JP6522461B2 - 荷重検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、荷重検知装置に関し、誤検出を防止しようとするものである。
車両における安全システムの一つとして、乗車時にシートベルトが非着用であることを警告するアラームシステムが実用化されている。このアラームシステムでは、人の着座が感知されている状態でシートベルトの着用が非感知となる場合に、警告が発せられる。この人の着座を感知する装置として、着座による荷重を検知する荷重検知装置が用いられる場合がある。
このような荷重検知装置として、座席のシートクッション下に配置されるものがある。座席装置には、シートクッションがシートパン上に配置される場合と、シートクッションがフレームに固定される複数のSばね上に配置される場合とがある。シートクッションが複数のSばね上に配置される座席装置においては、荷重検知装置がSばねに係止されて使用される場合がある。下記特許文献1には、このような荷重検知装置が記載されている。特許文献1に記載の荷重検知装置は、Sばねに係止される台座と、台座上にスペーサを介して配置されるメンブレンスイッチとを有する。
このような荷重検知装置におけるメンブレンスイッチを押圧する部材として、メンブレンスイッチのスイッチ部を覆うドーム状の押圧部材が知られている。下記特許文献2にはこのようなメンブレンスイッチのスイッチ部を覆うドーム状の押圧部材が記載されている。このドーム状の押圧部材は、シートクッションから一定以上の押圧力を受けると潰れるように撓む構成とされる。また、この押圧部材は一旦潰れると、潰れる前に受ける押圧力に比し僅かに大きな押圧力を受けることで大きくつぶれる。従って、メンブレンスイッチがオンとなる荷重のばらつきを小さくすることができ、適切に着座を検出することができる。
特開2011−105277号公報 特許第5587477号公報
ところで、ドーム状の押圧部材とメンブレンスイッチとの間には空気が介在する。従って、押圧部材が上記のように潰れる場合、当該空気が押圧部材の外部に流出する必要がある。このためドーム状の押圧部材を用いる場合には、当該部材に空気孔を形成することが考えられる。
一方、荷重検知装置の置かれる環境によっては、荷重検知装置に塵埃が堆積する場合がある。このような場合に、押圧部材の空気孔から空気がドーム状の空間内に流入すると、当該塵埃も一緒に流入する傾向があり、流入した塵埃が押圧部材とメンブレンスイッチのスイッチ部との間に堆積する可能性がある。この場合、押圧部材が適切にメンブレンスイッチを押圧することができずに、メンブレンスイッチがオンとなる荷重がばらつき、荷重が適切に検出されない可能性がある。
そこで、本発明は、荷重を適切に検出することができる荷重検知装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明は、感圧スイッチを有する荷重検知センサと、弾性体から成り、前記感圧スイッチとの間に空間を形成しつつ前記感圧スイッチの上部を覆うように前記荷重検知センサ上に配置され、前記感圧スイッチを押圧するドーム状の押圧部材と、前記押圧部材の一部を覆うケースと、を備える。そして、前記押圧部材は、前記空間と前記押圧部材の外側の空間とを接続する通路を有し、前記ケースは少なくとも前記通路の外部側の開口の上部を覆う。
このような荷重検知装置によれば、弾性体から成る押圧部材が感圧スイッチの上部を覆うため、感圧スイッチは押圧部材により保護される。また、押圧部材は、感圧スイッチとの間に空間を形成するため、荷物等の軽い荷重で誤検出することが抑制され、また、弾性体から成るために人の着座のように荷重が大きい場合には潰れるように変形して適切に感圧スイッチを押圧する。このため、適切に着座を検知することができる。また、押圧部材には、押圧部材と感圧スイッチとの間の空間と押圧部材の外側の空間とをつなぐ通路が形成されているため、押圧部材の内外に空気が出入りすることができ、上記のように押圧部材が潰れる際、及び、潰れた後に元の形状に戻る際に、押圧部材は適切に変形することができる。また、この通路の外部側の開口の上部はケースで覆われるため、開口部に塵埃等の異物が堆積することを抑制することができる。このため、潰れた押圧部材が元の形状に戻る際に塵埃等の異物を通路から吸い込むことを抑制することができる。このため、塵埃等の異物が押圧部材と感圧スイッチとの間に堆積することを抑制し、荷重を適切に検出することができる。
また、前記押圧部材は前記荷重検知センサに密着するフランジを有し、前記通路は前記フランジにおける前記荷重検知センサ側の面に形成された溝から成り、前記ケースは前記フランジの上部を覆うことが好ましい。
フランジが荷重検知センサに密着するため、フランジが無い場合と比べて、荷重検知センサとの接触面積を大きくすることができ、押圧部が荷重検知センサからずれることを抑制することができる。また、ケースがフランジの上部を覆うことで、フランジに形成された通路の外部側の開口を覆うことができると共に、フランジの外周縁に何らかの異物が接触することを抑制してフランジが外周側から剥がれることを抑制することができる。
この場合、前記ケースは、前記フランジを前記荷重検知センサに押圧することが好ましい。このような構成とされることで、フランジが荷重検知センサから剥がれることをより適切に抑制することができる。
また、前記感圧スイッチは、電極を有する一対のシートと、前記一対のシート間に配置されるスペーサとを有し、前記一対の電極が前記スペーサに形成される開口を介して互いに対向するスイッチから成り、前記開口内の空間は前記スペーサ又は前記シートに形成されるエアベントを介して前記感圧スイッチの外部の空間に接続され、前記ケースは前記エアベントの外部側の開口の上部を覆うことが好ましい。
この場合、エアベントを介して電極間に塵埃等の異物が流入することを抑制することができる。従って、塵埃等の異物による電極の接触不良を抑制することができる。なお、このような構成の感圧スイッチとしては例えばメンブレンスイッチを挙げることができる。
また、前記荷重検知センサは前記感圧スイッチと電気的に接続される端子を有し、前記ケースは、前記端子の上部を覆うことが好ましい。ケースが端子の上部を覆うことで、端子上に導電性の塵埃等が堆積することを抑制することができ、端子の塵埃等によるショートを抑制することができる。
さらに、前記荷重検知センサは前記押圧部材と前記ケースとにより上部全体が覆われることが好ましい。このような構成により、荷重検知センサ全体に塵埃等の異物が堆積することを抑制することができる。
この場合、前記ケースは、前記荷重検知センサの上部の一部を覆う上側ケースと、前記上側ケースと嵌合し前記荷重検知センサの下部の少なくとも一部を覆う下側ケースとから成り、前記上側ケースと前記下側ケースとが互いに嵌合することが好ましい。
上側ケースと下側ケースとが互いに嵌合することにより、上側ケースと下側ケースとの間に位置する荷重検知センサを適切に保持することができる。
さらに、前記下側ケースは、前記荷重検知センサの下部全体を覆うことが好ましい。この場合、荷重検知センサの下部に異物が付着することを抑制することができる。
またさらに、前記上側ケースは前記下側ケースの側面の少なくとも一部を覆うことが好ましい。上側ケースが下側ケースの側面を覆うことで、荷重検知センサの横方向から異物が侵入することを抑制することができる。
以上のように本発明によれば、荷重を適切に検出することができる荷重検知装置が提供される。
本発明の第1実施形態にかかる荷重検知装置の構成を示す図である。 図1のケースを開いた図である。 図1の荷重検知センサの構成を示す分解図である。 図1に示す荷重検知装置の断面図である。 図4と垂直な面による荷重検知装置の断面図である。 人がクッション上に乗った場合におけるラバードームの様子を図4と同じ視点で拡大して示す図である。 本発明の第2実施形態にかかる荷重検知装置を示す図である。
以下、本発明に係る荷重検知装置の好適な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、理解の容易のため、それぞれの図のスケールが互いに異なる場合がある。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態にかかる荷重検知装置の構成を示す図である。
図1に示すように、荷重検知装置1は、ケースCAと、ケースCAに接続される一対のフック部50と、ケースCA内に収容される荷重検知センサ10と、荷重検知センサ10上に配置されるラバードーム20とを主な構成として備える。
<ケースCA,フック部50>
図2は、図1のケースを開いた図である。ケースCAは、上側ケース40と、下側ケース30とから成る。
下側ケース30は、下側ケース主部31と傾斜部32と収容部33とが一体となって成る。下側ケース主部31は板状の部材であり、下側ケース主部31の上面は概ね長方形の平面状とされる。傾斜部32は、板状の部材であり、下側ケース主部31に接続され、下側ケース主部31の上面に対して傾斜する上面を有する。また、傾斜部32の幅は、下側ケース主部31の幅と同じ大きさとされる。収容部33は、枠状の部材であり、側壁で囲まれるキャビティ33cが形成されている。また、収容部33は、傾斜部32の下側ケース主部31側と反対側に接続される。収容部33の幅は、下側ケース主部31、傾斜部32の幅より狭く形成されている。また、収容部33の傾斜部32側と反対側の側壁には、一対の切欠き37が形成されており、切り欠き37は、キャビティ33cとキャビティ33cの外側の空間とを繋いでいる。
上側ケース40は、上側ケース主部41と傾斜部42と側壁部44とが一体となって成る。上側ケース主部41は、板状の部材であり、図1に示すように、下側ケース主部31の上側を覆っている。また、上側ケース主部41の略中央には円形の開口40Hが形成されている。また、上側ケース主部41の開口40Hの周縁には、板厚が小さな周縁部45が形成されており、周縁部45には、さらに板厚が小さくされる複数の凹部46が形成されている。傾斜部42は、平面状の板状の部材であり、下側ケース30の傾斜部32及び収容部33を合わせた形状とされ、傾斜部32及び収容部33を覆っている。側壁部44は、上側ケース主部41及び傾斜部42の外周に接続される枠状の部位である。図1に示すように、側壁部44は、下側ケース30の側面を覆っている。
側壁部44には、一対の切欠き47が形成されている。切欠き47が形成される位置は、図1に示すように、ケースCAを閉じた状態で、下側ケース30に形成されている切欠き37と重なる位置とされる。また、側壁部44には、複数のスナップフック48が設けられている。それぞれのスナップフック48は、弾性変形可能とされ、ケースCAを閉じた状態で下側ケース30に係合し、ケースCAが容易に開かないようにされている。また、上側ケース40の上側ケース主部41及び傾斜部42には、複数の貫通孔49が形成されている。
下側ケース30と上側ケース40とは、ヒンジHIにより接続されている。ヒンジHIは、下側ケース30の下側ケース主部31における傾斜部32側と反対側に接続されると共に、上側ケース40の上側ケース主部41における傾斜部42側と反対側に接続される。ヒンジHIは、本実施形態では、薄肉樹脂により構成されており、薄肉樹脂が折れ曲がることで下側ケース30と上側ケース40とが互いに回動して、ケースCAは開閉することができる。なお、下側ケース30及び上側ケース40が樹脂から成る場合には、下側ケース30、上側ケース40及びヒンジHIを一体に形成することができるため好ましい。また、ヒンジHIは薄肉樹脂以外の構成とされても良い。
下側ケース30における下側ケース主部31には一対のフック部50が連結されている。このため、下側ケース30の側面34のうちフック部50と連結される部位は露出しておらず、この部位は上側ケース40の側壁部44で覆われていない。それぞれのフック部50は、下側ケース主部31を挟んで互いに対向するように下側ケース30に連結されており、図1に示すように、座席装置やベッド等においてクッションの下側に位置する互いに隣り合うSばね100にそれぞれ嵌め込まれる。従って、それぞれのフック部50は、ケースCAをSばね100に係止する係止部である。
なお、ケースCAおよびフック部50の材料としては、ポリカーボネート(PC)、ポリイミド(PI)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂が絶縁性に優れるため好ましいが、ケースCAおよびフック部50は樹脂以外の材料から形成されても良い。
<荷重検知センサ10>
図2に示すように、本実施形態の荷重検知センサ10は、シート状のメンブレンセンサとされる。荷重検知センサ10は、概ね矩形のメインブロック10mと、メインブロック10mに接続されメインブロック10mよりも幅の狭いテールブロック10tとを有する。メインブロック10mには感圧スイッチSWが設けられている。また、テールブロック10tには幅の広い羽根部10fが形成されている。
図3は、荷重検知センサ10の構成を示す分解図である。図3に示すように、本実施形態の荷重検知センサ10は、第1電極シート11とスペーサ13と第2電極シート12とを備える。
第1電極シート11は、第1絶縁シート11sと、第1電極11eと、第1端子11cとを主な構成として有する。
第1絶縁シート11sは、可撓性を有する絶縁性のシートとされ、荷重検知センサ10のメインブロック10mと同形状のメインブロック11mと、メインブロック11mに接続され荷重検知センサ10のテールブロック10tと概ね同形状のテールブロック11tとから成る。テールブロック11tの形状は、メインブロック11mと反対側の先端部位がテールブロック11tの他の部位よりも狭い幅となっている点において、荷重検知センサ10のテールブロック10tの形状と異なる。このような第1絶縁シート11sの材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)又はポリエチレンナフタレート(PEN)等の樹脂を挙げることができる。
第1電極11eは、メインブロック11mの概ね中央における一方の面上に設けられている。第1電極11eは、導体の層からなり、例えば略円形の金属印刷層とされる。第1端子11cは、導体の層からなり、例えば略四角形の金属層とされる。第1端子11cは、テールブロック11tの上記先端部位における第1電極11eが設けられている側の面上に設けられている。また、第1電極11eと第1端子11cとは第1配線11wを介して互いに電気的に接続されている。
第2電極シート12は、第2絶縁シート12sと、第2電極12eと、第2端子12cとを主な構成として有する。
第2絶縁シート12sは、第1絶縁シート11sと同様の絶縁性のシートとされる。本実施形態の場合、第2絶縁シート12sは、第1絶縁シート11sのメインブロック11mと同じ形状のメインブロック12mと、メインブロック12mに接続され第1絶縁シート11sのテールブロック11tと先端部位以外の形状が同じ形状のテールブロック12tとから成る。テールブロック12tの先端部位はテールブロック12tの他の部位よりも狭い幅とされており、第1絶縁シート11sと第2絶縁シート12sとを重ねたときに、第1絶縁シート11sのテールブロック11tにおける先端部位と第2絶縁シート12sのテールブロック12tにおける先端部位とが互いに重ならないようにされている。第2絶縁シート12sの材料としては、第1絶縁シート11sと同様に、PET、PBT又はPEN等の樹脂を挙げることができ、第2絶縁シート12sの材料は、第1絶縁シート11sの材料と同じであっても異なっていても良い。
第2電極12eは、第1電極11eと同様の構成とされ、第2絶縁シート12sのメインブロック12mの概ね中央における一方の面上に設けられている。また、第2電極12eが設けられる位置は、第1電極シート11と第2電極シート12とを重ねたときに第1電極11eと重なる位置とされる。第2端子12cは、第1端子11cと同様の構成とされ、テールブロック12tの上記先端部位における第2電極12eが設けられている側の面上に設けられている。また、上記のように、第1絶縁シート11sと第2絶縁シート12sとを重ねるとき、それぞれの絶縁シートの先端部位が互いに重ならないため、第1端子11c及び第2端子12cは、第1絶縁シート11sと第2絶縁シート12sとの間に位置せずに露出する。また、第2電極12eと第2端子12cとは第2配線12wを介して互いに電気的に接続されている。
スペーサ13は、可撓性を有する絶縁性のシートとされ、メインブロック13mと、メインブロック13mに接続されるテールブロック13tとから成る。メインブロック13mは、外形が第1絶縁シート11s、第2絶縁シート12sのメインブロック11m,12mの外形と同様とされ、メインブロック13mの中央には、開口13hが形成されている。テールブロック13tは、第1絶縁シート11s、第2絶縁シート12sのテールブロック11t,12tにおける幅が狭い先端部位を除く形状とされる。
開口13hは、略円形の形状であり、第1電極11e及び第2電極12eの直径よりも直径が僅かに小さく形成されている。そして、開口13hは、スペーサ13を第1電極シート11及び第2電極シート12と重ね合わせて、スペーサ13を平面視する場合に、開口13hが第1電極11e及び第2電極12e周縁の内側に位置するように形成されている。さらにスペーサ13には、開口13h内の空間と荷重検知センサ10の外部の空間とを接続するスリット13bが形成されている。このスリット13bは、第1電極シート11、スペーサ13、第2電極シート12をそれぞれ重ねたときに、エアベントとされる。
スペーサ13の材料としては、第1絶縁シート11s及び第2絶縁シート12sと同様に、PET、PBT又はPEN等の樹脂を挙げることができる。なお、スペーサ13の材料は、第1絶縁シート11s又は第2絶縁シート12sの材料と同じであっても異なっていても良い。また、スペーサ13の両面には、第1電極シート11及び第2電極シート12と接着されるための図示しない接着剤が塗布されている。
これらの第1電極シート11とスペーサ13と第2電極シート12とがこの順に貼着された状態で、第1電極シート11の第1電極11e、第1配線11w、及び、第2電極シート12の第2電極12e、第2配線12wは、第1絶縁シート11sと第2絶縁シート12sとの間に位置する。そして、第1電極11eと第2電極12eとが開口13hを介して対向して感圧スイッチSWを構成する。
また、荷重検知センサ10の第1端子11c及び第2端子12cには、不図示の制御装置に接続される信号ケーブル19がそれぞれ接続されている。第1端子11c及び第2端子12cとそれぞれの信号ケーブル19とは導電性ペーストやはんだ付け等により接続される。信号ケーブル19が接続された第1端子11c及び第2端子12cを含む荷重検知センサ10のテールブロック10tの端部は、端子封止樹脂18により覆われている。この端子封止樹脂18は、例えば、ホットメルトや光硬化樹脂等から成る。こうして、それぞれの信号ケーブル19がそれぞれの第1端子11c及び第2端子12cから外れることが抑制されると共に、第1端子11c及び第2端子12cが導電性の塵埃等により短絡することが抑制されている。
以上の構成の荷重検知センサ10は、図2に示すように、下側ケース30上に配置される。具体的には、荷重検知センサ10が下側ケース30上に配置された状態で、感圧スイッチSWを有するメインブロック10mが下側ケース30の下側ケース主部31の上面上に位置し、端子封止樹脂18が下側ケース30の収容部33におけるキャビティ33c内に位置する。そして、一対の信号ケーブル19は、下側ケース30の収容部33の一対の切欠き37から導出される。
<ラバードーム20>
図4は、図1に示す荷重検知装置1の断面図であり、図5は、感圧スイッチSWを通る図4と垂直な面による荷重検知装置1の断面図である。ただし、図5では、理解の容易のため、ラバードーム20を断面で示していない。図2、図4、図5に示すように、本実施形態のラバードーム20は、座席装置やベッド等の不図示のクッションの下面から加えられる押圧力により潰れるように変形して感圧スイッチSWを押す押圧部材である。本実施形態では、ラバードーム20は、天壁部21、スイッチ押圧部22、第1変形部23、第2変形部24、フランジ25を主な構成として備える。ラバードーム20は、弾性変形可能な押圧部材であり、本実施形態ではゴム製の部材とされる。
フランジ25は、ラバードーム20の土台となる部位であり、荷重検知センサ10の感圧スイッチSWよりも大きな外形の開口が形成された円環状の板状部材とされる。また、フランジ25の下面には、図4、図5に示すように内周から外周にかけて溝25gが形成されている。更に、フランジ25の上面には、複数の凸部25bが設けられている。
天壁部21は、開口が形成され、外径がフランジ25の開口よりも小径の円環状の板状部材とされる。天壁部21の上面は、座席装置やベッド等の不図示のクッション下面に対向する面とされ、クッションからの押圧力を受ける部位である。このため、天壁部21の上面は概ね平面状とされる。
第1変形部23は、フランジ25の内周部と天壁部21の外周部とに連結される部位である。第1変形部23は、フランジ25の内周部からフランジの上面に垂直に延在する円環状の部位と、当該部位の先端に接続され内側に湾曲しながら天壁部21の外周部に接続される中空の略円錐台形状の部位とにより構成される。また、第1変形部23は、フランジ25や天壁部21よりも肉薄の部材から成り、天壁部21を支持するとともに、天壁部21が受ける押圧力により潰れるように変形可能とされる。このため、天壁部21は、フランジ25が延在する面よりも上方において所定間隔をあけて第1変形部23に支持される。
スイッチ押圧部22は、荷重検知センサ10の感圧スイッチSWを押圧する部位であり、直径が天壁部21の内径よりも小さな円形の板状部材とされる。スイッチ押圧部22は、感圧スイッチSWがオン状態となるよう感圧スイッチSWを押圧することが可能な構成とされる。このため、スイッチ押圧部22は、感圧スイッチSWの開口13hの直径よりも小さな直径とされ、感圧スイッチSWを押圧する為の一定の強度が必要なことから第1変形部23よりも肉厚の部材とされる。
第2変形部24は、天壁部21の内周部とスイッチ押圧部22の外周部とに連結される部位である。第2変形部24は、天壁部21の内周部からフランジの開口側に垂直に延在する円環状の部位と、当該部位の先端に接続され内側に湾曲しながらスイッチ押圧部22の外周部に接続される中空の略円錐台形状の部位とにより構成される。このためスイッチ押圧部22は、フランジ25の開口と天壁部21の開口との間において第2変形部24に支持される。第2変形部24は、スイッチ押圧部22や天壁部21よりも肉薄の部材から成り、天壁部21がフランジ25の開口側から天壁部21の開口側に向かって押圧される場合に潰れるように変形可能とされる。
以上の構成のラバードーム20は、フランジ25が、荷重検知センサ10の感圧スイッチSWの外周を囲むように、荷重検知センサ10に配置され、例えば荷重検知センサ10に接着により固定される。このとき、スイッチ押圧部22は、感圧スイッチSWと所定の間隔をあけて、感圧スイッチSWの開口13hの直上に位置し、荷重検知センサ10とラバードーム20とで囲まれる空間が形成される。また、フランジ25に形成される溝25gは、当該空間とラバードーム20の外側の空間とを繋ぐ通路とされる。
このようにラバードーム20が荷重検知センサ10を介して下側ケース30の下側ケース主部31の上面上に配置された状態で、上側ケース40がヒンジHIを中心に回動して下側ケース30上に重ねられてケースCAは閉じられる。このとき、上側ケース40のスナップフック48が下側ケース30に係合してケースCAは容易に開くことが防止されている。
また、ケースCAが閉じた状態で、上側ケース40の開口40Hからラバードーム20の第1変形部23の一部と天壁部21とが突出すると共に、ラバードーム20のフランジ25の全体が上側ケース40で覆われる。従って、荷重検知センサ10とラバードーム20とで囲まれる空間とラバードーム20の外側の空間とを繋ぐ通路のフランジ25の外側の開口も上側ケース40で覆われる。また、フランジ25の凸部25bは上側ケース40の凹部46に入り込むと共に上側ケース40により下側ケース30側に押圧される。
また、ケースCAが閉じた状態で、荷重検知センサ10は、ラバードーム20と上側ケース40とにより上部全体が覆われる。従って、荷重検知センサ10におけるエアベントの外側の開口の上部、第1端子11c及び第2端子12cの上部も上側ケース40により覆われる。また、下側ケース30の切欠き37から導出するそれぞれの信号ケーブル19は、上側ケース40の切欠き47に嵌まり、ケースCA外に導出する。
<荷重検知装置1の荷重の検出動作>
荷重検知装置1が、図1に示すように、Sばね100に係止された状態で、図5に示すように、ラバードーム20の天壁部21と座席装置やベッド等のクッションSCとの間には所定の間隔が形成される。この状態で、人がクッションSC上に乗ると、人の体重によりクッションSCが撓み、クッションSCの下面が下降して、クッションSCの下面がラバードーム20の天壁部21に接触する。このように人がクッションSC上に乗る状態としては、座席装置であれば着座する状態であり、ベッドであればベッド上に着座したり寝たりする状態である。
図6は、人がクッション上に乗った場合におけるラバードーム20の様子を図4と同じ視点で示す図である。なお、図6では、荷重検知センサ10の詳細な構成を省略している。上記のようにクッションSCの下面がラバードーム20の天壁部21に接触した後、さらにクッションSCの下面が下降すると、ラバードーム20における天壁部21に加わる圧力が徐々に大きくなる。
本実施形態の荷重検知装置1のラバードーム20は、天壁部21に加えられる押圧力が所定の閾値以上となる場合に天壁部21が下降するよう構成されている。つまり、天壁部21に加えられる押圧力が所定の閾値より小さい場合、第1変形部23が殆ど変形せず天壁部21を支えるため、天壁部21は殆ど下降しない。従って、例えば、人の体重と比べて小さな荷重の荷物等をクッションSC上に置く場合、クッションSCから天壁部21に加わる押圧力が小さいため、天壁部21は殆ど下降しない。従って、荷重検知装置1の荷重検知センサ10における感圧スイッチSWはスイッチ押圧部22に押圧されず、感圧スイッチSWはオンとならない。このため第1端子11cと第2端子12cとの間は導通せずに、荷重検知装置1に信号ケーブル19を介して電気的に接続される不図示の制御装置は着座を検出しない。
しかし、上記のように人がクッションSC上に乗る場合、クッションSCからラバードーム20の天壁部21に加えられる押圧力が所定の閾値以上となるため、第1変形部23が潰れるように変形し天壁部21は下降する。このとき、ラバードーム20と荷重検知センサ10との間の空間の空気は、フランジ25に形成される溝25gで形成される通路を通ってラバードーム20の外に放出される。天壁部21が下降すると、スイッチ押圧部22が感圧スイッチSWに接触して、感圧スイッチSWを押圧する。このため感圧スイッチSWの第1電極11eと第2電極12eとが接触して、感圧スイッチSWはオン状態となる。このとき荷重検知センサ10におけるスペーサ13の開口13h内の空気は、エアベントを形成するスリット13bから荷重検知センサ10の外に放出される。こうして第1端子11cと第2端子12cとの間が導通して、不図示の制御装置が着座を検出する。なお、感圧スイッチSWはオン状態となった後、さらに、クッションSCの下面が下降する場合であっても、第1変形部23及び第2変形部24が潰れるように変形して、感圧スイッチSWに過度の押圧力が加えられることが抑制される。
人がクッションSC上から離れると、クッションSCの下面が上昇し、ラバードーム20に加わっていた押圧力が無くなる。すると、ラバードーム20の天壁部21が上昇して、ラバードーム20は人がクッションSC上に乗る前の状態に戻ろうとする。このとき、ラバードーム20の外の空気が溝25gで形成される通路を通って、ラバードーム20と荷重検知センサ10との間の空間内に流入する。この様にラバードーム20が着座前の状態に戻ることに伴い、スイッチ押圧部22は感圧スイッチSWから離れる。スイッチ押圧部22が感圧スイッチSWから離れる動作に伴い、第1電極11eと第2電極12eとが再び離間するよう移動する。このとき、荷重検知センサ10の外の空気は、スリット13bで形成されるエアベントから、スペーサ13の開口13h内に流入する。こうして、第1電極11eと第2電極12eとが離間して、感圧スイッチSWはオフ状態となる。このため、不図示の制御装置は荷重を非検出状態となる。
以上説明したように、本実施形態の荷重検知装置1によれば、弾性体から成る押圧部材としてのラバードーム20が感圧スイッチSWの上部を覆うため、感圧スイッチSWはラバードーム20により保護される。また、ラバードーム20は、感圧スイッチSWとの間に空間を形成するため、荷物等の軽い荷重の物による荷重の誤検出をすることが抑制され、弾性体から成るために人の着座等の場合には潰れるように変形して適切に感圧スイッチSWを押圧する。このため、適切に人の荷重を検知することができる。また、ラバードーム20には、ラバードーム20と感圧スイッチSWとの間の空間とラバードーム20の外側の空間とをつなぐ溝25gから成る通路が形成されている。このため、ラバードーム20の内外に空気が出入りすることができ、上記のようにラバードーム20が潰れるように変形する際、及び、潰れた後に元の形状に戻るように変形する際に、ラバードーム20は適切に変形することができる。また、この溝25gから成る通路の外部側の開口の上部は上側ケース40で覆われている。このため、溝25gから成る通路の開口部に塵埃等の異物が堆積することを抑制することができる。従って、潰れたラバードーム20が元の形状に戻る際に塵埃等の異物を通路から吸い込むことを抑制することができる。このため、塵埃等の異物がラバードーム20と感圧スイッチSWとの間に堆積することを抑制し、荷重を適切に検出することができる。
また、本実施形態では、ラバードーム20は荷重検知センサ10に密着するフランジ25を有し、ラバードーム20と感圧スイッチSWとの間の空間とラバードーム20の外の空間を繋ぐ通路はフランジ25における荷重検知センサ10側の面に形成された溝25gから成り、ケースCAはフランジ25の上部を覆っている。このように、フランジ25が荷重検知センサ10に密着するため、フランジ25が無い場合と比べて、荷重検知センサ10との接触面積を大きくすることができ、ラバードーム20が荷重検知センサ10からずれることを抑制することができる。また、ケースCAの上側ケース40がフランジ25の上部を覆うことで、フランジ25に形成された溝25gから成る通路の外部側の開口を覆って開口から塵埃等の異物が流入することを抑制することができると共に、フランジ25の外周縁に何らかの異物が接触することを抑制してフランジ25が外周側から剥がれることを抑制することができる。
しかも、本実施形態では、ケースCAの上側ケース40がフランジ25を荷重検知センサ10に押圧している。このためフランジ25が荷重検知センサ10から剥がれることをより適切に抑制することができる。
また、本実施形態では、荷重検知センサ10のスペーサ13のスリット13bにより形成され、開口13h内の空間と荷重検知センサ10の外側の空間とを繋ぐエアベントの外部側の開口の上部は、ケースCAの上側ケース40により覆われている。従って、エアベントを介して第1電極11eと第2電極12eとの間に塵埃等の異物が流入することを抑制することができる。従って、塵埃等の異物による第1電極11eと第2電極12eとの接触不良を抑制することができる。
また、本実施形態では、ケースCAの上側ケース40は、荷重検知センサ10の第1端子11c及び第2端子12cの上部を覆っている。このようにケースCAが第1端子11c及び第2端子12cの上部を覆うことで、第1端子11c及び第2端子12c上に導電性の塵埃等が堆積することを抑制することができ、第1端子11c及び第2端子12cの塵埃等によるショートを抑制することができる。なお、本実施形態では、第1端子11c及び第2端子12cが端子封止樹脂18で覆われているため、このようなショートが生じることや、第1端子11c及び第2端子12cが第1電極シート11及び第2電極シート12から離間することが抑制されている。
また、本実施形態では、荷重検知センサ10はラバードーム20とケースCAとにより上部全体が覆われている。このような構成により、荷重検知センサ10の全体に塵埃等の異物が堆積することを抑制することができる。
また、本実施形態では、ケースCAは、荷重検知センサ10の上部を覆う上側ケース40と、上側ケース40と嵌合し荷重検知センサ10の下部の少なくとも一部を覆う下側ケース30とから成り、上側ケース40と下側ケース30とが互いに嵌合する構成とされる。このように上側ケース40と下側ケース30とが互いに嵌合することにより、上側ケース40と下側ケース30との間に位置する荷重検知センサ10を適切に保持することができる。さらに、本実施形態では、下側ケース30は、荷重検知センサ10の下部全体を覆っている。従って、荷重検知センサ10の下部に異物が付着することを抑制することができる。またさらに、本実施形態では、上側ケース40は下側ケース30の側面の少なくとも一部を覆っている。このように上側ケース40が下側ケース30の側面を覆うことで、荷重検知センサ10の横方向から異物が侵入することを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態を説明するにあたり、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、同一の参照符号を付して特に説明する場合を除き重複する説明は省略する。
図7は、本発明の荷重検知装置の第2実施形態を示す図である。図7に示すように、本実施形態の荷重検知装置2は、ケースCAにおいて、上側ケース40から下側ケース30の上面が露出している点において、第1実施形態の荷重検知装置1と異なる。荷重検知装置2のケースCAがこのような構成とされることで、下側ケース30及び上側ケース40の成形の精度が低い場合であっても、上側ケース40を下側ケース30上に配置することができる。
以上、本発明について、実施形態を例に説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では押圧部材としてラバードーム20を例に説明した。しかし、本発明はこれに限らず、押圧部材は、弾性体から成り、感圧スイッチSWとの間に空間を形成しつつ感圧スイッチSWの上部を覆うように荷重検知センサ10上に配置され、クッションSCにより押圧されることで感圧スイッチを押圧するドーム状の押圧部材であれば、その材料や形状は上記実施形態に限らない。
例えば、フランジ25に形成される溝25gで形成される通路により、ラバードーム20と荷重検知センサ10との間の空間とラバードーム20の外の空間とが繋がるのではなく、ラバードーム20のいずれかの部位に上記空間同士をつなげる通路が貫通孔により形成されても良い。ただし、どのように通路が形成するものであっても、上側ケース40により通路の外側の開口の上部が覆われる。また、例えば、ラバードーム20がフランジ25を有していなくても良く、ラバードーム20の潰れ方が上記実施形態と異なっていても良い。
また、上記実施形態ではケースCAを例にケースを説明した。しかし、本発明のケースは、ラバードーム20等の押圧部材の一部を覆い、上記通路の外部側の開口の上部を覆うものであれば、上記実施形態と異なるものであっても良い。
また、上記実施形態では、荷重検知センサとして第1電極11eと第2電極12eとがスペーサ13の開口13hを介して対向する荷重検知センサ10で説明したが、荷重検知センサは他の構成とされても良い。
また、上記実施形態では、ケースCAに一対のフック部50が接続され、荷重検知装置1は、フック部50により、座席やベッドのSばね100に固定される構成とされた。しかし、本発明は、これに限らず、荷重検知装置1は、例えば、着座検知装置として使用され、座席のシートパン上に配置される構成とされても良い。この場合、例えば、ケースCAが下側ケース30を有さず、荷重検知センサ10がシートパン上に直接配置され、ラバードーム20及び上側ケース40で荷重検知センサ10の上部を覆う構成としても良い。また、荷重検知装置1がベッドのクッション下に配置される場合、荷重検知装置1は、上記のようにSばねに固定されるのみならず、クッションを支える板上に配置されても良い。特に荷重検知装置1がベッドのクッション下に配置される場合、当該ベッドが介護用ベッドであれば、被介護者のベッドからの落下等を検知することができる。
以上のように、本発明によれば、荷重を適切に検出することができる荷重検知装置が提供され、座席装置やベッド等に利用することができる。
1,2・・・荷重検知装置
10・・・荷重検知センサ
11・・・第1電極シート
11c・・・第1端子
11e・・・第1電極
11s・・・第1絶縁シート
12・・・第2電極シート
12c・・・第2端子
12e・・・第2電極
12s・・・第2絶縁シート
13・・・スペーサ
13b・・・スリット
13h・・・開口
18・・・端子封止樹脂
19・・・信号ケーブル
20・・・ラバードーム
21・・・天壁部
22・・・スイッチ押圧部
23・・・第1変形部
24・・・第2変形部
25・・・フランジ
25g・・・溝
30・・・下側ケース
40・・・上側ケース
40H・・・開口
50・・・フック部
CA・・・ケース
SC・・・クッション
SW・・・感圧スイッチ


Claims (9)

  1. 感圧スイッチを有する荷重検知センサと、
    弾性体から成り、前記感圧スイッチとの間に空間を形成しつつ前記感圧スイッチの上部を覆うように前記荷重検知センサ上に配置され、荷重により押圧されることで前記感圧スイッチを押圧するドーム状の押圧部材と、
    前記押圧部材の一部を覆うケースと、
    を備え、
    前記押圧部材は、前記空間と前記押圧部材の外側の空間とを接続する通路を有し、
    前記ケースは少なくとも前記通路の外部側の開口の上部を覆う
    ことを特徴とする荷重検知装置。
  2. 前記押圧部材は前記荷重検知センサに密着するフランジを有し、
    前記通路は前記フランジにおける前記荷重検知センサ側の面に形成された溝から成り、
    前記ケースは前記フランジの上部を覆う
    ことを特徴とする請求項1に記載の荷重検知装置。
  3. 前記ケースは、前記フランジを前記荷重検知センサに押圧する
    ことを特徴とする請求項2に記載の荷重検知装置。
  4. 前記感圧スイッチは、電極を有する一対のシートと、前記一対のシート間に配置されるスペーサとを有し、前記一対の電極が前記スペーサに形成される開口を介して互いに対向するスイッチから成り、
    前記開口内の空間は前記スペーサ又は前記シートに形成されるエアベントを介して前記感圧スイッチの外部の空間に接続され、
    前記ケースは前記エアベントの外部側の開口の上部を覆う
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の荷重検知装置。
  5. 前記荷重検知センサは前記感圧スイッチと電気的に接続される端子を有し、
    前記ケースは、前記端子の上部を覆う
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の荷重検知装置。
  6. 前記荷重検知センサは前記押圧部材と前記ケースとにより上部全体が覆われる
    ことを特徴とする請求項5に記載の荷重検知装置。
  7. 前記ケースは、前記荷重検知センサの上部の一部を覆う上側ケースと、前記上側ケースと嵌合し前記荷重検知センサの下部の少なくとも一部を覆う下側ケースとから成り、
    前記上側ケースと前記下側ケースとが互いに嵌合する
    ことを特徴とする請求項6に記載の荷重検知装置。
  8. 前記下側ケースは、前記荷重検知センサの下部全体を覆う
    ことを特徴とする請求項7に記載の荷重検知装置。
  9. 前記上側ケースは前記下側ケースの側面の少なくとも一部を覆う
    ことを特徴とする請求項8に記載の荷重検知装置。

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