JP6521606B2 - 薄型ラウドスピーカ変換器 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
この出願は、2013年10月25日に出願された米国仮出願第61/895,653号に関連付けられるとともに、前記仮出願の利益を主張し、この仮出願の内容は、それらの全体が参照することにより本願に組み入れられる。
この発明は電気音響変換器の範疇にあり、より具体的には、この発明は、ラウドスピーカシステムで利用される変換器の範疇にある。
オーディオ分野では、ラウドスピーカが忠実性を維持しつつより小さい薄い形状因子の製品で利用できるように構成されることが望ましい。
現代の家庭用電化製品市場は、益々多くの機能(例えば、無線接続チップセット;より大きなユーザインタフェース;オーディオ信号処理モジュール;増幅;充電式バッテリなど)を伴って全てがコンパクトな構造内にパッケージングされたオーディオ製品内に一体化されるラウドスピーカを求める。これらの制約は、一般に、関連する電子機器のサイズの増大、および、ラウドスピーカ筐体体積に専用のパッケージサイズの寸法の減少をもたらす。また、有効キャビネット深さおよび体積のかなりの減少が変換器の性能を損なう可能性がある非常に薄いテレビスクリーン内のキャビネット構造などの奥行きのないキャビネット構造も組み込まれる多くの他の用途が存在する。
小型変換器は、一般に、そのようなシステムのための解決策として選択される。これは、それらの変換器が従来サイズのスピーカよりも小さい音響体積を必要とするからである。それにもかかわらず、小型変換器は、限られたダイヤフラム表面積および体積変位(cubic volume displacement)を含む損なわれたパラメータの結果として低周波を高レベルで再生するときに低い効率と限られた出力とを与えることが良く知られている。
望ましい音響出力および高い忠実性を達成しつつ、より小さいあるいは薄い形態のオーディオ製品に組み込むことができる改良された変換器の必要性がある。
本発明によれば、変換器の高さプロファイルをかなり減少させつつダイヤフラム表面積と従来サイズの変換器の変位とを維持できる簡単で有効な変換器がもたらされる。好ましい実施形態において、薄型ラウドスピーカ変換器は、スパイダサスペンションがサラウンドサスペンションの上方に配置されて突出ドームダイヤフラムまたは逆ダイヤフラムの容積部内に収容される、サラウンドサスペンションとスパイダサスペンションとの間の逆関係を組み込んでもよく、それにより、ダイヤフラム偏位中に音声コイル隙間内の音声コイルの安定性を維持して音声コイルの揺動を減少させつつ更に奥行きのない構造を可能にする。多くの好ましい実施形態では、結合部材が、音声コイルフォーマとダイヤフラムとの間の中間コネクタとして作用し、それにより、ダイヤフラムに対する接触表面積が増大された取り付けおよび支持がもたらされる。これらのおよび他の形態および利点は、以下に引き続いて開示される明細書によって明らかになる。
図は、本発明の好ましい実施形態を単なる例示目的で描く。当業者は、記載される発明の原理から逸脱することなく本明細書中に例示される構造および方法の別の実施形態が使用されてもよいことを以下の議論から容易に認識する。
本発明のラウドスピーカ変換器の第1の例の切断図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の他の例の断面図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第1の例の拡大切断図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第2の例の切断図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第2の例の拡大切断図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第3の例の切断図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第3の例の拡大切断図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第4の例の切断図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第5の例の切断図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第5の例の拡大切断図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第6の例の切断図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第6の例の拡大切断図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第7の例の切断図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第7の例の拡大切断図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第8の例の切断図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第9の例の切断図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第9の例の拡大切断図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第10の例の切断図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第11の例の断面図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第11の例のダイヤフラム構成要素の図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第12の例の断面図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第13の例の断面図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第14の例の断面図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第15の例の断面図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第16の例の断面図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第17の例の断面図である。 本発明のラウドスピーカ変換器の第18の例の切断図である。
本発明の原理にしたがって構成されて本発明の原理を具現化するラウドスピーカ変換器の機械構造および磁気構造は、システムパッケージングの性質、所望の周波数応答、出力能力、および/または、望ましいと見なされる線形性のレベルなどの因子に応じて多くの形態を成してもよい。本発明の特定の磁気変換器の目標価格は、周波数応答の向上、最大出力能力、および、一般にコスト増大と関連する線形性の増大に伴う因子でもある。
したがって、以下では、本発明の多くの異なる例について説明する。以下の議論において、様々な例の間で共通であるあるいは共通であってもよい要素には同じ参照文字が割り当てられてもよい。
最初に図1Aおよび図1Bを参照すると、これらの図には、本発明の薄型ラウドスピーカ変換器10aの好ましい実施形態の第1の例が描かれる。第1の例の変換器10aはフレーム11を備え、該フレーム11は、好ましくは鉄材料から構成されるTヨーク12に結合されて、この例では通気磁極片開口22が形成されるように示される。この実施形態および他の実施形態は、Yヨークに通気開口を伴ってあるいは伴わずに構成されてもよい。接続スペーサ11aが、Tヨーク12のバックプレート12aと磁石構造体13との界面を成す中間結合プレートとして使用されてもよく、磁石構造体13は、図1Aでは2つの積み重ねられたリング磁石を伴って示され、図1Bでは1つのリング磁石を伴って示されており、セラミック材料またはフェライト材料から成ってもよいが、ラウドスピーカ変換器の分野で通常利用される多種多様な磁石材料のいずれかを組み込んでもよい。
好ましくは、鉄のトッププレート14が、好ましくは鉄のTヨーク12およびバックプレート12aと共に磁気回路を形成する磁石構造体13の上端に結合される。図1Aおよび図1Bのこの実施形態では、ダイヤフラム18が、凹状形態または凸状形態(それぞれ逆形態および非逆形態)の柔軟なサラウンドサスペンション16を介してフレーム11に接続される継ぎ目のない凸状ドームとして示される。本発明は、サラウンドの形状をこのように限定せず、マルチロールサラウンド形態、ダブルサラウンド形態、または、シングルサラウンド形態のような音響変換器で伝統的に実施される任意のサラウンド形態を考慮できる。すなわち、図1Aおよび図1Bはシングルサラウンド16を示す。しかしながら、本発明の他の実施形態において、変換器10Aは、図示のサラウンド16の径方向外側および/またはサラウンドの径方向内側に配置される1つ以上の更なるサラウンドサスペンションを含んでもよい。更なるサラウンドサスペンションは、サラウンドサスペンション16と同様にあるいは異なって形成されてもよい。また、サラウンドサスペンション16および/または任意の更なるサラウンドサスペンションは任意の所望の形状を有することができる。例えば、サラウンドサスペンションは、図1Aおよび図1Bにそれぞれ示されるような凸状または凹状の曲線を成す断面形状を有してもよく、あるいは、代わりに、サラウンドサスペンションは、直線状の断面形状、または、直線態様および曲線態様の両方を有する断面形状を有してもよい。サラウンドサラウンド16は、図1Aおよび図1Bではここにリブ16bを伴って示されるが、サラウンドサスペンションは、リブを伴ってあるいは伴わずに構成されてもよく、また、サラウンドサスペンション16は、図3に16aとして示されるように非逆凸状形態として構成されてもよい。
ダイヤフラム18はカプラ20を介して音声コイルフォーマ21に結合され、カプラ20はダイヤフラム18と音声コイルフォーマ21との間に接続される。この好ましい実施形態では、音声コイルフォーマ21がダイヤフラム18に直接に接続されない。導電性の音声コイル19が、音声コイルフォーマ21に取り付けられるとともに、Tヨーク12およびトッププレート14と接触することなくトッププレート14とTヨーク12の上端との間の磁場隙間内で懸架される。
また、ダイヤフラム18は、トッププレート14に取り付けられるスパイダサスペンション17に取り付けられてスパイダサスペンション17によっても懸架され、また、ダイヤフラム18は、ダイヤフラム18の動的偏位中に音声コイル19の揺動を最小限に抑えるべくダイヤフラム18に対して安定性を与えるために、サラウンドサスペンション16の上方の平面内に配置される。図1Bは、スパイダサスペンション17の内周をトッププレート14に接続するリングセパレータ25を示す。このリングセパレータは、ダイヤフラム18および磁気モータ構造の両方に対するスパイダサスペンション固定点を制御するのに役立つ。図示の典型的な実施形態において、リングセパレータ25は、トッププレート14上に配置されるとともに、音声コイルフォーマ21の周囲および導電音声コイル19の周囲で環状を成して延びている。リングセパレータは、略正方形断面形状を有しており、スパイダサスペンション17の端部を受けて保持するためのシートをその上面上に含んでもよい。リングセパレータ25は、音声コイルフォーマ21の周囲で連続的にあるいは不連続的に延びてもよく、また、リングセパレータは、曲線態様および/または直線態様を成す断面形状を有してもよい。リングセパレータ25は、図示のように環状形態を成して、あるいは、任意の他の望ましい幾何学的形態、例えば五角形、六角形、楕円、ダイヤモンド形状を成してトッププレート14上で延びてもよい。
入力端子15が音声入力信号を受けるようになっており、また、導電配線(図示せず)が入力端子15を音声コイル19に対して接続する。
図2は、カプラ20の一例を拡大して詳しく示すとともにカプラが音声コイルフォーマ21とどのように接続するのかを示す図1の同じ基本的な装置の拡大切断図である。例示的目的で、ダイヤフラム18はカプラ20から離間される。カプラ20が音声コイルフォーマ21の上端よりも広い表面積を有し、それにより、ダイヤフラムに結合される際に、カプラ20が、より大きいダイヤフラム/カプラ一体性、より少ないダイヤフラム破壊、および、より大きな帯域幅にわたるよりピストン的なダイヤフラム移動性を伴うより大きな接続インタフェースを形成するのが分かる。カプラ20は、ダイヤフラム21に直接に接続することができ、あるいは、柔軟なあるいは制振性の界面材料を介して結合することができる。また、カプラ20は、その外縁に関して異なる規則正しいあるいは不規則な幾何学的形態を有することもでき、単なる円形に形成することができないが、五角形や六角形などを成すことができる。
図3は、第2の例の薄型ラウドスピーカ変換器装置10bを描く切断図を示し、図3Aは拡大図を示す。第2の例10bは、図1における装置に類似するが、サラウンド16aが非逆凸状形態として示されており、また、ドームダイヤフラム18aは、ダイヤフラム18aを完成するために中心ダストキャップカバー24を伴う中心切り欠き開口28を含む2部品ダイヤフラムであり、ダイヤフラム18aがカプラ20に取り付けられるとともに、凸状中心ダストキャップ24がカプラ20および音声コイルフォーマ21の一方または両方に取り付けられる。
図4は、第3の例の薄型ラウドスピーカ変換器装置10cを描く切断図を示し、図4Aは拡大図を示す。第3の例10cは、図1の装置とほぼ同じであるが、サラウンドサスペンション16aが非逆凸状形態として示される。様々な例の全体にわたって、逆凹状サラウンドサスペンションおよび非逆凸状サラウンドサスペンションが置き換え可能に使用されてもよい。装置10cは、ダイヤフラム18のより大きな偏位を要する場合がある低周波を再生するためのウーファー用途またはサブウーファー用途として用いるために最適化され、そのため、ダイヤフラム18の外側部分とトッププレート14に装着されるリングセパレータ25とに対して取り付けられるデュアルスパイダサスペンション17a,17bの適用によって更に大きな直線偏位を実現できる。ここで、トッププレート14は、リングセパレータ25を受けて保持するためのシートを含むことができる。図示の実施形態において、リングセパレータ25は、該セパレータ25の上側に装着されるスパイダサスペンション17aおよびセパレータ25の下側に装着される他方のサスペンション17bのうちの一方を有する略直線状の断面形状を伴う環形状部材である。図1Bに関連して論じられるように、リングセパレータ25は、任意の望ましい断面形状を含むことができるとともに、スパイダサスペンションの連続的または不連続的な取り付けをもたらすべく任意の望ましい形態を成してトッププレート14を横断する。デュアルスパイダサスペンション17a,17bは、より安定した心出し装置として作用し、それにより、音声コイル19の位置を維持するとともに、大きい信号低周波偏位中に音声コイルがトッププレート14に対して擦れ付かないようにする。
図5は、第4の例の薄型ラウドスピーカ変換器装置10dを描く切断図を示す。第4の例10dは、図1の装置とほぼ同じであるが、サラウンドサスペンション16aが非逆凸状形態として示され、また、磁石構造体13が2つのリング磁石13a,13bを含み、その場合、磁石構造体13が更に大きな全磁気エネルギーを有するように、リング磁石13bの方が、より大きい外径、より多くの量の磁石材料、および、より大きな磁気エネルギーを有する。これは、全磁気エネルギーを増大させるために、あるいは、トッププレート14および上側磁石13bに対するダイヤフラム18およびスパイダサスペンション17のより大きな偏位のための更に大きなクリアランスを形成するために使用されてもよい。
図6は、第5の例の薄型ラウドスピーカ変換器装置10eを描く切断図を示し、図6Aは拡大図を示す。図1の装置を参照すると、第5の例10eは、非逆凸状の幾何学的配置として示されるサラウンドサスペンション16aについて相違点を組み込んでおり、また、ダイヤフラム18bは、ダイヤフラム18bに対するサラウンドサスペンション16aの取り付け点を越えて延びる延長された外径18cを有する。また、ラウドスピーカ変換器10eは、ダイヤフラム延長部18cに対する安定化スパイダサスペンション17cの取り付け部がサラウンドサスペンション16aの取り付け部の下方に配置されることによって、より大きな直径のダイヤフラム延長部を有利に利用する。
本発明の様々な好ましい実施形態において、スパイダサスペンション17cは、サラウンドサスペンション16aの平面の上方または下方に取り付けられあるいは位置決めされてもよく、また、特定の実施形態では、サラウンドサスペンション16aとほぼ同じ平面内で取り付けられあるいは位置決めされてもよい。図18から分かるように、スパイダサスペンション31が、サラウンドサスペンション16よりも十分下方に、更にはバックプレート12bの背後の変換器の底部にさえ配置されてもよい。
図7は、第6の例の薄型ラウドスピーカ変換器装置10fを描く切断図を示し、図7Aは拡大図を示す。第6の例10fは、図1の装置に類似するが、サラウンド16aが非逆凸状形態として示されており、また、凸状ドームダイヤフラム18aは、該ダイヤフラム18aを完成するために中心平坦ダストキャップカバー24が装着される中心切り欠き開口28を含む。ダイヤフラム18aはカプラ20に取り付けられ、また、平坦な中心ダストキャップ24は、ダイヤフラム18aおよび音声コイルフォーマ21の一方または両方に取り付けられてもよい。
図8は、第7の例の薄型ラウドスピーカ変換器装置10gを描く切断図を示し、図8Aは拡大図を示す。第7の例10gは、図6の装置に類似するが、高周波ツイーター変換器27がダイヤフラム18aの開口28の切り欠き内に装着される薄型同軸変換器として構成される。ツイーター27は、音声コイルフォーマ21の内面から離間されて、Tヨーク12上に、通気磁極片開口22内に装着されてもよい。ダイヤフラム18aはカプラ20に取り付けられ、また、カプラ20は音声コイルフォーマ21に取り付けられる。
図9は、第8の例の薄型ラウドスピーカ変換器装置10hを描く切断図を示す。第8の例10hは図1の装置に類似するが、主な違いは、磁石構造体13cが音声コイルフォーマ21の内側に装着される点である。この実施形態において、磁石構造体13cは、ネオジムまたはサマリウムコバルトなどの少なくとも1つの高エネルギー磁石13dを使用することが好ましい。磁石構造体13cを良好に受け入れるために、Uヨーク構造体12cが磁石構造体13cおよび音声コイルフォーマ21の外側に配置され、また、トッププレート14aが音声コイルフォーマ21の内側に配置される。この形態では、他の例のTヨーク12の開口22が、Uヨーク12cと磁石構造体13cとの通気開口22aに置き換えられる。あるいは、この実施形態10hの磁石構造体13cは、中心に穴を伴わない1つ以上のディスク磁石から成ってもよい。
図10は、第9の例の薄型ラウドスピーカ変換器装置10iを描く切断図を示し、図10Aは拡大図を示す。第9の例10iは、この実施形態では、カプラ20bが、カプラ20bとダイヤフラム18との間に非常に幅広い表面接触領域を形成するトップカバー23を音声コイルフォーマ21上を横切って有し、それにより、ダイヤフラム18の中心部にわたって剛性を高めて、ダイヤフラム破壊形態を制御するとともに、変換器10iの周波数応答を向上させることを除き、図1の装置と本質的に同じである。
図11は、図10の装置に類似する第10の例の薄型ラウドスピーカ変換器10jを描く拡大図を示すが、カプラ20cは、音声コイルフォーマ21の上端を覆って嵌合するとともにダイヤフラム18の幅広い表面領域にわたって取り付く上端カップであり、これにより、ダイヤフラム18の構造的完全性が向上する。
図12は、図2の凸状ドームダイヤフラム18を上端中心開口28を有する円錐台状の逆凸状円錐構造体18c(図12Aに示される)と置き換える、図2の基本構造と同じ基本構造の第11の例の薄型ラウドスピーカ変換器10kを描く断面図を示す。ダイヤフラム18cはカプラ20に接続され、また、平坦なダストキャップ24aが、開口28に装着されるとともに、音声コイルフォーマ21と音声コイルフォーマ21の内周に装着される第2のカプラ20dとの一方または両方に装着される。円錐ダイヤフラム18cの側面18dは、直線状であってもよく、あるいは、凸状形態または凹状形態で幾らか湾曲される。
図13は、図12の基本構造と同じ基本構造の第12の例の薄型ラウドスピーカ変換器10lを描く断面図を示し、この場合、図12の平坦な上端ダストキャップ24aが略直線状の面をもった凹状のダストキャップ24bに置き換えられ、凹状のダストキャップ24bは、開口28に装着されるとともに、音声コイルフォーマ21とカプラ20に取り付けられるダイヤフラム18bとの一方または両方に装着される。
図14は、図13の基本構造と同じ基本構造の第13の例の薄型ラウドスピーカ変換器10mを描く断面図を示し、この場合、図13の凹状ダストキャップ24bおよびダイヤフラム18bが継ぎ目のない逆円錐ダイヤフラムに置き換えられ、この逆円錐ダイヤフラムは、カプラ20を介して音声コイルフォーマ21に結合されるとともに、音声コイルフォーマ21とカプラ20に取り付けられるダイヤフラム18bとの一方または両方に結合される。
図15は、図13の直線状の面をもった凹状ダストキャップ24cが音声コイルフォーマ21およびダイヤフラム18bの一方または両方に取り付けられる丸みを帯びた凸状のダストキャップ24cに置き換えられる、図13の基本構造と同じ基本構造の第14の例の薄型ラウドスピーカ変換器10nを描く断面図を示す。ダイヤフラム18bは、カプラ20に取り付けられるとともに、音声コイルフォーマ21に取り付けられる。
様々な実施形態では、ダイヤフラム18をカプラ20に取り付けることが一般に好ましいが、随意的に、ダイヤフラムは、カプラ20を伴うことなく音声コイルフォーマ21に直接に取り付けられてもよく、あるいは、ダイヤフラム18は、音声コイルフォーマ21およびカプラ20の両方に取り付けられてもよい。
図16は、図15の基本構造と同じ基本構造の第15の例の薄型ラウドスピーカ変換器10oを描く断面図を示し、この例10oでは、図15の丸みを帯びた凸状ダストキャップ24cが凹状形態へと反転される。ダイヤフラム18bはカプラ20に取り付くように示されており、また、この例では、ダストキャップ24dがダイヤフラム18bに取り付けられる。
図17は、図12の標準的なカプラ20が上端ダストキャップ24aと音声コイルフォーマ21との間でこれらに取り付けられる柔軟カプラ29に置き換えられる点を除き、図12の実施形態に類似する第16の例の薄型ラウドスピーカ変換器10pを描く断面図を示す。ダストキャップ24aはダイヤフラム18bに取り付けられる。柔軟カプラ29は、柔軟な側壁30を有する開放構造として構成され得る、あるいは、柔軟カプラ29に更なる剛性の内部に空気が収容された閉じられた/密閉された構造体となり得る。また、抵抗損失を柔軟カプラ29に組み入れることができる。柔軟カプラ29は、音声コイルフォーマ21をダストキャップ24aおよびダイヤフラム18bから徐々に分離して本質的にバンドパスシステムを形成することによって機械的なローパスフィルタとして使用され得る。あるいは、柔軟カプラ29は、カプラの柔軟性とダイヤフラム18bの移動質量とがラウドスピーカ変換器10pの高周波の振幅応答を調整するために使用され得る共振を形成する機械的な共振器として構成され得る。
図18は、リアサスペンション31の付加を伴う、図2の装置と同じである第17の例の薄型ラウドスピーカ変換器10qを描く断面図を示し、リアサスペンション31は、バックプレート12bの下側に装着されるとともに、tヨークの開口22を通じて突出してリアサスペンション31をダイヤフラム18に結合する結合ロッド32に取り付けられ、この場合、リアサスペンション31は、ダイヤフラム18の大きな偏位中の音声コイルフォーマ21の揺動または捩じれを最小限に抑えるために更なる安定度を加える。別の実施形態では、結合ロッド32を置き換える結合構造体を、大きな外径を有する別のリアスパイダを伴う磁石構造体の外側に配置することができ、これは、図9に示されるネオジム構造体などの小径の磁石構造体を伴って特に有用な手法となり得る。スパイダサスペンション31の適用に伴って、スパイダサスペンション17は、変換器から取り除かれてもよく、あるいは、サスペンションスパイダ31と併せて使用されてもよい。
様々な実施形態において、ダイヤフラム18は、アルミニウム、チタン織布、製紙用パルプ、および、ラウドスピーカ変換器材料に関して当該技術分野において知られる多種多様な材料を含む多くの材料から形成することができる。
開示される様々な実施形態において、本発明は、突出ドームダイヤフラムまたは逆円錐ダイヤフラム18の幾何学的形態によって与えられる空間を利用して、磁石構造体13をダイヤフラム18の凹状の内側キャビティ内へと引き上げて、それにより、変換器の全体の高さを減らすことができる。ダイヤフラムとモータとの間の短い距離の要件に起因して、スパイダ17は開示された形態へと構成される。内周がモータ/シャーシのトッププレート14に固定されて結合されるとともに外周がドームダイヤフラム18に取り付けられるスパイダ17の構造は、本発明の変換器における不可欠な要素である。
ドーム形状ダイヤフラムまたは逆円錐形状ダイヤフラム18は、高さと内部キャビティ容積とを伴う幾何学的形態を有するダイヤフラム構造が好ましいという本発明の特徴を具現化する。これは、音声コイルフォーマ21の上方のあるポイントでの幾何学的形態の中心においてその最大高さを示すという観点では、ドーム状、逆円錐状、または、ピラミッド状のダイヤフラム形態を具現化できる。
前述したように、ダイヤフラムの形状はドーム形状に限定されず、磁気モータ構造を取り込むのに十分な高さをその中心部とサラウンドに対する固定点との間に与える任意の他の幾何学的形態、例えば、直線状ダイヤフラム(サラウンド接続部から円錐形状の最先端まで)、フォーマ上の平坦なトップ、逆円錐形の幾何学的形態、および、他の略凸状形態が有効となり得る。
また、特定の不連続表面ダイヤフラム18の構成は、変換器の音響性能の向上をもたらすこともできる。これは、この領域の剛性を高めることによってダイヤフラムの中心部に現れるモードを減衰させることができる。
異なる材料が、(図3に示されるような)2部品ダイヤフラム18aのそれぞれの部分、すなわち、ダイヤフラム18aの内側ディスク24およびダイヤフラム構造体18aの外側部分に対して適用され得る。これらの2つの部品間の接合はカプラ20によって行なわれ得る。内側ディスク24とカプラ20との間の接続は可能な限り強固であることが望ましく、一方、外側ディスク18aは軟らかい接着剤または制振接着剤を使用して取り付けられる。この形態は、高周波では、破壊現象により引き起こされる滑らかなピークにとって有益である外側ディスク18aへ伝えられる振動の減衰器として働き、また、あるいは、高周波で周波数の増大に伴って有効ダイヤフラム直径を次第に減少させるローパスフィルタを形成することができる。
カプラ20は、ドライバ10の周波数応答において有益な効果を有するダイヤフラム18の放射面の中心領域(ピストン放射領域の延長部)の剛性をカプラ装置20が高めるという点において、特に、ダイヤフラム18の剛性の増大がその振動モードの振幅を制御するのに役立つダイヤフラムの動作周波数範囲の高い端部でカプラ20が剛性を高めるという点において、変換器10の音響的および機械的な能力を向上させることができる。
カプラ20は、ダイヤフラム18の放射面の中心領域の剛性を高めることに加えて、音声コイルフォーマ21の首部の上端も強化し、それにより、ダイヤフラム18に対する強固で且つ信頼できる接続を確保して、周波数応答を向上させるとともに、より大きな機械力操作のための更に力強い接続をもたらす。
カプラ装置20は、それが音声コイルフォーマ21からダイヤフラム18まで複数の接続点を有するように構成することができ、それにより、音声コイル19により与えられる力が釣り合わされる。また、この形態は、ダイヤフラム18の振動モードの制御強化にも更に寄与する。
硬質カプラ20または柔軟カプラ30を形成する材料に応じて、接続系の制振を変更して所望の特性に適合させることができる。したがって、図17に1つの例として示される柔軟カプラ30は、ローパスフィルタとして、ダンパーとして、あるいは、共振系として動作できる。
また、音声コイルフォーマ21をダイヤフラム18の表面に接合するためのL形状断面を有するリングまたは小円錐形状部品は、連続的なダイヤフラム18の表面の使用を可能にするとともに、通常はカプラ20を伴うことなく音声コイルフォーマ21だけをダイヤフラム18に対して直接に接続することにより形成される構造的に更に脆弱な突き合わせ接合を回避する。
また、前述の要件を満たす想定し得るダイヤフラムの幾何学的形態のうちの1つは、スピーカの磁気モータ構造を収容し且つその本体縁部が上方へ折り曲げられて外側の円錐状の第2の幾何学的形態(18e)(図19)を形成する第1のドーム形状の幾何学的形態(18)を成すように形成される放射面も含む。第2の幾何学的形態本体は、その構造の端部でサラウンド(16)と出会う。外側円錐体は、中心ドームと同じ部品から形成することができ、あるいは、第1の幾何学的形態に取り付けられあるいは結合される第2の別個の部品となることができ、その内径は、中心ドームにより収容される磁気モータ構造よりも実質的に大きい。この二重の幾何学的形態のダイヤフラム構造の下方およびその折り曲げポイントまたは折り曲げ域あるいは溝ポイントまたは溝域あるいはその近傍(2つの幾何学的形態が互いに“出会う”場所)で、スパイダサスペンション17の外周が接続されあるいは結合される(実施形態の残りの部分とは異なり、スパイダ要素は放射面本体の端部またはその近傍に取り付けられない)。この折り曲げられたドームは、その剛性が平坦な幾何学的形態により与えられる剛性と同様である比較的大型の薄側ドームダイヤフラムを伴う動的コイルラウドスピーカを有するという不都合に対処するのに役立つ。
溝領域または折り曲げ領域は、特定のタイプの接着剤のような補強要素または制振要素のいずれかを溝表面(34)上に付加することによって破壊周波数領域でのラウドスピーカの挙動を向上させるように処理され得る。(音圧レベル曲線の滑らかさを制御する)同じ目的をもって、接着剤またはゴム塊のような補強要素または制振要素を第2の幾何学的形態(35)の裏面に配置する/取り付けることができ、この場合、それらの要素の量および位置はドライバの性能に対する所望の効果に依存し、これは、特定の周波数でのダイヤフラムの振動モードを破壊するのに役立ち、その結果、それらのエネルギーを可聴スペクトルの幅広い領域にわたって分配する。
プラスチックリングまたはブラッシング(33)が磁気モータ構造とバスケットとの間に結合要素として配置される。この要素は、モータを所定位置に強固に維持してモータをバスケットに接続するモータの嵌合被包体をもたらす。
製造方法は、スパイダ17および円錐ダイヤフラム18がバスケットおよびフォーマに適切に接着された時点で変換器の前面から取り外される固定具を利用することにより音声コイルフォーマ21を隙間内に中心付けることができる。この方法は、円錐形の円錐ダイヤフラム18cの幾何学的形態の中心の穴28(図12Aに示される)をうまく利用して固定具にアクセスする。この穴28を閉じる、音声コイルフォーマ21を覆うようなあるいは音声コイルフォーマ21上のダストカップ24aの組み付けは、プロセスを完了させる。
別の好ましい構成方法として、音声コイルをその所定の配置に位置決めする固定具が変換器の裏面から取り外されなければならない。これは、心出し装置にアクセスするための開口をドームダイヤフラムが何ら有さないからである。それを行なうために、Tヨーク12は、2つの部品、すなわち、通常のTヨーク12と、付加的なバックプレート11a(図1に示される)とを備える。この付加的なバックプレート11aは、磁石構造体13と通常のTヨーク12の底部またはバックプレート12aとの間に配置される。バスケットフレーム11およびモータ(この場合には、磁石13とトッププレート14のみを備える)はいずれもバックプレート12b上に載置し、それにより、Tヨーク12を容易に変換器10の構造体から取り外すことができる。この動作は、変換器10の組み立てプロセスまたは製造プロセスの有効性を損なわず、システムにおけるダイヤフラム18およびスパイダ17の良好な組み付け後に行なわれる。Tヨーク12を取り外すことにより、磁極片12a上に配置された固定具にアクセスできる。固定具が分解された時点で、Tヨーク12が元の位置に戻されてバックプレート12bに接着される/螺合される。提案された組み立て方法が以下のように段階的に記載される。
1.バックプレート12bとTヨーク12とを組み付ける(接着剤は使用されない)。
2.磁石13、トッププレート14、および、アルミニウムリングを(連続的に)バックプレートに取り付ける。
3.接着剤、ねじ、または、これらの両方を使用して、バスケットフレーム11とバックプレート12bとを互いに取り付ける。
4.アルミニウムリング上にスパイダ17の内周を固定する。
5.平坦な表面を使用してカプラ20(出っ張り状の部品)をフォーマに取り付けて、これらの要素の上端部分を位置合わせする(カプラが2部品から形成される場合には、プロセスは変わらず、フォーマに近づくダストカップのように見えるカプラ20の第2の部品が第1の要素の後に取り付けられる)。
6.固定具を磁極片12a上に置いて、音声コイル19をモータ隙間内にその最適な配置でセットする。
7.トッププレート14と磁極片12aとの間で、音声コイルフォーマ19を固定具に嵌め込む。
8.カプラ20を用いてドームダイヤフラム18を音声コイルフォーマ21に取り付ける。
9.リード線をドーム下でサラウンドに接着する。
10.ドームダイヤフラム18をスパイダ17およびバスケット11に固定する。
11.Tヨーク12を構造体から取り外すとともに、固定具を磁極片12aから取り外す。
12.Tヨーク12をその元の位置に配置して、その位置でTヨークを固定する。
図1に示されるようなフェライト磁石バージョンと同様に、ネオジム磁石バージョン(図9に示される)に適用されるこの方法は、組み立ての最後のステップで変換器10の背面から固定具を取り外すことを意味する。本発明のバスケット/フレーム11の構造は、固定具へのアクセスを可能にするモータ(Uヨーク12c、ネオジム磁石13、および、トッププレート14a)の抜き取りを容易にする。移動部品のいずれも磁気モータに直接に取り付けられないが、代わりに、移動部品はバスケットに取り付けられる。このバージョンでは、アルミニウムリングが存在しない。
ここで、本発明の概念から逸脱することなく当業者が本明細書中に開示される特定の装置および技術を数多く使用してこれらの装置および技術からの脱却を成してもよいことは明らかである。その結果、本発明は、本明細書中に開示されるありとあらゆる新規な特徴とこれらの特徴の新規な組み合わせとを包含すると解釈されるべきであり、また、本明細書中に開示される本発明の例は、本発明の範囲の例示であって、本発明の範囲を限定しようとするものではない。
最後に、本明細書中で使用される言語が、主に、読みやすさを目的として、また、指導目的で選択されており、本発明の主題を線引きするあるいは制限するように選択されていない場合があることに留意すべきである。したがって、本発明の開示は、本発明の範囲の例示であって、本発明の範囲を限定しようとするものではない。
10a,10b,10c,10d,10e,10f,10g,10h,10i,10j,10k,10l,10m,10n,10o,10p,10q 薄型ラウドスピーカ変換器
11 フレーム
12 Tヨーク
12a,12b バックプレート
13,13a,13c 磁石構造体
14 トッププレート
15 入力端子
16,16a サラウンドサスペンション
16b リブ
17 スパイダサスペンション
17a,17b デュアルスパイダサスペンション
18,18a ダイヤフラム
18c 外径
18d 側面
19 音声コイル
20,20a,20b,20c,20d カプラ
21 音声コイルフォーマ
22 通気磁極片開口
24,24a,24b,24c,24d ダストキャップ
25 リングセパレータ
28 中心切り欠き開口
29 柔軟カプラ
30 柔軟な側壁
31 スパイダサスペンション
32 結合ロッド
33 プラスチックリングまたはブラッシング
34 溝表面
35 第2の幾何学的形態

Claims (9)

  1. 薄型ラウドスピーカ変換器であって、
    磁石と、
    前記磁石上に配置されるトッププレートと、
    前記トッププレートの上方で終端する第1の端部を有する音声コイルフォーマと、
    前記トッププレートを覆って延びるダイヤフラムと、
    前記ダイヤフラムを前記音声コイルフォーマの前記第1の端部に接続するカプラと、
    前記ダイヤフラムの下方に配置され、一端部が前記ダイヤフラムに取り付けられるとともに第2の端部が前記トッププレートに取り付けられる第1のサスペンションと、
    前記ダイヤフラムの外縁から前記薄型ラウドスピーカ変換器のフレームまで延びる第2のサスペンションと、
    を備え
    前記第1のサスペンションが、波形の断面形状を有するスパイダサスペンションを備え、前記スパイダサスペンションの第2の端部が、前記トッププレート上に装着されるリングセパレータに取り付けられ、前記リングセパレータが前記トッププレート上で前記音声コイルフォーマの周囲に延びる薄型ラウドスピーカ変換器。
  2. 前記磁石および前記トッププレートが、ダイヤフラムにより形成される容積部内に少なくとも部分的に配置される磁気モータを形成する、請求項1に記載の薄型ラウドスピーカ変換器。
  3. 前記ダイヤフラムが前記音声コイルフォーマを覆って延び、あるいは、
    前記ダイヤフラムが前記音声コイルフォーマの前記第1の端部で終端し、前記薄型ラウドスピーカ変換器は、前記ダイヤフラムの縁部から延びるとともに前記音声コイルフォーマを覆って延びるトップカバーを更に備える、請求項1に記載の薄型ラウドスピーカ変換器。
  4. 前記第1のサスペンションが2つの前記スパイダサスペンションを備え、一方の前記スパイダサスペンションが他方の前記スパイダサスペンション上に配置され、両方の前記スパイダサスペンションの第2の端部が前記リングセパレータに取り付けられる、請求項に記載の薄型ラウドスピーカ変換器。
  5. 前記第2のサスペンションが、凹状の断面形状を有するとともに前記第1のサスペンションの下方に配置されるサラウンドサスペンションである、請求項1に記載の薄型ラウドスピーカ変換器。
  6. 前記第2のサスペンションが、凸状の断面形状を有するとともに前記第1のサスペンションの上方に配置されるサラウンドサスペンションである、請求項1に記載の薄型ラウドスピーカ変換器。
  7. 前記カプラは、一端部が前記音声コイルフォーマに取り付けられるとともに、前記ダイヤフラムに取り付けられるように構成される結合表面を反対側の端部に含み、前記カプラの前記結合表面は、前記音声コイルフォーマにより与えられる結合表面よりも大きい、請求項1に記載の薄型ラウドスピーカ変換器。
  8. 前記カプラが、前記音声コイルフォーマを覆って延びるトップキャップを備え、前記トップキャップが、前記ダイヤフラムを前記カプラに取り付けるための結合表面としての役目を果たす、請求項に記載の薄型ラウドスピーカ変換器。
  9. 前記ダイヤフラムが、円錐、円錐台、曲線、直線、三角形、または、これらの組み合わせである断面形状を有する、請求項1に記載の薄型ラウドスピーカ変換器。
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