JP6519223B2 - 画像データ送信システム、端末装置、画像データ送信方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像を表示するための画像データを送信する技術に関する。
コピー、スキャン、ファックス、電子メールの送受、またはドキュメントの管理などの様々な機能が備わった画像形成装置が普及している。このような画像形成装置は、「複合機」または「MFP(Multi-functional Peripheral)」と呼ばれることもある。
画像形成装置には、通常、タッチパネルディスプレイが備わっている。タッチパネルディスプレイには、画像形成装置を操作するための様々な画面が表示される。この画面を、タブレットコンピュータおよびスマートフォンなどの可搬型の端末装置に表示させ、端末装置からの遠隔操作に基づいて画像形成装置が処理を実行する技術が、提案されている。
一方、特許文献1に記載される技術によると、通信端末は、当該通信端末の動作を指示するための操作情報を示す2次元コードを、それが印刷された操作カードから光学的に読み込み、2次元コードに基づいて送信先のアドレス情報を設定する。
特開2005−33704号公報
画像形成装置を使用してファックスによる画像の送信または電子メールの送信を行う際に、その送信先として、端末装置に備わるアドレス帳に登録されているファックス番号または電子メールアドレスを指定したい、という要望がある。端末装置と画像形成装置とに、アドレス帳のデータの授受を行って送信先を設定する専用のソフトウェアを導入することにより、要望が満たされる。
しかし、専用のソフトウェアを備えた端末装置のユーザが、このソフトウェアを用いて画像形成装置に端末装置からアドレス帳のデータを入力しようとしたとき、当該画像形成装置がこのソフトウェアと連携するソフトウェアを備えていない場合があり得る。例えば、画像形成装置の仕様がソフトウェアの仕様に適合しない場合がある。このような場合、端末装置のユーザは、送信先として指定したいファックス番号または電子メールアドレスを、いわゆる手入力で画像形成装置に入力することによって画像形成装置に指定しなければならない。つまり、送信先を指定する作業が面倒な作業となってしまう。
本発明は、このような課題に鑑み、他の装置と連携して送信先を設定する専用のソフトウェアを備えていない装置に、他の装置に登録されているファックス番号または電子メールアドレスなどの識別子を送信先として指定できるようにすることを、目的とする。
本発明の実施形態に係る画像データ送信システムは、画像を表示するための画像データを送信しかつ第一のIME(Input Method Editor)を備える送信装置と、リモートアクセスによって前記送信装置を制御しかつ第二のIMEを備える端末装置と、を有する画像データ送信システムであって、前記端末装置に、当該端末装置のユーザの複数の関係者それぞれの、データのやり取りのために使用される識別子を記憶する、記憶手段と、文字または数字によって表わされる情報を前記第二のIMEによって入力する入力手段と、前記リモートアクセスによって、前記画像データの送信先に関する1つまたは複数の項目それぞれの情報を入力するためのオブジェクトを有する画面へ切り換え、当該1つまたは複数の項目のうちの所定の項目のオブジェクトへ入力先を変更する、リモートコントロール手段と、前記リモートアクセスの最中に前記入力先が前記所定の項目のオブジェクトへ変更された後に、前記入力手段によって入力された情報である入力情報を前記送信装置へ送信する、入力情報送信手段と、が設けられ、前記送信装置に、前記リモートアクセスの最中に前記端末装置から送信されてきた前記入力情報を、前記1つまたは複数の項目のうちの現在、前記入力先である注目項目へ前記第一のIMEによって入力されたものとして受け付ける受付手段と、が設けられ、前記入力情報送信手段は、前記記憶手段に記憶されている前記識別子のうちの前記ユーザによって選択されたものを前記入力情報として送信する。
または、前記リモートコントロール手段は、前記送信装置に対する操作の手順を示す手順データに基づいて前記画面を表示させ前記入力先変更する。
本発明によると、他の装置と連携して送信先を設定する専用のソフトウェアを備えていない装置に、他の装置に登録されているファックス番号または電子メールアドレスなどの識別子を送信先として指定できるようにすることができる。
アドレス連携システムの全体的な構成の例を示す図である。 端末装置のハードウェア構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 端末装置および画像形成装置のそれぞれの機能的構成の例を示す図である。 アドレス帳記憶部の例を示す図である。 画像形成装置の操作キーパネルの例および送信設定画面の例を示す図である。 端末装置における画面の遷移の例を示す図である。 端末装置における画面の遷移の例を示す図である。 アドレス連携指示画面の例を示す図である。 画像形成装置がリモートアクセス状態であるときに表示する状態通知画面の例を示す図である。 端末装置における画面の遷移の例を示す図である。 端末装置における画面の遷移の例を示す図である。 端末装置における画面の遷移の例を示す図である。 端末装置における画面の遷移の例を示す図である。 端末装置における画面の遷移の例を示す図である。 送信設定画面の例を示す図である。 再生用データ記憶部の例を示す図である。 端末装置の全体的な処理の流れの例を示すフローチャートである。 送信先入力処理の流れの例を示すフローチャートである。 IME連携処理の流れの例を示すフローチャートである。
図1は、アドレス連携システム100の全体的な構成の例を示す図である。図2は、端末装置1のハードウェア構成の例を示す図である。図3は、画像形成装置2,3のハードウェア構成の例を示す図である。
アドレス連携システム100は、図1に示すように、端末装置1、画像形成装置2、画像形成装置3、および通信回線4などによって構成される。
端末装置1と画像形成装置2および画像形成装置3のそれぞれとは、通信回線4を介して通信することができる。通信回線4として、有線LAN(Local Area Network)回線、無線LAN回線、または専用回線などが用いられる。
Wi−Fi、またはLAN(Local Area Network)などが用いられる。
端末装置1は、画像形成装置2または画像形成装置3のリモートアクセスに使用される。端末装置1として、パーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータ、またはスマートフォンなどが用いられる。以下、端末装置1として、タブレットコンピュータが用いられる場合を例に説明する。
端末装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、フラッシュメモリ10d、タッチパネルディスプレイ10e、操作ボタン群10f、デジタルカメラ10g、および無線通信装置10hなどによって構成される。
タッチパネルディスプレイ10eは、ユーザに対するメッセージを示す画面、ユーザがコマンドまたは情報を入力するための画面、およびCPU10aなどが実行した処理の結果を示す画面などを表示する。また、タッチパネルディスプレイ10eは、ユーザがタッチした位置を検知し、その位置をCPU10aへ通知する。
操作ボタン群10fは、ホーム画面に戻るためのボタン、入力した内容を確定するためのボタン、音量を調整するためのボタン、および電源のオン/オフを切り換えるためのボタンなどによって構成される。
デジタルカメラ10gは、種々の被写体を撮影する。
無線通信装置10hは、無線基地局を介してTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルによって画像形成装置2などの装置と通信を行う。無線通信装置10hの通信方式として、例えば、Wi−Fi、またはBluetooth(登録商標)などが用いられる。
ROM10cまたはフラッシュメモリ10dには、リモートアクセス用プログラム1P(図4参照)が記憶されている。さらに、「アドレス連携」を実現するための専用のプログラムであるアドレス連携プログラムが記憶されている。アドレス連携は、端末装置1に備わるアドレス帳に記憶されている関係者データ5E(図5参照)を端末装置1が画像形成装置2(または3)に送信し、画像形成装置2(または3)が端末装置1からの関係者データ5Eに応じてファクシミリまたは電子メールの送信先を設定する処理である。リモートアクセス用プログラム1Pおよびアドレス連携プログラムのそれぞれは、必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。
画像形成装置2および画像形成装置3は、いずれも一般に複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれる画像処理装置であって、コピー、PCプリント、ファックス、スキャナ、および電子メールの送信などの機能を集約した装置である。
画像形成装置2は、図3に示すように、CPU20a、RAM20b、ROM20c、補助記憶装置20d、タッチパネルディスプレイ20e、操作キーパネル20f、通信インタフェースカード(NIC)20g、モデム20h、スキャンユニット20j、プリントユニット20k、および近距離通信ユニット20mなどによって構成される。
タッチパネルディスプレイ20eは、ユーザに対するメッセージを示す画面、ユーザがコマンドまたは情報を入力するための画面、およびCPU20aなどが実行した処理の結果を示す画面などを表示する。また、タッチパネルディスプレイ20eは、ユーザがタッチした位置を検知し、その位置をCPU10aへ通知する。
操作キーパネル20fは、いわゆるハードウェアキーボードであって、スタートキー201(図6参照)および他の複数のキーによって構成される。
通信インタフェースカード20gは、TCP/IPなどのプロトコルによって端末装置1または他の装置と通信を行う。
モデム20hは、ファクシミリ端末との間でG3などのプロトコルで画像データをやり取りする。
スキャンユニット20jは、プラテンガラスの上にセットされた用紙に記されている画像を読み取って画像データを生成する。
プリントユニット20kは、通信回線4を介して他の装置から受信した画像またはスキャンユニット20jによって読み取られた画像などを用紙に印刷する。
近距離通信ユニット20mは、例えばBluetoothによって端末装置1などの装置と通信を行う。
ROM20cまたは補助記憶装置20dには、上述のコピーなどの機能を実現するためのソフトウェアが記憶されている。このソフトウェアには、連携プログラム2P(図4参照)が含まれている。連携プログラム2Pは、端末装置1によるリモートアクセスおよび端末装置1のIME(Input Method Editor)と連携するIME連携を実現するプログラムである。ソフトウェアを構成するプログラムまたはモジュールは、必要に応じてRAM20bにロードされ、CPU20aによって実行される。補助記憶装置20dとして、ハードディスクドライブまたはSSD(Solid State Drive)などが用いられる。
画像形成装置3のハードウェア構成は、画像形成装置2のハードウェア構成と同様である。すなわち、画像形成装置3は、画像形成装置2のCPU20a、RAM20b、ROM20c、補助記憶装置20d、タッチパネルディスプレイ20e、操作キーパネル20f、通信インタフェースカード20g、モデム20h、スキャンユニット20j、プリントユニット20k、および近距離通信ユニット20mのそれぞれと同様の役割をもつCPU、RAM、ROM、補助記憶装置、タッチパネルディスプレイ、操作キーパネル、通信インタフェースカード、モデム、スキャンユニット、プリントユニット、および近距離通信などによって構成される。
ただし、画像形成装置3のROMまたは補助記憶装置には、連携プログラム2P、および「新連携プログラム」が記憶されている。新連携プログラムは、端末装置1のアドレス連携プログラムと連携してアドレス連携を実現するプログラムである。
さて、リモートアクセス用プログラム1Pおよび連携プログラム2Pによると、端末装置1のユーザは、ファクシミリまたは電子メールによって画像データを画像形成装置2に送信させる場合に、端末装置1に登録されているファックス番号または電子メールアドレスといった送信先の識別子のデータを用いて、数字または文字の入力の手間を掛けずに送信先を指定することができる。以下、この仕組みについて、端末装置1のユーザが画像形成装置2をファクシミリ機として使用する場合を例に挙げて説明する。
図4は、端末装置1および画像形成装置2のそれぞれの機能的構成の例を示す図である。図5は、アドレス帳記憶部17の例を示す図である。図6は、画像形成装置2の操作キーパネル20fの例および送信設定画面210の例を示す図である。
リモートアクセス用プログラム1Pによると、図4に示すリモート接続処理部11、送信先選択受付部12、機能有無判定部13、再生用データ呼出部14、操作再現部15、送信先入力処理部16、アドレス帳記憶部17、および再生用データ記憶部18などの機能が端末装置1に実現される。これら各部の機能を後に詳述する。
連携プログラム2Pによると、図4に示すリモートサービス部21、およびIME連携部22などの機能が画像形成装置2に実現される。
リモートサービス部21は、ユーザがタッチパネルディスプレイ20eおよび操作キーパネル20fの代わりに端末装置1を使用して画像形成装置2を遠隔的に操作することができる、いわゆるリモートアクセスの環境を実現する。
リモートサービス部21は、端末装置1とリモートアクセスの接続が確立すると、その直前にタッチパネルディスプレイ20eに表示されていた画面の画像データを、リモートアクセス用の画面(リモートパネル)の画像データとして端末装置1に送る。その後、端末装置1から通知されるタッチイベントに応じて、端末装置1での画面の遷移に必要な画像データを端末装置1に送る。
IME連携部22は、「IME連携」の機能を実現する。IME連携は、画像形成装置2がユーザによる文字または数字の入力に応じて文字コードを生成するIME処理を行う状態において、端末装置1のIMEによって入力して生成された文字コードを端末装置1から受信し、受信した文字コードを、画像形成装置2におけるIME処理の結果の代わりに使用する機能である。
端末装置1のアドレス帳記憶部17は、図5に示すように、管理番号5aごとに、関係者名5b、フリガナ5c、ファックス番号5d、および電子メールアドレス5eを示す関係者データ5Eから構成されるアドレス帳を記憶する。関係者名5bは、ユーザの同僚、友人、顧客、親戚、取引先、お気に入りの店などの名称である。
端末装置1のユーザは、画像形成装置2にファクシミリで画像データの送信を行わせる場合、画像形成装置2を所定の手順で操作することによって、図6に示す送信設定画面210をタッチパネルディスプレイ20eに表示させる。タッチパネルディスプレイ20eは、操作キーパネル20fに隣接している。
送信設定画面210は、予め選択肢として登録されている送信先の中の1つをユーザがワンタッチで選択するための選択ボタン群211、新規の送信先の設定を指示する直接入力ボタン212、および現在設定されている送信先を表示する表示領域213などを有する。
ユーザは、今回の送信先としたいファックス番号が画像形成装置2に登録されている場合、選択ボタン群211を操作することによって、所望のファックス番号を送信先として指定する。その後、ユーザは、例えばスタートキー201を押すことによって、画像形成装置2にファクシミリによる画像データの送信を開始させる。
ところが、送信先に指定したいファックス番号が画像形成装置2に登録されていない場合がある。この場合、指定したい送信先を選択肢として新規に登録すればよい。しかし、関係者名、関係者名のフリガナ、およびファックス番号などの文字を入力するのは面倒である。
送信先に指定したいファックス番号が画像形成装置2に登録されていなくても、端末装置1に登録されている場合がある。つまり、送信先に指定したいファックス番号に対応する関係者データ5Eがアドレス帳記憶部17によって記憶されている場合がある。この場合に、ユーザは端末装置1のリモートアクセス用プログラム1Pを使用することにより、ファックス番号の数字を1字ずつ入力することなく、端末装置1に登録されているファックス番号5dを画像形成装置2に送信先として指定することができる。
図7および図8は、端末装置1における画面の遷移の例を示す図である。アドレス連携指示画面150の例を示す図である。
端末装置1は、ユーザの操作などのイベントに応じて、順次説明する各画面をタッチパネルディスプレイ10eに表示させる。
端末装置1は、リモートアクセス用プログラム1Pの起動後、図7(A)に示すトップ画面110をタッチパネルディスプレイ10eによって表示する。
ユーザは、次の要領でトップ画面110内の入力欄112に画像形成装置2のIPアドレスを入力する。ユーザは、接続の対象の選択ボタン114にタッチする。すると、端末装置1は、画像形成装置2,3のそれぞれに対応する選択ボタンを有した図示しない選択画面を表示する。ユーザは、画像形成装置2に対応する選択ボタンにタッチすることによって、画像形成装置2のIPアドレスを入力する。端末装置1は、ユーザが画像形成装置2に対応する選択ボタンにタッチすると、選択画面の表示を終了するとともに、予め記憶している画像形成装置2のIPアドレスを読み込んで入力欄112に表示する。
ユーザは、次に、トップ画面110内の接続指示ボタン118にタッチする。すると、リモート接続処理部11は、Wi−Fiによって画像形成装置2にアクセスして、画像形成装置2とのリモートアクセスのための接続を確立する。
端末装置1は、画像形成装置2との接続を確立すると、トップ画面110内のモード選択ボタン116の操作を受け付ける。ユーザはモード選択ボタン116にタッチする。
端末装置1は、ユーザがモード選択ボタン116にタッチすると、トップ画面110に代えて、図7(B)に示すモード選択画面120をタッチパネルディスプレイ10eによって表示する。モード選択画面120は、3つの選択ボタン121,122,123を有する。
選択ボタン121は、画像形成装置2から提供されるリモートパネルによって画像形成装置2に指示を与えたり情報を入力したりするリモートパネルモードを選択するためのボタンである。
選択ボタン122は、上述のアドレス連携プログラムによってアドレス連携を行うアドレス帳モードを選択するためのボタンである。
選択ボタン123は、端末装置1に備わるIMEによって表示される文字入力画面による文字などの入力と、画像形成装置2によって表示される文字入力画面250(図13参照)とを同期させるリモート・キーボードモードを選択するためのボタンである。
ユーザは、選択ボタン122にタッチすることによってアドレス帳モードを選択する。
〔送信先の選択〕
送信先選択受付部12(図4参照)は、ユーザが選択ボタン122にタッチすると、モード選択画面120に代えて、図8(A)に示すアドレス帳画面130をタッチパネルディスプレイ10eに表示させる。アドレス帳画面130では、アドレス帳記憶部17(図4参照)に記憶されている関係者データ5Eの関係者名5bが一方向に並んで表示される。全ての関係者名5bを一同に表示しきれない場合、送信先選択受付部12は、ユーザによるフリックに応じて関係者名5bの配列をスクロールさせる。ユーザは、必要に応じてフリックをすることによって所望の関係者名5bを表示させる。
送信先選択受付部12は、ユーザがアドレス帳画面130における関係者名5bが並ぶ領域内の位置をタップすると、アドレス帳画面130に代えて、図8(B)に示す送信先選択画面140をタッチパネルディスプレイ10eに表示させる。
送信先選択画面140では、アドレス帳画面130のユーザがタップした位置に表示されていた関係者名5bに対応した関係者データ5Eのファックス番号5dおよび電子メールアドレス5eが表示される。ユーザは、ファックス番号5dが表示されている位置にタッチする。
すると、送信先選択受付部12は、タッチされた位置に対応する送信先の種別を示す情報に基づいて、ユーザがファクシミリの送信先を画像形成装置2に設定させようとしていると認識する。そして、送信先選択画面140に表示したファックス番号5dを送信先として選択する。
なお、ユーザが電子メールアドレス5eの表示されている位置にタッチした場合には、送信先選択受付部12は、ユーザが電子メールの送信先を画像形成装置2に設定させようとしていると認識して、電子メールアドレス5eを送信先として選択する。
送信先選択受付部12は、送信先を選択すると、送信先選択画面140に代えて、図9に示すアドレス連携指示画面150をタッチパネルディスプレイ10eに表示させる。
送信先選択受付部12は、ユーザがアドレス連携指示画面150の送信ボタン152にタッチすると、ユーザからアドレス連携の開始の指示を受けたことを機能有無判定部13に通知する。
〔画像形成装置の機能の判定〕
機能有無判定部13は、送信先選択受付部12からの通知を受け取ると、送信先選択画面140でユーザが選択したファックス番号5dと、このファックス番号5dに対応する関係者名5bおよびフリガナ5cとを画像形成装置2に送信することによって、アドレス連携の処理の実行を画像形成装置2に要求する。
画像形成装置2は、この要求に対してエラー通知を返す(または要求に対して応答を返さない)。それは、画像形成装置2がこの要求を認識することができないからである。なお、上述の新連携プログラムを備える画像形成装置3は、この要求を受け付けて要求通りにアドレス連携の処理を実行する。
機能有無判定部13は、画像形成装置2からエラー通知が送られてきたら、または応答が無かったら、画像形成装置2が新連携プログラムによってアドレス連携を実現する機能を有していないと判定して、その判定結果を再生用データ呼出部14に通知する。そして、機能有無判定部13は、ユーザの指示を受けることなく、リモートパネルモードを選択する。
〔リモートアクセスによるアドレス連携〕
図10は、画像形成装置2がリモートアクセス状態であるときに表示する状態通知画面290の例を示す図である。図11、図12、図13、図14、および図15は、端末装置1における画面の遷移の例を示す図である。図16は、送信設定画面210の例を示す図である。図17は、再生用データ記憶部18の例を示す図である。
次に、図10ないし図17を参照ながら、端末装置1に登録されているファックス番号5dを画像形成装置2がファクシミリによる画像データの送信先として設定するアドレス連携の処理を説明する。
画像形成装置2のリモートサービス部21は、リモートアクセスが始まり、リモートパネルモードが始まると、送信設定画面210(図6参照)に代えて、図10に示す状態通知画面290をタッチパネルディスプレイ20eに表示させる。状態通知画面290は、画像形成装置2がリモートアクセス中であることをユーザに知らせる画面である。状態通知画面290は、端末装置1が接続されている間、表示され続ける。
また、リモートサービス部21は、接続が確立する直前に表示されていた画面である送信設定画面210の画像データを端末装置1に送信する。
一方、端末装置1は、機能有無判定部13によってリモートパネルモードが選択されると、画像形成装置2から送られてきた画像データに基づいて、図11(A)に示すように送信設定画面210をタッチパネルディスプレイ10eによって表示する。
端末装置1の再生用データ呼出部14は、リモートパネルモードが選択されると、再生用データ記憶部18にアクセスする。再生用データ記憶部18は、図17に示すように、ファクシミリ操作の再生データ181および電子メール操作の再生データ182を記憶している。ファクシミリ操作の再生データ181は、ファクシミリの送信先を指定する際の時系列のタッチイベントを示すデータであり、電子メール操作の再生データ182は、電子メールの送信先を指定する際の時系列のタッチイベントを示すデータである。
再生用データ呼出部14は、上述の通り「ユーザがファクシミリの送信先を画像形成装置2に設定させようとしている」という送信先選択受付部12による認識の結果に従って、ファクシミリ操作の再生データ181を読み出すべきデータとして選択する。再生用データ呼出部14は、ファクシミリ操作の再生データ181を再生用データ記憶部18から読み出して操作再現部15に引き渡す。
操作再現部15は、ファクシミリ操作再生データ181の示すタッチイベントを、それに付与された番号の昇順に画像形成装置2のリモートサービス部21に通知する。タッチイベントは、それの発生に関わる画面の「画面コード」および当該画面内のタッチされた位置の「座標値」とから構成される。つまり、タッチイベントは、どの画面のどの位置がタッチされたかを示す情報である。画面コードは、画像形成装置2と端末装置1とがタッチイベントがどの画面に関するものかを確認し合うのに使用される。ただし、この確認を省略する場合は、タッチイベントは画面コードを含まなくてもよい。
画像形成装置2は、タッチイベントが通知されるごとに、次に表示すべき画面の画像データを操作再現部15に与える。操作再現部15は、画像データが与えられるごとに、当該画像データの示す画面を現在表示されている画面に代えてタッチパネルディスプレイ10eに表示させ、次のタッチイベントをリモートサービス部21に通知する。
このようにタッチイベントと画面の画像データとのやりとりが行われることによって、図11ないし図16に示すように画面が遷移する。詳しくは次の通りである。
操作再現部15は、図11(A)のように送信設定画面210が表示されているとき、直接入力ボタン212のタップというタッチイベントをリモートサービス部21に通知する。
操作再現部15は、リモートサービス部21からの画像データに基づいて、送信設定画面210に代えて、図11(B)のように新規送信先画面220を表示させる。
操作再現部15は、新規送信先画面220が表示されているとき、新規登録ボタン221のタップというタッチイベントを通知し、新規送信先画面220に代えて、図12(A)のように送信先種別選択画面230を表示させる。
操作再現部15は、送信先種別選択画面230が表示されているとき、ファックス選択ボタン232のタップというタッチイベントを通知し、送信先種別選択画面230に代えて、図12(B)のように送信先入力画面240を表示させる。
操作再現部15は、送信先入力画面240が表示されているとき、関係者名入力欄241のタップというタッチイベントを通知し、送信先入力画面240に代えて、図13(A)のように文字入力画面250を表示させる(一度目)。文字入力画面250は、ソフトウェアキーボード251と入力された文字列を表示するモニタ領域252を有する。
操作再現部15は、文字入力画面250を表示させると、次のタッチイベントを通知せずに、送信先入力処理部16から入力の完了の通知があるまで待機する。このとき、操作再現部15が待機すべきことを示す待機判別用データを、ファクシミリ操作再生データ181に含ませておき、操作再現部15がその待機判別用データに基づいて、待機すべきことを判別する。または、操作再現部15が、新たに表示させた画面の画面コードに基づいて、当該画面が文字入力画面250であることを判別し、文字入力画面250を表示させた後に待機するようにしてもよい。
送信先入力処理部16は、送信先入力画面240の一度目の表示が行われると、ユーザがアドレス帳画面130(図8参照)で選択した関係者名5bをアドレス帳記憶部17から読み込む。
送信先入力処理部16は、読み込んだ関係者名5bの文字列を構成する各文字の文字コード6bを例えば文字列の先頭から1文字分ずつ画像形成装置2のIME連携部22へ送信する。
IME連携部22は、送信先入力処理部16から送られてくる文字コード6bを受信すると、ユーザがソフトウェアキーボード251を用いて文字を入力した場合と同様に、文字コード6bを新規に登録すべき関係者名を示す情報として処理する。
送信先入力処理部16は、読み込んだ関係者名5bの全ての文字について文字コード6bの送信を終えると、関係者名5bの入力の完了を操作再現部15に通知する。
操作再現部15は、送信先入力処理部16から関係者名5bの入力の完了の通知を受け取ると、タッチイベントを通知する処理を再開する。操作再現部15は、OKボタン253のタップというタッチイベントを通知し、文字入力画面250に代えて、図13(B)のように送信先入力画面240を再び表示させる。このとき表示される送信先入力画面240は、関係者名入力欄241に既に入力された関係者名5bを表示するものであってよい。
操作再現部15は、送信先入力画面240が再び表示されているとき、フリガナ入力欄242のタップというタッチイベントを通知し、送信先入力画面240に代えて、図14(A)のように文字入力画面250を表示させる(二度目)。そして、送信先入力処理部16から入力の完了の通知があるまで待機する。
送信先入力処理部16は、文字入力画面250の二度目の表示が行われると、ユーザが選択した関係者名5bのフリガナ5cをアドレス帳記憶部17から読み込み、読み込んだフリガナ5cの文字列を構成する各文字の文字コード6cを、上述の関係者名5bの場合と同様の要領でIME連携部22へ送信する。そして、読み込んだフリガナ5cの全ての文字について文字コード6cの送信を終えると、フリガナ5cの入力の完了を操作再現部15に通知する。
操作再現部15は、送信先入力処理部16からフリガナ5cの入力の完了の通知を受け取ると、タッチイベントを通知する処理を再開する。操作再現部15は、OKボタン253のタップというタッチイベントを通知し、文字入力画面250に代えて、図14(B)のように送信先入力画面240を再び表示させる。このとき表示される送信先入力画面240は、関係者名入力欄241に既に入力された関係者名5bを表示し、かつフリガナ入力欄242に既に入力されたフリガナ5cを表示するものであってよい。
操作再現部15は、送信先入力画面240が再び表示されているとき、送信先入力欄243のタップというタッチイベントを通知し、送信先入力画面240に代えて、図15(A)のように文字入力画面250を表示させる(三度目)。そして、送信先入力処理部16から入力の完了の通知があるまで待機する。
送信先入力処理部16は、文字入力画面250の三度目の表示が行われると、ユーザが選択した関係者名5bに対応するファックス番号5dをアドレス帳記憶部17から読み込み、読み込んだファックス番号5dの文字列を構成する各文字の文字コード6dを、上述の関係者名5bの場合と同様の要領でIME連携部22へ送信する。そして、読み込んだファックス番号5dの全ての文字について文字コード6dの送信を終えると、ファックス番号5dの入力の完了を操作再現部15に通知する。
操作再現部15は、送信先入力処理部16からファックス番号5dの入力の完了の通知を受け取ると、タッチイベントを通知する処理を再開する。操作再現部15は、OKボタン253のタップというタッチイベントを通知し、文字入力画面250に代えて、図15(B)のように新規送信先画面220を再び表示させる。このとき表示される新規送信先画面220は、入力された関係者名5b、フリガナ5cおよびファックス番号5dを表示領域213に表示するものであってよい。
操作再現部15は、新規送信先画面220が再び表示されているとき、閉じるボタン222のタップというタッチイベントを通知し、新規送信先画面220に代えて、図16のように送信設定画面210を表示させる。
以上の処理および操作により、端末装置1に予め登録されていた関係者データ5Eのファックス番号5dがファクシミリの画像データの送信先に設定されるとともに、関係者データ5Eに基づいて関係者名5b、フリガナ5c、およびファックス番号5dが画像形成装置2に登録される。
図18は、端末装置1の全体的な処理の流れの例を示すフローチャートである。図19は、送信先入力処理の流れの例を示すフローチャートである。図20は、IME連携処理の流れの例を示すフローチャートである。
次に、端末装置1の全体的な処理の流れを、フローチャートを参照しながら説明する。
端末装置1は、ユーザがアドレス連携システム100上の画像形成装置(画像形成装置2または画像形成装置3)とのアドレス連携プログラムによるアドレス連携(新アドレス連携)を指示したとき、画像形成装置が新アドレス連携の可能な装置であるかどうかを判定する(図18の#11)。
端末装置1は、画像形成装置が新アドレス連携の可能な装置(画像形成装置3)であると判定した場合(#12でYES)、端末装置1に記憶されている関係者データ5Eを新アドレス連携によって画像形成装置3に入力する(#13)。
端末装置1は、画像形成装置が新アドレス連携の可能な装置ではないと判定した場合(#12でNO)、画像形成装置がリモートアクセスの可能な装置(画像形成装置2)であるかどうかをチェックする(#14)。このチェックでNOの場合、関係者データ5Eを画像形成装置に入力することができないことをユーザに伝えるためのエラー処理を行う(#15)。
端末装置1は、ステップ#14でYESの場合、リモートアクセスによって画像形成装置2を送信先の入力を受け付ける状態に移行させる(#16)。そして、図19に示す送信先入力処理を行う(#17)。
端末装置1は、図19のように、送信先の種別に応じてファクシミリ操作の再生データ181または電子メール操作の再生データ182を参照する(#71、#72、#73)。端末装置1は、参照した再生データ181(または182)によって示される複数のタッチイベントを、予め決められた順序およびタイミングで1つずつ画像形成装置3に通知する(#74、#75)。画像形成装置2から画面の画像データが送られてくるごとに、その画面を現在の画面に代えて表示する(#76)。
端末装置1は、例えばファクシミリ操作の再生データ181に含まれる上述の待機判定用のデータに基づていて、文字入力画面250が表示中であるかどうかを判別する(#77)。端末装置1は、文字入力画面250の表示中であると判別すると(#77でYES)、図20に示すIME連携処理を行うことによって関係者データ5Eを画像形成装置2に入力する(#78)。
端末装置1は、図20のように、関係者データ5Eのうちの入力すべき文字列(関係者名5b、フリガナ5c、ファックス番号5dまたは電子メールアドレス5e)をアドレス帳記憶部17から読み出す(#81、#82、#83、#84)。そして、読み込んだ文字列の先頭から末尾までのn個(nは1以上の整数)の文字について、その文字コード6b,6c,6dを画像形成装置2へ送信する(#85、#86、#87、#88)。
本実施形態では、ファックス番号5dを送信先に設定するとともに、関係者名5b、フリガナ5cおよびファックス番号5dを画像形成装置2に登録した。これの変形として、関係者名5b、フリガナ5cおよびファックス番号5dを登録しないようにしてもよい。
本実施形態では、ファックス番号5dとともに、関係者名5bおよびフリガナ5cをアドレス連携によって画像形成装置2に入力した。これにより、ファクシミリのヘッダに、関係者名5bまたはフリガナ5cを記入することが可能になる。ただし、ファックス番号5dのみ、または、関係者名5bおよびフリガナ5cの一方とファックス番号5dとを入力するようにしてもよい。
本実施形態では、画像形成装置2のリモートパネルモードの機能によって、画像形成装置2を文字の入力を受け付ける状態に移行させて、文字コード6b,6c,6dを端末装置1から画像形成装置2へ入力した。リモートパネルモードの機能に代えてリモート・キーボードモードの機能を用い、ユーザが画像形成装置2を直接に操作して画像形成装置2に文字入力画面250を表示させ、その状態で端末装置1のIMEによる文字の入力を文字入力画面250に反映させることによって、関係者データ5Eの文字列の文字コード6b,6c,6dを端末装置1から画像形成装置2へ入力するようにしてもよい。
その他、アドレス連携システム100の全体または各部の構成、端末装置1および画像形成装置2のそれぞれが行う処理の内容、処理の順序、記憶部の構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
100 アドレス連携システム(画像データ送信システム)
1 端末装置
2 画像形成装置(送信装置)
5d ファックス番号(識別子)
5e 電子メールアドレス(識別子)
17 アドレス帳記憶部(記憶手段)
14 再生用データ呼出部(入力手段)
15 操作再現部(リモートコントロール手段)
16 送信先入力処理部(入力情報送信手段)
22 IME連携部(受付手段)
181,182 再生用データ(手順データ)
241 関係者名入力欄(オブジェクト)


Claims (7)

  1. 画像を表示するための画像データを送信しかつ第一のIME(Input Method Editor)を備える送信装置と、リモートアクセスによって前記送信装置を制御しかつ第二のIMEを備える端末装置と、を有する画像データ送信システムであって、
    前記端末装置に、
    当該端末装置のユーザの複数の関係者それぞれの、データのやり取りのために使用される識別子を記憶する、記憶手段と、
    文字または数字によって表わされる情報を前記第二のIMEによって入力する入力手段と、
    前記リモートアクセスによって、前記画像データの送信先に関する1つまたは複数の項目それぞれの情報を入力するためのオブジェクトを有する画面へ切り換え、当該1つまたは複数の項目のうちの所定の項目のオブジェクトへ入力先を変更する、リモートコントロール手段と、
    前記リモートアクセスの最中に前記入力先が前記所定の項目のオブジェクトへ変更された後に、前記入力手段によって入力された情報である入力情報を前記送信装置へ送信する、入力情報送信手段と、
    が設けられ、
    前記送信装置に、
    前記リモートアクセスの最中に前記端末装置から送信されてきた前記入力情報を、前記1つまたは複数の項目のうちの現在、前記入力先である注目項目へ前記第一のIMEによって入力されたものとして受け付ける受付手段と、
    が設けられ、
    前記入力情報送信手段は、前記記憶手段に記憶されている前記識別子のうちの前記ユーザによって選択されたものを前記入力情報として送信する、
    ことを特徴とする画像データ送信システム。
  2. 前記リモートコントロール手段は、前記送信装置に対する操作の手順を示す手順データに基づいて前記画面を表示させ前記入力先変更する、
    請求項に記載の画像データ送信システム。
  3. 前記リモートコントロール手段は、さらに、前記受付手段によって前記入力情報が受け付けられた後、前記リモートアクセスによって前記画像データの送信を前記送信装置に実行させる、
    請求項または請求項に記載の画像データ送信システム。
  4. 前記送信装置に、前記画面として、ファクシミリによって前記画像データを送信するための第一の画面および電子メールによって前記画像データを送信するための第二の画面が用意されており、
    前記リモートコントロール手段は、前記ユーザが選択した前記識別子がファクシミリ番号である場合は前記第一の画面へ切り換え、電子メールアドレスである場合は、前記第の画面へ切り換える、
    請求項ないし請求項のいずれかに記載の画像データ送信システム。
  5. 画像を表示するための画像データを送信しかつ第一のIME(Input Method Editor)を有する送信装置をリモートアクセスによって制御する端末装置であって、
    第二のIMEと、
    当該端末装置のユーザの複数の関係者それぞれの、データのやり取りのために使用される識別子を記憶する、記憶手段と、
    文字または数字によって表わされる情報を前記第二のIMEによって入力する入力手段と、
    前記リモートアクセスによって、前記画像データの送信先に関する1つまたは複数の項目それぞれの情報を入力するためのオブジェクトを有する画面へ切り換え、当該1つまたは複数の項目のうちの所定の項目のオブジェクトへ入力先を変更する、リモートコントロール手段と、
    前記リモートアクセスの最中に前記入力先が前記所定の項目のオブジェクトへ変更された後に、前記入力手段によって入力された情報である入力情報として、前記記憶手段に記憶されている前記識別子のうちの前記ユーザによって選択されたものを前記送信装置へ送信する、入力情報送信手段と、
    を有することを特徴とする端末装置。
  6. 第一のIME(Input Method Editor)を有する送信装置を第二のIMEを有する端末装置がリモートアクセスで制御することによって、画像を表示するための画像データを送信する、画像データ送信方法であって、
    前記端末装置に、
    当該端末装置のユーザの複数の関係者それぞれの、データのやり取りのために使用される識別子を記憶する、記憶手段、を設けておき、
    文字または数字によって表わされる情報の入力を前記第二のIMEによって受け付ける処理を実行させ、
    前記リモートアクセスによって、前記画像データの送信先に関する1つまたは複数の項目それぞれの情報を入力するためのオブジェクトを有する画面へ切り換え、当該1つまたは複数の項目のうちの所定の項目のオブジェクトへ入力先を変更する処理を実行させ、
    前記リモートアクセスの最中に前記入力先が前記所定の項目のオブジェクトへ変更された後に、前記受け付ける処理で受け付けられた情報である入力情報として、前記記憶手段に記憶されている前記識別子のうちの前記ユーザによって選択されたものを前記送信装置へ送信する処理を実行させ、
    前記送信装置に、
    前記リモートアクセスの最中に前記端末装置から送信されてきた前記入力情報を、前記1つまたは複数の項目のうちの現在、前記入力先である注目項目へ前記第一のIMEによって入力されたものとして受け付ける処理を実行させる、
    ことを特徴とする画像データ送信方法。
  7. 画像を表示するための画像データを送信しかつ第一のIME(Input Method Editor)を有する送信装置をリモートアクセスによって制御し、ユーザの複数の関係者それぞれの、データのやり取りのために使用される識別子を記憶する記憶手段と第二のIMEとを有するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    文字または数字によって表わされる情報の入力を前記第二のIMEによって受け付ける処理を実行させ、
    前記リモートアクセスによって、前記画像データの送信先に関する1つまたは複数の項目それぞれの情報を入力するためのオブジェクトを有する画面へ切り換え、当該1つまたは複数の項目のうちの所定の項目のオブジェクトへ入力先を変更する処理を実行させ、
    前記リモートアクセスの最中に前記入力先が前記所定の項目のオブジェクトへ変更された後に、前記記憶手段に記憶されている前記識別子のうちの前記ユーザによって選択されたものを前記送信装置へ送信する処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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