JP6517666B2 - 物品管理装置、その方法、及びそのプログラム - Google Patents

物品管理装置、その方法、及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、物品管理装置、その方法、及びそのプログラムに関するものである。
従来の物品管理装置には、物品を撮影した画像から、予め保持している物品データベースの物品、文字列を照合し、その照合結果から在庫リストを更新する。
特開2014−43287公報
しかし、上記物品管理装置において、物品が大量にある場合、その照合結果と在庫リストに不一致が生じる個所も多数になるため、作業者がそれら個所を点検する作業が煩雑になるという問題点があった。
そこで本発明の実施形態は、上記問題点を解決するために、物品を管理するラベルの設置状態の点検作業の効率が向上する物品管理装置、その方法、及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明の実施形態は、複数の物品を配するための棚と、前記棚の前面、又は、前記物品の前面にそれぞれ設置され、前記各物品を管理するために文字、数字、又は、記号のいずれかを含む文字列からなるラベル情報がそれぞれ表示されたラベルとを撮影した点検画像と、前記棚における前記ラベルの設置位置を示す複数の計画領域と前記各計画領域にそれぞれ付与された前記ラベルの前記ラベル情報を有する計画データとを取得する取得部と、前記点検画像から前記各ラベルにそれぞれ表示された前記文字列の文字領域を検出する検出部と、前記文字領域中の文字を認識情報として文字認識する認識部と、前記点検画像と前記計画データを位置決めして重ね合わせ、前記各文字領域と前記各計画領域をそれぞれ対応付けする位置決定部と、それぞれ対応付けした前記計画領域の前記ラベル情報と、前記文字領域の前記認識情報とを比較して、前記ラベル情報と前記認識情報の一致、又は、相違から求まる前記物品の設置の正誤に関わる状態を示す属性を前記文字領域、又は、前記計画領域に付与するリスト生成部と、を有する物品管理装置である。
本発明の実施形態1に係わる物品管理装置のブロック図。 物品管理装置のフローチャート。 計画データの説明図。 点検画像の説明図。 点検画像中のラベルの拡大図。 文字領域の検出を行うときの解像度ピラミッド点検画像の説明図。 点検画像から文字領域を検出した説明図。 点検画像に縦枠線と横枠線を設けるときの説明図。 点検画像と計画データを重ね合わせるときの説明図。 点検画像と計画データを重ね合わせたときの説明図。 属性を求めるときのフローチャート。 作業リストの説明図。 (a)(b)は分割画像、(c)は合成画像の説明図。 物品管理装置の構成図。
以下、本発明の一実施形態の物品管理装置10について図面に基づいて説明する。
実施形態1
実施形態1の物品管理装置10について図1〜図12に基づいて説明する。本実施形態の物品管理装置10が動作する状況について説明する。
棚1が、倉庫、店、部屋などに配置され、図4に示すようにこの棚1の棚板には各種の物品2がそれぞれ陳列されている。その棚1の前面、又は、物品2の前面には、陳列された物品2に対応するラベル3が設置されている。「ラベル」とは、管理対象である物品(商品)2を管理する文字、数字、記号のいずれかを含む文字列(例えば、「チョコレート」、「ケーキ」「2B−1523」である)が表示されたものであって、物品ラベル、物品札である。また、このラベル3に表示された文字列の情報を以下では、「ラベル情報」という。そして、棚1の陳列位置には、計画通りのラベル3が設置される必要がある。しかし、対応した陳列位置に異なるラベル3が設置されたり、ラベル3が全く設置されていない場合がある。
そこでこのような誤ったラベル3の設置状態を防止するため、計画データ4が作成されている。「計画データ」4とは、販売状態や出荷状態に基づいて、どのように物品2を棚1に陳列するかを定めた計画であり、棚1に陳列される物品2の前面に設置されそのラベル3の設置される範囲を長方形で表した計画領域5と、そのラベル3のラベル情報6が前記計画領域に付与されている。すなわち、計画データ4は、図3に示すように、棚1に設置されたラベル3の設置位置を示す計画領域5と、この計画領域5に対応したラベル情報6が付与されている。例えば、図4に示すように、棚1の最下段の左から「ビスケット」のラベル3、「クラッカー」のラベル3が設置されている場合には、図3に示すように、計画データ4の最下段に左からラベル情報6が「ビスケット」が付与された計画領域5、ラベル情報6が「クラッカー」の計画領域5が付与された計画領域5がそれぞれ表現されている。
まず、物品管理装置10は、カメラ16を用いて、物品2のラベル3の設置状態を点検したい棚1を撮影し、複数のラベル3が撮影された画像(以下、「点検画像」という)7を取得する。
次に、物品管理装置10は、この点検画像7と計画データ4を比較して、計画した設置位置に正しいラベル3が設置されていたり、異なるラベル3が設置されていたり、ラベル3が設置されていない状態を検出し、属性を求めて、作業リストを生成する。「属性」とは、例えば、ラベル3の正常な設置、ラベル3の誤設置、ラベル3の設置忘れなどである。
次に、物品管理装置10は、作業リストに基づいて点検画像7上のラベル3の位置に属性を付与して出力する。
物品管理装置10の構成について、図1のブロック図、図2のフローチャートに基づいて説明する。
物品管理装置10は、図1に示すように、取得部11、検出部12、認識部13、位置決定部14、リスト生成部15とを備えている。
取得部11は、外部の装置、又は、内部の記憶装置から計画データ4を取得し、カメラ16から点検画像7を取得する(図2のステップS1)。
検出部12は、点検画像7に写るラベル3に表示された文字列からなる文字領域8を検出する(図2のステップS2)。
認識部13は、その検出した文字領域8から文字を認識する。以下、この認識した文字列を「認識情報」という(図2のステップS3)。
位置決定部14は、点検画像7中のラベル3の文字領域8と、計画データ4の各ラベル3が設置された計画領域5が対応するように位置合わせして重ねる(図2のステップS4)。
リスト生成部15は、計画領域5に付与されたラベル情報6と点検画像7中のラベル3から認識した認識情報などを比較し属性を求める(図2のステップS5)。リスト生成部15は、点検画像7中の文字領域8毎の属性に基づいて作業リストを生成し(図2のステップS6)、その作業リストに基づいて点検画像7に属性を付与し、その点検画像7を出力する(図2のステップS7)。
次に、物品管理装置10の各部11〜15の処理を順に詳しく説明する。
取得部11は、外部の装置、又は、内部の記憶装置から図3に示す計画データ4と、カメラ16から図4に示す点検画像7を取得する。本実施形態では、点検画像7は1枚の静止画像である。取得部11に入力された点検画像7は、検出部12へ出力し、取得部11に入力された計画データ4は位置決定部14へ出力する。
計画データ4について図3に基づいて説明する。計画データ4の計画領域5に付与されているラベル情報6は、管理する物品2を一意に表す数字列、アルファベットを含む記号列からなる文字列でなる。例えば、文字列は、物品2の管理コード(例:1011−1123、1A−1123)である。特定の管理コードを付与していない場合には、「ビスケット」「クッキー」など物品名や、「日本産チョコレート」「ベルギー産チョコレート」のように産地などの属性を含めた物品名でもよい。
計画領域5は、ラベル3を棚1に設置する領域を特定する情報であり、ラベル3を設置する棚1の状態(図4参照)に対応して長方形の領域で表現される。この計画領域5は、計画データ4において設定された2次元のデータ座標系の4点の座標値(例えば、左上の座標値、右上の座標値、左下の座標値、右下の座標値)で表現されている。データ座標系は、例えば、図3に示すように、計画データ4の左下に原点があり、p軸とq軸からなる直交座標系である。但し、計画領域5の表現方法は、物品2を配置する領域の大きさ及び物品2を配置する領域間の相対的な関係がわかる表現であればよく、これに限定されない。また、計画データ4には、複数の設置位置に同じ物品2のラベル3があってもよい。ラベル3が設置されていない領域には、ラベル情報が付与されていない空白の計画領域が設置されている。この計画データ4については、後からさらに詳しく説明する。
点検画像7には、2次元の画像座標系が設定され、点検画像上のラベル3の位置などはこの座標値で表現されている。画像座標系は、例えば、図4に示すように、点検画像7の左下に原点があり、x軸とy軸からなる直交座標系である。
検出部12は、取得部11から入力された点検画像7中からラベル情報6を表す文字列の領域(以下、「文字領域」8という)、その検出位置、検出尤度Lを検出する。そして、検出部12は、点検画像7、図7に示す検出した文字領域8、検出位置、検出尤度Lを認識部13へ出力する。
検出部12が、点検画像7に撮影された文字領域8を検出する方法について図3に基づいて説明する。
第1に、検出部12は、点検画像7から文字の全部又は一部を構成する文字成分81〜85(1以上の連続する画素)を検出する。これについては、後から詳しく説明する。
第2に、検出部12は、検出した文字成分81〜86の中から、同一の文字列に含まれると推定される文字成分を選択する。ここでは、検出部12は、文字成分81〜86を選択する。
第3に、検出部12は、選択した文字成分81〜86に基づいて文字列の方向及び高さの情報を取得することで、点検画像7から1以上の文字が映る領域(文字領域)8の検出位置を図7に示すように検出する。検出位置とは、文字領域8が検出された範囲を点検画像7上の2次元の画像座標系の4点の座標値(例えば、左上の座標値、右上の座標値、左下の座標値、右下の座標値)で表したものである。なお、点検画像7から1以上の文字領域8を検出する方法は、特開2005−309771号公報に記載された方法、その他のの公知の方法を用いればよい。また、このときに検出部12は、検出尤度Lも算出する。
検出部12が、点検画像7から文字成分を検出する方法について、図6に基づいて説明する。
第1に、検出部12は、点検画像7を一定比率r(但し、0<r<1)で順次縮小する。
第2に、検出部12は、1以上のリサイズ点検画像71〜72を生成する。
第3に、検出部12は、点検画像7とリサイズ点検画像71〜72の中心を合わせて上下方向に並べることで、解像度ピラミッド点検画像73を生成する。
第4に、検出部12は、解像度ピラミッド点検画像73に含まれる点検画像7及びリサイズ点検画像71〜72の対応箇所を、所定サイズの検出窓74で切り取り、3つの部分点検画像を生成する。
第5に、検出部12は、文字、非文字画像を予め学習した文字検出辞書を用いて、3つの部分点検画像をそれぞれを照合する。
第6に、検出部12は、この照合によって文字の確からしさを表す検出尤度Lを求め、文字成分検出用の検出閾値を超えていれば、文字成分として検出する。また、検出部12は、この検出尤度Lも記憶しておく。検出尤度Lは、部分空間法やサポートベクターマシンなどを用いたパターン識別など公知の方法で求める。
認識部13は、検出部12で検出したそれぞれの文字領域8内に存在する認識情報を公知の文字認識方法で認識する。このときに認識部13は、文字認識の度合いを示す認識スコアMも求める。そして、認識部13は、点検画像7、文字領域8、検出位置、検出尤度L、認識情報、認識スコアMを位置決定部14へ出力する。
なお、認識部13は、文字を認識するために予め学習している文字パターン及び言語コーパスとの近さから、認識した文字列の確からしさを表す認識スコアMを算出する。
位置決定部14は、点検画像7と計画データ4を位置決めして重ね合わせ、点検画像7の文字領域8と計画データ4の計画領域5を対応付けして、リスト生成部15に出力する。
位置決定方法について図3、図7〜図10に基づいて説明する。
第1に、位置決定部14は、図3に示すように、計画データ4の横方向に並ぶ長方形の計画領域5の数(以下、行の数という)、縦方向に並ぶ長方形の計画領域5の数(以下、列の数という)、横方向に並ぶ計画領域5の間を仕切る縦枠線の数、縦方向に並ぶ計画領域5の間を仕切る横枠線の数を、計画データ4から取得する。
第2に、位置決定部14は、図7、図8に示すように、画像座標系における点検画像7中の文字領域8のx軸方向の存在区間(x10,x11)を、x軸に射影して、射影区間(x10,x11)を求める。
また、位置決定部14は、図7、図8に示すように、画像座標系における点検画像7中の他の文字領域8のx軸方向の存在区間(x20,x21)を、x軸に射影して、射影区間(x20,x21)を求める。
このようにして、位置決定部14は、図7、図8に示すように、点検画像7中の全ての文字領域8のx軸方向の存在区間を射影して、x軸の射影区間を全て求める。
そして、位置決定部14は、図7、図8に示すように、x軸上において射影区間が全くない区間の中心を、点検画像7中のy軸と平行な縦枠線の位置として設定する。
第3に、位置決定部14は、図7、図8に示すように、画像座標系における点検画像7中の文字領域8のy軸方向の存在区間(y10,y11)を、y軸に射影して、射影区間(y10,y11)を求める。
また、位置決定部14は、図7、図8に示すように、画像座標系における点検画像7中の他の文字領域8のy軸方向の存在区間(y20,y21)を、y軸に射影して、射影区間(y20,y21)を求める。
そして、位置決定部14は、図7、図8に示すように、y軸上において射影区間が全くない区間の中心を、点検画像7中のx軸と平行な横枠線の位置として設定する。
このようにして、位置決定部14は、図7、図8に示すように、点検画像7中の全ての文字領域8のy軸方向の存在区間を射影して、y軸の射影区間を全て求める。
第4に、位置決定部14は、計画データ4の縦枠線の数と横枠線の数と、点検画像7の縦枠線の数と横枠線の数とが同じになるように設定し、縦枠線と横枠線によって区切られた長方形の領域(以下、「セル」9という)を生成する。
第5に、位置決定部14は、隣接する文字領域8間の相対位置関係を崩さないように文字領域8を、縦枠線と横枠線によって区切られた長方形のセル9に割り当てる。このとき、文字領域8間の上下、左右の関係が保たれない場合、位置決定部14は、それら文字領域8にあるセル9を分割、統合し、上下、左右の関係を保持する。そして、位置決定部14は、文字領域8を全て長方形の各セル9に割り当てる。
第6に、位置決定部14は、点検画像7と計画データ4のスケールを合わせ、すなわち、位置決定部14は、点検画像7のサイズと計画データ4のサイズが一致するように、どちらかを拡大、又は、縮小する。この拡大縮小比率は、カメラ16の撮影位置からの点検画像7におけるラベル3のサイズと、計画データ4におけるラベル3のサイズとから予め求めておく。
第7に、図9に示すように、位置決定部14は、文字領域8を含む縦枠線と横枠線の各セル9、及び、長方形の計画領域5の縦枠線と横枠線が合うように位置を決定して、点検画像7と計画データ4とを重ね合わる。
第8に、図10に示すように、位置決定部14は、重なった長方形のセル9の中にある文字領域8と、計画データ4の長方形の計画領域5に付与されたラベル情報6を対応付ける。
なお、長方形のセル9と長方形の計画領域5が重なり合っても、セル9の中心と計画領域5の中心との距離が、基準距離以上のときは対応づけないように設定してもよい。また、点検画像7と計画データ4とを重ね合わせたときに、最も対応する領域が多い位置で合わせてもよい。
リスト生成部15は、点検画像7上の文字領域8と対応付けができた計画領域5と、文字領域8と対応付けができない計画領域5と、計画領域5と対応付けができない文字領域8とを検出し、それぞれの内容に対応して属性を付与し、作業リストを生成し、この作業リストに基づいて点検画像7上に属性を表現する。
まず、リスト生成部15は、図10に示すように、重ねた文字領域8と計画領域5とを比較し、一致するか否かを判断する。このリスト生成部15が、文字領域8と計画領域5とが一致するか否かの方法について説明する。
第1に、リスト生成部15は、文字領域8と計画領域5との距離K1、文字領域8の認識情報と計画領域5のラベル情報6との一致度合いK2から一致率Kを求める。距離K1とは、文字領域8と計画領域5が同じ位置にあれば「1」、所定の距離以上離れていれば「0」とした文字領域8と計画領域5間のずれの度合を示す。一致度合いK2とは、認識情報の文字とラベル情報6の文字が一致する割合を意味する。そして、一致率Kは、距離K1、又は、一致度合いK2のいずれか一方、又は、距離K1と一致度合いK2との重み付け和を意味する。
第2に、リスト生成部15は、点検画像7中の文字領域8の検出尤度L、文字領域8の文字認識の認識スコアM、文字領域8と計画データ4の計画領域5に付与されたラベル情報6との一致度Kに基づいて属性を判断する。属性の判断方法については後から詳しく説明する。
第3に、リスト生成部15は、点検画像7中の文字領域8の属性を全て判断して、図12に示す作業リストを作成する。
第4に、リスト生成部15は、作業リストに基づいて、点検画像7中の所定の位置にある文字領域8に属性を付与する。この属性の付与方法は、点検画像7中の文字領域8の色を、作業者が行う作業内容(属性によって指示される作業)に対応して色を変化させる。
第5に、リスト生成部15は、上記のように属性が色で表現された点検画像7をプリンターやスマートフォンの表示装置に出力する。なお、属性1〜6に用いる点検画像7上の色は、例示であって、他の色や、吹き出しで属性内容を表現してもよい。
第6に、作業者は、この属性が色で表現された点検画像7を見ながら、その属性に応じた作業を行う。
属性としては、次のようなものがある。
属性1は、「正常」の意味である。すなわち、文字領域8の検出位置と認識スコア、計画領域5の位置とラベル情報とが共に一致する場合は、ラベル3が棚1に計画通りに設置されているとする。リスト生成部15は、この属性1を点検画像7上に表現する場合は、点検画像7上の正常な文字領域8をそのままの表示する。
属性2は、「設置忘れ」の意味である。すなわち、計画領域5の位置に、文字領域8が存在しない場合は、計画領域5にラベル3が設置されていないとする。リスト生成部15は、この属性2を点検画像7上に表現する場合は、点検画像7上の当該文字領域8がない領域を黒色で表示する。
属性3は、「誤設置」の意味である。すなわち、文字領域8の検出位置と認識スコア、計画領域5の位置とラベル情報とが共に一致しない場合は、間違ったラベル3を設置されているとする。リスト生成部15は、この属性3を点検画像7上に表現する場合は、点検画像7上の誤設置されたラベル3の文字領域8を赤色で表示する。
属性4は、「設置検出位置誤り」の意味である。すなわち、文字領域8の検出位置に、計画領域5が存在しない場合は、計画にない範囲にラベル3が設置されているとする。リスト生成部15は、この属性4を点検画像7上に表現する場合は、点検画像7上の誤まった範囲にあるラベル3の文字領域8を黄色で表示する。
属性5は、「設置不備」の意味である。すなわち、計画領域5の位置に、文字領域8が存在するが、文字を認識できない場合は、ラベル3が見えにくい状態で設置されているとする。リスト生成部15は、この属性5を点検画像7上に表現する場合は、点検画像7上の認識できないラベル3の文字領域8を青色で表示する。
属性6は、「要確認」の意味である。すなわち、計画領域5の有無にかかわらず、点検画像7上の文字領域8の認識結果の信頼度が低い場合である。リスト生成部15は、この属性6を点検画像7上に表現する場合は、点検画像7上の要確認のラベル3の文字領域8を緑色で表示する。
リスト生成部15は、点検画像7上の文字領域8と、重ねた計画データ4の計画領域5とを比較して、一致するかを判断し、その内容に基づいて属性を判断し、作業リストを生成する。そして、リスト生成部15は、その作業リストに応じて点検画像7上に属性を表現して出力する。
リスト生成部15が属性を判断する方法について図11のフローチャートに基づいて説明する。
属性は、検出部12が求めた点検画像7中の文字領域8の検出尤度、認識部13が求めた文字領域8の認識情報の認識スコア、リスト生成部15が求めた認識情報と計画領域5に付与されたラベル情報6との一致度で判断される。
ステップS101において、リスト生成部15は、計画データ4が取得されているか否かを判断し、取得されていればステップS107に進み(Yの場合)、計画データ4が取得されていなければステップS102に進む(Nの場合)。
ステップS102おいて、検出部12が、点検画像7中に文字領域8を検出していればステップS104に進み(Yの場合)、検出していなければステップS103に進む(Nの場合)。
ステップS103おいて、計画データ4がなく、点検画像7中に文字領域8も検出されないため、リスト生成部15は、「正常」の属性を付与する。すなわち、点検作業が無い場合である。
ステップS104おいて、リスト生成部15は、検出された文字領域8の検出尤度が検出閾値以上、又は、認識スコアが認識スコア以上であればステップS105に進み(Yの場合)、検出尤度が検出閾値未満、かつ、認識スコアが認識閾値未満であればステップS106に進む(Nの場合)。
ステップS105において、点検画像7中に文字領域8が検出されているが、検出尤度が検出閾値以上、又は、認識スコアが認識閾値以上であるため、リスト生成部15は、ラベルの設置間違いであると判断し、「設置位置誤り」の属性を付与する。
ステップS106において、点検画像7中に文字領域8が検出されているが、検出尤度が検出閾値未満、かつ、認識スコアが認識閾値未満であるため、リスト生成部15は、その部分に関しては要確認であると判断し、「要確認」の属性を付与する。
ステップS107において、計画データ4が存在するので、検出部12が、点検画像7中に文字領域8があるか否かを判断し、文字領域8がある場合にはステップS109に進み(Yの場合)、文字領域8がない場合にはステップS108に進む(Nの場合)。
ステップS108において、リスト生成部15は、計画データ4が存在し、かつ、点検画像7中に文字領域8が認識されないため、ラベルの「設置忘れ」の属性を付与する。
ステップS109において、検出部12の検出した検出尤度が検出閾値以上の場合にはステップS110に進み、検出閾値未満の場合にはステップS117に進む。
ステップS110において、リスト生成部15は、検出尤度が検出閾値以上の文字領域8に関して、認識部13が算出した認識スコアが認識閾値以上であればステップS112に進み(Yの場合)、認識閾値未満であればステップS111に進む(Nの場合)。
ステップS111において、リスト生成部15は、認識スコアが点検画像7中に存在すると判断し、「要確認」の属性を付与する。
ステップS112において、リスト生成部15は、検出尤度が検出閾値以上であり、認識スコアが認識閾値以上である文字領域8に関して、計画領域5と一致しているか否かを判断し、一致していればステップS114に進み(Yの場合)、一致していなければステップS113に進む(Nの場合)。
ステップS113において、文字領域8によって認識された認識情報と、計画領域5に付与されたラベル情報6とが一致していないため、リスト生成部15は、ラベルの誤設置であると判断し、「設置位置誤り」の属性を付与する。
ステップS114において、リスト生成部15は、計画領域5と一致した文字領域8に関する一致率が、一致閾値以上であればステップS115に進み(Yの場合)、一致閾値未満であればステップS116に進む(Nの場合)。
ステップS115において、点検画像7中に検出された文字領域8の認識スコアが認識閾値以上であり、かつ、計画データ4のラベル情報6と一致し、計画領域5と文字領域8の間隔を示す一致度が一致閾値以上であるため、リスト生成部15は、そのラベルは正常に設置されたと判断し、「正常」の属性を付与する。
ステップS116において、リスト生成部15は、一致率が一致閾値未満であるため、ラベルの内容は正しくても、設置位置が誤っていると判断し、「誤設置」の属性を付与する。
ステップS117において、検出部12が検出した点検画像7中の文字領域8の検出尤度が検出閾値未満である場合に、認識部13がその文字領域8に関する認識を行い、認識スコアが認識スコア以上であればステップS119に進み(Yの場合)、認識スコアが認識閾値未満であればステップS118に進む(Nの場合)。
ステップS118において、検出尤度が検出閾値未満であり、かつ、認識スコアが認識閾値未満であるため、リスト生成部15は、ラベルの設置忘れであると判断し、「設置忘れ」の属性を付与する。
ステップS119において、リスト生成部15は、検出尤度が検出閾値未満であるけれども、認識スコアが認識閾値以上である文字領域8と、計画領域5のラベル情報6とが一致しているか否かを判断し、一致していればステップS120に進み(Yの場合)、一致していなければステップS121に進む(Nの場合)。
ステップS120において、認識スコアが認識閾値以上であり、かつ、認識情報がラベル情報6と一致しているため、リスト生成部15は、ラベルが検出し難い状態、すなわち、設置不備であると判断し、「設置不備」の属性を付与する。
ステップS121において、認識スコアが認識閾値以上であり、かつ、認識情報がラベル情報6と一致していないため、リスト生成部15は、ラベルが誤設置されていると判断し、「誤設置」の属性を付与する。
以上のように各点検画像7中の文字領域8、計画データ4の計画領域5に関して属性を付与した後、リスト生成部15は、図面に示す作業リストを生成する。
次に、リスト生成部15は、この作業リストの内容に基づいて、点検画像7中に文字領域8にそれぞれ属性を付与する。
本実施形態の物品管理装置10によれば、作業者は、属性が表現された点検画像7を見ながら、その属性に応じた作業を行うだけでよいので、作業効率が向上する。
実施形態2
次に、実施形態2の物品管理装置10について図13に基づいて説明する。
実施形態1と本実施形態の物品管理装置10の異なる点は、実施形態1では、点検画像7は1枚の静止画像であったが、本実施形態では、計画データ4に対応した棚1を複数の点検画像7に分割して撮影している点にある。この複数の点検画像7は、複数の静止画像、又は、棚1を動画で撮影し、その動画の各フレームを意味する。以下の説明では、複数の点検画像7を一枚の点検画像7にまとめる構成についてのみ説明する。なお、複数の点検画像7を分割画像701、702と呼び、一枚にまとめた点検画像7を合成画像705と呼ぶ。
本実施形態では、照明条件は一定で、かつ、カメラ16の撮影角度を変化させて、複数の分割画像を撮影する場合である。すなわち、本実施形態は、カメラ16の撮影角度を変化させながら棚1を撮影した複数の分割画像を取得する。
第1に、取得部11は、図13(a)(b)に示すように、カメラ16の撮影角度を変化させながら複数の分割画像701、702を取得する。
第2に、位置決定部14は、分割画像701、702に写った局所特徴量をそれぞれ算出し、各分割画像の局所特徴量間で最も類似した点703、704同士を対応点として決定する。なお、「局所特徴量」は、分割画像701、702において、回転、拡大縮小によって変化せず、かつ、安定した特徴を持つ点の領域を意味する。
第3に、位置決定部14は、決定した複数の対応点703、704から、2枚の分割画像701、702の移動量と変形量を推定し、推定した移動量、変形量に沿って分割画像701、702の対応点703、704同士を重ね合わせ、図13(b)に示すように、合成画像を生成する。
第4に、リスト生成部15は、合成画像705上に計画データ4の計画領域5を位置合わせして重ねる。
複数の分割画像701、702でラベル3を撮影する場合、ラベル3上の1つの文字列が、複数の分割画像701、702で撮影される場合がある。このとき、位置決定部14は、その文字列を検出した文字領域8の検出尤度L及び認識スコアMについて、各分割画像701、702の検出尤度L、認識スコアMの平均値に設定し、文字列の認識情報について認識した文字の多数決で決定する。また、位置決定部14は、最も高い検出尤度Lと、最も認識スコアMが高い認識情報をその文字領域8の認識情報としてもよい。
また、認識部13は、分割画像毎に文字を認識し、対応付いた文字領域8の認識情報をつなぎ合わせてもよい。
本実施形態によれば、他の物体による遮蔽や反射によって文字領域8が検出、認識できない場合であっても、文字領域8から認識情報を取得できる。また、認識部14は、曲面状のラベル3に表示された文字を、カメラ16の撮影角度を変化させることにより認識できる。
実施形態3
次に、実施形態3の物品管理装置10について説明する。
本実施形態は、実施形態2の変更例であって、複数の分割画像701、702として、カメラ16が固定され、かつ、照明条件を変化させて複数の分割画像701、702を撮影する。すなわち、本実施形態では、照明装置の照明角度、明るさ、設置位置などの照明条件を変化させ、同じ位置で固定されたカメラ16が同じ棚1を複数回撮影し、取得部11が、複数の分割画像701、702を取得する。
位置決定部14は、取得部11で取得した複数の分割画像701、702を合成して合成画像705を生成する。なお、照明条件を変化させるだけで、撮影位置が固定であるため、複数の分割画像701、702の位置合わせは不要である。
検出部12は、それぞれの分割画像701、702の文字領域8を検出し、その中で最もコントラストの高い文字領域8を有する分割画像701、702を採用する。
本実施形態の物品管理装置10であると、一枚の点検画像7では、照明により白飛びしてしまう領域や黒潰れしてしまう領域であっても、照明条件が変化した複数の分割画像701、702の中から最もコントラストのある文字領域8を検出できる。
変更例1
上記実施形態の物品管理装置10の変更例1について説明する。上記実施形態の物品管理装置10では、計画データ4の計画領域5を点検画像7の画像座標系に変換して、文字領域8と重ね合わせたが、これに代えて、点検画像7の文字領域8を計画データ4のデータ座標系に変換して、計画領域5と重ね合わせてもよい。
テータ座標系に座標変換する方法は、計画データ4上の計画領域5を点検画像7上へ座標変換する方法と同様の方法を用いる。このときには、リスト生成部15は、属性を付与した計画データ4を出力する。
この座標変換する方法に関して、実施形態1では、点検画像7の撮影位置を固定しない方法を示したが、その方法に限らず、点検画像7の撮影位置を固定し、計画データ4と点検画像7上の特定の位置が対応するようにしてもよい。
また、点検画像7上のある位置と、それに対応する計画データ4の位置を、作業者が手動で複数個所指定し、指定された位置同士が重なりあうように計画領域5を座標変換してもよい。また、棚1の特定の位置(例えば棚1の端など)にマーカーを設置して点検画像7を撮影し、撮影されたマーカーの位置と、その位置に対応する計画データ4上のマーカー位置を合わせるように、計画領域5を座標変換して位置を合わせしてもよい。
なお、計画データ4と点検画像7上の位置合わせは、その他の公知公用の方法を用いることができる。
変更例2
上記実施形態の物品管理装置10の変更例2について説明する。上記実施形態の物品管理装置10の検出部12は、点検画像7から文字列を検出したが、これに加えて物品2の管理情報を記載する領域を検出してもよい。すなわち、検出部12が、物品2の管理情報を記載する領域を検出し、検出した領域に限定することにより物品2を表す文字列を検出する。
「管理情報」を記載する領域としては、物品札などがある。検出部12は、物品札を検出し、その文字領域8の文字列のみを検出してもよく、物品札の特定の位置にある文字列のみを検出してもよい。
物品札の検出は、物品札、非物品札点検画像7を予め学習した検出辞書を用いて、点検画像7の解像度ピラミッド点検画像7から切り出した部分領域を照合し、物品札らしさを表す検出尤度Lが物品札検出用の検出閾値以上であれば、物品札領域として検出する。
物品札領域の検出方法は、これに限らず、点検画像7から特定の形状パターンを検出する方法、パターンマッチングやニューラルネットワークの方法を利用する方法、又はこれらを組み合わせた方法など、当業界で知られる公知公用の方法を採用できる。
また、文字領域8の検出尤度Lとして、物品札の検出尤度Lを用いてもよく、文字列を検出した際に算出した文字列の検出尤度Lと物品札の検出尤度Lの平均、最大値、重みづけ和の何れかを検出尤度Lとして用いてもよい。
変更例3
上記実施形態の物品管理装置10の変更例3について説明する。上記実施形態の物品管理装置10において付与する属性は、ラベル3の設置状態が一つ決まる方法であった。しかし、属性を数値化して連続的し、作業内容の重要度を比較できるようにしてもよい。
また、ラベル3の設置状態に対して作業が必要な確率を表す重要度を与えてもよい。
第1に、リスト生成部15は、実施形態1で示した方法で属性を判断する。
第2に、リスト生成部15は、検出尤度L、認識スコアM、一致度Kの合計値Gを求める。すなわち、G=L+M+Kである。また、重要度をJとし、重要度の上限値をJMとする。
第3に、リスト生成部15が判断した属性が「正常」の場合は、重要度J=JM−Gとする。
第4に、リスト生成部15が判断した属性が「誤設置」、「設置位置誤り」の場合は、重要度J=1/(L+M+K)とする。
第5に、リスト生成部15が判断した属性が「設置忘れ」の場合は、対応する文字領域8がなかった場合に重要度Jを最も高くし、文字領域8があった場合は、重要度J=1/(L+M+K)とする。
これにより、ラベル3の点検作業を行う必要が高い領域ほど重要度が高くなり、ラベル3の認識が誤っているなどの点検作業を行う必要が低い領域ほど重要度が低くなる。
また、重要度の低い領域は、作業者は実際に現場に行かず、点検画像7のみを確認することで点検作業を削減できる。
また、正常以外で重要度の高い領域は、修正作業が必要な可能性が高いため、点検画像7で確認することなく、実際の点検作業を行うことにより、効率的に作業できる。
また、正常と属性を付与した領域でも、重要度の高い領域は、認識誤りがある可能性があり、点検画像7を確認することで、認識誤りによる修正ミスを防止できる。
このように本変更例では、属性に重要度を与えることにより、点検作業を効率化できる。
変更例4
上記実施形態の物品管理装置10の変更例4について説明する。本変更例では、ラベル3の文字列の意味によって重要度を変化させる。
また、重要度を求めるときに、物品2を表す文字列のうち、特定の位置にある文字(文字列)が、ラベル情報6と一致しているか否かで重要度を変更してもよい。
物品2を管理する管理コードは、大分類―小分類を表す文字列をつなげた構成にできる(例えば、書籍のISBNコードである)。
例えば、コードを大分類、中分類、小分類に分類する。大分類では、食品1、その他2に分類する。中分類では、農産品1、畜産品2、水産品3に分類する。小分離では、物品2毎に個別のIDを付与する。トマトの場合には、1−1−5となり、さんまでは1−3−6となる。このとき、文字領域8と小分離を表す文字列(例では、末尾の文字)が一致しない場合よりも、大分類を表す文字列(例では、先頭の文字)が一致しない場合に重要度を上げる。
これにより、本変更例では、設置する物品2のラベル3から用途が異なる物品2のラベル3が設置されている場合ほど、重要度を上げることができる。
また、物品2を表す文字列が「日本産チョコレート」「ベルギー産チョコレート」のように産地などの属性を含めた物品名である場合について説明する。認識部13には、物品名、又は、属性を表す文字(例えば、「産」)を予め記憶させておき、次に、認識した文字の意味を解析する。そして、一致する文字数が同じ場合において、物品名が不一致で属性(産地)が一致した場合よりも、物品名が一致し、属性(産地)が一致しない場合の重要度を下げてもよい。
変更例5
上記実施形態の物品管理装置10の変更例5について説明する。本変更例では、属性を識別器を用いて推定する。リスト生成部15が、この識別器を有している。
まず、識別器が、計画データ4の計画領域5と点検画像7の文字領域8のサンプルから、一致度K、認識スコアM、検出尤度L、ラベル3の実際の設置状態を示す属性を学習する。なお、サンプルは、属性の種類以上のサンプルを準備する。
次に、リスト生成部15は、属性を判断したい入力データ(計画データ4と点検画像7)を識別器に入力してラベル3の属性を推定する。
識別器としては、例えば、マルチクラスSVM、又は、KNN識別器を用いる。
マルチクラスSVMは、特徴空間上でサンプルの属性を分離する識別平面を学習し、学習した識別平面からの距離から属性を判断する。
KNN識別器は、特徴空間上で入力データの近い距離にあるサンプルの属性から、入力データの属性を推定する。
また、計画データ4と点検画像7のサンプルに対し、計画領域5に対して重要度を予め設定しておき、設定した重要度に対応した一致度K、認識スコアM、検出尤度Lを連結したベクトルを特徴量xとし、この特徴量から、重要度を算出する回帰直線を学習し、(1)式に示す学習した回帰直線を用いて重要度を推定してもよい。
特徴量xのサンプルで設定した重要度をyiとして、(2)式を用いて正規化された誤差関数を最小化し、重要度を算出する回帰直線を求める。
このとき、回帰の方法は、これに限定されることなく、公知公用の方法を用いることができる。
変更例6
図14は、物品管理装置10のハードウェア構成の一例を表すブロック図である。図14に示すように、物品管理装置10は、CPU201と、物品管理プログラムなどを記憶するROM202と、RAM203と、HDD204と、HDD204とのインターフェイスであるI/F205と、カメラ16からの点検画像7、計画データ4の入力用のインターフェイスであるI/F206と、マウスやキーボードなどの入力装置207と、入力装置207とのインターフェイスであるI/F206と、ディスプレイなどの表示装置208と、表示装置208とのインターフェイスであるI/F210と、バス211とを備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
物品管理装置10では、CPU201がROM202から物品管理プログラムをRAM203上に読み出して実行することにより、上記各部(取得部11、検出部12、認識部13、位置決定部14、リスト生成部15)がコンピュータ上で実現され、HDD204に記憶されているデータ等を用いて上記処理を行う。
なお、物品管理プログラムはHDD204に記憶されていてもよい。また、物品管理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD、フレキシブルディスク(FD)、USBメモリ等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供されるようにしてもよい。また、プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードすることにより提供するようにしてもよい。また、計測プログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。
また、上記コンピュータに限らず、物品管理装置10は、システムLSIで実現してもよく、CPUやDUPと、物品管理プログラムを記憶するROMと、RAMと、カメラ16からの点検画像7、計画データ4の入力用のインターフェイスであるI/Fと、生成した作業リストや点検画像7を外部へ出力する出力用I/Fと、これら部品を接続するバスとを備えた構成でもよい。
変更例7
物品管理装置10の上記変更例1〜6以外の変更例ついて説明する。
実施形態1の位置決定部14において、射影する文字領域8にマージンを設けて、検出した文字領域8よりも拡大、縮小してもよい。例えば、点検画像7に対して文字が小さい場合には、文字領域8のずれなどにより、軸に対して垂直に並んでいる文字列を射影しても射影軸上で同一の座標とならない場合があるため、位置決定部14は、文字領域8を拡大する。また、文字が大きい場合は、軸に対して垂直に並んでいなくても、射影軸上で重なってしまうことがあるため、位置決定部14は、文字領域8を縮小する。
また、実施形態1の位置決定部14において、文字領域8をx軸に射影し、設定した枠線毎にy軸に射影し、それぞれの列毎に行を構成する枠線を設定してもよい。
また、実施形態1の位置決定部14が射影する軸は、点検画像7上のx軸、y軸ではなく、検出した文字領域8の長辺方向の軸、短辺の方向の軸にしてもよい。なお、長辺方向の軸が複数ならば、それぞれの長辺方向の軸の平均、又は、最頻値として設定してもよい。
また、実施形態1の位置決定部14は、点検画像7と計画データ4の対応付けの方法に関して、点検画像7と計画データ4を重ね合わせ、点検画像7の文字領域8と、その文字領域8に最も近接する計画領域5との距離が基準距離以内にあり、かつ、計画領域5に前記近接する文字領域8以外に文字領域8が存在しない場合に、前記近接文字領域8と前記計画領域5が対応していると決定してもよい。
また、実施形態1のリスト生成部15における属性の判断は、一致度Kに加え、検出尤度L及び認識スコアMを使用する方法を示したが、これに限らず、作業者が作業領域に対して分類したい状況を属性として設定してもよく、また、検出尤度L、認識スコアMの一方のみと一致度Kで判断してもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1・・・棚、2・・・物品、3・・・ラベル、4・・・計画データ、5・・・計画領域、6・・・ラベル情報、7・・・点検画像、8・・・文字領域、セル・・・9、10・・・物品管理装置、11・・・取得部、12・・・検出部、13・・・認識部、14・・・位置決定部、15・・・リスト生成部

Claims (12)

  1. 複数の物品を配置するための棚と、前記棚の前面、又は、前記物品の前面にそれぞれ設置され、前記各物品を管理するために文字、数字、又は、記号のいずれかを含む文字列からなるラベル情報がそれぞれ表示されたラベルとを撮影した点検画像と、前記棚における前記ラベルの設置位置を示す複数の計画領域と前記各計画領域にそれぞれ付与された前記ラベルの前記ラベル情報を有する計画データとを取得する取得部と、
    前記点検画像から前記各ラベルにそれぞれ表示された前記文字列の文字領域を検出する検出部と、
    前記文字領域中の文字を認識情報として文字認識する認識部と、
    前記点検画像と前記計画データを位置決めして重ね合わせ、前記各文字領域と前記各計画領域をそれぞれ対応付けする位置決定部と、
    それぞれ対応付けした前記計画領域の前記ラベル情報と、前記文字領域の前記認識情報とを比較して、前記ラベル情報と前記認識情報の一致、又は、相違から求まる前記物品の設置の正誤に関わる状態を示す属性を前記文字領域、又は、前記計画領域に付与するリスト生成部と、
    を有する物品管理装置。
  2. 前記リスト生成部は、前記計画領域の位置、前記ラベル情報、前記文字領域の位置、前記認識情報、及び、前記属性からなる作業リストを前記文字領域毎、又は、前記計画領域毎に生成する、
    請求項1に記載の物品管理装置。
  3. 前記リスト生成部は、前記点検画像の前記文字領域に前記属性を付与して前記点検画像を出力するか、又は、前記計画データの前記計画領域に前記属性を付与して前記計画データを出力する、
    請求項1又は2に記載の物品管理装置。
  4. 前記計画データの前記計画領域は長方形であって、複数の前記計画領域が縦方向に並んで配置され、又は、複数の前記計画領域が横方向に並んで配置され、
    前記位置決定部は、前記点検画像の複数の前記文字領域を区切るようにして複数の長方形のセルを作成し、複数の前記セルに前記各文字領域を割り当て、前記計画領域と前記セルとを重ねることにより、前記計画領域と前記文字領域とを対応付ける、
    請求項1又は2に記載の物品管理装置。
  5. 複数の前記計画領域を区切る縦枠線と横枠線と、前記セルを区切る縦枠線と横枠線が合うように、前記計画領域と前記セルとを重ねる、
    請求項4に記載の物品管理装置。
  6. 前記リスト生成部は、前記文字領域と前記計画領域との距離、及び、前記文字領域の前記認識情報と前記計画領域の前記ラベル情報との一致度合いから一致率を求め、前記一致率が予め定めた一致閾値以上であるときに、「正常」の属性を付与し、前記一致閾値未満であるときに「誤設置」の属性を付与する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の物品管理装置。
  7. 前記リスト生成部は、前記文字領域の位置と前記計画領域の位置とが一致しないときに、前記計画領域のない位置に前記ラベルが設置されているとして「設置位置誤り」の属性を付与する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の物品管理装置。
  8. 前記リスト生成部は、前記検出部が前記点検画像中に前記文字領域を検出できないときに、前記ラベルが設置されていないとして「設置忘れ」の属性を付与する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の物品管理装置。
  9. 前記リスト生成部は、前記検出部が検出した前記文字領域における文字の確からしさを表す検出尤度が予め定めた検出閾値未満であり、かつ、前記認識部で認識される文字認識の正しさを表す認識スコアが予め定めた認識閾値以上のときに、前記ラベルが見えにくい状態で設置されているとして「設置不備」の属性を付与する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の物品管理装置。
  10. 前記リスト生成部は、
    前記文字領域と前記計画領域との距離、及び、前記文字領域の前記認識情報と前記計画領域の前記ラベル情報との一致度合いから求めた一致率、
    前記検出部が検出した前記文字領域における文字の確からしさを表す検出尤度、
    前記認識部で認識される文字認識の正しさを表す認識スコアから、
    前記物品の設置の修正作業の重要度を算出し、前記重要度を属性として付与する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の物品管理装置。
  11. コンピュータが、複数の物品を配置するための棚と、前記棚の前面、又は、前記物品の前面にそれぞれ設置され、前記各物品を管理するために文字、数字、又は、記号のいずれかを含む文字列からなるラベル情報がそれぞれ表示されたラベルとを撮影した点検画像と、前記棚における前記ラベルの設置位置を示す複数の計画領域と前記各計画領域にそれぞれ付与された前記ラベルの前記ラベル情報を有する計画データとを取得する取得ステップと、
    前記コンピュータが、前記点検画像から前記各ラベルにそれぞれ表示された前記文字列の文字領域を検出する検出ステップと、
    前記コンピュータが、前記文字領域中の文字を認識情報として文字認識する認識ステップと、
    前記コンピュータが、前記点検画像と前記計画データを位置決めして重ね合わせ、前記各文字領域と前記各計画領域をそれぞれ対応付けする位置決定ステップと、
    前記コンピュータが、それぞれ対応付けした前記計画領域の前記ラベル情報と、前記文字領域の前記認識情報とを比較して、前記ラベル情報と前記認識情報の一致、又は、相違から求まる前記物品の設置の正誤に関わる状態を示す属性を前記文字領域、又は、前記計画領域に付与するリスト生成ステップと、
    を有する物品管理方法。
  12. 複数の物品を配置するための棚と、前記棚の前面、又は、前記物品の前面にそれぞれ設置され、前記各物品を管理するために文字、数字、又は、記号のいずれかを含む文字列からなるラベル情報がそれぞれ表示されたラベルとを撮影した点検画像と、前記棚における前記ラベルの設置位置を示す複数の計画領域と前記各計画領域にそれぞれ付与された前記ラベルの前記ラベル情報を有する計画データとを取得する取得機能と、
    前記点検画像から前記各ラベルにそれぞれ表示された前記文字列の文字領域を検出する検出機能と、
    前記文字領域中の文字を認識情報として文字認識する認識機能と、
    前記点検画像と前記計画データを位置決めして重ね合わせ、前記各文字領域と前記各計画領域をそれぞれ対応付けする位置決定機能と、
    それぞれ対応付けした前記計画領域の前記ラベル情報と、前記文字領域の前記認識情報とを比較して、前記ラベル情報と前記認識情報の一致、又は、相違から求まる前記物品の設置の正誤に関わる状態を示す属性を前記文字領域、又は、前記計画領域に付与するリスト生成機能と、
    をコンピュータに実現させるための物品管理プログラム。
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