コマ)が設定されているため、操作タイミングが合わなければ入賞ラインに当選役にかかる図柄を揃えることができない場合があり、このような場合は取りこぼし(非入賞)が発生する。
当選役グループ「リプレイ」は、「RP1」および「RP2」で構成されている。この場合、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングがどのような場合であっても構成役のうちのいずれかの入賞にかかる図柄が引き込み可能な範囲にあるため、操作タイミングに応じて、「RP1」か「RP2」に必ず入賞する。
当選役グループ「特殊リプレイ」は、「RP1」〜「RP3」で構成されている。この場合、リール回転制御手段107は、「RP3」が優先的に入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。「RP3」の入賞にかかる各図柄のうちの一部(右リール13R)は、ストップスイッチ21L,21Rの操作タイミングによって引き込むことができない場合がある位置に配置されているため、取りこぼしが発生する可能性がある。「RP3」の取りこぼしが発生した場合、リール回転制御手段107は、「RP1」および「RP2」を次の優先入賞役として、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。上述のように、「RP1」および「RP2」は取りこぼしが発生しないため、「RP3」の取りこぼしが発生した場合は、操作タイミングに応じて、「RP1」か「RP2」に必ず入賞する。
当選役グループ「ベル」は、「BE1」および「BE2」で構成されている。この場合、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングがどのような場合であっても構成役のうちのいずれかの入賞にかかる図柄が引き込み可能な範囲にあるため、操作タイミングに応じて、「BE1」か「BE2」に必ず入賞する。
当選役グループ「スイカ」は、「WM」で構成されている。「WM」の入賞にかかる各図柄は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによって引き込むことができない場合がある位置に配置されているため、取りこぼしが発生する可能性がある。
当選役グループ「チェリーA」は、「CH1」で構成されている。「CH1」の入賞にかかる各図柄は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによって引き込むことができない場合がある位置に配置されているため、取りこぼしが発生する可能性がある。中リール13Mは「any(どの図柄でもOK)」だが、CH2に入賞するのを防ぐため、中リール13Mと右リール13Rにおいて、図柄「『ン』」と図柄「チェリー」が並ばないようにリール制御を行う。なお、本実施形態では、図柄「『ン』」が中リール13Mに停止しないようにリール制御を行う。
当選役グループ「チェリーB」は、「CH1」および「CH2」で構成されている。この場合、リール回転制御手段107は、「CH2」が優先的に入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。「CH2」の入賞にかかる各図柄は、ストップスイッチ21L,21Rの操作タイミングによって引き込むことができない場合がある位置に配置されているため、取りこぼしが発生する可能性がある。「CH2」の取りこぼしが発生した場合、リール回転制御手段107は、「CH1」を次の優先入賞役として、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。「CH1」の入賞にかかる各図柄のうちの一部(左リール13L)は、ストップスイッチ21L,21Rの操作タイミングによって引き込むことができない場合がある位置に配置されているため、取りこぼしが発生する可能性がある。そのため、当選役グループ「チェリーB」は、ストップスイッチ21L,21Rの操作タイミングによっては、いずれの構成役にも入賞しない場合がある。なお、当選役グループ「チェリーB」に当選した際、左リール13Lおよび中リール13Mが停止した時点で「CH2」の入賞態様となり得る態様であるときに、右リール13Rの操作タイミングによって図柄「チェリー」を引き込めない場合は、上段または下段に「CH1」の入賞態様が停止表示されるように停止制御を行う。
当選役グループ「チャンス目A」は、「SP1」で構成されている。「SP1」の入賞にかかる各図柄は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによって引き込むことができない場合がある位置に配置されているため、取りこぼしが発生する可能性がある。
当選役グループ「BB」は、「BN1」で構成されている。「BN1」の入賞にかかる各図柄は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによって引き込むことができない場合がある位置に配置されているため、取りこぼしが発生する可能性がある。「BN1」の取りこぼしが発生した場合は、入賞するまでボーナスの持ち越し状態(ボーナス内部当選中)となる。
当選役グループ「RB」は、「BN2」で構成されている。「BN2」の入賞にかかる各図柄は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによって引き込むことができない場合がある位置に配置されているため、取りこぼしが発生する可能性がある。「BN2」の取りこぼしが発生した場合は、入賞するまでボーナスの持ち越し状態(ボーナス内部当選中)となる。
当選役グループ「BB+チェリーB」は、「BN1」、「CH1」、「CH2」で構成されている。この場合、リール回転制御手段107は、小役である「チェリーB」(「CH1」、「CH2」)が優先的に入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。そのため、「CH1」または「CH2」が入賞可能なタイミングでストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合は、「CH1」または「CH2」に入賞するとともに、ボーナス(「BN1」)の持ち越し状態(ボーナス内部当選中)となる。一方、「CH1」または「CH2」が入賞可能なタイミングでストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されなかった場合、リール回転制御手段107は、「BN1」を次の優先入賞役として、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。「BN1」の入賞にかかる各図柄は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによって引き込むことができない場合がある位置に配置されているため、取りこぼしが発生する可能性がある。この場合、全ての構成役の取りこぼしとなるが、ボーナス(「BN1」)の持ち越し状態(ボーナス内部当選中)となる。
当選役グループ「BB+チャンス目A」は、「BN1」、「SP1」で構成されている。この場合、リール回転制御手段107は、小役である「チャンス目A」(「SP1」)が優先的に入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。そのため、「SP1」が入賞可能なタイミングでストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合は、「SP1」に入賞するとともに、ボーナス(「BN1」)の持ち越し状態(ボーナス内部当選中)となる。一方、「SP1」が入賞可能なタイミングでストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されなかった場合、リール回転制御手段107は、「BN1」を次の優先入賞役として、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。「BN1」の入賞にかかる各図柄は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによって引き込むことができない場合がある位置に配置されているため、取りこぼしが発生する可能性がある。この場合、全ての構成役の取りこぼしとなるが、ボーナス(「BN1」)の持ち越し状態(ボーナス内部当選中)となる。
当選役グループ「BB+チャンス目B」は、「BN1」、「SP2」で構成されている。この場合、リール回転制御手段107は、小役である「チャンス目B」(「SP2」)が優先的に入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。そのため、「SP2」が入賞可能なタイミングでストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合は、「SP2」に入賞するとともに、ボーナス(「BN1」)の持ち越し状態(ボーナス内部当選中)となる。一方、「SP2」が入賞可能なタイミングでストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されなかった場合、リール回転制御手段107は、「BN1」を次の優先入賞役として、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。「BN1」の入賞にかかる各図柄は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによって引き込むことができない場合がある位置に配置されているため、取りこぼしが発生する可能性がある。この場合、全ての構成役の取りこぼしとなるが、ボーナス(「BN1」)の持ち越し状態(ボーナス内部当選中)となる。
当選役グループ「RB+チェリーB」は、「BN2」、「CH1」、「CH2」で構成されている。この場合、リール回転制御手段107は、小役である「チェリーB」(「CH1」、「CH2」)が優先的に入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。そのため、「CH1」または「CH2」が入賞可能なタイミングでストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合は、「CH1」または「CH2」に入賞するとともに、ボーナス(「BN2」)の持ち越し状態(ボーナス内部当選中)となる。一方、「CH1」または「CH2」が入賞可能なタイミングでストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されなかった場合、リール回転制御手段107は、「BN2」を次の優先入賞役として、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。「BN2」の入賞にかかる各図柄は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによって引き込むことができない場合がある位置に配置されているため、取りこぼしが発生する可能性がある。この場合、全ての構成役の取りこぼしとなるが、ボーナス(「BN2」)の持ち越し状態(ボーナス内部当選中)となる。
当選役グループ「RB+チャンス目A」は、「BN2」、「SP1」で構成されている。この場合、リール回転制御手段107は、小役である「チャンス目A」(「SP1」)が優先的に入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。そのため、「SP1」が入賞可能なタイミングでストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合は、「SP1」に入賞するとともに、ボーナス(「BN2」)の持ち越し状態(ボーナス内部当選中)となる。一方、「SP1」が入賞可能なタイミングでストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されなかった場合、リール回転制御手段107は、「BN2」を次の優先入賞役として、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。「BN2」の入賞にかかる各図柄は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによって引き込むことができない場合がある位置に配置されているため、取りこぼしが発生する可能性がある。この場合、全ての構成役の取りこぼしとなるが、ボーナス(「BN2」)の持ち越し状態(ボーナス内部当選中)となる。
当選役グループ「RB+チャンス目B」は、「BN2」、「SP2」で構成されている。この場合、リール回転制御手段107は、小役である「チャンス目B」(「SP2」)が優先的に入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。そのため、「SP2」が入賞可能なタイミングでストップスイッチ21L,21M,21Rが操作された場合は、「SP2」に入賞するとともに、ボーナス(「BN2」)の持ち越し状態(ボーナス内部当選中)となる。一方、「SP2」が入賞可能なタイミングでストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されなかった場合、リール回転制御手段107は、「BN2」を次の優先入賞役として、各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。「BN2」の入賞にかかる各図柄は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングによって引き込むことができない場合がある位置に配置されているため、取りこぼしが発生する可能性がある。この場合、全ての構成役の取りこぼしとなるが、ボーナス(「BN2」)の持ち越し状態(ボーナス内部当選中)となる。
当選役グループ「全小役」は、ボーナス遊技状態(RBB)でのみ役抽選の対象となるグループであり、全小役(「BE1」、「BE2」、「WM」、「CH1」、「CH2」、「SP1」、「SP2」)で構成されている。本実施形態では、リール回転制御手段107は、「ベル」(「BE1」、「BE2」)が優先的に入賞するように各リール13L,13M,13Rの停止制御を行う。上述のように、当選役グループ「ベル」は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作タイミングがどのような場合であっても構成役のうちのいずれかの入賞にかかる図柄が引き込み可能な範囲にあるため、当選役グループ「全小役」に当選した場合は、操作タイミングに応じて、「BE1」か「BE2」に入賞する。
このような構成によると、「CH1」、「CH2」、「SP1」に入賞した場合は、ボーナス役(「BN1」、「BN2」)に同時当選した可能性がある。また、「SP2」に入賞した場合は、ボーナス役(「BN1」、「BN2」)との同時当選が確定する。
(9)停止演出内容決定手段108
この実施形態では、役抽選結果を示唆する停止演出を実行可能に構成されており、停止演出はストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されてリール13L,13M,13Rが停止する停止態様を変動させることにより行われる。
ここで、スロットマシン1は、ストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されてリール13L,13M,13Rが停止する停止態様として、
(1)通常停止励磁パターン(図13の「通常停止時の励磁制御」に示す励磁パターン)に従ってリール回転制御手段107により励磁相の制御が行われてリールが停止する停止態様(通常停止態様)と、
(2)通常停止励磁パターンとは異なる通常バウンド停止励磁パターン(図14の「通常バウンド停止時の励磁制御」に示す励磁パターン)に従ってリール回転制御手段107により励磁相の制御が行われてリールが揺れを伴って停止する停止態様(通常バウンド停止態様)と
を備えており、これらを組み合わせて停止演出が行われる。
停止演出内容決定手段108は、停止演出の種類(「停止演出なし」を含む)を役抽選結果に基づいて決定するものである。この実施形態では、いわゆるレア小役の一部(「チェリーB」、「チャンス目A」、「チャンス目B」)、および、ボーナス役(「BB」、「RB」)の少なくとも一方を含む当選役グループに当選した場合に、停止演出が行われる可能性がある。停止演出内容決定手段108は、役抽選結果がこれらのいずれかの当選であった場合は、停止演出決定テーブル672(図8参照)を用いた抽選により、停止演出の種類を決定する。停止演出決定テーブル672は、当選役グループ毎に設けられている。なお、当選役グループ「リプレイ」や「ベル」に当選したときも停止演出が行われるように抽選値を振ってもよい。
この第1実施形態では、停止演出として、(1)「左」、(2)「中」、(3)「右」、(4)「左,中」、(5)「左,右」、(6)「中,右」、(7)「左,中,右」、(8)「なし」(停止演出なし)の8種類が設けられている。なお、図8に示すように、左リール13Lのみが通常バウンド停止態様にて停止した場合や2つ以上のリールが通常バウンド停止態様にて停止した場合には、「RB」か「BB」に当選したことが確定し、中リール13Mと右リール13Rが通常バウンド停止態様にて停止した場合(停止演出「中,右」)や、左リール13Lと中リール13Mと右リール13Rが通常バウンド停止態様にて停止した場合には(停止演出「左,中,右」)、「BB」に当選したことが確定する。また、中リール13Mのみが通常バウンド停止態様にて停止した場合や右リール13Rのみが通常バウンド停止態様にて停止した場合には、「RB」か「BB」に当選している可能性がある。
停止演出「左」は、左リール13Lが通常バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13M,13Rは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「中」は、中リール13Mが通常バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13L,13Rは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「右」は、右リール13Rが通常バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13L,13Mは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「左,中」は、左・中リール13L,13Mが通常バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13Rは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「左,右」は、左・右リール13L,13Rが通常バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13Mは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「中,右」は、中・右リール13M,13Rが通常バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13Lは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「左,中,右」は、左・中・右リール13L,13M,13Rが通常バウンド停止態様にて停止する演出である。停止演出「なし」は、左・中・右リール13L,13M,13Rが通常停止態様にて停止する演出である。
図8に示すように、当選役グループ「チェリーB」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「中」およびリール演出なしのどちらかが選択されるように設定されている。当選役グループ「チャンス目A」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「右」および停止演出なしのどちらかが選択されるように設定されている。当選役グループ「BB」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「左」、「中」、「右」、「左,中」、「左,右」、「中,右」、「左,中,右」のいずれか、あるいは、停止演出なしが選択されるように設定されている。当選役グループ「RB」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「左」、「中」、「右」、「左,中」、「左,右」のいずれか、あるいは、停止演出なしが選択されるように設定されている。
当選役グループ「BB+チェリーB」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「中」、「左,中」、「中,右」のいずれか、あるいは、停止演出なしが選択されるように設定されている。当選役グループ「BB+チャンス目A」用の停止演出決定テーブル672は、リール演出「右」、「左,右」、「左,中,右」のいずれか、あるいは、停止演出なしが選択されるように設定されている。当選役グループ「BB+チャンス目B」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「左」、「左,中」、「左,右」、「中,右」、「左,中,右」のいずれか、あるいは、停止演出なしが選択されるように設定されている。
当選役グループ「RB+チェリーB」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「中」、「左,中」のいずれか、あるいは、停止演出なしが選択されるように設定されている。当選役グループ「RB+チャンス目A」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「右」、「左,右」のいずれか、あるいは、停止演出なしが選択されるように設定されている。当選役グループ「RB+チャンス目B」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「左」、「左,中」、「左,右」のいずれか、あるいは、停止演出なしが選択されるように設定されている。
(10)リール演出内容決定手段109
この実施形態では、スロットマシン1は、スタートスイッチ19が操作されてから、ストップスイッチ21L,21M,21Rを操作するまでの間で、役抽選結果を示唆するリール演出(スタートスイッチ19が操作されてからストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効となるまでの間の所定期間で行われるリール13L,13M,13Rの変動態様を変化させるリール演出)を実行する機能を備えている。この実施形態では、リール演出として、一時停止リール演出励磁パターンに従ってリール回転制御手段107により励磁相の制御が行われて、定常回転中のリールが停止したかのように制御され、その後に定常回転に復帰するように制御される一時停止リール演出を含み、一時停止リール演出励磁パターンとして、一時停止リール演出中に通常バウンド停止態様よりも揺れ幅の大きい揺れを伴って停止する大バウンド一時停止態様を現出するための大バウンド停止態様現出部分を含むように構成された大バウンドリール演出励磁パターンが備えられている。
ここで、リール演出内容決定手段109は、リール演出の種類(「リール演出なし」を含む)を役抽選結果に基づいて決定するものである。この実施形態では、いわゆるレア小役の一部(「チェリーB」、「チャンス目A」、「チャンス目B」)、および、ボーナス役(「BB」、「RB」)の少なくとも一方を含む当選役グループに当選した場合に、リール演出が行われる可能性がある。リール演出内容決定手段109は、役抽選結果がこれらのいずれかの当選であった場合は、リール演出決定テーブル673(図9(a)参照)を用いた抽選により、リール演出の種類を決定する。リール演出決定テーブル673は、当選役グループ毎に設けられている。なお、当選役グループ「リプレイ」や「ベル」に当選したときもリール演出が行われるように抽選値を振ってもよい。
この実施形態では、リール演出の種類として、「左」、「中」、「右」、「中→右」、「右→中」、「中→右→左」、「右→中→左」、「なし」(リール演出なし)の8種類が設けられている。
リール演出「左」は、スタートスイッチ19の操作に基づいて、各リール13L,13M,13Rの回転が開始し、全てのリールが定常回転となった後、左リール13Lのみ図柄「『チャ』」(上段)、「『ン』」(中段)、「『ス』」(下段)が停止表示されるように大バウンドを伴って一時停止する大バウンド一時停止態様を現出して一時停止し、その後、リール回転制御手段107により決定されたランダム遅延時間の経過後に左リール13Lの回転が再開されて定常回転に復帰する演出である。この場合、左リール13Lが再回転し、全てのリール13L,13M,13Rが定常回転となったときに、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効になる。
リール演出「中」は、スタートスイッチ19の操作に基づいて、各リール13L,13M,13Rの回転が開始し、全てのリールが定常回転となった後、中リール13Mのみ図柄「『チャ』」(上段)、「『ン』」(中段)、「『ス』」(下段)が停止表示されるように大バウンド一時停止態様を現出して一時停止し、その後、リール回転制御手段107により決定されたランダム遅延時間の経過後に中リール13Mの回転が再開されて定常回転に復帰する演出である。この場合、中リール13Mが再回転し、全てのリール13L,13M,13Rが定常回転となったときに、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効になる。
リール演出「右」は、スタートスイッチ19の操作に基づいて、各リール13L,13M,13Rの回転が開始し、全てのリールが定常回転となった後、右リール13Rのみ図柄「『チャ』」(上段)、「『ン』」(中段)、「『ス』」(下段)が停止表示されるように大バウンド一時停止態様を現出して一時停止し、その後、リール回転制御手段107により決定されたランダム遅延時間の経過後に右リール13Rの回転が再開されて定常回転に復帰する演出である。この場合、右リール13Rが再回転し、全てのリール13L,13M,13Rが定常回転となったときに、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効になる。
リール演出「中→右」は、スタートスイッチ19の操作に基づいて、各リール13L,13M,13Rの回転が開始し、全てのリールが定常回転となった後、中リール13Mのみ図柄「『チャ』」(上段)、「『ン』」(中段)、「『ス』」(下段)が停止表示(1回目の特定図柄表示)されるように大バウンド一時停止態様を現出して一時停止し、その後、リール回転制御手段107により決定されたランダム遅延時間の経過後に中リール13Mの回転が再開されて定常回転に復帰する。続いて、再回転した中リール13Mが他のリール13L,13Rとともに定常回転となった後、右リール13Rのみ図柄「『チャ』」(上段)、「『ン』」(中段)、「『ス』」(下段)が停止表示(2回目の特定図柄表示)されるように大バウンド一時停止態様を現出して一時停止し、その後、リール回転制御手段107により決定されたランダム遅延時間の経過後に右リール13Rの回転が再開されて定常回転に復帰する演出である。この場合、右リール13Rが再回転し、全てのリール13L,13M,13Rが定常回転となったときに、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効になる。
リール演出「右→中」は、スタートスイッチ19の操作に基づいて、各リール13L,13M,13Rの回転が開始し、全てのリールが定常回転となった後、右リール13Rのみ図柄「『チャ』」(上段)、「『ン』」(中段)、「『ス』」(下段)が停止表示(2回目の特定図柄表示)されるように大バウンド一時停止態様を現出して一時停止し、その後、リール回転制御手段107により決定されたランダム遅延時間の経過後に右リール13Rの回転が再開される。続いて、再回転した右リール13Rが他のリール13L,13Mとともに定常回転となった後、中リール13Mのみ図柄「『チャ』」(上段)、「『ン』」(中段)、「『ス』」(下段)が停止表示(2回目の特定図柄表示)されるように大バウンド一時停止態様を現出して一時停止し、その後、リール回転制御手段107により決定されたランダム遅延時間の経過後に中リール13Mの回転が再開されて定常回転に復帰する演出である。この場合、中リール13Mが再回転し、全てのリール13L,13M,13Rが定常回転となったときに、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効になる。
リール演出「中→右→左」は、スタートスイッチ19の操作に基づいて、各リール13L,13M,13Rの回転が開始し、全てのリールが定常回転となった後、中リール13Mのみ図柄「『チャ』」(上段)、「『ン』」(中段)、「『ス』」(下段)が停止表示(1回目の特定図柄表示)されるように大バウンド一時停止態様を現出して一時停止し、その後、リール回転制御手段107により決定されたランダム遅延時間の経過後に中リール13Mの回転が再開される。続いて、再回転した中リール13Mが他のリール13L,13Rとともに定常回転となった後、右リール13Rのみ図柄「『チャ』」(上段)、「『ン』」(中段)、「『ス』」(下段)が停止表示(2回目の特定図柄表示)されるように大バウンド一時停止態様を現出して一時停止し、その後、リール回転制御手段107により決定されたランダム遅延時間の経過後に右リール13Rの回転が再開される。続いて、再回転した右リール13Rが他のリール13L,13Mとともに定常回転となった後、左リール13Lのみ図柄「『チャ』」(上段)、「『ン』」(中段)、「『ス』」(下段)が停止表示(3回目の特定図柄表示)されるように大バウンド一時停止態様を現出して一時停止し、その後、リール回転制御手段107により決定されたランダム遅延時間の経過後に左リール13Lの回転が再開されて定常回転に復帰する演出である。この場合、左リール13Lが再回転し、全てのリール13L,13M,13Rが定常回転となったときに、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効になる。
リール演出「右→中→左」は、スタートスイッチ19の操作に基づいて、各リール13L,13M,13Rの回転が開始し、全てのリールが定常回転となった後、右リール13Rのみ図柄「『チャ』」(上段)、「『ン』」(中段)、「『ス』」(下段)が停止表示(1回目の特定図柄表示)されるように大バウンド一時停止態様を現出して一時停止し、その後、リール回転制御手段107により決定されたランダム遅延時間の経過後に右リール13Rの回転が再開される。続いて、再回転した右リール13Rが他のリール13L,13Mとともに定常回転となった後、中リール13Mのみ図柄「『チャ』」(上段)、「『ン』」(中段)、「『ス』」(下段)が停止表示(2回目の特定図柄表示)されるように大バウンド一時停止態様を現出して一時停止し、その後、リール回転制御手段107により決定されたランダム遅延時間の経過後に中リール13Mの回転が再開される。続いて、再回転した中リール13Mが他のリール13L,13Rとともに定常回転となった後、左リール13Lのみ図柄「『チャ』」(上段)、「『ン』」(中段)、「『ス』」(下段)が停止表示(3回目の特定図柄表示)されるように大バウンド一時停止態様を現出して一時停止し、その後、リール回転制御手段107により決定されたランダム遅延時間の経過後に左リール13Lの回転が再開されて定常回転に復帰する演出である。この場合、左リール13Lが再回転し、全てのリール13L,13M,13Rが定常回転となったときに、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効になる。
図9(a)に示すように、当選役グループ「チェリーB」用のリール演出決定テーブル673は、リール演出「中」およびリール演出なしのどちらかが選択されるように設定されている。当選役グループ「チェリーB」は構成役に「CH2」が含まれているが、上述のように「CH2」は中リール13Mに3連図柄(上段:『チャ』、中段:『ン』、下段:『ス』)が停止表示され得る役である。すなわち、リール演出「中」が実行されると、中リール13Mに3連図柄が停止表示可能な役(「CH2」)への入賞が予告される。
当選役グループ「チャンス目A」用のリール演出決定テーブル673は、リール演出「右」およびリール演出なしのどちらかが選択されるように設定されている。当選役グループ「チャンス目A」の構成役である「SP1」は、上述のように右リール13Rに3連図柄(上段:『チャ』、中段:『ン』、下段:『ス』)が停止表示され得る役である。すなわち、リール演出「右」が実行されると、右リール13Rに3連図柄が停止表示可能な役(「SP1」)への入賞が予告される。
当選役グループ「BB」用のリール演出決定テーブル673は、リール演出「左」、「中」、「右」、「中→右」、「右→中」、「中→右→左」、「右→中→左」のいずれか、あるいは、リール演出なしが選択されるように設定されている。
当選役グループ「RB」用のリール演出決定テーブル673は、リール演出「左」、「中」、「右」、「中→右」、「右→中」のいずれか、あるいは、リール演出なしが選択されるように設定されている。
当選役グループ「BB+チェリーB」用のリール演出決定テーブル673は、リール演出「中」、「中→右」、「中→右→左」のいずれか、あるいは、リール演出なしが選択されるように設定されている。
当選役グループ「BB+チャンス目A」用のリール演出決定テーブル673は、リール演出「右」、「右→中」、「右→中→左」のいずれか、あるいは、リール演出なしが選択されるように設定されている。
当選役グループ「BB+チャンス目B」用のリール演出決定テーブル673は、リール演出「左」、「中→右」、「右→中」、「中→右→左」、「右→中→左」のいずれか、あるいは、リール演出なしが選択されるように設定されている。
当選役グループ「RB+チェリーB」用のリール演出決定テーブル673は、リール演出「中」、「中→右」のいずれか、あるいは、リール演出なしが選択されるように設定されている。
当選役グループ「RB+チャンス目A」用のリール演出決定テーブル673は、リール演出「右」、「右→中」のいずれか、あるいは、リール演出なしが選択されるように設定されている。
当選役グループ「RB+チャンス目B」用のリール演出決定テーブル673は、リール演出「左」、「中→右」、「右→中」のいずれか、あるいは、リール演出なしが選択されるように設定されている。
図9(a)に示すリール演出決定テーブル673によると、基本的に1リールのみのリール演出「左」、「中」、「右」は、いずれもリール演出が行われたリールに3連図柄が停止表示され得る当選役グループに当選したことを予告する演出となる。ここで、予告された当選役グループを目押ししても入賞しなければ、予告と矛盾することになるが、この場合は、ボーナス当選が確定する。例えば、当選役グループ「RB」の当選時に、リール演出「左」が実行された場合、左リール13Lに3連図柄を目押ししても停止表示されないが、当該当選役グループは、ボーナス役「BN2」の単独当選であるため、ボーナス当選が確定する。また、当選役グループ「BB」の当選時に、リール演出「左」が実行された場合、左リール13Lを目押しすると3連図柄が停止する。通常、左リール13Lに3連図柄が停止表される役は「チャンス目B」であるため、左リール13Lに3連図柄が停止表された場合、遊技者は「チャンス目B」に当選したと思い、当該役に入賞させるべく、中、右リール13M,13Rにいずれも図柄「スイカ」を目押しすることになる。しかしながら、中、右リール13L,13Rのいずれも図柄「スイカ」が停止しないため、リール演出「左」が実行されたにも関わらず、予告役である「チャンス目B(SP2)」に入賞しないという矛盾が生じるが、この場合もボーナス当選(「BN1」)が確定する。また、2リールのリール演出「中→右」、「右→中」は、実行されるとボーナス(「BN1」、「BN2」)が確定する演出となる。また、3リールのリール演出「中→右→左」、「右→中→左」は、実行されるとボーナス「BN1(BB)」が確定する演出となる。
このようなリール演出を構成すると、1リールのリール演出の場合は、入賞し得る役の図柄組合せのうち、3連図柄が停止表示されるリールについてリール演出が発生し得るようにすることで、3連図柄を狙うべきリールを適切に予告することができ、全てのリール13L,13M,13Rで3連図柄を狙わなくてもよいため、遊技に不慣れな初心者であっても敬遠することなく、目押しすることに積極的に参加しやすくすることができる。また、1リールのリール演出の場合は、リール演出全体としての時間が比較的短時間であるため、遊技者に違和感を与える演出などのさりげない演出としても機能し、遊技者に停止操作を行わせるまで違和感を覚えさせることができる。一方、ボーナス当選が確定する2リールや3リールのリール演出の場合は、リール演出全体としての時間が比較的長時間であるため、より大々的な演出として機能し、遊技者の興趣を確実に高めることができる。
また、リール演出においてリールを一時停止させる際に、通常バウンドよりも揺れ幅の大きい大バウンドを伴って停止する大バウンド一時停止態様を現出するようにしているので、遊技性の向上が図られる。
なお、図9(a)のリール演出決定テーブル673では、矛盾予告が発生するのが、ボーナス役に単独当選(当選役グループ「BB」、「RB」)したときのみとして説明したが、これに限らず図9(b)のように、例えば当選役グループ「BB+チェリーB」の場合に、「チャンス目A」の予告であるはずのリール演出「右」が発生するように設定してもよい。これにより、予告演出としての機能をもたせながらも、入賞可能な小役とは異なる小役の予告を行うなど、矛盾演出の幅が広がり遊技性が多様になる。ただし、あくまで予告演出としての機能が前提であり、矛盾演出は遊技者の意表を突く演出であるため、その発生確率を比較的低くすることが望ましい(当選役グループ「BB+チェリーB」当選時のリール演出「中」の発生確率よりもリール演出「右」の発生確率を低くする)。
(11)図柄判定手段110
図4の図柄判定手段110は、リール検出手段106により検出された各リール13L,13M,13Rそれぞれの回転位置に基づき、リール回転制御手段107により停止制御された各リール13L,13M,13Rの図柄の表示態様が、予め定められた表示態様であるかどうかの判定を行うものである。
具体的には、図柄判定手段110は、リール回転制御手段107により全てのリール13L,13M,13Rが停止制御されたときに、各リール13L,13M,13Rの回転位置情報を取得して入賞ラインの図柄組合せを特定する。そして、特定した図柄組合せが、図6に示す図柄組合せに該当する場合は、当該当選役に入賞したと判定し、いずれにも該当しない場合はハズレと判定する。
(12)払出制御手段111
図4の払出制御手段111は、図柄判定手段110が、いずれかの当選役に入賞したと判定したときに、それがメダル払い出しのある入賞であれば、ホッパーユニット43を動作させて、入賞した役に対応した払出数だけメダルを払い出すものである。ただし、クレジットメダルの貯留枚数が上限値(この実施形態では例えば50枚)に達していない場合は、払出数分だけクレジットメダルの枚数を増加する。
(13)メダル制御手段112
図4のメダル制御手段112は、メダルセレクタ48の動作を制御することにより、メダル受入可と受入不可とを切換えるものである。
(14)コマンド作成手段113
図4のコマンド作成手段113は、役抽選手段105の役抽選結果に関する情報、各ストップスイッチ21L,21M,21R、スタートスイッチ19等の遊技者により操作される操作器具の操作に関する情報などの種々の情報をサブ制御基板73(サブCPU71)に送信するためのコマンドを生成するものである。そして、コマンド作成手段113により生成されたコマンドは、サブ制御コマンド送信手段114によりサブ制御基板73に送信される。
例えば、役抽選手段105による役抽選が実行されたときに、役抽選結果を識別できるコマンドを作成する。サブ制御基板73では、送られてきたコマンドに基づき、種々の処理を実行する。
(15)サブ制御コマンド送信手段114
図4のサブ制御コマンド送信手段114は、メイン制御基板63からサブ制御基板73へ、種々のデータを含む通信コマンドを一方通行で送信するものである。すなわち、サブ制御コマンド送信手段114は、設定変更手段101により設定される設定値、初期RT(RT0)、有利RT(RT1)、ボーナス遊技状態(RBB)などの遊技状態、役抽選手段105の役抽選結果、図柄判定手段110による図柄判定結果、各リール13L,13M,13Rの回転・停止状態、払出制御手段111によるメダルの払出状態、前面扉5の開放または閉塞の状態、スロットマシン1のエラー状態など、スロットマシン1の状態を表すデータをサブ制御基板73へ送信する。
また、サブ制御コマンド送信手段114は、投入センサ53により投入メダルが検出されたとき、ベットスイッチ15が操作されたとき、最大ベットスイッチ17が操作されたとき、再遊技役の入賞に伴って自動投入(賭数の自動設定処理)が行われるとき、ベット枚数カウンタ651に格納されるベット枚数分のメダル投入が行われたことを表すデータをサブ制御基板73に送信する。
また、サブ制御コマンド送信手段114は、払出制御手段111により払い出されるメダル数を表すデータや、スタートスイッチ19およびストップスイッチ21L,21M,21Rなどの各種スイッチが遊技者により操作されたことを示すデータなどもサブ制御基板73に送信する。
(サブ制御基板)
次に、サブ制御基板73について詳細に説明する。サブ制御基板73は、メイン制御基板63から送信された通信コマンドを受信し、メイン制御基板63の動作や状態に応じた演出を行うものである。図4に示すように、サブ制御基板73は、メモリ75に格納されたプログラムを実行することにより実現される種々の機能や、ハードウェアにより実現される種々の機能を備えている。
(1)サブ制御コマンド受信手段115
図4のサブ制御コマンド受信手段115は、メイン制御基板63のサブ制御コマンド送信手段114により送信された種々のデータを含む通信コマンドを受信するものである。サブ制御コマンド受信手段115は、メイン制御基板63から送信される通信コマンドを受信し、通信コマンドを受信すれば、通信コマンドの種類に応じてサブ制御基板73が備える各機能に通知を行う。
(2)演出内容決定手段116
図4の演出内容決定手段116は、サブ制御コマンド受信手段115が受信した通信コマンドに応じて、演出の内容を決定するためのものである。具体的には、遊技の進行や、役抽選手段105の役抽選結果などに対応して予め設定された演出パターンから、液晶表示器27に表示される動画を決定したり、スピーカ31L,31Rから流れる音楽を決定したり、上部ランプ部33や下部ランプ部37L,37Rの光源を一斉にあるいは個別に点滅したりするなどの演出を決定する。
例えば、演出内容決定手段116は、サブ制御コマンド受信手段115が役抽選手段105の役抽選結果に関するコマンドを受信した場合、当該役抽選結果に対応する演出群の中から一の演出を実行演出内容に決定する。この演出群の中には、役抽選結果を遊技者に示唆する演出が含まれる。また、演出内容決定手段116は、サブ制御コマンド受信手段115が、当選役に入賞した旨の情報を受信した場合は、その入賞役を示唆する演出を実行する演出内容に決定する。
(3)表示制御手段117
図4の表示制御手段117は、演出内容決定手段116から送信された信号に含まれるデータに基づいて、液晶表示器27に動画(画像)を表示したり、上部ランプ部33や下部ランプ部37L,37Rの光源を一斉にあるいは個別に点滅したりするなどの演出を実行するものである。
(4)音声制御手段118
図4の音声制御手段117は、演出内容決定手段116から送信された信号に含まれるデータに基づいて、スピーカ31L,31Rから音楽を流したり、音声を出力したりするなどの演出を実行するものである。
入賞演出の一例について説明すると、役抽選手段105で決定された当選役に入賞した場合、その当選役の種類を示唆する演出が実行される。例えば、当選役グループ「チェリーA」に当選した場合は、液晶表示器27にチェリーの画像を表示して、当選役の種類を報知する。また、当選役グループ「スイカ」に当選した場合は、液晶表示器27にスイカの画像を表示して、当選役の種類を報知する。そして、当選役グループ「チェリーA」に入賞した場合は、例えば、液晶表示器27に表示された画像の背景を「赤色」にして当選役グループ「チェリーA」の入賞を遊技者に示唆する。また、当選役グループ「リプレイ」の場合は、画像の背景を「青色」にして再遊技役の入賞を遊技者に示唆する。また、ハズレの場合は、画像の背景を「白色」にして遊技者にハズレを示唆する。この場合、遊技者は、画像背景の色を見て入賞役を認識することができる。
(リール回転制御)
次に、リール回転制御手段107によるリール回転制御について、図10から図20を参照して説明する。
各リールモータ14L,14M,14Rは、ステッピングモータにより構成されている。リールモータ14L,14M,14Rは、固定子14aと、固定子14aに巻き回された夫々が励磁相L0〜L3に対応するコイル14b0〜14b3と、回転子14cと、リール回転制御手段107によりオン状態とオフ状態が制御されるスイッチ14d0〜14d3からなるスイッチ部14dとを備える。例えば、リール回転制御手段107がスイッチ14d0をオン状態にした場合、コイル14b0に電流が流れて磁界を発生し、回転子14cにはコイル14b0に発生する磁界による力が働く。また、リール回転制御手段107がスイッチ14d0、14d1をオン状態にした場合、コイル14b0、14b1に電流が流れて磁界を発生し、回転子14cにはコイル14b0に発生する磁界による力とコイル14b1に発生する磁界による力との合力が働く。ただし、以下では、記載の簡略化のため、「スイッチ14d0〜14d3をオン状態にすること」を「励磁相L0〜L3をオン状態にする」と記載する。なお、ステッピングモータの動作原理は既知であるため、詳細な説明は省略する。
まず、リール回転制御手段107によるリールの加速制御について説明する。リール回転制御手段107は、加速制御用の励磁パターン(図11に示す「加速時の励磁制御」に示す励磁パターン)に従って励磁相の制御を行う。
リール回転制御手段107は、193.70ms(割り込み回数130回分)の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。続いて、11.92ms(割り込み回数8回分)の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。さらに続いて、8.94ms(割り込み回数7回分)の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。さらに続いて、8.94ms(割り込み回数6回分)の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。以降、図11に示す2相励磁と1相励磁とを繰り返し行う。このように、リール回転制御手段107は、1相励磁及び2相励磁の各時間を徐々に短くし、励磁相が反時計回りに移動しながら、1相励磁の励磁相が次の2相励磁に含まれるように、1相励磁と2相励磁を交互に行う。これにより、リール回転制御手段107はリールを予め定められた回転速度になるまで加速させる。なお、加速制御用の励磁パターンは、1相励磁から開始し、1相励磁と2相励磁を交互に行うようにしてもよい。また、1相励磁と2相励磁の切り替え回数や各励磁を行う割り込み回数は例示であって、例えば、1相励磁を割り込み回数1回分行い、次の2相励磁を割り込み回数42回分行い、次の1相励磁を割り込み回数1回分行い、次の2相励磁を割り込み回数36回分行い、・・・、1相励磁を割り込み回数1回分行い、次の2相励磁を割り込み回数2回分行うようにしてもよい。
次に、リール回転制御手段107によるリールの定常回転制御について説明する。リール回転制御手段107は、定常回転維持用の励磁パターン(図12の「定常回転時の励磁制御」に示す励磁パターン)に従って励磁相の制御を行う。
リール回転制御手段107は、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L0をオン状態にする(1相励磁)。続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L0,L1をオン状態にする(2相励磁)。さらに続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L1をオン状態にする(1相励磁)。さらに続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L1,L2をオン状態にする(2相励磁)。さらに続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。さらに続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L2,L3をオン状態にする(2相励磁)。さらに続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L3をオン状態にする(1相励磁)。さらに続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L3,L4をオン状態にする(2相励磁)。さらに続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L4をオン状態にする(1相励磁)。さらに続いて、1.49ms(割り込み回数1回分)の間、励磁相L4,L1をオン状態にする(2相励磁)。これが繰り返し行われる。このように、リール回転制御手段107は、励磁相が反時計回りに移動しながら、1相励磁の励磁相が次の2相励磁に含まれるように、1相励磁と2相励磁を交互に行う。
次に、リールを通常停止態様にて停止させるためのリール回転制御手段107によるリールの通常停止制御について説明する。リール回転制御手段107は、通常停止励磁パターン(図13の「通常停止時の励磁制御」に示す励磁パターン)に従って励磁相の制御を行う。この励磁相の制御と、通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御と、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分に従った励磁相の制御は、一定時間(この第1実施形態では、208.60ms)で構成される励磁シークエンスで実行される。
リール回転制御手段107は、208.60ms(割り込み回数140回分)の間、励磁相L0〜L3の全てをオン状態にする(4相励磁)。ただし、通常停止励磁パターンにおける4相励磁の実行時間は、図14の通常バウンド停止励磁パターンにおける3相励磁の実行時間と1相励磁の実行時間との合計と同じであり、図15の大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分における3相励磁の実行時間と1相励磁の実行時間との合計と同じである。なお、リール回転制御手段107は、通常停止励磁パターンに従った励磁相の制御の後、励磁相L0〜L3の全てをオフ状態にする(励磁開放(0相励磁))。
次に、リールを通常バウンド停止態様にて停止させるためのリール回転制御手段107によるリールの通常バウンド停止制御について説明する。リール回転制御手段107は、通常バウンド停止励磁パターン(図14の「通常停止時の励磁制御」に示す励磁パターン)に従って励磁相の制御を行う。通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御と、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分に従った励磁相の制御は、一定時間(この第1実施形態では、208.60ms)で構成される共通の励磁シークエンスで実行される。さらに記載すれば、通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御と大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分に従った励磁相の制御は、3相励磁と3相励磁とは異なる数の励磁相を用いた1相励磁を含む複数の励磁制御から構成される共通の励磁シークエンスで行われ、通常バウンド停止励磁パターンか大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分かによって3相励磁の実行時間と1相励磁の実行時間との実行割合は異なるが、通常バウンド停止励磁パターンか大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分かに関わらず共通の励磁シークエンスの実行時間は同一(この第1実施形態では、208.60ms)である。また、通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御と、通常停止励磁パターンに従った励磁相の制御は、一定時間(この第1実施形態では、208.60ms)で構成される励磁シークエンスで実行される。
リール回転制御手段107は、59.60ms(割り込み回数40回分)の間、励磁相L1,L2,L3をオン状態にする(3相励磁)。続いて、149.00ms(割り込み回数100回分)の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。なお、3相励磁では、定常回転時の励磁制御において最後にオン状態であった励磁相が1つであった場合、オン状態であった励磁相とそれより二つ前と一つ前の励磁相との3つの励磁相がオン状態になり、1相励磁では、3相励磁でオン状態であった3つの励磁相のうちの真ん中の励磁相L2のみがオン状態になる。また、3相励磁では、定常回転時の励磁制御において最後にオン状態であった励磁相が2つであった場合、オン状態であった2つの励磁相とそれより一つ前の励磁相との3つの励磁相がオン状態になり、1相励磁では、3相励磁でオン状態であった3つの励磁相のうちの真ん中の励磁相L2のみがオン状態になる。
ただし、通常バウンド停止励磁パターンにおける3相励磁の実行時間と1相励磁の実行時間の合計は、図13の通常停止励磁パターンにおける4相励磁の実行時間と同じであり、図15の大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分における3相励磁の実行時間と1相励磁の実行時間との合計と同じである。また、通常バウンド停止励磁パターンにおける3相励磁の実行時間は大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分における3相励磁の実行時間より長く、通常バウンド停止励磁パターンにおける1相励磁の実行時間は大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分における1相励磁の実行時間より短い。なお、リール回転制御手段107は、通常停止励磁パターンに従った励磁相の制御の後、励磁相L0〜L3の全てをオフ状態にする(励磁開放(0相励磁))。
次に、リールを大バウンド一時停止態様を現出するように一時停止させた後定常回転に復帰させるためのリール回転制御手段107によるリールの大バウンドリール演出制御について説明する。リール回転制御手段107は、大バウンドリール演出励磁パターン(図15の「大バウンドを伴うリール演出時の励磁制御」に示す励磁パターン)に従って励磁相の制御を行う。大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分に従った励磁相の制御と、通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御は、一定時間(この第1実施形態では、208.60ms)で構成される共通の励磁シークエンスで実行される。さらに記載すれば、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分に従った励磁相の制御と通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御は、3相励磁と3相励磁とは異なる数の励磁相を用いた1相励磁を含む複数の励磁制御から構成される共通の励磁シークエンスで行われ、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分か通常バウンド停止励磁パターンかによって3相励磁の実行時間と1相励磁の実行時間との実行割合は異なるが、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分か通常バウンド停止励磁パターンかに関わらず共通の励磁シークエンスの実行時間は同一(この第1実施形態では、208.60ms)である。また、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分に従った励磁相の制御と、通常停止励磁パターンに従った励磁相の制御は、一定時間(この第1実施形態では、208.60ms)で構成される励磁シークエンスで実行される。
リール回転制御手段107は、0ms〜750.94msの範囲内でランダム遅延時間を決定する。リール回転制御手段107は、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分に従って、23.84ms(割り込み回数16回分)の間、励磁相L1,L2,L3をオン状態にし(3相励磁)、続いて、184.76ms(割り込み回数124回分)の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。なお、3相励磁では、定常回転時の励磁制御において最後にオン状態であった励磁相が1つであった場合、オン状態であった励磁相とそれより二つ前と一つ前の励磁相との3つの励磁相がオン状態になり、1相励磁では、3相励磁でオン状態であった3つの励磁相のうちの真ん中の励磁相L2のみがオン状態になる。また、3相励磁では、定常回転時の励磁制御において最後にオン状態であった励磁相が2つであった場合、オン状態であった2つの励磁相とそれより一つ前の励磁相との3つの励磁相がオン状態になり、1相励磁では、3相励磁でオン状態であった3つの励磁相のうちの真ん中の励磁相L2のみがオン状態になる。続いて、リール回転制御手段107は、大バウンドリール演出励磁パターンの待機励磁部分(図15の励磁開放(0相励磁)の部分)に従って、決定したランダム遅延時間、励磁相L0〜L3の全てをオフ状態にする。続いて、リール回転制御手段107は、大バウンドリール演出励磁パターンの定常回転復帰部分(図15の「加速時の励磁制御を実行」の部分であって、図11に示す「加速時の励磁制御」に示す励磁パターンと同じ励磁相の制御内容)に従って励磁相の制御を行う。なお、大バウンドリール演出励磁パターン(図15の「大バウンドを伴うリール演出時の励磁制御」に示す励磁パターン)において、大バウンド停止態様現出部分は3相励磁と1相励磁との部分、待機励磁部分は励磁開放(0相励磁)の部分、定常回転復帰部分は「加速時の励磁制御を実行」の部分である。
ただし、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分における3相励磁の実行時間と1相励磁の実行時間の合計は、図13の通常停止励磁パターンにおける4相励磁の実行時間と同じであり、図14の通常バウンド停止励磁パターンにおける3相励磁の実行時間と1相励磁の実行時間の合計と同じである。また、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分における3相励磁の実行時間は通常バウンド停止励磁パターンにおける3相励磁の実行時間より短く、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分における1相励磁の実行時間は通常バウンド停止励磁パターンにおける1相励磁の実行時間より長い。このように、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分における3相励磁の実行時間が通常バウンド停止励磁パターンにおける3相励磁の実行時間より短いため、大バウンド一時停止態様におけるリールは通常バウンド停止態様におけるリールよりブレーキがかかっていない状態である。したがって、大バウンド一時停止態様におけるリールの揺れ幅は通常バウンド停止態様におけるリールの揺れ幅より大きくなる。なお、大バウンドにおける3相励磁の時間であっても、共通の励磁シークエンスの実行時間においてリール停止が可能な時間は確保されている。
なお、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分における3相励磁および通常バウンド停止励磁パターンにおける3相励磁は、本発明の「第1励磁制御」に対応する。また、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分における1相励磁および通常バウンド停止励磁パターンにおける1相励磁は、本発明の「第2励磁制御」に対応する。
リール回転制御手段107は、大バウンドリール演出励磁パターン(図15の「大バウンドを伴うリール演出時の励磁制御」に示す励磁パターン)などを利用して、一時停止リール演出などのリール演出を行う。
例えば、リール回転制御手段107は、リール演出内容決定手段109の決定結果が「なし」(リール演出なし)の場合、スタートスイッチ19の操作が行われると、加速制御用の励磁パターンに従って励磁相の制御を行い、全てのリール13L,13M,13Rの回転を開始させ、全てのリール13L,13M,13Rが速度0である回転速度V0から回転速度V1に達して定常回転になると、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作を有効にする。
また、図16に示すように、リール演出内容決定手段109の決定結果がリール演出「右」の場合、リール回転制御手段107は、スタートスイッチ19の操作が行われると(Ta0)、加速制御用の励磁パターンに従って励磁相の制御を行い、各リール13L,13M,13Rの回転を開始させ、回転速度V1になるまで加速させる。ただし、図16や後述する図17、図18、図24において回転速度の正の値は定常回転する回転方向に対する速度であり、回転速度V0よりも下の状態は定常回転する回転方向とは逆方向の速度を示している。そして、全てのリール13L,13M,13Rが回転速度V1に達して定常回転になると(Ta1)、リール回転制御手段107は、定常回転維持用の励磁パターンに従って励磁相の制御を行い、各リール13L,13M,13Rの定常回転を維持する。また、リール回転制御手段107は、リール検出手段106の検出結果から、右リール13Rの特定図柄(図柄「『チャ』」(図柄番号1)、「『ン』」(図柄番号2)、「『ス』」(図柄番号3))の回転位置を把握する。
リール回転制御手段107は、これらの図柄の回転位置を把握すると、右リール13Rに対して大バウンドリール演出励磁パターンに従った励磁相の制御を時間Ta2から開始して時間Ta6まで行う。
つまり、リール回転制御手段107は、時間Ta2から時間Ta4までは大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分に従って励磁相の制御を行い、そのうちの時間Ta2から時間Ta3までは3相励磁を実行し、時間Ta3から時間Ta4までは1相励磁を実行して、大バウンド一時停止態様を現出させて図柄「『ン』」(図柄番号2)を表示窓11の中段に一時停止させる(Ta4)。このとき、3相励磁の実行時間が通常バウンド停止励磁パターンにおける3相励磁の実行時間より短いため、通常バウンド停止態様に比べて、右リール13Rにはブレーキがかかっておらず、右リール13Rは速く回転している。これにより、通常バウンド停止態様での右リール13Rの揺れ幅よりも大きい揺れ幅の揺れを伴って(大バウンドを伴って)一時停止することになる。このとき、右リール13Rの上段に図柄「『チャ』」、中段に図柄「『ン』」、下段に図柄「『ス』」が表示され、役抽選結果がボーナスに当選した可能性があることが示唆される。なお、残りのリール13L,13Mは定常回転を維持している。なお、時間Ta2から時間Ta4までの処理が本発明の「演出処理」に相当する。
また、リール回転制御手段107は、例えばスタートスイッチ19の操作が行われた時間Ta0とリール演出が開始された時間Ta1の間に、大バウンド停止態様現出部分に従った励磁相の制御が終了してから(演出処理が終了してから)、右リール13Rの再回転を開始するまでの時間(Ta4〜Ta5)を0〜tmax(この実施形態では、0〜750.94ms)の範囲内でランダムに決定する(ランダム遅延)。ランダム遅延時間は、例えば抽出した乱数値に基づいて決定する。リール回転制御手段107は、時間Ta4から時間Ta5までは(決定したランダム遅延時間に相当する時間の長さ)、大バウンドリール演出励磁パターンの待機励磁部分に従って励磁相の制御を行い(励磁開放(0相励磁))、右リール13Rの停止状態を維持する。続いて、リール回転制御手段107は、時間Ta5から時間Ta6までは大バウンドリール演出励磁パターンの定常回転復帰部分に従って励磁相の制御を行い、右リール13Rの回転を再開させて定常回転に復帰させる。なお、時間Ta4から時間Ta6までの処理が本発明の「残リール定常回転復帰処理」に相当する。
右リール13Rが回転速度V1に達して定常回転になると(Ta6)、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効になり、リール回転制御手段107は、定常回転維持用の励磁パターンに従って励磁相の制御を行い、右リール13Rの定常回転を維持する。
この実施形態では、tmaxが750.96msに設定されており、0から750.96msの間で5.96ms刻み、すなわち、0、5.96、11.92、…、739.04、745.00の合計125通りの中からランダム遅延時間が決定される。なお、所定の回転速度(定常回転時における回転速度)V1でリールの一回転に要する時間は750.96msであり、この実施形態ではtmaxがリールの一回転に要する時間と等しくなるように設定されている。なお、tmaxの時間は適宜変更することができる。このとき、tmaxは、リールの一回転に要する時間の整数倍またはこれに近い値であることが好ましい。
例えば、(i)ランダム遅延の時間の範囲を0〜tmax、(ii)リール演出によりリールが停止したタイミングを始期として、750.96ms周期ごとに、リールを見ずに機械的にストップスイッチを押す場合を想定する。ストップスイッチは、リールが回転速度V1になったときに有効化されるため、1回目の周期タイミングでストップスイッチの操作が有効化されていない場合は、次の周期タイミング(2回目)でストップスイッチを押したときにリールが停止することになる。このような場合に、ランダム遅延のtmaxが、リールの一回転に要する時間の整数倍からはずれると、機械的にストップスイッチを押したときに表示窓11の中段に位置する図柄に偏りが生じる。例えば、tmaxが「0」の場合、仮にリール演出が終わったときに直ちに回転速度V1でリールの回転が開始したとすると、機械的にストップスイッチを押したタイミングで表示窓11の中段に位置する可能性がある図柄は「『ン』」の1種類のみとなり、tmaxが「187ms」の場合は、どのリールでも図柄番号7〜2の6種類のみになる。これに対して、tmaxがリールの一回転に要する時間の整数倍の場合は、機械的にストップスイッチを押したタイミングで表示窓11の中段に位置する可能性がある図柄は、図柄番号0〜20の全てであり、偏りがなくなる。よって、tmaxをリールの一回転に要する時間の整数倍またはこれに近い値とすることで、技量を必要としない停止操作(例えばリールを見ることなく機械的にストップスイッチを押す)などを行うことで停止させる図柄を狙えてしまうといった遊技の公正を害するおそれを防止できる。
なお、リール演出「中」、「左」も、それぞれの対象リールで同様の制御を行う。
また、リール演出内容決定手段109の決定結果がリール演出「右→中」の場合、図17に示すように、スタートスイッチ19が操作されてから(Tb0)右リール13Rの回転が再開されて右リール13が定常回転になるまで(Tb6)の制御は、図16を参照して説明したリール演出「右」における時間Ta0から時間Ta6までの制御と同じであり、リール回転制御手段107は時間Tb6から定常回転維持用の励磁パターンに従って励磁相の制御を行い、右リール13Rの定常回転を維持する。
リール回転制御手段107は、右リール13Rの再回転の制御を開始(Tb5)した後、リール検出手段106の検出結果から、中リール13Rの特定図柄(図柄「『チャ』」(図柄番号1)、「『ン』」(図柄番号2)、「『ス』」(図柄番号3))の回転位置を把握する。
これらの図柄の回転位置を把握すると、リール回転制御手段107は、中リール13Mに対して大バウンドリール演出励磁パターンに従った励磁相の制御を時間Tb7から開始して時間Tb11まで行う。
つまり、リール回転制御手段107は、時間Tb7から時間Tb9までは大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分に従って励磁相の制御を行い、そのうちの時間Tb7から時間Tb8までは3相励磁を実行し、時間Tb8から時間Tb9までは1相励磁を実行して、大バウンド一時停止態様を現出させて図柄「『ン』」(図柄番号2)を表示窓11の中段に一時停止させる(Tb9)。このとき、残りのリール13L,13Rは定常回転を維持している。なお、時間Tb7から時間Tb9までの処理が本発明の「演出処理」に相当する。なお、中リール13Mの特定図柄(図柄「『ン』」)の把握を開始するタイミングを、一時停止している右リール13Rの再回転の制御を開始(Tb5)した後とすると、中リール13Mを停止させるタイミングがより早まり、右リール13Rが一時停止してから中リール13Mが停止するまでの間隔を短くできるため、リール演出が間延びするのを防止できるが、中リール13Mの特定図柄の把握を開始するタイミングは適宜変更可能であり、例えば、再開された右リール13Rが定常回転になったとき(Tb6)であってもよい。
また、リール回転制御手段107は、例えばスタートスイッチ19の操作が行われた時間Tb0とリール演出が開始された時間Tb7の間に、大バウンド停止態様現出部分に従った励磁相の制御が終了してから(演出処理が終了してから)、中リール13Mの再回転を開始するまでの時間(Tb9〜Tb10)を0〜tmaxの範囲内でランダムに決定する(ランダム遅延)。リール回転制御手段107は、時間Tb9から時間Tb10までは(決定したランダム遅延時間に相当する時間の長さ)、大バウンドリール演出励磁パターンの待機励磁部分に従って励磁相の制御を行い(励磁開放(0相励磁))、中リール13Mの停止状態を維持する。続いて、リール回転制御手段107は、時間Tb10から時間Tb11までは大バウンドリール演出励磁パターンの定常回転復帰部分に従って励磁相の制御を行い、中リール13Mの回転を再開させて定常回転に復帰させる。なお、時間Tb9から時間Tb11までの処理が本発明の「残リール定常回転復帰処理」に相当する。
中リール13Mが回転速度V1に達して定常回転になると(Tb11)、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効になり、リール回転制御手段107は、定常回転維持用の励磁パターンに従って励磁相の制御を行い、中リール13Mの定常回転を維持する。
なお、リール演出「中→右」も、それぞれの対象リールで同様の制御を行う。
また、リール演出内容決定手段109の決定結果がリール演出「右→中→左」の場合、スタートスイッチ19が操作されてから中リール13Mの回転が再開されて中リール13Mが定常回転になるまでの制御は、図17を参照して説明したリール演出「右→中」における時間Tb0から時間Tb11までの制御と同じであり、その後、リール回転制御手段107は定常回転維持用の励磁パターンに従って励磁相の制御を行い、中リール13Mの定常回転を維持する。
リール回転制御手段107は、中リール13Mの再回転の制御を開始した後、リール検出手段106の検出結果から、中リール13Rの特定図柄(図柄「『チャ』」(図柄番号1)、「『ン』」(図柄番号2)、「『ス』」(図柄番号3))の回転位置を把握する。
これらの図柄の回転位置を把握すると、リール回転制御手段107は、左リール13Lに対して大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分に従って励磁相の制御を行い、大バウンド一時停止態様を現出させて図柄「『ン』」(図柄番号2)を表示窓11の中段に一時停止させる。このとき、残りのリール13M,13Rは定常回転を維持している。また、リール回転制御手段107は、例えばスタートスイッチ19の操作が行われた時間と左リール13Lのリール演出が開始された時間の間に、大バウンド停止態様現出部分に従った励磁相の制御が終了してから(演出処理が終了してから)、左リール13Lの再回転を開始するまでの時間を0〜tmaxの範囲内でランダムに決定する(ランダム遅延)。リール回転制御手段107は、決定したランダム遅延時間分、大バウンドリール演出励磁パターンの待機励磁部分に従って励磁相の制御を行い、左リール13Lの停止状態を維持する。続いて、リール回転制御手段107は、大バウンドリール演出励磁パターンの定常回転復帰部分に従って励磁相の制御を行い、左リール13Lの回転を再開させて定常回転に復帰させる。左リール13Lが回転速度V1に達して定常回転になるとストップスイッチ21L,21M,21Rの操作を有効にする。
なお、リール演出「中→右→左」も、それぞれの対象リールで同様の制御を行う。
この場合、先にリール演出を行ったリールに対しては、当該リール演出のときにランダム遅延処理を既に行っているため、他のリールのリール演出を行ったときや、全てのリール演出が終わった時に改めてランダム遅延処理を行わなくてよい。したがって、リール演出を行った後に全てのリール13L,13M,13Rを一旦停止させ、全てのリール13L,13M,13Rに対してランダム遅延処理を行う場合に比べて、通常遊技へ早期に復帰することができ、間延びしない遊技を提供できる。
なお、リール演出を行う間の大バウンドリール演出励磁パターンの定常回転復帰部分の励磁内容は加速制御用の励磁パターン(図11)と同じである。これは、リール演出を行う場合と行わない場合とに関わらず、リール演出に係る処理(S2〜S9)を行う前に通常の回転開始処理(S1)を通すことで実現できる。さらに、これにより、リール演出を行う場合であっても、リール演出終了後にすべてのリールを一旦停止させ、改めて通常の回転開始処理を通す必要がない。したがって、リール演出専用の定常回転復帰部分の励磁内容やプログラムを設ける必要がなく、データ容量やプログラム容量の削減つながる。
リール回転制御手段107は、通常バウンド停止励磁パターン(図14の「通常バウンド停止時の励磁制御」に示す励磁パターン)などを利用して、停止演出を行う。
例えば、リール回転制御手段107は、停止演出内容決定手段108の決定結果が「なし」(停止演出なし)であって、リール演出内容決定手段109の決定結果が「なし」(リール演出なし)の場合、スタートスイッチ19の操作が行われると、加速制御用の励磁パターンに従って励磁相の制御を行い、全てのリール13L,13M,13Rの回転を開始させ、全てのリール13L,13M,13Rが回転速度V1に達して定常回転になると、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作を有効にする。そして、リール回転制御手段107は、定常回転維持用の励磁パターンに従って励磁相の制御を行い、各リール13L,13M,13Rの定常回転を維持する。そして、各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が行われると、リール回転制御手段107は、遊技者による各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作態様(押し順や操作タイミングなど)と役抽選手段105の役抽選結果とに基づき、通常停止励磁パターンに従って励磁相の制御を行い、各リール13L,13M,13Rを通常停止態様にて停止させる。この後、リール回転制御手段107は、励磁相L0〜L3をオフ状態にし(励磁開放(0相励磁)、各リール13L,13M,13Rは停止したままになる。
また、図18に示すように、停止演出内容決定手段108の決定結果が停止演出「右」であって、リール演出内容決定手段109の決定結果が「なし」(リール演出なし)の場合、リール回転制御手段107は、スタートスイッチ19の操作が行われると(Tc0)、加速制御用の励磁パターンに従って励磁相の制御を行い、各リール13L,13M,13Rの回転を開始させ、回転速度V1になるまで加速させる。そして、全てのリール13L,13M,13Rが回転速度V1に達して定常回転になると(Tc1)、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作を有効にする。そして、リール回転制御手段107は、定常回転維持用の励磁パターンに従って励磁相の制御を行い、各リール13L,13M,13Rの定常回転を維持する。
そして、左ストップスイッチ21Lの操作が行われると(Tc2)、リール回転制御手段107は、時間Tc2から時間Tc3まで、遊技者による各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作態様(押し順や操作タイミングなど)と役抽選手段105の役抽選結果とに基づき、通常停止励磁パターンに従って励磁相の制御を行い、左リール13Lを通常停止態様にて停止させる。この後、リール回転制御手段107は、励磁相L0〜L3をオフ状態にし(励磁開放(0相励磁)、左リール13Lは停止したままになる。
そして、中ストップスイッチ21Mの操作が行われると(Tc4)、リール回転制御手段107は、時間Tc4から時間Tc5まで、遊技者による各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作態様(押し順や操作タイミングなど)と役抽選手段105の役抽選結果とに基づき、通常停止励磁パターンに従って励磁相の制御を行い、中リール13Mを通常停止態様にて停止させる。この後、リール回転制御手段107は、励磁相L0〜L3をオフ状態にし(励磁開放(0相励磁)、中リール13Mは停止したままになる。
そして、右ストップスイッチ21Rの操作が行われると(Tc6)、リール回転制御手段107は、時間Tc6から時間Tc8まで、遊技者による各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作態様(押し順や操作タイミングなど)と役抽選手段105の役抽選結果とに基づき、通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御を行い、右リール13Rを通常バウンド停止態様にて停止させる。このうち時間Tc6から時間Tc7までは3相励磁が実行され、時間Tc7から時間Tc8までは1相励磁が実行される。このとき、3相励磁の実行時間が大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分における3相励磁の実行時間より長いため、大バウンド一時停止態様に比べて、右リール13Rにはブレーキがかかっており、右リール13Rは遅く回転している。これにより、大バウンド一時停止態様での右リール13Rの揺れ幅よりも小さい揺れ幅の揺れを伴って(通常バウンドを伴って)停止することになる。この後、リール回転制御手段107は、励磁相L0〜L3をオフ状態にし(励磁開放(0相励磁)、右リール13Rは停止したままになる。
なお、他の停止演出においても、通常停止態様にて停止させる対象のリールについては通常停止励磁パターンに従って励磁相の制御が行われ、通常バウンド停止態様にて停止させる対象のリールについては通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御が行われる。
次に、リール回転処理の一例について、図19および図20を参照して説明する。まず、3枚のメダルが投入されることを前提に、スタートスイッチ19が操作されると、リール回転制御手段107が各リール13L,13M,13Rの回転を開始させる(ステップS1)。次に、リール演出内容決定手段109は、役抽選結果に基づいて、リール演出を行うか否かと、リール演出を行う場合のその種類を決定する。リール演出内容決定手段109の決定結果が「リール演出を行う」ものであった場合(ステップS2でYES)、リール回転制御手段107は、リール演出の対象となるリールの特定図柄(図柄「『チャ』」(図柄番号1)『ン』(図柄番号2)『ス』(図柄番号3))の回転位置を把握する(ステップS3)。これらの図柄の回転位置を把握すると、リール回転制御手段107は、対象リールの図柄『ン』(図柄番号2)を表示窓11の中段に大バウンド一時停止態様を現出させて一時停止させる(ステップS4)。なお、このとき、リール回転制御手段109は、残りのリールについては定常回転を維持する。
次に、リール回転制御手段107がランダム遅延の時間を決定するための乱数を抽出する(ステップS5)。この乱数については、役抽選で用いた乱数発生手段103および乱数抽出手段104を利用することができる。次に、リール回転制御手段107は、抽出された乱数に基づいて0〜tmaxの範囲から対象リールの再回転を開始させるタイミングを決定する(ステップS6:ランダム遅延)。
次に、リール回転制御手段107は、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分における励磁相の制御が終了してから、決定したランダム遅延の時間が経過するまでの間、対象リールの停止状態を維持する(ステップS7)。ランダム遅延時間が経過していない場合には(ステップS7でNO)、リール回転制御手段107はランダム遅延時間が経過するのを待ち、ランダム遅延の時間が経過すると(ステップS7でYES)、リール回転制御手段107は、対象リールの回転を再開させて定常回転に復帰させる(ステップS8)。次に、リール回転制御手段107は、リール演出内容決定手段109が決定したリール演出の種類に基づいて、リール演出が終了か否かを判断する(ステップS9)。
リール演出が終了の場合(ステップS9でYES)、リール回転制御手段107は、全てのリール13L,13M,13Rが定常回転しているか否かを判断する(ステップS10)。全てのリール13L,13M,13Rが定常回転となっていない場合(ステップS10でNO)、リール回転制御手段107は、定常回転となるまで待機し、定常回転となった場合(ステップS10でYES)は、ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作を有効化する(ステップS11)。ステップS9において、リール演出が終了していない場合(ステップS9でNO)、リール回転制御手段107は、次の対象リールに対してステップS3〜ステップS8の処理を実行する。
ステップS11でストップスイッチ21L,21M,21Rの操作が有効化された後、リール回転制御手段107は、全ストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されたか否かを判断する(ステップS12)。
ストップスイッチ21L,21M,21Rのうち操作されていないストップスイッチがある場合(ステップS12でNO)、リール回転制御手段107は、ストップスイッチが操作されたか否かを判断し(ステップS13)、ストップスイッチが操作されていない場合には(ステップS13でNO)、ストップスイッチが操作されるのを待つ。
ストップスイッチが操作された場合には(ステップS13でYES)、リール回転制御手段107は、停止演出内容決定手段108による決定結果に基づいて、操作されたストップスイッチに対応するリールが通常バウンド停止態様にて停止させる対象リールであるか否かを判断する(ステップS14)。
対象リールの場合(ステップS14でYES)、リール回転制御手段107は操作されたストップスイッチに対応するリールを通常バウンド停止態様にて停止させ(ステップS15)、ステップS12の処理に戻る。一方、対象リールでない場合(ステップS14でNO)、リール回転制御手段107は操作されたストップスイッチに対応するリールを通常停止態様にて停止させ(ステップS16)、ステップS12の処理に戻る。
ステップS12の判断処理において全ストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されたと判断された場合(ステップS12でYES)、処理を終了する。
したがって、上記した第1実施形態によれば、定常回転中のリールが停止したかのように制御され、その後に定常回転に復帰するように制御される一時停止リール演出中に、通常バウンド停止態様よりも揺れ幅の大きい揺れを伴って停止する大バウンド一時停止態様が現出するようになっている。このため、リールが大きい揺れを伴って停止することによる遊技性の向上を図ることができる。また、リール演出としての一時停止リール演出では、大バウンド一時停止態様における大きい揺れによりリールが予定している停止位置からたとえずれて停止したとしても、その後にリールは定常回転に復帰するので、遊技者は演出として見るだけで、大まかに図柄が一時停止したという状況を把握するだけで演出を理解できるため、停止図柄を厳密に気にすることはない。このため、一時停止リール演出では、リールが大きい揺れを伴って予定している停止位置からたとえずれて停止したとしても遊技者による停止図柄の誤認による問題が発生しない。したがって、リールが大きい揺れを伴って予定している停止位置からずれて停止しても遊技上の不都合が小さく、リールが大きい揺れを伴って停止することによる遊技性の向上を図ることができる。
また、通常バウンド停止励磁パターンと大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分とでは励磁相の共通化が図られているため、揺れを伴う停止態様として、通常バウンド停止態様に一時停止リール演出中の大バウンド一時停止態様を加えたとしても、使用するメモリ容量の増大を抑えることができる。
また、通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御と大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分に従った励磁相の制御とは同じ時間内で実行されるため、例えば大バウンド一時停止態様の実行タイミングを通常バウンド停止態様の実行タイミングに変更する等、開発時に演出の変更を行っても書き換え対象となるプログラムが少なくなる。また、両者の実行時間が同じであるため、その後の処理や演出等がこのプログラムの書き換えに起因する影響を受けにくい。また、開発時に演出を変更してプログラムの書き換えを行っても、例えば変更後の演出がサブ制御基板で制御される演出とずれが生じたり、予定していた時間にリールが止まらなかったり、リールが上手く揺れを伴わなかったり、制御シークエンスに空白時間ができて励磁が外れて予想外の動きをしてしまったりする等の不具合を防止できる。
また、リール演出が行われているときでも、必ず一部のリールは定常回転しているため、リール演出後の目押し補助防止の効果を高めることができる。また、リール演出が終了してから、全てのリールが定常回転となるまでの時間を短くすることができるため、リール演出で高まった遊技者の興趣が減退するのを防止することができる。
また、リール回転制御手段107は、リール演出を行う場合であっても、行わない場合であっても、スタートスイッチ19が操作された際に全てのリール13L,13M,13Rが定常回転させる処理を実行するため、リール演出を行う場合とそうでない場合とで、リール回転の開始制御を個別に行う構成と比較して、リール制御の簡略化が可能になる。
また、役抽選結果に応じて、実行されるリール演出の選択割合が異なるため、実行されたリール演出の種類により役抽選結果を想像でき、遊技者の興趣が向上する。
また、ランダム遅延の時間の最大値であるtmaxが、リールの一回転に要する時間と略等しいため、リール演出終了後、リール演出を行ったリールが定常回転に復帰するとき(ストップスイッチの操作が有効になるタイミング)の図柄位置に偏りが生じるのを防止できる。
なお、スロットマシン1は励磁相の制御のために図21に一例を示すデータ構造にて励磁相の制御用のデータを持つようにしてもよい。上記の第1実施形態では、通常停止励磁パターンに従った励磁相の制御時間と、通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御時間と、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分に従った励磁相の制御時間とは、互いに同じ時間である。図21(a)に示すように励磁相の制御時間を3つに分割する。この分割された制御時間は、通常停止励磁パターン、通常バウンド停止励磁パターン、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分によらず、同一であるように構成されている。そして、リール回転制御手段107が通常停止励磁パターンに従った励磁相の制御を行う場合には、図21(b)に示すように1つ目の箱から3つ目の箱のそれぞれに4相励磁用の励磁相を設定する。また、リール回転制御手段107が通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御を行う場合には、図21(c)に示すように1つ目の箱と2つ目の箱のそれぞれに3相励磁用の励磁相を設定し、3つ目の箱に1相励磁用の励磁相を設定する。また、リール回転制御手段107が大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分に従った励磁相の制御を行う場合には、図21(d)に示すように1つ目の箱に3相励磁用の励磁相を設定し、2つ目の箱と3つ目の箱のそれぞれに1相励磁用の励磁相を設定する。このように、通常停止励磁パターンと通常バウンド停止励磁パターンと大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分とで、互いに共通のデータ構造を利用することにより、メモリ容量の削減を図ることができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る遊技機の一例であるスロットマシンについて図22〜図25を参照して説明する。
第2実施形態のスロットマシンは、ストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されてリール13L,13M,13Rが停止する停止態様として、第1実施形態のスロットマシン1が備える通常停止態様と通常バウンド停止態様に加えて、大バウンド停止励磁パターン(図23の「大バウンド停止時の励磁制御」に示す励磁パターン)に従ってリール回転制御手段107により励磁相の制御が行われて通常バウンドより揺れ幅の大きい揺れを伴って停止する停止態様(大バウンド停止態様)を有している。つまり、第2実施形態では揺れを伴って停止する停止態様(バウンドを伴う停止態様)として、通常バウンド停止態様に加えて大バウンド停止態様を備えている。
第2実施形態の停止演出内容決定手段108は、停止演出内容の決定に際して、図22に一例を示す停止演出決定テーブル672を用いる。
この第2実施形態では、停止演出として、(1)「左(通常)」、(2)「中(通常)」、(3)「右(通常)」、(4)「左,中(通常)」、(5)「左,右(通常)」、(6)「中,右(通常)」、(7)「左,中,右(通常)」、(8)「左(大)」、(9)「中(大)」、(10)「右(大)」、(11)「左,中(大)」、(12)「左,右(大)」、(13)「中,右(大)」、(14)「左,中,右(大)」、(15)「なし」(停止演出なし)の15種類が設けられている。なお、図22に示すように、左リール13Lのみが通常バウンド停止態様にて停止した場合や、2つ以上のリールが通常バウンド停止態様にて停止した場合や、1つ以上のリールが大バウンド停止態様にて停止した場合には、「RB」か「BB」に当選したことが確定し、中リール13Mと右リール13Rが大バウンド停止態様にて停止した場合(停止演出「中,右(大)」)や、左リール13Lと中リール13Mと右リール13Rが大バウンド停止態様にて停止した場合には(停止演出「左,中,右(大)」)、「BB」に当選したことが確定する。また、中リール13Mのみが通常バウンド停止態様にて停止した場合や右リール13Rのみが通常バウンド停止態様にて停止した場合には、「RB」か「BB」に当選している可能性がある。
停止演出「左(通常)」は、左リール13Lが通常バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13M,13Rは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「中(通常)」は、中リール13Mが通常バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13L,13Rは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「右(通常)」は、右リール13Rが通常バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13L,13Mは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「左,中(通常)」は、左・中リール13L,13Mが通常バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13Rは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「左,右(通常)」は、左・右リール13L,13Rが通常バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13Mは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「中,右(通常)」は、中・右リール13M,13Rが通常バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13Lは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「左,中,右(通常)」は、左・中・右リール13M,13Rが通常バウンド停止態様にて停止する演出である。
停止演出「左(大)」は、左リール13Lが大バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13M,13Rは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「中(大)」は、中リール13Mが大バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13L,13Rは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「右(大)」は、右リール13Rが大バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13L,13Mは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「左,中(大)」は、左・中リール13L,13Mが大バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13Rは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「左,右(大)」は、左・右リール13L,13Rが大バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13Mは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「中,右(大)」は、中・右リール13M,13Rが大バウンド停止態様にて停止し、それ以外のリール13Lは通常停止態様にて停止する演出である。停止演出「左,中,右(大)」は、左・中・右リール13M,13Rが大バウンド停止態様にて停止する演出である。
停止演出「なし」は、左・中・右リール13M,13Rが通常停止態様にて停止する演出である。
図22に示すように、当選役グループ「チェリーB」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「中(通常)」およびリール演出なしのどちらかが選択されるように設定されている。当選役グループ「チャンス目A」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「右(通常)」および停止演出なしのどちらかが選択されるように設定されている。当選役グループ「BB」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「左(通常)」、「中(通常)」、「右(通常)」、「左,中(通常)」、「左,右(通常)」、「中,右(通常)」、「左,中,右(通常)」のいずれか、あるいは、停止演出なしが選択されるように設定されている。当選役グループ「RB」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「左(通常)」、「中(通常)」、「右(通常)」、「左,中(通常)」、「左,右(通常)」のいずれか、あるいは、停止演出なしが選択されるように設定されている。
当選役グループ「BB+チェリーB」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「中(大)」、「左,中(大)」、「中,右(大)」のいずれか、あるいは、停止演出なしが選択されるように設定されている。当選役グループ「BB+チャンス目A」用の停止演出決定テーブル672は、リール演出「右(大)」、「左,右(大)」、「左,中,右(大)」のいずれか、あるいは、停止演出なしが選択されるように設定されている。当選役グループ「BB+チャンス目B」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「左(大)」、「左,中(大)」、「左,右(大)」、「中,右(大)」、「左,中,右(大)」のいずれか、あるいは、停止演出なしが選択されるように設定されている。
当選役グループ「RB+チェリーB」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「中(大)」、「左,中(大)」のいずれか、あるいは、停止演出なしが選択されるように設定されている。当選役グループ「RB+チャンス目A」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「右(大)」、「左,右(大)」のいずれか、あるいは、停止演出なしが選択されるように設定されている。当選役グループ「RB+チャンス目B」用の停止演出決定テーブル672は、停止演出「左(大)」、「左,中(大)」、「左,右(大)」のいずれか、あるいは、停止演出なしが選択されるように設定されている。
第2実施形態のリール回転制御手段107は、図11から図15を用いて説明した各種励磁パターンに加えて、大バウンド停止励磁パターン(図23の「大バウンド停止時の励磁制御」に示す励磁パターン)を用いる。
ここで、リールを大バウンド停止態様にて停止させるためのリール回転制御手段107によるリールの大バウンド停止制御について説明する。リール回転制御手段107は、大バウンド停止励磁パターン(図23の「大バウンド停止時の励磁制御」に示す励磁パターン)に従って励磁相の制御を行う。大バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御と、通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御と、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分に従った励磁相の制御は、一定時間(ここでは、208.60ms)で構成される共通の励磁シークエンスで実行される。さらに記載すれば、大バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御と、通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御は、3相励磁と3相励磁とは異なる数の励磁相を用いた1相励磁を含む複数の励磁制御から構成される共通の励磁シークエンスで行われ、大バウンド停止励磁パターンか通常バウンド停止励磁パターンかによって3相励磁の実行時間と1相励磁の実行時間との実行割合は異なるが、大バウンド停止励磁パターンか通常バウンド停止励磁パターンかに関わらず共通の励磁シークエンスの実行時間は同一(この第1実施形態では、208.60ms)である。また、大バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御と、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分に従った励磁相の制御とは同内容になっている。また、通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御と、通常停止励磁パターンに従った励磁相の制御は、一定時間(この第1実施形態では、208.60ms)で構成される励磁シークエンスで実行される。
リール回転制御手段107は、23.84ms(割り込み回数16回分)の間、励磁相L1,L2,L3をオン状態にする(3相励磁)。続いて、184.76ms(割り込み回数124回分)の間、励磁相L2をオン状態にする(1相励磁)。なお、3相励磁では、定常回転時の励磁制御において最後にオン状態であった励磁相が1つであった場合、オン状態であった励磁相とそれより二つ前と一つ前の励磁相との3つの励磁相がオン状態になり、1相励磁では、3相励磁でオン状態であった3つの励磁相のうちの真ん中の励磁相L2のみがオン状態になる。また、3相励磁では、定常回転時の励磁制御において最後にオン状態であった励磁相が2つであった場合、オン状態であった2つの励磁相とそれより一つ前の励磁相との3つの励磁相がオン状態になり、1相励磁では、3相励磁でオン状態であった3つの励磁相のうちの真ん中の励磁相L2のみがオン状態になる。
ただし、大バウンド停止励磁パターンにおける3相励磁の実行時間と1相励磁の実行時間の合計は、図13の通常停止励磁パターンにおける4相励磁の実行時間と同じであり、図14の通常バウンド停止励磁パターンにおける3相励磁の実行時間と1相励磁の実行時間の合計と同じであり、図15の大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分における3相励磁の実行時間と1相励磁の実行時間との合計と同じである。また、大バウンド停止励磁パターンにおける3相励磁の実行時間は通常バウンド停止励磁パターンにおける3相励磁の実行時間より短く、大バウンド停止励磁パターンにおける1相励磁の実行時間は通常バウンド停止励磁パターンにおける1相励磁の実行時間より長い。このように、大バウンド停止励磁パターンにおける3相励磁の実行時間が通常バウンド停止励磁パターンにおける3相励磁の実行時間より短いため、大バウンド停止態様におけるリールは通常バウンド停止態様におけるリールよりブレーキがかかっていない状態である。したがって、大バウンド停止態様におけるリールの揺れ幅は通常バウンド停止態様におけるリールの揺れ幅より大きくなる。
続いて、停止演出におけるリール制御の一例として、左・中リール13L,13Mが通常停止態様にて停止し、右リール13Rが大バウンド停止態様にて停止するリール制御について図24を用いて説明する。
停止演出内容決定手段108の決定結果が「なし」(停止演出なし)であって、リール演出内容決定手段109の決定結果が「右(大)」の場合、図24に示すように、スタートスイッチ19が操作されてから(Td0)中リール13Mを通常停止態様にて停止させるための励磁相の制御が終了するまで(Td5)の制御は、図18を用いて説明したリール演出なし、停止演出「右」における時間Tc0から時間Tc5までの制御と同じである。
そして、右ストップスイッチ21Rの操作が行われると(Td6)、リール回転制御手段107は、時間Td6から時間Td8まで、遊技者による各ストップスイッチ21L,21M,21Rの操作態様(押し順や操作タイミングなど)と役抽選手段105の役抽選結果とに基づき、大バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御を行い、右リール13Rを大バウンド停止態様にて停止させる。このうち時間Td6から時間Td7までは3相励磁が実行され、時間Td7から時間Td8までは1相励磁が実行される。このとき、3相励磁の実行時間が通常バウンド停止励磁パターンにおける3相励磁の実行時間より短いため、通常停止態様に比べて、右リール13Rにはブレーキがかかっておらず、右リール13Rは速く回転している。これにより、通常バウンド停止態様での右リール13Rの揺れ幅よりも大きい揺れ幅の揺れを伴って(大バウンドを伴って)停止することになる。この後、リール回転制御手段107は、励磁相L0〜L3をオフ状態にし(励磁開放(0相励磁)、右リール13Rは停止したままになる。
なお、他の停止演出においても、通常停止態様にて停止させる対象のリールについては通常停止励磁パターンに従って励磁相の制御が行われ、通常バウンド停止態様にて停止させる対象のリールについては通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御が行われ、大バウンド停止態様にて停止させる対象のリールについては大バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御が行われる。
次に、リール回転処理の一例について、図19および図25を参照して説明する。上述した図19のステップS1からステップS11が行われた後、リール回転制御手段107は、全ストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されたか否かを判断する(ステップS51)。
ストップスイッチ21L,21M,21Rのうち操作されていないストップスイッチがある場合(ステップS51でNO)、リール回転制御手段107は、ストップスイッチが操作されたか否かを判断し(ステップS52)、ストップスイッチが操作されていない場合には(ステップS52でNO)、再度ステップS52の判断を行う。
ストップスイッチが操作された場合には(ステップS52でYES)、リール回転制御手段107は、停止演出内容決定手段108による決定結果に基づいて、操作されたストップスイッチに対応するリールが通常バウンド停止態様にて停止させる対象リールであるか否かを判断する(ステップS53)。
通常バウンド停止態様にて停止させる対象リールの場合(ステップS53でYES)、リール回転制御手段107は操作されたストップスイッチに対応するリールを通常バウンド停止態様にて停止させ(ステップS54)、ステップS51の処理に戻る。
通常バウンド停止態様にて停止させる対象リールでない場合(ステップS53でNO)、リール回転制御手段107は、停止演出内容決定手段108による決定結果に基づいて、操作されたストップスイッチに対応するリールが大バウンド停止態様にて停止させる対象リールであるか否かを判断する(ステップS55)。
大バウンド停止態様にて停止させる対象リールの場合(ステップS55でYES)、リール回転制御手段107は操作されたストップスイッチに対応するリールを大バウンド停止態様にて停止させ(ステップS56)、ステップS51の処理に戻る。一方、大バウンド停止態様にて停止させる対象リールでない場合(ステップS55でNO)、リール回転制御手段107は操作されたストップスイッチに対応するリールを通常停止態様にて停止させ(ステップS57)、ステップS51の処理に戻る。
ステップS51の判断処理において全ストップスイッチ21L,21M,21Rが操作されたと判断された場合(ステップS51でYES)、処理を終了する。
従って、上記した第2実施形態によれば、通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御と大バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御とは、3相励磁と3相励磁とは異なる数の励磁相を用いた1相励磁を含む複数の励磁制御から構成される共通の励磁シークエンスで行われ、通常バウンド停止励磁パターンか大バウンド停止励磁パターンかによって3相励磁の実行時間と1相励磁の実行時間との実行割合は異なるが、通常バウンド停止励磁パターンか大バウンド停止励磁パターンかに関わらず共通の励磁シークエンスの実行時間は同一である。このように、通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御の実行時間と大バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御の実行時間は同一時間で行われるため、例えば、開発時にあるタイミングで第1特定停止態様と第2特定停止態様とのいずれが遊技上好適であるか確認して、好適であると判断した方を採用したとしても、これに起因して書き換え対象となるプログラムは少なくなる。また、両者が同一時間で行われるため、例えば通常バウンド停止態様の実行タイミングを大バウンド停止態様の実行タイミングに変更したり、大バウンド停止態様の実行タイミングを通常バウンド停止態様の実行タイミングに変更したりする等、開発時に演出の変更を行っても書き換え対象となるプログラムが少なくなる。また、両者の実行時間が同じであるため、その後の処理や演出等がこのプログラムの書き換えに起因する影響を受けにくい。また、開発時に演出を変更してプログラムの書き換えを行っても、例えば変更後の演出がサブ制御基板で制御される演出とずれが生じたり、予定していた時間にリールが止まらなかったり、リールが上手く揺れを伴わなかったり、制御シークエンスに空白時間ができて励磁が外れて予想外の動きをしてしまったりする等の不具合を防止できる。
また、通常バウンド停止励磁パターンと大バウンド停止励磁パターンとでは励磁相の共通化が図られているため、揺れを伴う停止態様として、通常バウンド停止態様に大バウンド停止態様を加えたとしても、使用するメモリ容量の増大を抑えることができる。また、停止態様の増加による遊技性の向上を図ることができる。
また、異なるタイミングで行われるバウンドを伴う停止態様(通常バウンド停止態様、大バウンド停止態様)を現出するための励磁相の制御と、大バウンド一時停止態様を現出するための励磁相の制御とは、共通のシークエンスを用いて行われるので、データ容量の増大を抑えつつ、リールが揺れを伴って停止または一時停止する演出を利用して演出の多様化を図ることができる。
なお、スロットマシン1は励磁相の制御のために図21に一例を示すデータ構造にて励磁相の制御用のデータを持つようにしてもよい。この場合において、リール回転制御手段107が通常停止励磁パターンに従った励磁相の制御を行う場合には、図21(b)に示すように1つ目の箱から3つ目の箱のそれぞれに4相励磁用の励磁相を設定する。また、リール回転制御手段107が通常バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御を行う場合には、図21(c)に示すように1つ目の箱と2つ目の箱のそれぞれに3相励磁用の励磁相を設定し、3つ目の箱に1相励磁用の励磁相を設定する。また、リール回転制御手段107が大バウンド停止励磁パターンに従った励磁相の制御を行う場合には、1つ目の箱に3相励磁用の励磁相を設定し、2つ目の箱と3つ目の箱のそれぞれに1相励磁用の励磁相を設定する。また、リール回転制御手段107が大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分に従った励磁相の制御を行う場合には、図21(d)に示すように1つ目の箱に3相励磁用の励磁相を設定し、2つ目の箱と3つ目の箱のそれぞれに1相励磁用の励磁相を設定する。このように、通常停止励磁パターンと通常バウンド停止励磁パターンと大バウンド停止励磁パターンと大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分とで、互いに共通のデータ構造を利用することにより、メモリ容量の削減を図ることができる。
なお、第2実施形態において、例えば、大バウンドは通常バウンドよりも振れ幅は大きいが、過度に停止位置がずれてしまい、停止図柄を誤認することはないように大バウンドが設定されていればよい。また、第2実施形態では、バンドを伴う停止態様として、大バウント停止態様と通常バウンド停止態様で説明したが、振れ幅が異なる2種類のバウンドを伴う停止態様があればよく、例えば、通常バウンド停止態様と、通常バウンドより揺れ幅の小さい揺れ(小バウンド)を伴って停止する停止態様(小バウンド停止態様)とで構成されていてもよい。小バウンド停止態様を採用する場合は、第1励磁制御である3相励磁の時間を通常バウンドよりも長い時間実行するようにすればよい。なお、その場合は図21のデータ構造について3つ目の分割データを更に分割するようにしておき、通常バウンド停止態様用の通常バウンド停止励磁パターンでは分割データの1つ目と2つめは3相励磁、3つ目と4つ目は1相励磁とし、小バウンド停止態様用の励磁パターンでは1つ目から3つ目までを3相励磁とし、4つ目を1相励磁とすることで実現できる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、上記したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
例えば、上記した第2実施形態では、大バウンド停止態様におけるリールの揺れ幅と、大バウンドリール一時停止態様におけるリールの揺れ幅とが同じになるように、励磁相の制御を行っているが、大バウンド停止態様におけるリールの揺れ幅と、大バウンドリール一時停止態様におけるリールの揺れ幅とが異なるように励磁相の制御を行うようにしてもよい。この場合、大バウンドリール一時停止態様におけるリールの揺れ幅が大バウンド停止態様におけるリールの揺れ幅より大きくても、小さくてもよい。また、大バウンドリール一時停止態様におけるリールの揺れ幅を大バウンド停止態様におけるリールの揺れ幅より小さくする場合、通常停止態様におけるリールの揺れ幅より大きくても、同じでも、小さくてもよい。
また、上記各実施形態では、メインリールとしてのリール13L,13M,13Rを用いてバウンドを伴う各バウンド停止態様(通常バウンド停止態様、大バウンド停止態様、大バウンド一時停止態様)を現出するようにしているが、スロットマシン1にリール13L,13M,13R以外に演出用のリール(例えば、テトラリール)を設け、バウンドを伴う各バウンド停止態様(通常バウンド停止態様、大バウンド停止態様、大バウンド一時停止態様)を現出するように構成してもよい。なお、この場合、例えば、スタートスイッチ19を用いて演出用のリールを回転させるための操作を行ったり、停止させるための操作を行うようにしてもよく、また、専用のスイッチを用意して、この専用のスイッチを用いて演出用のリールを回転させるための操作を行ったり、停止させるための操作を行うようにしてもよい。
また、通常バウンド停止励磁パターン、大バウンドリール演出励磁パターンの大バウンド停止態様現出部分、大バウンド停止励磁パターンにおける励磁相の制御は、第1実施形態や第2実施形態に記載したものに限られず、例えば、3相と1相の励磁相について、異なる相を励磁するパターンであってもよい(励磁するLの位置が異なる)。また、励磁相の数の変更は、3相から1相の変更に限られず、a相からb相に変更するものでもよい。なお、このときa>bの関係となっていることのほうが好ましい。また、励磁相の数の変更回数は、1回でなくてもよく、n(1以上の整数)回で構成されるようにしてもよい。例えばn=2の例として3相→2相→1相の変化であってもよい。この場合は、大バウンドと通常バウンドにおいて、x番目の励磁相の励磁時間x1と、y(x<y)番目の励磁相の励磁時間y1の関係について、大バウンドでの励磁時間x1<通常バウンドでの励時間x1、大バウンドでの励磁時間y1>通常バウンドでの励磁時間y1が成立していればよい。
また、例えば、有効ラインが5ラインで、ボーナスの作動が3連図柄(『チャ』、『ン』、『ス』)の「『ン』」が有効5ラインのいずれかのラインに揃うことであるとする。この場合に、左リール13Lの上段に「『チャ』」、中段に「『ン』」、下段に「『ス』」が停止し、中リール13Mの上段に「『チャ』」、中段に「『ン』」、下段に「『ス』」が停止し、右リール13Rの上段に「『チャ』」、中段に「『ン』」、下段に「『ス』」が停止してボーナスに入賞した場合(3連図柄揃いでボーナス入賞した場合)には、入賞時に例えばファンファーレをならしたりしてボーナス入賞を遊技者に報知する。一方、3連図柄揃いで以外でボーナス入賞した場合(3連図柄不揃いでボーナス入賞した場合)には、例えば、左リール13Lの上段に「『ン』」が停止し、中リール13Mの中段に「『ン』」が停止し、右リール13Rの下段に「『ン』」が停止してボーナスに入賞した場合、この入賞した時点ではファンファーレをならしたりしてボーナス入賞を遊技者に報知せずに、次ゲームのためにスタートスイッチ19が操作されて左・中・右ストップスイッチ21L,21M,21Rが有効になるまでのリール演出において、左リール13Lの上段に「『チャ』」、中段に「『ン』」、下段に「『ス』」が停止し、中リール13Mの上段に「『チャ』」、中段に「『ン』」、下段に「『ス』」が停止し、右リール13Rの上段に「『チャ』」、中段に「『ン』」、下段に「『ス』」が同時に揃うように一時停止させた時点で(3連図柄が揃った時点で)、例えばファンファーレをならしたりしてボーナス入賞を遊技者に報知するようにしてもよい。このようにすることにより、3連図柄不揃いでファンファーレがなるなどによる遊技者の違和感がなくなる。
また、上記した各実施形態では、リール演出として、特定図柄(図柄『チャ』(図柄番号1)『ン』(図柄番号2)『ス』(図柄番号3))を表示窓11内に停止させる場合について説明したが、リール演出の内容については適宜変更することができる。例えば、リールの回転が開始した後、特定リールの特定図柄が停止ではなく、視認可能な程度に減速(V1よりも低速)させ、ランダム遅延時間の後、通常回転に復帰するようにしてもよい。また、特定リールの特定図柄が表示窓11から視認可能な状態で、当該リールを正逆回転により振動させ、ランダム遅延時間の後、通常回転に復帰するようにしてもよい。また、停止態様によるリール演出、減速態様によるリール演出、振動態様によるリール演出は、少なくともいずれか一つの態様が備えられた遊技機であればよい。
また、上記した実施形態では、全てのリール13L,13M,13Rが通常回転となってから、リール演出を開始するように構成したが、全てのリール13L,13M,13Rが通常回転となる前に、対象リールのリール演出制御を開始させてもよい。
また、この実施形態では、リール演出時に一旦停止する特定図柄として、各リール13L,13M,13Rそれぞれで、3連図柄を用いたが、特定図柄の構成については適宜変更することができる。例えば、この実施形態では、特定図柄として、3連図柄を図柄「『チャ』」、「『ン』」、「『ス』」の文字としたが、例えば、各リール13L,13M,13Rそれぞれにおいて、一つの絵が3コマ分に跨るように描かれたものであってもよい。また、同じ柄や類似の絵が3コマ連続で描かれたものであってもよい。また、必ずしも3連図柄でなくてもよく、2連図柄や一つの図柄(1コマ)であってもよい。また、全てのリール13L,13M,13Rに跨って一つの絵や文字が表示されるように構成されたものであってもよい。
本発明は、複数種類の図柄を可変表示するリールを複数有する表示手段と、前記リールそれぞれに対して個別に設けられたステッピングモータと、前記ステッピングモータの励磁相を制御することによって前記リールそれぞれの回転を個別に制御可能なリール回転制御手段とを備える遊技機に適用することができる。
1…スロットマシン
13L,13M,13R…リール
14L,14M,14R…リールモータ(ステッピングモータ)
19…スタートスイッチ(リール回転開始操作手段)
21L,21M,21R…ストップスイッチ(リール回転停止操作手段)
107…リール回転制御手段

Claims (3)

  1. 複数種類の図柄を可変表示するリールを複数有する表示手段と、
    前記リールそれぞれに対して個別に設けられたステッピングモータと、
    前記ステッピングモータの励磁相を制御することによって前記リールそれぞれの回転を個別に制御可能なリール回転制御手段と
    を備えた遊技機において、
    前記リールの回転が停止する停止態様として、
    通常停止励磁パターンに従って前記リール回転制御手段により励磁相の制御が行われて前記リールが停止する通常停止態様と、
    前記通常停止励磁パターンとは異なる特定停止励磁パターンに従って前記リール回転制御手段により励磁相の制御が行われて前記リールが揺れを伴って停止する特定停止態様と
    を備え、
    前記遊技機は、前記リールの変動態様を変化させるリール演出を実行する機能を備え、
    前記リール演出として、一時停止リール演出励磁パターンに従って前記リール回転制御手段により励磁相の制御が行われて、定常回転中の前記リールが停止したかのように制御され、その後に定常回転に復帰するように制御される一時停止リール演出を含み、
    前記一時停止リール演出励磁パターンとして、前記一時停止リール演出中に前記特定停止態様よりも揺れ幅の大きい揺れを伴って停止する特殊停止態様を現出するための励磁相を表す特殊停止態様現出部分を含むように構成された特殊一時停止リール演出励磁パターンを備え、
    前記特定停止励磁パターンに従った励磁相の制御および前記特殊一時停止リール演出励磁パターンの特殊停止態様現出部分に従った励磁相の制御は、それぞれ、特定の励磁相を用いた第1励磁制御と、前記第1励磁制御より後に行われる前記第1励磁制御よりも少ない数の励磁相を用いた第2励磁制御とを含むように構成され、
    少なくとも、前記特殊一時停止リール演出励磁パターンの特殊停止態様現出部分における前記第1励磁制御の実行時間は、前記特定停止励磁パターンにおける前記第1励磁制御の実行時間より短い
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 複数種類の図柄を可変表示するリールを複数有する表示手段と、
    前記リールそれぞれに対して個別に設けられたステッピングモータと、
    前記ステッピングモータの励磁相を制御することによって前記リールそれぞれの回転を個別に制御可能なリール回転制御手段と
    を備えた遊技機において、
    前記リールの回転が停止する停止態様として、
    通常停止励磁パターンに従って前記リール回転制御手段により励磁相の制御が行われて前記リールが停止する通常停止態様と、
    前記通常停止励磁パターンとは異なる特定停止励磁パターンに従って前記リール回転制御手段により励磁相の制御が行われて前記リールが揺れを伴って停止する特定停止態様と
    を備え、
    前記遊技機は、前記リールの変動態様を変化させるリール演出を実行する機能を備え、
    前記リール演出として、一時停止リール演出励磁パターンに従って前記リール回転制御手段により励磁相の制御が行われて、定常回転中の前記リールが停止したかのように制御され、その後に定常回転に復帰するように制御される一時停止リール演出を含み、
    前記一時停止リール演出励磁パターンとして、前記一時停止リール演出中に前記特定停止態様よりも揺れ幅の大きい揺れを伴って停止する特殊停止態様を現出するための励磁相を表す特殊停止態様現出部分を含むように構成された特殊一時停止リール演出励磁パターンを備え、
    前記特定停止励磁パターンに従った励磁相の制御および前記特殊一時停止リール演出励磁パターンの特殊停止態様現出部分に従った励磁相の制御は、第1励磁制御と第1励磁制御とは異なる数の励磁相を用いた第2励磁制御を含む複数の励磁制御から構成される共通の励磁シークエンスで行われ、
    前記特定停止励磁パターンか前記特殊一時停止リール演出励磁パターンの特殊停止態様現出部分かによって前記第1励磁制御の実行時間と前記第2励磁制御の実行時間との実行割合は異なるが、前記特定停止励磁パターンか前記特殊一時停止リール演出励磁パターンの特殊停止態様現出部分かに関わらず前記共通の励磁シークエンスの実行時間は同一であることを特徴とする遊技機。
  3. 前記第2励磁制御は、特定の励磁相を用いた前記第1励磁制御より後に行われる前記第1励磁制御よりも少ない数の励磁相を用いるものであり、
    少なくとも、前記特殊一時停止リール演出励磁パターンの特殊停止態様現出部分における前記第1励磁制御の実行時間は、前記特定停止励磁パターンにおける前記第1励磁制御の実行時間より短く、前記特殊一時停止リール演出励磁パターンの特殊停止態様現出部分における前記第2励磁制御の実行時間は、前記特定停止励磁パターンにおける前記第2励磁制御の実行時間より長い
    ことを特徴とする請求項に記載の遊技機。
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