JP6520554B2 - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6520554B2 JP6520554B2 JP2015161098A JP2015161098A JP6520554B2 JP 6520554 B2 JP6520554 B2 JP 6520554B2 JP 2015161098 A JP2015161098 A JP 2015161098A JP 2015161098 A JP2015161098 A JP 2015161098A JP 6520554 B2 JP6520554 B2 JP 6520554B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- distance
- information processing
- processing apparatus
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
後方距離取得手段は、当該情報処理装置が存在する車両である自車両(101)から該自車両の後続車までの距離である後方距離を取得する。報知制御手段は、自車両のドライバーに、自車両及び後続車の少なくともいずれか一方に関する情報である車両情報の報知を行う1つ以上の報知処理を実行する。
このような構成によれば、ドライバーに対して、自車両や後続車の客観的な情報や、運転席からでは把握しにくい情報を与えることができるため、ドライバーの不安の低減を図ることができる。
[1−1.全体構成]
本実施形態の車載システムは、図1に示すように、自車両101に搭載して用いられるシステムであって、HCU(HMI(Human Machine Interface) Control Unit)1、ディスプレイ11、ドライバー状態センサ13、操作部15、カメラ17、ソナー19、スピーカ21、ライト23、車速センサ25、車車間通信器27、ナビゲーション機能部29などを備える。なお自車両とは、当該システムが設けられた車両を意味する。
ライト23は、自車両101の後方に配置されるライトである。なお、このライト23はいわゆるブレーキランプやテールランプとしての機能を有するものであってもよいし、これらとは別個に設けられるものであってもよい。
車車間通信器27は、自車両101以外の車両と車車間通信を行う装置である。
次に、HCU1のCPU31が実行する不安低減処理について、図2のフローチャートを用いて説明する。
S1では、CPU31は、ソナー19の出力に基づいて後続車が検知されているか否かを判定する。後続車が検知されていなければ(S1:NO)、再度S1を実行する。一方、後続車が検知されていれば(S1:YES)、処理がS2に移行する。
(ii)前方距離LFがN1m以上であること
(iii)後方距離LRがN2m以上であること
(iv)後方距離がN3m未満であること
まず(i)について、自車両101の走行速度がV1未満であれば、仮に後続車102が自車両101に接近していても、例えば混雑中や渋滞中であること、徐行区間であることなどが想定されるため、ドライバーが不安に感じる可能性が低い。
以上説明した理由から、上記(i)〜(iv)を満たすときに不安ゾーンと判定される。
S5では、CPU31は、ディスプレイ11に後方画像を表示させる。後方画像の一例を図4に示す。後方画像51はカメラ17が撮像する自車両101から後方を見た画像であって、後続車102が映されている。また、測定された後方距離LRの値及び安全な距離であることを示す文字表示55と、ドライバーが自車から後続車102までの距離をイメージしやすくするためのガイドライン57も併せて表示される。
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(A)本実施形態の車載システムでは、CPU31がソナー19の出力信号に基づいて後続車102との車間距離である後方距離LRを取得し、後続車102が不安ゾーンにあるか否かを判定する。不安ゾーンと判定されたときには、後続車102を撮影した後方画像51と、後続車102までの距離と、をドライバーに提示する。
上述した車両情報とは、図4に示すような自車両から後続車を撮影した撮影画像(後方画像51)や、文字表示55、スピーカ21により音声出力される後続車や自車両の情報などが該当するが、自車両や後続車に関する様々な情報を車両情報とすることができる。
(C)本実施形態の車載システムは、CPU31がソナー19の出力信号に基づいて先行車103との車間距離である前方距離LFを取得する。不安ゾーンと判定するための条件の1つが、前方距離LFがN1m以上であることである。よって先行車103が自車両101の近くに位置するときは、不安ゾーンであると判定しない。
なお、不安ゾーンと判定するためのLFの範囲はN1m以上であること、言い換えるとLFが所定の下限値以上であることに限らない。例えば上限値を設定してもよい。
[2−1.第1実施形態との相違点]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様である。しかしながら、CPU31により実行される処理の内容が相違するため、その点を中心に説明する。
第2実施形態の車載システムにおけるHCU1のCPU31が実行する不安低減処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。本処理は、車両のイグニッションスイッチをオンとしたときに開始され、繰り返し実行される。
S14では、CPU31は、ドライバーが不安状態であるか否かを判定する。ドライバーが不安状態であるか否かは、ドライバー状態センサ13の出力に応じてCPU31が判定する。不安状態の検出には公知の様々な手法を採用することができる。例えば、ハンドルを握る圧力、脈拍又は心拍、ドライバーのバックミラー確認頻度、通常時からの速度増加状況などから不安状態を判定することができる。
(a)ディスプレイ11に自車両101の走行状態を表示し、走行状態を客観的に表示する。
[2−3.効果]
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果に加え、以下の効果が得られる。
なお、CPU31は、自車両101等の状態区分として3つ以上の区分に分類することができる。その際には、少なくとも2つの状態区分が互いに相違する後方距離の範囲を条件として含むようにすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態をとり得る。
ドライバーがバックミラーなどから後続車を確認すると、後続車が実際よりも接近しているように感じてしまう恐れがある。しかしながら、後続車から見た自車両を示す映像を自車両にて表示することで、ドライバーはより適切に後方距離を把握することができる。
この場合、ナビゲーション機能部29又はCPU31は、自車両が走行中の道路の種類を特定する道路特定手段として機能する。CPU31は、少なくとも、後方距離取得手段により取得された後方距離を所定の閾値と比較した結果に基づいて状態区分の判定を実行する。このとき、上記閾値は、道路特定手段により特定された道路の種類に応じて設定される。
例えば、ナビゲーション機能部29のGPSを利用して自車両101の走行した道路ごとの平均車速を算出し、平均車速が例えば30−50km/h、50−70km/h、70km/h以上という閾値を用いて道路種類を分類する。そして、分類した道路種類に合わせて上記パラメータを設定する。
このように構成された車載システムでは、不安ゾーンと判定された状態がT1s継続したときにS5に移行する。
S43では、CPU31は、連続存在時間がT1s経過したか否かを判定する。連続存在時間がT1s経過していれば(S43:YES)、処理がS44に移行する。一方、連続存在時間がT1s経過していなければ(S43:NO)、処理がS11に移行する。
S45では、安心領域の連続存在時間のカウントを停止して値をリセットする。また安心フラグをオフとする。その後、処理がS18に移行する。
S51では、CPU31は、不安フラグがオンであるか否かを判定する。本処理における不安フラグとは、S52にて立てられるフラグである。フラグがオンでなければ(S51:NO)、処理がS52に移行する。一方、フラグがオンであれば(S51:YES)、処理がS53に移行する。
S53では、CPU31は、連続存在時間がT2s経過したか否かを判定する。連続存在時間がT2s経過していれば(S53:YES)、処理がS19に移行する。一方、連続存在時間がT2s経過していなければ(S53:NO)、処理がS11に移行する。
このように構成された車載システムでは、安心領域と判定された状態がT1s継続したときに報知を停止し、また不安領域と判定された状態T2s継続したときに第1の安全報知を行うため、判定結果が安心領域と不安領域との間で短時間で変化するときに、報知の実行と停止を繰り返すことがない。
Claims (8)
- 車両に搭載して用いられる情報処理装置(1)であって、
当該情報処理装置が存在する車両である自車両(101)から該自車両の後続車までの距離である後方距離を取得する後方距離取得手段(31)と、
前記自車両のドライバーに、前記自車両及び前記後続車の少なくともいずれか一方に関する情報である車両情報の報知を行う1つ以上の報知処理を実行する報知制御手段(31)と、
前記自車両及び前記後続車が、複数の状態区分のいずれに該当する状態であるかを判定する判定手段(31)と、
前記自車両から該自車両の先行車までの距離である前方距離を測定する前方距離取得手段(31)と、を備え、
前記複数の状態区分の中の少なくとも1つの前記状態区分は、前記後方距離が所定の範囲であること、及び前記前方距離が所定の範囲であることを条件として含み、
前記判定手段は、少なくとも前記後方距離取得手段により取得された前記後方距離及び前記前方距離取得手段により取得された前記前方距離に基づいて前記判定を実行し、
前記報知制御手段は、前記判定手段により所定の前記状態区分と判定されたときに、予め定められた前記報知処理を実行するように構成されており、
前記判定手段は、前記前方距離が所定の閾値以下である場合には、前記所定の状態区分であると判定しない
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記車両情報とは、前記自車両から前記後続車を撮影した撮影画像である
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記自車両の走行速度を取得する速度取得手段(31)を備え、
前記複数の状態区分の中の少なくとも1つの前記状態区分は、前記後方距離が所定の範囲であること、及び前記自車両の走行速度が所定の範囲であることを条件として含み、
前記判定手段は、少なくとも前記後方距離取得手段により取得された前記後方距離及び前記速度取得手段により取得された前記走行速度に基づいて前記判定を実行する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記判定手段は、前記自車両及び前記後続車が少なくとも3つの前記状態区分のいずれに該当する状態であるかを判定するものであり、前記少なくとも3つの前記状態区分のうち少なくとも2つの前記状態区分は、互いに相違する前記後方距離の範囲を条件として含む
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記自車両が走行中の道路の種類を特定する道路特定手段(29)を備え、
前記判定手段は、少なくとも、前記後方距離取得手段により取得された前記後方距離を所定の閾値と比較した結果に基づいて前記判定を実行するものであり、
前記閾値は、前記道路特定手段により特定された道路の種類に応じて設定される
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項5に記載の情報処理装置であって、
前記自車両が走行した道路の履歴として、走行速度、走行回数、及び走行頻度のうちの少なくともいずれかを取得する履歴取得手段(29)を備え、
前記道路の種類とは、前記走行速度の履歴に基づく平均速度、前記走行回数、及び前記走行頻度の少なくともいずれかが所定の範囲に含まれる道路、及び、前記所定の範囲に含まれない道路、のいずれかであり、
前記道路特定手段は、前記履歴取得手段により取得された前記履歴に基づいて、前記自車両が走行中の道路の種類を特定する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記報知制御手段は、前記判定手段により前記所定の状態区分と判定されてから所定時間経過するまで判定結果が変化しなかったときに、前記所定の状態区分に応じて予め定められた前記報知処理を実行する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の情報処理装置であって、
前記自車両のドライバーの状態を、ハンドルを握る圧力、脈拍、心拍、ドライバーのバックミラー確認頻度、走行速度状況のうちの少なくともいずれかに基づいて検出する状態検出手段を備え、
前記報知制御手段は、前記判定手段により所定の前記状態区分と判定され、かつ、前記状態検出手段によって前記ドライバーが不安を感じていると推定可能な状態であることが検出されたときに、前記報知処理を実行する
ことを特徴とする情報処理装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015017040 | 2015-01-30 | ||
JP2015017040 | 2015-01-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016146160A JP2016146160A (ja) | 2016-08-12 |
JP6520554B2 true JP6520554B2 (ja) | 2019-05-29 |
Family
ID=56686203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015161098A Active JP6520554B2 (ja) | 2015-01-30 | 2015-08-18 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6520554B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6880673B2 (ja) * | 2016-11-24 | 2021-06-02 | 日産自動車株式会社 | 走行制御方法及び走行制御装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0858503A (ja) * | 1994-08-18 | 1996-03-05 | Mitsubishi Electric Corp | 後側方危険警報装置及び後側方危険度判定方法 |
JPH115501A (ja) * | 1997-06-18 | 1999-01-12 | Nissan Motor Co Ltd | 車両後側方状況表示装置 |
JP2003196800A (ja) * | 2001-12-27 | 2003-07-11 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 支援情報提供システム、及び支援情報提供装置 |
JP2006205773A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Fujitsu Ten Ltd | 運転支援装置 |
DE112008002030B4 (de) * | 2007-10-12 | 2013-07-04 | Mitsubishi Electric Corp. | Informationsbereitstellende Vorrichtung in Fahrzeug |
US8885039B2 (en) * | 2008-07-25 | 2014-11-11 | Lg Electronics Inc. | Providing vehicle information |
KR20120068292A (ko) * | 2010-12-17 | 2012-06-27 | 한국전자통신연구원 | 차량 충돌 방지 장치 및 방법 |
JP2014085900A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Panasonic Corp | 車載装置 |
-
2015
- 2015-08-18 JP JP2015161098A patent/JP6520554B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016146160A (ja) | 2016-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11027750B2 (en) | Method and system for assisting drivers to drive with precaution | |
JP7111614B2 (ja) | 車両における車線変更をサポートするための方法ならびに装置 | |
WO2020024743A1 (zh) | 智能驾驶控制方法和装置、车辆、电子设备、介质、产品 | |
JP5429180B2 (ja) | 運転支援装置及び方法 | |
WO2014148025A1 (ja) | 走行制御装置 | |
US11351992B2 (en) | Method and system for assisting drivers to drive with precaution | |
JP6269360B2 (ja) | 運転支援システム及び運転支援方法 | |
JP2008186416A (ja) | 物体検出装置、通信システム、および車車間通信装置 | |
JP6063319B2 (ja) | 車線変更支援装置 | |
JP5505869B2 (ja) | 車載警告装置 | |
JP2015028672A (ja) | 情報提供装置、情報提供方法、プログラム、サーバ、及び情報提供システム | |
JP2009151566A (ja) | 車両用表示装置 | |
KR101839978B1 (ko) | 차량의 주행 상태를 판단하기 위한 장치 및 방법 | |
JP2019114100A (ja) | 交通管制装置および車載器 | |
JP6520554B2 (ja) | 情報処理装置 | |
EP2797027A1 (en) | A vehicle driver alert arrangement, a vehicle and a method for alerting a vehicle driver | |
JP2018097479A (ja) | 運転支援装置、運転支援方法、運転支援プログラム、及び運転支援システム | |
US20220169176A1 (en) | Attention Assist for Dynamic Blind Zone with Driver State in the Loop | |
JP2019128697A (ja) | 情報処理方法及び情報処理装置 | |
JP6098476B2 (ja) | 運転支援装置 | |
CN109969194B (zh) | 驾驶辅助***和方法 | |
WO2023112212A1 (ja) | 運転支援装置及びコンピュータプログラム並びにコンピュータプログラムを記録した記録媒体 | |
US20200302792A1 (en) | Driving assistance device and driving assistance program product | |
JP7432198B2 (ja) | 状況認識推定システム及び運転支援システム | |
CN116946169A (zh) | 车辆变道的提醒方法、***、终端设备及介质 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180821 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181022 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190415 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6520554 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |